JP2021190008A - 移動体撮影映像提供システム、移動体撮影映像提供システムのプログラム - Google Patents

移動体撮影映像提供システム、移動体撮影映像提供システムのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザーの現在地が移動体の位置から遠く離れている場合であってもユーザーは表示部を見ながら移動体をリアルタイムで操作することができる移動体撮影映像提供システムを提供する。【解決手段】移動体撮影映像提供システム100において、カメラ111を有する移動体110、ユーザー端末から、移動体の利用についての申込み情報を受けた時に、移動体にアクセスして移動体を操作自在なアクセスコードをユーザー端末に送信し、現在の日時が所定期間内であるとき、移動体によって撮影された撮影データDT1を受信してユーザー端末へ送信し表示部131に表示させるとともに、ユーザー端末からの操作情報を受信して移動体に送信するクラウドサーバ120及び撮影データDT1を見ながら移動体の操作情報を送信するユーザー端末130を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、カメラを有した移動体とクラウドサーバとユーザー端末とを備えて移動体による撮影データをユーザー端末に提供する移動体撮影映像提供システム、および、そのプログラムに関する。
従来、表示画面を有する指示装置、および自律型のロボットから構成されるロボット制御システムが知られている(例えば、特許文献1)。
そして、このロボットは、内蔵のカメラにより得られる画像を、指示装置に送信するように構成されていた。
特開2020−49653号公報(特に段落0016、段落0031、図1、図3、図5参照)
しかしながら、上述した従来のロボット制御システムは、ロボットのカメラで撮影した画像データを指示装置へ直接送信する構成であったため、ユーザーの現在地から遠く離れた場所にある移動体をユーザーが操作する場合、移動体から指示装置へ大容量の画像データの電波が届かず、画像データを指示装置で見ることが困難であるという問題があった。
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、ユーザーの現在地が移動体の位置から遠く離れている場合であってもユーザーは表示部を見ながら移動体をリアルタイムで操作することができる移動体撮影映像提供システム、および、そのプログラムを提供することである。
本請求項1に係る発明は、カメラを有した移動体とクラウドサーバとユーザー端末とを備えて移動体による撮影データをユーザー端末に提供する移動体撮影映像提供システムであって、前記クラウドサーバが、前記移動体の使用状況の情報を有し、移動体の利用についての申込み情報がユーザー端末からクラウドサーバへ送信されたか否かを判定し、前記申込み情報が送信されたとき、クラウドサーバが、所定期間内において移動体にアクセスして移動体を操作自在なアクセスコードをユーザー端末に送信し、前記ユーザー端末からクラウドサーバにアクセスしてアクセスコードが送信された否か、および、現在の日時が所定期間内か否かをクラウドサーバが判定し、両者を満たす場合、前記クラウドサーバが、前記ユーザー端末による移動体の操作を許可し、ユーザー端末と移動体との通信を仲介して移動体によって撮影された撮影データを受信してユーザー端末へ送信し、撮影データをユーザー端末の表示部に表示させるとともに、ユーザー端末からの操作情報を受信して移動体に送信する構成であることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載された移動体撮影映像提供システムの構成に加えて、前記移動体およびユーザー端末が、マイクと、スピーカとをそれぞれ有し、前記ユーザー端末のマイクにおいて入力された音声データが、前記クラウドサーバを介して移動体へ送信され、前記移動体が、前記ユーザー端末からクラウドサーバを介して受信した音声データを、スピーカを用いて音声出力し、前記移動体のマイクにおいて入力された音声データが、前記撮影データとともにクラウドサーバを介してユーザー端末へ送信され、前記ユーザー端末が、前記移動体からクラウドサーバを介して受信した音声データを、スピーカを用いて音声出力する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載された移動体撮影映像提供システムの構成に加えて、前記移動体が、表示部を有し、前記ユーザー端末が、カメラを有し、前記ユーザー端末のカメラで撮影された撮影データが、前記クラウドサーバを介して移動体へ送信され、前記移動体が、前記ユーザー端末からクラウドサーバを介して受信した撮影データを表示部に表示する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載された移動体撮影映像提供システムの構成に加えて、前記ユーザー端末の表示部が、ユーザー端末における音声入力および音声出力の言語の種類を選択自在に表示し、前記移動体の表示部が、移動体における音声入力および音声出力の言語の種類を選択自在に表示し、前記クラウドサーバが、前記ユーザー端末から受信した音声データの言語を、音声翻訳手段を用いて移動体の表示部において選択された言語に翻訳するとともに翻訳後の翻訳音声データを移動体へ送信し、前記移動体が、前記クラウドサーバから受信した翻訳音声データを、スピーカを用いて音声出力し、前記クラウドサーバが、前記移動体から受信した音声データの言語を、音声翻訳手段を用いてユーザー端末において選択された言語に翻訳するとともに翻訳後の翻訳音声データをユーザー端末へ送信し、前記ユーザー端末が、前記クラウドサーバから受信した翻訳音声データを、スピーカを用いて音声出力する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載された移動体撮影映像提供システムの構成に加えて、前記ユーザー端末の表示部が、ユーザー端末における音声入力および文字出力の言語の種類を選択自在に表示し、前記移動体の表示部が、移動体における音声入力および文字出力の言語の種類を選択自在に表示し、前記クラウドサーバが、前記ユーザー端末から受信した音声データの言語を、音声翻訳手段を用いて移動体の表示部において選択された言語に翻訳するとともに翻訳後の翻訳文データを移動体へ送信し、前記移動体が、前記クラウドサーバから受信した翻訳文データを表示部に表示し、前記クラウドサーバが、前記移動体から受信した音声データの言語を、音声翻訳手段を用いてユーザー端末において選択された言語に翻訳するとともに翻訳後の翻訳文データをユーザー端末へ送信し、ユーザー端末が、クラウドサーバから受信した翻訳文データを表示部に表示する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載された移動体撮影映像提供システムの構成に加えて、前記移動体が、商品に付属するタグに含まれた商品情報を読み取るタグリーダーを有し、前記タグリーダーを用いて商品情報を読み込んだとき、前記移動体が、前記商品情報をクラウドサーバへ送信し、前記クラウドサーバが、前記移動体から受信した商品情報をユーザー端末へ送信し、前記ユーザー端末が、前記クラウドサーバから受信した商品情報を表示部に表示するとともに購入選択自在に表示し、前記ユーザー端末において購入選択操作があったとき、前記商品についての決済表示画面を表示部に表示する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載された移動体撮影映像提供システムの構成に加えて、前記クラウドサーバが、各商品情報にそれぞれ対応した通信ネットワーク上のデータを特定する情報であるユニフォーム・リソース・ロケータ情報をデータベースに有し、前記移動体が、商品に付属するタグに含まれた商品情報を読み取るタグリーダーを有し、前記タグリーダーを用いて商品情報を読み込んだとき、前記移動体が、前記商品情報をクラウドサーバへ送信し、前記クラウドサーバが、前記移動体から受信した商品情報に基づいて商品を掲載したユニフォーム・リソース・ロケータ情報を選択してユーザー端末へ送信し、前記ユーザー端末が、前記クラウドサーバから受信したユニフォーム・リソース・ロケータ情報に基づいて表示部に商品情報をブラウザを用いて表示する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項8に係る発明は、カメラを有した移動体とクラウドサーバとユーザー端末とを備えて移動体による撮影データをユーザー端末に提供する移動体撮影映像提供システムのプログラムであって、前記移動体の使用状況の情報を有するクラウドサーバのデータベースに基づいて、ユーザー端末において移動体の利用についての申込み操作が行われて申込み情報がユーザー端末からクラウドサーバへ送信されたか否かを判定する申込み判定ステップと、前記申込み情報が送信されたとき、前記クラウドサーバが、所定期間内において移動体にアクセスして移動体を操作自在なアクセスコードをユーザー端末に送信するアクセスコード発行ステップと、前記ユーザー端末からクラウドサーバにアクセスしてアクセスコードが送信された否か、および、現在の日時が所定期間内か否かをクラウドサーバが判定するユーザーアクセス判定ステップと、両者を満たす場合、前記クラウドサーバが、前記ユーザー端末による移動体の操作を許可し、ユーザー端末と移動体との通信を仲介して移動体によって撮影された撮影データを受信してユーザー端末へ送信し、撮影データをユーザー端末の表示部に表示させるとともに、ユーザー端末からの操作情報を受信して移動体に送信するユーザー操作ステップとを具備していることにより、前述した課題を解決するものである。
本発明の移動体撮影映像提供システムは、カメラを有した移動体とクラウドサーバとユーザー端末とを備えていることにより、クラウドサーバは、移動体およびユーザー端末と通信することができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
本請求項1に係る発明の移動体撮影映像提供システムによれば、ユーザー端末の表示部に撮影データがリアルタイムで表示されるため、ユーザーは表示部を見ながら移動体をリアルタイムで操作することができる。
例えば、ユーザーの現在地から遠く離れたショッピングモールなどの場所の移動体の利用について申込むと申込みをした移動体によって撮影された映像がリアルタイムで表示されるため、ユーザーが選択した遠く離れたショッピングモールなどの場所まで移動することなく、遠く離れたショッピングモールなどの場所を自由に見て回ってこの場所へ行った気分、散歩の気分を手軽に味わうことができる。
本請求項2に係る発明の移動体撮影映像提供システムによれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、移動体のマイクで入力された音声データがユーザー端末のスピーカでリアルタイムで音声出力されるとともに、ユーザー端末のマイクで入力された音声データが移動体のスピーカでリアルタイムで音声出力されるため、ユーザーは移動体の近くの人物や機器などとリアルタイムで会話することができる。
例えば、ユーザーの現在地から遠く離れたショッピングモールなどの場所の移動体の近くにいる店舗スタッフと音声で双方向のやりとりが自在となるため、ユーザーは店舗スタッフに対して質問して店舗スタッフの回答を聞くことができる。
本請求項3に係る発明の移動体撮影映像提供システムによれば、請求項1または請求項2に係る発明が奏する効果に加えて、移動体のカメラで撮影された撮影データがユーザー端末の表示部にリアルタイムで表示されるとともにユーザー端末のカメラで撮影された撮影データが移動体の表示部にリアルタイムで表示されるため、ユーザーは移動体の近くの人物や機器などとリアルタイムで相手を見ながら会話することができる。
例えば、ユーザーの現在地から遠く離れたショッピングモールなどの場所の移動体の近くにいる店舗スタッフと音声だけでなく映像でも双方向のやりとりが自在となるため、ユーザーおよび店舗スタッフは互いに表示された相手の様子を見ながらやりとりを進めることができる。
また、店舗スタッフにとってもユーザーの表情などの様子がわかり、ユーザーとコミュニケーションを取りやすくなるため、ユーザーが欲しいものを店舗スタッフがユーザーに対して提示・提案しやすくすることができる。
本請求項4に係る発明の移動体撮影映像提供システムによれば、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、ユーザーの言語と移動体の近くにいる相手の言語とが互いに異なる場合であっても選択により互いに自分の言語の音声が相手の言語の音声に翻訳されるため、ユーザーは相手と意思疎通をはかりほぼリアルタイムで会話を楽しむことができる。
本請求項5に係る発明の移動体撮影映像提供システムによれば、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、ユーザーの言語と移動体の近くにいる相手の言語とが互いに異なる場合であっても選択により互いに自分の声が相手に伝わるだけでなく自分の言語の音声が相手の言語のテキストに翻訳されるため、ユーザーは相手の声を聞きながら相手の言っている内容の翻訳文を見て意思疎通をはかりほぼリアルタイムで会話を楽しむことができる。
本請求項6に係る発明の移動体撮影映像提供システムによれば、請求項1乃至請求項5のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、ショッピングモールなどの店舗スタッフにその店舗の商品およびタグを移動体に近づけて提示してもらったり、移動体を目的に商品のタグに接近させるだけでその商品情報がユーザー端末の表示部に表示されるため、ユーザーは商品情報の詳細を簡単に知ることができる。
さらに、ユーザーがその商品を気に入り購入したい場合は購入選択操作をするだけで決済表示画面が表示されるため、ユーザーはその商品について簡単に購入手続をすることができる。
本請求項7に係る発明の移動体撮影映像提供システムによれば、請求項1乃至請求項5のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、ショッピングモールなどの店舗スタッフにその店舗の商品およびタグを移動体に近づけて提示してもらったり、移動体を目的に商品のタグに接近させるだけでその商品情報がユーザー端末の表示部にインターネット表示されるため、ユーザーは商品情報の詳細を簡単に知ることができる。
さらに、ユーザーがその商品を気に入り購入したい場合はインターネットのオンラインストアでその後の購入手続をすることができる。
本請求項8に係る発明の移動体撮影映像提供システムのプログラムによれば、請求項1に係る発明が奏する効果と同様、ユーザー端末の表示部に撮影データがリアルタイムで表示されるため、ユーザーは表示部を見ながら移動体をリアルタイムで操作することができる。
例えば、ユーザーの現在地から遠く離れたショッピングモールなどの場所の移動体の利用について申込むと申込みをした移動体によって撮影された映像がリアルタイムで表示されるため、ユーザーが選択した遠く離れたショッピングモールなどの場所まで移動することなく、遠く離れたショッピングモールなどの場所を自由に見て回ってこの場所へ行った気分、散歩の気分を手軽に味わうことができる。
本発明の実施例である移動体撮影映像提供システムの概略を示す図。 本発明の実施例である移動体撮影映像提供システムの動作例を示すチャート図。 本発明の実施例である移動体撮影映像提供システムの音声によるやりとりの様子を示す図。 本発明の実施例である移動体撮影映像提供システムの移動体の表示部にユーザーの姿を表示した様子を示す図。 本発明の実施例である移動体撮影映像提供システムの音声入力の翻訳を音声出力する様子を示す図。 (A)(B)は本発明の実施例である移動体撮影映像提供システムの音声入力の翻訳をテキスト表示する様子を示す図。 本発明の実施例である移動体撮影映像提供システムの商品のタグを読み込んで商品情報をユーザー端末に表示する様子を示す図。 本発明の実施例である移動体撮影映像提供システムの商品のタグを読み込んでインターネットのオンラインストアページをユーザー端末に表示する様子を示す図。
本発明の移動体撮影映像提供システムは、カメラを有した移動体とクラウドサーバとユーザー端末とを備え、クラウドサーバが、移動体の使用状況の情報を有し、移動体の利用についての申込み情報がユーザー端末からクラウドサーバへ送信されたか否かを判定し、申込み情報が送信されたとき、クラウドサーバが、所定期間内において移動体にアクセスして移動体を操作自在なアクセスコードをユーザー端末に送信し、ユーザー端末からクラウドサーバにアクセスしてアクセスコードが送信された否か、および、現在の日時が所定期間内か否かをクラウドサーバが判定し、両者を満たす場合、クラウドサーバが、ユーザー端末による移動体の操作を許可し、ユーザー端末と移動体との通信を仲介して移動体によって撮影された撮影データを受信してユーザー端末へ送信し、撮影データをユーザー端末の表示部に表示させるとともに、ユーザー端末からの操作情報を受信して移動体に送信する構成であることにより、ユーザーは表示部を見ながら移動体をリアルタイムで操作することができ、例えば、ユーザーが選択した遠く離れたショッピングモールなどの場所まで移動することなく、遠く離れたショッピングモールなどの場所を自由に見て回ってこの場所へ行った気分、散歩の気分を手軽に味わうことができるものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
また、本発明の移動体撮影映像提供システムのプログラムは、移動体の使用状況の情報を有するクラウドサーバのデータベースに基づいて、ユーザー端末において移動体の利用についての申込み操作が行われて申込み情報がユーザー端末からクラウドサーバへ送信されたか否かを判定する申込み判定ステップと、申込み情報が送信されたとき、クラウドサーバが、所定期間内において移動体にアクセスして移動体を操作自在なアクセスコードをユーザー端末に送信するアクセスコード発行ステップと、ユーザー端末からクラウドサーバにアクセスしてアクセスコードが送信された否か、および、現在の日時が所定期間内か否かをクラウドサーバが判定するユーザーアクセス判定ステップと、両者を満たす場合、クラウドサーバが、ユーザー端末による移動体の操作を許可し、ユーザー端末と移動体との通信を仲介して移動体によって撮影された撮影データを受信してユーザー端末へ送信し、撮影データをユーザー端末の表示部に表示させるとともに、ユーザー端末からの操作情報を受信して移動体に送信するユーザー操作ステップとを具備していることにより、ユーザーは表示部を見ながら移動体をリアルタイムで操作することができ、例えば、ユーザーが選択した遠く離れたショッピングモールなどの場所まで移動することなく、遠く離れたショッピングモールなどの場所を自由に見て回ってこの場所へ行った気分、散歩の気分を手軽に味わうことができるものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
例えば、ユーザー端末は、デスクトップ型パーソナルコンピュータ端末、ノート型パーソナルコンピュータ端末、スマートフォン端末、タブレット端末、腕時計型端末、眼鏡型端末など、撮影データを表示部のブラウザにおいて画面表示するものであって、所謂インターネットである広域ネットワーク、ローカルネットワーク、電話回線などを含む通信ネットワークによりクラウドサーバと接続してデータを送受信するものであれば如何なるものであっても構わない。
さらに、ユーザーによる操作について、ユーザー端末としてのスマートフォン端末やタブレット端末自体で行う構成でもよいし、別体のコントローラをスマートフォン端末やタブレット端末に接続して行う構成でもよい。
また、クラウドサーバは、クラウド環境に作られたものであって、クラウドサーバを構成する物理サーバの数は1つでも複数でもよい。
さらに、移動体は、クラウドサーバと通信自在であって動力による移動手段を有していればよく、地面と接触する車輪を有して地面に沿って移動するものや、プロペラを有して空中を飛行するドローンや、プロペラを有して水中を移動する潜水可能ドローンなど如何なるものであっても構わない。
以下に、本発明の実施例である移動体撮影映像提供システム100について、図1乃至図8に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の実施例である移動体撮影映像提供システム100の概略を示す図であり、図2は、本発明の実施例である移動体撮影映像提供システム100の動作例を示すチャート図であり、図3は、本発明の実施例である移動体撮影映像提供システム100の音声によるやりとりの様子を示す図であり、図4は、本発明の実施例である移動体撮影映像提供システム100の移動体110の表示部112にユーザーの姿を表示した様子を示す図であり、図5は、本発明の実施例である移動体撮影映像提供システム100の音声入力の翻訳を音声出力する様子を示す図であり、図6(A)は、本発明の実施例である移動体撮影映像提供システム100のユーザー端末130で入力された音声データが原語であって翻訳された翻訳文データTL2を移動体110においてテキスト表示する様子を示す図であり、図6(B)は、移動体110で入力された音声データが原語であって翻訳された翻訳文データTL1をユーザー端末130においてテキスト表示する様子を示す図であり、図7は、本発明の実施例である移動体撮影映像提供システム100の商品のタグTGを読み込んで商品情報GDをユーザー端末130に表示する様子を示す図であり、図8は、本発明の実施例である移動体撮影映像提供システム100の商品のタグTGを読み込んでインターネットのオンラインストアページSTをユーザー端末130に表示する様子を示す図である。
本発明の実施例である移動体撮影映像提供システム100は、図1に示すように、移動体110と、クラウドサーバ120と、ユーザー端末130とを備えている。
このうち、移動体110は、カメラ111と、通信手段と、地面と接触して動力によって駆動する車輪とを有している。
さらに、移動体110は、一例として全国各地や海外のショッピングモール内に設けられた移動体ポートに待機している。
そして、移動体撮影映像提供システム100は、移動体110による撮影データDT1をユーザー端末130に提供するように構成されている。
具体的には、クラウドサーバ120が、移動体110の使用状況の情報をデータベース121に有している。
また、ユーザー端末130において、移動体110の利用についての申込み操作が行われると、移動体110の利用についての申込み情報がユーザー端末130からクラウドサーバ120へ送信される。
例えば、ユーザー端末130において、データベース121に基づいて、複数の移動体ポートまたは複数のショッピングモールなどの施設の中から1つの移動体ポートまたは施設が選択され、移動体110が空き(利用中でないこと)をユーザーが確認してから、移動体110の利用についての申込み操作が行われたとする。
すると、ユーザー端末130が移動体110の利用についての申込み情報をクラウドサーバ120へ送信する。
移動体110の利用についての申込み情報がユーザー端末130からクラウドサーバ120へ送信されたか否かを、クラウドサーバ120は、ユーザー端末130から申込み情報を受信することにより判定する。
そして、申込み情報が送信されたとき、クラウドサーバ120が、所定期間内において移動体110にアクセスして移動体110を操作自在なアクセスコードをユーザー端末130に送信する。
さらに、ユーザー端末130からクラウドサーバ120にアクセスしてアクセスコードが送信された否か、および、現在の日時が所定期間内か否かを、クラウドサーバ120が判定する。
そして、両者を満たす場合、クラウドサーバ120が、ユーザー端末130による移動体110の操作を許可する。
さらに、ユーザー端末130と移動体110との通信を仲介して移動体110によって撮影された撮影データDT1を受信してユーザー端末130へ送信する。
また、撮影データDT1をユーザー端末130の表示部131に表示させるとともに、ユーザー端末130からの操作情報を受信して移動体110に送信するように構成されている。
この際、所謂、ストリーミング技術を用いて撮影データDT1がユーザー端末130の表示部131に表示される。
ユーザーは、例えば、ユーザー端末130自体のキーボードの上下左右の矢印キーや表示部131に表示された上下左右の矢印ボタンを操作・入力し、ユーザー端末130が操作情報をユーザー端末130からクラウドサーバ120へ送信する。
なお、ユーザー端末130に所謂、コントローラである操作部を接続して操作情報をユーザー端末130からクラウドサーバ120へ送信する構成でもよい。
これにより、ユーザー端末130の表示部131に撮影データDT1がリアルタイムで表示される。
その結果、ユーザーは表示部131を見ながら移動体110をリアルタイムで操作することができる。
例えば、ユーザーの現在地から遠く離れたショッピングモールなどの場所の移動体110の利用について申込むと申込みをした移動体110によって撮影された映像がリアルタイムで表示される。
その結果、ユーザーが選択した遠く離れたショッピングモールなどの場所まで移動することなく、遠く離れたショッピングモールなどの場所を自由に見て回ってこの場所へ行った気分、散歩の気分を手軽に味わうことができる。
例えば、ショッピングモール内にある移動体110の利用について申込み、移動体110を操作してショッピングモール内にある複数のお店を訪問し、ユーザー端末130の表示部131に表示されたそれらのお店の商品などの撮影データDT1を見て所謂、ウィンドウショッピングを楽しむことができる。
なお、ユーザーは、例えば、ユーザー端末130であるスマートフォン端末をゴーグルに嵌めて頭部に装着して表示部131に表示された撮影データDT1を見て楽しむことができる。
また、移動体110とクラウドサーバ120との間の通信、ユーザー端末130とクラウドサーバ120との間の通信において、クラウドサーバ120側が各地に設けられた基地局などのアンテナを用いて電波の送受信をするのは勿論である。
続いて、移動体撮影映像提供システム100の動作について、より詳しく説明する。
図2に示すように、ステップS1では、申込み判定ステップとして、移動体ポートまたは施設内に待機する移動体110の使用状況の情報を有するクラウドサーバ120のデータベース121に基づいて、ユーザー端末130において移動体110の利用についての申込み操作が行われて申込み情報がユーザー端末130からクラウドサーバ120へ送信されたか否かを、クラウドサーバ120が判定する。
言い換えると、クラウドサーバ120が、ユーザー端末130から申込み情報を受信したか否かを判定する。
申込み情報を受信したと判定した場合はステップS2へ進み、他方、まだないと判定した場合はステップS1を繰り返す。
ステップS2では、アクセスコード発行ステップとして、クラウドサーバ120が、所定期間内の一例として次ぎの1時間において移動体110にアクセスして移動体110を操作自在なアクセスコードをユーザー端末130に送信する。
ステップS3では、ユーザーアクセス判定ステップとして、ユーザー端末130からクラウドサーバ120にアクセスしてアクセスコードが送信された否か、および、現在の日時が所定期間内か否かを、クラウドサーバ120が判定する。
両者を満たすと判定した場合はステップS4へ進み、他方、少なくとも一方を満たしていないと判定して場合はステップS3を繰り返す。
なお、アクセスコードの条件を満たしていないと判定した場合は、ユーザー端末130の表示部131にエラー表示をしてもよい。
また、所定期間内の条件を満たさないと判定し、所定期間を過ぎている場合は再度申込みの手続をするように表示してもよい。
ステップS4では、ユーザー操作ステップとして、クラウドサーバ120が、ユーザー端末130による移動体110の操作を許可する。
さらに、ステップS5では、ユーザー操作ステップとして、クラウドサーバ120が、ユーザー端末130と移動体110との通信を仲介して移動体110によって撮影された撮影データDT1を受信してユーザー端末130へ送信し、撮影データDT1をユーザー端末130の表示部131に表示させる。
これとともに、ユーザー端末130からの操作情報を受信して移動体110に送信する。
これにより、前述したように、ユーザー端末130の表示部131に撮影データDT1がリアルタイムで表示される。
その結果、ユーザーは表示部131を見ながら移動体110をリアルタイムで操作することができる。
例えば、ユーザーの現在地から遠く離れたショッピングモールなどの場所の移動体110の利用について申込むと申込みをした移動体110によって撮影された映像がリアルタイムで表示される。
その結果、ユーザーが選択した遠く離れたショッピングモールなどの場所まで移動することなく、遠く離れたショッピングモールなどの場所を自由に見て回ってこの場所へ行った気分、散歩の気分を手軽に味わうことができる。
さらに、本実施例では、図3に示すように、移動体110およびユーザー端末130が、マイクと、スピーカとをそれぞれ有している。
そして、ユーザー端末130のマイクにおいて入力された音声データが、クラウドサーバ120を介して移動体110へ送信される。
さらに、移動体110が、ユーザー端末130からクラウドサーバ120を介して受信した音声データを、スピーカを用いて音声出力する。
また、移動体110のマイクにおいて入力された音声データが、撮影データDT1とともにクラウドサーバ120を介してユーザー端末130へ送信される。
さらに、ユーザー端末130が、移動体110からクラウドサーバ120を介して受信した音声データを、スピーカを用いて音声出力するように構成されている。
これにより、移動体110のマイクで入力された音声データがユーザー端末130のスピーカでリアルタイムで音声出力されるとともに、ユーザー端末130のマイクで入力された音声データが移動体110のスピーカでリアルタイムで音声出力される。
その結果、ユーザーは移動体110の近くの人物や機器などとリアルタイムで会話することができる。
例えば、ユーザーの現在地から遠く離れたショッピングモールなどの場所の移動体110の近くにいる店舗スタッフと音声で双方向のやりとりが自在となる。
その結果、ユーザーは店舗スタッフに対して質問して店舗スタッフの回答を聞くことができる。
例えば、店舗スタッフが移動体110に向けて商品の一例であるブラウスBRを提示しながら「このブラウスは今年の夏物です!」の旨のように商品を紹介すると、ユーザー端末130の表示部131にブラウスBRおよび店舗スタッフが映った撮影データDT1が表示されるとともにスピーカから「このブラウスは今年の夏物です!」の音声が出力される。
そして、ユーザーが、ユーザー端末130のマイクに向かって「その水色はありますか?」の旨の質問をすると、移動体110のスピーカから「その水色はありますか?」の音声が出力され、ユーザーは移動体110の近くにいる店舗スタッフとの間において音声で双方向のやりとりを楽しむことができる。
さらに、本実施例では、図4に示すように、移動体110が、表示部112を有している。
また、ユーザー端末130が、カメラ132を有している(図1および図3参照)。
そして、ユーザー端末130のカメラ132で撮影された撮影データDT2が、クラウドサーバ120を介して移動体110へ送信される。
さらに、移動体110が、ユーザー端末130からクラウドサーバ120を介して受信した撮影データDT2を表示部112に表示するように構成されている。
これにより、移動体110のカメラ111で撮影された撮影データDT1がユーザー端末130の表示部131にリアルタイムで表示されるとともにユーザー端末130のカメラ132で撮影された撮影データDT2が移動体110の表示部112にリアルタイムで表示される。
その結果、ユーザーは移動体110の近くの人物や機器などとリアルタイムで相手を見ながら会話することができる。
例えば、ユーザーの現在地から遠く離れたショッピングモールなどの場所の移動体110の近くにいる店舗スタッフと音声だけでなく映像でも双方向のやりとりが自在となる。
その結果、ユーザーおよび店舗スタッフは互いに表示された相手の様子を見ながらやりとりを進めることができる。
店舗スタッフにとってもユーザーの表情などの様子がわかり、ユーザーとコミュニケーションを取りやすくなる。
その結果、ユーザーが欲しいものを店舗スタッフがユーザーに対して提示・提案しやすくすることができる。
例えば、ショッピングモール内のお店の店舗スタッフが、移動体110の表示部112に表示されたユーザーの姿を見て、「相手の服装から判断してエレガントなものが好きそう…」と推測して、ユーザーに合った商品を選択・提示して、「こちらも新作で、お勧めです!」の旨の提案をすることができる。
さらに、その商品を提案したときのユーザーの反応が移動体110の表示部112に表れる。
例えば、「うわー 素敵なブラウス!」と言って喜んでいる様子が映っている撮影データDT2が移動体110の表示部112に表示される。
その結果、店舗スタッフは、ユーザーが気に入ったか否かなどのユーザーの様子を見ながらやりとりを進めることができる。
さらに、本実施例では、図5に示すように、ユーザー端末130の表示部131が、ユーザー端末130における音声入力および音声出力の言語の種類LGを選択自在に表示するように設けられている。
例えば、「日本語」ボタンおよび「英語」ボタンがユーザー端末130の表示部131に選択自在に表示されている。
また、移動体110の表示部112が、移動体110における音声入力および音声出力の言語の種類LGを選択自在に表示するように設けられている。
例えば、「日本語」ボタンおよび「英語」ボタンが移動体110の表示部112に選択自在に表示されている。
そして、クラウドサーバ120が、ユーザー端末130から受信した音声データの言語を、音声翻訳手段を用いて移動体110の表示部112において選択された言語に翻訳するとともに翻訳後の翻訳音声データを移動体110へ送信する。
すると、移動体110が、クラウドサーバ120から受信した翻訳音声データを、スピーカを用いて音声出力する。
また、クラウドサーバ120が、移動体110から受信した音声データの言語を、音声翻訳手段を用いてユーザー端末130において選択された言語に翻訳するとともに翻訳後の翻訳音声データをユーザー端末130へ送信する。
すると、ユーザー端末130が、クラウドサーバ120から受信した翻訳音声データを、スピーカを用いて音声出力するように構成されている。
例えば、店舗スタッフが、日本語よりも英語の方が得意な場合、移動体110の表示部112の「英語」ボタンをタップして英語の言語を選択したとする。
他方、ユーザーが、英語よりも日本語の方が得意な場合、ユーザー端末130の表示部131の「日本語」ボタンをタップして日本語の言語を選択したとする。
ユーザーが、ユーザー端末130のマイクに向かって日本語で「それの黒はありますか?」の旨を音声入力すると、ユーザー端末130からクラウドサーバ120へ音声データが送信される。
そして、クラウドサーバ120が、音声翻訳手段を用いて、ユーザー端末130の表示部131における言語選択情報および移動体110の表示部112における言語選択情報に基づいて、日本語の音声データを英語の音声データに翻訳する。
さらに、翻訳後の翻訳音声データを移動体110へ送信する。
すると、移動体110が、クラウドサーバ120から受信した翻訳後の翻訳音声データに基づいて英語で「ダズイット カムイン ブラック?(それの黒はありますか?の意味)」を、スピーカを用いて音声出力する。
他方、店舗スタッフが、英語で音声出力された内容を理解し、英語で「アイム アフレイド ノット ホワイトワン オンリー(申し訳ないです。白だけです!の意味)」を移動体110のマイクに向かって音声入力すると、移動体110からクラウドサーバ120へ音声データが送信される。
そして、クラウドサーバ120が、音声翻訳手段を用いて、ユーザー端末130の表示部131における言語選択情報および移動体110の表示部112における言語選択情報に基づいて、英語の音声データを日本語の音声データに翻訳する。
さらに、翻訳後の翻訳音声データをユーザー端末130へ送信する。
すると、ユーザー端末130が、クラウドサーバ120から受信した翻訳後の翻訳音声データに基づいて日本語で「申し訳ないです。白だけです!」を、スピーカを用いて音声出力する。
これにより、ユーザーの言語と移動体110の近くにいる相手の言語とが互いに異なる場合であっても選択により互いに自分の言語の音声が相手の言語の音声に翻訳される。
その結果、ユーザーは相手と意思疎通をはかりほぼリアルタイムで会話を楽しむことができる。
なお、翻訳後の翻訳音声データを送信して翻訳後の翻訳音声データに基づいてスピーカを用いて音声出力したが、翻訳前の原語の音声データも送信して原語の音声データを音声出力した後に翻訳後の翻訳音声データを音声出力するように構成してもよい。
また、翻訳後の翻訳音声データを音声出力する構成に代えて、翻訳していない音声データを音声出力するとともに翻訳後の翻訳文データTL1、TL2をテキスト表示するように構成してもよい。
具体的には、図6(A)および図6(B)に示すように、ユーザー端末130の表示部131が、ユーザー端末130における音声入力および文字出力の言語の種類LGを選択自在に表示するように設けられている。
また、移動体110の表示部112が、移動体110における音声入力および文字出力の言語の種類LGを選択自在に表示するように設けられている。
そして、クラウドサーバ120が、ユーザー端末130から受信した音声データの言語を、音声翻訳手段を用いて移動体110の表示部112において選択された言語に翻訳するとともに翻訳後の翻訳文データTL2を移動体110へ送信する。
すると、移動体110が、クラウドサーバ120から受信した翻訳文データTL2を表示部112に表示する。
他方、クラウドサーバ120が、移動体110から受信した音声データの言語を、音声翻訳手段を用いてユーザー端末130において選択された言語に翻訳するとともに翻訳後の翻訳文データTL1をユーザー端末130へ送信する。
すると、ユーザー端末130が、クラウドサーバ120から受信した翻訳文データTL1を表示部131に表示するように構成されている。
これにより、ユーザーの言語と移動体110の近くにいる相手の言語とが互いに異なる場合であっても選択により互いに自分の声が相手に伝わるだけでなく自分の言語の音声が相手の言語のテキストに翻訳される。
例えば、ユーザーが、ユーザー端末130のマイクに向かって日本語で「それの黒はありますか?」の旨を音声入力すると、ユーザー端末130からクラウドサーバ120へ音声データが送信される。
そして、クラウドサーバ120が、音声翻訳手段を用いて、ユーザー端末130の表示部131における言語選択情報および移動体110の表示部112における言語選択情報に基づいて、日本語の音声データを英語の文字データに翻訳する。
さらに、翻訳していない音声データおよび翻訳後の翻訳文データTL2を移動体110へ送信する。
すると、図6(A)に示すように、移動体110が、クラウドサーバ120から受信した翻訳していない音声データおよび翻訳後の翻訳文データTL2に基づいて日本語で「それの黒はありますか?」を、スピーカを用いて音声出力するとともに、英語で「ダズイット カムイン ブラック?(それの黒はありますか?の意味)」の旨の翻訳文データTL2を映画の字幕のように表示部112に表示する。
他方、店舗スタッフが、英語でテキスト表示された内容を理解し、英語で「アイム アフレイド ノット ホワイトワン オンリー(申し訳ないです。白だけです!の意味)」を移動体110のマイクに向かって音声入力すると、移動体110からクラウドサーバ120へ音声データが送信される。
そして、クラウドサーバ120が、音声翻訳手段を用いて、ユーザー端末130の表示部131における言語選択情報および移動体110の表示部112における言語選択情報に基づいて、英語の音声データを日本語の文字データに翻訳する。
さらに、翻訳していない音声データおよび翻訳後の翻訳文データTL1をユーザー端末130へ送信する。
すると、図6(B)に示すように、ユーザー端末130が、クラウドサーバ120から受信した翻訳していない音声データおよび翻訳後の翻訳文データTL1に基づいて英語で「アイム アフレイド ノット ホワイトワン オンリー(申し訳ないです。白だけです!の意味)」を、スピーカを用いて音声出力するとともに、日本語で「申し訳ないです。白だけです!」の旨の翻訳文データTL1を映画の字幕のように表示部131に表示する。
その結果、ユーザーは相手の声を聞きながら相手の言っている内容の翻訳文を見て意思疎通をはかりほぼリアルタイムで会話を楽しむことができる。
なお、図5に示す構成と、図6(A)および図6(B)に示す構成とを組み合わせて、翻訳音声をスピーカで音声出力するとともに翻訳文を表示するように構成してもよい。
さらに、本実施例では、図7に示すように、移動体110が、商品に付属するタグTGに含まれた商品情報GDを読み取るタグリーダーを有している。
タグリーダーは、タグTGに記載されたバーコードや2次元コードを読み取る構成でもよいし、紙のタグTGに取り付けられたICタグ(電子タグ)の内部に記録された情報を近距離無線通信などにより非接触で読み取る構成でもよい。
そして、タグリーダーを用いて商品情報GDを読み込んだとき、移動体110が、商品情報GDをクラウドサーバ120へ送信する。
すると、クラウドサーバ120が、移動体110から受信した商品情報GDをユーザー端末130へ送信する。
さらに、ユーザー端末130が、クラウドサーバ120から受信した商品情報GDを表示部131に表示するとともに購入選択自在に表示する。
例えば、ユーザー端末130の表示部131が、商品情報GDとともに購入ボタンBTを表示する。
そして、ユーザー端末130において購入選択操作の一例である購入ボタンBTのタップ操作があったとき、商品についての決済表示画面を表示部131に表示するように構成されている。
これにより、ショッピングモールなどの店舗スタッフにその店舗の商品およびタグTGを移動体110に近づけて提示してもらったり、移動体110を目的に商品のタグTGに接近させるだけでその商品情報GDがユーザー端末130の表示部131に表示される。
その結果、ユーザーは商品情報GDの詳細を簡単に知ることができる。
さらに、ユーザーがその商品を気に入り購入したい場合は購入選択操作をするだけで決済表示画面が表示される。
その結果、ユーザーはその商品について簡単に購入手続をすることができる。
店舗スタッフは決済手続(会計手続)をする必要がなく、発送手続や、ユーザーに対して商品のアピール、提案、アドバイスなどに専念することができる。
なお、例えば、複数の商品が陳列されているショーケースに移動体110を接近させることにより、複数の商品のタグTGからそれらの商品情報GDが読み取られてユーザー端末130の表示部131に表示される。
その結果、ユーザーは複数の商品情報GDを簡単に得ることができる。
さらに、店舗スタッフにとってショーケースから複数の商品を一度に取り出すことや、順番に取り出すことなどの手間が不要となる。
つまり、移動体110をショーケース付近まで案内するだけでショーケース内の複数の商品情報GDをユーザーへ提供することができる。
また、クラウドサーバ120からユーザー端末130へ送信する商品情報GDに代えて、その商品を取り扱うインターネットのオンラインストアのURL情報を送信する構成としてもよい。
具体的には、図8に示すように、クラウドサーバ120が、各商品情報GDにそれぞれ対応した通信ネットワーク上のデータを特定する情報であるユニフォーム・リソース・ロケータ情報(以下、単に、URL情報)をデータベース121に有している。
移動体110が、商品に付属するタグTGに含まれた商品情報GDを読み取るタグリーダーを有している。
そして、タグリーダーを用いて商品情報GDを読み込んだとき、移動体110が、商品情報GDをクラウドサーバ120へ送信する。
さらに、クラウドサーバ120が、移動体110から受信した商品情報GDに基づいて商品を掲載したURL情報を選択してユーザー端末130へ送信する。
すると、ユーザー端末130が、クラウドサーバ120から受信したURL情報に基づいて表示部131に商品情報GDを含むインターネットのオンラインストアページSTを、ブラウザを用いて表示するように構成されている。
これにより、ショッピングモールなどの店舗スタッフにその店舗の商品およびタグTGを移動体110に近づけて提示してもらったり、移動体110を目的に商品のタグTGに接近させるだけでその商品情報GDを含むインターネットのオンラインストアページSTがユーザー端末130の表示部131に表示される。
その結果、ユーザーは商品情報GDの詳細を簡単に知ることができる。
さらに、ユーザーがその商品を気に入り購入したい場合はインターネットのオンラインストアでその後の購入手続をすることができる。
店舗スタッフが発送手続をする必要がなく、店舗スタッフは、ユーザーに対して商品のアピール、提案、アドバイスなどに専念することができる。
なお、移動体110に位置情報取得手段を設けて、ユーザー端末130の表示部131に施設内における移動体110の位置情報をマップ形式で表示するように構成してもよい。
また、利用可能な残り時間をユーザー端末130の表示部131に表示するように構成してもよい。
さらに、利用可能な所定期間を経過したか否かをクラウドサーバ120が判定し、経過したと判定した場合、ユーザー端末130による操作を遮断し、移動体110の位置情報に基づいて、移動体ポートまで移動させるように制御する構成としてもよい。
また、移動体110に設けられたタグリーダーを用いて商品に付属するタグTGに含まれた商品情報GDを読み取ったが、移動体110のカメラ111で商品を撮影した撮影データDT1が、移動体110からクラウドサーバ120へ送信された際、クラウドサーバ120が、インテリジェントビデオ分析技術による映像分析手段を用いて何が映っているかを分析し、その映っていると判定したものをインターネット検索するように構成してもよい。
映像分析手段は、例えば、人工知能により予め学習した画像により撮影データDTに何が映っていて、何をしているか、どんな状態であるのかを解析・分析するように構成されている。
そして、クラウドサーバ120が、インターネット検索した結果情報を、ユーザー端末130へ送信するように構成する。
これにより、ユーザー端末130の表示部131には次々に商品情報が表示される。
その結果、ユーザーは、移動体110を利用してウィンドウショッピングした後に忘れずに、じっくりと購入するものを選択して購入手続をすることができる。
このようにして得られた本発明の実施例である移動体撮影映像提供システム100は、カメラ111を有した移動体110とクラウドサーバ120とユーザー端末130とを備え、クラウドサーバ120が、移動体110の使用状況の情報を有し、移動体110の利用についての申込み情報がユーザー端末130からクラウドサーバ120へ送信されたか否かを判定し、申込み情報が送信されたとき、クラウドサーバ120が、所定期間内において移動体110にアクセスして移動体110を操作自在なアクセスコードをユーザー端末130に送信し、ユーザー端末130からクラウドサーバ120にアクセスしてアクセスコードが送信された否か、および、現在の日時が所定期間内か否かをクラウドサーバ120が判定し、両者を満たす場合、クラウドサーバ120が、ユーザー端末130による移動体110の操作を許可し、ユーザー端末130と移動体110との通信を仲介して移動体110によって撮影された撮影データDT1を受信してユーザー端末130へ送信し、撮影データDT1をユーザー端末130の表示部131に表示させるとともに、ユーザー端末130からの操作情報を受信して移動体110に送信する構成であることにより、ユーザーは表示部131を見ながら移動体110をリアルタイムで操作することができ、例えば、ユーザーが選択した遠く離れたショッピングモールなどの場所まで移動することなく、遠く離れたショッピングモールなどの場所を自由に見て回ってこの場所へ行った気分、散歩の気分を手軽に味わうことができる。
さらに、移動体110およびユーザー端末130が、マイクと、スピーカとをそれぞれ有し、ユーザー端末130のマイクにおいて入力された音声データが、クラウドサーバ120を介して移動体110へ送信され、移動体110が、ユーザー端末130からクラウドサーバ120を介して受信した音声データを、スピーカを用いて音声出力し、移動体110のマイクにおいて入力された音声データが、撮影データDT1とともにクラウドサーバ120を介してユーザー端末130へ送信され、ユーザー端末130が、移動体110からクラウドサーバ120を介して受信した音声データを、スピーカを用いて音声出力する構成であることにより、ユーザーは移動体110の近くの人物や機器などとリアルタイムで会話することができ、例えば、ユーザーは店舗スタッフに対して質問して店舗スタッフの回答を聞くことができる。
また、移動体110が、表示部112を有し、ユーザー端末130が、カメラ132を有し、ユーザー端末130のカメラ132で撮影された撮影データDT2が、クラウドサーバ120を介して移動体110へ送信され、移動体110が、ユーザー端末130からクラウドサーバ120を介して受信した撮影データDT2を表示部112に表示する構成であることにより、ユーザーは移動体110の近くの人物や機器などとリアルタイムで相手を見ながら会話することができ、例えば、ユーザーおよび店舗スタッフは互いに表示された相手の様子を見ながらやりとりを進めることができ、店舗スタッフにとってもユーザーの表情などの様子がわかり、ユーザーが欲しいものを店舗スタッフがユーザーに対して提示・提案しやすくすることができる。
さらに、ユーザー端末130の表示部131が、ユーザー端末130における音声入力および音声出力の言語の種類LGを選択自在に表示し、移動体110の表示部112が、移動体110における音声入力および音声出力の言語の種類LGを選択自在に表示し、クラウドサーバ120が、ユーザー端末130から受信した音声データの言語を、音声翻訳手段を用いて移動体110の表示部112において選択された言語に翻訳するとともに翻訳後の翻訳音声データを移動体110へ送信し、移動体110が、クラウドサーバ120から受信した翻訳音声データを、スピーカを用いて音声出力し、クラウドサーバ120が、移動体110から受信した音声データの言語を、音声翻訳手段を用いてユーザー端末130において選択された言語に翻訳するとともに翻訳後の翻訳音声データをユーザー端末130へ送信し、ユーザー端末130が、クラウドサーバ120から受信した翻訳音声データを、スピーカを用いて音声出力する構成であることにより、ユーザーは相手と意思疎通をはかりほぼリアルタイムで会話を楽しむことができる。
また、ユーザー端末130の表示部131が、ユーザー端末130における音声入力および文字出力の言語の種類LGを選択自在に表示し、移動体110の表示部112が、移動体110における音声入力および文字出力の言語の種類LGを選択自在に表示し、クラウドサーバ120が、ユーザー端末130から受信した音声データの言語を、音声翻訳手段を用いて移動体110の表示部112において選択された言語に翻訳するとともに翻訳後の翻訳文データTL2を移動体110へ送信し、移動体110が、クラウドサーバ120から受信した翻訳文データTL2を表示部112に表示し、クラウドサーバ120が、移動体110から受信した音声データの言語を、音声翻訳手段を用いてユーザー端末130において選択された言語に翻訳するとともに翻訳後の翻訳文データTL1をユーザー端末130へ送信し、ユーザー端末130が、クラウドサーバ120から受信した翻訳文データTL1を表示部131に表示する構成であることにより、ユーザーは相手の声を聞きながら相手の言っている内容の翻訳文を見て意思疎通をはかりほぼリアルタイムで会話を楽しむことができる。
さらに、移動体110が、商品に付属するタグTGに含まれた商品情報GDを読み取るタグリーダーを有し、タグリーダーを用いて商品情報GDを読み込んだとき、移動体110が、商品情報GDをクラウドサーバ120へ送信し、クラウドサーバ120が、移動体110から受信した商品情報GDをユーザー端末130へ送信し、ユーザー端末130が、クラウドサーバ120から受信した商品情報GDを表示部131に表示するとともに購入選択自在に表示し、ユーザー端末130において購入選択操作があったとき、商品についての決済表示画面を表示部131に表示する構成であることにより、ユーザーは商品情報GDの詳細を簡単に知ることができ、さらに、ユーザーがその商品を気に入り購入したい場合、ユーザーはその商品について簡単に購入手続をすることができる。
また、クラウドサーバ120が、各商品情報GDにそれぞれ対応した通信ネットワーク上のデータを特定する情報であるURL情報をデータベース121に有し、移動体110が、商品に付属するタグTGに含まれた商品情報GDを読み取るタグリーダーを有し、タグリーダーを用いて商品情報GDを読み込んだとき、移動体110が、商品情報GDをクラウドサーバ120へ送信し、クラウドサーバ120が、移動体110から受信した商品情報GDに基づいて商品を掲載したURL情報を選択してユーザー端末130へ送信し、ユーザー端末130が、クラウドサーバ120から受信したURL情報に基づいて表示部131に商品情報GDを、ブラウザを用いて表示する構成であることにより、ユーザーは商品情報GDの詳細を簡単に知ることができ、さらに、ユーザーがその商品を気に入り購入したい場合はインターネットのオンラインストアページSTでその後の購入手続をすることができる。
また、本発明の実施例である移動体撮影映像提供システム100のプログラムは、移動体110の使用状況の情報を有するクラウドサーバ120のデータベース121に基づいて、ユーザー端末130において移動体110の利用についての申込み操作が行われて申込み情報がユーザー端末130からクラウドサーバ120へ送信されたか否かを判定する申込み判定ステップS1と、申込み情報が送信されたとき、クラウドサーバ120が、所定期間内において移動体110にアクセスして移動体110を操作自在なアクセスコードをユーザー端末130に送信するアクセスコード発行ステップS2と、ユーザー端末130からクラウドサーバ120にアクセスしてアクセスコードが送信された否か、および、現在の日時が所定期間内か否かをクラウドサーバ120が判定するユーザーアクセス判定ステップS3と、両者を満たす場合、クラウドサーバ120が、ユーザー端末130による移動体110の操作を許可し、ユーザー端末130と移動体110との通信を仲介して移動体110によって撮影された撮影データDT1を受信してユーザー端末130へ送信し、撮影データDT1をユーザー端末130の表示部131に表示させるとともに、ユーザー端末130からの操作情報を受信して移動体110に送信するユーザー操作ステップS4、S5とを具備していることにより、ユーザーは表示部131を見ながら移動体110をリアルタイムで操作することができ、例えば、ユーザーが選択した遠く離れたショッピングモールなどの場所まで移動することなく、遠く離れたショッピングモールなどの場所を自由に見て回ってこの場所へ行った気分、散歩の気分を手軽に味わうことができるなど、その効果は甚大である。
100 ・・・ 移動体撮影映像提供システム
110 ・・・ 移動体
111 ・・・ (移動体の)カメラ
112 ・・・ (移動体の)表示部
120 ・・・ クラウドサーバ
121 ・・・ データベース
130 ・・・ ユーザー端末
131 ・・・ (ユーザー端末の)表示部
132 ・・・ (ユーザー端末の)カメラ
DT1 ・・・ (移動体が撮影した)撮影データ
DT2 ・・・ (ユーザー端末が撮影した)撮影データ
LG ・・・ 言語の種類
TL1 ・・・ (移動体で入力された音声データが原語である)翻訳文データ
TL2 ・・・ (ユーザー端末で入力された音声データが原語である)翻訳文データ
BR ・・・ ブラウス(商品)
TG ・・・ (ブラウスの)タグ
GD ・・・ 商品情報
BT ・・・ 購入ボタン
ST ・・・ インターネットのオンラインストアページ

Claims (8)

  1. カメラを有した移動体とクラウドサーバとユーザー端末とを備えて移動体による撮影データをユーザー端末に提供する移動体撮影映像提供システムであって、
    前記クラウドサーバが、前記移動体の使用状況の情報を有し、移動体の利用についての申込み情報がユーザー端末からクラウドサーバへ送信されたか否かを判定し、
    前記申込み情報が送信されたとき、クラウドサーバが、所定期間内において移動体にアクセスして移動体を操作自在なアクセスコードをユーザー端末に送信し、
    前記ユーザー端末からクラウドサーバにアクセスしてアクセスコードが送信された否か、および、現在の日時が所定期間内か否かをクラウドサーバが判定し、
    両者を満たす場合、前記クラウドサーバが、前記ユーザー端末による移動体の操作を許可し、ユーザー端末と移動体との通信を仲介して移動体によって撮影された撮影データを受信してユーザー端末へ送信し、撮影データをユーザー端末の表示部に表示させるとともに、ユーザー端末からの操作情報を受信して移動体に送信する構成であることを特徴とする移動体撮影映像提供システム。
  2. 前記移動体およびユーザー端末が、マイクと、スピーカとをそれぞれ有し、
    前記ユーザー端末のマイクにおいて入力された音声データが、前記クラウドサーバを介して移動体へ送信され、
    前記移動体が、前記ユーザー端末からクラウドサーバを介して受信した音声データを、スピーカを用いて音声出力し、
    前記移動体のマイクにおいて入力された音声データが、前記撮影データとともにクラウドサーバを介してユーザー端末へ送信され、
    前記ユーザー端末が、前記移動体からクラウドサーバを介して受信した音声データを、スピーカを用いて音声出力する構成であることを特徴とする請求項1に記載の移動体撮影映像提供システム。
  3. 前記移動体が、表示部を有し、
    前記ユーザー端末が、カメラを有し、
    前記ユーザー端末のカメラで撮影された撮影データが、前記クラウドサーバを介して移動体へ送信され、
    前記移動体が、前記ユーザー端末からクラウドサーバを介して受信した撮影データを表示部に表示する構成であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動体撮影映像提供システム。
  4. 前記ユーザー端末の表示部が、ユーザー端末における音声入力および音声出力の言語の種類を選択自在に表示し、
    前記移動体の表示部が、移動体における音声入力および音声出力の言語の種類を選択自在に表示し、
    前記クラウドサーバが、前記ユーザー端末から受信した音声データの言語を、音声翻訳手段を用いて移動体の表示部において選択された言語に翻訳するとともに翻訳後の翻訳音声データを移動体へ送信し、
    前記移動体が、前記クラウドサーバから受信した翻訳音声データを、スピーカを用いて音声出力し、
    前記クラウドサーバが、前記移動体から受信した音声データの言語を、音声翻訳手段を用いてユーザー端末において選択された言語に翻訳するとともに翻訳後の翻訳音声データをユーザー端末へ送信し、
    前記ユーザー端末が、前記クラウドサーバから受信した翻訳音声データを、スピーカを用いて音声出力する構成であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の移動体撮影映像提供システム。
  5. 前記ユーザー端末の表示部が、ユーザー端末における音声入力および文字出力の言語の種類を選択自在に表示し、
    前記移動体の表示部が、移動体における音声入力および文字出力の言語の種類を選択自在に表示し、
    前記クラウドサーバが、前記ユーザー端末から受信した音声データの言語を、音声翻訳手段を用いて移動体の表示部において選択された言語に翻訳するとともに翻訳後の翻訳文データを移動体へ送信し、
    前記移動体が、前記クラウドサーバから受信した翻訳文データを表示部に表示し、
    前記クラウドサーバが、前記移動体から受信した音声データの言語を、音声翻訳手段を用いてユーザー端末において選択された言語に翻訳するとともに翻訳後の翻訳文データをユーザー端末へ送信し、ユーザー端末が、クラウドサーバから受信した翻訳文データを表示部に表示する構成であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の移動体撮影映像提供システム。
  6. 前記移動体が、商品に付属するタグに含まれた商品情報を読み取るタグリーダーを有し、
    前記タグリーダーを用いて商品情報を読み込んだとき、前記移動体が、前記商品情報をクラウドサーバへ送信し、
    前記クラウドサーバが、前記移動体から受信した商品情報をユーザー端末へ送信し、
    前記ユーザー端末が、前記クラウドサーバから受信した商品情報を表示部に表示するとともに購入選択自在に表示し、
    前記ユーザー端末において購入選択操作があったとき、前記商品についての決済表示画面を表示部に表示する構成であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の移動体撮影映像提供システム。
  7. 前記クラウドサーバが、各商品情報にそれぞれ対応した通信ネットワーク上のデータを特定する情報であるユニフォーム・リソース・ロケータ情報をデータベースに有し、
    前記移動体が、商品に付属するタグに含まれた商品情報を読み取るタグリーダーを有し、
    前記タグリーダーを用いて商品情報を読み込んだとき、前記移動体が、前記商品情報をクラウドサーバへ送信し、
    前記クラウドサーバが、前記移動体から受信した商品情報に基づいて商品を掲載したユニフォーム・リソース・ロケータ情報を選択してユーザー端末へ送信し、
    前記ユーザー端末が、前記クラウドサーバから受信したユニフォーム・リソース・ロケータ情報に基づいて表示部に商品情報をブラウザを用いて表示する構成であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の移動体撮影映像提供システム。
  8. カメラを有した移動体とクラウドサーバとユーザー端末とを備えて移動体による撮影データをユーザー端末に提供する移動体撮影映像提供システムのプログラムであって、
    前記移動体の使用状況の情報を有するクラウドサーバのデータベースに基づいて、ユーザー端末において移動体の利用についての申込み操作が行われて申込み情報がユーザー端末からクラウドサーバへ送信されたか否かを判定する申込み判定ステップと、
    前記申込み情報が送信されたとき、前記クラウドサーバが、所定期間内において移動体にアクセスして移動体を操作自在なアクセスコードをユーザー端末に送信するアクセスコード発行ステップと、
    前記ユーザー端末からクラウドサーバにアクセスしてアクセスコードが送信された否か、および、現在の日時が所定期間内か否かをクラウドサーバが判定するユーザーアクセス判定ステップと、
    両者を満たす場合、前記クラウドサーバが、前記ユーザー端末による移動体の操作を許可し、ユーザー端末と移動体との通信を仲介して移動体によって撮影された撮影データを受信してユーザー端末へ送信し、撮影データをユーザー端末の表示部に表示させるとともに、ユーザー端末からの操作情報を受信して移動体に送信するユーザー操作ステップとを具備していることを特徴とする移動体撮影映像提供システムのプログラム。
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