JP2021189134A - 地震動評価モデル生成方法、地震動評価モデル生成装置、地震動評価方法、及び、地震動評価装置 - Google Patents
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Abstract
Description
コンピュータを用いて機械学習により地震動評価モデルを生成する地震動評価モデル生成方法であって、
複数の地震と当該複数の地震による地震動が観測された少なくとも1つの観測点との各組み合わせについて、前記地震動が観測されたときの地震動諸特性パラメータ及び地震動観測記録を関連付けて記憶するデータベースから、前記地震動諸特性パラメータを特徴量とし、前記地震動観測記録から得られる地震動指標を目的変数として、前記特徴量及び前記目的変数で構成される学習用データを複数取得する取得工程と、
前記取得工程にて取得された複数の前記学習用データに基づいて、前記特徴量及び前記目的変数の相関関係を前記機械学習により学習することにより、前記機械学習の学習済みモデルとして前記地震動評価モデルを生成する生成工程と、を含む。
コンピュータであって、上記地震動評価モデル生成方法に含まれる各工程を実行する制御部を備える。
コンピュータを用いて、上記地震動評価モデル生成方法により生成された前記地震動評価モデルに基づいて前記地震動の特性を評価する地震動評価方法であって、
予測対象の前記地震動諸特性パラメータを受け付ける受付工程と、
前記受付工程にて受け付けられた前記予測対象の前記地震動諸特性パラメータを前記特徴量として前記地震動評価モデルに入力することにより当該地震動評価モデルから出力される前記目的変数に基づいて、前記予測対象の前記地震動諸特性パラメータに対応する前記地震動指標を予測する予測工程と、を含む。
コンピュータであって、上記地震動評価方法に含まれる各工程を実行する制御部を備える。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る地震動評価システム1の一例を示す概略構成図である。図2は、本発明の第1の実施形態に係る地震動評価システム1の一例を示すブロック図である。
地震動評価モデル生成装置3は、データ提供装置2A〜2Cにより提供された提供データ(観測データ、解析データ、地下構造データ)に基づいて、例えば、勾配ブースティング木、ランダムフォレスト、ニューラルネットワーク、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)等の機械学習アルゴリズムを実行することにより、機械学習の学習済みモデルとして、地震動評価モデル13を生成する。
DB管理部310は、データ提供装置2A〜2Cにより提供された提供データ(観測データ、解析データ、地下構造データ)に基づいて、データベース10を管理する。具体的には、DB管理部310は、地震が発生し、当該地震による地震動が少なくとも1つの観測点で観測され、データ提供装置2A〜2Cにより当該地震に関する提供データが提供される度に、当該地震と当該地震による地震動が観測された少なくとも1つの観測点との各組み合わせについて、当該地震動が観測されたときの地震動諸特性パラメータ及び地震動観測記録を関連付けて、データベース10に登録する。
取得部311は、図3に示すように、データベース10に登録された複数の地震動データ11から、地震動諸特性パラメータを特徴量とし、地震動観測記録から得られる地震動指標を目的変数として、特徴量及び目的変数で構成される学習用データ12を複数取得する。なお、学習用データ12は、教師あり学習における学習データ(トレーニングデータ)、検証データ及びテストデータとして用いられるデータである。また、複数の学習用データ12からなる学習用データ12の集合は、学習用データセットという。
生成部312は、図3に示すように、取得部311にて取得された複数の学習用データ12に基づいて、特徴量及び目的変数の相関関係を機械学習により学習することにより、学習済みモデルとして地震動評価モデル13を生成し、記憶部30に記憶する。本実施形態では、機械学習における機械学習アルゴリズムとして、勾配ブースティング木(Gradient Boosting Decision Tree)を用いる場合について説明する。
地震動評価装置4は、地震動評価モデル生成装置3により生成された地震動評価モデル13に基づいて、地震動を評価・予測し、その結果を、例えば、表示媒体や紙媒体等の出力媒体に出力する。
受付部410は、予測対象の地震動諸特性パラメータを受け付ける。具体的には、受付部410は、例えば、地震動評価装置4のユーザが予測対象として想定している地震(以下、「想定地震」という)のモーメントマグニチュードMw、震央位置、及び、震源深さHについて入力部33を介して受け付けるとともに、当該想定地震による地震動がどの程度発生するのかを予測したい予測点の位置を示す予測点位置についても入力部33を介して受け受ける。なお、予測点位置は、任意の位置でもよいし、観測点位置と同じでもよい。また、予測点位置は、複数でもよく、例えば、所定の格子間隔(例えば、5km間隔)における各格子点等でもよい。
予測部411は、受付部410にて受け付けられた予測対象の地震動諸特性パラメータを特徴量として、地震動評価モデル13(6種類の地震動諸特性パラメータを特徴量とし、11種類の地震動指標を目的変数として、両者の相関関係を学習した学習済みモデル)に入力することにより当該地震動評価モデル13から出力される目的変数に基づいて、予測対象の地震動諸特性パラメータに対応する地震動指標を予測する。その際、受付部410が、想定地震を複数受け付けたり、予測点位置を複数受け付けたりすることで、予測対象として複数の地震動諸特性パラメータを受け付けた場合には、予測部411は、複数の地震動諸特性パラメータの各々を地震動評価モデル13に入力することで、複数の地震動諸特性パラメータの各々に対応する地震動指標をそれぞれ予測する。
出力処理部412は、予測部411にて予測された地震動指標を視認可能な出力媒体に出力する。例えば、出力媒体が、表示部44のような表示媒体である場合には、出力処理部412は、表示媒体に表示するための表示データ(出力データ)を生成し、表示媒体に表示出力する。また、出力媒体が、紙媒体である場合には、出力処理部412は、紙媒体に印刷するための印刷データ(出力データ)を生成し、紙媒体に印刷出力する。なお、出力処理部412は、出力データを、例えば、地震動予測マップ作成システムやハザードマップ作成システム等に通信出力するようにしてもよいし、公共施設、建物、工場等の防災システムに通信出力するようにしてもよい。
次に、地震動評価モデル13の特性について、地震動評価モデル生成装置3により異なる学習用データ12を用いてそれぞれ生成された複数の地震動評価モデル13を比較しながら説明する。その際、地震動諸特性パラメータ及び地震動観測記録が関連付けられた複数の地震動データ11について、地震動観測記録から得られる地震動指標を「観測値」とし、地震動諸特性パラメータを地震動評価モデル13に入力することにより得られる地震動指標を「評価値」として、「観測値」及び「評価値」を用いて地震動評価モデル13の特性を説明する。
図9は、目的変数(地震動指標)に対する各特徴量(地震動諸特性パラメータ)の影響度を示し、(a)は関東モデルA5、(b)は関東モデルA6、(c)は関東モデルB5、(d)は関東モデルB6をそれぞれ示す図である。
図10は、関東モデルA6における各目的変数(地震動指標)について、地震動観測記録から得られる観測値と、地震動評価モデル13により得られる評価値との相関を示す散布図である。
図12は、関東モデルA5、A6、B5、B6について、各目的変数(地震動指標)の「評価値/観測値」比の平均μとばらつきσを示す図である。
第1の実施形態に係る地震動評価システム1では、地震動評価モデル生成装置3が、関東地方一都六県に設置された観測点138地点の観測データを用いて1つの地震動評価モデル13(例えば、関東モデルA5、A6、B5、B6)を生成し、地震動評価装置4が、1つの地震動評価モデル13を用いて関東地方における地震動を評価・予測するものである。これに対し、第2の実施形態に係る地震動評価システム1では、地震動評価モデル生成装置3が、観測点毎に地震動評価モデル13を生成し、地震動評価装置4が、観測点毎の地震動評価モデル13を用いて各観測点における地震動を評価・予測する点で相違する。その他の基本的な構成及び動作は、第1の実施形態と同様のため、以下では両者の相違点を中心に説明する。
本実施形態では、地震動評価モデル生成装置3が、防災科研の強震観測網K−NETの観測点の中から、基盤が浅く表層地盤が硬い地点の例である「SIT006(秩父)」(図1参照)と、基盤が深く表層地盤が軟らかな地点の例である「TKY028(越中島)」(図1参照)とについて、地震動評価モデル13をそれぞれ生成するものとして説明する。ここでは、SIT006(秩父)における地震動評価モデル13を「地点モデルS」、TKY028(越中島)における地震動評価モデル13を「地点モデルT」とし、それらの機械学習に必要な学習用データ12の集合をそれぞれ「学習用データセットS」、「学習用データセットT」とする。
図15は、本発明の第2の実施形態に係る地震動評価装置4及び地震動評価方法の一例を示す機能説明図である。
次に、地点毎の地震動評価モデル13の特性について、学習用データセットSを用いた機械学習により生成された地点モデルS4と、学習用データセットTを用いた機械学習により生成された地点モデルT4とを比較しながら説明する。
第2の実施形態に係る地震動評価システム1では、地震動評価モデル生成装置3が、観測点毎に地震動評価モデル13(例えば、地点モデルS4、T4)を生成し、地震動評価装置4が、観測点毎の地震動評価モデル13を用いて各観測点における地震動を評価・予測するものである。これに対し、第3の実施形態に係る地震動評価システム1では、地震動評価モデル生成装置3が、複数の観測点が所定の分類基準に従ってグループ化された観測点グループ毎に地震動評価モデル13を生成し、地震動評価装置4が、観測点グループ毎の地震動評価モデル13を用いて各観測点グループにおける地震動を評価・予測する点で相違する。その他の基本的な構成及び動作は、第1及び第2の実施形態と同様のため、以下では両者の相違点を中心に説明する。
第1の実施形態に係る地震動評価システム1では、地震動評価モデル生成装置3が、過去に発生した地震に基づくデータベース10から学習用データ12を取得し、地震動評価モデル13を生成するものである。これに対し、第4の実施形態に係る地震動評価システム1では、地震動評価モデル生成装置3が、過去に発生した実地震に基づく第1のデータベース10Aと、シミュレーションにより算出された仮想地震に基づく第2のデータベース10Bとから学習用データ12をそれぞれ取得し、地震動評価モデル13を生成する点で相違する。その他の基本的な構成及び動作は、第1の実施形態と同様のため、以下では両者の相違点を中心に説明する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
上記各実施形態では、学習用データ12を構成する特徴量は、図4に示す25種類の地震動諸特性パラメータのうち、6種類又は4種類の地震動諸特性パラメータが選定されたものとして説明したが、25種類の地震動諸特性パラメータから任意の地震動諸特性パラメータを特徴量として選定して組み合わせてもよいし、25種類の地震動諸特性パラメータ以外の他の地震動諸特性パラメータを特徴量としてさらに組み合わせてもよい。その際、各特徴量のクラスター分析(後述する図28参照)を行い、その分析結果に基づいて、特徴量とする地震動諸特性パラメータを選定してもよい。例えば、複数のクラスターに分類された場合には、各クラスターを代表するような地震動諸特性パラメータを特徴量として選定してもよいし、相互依存性が高い複数の地震動諸特性パラメータが存在する場合には、その中から代表の地震動諸特性パラメータを特徴量として選定してもよい。
上記各実施形態では、特徴量の1つである震央方位Λに、sinΛとcosΛのペア(以下、「ケースC10」という)を適用したものとして説明したが、震央方位Λとして、他のデータ形式を適用してもよい。
上記実施形態では、地震動評価モデル生成プログラム300及び地震動評価プログラム400は、記憶部30、40にそれぞれ記憶されたものとして説明したが、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、DVD、USBメモリ等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。また、地震動評価モデル生成プログラム300及び地震動評価プログラム400は、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供されてもよい。
2A…観測データ提供装置、2B…解析データ提供装置、
2C…地下構造データ提供装置、
3…地震動評価モデル生成装置、4…地震動評価装置、
5…ネットワーク、6…地震動シミュレーション装置、
10…データベース、10A…第1のデータベース、10B…第2のデータベース、
11…地震動データ、
12…学習用データ、12A…第1の学習用データ、12B…第2の学習用データ、
13、13A〜13K…地震動評価モデル、
30…記憶部、31…制御部、32…通信部、33…入力部、34…表示部、
40…記憶部、41…制御部、42…通信部、43…入力部、44…表示部、
300…地震動評価モデル生成プログラム、
310…DB管理部、310A…第1のDB管理部、310B…第2のDB管理部、
311…取得部、311A…第1の取得部、311B…第2の取得部、312…生成部、
400…地震動評価プログラム、
410…受付部、411…予測部、412…出力処理部
Claims (9)
- コンピュータを用いて機械学習により地震動評価モデルを生成する地震動評価モデル生成方法であって、
複数の地震と当該複数の地震による地震動が観測された少なくとも1つの観測点との各組み合わせについて、前記地震動が観測されたときの地震動諸特性パラメータ及び地震動観測記録を関連付けて記憶するデータベースから、前記地震動諸特性パラメータを特徴量とし、前記地震動観測記録から得られる地震動指標を目的変数として、前記特徴量及び前記目的変数で構成される学習用データを複数取得する取得工程と、
前記取得工程にて取得された複数の前記学習用データに基づいて、前記特徴量及び前記目的変数の相関関係を前記機械学習により学習することにより、前記機械学習の学習済みモデルとして前記地震動評価モデルを生成する生成工程と、を含む、
地震動評価モデル生成方法。 - 前記地震動諸特性パラメータは、
前記地震動の震源特性、及び、伝播特性を含み、
前記震源特性は、
マグニチュード、震央位置、震源深さ、地震種別、断層タイプ、震源メカニズム解、及び、前記震源メカニズム解の共役解の少なくとも1つであり、
前記伝播特性は、
震源距離、断層最短距離、及び、震央距離の少なくとも1つである、
請求項1に記載の地震動評価モデル生成方法。 - 前記地震動諸特性パラメータは、
前記地震動のサイト特性をさらに含み、
前記サイト特性は、
観測点位置、地震基盤面深さ、工学的基盤面深さ、層厚、密度、地震波伝播速度、Q値、及び、減衰定数の少なくとも1つである、
請求項2に記載の地震動評価モデル生成方法。 - 前記地震動諸特性パラメータは、
前記地震動の方位特性をさらに含み、
前記方位特性は、
前記観測点を基準として震央が位置する方位を示す震央方位である、
請求項2又は請求項3に記載の地震動評価モデル生成方法。 - 前記地震動指標は、
前記地震動の振幅特性、周期特性、及び、経時特性の少なくとも1つを含み、
前記振幅特性は、
前記地震動観測記録から得られる前記地震動の最大加速度、最大速度、及び、最大変位の少なくとも1つであり、
前記周期特性は、
前記地震動観測記録から得られる応答スペクトル又はフーリエスペクトルにおいて、少なくとも1つの周期に対する応答値であり、
前記経時特性は、
前記地震動観測記録から得られる応答継続時間スペクトルにおいて、少なくとも1つの周期に対する応答継続時間である、
請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の地震動評価モデル生成方法。 - 前記取得工程は、
前記地震動諸特性パラメータ及び前記地震動観測記録を関連付けて地震動データとして記憶する前記データベースから、前記学習用データを複数取得する際、
所定の地震条件及び所定の地震動条件の少なくとも一方を満たす前記地震に基づく前記地震動データを、前記学習用データとして選択する、
請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の地震動評価モデル生成方法。 - コンピュータを用いて、請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の地震動評価モデル生成方法により生成された前記地震動評価モデルに基づいて、前記地震動の特性を評価する地震動評価方法であって、
予測対象の前記地震動諸特性パラメータを受け付ける受付工程と、
前記受付工程にて受け付けられた前記予測対象の前記地震動諸特性パラメータを前記特徴量として前記地震動評価モデルに入力することにより当該地震動評価モデルから出力される前記目的変数に基づいて、前記予測対象の前記地震動諸特性パラメータに対応する前記地震動指標を予測する予測工程と、を含む、
地震動評価方法。 - コンピュータであって、
請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の地震動評価モデル生成方法に含まれる各工程を実行する制御部を備える、
地震動評価モデル生成装置。 - コンピュータであって、
請求項7に記載の地震動評価方法に含まれる各工程を実行する制御部を備える、
地震動評価装置。
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