JP2021188894A - グレートバー、グレートバー配置、およびグレートバー配置の実施方法 - Google Patents

グレートバー、グレートバー配置、およびグレートバー配置の実施方法 Download PDF

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Abstract

【課題】グレートバーを保護し、火床の通気をよくする。【解決手段】グレートバー1はグレートバーヘッドと二つの側壁とグレートバーヘッド背面側の側壁間に設けられた転走面5と転走面の下方の側壁間に配置された底面とを備え一つの側壁の凹部が転走面と底面との間に少なくとも一つの空気スロット9,10を形成し、凹部は一つの側壁にのみ配置され反対側の側壁には設けられていないことを特徴とする。【選択図】図6

Description

本発明は、グレートバーに関する。グレートバーは、グレートバーヘッドと、二つの側壁と、グレートバーヘッド背面側の側壁間に設けられた転走面と、転走面の下方の側壁間に配置された底面とを備え、側壁の凹部が、転走面と底面との間に、少なくとも一つの空気スロットを形成することを特徴とする。
さらに、本発明は、グレートバー配置に関する。グレートバー配置は、複数のグレートバーを含み、複数のグレートバーは、それぞれ、転走面と、グレートバーヘッドとを備える。上側グレートバーは、グレートバーヘッドとともに、下側グレートバーに対して移動可能に配置されており、これにより、グレートバーヘッドは、グレートバーの転走面の前方領域および後方領域上を摺動し得る。
さらに、本発明は、グレートバー配置の実施方法に関する。グレートバー配置は、複数のグレートバーを含み、複数のグレートバーは、それぞれ、転走面と、グレートバーヘッドとを備える。上側グレートバーは、グレートバーヘッドとともに、下側グレートバーに対して移動可能に配置されており、これにより、グレートバーヘッドは、グレートバーの転走面の前方領域および後方領域上を摺動し得る。
グレート炉は、固形燃料を使用する炉であり、炉内では、燃料がグレート上に置かれた状態で燃焼する。グレートは、開口を有する面である。グレートの開口は、燃焼に必要な空気(「グレート下衝風」)を導入し、灰をデスラガから排出する役割を果たす。大型グレート炉において、火を再循環する(「焚く」)にあたって必要となる動作は、グレートを移動させることで自動的に行われる。
階段式グレート/可動式グレートは、一段の平坦な台のような形状を有し、一般的に0度〜30度、例えば、24度または26度の傾斜を有する。グレート上の燃料の移動は、複数の段が移動することに伴って燃料が運搬されることで実現する。グレートバーの移動方向によっては、階段式グレートは、送込みグレート、あるいは逆走グレートとも称される(いずれの場合でも、燃料は前方に向かって移動する)。
階段式グレートは、燃焼効率を上げるため、粗く、灰分の高い燃料、例えば、家庭ゴミや商業廃棄物、バイオマス、処理物、あるいは、今日ではあまり見られないが、褐炭を使用する。
階段式グレートは、複数のグレートバーを備え、それらのグレートバーは、互いに固定されて接続されているか、グレート上で可燃物を運べるよう、互いに移動可能に接続されている。
グレートバーは、一般的に、転走面の前にあるグレートバーヘッドに、空気スロットを有する。空気スロットを設けるため、グレートバーの側壁に凹部が設けられ、また、凹部は、側壁表面に開いた丸い開口の形を有する。この開口により、空気がグレートバーまで運ばれ、その後、グレートバー間の空気スロットを通って、火床に抜ける。丸い開口は、例えば、グレートバーの表面に設けられていてもよい。
特に、金属を多く含む廃棄物を使用する場合、グレートバーヘッドの領域にある空気スロットに、金属部分が引っかかり、詰まってしまうことがある。
特許文献1には、こうした事態を回避するための空気スロットについての記載がある。空気スロットは、グレートバーヘッドおよび転走面の領域にあるグレートバーの側壁に配置されたもので、グレートバーの両側に配置されているため、空気スロットを形成する凹部同士が、常時、設置されたグレートバー内で互いに対向した状態となる。隣接するグレートバーが相対移動する際、空気スロットを通り抜けた小片が分割され、粉砕される。これにより、粉砕された小片、空気の流れに乗って、再び空気スロットから火床にくべられる。
しかし、この配置には、空気スロット内の金属小片にかかる力が、反力となってしまうという欠点があり、これにより、個々のグレートバーが影響を受けてしまい、グレートバーの動きが制御できなくなり、空気スロットの領域の損傷につながる恐れがある。
欧州特許出願公開第2614304号明細書
したがって、本発明の目的は、既知のグレートバーをさらに発展させ、実際の使用において、グレートバーを保護し、火床の通気をよくすることにある。
少なくとも一つの空気スロットが、一つの側壁にのみ配置され、反対側の側壁には設けられていない、一般的なグレートバーによって、こうした問題は解決される。
一つの側壁にのみ空気スロットを配置するため、反対側の空気スロットの領域に小片を入り込ませず、少なくとも一つのグレートバーにかかる剪断力が、その小片に働く。転走面の領域に空気スロットを配置し、グレートバーヘッドの領域に配置しないことで、空気スロットに挟まった金属小片に対して、転走面を摺動する上側のグレートバーにから、常に力が掛かる。
したがって、この剪断力は、二つの隣接するグレートバーの間には、実質、掛かることがない代わりに、下側グレートバーと上側グレートバーとの間にかかる。下側グレートバーの空気スロットに小片が入り込みそうな際、上側グレートバーが転走面上を摺動することで、空気スロットに入り込みそうな小片を押し出すことができる。
上側グレートバーのグレートバーヘッドが、転走面に配置された空気スロット上にかかるため、空気スロットが火床内に位置したり、上側グレートバーに覆われたりする。これにより、空気スロットの熱摩耗が低減する。また、上側グレートバーのグレートバーヘッドが、転走面に配置された空気スロット上にかかることにより、転走面がきれいな状態、少なくとも、転走面上のものが押されて何もない状態になる。したがって、空気スロットの上側がきれいな状態になる。空気スロット領域から供給される空気が、火に送り込まれる。これにより、いわゆる「ほど(火床)」となり、特に、空気スロットの領域で熱摩耗が進む。ここで、この「ほど」が、上側グレートバーヘッドが通りすぎることで消火される点が、利点となる。空気スロットが一時的に、移動中のグレートバーヘッドに実質覆われるため、ある程度冷却される。また、グレートバーヘッドが被った空気スロットは、冷却スロット上にあった可燃物が押しやられることによっても、さらに冷却される。
本発明によれば、上側グレートバーにより、下側グレートバーの転走面の領域に引っかかった小片が空気スロットから抜ける。そこで、側壁において、転走面の領域にのみ、少なくとも一つの空気スロットを設けることが更に提案される。したがって、グレートバーは、グレートバーヘッドの領域には空気スロットを一切有することがなく、空気スロットを一つ、転走面の領域に設けるか、複数の空気スロットを前後に設けることとした。二つの空気スロットが、転走面の領域に、前後に設けられることが好ましい。
グレートバーヘッドの領域に一つも空気スロットを配置しない場合、グレートバーヘッドによって、空気スロットが火床に押されることもない。これにより、グレートバーヘッドが火床に入った際、物体、特に、金属小片が、グレートバーヘッドの空気スロット内に押し込まれることがなくなる。
金属部分がグレートバーの空気スロットに引っ掛かるリスクをさらに低減させる目的で、空気スロットに、転走面から底面に向かって延びる断面領域を設けることが提案される。こうした空気スロットが上側の転走面から下側底面にかけて延伸すると、転走面上を移動するグレートバーによって小片が加圧・粉砕された際、火床から、そして転走面から、空気スロット内に到達した小片が、空気スロットを通って、落下する。
この目的において、切断刃端を、転走面と、その下方に位置する断面領域の拡大領域との間に設けてもよい。この切断刃端により、空気スロット内に入り込んだ粒体の粉砕が容易になる。
空気スロットは、一般的に、グレートバーの延伸方向に対して短手方向の前方側、その反対の後方側、そして、その間に設けられる側壁を有するよう設計される。ここで、前方、後方、および/または側壁が、転走面に対して鋭角に配置された場合、断面領域が、転走面の直下に延伸し、刃端が転走面上に形成されることで、小片の切断が促進されるという利点がある。
実際、グレートバーヘッドの下端は、下側グレートバーの転走面上にあり、上側グレートバーヘッドの摺動面は、それゆえ、下側グレートバーの転走面に接触する。この摺動面は、スペーサを有していてもよい。スペーサ―は、転走面上の小片にある程度の力を掛けるような形状を有し、可能であれば、空気スロットにある程度入り込んでいるとよい。
スペーサは、同様に、切断刃端として、接触面を有していてもよく、この接触面は、摺動面に向かって鋭角に延伸し、または、200mm未満の曲率半径を有し、特に、円形部分の中心角度が80度未満である。下側グレートバーの転走面上をグレートバーが移動する間に、下側グレートバーの表面で物体を切り刻む、あるいは表面から削り取るまたは、前方に押し出す目的で、グレートバーの長手方向における摺動面の前端に切断刃端を配置してもよい。
あるいは、下側転走面の表面をきれいにする目的で、この切断刃端を摺動面の後端に配置してもよい。上側グレートバーが下側グレートバーの転走面から引き戻される間、グレートバーの摺動面が下側転走面の表面上を移動するためである。グレートバーヘッドは、したがって、二つの切断刃端を有することが好ましい。つまり、二つの切断刃端それぞれにより、グレートバーが進む際、そして引き戻される際に、下側グレートバーの転走面がきれいになる。
あるいは、グレートバーの摺動面は、押刃端として接触面を有するスペーサを有していてもよい。この接触面は、摺動面に向かって鈍角に延伸し、または、200mmより大きい曲率半径を有し、特に、円形部分の中心角度が100度より大きい。下側グレートバーヘッドの転走面上に欠片がある場合、グレートバーの摺動面ヘッドにより、こうした堆積物を確実に処理することを目的として、
この押刃端が摺動面の前方領域上に、および/または、摺動面の後方領域に位置するよう設計されてもよい。
実施形態の一つとして、切断刃端が摺動面の前方領域に位置し、押刃端が摺動面の後方領域に位置することが好ましい。グレートの構成および燃焼させる物質によっては、グレートバーは、切断刃端または押刃端を複数個所に有していてもよく、異なる燃焼領域で、最適なグレートバー(その領域に合った押刃端および切断刃端を有するグレートバー)をそれぞれ使用することができるよう、異なるグレートバー同士が組み合わされていてもよい。グレートバーを燃焼工程にそれぞれ合わせて使用することで、燃焼の最適化を実現できる。
前述の特徴とは独立した形で、本発明に係るグレートバーは、一部あるいは二部構成のラッチを備えていてもよい。一部構成のラッチとは、成型体であったり溶接されたりするものではなく、別体として取り外し可能なラッチであると理解されたい。例えば、ラッチは、長尺孔に挿入され、回転することで固定されるヘッドを有していてもよい。
好ましくは、ラッチは二部構成であって、特に、ねじとナットの組合わせからなる。したがって、グレートバーのラッチにねじを設けることが提案される。これにより、特に火床領域の縁において、グレートバー同士を容易に取り外すことができる。螺合可能なナットは、転走面の下方に、または転走面に隣接した外側に位置し得る。ねじ頭部は外側に、そして、ナットは転走面下に保護されて設けられていることが好ましい。
別の実施形態として、ラッチのねじは、多角柱状の根元部を有するねじ頭部を有する。例えば、ねじは、いわゆるアレンねじ、六角穴ねじ、または四角穴ねじであってもよい。ねじ頭部は、側壁に位置することが好ましい。これにより、ねじが側壁を越えて外側に突出し、ラッチの役割を果たす。ナットは、転走面の下に配置され、ねじを保持する役割、さらに可能であれば、ねじを取り外す役割を果たす。
取り外しが可能なラッチの場合、ラッチヘッドは、隣接するグレートバーのラッチ窓に係合するため、既知のラッチと同様に機能する。このラッチヘッドが、丸い断面を有する場合、ラッチ付近に何も干渉するものがない状態となるため、有利である。ラッチが曲面を有していれば、干渉するものが塊となって存在し得る平面自体をなくすことができる。
グレートバーは、グレートバーの異なる箇所に、複数のラッチを備えていてもよい。しかし、ラッチが複数あると、あるラッチ箇所では問題がなくとも、別の箇所で問題が起きるなど、複雑化するため、グレートバーが、ラッチを一つのみ備えている場合のほうが有利である。
先行技術においては、冷却リブ等の取り付け具がグレートバーの底面に含まれていることが一般的だが、ここでは、ラッチ領域の側面領域間において、略平坦な底面を設けることが提案されている。これにより、ラッチの合わせ片、例えばナットを接近しやすい位置に配置することができ、グレートバー全体で、必要な材料を減らすことができるため、軽量化につながる。
グレートバーの他の利点としては、グレートバーがラッチ窓を有することが挙げられる。ラッチ窓には、隣接するグレートバーのラッチが係合し、転走面とは逆側に開口を有する。本実施形態は、エッジバーを想定しているものであり、グレートバーを下に保持し続ける、つまり、持ち上がらないようにする必要はない。
したがって、ラッチ窓は、下側開口として機能し、ラッチ窓に到達した物体は、ラッチ窓からさらに落下する。
グレートバーは、それ自体に埋設された芯棒を有しており、これは、本発明において必須の事項であり、かつ前述の特徴とは独立した事項である。グレートバーを他の材質から形成することは、もちろん既知である。こうしたグレートバーにおいて、転走面には特定の材質を用いるものの、その他の箇所においては、他の材質を用いて形成される。これにより、転走面が安定する。
一方、グレートバーに埋設された芯棒は、独自の機能を有している。バーが損傷した場合に、芯棒自体は損傷することなく、あるいは、少なくともバーの損傷片を保持して、バーが分解されないように、芯棒は、特に柔軟性を持たせて設計されていてもよい。これにより、グレートバーが損傷したとしても、制御アイドルタイムに入るまでは、グレートから損傷したバーが下側廃棄物収集装置に落ちることなく、グレートの運転を続けることができる。
炉プラントにおいて、グレートバーが単体で使用されることはなく、複数のグレートバーを含むグレートバー配置の一部として使用される。したがって、上側グレートバーは、グレートバーヘッドとともに、下側グレートバーに対して移動可能に配置され、これにより、グレートバーヘッドが、グレートバーの転走面の前方領域および後方領域上を摺動する。転走面が前方領域および後方領域に空気スロットを有し、グレートバーヘッドがこれらの空気スロットに対して変位可能である点で、この種のグレートバー配置は有利であり、これにより、全ての通気スロットの開口断面が一定となる。
つまり、グレートバー同士が互いに変位することで、下側グレートバーの全ての空気スロットが上側グレートバーによって覆われたり、前方空気スロットのみが上側グレートバーによって覆われたり、あるいは、全ての空気スロットが解放された状態になったり、変化する。これにより、初期段階で、大半の空気は下側グレートバーを通って流れる。そして、グレートバー移動時に、上側グレートバー上の空気スロットがより多く、あるいはより少なく、この上側グレートバーによって覆われると、全ての空気スロットの開口断面は、本発明に係る配置において、一定となる。
上段に複数のグレートバーを有するグレートの場合、複数のグレートバー(移動可能に配置)を含むグレートバー配置となっている領域が多数出てくる。これにより、グレートバー配置において、全ての通気スロットの開口断面が一定となる。空気スロットが配置されることで、その分の空き領域が生まれ、空気が流れやすくなり、空気の入れ替えが起こることで、加熱の安定化が図られる。上側グレートバー同士の相対ストロークにより、空気スロットが覆われ、空気スロットの領域において集められた干渉し得る小片を切断できる。
したがって、互いに上下に重ねて配置されたグレートバーは、互いに移動可能であり、互いに隣接するグレートバーは、互いに移動可能とするか、または、互いに螺合することで固定されていてもよい。
本発明のさらなる目的は、グレートバー配置の実施方法によって果たされる。該方法におけるグレートバー配置は、複数のグレートバーを含み、それぞれのグレートバーは、転走面とグレートバーヘッドとを備える。グレートバーヘッドが、グレートバーの転走面の前方領域および後方領域上を摺動するよう、上側グレートバーは、グレートバーヘッドとともに、下側グレートバーに対して移動する。転走面は、前方領域および後方領域に空気スロットを有し、グレートバーヘッドは、これらの空気スロットに対して変位可能であるため、全ての通気スロットの開口断面一定となる。このグレートバー配置には、炉システム内全てのグレートバーが含まれている必要はない。互いに上下に重なっている複数のグレートバーを含む一領域において、これらグレートバーが上述のように配置され、空気スロットが設けられていれば充分である。これにより、運転中、全ての通気スロットの開口断面が略一定となる。
実施形態に係るグレートバーおよびグレートバー配置を、図面で示し、続いて、その詳細を説明する。図面は以下の通りである。
図1は、前方ラッチおよび後方ラッチを有するグレートバーを示す。 図2は、図1に示す前方ラッチの拡大図を示す。 図3は、図2に示すラッチの領域の二本のグレートバーの断面図を示す。 図4は、他の実施形態による、図2に示すラッチの拡大図を示す。 図5は、図4に示すラッチの領域の二本のグレートバーを通る断面図を示す。。 図6は、三本の隣接するグレートバーを含むグレートバー配置の図を示す。 図7は、二本のグレートバーを含むグレートバー配置の図を示す。二本のグレートバーは、互いに隣接して配置され、常に、相互に重ねて配置されている。 図8は、前方に切断刃端と後方に押刃端とを有するグレートバーヘッドを通る断面図を示す。 図9は、前方に切断刃端と後方の上昇した切断刃端とを有するグレートバーヘッドを通る断面図を示す。 図10は、前方に切断刃端と後方の下向きの切断刃端とを有するグレートバーヘッドを通る断面図を示す。 図11は、図1の前方空気スロットの模式図示す。 図12は、図11に示すグレートバーの領域を長手方向に通る模式断面図を示す。 図13は、図11に示すグレートバーの領域を通る模式断面図を示す。 図14は、図13の詳細を表す拡大模式図を示す。 図15は、最下位置にある可動グレートバーを含むグレートバー配置を示す。 図16は、中央位置にある可動グレートバーを含む、図15に示すグレートバー配置を示す。 図17は、最上位置にある可動グレートバーを含む、図15に示すグレートバー配置を示す。 図18は、グレートバーの底面を示す。 図19は、図18に示すグレートバーを長手方向に通る断面図を示す。 図20は、模式的にグレートバーに埋設された芯棒を示す。 図21は、図20に示すグレートバーが損傷した様子を示す。
図1に示すグレートバー1は、グレートバーヘッド2と、二つの側壁3および4と、転走面5とを備える。グレートバーヘッド2は、グレートバー1の前方領域に設けられ、転走面5は、その背面側のグレートバー1の後方領域に設けられる。グレートバー1の底面6は、転走面5の下方の側壁3および4の間に設けられる。
側壁4の凹部7および8は、転走面5の領域の、グレートバー1の片側に設けられる。横に並んで設けられた凹部7および8は、空気スロット9および10を形成する。空気スロット9および10は、短手方向方向から見ると、底面6から転走面5に延伸している。
空気スロット9および10は、転走面5の領域にのみ設けられ、グレートバーヘッド2の領域には設けられていない。これにより、空気スロット9および10は、転走面5上で押されて移動する、他のグレートバーのグレートバーヘッドによって完全に覆われる。
空気スロット9の前方逃げ面11および後方逃げ面12は、それぞれ転走面5に対して鋭角に配置される。これにより、断面領域13(図6参照)が、転走面5からグレートバー1の底面6に向かって延伸する。
それに伴い、図12に示すように、空気スロット10の逃げ面15および16は、それぞれ、転走面5に対して鋭角17および18に配置される。これにより、空気スロット10の断面14もまた、転走面5から底面6に向かって延伸する。
逃げ面11および12間の、そして逃げ面15および16間の、凹部7および8が、転走面5に対して鋭角であるため断面13および14の、転走面5からグレートバー1の底面6に向う延伸が増加する。これにより、空気スロット9および10の断面領域13および14は、転走面5から底面6に向かって延伸する。
図6は、その間に空気スロット25乃至28を有する、略一面として、転走面5、23、24を設けるために、複数のグレートバー1、21、22がいかに隣接して配置されているかを示す。
図7は、他方のグレートバー31および32のグレートバーヘッド29および30が、いかにグレートバー1および21の転走面5および23に沿って摺動するかを示す。グレートバーヘッド29および30は、これにより、グレートバー1の空気スロット9および10と、グレートバー21の空気スロット27および28とをまたいで移動し、空気スロット9および10と、空気スロット27および28とから、転走面5および23上に位置する火床の物体を離間させる。
この目的において、グレートバーヘッド2、29、30の前端は、特殊な形状を有している。図8、図9、図10の断面図に示すように、この形状は、用途や使用領域によって設計され得るものである。
図8に示すグレートバーヘッド33は、摺動面35を有する下端34を有し、摺動面35は、グレートバーヘッド33の前端に切断刃端37を有する。切断刃端37は、摺動面35および押出面36の間に鋭角38を有する。
グレートバーヘッドを引き戻す際、内側40はスペーサの機能を果たす。スペーサは、図8に示す実施形態において、摺動面35となる押刃端41として設計される。押刃端41は、摺動面35および押出面40の間に鈍角42を有する。図8では、曲率半径が約6mmで、円形部分の中心角が約105度の押刃端41が示されている。一方、図9では、グレートバーヘッド45の切断刃端46(図8同様)と、断面で見ると鈍角を有するよう形成された押刃端41とが示されている。
図10は、一方の切断刃端51および他方の切断刃端54を有するグレートバーヘッド50を示す。グレートバーヘッド50において、摺動面53の前方領域では、切断刃端51は鋭角52を有し、摺動面53の後方領域では、切断刃端54は鋭角55を有する。
図2乃至図5は、二部ラッチ60および61を示す。各ラッチは、ねじ62、63、およびナット64、65をそれぞれ備える。ねじ62には、多角柱状の根元部67を有するねじ頭部66があり、ねじ63には、きのこ形のねじ頭部68がある。ラッチ60および61は、どちらも、断面が丸いラッチヘッドを有する。ラッチヘッドは、隣接するグレートバー(図3)の壁または隣接するグレートバー(図5)底面69の下に配置される。隣接するグレートバー1および23の底面6および69は、ラッチ60および61の領域の、側壁3および4の間において、略平坦である。これにより、ねじ62および63と、ナット64および65が容易に接近可能となる。
グレートバー1および23は、それぞれ、ラッチ窓70および71を側壁3に、そして、ラッチ60および61を対向する側壁4に有する。これにより、グレートバー1および23が隣接した際、ラッチ60および61が、それぞれ、隣接するラッチのラッチ窓70および71に係合し得る。ラッチ窓70および71は、隣接するグレートバーのラッチ60および61を、上側の領域に収容し、転走面5に対向する側に開口部(不図示)を設けてもよい。
図18乃至図21に示すグレートバーは、単一のラッチ66のみを有し、芯棒80が、グレートバー1に埋設されている。この埋設された芯棒80は、転走面下に設けられている。これにより、芯棒が転走面と接触することはない。「埋設」とは、グレートバーを形成した際の残りの材料で芯棒を完全に覆っている状態であることが好ましい。つまり、その材料により、完全に包まれた状態である。
図21は、グレートバー1が損傷した際に、芯棒80がどのように曲がるか、そして、損傷時に空隙81ができた場合、芯棒80がいかに空隙81を埋め、グレートバー1の損傷部82および83を保持するか、を示す。
図15乃至図17は、二本の固定されたグレートバー91および92と、その間を移動可能に設けられた一本のグレートバー93とを含むグレートバー配置90を示す。図15乃至図17を参照すれば、可動グレートバー93が、固定グレートバー91および92の間を下側位置から(図15)、中央位置を通って(図16)、上側位置まで(図17)、どのように移動し得るかが明らかである。
グレートバーの配置および形状は、可動グレートバー93の位置に関わらず、空気スロット94乃至97の全ての断面開口が一定になるよう、構成される。この目的において、グレートバー91および93は、転走面98および99を有する。グレートバーヘッド100および101のどちらの場合も、グレートバー93は、グレートバーヘッド101とともに、上側グレートバーとして、グレートバー91に対して移動可能に配置されている。この時、グレートバー91は下側グレートバーとして機能する。上側グレートバー93を、下側グレートバー91をまたいで押し出す際、グレートバーヘッド101は、グレートバー91の転走面98の前方領域102および後方領域103をまたいで摺動する。これにより、初期段階において、グレートバー93のグレートバーヘッド101は、後方領域103の空気スロット95にかかる。続いて、図16に示すように、空気スロット95は、グレートバー93のグレートバーヘッド101によって完全に覆われる。一方で、グレートバー92によって覆われていた、グレートバー93の空気スロット96が解放される。そのため、空気スロット94および95は、図15に示すグレートバー位置において開口し、空気スロット94および96は、図16に示す位置において開口する。
図17は、グレートバー93が完全に上方向に押し上げられ、空気スロット95とグレートバー91の空気スロット94との両方を覆っている様子を示す。ここで、可動グレートバー93の空気スロット96および97が解放され、これにより、二つの空気スロットが再び、可動グレートバー93の位置で開口する。
本例におけるグレートバー配置では、空気スロット94、95、96、97が、転走面98および99の領域に配置されている。こうすることで、グレートバーが移動している間、全ての空気スロットの開口断面を常に一定にすることが可能となる。

Claims (15)

  1. グレートバーヘッド(2)と、
    二つの側壁(3,4)と、
    前記グレートバーヘッド(2)背面側の前記側壁(3,4)間に設けられた転走面(5)と、及び、
    前記転走面(5)の下方の前記側壁(3,4)間に配置された底面(6)と、を備え、
    凹部(7,8)が、前記転走面(5)および前記底面(6)との間に、一つの側壁(4)の少なくとも一つの空気スロット(9,10)を形成し、
    前記少なくとも一つの空気スロット(9,10)は、前記一つの側壁(4)にのみ配置され、反対側の側壁(3)には設けられていない、ことを特徴とする、グレートバー(1)。
  2. 前記側壁(4)は、前記転走面(5)の領域にのみ、前記少なくとも一つの空気スロット(9,10)を有する、ことを特徴とする、請求項1に記載のグレートバー。
  3. 前記空気スロット(9,10)は、前記転走面(5)から前記底面(6)に向かって延伸する断面領域(13)を有する、ことを特徴とする、請求項1または2に記載のグレートバー。
  4. 前記グレートバーヘッド(2,33)は、下端(34)として、切断刃端(37)を有する摺動面(35)を備え、前記切断刃端(37)は、鋭角(38)に延びる接触面または200mm未満の曲率半径のいずれかを有し、特に、前記摺動面(35)および押出面(36)の間の、円形部分の中心角度が80度未満である、ことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のグレートバー。
  5. 前記グレートバーヘッド(2)は、下端として、押刃端(41)を有する摺動面(35)を備え、前記押刃端(41)は、鈍角(42)に延びる接触面または200mmより大きい曲率半径のいずれかを有し、特に、前記摺動面(35)および押出面(40)の間の、円形部分の中心角度が100度より大きい、ことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のグレートバー。
  6. 前記グレートバーは、一部あるいは二部構成のラッチ(60,61)を備える、ことを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のグレートバー。
  7. 前記ラッチ(60,61)は、ねじ(62,63)を有する、ことを特徴とする、請求項6に記載のグレートバー。
  8. 前記ねじ(62,63)は、多角柱状の根元部(67)を有するねじ頭部(66)を有する、ことを特徴とする、請求項7に記載のグレートバー。
  9. 前記グレートバーは、ラッチヘッドの断面が丸いラッチ(60,61)を有する、ことを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか一項に記載のグレートバー。
  10. 前記グレートバーは、一つのラッチ(60,61)のみを有する、ことを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか一項に記載のグレートバー。
  11. 前記底面(6)は、前記ラッチ(60,61)の領域の、前記側壁(3,4)の間において略平坦である、ことを特徴とする、請求項1乃至10のいずれか一項に記載のグレートバー。
  12. 前記グレートバーは、ラッチ窓(70,71)を有し、前記ラッチ窓(70,71)には、隣接するグレートバー(1)の前記ラッチ(60,61)が係合し、前記転走面(5)とは逆側に開口を有し得る、ことを特徴とする、請求項1乃至11のいずれか一項に記載のグレートバー。
  13. 前記グレートバーは、前記グレートバー(1)に埋設された芯棒(80)を有する、ことを特徴とする、請求項1乃至12のいずれか一項に記載のグレートバー。
  14. 複数のグレートバー(91,92,93)を含む、グレートバーの配置(90)であって、各グレートバーは、
    転走面(98,99)と、
    グレートバーヘッド(100,101)と、を備え、
    上側グレートバー(93)は、前記グレートバーヘッド(101)とともに、下側グレートバー(91)に対して移動可能に配置されており、これにより、前記グレートバーヘッド(101)は、前記グレートバー(91)の前記転走面(98,99)の前方領域(102)および後方領域(103)上を摺動し、
    前記転走面(98,99)は、前記前方領域および前記後方領域(102,103)に空気スロット(94,95,96,97)を有し、
    前記グレートバーヘッド(100,101)は、全ての空気スロット(94,95,96,97)の開口断面が一定となるよう、前記空気スロット(94,95,96,97)に対して変位可能である、ことを特徴とする、グレートバー配置(90)。
  15. 複数のグレートバー(91,92,93)を含む、グレートバー配置の実施方法であって、各グレートバーは、
    転走面(98,99)と、
    グレートバーヘッド(100,101)と、を備え、
    上側グレートバー(93)は、前記グレートバーヘッド(101)とともに、下側グレートバー(91)に対して移動し、これにより、前記グレートバーヘッド(101)は、前記グレートバー(91)の前記転走面(98,99)の前方領域(102)および後方領域(103)上を摺動し、
    前記転走面(98,99)は、前記前方領域(102)および前記後方領域(103)に空気スロット(94,95,96,97)を有し、
    前記グレートバーヘッド(100,101)は、全ての空気スロット(94,95,96,97)の開口断面が一定となるよう、前記空気スロット(94,95,96,97)に対して変位する、ことを特徴とする、グレートバー配置の実施方法。
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