JP2021186801A

JP2021186801A - 工業廃ガス用除塵脱硫装置

Info

Publication number: JP2021186801A
Application number: JP2020183678A
Authority: JP
Inventors: 金耀; Yao Jin
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2020-05-25
Filing date: 2020-11-02
Publication date: 2021-12-13
Also published as: CN111530260A

Abstract

【課題】煙塵中の埃を完全に除去できる、工業廃ガス用除塵脱硫装置を提供する。【解決手段】台座筐体１と、台座筐体内に形成される第一活動空間と、台座筐体の前側に設けられる水タンク１０と、水タンクに固定して設けられる第一ウォーターポンプ１１と、第一ウォーターポンプと台座筐体の上端とに固定して設けられる給水管１２と、台座筐体の上端に固定して設けられ且つ第一活動空間と連通して設けられる煙入り管９と、第一活動空間の下側に形成される第二活動空間、第三活動空間、第四活動空間、及び第一活動空間と第二活動空間とを連通して設けられる第一連通管と、第二活動空間と前記第三活動空間とを連通して設けられる第二連通管と、第三活動空間と前記第四活動空間とを連通して設けられる第三連通管と、第一活動空間の上側に形成される貯水空間とを含む。【選択図】図１

Description

本発明は環境保護技術分野に属し、具体的には工業廃ガス用除塵脱硫装置に関する。

改革開放により、人々の生活が大幅に改善されたが、環境保護を重視しなかったため、人々は改革開放の成果を享受すると同時に、破壊された過酷な環境による影響を受ける。冬に、集中暖房サービス、産業用熱供給及び産業用発電によって、不完全燃焼の濃い煙は直接大気に排出されるため、街が煙に包まれ、人々の健康に大きな脅威をもたらす。近年、人々は環境保護の重要性をますます認識し、煙塵の排出を制限、管理し、良い効果を収めたが、国家の規定する排煙の二酸化硫黄含有量基準を満たしていない。現在、さまざまな除塵脱硫装置が開発されてきたが、従来の除塵脱硫装置では、煙塵中のほこりを完全に取り除けなく、大気への汚染をなくすことができない。

中国特許出願公開第１０８６１９８４３号明細書

煙塵中の埃を完全に除去できる、工業廃ガス用除塵脱硫装置を提供する。

工業廃ガス用除塵脱硫装置であって、台座筐体と、前記台座筐体内に形成される第一活動空間と、前記台座筐体の前側に設けられる水タンクと、前記水タンクに固定して設けられる第一ウォーターポンプと、前記第一ウォーターポンプと前記台座筐体の上端とに固定して設けられる給水管と、前記台座筐体の上端に固定して設けられ且つ前記第一活動空間と連通して設けられる煙入り管と、前記第一活動空間の下側に形成される第二活動空間と、前記第二活動空間の下側に形成される第三活動空間と、前記第三活動空間の下側に形成される第四活動空間と、前記第一活動空間と前記第二活動空間とを連通して設けられる第一連通管と、前記第二活動空間と前記第三活動空間とを連通して設けられる第二連通管と、前記第三活動空間と前記第四活動空間とを連通して設けられる第三連通管と、前記第一活動空間の上側に形成される貯水空間と、前記貯水空間の底部に形成される複数の出水穴と、前記台座筐体に固定して設けられる貯蔵筐体と、前記貯蔵筐体の下側に設けられる反応筐体と、前記反応筐体の下側に設けられる処理筐体と、前記貯蔵筐体と前記反応筐体との間に固定して設けられる第一連結管と、前記反応筐体と前記処理筐体との間に固定して設けられる第二連結管と、前記処理筐体に固定して設けられる排煙管と、前記第四活動空間の側壁に形成される排煙穴と、前記台座筐体と前記処理筐体とに固定して設けられる第三連結管と、前記反応筐体内に形成される反応空間と、前記反応空間における内壁の下側に形成される仕込み穴と、前記水タンクに設けられる第二ウォーターポンプと、前記第二ウォーターポンプと前記反応筐体との間に固定して設けられる通水管と、それぞれ前記第一活動空間と前記第二活動空間と前記第三活動空間とに設けられる三つの除塵装置と、前記反応空間内に設置される攪拌装置と、を含み、前記第四活動空間の底部には排水凹溝が形成され、前記排水凹溝の底部は斜面を成し、前記排水凹溝において前記水タンクに向く側壁は開口を成し、前記除塵装置は、前記第一活動空間の底部に設けられ且つ前記第二活動空間と連通して設けられる排水空間と、前記排水空間の両側壁の間に回転できるように設けられる回転軸と、前記回転軸に固定して設けられる第一翻転板と、前記排水空間に形成される排水溝と、前記排水溝の両側壁の間に回転できるように設けられる伝動軸と、を含む。

前記除塵装置はまた、前記伝動軸に固定して設けられる第二翻転板と、前記第二翻転板に形成される複数の漏水穴と、それぞれ前記第二翻転板の四つの側面に固定して設けられる四つのゴム棒と、それぞれ前記排水溝の両側壁に形成される二つの弓形溝と、それぞれ二つの前記弓形溝に固定して設けられる二本の第一当接棒と、それぞれ二本の前記第一当接棒の下端にヒンジ連結される二つの第二当接棒と、を含み、
前記除塵装置はまた、それぞれ二本の前記第二当接棒のヒンジ連結部に固定して設けられる二本の第三ねじりばねと、前記第二翻転板の上側に往復移動できるように設けられる摺動板と、それぞれ前記摺動板の両側面に固定して設けられる二枚の係合板と、それぞれ前記第二翻転板における上端面の両側に固定して設けられる二つのピストンシリンダーと、それぞれ前記ピストンシリンダーに設けられ且つ一端に開口がある二つのピストン空間と、二つのピストン空間内に往復移動できるように設けられる二本の移動棒と、それぞれ二本の前記移動棒において前記ピストン空間内に位置する端に固定して設けられる二つのピストンブロックと、を含み、前記摺動板の下面は二本の前記移動棒の他端と固定して連結される。

前記攪拌装置は、前記反応筐体に固定して設けられるモーターと、それぞれ前記反応空間における内壁の両側に固定して設けられる二つの固定円盤と、それぞれ二つの前記固定円盤に形成される二つの係合穴溝と、前記モーターの出力端に固定して設けられ且つ前記反応空間における側の壁と一つの前記固定円盤を貫通して設けられる旋転軸と、円周方向に沿って前記旋転軸の外表面に等間隔に固定して設けられる三枚の多孔板と、を含む。

前記攪拌装置はまた、それぞれ前記旋転軸の両端に固定して設けられ且つ二つの前記係合穴溝に位置する二つの回転盤と、円周方向に沿って一つの前記固定円盤の端面に回転できるように設けられ且つもうひとつの前記固定円盤を貫通して設けられる三つの回転ローラーと、それぞれ三つの前記回転ローラーに固定して設けられる三つの回転歯車と、前記反応空間の側壁に固定して設けられ且つ前記回転歯車と噛合して設けられる係合内歯車と、を含み、前記旋転軸は二つの係合穴溝に位置し、且つ各前記回転ローラーにはそれぞれ複数の轢き潰しブロックが円周方向に沿って等間隔に固定して設けられる。

本発明は、簡単な構造を有し、煙塵中の埃を完全に除去できる。

本願に記載の各方向が、図１と同じ向きに装置を見た際の方向である。
本発明の立体図である。本発明の上面図である。図２のＡ‐Ａ線に沿う断面図である。図３におけるＢの拡大図である。図３におけるＣの拡大図である。図５におけるＤの拡大図である。図６におけるＥの断面図である。図２のＦ‐Ｆ線に沿う断面立体図である。図８におけるＧの拡大図である。図２のＨ‐Ｈ線に沿う断面立体図である。図１０におけるＩの拡大図である。回転歯車と係合内歯車との構成略図である。

図１〜１２に示すように、工業廃ガス用除塵脱硫装置であって、台座筐体１と、前記台座筐体１内に形成される第一活動空間２と、前記台座筐体１の前側に設けられる水タンク１０と、前記水タンク１０に固定して設けられる第一ウォーターポンプ１１と、前記第一ウォーターポンプ１１と前記台座筐体１の上端とに固定して設けられる給水管１２と、前記台座筐体１の上端に固定して設けられ且つ前記第一活動空間２と連通して設けられる煙入り管９と、前記第一活動空間２の下側に形成される第二活動空間３と、前記第二活動空間３の下側に形成される第三活動空間４と、前記第三活動空間４の下側に形成される第四活動空間５と、前記第一活動空間２と前記第二活動空間３とを連通して設けられる第一連通管６と、前記第二活動空間３と前記第三活動空間４とを連通して設けられる第二連通管７と、前記第三活動空間４と前記第四活動空間５とを連通して設けられる第三連通管８と、前記第一活動空間２の上側に形成される貯水空間と、前記貯水空間の底部に形成される複数の出水穴７９９と、前記台座筐体１に固定して設けられる貯蔵筐体２０と、前記貯蔵筐体２０の下側に設けられる反応筐体２１と、前記反応筐体２１の下側に設けられる処理筐体２２と、前記貯蔵筐体２０と前記反応筐体２１との間に固定して設けられる第一連結管２３と、前記反応筐体２１と前記処理筐体２２との間に固定して設けられる第二連結管２４と、前記処理筐体２２に固定して設けられる排煙管２５と、前記第四活動空間５の側壁に形成される排煙穴と、前記台座筐体１と前記処理筐体２２とに固定して設けられる第三連結管２６と、前記反応筐体２１内に形成される反応空間と、前記反応空間における内壁の下側に形成される仕込み穴と、前記水タンク１０に設けられる第二ウォーターポンプと、前記第二ウォーターポンプと前記反応筐体２１との間に固定して設けられる通水管５５９と、それぞれ前記第一活動空間２と前記第二活動空間３と前記第三活動空間４とに設けられる三つの除塵装置と、前記反応空間内に設置される攪拌装置と、を含み、前記第四活動空間の底部には排水凹溝が形成され、前記排水凹溝の底部は斜面を成し、前記排水凹溝において前記水タンクに向く側壁は開口を成し、前記通水管５５９の一端は前記反応空間と連通して設けられ、複数の前記出水穴の一端は前記第一活動空間と連通して設けられ、前記第一連結管２３は一端が前記貯蔵空間と連通して設けられ、他端が前記反応空間と連通して設けられ、前記第二連結管は一端が前記仕込み穴と連通して設けられ、他端が前記反応空間と連通して設けられ、前記給水管は一端が前記ウォーターポンプ１１と連通して設けられ、他端が前記貯水空間の上部と連通して設けられ、前記処理筐体内には処理空間が形成され、前記排煙管は前記処理空間と連通して設けられ、前記第三連結管２６は一端が前記排煙穴と連通して設けられ、他端が前記処理空間と連通して設けられ、
前記除塵装置は、前記第一活動空間２の底部に設けられ且つ前記第二活動空間３と連通して設けられる排水空間と、前記排水空間の両側壁の間に回転できるように設けられる回転軸と、前記回転軸に固定して設けられる第一翻転板５１と、前記排水空間に形成される排水溝と、前記排水溝の両側壁の間に回転できるように設けられる伝動軸と、を含み、
水タンク内を水で満たし、貯蔵筐体内を炭酸カルシウムで満たし、第二電気制御ドアが開いて炭酸カルシウムを反応空間に入れ、第二ウォーターポンプが作動して水を反応空間に入れ、攪拌装置が作動して水と炭酸カルシウムとの反応速度を速め、反応によって水酸化カルシウム溶液が生成された後、第二電気制御ドアが開いて水酸化カルシウムを処理空間に入れ、廃ガスが煙入り管から入って第一活動空間と第二活動空間と第三活動空間と第四活動空間を経由し、第一ウォーターポンプが作動して水タンク内の水を出水穴内に排出することによって廃ガスに対して除塵を行い、除塵装置が作動して水中の埃を除去し、埃の除去された廃ガスは処理空間内に入って水酸化カルシウムと反応し、廃ガスに含まれる二酸化硫黄は水酸化カルシウムと反応して硫酸カルシウム沈殿を生成し、浄化された廃ガスは排煙管から大気に排出される。

前記除塵装置はまた、前記伝動軸に固定して設けられる第二翻転板５３と、前記第二翻転板５３に形成される複数の漏水穴と、それぞれ前記第二翻転板５３の四つの側面に固定して設けられる四つのゴム棒と、それぞれ前記排水溝の両側壁に形成される二つの弓形溝５５５と、それぞれ二つの前記弓形溝５５５に固定して設けられる二本の第一当接棒５４と、それぞれ二本の前記第一当接棒５４の下端にヒンジ連結される二つの第二当接棒６５４と、それぞれ二本の前記第二当接棒６５４のヒンジ連結部に固定して設けられる二本の第三ねじりばねと、前記第二翻転板５３の上側に往復移動できるように設けられる摺動板５５と、それぞれ前記摺動板５５の両側面に固定して設けられる二枚の係合板５６と、それぞれ前記第二翻転板５３における上端面の両側に固定して設けられる二つのピストンシリンダー５７と、それぞれ前記ピストンシリンダー５７に設けられ且つ一端に開口がある二つのピストン空間と、二つのピストン空間内に往復移動できるように設けられる二本の移動棒５９と、それぞれ二本の前記移動棒５９において前記ピストン空間内に位置する端に固定して設けられる二つのピストンブロックと、を含み、前記摺動板５５の下面は二本の前記移動棒５９の他端と固定して連結され、前記第三ねじりばねの一端は前記第一当接棒５４に固定して設けられ、前記第一翻転板５１の上面には集水溝が形成され、前記回転軸には第一ねじりばねが固定して設けられ、前記第一ねじりばねの一端は排水空間の側壁に固定して設けられ、前記伝動軸には第二ねじりばねが固定して設けられ、前記第二ねじりばねの一端は前記排水溝の側壁に固定して設けられ、
出水穴から第一翻転板における集水溝に落ちた水が多すぎる場合、水の重力によって第一翻転板が翻転して水を第二翻転板内に入れ、そして第二翻転板は水の重量によって翻転し、水は複数の漏水穴から第二活動空間に落ち、第二翻転板にある水が少ない場合、第二ねじりばねによって第二翻転板が回転し、このとき係合板５６が第二当接棒６５４と接触し、第二翻転板は回転中に係合板５６を下方へ押し動かし、摺動板５５が係合板５６につれて降下し、これで水は排水溝から排出され、埃は、水面に浮くため、漏水穴から第二活動空間に入るのではなく水につれて排出され、同じく、第二活動空間に入った水は第三活動空間に入り、第二活動空間にある埃と一部の水は排水溝から排出され、第三活動空間にある水は第四活動空間に入り、第三活動空間にある埃と一部の水は排水溝から排出され、第四活動空間にある水と埃は排水凹溝から水タンクに入り、このようにして廃ガスに含まれる埃が複数の活動空間を通り抜け、埃が十分に除去されると同時に、除去された埃を水タンク内に排出でき、後続に手作業でフィルムを使って水タンク上層の埃をすくいあげれば、埃を取ることができ、埃取り操作が簡単であり、定期的に前記工業廃ガス用除塵脱硫装置の内部に対して除塵を行う必要がなく、
ピストンシリンダー５７と移動棒５９を設けることにより、摺動板５５が降下した後に、ピストンシリンダー５７内の気圧により下方から上方へゆっくりと復位し、水と埃との排出に必要な時間が十分であり、また、復位後に第一翻転板が水を第二翻転板内に入れるときに、水は直接に排水溝から排出されるのではなく、第二活動空間に入って引き続き廃ガスに対して除塵を行い、
第二当接棒６５４を設けることで、第二翻転板が下方へ翻転するときに、第二当接棒６５４は係合板５６に押されて翻転し、第一翻転板にある水は第二翻転板に入って第二翻転板を翻転させ、第二翻転板が翻転する過程において、摺動板５５が下方へ移動することによって水が排水溝内から流れ出ることはなく、工業廃ガス用除塵脱硫装置の作動がより安定的である。

前記攪拌装置は、前記反応筐体２１に固定して設けられるモーターと、それぞれ前記反応空間における内壁の両側に固定して設けられる二つの固定円盤１００と、それぞれ二つの前記固定円盤１００に形成される二つの係合穴溝と、前記モーターの出力端に固定して設けられ且つ前記反応空間における側の壁と一つの前記固定円盤１００を貫通して設けられる旋転軸と、円周方向に沿って前記旋転軸の外表面に等間隔に固定して設けられる三枚の多孔板１０１と、を含む。

前記攪拌装置はまた、それぞれ前記旋転軸の両端に固定して設けられ且つ二つの前記係合穴溝に位置する二つの回転盤１０２と、円周方向に沿って一つの前記固定円盤１００の端面に回転できるように設けられ且つもうひとつの前記固定円盤１００を貫通して設けられる三つの回転ローラー１０３と、それぞれ三つの前記回転ローラー１０３に固定して設けられる三つの回転歯車１０４と、前記反応空間の側壁に固定して設けられ且つ前記回転歯車１０４と噛合して設けられる係合内歯車１０５と、を含み、前記旋転軸は二つの係合穴溝に位置し、且つ各前記回転ローラー１０３にはそれぞれ複数の轢き潰しブロックが円周方向に沿って等間隔に固定して設けられ、
モーターが反時計回りに回転して三つの多孔板を回転させることで、水酸化カルシウムと水は攪拌され、水酸化カルシウムと水との反応速度が加速され、また、多孔板は固化した水酸化カルシウムに当たると、水酸化カルシウムをすくい上げ、回転中に、すくい上げられた水酸化カルシウムは多孔穴に沿って回転ローラー１０３に移動して係合内歯車と回転歯車との噛合によって回転歯車を回転させ、回転ローラーを回転させ、これで固化した水酸化カルシウムを轢き潰しブロックによって轢き潰すことができ、固化した水酸化カルシウムが水と十分に接触できないことによる反応速度の低下が回避され、多孔板は水酸化カルシウムを攪拌すると同時に固化した水酸化カルシウムを濾過でき、固化した水酸化カルシウムを轢き潰すことに有利であり、水酸化カルシウムと水との反応速度を速めることができる。

前記台座筐体１には四本の第五連結管３００が固定して設けられ、四本の前記第五連結管３００には第六連結管３０１が固定して設けられ、前記第六連結管３０１には第七連結管３０２が固定して設けられ、前記第七連結管３０２は前記水タンク１０と固定して設けられ、四本の前記第五連結管３００は一端がそれぞれ四つの前記除塵装置にある前記排水溝と連結され、前記水タンク１０内には水タンク空間が形成され、前記第七連結管３０２の一端は前記水タンク空間と連通して設けられ、前記第七連結管３０２内には逆止弁３０５が固定して設けられ、
四本の第五連結管３００によって、水と埃は全部第七連結管に排出された後に水タンク内に入り、
逆止弁を設けることで、水タンク内の水の逆流は回避され、
前記第一ウォーターポンプと前記第二ウォーターポンプとは周知技術であり且つ図面に示しているため、説明を略する。

前記仕込み溝には第一電気制御ドア７８９が固定して設けられ、前記第一連結管には第二電気制御ドア７９０が固定して設けられる。

前記第一電気制御ドア７８９と前記第二電気制御ドア７９０とが周知技術であるため、説明を略する。

当業者は、本発明の範囲内で作業方式に応じて様々な変更を行える。

Claims

工業廃ガス用除塵脱硫装置であって、
台座筐体（１）と、
前記台座筐体（１）内に形成される第一活動空間（２）と、
前記台座筐体（１）の前側に設けられる水タンク（１０）と、
前記水タンク（１０）に固定して設けられる第一ウォーターポンプ（１１）と、
前記第一ウォーターポンプ（１１）と前記台座筐体（１）の上端とに固定して設けられる給水管（１２）と、
前記台座筐体（１）の上端に固定して設けられ且つ前記第一活動空間（２）と連通して設けられる煙入り管（９）と、
前記第一活動空間（２）の下側に形成される第二活動空間（３）と、
前記第二活動空間（３）の下側に形成される第三活動空間（４）と、
前記第三活動空間（４）の下側に形成される第四活動空間（５）と、
前記第一活動空間（２）と前記第二活動空間（３）とを連通して設けられる第一連通管（６）と、
前記第二活動空間（３）と前記第三活動空間（４）とを連通して設けられる第二連通管（７）と、
前記第三活動空間（４）と前記第四活動空間（５）とを連通して設けられる第三連通管（８）と、
前記第一活動空間（２）の上側に形成される貯水空間と、
前記貯水空間の底部に形成される複数の出水穴（７９９）と、
前記台座筐体（１）に固定して設けられる貯蔵筐体（２０）と、
前記貯蔵筐体（２０）の下側に設けられる反応筐体（２１）と、
前記反応筐体（２１）の下側に設けられる処理筐体（２２）と、
前記貯蔵筐体（２０）と前記反応筐体（２１）との間に固定して設けられる第一連結管（２３）と、
前記反応筐体（２１）と前記処理筐体（２２）との間に固定して設けられる第二連結管（２４）と、
前記処理筐体（２２）に固定して設けられる排煙管（２５）と、
前記第四活動空間（５）の側壁に形成される排煙穴と、
前記台座筐体（１）と前記処理筐体（２２）とに固定して設けられる第三連結管（２６）と、
前記反応筐体（２１）内に形成される反応空間と、
前記反応空間における内壁の下側に形成される仕込み穴と、
前記水タンク（１０）に設けられる第二ウォーターポンプと、
前記第二ウォーターポンプと前記反応筐体（２１）との間に固定して設けられる通水管（５５９）と、
それぞれ前記第一活動空間（２）と前記第二活動空間（３）と前記第三活動空間（４）とに設けられる三つの除塵装置と、
前記反応空間内に設置される攪拌装置と、
を含み、
前記第四活動空間の底部には排水凹溝が形成され、
前記排水凹溝の底部は斜面を成し、
前記排水凹溝において前記水タンクに向く側壁は開口を成し、
前記除塵装置は、
前記第一活動空間（２）の底部に設けられ且つ前記第二活動空間（３）と連通して設けられる排水空間と、
前記排水空間の両側壁の間に回転できるように設けられる回転軸と、
前記回転軸に固定して設けられる第一翻転板（５１）と、
前記排水空間に形成される排水溝と、
前記排水溝の両側壁の間に回転できるように設けられる伝動軸と、
を含む、
ことを特徴とする工業廃ガス用除塵脱硫装置。
前記除塵装置はまた、
前記伝動軸に固定して設けられる第二翻転板（５３）と、
前記第二翻転板（５３）に形成される複数の漏水穴と、
それぞれ前記第二翻転板（５３）の四つの側面に固定して設けられる四つのゴム棒と、
それぞれ前記排水溝の両側壁に形成される二つの弓形溝（５５５）と、
それぞれ二つの前記弓形溝（５５５）に固定して設けられる二本の第一当接棒（５４）と、
それぞれ二本の前記第一当接棒（５４）の下端にヒンジ連結される二つの第二当接棒（６５４）と、
それぞれ二本の前記第二当接棒（６５４）のヒンジ連結部に固定して設けられる二本の第三ねじりばねと、
を含む、
ことを特徴とする請求項１に記載の工業廃ガス用除塵脱硫装置。
前記除塵装置はまた、
前記第二翻転板（５３）の上側に往復移動できるように設けられる摺動板（５５）と、
それぞれ前記摺動板（５５）の両側面に固定して設けられる二枚の係合板（５６）と、
それぞれ前記第二翻転板（５３）における上端面の両側に固定して設けられる二つのピストンシリンダー（５７）と、
それぞれ前記ピストンシリンダー（５７）に設けられ且つ一端に開口がある二つのピストン空間と、
二つのピストン空間内に往復移動できるように設けられる二本の移動棒（５９）と、
それぞれ二本の前記移動棒（５９）において前記ピストン空間内に位置する端に固定して設けられる二つのピストンブロックと、
を含み、
前記摺動板（５５）の下面は二本の前記移動棒（５９）の他端と固定して連結される、
ことを特徴とする請求項２に記載の工業廃ガス用除塵脱硫装置。
前記攪拌装置は、
前記反応筐体（２１）に固定して設けられるモーターと、
それぞれ前記反応空間における内壁の両側に固定して設けられる二つの固定円盤（１００）と、
それぞれ二つの前記固定円盤（１００）に形成される二つの係合穴溝と、
前記モーターの出力端に固定して設けられ且つ前記反応空間における側の壁と一つの前記固定円盤（１００）を貫通して設けられる旋転軸と、
円周方向に沿って前記旋転軸の外表面に等間隔に固定して設けられる三枚の多孔板（１０１）と、
を含む、
ことを特徴とする請求項１に記載の工業廃ガス用除塵脱硫装置。
前記攪拌装置はまた、
それぞれ前記旋転軸の両端に固定して設けられ且つ二つの前記係合穴溝に位置する二つの回転盤（１０２）と、
円周方向に沿って一つの前記固定円盤（１００）の端面に回転できるように設けられ且つもうひとつの前記固定円盤（１００）を貫通して設けられる三つの回転ローラー（１０３）と、
それぞれ三つの前記回転ローラー（１０３）に固定して設けられる三つの回転歯車（１０４）と、
前記反応空間の側壁に固定して設けられ且つ前記回転歯車（１０４）と噛合して設けられる係合内歯車（１０５）と、
を含み、
前記旋転軸は二つの係合穴溝に位置し、
且つ各前記回転ローラー（１０３）にはそれぞれ複数の轢き潰しブロックが円周方向に沿って等間隔に固定して設けられる、
ことを特徴とする請求項４に記載の工業廃ガス用除塵脱硫装置。