JP2021182868A - 給電装置及び給電方法 - Google Patents

給電装置及び給電方法 Download PDF

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Abstract

【課題】受電装置への給電を正確に行うことができる給電装置を提供する。【解決手段】給電装置4は、受電装置6に無線で給電を行う電源部8と、受電装置6との間で通信を行う無線通信部14と、電源部8及び無線通信部14の各々を制御する制御部16とを備える。制御部16は、無線通信部14が複数の受電装置6それぞれから発せられる信号を受信した場合に、電源部8の給電を所定の時間停止し、電源部8の給電を再開し、無線通信部14が単一の受電装置6からの信号を受信した場合に、電源部8の給電を停止せず継続する。【選択図】図2

Description

本発明は、受電装置に無線で給電を行う給電装置及び給電方法に関する。
給電装置から受電装置に無線(非接触)で給電を行う無線給電システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この無線給電システムでは、給電装置が有する1次コイルで発生した磁束変化に起因して、受電装置が有する2次コイルに誘導起電力を発生させることにより、給電装置から受電装置に給電が行われる。
また、上述した無線給電システムでは、給電装置と受電装置との間で、例えばブルートゥース(登録商標)(Bluetooth(登録商標))による無線通信が行われる。給電装置は、受電装置から無線通信により取得した受電情報に基づいて、受電装置に対する給電を制御する。
特開2015−39271号公報
上述した従来の給電装置では、次のような課題が生じる。例えば2台の給電装置を並べて配置した状態で、2台の給電装置の各々に受電装置をほぼ同時に設置することがある。このとき、一般に無線通信距離は無線給電距離よりも長いため、各給電装置が自身のペアである受電装置と異なる受電装置からの受電情報を取得してしまう現象(いわゆるクロスコネクション)が発生するおそれがある。これにより、各給電装置は、自身のペアである受電装置に正確に給電を行うことができないという課題が生じる。
本発明は、上述した課題を解決しようとするものであり、その目的は、受電装置への給電を正確に行うことができる給電装置及び給電方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る給電装置は、受電装置に無線で給電を行う給電部と、前記受電装置との間で通信を行う通信部と、前記給電部及び前記通信部の各々を制御する制御部と、を備えた給電装置において、前記制御部は、前記通信部が複数の前記受電装置それぞれから発せられる信号を受信した場合に、前記給電部の給電を所定の時間停止し、前記給電部の給電を再開し、前記通信部が単一の前記受電装置からの信号を受信した場合に、前記給電部の給電を停止せず継続する。
本態様によれば、制御部は、通信部が、給電対象の受電装置からの信号と給電対象外の他の受電装置からの信号とを受信した場合に、受電装置への給電を停止及び再開させる。これにより、受電装置への給電を再開させた際に、他の受電装置への給電が停止されていることによって、通信部は、給電対象の受電装置からの信号のみを受信するようになる。その結果、給電装置は、給電対象の受電装置からの受電情報を正確に受信することができ、当該受電情報に基づいて受電装置への給電を正確に行うことができる。
例えば、本発明の一態様に係る給電装置において、前記制御部は、前記所定の時間として、前記給電装置に固有の時間を設定するように構成してもよい。
本態様によれば、所定の時間は給電装置に固有の時間であるので、例えば複数の給電装置を並べて配置した場合に、複数の給電装置の各々が給電を停止する時間を異ならせることができる。その結果、複数の給電装置の各々において、受電装置への給電を再開させるタイミングを異ならせることができる。
例えば、本発明の一態様に係る給電装置において、前記制御部は、前記所定の時間を、前記給電装置に固有の乱数に基づいて設定するように構成してもよい。
本態様によれば、簡易な方法で所定の時間を設定することができる。
例えば、本発明の一態様に係る給電装置において、前記制御部は、前記乱数を、前記給電装置に割り当てられたアドレスに基づいて発生させるように構成してもよい。
本態様によれば、簡易な方法で所定の時間を設定することができる。
例えば、本発明の一態様に係る給電装置において、前記信号は、アドレス、ID又は受信電波強度の少なくとも1つを含むように構成してもよい。
本態様によれば、アドレス、ID又は受信電波強度の少なくとも1つに基づいて、給電部への給電を所定の時間停止することができる。
例えば、本発明の一態様に係る給電装置において、前記制御部は、再開後の前記信号に基づいて前記給電部を制御するように構成してもよい。
本態様によれば、再開後の信号に基づいて、給電部を正確に制御することができる。
例えば、本発明の一態様に係る給電装置において、前記給電部は、前記複数の受電装置の各々に無線で給電し、前記制御部は、前記通信部が前記複数の受電装置それぞれから発せられる前記信号を受信することに基づいて、前記給電部の給電の停止及び再開を複数回繰り返し、前記通信部が同じ前記信号を受信することに基づいて、前記複数の受電装置が前記給電装置に設置されていると判定するように構成してもよい。
本態様によれば、通信部が複数の受電装置からそれぞれ複数の信号を受信した場合に、複数の受電装置が全て給電装置に設置されていると容易に判定することができる。
例えば、本発明の一態様に係る給電装置において、前記制御部は、前記通信部が受信した前記複数の受電装置それぞれから発せられる前記信号に基づいて、前記給電部が前記複数の受電装置の各々に給電を行うための給電条件を設定するように構成してもよい。
本態様によれば、給電条件に基づいて、複数の受電装置の各々に正確に給電を行うことができる。
例えば、本発明の一態様に係る給電装置において、前記通信部は、さらに、前記給電装置を管理する管理装置との間で通信を行い、前記所定の時間は、前記管理装置から前記通信部に通知されるように構成してもよい。
本態様によれば、制御部は、管理装置から通知された所定の時間に基づいて、受電装置への給電を停止させることができる。
また、本発明の一態様に係る給電方法は、受電装置に無線で給電を行うステップと、前記受電装置との間で通信を行うステップと、複数の前記受電装置それぞれから発せられる信号を受信した場合に、前記受電装置の給電を所定の時間停止し、前記受電装置の給電を再開し、単一の前記受電装置からの信号を受信した場合に、前記受電装置の給電を停止せず継続するステップと、を含む。
本態様によれば、給電対象の受電装置からの信号と給電対象外の他の受電装置からの信号とを受信した場合に、受電装置への給電を停止及び再開させる。これにより、受電装置への給電を再開させた際に、他の受電装置への給電が停止されていることによって、給電対象の受電装置からの信号のみを受信するようになる。その結果、給電装置は、給電対象の受電装置からの受電情報を正確に受信することができ、当該受電情報に基づいて受電装置への給電を正確に行うことができる。
なお、本発明は、このような特徴的な処理部を備える給電装置として実現することができるだけでなく、給電装置に含まれる特徴的な処理部が実行する処理をステップとする制御方法として実現することができる。また、給電装置に含まれる特徴的な処理部としてコンピュータを機能させるためのプログラム又は制御方法に含まれる特徴的なステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現することもできる。そして、そのようなプログラムを、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)等のコンピュータ読取可能な非一時的な記録媒体やインターネット等の通信ネットワークを介して流通させることができるのは、言うまでもない。
本発明の一態様に係る給電装置及び給電方法によれば、受電装置への給電を正確に行うことができる。
実施の形態1に係る無線給電システムの機能構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る給電装置の動作の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1に係る給電装置から送信されるショートビーコン及びロングビーコンを示すタイムチャートである。 実施の形態1に係る給電装置の動作を説明するための概略図である。 実施の形態2に係る給電装置の動作を説明するための概略図である。 実施の形態2に係る給電装置の動作の流れを示すフローチャートである。 実施の形態3に係る給電装置の動作を説明するための概略図である。 実施の形態3に係る給電装置の動作の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。各図は、必ずしも各寸法または各寸法比等を厳密に図示したものではない。
(実施の形態1)
[1−1.無線給電システムの概要]
まず、図1を参照しながら、実施の形態1に係る無線給電システム2の概要について説明する。図1は、実施の形態1に係る無線給電システム2の機能構成を示すブロック図である。
無線給電システム2は、例えば電磁誘導方式により無線(非接触)で給電を行うためのシステムである。図1に示すように、無線給電システム2は、給電装置4と、受電装置6とを備えている。
給電装置4は、受電装置6に無線で給電を行うための装置であり、例えばテーブル上に設置される給電台等である。
受電装置6は、無線で受電を行うための装置であり、例えばスマートフォン又はデジタルカメラ等の電子機器等である。受電装置6が給電装置4上に設置(載置)されることにより、給電装置4からの電力が受電装置6に無線で供給される。
[1−2.給電装置の構成]
次に、図1を参照しながら、実施の形態1に係る給電装置4の構成について説明する。
図1に示すように、給電装置4は、電源部8(給電部の一例)と、共振回路10と、給電コイル12と、無線通信部14(通信部の一例)と、制御部16とを有している。
電源部8は、商用電源18からの電力を受けるとともに、所定の周波数の交流電力を共振回路10に供給する。
共振回路10は、電源部8から供給されてきた交流電力の所定の周波数と略同一の共振周波数で共振する。
給電コイル12は、電源部8から共振回路10を介して所定の周波数の交流電力が供給されることにより、受電装置6に無線で給電を行うための磁界を発生する、いわゆる1次コイルである。
無線通信部14は、例えばBluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)方式に基づいて、受電装置6との間で無線通信を行う。無線通信部14は、例えば受電装置6からの受電情報(後述する)等を受信する。
制御部16は、電源部8及び無線通信部14の各々を制御する。例えば、制御部16は、無線通信部14により受信された受電情報に基づいて、電源部8が供給する交流電力の電圧値を制御する。なお、制御部16は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等(いずれも図示せず)を有している。ROMには、給電装置4を制御するための制御プログラムが格納されている。CPUは、ROMに格納された制御プログラムを実行することにより、給電装置4を統括的に制御する。RAMは、CPUで実行される各種の処理の一時記憶領域(作業領域)として利用される。
[1−3.受電装置の構成]
次に、図1を参照しながら、実施の形態1に係る受電装置6の構成について説明する。
図1に示すように、受電装置6は、受電コイル20と、共振回路22と、整流回路24と、DC/DCコンバータ26と、負荷28と、検出部30と、無線通信部32と、制御部34とを有している。
受電コイル20は、給電装置4の給電コイル12で発生した磁束変化に起因する誘導起電力により交流電力を発生する、いわゆる2次コイルである。
共振回路22は、給電装置4の共振回路10の共振周波数と略同一の共振周波数で共振する。
整流回路24は、受電コイル20から共振回路22を介して供給されてきた交流電力を直流電力に整流する。整流回路24は、例えば4つのダイオードを含むブリッジ整流回路により構成されている。
DC/DCコンバータ26は、整流回路24から供給されてきた直流電力の電圧値を所定の電圧値に昇圧又は降圧する。
負荷28は、充放電可能な2次電池を含んでいる。2次電池としての負荷28には、DC/DCコンバータ26から供給されてきた直流電力が充電される。なお、負荷28は、充放電可能な2次電池以外の負荷を含んでいてもよい。
検出部30は、整流回路24により整流された直流電力の電圧値を検出し、検出した電圧値に関する情報である受電情報を制御部34に出力する。
無線通信部32は、例えばBLE方式に基づいて、給電装置4との間で無線通信を行う。無線通信部32は、例えば制御部34から出力された受電情報等を給電装置4に送信する。
制御部34は、DC/DCコンバータ26及び無線通信部32の各々を制御する。例えば、制御部34は、検出部30からの受電情報を給電装置4に送信するように、無線通信部32に指示する。なお、制御部34は、CPU、ROM及びRAM等(いずれも図示せず)を有している。ROMには、受電装置6を制御するための制御プログラムが格納されている。CPUは、ROMに格納された制御プログラムを実行することにより、受電装置6を統括的に制御する。RAMは、CPUで実行される各種の処理の一時記憶領域として利用される。
[1−4.給電装置の動作]
次に、図2〜図4を参照しながら、実施の形態1に係る給電装置4の動作(給電方法)について説明する。図2は、実施の形態1に係る給電装置4の動作の流れを示すフローチャートである。図3は、実施の形態1に係る給電装置4から送信されるショートビーコン及びロングビーコンを示すタイムチャートである。図4は、実施の形態1に係る給電装置4の動作を説明するための概略図である。
図2に示すように、まず、給電装置4の動作が開始してから250msが経過すると(S1でYES)、給電装置4の無線通信部14は、給電装置4に受電装置6が設置されたかを確認するためのショートビーコンの送信を開始する(S2)。ここで、図3に示すように、ショートビーコンは、短時間(例えば30ms)且つ小電力の電力信号であり、例えば250msの周期で送信される。
ショートビーコンが送信されている間、給電装置4に受電装置6が設置されたかを確認するために、給電装置4において負荷変動の発生が検出される。給電装置4に受電装置6が設置されない場合には、給電装置4において負荷変動の発生が検出されない(S3でNO)。この場合、ショートビーコンの送信開始から30msが経過すると(S4でYES)、給電装置4の無線通信部14は、ショートビーコンの送信を停止する(S5)。その後、ショートビーコンの送信停止から250msが経過すると(S1でYES)、上述と同様にステップS2が実行される。
ステップS3に戻り、給電装置4に受電装置6(又は受電装置6以外の異物)が設置された場合には、給電装置4において負荷変動の発生が検出される(S3でYES)。この場合、図3に示すように、給電装置4の無線通信部14は、ショートビーコンの送信からロングビーコンの送信に切り替える(S6)。ここで、図3に示すように、ロングビーコンは、受電装置6を起動させるのに十分な長時間(例えば105ms)且つ大電力の電力信号である。
その後、給電装置4の制御部16は、メモリ(図示せず)に記憶されているアドバタイズ(Advertise)情報を初期化(消去)するとともに、メモリに記憶されている受電装置6の台数情報を「0」にリセットする(S7)。なお、アドバタイズ情報は、受電装置6から送信されるアドバタイズ信号(信号の一例)に含まれる情報であり、例えばブルートゥース(登録商標)デバイスアドレス(Bluetooth(登録商標) Device Address)(アドレスの一例)、ID(Identification)及び受信電波強度(RSSI:Received Signal Strength Indicator)等の情報を含んでいる。また、受電装置6の台数情報は、アドバタイズ信号を送信してきた受電装置6の台数に関する情報である。例えば、受電装置6の台数情報が「2」である場合には、2台の受信装置がそれぞれ異なるアドバタイズ信号を送信してきたことを意味する。
ステップS8において、例えば給電装置4に受電装置6以外の異物が設置された場合、給電装置4の無線通信部14は、アドバタイズ信号を受信しない(S8でNO)。この場合、ロングビーコンの送信開始から105msが経過すると(S9でYES)、給電装置4の無線通信部14は、ロングビーコンの送信を停止する(S10)。その後、上述したステップS1に戻る。
ステップS8に戻り、給電装置4に受電装置6が設置された場合には、受電装置6は、ロングビーコンを受信することによって起動される。これにより、受電装置6の無線通信部32は、アドバタイズ信号をブロードキャスト送信する。給電装置4の無線通信部14がアドバタイズ信号を受信した場合には(S8でYES)、給電装置4の制御部16は、アドバタイズ信号に含まれるアドバタイズ情報をメモリに記憶させるとともに、メモリに記憶されている受電装置6の台数情報を「0」から「1」にインクリメントする(S11)。
ここで、ステップS12において、図4の(a)に示すように、給電装置4の周囲に他の給電装置が存在しない場合について説明する。
ステップS8における最初のアドバタイズ信号の受信から所定の時間(例えば、150ms)が経過するまでの間、給電装置4の無線通信部14は、他のアドバタイズ信号の受信を待機する。給電装置4の無線通信部14が他のアドバタイズ信号を受信せず(S12でNO)、ステップS8における最初のアドバタイズ信号の受信から所定の時間が経過すると(S13でYES)、メモリに記憶されている受電装置6の台数情報は「1」で確定する(S14でYES)。
この場合、給電装置4は、アドバタイズ信号の送信元である受電装置6との間で無線通信接続を確立する(S15)。その後、給電装置4と受電装置6との間で、パーソナルデータの交換及びネゴシエーションが完了する。その後、給電装置4の制御部16は、受電装置6からの受電情報に基づいて、電源部8の給電制御を開始する(S16)。なお、図3に示すように、受電装置6の無線通信部32は、例えば250ms周期で受電情報を給電装置4に送信する。
ステップS12に戻り、図4の(b)に示すように、給電装置4の周囲に他の給電装置4’が存在する場合について説明する。図4の(b)に示す例では、2台の給電装置4,4’が並んで配置されており、2台の給電装置4,4’にそれぞれ2台の受電装置6,6’がほぼ同時に設置されている。このとき、2台の給電装置4,4’の各々において、上述した動作が行われる。
この場合、給電装置4の無線通信部14は、自身のペアである受電装置6からのアドバタイズ信号だけではなく、他の給電装置4’のペアである受電装置6’からのアドバタイズ信号も受信する(S12でYES)。その後、給電装置4の制御部16は、受電装置6’からのアドバタイズ信号に含まれるアドバタイズ情報をメモリに記憶させるとともに、メモリに記憶されている受電装置6の台数情報を「1」から「2」にインクリメントする(S17)。
ステップS8における最初のアドバタイズ信号の受信から所定の時間が経過するまでの間(S13でNO)、上述したステップS12の判断が繰り返し実行される。ステップS8における最初のアドバタイズ信号の受信から所定の時間が経過すると(S13でYES)、メモリに記憶されている受電装置6の台数情報は「2」で確定する(S14でNO)。
その後、給電装置4の制御部16は、受電装置6への給電(すなわち、ロングビーコンの送信)を停止する時間である給電停止時間(所定の時間の一例)を設定する(S18)。具体的には、給電装置4の制御部16は、当該給電装置4に割り当てられたブルートゥース(登録商標)デバイスアドレス(6バイトの数字)に基づいて乱数を発生させる。そして、制御部16は、この乱数に基づいて給電停止時間(例えば100ms)を設定する。上述した乱数は、当該給電装置4に固有の数字であるため、設定された給電停止時間も当該給電装置4に固有の時間となる。すなわち、給電装置4で設定された給電停止時間(例えば100ms)と、給電装置4’で設定された給電停止時間(例えば200ms)とは互いに異なる時間となる。
その後、給電装置4の制御部16は、電源部8を制御することにより受電装置6への給電を停止する(S19)。これにより、給電装置4のペアである受電装置6からのアドバタイズ信号の送信が停止する。同様に、給電装置4’から受電装置6’への給電が停止するので、給電装置4’のペアである受電装置6’からのアドバタイズ信号の送信も停止する。
受電装置6への給電が停止してから給電停止時間が経過すると(S20でYES)、給電装置4の無線通信部14は、受電装置6への給電(すなわち、ロングビーコンの送信)を再開する(S6)。この場合、上述と同様にステップS6〜S8が実行される。このとき、給電装置4’では、給電装置4に遅れて受電装置6’への給電が再開するので、受電装置6’はまだ起動しない。これにより、受電装置6’はアドバタイズ信号を送信しないため、給電装置4の無線通信部14は、自身のペアである受電装置6からのアドバタイズ信号のみを受信する(S8でYES)。
その後、上述と同様に、給電装置4の制御部16は、アドバタイズ信号に含まれるアドバタイズ情報をメモリに記憶させるとともに、メモリに記憶されている受電装置6の台数を情報「0」から「1」にインクリメントする(S11)。
ステップS8における最初のアドバタイズ信号の受信から所定の時間が経過するまでの間、受電装置6’がまだ起動しない場合(すなわち、給電装置4’で設定された給電停止時間が経過していない場合)には(S12でNO、S13でYES)、メモリに記憶されている受電装置6の台数情報は「1」で確定する(S14でYES)。
この場合、給電装置4は、自身のペアである受電装置6との間で無線通信接続を確立することができる(S15)。その後、上述と同様にステップS16が実行される。
その後、給電装置4’で設定された給電停止時間が経過することにより受電装置6’が起動すると、給電装置4’においても上述と同様の動作が行われる。これにより、給電装置4’も同様に、自身のペアである受電装置6’との間で無線通信接続を確立することができる。
[1−5.効果]
次に、実施の形態1に係る給電装置4により得られる効果について説明する。上述したように、例えば2台の給電装置4,4’が並んで配置されている場合には、給電装置4の無線通信部14は、自身のペアである(すなわち、給電装置4により給電されている)受電装置6からのアドバタイズ信号だけでなく、自身のペアでない(すなわち、給電装置4により給電されていない)受電装置6’からのアドバタイズ信号も受信する。
このような場合に、給電装置4の制御部16は、当該給電装置4に固有の時間である給電停止時間を設定し、設定した給電停止時間の間、受電装置6への給電を停止する。これにより、受電装置6への給電が再開するタイミングと、受電装置6’への給電が再開するタイミングとが異なるようになる。その結果、給電装置4は、自身のペアである受電装置6からのアドバタイズ信号のみを受信するようになるので、自身のペアである受電装置6との間で正しく無線通信接続を行うことができ、いわゆるクロスコネクションの発生を抑制することができる。
したがって、給電装置4は、自身のペアである受電装置6からの受電情報を正確に受信することができ、当該受電情報に基づいて受電装置6への給電を正確に行うことができる。
(実施の形態2)
次に、図5及び図6を参照しながら、実施の形態2に係る給電装置4Aについて説明する。図5は、実施の形態2に係る給電装置4Aの動作を説明するための概略図である。図6は、実施の形態2に係る給電装置4Aの動作の流れを示すフローチャートである。なお、本実施の形態では、給電装置4A及び受電装置6a,6bの各々の構成要素の符号については、上記実施の形態1の図1を適宜参照するものとする。また、図6のフローチャートにおいて、図2のフローチャートの処理と同じ処理のステップには、図2と同じステップ番号を付してある。
図5に示すように、実施の形態2に係る給電装置4Aには、複数台(例えば2台)の受電装置6a,6bを設置することができる。給電装置4Aは、設置された複数台の受電装置6a,6bの各々に無線で同時に給電を行うことができる。
図6を参照しながら、実施の形態2に係る給電装置4Aの動作について説明する。まず、給電装置4Aの制御部16は、メモリに記憶されているアドバタイズ情報を初期化するとともに、メモリに記憶されているリトライカウントを「0」にリセットする(S31)。なお、リトライカウントは、後述するように受電装置6a,6bへの給電の停止及び再開を繰り返した回数を表す情報である。
ここで、給電装置4Aに1台の受電装置6a(又は受電装置6b)のみが設置された場合について説明する。この場合には、ステップS31の後、上記実施の形態1と同様に、ステップS1〜S16が実行される。なお、ステップS7aでは、給電装置4の制御部16は、上記実施の形態1で説明した図2のステップS7と異なり、メモリに記憶されている受電装置6の台数情報を「0」にリセットする処理のみを行い、メモリに記憶されているアドバタイズ情報を初期化する処理は行わない。
以下、給電装置4Aに複数台の受電装置6a,6bが設置された場合について説明する。この場合には、ステップS31の後、上記実施の形態1と同様に、ステップS1〜S14及びS17が実行される。ステップS14において、メモリに記憶されている受電装置6の台数情報は「2」で確定する(S14でNO)。
その後、給電装置4Aの制御部16は、今回のループのステップS11及びS17でそれぞれ2つのアドバタイズ情報がメモリに新規に記憶されたと判断し(S32でNO)、メモリに記憶されているリトライカウントを「0」に保持する(S33)。
その後、給電装置4Aの制御部16は、上記実施の形態1と同様に給電停止時間を設定し(S18)、電源部8を制御することにより受電装置6a,6bへの給電を停止する(S19)。受電装置6a,6bへの給電が停止してから給電停止時間が経過すると(S20でYES)、給電装置4Aの無線通信部14は、受電装置6a,6bへの給電(すなわち、ロングビーコンの送信)を再開する(S6)。その後、上述と同様にステップS7〜S14が実行される。
その後、給電装置4Aの制御部16は、今回のループのステップS11及びS17でそれぞれメモリに記憶された2つのアドバタイズ情報が、前回のループのステップS11及びS17でそれぞれメモリに記憶された2つのアドバタイズ情報と同一か否かを判断する(S32)。給電装置4Aの制御部16は、同一であると判断した場合には(S32でYES)、メモリに記憶されているリトライカウントを「0」から「1」にインクリメントする(S34)。
メモリに記憶されているリトライカウントが所定値(例えば「3」)を超えていない場合には(S35でNO)、上述と同様にステップS18〜S20及びS6以降の各ステップが実行される。すなわち、受電装置6a,6bへの給電の停止及び再開が1回繰り返される毎に、メモリに記憶されているリトライカウントが「1」だけインクリメントされる。以上のように、メモリに記憶されているリトライカウントが所定値を超えるまで、受電装置6a,6bへの給電の停止及び再開が繰り返される。
メモリに記憶されているリトライカウントが所定値を超えた場合には(S35でYES)、給電装置4Aの制御部16は、給電の停止及び再開を複数回繰り返す毎に、無線通信部14が同じ2つのアドバタイズ信号を受信したと判断し、2つのアドバタイズ信号の送信元である受電装置6a,6bが全て給電装置4Aに設置されていると判定する。この場合、給電装置4Aは、2つのアドバタイズ信号の送信元である受電装置6a,6bとの間で無線通信接続を確立する(S36)。その後、給電装置4Aの制御部16は、受電装置6a,6bからの受電情報に基づいて、電源部8の給電制御を開始する(S16)。なお、給電装置4Aの制御部16は、無線通信部14が受信した2つのアドバタイズ信号に基づいて、受電装置6a,6bの各々に給電を行うための給電条件(例えば、電圧値等)を設定する。
以上説明したように、本実施の形態では、給電装置4Aの制御部16は、給電の停止及び再開を複数回繰り返す毎に、無線通信部14が同じ2つのアドバタイズ信号を受信した場合には、複数台の受電装置6a,6bが全て給電装置4Aに設置されていると判定する。これにより、例えば、給電装置4A以外の他の給電装置(図示せず)に設置された他の受電装置(図示せず)からのアドバタイズ信号に基づいて、当該他の受電装置が給電装置
4Aに設置されていると誤判定してしまうのを抑制することができる。
(実施の形態3)
次に、図7及び図8を参照しながら、実施の形態3に係る給電装置4Bについて説明する。図7は、実施の形態3に係る給電装置4Bの動作を説明するための概略図である。図8は、実施の形態3に係る給電装置4Bの動作の流れを示すフローチャートである。なお、本実施の形態では、給電装置4B,4B’及び受電装置6,6’の各々の構成要素の符号については、上記実施の形態1の図1を適宜参照するものとする。また、図8のフローチャートにおいて、図2のフローチャートの処理と同じ処理のステップには、図2と同じステップ番号を付してある。
図7に示すように、実施の形態3では、2台の給電装置4B,4B’が並んで配置されており、2台の給電装置4B,4B’にそれぞれ2台の受電装置6,6’がほぼ同時に設置されている。また、2台の給電装置4B,4B’を管理するための上位コンピュータである管理装置36が配置されている。管理装置36と2台の給電装置4B,4B’の各々とは、例えば互いに有線通信可能である。
図8を参照しながら、実施の形態3に係る給電装置4Bの動作について説明する。給電装置4B’が存在しない場合には、上記実施の形態1と同様に、ステップS1〜S16が実行される。
一方、2台の給電装置4B,4B’が並んで配置された場合には、上記実施の形態1と同様に、ステップS1〜S14及びS17が実行される。ステップS14において、メモリに記憶されている受電装置6の台数情報は「2」で確定する(S14でNO)。
その後、給電装置4Aの制御部16は、電源部8を制御することにより受電装置6への給電を停止する(S19)。その後、給電装置4Bの無線通信部14は、管理装置36に確認要求信号を送信する(S41)。管理装置36は、給電装置4Bからの確認要求信号を受信すると、他の給電装置4B’から確認要求信号が送信されていないかを確認する。本実施の形態では、給電装置4B’も管理装置36に確認要求信号を送信しているものとする。
その後、管理装置36は、確認要求信号を送信した全ての給電装置4B,4B’に対して、それぞれ異なる給電停止時間を割り当てる。その後、管理装置36は、給電装置4B,4B’にそれぞれ異なる給電停止時間を送信(通知)し、給電装置4B,4B’の各無線通信部14は、管理装置36からの給電停止時間を受信する(S42でYES)。これにより、給電装置4B,4B’はそれぞれ、割り当てられた給電停止時間だけ、受電装置6,6’への給電を停止させる(S20)。
以上説明したように、本実施の形態では、管理装置36が給電停止時間を設定するので、制御部16が給電停止時間を設定する上記実施の形態1と比べて、制御部16の構成を簡素化することができる。
(変形例)
以上、本発明の実施の形態1〜3に係る給電装置及び給電方法について説明したが、本発明は、これらの実施の形態1〜3に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態1〜3をそれぞれ組み合わせてもよい。
上記各実施の形態では、給電装置4(4A,4B)の無線通信部14は、ブルートゥース(登録商標)による無線通信を行うとしたが、これに限定されず、例えばWi−Fi(登録商標)又はNFC(Near Field Communication)等による無線通信を行うようにしてもよい。
上記各実施の形態では、アドバタイズ信号は、ブルートゥース(登録商標)デバイスアドレス、ID及び受信電波強度を含むようにしたが、これらのうち少なくとも1つを含むようにしてもよい。
(他の変形例等)
また、上記の各装置は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブ、ディスプレイユニット、キーボード及びマウス等から構成されるコンピュータシステムとして構成されてもよい。RAM又はハードディスクドライブには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、各装置は、その機能を達成する。ここでコンピュータプログラムは、所定の機能を達成するために、コンピュータに対する指令を示す命令コードが複数個組み合わされて構成されたものである。
さらに、上記の各装置を構成する構成要素の一部又は全部は、1個のシステムLSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)から構成されているとしてもよい。システムLSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM及びRAM等を含んで構成されるコンピュータシステムである。RAMには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、システムLSIは、その機能を達成する。
さらにまた、上記の各装置を構成する構成要素の一部又は全部は、各装置に脱着可能なICカード又は単体のモジュールから構成されているとしてもよい。ICカード又はモジュールは、マイクロプロセッサ、ROM及びRAM等から構成されるコンピュータシステムである。ICカード又はモジュールは、上記の超多機能LSIを含むとしてもよい。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、ICカード又はモジュールは、その機能を達成する。このICカード又はこのモジュールは、耐タンパ性を有するとしてもよい。
また、本発明は、上記に示す方法であるとしてもよい。また、本発明は、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしてもよいし、上記コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしてもよい。
さらに、本発明は、上記コンピュータプログラム又は上記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray(登録商標) Disc)、半導体メモリ等に記録したものとしてもよい。また、これらの非一時的な記録媒体に記録されている上記デジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、上記コンピュータプログラム又は上記デジタル信号を、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送するものとしてもよい。
また、本発明は、マイクロプロセッサ及びメモリを備えたコンピュータシステムであって、上記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、上記マイクロプロセッサは、上記コンピュータプログラムに従って動作するとしてもよい。
また、上記プログラム又は上記デジタル信号を上記非一時的な記録媒体に記録して移送することにより、又は、上記プログラム又は上記デジタル信号を上記ネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしてもよい。
本発明の給電装置は、例えばスマートフォン等の電子機器に無線で給電を行う給電台等として適用することができる。
2 無線給電システム
4,4’,4A,4B,4B’ 給電装置
6,6’,6a,6b 受電装置
8 電源部
10,22 共振回路
12 給電コイル
14,32 無線通信部
16,34 制御部
18 商用電源
20 受電コイル
24 整流回路
26 DC/DCコンバータ
28 負荷
30 検出部
36 管理装置

Claims (10)

  1. 受電装置に無線で給電を行う給電部と、
    前記受電装置との間で通信を行う通信部と、
    前記給電部及び前記通信部の各々を制御する制御部と、を備えた給電装置において、
    前記制御部は、
    前記通信部が複数の前記受電装置それぞれから発せられる信号を受信した場合に、前記給電部の給電を所定の時間停止し、前記給電部の給電を再開し、
    前記通信部が単一の前記受電装置からの信号を受信した場合に、前記給電部の給電を停止せず継続する
    給電装置。
  2. 前記制御部は、前記所定の時間として、前記給電装置に固有の時間を設定する
    請求項1に記載の給電装置。
  3. 前記制御部は、前記所定の時間を、前記給電装置に固有の乱数に基づいて設定する
    請求項2に記載の給電装置。
  4. 前記制御部は、前記乱数を、前記給電装置に割り当てられたアドレスに基づいて発生させる
    請求項3に記載の給電装置。
  5. 前記信号は、アドレス、ID又は受信電波強度の少なくとも1つを含む
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の給電装置。
  6. 前記制御部は、再開後の前記信号に基づいて前記給電部を制御する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の給電装置。
  7. 前記給電部は、前記複数の受電装置の各々に無線で給電し、
    前記制御部は、
    前記通信部が前記複数の受電装置それぞれから発せられる前記信号を受信することに基づいて、前記給電部の給電の停止及び再開を複数回繰り返し、
    前記通信部が前記複数の受電装置それぞれから発せられる同じ前記信号を受信することに基づいて、前記複数の受電装置が前記給電装置に設置されていると判定する
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の給電装置。
  8. 前記制御部は、前記通信部が受信した前記複数の受電装置それぞれから発せられる前記信号に基づいて、前記給電部が前記複数の受電装置の各々に給電を行うための給電条件を設定する
    請求項7に記載の給電装置。
  9. 前記通信部は、さらに、前記給電装置を管理する管理装置との間で通信を行い、
    前記所定の時間は、前記管理装置から前記通信部に通知される
    請求項1に記載の給電装置。
  10. 受電装置に無線で給電を行うステップと、
    前記受電装置との間で通信を行うステップと、
    複数の前記受電装置それぞれから発せられる信号を受信した場合に、前記受電装置の給電を所定の時間停止し、前記受電装置の給電を再開し、単一の前記受電装置からの信号を受信した場合に、前記受電装置の給電を停止せず継続するステップと、を含む
    給電方法。
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