JP6525730B2 - 移動体端末および無接点充電器 - Google Patents

移動体端末および無接点充電器 Download PDF

Info

Publication number
JP6525730B2
JP6525730B2 JP2015107165A JP2015107165A JP6525730B2 JP 6525730 B2 JP6525730 B2 JP 6525730B2 JP 2015107165 A JP2015107165 A JP 2015107165A JP 2015107165 A JP2015107165 A JP 2015107165A JP 6525730 B2 JP6525730 B2 JP 6525730B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power transmission
mobile terminal
power
coil
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015107165A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016226076A (ja
Inventor
聡 生田
聡 生田
佐藤 直紀
直紀 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2015107165A priority Critical patent/JP6525730B2/ja
Publication of JP2016226076A publication Critical patent/JP2016226076A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6525730B2 publication Critical patent/JP6525730B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

本発明は、通信機能を有する移動体端末および移動体端末を充電するための無接点充電器に関する。
従来、スマートフォン等の移動体端末を充電するための充電器が知られている。
たとえば、特許文献1には、このような充電器に関する発明が開示されている。具体的には、特許文献1の充電器は、移動体端末が充電中に基地局からの信号を受信した場合、移動体端末から受信動作中である旨の信号を受信する。充電器は、当該信号を受信すると、充電回路の一部または全部の動作を停止させる。これにより、移動体端末が充電中に基地局からの信号を受信した場合であっても、充電器が発生するノイズを低減できる。それゆえ、上記信号の受信品質の低下を防ぐことが可能となる。
また、従来、移動体端末をワイヤレスで充電する無接点充電器が知られている。
特開2008−131812号公報
しかしながら、特許文献1の充電器は、充電回路の一部または全部の動作を停止させるため、充電回路の動作を停止しない構成(すなわち、充電を中断しない構成)に比べて、移動体端末の充電に要する時間が長くなってしまう。
本願発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、充電中であっても基地局等の通信機器から送られてくる信号の受信品質の低下を軽減可能な移動体端末、および無接点充電器を提供することにある。
本発明のある局面に従うと、移動体端末は、無接点充電器によって充電される。無接点充電器は、複数の送電回路と、複数の送電回路によって共用されるとともに複数の送電回路のうちから選択された1つの送電回路から電力の供給を受ける送電用のコイルとを有している。移動体端末は、充電が可能なバッテリと、移動体端末と通信可能な通信機器から送信される電波の受信品質を検出する検出部と、移動体端末が無接点充電器に載置されている状態でコイルに対して複数の送電回路の各々から個別に電力が供給されたことに基づき、複数の送電回路のうちから、受信品質が最も高くなったときにコイルに対して電力を供給していた送電回路を特定する特定部とを備える。移動体端末は、特定が行われた後は、コイルに対する電力を特定された送電回路に供給させる。
本発明によれば、充電中であっても基地局等の通信機器から送られてくる信号の受信品質の低下を軽減可能となる。
本発明の実施の形態1に係る無接点充電器1の使用方法を示す平面図である。 無接点充電器1のハードウェア構成を表したブロック図である。 移動体端末2の機能的構成およびハードウェア構成を説明するためのブロック図である。 移動体端末2における処理の流れを説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る無接点充電器1Aの使用方法を示す平面図である。 無接点充電器1Aのハードウェア構成を表したブロック図である。 無接点充電器1Aにおける処理の流れを説明するためのフローチャートである。 無接点充電器1Aの処理の流れを説明するためのフローチャートである。 移動体端末2の処理の流れを説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施の形態に係る、移動体端末および無接点充電器(非接触充電器)について説明する。また、以下の説明では、同一の部材には同一の参照符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
なお、移動体端末としては、たとえば、スマートフォン、フィーチャーフォン、タブレット端末、ファブレット端末が挙げられる。なお、移動体端末は、これらに限定されず、通信機能と充電可能なバッテリ(二次電池)とを有するものであればよい。
また、以下では、移動体端末は、通信可能な相手の通信機器の一例として、基地局(典型的には、当該移動体端末が在圏する基地局)と通信するように構成されているものとする。
[実施の形態1]
図1は、本実施の形態に係る無接点充電器1の使用方法を示す平面図である。図1を参照して、無接点充電器1は、複数の送電回路111,112,113,114と、コイル120と、プラグ130とを備えている。
複数の送電回路111〜114は、無接点充電器1の筐体100内に備えられている。複数の送電回路111〜114は、コイル120に接続されており、コイル120に電力を供給する。また、無接点充電器1は、複数の送電回路111〜114に対して順番を表す識別番号を対応付けることにより、これらの複数の送電回路111〜114を管理している。以下では、一例として、無接点充電器1が、送電回路111を1番目の送電回路、送電回路112を2番目の送電回路、送電回路113を3番目の送電回路、送電回路114を4番目の送電回路として管理しているものとして説明する。
コイル120は、複数の送電回路111〜114によって共用される。コイル120は、筐体100の主面140に載置された移動体端末2に対して、電力を送信する。また、コイル120は、主面140に載置された移動体端末2から送られてくる信号を受信する。
プラグ130は、建物に備え付けられた商用交流電源のコンセントに接続される。プラグ130によって、筐体100内の各部に電力が供給される。
移動体端末2は、筐体100の主面140に載置されることによって、無接点充電器1によって充電される。詳しくは、移動体端末2のバッテリ260(図3参照)は、コイル120から送信される電力によって充電される。また、移動体端末2は、基地局との通信に用いるアンテナ290を有する。
詳細については後述するが、無接点充電器1は、複数の送電回路111〜114のうちのいずれか1つの送電回路を選択的に駆動させることができる。たとえば、ある局面においては、無接点充電器1は送電回路111を駆動し、他の局面においては、無接点充電器1は、複数の送電回路112〜114のいずれかを駆動する。すなわち、コイル120は、複数の送電回路111〜114のうちから選択された1つの送電回路から電力の供給を受ける。
ところで、図1の状態では、移動体端末2のアンテナ290は、ノイズの発生源である送電回路114の近くに位置することになる。このような状態で、仮に、送電回路114がコイル120に電力を供給すると、移動体端末2における基地局からの信号の受信品質が低下してしまう。そのため、図1の状態では、移動体端末2の充電のために、送電回路114を使用(駆動)することは好ましくない。移動体端末2の充電のためには、送電回路114よりも他の送電回路111〜113を使用することが好ましい。
より詳しくは、移動体端末2は、複数の送電回路111〜114のうち基地局から送られてくる信号の受信品質が最も良くなる(すなわち、信号の劣化が最も少ない)送電回路からコイル120に電力が供給されている状態で、充電されることが望ましい。換言すれば、無接点充電器1は、移動体端末2における受信品質が最も良くなる送電回路を駆動することが望ましい。以下では、このような構成を実現するための構成について、具体例を挙げて説明する。
図2は、無接点充電器1のハードウェア構成を表したブロック図である。図2を参照して、無接点充電器1は、複数の送電回路111〜114と、コイル120と、プラグ130と、電源制御回路150と、送電制御回路160とを備える。送電制御回路160は、メモリ161を有している。
電源制御回路150は、商用交流電源からプラグ130を介して供給される商用周波数の交流電力を直流電力に変換する。電源制御回路150は、複数の送電回路111〜114に、直流電力を供給する。また、電源制御回路150は、送電制御回路160にも直流電力を供給する。
送電制御回路160は、複数の送電回路111〜114に接続されている。送電制御回路160は、複数の送電回路111〜114の各々を個別に駆動させる制御を行なう。すなわち、送電制御回路160は、複数の送電回路111〜114のうちの1つの送電回路(たとえば、ある局面では送電回路111)のみを駆動させる。
送電制御回路160は、典型的には、移動体端末2からの制御命令に基づき、駆動させる送電回路を決定する。ただし、これに限定されず、送電制御回路160は、駆動させる送電回路を自身で決定してもよい。
送電制御回路160のメモリ161には、移動体端末2から送信されてきたデータ(たえば、制御命令)が、駆動している送電回路を介して格納される。また、詳細については後述するが、メモリ161には、移動体端末2において測定された受信品質が、送電回路111〜114毎に対応付けて格納されてもよい。
図3は、移動体端末2の機能的構成およびハードウェア構成を説明するためのブロック図である。図3を参照して、移動体端末2は、制御部210と、記憶部220と、コイル230と、受電回路240と、充電回路250と、バッテリ260と、電源制御回路270と、通信処理部280と、アンテナ290とを備える。制御部210は、検出部211と、特定部212とを含む。
制御部210は、典型的には、移動体端末2のCPUが、オペレーションシステム上で各種のプログラムを実行することにより実現される。記憶部220は、典型的には、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等により構成される。通信処理部280は、通信IF(Inter Face)であって、典型的には、ベースバンド回路、RF(Radio Frequency)回路等により構成される。以下、各部の機能について説明する。
制御部210は、移動体端末2の全体の動作を制御する。記憶部220は、オペレーションシステム、各種のアプリケーションプログラム、データを格納しており、制御部210によって、データの書き込みおよびデータの読み出しが行われる。
通信処理部280は、制御部210からの命令に基づき、アンテナ290を介して、データを基地局に送信する。また、通信処理部280は、アンテナ290を介して受信したデータを制御部210に送る。
電源制御回路270は、バッテリ260に蓄えられた電力(正確には電荷)を、移動体端末2内の各ブロックに供給する。
受電回路240は、充電回路250と、コイル230とに接続されている。受電回路240は、コイル230を介して、無接点充電器1から送信されてくる電力を受電する。詳しくは、受電回路240は、コイル230を用いて、無接点充電器1のいずれかの送電回路が駆動されることによってコイル120から送電された電力を受電する。受電回路240は、受信した電力を充電回路250に送る。正確には、受電回路240は、無接点充電器1のコイル120を1次コイル、移動体端末2のコイル230を2次コイルとした電磁誘導によって発生した誘導起電力(誘導電流)を充電回路250に送る。
充電回路250は、受電回路240から送られてきた誘導起電力によって、バッテリ260を充電する。
移動体端末2が、無接点充電器1に対して、制御命令等のデータを送信する場合には、受電回路240およびコイル230を用いる。具体的には、制御部210が、送信するデータを受電回路240に送り、受電回路240がコイル230を介して無接点充電器1に当該データを送信する。
次に、制御部210における検出部211と特定部212とについて説明する。
検出部211は、基地局から送信される電波の受信品質を検出(測定)する。
特定部212は、移動体端末2が無接点充電器1に載置されている状態でコイル120に対して複数の送電回路111〜114の各々から個別に電力が供給されたことに基づき、複数の送電回路111〜114のうちから、受信品質が最も高くなったときにコイル120に対して電力を供給していた送電回路を特定する。
移動体端末2は、上記特定が行われた後は、コイル120に対する電力を上記特定された送電回路に供給させる。詳しくは、移動体端末2の制御部210は、無接点充電器1に制御命令を送信することによって、受信品質が最も高くなったときにコイル120に対して電力を供給していた送電回路を駆動させるための制御を行なう。
このような処理により、移動体端末2は、複数の送電回路111〜114のうち受信品質が最も高い(すなわち、受信品質の劣化が最も少ない)送電回路を用いて、バッテリ260を充電することが可能となる。それゆえ、移動体端末2は、充電中であっても基地局から送られてくる信号の受信品質の低下を軽減することが可能となる。その結果、移動体端末2は、途中で充電を中断しなくてもよくなる。よって、移動体端末2は、受信品質の低下を軽減することにより、途中で充電を中断するような従来の構成に比べて充電時間を短縮することが可能となる。
なお、上記においては、無接点充電器1の充電方式として、電磁誘導方式を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。充電方式は、たとえば、電波受信方式、磁界共鳴方式であってもよい。
図4は、移動体端末2における処理の流れを説明するためのフローチャートである。図4を参照して、ステップS2において、移動体端末2(詳しくは、CPU)は、移動体端末2が無接点充電器1(詳しくは、主面140)に載置されているか否かを判断する。
具体的には、送電制御回路160は、間欠的にコイル120に交流電流を供給することによってコイル120を励磁する。これにより、コイル120から電波が送信される。受電回路240は、前述の電波を受信したとき、コイル230に負荷を接続した接続状態と、コイル230に負荷を接続しない非接続状態との間で切替処理を行なう。当該接続状態にあるときには、コイル230と磁気結合するコイル120から見たインピーダンスが非接続状態のときよりも増加する。それゆえ、コイル120に供給される電流が変化する。送電制御回路160は、当該電流の変化を通じて主面140に移動端末帯2が載置されているか否かを判断する。以上により、移動体端末2は、無接点充電器1に載置されているか否かを判断することができる。
ステップS4において、移動体端末2は、送電回路の個数(n)を無接点充電器1から取得する。たとえば、移動体端末2は、無接点充電器1から「n=4」との情報を取得する。なお、移動体端末2が予め当該個数を記憶している場合、当該取得処理は不要である。
ステップS6において、移動体端末2は、基地局から送られてくる電波を受信可能であるか否かを判断する。具体的には、移動体端末2は、基地局から送られてくる電波の受信品質が、予め定められた値以上か否かを判断する。
移動体端末2は、基地局からの電波を受信不能であると判断した場合(ステップS6においてNO)、ステップS24において、複数の送電回路111〜114のうち所定の送電回路を駆動させることによって、バッテリ260を充電する。たとえば、移動体端末2は、駆動させる送電回路を特定するための通知を無接点充電器1に送信することによって当該送電回路を駆動させてもよい。
あるいは、移動体端末2が所定の通知を無接点充電器1に送ることにより、無接点充電器1が駆動する送電回路を決定(選択)してもよい。たとえば、無接点充電器1は、複数の送電回路111〜114のうち、メモリ161に予め記憶されている番号の送電回路(典型的には、デフォルトの送電回路)を駆動してもよい。
移動体端末2は、基地局からの電波を受信可能であると判断した場合(ステップS6においてYES)、ステップS8において、予め規定された変数kの値を1とする。ステップS10において、移動体端末2は、k番目の送電回路のみを駆動させるための通知(典型的には、制御命令)を、無接点充電器1に対して送信する。
ステップS12において、移動体端末2は、基地局からの電波の受信品質(Sk)を検出する。ステップS14において、移動体端末2は、Skが閾値Sth以上であるか否かを判断する。閾値Sth以上であると判断された場合(ステップS14においてYES)、ステップS26において、k番目の送電回路を駆動させるための通知(典型的には、制御命令)を無接点充電器1に対して送信することによって、バッテリ260を充電する。
閾値Sth以上ではないと判断された場合(ステップS14においてNO)、ステップS16において、移動体端末2は、変数kの値をインクリメントする。すなわち、移動体端末2は、変数kの値を1だけ増加させる。ステップS18において、移動体端末2は、変数kの値が、無接点充電器1における送電回路の個数(n)よりも大きいか否かを判断する。kがn以下であると判断された場合(ステップS18においてNO)、移動体端末2は、処理をステップS10に戻す。
kがnよりも大きいと判断された場合(ステップS18においてYES)、ステップS20において、移動体端末2は、受信品質S1,…,Snにおける最大値を得たときの送電回路を特定する。すなわち、移動体端末2は、受信品質が最も高くなったときにコイル120に対して電力を供給していた送電回路を特定する。つまり、移動体端末2は、充電に用いる送電回路を特定する。
ステップS22において、移動体端末2は、特定された送電回路のみを駆動させるための通知を、無接点充電器1に対して送信する。詳しくは、移動体端末2は、上記特定が行われたことに基づき、受信品質が最も高くなったときに電力を供給していた送電回路に電力を再度供給させるための通知を、無接点充電器1に対して送信する。これにより、移動体端末2は、以後、特定された送電回路の駆動によって発生する電力によって、バッテリ260を充電することが可能となる。
<小括>
(1)以上のように、移動体端末2は、(i)移動体端末2と通信可能な基地局(通信機器)から送信される電波の受信品質を検出する検出部211と、(ii)移動体端末2が無接点充電器1に載置されている状態でコイル120に対して複数の送電回路111〜114の各々から個別に電力が供給されたことに基づき、複数の送電回路111〜114のうちから、受信品質が最も高くなったときにコイル120に対して電力を供給していた送電回路を特定する特定部212とを備える。移動体端末2は、上記特定が行われた後は、コイル120に対する電力を上記特定された送電回路から供給させる。
当該構成によれば、充電中であっても基地局等の通信機器から送られてくる信号の受信品質の低下を軽減することが可能となる。その結果、移動体端末2は、途中で充電を中断しなくてもよくなる。よって、移動体端末2は、受信品質の低下を軽減するために途中で充電を中断するような従来の構成に比べて、充電時間を短縮することが可能となる。
(2)詳しくは、移動体端末2は、上記特定を行なうために、複数の送電回路111〜114の各々から個別に電力を供給させるための通知(第1の通知)を、無接点充電器1に対して送信する。移動体端末2は、上記特定が行われたことに基づき、受信品質が最も高くなったときに電力を供給していた送電回路に電力を再度供給させるための通知(第2の通知)を、無接点充電器1に対して送信する。
(3)図4におけるステップS14の処理に着目すると以下のとおりである。特定部212は、コイル120に対して最後の順の送電回路(たとえば、4番目の送電回路)から電力が供給されるまでに予め定められた値(閾値Sth)以上の受信品質が検出されていないことを条件に、上位特定を行なう。移動体端末2は、予め定められた値以上の受信品質が検出された後には、コイル120に対する電力を、予め定められた値以上の受信品質が検出されたときにコイル120に対して電力を供給していた送電回路に供給させる。
最後の順の送電回路(たとえば、送電回路114)に電力を供給させる前に予め定められた値以上の受信品質が検出された場合には、移動体端末2は、残りの送電回路(たとえば、送電回路113,114)に電力を供給させる必要はない。当該予め定められた値以上の受信品質を検出したときに駆動していた送電回路を用いて充電を行なったとしても、十分な受信品質が確保されているためのである。それゆえ、上記構成によれば、充電に用いる送電回路を迅速に決定することが可能となる。
(4)無接点充電器1については、以下のとおりである。無接点充電器1は、送電制御回路160と、複数の送電回路111〜114と、複数の送電回路111〜114によって共用されるとともに、複数の送電回路111〜114のうちから送電制御回路160によって選択された1つの送電回路から電力の供給を受ける送電用のコイル120とを備える。送電制御回路160は、移動体端末2からの通知に基づき、複数の送電回路111〜114のうちから移動体端末2の充電に使用する送電回路を選択する。選択された送電回路は、コイル120に対して電力を供給する。移動体端末2は、このような構成の無接点充電器1を利用することによって、充電中であっても基地局等の通信機器から送られてくる信号の受信品質の低下を軽減可能となる。
<変形例>
上記においては、図4のステップS20における特定処理を移動体端末2が行なう場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。当該特定処理を無接点充電器1が行ってもよい。この場合、上記特定処理を行なうために、移動体端末2から受信品質Skの通知を受信するように、無接点充電器1を構成すればよい。なお、この点は、後述する実施の形態2における変形例の構成においても同様である。
[実施の形態2]
本実施の形態では、無接点充電器が主面における移動体端末2の位置を検知する構成について説明する。また、実施の形態1とは異なり、後述する変形例を除き、本実施の形態に係る移動体端末2は、複数の送電回路のうちから充電に用いる送電回路を特定する処理を行なわない。つまり、移動体端末2は、各送電回路を用いたときの受信品質の測定(図4のステップS12)および受信品質の比較に基づく特定処理(図4のステップS20)を行なわない。
図5は、本実施の形態に係る無接点充電器1Aの使用方法を示す平面図である。図5を参照して、無接点充電器1Aは、複数の送電回路111,112,113,114と、コイル120と、プラグ130と、複数のコイル7201〜7212とを備えている。
複数のコイル7201〜7212は、移動体端末2の主面140における位置を検出するために利用される。複数のコイル7201〜7212は、典型的には、マトリクス状に配置されている。なお、複数のコイル7201〜7212は等間隔に並んでいることが好ましい。
詳しくは、複数のコイル7201〜7212の各々は、スパイラルコイルである。各コイル7201〜7212は、各軸線が主面140と直交するように、筐体100内に設置されている。
また、コイル7201〜7212は、互いに異なる電圧検出回路に接続されている(図6)。コイル7201〜7212は、コイル120から放出される電磁波、およびコイル120の励磁に応じて電流が誘起された移動体端末2のコイル230から放出される電磁波により、電流を誘起する。
なお、図5中の破線で示された移動体端末2(主面140の左上部に載置されている移動体端末)については、後述する変形例で説明する。
図6は、無接点充電器1Aのハードウェア構成を表したブロック図である。図6を参照して、無接点充電器1Aは、複数の送電回路111〜114と、コイル120と、プラグ130と、電源制御回路150と、送電制御回路160Aと、信号出力回路170とを備える。送電制御回路160Aは、メモリ161と、検出回路162を有している。
信号出力回路170は、複数の電圧検出回路7101〜7112と、複数のコイル7201〜7212とを備える。複数のコイル7201〜7212の各々には、それぞれ、1つの検圧検出回路が接続されている。たとえば、コイル7201には電圧検出回路7101が接続されている。
複数の電圧検出回路7101〜7112は、各々が接続されたコイルに生じる電圧を検出する。複数の電圧検出回路7101〜7112は、各々が検出した検出結果(電圧値)を表す信号を送電制御回路160Aに送信する。無接点充電器1Aは、12個の電圧検出回路7101〜7112を有するため、送電制御回路160Aには、同時に12個の検出結果を表す信号が入力される。
ここで、主面140に移動体端末2を載置したときに電圧検出回路7101〜7112の各々で検出される電圧は、複数のコイル7201〜7212のうち移動体端末2のコイル230に近いものほど、主面140に移動体端末2を載置していないときに検出される電圧との差が大きくなる。
この原理を利用して、送電制御回路160Aの検出回路162は、複数の電圧検出回路7101〜7112によって検出された電圧値に基づいて、主面140における移動体端末2の位置を検出する。具体的には、検出回路162は、12個のコイル7201〜7212のうちのどのコイルに近いかを判定し、判定されたコイルの位置を移動体端末2の位置と推定する。たとえば、図5の場合、検出回路162は、移動体端末2の位置をコイル7204,7207の位置と推定する。
送電制御回路160Aは、検出回路162によって検出された移動体端末2の位置から最も離れた送電回路を駆動することにより、移動体端末2を充電する。たとえば、図5の場合、複数の送電回路111〜114のうち、送電回路112がコイル7204,7207からもっと離れている。そこで、送電制御回路160Aは、送電回路112を駆動させる。なお、送電制御回路160Aは、複数のコイル7201〜7212の各々の設置位置の情報と、複数の送電回路111〜114の各々の設置位置の情報を、メモリ161に予め格納している。
図7は、無接点充電器1Aにおける処理の流れを説明するためのフローチャートである。図7を参照して、ステップS102において、無接点充電器1A(正確には、送電制御回路160A)は、移動体端末2が無接点充電器1A(詳しくは、主面140)に設置されたか否かを判断する。
具体的には、送電制御回路160Aは、間欠的にコイル120に交流電流を供給することによってコイル120を励磁する。これにより、コイル120から電波が送信される。受電回路240は、前述の電波を受信したとき、コイル230に負荷を接続した接続状態と、コイル230に負荷を接続しない非接続状態との間で切替処理を行なう。当該接続状態にあるときには、コイル230と磁気結合するコイル120から見たインピーダンスが非接続状態のときよりも増加する。それゆえ、コイル120に供給される電流が変化する。送電制御回路160Aは、当該電流の変化を通じて主面140に移動端末帯2が載置されているか否かを判断する。以上により、移動端末帯2は、無接点充電器1Aに載置されているか否かを判断できる。
ステップS104において、無接点充電器1Aは、複数の電圧検出回路7101〜7112の各々が、対応するコイル7201〜7212に発生する電圧を検出する。
ステップS106において、複数の電圧検出回路7101〜7112は、検出結果を表す信号を送電制御回路160Aに対して出力する。ステップS108において、送電制御回路160Aは、主面140における移動体端末2の位置を検出する。なお、当該検出方法については、上述したので、ここでは繰り返し説明しない。
ステップS110において、送電制御回路160Aは、複数の送電回路111〜114のうちから、上記検出された位置から最も離れた位置の送電回路を選択する。ステップS112において、送電制御回路160Aは、上記選択された送電回路を動作させる。
<小括>
以上のように、無接点充電器1Aは、(i)移動体端末2を載置するための主面140と、(ii)複数の送電回路111〜114と、(iii)複数の送電回路111〜114によって共用されるとともに、複数の送電回路111〜114のうちから選択された1つの送電回路から電力の供給を受ける送電用のコイル120と、(iv)送電用のコイル120に電力を供給するために複数の送電回路111〜114の各々を駆動させる送電制御回路(制御部)160Aと、(v)移動体端末2が主面140に載置された場合に、移動体端末2の位置に応じた信号(検出結果を表す信号)を送電制御回路160Aに出力する信号出力回路(出力部)170とを備える。
送電制御回路160A(詳しくは、検出回路162)は、信号出力回路170からの出力に基づき、移動体端末2の位置を検出する。送電制御回路160Aは、複数の送電回路111〜114のうち、上記検出された位置から最も離れた位置の送電回路を駆動させる。
上記の構成によれば、無接点充電器1Aは、移動体端末2から最も離れた送電回路を駆動させるため、移動体端末2を充電中であっても基地局から送られてくる信号の受信品質の低下を軽減可能となる。
また、実施の形態1と比べた場合、実施の形態1のように移動体端末2は受信品質を検出する必要がない。したがって、無接点充電器1Aによれば、実施の形態1の構成に比べて、複数の送電回路111〜114のうちから移動体端末2の充電に利用する送電回路を決定する処理が迅速になる。
<変形例>
(第1の変形例)
以下、本実施の形態において説明した送電回路の選択処理に対して、実施の形態1の選択処理を組み合わせた構成について説明する。再び、図5を参照して、破線で表した移動体端末2にとって、最も離れた位置にある送電回路は、送電回路112と送電回路113とである。すなわち、主面140における移動体端末2の載置位置次第では、移動体端末2から最も離れた送電回路が複数存在する場合も生じ得る。
この場合、無接点充電器1Aは、最も離れた位置にある複数の送電回路のいずれかを選択すればよい。選択の仕方としては、たとえば、識別番号が小さい送電回路を選択するといった手法がある。また、実施の形態1で述べた受信品質を用いる方法もある。そこで、以下では、最も離れた位置にある複数の送電回路のうち、最も受信品質が高い送電回路を選択する手法について説明する。
図8は、無接点充電器1Aの処理の流れを説明するためのフローチャートである。図8を参照して、ステップS202〜S210に示した各処理は、それぞれ、図7に示したステップS102〜S110に示した各処理と同じである。それゆえ、ここでは、ステップS202〜S210に示した各処理についての説明は繰り返さない。
ステップS212において、送電制御回路160Aは、選択された送電回路の個数が複数か否かを判断する。選択された送電回路が1つであると判断された場合(ステップS212においてNO)、ステップS222において、送電制御回路160Aは、上記選択された送電回路を動作させる。つまり、送電制御回路160Aは、図7におけるステップS112と同様の処理を行なう。
選択された送電回路の個数が複数(以下、m個)であると判断された場合(ステップS212においてYES)、ステップS214において、送電制御回路160Aは、いずれかの送電回路とコイル120とを利用して、選択されたm個の送電回路の識別情報(たとえば、上述した識別番号)を、移動体端末2に送信する。たとえば、上述したように、移動体端末2から最も離れた位置にある送電回路が送電回路112と送電回路113とであった場合、2個の送電回路112,113の番号である、2番と3番とを移動体端末2に通知する。
ステップS216において、送電制御回路160Aは、移動体端末2から送られてくる通知に基づき、選択された複数の送電回路(すなわち、移動体端末2から最も離れた位置にある複数の送電回路)を個別に動作させる。ステップS218において、送電制御回路160Aは、いずれかの送電回路およびコイル120によって、移動体端末2によって特定された1個の送電回路のみを駆動させるための通知を、移動体端末2から受信する。ステップS220において、送電制御回路160Aは、上記通知に基づき、移動体端末2によって特定された送電回路を駆動させる。
図9は、移動体端末2の処理の流れを説明するためのフローチャートである。図9を参照して、ステップS304において、移動体端末2(詳しくは、CPU)は、無接点充電器1Aから、m個の送電回路の識別情報を受信する。
ステップS306において、移動体端末2は、基地局から送られてくる電波を受信可能であるか否かを判断する。具体的には、移動体端末2は、基地局から送られてくる電波の受信品質が、予め定められた値以上か否かを判断する。
移動体端末2は、基地局からの電波を受信不能であると判断した場合(ステップS306においてNO)、ステップS324において、選択されたm個の送電回路のうちのいずれかの送電回路を駆動させることによって、バッテリ260を充電する。たとえば、移動体端末2は、駆動させる送電回路を特定するための通知を無接点充電器1Aに送信することによって当該送電回路を駆動させればよい。
移動体端末2は、基地局からの電波を受信可能であると判断した場合(ステップS306においてYES)、ステップS308において、予め規定された変数jの値を1とする。ステップS310において、移動体端末2は、m個の送電回路のうちのj番目の送電回路のみを駆動させるための通知を、無接点充電器1Aに対して送信する。
ステップS312において、移動体端末2は、基地局からの電波の受信品質(Sj)を検出する。ステップS314において、移動体端末2は、Sjが閾値Sth以上であるか否かを判断する。閾値Sth以上であると判断された場合(ステップS314においてYES)、ステップS326において、j番目の送電回路を駆動させるための通知を無接点充電器1Aに対して送信することによって、バッテリ260を充電する。
閾値Sth以上ではないと判断された場合(ステップS314においてNO)、ステップS316において、移動体端末2は、変数jの値をインクリメントする。すなわち、移動体端末2は、変数jの値を1だけ増加させる。ステップS318において、移動体端末2は、変数jの値が、選択された送電回路の個数(m)よりも大きいか否かを判断する。jがm以下であると判断された場合(ステップS318においてNO)、移動体端末2は、処理をステップS310に戻す。
kがmよりも大きいと判断された場合(ステップS318においてYES)、ステップS320において、移動体端末2は、受信品質S1,…,Smにおける最大値を得たときの送電回路を特定する。すなわち、移動体端末2は、受信品質が最も高くなったときにコイル120に対して電力を供給していた送電回路を特定する。つまり、移動体端末2は、充電に用いる送電回路を特定する。
ステップS322において、移動体端末2は、特定された送電回路のみを駆動させるための通知を、無接点充電器1Aに対して送信する。詳しくは、移動体端末2は、上記特定が行われたことに基づき、受信品質が最も高くなったときに電力を供給していた送電回路に電力を再度供給させるための通知を、無接点充電器1Aに対して送信する。これにより、移動体端末2は、以後、特定された送電回路の駆動によって発生する電力によって、バッテリ260を充電することが可能となる。
上記の構成によれば、移動体端末2から最も離れた送電回路が複数存在する場合において、当該複数の送電回路から、移動体端末2にとって最も充電に適した位置にある送電回路を用いて移動体端末2を充電することが可能となる。また、実施の形態1のように全ての送電回路を個別に駆動したときの受信品質を検出する必要がないため、実施の形態1の構成よりも充電に用いる送電回路の選択処理が迅速なる。
(第2の変形例)
実施の形態2では、主面140における移動体端末2の位置を検出するための信号出力回路170が、複数のコイル7201〜7212と、複数の電圧検出回路7101〜7112とを備える構成を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。
信号出力回路170を、複数のコイル7201〜7212および複数の電圧検出回路7101〜7112の代わりに、複数の照度センサあるいは複数の近接センサ等の複数のセンサを備えるように構成してもよい。
今回開示された実施の形態は例示であって、上記内容のみに制限されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A 無接点充電器、2 移動体端末、100 筐体、111〜114 送電回路、120,230,7201〜7212 コイル、130 プラグ、140 主面、150,270 電源制御回路、160,160A 送電制御回路、161 メモリ、162 検出回路、170 信号出力回路、210 制御部、211 検出部、212 特定部、220 記憶部、240 受電回路、250 充電回路、260 バッテリ、280 通信処理部、290 アンテナ、7101〜7112 電圧検出回路。

Claims (5)

  1. 無接点充電器によって充電される移動体端末であって、
    前記無接点充電器は、複数の送電回路と、前記複数の送電回路によって共用されるとともに前記複数の送電回路のうちから選択された1つの送電回路から電力の供給を受ける送電用のコイルとを有しており、
    前記移動体端末は、
    充電が可能なバッテリと、
    前記移動体端末と通信可能な通信機器から送信される電波の受信品質を検出する検出部と、
    前記移動体端末が前記無接点充電器に載置されている状態で前記コイルに対して前記複数の送電回路の各々から個別に電力が供給されたことに基づき、前記複数の送電回路のうちから、前記受信品質が最も高くなったときに前記コイルに対して電力を供給していた送電回路を特定する特定部とを備え、
    前記移動体端末は、前記特定が行われた後は、前記コイルに対する電力を前記特定された送電回路に供給させる、移動体端末。
  2. 前記移動体端末は、
    前記特定を行なうために、前記複数の送電回路の各々から個別に電力を供給させるための第1の通知を、前記無接点充電器に対して送信し、
    前記特定が行われたことに基づき、前記受信品質が最も高くなったときに前記電力を供給していた前記送電回路に前記電力を再度供給させるための第2の通知を、前記無接点充電器に対して送信する、請求項1に記載の移動体端末。
  3. 前記特定部は、前記コイルに対して最後の順の前記送電回路から電力が供給されるまでに予め定められた値以上の受信品質が検出されていないことを条件に、前記特定を行ない、
    前記移動体端末は、前記予め定められた値以上の受信品質が検出された後には、前記コイルに対する電力を、前記予め定められた値以上の受信品質が検出されたときに前記コイルに対して電力を供給していた前記送電回路に供給させる、請求項1または2に記載の移動体端末。
  4. 移動体端末を充電するための無接点充電器であって、
    制御回路と、
    複数の送電回路と、
    前記複数の送電回路によって共用されるとともに、前記複数の送電回路のうちから前記制御回路によって選択された1つの送電回路から電力の供給を受ける送電用のコイルとを備え、
    前記制御回路は、前記移動体端末からの、受信品質が閾値以上である前記送電回路を駆動させるための通知、または前記受信品質が最も高くなった前記送電回路を駆動させるための通知に基づき、前記複数の送電回路のうちから前記移動体端末の充電に使用する送電回路を選択し、
    前記選択された送電回路は、前記コイルに対して前記電力を供給する、無接点充電器。
  5. 移動体端末を充電するための無接点充電器であって、
    前記移動体端末を載置するための主面と、
    複数の送電回路と、
    前記複数の送電回路によって共用されるとともに、前記複数の送電回路のうちから選択された1つの送電回路から電力の供給を受ける送電用のコイルと、
    前記送電用のコイルに電力を供給するために前記複数の送電回路の各々を駆動させる制御部と、
    前記移動体端末が主面に載置された場合に、前記移動体端末の位置に応じた信号を前記
    制御部に出力する出力部とを備え、
    前記制御部は、
    前記出力部からの出力に基づき、前記移動体端末の位置を検出し、
    前記複数の送電回路のうち、前記検出された位置から最も離れた位置の送電回路を駆動させる、無接点充電器。
JP2015107165A 2015-05-27 2015-05-27 移動体端末および無接点充電器 Active JP6525730B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015107165A JP6525730B2 (ja) 2015-05-27 2015-05-27 移動体端末および無接点充電器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015107165A JP6525730B2 (ja) 2015-05-27 2015-05-27 移動体端末および無接点充電器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016226076A JP2016226076A (ja) 2016-12-28
JP6525730B2 true JP6525730B2 (ja) 2019-06-05

Family

ID=57748738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015107165A Active JP6525730B2 (ja) 2015-05-27 2015-05-27 移動体端末および無接点充電器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6525730B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020056673A1 (zh) * 2018-09-20 2020-03-26 华为技术有限公司 利用无线线圈实现电子设备控制和受控电路、方法及设备
KR102676698B1 (ko) * 2018-12-21 2024-06-19 삼성전자주식회사 배터리를 충전하기 위한 전자 장치 및 방법
JP7018981B2 (ja) * 2020-02-28 2022-02-14 ソフトバンク株式会社 システム、管理装置、及びプログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5528080B2 (ja) * 2009-12-10 2014-06-25 キヤノン株式会社 電力供給装置
JP5654367B2 (ja) * 2011-01-28 2015-01-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 非接触給電装置の給電モジュール、非接触給電装置の給電モジュールの使用方法及び非接触給電装置の給電モジュールの製造方法
JP2013066307A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Sharp Corp 無線端末、電力伝送システムおよび電力伝送方法
JP2013198050A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Kyocera Corp 携帯電子機器及び充電システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016226076A (ja) 2016-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2932616B1 (en) Resolving communications in a wireless power system with co-located transmitters
CN108156829B (zh) 无线电力发送器及其控制方法
CN105375654B (zh) 在无线充电中用于确定交叉连接的方法
JP4171758B2 (ja) 誘導方式により無線で電源を共有する装置及び方法
JP6147377B2 (ja) 無線電力伝送システム、無線電力伝送装置、無線電力伝送方法、無線電力伝送装置の制御方法、プログラム。
JP2009201328A (ja) 充電装置及び充電システム
CN102738858A (zh) 电力控制设备、电力控制方法和程序
CN104521106A (zh) 无线电力发送器、无线电力接收器及其控制方法
US11862990B2 (en) Wireless charging device and method for charging electronic device using the same
CN103887841A (zh) 无线充电设备和方法
US11128169B2 (en) Electronic device including a plurality of wireless charge coils and operating method thereof
JP2016111791A (ja) 送電装置、送電装置の制御方法、プログラム
US11855477B2 (en) Method, device for charging control, wireless charging base and storage device
JP6525730B2 (ja) 移動体端末および無接点充電器
JP2015233392A (ja) 電子機器
KR102374467B1 (ko) 무선 전력 송신 장치 및 그 동작 방법
US20230179028A1 (en) Method for detecting foreign object and electronic device
US11949253B2 (en) Electronic device for transmitting wireless power and method for wireless charging thereof
US12062924B2 (en) Electronic device for wireless power transmission and operating method thereof
US20230402878A1 (en) Method for controlling wireless charging mode and device therefor
JP2015002633A (ja) 給電装置
KR101172169B1 (ko) 무선 충전 장치 및 방법
JP2018153043A (ja) 給電装置、給電装置の制御方法及びプログラム
KR102211665B1 (ko) 무선 전력 전송 시스템에서 이물질 감지 장치 및 방법
US20230062165A1 (en) Electronic device and method of controlling wireless charging using the same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190416

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6525730

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150