JP2021182545A - 基板接続用プラグコネクター - Google Patents
基板接続用プラグコネクター Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021182545A JP2021182545A JP2021079557A JP2021079557A JP2021182545A JP 2021182545 A JP2021182545 A JP 2021182545A JP 2021079557 A JP2021079557 A JP 2021079557A JP 2021079557 A JP2021079557 A JP 2021079557A JP 2021182545 A JP2021182545 A JP 2021182545A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug connector
- mounting
- connector
- power supply
- contact portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims abstract description 19
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims abstract description 19
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims abstract description 19
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims abstract description 10
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 16
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 16
- 230000009467 reduction Effects 0.000 abstract description 2
- 238000004904 shortening Methods 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 230000008569 process Effects 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 229920000106 Liquid crystal polymer Polymers 0.000 description 2
- 239000004977 Liquid-crystal polymers (LCPs) Substances 0.000 description 2
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/50—Fixed connections
- H01R12/51—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures
- H01R12/55—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals
- H01R12/57—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals surface mounting terminals
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
【課題】コネクターの低背化(長さ縮小)を具現できる基板接続用プラグコネクターを提供する。【解決手段】基底部と、モールド部;電源端子;及び複数設置される信号端子;を含み、前記信号端子は、基部;第1接触部;第2接触部;第1実装部;及び第2実装部;を含み、前記第1接触部には、ロッキングのための係止部分である屈曲部が形成され、前記第2接触部には屈曲部が形成されておらず、前記プラグコネクターの長さ方向において、前記第1及び第2実装部の幅は前記第1及び第2接触部の幅より狭く、それによって、前記第1又は第2接触部間の離隔距離より前記第1又は第2実装部間の離隔距離がさらに長く、前記信号端子を前記プラグコネクターの結合方向から見たとき、前記第1及び第2実装部のうちいずれか一つの実装部は、前記プラグコネクターの長さ方向の一端に偏っており、他の一つの実装部は、前記プラグコネクターの長さ方向の他端に偏っている。【選択図】図4
Description
本発明は、基板接続用プラグコネクターに関する。より具体的には、本発明は、実装部間の距離が確保されるようにした信号端子を含むプラグコネクターに関する。
一般に、各基板が相互連結される場合、ソルダリング(soldering)などの方法によってそれぞれの基板と連結される二つのコネクターが使用され、前記二つのコネクターは互いに連結され得る。ここで、二つのコネクターのうち一つはプラグコネクターであり、残りの一つはソケットコネクターである。ソケットコネクターは、レセプタクル(receptacle)コネクターとも呼ばれる。このようなプラグコネクターとソケットコネクターは、モールド部に端子を配置することによって形成され得る。プラグコネクターとソケットコネクターは、互いに締結されることによって電気コネクター組立体を形成することができる。
電子機器の小型化の趨勢に伴い、コネクターの小型化及び低背化も要求される実情にある。しかし、ピッチを減少させたり、部品を小さくしてコネクターを小型化及び低背化するにはある程度の限界がある。
本発明が解決しようとする技術的課題は、ピッチを減少させたり、部品を小さくしなくても、コネクターの低背化(長さ縮小)を具現することである。
例えば、従来のソケットコネクターにおいては、通常、全ての実装部が同一線上で一定の間隔を置いて並んでいる。その場合、コネクターを小さく製作するために(すなわち、低背化するために)実装部間の間隔を減少させるようになるが、この実装部を基板に付着させるソルダー(半田)などが、隣接する実装部にまで接触するという問題が発生する。
すなわち、複数のソケット端子(信号端子)同士は、互いに電気的に絶縁されたときに所望の信号を区別して伝送することができる。しかし、コネクターを低背化する過程で信号端子同士の間隔(ピッチ)を減少させると、上述したように、当該コネクターを基板に実装する過程で一部の信号端子同士が不本意に電気的に接続されてしまう場合が生じる。これは、信号端子を精巧に所定の小さいピッチで配置したとしても、結局、実装する過程でそのような精巧なピッチに沿うことができなく、ソルダーが不本意に横に広がり得るためである。
また、コネクターの長さ方向及び幅方向にわたってバランスの取れた結合力が発生することも解決課題とする。これは、結合力が一側に偏ると、結合が難しいだけでなく、結合の解除時にコネクターが破損するおそれもあり、また、データ信号が適切に供給されないおそれもあるためである。
本発明の技術的課題は、以上で言及した技術的課題に制限されなく、言及していない他の技術的課題は、下記の記載から通常の技術者に明確に理解できるだろう。
本発明によると、基板に半田付け実装され、相手側コネクターと結合されるプラグコネクターであって、基底部と、前記基底部の上面から突出する壁部とを含むモールド部;前記壁部の少なくとも一側の端部に設置される電源端子;及び前記壁部の端部間で前記プラグコネクターの長さ方向に羅列されて複数設置される信号端子;を含み、前記信号端子は、基部;前記プラグコネクターの幅方向における前記基部の一端から前記基板側に向かって延長され、前記相手側コネクターの信号端子と接触することによって電気的に連結される第1接触部;前記プラグコネクターの幅方向における前記基部の他端から前記基板側に向かって延長され、前記相手側コネクターの信号端子と接触することによって電気的に連結される第2接触部;前記第1接触部から前記プラグコネクターの幅方向外側に延長され、前記基板に半田付け実装される第1実装部;及び前記第2接触部から前記プラグコネクターの幅方向外側に延長され、前記基板に半田付け実装される第2実装部;を含み、前記第1接触部には、相手側コネクターとのロッキングのための係止部分である屈曲部が形成され、前記第2接触部には屈曲部が形成されておらず、前記プラグコネクターの長さ方向において、前記第1及び第2実装部の幅は前記第1及び第2接触部の幅より狭く、それによって、隣接する複数の前記信号端子間で、前記第1又は第2接触部間の離隔距離より前記第1又は第2実装部間の離隔距離がさらに長く、前記信号端子を前記プラグコネクターの結合方向から見たとき、前記第1及び第2実装部のうちいずれか一つの実装部は、前記プラグコネクターの長さ方向の一端に偏っており、前記第1及び第2実装部のうち他の一つの実装部は、前記プラグコネクターの長さ方向の他端に偏っていることを特徴とするプラグコネクターが提供される。
好ましくは、前記プラグコネクターの長さ方向において、前記第1及び第2実装部の幅は、前記第1及び第2接触部の幅の2/3以下で形成される。
好ましくは、前記プラグコネクターの長さ方向において、前記第1及び第2実装部の幅は、前記第1及び第2接触部の幅の1/2以下で形成される。
好ましくは、前記電源端子は、前記プラグコネクターの長さ方向における前記壁部の両側の端部にそれぞれ設置され、前記信号端子は、前記壁部の両端部の電源端子間に、前記プラグコネクターの長さ方向に1列に羅列されて複数設置される。
好ましくは、前記信号端子を複数配列するにおいて、前記プラグコネクターの幅方向から見たとき、いずれかの前記信号端子の第1接触部と他の前記信号端子の第2接触部が同時に見えるように前記複数の信号端子が配置されている。
好ましくは、前記信号端子を複数配列するにおいて、前記プラグコネクターの幅方向から見たとき、前記第1接触部と前記第2接触部が一つずつ交互に見えるように前記複数の信号端子が配置されている。
本発明の技術的思想の各実施形態によると、少なくとも次のような効果がある。
従来のソケットコネクターにおいては、通常、全ての実装部が同一線上で一定の間隔を置いて並んでいる。その場合、コネクターを小さく製作するために(すなわち、低背化するために)実装部間の間隔を減少させると、この実装部を基板に付着させるソルダー(半田)などが、隣接する実装部にまで接触するという問題が発生する。
すなわち、複数のソケット端子(信号端子)同士は、互いに電気的に絶縁されたときに所望の信号を区別して伝送することができる。しかし、コネクターを低背化する過程で信号端子同士の間隔(ピッチ)を減少させると、上述したように、当該コネクターを基板に実装する過程で一部の信号端子同士が不本意に電気的に接続されてしまう場合が生じる。これは、信号端子を精巧に一定のピッチで配置したとしても、結局、基板に実装する過程でそのような精巧なピッチに沿うことができなく、ソルダーが不本意に横に広がり得るためである。本発明は、このような問題を解決するのに効果的な手段を提供する。
また、本発明において、上面図を見ると、実装部はジグザグに配置される。これによると、実装部同士のコネクターの長さ方向の距離のみならず、実装部同士のコネクターの幅方向の距離(厳密には、対角線距離)もある程度は増加し得る。それによって、半田付け時の不本意な接続がさらに確実に防止される。
また、本発明において、コネクターの側面から見たとき(すなわち、コネクターの幅方向から見たとき)、屈曲部が一つずつ交互に存在する。このような構成により、バランスの取れた結合力をコネクターの幅方向の両端に提供する。また、コネクターの長さ方向にわたっても、バランスの取れた結合力が提供される。結合力が一側に偏ると、結合が難しいだけでなく、結合の解除時にコネクターが破損するおそれもあり、また、データ信号が適切に供給されないおそれもあるが、本発明の構成によると、そのような結合力の偏り問題が発生しない。
本発明に係る効果は、以上で例示した内容によって制限されなく、さらに多様な効果が本明細書内に含まれている。
本発明の利点及び特徴、そして、それらを達成する方法は、添付の図面と共に詳細に後述している各実施形態を参照すれば明確になるだろう。しかし、本発明は、以下で開示する各実施形態に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で具現され得る。但し、本実施形態は、本発明の開示を完全にし、本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであって、本発明は、請求項の範疇によって定義されるものに過ぎない。明細書全体にわたって同一の参照符号は、同一の構成要素を称する。
図1は、本発明に係るプラグコネクター10及びソケットコネクター20を示す図である。
図1は、プラグコネクター10とソケットコネクター20を示しており、これらが結合(嵌め合わせて締結)される前の状態を示す。
図1に示したプラグコネクター10及びソケットコネクター20に共通するように、X1−X2方向はコネクターの長さ方向で、Y1−Y2方向はコネクターの幅方向である。そして、コネクターの長さ方向と幅方向とは互いに直交する。変形例として、微細に長さ方向と幅方向とが直交しない場合もあるが、実質的に直交することが製造工程や結合力の適切な確保面で有利である。
そして、Z1−Z2方向は、コネクターの高さ方向である。
図1に示したプラグコネクター10は、上下反転されることによってソケットコネクター20に結合され得る。ソケットコネクター20が上下反転されることによってプラグコネクター10に結合され得ることも当然である。プラグコネクター10の観点から見ると、ソケットコネクター20を相手側コネクターと称することもでき、その反対に、ソケットコネクター20の観点から見ると、プラグコネクター10を相手側コネクターと称することもできる。プラグコネクター10とソケットコネクター20とが嵌め合わされ、導電部同士が接触することによって適切に信号及び電源を供給することができる。
図2は、図1のプラグコネクター10をさらに詳細に説明する図である。
プラグコネクター10は、図示していない基板に半田付け実装され、相手側コネクターであるソケットコネクター20と結合される。
プラグコネクター10はモールド部100を有し、モールド部100は、基底部110、及び基底部110の上面から突出する壁部120を含む。
モールド部100は、樹脂及びエポキシなどを含む絶縁体として形成されてもよいが、これに制限されるのではない。
図1において、壁部120の両端(コネクターの長さ方向であるX1−X2方向における両端)には電源端子200が設置されている。図1では、電源端子200が両端に設置されており、これがバランスの取れた結合力を提供するという点で好ましいが、一側の端部にのみ電源端子200が設置されることを排除するのではない。
そして、信号端子300は、壁部120の端部間でプラグコネクターの長さ方向(X1−X2方向)に羅列されて複数設置されている。
信号端子300は、基部310、第1接触部321、第1実装部331、第2接触部322、及び第2実装部332を含む。
第1接触部321は、プラグコネクター10の幅方向(Y1−Y2方向)における基部310の一端から基板側に向かって(すなわち、Z1方向に)延長され、相手側コネクターであるソケットコネクター20の信号端子と接触することによって電気的に連結される。
第2接触部322は、プラグコネクター10の幅方向(Y1−Y2方向)における基部310の他端から基板側に向かって(すなわち、Z1方向に)延長され、相手側コネクターであるソケットコネクター20の信号端子と接触することによって電気的に連結される。
第1実装部331は、第1接触部321からプラグコネクター10の幅方向(Y1−Y2方向)外側に延長され、図示していない基板に半田付け実装される。
第2実装部332は、第2接触部322からプラグコネクター10の幅方向(Y1−Y2方向)外側に延長され、図示していない基板に半田付け実装される。
また、電源端子200は、プラグコネクター10の長さ方向(X1−X2方向)における壁部120の両側の端部にそれぞれ設置され、信号端子300は、壁部120の両端部の電源端子200間に、プラグコネクター10の長さ方向(X1−X2方向)に1列に羅列されて複数設置されることが好ましい。
例えば、信号端子300が2列に羅列されることが排除されるのではないが、本発明は、信号端子300が1列である場合の実装問題(実装部間の横/縦間の距離の問題)の解決にさらに効果的である。
図2の例では、電源端子200がプラグコネクター10の長さ方向(X1−X2方向)における壁部120の両側の端部に設置されており、このような実施形態がバランスの取れたロッキング力及び電源の供給を行うという点で好ましい。但し、必要に応じて、一側の端部にのみ電源端子200が設置される例も可能である。
状況に応じて、電源端子という点に特に注目せず、いずれかの構造体が存在するという点にのみ注目すると、電源端子200を単純に金具と称することもできる。
電源端子200は電源電気信号を入出力することができ、信号端子300はデータ電気信号を入出力することができる。
一例として、信号端子300は、0.3Aの電流を許容するPINで構成されてもよく、電源端子200は5Aの電流を許容することができる。プラグコネクター10のモールド部100は、プラスチック材質であることが好ましく、例えば、LCP(Liquid Crystal Polymer)であってもよい。プラグコネクター10の電源端子200及び信号端子300は、金属材質であることが好ましく、例えば、銅合金に金めっき(ニッケルアンダーレイヤー)を施したものであってもよい。
図3は、図2のプラグコネクター10に含まれる信号端子の上面図である。
図2は、モールド部100、電源端子200、及び信号端子300を示しており、図3は、モールド部100及び電源端子200を仮想的に除去し、信号端子300のみを示したものである。
これは、4個の信号端子300が存在する場合の例であり、信号端子300の個数が必要に応じて変更可能であることは当然である。
図3の例では、4個の信号端子300を示しており、これらのそれぞれは、同一の形状の信号端子であることが好ましく、但し、説明の便宜上、4個の信号端子300をそれぞれ図面符号300A、300B、300C、300Dで示す場合もある。
図3において、プラグコネクター10の長さ方向(X1−X2方向)において、第1及び第2実装部331、332の幅は第1及び第2接触部321、322の幅より狭く、それによって、隣接する複数の信号端子300間で、第1又は第2接触部321、322間の離隔距離D1より第1又は第2実装部331、332間の離隔距離D2がさらに長い。
プラグコネクター10の長さ方向(X1−X2方向)において、第1及び第2実装部の幅WSは、第1及び第2接触部の幅WLの2/3以下で形成されることが好ましい。この場合、隔離距離D1に比べて離隔距離D2を十分に確保することができる。また、プラグコネクター10の長さ方向(X1−X2方向)において、第1及び第2実装部の幅WSは、第1及び第2接触部の幅WLの1/2以下で形成されることがさらに好ましい。この場合、隔離距離D2をさらに確保することができる。
したがって、基板と半田付けで連結される実装部間の側面距離(X1−X2方向の距離;D2)を信号端子間の側面距離(X1−X2方向の距離;D1)より広くし、実装不良を防止する。すなわち、実装部間の距離が狭いと、半田付けが互いに異なる種類の実装部にまで侵入し、信号不良を起こすという問題が解決される。このような効果は、特に低背化された(サイズが小さい)最近のコネクターに対して頻繁に発生する問題を解決したものである。
具体的に、従来のソケットコネクターは、通常、全ての実装部が同一線上で一定の間隔を置いて並んでいる。その場合、コネクターを小さく製作するために(すなわち、低背化するために)実装部間の間隔を減少させるとき、この実装部を基板に付着させるソルダー(半田)などが、隣接する実装部にまで接触するという問題が発生する。
すなわち、複数のソケット端子(信号端子)同士は、互いに電気的に絶縁されたときに所望の信号を区別して伝送することができる。しかし、コネクターを低背化する過程で信号端子同士の間隔(ピッチ)を減少させると、上述したように、当該コネクターを基板に実装する過程で一部の信号端子同士が不本意に電気的に接続されてしまう場合が生じる。これは、信号端子を精巧に一定のピッチで配置したとしても、結局、基板に実装する過程でそのような精巧なピッチに沿うことができなく、ソルダーが不本意に横に広がり得るためである。本発明は、このような問題を解決するのに効果的な手段を提供する。
また、信号端子300をプラグコネクター10の結合方向(Z1−Z2方向)から見たとき、プラグコネクター10の幅方向の一端(Y2方向)に位置した第1及び第2実装部331、332は、プラグコネクター10の長さ方向の一端(X1方向)に偏っており、プラグコネクター10の幅方向の他端(Y1方向)に位置した第1及び第2実装部331、332は、プラグコネクター10の長さ方向の他端(X2方向)に偏っている。
図4は、図3の信号端子の斜視図である。
図4は、図3と同様に、図2に示したモールド部100、電源端子200、信号端子300から、モールド部100及び電源端子200を仮想的に除去し、信号端子300のみを示したものである。
これは、4個の信号端子300が存在する場合の例であり、信号端子300の個数が必要に応じて変更可能であることは当然である。
図4は、図3と同様に、4個の信号端子300を示しており、これらのそれぞれは同一の形状の信号端子であることが好ましく、但し、説明の便宜上、4個の信号端子300をそれぞれ図面符号300A、300B、300C、300Dで示す場合もある。
信号端子300は、2個の接触部、すなわち、第1接触部321及び第2接触部322を有する。これらの2つの差は、第1接触部321には、相手側コネクター20とのロッキングのための係止部分である屈曲部321Bが形成され、第2接触部322には屈曲部が形成されていないという点にある。
ところが、図4のように、信号端子300Aと信号端子300Bは、同一の形状であるが、方向が変わって配置されている。すなわち、図4の斜視図の視点から、信号端子300Aの第1接触部321が見え、信号端子300Bの第2接触部322が見える。言い換えると、信号端子300Aの屈曲部321Bは見え、信号端子300Bの屈曲部は見えない(すなわち、後面にある)。図4は、斜視図であるが、厳密には、Y2方向からY1方向に向かって見たときの側面図を想定したものと見なすことがより正確であろう。
これは、同一の信号端子300を4個作り、Y2からY1に向かって見る方向での側面図において、屈曲部321Bが見えるように信号端子300Aを配置し、屈曲部が見えないように信号端子300Bを配置し、屈曲部321Bが見えるように信号端子300Cを配置し、屈曲部が見えないように信号端子300Dを配置すればよい。
このような構成を有する理由は、結合力のバランスを合わせるためである。すなわち、信号端子300AはY2方向にある屈曲部321Bでロッキングされ、信号端子300BはY1方向にある屈曲部321Bでロッキングされ、信号端子300CはY2方向にある屈曲部321Bでロッキングされ、信号端子300DはY1方向にある屈曲部321Bでロッキングされるので、Y1方向に2ヶ所、Y2方向に2ヶ所、そして、X1−X2方向から見たときは、一つずつ交互にロッキングされるようになり、その結合力が発揮される箇所が規則的に且つバランスの取れた形態で定められる。
もちろん、これは、典型的な一例であって、多少の変形が可能であることは当然である。例えば、Y2からY1に向かう方向から見たとき、図4とは多少異なり、信号端子300A、300Bの屈曲部321Bは見え、信号端子300C、300Dの屈曲部は見えないように(すなわち、後面にあるように)配置しても類似する効果を得ることができる。又は、信号端子300A、300Dの屈曲部321Bは見え、信号端子300B、300Cの屈曲部は見えないように(すなわち、後面にあるように)配置しても類似する効果を得ることができる。さらに一般的に言うと、Y2からY1に向かう方向から見たとき、屈曲部321Bが見える信号端子の個数と、屈曲部が見えない信号端子の個数とが同一であればよい。
但し、このようにすると、X1−X2方向から見たときは、ジグザグに結合力が発揮されるのではないので、可能な限り、図4のような方式であることが好ましい。
そして、図4は、信号端子300が偶数個である場合の例であるが、信号端子300が奇数個である場合にも、同様に、Y2からY1に向かう方向から見たとき、順に、一つの信号端子300の屈曲部321Bが見え、隣接する信号端子300の屈曲部が見えない方式で繰り返し配置すればよい。これをさらに一般化すると、信号端子の個数が奇数である場合は、Y2からY1に向かう方向から見たとき、屈曲部321Bが見える信号端子の個数と、屈曲部が見えない信号端子の個数との差が最小化(すなわち、個数の差が1)されることが好ましい。
言い換えると、複数の信号端子300を配列するにおいて、プラグコネクター10の幅方向(Y1−Y2方向)から見たとき、いずれかの信号端子の第1接触部321と他の信号端子の第2接触部322が同時に見えるように複数の信号端子が配置されることが好ましい。
そして、さらに好ましくは、複数の信号端子300を配列するにおいて、プラグコネクター10の幅方向(Y1−Y2方向)から見たとき、図4に示したように、第1接触部321と第2接触部322が一つずつ交互に見えるように複数の信号端子300が配置されることが好ましい。
参考までに、図3には、上面図という特性上、屈曲部321Bの交互配置(ジグザグ配置)がうまく示されていないが、図3も図4と同様の配置である。
図5は、電源端子を説明する図である。
図5を参照すると、電源端子は、基部210、第1接触部221、第2接触部222、第1連結面210C1、第2連結面210C2、実装部231、232、及び切開部200Cを含む。
以下、それぞれに対して説明する。
第1接触部221は、プラグコネクター10の幅方向(Y1−Y2方向)における基部210の一端(例えば、Y2方向)から図示していない基板側に向かって(すなわち、Z1方向に)延長され、相手側コネクターであるソケットコネクター20の電源端子と接触することによって電気的に連結される。
第2接触部222は、プラグコネクター10の幅方向(Y1−Y2方向)における基部210の他端(例えば、Y1方向)から図示していない基板側に向かって(すなわち、Z1方向に)延長され、相手側コネクターであるソケットコネクター20の電源端子と接触することによって電気的に連結される。
第1連結面210C1は、基部210と第1接触部221とを連結する。第2連結面210C2は、基部210と第2接触部222とを連結する。これに限定されるのではないが、電源端子200は、一つの金属板を折り曲げて製作することが好ましいので、第1連結面210C1−基部210−第2連結面210C2は、互いに連結された一つの金属板が曲げられたものと見なすことができる。
実装部231、232は、第1接触部221及び第2接触部222のそれぞれからプラグコネクター10の幅方向外側に延長される。幅方向外側とは、第1接触部221から延長される実装部231はY2方向に、第2接触部222から延長される実装部232はY1方向に延長されることを意味する。後述するが、これは、図5に示した電源端子200(すなわち、X2方向の端部に設置された電源端子)に対する説明であり、図2(又は後述の図6)のようにX1方向にある他の電源端子200に対しては、たとえ同一の形状の電源端子であっても位置関係が変わり得る。
そして、実装部231、232は、図示していない基板に半田付け実装される。
切開部200Cは、基部210、第1連結面210C1及び第接触部221が連結される一部を切開することによって形成される。
図5に示したように、切開部200Cは、第2連結面210C2に対しては形成されなく(すなわち、基部210、第2連結面210C2及び第2接触部222が連結される部分に対しては形成されなく)、第1連結面210C1に対してのみ形成(すなわち、基部210、第1連結面210C1及び第1接触部221が連結される一部に対してのみ形成)されることが好ましい。その理由は、上述した切開部200Cの形状に起因して、結合時に外力が加えられるとき、弾性力が発揮されることを期待できるためである。切開部200Cが第1連結面210C1及び第2連結面210C2の全てに対して形成されると、結合の強度が必要以下に低下するおそれがある。
また、図5に示したように、切開部200Cは、プラグコネクター10の長さ方向における内側が開放されるように形成される。例えば、図5とは異なり、切開部がよりX2方向にありながらその内側(すなわち、図5で第1連結面210C1のX1方向)が閉鎖されている構造であれば、そのような切開部がある程度の弾性力は提供できるが、必要以下の弾性力になるおそれがある。
電源端子200は、プラグコネクター10の長さ方向における外側(X2方向)の端部に、図示していない基板に向かう方向に(すなわち、Z1方向に)延長される第3接触部223をさらに含む。第3接触部223は、相手側コネクター20との結合時に当該端部の保護及び接触の効果を提供する。
以下では、実装部231、232をさらに具体的に説明する。
第1接触部221から延長された実装部231は、第1内側実装部231I及び第1外側実装部231Oを有し、第2接触部222から延長された実装部232は、第2内側実装部232I及び第2外側実装部232Oを有する。
第1及び第2内側実装部231I、232Iは、プラグコネクター10の長さ方向における内側(すなわち、図5でX1方向)に形成され、第1及び第2外側実装部231O、232Oは、プラグコネクター10の長さ方向における外側(すなわち、図5でX2方向)に形成される。
プラグコネクター10の幅方向(Y1−Y2方向)において、第1内側実装部231Iの寸法WIは第1外側実装部231Oの寸法WOより大きく、同様に、プラグコネクター10の幅方向(Y1−Y2方向)において、第2内側実装部232Iの寸法WIは第2外側実装部232Oの寸法WOより大きい。
また、プラグコネクター10の長さ方向(X1−X2方向)において、第1内側実装部231Iの寸法LIは第1外側実装部231Oの寸法LOより小さく、同様に、プラグコネクター10の長さ方向(X1−X2方向)において、第2内側実装部232Iの寸法LIは第2外側実装部232Oの寸法LOより小さい。
このような関係によると、基板に半田付け実装される実装部231I、231O、232I、232Oの面積(WI×LI、WO×LO)が互いにほぼ類似する面積になるので、一つの電源端子200の4個の実装部でほぼ類似する実装力(固定力)が得られ、その結果、バランスの取れた固定力を得ることができるという効果がある。もちろん、正確にWI×LI=WO×LOの関係を満たさなければならないのではなく、上述したWI、LI、WO、LOの大小関係が充足されることによって、ほぼ類似する実装面積が得られるだけで十分である。
そして、図5に示した電源端子200は、切開部200Cがある部位を除いては、左右対称(すなわち、Y1−Y2方向対称)であることが好ましい。
また、図5では、プラグコネクター10の長さ方向から見たときに内側実装部231I、232Iの寸法が外側実装部231O、232Oより小さく、プラグコネクター10の幅方向から見たときに内側実装部231I、232Iの寸法が外側実装部231O、232Oより大きくなっているが、これと異なり、プラグコネクター10の長さ方向から見たときに内側実装部231I、232Iの寸法が外側実装部231O、232Oより大きく、プラグコネクター10の幅方向から見たときに内側実装部231I、232Iの寸法を外側実装部231O、232Oより小さく変形させることも可能である。但し、切開部200Cの弾性力がうまく発揮されるためには、プラグコネクター10の長さ方向から見たときに内側実装部231I、232Iの寸法が外側実装部231O、232Oより大きい場合よりは、図5に示したように、プラグコネクター10の長さ方向から見たときに内側実装部231I、232Iの寸法が外側実装部231O、232Oより小さい方が有利である。
図6は、図2と同一であるが、2個の電源端子200の位置関係を説明するための図である。
図6に2個の電源端子200を示しており、X2方向の端部にある電源端子200;200Aは、図5に示したのと同一の方向の電源端子である。
図6でX1方向の端部にある電源端子200;200Bは、電源端子200Aと同一の形状であるが、配置方向が異なることに起因して、切開部200Cの位置及び方向が電源端子200Aと異なっていることがわかる。
すなわち、電源端子200は、プラグコネクター10の長さ方向(X1−X2方向)における壁部120の一端(例えば、X2方向)に設置された第1電源端子200Aと、プラグコネクター10の長さ方向における壁部120の他端(例えば、X1方向)に設置された第2電源端子200Bとを含む。
第1電源端子200Aの切開部200Cは、プラグコネクター10の幅方向(Y1−Y2方向)における一端(例えば、Y2方向)に位置し、第2電源端子200Bの切開部200Cは、プラグコネクター10の幅方向(Y1−Y2方向)における他端(例えば、Y1方向)に位置する。
そして、信号端子300は、壁部120の両端部の電源端子200A、200B間に、プラグコネクター10の長さ方向に1列に羅列されて複数設置される。
また、第1接触部221及び第2接触部222には、相手側コネクター20の電源端子との係止のためのロッキング部200L1、200L2、200L3が形成されている。
具体的に、このロッキング部は、第1接触部221に形成された第1ロッキング部200L1、第2接触部222に形成された第2ロッキング部200L2及び第3ロッキング部200L3を含む。
図5には第1ロッキング部200L1が見え、第2ロッキング部200L2及び第3ロッキング部200L3は見えないが、図6を参照すると、第1乃至第3ロッキング部200L1、200L2、200L3を確認することができる。
第1ロッキング部200L1及び第3ロッキング部200L3は、プラグコネクター10の長さ方向における外側(すなわち、電源端子200Aに対してはX2方向、電源端子200Bに対してはX1方向)に形成され、第2ロッキング部200L2は、プラグコネクター10の長さ方向における内側に形成される。
すなわち、これに限定されるのではないが、第1電源端子200Aと第2電源端子200Bは同一の形状であることが好ましく、図6に見える差は、ただ配置方向が異なることに起因したものである。このような形状に起因して、切開部200Cが弾性力を適切に提供すると同時に、Y2方向の3個のロッキング部(すなわち、電源端子200Bのロッキング部200L3、200L2と電源端子200Aのロッキング部200L1)が3ヶ所で結合力を発揮し、Y1方向の3個のロッキング部(すなわち、電源端子200Aのロッキング部200L3、200L2と電源端子200Bのロッキング部200L1)も3ヶ所で結合力を発揮するので、結合力の幅方向均衡も保つことができる。
図6では、第1電源端子200AにはY2方向に切開部200Cがあり、第2電源端子200BにはY1方向に切開部200Cがあるが、他の例として、第1電源端子200AにはY1方向に切開部200Cがあり、第2電源端子200BにはY2方向に切開部200Cがあっても構わないことは当然である。
以上、添付の図面を参照して本発明の各実施形態を説明したが、本発明は、前記各実施形態に限定されるのではなく、互いに異なる多様な形態に製造可能であり、本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想や必須的な特徴を変更せずとも、他の具体的な形態で実施可能であることを理解できるだろう。そのため、以上で記述した各実施形態は、全ての面で例示的なものであって、限定的なものでないことを理解しなければならない。
10 プラグコネクター
100 モールド部
110 基底部
120 壁部
200(200A、200B) 電源端子
210 (電源端子の)基部
221 (電源端子の)第1接触部
222 (電源端子の)第2接触部
210C1 (電源端子の)第1連結面
210C2 (電源端子の)第2連結面
231、232 (電源端子の)実装部
231I (電源端子の)第1内側実装部
231O (電源端子の)第1外側実装部
232I (電源端子の)第2内側実装部
232O (電源端子の)第2外側実装部
200L1 (電源端子の)第1ロッキング部
200L2 (電源端子の)第2ロッキング部
200L3 (電源端子の)第3ロッキング部
300(300A、300B、300C、300D) 信号端子
310 (信号端子の)基部
321 (信号端子の)第1接触部
321B (信号端子の)屈曲部
322 (信号端子の)第2接触部
331 (信号端子の)第1実装部
332 (信号端子の)第2実装部
20 ソケットコネクター
100 モールド部
110 基底部
120 壁部
200(200A、200B) 電源端子
210 (電源端子の)基部
221 (電源端子の)第1接触部
222 (電源端子の)第2接触部
210C1 (電源端子の)第1連結面
210C2 (電源端子の)第2連結面
231、232 (電源端子の)実装部
231I (電源端子の)第1内側実装部
231O (電源端子の)第1外側実装部
232I (電源端子の)第2内側実装部
232O (電源端子の)第2外側実装部
200L1 (電源端子の)第1ロッキング部
200L2 (電源端子の)第2ロッキング部
200L3 (電源端子の)第3ロッキング部
300(300A、300B、300C、300D) 信号端子
310 (信号端子の)基部
321 (信号端子の)第1接触部
321B (信号端子の)屈曲部
322 (信号端子の)第2接触部
331 (信号端子の)第1実装部
332 (信号端子の)第2実装部
20 ソケットコネクター
Claims (6)
- 基板に半田付け実装され、相手側コネクターと結合されるプラグコネクターであって、
基底部と、前記基底部の上面から突出する壁部と、を含むモールド部;
前記壁部の少なくとも一側の端部に設置される電源端子;及び
前記壁部の端部間で前記プラグコネクターの長さ方向に羅列されて複数設置される信号端子;を含み、
前記信号端子は、
基部;
前記プラグコネクターの幅方向における前記基部の一端から前記基板側に向かって延長され、前記相手側コネクターの信号端子と接触することによって電気的に連結される第1接触部;
前記プラグコネクターの幅方向における前記基部の他端から前記基板側に向かって延長され、前記相手側コネクターの信号端子と接触することによって電気的に連結される第2接触部;
前記第1接触部から前記プラグコネクターの幅方向外側に延長され、前記基板に半田付け実装される第1実装部;及び
前記第2接触部から前記プラグコネクターの幅方向外側に延長され、前記基板に半田付け実装される第2実装部;を含み、
前記第1接触部には、相手側コネクターとのロッキングのための係止部分である屈曲部が形成され、前記第2接触部には屈曲部が形成されておらず、
前記プラグコネクターの長さ方向において、前記第1及び第2実装部の幅は前記第1及び第2接触部の幅より狭く、それによって、隣接する複数の前記信号端子間で、前記第1又は第2接触部間の離隔距離より前記第1又は第2実装部間の離隔距離がさらに長く、
前記信号端子を前記プラグコネクターの結合方向から見たとき、前記第1及び第2実装部のうちいずれか一つの実装部は、前記プラグコネクターの長さ方向の一端に偏っており、前記第1及び第2実装部のうち他の一つの実装部は、前記プラグコネクターの長さ方向の他端に偏っていることを特徴とするプラグコネクター。 - 前記プラグコネクターの長さ方向において、前記第1及び第2実装部の幅は、前記第1及び第2接触部の幅の2/3以下で形成されることを特徴とする、請求項1に記載のプラグコネクター。
- 前記プラグコネクターの長さ方向において、前記第1及び第2実装部の幅は、前記第1及び第2接触部の幅の1/2以下で形成されることを特徴とする、請求項2に記載のプラグコネクター。
- 前記電源端子は、前記プラグコネクターの長さ方向における前記壁部の両側の端部にそれぞれ設置され、
前記信号端子は、前記壁部の両端部の電源端子間に、前記プラグコネクターの長さ方向に1列に羅列されて複数設置されることを特徴とする、請求項1に記載のプラグコネクター。 - 前記信号端子を複数配列するにおいて、前記プラグコネクターの幅方向から見たとき、いずれかの前記信号端子の第1接触部と他の前記信号端子の第2接触部が同時に見えるように前記複数の信号端子が配置されていることを特徴とする、請求項1に記載のプラグコネクター。
- 前記信号端子を複数配列するにおいて、前記プラグコネクターの幅方向から見たとき、前記第1接触部と前記第2接触部が一つずつ交互に見えるように前記複数の信号端子が配置されていることを特徴とする、請求項5に記載のプラグコネクター。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR10-2020-0059778 | 2020-05-19 | ||
KR1020200059778A KR102391830B1 (ko) | 2020-05-19 | 2020-05-19 | 기판 접속용 플러그 커넥터 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021182545A true JP2021182545A (ja) | 2021-11-25 |
Family
ID=78606733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021079557A Pending JP2021182545A (ja) | 2020-05-19 | 2021-05-10 | 基板接続用プラグコネクター |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021182545A (ja) |
KR (1) | KR102391830B1 (ja) |
CN (1) | CN215184887U (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN202585983U (zh) * | 2012-02-29 | 2012-12-05 | 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 | 电连接器组合 |
JP6241712B2 (ja) * | 2013-06-25 | 2017-12-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | コネクタおよび当該コネクタに用いられるヘッダならびにソケット |
JP6703900B2 (ja) * | 2016-06-01 | 2020-06-03 | ヒロセ電機株式会社 | コネクタおよびコネクタシステム |
KR102047677B1 (ko) * | 2018-01-11 | 2019-11-22 | 히로세코리아 주식회사 | 플러그 커넥터 |
KR102083912B1 (ko) * | 2019-01-08 | 2020-03-03 | (주)우주일렉트로닉스 | 고주파 전송용 플러그 커넥터 및 이를 갖는 커넥터 장치 |
-
2020
- 2020-05-19 KR KR1020200059778A patent/KR102391830B1/ko active IP Right Grant
-
2021
- 2021-05-10 JP JP2021079557A patent/JP2021182545A/ja active Pending
- 2021-05-18 CN CN202121064627.5U patent/CN215184887U/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20210142961A (ko) | 2021-11-26 |
CN215184887U (zh) | 2021-12-14 |
KR102391830B1 (ko) | 2022-04-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5092243B2 (ja) | 狭ピッチフレキシブル配線 | |
JP6648185B2 (ja) | インピーダンス制御電気コネクタ | |
US7070424B2 (en) | Connector for connecting printed boards | |
US8979551B2 (en) | Low-profile mezzanine connector | |
CN101427613B (zh) | 基板接合部件以及使用该基板接合部件的三维连接结构体 | |
US9455530B2 (en) | Electrical connector with ground bus | |
JP3987493B2 (ja) | インピーダンス調整されたコネクタ | |
US8242374B2 (en) | Flexible-circuit-board cable with positioning structure for insertion | |
WO2010047141A1 (ja) | メスコネクタ、それに組付けるオスコネクタ、それらを用いた電気・電子機器 | |
JP2011146210A (ja) | 電気コネクタ | |
TWM526207U (zh) | 電路板組裝 | |
JP2007200575A (ja) | 多極コネクタ及び多極コネクタを使用した携帯型無線端末又は小型電子機器 | |
CN207802499U (zh) | 柔性电路板 | |
US6000950A (en) | Connector for flexible printed cards | |
JP2012060116A (ja) | 半導体モジュール | |
JP2021182545A (ja) | 基板接続用プラグコネクター | |
US20140363991A1 (en) | Ultra low-profile connectors | |
CN111526662A (zh) | 拼接式发光二极管电路板 | |
KR102391833B1 (ko) | 기판 접속용 플러그 커넥터 | |
KR102295979B1 (ko) | 소켓 커넥터 | |
US6312269B1 (en) | Card connector circuit board | |
JP3441649B2 (ja) | コネクタ | |
KR100356995B1 (ko) | 패드 결합 요홈이 형성된 회로기판 | |
KR20240082887A (ko) | 전기 커넥터 | |
JP2002203624A (ja) | カードエッジコネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240409 |