JP2021182432A - 停車地点システム、管理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】生体情報を用いて電車やバス等への乗り降りを管理する技術において、各停車地点での照合処理の負担を軽減すること
【解決手段】本発明によれば、ユーザごとに、購入した乗車券に関するチケット情報、及び、生体情報を管理するユーザ情報管理部(11)と、停車地点毎に、乗車を許可するユーザのリストであって、停車地点各々から乗車できる乗車券を有するユーザを含む乗車ホワイトリストを作成するリスト作成部(12)と、停車地点各々のシステムに、停車地点各々に対応した乗車ホワイトリストに含まれているユーザの生体情報を送信する送信部(13)と、を有する管理装置(10)が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、停車地点システム、管理方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、生体情報を搭乗券として用いるチケットレス搭乗システムが開示されている。当該システムは、チェックイン時に利用者本人の生体情報を取得し、生体情報を予約情報(登場日時、出発地、到着地、搭乗者名など)と紐付けて搭乗サーバに格納することで、生体情報を搭乗券の代わりとして利用可能にしている。
特許文献2には、指紋認証技術を用いて航空券を発券して、チケットレスで航空機に搭乗できるようにした認証システムが開示されている。当該システムは、航空券発行時にユーザの指紋情報を取得し、予約情報と対応付けて登録する。そして、搭乗ゲートでは、各ユーザから予約情報、及び、指紋の入力を受付ける。すると、当該システムは、入力された予約情報に対応付けて登録されている指紋情報と、搭乗ゲートで入力された指紋とを用いて照合処理を行う。
特許文献3には、チケット所有者の認証を可能にするチケット発行管理装置が開示されている。当該装置は、興行を特定する興行特定情報と、チケット所有者を認証するための認証情報にアクセスするための所有者特定情報と、チケット所有者の顔データとを関連付けたデータをプリントアウトする。
特開2007−79656号公報 特許第5051419号 特開2013−251010号公報
本発明者らは、電車やバス等への乗り降りを管理するシステム、具体的には、事前に乗り降りを許可するユーザの生体情報を登録しておき、当該生体情報(登録生体情報)と、ゲートで取得したユーザの生体情報とを用いた照合処理でユーザの乗り降りを管理するシステムを検討した。その結果、次のような課題を見出した。
航空機では、購入した搭乗券に応じて搭乗する場所や時間等が指定される。この場合、各場所、各時間での照合処理に用いる登録生体情報をある程度の量に抑えることができる。しかし、電車やバス等では、購入した乗車券に応じて乗車する場所や時間等が指定されない場合がある。この場合、各場所、各時間での照合処理に用いる登録生体情報の量が膨大となる。
本発明は、生体情報を用いて電車やバス等への乗り降りを管理する技術において、各停車地点での照合処理の負担を軽減することを課題とする。
本発明の一態様によれば、
停車地点ごとに設置された管理装置であって、
停車地点にいるユーザから取得した生体情報と、停車地点毎に作成されたリストであって当該停車地点からの乗車が許可されたユーザのリストに含まれるユーザの生体情報と、に基づき認証処理を行う認証手段と、
前記認証処理の結果に基づき前記ユーザの乗車の可否を管理する管理手段と、
を備える管理装置が提供される。
また、本発明によれば、
停車地点ごとに設置された停車地点システムであって、
停車地点にいるユーザから取得した生体情報と、停車地点毎に作成されたリストであって当該停車地点からの乗車が許可されたユーザのリストに含まれるユーザの生体情報と、に基づき認証処理を行う認証手段と、
前記認証処理の結果に基づき前記ユーザの乗車の可否を管理する管理手段と、
を備える停車地点システムが提供される。
また、本発明によれば、
停車地点ごとに設置された停車地点システムが備えるコンピュータが、
停車地点にいるユーザから取得した生体情報と、停車地点毎に作成されたリストであって当該停車地点からの乗車が許可されたユーザのリストに含まれるユーザの生体情報と、に基づき認証処理を行う認証工程と、
前記認証処理の結果に基づき前記ユーザの乗車の可否を管理する管理工程と、
を実行する管理方法が提供される。
また、本発明によれば、
停車地点ごとに設置された停車地点システムが備えるコンピュータを、
停車地点にいるユーザから取得した生体情報と、停車地点毎に作成されたリストであって当該停車地点からの乗車が許可されたユーザのリストに含まれるユーザの生体情報と、に基づき認証処理を行う認証手段、
前記認証処理の結果に基づき前記ユーザの乗車の可否を管理する管理手段、
として機能させるプログラムが提供される。
本発明によれば、生体情報を用いて電車やバス等への乗り降りを管理する技術において、各停車地点での照合処理の負担を軽減することが可能となる。
上述した目的、および、その他の目的、特徴及び利点は、以下に述べる好適な実施の形態、および、それに付随する以下の図面によって、さらに明らかになる。
本実施形態の管理システムの機能ブロック図の一例である。 本実施形態の管理装置及び停車地点システムのハードウエア構成の一例を示す図である。 本実施形態の管理装置の機能ブロック図の一例である。 本実施形態の管理装置で管理される情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の管理装置で管理される情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の管理装置で管理される情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の管理装置の適用例の処理の流れの一例を示すフロー図である。 本実施形態の管理装置の適用例の処理の流れの一例を示すフロー図である。
<第1の実施形態>
まず、本実施形態の管理システムの全体像、及び、管理システムに含まれる構成要素の概要を説明する。
本実施形態の管理システムは、生体情報を用いて電車やバス等への乗り降りを管理するシステムである。図1に示すように、管理システムは、管理装置10と、複数の停車地点システム20とを有する。管理装置10と複数の停車地点システム20とは任意の通信手段で互いに通信可能に構成される。
管理装置10は、ユーザごとに、購入した乗車券に関するチケット情報、及び、生体情報を管理する。そして、管理装置10は、停車地点毎(例:鉄道の駅毎、バス・路面電車の停留所毎)に、乗車を許可するユーザのリストである乗車ホワイトリストを作成する。管理装置10は、各停車地点用の乗車ホワイトリストとして、各停車地点から乗車できる乗車券を有する複数のユーザの中の一部のユーザを含む乗車ホワイトリストを作成する。
そして、管理装置10は、各停車地点システム20に、各停車地点システム20に対応した乗車ホワイトリストに含まれているユーザの生体情報を送信する。
複数の停車地点システム20は、停車地点毎に設置される。停車地点システム20は、ユーザの乗り降りを制御する改札機やゲート(セキュリティゲート)、又はデータを一次保存・処理するローカルサーバを有してもよい。
停車地点システム20は、停車地点にいるユーザ、すなわち乗車しようとしているユーザ(例:ゲートを通過しようとしているユーザ)から取得した生体情報(「対象生体情報」と呼ぶ)と、管理装置10から取得した生体情報(「登録生体情報」と呼ぶ)とに基づき認証処理を行う。対象生体情報の取得は、カメラ、指紋センサ、マイク等の入力装置を介して実現される。ここで、登録生体情報と本実施形態における乗車ホワイトリストとの関係は、「登録生体情報は乗車ホワイトリストに含まれているユーザの生体情報」になる。
そして、停車地点システム20は、認証処理の結果に基づきユーザの乗車の可否を管理する。すなわち、対象生体情報がいずれかの登録生体情報とマッチングした場合、停車地点システム20は、そのユーザの乗車を許可する。一方、対象生体情報がいずれの登録生体情報ともマッチングしない場合、停車地点システム20は、そのユーザの乗車を許可しない。
乗車を許可する場合の処理、及び、乗車を許可しない場合の処理は設計的事項である。例えば、乗車を許可しない場合、停車地点システム20は、任意の出力装置(例:ランプ、スピーカ、ディスプレイ等)を介して警告用の出力を行ってもよいし、ゲートを閉じてもよい。一方、乗車を許可する場合、停車地点システム20は、任意の出力装置(例:ランプ、スピーカ、ディスプレイ等)を介して乗車を許可する際の出力を行ってもよいし、ゲートを開いてもよい。
以上、本実施形態の管理システムは、各停車地点用の乗車ホワイトリストとして、各停車地点から乗車できる乗車券を有する複数のユーザの中の一部のユーザを含む乗車ホワイトリストを作成し、当該乗車ホワイトリストに含まれているユーザの生体情報(登録生体情報)を用いて各停車地点での照合処理を行う。このため、各停車地点での照合処理に用いる登録生体情報の量を抑制することができる。
次に、管理装置10及び停車地点システム20の構成を詳細に説明する。まず、管理装置10及び停車地点システム20各々のハードウエア構成の一例について説明する。本実施形態の管理装置10及び停車地点システム20各々が備える各機能部は、任意のコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされるプログラム、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット(あらかじめ装置を出荷する段階から格納されているプログラムのほか、CD(Compact Disc)等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムをも格納できる)、ネットワーク接続用インターフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
図2は、本実施形態の管理装置10及び停車地点システム20各々のハードウエア構成を例示するブロック図である。図2に示すように、管理装置10及び停車地点システム20各々は、プロセッサ1A、メモリ2A、入出力インターフェイス3A、周辺回路4A、バス5Aを有する。周辺回路4Aには、様々なモジュールが含まれる。
バス5Aは、プロセッサ1A、メモリ2A、周辺回路4A及び入出力インターフェイス3Aが相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。プロセッサ1Aは、例えばCPUやGPU(Graphics Processing Unit)などの演算処理装置である。メモリ2Aは、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリである。入出力インターフェイス3Aは、入力装置(例:キーボード、マウス、マイク、物理キー、タッチパネルディスプレイ、コードリーダ等)、外部装置、外部サーバ、外部センサ等から情報を取得するためのインターフェイスや、出力装置(例:ディスプレイ、スピーカ、プリンター、メーラ等)、外部装置、外部サーバ等に情報を出力するためのインターフェイスなどを含む。プロセッサ1Aは、各モジュールに指令を出し、それらの演算結果をもとに演算を行うことができる。
次に、管理装置10の機能構成を説明する。図3に、管理装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、管理装置10は、ユーザ情報管理部11と、リスト作成部12と、送信部13とを有する。
ユーザ情報管理部11は、ユーザごとに、購入した乗車券に関するチケット情報、及び、生体情報を管理する。図4に、ユーザ情報管理部11が管理する情報(管理情報)の一例を模式的に示す。当該管理情報は、ユーザID(identifier)と、生体情報と、各種情報と、チケット情報とを互いに対応付けている。管理情報は、例えば以下のようにして登録される。
まず、当該サービスを利用するユーザは、アカウントを作成し、各種情報や生体情報を登録する。登録する各種情報は、氏名、年齢、生年月日、住所、電話番号、クレジットカード情報等が例示されるが、これらの一部を含まなくてもよいし、その他の情報を含んでもよい。生体情報は、顔画像、指紋、声紋、虹彩、又はこれらのいずれから抽出された特徴量等が例示されるが、その他の情報であってもよい。アカウントの作成、各種情報や生体情報の登録は、ユーザ端末(例:スマートフォン、タブレット等)にインストールした当該サービス専用のアプリを介して実行されてもよいし、ウェブブラウザで当該サービスのウェブサイトにアクセスし、当該ウェブサイト上で実行されてもよい。
新たなアカウントの作成に応じて、新たなユーザID、生体情報及び各種情報の組み合わせが、管理情報に登録される。
アカウントを作成したユーザは、任意のタイミングで所望の乗車券を購入することができる。乗車券の購入は、当該サービス専用のアプリを介して実行されてもよいし、当該サービスのウェブサイト上で実行されてもよい。
ユーザは、乗車券の種類や、各種乗車券に特有の事項を指定して、所望の乗車券を購入する。以下、各種乗車券を例示する。
「ゾーンチケット」
乗車券の一例として、所定のゾーン内の任意の停車地点で自由に乗り降りできるゾーンチケットが例示される。ゾーンが複数存在する場合、乗車券購入時にユーザが所望のゾーンを指定できる。ゾーンが1つの場合もあり、この場合には乗車券購入時におけるゾーンの指定は不要である。
ゾーンチケットは、1回のみ乗り降りできるワンタイムゾーンチケットや、所定の期間内に繰り返し乗り降りできる期間ゾーンチケット等を含む。所定の期間は、1日、2時間、6時間、12時間、1週間、1カ月、3カ月、6カ月等が例示されるが、これらに限定されない。乗車券購入時にユーザが所望の期間を指定できる。所定の期間が、1カ月、3カ月、6カ月と比較的長期の期間ゾーンチケットの一例として、いわゆる定期券が挙げられる。
所定の期間のカウントの開始タイミングは、乗車券の購入タイミングであってもよいし、ユーザが改札機やゲートを通過したタイミング(停車地点システム20が乗車を許可するタイミング)であってもよいし、乗車券購入後にユーザが所定の操作(アクティベート操作)を行ったタイミングであってもよい。所定の操作を行ったタイミング(アクティベート操作)の場合、アクティベート操作後にその乗車券に基づく乗車が可能となる。すなわち、乗車券購入後かつアクティベート操作前は、その乗車券に基づく乗車は許されない。
アクティベート操作は、当該サービス専用のアプリを介して実行されてもよいし、当該サービスのウェブサイト上で実行されてもよい。例えば、ユーザは、ユーザ端末を操作してログイン後、購入済の乗車券の一覧をユーザ端末のディスプレイに表示させることができてもよい。そして、ユーザは、1つの乗車券を指定し、その乗車券をアクティベートさせる指示入力ができてもよい。当該指示入力の内容が、ユーザ端末から管理装置10に送信され、その乗車券がアクティベートされた旨が登録される。アクティベート操作のためのアプリやウェブサイトの構成は設計的事項であり、ここで説明したものに限定されない。なお、所定の期間のカウントの開始タイミングが乗車券の購入タイミング等である場合、アクティベート操作は不要である。
ここで説明した所定の期間のカウントの開始タイミング及びアクティベート操作は、以下で説明する乗降地点指定チケット及び距離指定チケットにおいても同様である。
「乗降地点指定チケット」
乗車券の他の一例として、ユーザが乗車・降車する停車地点として、乗車地点及び降車地点を指定した乗降地点指定チケットが例示される。降車には、下車という意味も含んでいる。乗降地点指定チケットは、1回のみ乗り降りできるワンタイム乗降地点指定チケットや、所定の期間内に繰り返し乗り降りできる期間乗降地点指定チケット等を含む。所定の期間は、1日、2時間、6時間、12時間、1週間、1カ月、3カ月、6カ月等が例示されるが、これらに限定されない。乗車券購入時にユーザが所望の期間を指定できる。所定の期間が、1カ月、3カ月、6カ月と比較的長期の期間乗降地点指定チケットの一例として、いわゆる定期券が挙げられる。
乗降地点指定チケットは、指定された乗車地点からの乗車のみを許可し、指定された降車地点での降車のみを許可するものであってもよい。その他、乗降地点指定チケットは、指定された乗車地点と降車地点の間の任意の停車地点での乗車及び降車を許可するものであってもよい。
乗車地点及び降車地点の指定は、それぞれで1つの停車地点の指定であってもよいし、複数の停車地点を含むエリアの指定であってもよい。
「距離指定チケット」
乗車券の他の一例として、移動距離を指定した距離指定チケットが例示される。距離指定チケットは、1回のみ乗り降りできるワンタイム距離指定チケットや、所定の期間内に繰り返し乗り降りできる期間距離指定チケット等を含む。所定の期間は、1日、2時間、6時間、12時間、1週間、1カ月、3カ月、6カ月等が例示されるが、これらに限定されない。乗車券購入時にユーザが所望の期間を指定できる。所定の期間が、1カ月、3カ月、6カ月と比較的長期の距離指定チケットの一例として、いわゆる定期券が挙げられる。
距離指定チケットにおける移動距離の指定には、例えば、「乗車地点から○○円区間分」、「乗車地点から○○ドル区間分」等のように乗車地点からの降車地点までの運賃により指定される。
距離指定チケットを有するユーザは、指定された停車地点からの乗車が許される場合と、任意の停車地点から乗車を許される場合とがある。そして、いずれの場合においても、その乗車地点からの移動距離が、指定された移動距離以内である停車地点にてユーザは降車を許される。
「プリペイドチケット」
乗車券の他の一例として、ゾーン、乗車地点、降車地点、移動距離等を指定しないプリペイドチケットが例示される。プリペイドチケットには、任意の金額をチャージできる。所定金額以上をチャージしているプリペイドチケットを有するユーザは、任意の停車地点から乗車を許される。そして、その乗車地点からの移動に課される金額が、チャージされている金額以下である停車地点にて降車を許される。
ユーザは、乗車券の種類や各乗車券に特有の事項を指定して所望の乗車券を購入する。すると、購入した乗車券に関する情報が、チケット情報としてユーザ情報管理部11に管理される。また、アクティベート操作を要する構成とする場合、ユーザ情報管理部11は、各乗車券がアクティベートされているか否かをさらに管理してもよい。
図3に戻り、リスト作成部12は、停車地点毎に、乗車を許可するユーザのリストであって、停車地点各々から乗車できる乗車券を有するユーザを含む乗車ホワイトリストを作成する。図5に、乗車ホワイトリストの一例を模式的に示す。図示する例では、各停車地点IDに対して、一または複数のユーザIDを対応付けている。各停車地点に対応付けられたユーザが、各停車地点の乗車ホワイトリストに含まれているユーザである。
ここで、各停車地点の乗車ホワイトリストを作成するために、ユーザを決定する条件の一例を説明する。
「条件1−1:有効期間内の乗車券を有しているユーザに限定した乗車ホワイトリストを作成する」
リスト作成部12は、有効期間内の乗車券を有しているユーザを乗車ホワイトリストに追加する。条件1−1に基づく場合、リスト作成部12は、有効期間外の乗車券を有しているユーザを乗車ホワイトリストに追加しない。有効期間を過ぎた乗車券やアクティベート操作前の乗車券等が、有効期間外の乗車券である。
条件1−1は、期間ゾーンチケット、期間乗降地点指定チケット、期間距離指定チケット等に適用可能である。
「条件1−2:停車地点毎に、当該停車地点各々で乗車可能な乗車券を有しているユーザに限定した乗車ホワイトリストを作成する」
リスト作成部12は、チケット情報に基づき、各ユーザの各乗車券の乗車可能な停車地点を特定する。そして、リスト作成部12は、各ユーザを、その停車地点の乗車ホワイトリストに追加する。条件1−2に基づく場合、リスト作成部12は、各ユーザを、乗車可能な停車地点以外の停車地点の乗車ホワイトリストに追加しない。
ゾーンチケットの場合、ゾーン内の停車地点が乗車可能な停車地点となる。指定された乗車地点からの乗車のみを許可する乗降地点指定チケットの場合、指定された乗車地点が乗車可能な停車地点となる。指定された乗車地点と降車地点の間の任意の停車地点での乗車及び降車を許可する乗降地点指定チケットの場合、指定された乗車地点と降車地点の間の停車地点(指定された乗降車地点を含む)が乗車可能な停車地点となる。
指定された停車地点からの乗車が許される距離指定チケットの場合、指定された乗車地点が乗車可能な停車地点となる。任意の停車地点からの乗車が許される距離指定チケットの場合、すべての停車地点が乗車可能な停車地点となる。プリペイドチケットの場合、すべての停車地点が乗車可能な停車地点となる。
条件1−2は、ゾーンチケット、乗降地点指定チケット及び距離指定チケット等に適用可能である。
「条件1−3:停車地点毎に、ユーザの登録された住所と当該停車地点各々との関係が所定の条件を満たすユーザに限定した乗車ホワイトリストを作成する」
リスト作成部12は、各ユーザを、事前に登録された住所との関係が所定条件を満たす停車地点の乗車ホワイトリストに追加する。条件1−3に基づく場合、リスト作成部12は、各ユーザを、事前に登録された住所との関係が所定条件を満たさない停車地点の乗車ホワイトリストに追加しない。
ここでの所定条件は、例えば、「事前に登録された住所からの距離が所定値以下の停車地点」、「事前に登録された住所から最も近い停車地点」、「事前に登録された住所からの距離が近い方から所定数以内に含まれる停車地点」等が例示される。条件1−3は、すべての乗車券に適用可能である。
「条件1−4:停車地点毎に、ユーザが乗車券に関する所定の操作を行った時の位置と当該停車地点各々との関係が所定の条件を満たすユーザに限定した乗車ホワイトリストを作成する」
リスト作成部12は、各ユーザを、乗車券に関する所定の操作を行った時の位置との関係が所定条件を満たす停車地点の乗車ホワイトリストに追加する。条件1−4に基づく場合、リスト作成部12は、各ユーザを、乗車券に関する所定の操作を行った時の位置との関係が所定条件を満たさない停車地点の乗車ホワイトリストに追加しない。
ここでの所定の操作は、例えば、乗車券の購入、アクティベート操作等が例示される。ここでの所定条件は、例えば、「所定の操作を行った時の位置からの距離が所定値以下の停車地点」、「所定の操作を行った時の位置から最も近い停車地点」、「所定の操作を行った時の位置からの距離が近い方から所定数以内に含まれる停車地点」等が例示される。
リスト作成部12は、所定の操作を行うためにユーザが利用したユーザ端末から、乗車券に関する所定の操作を行った時の位置を取得することができる。当該ユーザ端末は、GPS(global positioning system)等の任意の手段で、乗車券に関する所定の操作を行った時の現在位置情報を取得し、管理装置10に送信する。
所定の操作が乗車券の購入である場合、条件1−4は、すべての乗車券に適用可能である。一方、所定の操作がアクティベート操作である場合、当該条件は、期間ゾーンチケット、期間乗降地点指定チケット、期間距離指定チケット等に適用可能である。
「条件1−5:所定期間内に繰り返し乗り降りできる乗車券を有するユーザの降車地点との関係が所定条件を満たす停車地点毎に当該ユーザを追加した乗車ホワイトリストを作成する」
リスト作成部12は、所定期間内に繰り返し乗り降りできる乗車券を有するユーザの降車地点を特定し、当該降車地点との関係が所定条件を満たす停車地点の乗車ホワイトリストに当該ユーザを追加する。条件1−5に基づく場合、リスト作成部12は、所定期間内に繰り返し乗り降りできる乗車券を有するユーザの降車地点との関係が所定条件を満たさない停車地点の乗車ホワイトリストに当該ユーザを追加しない。所定期間内に繰り返し乗り降りできる乗車券は、期間ゾーンチケット、期間乗降地点指定チケット、期間距離指定チケット等である。
ここでの所定条件は、例えば、「降車地点と一致する停車地点」、「降車地点からの距離が所定値以下の停車地点」、「降車地点から最も近い停車地点」、「降車地点からの距離が近い方から所定数以内に含まれる停車地点」等が例示される。
リスト作成部12は、例えば、停車地点システム20から、各ユーザの乗車地点や降車地点を示す情報を取得することができる。
条件1−5は、期間ゾーンチケット、期間乗降地点指定チケット、期間距離指定チケット等に適用可能である。
リスト作成部12は、上記例示した条件1−1乃至1−5の1つ、又は、複数を所定の論理式で組み合わせた条件に基づき、各停車地点の乗車ホワイトリストに追加するユーザを決定することができる。
「条件1−6:1回のみ乗り降りできる乗車券を有するユーザの乗車が検出された場合、当該ユーザを乗車ホワイトリストから削除する」
リスト作成部12は、1回のみ乗り降りできる乗車券を有するユーザの乗車が検出された場合、当該ユーザを乗車ホワイトリストから削除する。1回のみ乗り降りできる乗車券は、ワンタイムゾーンチケット、ワンタイム乗降地点指定チケット、ワンタイム距離指定チケット等である。
リスト作成部12は、例えば、停車地点システム20から、各ユーザの乗車や降車を示す情報を取得することができる。
条件1−6は、ワンタイムゾーンチケット、ワンタイム乗降地点指定チケット、ワンタイム距離指定チケット等に適用可能である。
「条件1−7:所定期間内に繰り返し乗り降りできる乗車券を有するユーザを、所定期間の経過に応じて乗車ホワイトリストから削除する」
リスト作成部12は、所定期間内に繰り返し乗り降りできる乗車券を有するユーザを、所定期間の経過に応じて乗車ホワイトリストから削除する。所定期間内に繰り返し乗り降りできる乗車券は、期間ゾーンチケット、期間乗降地点指定チケット、期間距離指定チケット等に適用可能である。条件1−7は、期間ゾーンチケット、期間乗降地点指定チケット、期間距離指定チケット等に適用可能である。
リスト作成部12は、上記例示した条件1−6及び1−7の1つ、又は、複数を所定の論理式で組み合わせた条件に基づき、各停車地点の乗車ホワイトリストから削除するユーザを決定することができる。
なお、各ユーザによる乗車券の購入、アクティベート操作、乗車、降車に関する情報(更新情報)が、ユーザ端末や停車地点システム20から管理装置10に送信される。更新情報の送受信は、リアルタイム処理で行われてもよい。そして、リスト作成部12は、受信した更新情報に基づき、乗車ホワイトリストを更新する。リスト作成部12は、管理装置10が新たな更新情報を受信すると、それに応じて乗車ホワイトリストを更新してもよい。
図3に戻り、送信部13は、停車地点各々のシステム(停車地点システム20)に、停車地点各々に対応した乗車ホワイトリストに含まれているユーザの生体情報を送信する。停車地点システム20は、受信したユーザの生体情報を、乗車ホワイトリストとして記憶する。
停車地点システム20に記憶されている乗車ホワイトリストと、管理装置10に管理されている乗車ホワイトリストは、リストに含まれているユーザが一致するように定期的に同期される。同期処理は、停車地点システム20に記憶されている乗車ホワイトリストを、管理装置10に管理されている各停車地点の乗車ホワイトリストに合わせる形で実行される。同期処理は、比較的短い時間間隔で定期的に行われてもよいし、管理装置10に管理されている各停車地点の乗車ホワイトリストが更新される都度行われてもよい。
以上説明した本実施形態の管理システムによれば、各停車地点用の乗車ホワイトリストとして、各停車地点から乗車できる乗車券を有する複数のユーザの中の一部のユーザを含む乗車ホワイトリストを作成し、当該乗車ホワイトリストに含まれているユーザの生体情報(登録生体情報)を用いて各停車地点での照合処理を行うことができる。このため、各停車地点での照合処理に用いる登録生体情報の量を抑制することができる。また、管理装置10から各停車地点システム20に送信するデータ量を抑制することができる。
また、本実施形態の管理システムによれば、特徴的な条件(上述した条件1−1乃至1−7)に基づき、各停車地点用の乗車ホワイトリストに含まれているユーザを絞り込むことができる。特徴的な条件で適切に絞り込むことで、乗車権限を有するユーザの乗車を拒否してしまう等の不都合の発生を抑制できる。
ここで、本実施形態の変形例を説明する。変形例では、停車地点システム20は、「各停車地点システム20から乗車できる乗車券を有する全てのユーザの登録生体情報」を管理装置10から受信する。また、停車地点システム20は、各停車地点システム20の乗車ホワイトリストに含まれているユーザを示す情報を管理装置10から受信する。
そして、停車地点システム20は、2ステップに分けて認証処理を行う。各ステップで用いる登録生体情報は異なる。第1のステップでは、停車地点システム20は、乗車ホワイトリストに含まれているユーザの登録生体情報を用いる。第2のステップでは、停車地点システム20は、その他のユーザの登録生体情報を用いる。
第1のステップで認証された場合、停車地点システム20は、第2のステップを実行することなくそのユーザの認証処理を終了する。一方、第1のステップで認証されなかった場合、停車地点システムは第2のステップを実行する。第1のステップ又は第2のステップで認証された場合、停車地点システム20はそのユーザの乗車を許可する。一方、第1のステップ及び第2のステップいずれでも認証されなかった場合、停車地点システム20はそのユーザの乗車を許可しない。乗車を許可する場合の処理、及び、乗車を許可しない場合の処理は設計的事項である。当該変形例においても、停車地点システム20による照合処理の負担を軽減することができる。また、乗車権限を有するユーザの乗車を拒否してしまう不都合の発生を抑制できる。
<第2の実施形態>
本実施形態の管理システムは、停車地点毎に降車ホワイトリストを作成する点で第1の実施形態と異なる。その他の構成は、第1の実施形態と同様である。
管理システムの全体像、管理システムに含まれる構成要素、管理装置10及び停車地点システム20のハードウエア構成は、第1の実施形態と同様である。
管理装置10の機能ブロック図の一例は、第1の実施形態同様に図3で示される。図示するように、管理装置10は、ユーザ情報管理部11と、リスト作成部12と、送信部13とを有する。ユーザ情報管理部11の構成は、第1の実施形態と同様である。
リスト作成部12は、停車地点毎に、降車を許可するユーザのリストである降車ホワイトリストを作成する。図6に、降車ホワイトリストの一例を模式的に示す。図示する例では、各停車地点にユーザを対応付けている。各停車地点に対応付けられたユーザが、各停車地点の降車ホワイトリストに含まれているユーザである。
ここで、各停車地点の降車ホワイトリストを作成するために、ユーザを決定する条件の一例を説明する。
「条件2−1:有効期間内の乗車券を有しているユーザに限定した降車ホワイトリストを作成する」
リスト作成部12は、有効期間内の乗車券を有しているユーザを降車ホワイトリストに追加する。条件2−1に基づく場合、リスト作成部12は、有効期間外の乗車券を有しているユーザを降車ホワイトリストに追加しない。有効期間を過ぎた乗車券やアクティベート操作前の乗車券等が、有効期間外の乗車券である。
条件2−1は、期間ゾーンチケット、期間乗降地点指定チケット、期間距離指定チケット等に適用可能である。
「条件2−2:停車地点毎に、当該停車地点各々で降車可能な乗車券を有しているユーザに限定した降車ホワイトリストを作成する」
リスト作成部12は、チケット情報に基づき、各ユーザの各乗車券の降車可能な停車地点を特定する。そして、リスト作成部12は、各ユーザを、その停車地点の降車ホワイトリストに追加する。条件2−2に基づく場合、リスト作成部12は、各ユーザを、降車可能な停車地点以外の停車地点の降車ホワイトリストに追加しない。
ゾーンチケットの場合、ゾーン内の停車地点が降車可能な停車地点となる。指定された降車地点での降車のみを許可する乗降地点指定チケットの場合、指定された降車地点が降車可能な停車地点となる。指定された乗車地点と降車地点の間の任意の停車地点での乗車及び降車を許可する乗降地点指定チケットの場合、指定された乗車地点と降車地点の間の停車地点(指定された乗降車地点を含む)が降車可能な停車地点となる。距離指定チケット及びプリペイドチケットの場合、すべての停車地点が降車可能な停車地点となる。
条件2−2は、ゾーンチケット及び乗降地点指定チケット等に適用可能である。
「条件2−3:ユーザの乗車地点からの距離が当該ユーザの乗車券で移動可能な距離以内の停車地点毎に当該ユーザを追加した降車ホワイトリストを作成する」
リスト作成部12は、各ユーザを、乗車地点からの距離が乗車券(チケット情報)で特定される移動可能距離以内の停車地点の降車ホワイトリストに追加する。条件2−3に基づく場合、リスト作成部12は、各ユーザを、乗車地点からの距離が乗車券(チケット情報)で特定される移動可能距離以外の停車地点の降車ホワイトリストに追加しない。条件2−3は、距離指定チケット等に適用可能である。
リスト作成部12は、例えば、停車地点システム20から、各ユーザの乗車地点や降車地点を示す情報を取得することができる。
「条件2−4:乗車したユーザに限定した降車ホワイトリストを作成し、降車したユーザを降車ホワイトリストから削除する」
リスト作成部12は、乗車したユーザを降車ホワイトリストに追加する。すなわち、乗車に応じて、各ユーザを降車ホワイトリストに追加する。そして、リスト作成部12は、降車したユーザを降車ホワイトリストから削除する。すなわち、降車に応じて、各ユーザを降車ホワイトリストから削除する。条件2−4に基づく場合、リスト作成部12は、乗車してないユーザを降車ホワイトリストに追加しない。また、リスト作成部12は、乗車後に降車してないユーザを降車ホワイトリストから削除しない。
リスト作成部12は、例えば、停車地点システム20から、各ユーザの乗車や降車を示す情報を取得することができる。
リスト作成部12は、上記例示した条件2−1乃至2−4の1つ、又は、複数を所定の論理式で組み合わせた条件に基づき、各停車地点の降車ホワイトリストに追加するユーザを決定することができる。
送信部13は、停車地点各々のシステム(停車地点システム20)に、停車地点各々に対応した降車ホワイトリストに含まれているユーザの生体情報を送信する。停車地点システム20は、受信したユーザの生体情報を、降車ホワイトリストとして記憶する。
停車地点システム20に記憶されている降車ホワイトリストと、管理装置10に管理されている降車ホワイトリストは、リストに含まれているユーザが一致するように定期的に同期される。同期処理は、停車地点システム20に記憶されている降車ホワイトリストを、管理装置10に管理されている各停車地点の降車ホワイトリストに合わせる形で実行される。同期処理は、比較的短い時間間隔で定期的に行われてもよいし、管理装置10に管理されている各停車地点の降車ホワイトリストが更新される都度行われてもよい。
停車地点システム20は、停車地点にいるユーザ、すなわち降車しようとしているユーザ(例:改札機、ゲートを通過しようとしているユーザ)から取得した生体情報(「対象生体情報」と呼ぶ)と、管理装置10から取得した生体情報(「登録生体情報」と呼ぶ)とに基づき認証処理を行う。生体情報の取得は、カメラ、指紋センサ、マイク等の入力装置を介して実現される。ここで、登録生体情報と本実施形態における降車ホワイトリストとの関係は、「登録生体情報は降車ホワイトリストに含まれているユーザの生体情報」になる。
そして、停車地点システム20は、認証処理の結果に基づきユーザの降車の可否を管理する。すなわち、対象生体情報がいずれかの登録生体情報とマッチングした場合、停車地点システム20は、そのユーザの降車を許可する。一方、対象生体情報がいずれの登録生体情報ともマッチングしない場合、停車地点システム20は、そのユーザの降車を許可しない。
降車を許可する場合の処理、及び、降車を許可しない場合の処理は設計的事項である。例えば、降車を許可しない場合、停車地点システム20は、任意の出力装置(例:ランプ、スピーカ、ディスプレイ等)を介して警告用の出力を行ってもよいし、ゲートを閉じてもよい。一方、降車を許可する場合、停車地点システム20は、任意の出力装置(例:ランプ、スピーカ、ディスプレイ等)を介して降車を許可する際の出力を行ってもよいし、ゲートを開いてもよい。
管理装置10及び停車地点システム20のその他の機能構成は、第1の実施形態と同様である。
以上説明した本実施形態の管理システムによれば、第1の実施形態と同様の作用効果を実現できる。
また、本実施形態の管理システムによれば、停車地点毎にユーザを絞り込んだ降車ホワイトリストを作成し、当該降車ホワイトリストに含まれているユーザの生体情報(登録生体情報)を用いて各停車地点での照合処理を行うことができる。このため、各停車地点での照合処理に用いる登録生体情報の量を抑制することができる。また、管理装置10から各停車地点システム20に送信するデータ量を抑制することができる。
また、本実施形態の管理システムによれば、特徴的な条件(上述した条件2−1乃至2−4)に基づき、各停車地点用の降車ホワイトリストに含まれているユーザを絞り込むことができる。特徴的な条件で適切に絞り込むことで、降車権限を有するユーザの降車を拒否してしまう等の不都合の発生を抑制できる。
<適用例>
第1の実施形態及び第2の実施形態の管理システムの適用例を説明する。
「適用例1」
図7のフローを用いて、適用例1を説明する。まず、ユーザが携帯アプリでアカウント登録を行う(S101)。管理装置10は、これに応じてユーザアカウントを生成し、管理情報(図4参照)に登録する(S102)。なお、ユーザは支払手段をさらに登録してもよい(S103)。この場合、管理装置10は、支払手段を各ユーザに対応付けて登録する(S102)。そして、管理装置10は、登録された情報に基づき、決済業者のシステムと連携する(S104)。
その後、ユーザは、携帯アプリで所定の乗車券を購入する操作を行う(S105)。管理装置10は、これ応じて、当該ユーザに対応付けてチケット情報(図4参照)を登録する(S106)とともに、決済業者のシステムと連携して乗車券の支払処理を行う(S107)。S106及びS107の処理の前後関係は、逆であってもよい。
なお、ここでは、ユーザは、期間ゾーンチケットを購入したものとする。そして、当該乗車券はアクティベート操作を要するものとする。
その後、ユーザは、携帯アプリで購入した乗車券に対するアクティベート操作を行う(S108)。すると、管理装置10は、当該乗車券をアクティベートする(S109)。そして、管理装置10は、これに応じて、乗車ホワイトリストを更新する(S110)。具体的には、S109でアクティベートされた乗車券を有するユーザを、ゾーン内の全ての停車地点の乗車ホワイトリストに追加する。なお、当該ユーザは、有効期間のみ、ゾーン内の全ての停車地点の乗車ホワイトリストに含まれることとなる。
S111では、管理装置10から停車地点システム20に送信された情報に基づき、停車地点システム20に記憶されている乗車ホワイトリストと、管理装置10に管理されている乗車ホワイトリストの内容が同期される。図では、S110での乗車ホワイトリストの更新に応じて、S111の同期処理が行われているが、S111の同期処理はS110の乗車ホワイトリストの更新と関係ないタイミングで行われてもよい。例えば、S111の同期処理は、比較的短い時間間隔で定期的に行われてもよい。
その後、ユーザが購入及びアクティベートした乗車券で乗車できる停車地点に行くと(S112)、現場機器(例:改札機、ゲート)に接続されたカメラがユーザの顔を撮影する。そして、停車地点システム20は、撮影された画像と、乗車ホワイトリストに含まれているユーザの生体情報とに基づき、認証処理を行う(S113)。
認証した場合、すなわち乗車を許可する場合、停車地点システム20は、任意の出力装置(例:ランプ、スピーカ、ディスプレイ等)を介して乗車を許可する際の出力を行ってもよいし、ゲートを開いてもよい。これに応じて、ユーザは乗車する(S114)。
ここで、適用例1の変形例を説明する。上記説明では、ユーザは期間ゾーンチケットを購入し、管理装置10は当該ユーザをゾーン内の全ての停車地点の乗車ホワイトリストに追加する例を説明した。変形例では、ユーザはその他のチケットを購入してもよい。そして、管理装置10は、例えば、条件1−2乃至1−4の中の1つ又は複数の組み合わせに基づき、当該ユーザを所定の停車地点の乗車ホワイトリストに追加してもよい。
「適用例2」
図8のフローを用いて、適用例2を説明する。まず、ユーザが携帯アプリでアカウント登録を行う(S301)。管理装置10は、これに応じてユーザアカウントを生成し、管理情報(図4参照)に登録する(S302)。なお、ユーザは支払手段をさらに登録してもよい(S303)。この場合、管理装置10は、支払手段を各ユーザに対応付けて登録する(S302)。そして、管理装置10は、登録された情報に基づき、決済業者のシステムと連携する(S304)。
その後、ユーザは、携帯アプリで所定の乗車券を購入する操作を行う(S305)。管理装置10は、これ応じて、当該ユーザに対応付けてチケット情報(図4参照)を登録する(S306)とともに、決済業者のシステムと連携して乗車券の支払処理を行う(S307)。S306及びS307の処理の前後関係は、逆であってもよい。
なお、ここでは、ユーザは、乗降地点指定チケット又は距離指定チケットを購入したものとする。そして、当該乗車券はアクティベート操作を要するものとする。
その後、ユーザは、携帯アプリで購入した乗車券に対するアクティベート操作を行う(S308)。すると、管理装置10は、当該乗車券をアクティベートする(S309)。そして、管理装置10は、これに応じて、乗車ホワイトリストを更新する(S310)。具体的には、S309でアクティベートされた乗車券を有するユーザを、所定の停車地点の乗車ホワイトリストに追加する。例えば、条件1−2乃至1−4の中の1つ又は複数の組み合わせに基づき、当該ユーザを所定の停車地点の乗車ホワイトリストに追加する。
S311では、管理装置10から停車地点システム20に送信された情報に基づき、停車地点システム20に記憶されている乗車ホワイトリストと、管理装置10に管理されている乗車ホワイトリストの内容が同期される。図では、S310での乗車ホワイトリストの更新に応じて、S311の同期処理が行われているが、S311の同期処理はS310の乗車ホワイトリストの更新と関係ないタイミングで行われてもよい。例えば、S311の同期処理は、比較的短い時間間隔で定期的に行われてもよい。
その後、ユーザが購入及びアクティベートした乗車券で乗車できる停車地点に行くと(S312)、現場機器(例:ゲート)に接続されたカメラがユーザの顔を撮影する。そして、停車地点システム20は、撮影された画像と、乗車ホワイトリストに含まれているユーザの生体情報とに基づき、認証処理を行う(S313)。
認証した場合、すなわち乗車を許可する場合、停車地点システム20は、任意の出力装置(例:ランプ、スピーカ、ディスプレイ等)を介して乗車を許可する際の出力を行ってもよいし、ゲートを開いてもよい。これに応じて、ユーザは乗車する(S314)。
また、認証した場合、停車地点システム20は、当該ユーザによる乗車を示す情報を、管理装置10に送信する。停車地点システム20は、さらに、乗車地点を示す情報を管理装置10に送信してもよい。管理装置10は、停車地点システム20から受信した情報に基づき、降車ホワイトリストを更新する(S315)。例えば、条件2−1乃至2−4の中の1つ又は複数の組み合わせに基づき、当該ユーザを所定の停車地点の降車ホワイトリストに追加する。
S316では、管理装置10から停車地点システム20に送信された情報に基づき、停車地点システム20に記憶されている降車ホワイトリストと、管理装置10に管理されている降車ホワイトリストの内容が同期される。図では、S315での降車ホワイトリストの更新に応じて、S316の同期処理が行われているが、S316の同期処理はS315の降車ホワイトリストの更新と関係ないタイミングで行われてもよい。例えば、S316の同期処理は、比較的短い時間間隔で定期的に行われてもよい。
その後、ユーザが降車地点に行くと(S317)、現場機器(例:ゲート)に接続されたカメラがユーザの顔を撮影する。そして、停車地点システム20は、撮影された画像と、降車ホワイトリストに含まれているユーザの生体情報とに基づき、認証処理を行う(S318)。
認証した場合、すなわち降車を許可する場合、停車地点システム20は、任意の出力装置(例:ランプ、スピーカ、ディスプレイ等)を介して降車を許可する際の出力を行ってもよいし、ゲートを開いてもよい。これに応じて、ユーザは降車する(S319)。
以下、参考形態の例を付記する。
1. ユーザごとに、購入した乗車券に関するチケット情報、及び、生体情報を管理するユーザ情報管理手段と、
停車地点毎に、乗車を許可するユーザのリストであって、前記停車地点各々から乗車できる前記乗車券を有するユーザを含む乗車ホワイトリストを作成するリスト作成手段と、
前記停車地点各々のシステムに、前記停車地点各々に対応した前記乗車ホワイトリストに含まれているユーザの前記生体情報を送信する送信手段と、
を有する管理装置。
2. 1に記載の管理装置において、
前記リスト作成手段は、有効期間内の前記乗車券を有しているユーザに限定した前記乗車ホワイトリストを作成する管理装置。
3. 2に記載の管理装置において、
前記リスト作成手段は、前記停車地点毎に、前記停車地点各々で乗車可能な前記乗車券を有しているユーザに限定した前記乗車ホワイトリストを作成する管理装置。
4. 1から3のいずれかに記載の管理装置において、
前記ユーザ情報管理手段は、前記停車地点毎に、ユーザの登録された住所と前記停車地点各々との関係が所定の条件を満たすユーザに限定した前記乗車ホワイトリストを作成する管理装置。
5. 1から4のいずれかに記載の管理装置において、
前記リスト作成手段は、前記停車地点毎に、ユーザが前記乗車券に関する所定の操作を行った時の位置と前記停車地点各々との関係が所定の条件を満たすユーザに限定した前記乗車ホワイトリストを作成する管理装置。
6. 1から5のいずれかに記載の管理装置において、
前記リスト作成手段は、所定期間内に繰り返し乗り降りできる前記乗車券を有するユーザの降車地点との関係が所定条件を満たす前記停車地点毎に当該ユーザを追加した前記乗車ホワイトリストを作成する管理装置。
7. 1から6のいずれかに記載の管理装置において、
前記リスト作成手段は、1回のみ乗り降りできる前記乗車券を有するユーザの乗車が検出された場合、当該ユーザを前記乗車ホワイトリストから削除する管理装置。
8. 1から7のいずれかに記載の管理装置において、
前記リスト作成手段は、所定期間内に繰り返し乗り降りできる前記乗車券を有するユーザを、前記所定期間の経過に応じて前記乗車ホワイトリストから削除する管理装置。
9. 1から8のいずれかに記載の管理装置において、
前記リスト作成手段は、停車地点毎に、降車を許可するユーザのリストである降車ホワイトリストを作成し、
前記送信手段は、前記停車地点各々のシステムに、前記停車地点各々に対応した前記降車ホワイトリストに含まれているユーザの前記生体情報を送信する管理装置。
10. 9に記載の管理装置において、
前記リスト作成手段は、有効期間内の前記乗車券を有しているユーザに限定した前記降車ホワイトリストを作成する管理装置。
11. 10に記載の管理装置において、
前記リスト作成手段は、前記停車地点毎に、前記停車地点各々で降車可能な前記乗車券を有しているユーザに限定した前記降車ホワイトリストを作成する管理装置。
12. 9から11のいずれかに記載の管理装置において、
前記リスト作成手段は、ユーザの乗車地点からの距離が当該ユーザの前記乗車券で移動可能な距離以内の前記停車地点毎に当該ユーザを追加した前記降車ホワイトリストを作成する管理装置。
13. 9から12のいずれかに記載の管理装置において、
前記リスト作成手段は、乗車したユーザを前記降車ホワイトリストに加え、降車したユーザを前記降車ホワイトリストから削除する管理装置。
14. 1から13のいずれかに記載の管理装置と、
停車地点毎に設置され、停車地点にいるユーザから取得した生体情報と、前記管理装置から取得した生体情報とに基づき認証処理を行い、前記認証処理の結果に基づき前記ユーザの乗車の可否を管理する停車地点システムと、
を有する管理システム。
15. コンピュータが、
ユーザごとに、購入した乗車券に関するチケット情報、及び、生体情報を管理するユーザ情報管理工程と、
停車地点毎に、乗車を許可するユーザのリストであって、前記停車地点各々から乗車できる前記乗車券を有するユーザを含む乗車ホワイトリストを作成するリスト作成工程と、
前記停車地点各々のシステムに、前記停車地点各々に対応した前記乗車ホワイトリストに含まれているユーザの前記生体情報を送信する送信工程と、
を実行する管理方法。
16. コンピュータを、
ユーザごとに、購入した乗車券に関するチケット情報、及び、生体情報を管理するユーザ情報管理手段、
停車地点毎に、乗車を許可するユーザのリストであって、前記停車地点各々から乗車できる前記乗車券を有するユーザを含む乗車ホワイトリストを作成するリスト作成手段、
前記停車地点各々のシステムに、前記停車地点各々に対応した前記乗車ホワイトリストに含まれているユーザの前記生体情報を送信する送信手段、
として機能させるプログラム。

Claims (17)

  1. 停車地点ごとに設置された停車地点システムであって、
    停車地点にいるユーザから取得した生体情報と、停車地点毎に作成されたリストであって当該停車地点からの乗車が許可されたユーザのリストに含まれるユーザの生体情報と、に基づき認証処理を行う認証手段と、
    前記認証処理の結果に基づき前記ユーザの乗車の可否を管理する管理手段と、
    を備える停車地点システム。
  2. 請求項1に記載の停車地点システムにおいて、
    前記リストに含まれるユーザの生体情報を取得する取得手段を備える停車地点システム。
  3. 請求項1又は2に記載の停車地点システムにおいて、
    前記管理手段がユーザの乗車を許可しない場合に警告用の出力を行う停車地点システム。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の停車地点システムにおいて、
    前記リストは、有効期間内の乗車券を有しているユーザのみを含む停車地点システム。
  5. 請求項4に記載の停車地点システムにおいて、
    前記リストは、前記停車地点毎に、前記停車地点各々で乗車可能な前記乗車券を有しているユーザのみを含む停車地点システム。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の停車地点システムにおいて、
    前記リストは、前記停車地点毎に、ユーザの登録された住所と前記停車地点各々との関係が所定の条件を満たすユーザのみを含む停車地点システム。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の停車地点システムにおいて、
    前記リストは、前記停車地点毎に、ユーザが乗車券に関する所定の操作を行った時の位置と前記停車地点各々との関係が所定の条件を満たすユーザのみを含む停車地点システム。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の停車地点システムにおいて、
    前記リストは、所定期間内に繰り返し乗り降りできる乗車券を有するユーザの降車地点との関係が所定条件を満たす前記停車地点毎に当該ユーザを含む停車地点システム。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の停車地点システムにおいて、
    前記リストから、1回のみ乗り降りできる乗車券を有するユーザの乗車が検出された場合、当該ユーザを当該リストから削除する停車地点システム。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の停車地点システムにおいて、
    所定期間内に繰り返し乗り降りできる乗車券を有するユーザを、前記所定期間の経過に応じて前記リストから削除する停車地点システム。
  11. 請求項1に記載の停車地点システムにおいて、
    前記リストは、停車地点毎に、降車を許可するユーザのリストであり、
    前記停車地点各々に、前記停車地点各々に対応した前記リストに含まれているユーザの前記生体情報を送信する停車地点システム。
  12. 請求項11に記載の停車地点システムにおいて、
    前記リストは、有効期間内の乗車券を有しているユーザのみを含む停車地点システム。
  13. 請求項12に記載の停車地点システムにおいて、
    前記リストは、前記停車地点毎に、前記停車地点各々で降車可能な前記乗車券を有しているユーザのみを含む停車地点システム。
  14. 請求項11から13のいずれか1項に記載の停車地点システムにおいて、
    前記リストは、ユーザの乗車地点からの距離が当該ユーザの乗車券で移動可能な距離以内の前記停車地点毎に当該ユーザを含む停車地点システム。
  15. 請求項11から14のいずれか1項に記載の停車地点システムにおいて、
    乗車したユーザを前記リストに加え、降車したユーザを前記リストから削除する停車地点システム。
  16. 停車地点ごとに設置された停車地点システムが備えるコンピュータが、
    停車地点にいるユーザから取得した生体情報と、停車地点毎に作成されたリストであって当該停車地点からの乗車が許可されたユーザのリストに含まれるユーザの生体情報と、に基づき認証処理を行う認証工程と、
    前記認証処理の結果に基づき前記ユーザの乗車の可否を管理する管理工程と、
    を実行する管理方法。
  17. 停車地点ごとに設置された停車地点システムが備えるコンピュータを、
    停車地点にいるユーザから取得した生体情報と、停車地点毎に作成されたリストであって当該停車地点からの乗車が許可されたユーザのリストに含まれるユーザの生体情報と、に基づき認証処理を行う認証手段、
    前記認証処理の結果に基づき前記ユーザの乗車の可否を管理する管理手段、
    として機能させるプログラム。
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