JP2021181863A - 空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本実施形態では、室内熱交換器の風上側の過熱域に加湿ユニットの吹出口を設けて加湿空気を送りながら、第1除湿運転と第2除湿運転を切り替えることで室内熱交換器全体を洗浄する。
図1に示すように、空気調和装置1は、空調室外機2と空調室内機10と加湿ユニット112とを備えている。空気調和装置1は、冷媒が充填された冷媒回路100を備えている。冷媒回路100は、空調室外機2に収容された室外側回路部と空調室内機10に収容された室内側回路部とがガス側連絡配管117a及び液側連絡配管117bによって接続されることによって構成されている。
空調室外機2における室外側回路部には、圧縮機101、四路切換弁102、室外熱交換器103、及び膨張弁104が接続されている。
図1において、室内側回路部には、補助熱交換器13a、主熱交換器13bが接続されている。補助熱交換器13a及び主熱交換器13bは、クロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器である。この補助熱交換器13a及び主熱交換器13bを総称して室内熱交換器13と呼ぶ。この室内熱交換器13の近傍には、室内空気を室内熱交換器13へ送るための室内ファン14が設けられている。
図2は、運転時の空調室内機10の斜視図である。また、図3は、図2に示した空調室内機10の断面図である。図2及び図3に示すように、空調室内機10には、ケーシング11、室内熱交換器13、室内ファン14、底フレーム16、及び制御部40が搭載されている。
ケーシング11は、天面部11a、前面パネル11b、背面板11c及び下部水平板11dを有する。ケーシング11は、内部に室内熱交換器13、室内ファン14、底フレーム16、フィルタ24、及び制御部40を収納している。
空気吸込口12と室内熱交換器13との間にはフィルタ24が配置されている。フィルタ24は、空気吸込口12から吸い込まれた空気に含まれる塵埃を除去する。
室内熱交換器13は、補助熱交換器13aと、主熱交換器13bと、を有している。室内熱交換器13は、通過する空気との間で熱交換を行う。また、室内熱交換器13のうち主熱交換器13bは、側面視において両端が下方に向いて屈曲する逆V字状の形状を成す。説明の便宜上、前方の主熱交換器13bを前側主熱交換器13ba、後方の主熱交換器13bを背面側主熱交換器13bbと呼ぶ。補助熱交換器13aは、前側主熱交換器13baの前方に配置されている。図3の断面図の左側が空調室内機10の前側を示す。図3の断面図の右側が空調室内機10の背面側を示す。
図3において、室内ファン14は、室内熱交換器13の下方に位置する。室内ファン14は、クロスフローファンであり、室内から取り込んだ空気を室内熱交換器13に当てて通過させた後、室内に吹き出す。室内ファン14および室内熱交換器13は、底フレーム16に取り付けられている。
空気吹出口15が、ケーシング11の下部に設けられている。空気吹出口15には、空気吹出口15から吹き出される調和空気の方向を変更する風向調整羽根31が回動自在に取り付けられている。風向調整羽根31は、モータ(図示せず)によって駆動し、調和空気の吹き出し方向を変更するだけでなく、空気吹出口15を開閉することもできる。風向調整羽根31は、傾斜角が異なる複数の姿勢をとることが可能である。
また、空気吹出口15の近傍にはコアンダ羽根32が設けられている。コアンダ羽根32は、モータ(図示せず)によって前後方向に傾斜した姿勢をとることが可能であり、運転停止時に前面パネル11bに設けられた収容部130に収容される。コアンダ羽根32は、傾斜角が異なる複数の姿勢をとることが可能である。
また、空気吹出口15は、吹出流路18によってケーシング11の内部と繋がっている。吹出流路18は、空気吹出口15から底フレーム16のスクロール17に沿って形成されている。
制御部40は、ケーシング11を前面パネル11bから視て室内熱交換器13及び室内ファン14の右側方に位置している。
図1に示すように、冷媒回路100において、蒸発温度センサ105が室外熱交換器103側から視て膨張弁104の下流側配管に取り付けられている。蒸発温度センサ105は、蒸発温度を検知する。言いかえると、蒸発温度センサ105は、膨張弁104によって二相状態になった冷媒の温度を検知する。
加湿ユニット112は、空調室外機2の上部に設置されている。加湿ユニット112は、水分を含む外気を空調室内機10に送る加湿器113を有する。加湿ユニット112は、空調室内機10のケーシング11内部に加湿空気を吹き出す吹出口111aを有する。
空気調和装置1では、四路切換弁102によって、第1サイクルおよび第2サイクルのいずれか一方に切り換えることが可能である。
冷房運転42では、冷媒の流れは第1サイクルである。第1サイクルでは、四路切換弁102が第1状態(図1の実線)に設定される。第1状態で圧縮機101を運転すると、冷媒回路100では室外熱交換器103が凝縮器となり、補助熱交換器13a及び主熱交換器13bが蒸発器となる蒸気圧縮冷凍サイクルが行われる。
暖房運転43では、冷媒の流れは第2サイクルである。第2サイクルでは、四路切換弁102が第2状態(図1の点線)に設定される。第2状態で圧縮機101を運転すると、冷媒回路100では、室外熱交換器103が蒸発器となり、補助熱交換器13a及び主熱交換器13bが凝縮器となる蒸気圧縮冷凍サイクルが行われる。
除湿運転では、冷媒の流れは冷房運転42時と同様に第1サイクルである。本実施形態に係る空気調和装置1では、制御部40は、除湿運転44を実行可能である。除湿運転44は、膨張弁104を出た冷媒が補助熱交換器13a及び主熱交換器13bで蒸発を完了するように、制御部40が膨張弁104の開度を制御して室内空間の除湿を行う運転である。除湿運転44では、室内熱交換器13全体の表面で結露水が発生する。
本実施形態に係る空気調和装置1では、制御部40は、加湿運転49を実行可能である。加湿運転49は、加湿ユニット112によって、ケーシング11内に加湿器113の加湿空気を吹き出して室内空間の加湿を行う運転である。
洗浄運転では、冷媒の流れは冷房運転42時と同様に第1サイクルである。本実施形態に係る空気調和装置1では、制御部40は、洗浄運転45を実行可能である。本実施形態に係る空気調和装置1の洗浄運転45とは、加湿運転49でケーシング11内に加湿空気を送りながら、第1除湿運転46または第2除湿運転47で室内空間の除湿を行うことで、室内熱交換器13を洗浄する運転である。第1除湿運転46では、補助熱交換器13a及び主熱交換器13bに発生した結露水によって補助熱交換器13a及び主熱交換器13bの表面を洗浄する。第2除湿運転47では、補助熱交換器13aに発生した結露水によって補助熱交換器13aの表面を洗浄する。
従来、暖房運転後に、冷房運転もしくは除湿運転を行うことで、室内熱交換器に付着した汚れを洗い流すといった技術的思想が知られている。しかしながら、暖房シーズン(例えば冬等の時期)は雰囲気が乾燥気味なため、冷房運転もしくは除湿運転を行ったとしても、室内熱交換器に付着した汚れを洗い流す上で十分な結露量を確保することが困難である。
本実施形態に係る空気調和装置1では、室内熱交換器13と、ケーシング11と、加湿ユニット112と、制御部40と、を備える。ケーシング11は、室内熱交換器13を収容する。加湿ユニット112は、ケーシング11内部に加湿空気を吹き出す吹出口111aを有する。制御部40は、加湿ユニット112によってケーシング11内部に加湿空気を送りながら、室内熱交換器13を洗浄する熱交換器洗浄運転、を行う。加湿ユニット112の吹出口111aが、室内熱交換器13のうち、洗浄対象の第1部とは異なる第2部の風上側に配置されている。本実施形態において、第1部は補助熱交換器13aであり、第2部は背面側主熱交換器13bbである。ただし、第1部が補助熱交換器13aであることは例示に過ぎず、特に限定されるものでは無い。同様に、第2部が背面側主熱交換器13bbであることは例示に過ぎず、特に限定されるものではない。
本実施形態に係る空気調和装置1では、加湿ユニット112の吹出口111aが、吹出口111から出た加湿空気が室内熱交換器13の補助熱交換器13aの広範囲に当たるように構成されている。
本実施形態に係る空気調和装置1では、室内熱交換器13は、蒸発域と、過熱域などの非蒸発域と、を有する。加湿ユニット112の吹出口111aが、室内熱交換器13の過熱域などの非蒸発域の風上側に配置されている。
本実施形態に係る空気調和装置1では、室内熱交換器13は、過熱域をさらに有する。加湿ユニット112の吹出口111aが、室内熱交換器13の過熱域の風上側に配置されている。
本実施形態に係る空気調和装置1では、フラップ31、をさらに備える。フラップ31は、ケーシング11の空気吹出口15から放出された空気の向きを、フラップ31によってケーシング11の空気吸込口12に向かうよう変更させる。
本実施形態に係る空気調和装置1では、加湿ユニット112の吹出口111aが、室内熱交換器13の背面部分に配置されている。
本実施形態に係る空気調和装置1では、加湿ユニット112の吹出口111aが、室内熱交換器13のうち、室内熱交換器13の縦断面視で洗浄対象の補助熱交換器13aがなく、非洗浄対象の主熱交換器13bだけがある部分に配置されている。なお、変形例1Bで後述するように、室内熱交換器13の正面視で洗浄対象の補助熱交換器13aがなく、非洗浄対象の主熱交換器13bだけがある部分に、加湿ユニット112の吹出口111aを配置してもよい。これにより、室内熱交換器13の洗浄対象の第1部を偏りなく洗浄することが可能になる。
本実施形態に係る空気調和装置1では、制御部40は、熱交換器洗浄運転において、室内熱交換器13のうち、洗浄対象の補助熱交換器13aに吸込み空気の露点温度以下の冷媒を流し、非洗浄対象の主熱交換器13bに洗浄対象の補助熱交換器13aを流れる冷媒温度よりも高い温度の冷媒を流す。
本実施形態は、以下の変形例に示すように、適宜変形が可能である。各変形例は、矛盾が生じない範囲で、本実施形態に係る変形例や、第2実施形態係る変形例と組み合わせて適用されてもよい。
本実施形態では、背面側主熱交換器13bb全体が過熱域である場合に、背面側主熱交換器13bbの過熱域の風上側に加湿ユニット112の吹出口111aを配置する場合について説明したが、これに限るものではない。背面側主熱交換器13bbが蒸発域と過熱域を有する場合であっても、背面側主熱交換器13bbの過熱域の風上側に加湿ユニット112の吹出口111bを配置するようにしてもよい。
本実施形態では、加湿ユニット112の吹出口111aが、室内熱交換器13のうち、室内熱交換器13の縦断面視で洗浄対象の補助熱交換器13aがなく、非洗浄対象の主熱交換器13bだけがある部分に配置されている場合について説明したが、本開示に係る空気調和装置1の構成はこれに限定されるものではない。以下、空調室内機10の正面図である図8Bを参考に説明する。例えば、空気調和装置は、図8Bに示すような、幅方向が空調室内機10のケーシング11よりも短く構成されている前側補助熱交換器13aaを有するものであってもよい。また、図8Bに示すように、室内熱交換器の正面視において、洗浄対象の第1部がなく、非洗浄対象の第2部だけがある部分に、加湿ユニット112の吹出口111cが配置されていてもよい。
本実施形態における加湿空気の流れ方の例を、図11、図13A、図14、図15、図の矢印に示す。なお、当該矢印は例示に過ぎず、加湿空気の流れ方を限定するものではない。
図9に示すように、空気調和装置300は、空調室外機2と空調室内機10と加湿ユニット112とを備えている。空気調和装置300は、冷媒が充填された冷媒回路100を備えている。冷媒回路100は、空調室外機2に収容された室外側回路部と空調室内機10に収容された室内側回路部とがガス側連絡配管117a及び液側連絡配管117bによって接続されることによって構成されている。
図9において、室内側回路部には、補助熱交換器13a、主熱交換器13bが接続されている。補助熱交換器13a及び主熱交換器13bは、クロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器である。この補助熱交換器13a及び主熱交換器13bを総称して室内熱交換器13と呼ぶ。この室内熱交換器13の近傍には、室内空気を室内熱交換器13へ送るための室内ファン14が設けられている。
室内熱交換器13は、補助熱交換器13aと、主熱交換器13bと、を有している。補助熱交換器13aと主熱交換器13bが、再熱除湿弁110を介して接続されている。
本実施形態に係る制御部50による制御の概略構成を示すブロック図を図10に示す。制御部50は、空気調和装置300による冷房運転42、暖房運転43、除湿運転44、洗浄運転45、及び加湿運転49を制御する。本実施形態では、制御部50の運転制御41の洗浄運転45は、暖房サイクル再熱除湿運転48を有する点が、図4に示した第1実施形態に係る制御部40によって行われる制御と異なる。また、本実施形態の制御部50は、再熱除湿弁110をさらに制御する点が、第1実施形態に係る制御部40によって行われる制御と異なる。
図9に示すように、冷媒回路100において、蒸発温度センサ105が室外熱交換器103側から視て膨張弁104の下流側配管に取り付けられている。
空気調和装置300では、四路切換弁102によって、第1サイクルおよび第2サイクルのいずれか一方に切り換えることが可能である。
冷房運転42では、冷媒の流れは第1サイクルである。第1サイクルでは、四路切換弁102が第1状態(図9の実線)に設定される。冷房運転42では、再熱除湿弁110を全開にし、膨張弁104を絞る。この状態で圧縮機101を運転すると、冷媒回路100では室外熱交換器103が凝縮器となり、補助熱交換器13a及び主熱交換器13bが蒸発器となる蒸気圧縮冷凍サイクルが行われる。
暖房運転では、冷媒の流れは第2サイクルである。第2サイクルでは、四路切換弁102が第2状態(図9の点線)に設定される。暖房運転43では、再熱除湿弁110を全開にし、膨張弁104を絞る。そして、この状態で圧縮機101を運転すると、冷媒回路100では、室外熱交換器103が蒸発器となり、補助熱交換器13a及び主熱交換器13bが凝縮器となる蒸気圧縮冷凍サイクルが行われる。
第2実施形態における除湿運転44では、冷媒の流れは冷房運転42時と同じ第1サイクルである。この空気調和装置300では、制御部50は、除湿運転44を実行可能である。除湿運転44は、膨張弁104を出た冷媒の大部分が洗浄対象の第一部(たとえば補助熱交換器13a)で蒸発するように、圧縮機101の周波数や膨張弁104の開度を制御して室内空間の除湿を行う運転である。除湿運転44では、室内熱交換器13における洗浄対象の第1部(例えば補助熱交換器13a)の表面で結露水が発生する。
暖房サイクル再熱除湿運転48では、冷媒の流れは暖房運転43時と同じ第2サイクルである。暖房サイクル再熱除湿運転48では、再熱除湿弁110を絞り、膨張弁104を全開にする。
本実施形態に係る空気調和装置300では、制御部50は、加湿運転49を実行可能である。加湿運転49は、加湿ユニット112によって、ケーシング11内に加湿空気を吹き出して室内空間の加湿を行う運転である。
洗浄運転45では、冷媒の流れは冷房運転42時と同じである。本実施形態に係る空気調和装置300では、制御部50は、洗浄運転45を実行可能である。本実施形態に係る空気調和装置300が行う洗浄運転45とは、暖房サイクル再熱除湿運転48で補助熱交換器13aに発生した結露水を用いて補助熱交換器13aの表面を洗浄する運転である。
(4−1)
本実施形態に係る空気調和装置300では、室内熱交換器13は、凝縮域をさらに有する。加湿ユニット112の吹出口111dが、室内熱交換器13の凝縮域の風上側に配置されている。
上記実施形態は、以下の変形例に示すように、適宜変形が可能である。各変形例は、矛盾が生じない範囲で、本実施形態に係る各変形例や、第1実施形態に係る各変形例と組み合わせて適用されてもよい。
本実施形態では、背面側主熱交換器13bbの凝縮域の風上側に、加湿ユニット112の吹出口111dを設ける場合について説明したが、これに限るものではない。
本実施形態では、背面側主熱交換器13bbの凝縮域の風上側に、加湿ユニット112の吹出口111dを設ける場合について説明したが、室内熱交換器13と室内ファン14との間の、室内熱交換器13の風下側空間に加湿ユニット112の吹出口111を設けるようにしてもよい。
本実施形態において、暖房サイクル再熱除湿運転を行ってから室内熱交換器を洗浄する場合について説明したが、冷房サイクル再熱除湿運転を行ってから室内熱交換器を洗浄するようにしてもよい。
本実施形態では、背面側主熱交換器13bbの凝縮域の風上側に、加湿ユニット112の吹出口111dを設ける場合について説明したが、過冷却域の風上側に加湿ユニット112の吹出口を設けるようにしてもよい。
本実施形態では、室内膨張機構として再熱除湿弁を用いる場合について説明したが、電磁弁とキャピラリを併用するようにしてもよいし、電動膨張弁を使用してもよい。
上記実施形態においては、加湿ユニット112の吹出口111aが、室内熱交換器13のうち、洗浄対象の第1部とは異なる第2部の風上側、に配置されている例について説明した。しかしながら、本実施形態に係る空気調和装置の構成はこれに限定されるものではなく、室内熱交換器13を通過する風路以外の位置であって、かつ、吹出口111aから吹き出された加湿空気が室内熱交換器13の風下側を流れる位置、に配置されていてもよい。
以上、実施形態を説明したが、特許請求の範囲の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
13 室内熱交換器
13a 補助熱交換器
13b 主熱交換器
14 室内ファン(ファン)
31 風向調整羽根(フラップ)
40、50 制御部
101 圧縮機
103 室外熱交換器
104 膨張弁(減圧弁)
108 湿度センサ
110 再熱除湿弁
111 吹出口
112 加湿ユニット
113 加湿器
131 冷媒入口
138 冷媒出口
Claims (10)
- 室内熱交換器(13)と、
前記室内熱交換器を収容するケーシング(11)と、
前記ケーシング内部に加湿空気を吹き出す吹出口(111a〜111h)を有する加湿ユニット(112)と、
前記加湿ユニットによって前記ケーシング内部に前記加湿空気を送りながら、前記室内熱交換器を洗浄する熱交換器洗浄運転、を行う制御部(40、50)と、
を備え、
前記加湿ユニットの吹出口が、
前記室内熱交換器のうち、洗浄対象の第1部とは異なる第2部の風上側、に配置されている、
又は、
前記室内熱交換器のうち、前記第1部および/もしくは前記第2部の風下側、に配置されている、
又は、
前記室内熱交換器を通過する風路以外の位置であって、かつ、前記吹出口から吹き出された前記加湿空気が前記室内熱交換器の風下側を流れる位置、に配置されている、
空気調和装置。 - 前記加湿ユニットの吹出口が、前記吹出口から出た加湿空気が前記室内熱交換器の第1部の広範囲に当たるように構成されている、
請求項1に記載の空気調和装置。 - 前記室内熱交換器は、蒸発域と非蒸発域を有し、
前記加湿ユニットの吹出口が、前記室内熱交換器の非蒸発域の風上側に配置されている、
請求項1または2に記載の空気調和装置。 - 前記室内熱交換器は、過熱域をさらに有し、
前記加湿ユニットの吹出口が、前記室内熱交換器の過熱域の風上側に配置されている、
請求項3に記載の空気調和装置。 - 前記室内熱交換器は、凝縮域をさらに有し、
前記加湿ユニットの吹出口が、前記室内熱交換器の凝縮域の風上側に配置されている、
請求項3に記載の空気調和装置。 - 前記空気調和装置は、フラップ(31)、
をさらに備え、
前記ケーシングの空気吹出口から放出された空気の向きを、前記フラップによって前記ケーシングの空気吸込口に向けて変更させる、
請求項1から5のいずれかに記載の空気調和装置。 - 前記加湿ユニットの吹出口が、前記室内熱交換器の前面部分または背面部分のいずれかに配置されている、
請求項1から5のいずれかに記載の空気調和装置。 - 前記加湿ユニットの吹出口が、前記室内熱交換器のうち、前記室内熱交換器の正面視で洗浄対象の第1部がなく非洗浄対象の第2部だけがある部分、または、前記室内熱交換器の縦断面視で洗浄対象の第1部がなく非洗浄対象の第2部だけがある部分のいずれかに配置されている、
請求項1から5のいずれかに記載の空気調和装置。 - 前記加湿ユニットの吹出口が、前記室内熱交換器とファン(14)との間の前記室内熱交換器の風下側空間に配置されている、
請求項1から5のいずれかに記載の空気調和装置。 - 前記制御部は、前記熱交換器洗浄運転において、前記室内熱交換器のうち、洗浄対象の第1部に前記ケーシングの空気吸込口より吸込される空気の露点温度以下の冷媒を流し、非洗浄対象の第2部に前記洗浄対象の第1部を流れる冷媒温度よりも高い温度の冷媒を流す、
請求項1から9のいずれかに記載の空気調和装置。
Priority Applications (2)
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