JP2021181216A - 筆記具及び筆記具の製造方法 - Google Patents

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秀平 ▲陰▼山
Shuhei Kageyama
忠夫 小高
Tadao Odaka
俊和 佐々木
Toshikazu Sasaki
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Kotobuki and Co Ltd
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Abstract

【課題】クッションスプリングを含まない従来の筆記具の軸筒にクッションスプリングを取り付けるように改造した筆記具を提供する。【解決手段】例示的な一の態様の筆記具は、クッションスプリングを含まない筆記具の軸筒にクッションスプリングを取り付けるように改造した筆記具であって、該軸筒と、該軸筒に取り付けられる先具と、該軸筒及び先具内に収容される筆記体と、該筆記体を軸線方向に弾性的に支持するクッションスプリングと、該軸筒及び先具又はその一方に取り付けられたアダプタであって、該アダプタ内に該クッションスプリングが取り付けられるアダプタと、を含む。【選択図】図1

Description

本開示はクッションスプリングを含む筆記具に関する。
従来、筆記芯と、該筆記芯を把持するチャックユニットと、該チャックユニットが筆圧で後退可能であるように弾性支持するクッションスプリングとを備え、該クッションスプリングのクッションストロークに対する出力が非線形であるように構成され、該クッションストロークが比較的小さい領域におけるばね定数の傾きが該クッションストロークが比較的大きい領域におけるばね定数の傾きよりも小さいシャープペンシルが知られている(特許文献1参照)。
この従来のシャープペンシルによれば、従来よりも筆記感が優れたクッションスプリングを有するシャープペンシルを提供することができる。
国際公開WO2019/168194号公報(例えば、段落0006、0007等参照。)
しかしながら、例えば、ボールペンなどのクッションスプリングを含まない従来の筆記具の軸筒にクッションスプリングを取り付けるように改造した筆記具を提供することが求められていた。
本発明の例示的な一の態様の筆記具は、クッションスプリングを含まない筆記具の軸筒にクッションスプリングを取り付けるように改造した筆記具であって、該軸筒と、該軸筒に取り付けられる先具と、該軸筒及び先具内に収容される筆記体と、該筆記体を軸線方向に弾性的に支持するクッションスプリングと、該軸筒及び先具又はその一方に取り付けられたアダプタであって、該アダプタ内に該クッションスプリングが取り付けられるアダプタと、を含む。
本発明の例示的な他の態様の筆記具を製造するための製造方法は、該一の態様のクッションスプリングを含まない筆記具の軸筒に該アダプタを取付けることを含む。
本発明の複数の例示的な態様では、クッションスプリングを含まない従来の筆記具の軸筒にクッションスプリングを取り付けるように改造した筆記具を提供することができる。
図1は、本発明の例示的な一の実施形態の筆記具としてのシャープペンシルを示す断面図である。 図2は、図1のシャープペンシルのアダプタを拡大して示す斜視図である。 図3は、図1のシャープペンシルのクッションスプリングを拡大して示す斜視図である。
図1は、本実施形態の筆記具としてのシャープペンシル1を示す断面図である。シャープペンシル1は、後に詳述する軸筒2と、先具3と、アダプタ4と、クッションスプリング5と、筆記体6と、ガイドチップ7と、筆記芯Wと、を含む。本実施形態では、既存のボールペンの軸筒2、グリップ及びクリップをそのまま転用して、新たにシャープペンシル1が構成される。このため、既存のボールペンのユーザは、使い慣れた軸筒2、グリップ及びクリップを好適に使用しながら、クッションスプリングを備えるシャープペンシル1を使用することができる。以下の説明では、軸筒2の長手延在方向の中心軸線(以下、単に「軸線」ということがある。)に沿って筆記芯Wが突出する側をシャープペンシルの前方、その反対側を後方という。
ユーザが使い慣れた既存のボールペンの軸筒2は、シャープペンシル1に期待されるクッションスプリング5の作動を実現可能な寸法精度を有する係止構成を有していない。このため、軸筒2のみでは、例えば、シャープペンシル1に期待されるクッションスプリング5のセット荷重及び作動荷重を実現するようにクッションスプリング5を軸筒2に取り付けることができない。シャープペンシル1は、クッションスプリング5が所定のセット荷重及び作動荷重を出力することができるように既存のボールペンの軸筒2よりも高い寸法精度を有する係止構成を有したアダプタ4を含み、クッションスプリング5はアダプタ4に組み付けられる。
クッションスプリング5が組み付けられたアダプタ4は、後に詳述するように軸筒2及び先具3に取り付けられる。クッションスプリング5は、筆記芯Wを把持するチャック、チャックリング及びチャックスプリングを含む筆記体6を軸線方向において弾性的に支持することで、ユーザに好適な所定の筆圧を提供し、過度の筆圧による筆記芯Wの破損を防止するように構成される。このように構成すると、クッションスプリング5を含まない既存のボールペンの軸筒2にクッションスプリング5を取り付けるように改造したシャープペンシル1を提供することができる。
アダプタ4は、その外周面から径方向外側に突出するフランジ42を有し、フランジ42は軸筒2と軸筒2に螺合して取り付けられた先具3との間で軸線方向において挟持される。アダプタ4は略円筒形状の前部41と、前部41よりも比較的外径が大きい略円筒形状の後部43とを有し、前部41と後部43との間に環状のフランジ42が形成される。軸筒2及び先具3によるアダプタ4のフランジ42の挟持は、フランジ42の前面又は後面が軸筒2又は先具3に直接当接した状態で挟持されるとよい。本実施形態では、アダプタ4のフランジ42の後面は軸筒2の前端面に直接当接した状態で軸筒2により前方へ押圧される。一方、アダプタ4の前面は軸筒2に螺合して取り付けられた先具3によって後方へ押圧される。これにより、アダプタ4のフランジ42が軸筒2と先具3との間で軸線方向において挟持される。このように構成すると、先具3及び軸筒2の各々とアダプタ4との相対的な位置関係及び寸法精度を反映しながらアダプタ4を先具3及び軸筒2の所定の位置に取り付けることができる。
本実施形態では、先具3の内周面に軸筒2の前端面及び内周面の寸法精度に対して比較的に高い寸法精度を有する凹部が形成される。アダプタ4を先具3及び軸筒2に取り付けるときには、アダプタ4の前端面が先具3の凹部の底面に当接すると共に、アダプタ4の外周面が先具3の凹部の内周面と嵌合するように構成される。一方、先軸2の前端面はアダプタ4のフランジ42の後面に当接してアダプタ4を前方へ押圧するように構成される。このように構成すると、軸筒2よりも比較的高い寸法精度を有する先具3とアダプタ4との相対的な位置関係を優先的に反映した状態でアダプタ4を先具3及び軸筒2に取り付けることができる。このため、シャープペンシル1の所定の位置に好ましい精度でアダプタ4を取付けることができるから、シャープペンシル1に期待される所定のクッション作動及びクッション荷重を実現して、使用し易いシャープペンシル1を提供することができる。
なお、他の実施形態では、先具3とアダプタ4との相対的な位置関係よりも軸筒2及び軸筒2に取り付けられたグリップとアダプタ4との相対的な位置関係を優先してアダプタ4を先具3及び軸筒2に取り付けるものとしてもよい。この場合には、グリップに対するアダプタ4及びアダプタ4に取り付けられた筆記体6の相対的な取付位置関係が優先された使用し易いシャープペンシル1を提供することができる。アダプタ4がフランジ42を有することにより、シャープペンシル1へのアダプタ4の取り付け位置及び精度を好適に調整することができる。
図2は、図1のシャープペンシル1のアダプタ4を拡大して示す斜視図である。図3は、図1のシャープペンシル1のクッションスプリング5を拡大して示す斜視図である。本実施形態のアダプタ4及びクッションスプリング5の各々は、樹脂材料を射出モールド成形することで形成される。クッションスプリング5は、その前部に略円筒形状に形成されたスリーブ51を有すると共に、その後部に複数の弾性梁が組み合わされたスプリング52を有する。クッションスプリング5のスリーブ51は、その前部の内周面に径方向内側に向けて突出する環状壁を有する。クッションスプリング5のスリーブ51の該環状壁の前方には、チャックの前部及び該チャックに嵌合するチャックリングが配置される。スリーブ51の該環状壁の後方のスリーブ51内には、チャックの後部、該チャックの後部が組み付けられた筆記芯タンクの前端部及びそれらを後方に向けて付勢するチャックスプリングが配置される。これにより、シャープペンシル1の筆記体6がクッションスプリング5のスリーブ51に作動可能な状態で組み付けられる。
クッションスプリング5のスリーブ51の前端面は、クッションスプリング5がアダプタ4内に組み付けられたときに、アダプタ4の後部43の前端の内周面に形成された係止壁の後面に当接する。クッションスプリング5のスプリング52は、所定量だけ圧縮されたときに所定量のクッション荷重を出力するように構成された圧縮ばねである。クッションスプリング5のスプリング52の後端には、周方向に180度離間して一対の係止突起53が形成される。アダプタ4の後部43の軸線方向における所定の位置には、周方向に180度離間して径方向に向けて開口した一対の係止穴44が形成される。クッションスプリング5をアダプタ4内に組み付けてクッションスプリング5のスプリング52が所定量だけ圧縮されたときに、クッションスプリング5の係止突起53の後端面がアダプタ4の係止穴44の後端面に係合するように構成される。このように構成すると、シャープペンシル1に組み付けられたクッションスプリング5の所定のセット荷重を高い精度を有して得ることができる。
上述のように、本実施形態では、クッションスプリング5はその外周面から径方向外側に向けて突出する係止突起53を有し、アダプタ4はクッションスプリング5の係止突起53と係合する係止穴44を有するように構成される。このように構成すると、アダプタ4に組み付けられたクッションスプリング5の係止突起53をアダプタ4の径方向外側から径方向内側へ向けて押圧することで、クッションスプリング5をアダプタ4から容易に取り外すことができる。このため、シャープペンシル1を容易に分解して整備することができる。
アダプタ4は、その周方向位置がアダプタ4の係止穴44と実質的に同一の周方向位置のアダプタ4の後端面上に係合凹部45を有する。このように構成すると、クッションスプリング5をアダプタ4の後方からアダプタ4内に挿入して組み付けるときに、クッションスプリング5の係止突起53をアダプタ4の係合凹部45に係合させて組み付けることができる。この場合には、アダプタ4とクッションスプリング5とを周方向において位置合わせした状態で組み付けることができるから、高い生産性を有してシャープペンシル1を組み立てることができる。クッションスプリング5の係止突起53の前面は、アダプタ4の係合凹部45内に係合し易いように先細形状に形成される。
シャープペンシル1の筆記体6は、筆記芯Wと、筆記芯Wをガイドするガイドチップ7とを含む。筆記芯Wの外周面をガイドチップ7の内周面でガイドすることにより、筆記芯Wに側方向から筆圧が負荷されたときにも筆記芯Wが折れてしまうことを防止することができる。筆記芯Wが筆記により摩耗したときには、ガイドチップ7が後退して筆記を継続することができる。チャックが筆記芯Wを前方へ送り出すときには、ガイドチップ7もチャックに押圧されて所定の位置まで前進する。ガイドチップ7が軸線方向に沿って前進又は後退するときには、ガイドチップ7は、筆記芯Wに側方からの負荷を与えないように精度よく軸線上を移動することが好ましい。本実施形態では、ガイドチップ7の外周面はアダプタ4の内周面によって軸線方向に移動可能にガイドされる。このため、軸線方向に移動するガイドチップ7が筆記芯Wに側方からの負荷を与えてしまうことを防止することができる。
本実施形態では、ガイドチップ7の軸線方向への移動をガイドするアダプタ4の前部41、アダプタ4を軸筒2及び先具3に対して取り付けるアダプタ4のフランジ42、及び筆記体6が組み付けられたクッションスプリング5を係止するアダプタ4の後部43は射出モールド成形された一体のアダプタ4の各部分として形成される。このため、筆記芯Wに側方からの負荷を与えることなく、所定のクッション作動をおこなうことができる使用し易いシャープペンシル1を提供することができる。
以上、説明した実施形態では、既存のボールペンの軸筒2、グリップ及びクリップをそのまま転用して新たにシャープペンシル1を構成するものと説明した。このように、クッションスプリング5を含まない任意の筆記具の軸筒にアダプタ4を取付けることにより、クッションスプリング5を取り付けた好適な筆記具に改造して製造することができる。クッションスプリングを含まない任意の筆記具はボールペンに限られず、万年筆、マーキングペン、又はシャープペンシル等の任意の筆記具であってもよい。また、クッションスプリングを取り付けた好適な筆記具はシャープペンシルに限られず、ボールペン、万年筆、又はマーキングペン等の任意の筆記具であってもよい。
1 筆記具
2 軸筒
3 先具
4 アダプタ
42 フランジ
44 係止穴
45 係合凹部
5 クッションスプリング
53 係止突起
6 筆記体
7 ガイドチップ
W 筆記芯

Claims (6)

  1. クッションスプリングを含まない筆記具の軸筒にクッションスプリングを取り付けるように改造した筆記具であって、
    前記軸筒と、
    前記軸筒に取り付けられる先具と、
    前記軸筒及び先具内に収容される筆記体と、
    前記筆記体を軸線方向に弾性的に支持するクッションスプリングと、
    前記軸筒及び先具又はその一方に取り付けられたアダプタであって、該アダプタ内に前記クッションスプリングが取り付けられるアダプタと、を含む、
    筆記具。
  2. 前記アダプタはその外周面から径方向外側に突出するフランジを有し、該フランジは前記軸筒と前記先具との間で軸線方向において挟持された、請求項1に記載の筆記具。
  3. 前記クッションスプリングはその外周面から径方向外側に突出する係止突起を有し、前記アダプタは該クッションスプリングの係止突起と係合する係止穴を有する、請求項1又は請求項2に記載の筆記具。
  4. 前記アダプタは、その周方向位置が該アダプタの係止穴と実質的に同一の該アダプタの後端面に係合凹部を有する、請求項3に記載の筆記具。
  5. 前記筆記体は筆記芯と該筆記芯をガイドするガイドチップとをさらに含み、該ガイドチップの外周面は前記アダプタの内周面によって軸線方向に移動可能にガイドされた、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の筆記具。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の筆記具を製造するための製造方法であって、前記クッションスプリングを含まない筆記具の軸筒に前記アダプタを取付けることを含む、筆記具の製造方法。
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