JP2021181196A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021181196A
JP2021181196A JP2020087708A JP2020087708A JP2021181196A JP 2021181196 A JP2021181196 A JP 2021181196A JP 2020087708 A JP2020087708 A JP 2020087708A JP 2020087708 A JP2020087708 A JP 2020087708A JP 2021181196 A JP2021181196 A JP 2021181196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
image
paper ejection
paper
sheets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020087708A
Other languages
English (en)
Inventor
逸人 渡邉
Hayato Watanabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2020087708A priority Critical patent/JP2021181196A/ja
Priority to US17/200,662 priority patent/US11435964B2/en
Publication of JP2021181196A publication Critical patent/JP2021181196A/ja
Priority to US17/883,433 priority patent/US11789679B2/en
Priority to US18/462,815 priority patent/US20230418530A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

【課題】 複数のシートに画像を形成しFDトレイへ排紙させる場合、FUトレイが開くと、シートの積載順が逆になりFUトレイへ排紙される。【解決手段】 第1の排紙部と、閉じた状態の位置では第1の排紙部へシートを案内する案内部となり、開いた状態の位置ではシートの排紙部となる第2の排紙部とを備え、第2の排紙部が閉じた状態で複数のシートの片面のみに画像を形成する印刷動作をする場合、全てのシートが第1の排紙部に排紙される前に第2の排紙部が開かれると、給紙手段が新たなシートの給紙を中止し、印刷動作を休止し、第2の排紙部に排紙されたシートを取り除かせることと、第2の排紙部を閉じさせることを促すメッセージを出力手段が出力し、第2の排紙部が閉じられると印刷動作が再開され、第2の排紙部に排紙されたシートに形成された画像から画像が形成されることを特徴とする画像形成装置。【選択図】 図5

Description

本発明は画像形成装置に関するものである。
特許文献1には、レーザービームプリンタ等の画像を形成する画像形成装置において、複数の排紙トレイを有している構成が記載されている。
例えば、シートの上面に画像が形成される場合、画像が形成された後にシートの表裏が裏返される搬送路を通ることで、シートの画像が形成された面が下向きになるように排紙される排紙部である排紙トレイがある。この排紙トレイは、画像が形成された面をフェイスと表現すると、フェイスが下向きに排紙されるためフェイスダウン(以下、FDとも称する)トレイといわれる。一方、シートの上面に画像が形成される場合、画像が形成された後にシートの表裏が裏返されない搬送路を通ることで、シートの画像が形成された面が上向きになるように排紙される排紙部である排紙トレイがある。この排紙トレイは、フェイスが上向きのまま排紙されるためフェイスアップ(以下、FUとも称する)トレイといわれる。
FUトレイは開閉可能な構成とされることがある。また、この構成において、FUトレイが閉じた状態ではFDトレイへシートを案内する案内部となり、開いた状態ではFDトレイへシートを案内せずにシートを積載できる排紙トレイとなる。
ユーザは、用途に応じてシートの排紙部を選択することができる。ユーザが選択したシートの排紙部とFUトレイの開閉状態が一致していない場合、FUトレイの開閉状態をユーザに報知する。
特開2015−110455
しかしながら、複数のシートに画像を形成しFDトレイへ排紙させる印刷をする場合、複数のシートのうちの最後のシートがFDトレイへ排紙される前にFUトレイが開いた状態となると、シートの束がFDトレイの束とFUトレイの束とに別れてしまう。さらに、FDトレイに排紙されたシートの積載順と、FUトレイに排紙されたシートの積載順とが逆になってしまう。
このため、例えばFUトレイに排紙されたシートの枚数が増える程、FUトレイに排紙されたシートをFDトレイに排紙されたシートの束にまとめる場合、FUトレイに排紙されたシートの積載順を並び替える手間が生じる。このため、ユーザビリティの低下につながる虞があった。
本出願に係る発明は、以上のような状況を鑑みてなされたものである。複数のシートのうちの最後のシートがFDトレイへ排紙される前にFUトレイが開いた状態となっても、シートの積載順を並び替える手間を抑制することを目的とする。
前述した課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
シートに画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段にシートを給紙する給紙手段と、
前記画像形成手段によって画像が形成されたシートが、第1の排紙搬送路を介して搬送された後に、形成された画像が下向きになってフェイスダウン排紙される第1の排紙部と、
閉じた状態の位置と開いた状態の位置とに切り替えることが可能であり、前記画像形成手段によって画像が形成されたシートが、第2の排紙搬送路を介して搬送された後に、前記形成された画像が上向きになってフェイスアップ排紙される第2の排紙部であって、前記閉じた状態の位置では前記第1の排紙部へシートを案内する案内部となり、前記開いた状態の位置では前記第1の排紙部へシートを案内せずにシートを積載できるシートの排紙部となる前記第2の排紙部と、
前記第2の排紙部が閉じた状態において第1の信号を出力し、開いた状態において第2の信号を出力する開閉信号出力手段と、
メッセージを出力するメッセージ出力手段と、
前記給紙手段により複数のシートを給紙させ、前記画像形成手段により前記複数のシートのそれぞれの片面のみに画像を形成させ、片面のみに画像が形成された前記複数のシートを前記第1の排紙部へ排紙させる一連の印刷動作と、前記メッセージ出力手段と、を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記第2の排紙部が閉じた状態において前記印刷動作を開始させ、
前記複数のシートのうちの最後のシートが前記第1の排紙部へ排紙される前に前記開閉信号出力手段により前記第2の信号が出力された場合、前記給紙手段により新たにシートを給紙することを中止させ、
前記開閉信号出力手段により前記第2の信号が出力される前に前記給紙手段によって既に給紙されていたシートに前記画像形成手段により画像を形成させ、
画像が形成された後の前記既に給紙されていたシートを前記第2の排紙部に排紙させた後に、前記印刷動作を休止させるとともに、前記第2の排紙部に排紙されたシートを取り除かせる操作と、前記第2の排紙部を閉じた状態の位置に切り替える操作と、を促すためのメッセージを前記メッセージ出力手段により出力させ、
前記印刷動作を休止させた後に、前記第1の信号が前記開閉信号出力手段により出力された場合、
前記印刷動作を休止する前に前記第1の排紙部へ最後に排紙されたシートに形成された画像の次の画像から、再度、前記画像形成手段により画像を形成させることを特徴とする画像形成装置。
以上説明したように、本発明によれば、複数のシートの全てのシートがFDトレイへ排紙される前にFUトレイが開いた状態となっても、シートの積載順を並び替える手間を抑制できる。
画像形成装置の概略構成図 (a)第1の実施形態におけるプリンタ制御システム全体の制御ブロック図(b)第1の実施形態におけるシート搬送制御に関わるハードウェアの制御ブロック図 (a)〜(c)FUトレイ開閉センサ117の説明図(d)REGセンサ106の説明図 (a)FDトレイ115へ排紙されたシートの積載順(b)FUトレイ116へ排紙されたシートの積載順(c)FUトレイ116へ排紙されたシートの積載順を並び替えるときの説明図 第1の実施形態に関わる処理のフローチャート (a)〜(e)第1〜3の実施形態に関わるメッセージの説明図 第2の実施形態に関わる処理のフローチャート 第3の実施形態に関わる処理のフローチャート
<第1の実施形態>
<画像形成装置の構成>
図1は本実施形態の画像形成装置10の概略構成図である。
まず、画像形成プロセスを行う画像形成手段について説明する。図1において、感光ドラム122は有機感光体やアモルファスシリコン感光体で構成されており、時計まわりに所定の周速度(プロセススピード)で回転駆動される。感光ドラム122は、帯電ローラ123によりその周面が所定の極性、電位に一様に帯電される。そして、帯電された感光ドラム122の周面に、光学装置109から出力されたレーザ光がレーザ光反射ミラー108によって反射され、照射されることで、走査露光が行われ、画像情報に対応した静電潜像が形成される。このときのレーザ光は、画像読取装置やコンピュータ等の画像信号発生装置(図示せず)から入力された目的の画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応して変調(オン/オフ変換)される。
このように目的の画像に対応して感光ドラム122上に形成された静電潜像は、現像器121により帯電ローラ123による帯電と同じ極性に帯電されたトナーが付着されることによって、トナー像として現像される。なお、静電潜像の形成開始はレジストレーションセンサ106(以下、REGセンサ106とする)でシートの先端を検知したタイミングに応じて行われる。
次に、シートの給紙手段について説明する。給紙トレイ100に積載されているシートが、給紙ローラ102によってピックアップされて、分離ローラ103によって1枚ずつ搬送ローラ104へ給紙される。このとき、給紙トレイ100におけるシートの有無は、シート検知センサ101により検知される。搬送ローラ104へ給紙されたシートは、搬送ローラ105に搬送される。このとき、給紙トレイ100に積載されているシートは、積載されている状態における上面を下向きにして搬送ローラ105に搬送される給紙搬送路を通ってシートが給紙される。このときの給紙搬送路を第1の給紙搬送路とも称する。また、給紙トレイ100を第1の給紙部とも称する。
感光ドラム122に現像されたトナー像は、シートに転写される。このとき、転写ローラ107は、シートの背面からトナーと逆極性の電荷を供給することによって、感光ドラム122からシートにトナー像を転写する。このようにトナー像が転写されたシートは、感光ドラム122から分離されて定着装置130へ搬送される。定着装置130は、ヒータ132とヒータの温度を検知するサーミスタ131と定着スリーブ133と加圧ローラ134から構成される。定着装置130は、ヒータ132による熱と、定着スリーブ133と加圧ローラ134が形成する定着ニップによる加圧によって、シート上のトナー像をシートに定着させる。
以上のように、シートに画像を形成する一連の画像形成プロセスに関わる各部材を画像形成手段と称する。さらに、画像形成手段へのシートの給紙に関わる各部材を給紙手段と称する。
トナーが定着されたシートは、DCブラシレスモータ622により駆動されるFUローラ111と、ステッピングモータ623で駆動されるFDローラ112によって搬送され、FDトレイ115に排紙される。
続いて、シートの排紙部について説明する。画像形成装置10は、フェイスダウン排紙(以下、FD排紙とも称する)されるFDトレイ115と、フェイスアップ排紙(以下、FU排紙とも称する)されるFUトレイ116を有する。FDトレイ115までの排紙搬送路とFUトレイ116までの排紙搬送路は、それぞれ異なる。
FDトレイ115までの排紙搬送路は、シートがFUローラ111からFDローラ112を経由しFDトレイ115に積載されるまでの搬送経路である。FDトレイ115までの排紙搬送路は、第1の排紙搬送路とも称する。シートの上面に画像が形成されたシートは、第1の排紙搬送路を搬送されると、画像面が下向き(フェイスダウン)(FD)になってFDトレイ115へFD排紙される。FDトレイ排紙センサ125は、FDトレイ115へ排紙されたシートの枚数を記録することが出来る。なお、FDトレイ115は、第1の排紙部とも称する。
FUトレイ116は開いた状態の位置と閉じた状態の位置とを切り替え可能な開閉部材である。FUトレイ116が閉じた状態の位置では、FDトレイ115へシートを案内する案内部となる。FUトレイ116が開いた状態の位置では、FDトレイ115へシートを案内する案内部とならずにシートを積載できる排紙トレイとなる。
FUトレイ116までの排紙搬送路は、シートがFUローラ111からFUトレイ116に積載されるまでの搬送経路である。FUトレイ116までの排紙搬送路は、第2の排紙搬送路とも称する。シートの上面に画像が形成されたシートは、第2の排紙搬送路を搬送されると、画像面が上向き(フェイスアップ)(FU)になってFUトレイ116へFU排紙される。なお、FUトレイ116は、第2の排紙部とも称する。
FUトレイ開閉センサ117は、FUトレイ116が閉じた状態において第1の信号を出力し、開いた状態において第2の信号を出力する開閉信号出力手段となる。FUトレイ開閉センサ117により出力された第1の信号または第2の信号に応じて、CPU601が開閉状態を検知する。つまり、FUトレイ開閉センサ117は、FUトレイ116が開いた状態であるか閉じた状態であるかを検知する検知手段として機能する。詳細な機能は後述する。
続いて、もう一つのシートの給紙手段として、手差しでシートを給紙するためのMPトレイ140(MultiPurposeトレイ)からシートを給紙する場合について説明する。MPトレイ140は開いた状態の位置と閉じた状態の位置とを切り替え可能な開閉部材である。MPトレイ140が開いた状態の位置では、シートを給紙するための給紙口となり、MPトレイ140が閉じた状態の位置では、シートを給紙するための給紙口とならない。MPトレイ140からシートを給紙する場合は、MPトレイ140を開いた状態の位置に切り替え、シートを積載する。なお、MPトレイ140は、第2の給紙部とも称する。
MPトレイ140からシートを給紙する場合、CPU601がI/Oポート606を介してMP給紙ソレノイド621を所定時間駆動することでMP給紙ローラ142を回転させる。MP給紙ローラ142は、MPトレイ140に積載されたシートをMP分離ローラ143へ給紙する。MP分離ローラ143は、MP給紙ローラ142により給紙されたシートを1枚になるように分離して搬送ローラ105へ搬送する。搬送ローラ105へ搬送されたシートは、感光ドラム122へ搬送される。感光ドラム122へ搬送されたシートは、給紙トレイ100から給紙されたシートと同様、トナー像が形成されて定着され、FUトレイ116もしくはFDトレイ115へ排紙される。
なお、MPトレイ140へのシートの積載の有無は、MP紙有無センサ141により検知される。MPトレイ140に積載されているシートは、積載されている状態における上面を上向きにして搬送ローラ105に搬送される給紙搬送路を通り、画像形成部120へ搬送される。MPトレイ140からシートを給紙する時の給紙搬送路を、第2の給紙搬送路とも称する。
オプション給紙トレイ200、300からシートを給紙する場合も同様に、オプション給紙ローラ202、302が、シートをオプション分離ローラ203、303へ給紙する。このとき、給紙トレイ100やMPトレイ140と同様に、オプション給紙トレイ200、300へのシートの積載の有無は、それぞれシート検知センサ201、301により検知される。オプション分離ローラ203、303は、搬送されたシートが1枚になるように分離してオプション搬送ローラ204、304へ搬送する。オプション搬送ローラ204、304へ搬送されたシートは、画像形成部120へ搬送される。画像形成部120へ搬送された後の動作は、給紙トレイ100やMPトレイ140から給紙された場合と同様である。
また、画像形成装置10の上部には、オペレーションパネル626が備えられている。オペレーションパネル626は、画像や文字を表示してユーザへの指示内容などの情報を提供する液晶パネルと、ユーザからの指示を受け付けるキーパッドから構成される。本実施形態では、オペレーションパネル626を、ユーザへのメッセージを報知するための情報を出力するメッセージ出力手段とも称する。
<プリンタ制御システムの構成>
図2(a)は、本実施形態のプリンタ制御システム全体の構成を説明するブロック図である。なお、本実施形態の機能が実行されるのであれば、単体の機器あるいは、複数の機器からなるシステムあるいは、LAN、WAN等のネットワークを介して接続がなされて処理が行われるシステムであってもよい。
図2(a)において、ホストコンピュータ200はCPU201を備える。CPU201は、ROM203のプログラム用ROMあるいは外部メモリ210に記憶された文書処理プログラム等に基づいて図形、イメージ、文字、表(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行する。本実施形態において、CPU201は、例えばアプリケーションおよびグラフィックエンジン、プリンタドライバを用いて画像情報を処理する。
CPU201は、メインバス204に接続される各デバイスを総括的に制御する。また、ROM203のプログラム用ROMあるいは外部メモリ210は、CPU201の制御プログラムであるオペレーティングシステムプログラム(以下OS)等を記憶する。ROM203のフォント用ROMあるいは外部メモリ210は、上記文書処理の際に使用するフォントデータ等を記憶する。ROM203のデータ用ROMあるいは外部メモリ210は、上記文書処理等を行う際に使用する各種データを記憶する。RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
キーボードコントローラ205は、キーボード208や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。ディスプレイコントローラ206は、ディスプレイ209の表示を制御する。ユーザは、キーボード208や不図示のポインティングデバイスを入力手段として用いて、印刷動作を選択する等の操作を行うことによって、所望する印刷動作をホストコンピュータ200へ入力する。
ディスクコントローラ207は、外部メモリ210のアクセスを制御する。外部メモリ210は、ハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)等である。外部メモリ210は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、プリンタ制御コマンド生成プログラム(以下プリンタドライバ)等を記憶する。
なお、CPU201は、例えばRAM202上に設定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行する。ラスタライズ処理は、ディスプレイ209上でのWYSIWYG(What You See Is What You Get)を可能にする。WYSIWYGとは、CPU201が最終的な仕上がりをディスプレイ209上に表示することで、ユーザが最終的な仕上がりを確認しながら編集できることである。また、CPU201は、ディスプレイ209上の不図示のマウスカーソル等によってユーザから指示されたコマンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行する。ユーザは、印刷動作を実行する際、印刷動作の設定に関するウインドウを開き、プリンタの設定や、印刷モードの選択を含むプリンタドライバに対する印刷処理方法の設定を行う。このような処理によって生成された画像情報は、ホストコンピュータ200からプリンタ装置212へ出力される。
プリンタ装置212は図1に示した画像形成装置10であり、前述した電子写真プロセスに従ってホストコンピュータ200から入力された画像情報に基づいてシートに画像を形成する。プリンタコントローラ213は、CPU214によって制御される。CPU214は、ROM216のプログラム用ROMに記憶された制御プログラム等に基づいて、メインバス204に接続される印刷部(プリンタエンジン)221へ第2の画像情報である画像信号を出力する。なお、ROM216のプログラムROMは、CPU214の制御プログラム等を記憶する。ROM216のフォント用ROMは、上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等が記憶され、ROM216のデータ用ROMは、ホストコンピュータ上で利用される情報等が記憶されている。
CPU214は、入力部218を介して双方向性インタフェイス(インタフェイス)211を用いてホストコンピュータ200と情報を通信することが可能であり、プリンタ装置212内の情報等をホストコンピュータ200に通知する。このとき入力部218は、ホストコンピュータ200から、例えば第1の画像情報などを含む情報を受信する受信手段として機能する。
RAM215は、CPU214の主メモリや、ワークエリア等として機能し、増設ポート(不図示)に接続されるオプションRAM(不図示)によりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。なお、RAM215は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。
本実施形態におけるプリンタ装置212は、オプションとして外部メモリ(不図示)が接続されてもよい。この外部メモリ(不図示)は、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。また、本実施形態におけるプリンタ装置212は、内蔵フォントに加えてオプションカード、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した複数の外部メモリ(不図示)を接続できてもよい。
図2(b)は、本実施形態の印刷部221によって実現されるソフトウェア機能として、シート搬送制御に関わるハードウェアの構成を示したブロック図である。
CPU601は、通信用のバス605を介して、ROM603、RAM604、I/Oポート606、シリアル通信ポート607と通信する。CPU601は、ROM603およびRAM604に記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより印刷部221を制御する。CPU601は、ROM603に格納されたプログラムを実行し、実行時の演算結果を取得して、演算結果をRAM604に保存する。なお、マルチコアなどの複数のプロセッサを備えたCPU601およびMPU(不図示)が、複数のプロセッサにより印刷部221を制御してもよい。以下で、CPU601は制御手段とも称する。
印刷部221のうちの記憶部は、ROM603やRAM604などの1以上のメモリ等により構成され、後述する各種動作を行うためのコンピュータプログラムや、無線通信のための通信パラメータなどの各種情報を記憶する。なお、本実施形態における記憶部は、ROM603、RAM604等のメモリであってもよい。また、本実施形態における記憶部は、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、DVDなどの記憶媒体を用いてもよい。
MP紙有無センサ141は、MP紙有無センサ入力回路610およびI/Oポート606を介してCPU601により制御される。
MP給紙ソレノイド621は、MP給紙ソレノイド駆動回路611およびI/Oポート606を介してCPU601により駆動が制御される。MP給紙ソレノイド621が所定時間駆動することでMP給紙ローラ142が回転する。MP給紙ローラ142が回転することによって、MPトレイ140に積載されたシートがMP分離ローラ143に搬送される。
DCブラシレスモータ622は、DCブラシレスモータ駆動回路612およびI/Oポート606を介してCPU601により駆動が制御される。DCブラシレスモータ622は、FUローラ111を駆動する。
ステッピングモータ623は、ステッピングモータ駆動回路613およびI/Oポート606を介してCPU601により駆動が制御される。ステッピングモータ623は、FDローラ112を駆動する。
FUトレイ開閉センサ117は、FUトレイ開閉センサ入力回路614およびI/Oポート606を介してCPU601により駆動が制御される。
REGセンサ106は、REGセンサ入力回路615およびI/Oポート606を介してCPU601により駆動が制御される。
シリアル通信ポート607は、オペレーションパネル制御回路616と接続されている。オペレーションパネル626は、オペレーションパネル制御回路616を介してCPU601により制御される。CPU601は、ユーザがオペレーションパネル626の液晶パネルやキーパットを用いて入力した情報を、シリアル通信ポート607を制御することにより取得する。
<FUトレイ開閉センサ117によるFUトレイ116の開閉状態の検知方法>
以下で、本実施形態においてFUトレイ開閉センサ117がFUトレイ116の開閉状態を検知する方法について説明する。図3(a)はFUトレイ116が開いている状態の画像形成装置10の斜視図である。図3(b)は、図3(a)に示した矢印の方向から見た画像形成装置10の断面図である。図3(c)は、FUトレイ開閉センサ117の各部材の斜視図である。
図3(b)、図3(c)に示すように、FUトレイ開閉センサ117は、支持部材301、カム部材302、フラグ部材303、フォトインタラプタ304からなる(図1では省略している)。フォトインタラプタ304は、検知部として用いる光センサの一例であり、フラグ部材303により光が遮られるか否かにより異なる信号を出力することができる。
支持部材301は、FUトレイ116に取り付けられており、FUトレイ116が回動して開いた状態の位置に切り替えられるときに共に回動する。支持部材301は、カム部材302を支持している。
カム部材302は、支持部材301が回動する動きをフラグ部材303の上下の動きに変える。
フラグ部材303は、FUトレイ116が閉じた状態の位置ではフォトインタラプタ304の発光部304aからのセンサ光を遮っている。FUトレイ116が開いた状態の位置では、フラグ部材303がカム部材302により上に押し上げられ、発光部304aからのセンサ光が受光部304bへ受光される状態となる。なお、発光部304aと受光部304bの配置は、逆であっても良い。
フォトインタラプタ304は、発光部304aのセンサ光が受光部304bで受光される状態と、フラグ部材303に遮られて受光されない状態と、の2種類の受光状態が切り替わることにより、異なる信号を出力する。すなわちフォトインタラプタ304は、FUトレイ116が閉じている場合、発光部304aのセンサ光がフラグ部材303により遮られ受光部304bにより受光されない状態となる。またフォトインタラプタ304は、FUトレイ116が開いている場合、発光部304aのセンサ光がフラグ部材303に遮られず受光部304bにより受光される状態となる。
以上のように、FUトレイ116が閉じている場合、FUトレイ開閉センサ117は、FUトレイ開閉センサ入力回路614およびI/Oポート606を介してCPU601へLOW信号を出力する。この信号を第1の信号とも称する。LOW信号(第1の信号)を受信したCPU601は、FUトレイ116が閉じている状態であると検知する。
また、FUトレイ116が開いている場合、FUトレイ開閉センサ117は、FUトレイ開閉センサ入力回路614およびI/Oポート606を介してCPU601へHIGH信号を出力する。この信号を第2の信号とも称する。HIGH信号(第2の信号)を受信したCPU601は、FUトレイ116が開いている状態であると検知する。
このように、FUトレイ116が閉じた状態において第1の信号を出力し、開いた状態において第2の信号を出力するFUトレイ開閉センサ117は、開閉信号出力手段とも称する。
※フォトインタラプタ304 ⇒ フラグ部材303に遮られている状態 ⇒ LOW信号(第1の信号)を出力
フォトインタラプタ304 ⇒ フラグ部材303に遮られていない状態 ⇒ HIGH信号(第2の信号)を出力
CPU601 ⇒ LOW信号を受信 = FUトレイ116が閉じていると検知
CPU601 ⇒ HIGH信号を受信 = FUトレイ116が開いていると検知
<印刷中にFUトレイ116がオープンされた場合の動作>
以下で、複数のシートのそれぞれに対して片面印刷を行う印刷中にFUトレイ116がオープンされた場合の動作について説明する。まず、FUトレイ116が閉じた状態において、給紙手段が画像形成手段へシートを給紙する。画像形成手段が複数のシートのそれぞれの片面のみに画像を形成し、片面のみに画像が形成されたシートがFDトレイ115へ排紙される。この一連の印刷動作を行う場合、複数のシートのうちの最後のシートがFDトレイ115へ排紙される前にFUトレイ116が開いた状態になると、後続するすべてのページがFUトレイ116へ排紙されてしまう。ページ順を考慮する必要がある場合、排紙されたシートの束をユーザが1つにまとめるときに、FUトレイ116へ排紙されたシートの順番を並び替える必要が生じる。
続いてシートの積載順について説明する。シートがFDトレイ115へ排紙されるとき、シートの画像が形成された面を下向きにした状態で、後のシートが前のシートの上に積載されるため、シートの積載順は図4(a)に示すようになる。つまり、印刷動作が終了しFDトレイ115へ排紙されたシートの束を裏返すと、ページが昇順に並んでいる状態となる。しかし、シートがFUトレイ116へ排紙されるとき、シートの画像が形成された面を上向きにした状態で、後のシートが前のシートの上に積載されるため、シートの積載順は、図4(b)に示すようになる。つまり、印刷動作が終了しFUトレイ116へ排紙されたシートの束は、ページが降順に並んでいる状態となる。
FUトレイ116へ排紙されたシートの束を、FDトレイ115へ排紙されたシートの束にまとめる場合、図4(c)に示すようなシートの並べ替えの操作が必要である。まず、FUトレイ116へ排紙されたシートの束を裏返し、画像が形成された面が下向きになる状態にする。次に、裏返したシート束のうち、上に積載されたシートから、FDトレイ115へ排紙されたシートの束の上に1枚ずつ積載させる。
このように、ページ順を考慮する必要がある場合、FUトレイ116へ排紙されたシートの束をFDトレイ115へ排紙されたシートの束にまとめるときに、FUトレイ116へ排紙されたシートの順番を並び替える必要が生じる。
本実施形態では、複数のシートのうちの最後のシートがFDトレイ115へ排紙される前にFUトレイ116が開いた状態になっても、シートの積載順を並び替える手間を抑制できる。
<シートが給紙された枚数及び、シートが排紙された枚数の記憶方法>
以下で、シートが給紙された枚数及び、シートが排紙された枚数の記憶方法について説明する。本実施形態において、給紙トレイ100に積載されているシートは、給紙ローラ102によりピックアップされ、分離ローラ103により1枚ずつ搬送ローラ104へ搬送される。本実施形態では、REGセンサ106が、1枚ずつ搬送されたシートの先端から後端までを検知することにより、シートがREGセンサ106を通過したか否かを検知する。本実施形態において、REGセンサ106が通過したシートを検知し、CPU601がRAM604にREGセンサ106を通過したシートの枚数を記憶させることにより、給紙されたシートの枚数をカウントすることができる。
FDトレイ排紙センサ125は、シートの先端から後端までを検知することによりFDトレイ115へシートが排紙されたか否かを検知する。CPU601がRAM604にFDトレイ排紙センサ125を通過したシートの枚数を記憶させることにより、FUトレイ116へ排紙されたシートの枚数をカウントすることができる。
FUトレイ116へ排紙されたシートの枚数は、CPU601が、RAM604に記憶されている給紙されたシートの枚数から、RAM604に記憶されているFDトレイ115へ排紙されたシートの枚数を引くことによって算出する。
例えば、FDトレイ115にシートが5枚排紙されている状態で、6枚目が給紙された後にFUトレイ116がオープンされると、画像が形成された6枚目のシートはFUトレイ116へ排紙される。このとき、REGセンサ106はシートが6枚給紙されたことを検知しRAM604に記憶させており、FDトレイ排紙センサ125はシートが5枚排紙されたことを検知しRAM604に記憶させている。このため、CPU601が、FUトレイ116に排紙されたシートの枚数を1枚だと算出する。
また、シートの間隔が狭い場合、FDトレイ115にシートが5枚排紙されている状態で、FUトレイ116がオープンされたときに、既に6枚目のシートに画像が形成され、7枚目のシートまで給紙されていることがある。このときは、画像が形成された6枚目のシートがFUトレイ116へ排紙された後に、最終的に7枚目のシートまで画像が形成されFUトレイ116へ排紙される。REGセンサ106はシートが7枚給紙されたことを検知しRAM604に記憶させており、FDトレイ排紙センサ125はシートが5枚排紙されたことを検知しRAM604に記憶させている。このため、CPU601が、FUトレイ116に排紙されたシートの枚数を2枚だと算出する。
このように、CPU601は、給紙されたシートの枚数から、FDトレイ115へ排紙されたシートの枚数を引くことによって得られる数を、FUトレイ116へ排紙されたシートの枚数として算出する。
<REGセンサ106とFDトレイ排紙センサ125のシートの検知方法>
以下で、REGセンサ106とFDトレイ排紙センサ125がシートを検知するときの検知方法について説明する。REGセンサ106は、図3(d)に示すように、フォトインタラプタ310とフラグ部材311によって構成されている。フラグ部材311は、フォトインタラプタ310の近傍に回動自在に設けられている。フォトインタラプタ310は、発光部310aのセンサ光が受光部310bで受光される状態とフラグ部材311に遮られて受光されない状態の2種類の受光状態の変化により異なる信号を出力する。
搬送路にシートが無い場合、フラグ部材311は、自重で搬送路に当接するようになっている。このときフラグ部材311は、フォトインタラプタ310の発光部310aからのセンサ光を遮らない位置にあり、センサ光が受光部310bにより受光される状態となる。一方、REGセンサ106にシートが搬送されると、フラグ部材311は、シートと当接することによって回動し、フォトインタラプタ310の発光部310aからのセンサ光を遮る。なお、発光部310aと受光部310bの配置は、逆であっても良い。
以上のように、搬送路にシートが無い場合、REGセンサ106がREGセンサ入力回路615およびI/Oポート606を介してCPU601へHIGH信号を出力する。HIGH信号を受信したCPU601は、搬送路にシートが無いと検知する。また、REGセンサ106にシートが搬送された場合、REGセンサ106がREGセンサ入力回路615およびI/Oポート606を介してCPU601へLOW信号を出力する。LOW信号を受信したCPU601は、REGセンサ106にシートが搬送されたと検知する。
なお、FDトレイ排紙センサ125と定着センサ110は、REGセンサ106と同様な構成であるため、説明を省略する。
<印刷中にFUトレイ116がオープンされた場合の処理>
次に、本実施形態においてCPU601が行う具体的な処理を図5のフローチャートを用いて説明する。本実施形態では、給紙手段が画像形成手段にシートを給紙し、画像形成手段が複数のシートのそれぞれの片面のみに画像を形成し、片面のみに画像が形成されたシートが第1の排紙部へ排紙される一連の印刷動作を実行する。
複数のシートのうちの最後のシートがFDトレイ115へ排紙される前に、FUトレイ開閉センサ117によってFUトレイ116が開いた状態であると検知された場合、CPU601が新たなシートの給紙を中止し、印刷動作を休止する。続いて、メッセージ出力手段が、FUトレイ116へ排紙されたシートを取り除かせた後に、FUトレイ116を閉じた状態の位置に切り替えさせる操作をユーザに促す。FUトレイ開閉センサ117によりFUトレイ116が閉じた状態であることが検知されると、画像形成手段が、印刷動作を休止する前にFDトレイ115へ最後に排紙されたシートに形成された画像の次の画像から再度画像を形成する。この印刷動作をリプリントと称する。
S400では、CPU601が、FUトレイ116が閉じた状態で、FDトレイ115に排紙する印刷動作を開始し、S401へ進む。
S401では、複数のシートのうちの最後のシートがFDトレイ115へ排紙されたか否かによって次のステップが分岐する。S401において複数のシートのうちの最後のシートがFDトレイ115へ排紙された場合(YESのとき)、フローチャートが終了する。S401において、複数のシートのうちの最後のシートがFDトレイ115へ排紙されていない場合(NOのとき)、S402に進む。
S402では、FUトレイ開閉センサ117がFUトレイ116の開閉状態を検知する。S402において、FUトレイ116がオープンであることをFUトレイ開閉センサ117が検知するまでは(FUトレイ116がオープンされるまでは)S401へ戻る。S402において、複数のシートのうちの最後のシートがFDトレイ115へ排紙される前に、FUトレイ116がオープンであることをFUトレイ開閉センサ117が検知するとS403へ進む。
S403では、CPU601が、FUトレイ開閉センサ117によりFUトレイ116が開いた状態であると検知されたタイミングよりも後に、後続するページがある場合、給紙ローラ102による新たなシートの給紙を中止しS404に進む。なお、後続するページがない場合、給紙手段がすべてのシートの給紙を終えているためS404へ進む。CPU601は、新たなシートの給紙を中止することにより、目的の排紙先ではないFUトレイ116へ排紙されてしまうシートの枚数を減らすことが出来る。またCPU601は、新たなシートの給紙を中止することにより、シートを1つの束にまとめるときに積載順を並び替える必要があるシートの枚数を少ない枚数に抑えることが出来る。
S404では、CPU601が、シートが給紙されてからFUトレイ116へ排紙されるまでの搬送経路上のシートの有無を検知する。例えば、REGセンサ106、定着センサ110を用いて、給紙ローラ102から搬送ローラ105、転写ローラ107、定着装置130、FUローラ111までのシートの搬送経路上に存在するシートを検知する。S404では、例えばREGセンサ106、定着センサ110によってシートが検知された場合、CPU601は、検知されたシートがFUトレイ116へ排紙されるのを待つ。つまり、まずFUトレイ116がオープンされ、FUトレイ開閉センサ117によってFUトレイ116が開いた状態であると検知される。このタイミングより前に、給紙ローラ102により既に給紙されFDトレイ115へ排紙されていないシートがあれば、CPU601が画像形成手段により画像を形成させ、FUトレイ116へ排紙させる。このとき、FUトレイ116へ排紙されたシートの枚数は、給紙されたシートの枚数から、FDトレイ115へ排紙されたシートの枚数を引くことにより算出される。
S405では、CPU601が、シートの搬送に関わる全てのモータを停止させるとともに画像形成を停止して印刷動作を休止する。
S406では、CPU601が、オペレーションパネル626にメッセージ(a)を表示する。このときオペレーションパネル626に表示されるメッセージの内容は、例えば図6(a)に示すようなメッセージである。メッセージ(a)は、「FUトレイ116に排紙されたシートを取り除き、FUトレイ116を閉じた状態の位置に切り替える」という操作をユーザに促すためのメッセージである。また、メッセージ(a)にはOKボタンが備えられている。
S407では、CPU601が、ユーザによってOKボタンが押下されたという情報を取得した場合、次のステップへ進む。
S408では、CPU601が、オペレーションパネル626にメッセージ(b)を表示する。このときオペレーションパネル626に表示されるメッセージの内容は、例えば図6(b)に示すようなメッセージである。メッセージ(b)は、印刷動作を再開する際に「FUトレイ116へ排紙されたシートをリプリントする」ことをユーザに通知するためのメッセージである。メッセージ(b)にもOKボタンが備えられている。
S409では、CPU601が、ユーザによってOKボタンが押下されたという情報を取得した場合、メッセージ(b)の表示を消し、S410へ進む。
S410では、FUトレイ開閉センサ117が、FUトレイ116がクローズであることを検知することにより、S411へ進む。
S411では、CPU601がシート搬送機構511、定着装置130、画像形成部120の各部に動作指示を出し、FDトレイ115を排紙部として印刷動作を再開する。このとき、印刷動作を休止する前にFDトレイ115へ最後に排紙されたシートに形成された画像の次の画像から、再度画像を形成させる。なお、FDトレイ115へ排紙されたシートの枚数は、FDトレイ排紙センサ125を通過したシートの数である。
以上で説明した制御により、印刷動作が完了すると、印刷動作のすべてのシートが順番通りにFDトレイ115に積載される。
なお、メッセージ(a)、(b)は、必ずしもオペレーションパネル626に表示されなくても良く、例えば読み上げ機能によって、メッセージ(a)、(b)の内容が音声によってユーザに報知されても良い。また、メッセージ(a)、(b)に示すようなメッセージ内容がLEDランプの発光パターンによってユーザに報知されても良い。
なお、本実施形態では、複数のシートの片面に異なる画像を形成し、FDトレイ115へ排紙させている途中で、FUトレイ116が開いた状態の位置に切り替わる場合について記載した。しかし、必ずしも異なる画像を形成する場合でなくても良い。複数のシートの片面に同じ画像を形成する場合であっても良い。
さらに、本実施形態では、複数のシートの片面に画像を形成する場合について記載した。しかし、複数のシートの両面に画像を形成する場合であっても良い。
<第1の実施形態のまとめ>
以上説明したように本実施形態では、FUトレイ116が閉じた状態で、複数のシートのそれぞれの片面のみに画像を形成し、シートをFDトレイ115へ排紙させる印刷動作を実行する場合について記載した。複数のシートのうちの最後のシートがFDトレイ115へ排紙される前に、FUトレイ開閉センサ117によりFUトレイ116が開いた状態であると検知された場合、CPU601が新たなシートの給紙を中止し、印刷動作を休止する。CPU601が新たなシートの給紙を中止し、印刷動作を休止することにより、FUトレイ116にシートが排紙され続けることを抑制でき、目的の排紙先ではないFUトレイ116へ排紙されてしまうシートの枚数を減らすことが出来る。続いて、メッセージ出力手段が、FUトレイ116に排紙されたシートを取り除かせ、FUトレイ116を閉じた状態の位置に切り替えさせる、という操作をユーザに促す。FUトレイ開閉センサ117が、FUトレイ116がクローズであることを検知した場合、画像形成手段が印刷動作を休止する前にFDトレイ115へ最後に排紙されたシートに形成された画像の次の画像から、再度画像を形成する。つまり、リプリントを行う。この操作によって、ユーザがFUトレイ116に排紙されたシートの積載順を並べ替えてFDトレイ115へ積載し直す必要がなく、FDトレイ115のシートの束を、積載順の整った状態のシートの束にすることが出来る。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、複数のシートのうちの最後のシートがFDトレイ115へ排紙される前に、FUトレイ開閉センサ117によりFUトレイ116が開いた状態であると検知された場合、CPU601が新たなシートの給紙を中止する。そして、印刷動作が休止される。続いて、メッセージ出力手段がFUトレイ116へ排紙されたシートを取り除かせた後に、FUトレイ116を閉じた状態の位置に切り替えさせる操作をユーザに促す。FUトレイ開閉センサ117によって、FUトレイ116が閉じた状態であることが検知されると、印刷動作を休止する前にFDトレイ115へ最後に排紙されたシートに形成された画像の次の画像から画像形成手段により再度画像を形成する印刷動作を行う。つまり、リプリントを行う。
本実施形態では、FUトレイ116に排紙されたシートを、FDトレイ115に積載されたシートの束の上に積載しまとめさせる操作をユーザに促す場合について記載する。
なお、本実施形態でも、給紙手段が画像形成手段にシートを給紙し、画像形成手段が複数のシートのそれぞれの片面のみに画像を形成し、片面のみに画像が形成されたシートが第1の排紙部へ排紙される一連の印刷動作を実行する。
以下で、本実施形態における制御について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。先の実施形態と同一の構成に関しては、同一の番号を付与し説明を省略する。また、画像形成プロセスおよびハードウェア構成も、第1の実施形態と同一であるため、説明を省略する。
S400からS405までは第1の実施形態と同一であるため、説明を省略する。
S601では、CPU601が、オペレーションパネル626にメッセージ(c)を表示する。このときオペレーションパネル626に表示されるメッセージの内容は、例えば図6(c)に示すようなメッセージである。メッセージ(c)は、「FUトレイ116に排紙されたシートの束を裏返した状態で、上にあるシートから1枚ずつFDトレイ115に積載されたシートの束に重ねる」という操作をユーザに促すためのメッセージである。また、メッセージ(c)にはOKボタンが備えられている。
S602で、CPU601が、ユーザによってOKボタンが押下されたという情報を取得した場合、メッセージ(c)を消し、S603へ進む。
なお、S601で、オペレーションパネル626に表示されるメッセージの内容は、2枚或いは3枚程度のシートがFUトレイ116へ排紙された場合を想定している。しかし、本実施形態では、1枚のみ排紙された場合でもよく、「FUトレイ116に排紙されたシートを裏返し、FDトレイ115に積載されたシートの束に重ねる」という内容のメッセージであっても良い。
なお、FUトレイ116へ排紙されたシートの枚数が1枚のみであるか否かに応じて、CPU601が、オペレーションパネル626に表示されるメッセージの内容を切り替えられても良い。さらに、後続するページが無い場合、S602以降のステップは省略しても良い。
S603では、CPU601が、オペレーションパネル626にメッセージ(d)を表示する。このときオペレーションパネル626に表示されるメッセージの内容は、例えば図6(d)に示すようなメッセージである。メッセージ(d)は、「FUトレイ116を閉じる」という操作をユーザに促すためのメッセージである。メッセージ(d)にもOKボタンが備えられている。CPU601が、ユーザによってOKボタンが押下されたという情報を取得した場合、メッセージ(d)の表示を消しても良い。
S604で、FUトレイ開閉センサ117が、FUトレイ116がクローズであることを検知することにより、S605へ進む。
S605では、CPU601がシート搬送機構511、定着装置130、画像形成部120の各部に動作指示を出し、FDトレイ115を排紙先としてS405において休止された印刷動作を再開する。このとき、FDトレイ115には、FUトレイ116へ排紙されたシートも積載されている。このため、印刷動作を休止する前に給紙手段により給紙されたシートに形成された画像の次の画像から、画像形成手段により画像を形成させる。なお、給紙されたシートの枚数は、REGセンサ106を通過したシートの数である。
以上で説明した制御により、複数のシートのすべてに対する印刷動作が完了すると、印刷動作のすべてのシートが順番通りにFDトレイ115に積載される。
なお、メッセージ(c)、(d)は、必ずしもオペレーションパネル626に表示されなくても良く、例えば読み上げ機能によって、メッセージ(c)、(d)の内容が音声によってユーザに報知されても良い。また、メッセージ(c)、(d)に示すようなメッセージ内容がLEDランプの発光パターンによってユーザに報知されても良い。
なお、本実施形態では、複数のシートの片面に異なる画像を形成し、FDトレイ115へ排紙させている途中で、FUトレイ116が開いた状態の位置に切り替わる場合について記載した。しかし、必ずしも異なる画像を形成する場合でなくても良い。複数のシートの片面に同じ画像を形成する場合であっても良い。この場合、S601で、メッセージ(c)として、FUトレイ116に排紙されてしまったシートの積載順を修正し、FDトレイ115に積載されているシートの束にまとめるという操作を促さなくても良い。FUトレイ116に排紙されてしまったシートの束を、FDトレイ115に積載されているシートの束の上に重ねる操作を促しても良い。
なお、本実施形態では、複数のシートの片面に異なる画像を形成し、FDトレイ115へ排紙させている途中で、FUトレイ116が開いた状態の位置に切り替わる場合について記載した。しかし、必ずしも異なる画像を形成する場合でなくても良い。複数のシートの片面に同じ画像を形成する場合であっても良い。
さらに、本実施形態では、複数のシートの片面に画像を形成する場合について記載した。しかし、複数のシートの両面に画像を形成する場合であっても良い。
<第2の実施形態のまとめ>
以上説明したように本実施形態では、FUトレイ116が閉じた状態で、複数のシートのそれぞれの片面のみに画像を形成し、シートをFDトレイ115へ排紙させる印刷動作を実行する場合について記載した。複数のシートのうちの最後のシートがFDトレイ115へ排紙される前に、FUトレイ開閉センサ117によりFUトレイ116が開いた状態であると検知された場合、CPU601が新たなシートの給紙を中止し、印刷動作を休止する。CPU601が新たなシートの給紙を中止し、印刷動作を休止することによって、FUトレイ116にシートが排紙され続けることを抑制でき、目的の排紙先ではないFUトレイ116へ排紙されてしまうシートの枚数を減らすことが出来る。続いて、メッセージ出力手段が、FUトレイ116に排紙されたシートをFDトレイ115に積載されたシートの束の上に積載しまとめさせる操作をユーザに促す。この操作によって、シートの積載順が崩れることを抑制しつつ、排紙されたシートを1つの束にまとめることが出来る。さらに、目的の排紙トレイではないFUトレイ116へ排紙されてしまったシートが無駄になることを抑制できる。
<第3の実施形態>
第1の実施形態では、複数のシートのうちの最後のシートがFDトレイ115へ排紙される前に、FUトレイ開閉センサ117によりFUトレイ116が開いた状態であると検知された場合、CPU601が新たなシートの給紙を中止する。そして、印刷動作が休止される。続いて、メッセージ出力手段が、FUトレイ116へ排紙されたシートを取り除かせた後に、FUトレイ116を閉じた状態の位置に切り替えさせる操作をユーザに促す。そして、FUトレイ開閉センサ117によりFUトレイ116が閉じた状態であることが検知されると、印刷動作を休止する前にFDトレイ115へ最後に排紙されたシートに形成された画像の次の画像から画像形成手段が再度画像を形成する印刷動作を行う。つまり、リプリントを行う。また、第2の実施形態では、複数のシートのうちの最後のシートがFDトレイ115へ排紙される前に、FUトレイ開閉センサ117によってFUトレイ116が開いた状態であると検知された場合、CPU601が新たなシートの給紙を中止する。そして、印刷動作が休止される。続いて、FUトレイ116に排紙されたシートを、FDトレイ115に積載されたシートの束の上に積載しまとめさせる操作をユーザに促す。
第1の実施形態のように、CPU601によってFUトレイ116へ排紙されたシートのリプリントを行う場合は、ユーザがシートの向きや積載順の考慮を要する煩わしい操作をする必要がなくなる。また、第2の実施形態のように、ユーザの操作によってシートの束を1つにまとめさせる場合は、FUトレイ116に排紙されてしまったシートを無駄にせずに済むという利点がある。第1の実施形態の場合と、第2の実施形態の場合のどちらが良いかは、ユーザの都合による。そこで本実施形態では、CPU601が第1の実施形態のようにリプリントを行うか、第2の実施形態のようにリプリントを行わずに、排紙されたシートを1つの束にまとめさせる操作をユーザに促すか、をユーザに選択させることが出来る。
なお、第3の実施形態においても、給紙手段が画像形成手段にシートを給紙し、画像形成手段が複数のシートのそれぞれの片面のみに画像を形成し、FDトレイ115へ排紙される一連の印刷動作を実行する。以下で、本実施形態における制御について、図8に示すフローチャートを用いて説明する。先の実施形態と同一の構成に関しては、同一の番号を付与し説明を省略する。また、画像形成プロセスおよびハードウェア構成も、第1及び2の実施形態と同一であるため、説明を省略する。
S400からS405までは第1及び第2の実施形態と同一であるため、説明を省略する。S701では、CPU601が、オペレーションパネル626にメッセージ(e)を表示する。このときオペレーションパネル626に表示されるメッセージの内容は、例えば図4(e)に示すようなメッセージである。メッセージ(e)は、FUトレイ116がオープンされたことをユーザに認識させ、FUトレイ116に排紙されたシートのリプリントを行うか否かをユーザに選択させるためのメッセージである。
S702で、CPU601が、ユーザによってよってYESが選択されたという情報を取得した場合(リプリントを行うことが選択された場合)、S406からS411に進む。S406からS411は、第1の実施形態と同一のため、説明を省略する。S702で、CPU601が、ユーザによってよってNOが選択されたという情報を取得した場合(リプリントさせないことが選択された場合)、S601からS605に進む。S601からS605は、第2の実施形態と同一のため、説明を省略する。
<第3の実施形態のまとめ>
以上説明したように本実施形態では、FUトレイ116が閉じた状態で、複数のシートのそれぞれの片面のみに画像を形成し、シートをFDトレイ115へ排紙させる印刷動作を実行する場合について記載した。FUトレイ116がオープンされ、FUトレイ開閉センサ117によりFUトレイ116が開いた状態であると検知された場合、CPU601が新たなシートの給紙を中止し、印刷動作を休止する。CPU601が新たなシートの給紙を中止し、印刷動作を休止することにより、FUトレイ116にシートが排紙され続けることを抑制でき、目的の排紙先ではないFUトレイ116へ排紙されてしまうシートの枚数を減らすことが出来る。また、CPU601が第1の実施形態のようにリプリントを行うか、第2の実施形態のようにリプリントを行わずに、排紙されたシートを1つの束にまとめさせる操作をユーザに促すか、をユーザに選択させることが出来る。この機能により、ユーザがリプリントを行うことによって利便性を上げたい場合と、FUトレイ116に排紙されてしまったシートを無駄したくない場合と、の両方の場合に対応することができ、ユーザビリティを上げることが出来る。
111 FUローラ
112 FDローラ
115 FDトレイ
116 FUトレイ
117 FUトレイ開閉センサ
125 FDトレイ排紙センサ
213 プリンタコントローラ
626 オペレーションパネル

Claims (8)

  1. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段にシートを給紙する給紙手段と、
    前記画像形成手段によって画像が形成されたシートが、第1の排紙搬送路を介して搬送された後に、形成された画像が下向きになってフェイスダウン排紙される第1の排紙部と、
    閉じた状態の位置と開いた状態の位置とに切り替えることが可能であり、前記画像形成手段によって画像が形成されたシートが、第2の排紙搬送路を介して搬送された後に、前記形成された画像が上向きになってフェイスアップ排紙される第2の排紙部であって、前記閉じた状態の位置では前記第1の排紙部へシートを案内する案内部となり、前記開いた状態の位置では前記第1の排紙部へシートを案内せずにシートを積載できるシートの排紙部となる前記第2の排紙部と、
    前記第2の排紙部が閉じた状態において第1の信号を出力し、開いた状態において第2の信号を出力する開閉信号出力手段と、
    メッセージを出力するメッセージ出力手段と、
    前記給紙手段により複数のシートを給紙させ、前記画像形成手段により前記複数のシートのそれぞれの片面のみに画像を形成させ、片面のみに画像が形成された前記複数のシートを前記第1の排紙部へ排紙させる一連の印刷動作と、前記メッセージ出力手段と、を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記第2の排紙部が閉じた状態において前記印刷動作を開始させ、
    前記複数のシートのうちの最後のシートが前記第1の排紙部へ排紙される前に前記開閉信号出力手段により前記第2の信号が出力された場合、前記給紙手段により新たにシートを給紙することを中止させ、
    前記開閉信号出力手段により前記第2の信号が出力される前に前記給紙手段によって既に給紙されていたシートに前記画像形成手段により画像を形成させ、
    画像が形成された後の前記既に給紙されていたシートを前記第2の排紙部に排紙させた後に、前記印刷動作を休止させるとともに、前記第2の排紙部に排紙されたシートを取り除かせる操作と、前記第2の排紙部を閉じた状態の位置に切り替える操作と、を促すためのメッセージを前記メッセージ出力手段により出力させ、
    前記印刷動作を休止させた後に、前記第1の信号が前記開閉信号出力手段により出力された場合、
    前記印刷動作を休止する前に前記第1の排紙部へ最後に排紙されたシートに形成された画像の次の画像から、再度、前記画像形成手段により画像を形成させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記給紙手段によって給紙されたシートの枚数と前記第1の排紙部へ排紙されたシートの枚数を記憶させることが可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段にシートを給紙する給紙手段と、
    前記画像形成手段によって画像が形成されたシートが、第1の排紙搬送路を介して搬送された後に、形成された画像が下向きになってフェイスダウン排紙される第1の排紙部と、
    閉じた状態の位置と開いた状態の位置とに切り替えることが可能であり、前記画像形成手段によって画像が形成されたシートが、第2の排紙搬送路を介して搬送された後に、前記形成された画像が上向きになってフェイスアップ排紙される第2の排紙部であって、前記閉じた状態の位置では前記第1の排紙部へシートを案内する案内部となり、前記開いた状態の位置では前記第1の排紙部へシートを案内せずにシートを積載できるシートの排紙部となる前記第2の排紙部と、
    前記第2の排紙部が閉じた状態において第1の信号を出力し、開いた状態において第2の信号を出力する開閉信号出力手段と、
    メッセージを出力するメッセージ出力手段と、
    前記給紙手段により複数のシートを給紙させ、前記画像形成手段により前記複数のシートのそれぞれの片面のみに画像を形成させ、片面のみに画像が形成された前記複数のシートを前記第1の排紙部へ排紙させる一連の印刷動作と、前記メッセージ出力手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記第2の排紙部が閉じた状態において前記印刷動作を開始させ、
    前記複数のシートのうちの最後のシートが前記第1の排紙部へ排紙される前に前記開閉信号出力手段により前記第2の信号が出力された場合、前記給紙手段により新たにシートを給紙することを中止させ、
    前記開閉信号出力手段により前記第2の信号が出力される前に前記給紙手段によって既に給紙されていたシートに前記画像形成手段により画像を形成させ、
    画像が形成された後の前記既に給紙されていたシートを前記第2の排紙部に排紙させた後に、前記印刷動作を休止させるとともに、前記第2の排紙部に排紙されたシートを裏返し、上にあるシートから前記第1の排紙部に積載されたシートの上に重ねる操作と、前記第2の排紙部を閉じた状態の位置に切り替える操作と、を促すためのメッセージを前記メッセージ出力手段により出力させ、
    前記印刷動作を休止させた後に、前記第1の信号が前記開閉信号出力手段により出力された場合、
    前記印刷動作を休止する前に前記給紙手段により最後に給紙されたシートに形成された画像の次の画像から、前記画像形成手段により画像を形成させることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記給紙手段によって給紙されたシートの枚数と前記第1の排紙部へ排紙されたシートの枚数を記憶させることが可能であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段にシートを給紙する給紙手段と、
    前記画像形成手段によって画像が形成されたシートが、第1の排紙搬送路を介して搬送された後に、形成された画像が下向きになってフェイスダウン排紙される第1の排紙部と、
    閉じた状態の位置と開いた状態の位置とに切り替えることが可能であり、前記画像形成手段によって画像が形成されたシートが、第2の排紙搬送路を介して搬送された後に、前記形成された画像が上向きになってフェイスアップ排紙される第2の排紙部であって、前記閉じた状態の位置では前記第1の排紙部へシートを案内する案内部となり、前記開いた状態の位置では前記第1の排紙部へシートを案内せずにシートを積載できるシートの排紙部となる前記第2の排紙部と、
    前記第2の排紙部が閉じた状態において第1の信号を出力し、開いた状態において第2の信号を出力する開閉信号出力手段と、
    メッセージを出力するメッセージ出力手段と、を備え、
    前記給紙手段により複数のシートを給紙させ、前記画像形成手段により前記複数のシートのそれぞれの片面のみに画像を形成させ、片面のみに画像が形成された前記複数のシートを前記第1の排紙部へ排紙させる一連の印刷動作と、前記メッセージ出力手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は
    前記第2の排紙部が閉じた状態において前記印刷動作を開始させ、
    前記複数のシートのうちの最後のシートが前記第1の排紙部へ排紙される前に前記開閉信号出力手段により前記第2の信号が出力された場合、前記給紙手段により新たにシートを給紙することを中止させ、
    前記開閉信号出力手段により前記第2の信号が出力される前に前記給紙手段によって既に給紙されていたシートに前記画像形成手段により画像を形成させ、
    画像が形成された後の前記既に給紙されていたシートを前記第2の排紙部に排紙させた後に、前記印刷動作を休止させるとともに、前記印刷動作を再開させるときに、前記印刷動作を休止する前に前記第1の排紙部へ最後に排紙されたシートに形成された画像の次の画像から、再度、前記画像形成手段により画像を形成させるか、前記印刷動作を休止する前に前記給紙手段により最後に給紙されたシートに形成された画像の次の画像から、前記画像形成手段により画像を形成させるか、を選択させることが可能なメッセージを前記メッセージ出力手段により出力させ、
    前記印刷動作を休止させた後に、前記第1の信号が前記開閉信号出力手段により出力された場合、前記印刷動作を再開させることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記メッセージ出力手段によって出力されたメッセージに応じて、前記印刷動作を休止する前に前記第1の排紙部へ最後に排紙されたシートに形成された画像の次の画像から、再度、前記画像形成手段により画像を形成させることが選択された場合、
    前記第2の排紙部に排紙されたシートを取り除かせる操作と、前記第2の排紙部を閉じた状態の位置に切り替える操作と、を促すためのメッセージを前記メッセージ出力手段により出力させることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、
    前記メッセージ出力手段によって出力されたメッセージに応じて、前記印刷動作を休止する前に前記給紙手段により最後に給紙されたシートに形成された画像の次の画像から、前記画像形成手段により画像を形成させることが選択された場合、
    前記第2の排紙部に排紙されたシートを裏返し、上にあるシートから前記第1の排紙部に積載されたシートの上に重ねる操作と、前記第2の排紙部を閉じた状態の位置に切り替える操作と、を促すためのメッセージを前記メッセージ出力手段により出力させることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、
    前記給紙手段によって給紙されたシートの枚数と前記第1の排紙部へ排紙されたシートの枚数を記憶させることが可能であることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2020087708A 2020-03-16 2020-05-19 画像形成装置 Pending JP2021181196A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020087708A JP2021181196A (ja) 2020-05-19 2020-05-19 画像形成装置
US17/200,662 US11435964B2 (en) 2020-03-16 2021-03-12 Information processing method, information processing program, information processing apparatus, and image forming apparatus
US17/883,433 US11789679B2 (en) 2020-03-16 2022-08-08 Information processing method, information processing program, information processing apparatus, and image forming apparatus
US18/462,815 US20230418530A1 (en) 2020-03-16 2023-09-07 Information processing method, information processing program, information processing apparatus, and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020087708A JP2021181196A (ja) 2020-05-19 2020-05-19 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021181196A true JP2021181196A (ja) 2021-11-25

Family

ID=78606372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020087708A Pending JP2021181196A (ja) 2020-03-16 2020-05-19 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021181196A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006229591A (ja) 画像形成装置
JP3414108B2 (ja) 画像形成装置
US9104959B2 (en) Image forming apparatus with continuous paper feeding, and image forming method
JP4785469B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システム及び画像形成システムの制御方法
JP2021181196A (ja) 画像形成装置
JP5893430B2 (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
JP2004206169A (ja) 情報処理装置の制御方法
JPH1170717A (ja) 印刷制御装置および方法
JP5868031B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及び画像処理装置のコンピュータに実行させるためのプログラム
JP2021194804A (ja) 画像形成装置
JPH10309841A (ja) 印刷制御装置及び方法
JP2022019336A (ja) 画像形成装置
JP7238467B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム
JP2005024749A (ja) 画像形成装置
JP4475619B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び記憶媒体
JP2003125184A (ja) 画像形成装置
JP2001166642A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2001315414A (ja) 印刷装置及び印刷データの処理方法、並びに印刷処理システム
JP3581703B2 (ja) 印刷制御装置及び方法
US20190230236A1 (en) Job completion notification apparatus, multifunction printer, and job completion notification method
JP2001045191A (ja) 画像入出力装置及び画像入出力方法
JP3581704B2 (ja) 印刷制御装置及び方法
JP6261355B2 (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
JP2021088137A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム
JP2006052045A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20200616

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230509

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20231213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240401