JP2021180402A - 情報処理装置および情報処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来の構成によれば、観察光源に応じたカラープロファイルを用いることで印刷を行う際に、展示場所に適した色変換を行うことで展示場所に合わせた印刷物を出力していた。しかしながら、従来の構成では、出力物に合わせて観測先の観察光源を調整することが出来なかった。【解決手段】 所定の情報を含む画像を読み取り可能な読み取り手段と、前記読み取り手段によって読み取った前記所定の情報から第1照明情報を取得する第1取得手段と、前記照明装置の能力情報を示す第2照明情報を取得する第2取得手段と、前記第1照明情報と前記第2照明情報に基づいて、前記照明装置に送信する第3照明情報を生成する生成手段と、を有し、前記照明装置は、前記第3照明情報に基づいて、前記光を制御する。【選択図】 図8
Description
本発明は画像処理装置およびその方法に関し、例えば、カラーマネージメントシステムに関する。
商品のポスタや広告などを作成する際、ユーザは、デザイン用のソフトウェアを使用してデザインを行う。このようなデザイン用のソフトウェアは、背景、文字、コンテンツの色や配置の指定が可能である。そして、ユーザは、カラープリンタなどの出力機器に、最終的なデザインデータを入力して、ポスタや広告をプリント出力する。
しかし、色の見え方は観察光源によって大きく変化する。そのため、モニタ上で見栄えよくデザインしたとしても、ポスタや広告を観察する場所の光源の下で出力物の見栄えは、必ずしもよいとは限らない。
例えば、ポスタの展示場所の光源が白熱電球のように赤い色味をもつ場合、ポスタは赤味を帯びて見える。そのため、作業者が意図した色と異なって見えてしまう場合がある。
これを解決する方法として、特許文献1に開示された技術がある。この技術は、対象プリンタが出力した色票の分光データと、観察光源の分光データを測定器によって測定する。そして、色票と観察光源の分光データを用いてカラープロファイルを作成し、これを色変換に適用することで展示場所に適した色変換を行う環境光補正機能が提案されている。
しかしながら、特許文献1は、多種多様な光源すべてに対応したカラープロファイルを予め作成し、プリンタに搭載するとデータ容量が大きくなるという課題を有する。また、作業者自身がカラープロファイルを作成することも可能であるが、専用の測定器を用いて観察光源を測定する必要があるため、作業者の負荷が大きくなるという課題がある。
ところで、近年あらゆるデバイスがインターネットに接続されて情報のやり取りを行うモノのインターネット(IoT:Internet of Things)の発展がめざましい。IoTは、コンピュータに所定のアプリケーションをインストールすれば、コンピュータからIoT機器が利用可能となる。IoT機器の種類は、各種センサーやモノなど多種多様である。所定のエリア内に散在配置されているこれらのIoT機器から種々の情報を取得して分析を行うことによって、様々なサービスに利活用することが可能となる。IoT機器から情報を収集する装置は、IoT機器から直接収集してもよいし、情報処理装置を介して収集することもできる。
また、一方で、点灯する光の光量および相関色温度を変更することが可能な照明器具が知られている(例えば、特許文献2)。
従来の構成によれば、観察光源に応じたカラープロファイルを用いることで印刷を行う際に、展示場所に適した色変換を行うことで展示場所に合わせた印刷物を出力していた。しかしながら、従来の構成では、出力物に合わせて観測先の観察光源を調整することが出来なかった。
本発明は、出力物に合わせた観察光源の設定で観察することを可能とすることを目的とする。
本発明は、所定の情報を含む画像を読み取り可能な読み取り手段と、前記読み取り手段によって読み取った前記所定の情報から第1照明情報を取得する第1取得手段と、前記照明装置の能力情報を示す第2照明情報を取得する第2取得手段と、前記第1照明情報と前記第2照明情報に基づいて、前記照明装置に送信する第3照明情報を生成する生成手段と、を有し、前記照明装置は、前記第3照明情報に基づいて、前記光を制御する。
本発明によれば、出力物に合わせた観察光源の設定で観察することを可能となる。
添付図面を参照して本発明の各実施例を詳しく説明する。なお、以下の実施例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また各実施例で説明されている特徴の組み合わせのすべてが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。本実施形態では、情報処理システムの一例として、画像処理システムを用い、情報処理装置の一例として携帯装置を用いて説明する。
<第一の実施形態>
本実施形態は、作業場所で、作業者が出力物の印刷、色味を確認、管理する。そして、作業場所とは異なる照明条件の異なる場所である閲覧場所で出力物を閲覧者が閲覧する際に、作業場所と同じ見栄え、色味に見えるように、閲覧場所の照明を制御する方法について説明する。
本実施形態は、作業場所で、作業者が出力物の印刷、色味を確認、管理する。そして、作業場所とは異なる照明条件の異なる場所である閲覧場所で出力物を閲覧者が閲覧する際に、作業場所と同じ見栄え、色味に見えるように、閲覧場所の照明を制御する方法について説明する。
まず、はじめに、作業場所で作業者が出力物を印刷する方法について説明する。その後に閲覧場所で閲覧者が出力物を閲覧する際に、照明を制御する方法について説明を行う。
[作業場所301の説明]
図1は、第一の実施形態に係る作業場所301の全体構成を示す概念図であり、作業場所301、ネットワーク302を備えている。また、本実施形態の作業場所301は、画像形成装置300、モニタ310、コンピュータ311、照明308を備えている。
図1は、第一の実施形態に係る作業場所301の全体構成を示す概念図であり、作業場所301、ネットワーク302を備えている。また、本実施形態の作業場所301は、画像形成装置300、モニタ310、コンピュータ311、照明308を備えている。
上記構成を詳述すると、作業場所301は、作業者333が画像形成装置300を用いて印刷する場所である。ネットワーク302は、例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット、イントラネット等であり、有線でも無線でもよい。通信規格(方式)は、例えば、Wi−Fi(登録商標)通信、第五世代移動通信システム(5G)である。
次に、作業場所301において、画像形成装置300は、例えばデジタル複写機や、別途スキャナが用意されているレーザープリンタ、ファクシミリといった電子写真式のカラーの画像形成装置やインクジェット機に対応する。モニタ310とコンピュータ311は画像形成装置300と接続し、画像形成装置300のホスト装置を構成する。すなわち、コンピュータ311は、モニタ310に表示される画像などを画像形成装置300で印刷するために、印刷のためのPDLデータを保持し、ネットワーク302を経由して画像形成装置300に入力する。
作業者333は、コンピュータ311や画像形成装置300を操作することで、画像を用紙に印刷し、出力物(印刷物)を作業場所301の照明308の下で色味を確認する人物である。照明308は、例えば、白熱電球、蛍光灯、LED等であり、多種多様な光(人工光)を発する装置である。
[画像形成装置300の構成]
図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置300の構成を示すブロック図である。
図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置300の構成を示すブロック図である。
本実施形態の画像形成装置300は、CPU101、ROM102、RAM103、HDD104、を備えている。さらに画像形成装置300は、表示部105、操作部106、スキャナ部107、レンダラ108、ネットワークI/F109、画像処理部110、プリンタ部111、システムバス112を備えている。
上記構成を詳述すると、CPU101は、装置全体の制御及び演算処理等を行う中央処理装置であり、ROM102に格納されたプログラムに基づき後述する各画像処理を実行する。ROM102は、読み出し専用メモリであり、システム起動プログラムやスキャナ部107およびプリンタ部111の制御を行うプログラム、文字データや文字コード情報等の記憶領域である。
RAM103は、ランダムアクセスメモリであり、様々な処理毎にROM102に格納されているプログラムやデータがCPU101によりロードされ実行される際に利用される。また、スキャナ部107やネットワークI/F109から受信した画像ファイルのデータ記憶領域として利用される。HDD104は、例えばハードディスク等から構成されており、CPU101の実行する処理の結果や、プログラム、各情報ファイル、印刷画像等の格納に利用される。また、CPU101が処理を実行する際の作業用領域としても利用される。
表示部105は、例えば液晶等によって画面表示を行うものであり、装置の設定状態や、CPU101などの装置各部の処理、エラー状態などの表示に使用される。操作部106は、作業者333が設定の変更やリセット等の各種指令の入力を行う部分である。操作部106を介して入力された各種指令の情報はRAM103に格納され、CPU101の処理実行時に用いられる。なお、表示部105がタッチパネルである場合、表示部が、設定の変更やリセット等の各種指令の入力を受け付けてもよい。
スキャナ部107は、原稿に光を照射して反射光をRGBのカラーフィルタを備えたCCDなどで電気信号に変換し、パラレル(またはシリアル)ケーブルなどを介して原稿に対応したRGBデータを得るものである。
レンダラ108は、後述するインタプリタ201にて生成された中間言語データ(ディスプレイリスト)に基づいて、ラスター画像(RGB画像もしくはCMYK画像)を生成する。ネットワークI/F109は、該ネットワークI/F109を介して本装置を図3のネットワーク302に接続するためのものである。このネットワークI/F109を介して、図3のネットワーク302に接続されたコンピュータ311からPDLデータ(Page Description Language)が画像形成装置300に入力される。PDLとは、コンピュータ上で作成された文章や画像などを印刷する際に、プリンタへの出力イメージを記述してプリンタに対して指示する言語のことである。
代表的なものとして、Adobe SystemsのPostScriptが挙げられる。画像処理部110は、レンダラ108で生成された画像データに対して、プリンタに適した画像処理を施す部分である。プリンタ部111は、画像処理部110で処理されたシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4種から成るCMYKデータを露光、潜像、現像、転写、定着の各電子写真プロセスによって紙媒体上に画像形成する部分である。システムバス112は、上述の構成要素を接続し、それぞれの間のデータ通路となるものである。
[CPU101及び画像処理部110の構成]
図3は本実施例に係るCPU101及び画像処理部110の構成を説明するブロック図である。本実施例のCPU101で動作するプログラムの構成は、インタプリタ201、CMS202、ソースプロファイル保持部207、ディスティネーションプロファイル保持部208を備えている。また、画像処理部110の構成は、濃度補正部203、画像形成部204を備えている。
図3は本実施例に係るCPU101及び画像処理部110の構成を説明するブロック図である。本実施例のCPU101で動作するプログラムの構成は、インタプリタ201、CMS202、ソースプロファイル保持部207、ディスティネーションプロファイル保持部208を備えている。また、画像処理部110の構成は、濃度補正部203、画像形成部204を備えている。
なお、本実施例では、CPU101の構成はソフトで各処理を実行し、画像処理部110の構成はハードで各処理を実行するものとして説明するが、上記の全てをソフト処理もしくはハード処理で実行する構成でもよい。
各モジュール部は、例えばネットワークI/F109を介して受信したコンピュータ311からの指示をトリガーとして実行されるものである。つまり、例えばネットワークI/F109を介したプリント動作の指示情報がCPU101に入力された場合、CPU101はプリント動作を開始するためのプログラムをROM102からロードし、プログラムに基づいて各モジュール部が実行される。
上記構成を詳述すると、インタプリタ201は、受信した印刷データのPDL(ページ記述言語)部分を解釈し、中間言語データ(ディスプレイリスト)を生成する。
CMS202は、ソースプロファイル及びディスティネーションプロファイルを用いて色変換を行う。ここでCMSとは、Color Management Systemの略であり、後述するカラープロファイルの情報を用いて色変換を行う。また、ソースプロファイルは、RGBやCMYK等のデバイスに依存する色空間をCIE(国際照明委員会)が定めたL*a*b*(以下、Lab)やXYZ等のデバイス非依存のプロファイル接続空間に変換するためのカラープロファイルである。なお、デバイス非依存のプロファイル接続空間は、Profile Connection Space(以下PCS)と呼ばれる。
XYZは、Labと同様にデバイス非依存の色空間であり、3種類の刺激値で色を表現する。また、ディスティネーションプロファイルは、指定されたマッチング方法に基づいて、デバイス非依存色空間をプリンタ部111に依存したCMYK色空間に変換するためのカラープロファイルである。なお、色変換の代表的な手法として以下がある。
色味優先・・・色味をディスプレイなどの画面に近づける。
色差最小・・・指定色をプリンタの色再現範囲内で正確に出力する。
鮮やかさ優先・・・全体的に鮮やかな発色にする。
また、CMS202ではデバイスリンクプロファイルを用いて色変換を行ってもよい。ここでデバイスリンクプロファイルは、RGBやCMYK等のデバイス依存色空間をプリンタ部111に依存したCMYK色空間に直接変換するためのカラープロファイルである。操作部106で設定された設定値は、CMS202がどちらのカラープロファイルを用いて色変換を実行するかを決める。
本実施例では1つのCMS202で複数種類のカラープロファイルを扱っているが、カラープロファイルの種類によってCMS202を分ける構成でもよい。また、カラープロファイルの種類は、本実施例で挙げた例に限らずプリンタ部111のデバイス依存CMYK色空間を用いるのであればどのような種類のカラープロファイルでもよい。
また、CMS202は、多次元LUT(多次元ルックアップテーブル)を用いた補間演算を行うことにより色変換を実行する構成でもよい。例えば、3次元LUTは、RGBデータをCMYKデータに変換するための対応関係を表す検索表であり、N×N×N個の格子点で構成されるため、格子間隔を十分狭くしておけば、原理的には精度良く色変換を行うことが可能である。
ただし、CMS202は、メモリ容量、処理スピード等の問題から、色変換する点が格子点に当たることは極めて稀であるため3次元補間処理により、CMYKを求めている。CMS202は、CMYKデータをCMYKデータに変換する場合も4次元LUTを用いて同様の方法で色変換することができる。
濃度補正部203は、CMS202で処理されたCMYKデータに対して、プリンタ部111の濃度特性を一定に保つための補正処理を施す部分である。画像形成部204は、濃度補正部203で補正されたCMYKデータを、プリンタに適したN(整数)ビットのハーフトーン画像に変換してプリンタ部111へ送る部分である。なお、ハーフトーン処理は濃度パターン法、組織的ディザ法、誤差拡散法等さまざまな手法が提案されているが、本実施例はどの手法でもよい。
また、CPU101では、印刷物に埋め込みを行う情報をエンコードして、二次元バーコードを生成する。なお、ここで生成される二次元バーコードは、符号画像の一例である。本実施例では、埋め込み情報として、閲覧照明情報を埋め込む。閲覧照明情報とは、作業者333が画像形成装置300で印刷した印刷物の色味を確認した際の照明情報である。照明情報は、相照明の能力情報である。具体的には、照明が発することが可能な関色温度の範囲と照度の範囲から構成される情報である。CPU101は、生成した二次元バーコードとレンダラ108の出力を合成し、画像処理部110へ出力する。
[閲覧照明情報の印刷処理のフローチャート]
図4、図5、図6を用いて、閲覧照明情報の印刷処理の詳細について説明する。
図4、図5、図6を用いて、閲覧照明情報の印刷処理の詳細について説明する。
図4は、第一の実施形態における閲覧照明情報の印刷処理を示すフローチャートである。本処理フローは、CPU101がこの処理フローを実行するためのプログラムをROM102からRAM103にロードし、各モジュール部を実行することで実現される。
閲覧照明情報とは、作業者333が画像形成装置300で印刷した印刷物の色味を確認した際の照明情報である。具体的には、相関色温度と照度から構成される情報である。作業者333は、色彩照度計等を用いて、相関色温度と照度を測定することが可能である。
本実施形態において、作業者333が、作業場所301にて印刷物の色味を確認した場合について説明する。
印刷物は、作業者333が印刷物の色味を確認した際の照明環境と異なる照明環境下では、作業者333が意図した色味とならないことがある。そこで、本実施形態では、閲覧照明情報に基づく情報を印刷物に印字する。印刷物の例は図5である。そして、印刷物を301作業場所とは異なる場所で閲覧する際に、閲覧照明情報に応じて、照明を調整することで、印刷物の色味を作業者333が意図した色味に近づける。
これから閲覧照明情報の印字フローについて説明する。
ステップS401にて、表示部105は、例えば図6(a)に示す画面を表示する。操作部106は作業者333からオブジェクト601の選択を受け付ける。“カタログ.pdf”が入稿ジョブとして選択されたこととなる。ジョブ“カタログ.pdf”は、コンピュータ311から予め画像形成装置300に送信されたものである。
ステップS402にて、表示部105は、図6(a)に示す画面を表示し、操作部106は作業者333からオブジェクト602の選択を受け付ける。次に、表示部105は、図6(b)に示す画面を表示し、操作部106は作業者333からオブジェクト603の選択を受け付ける。そして、表示部105は、図6(c)に示す画面を表示する。操作部106は作業者333からオブジェクト604の選択を受け付ける。閲覧照明情報の印字機能(オブジェクト604)が選択された場合には、閲覧照明情報を入力するために、ステップS403へ移行する。閲覧照明情報の印字機能が選択されなかった場合(オブジェクト607が選択された場合)には、プリント動作を行うために、ステップS406へ移行する。
ステップS403にて、表示部105は、図6(d)に示す画面を表示し、閲覧照明情報を手動で作業者333から入力してもらう。作業者333は閲覧照明情報として、相関色温度と照度を入力する。例えば、作業者333は、色彩照度計を用いて測定し、相関色温度は5000(K)、照度30(lx)を入力する。
ステップS404にて、ステップS403で取得した閲覧照明情報をエンコードして二次元バーコードを生成する。
ステップS405にて、生成した二次元バーコードとステップS401にて、選択したジョブの画像を合成する。図5に選択したジョブの画像501と生成した二次元バーコード502を合成した画像の例を示す。ステップS406にて、合成した画像を印刷する。
続いて、図7を用いて閲覧場所710において、印刷物に印字された閲覧照明情報から照明情報を取得し、照明を調整することで、印刷物の色味を作業者333が意図した色味に近づける方法について説明する。
[閲覧場所710の説明]
図7は、第一の実施形態に係る閲覧場所710の構成を示す概念図である。この閲覧場所710は、印刷物720、スマートフォン730、ネットワーク740、照明器具750、照明モジュール760を備えている。
図7は、第一の実施形態に係る閲覧場所710の構成を示す概念図である。この閲覧場所710は、印刷物720、スマートフォン730、ネットワーク740、照明器具750、照明モジュール760を備えている。
上記構成を詳述すると、閲覧場所710は、閲覧者777が印刷物720を閲覧する場所である。印刷物720は、図3の画像形成装置300を用いて、トナーやインキにより、紙などの媒体に文字や絵、写真などの画像が印刷された物である。
ネットワーク740は、例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット、イントラネット等であり、有線でも無線でもよい。通信規格(方式)は、例えば、Wi−Fi(登録商標)通信、第五世代移動通信システム(5G)である。
[スマートフォン730の構成]
スマートフォン730は、レンズ部731、撮像素子732、駆動部733、画像処理部734、システム制御部735、表示部736、通信部737、操作部738を備える。レンズ部731は、スマートフォン730と一体構成である。レンズ部731は、被写体からの光束を撮像素子732へ導く。
スマートフォン730は、レンズ部731、撮像素子732、駆動部733、画像処理部734、システム制御部735、表示部736、通信部737、操作部738を備える。レンズ部731は、スマートフォン730と一体構成である。レンズ部731は、被写体からの光束を撮像素子732へ導く。
駆動部733は、システム制御部735からの指示に従って、撮像素子732の駆動を制御する制御回路である。
撮像素子732は、画素信号を画像処理部734へ出力する。
画像処理部734は、各画素の画素信号からなるデータに対して種々の画像処理を施し、所定のファイル形式(例えば、JPEG形式等)の画像データを生成する。画像処理部734は、RGBデータに対して、ホワイトバランス調整、シャープネス調整、ガンマ補正、階調調整などの画像処理を行う。また、画像処理部734は、必要に応じて、所定の圧縮形式(JPEG形式、MPEG形式等)で圧縮する処理を行う。また、画像処理部734は、生成した画像データを表示部736に出力する。
表示部736は、撮像素子732で撮像された画像や各種情報を表示する。
操作部738は、閲覧者777によって操作される各種の操作スイッチを備える。操作部738は、閲覧者777による操作に応じた信号をシステム制御部735に出力する。
通信部737は、無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するため変復調回路や通信コントローラで構成される。通信部737は、変調した無線信号をアンテナから出力し、またアンテナで受信した無線信号を復調することによりIEEE802.15の規格(いわゆるBluetooth(登録商標))に従った近距離無線通信を実現する。Bluetooth(登録商標)通信として、例えば低消費電力であるBluetooth(登録商標) Low Energyのバージョン4.0(BLE)を採用する。このBluetooth(登録商標)通信は、無線LAN通信と比べて通信可能な範囲が狭い(つまり、通信可能な距離が短い)。また、Bluetooth(登録商標)通信は、無線LAN通信と比べて通信速度が遅い。その一方で、Bluetooth(登録商標)通信は、無線LAN通信と比べて消費電力が少ない。スマートフォン730は、通信部737を介して外部機器とデータのやりとりを行うことができる。その他の通信規格(方式)は、例えば、Wi−Fi(登録商標)通信、第五世代移動通信システム(5G)である。
システム制御部735は、スマートフォン730の全体の処理及び動作を制御するものであり、CPUやメモリから構成される。
[照明器具の構成]
照明器具750は、着脱可能な照明モジュール760とコネクタ751によって接続されるように構成される任意のタイプの照明器具である。照明器具750は、例えば、ペンダントランプ、テーブルランプ、シャンデリア、オフィスランプ、トロファ、ポータブル照明デバイス、固定照明デバイス、街路灯、天井照明器具、壁照明器具等であってもよい。
照明器具750は、着脱可能な照明モジュール760とコネクタ751によって接続されるように構成される任意のタイプの照明器具である。照明器具750は、例えば、ペンダントランプ、テーブルランプ、シャンデリア、オフィスランプ、トロファ、ポータブル照明デバイス、固定照明デバイス、街路灯、天井照明器具、壁照明器具等であってもよい。
照明器具750は無線通信部752を備える。無線通信部752は、通信機であり、ネットワーク740に接続される。
照明器具750のCPU753は、照明モジュール760が照明器具750に取り付けられている場合には、照明モジュール760の光出力を制御する。
照明モジュール760は、光出力を提供するための少なくとも一つの光源761を備える。照明モジュール760は、照明モジュール760が照明器具750に取り付けられているかどうかを判断するよう構成されるCPU762を備える。CPU762は、例えば、照明モジュール760の色相、彩度、輝度、色温度等を制御するよう構成される。
照明モジュール760は、照明器具750のコネクタ751と接続されるコネクタ763を備える。このインターフェースは、照明器具750から照明モジュール760への一方向または双方向のデータ通信及び電力転送を可能にする。コネクタ763はUSBモジュールであってもよい。接続されたUSBモジュールは、例えば、そのidVendor及びidProduct(これらは標準化されたUSB記述子である)を照明器具750に通信する。それにより照明器具750は照明モジュール760を識別(及び制御)することができる。USBモジュールはさらに、そのデバイスに関連する特性(発光特性、調光特性、光色、ビーム形状、検知特性等)を照明器具750に通信してもよい。
[閲覧環境照明調整処理のフローチャートの説明]
図8、図9、図10を用いて、閲覧環境照明調整処理の詳細について説明する。
図8、図9、図10を用いて、閲覧環境照明調整処理の詳細について説明する。
図8は、本発明の第一の実施形態における閲覧環境照明調整処理のシーケンス図である。
ステップS801において、スマートフォン730は、図9の画面900を表示する。画面900は、閲覧環境照明の調整処理を行うアプリケーションのメイン画面の一例である。
メイン画面で、閲覧照明情報と照明情報を登録し、照明調整のスタートオブジェクトを押すことで、選択した照明を調整することができる。閲覧者777がオブジェクト901に対してタッチ操作を行うと、表示部736は、画面910を表示する。画面910は、二次元バーコードを、スマートフォン730を用いて撮影する際に用いられる画面である。
撮影エリア画面911は、スマートフォン730で撮影している画像を表示する領域である。撮影エリア画面911には、二次元バーコードを合わせる位置を示すガイド枠が表示される。携帯装置は、二次元バーコードの読み取りに成功すると、スマートフォン730による二次元バーコードの読み取り処理を終了する。
図8の説明に戻る。ステップS802において、システム制御部735は、二次元バーコードから読み取った情報を解析する。解析の結果、閲覧照明情報として、相関色温度は5000(K)、照度は30(lx)の情報を取得する。
システム制御部735は、スキャンによって取得された画像データから二次元バーコードを検出する。ここでは、原稿に付加される符号画像として代表的な二次元コードである二次元バーコードを用いた場合を例に説明するが、符号画像はこれに限られるものではない。例えば、符号画像は、一次元コードや電子透かしといった、文書管理や複写制限等を目的とした特定の情報をコード化した画像であってもよい。
システム制御部735は、二次元バーコードを解析し、閲覧照明情報を取得することで、閲覧照明情報の登録を完了する。
ステップS803において、スマートフォン730は、画面920を表示する。画面920は、メイン画面である。閲覧者777がオブジェクト921に対してタッチ操作を行うと、表示部736は、画面930を表示する。画面930は、スマートフォン730の周辺に存在する通信可能な照明器具のリストである。
閲覧者777がオブジェクト931に対してタッチ操作を行うと、スマートフォン730は、通信部737及びネットワーク740を経由して、照明器具750と接続し、照明モジュール760の照明情報を要求する。ここで、照明器具750はSyoumei−D931である。
ステップS804において、照明器具750は、スマートフォン730に照明モジュール760の照明情報を通知する。照明情報は、相関色温度と光束から構成される情報である。照明モジュール760の相関色温度は、例えば、2200(K)以上、6500(K)以下である。照明モジュール760の光束は、例えば、0(lm)以上、800(lm)以下である。
ステップS805において、スマートフォン730は、取得した閲覧照明情報と照明情報から照明調整情報を決定する。照明調整情報は、相関色温度と光量から構成される。例えば、光量は、0%〜100%の間の数値で示してもよい。なお、光量を光束値または照度値で示してもよい。本実施形態において、閲覧照明情報は、相関色温度は5000(K)、照度30(lx)である。また、照明情報の相関色温度は、2200(K)以上(加減)、6500(K)以下(上限)。光束は、0(lm)以上(下限)、800(lm)以下(上限)である。
システム制御部735は、閲覧照明情報の照度から照明モジュール760の光束を決定する。まず、ある光源からの照度は以下の式で求めることができる。
(式1)
照度(lx) = 光束(lm) ÷ 面積(m2)
光束は、閲覧場所の床面積、光源から床までの距離によって算出することができる。本実施形態では、閲覧場所を一般的なショールームを想定している。本実施形態では、仮に床面へ直接当たる光束が全体の30%、閲覧場所710の床面積が10(m2)の場合について説明する。閲覧照明情報の照度は30(lx)なので、式1に条件を代入すると、式2、式3に示すように必要な光束を算出することができる。
(式2)
30(lx) = 光束×30(%) ÷ 10(m2)
(式3)
光束(lm) = 30(lx) × 10(m2)÷ 30(%)= 1000(lm)
従って、閲覧照明情報から必要な光束は1000(lm)と決定することができる。
(式1)
照度(lx) = 光束(lm) ÷ 面積(m2)
光束は、閲覧場所の床面積、光源から床までの距離によって算出することができる。本実施形態では、閲覧場所を一般的なショールームを想定している。本実施形態では、仮に床面へ直接当たる光束が全体の30%、閲覧場所710の床面積が10(m2)の場合について説明する。閲覧照明情報の照度は30(lx)なので、式1に条件を代入すると、式2、式3に示すように必要な光束を算出することができる。
(式2)
30(lx) = 光束×30(%) ÷ 10(m2)
(式3)
光束(lm) = 30(lx) × 10(m2)÷ 30(%)= 1000(lm)
従って、閲覧照明情報から必要な光束は1000(lm)と決定することができる。
上記の光束の計算方法は、あくまでも例であり、床面積や閲覧物から光源までの距離は閲覧条件によって異なる。
[照明調整情報決定処理のフローチャート]
ここで、S805の照明調整情報の決定処理の詳細について、図10のフローチャートを使って説明する。
ここで、S805の照明調整情報の決定処理の詳細について、図10のフローチャートを使って説明する。
ステップS1001において、システム制御部735は、閲覧照明情報と照明情報を比較し、閲覧照明情報が照明情報の範囲内であるかを判定する。
範囲内であると判断した場合は、ステップS1002へ移行する。S1002において、システム制御部735は、照明器具750から受け付けた閲覧照明情報から得られた情報を照明調整情報として決定する。範囲外であると判断した場合には、ステップS1003へ移行する。S1003において、システム制御部735は、範囲内で閲覧照明情報に最も近い値を照明調整情報として決定する。
ステップS1002において、システム制御部735は、照明調整情報として、閲覧照明情報で得られた値を設定する。
ステップS1003において、システム制御部735は、照明調整情報として、範囲内で閲覧照明情報に最も近い値を照明調整情報として決定する。
閲覧照明情報は、相関色温度は5000(K)、必要光束1000(lm)である。また、照明情報の相関色温度は、2200(K)以上、6500(K)以下。光束は、0(lm)以上、800(lm)以下である。
従って、閲覧照明情報は照明情報の範囲外なので、ステップS1003で照明調整情報を決定する。相関色温度は、範囲内なので、照明調整情報の相関色温度は5000(K)と決定する。続いて、必要光束は、1000(lm)であり、範囲外なので、最も近い値である800(lm)が照明調整情報の光束として決定される。
なお、例えば、閲覧照明情報が、照明情報の範囲内であれば、照明調整情報は、閲覧照明情報と同じとなる。具体的には、例えば、照明情報の相関色温度は、2200(K)以上、6500(K)以下。光束は、0(lm)以上、800(lm)以下である場合に、閲覧照明情報は、相関色温度は5000(K)、必要光束500(lm)である。
ここで、図8の閲覧環境照明の調整処理の説明に戻る。
ステップS806において、スマートフォン730は、照明調整情報を照明器具750に送信する。
ステップS807において、照明器具750は、照明モジュール760に照明調整情報を送信する。
ステップS808において、照明モジュール760は、受信した照明調整情報に基づいて光源761を制御する。
閲覧照明情報に応じて、照明を調整することで、作業者333が画像形成装置300で印刷した印刷物の色味を確認した際の照明環境と710閲覧場所における照明環境を近づけることができた。これにより、作業者333が色味を確認した場所と異なる場所であっても同じ色を閲覧することが可能となり、作業者333が意図した色を異なる場所でも提供することができる。
[表示部105の画面制御]
図11は、第一の実施形態における画面制御のフローチャートである。
本処理フローは、CPU101がこの処理フローを実行するためのプログラムをROM102からRAM103にロードし、各モジュール部を実行することで実現される。
図11は、第一の実施形態における画面制御のフローチャートである。
本処理フローは、CPU101がこの処理フローを実行するためのプログラムをROM102からRAM103にロードし、各モジュール部を実行することで実現される。
ステップS1901にて、表示部105は、図6(a)に示す画面を表示し、操作部106はオブジェクト602とオブジェクト605のどちらが選択されたか判断する。オブジェクト602が選択された場合、プリント設定を選択する処理に移行する。オブジェクト605が選択された場合、プリント実行処理に移行する。オブジェクト602が選択された場合は、ステップS1902に進み、オブジェクト605が選択された場合は、ステップS1905に進む。
ステップS1902にて、表示部105は、図6(b)に示すプリント設定変更画面を表示し、プリント設定の変更を行うか受け付ける。オブジェクト603が選択された場合は、閲覧照明情報の印字機能を使用するかしないかの設定を変更するための処理へ移行する。オブジェクト606が選択された場合は、設定の変更が終了したと判断し、図6(a)に示す画面に戻る。
オブジェクト603が選択された場合は、ステップS1903へ移行する。オブジェクト606が選択された場合は、ステップS1901へ戻る。
ステップS1903にて、表示部105は、図6(c)に示す画面を表示し、閲覧照明情報印字機能を使用するかどうか判断する。オブジェクト604が選択された場合は、閲覧照明情報印字機能を使用すると判断する。オブジェクト607が選択された場合は、閲覧照明情報印字機能を使用しないと判断する。オブジェクト604が選択された場合は、閲覧照明情報を取得するために、ステップS1904へ移行する。オブジェクト607が選択された場合は、図6(b)へ戻る。
ステップS1904にて、表示部105は、図6(d)に示す画面を表示し、操作部106は、閲覧照明情報の入力を受け付ける。そして、入力が完了すると、ステップS1901へ戻る。
ステップS1905にて、CPU101は、閲覧照明情報の印字機能の使用が選択されているか判断する。ステップS1903にて、オブジェクト604が選択され、ステップS1904にて、閲覧照明情報が正しく取得できている場合、CPU101は、閲覧照明情報印字機能の使用が選択されたと判断し、ステップS1906へ移行する。
ステップS1903にて、オブジェクト607が選択された場合、CPU101は、閲覧照明情報の印字機能の使用が選択されなかったと判断し、ステップS1908へ移行する。
ステップS1906にて、CPU101は、取得した閲覧照明情報から二次元バーコードを生成し、ステップS1907へ移行する。
ステップS1907にて、CPU101は、入力画像と生成した二次元バーコード画像を合成し、プリント動作を行う。ステップS1908にて、CPU101は、入力画像をプリントする。
[スマートフォン730の画面制御]
図12は、第一の実施形態におけるスマートフォン730の画面制御のフローチャートである。
図12は、第一の実施形態におけるスマートフォン730の画面制御のフローチャートである。
本処理フローは、システム制御部735内部のCPUがこの処理フローを実行するためのプログラムをシステム制御部735内部の不図示のROMからRAMにロードし、各モジュール部を実行することで実現される。
ステップS2001にて、表示部736は、図9の900に示す画面を表示し、操作部738はオブジェクト901、オブジェクト921、オブジェクト941のいずれかのオブジェクトが選択されたか判断する。オブジェクト901が選択された場合は、閲覧照明条件を取得するために、閲覧照明情報取得処理に移行するために、ステップS2002へ移行する。
オブジェクト921が選択された場合は、通信可能な範囲内の照明器具をスマートフォン730が検索し、制御対象の照明を選択するため、ステップS2003へ移行する。オブジェクト941が選択された場合は、選択した照明を制御するため、ステップS2004へ移行する。
ステップS2002にて、表示部736は、図9の910に示す画面を表示し、二次元バーコードを読み取ることで、閲覧照明情報を取得する。
ステップS2003にて、表示部736は、図9の930に示す画面を表示し、スマートフォン730が通信可能な照明器具を探索し、一覧を画面930に表示する。そして、閲覧者777から制御する照明が選択されると、選択した照明器具の照明情報を取得する。照明調整情報とは、照明モジュールの制御可能な相関色温度と光束の範囲のことを示す。
ステップS2004にて、システム制御部735は、推奨照明情報と照明情報が取得済みであるかを判定する。取得済みであると判定された場合は、照明モジュール760を制御するために、ステップS2005へ移行する。取得されていない情報があると判定された場合は、情報を取得するために、ステップS2001へ戻る。
ステップS2005にて、システム制御部735は、推奨照明情報と照明情報から照明調整情報を決定し、照明モジュールを照明調整情報に基づいて制御する。
以上、本実施形態によれば、閲覧照明情報を印字し、印字した閲覧照明情報を読み取り、閲覧照明情報と照明の照明情報から照明調整情報を決定し、照明調整情報に基づいて照明を調整することで、印刷物を本来の色味で閲覧が可能となる。これにより、閲覧者777に負荷をかけることなく、任意の観察光源に対応した環境光補正を行うことができる。
なお、スマートフォン730は、これに限定するものではなく、ネットワークカメラ、タブレット装置等でも良いことは言うまでもない。
本実施例における、照明と色の見え方について図13を使って説明する。図13は、撮影場所2301、作業場所2302、閲覧場所2303から構成される。
撮影場所2301は、照明2311、撮影対象2361、カメラ2360から構成される。撮影場所2301は、撮影者2341がカメラ2360を用いて、照明2311に照らされた撮影対象2361を撮影する撮影場所である。2321は照明の分光特性の一例である。2331は、照明2311のカラープロファイルである。そして、2351は、ある色を撮影者2341が見たときの人の見た目の特性である。本実施例では、車の赤いボディを見た時の特性である。
作業場所2302は、照明2312、モニタ2362、複写機2370、モニタ2363、出力物2364から構成される。モニタ2362は、カメラ2360で撮影した画像を取り込み、表示する装置である。
2322は、照明2312の分光特性の一例を示したものである。2332は、モニタ2362が画像を表示する際に用いたカラープロファイルである。2352は、作業者2342がモニタ2362である色を見たときの人の見た目の特性である。本実施例では、車の赤いボディを見た時の特性であり、見ている色は、撮影者2341と同じである。2351と2352が異なる特性を示しており、同じ色にも関わらず、撮影者2341に見えている色と作業者2342に見えている色が異なることを意味する。これは、照明の分光特性が2321と2322が異なるからである。
作業場所2302には、カメラ2360で撮影した画像を印刷する複写機2370があり、複写機2370は、撮影した画像を複写機2370に搭載した表示装置を使ってプレビュー表示することができる。2363は、複写機2370に搭載の表示装置を使って、画像をプレビュー表示したものである。2353は、作業者2343が、モニタ2363である色を見たときの人の見た目の特性である。本実施例では、車の赤いボディを見た時の特性である。
出力物2364は、カメラ2360で撮影した画像を複写機2370で印刷したものである。2354は、作業者2344が出力物2364のある色を見たときの人の見た目の特性である。2334は、出力物2364を印刷した複写機2370で使用したカラープロファイルである。
閲覧場所2303は、出力物2364を閲覧する場所である。閲覧場所2303は、照明2315、出力物2364から構成される。2325は、照明2315の分光特性である。2335は、照明のカラープロファイルである。
2355は、閲覧者2345が出力物2364のある色を見たときの人の見た目の特性である。第一の実施形態では、照明2315の分光特性2325を照明2312の分光特性2322に近づけるように、照明2315を制御する方法について説明した。
照明2315の分光特性2325を照明2312の分光特性2322に近づけることで、閲覧者2345が出力物2364のある色を見たときの人の見た目の特性が2355から2354に近づけることができる。これにより、作業場所2302で作業者2344が照明2312の元で色味を調整した出力物2364と同じ色味を閲覧場所2303においても、閲覧者2345に提供することが可能となる。
<第二の実施形態>
第一の実施形態では、閲覧照明情報を作業者333に手動で入力させた。
第一の実施形態では、閲覧照明情報を作業者333に手動で入力させた。
第二の実施形態では、ネットワークに接続された照明を検索し、一覧を表示し、作業者1111に選択させる場合について記載する。
特に明記しない場合は、第一の実施形態と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
なお、以下では第一の実施形態との差分のみについて詳細に説明する。
[作業場所1101の説明]
図14は、第二の実施形態に係る作業場所1101の全体構成を示す概念図であり、作業場所1101、ネットワーク1102、サーバー装置1103を備えている。また、本実施例の作業場所1101は、画像形成装置1100、モニタ1110、コンピュータ1104、照明1108、情報装置1106、情報タグ1107を備えている。上記構成を詳述すると、作業場所1101は、作業者1111が画像形成装置300を用いて印刷する場所である。
図14は、第二の実施形態に係る作業場所1101の全体構成を示す概念図であり、作業場所1101、ネットワーク1102、サーバー装置1103を備えている。また、本実施例の作業場所1101は、画像形成装置1100、モニタ1110、コンピュータ1104、照明1108、情報装置1106、情報タグ1107を備えている。上記構成を詳述すると、作業場所1101は、作業者1111が画像形成装置300を用いて印刷する場所である。
次に、作業場所1101において、情報装置1106は、ネットワーク1102を介して有線又は無線により画像形成装置1100と情報を送受信する装置である。通信規格(方式)は、例えば、Wi−Fi(登録商標)通信、赤外線通信、可視光通信、近接無線通信(例えばNFC(Near Field Communication)等)等である。
近接無線通信としては、Felica(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、RFID(Radio Frequency Identifier)等が用いられる。本実施形態ではRFIDを用いた場合を説明する。RFIDとは、商品や食品などに電子情報(名称、値段、製造年月日などの情報)が入力された「RFIDタグ」を貼り付け、読み書き装置の「リーダ・ライタ」で電子情報を読み込むシステムである。第二の実施形態では、情報装置1106はRFIDリーダ・ライタを意味する。
情報タグ1107は、RFIDタグを意味する。RFIDタグとは、メモリが内蔵された記憶媒体であり、電子情報を入力したり消去したり書き換えたりすることが可能である。これらは電波(電磁波の一種)を用いて行われる。RFIDタグはICタグと呼ばれることもある。
サーバー装置1103は、例えば、クラウド等であり、インターネットなどのネットワークを経由して、コンピュータ資源やデータ等のサービスを提供する装置である。本実施形態では、各種照明の分光データおよび関連する特性データ(相関色温度、平均演色評価数、光束)が保持されているものとする。
相関色温度とは、光の色を定量的な数値(K、ケルビン)で表現する尺度であり、色温度が低い時は暗いオレンジ色であり、色温度が高くなるにつれて青みがかった白に近くなる。平均演色評価数は、光がある物体を照らしたときに、その物体の色の見え方に及ぼす特性を定量的な数値(Ra)にしたもので、一般的に自然光を基準として、自然光に近いものほど「良い」「優れる」、かけ離れたものほど「悪い」「劣る」と判断される。光束はある面を通過する光の明るさを表す物理量(lm、ルーメン)である。サーバー装置303は各照明メーカーが照明の分光データを異業種間でデータ利活用するために設置した装置を想定しており、各照明の品番に対応する分光データが保持されている。
[閲覧照明情報印刷処理のフローチャート]
図15、図16を用いて、閲覧照明情報の印刷処理の詳細について説明する。
図15、図16を用いて、閲覧照明情報の印刷処理の詳細について説明する。
図15は、第二の実施形態における閲覧照明情報印刷処理を示すシーケンス図である。
本処理フローは、CPU101がこの処理フローを実行するためのプログラムをROM102からRAM103にロードし、各モジュール部を実行することで実現される。
ステップS1201にて、表示部105は、図16(a)に示す画面を表示し、操作部106は作業者1111からオブジェクト1301の選択を受け付ける。“カタログ.pdf”が入稿ジョブとして選択されたこととなる。ジョブ“カタログ.pdf”は、コンピュータ1104から予め画像形成装置1100に送信されたものである。
次に、表示部105は、図16(a)に示す画面を表示し、操作部106は作業者1111からオブジェクト1302の選択を受け付ける。次に、表示部105は、図16(b)に示す画面を表示し、操作部106は作業者1111からオブジェクト1303の選択を受け付ける。そして、表示部105は、図16(c)に示す画面を表示し、操作部106は、作業者1111から1304の選択を受け付ける。
ステップS1202にて、表示部105は、図16(d)に示す画面を表示する。ステップS1203にて、表示部105は、照明一覧の中から対象の照明を作業者1111から受け付ける。具体的には、例えば作業者1111はオブジェクト1305の選択を受け付ける。
ステップS1204にて、CPU101は、ステップS1203で選択した照明の情報を情報装置1106と接続し、情報タグ1107に格納されているデータを要求する。
ステップS1205にて、情報装置1106は、電磁界や電場などを用いた近距離(周波数帯によって数cm〜数m)の無線通信によって、情報タグ1107に格納されているデータを要求する。
ステップS1206にて、情報タグ1107は、バッテリー非内蔵の「パッシブ型」の場合、情報装置1106から発信された電波を動力源として、メモリに入っているデータを電子信号にして反射(発信)する。これを情報装置1106が受信することで読み取り(スキャン)が完了する。また、バッテリーが内蔵されている「アクティブ型」の場合は、情報タグ1107から発信される電波を情報装置1106が受信することでデータを読み取る。
ステップS1207にて、情報装置1106は、情報タグ1107から受信したデータをCPU101へ送信する。
ステップS1208にて、CPU101は、ネットワークI/F109及びネットワーク1102を経由して、サーバー装置1103と接続し、照明1108の品番を通知して該当する照明の閲覧照明情報を要求する。閲覧照明情報とは、相関色温度、光束から構成される。
ステップS1209にて、サーバー装置1103は、照明1108の品番に該当する照明データをCPU101に送信する。
ステップS1210にて、CPU101は、照明データから閲覧照明情報を生成する。
例えば、照明データの相関色温度が5000(K)、光束600(lm)の場合について説明する。
ある光源からの照度は、実施形態1に示した式1を展開した式4で求めることができる。ただし、本実施例では、光束の内の30%が床面に直接当たる場合について説明する。床から光源の高さによって、この数値は変わる。
(式4)
照度(lx) =600×0.3 ÷ 10 =18(lx)
従って、照明1108の照度は18(lx)と算出することができる。
(式4)
照度(lx) =600×0.3 ÷ 10 =18(lx)
従って、照明1108の照度は18(lx)と算出することができる。
ステップS1211にて、CPU101は、ステップS1210で取得した閲覧照明情報をエンコードして二次元バーコードを生成する。
ステップS1212にて、CPU101は、生成した二次元バーコードとステップS1201にて、選択したジョブの画像を合成する。
ステップS1213にて、CPU101は、合成した画像を印刷する。
[表示部105の画面制御]
図17は、第二の実施形態における画面制御のフローチャートである。
図17は、第二の実施形態における画面制御のフローチャートである。
本処理フローは、CPU101がこの処理フローを実行するためのプログラムをROM102からRAM103にロードし、各モジュール部を実行することで実現される。
ステップS2104以外は、第一の実施形態と同じである。従って、ステップS2104についてのみ説明する。
ステップS2104にて、表示部105は、図16(d)に示す画面を表示し、操作部106は、通信可能な照明器具を検索し、一覧を作成し、表示する。そして、選択した照明の閲覧照明情報を取得する。
以上、本実施形態によれば、閲覧照明情報を取得する際に、サーバー装置1103から照明データを取得するので、色彩照度計のような特別な器具を必要とせず、閲覧者の利便性が向上する。
本実施形態では、照明を作業者1111に選択させたが、画像形成装置に一番近い照明の照明データを取得して、印字してもよい。
<第三の実施形態>
第一の実施形態では、印刷物に閲覧照明情報を埋め込んだ二次元バーコードを印字した場合について説明した。
第一の実施形態では、印刷物に閲覧照明情報を埋め込んだ二次元バーコードを印字した場合について説明した。
第三の実施形態では、画像形成装置の表示部105に印刷物をプレビューした場合に、色味を確認する際に、印刷物を閲覧する環境とプレビューを閲覧する環境の環境光を揃える場合について説明する。これにより、印刷せずとも、プレビューにて色味を簡易的に確認することができる。
特に明記しない場合は、第一の実施形態と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
なお、以下では第一の実施形態との差分のみについて詳細に説明する。
[ネットワークシステム構成]
図18は、本発明の第三の実施形態に係るネットワークシステムの全体構成を示す概念図である。このネットワークシステムは、作業場所1401、ネットワーク1402、サーバー装置1403、閲覧場所1404を備える。
図18は、本発明の第三の実施形態に係るネットワークシステムの全体構成を示す概念図である。このネットワークシステムは、作業場所1401、ネットワーク1402、サーバー装置1403、閲覧場所1404を備える。
ネットワーク1402は、ネットワーク302と同じ構成である。サーバー装置1403は、サーバー装置1103と同じ構成である。作業場所は、画像形成装置1400、モニタ1410、コンピュータ1411、スマートフォン1430、照明器具1450、照明モジュール1460を備える。画像形成装置1400は、画像形成装置300と同じ構成である。モニタ1410は、モニタ310と同じ構成である。コンピュータ1411は、コンピュータ311と同じ構成である。スマートフォン1430は、スマートフォン730と同じ構成である。照明器具1450は、照明器具750と同じ構成である。照明モジュール1460は、照明モジュール760と同じ構成である。
閲覧場所は、情報装置1406、情報タグ1407、照明1408、印刷物1409を備える。情報装置1406は、情報装置1106と同じ構成である。情報タグ1407は、情報タグ1107と同じ構成である。照明1408は、照明1108と同じ構成である。印刷物1409は、印刷物720と同じ構成である。
第三の実施形態に係る画像形成装置1400の構成を示すブロック図は、第一の実施形態と同様であるため説明は省略する。第三の実施形態に係るCPU101及び画像処理部110の構成を説明するブロック図は、第一の実施形態と同様であるため説明は省略する。
[閲覧照明情報表示処理のフローチャート]
図19を用いて、閲覧照明情報の表示処理の詳細について説明する。図19は、本実施形態における表示部105の一例を示す図である。
図19を用いて、閲覧照明情報の表示処理の詳細について説明する。図19は、本実施形態における表示部105の一例を示す図である。
図20は、第三の実施形態における閲覧照明情報の印刷処理を示すシーケンス図である。本処理フローは、CPU101がこの処理フローを実行するためのプログラムをROM102からRAM103にロードし、各モジュール部を実行することで実現される。
ステップS1601にて、表示部105は、図19(a)に示す画面を表示し、操作部106は作業者1433からオブジェクト1501の選択を受け付ける。“カタログ.pdf”が入稿ジョブとして選択されたこととなる。ジョブ“カタログ.pdf”は、コンピュータ1411から予め画像形成装置1400に送信されたものである。
ステップS1602にて、表示部105は、図19(a)に示す画面を表示し、操作部106は作業者1433からオブジェクト1502の選択を受け付ける。次に、表示部105は、図19(b)に示す画面を表示し、操作部106は作業者1433からオブジェクト1503の選択を受け付ける。そして、表示部105は、図19(c)に示す画面を表示し、操作部106は作業者1433からオブジェクト1504の選択を受け付ける。
ステップS1603にて、表示部105は、図19(d)に示す画面を表示し、閲覧照明情報を手動で作業者1433から入力してもらう。作業者1433は、閲覧場所1404の閲覧照明情報を不図示の色彩照度計で測定し、相関色温度は5000(K)、照度30(lx)を入力する。本実施形態では、色彩照度計を用いたが、第二の実施形態のように、情報装置1406を用いて、情報タグ1407から照明1408の閲覧照明情報を取得してもよい。
ステップS1604にて、ステップS1603で取得した閲覧照明情報をエンコードして二次元バーコードを生成する。ステップS1605にて、生成した二次元バーコードとステップS1601にて、選択したジョブの画像を合成する。
ステップS1606にて、表示部105は、図19(a)に示す画面を表示し、操作部106は作業者1433からオブジェクト1505の選択を受け付ける。
ステップS1607にて、表示部105は、図19(e)に示す画面を表示し、プレビューを表示する。
ステップS1607にて、表示部105は、図19(e)に示す画面を表示し、プレビューを表示する。
ステップS1608にて、作業者1433は、スマートフォン1430のアプリを起動し、操作を行う。
ステップS1609において、スマートフォン1430は、図9の画面900を表示する。画面900は、閲覧環境照明の調整処理を行うアプリケーションのメイン画面である。メイン画面で、閲覧照明情報と照明情報を登録し、照明調整のスタートオブジェクトを押すことで、選択した照明を調整することができる。作業者1433がオブジェクト901に対してタッチ操作を行うと、表示部1436は、画面910を表示する。
画面910は、二次元バーコードを、スマートフォン1430を用いて撮影する際に用いられる画面である。
本実施形態では、図19(e)の1508の二次元バーコードをスマートフォン1430で撮影する。
撮影エリア画面911は、スマートフォン1430で撮影している画像を表示する領域である。撮影エリア画面911には、二次元バーコードを合わせる位置を示すガイド枠が表示される。スマートフォン1430は、二次元バーコードの読み取りに成功すると、スマートフォン1430による二次元バーコードの読み取り処理を終了する。
ステップS1610において、システム制御部1435は、二次元バーコードから読み取った情報を解析する。解析の結果、閲覧照明情報として、相関色温度は5000(K)、照度30(lx)を取得する。
システム制御部1435は、スキャンによって取得された画像データから二次元バーコードを検出する。ここでは、原稿に付加される符号画像として代表的な二次元コードである二次元バーコードを用いた場合を例に説明するが、符号画像はこれに限られるものではない。例えば、符号画像は、一次元コードや電子透かしといった、文書管理や複写制限等を目的とした特定の情報をコード化した画像であってもよい。
二次元バーコードを解析し、閲覧照明情報を取得することで、閲覧照明情報の登録を完了する。
ステップS1611において、スマートフォン1430は、図9に示す画面920を表示する。画面920は、メイン画面である。作業者1433がオブジェクト921に対してタッチ操作を行うと、表示部1436は、画面930を表示する。画面930は、スマートフォン1430の周辺に存在する通信可能な照明器具のリストである。
作業者1433がオブジェクト931に対してタッチ操作を行うと、スマートフォン1430は、通信部1437及びネットワーク1402を経由して、照明器具1450と接続し、照明モジュール1460の照明情報を要求する。
ステップS1612において、照明器具1450は、スマートフォン1430に照明モジュール1460の照明情報を通知する。照明情報は、相関色温度と光束から構成される情報である。照明モジュール1460の相関色温度は、例えば、2200(K)以上、6500(K)以下である。照明モジュール1460の光束は、例えば、0(lm)以上、800(lm)以下である。
ステップS1613において、スマートフォン1430は、取得した閲覧照明情報と照明情報から照明調整情報を決定する。照明調整情報は、相関色温度と光量から構成される。例えば、光量は、0%〜100%の間の数値で示してもよい。
本実施例では、閲覧照明情報は、相関色温度は5000(K)、照度30(lx)である。また、照明情報の相関色温度は、2200(K)以上、6500(K)以下。光束は、0(lm)以上、800(lm)以下である。
システム制御部1435は、閲覧照明情報の照度から照明モジュール1460の光束を決定する。ある光源からの照度は実施形態1の式1で求めることができる。仮に床面へ直接当たる光束が全体の30%、作業場所1401の床面積が10(m2)とする。
閲覧照明情報の照度は30(lx)なので、上記式に条件を代入すると、式5、式6に示すように必要な光束を算出することができる。
(式5)
30(lx) = 光束×30(%) ÷ 10(m2)
(式6)
光束(lm) = 30(lx) × 10(m2)÷ 30(%)= 1000(lm)
従って、閲覧照明情報から必要な光束は1000(lm)と決定することができる。
(式5)
30(lx) = 光束×30(%) ÷ 10(m2)
(式6)
光束(lm) = 30(lx) × 10(m2)÷ 30(%)= 1000(lm)
従って、閲覧照明情報から必要な光束は1000(lm)と決定することができる。
上記の光束の計算方法は、あくまでも例であり、床面積や閲覧物から光源までの距離は閲覧条件によって異なる。
閲覧照明情報は、相関色温度は5000(K)、必要光束1000(lm)である。また、照明情報の相関色温度は、2200(K)以上、6500(K)以下。光束は、0(lm)以上、800(lm)以下である。
従って、閲覧照明情報は照明情報の範囲外なので、ステップS1003で照明調整情報を決定する。相関色温度は、範囲内なので、照明調整情報の相関色温度は5000(K)と決定する。続いて、必要光束は、1000(lm)であり、範囲外なので、最も近い値である800(lm)が照明調整情報の光束として決定される。
ここで、閲覧環境照明の調整処理の説明に戻る。
ステップS1614において、スマートフォン1430は、照明調整情報を照明器具1450に送信する。
ステップS1615において、照明器具1450は、照明モジュール1460に照明調整情報を送信する。
ステップS1616において、照明モジュール1460は、受信した照明調整情報に基づいて光源1461を制御する。
[表示部105の画面制御]
図21は、第三の実施形態における画面制御のフローチャートである。本処理フローは、CPU101がこの処理フローを実行するためのプログラムをROM102からRAM103にロードし、各モジュール部を実行することで実現される。
図21は、第三の実施形態における画面制御のフローチャートである。本処理フローは、CPU101がこの処理フローを実行するためのプログラムをROM102からRAM103にロードし、各モジュール部を実行することで実現される。
ステップS2201、S2209、S2210以外は、第一の実施形態と同じである。従って、ステップS2201、S2209とS2210についてのみ説明する。
ステップS2201にて、表示部105は、図19(a)に示す画面を表示し、操作部106はオブジェクト1502とオブジェクト1505とオブジェクト1510のいずれかが選択されたか判断する。オブジェクト1502が選択された場合、プリント設定を選択する処理に移行する。
オブジェクト1505が選択された場合、プリント実行処理に移行する。オブジェクト1510が選択された場合は、プレビュー機能を実行するためにステップS2209へ移行する。オブジェクト1502が選択された場合は、ステップS2202に進み、オブジェクト1505が選択された場合は、ステップS2205に進む。
ステップS2209にて、表示部105は、図19(e)に示す画面を表示する。CPU101は、取得した閲覧照明情報から二次元バーコードを生成し、入力画像と合成し、表示部105に表示する。閲覧照明情報が取得されていない場合や閲覧照明情報印字機能が選択されていない場合は、合成処理を行わずに、入力画像をそのままプレビュー表示する。
ステップS2210にて、CPU101は、オブジェクト1509が選択されたか判断する。オブジェクト1509が選択された場合は、プレビュー機能を終了して、ステップS2201へ移行する。オブジェクト1509が選択されない場合は、ステップS2209へ移行し、プレビュー表示を継続する。
第三の実施形態によれば、画像形成装置の表示部105に印刷物をプレビューした場合に、色味を確認する際に、印刷物を閲覧する環境(閲覧場所1404)とプレビューを閲覧する場所(作業場所1401)の環境光を揃えることが可能となる。これにより、印刷せずとも、プレビューにて色味を簡易的に確認することができる。
<第四の実施形態>
第四の実施形態では、閲覧場所に窓があり、太陽などの環境光などにより、印刷物の閲覧環境に影響がある際に、色彩照度計を用いて、照明を閲覧照明情報に近づける場合について説明する。特に明記しない場合は、第一の実施形態と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
第四の実施形態では、閲覧場所に窓があり、太陽などの環境光などにより、印刷物の閲覧環境に影響がある際に、色彩照度計を用いて、照明を閲覧照明情報に近づける場合について説明する。特に明記しない場合は、第一の実施形態と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
なお、以下では第一の実施形態との差分のみについて詳細に説明する。
[閲覧場所1710の説明]
図22は、本発明の第四の実施形態に係る閲覧場所1710の構成を示す概念図である。この閲覧場所1710は、印刷物1720、スマートフォン1730、ネットワーク1740、照明器具1750、照明モジュール1760、色彩照度モジュール1780を備えている。
図22は、本発明の第四の実施形態に係る閲覧場所1710の構成を示す概念図である。この閲覧場所1710は、印刷物1720、スマートフォン1730、ネットワーク1740、照明器具1750、照明モジュール1760、色彩照度モジュール1780を備えている。
上記構成を詳述すると、閲覧場所1710は、印刷物1720を閲覧する場所である。
印刷物1720は、図1の画像形成装置300を用いて、トナーやインキにより、紙などの媒体に文字や絵、写真などの画像が印刷された物である。
ネットワーク1740は、例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット、イントラネット等であり、有線でも無線でもよい。印刷物1720は、図1の画像形成装置300を用いて、トナーやインキにより、紙などの媒体に文字や絵、写真などの画像が印刷された物である。
[スマートフォン1730の構成]
スマートフォン1730はスマートフォン730と同じ構成なので、説明を省略する。
スマートフォン1730はスマートフォン730と同じ構成なので、説明を省略する。
[照明器具1750と照明モジュール760の構成]
照明器具1750は、照明器具750と同じ構成なので、説明を省略する。
照明器具1750は、照明器具750と同じ構成なので、説明を省略する。
照明モジュール1760は、照明モジュール760と同じ構成なので、説明を省略する。
[色彩照度モジュール1780の構成]
色彩照度モジュール1780は、色彩照度計1781、システム制御部1782、通信部1783から構成される。
色彩照度モジュール1780は、色彩照度計1781、システム制御部1782、通信部1783から構成される。
色彩照度計1781は、環境光情報である照度と色度を取得する。
システム制御部1782は、色彩照度計1781や通信部1783の制御を行う。システム制御部1782は、通信部1783を介してネットワークに接続されている。
[閲覧環境照明調整処理のフローチャートの説明]
図18、図9、図11を用いて、閲覧環境照明調整処理の詳細について説明する。
図18、図9、図11を用いて、閲覧環境照明調整処理の詳細について説明する。
図18は、本実施形態における閲覧環境照明調整処理のシーケンス図である。
図9は、スマートフォン1730の画面の例である。
図11は、照明調整情報決定処理のフローチャートである。
ステップS1801において、スマートフォン1730は、図9の画面900を表示する。画面900は、閲覧環境照明調整処理を行うアプリケーションのメイン画面である。メイン画面で、閲覧照明情報と照明情報を登録し、照明調整のスタートオブジェクトを押すことで、選択した照明を調整することができる。閲覧者がオブジェクト901に対してタッチ操作を行うと、表示部1736は、画面910を表示する。画面910は、二次元バーコードを、スマートフォン1730を用いて撮影する際に用いられる画面である。
撮影エリア画面911は、スマートフォン1730で撮影している画像を表示する領域である。撮影エリア画面911には、二次元バーコードを合わせる位置を示すガイド枠が表示される。携帯装置は、二次元バーコードの読み取りに成功すると、スマートフォン1730による二次元バーコードの読み取り処理を終了する。
ステップS1802において、システム制御部1735は、二次元バーコードから読み取った情報を解析する。解析の結果、閲覧照明情報として、相関色温度は5000(K)、照度30(lx)を取得する。
システム制御部1735は、スキャンによって取得された画像データから二次元バーコードを検出する。ここでは、原稿に付加される符号画像として代表的な二次元コードである二次元バーコードを用いた場合を例に説明するが、符号画像はこれに限られるものではない。例えば、符号画像は、一次元コードや電子透かしといった、文書管理や複写制限等を目的とした特定の情報をコード化した画像であってもよい。
二次元バーコードを解析し、閲覧照明情報を取得することで、閲覧照明情報の登録を完了する。
ステップS1803において、スマートフォン1730は、画面920を表示する。画面920は、メイン画面である。閲覧者がオブジェクト921に対してタッチ操作を行うと、表示部1736は、画面930を表示する。画面930は、スマートフォン1730の周辺に存在する通信可能な照明器具のリストである。
閲覧者がオブジェクト931に対してタッチ操作を行うと、スマートフォン1730は、通信部1737及びネットワーク1740を経由して、照明器具1750と接続し、照明モジュール1760の照明情報を要求する。
ステップS1804において、照明器具1750は、スマートフォン1730に照明モジュール1760の照明情報を通知する。照明情報は、相関色温度と光束から構成される情報である。
ステップS1805において、スマートフォン1730は、取得した閲覧照明情報と照明情報から照明調整情報を決定する。
詳細調整情報決定処理の詳細については説明を省略する。
ステップS1806において、スマートフォン1730は、照明調整情報を照明器具1750に送信する。
ステップS1807において、照明器具1750は、照明モジュール1760に照明調整情報を送信する。
ステップS1808において、照明モジュール1760は、受信した照明調整情報に基づいて光源1761を制御する。
ステップS1809において、照明モジュール1760は、制御が完了すると、照明器具1750に制御完了を通知する。
ステップS1810において、照明器具1750は、照明モジュール1760から制御完了の通知を受け取ると、スマートフォン1730に制御完了を通知する。
ステップS1811において、スマートフォン1730は、閲覧場所1710の環境光情報を取得するために、ネットワーク1740を介して、色彩照度モジュール1780に環境光情報を要求する。
ステップS1812において、システム制御部1782は、色彩照度計1781にて取得した環境光情報をスマートフォン1730へ通知する。
ステップS1813において、スマートフォン1730は、閲覧照明情報と環境光情報から照明調整情報を決定する。
例えば、閲覧照明情報の相関色温度は5000(K)、照度30(lx)、環境光情報の相関色温度4000(K)、照度50(lx)の場合について説明する。
閲覧照明情報の相関色温度が環境光情報の相関色温度よりも大きい場合は、元の照明調整情報の相関色温度に1を加算する。
閲覧照明情報の相関色温度が環境光情報の相関色温度よりも小さい場合は、元の照明調整情報の相関色温度に1を減算する。
閲覧照明情報の照度が環境光情報の照度よりも大きい場合は、元の照明調整情報の照度に1を加算する。
閲覧照明情報の照度が環境光情報の照度よりも小さい場合は、元の照明調整情報の照度に1を減算する。
ステップS1814において、スマートフォン1730は、照明調整情報を照明器具1750に送信する。
ステップS1815において、照明器具1750は、照明モジュール1760に照明調整情報を送信する。
ステップS1817において、照明モジュール1760は、受信した照明調整情報に基づいて光源1761を制御する。
ステップS1817において、照明モジュール1760は、制御が完了すると、照明器具1750に制御完了を通知する。
ステップS1818において、照明器具1750は、照明モジュール1760から制御完了の通知を受け取ると、スマートフォン1730に制御完了を通知する。
その後、スマートフォン1730は、閲覧照明情報と環境光情報の相関色温度、照度の差が予め定められた閾値であることを確認する。予め定められた閾値よりも大きい場合は、ステップS1813からステップS1818の処理を繰り返す。そして、予め定められた閾値以下の場合は、処理を終了する。
以上、説明したように、本実施形態によれば、閲覧場所に窓があり、太陽などの環境光などにより、印刷物の閲覧環境に影響がある際に、色彩照度計を用いて、照明を閲覧照明情報に近づけることが可能となる。これにより、閲覧者に負荷をかけることなく、任意の観察光源に対応した環境光補正を行うことができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるものではない。
以上、本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるものではない。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
730 スマートフォン
735 システム制御部
732 撮像素子
737 通信部
750 照明器具
735 システム制御部
732 撮像素子
737 通信部
750 照明器具
Claims (19)
- 情報を処理する情報装置と、光を発する照明装置とを有する情報処理システムであって、
前記情報装置は、
所定の情報を含む画像を読み取り可能な読み取り手段と、
前記読み取り手段によって読み取った前記所定の情報から第1照明情報を取得する第1取得手段と、
前記照明装置の能力情報を示す第2照明情報を取得する第2取得手段と、
前記第1照明情報と前記第2照明情報に基づいて、前記照明装置に送信する第3照明情報を生成する生成手段と、
を有し、
前記照明装置は、前記第3照明情報に基づいて、前記光を制御することを特徴とする情報処理システム。 - 画像を用紙に印刷する印刷装置を更に有し、
前記印刷装置は、
前記第1照明情報に基づいて前記所定の情報を生成する第2生成手段と、
前記第2生成手段によって生成した前記所定の情報と画像を用紙に印刷する印刷手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記印刷装置は、ユーザから指示を受け付ける受け付け手段を有し、
前記第1照明情報は、前記受け付け手段がユーザから受け付けた光の相関色温度と照度であることを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。 - 前記印刷装置は、ネットワークを介して前記画像に基づくデータを受信する受信手段を有することを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理システム。
- 光の相関色温度と照度を測定する測定装置を更に有し、
前記第2照明情報は、前記測定装置が測定した相関色温度と照度であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記第2照明情報は、前記照明装置の相関色温度の下限及び上限の情報と照度の下限及び上限の情報であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記第1照明情報の相関色温度の値と照度の値が、前記第2照明情報の前記照明装置の相関色温度の下限及び上限の情報と照度の下限及び上限に含まれる場合には、前記第3照明情報は、前記第1照明情報の相関色温度の値と照度の値となることを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
- 前記第1照明情報の相関色温度の値が、前記第2照明情報の前記照明装置の相関色温度の下限及び上限の情報に含まれない場合には、前記第3照明情報の相関色温度の値は、前記第2照明情報の前記相関色温度の上限または下限のうち前記第1照明情報の相関色温度の値に近い値となることを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
- 前記第1照明情報の光束の値が、前記第2照明情報の前記照明装置の光束の下限及び上限の情報に含まれない場合には、前記第3照明情報の光束の値は、前記第2照明情報の前記光束の上限または下限のうち前記第1照明情報の光束の値に近い値となることを特徴とする請求項8に記載の情報処理システム。
- 前記情報装置は、
前記第2照明情報を前記照明装置から取得する第3取得手段と、を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 情報を保持するサーバーを有し、
前記情報装置は、
ネットワークを介して前記サーバーから前記第2照明情報を取得する第4取得手段と、を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記情報装置は、
ネットワークを介して前記照明装置に前記第3照明情報を送信する送信手段と、を有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記所定の情報は二次元コードであることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 照明装置と通信する通信手段と、
所定の情報を含む画像を読み取り可能な読み取り手段と、
前記読み取り手段によって読み取った前記所定の情報から第1照明情報を取得する第1取得手段と、
前記照明装置の能力情報を示す第2照明情報を取得する第2取得手段と、
前記第1照明情報と前記第2照明情報に基づいて、前記照明装置に送信する第3照明情報を生成する生成手段と、
前記照明装置に前記第3照明情報に基づく制御を実行させる制御手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記通信手段は、光の相関色温度と照度を測定する測定装置と通信し、
前記第2照明情報は、前記測定装置から受信した相関色温度と照度であることを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。 - 前記第2照明情報は、前記照明装置の相関色温度の下限及び上限の情報と照度の下限及び上限の情報であることを特徴とする請求項14または15に記載の情報処理装置。
- 前記第1照明情報の相関色温度の値と照度の値が、前記第2照明情報の前記照明装置の相関色温度の下限及び上限の情報と照度の下限及び上限に含まれる場合には、前記第3照明情報は、前記第1照明情報の相関色温度の値と照度の値となることを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置。
- 前記第1照明情報の相関色温度の値が、前記第2照明情報の前記照明装置の相関色温度の下限及び上限の情報に含まれない場合には、前記第3照明情報の相関色温度の値は、前記第2照明情報の前記相関色温度の上限または下限のうち前記第1照明情報の相関色温度の値に近い値となることを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置。
- 前記第1照明情報の光束の値が、前記第2照明情報の前記照明装置の光束の下限及び上限の情報に含まれない場合には、前記第3照明情報の光束の値は、前記第2照明情報の前記光束の上限または下限のうち前記第1照明情報の光束の値に近い値となることを特徴とする請求項18に記載の情報処理装置。
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