JP2021179768A - シミュレーション装置およびシミュレーション方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】シミュレータ間の同期回数を減らすことができるシミュレーション装置等を提供する。【解決手段】マイコンシミュレータ101(第1シミュレータ)は、信号圧縮処理部104(第1信号圧縮処理部)、送信バッファ105(第1送信バッファ)を備える。信号圧縮処理部104は、送信信号の値が変化するタイミングを2以上含む期間(第1期間)の送信信号から圧縮データを生成する。送信バッファ105は、圧縮データを一時的に記憶し、同期スケジューラ110からの同期開始指示に従って圧縮データをプラント・回路シミュレータ102(第2シミュレータ)へ送信する。【選択図】図1
Description
本発明は、シミュレーション装置およびシミュレーション方法に関する。
従来、複数のシミュレータを連動させた協調シミュレーションシステムにおいては、シミュレーションの速度を向上させる技術が提案されている。
一例として、特許文献1では、シミュレータ間またはシミュレータ内の各論理ブロック間に存在する、許容可能な遅延時間を元に、同期間隔を長くしても正確に動作する範囲を求め、最大の同期間隔を設定して同期回数を削減することで、シミュレーションの動作速度を向上させる仕組みが記載されている。
協調シミュレーションシステムでは、シミュレータ間の同期処理の計算負荷は大きいため、同期回数を減らすことで、シミュレータの動作速度を向上させる技術が求められる。
特許文献1では、シミュレータ間で受け渡すデータのサンプリング時間と同期タイミングは同じである為、サンプリング時間を短くする必要があるデータがあると、同期タイミングも短くなり、結果同期回数が増えるという欠点を持つ。
そこで、本発明では、シミュレータ間の同期回数を減らすことができるシミュレーション装置及びシミュレーション方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一例は、第1シミュレータと、第2シミュレータと、前記第1シミュレータと前記第2シミュレータの同期を制御する同期スケジューラを備えたシミュレーション装置であって、前記第1シミュレータは、送信信号の値が変化するタイミングを2以上含む第1期間の前記送信信号から圧縮データを生成する第1信号圧縮処理部と、前記圧縮データを一時的に記憶し、前記同期スケジューラからの同期開始指示に従って前記圧縮データを前記第2シミュレータへ送信する第1送信バッファと、を備える。
本発明によれば、シミュレータ間の同期回数を減らすことができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下、図面を用いて本実施形態に関わるシミュレーション装置の構成及び動作を説明する。本実施形態の目的は、前述した発明の目的と一部重複するが、サンプリング時間を維持したまま、シミュレータ間の同期回数を減らすことができるシミュレーション装置を提供することにある。
図1は、本実施形態の協調シミュレーションシステム100(シミュレーション装置)の全体構成の一例を示す図である。協調シミュレーションシステム100は、マイコンシミュレータ101とプラント・回路シミュレータ102の異なるシミュレータを、同期スケジューラ110が同期制御することで動作する。
マイコンシミュレータ101は、マイコンモデル103、信号圧縮処理部104、送信バッファ105、同期タイマ106、読み出しタイマ107、波形生成処理部108、受信バッファ109で構成される。これらの構成要素は、一例として、プロセッサ、メモリ、通信回路等が協働することによって実現される。
信号圧縮処理部104は、通信するデータ量を削減することを目的とし、マイコンモデル103から送信された信号に対して圧縮処理を行う。送信バッファ105は、信号圧縮処理部104から受け取った圧縮データを格納し、パケットに変換してから送信する。同期タイマ106は、同期スケジューラ110から指示を受け、信号圧縮処理部104と送信バッファ105に対して信号の送信指示を送る。
換言すれば、協調シミュレーションシステム100(シミュレーション装置)は、マイコンシミュレータ101(第1シミュレータ)と、プラント・回路シミュレータ102(第2シミュレータ)と、マイコンシミュレータ101とプラント・回路シミュレータ102の同期を制御する同期スケジューラ110を備える。マイコンシミュレータ101(第1シミュレータ)は、少なくとも信号圧縮処理部104(第1信号圧縮処理部)、送信バッファ105(第1送信バッファ)を備える。
詳細は後述するが、信号圧縮処理部104(第1信号圧縮処理部)は、送信信号の値が変化(0→1又は1→0)するタイミングを2以上含む期間(第1期間)の送信信号から圧縮データを生成する。送信バッファ105(第1送信バッファ)は、圧縮データを一時的に記憶し、同期スケジューラ110からの同期開始指示に従って圧縮データをプラント・回路シミュレータ102(第2シミュレータ)へ送信する。これにより、データの送信間隔が長くなるので、シミュレータ間の同期回数を減らすことができる。
本実施形態では、例えば、図11に示すように、信号圧縮処理部104(第1信号圧縮処理部)は、送信信号の初期値(0又は1)と、送信信号の値が変化するタイミングとから圧縮データを生成する。これにより、送信するデータのサイズが小さくなる。また、送信信号の圧縮が容易となる。
図1に示す同期スケジューラ110は、マイコンシミュレータ101とプラント・回路シミュレータ102が同期するタイミングを制御する。なお、ここで示す同期スケジューラを使った同期制御は一例であって、これに限定するものではない。
プラント・回路シミュレータ102は、受信バッファ111、波形生成処理部112、読み出しタイマ113、同期タイマ114、送信バッファ115、信号圧縮処理部116、回路モデル117、インバータモデル118、モータモデル119である。
受信バッファ111は、パケットを受信し、そこに含まれる圧縮データを取り出して送信する。波形生成処理部112は、受信バッファ111から圧縮データを受け取ると、その圧縮データを復元して送信する。
詳細は後述するが、波形生成処理部112は、パケットに含まれる圧縮データを復元し、圧縮データに含まれる送信信号の初期値(例えば、0又は1)と、送信信号の値が変化するタイミングとから送信信号の波形(例えば、矩形波)を生成する。これにより、送信信号を容易に復元することができる。
読み出しタイマ113は、サンプリング時間に合わせて、波形生成処理部112の信号の送信タイミングを指示する。
なお、モデル(回路モデル117、インバータモデル118、モータモデル119)は、波形生成処理部112によって生成(復元)された送信信号の値がサンプリング時間に合わせて入力され、出力信号を出力する。信号圧縮処理部116(第2信号圧縮処理部)は、出力信号の値が変化するタイミングを2以上含む同期時間(第2期間)の出力信号から圧縮データを生成する。送信バッファ115(第2送信バッファ)は、同期スケジューラ110からの同期開始指示に従い、信号圧縮処理部116(第2信号圧縮処理部)によって生成された圧縮データをマイコンシミュレータ101(第1シミュレータ)へ送信する。同期タイマ114(第2タイマ)は、同期期間(第2期間)の経過後、同期タイミングに到達したことを同期スケジューラ110に通知する。同期スケジューラ110は、同期タイマ106(第1タイマ)と同期タイマ114(第2タイマ)からそれぞれの同期タイミングに到達したことを通知された場合、同期開始指示をマイコンシミュレータ101(第1シミュレータ)とプラント・回路シミュレータ102(第2シミュレータ)へ送信する。これにより、出力信号をマイコンシミュレータ101へフィードバックすることができる。
本実施形態では、2つのシミュレータの同期方法とマイコンシミュレータ101からプラント・回路シミュレータ102への受け渡しについて説明する。
次に、図2の本実施形態の協調シミュレーションシステム100における、信号を送信するときの処理の流れを示すフローチャートを説明する。ここでの処理は、図1の信号圧縮処理部104、送信バッファ105、同期タイマ106が該当する。
S200では、送信信号をサンプリングタイミングで取り込み、データを圧縮する。
S201では、シミュレーションが、同期時間に到達したかどうかを判定する。成立ならばS202に進み、不成立ならばS200に戻る。不成立判定になると、同期時刻に到達する(S201が成立になる)まで繰り返し、同期タイミングに送信する信号が増えていく。この同期時間は、許容可能なシミュレーション内の遅延時間を事前に計算しておき、その許容可能な遅延時間の分だけ、同期時間を長く設定することができる。
S202では、シミュレーションを停止する。
S203では、信号圧縮処理部104は、圧縮データを、送信バッファに送信する。
S204では、同期タイマ106は、同期スケジューラ110に同期時間到達を報告する。すなわち、同期タイマ106(第1タイマ)は、同期時間(第1期間)の経過後、同期タイミングに到達したこと同期スケジューラ110に通知する。
S205では、同期タイマ106が、同期スケジューラ110から同期開始指示を受け取ったかどうかを判定する。成立ならばS206に進み、不成立ならばS205を繰り返し、成立になるまで待ち状態となる。
S206では、送信バッファ105は、圧縮データをパケットにして送信する。
S207では、同期タイマ106は、同期スケジューラに同期完了を報告する。
S208では、同期スケジューラ110から、シミュレータ再開の指示を受けたかどうかを判定する。成立ならば、S208に進む。不成立ならばS208を繰り返し、成立になるまで待ち状態となる。
S209では、シミュレーションの動作時間が、終了時刻に到達したかどうかを判定する。成立ならば処理終了とする。不成立ならばS210に進み、シミュレーションを再開する。そして、S200に戻り、一連の処理を繰り返す。
次に、図3の本実施形態の協調シミュレーションシステム100における、信号を受信するときの処理の流れを示すフローチャートを説明する。ここでの処理は、図1の受信バッファ111、波形生成処理部112、読み出しタイマ113が該当する。
S300は、マイコンシミュレータ101のシミュレーションが開始、または再開したかどうかを判定する。成立ならばS301に進み、不成立ならばS300の処理を繰り返し、待ち状態となる。
S301では、受信バッファは、受信パケットを波形生成処理部に送信する。
S302では、波形生成処理部は、受信した圧縮データを復元する。
S303では、波形生成処理部からサンプリングタイミングでデータを読み出し、回路モデルに送信する。
S304では、波形生成処理部の信号は、全て送信が完了したかどうかを判定する。成立ならばS305に進み、不成立ならばS303に戻る。
S305では、シミュレーションの動作時間が、終了時刻に到達したかどうかを判定する。成立ならば処理終了とする。不成立ならばS300に戻り、一連の処理を繰り返す。
次に、図4の本実施形態の協調シミュレーションシステム100における、マイコンシミュレータとプラント・回路シミュレータを同期させる同期スケジューラ110の処理の流れを示すフローチャートを説明する。
S400では、全てのシミュレータから、同期時間到達報告を受け取ったかどうかを判定する。成立ならばS401に移り、不成立ならばS400を繰り返し、成立になるまで待ち状態となる。
S401では、各シミュレータの同期タイマに、同期開始指示を送る。
S402では、全てのシミュレータから、同期完了報告を受け取ったかどうかを判定する。成立ならばS403に移り、不成立ならばS402を繰り返し、成立になるまで待ち状態となる。
S403では、各シミュレータの同期タイマに、シミュレーション再開指示を送る。
S404では、シミュレーションの動作時間が、終了時刻に到達したかどうかを判定する。成立ならば処理終了とする。不成立ならばS400に戻り、一連の処理を繰り返す。
次に、図5の送信信号の一例として、PWM信号のU相、V相、W相を適用した例を説明する。ここでは、マイコンモデル103から信号圧縮処理部104に、PWM信号のU相(PWM_U)、V相(PWM_U)、W相(PWM_W)を送る場合、サンプリング周期500で各相のデジタル値(0又は1)を取得すると、サンプリング回数×信号本数のデータ量が必要となる。
次に、図6の本実施形態に関わる信号圧縮処理部104の処理を説明する。本実施形態では、圧縮する信号(送信信号)は、一例としてPWM信号のU相、V相、W相の信号である。ここで示す圧縮データでは、初期値601と信号変化タイミング602を取得することで、データ量を削減する。なお、ここで説明した圧縮処理は一例であって、これに限定するものではなく、送信信号に合わせて効果的な可逆圧縮や非可逆圧縮等の圧縮処理を適用する。
次に、図7の送信バッファ105の処理を説明する。なお、送信する信号は、一例としてPWM信号のU相、V相、W相である。
送信バッファ105は、信号圧縮処理部104から送られた圧縮データを、圧縮データ格納バッファ700に格納する。その格納した圧縮データをパケット生成処理部701に送り、パケットに変換して送信する。パケットの送信は、同期タイマ106から送信指示を受けてから行う。
次に、図8のパケット生成処理部701で生成するパケット800を説明する。パケット800は、送信宛先ID、送信元ID、シーケンス番号、同期時刻情報、送信データ長、送信データの各フィールドで構成される。送信データ801は、信号数802と、信号数802の数だけ圧縮データ長803と圧縮データ804が含まれている。例えば、送信する信号がPWM信号の場合、図8の信号数802は3となり、信号0、信号1、信号2がそれぞれPWM信号のU相、V相、W相に対応する。なお、ここで説明したパケットの構成は一例であって、これに限定するものではない。
本実施形態では、信号圧縮処理部104(第1信号圧縮処理部)は、互いに異なる2以上の送信信号(PWM信号のU相、V相、W相)から圧縮データをそれぞれ生成する。送信バッファ105(第1送信バッファ)は、それぞれ生成された圧縮データを含むパケット800を生成し、パケット800をプラント・回路シミュレータ102(第2シミュレータ)へ送信する。これにより、互いに異なる2以上の送信信号のそれぞれの圧縮データをまとめて送信することができる。
次に、図9の受信バッファ111の処理を説明する。受信バッファ111に送信されるパケット800は、パケット受信バッファ900に格納する。そのパケットには複数の圧縮データが含まれており、圧縮データ取り出し処理部901で種類別に取り出し、送信する。
次に、図10の波形生成処理部112の処理を説明する。波形生成処理部112に送信される圧縮データを、圧縮データ復元処理部1000で復元する。その復元したデータは、データ取り出し処理部1001に格納し、読み出しタイマ113がサンプリングタイミングに合わせて送信指示を出すことにより、送信する。
以上述べたように、本実施形態の手段によれば、複数のシミュレータを連動させる協調シミュレーションシステムにおいて、サンプリング時間を維持したまま、許容可能な遅延時間の分だけ同期タイミングを長く設定して同期回数を削減することを可能とし、シミュレーションの動作速度を向上させることができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。例えば、自動車、電動機、発電機、鉄道、ロボット、工作機械、医療機器、IoT機器、複合領域物理モデルシミュレータ、車両運動シミュレータ、等にも適用可能である。
上記実施形態では、マイコンシミュレータ101、同期スケジューラ110、プラント・回路シミュレータ102は、例えば、1台のコンピュータで実行されるソフトウェアによって実現されるが、それぞれ別のコンピュータで実行されるソフトウェアによって実現されてもよい。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、図面上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
なお、本発明の実施形態は、以下の態様であってもよい。
(1).異なる複数のシミュレータを連動する協調シミュレーションで、送信信号を圧縮する手段と、圧縮データを格納してパケットに変換してから送信するバッファと、同期タイミングを指示するタイマと、パケットを受信して圧縮データを取り出すバッファと、圧縮データを復元する手段と、サンプリング時間に合わせて信号の送信を指示するタイマと、を備え、シミュレーションの動作速度を向上させることを特徴とするシミュレーション装置。
(2).同期タイミングに到達するまでサンプリングタイミングで送信データを取り込み、送信データを圧縮することを特徴とする(1)に記載のシミュレーション装置。
(3).複数の圧縮データをパケットに変換し、同期タイミングで纏めて送信することを特徴とする(1)に記載のシミュレーション装置。
(4).受信したパケットから圧縮データを取り出して復元することを特徴とする(1)に記載のシミュレーション装置。
(5).サンプリング時間に合わせて、信号の送信を指示することを特徴とする(1)に記載のシミュレーション装置。
すなわち、(1)−(5)では、例えば、許容可能なシミュレーション内の遅延時間を事前に計算しておき、その許容可能な遅延時間の分だけ、同期タイミングを長く設定する。その同期タイミングに到達するまで、送信信号は送信バッファ105に格納され、同期タイミングで纏めて送信する。
上記(1)−(5)によれば、複数のシミュレータを連動した協調シミュレーションにおいて、サンプリング時間を維持したまま、シミュレータ間の同期回数を減らすことで、シミュレーションの動作速度を向上することが可能である。
100…協調シミュレーションシステム、101…マイコンシミュレータ、102…プラント・回路シミュレータ、103…マイコンモデル、104…信号圧縮処理部、105…送信バッファ、106…同期タイマ、110…同期スケジューラ、111…受信バッファ、112…波形生成処理部、113…読み出しタイマ、117…回路モデル、118…インバータモデル、119…モータモデル
Claims (7)
- 第1シミュレータと、第2シミュレータと、前記第1シミュレータと前記第2シミュレータの同期を制御する同期スケジューラを備えたシミュレーション装置であって、
前記第1シミュレータは、
送信信号の値が変化するタイミングを2以上含む第1期間の前記送信信号から圧縮データを生成する第1信号圧縮処理部と、
前記圧縮データを一時的に記憶し、前記同期スケジューラからの同期開始指示に従って前記圧縮データを前記第2シミュレータへ送信する第1送信バッファと、を備えることを特徴とするシミュレーション装置。 - 請求項1に記載のシミュレーション装置であって、
前記第1信号圧縮処理部は、
前記送信信号の初期値と、前記送信信号の値が変化するタイミングとから前記圧縮データを生成する
ことを特徴とするシミュレーション装置。 - 請求項2に記載のシミュレーション装置であって、
前記第1信号圧縮処理部は、
互いに異なる2以上の前記送信信号から前記圧縮データをそれぞれ生成し、
前記第1送信バッファは、
それぞれ生成された前記圧縮データを含むパケットを生成し、
前記パケットを前記第2シミュレータへ送信する
ことを特徴とするシミュレーション装置。 - 請求項3に記載のシミュレーション装置であって、
前記第2シミュレータは、
前記パケットを受信する受信バッファと、
前記パケットに含まれる前記圧縮データを復元し、前記送信信号の初期値と、前記送信信号の値が変化するタイミングとから前記送信信号の波形を生成する波形生成処理部と、を備える
ことを特徴とするシミュレーション装置。 - 請求項4に記載のシミュレーション装置であって、
前記第1シミュレータは、
前記第1期間の経過後、同期タイミングに到達したことを前記同期スケジューラに通知する第1タイマを備え、
前記第2シミュレータは、
前記波形生成処理部によって生成された前記送信信号の値がサンプリング時間に合わせて入力され、出力信号を出力するモデルと、
前記出力信号の値が変化するタイミングを2以上含む第2期間の前記出力信号から圧縮データを生成する第2信号圧縮処理部と、
前記同期スケジューラからの同期開始指示に従い、前記第2信号圧縮処理部によって生成された前記圧縮データを前記第1シミュレータへ送信する第2送信バッファと、
前記第2期間の経過後、同期タイミングに到達したことを前記同期スケジューラに通知する第2タイマと、を備え、
前記同期スケジューラは、
前記第1タイマと前記第2タイマからそれぞれの同期タイミングに到達したことを通知された場合、同期開始指示を前記第1シミュレータと前記第2シミュレータへ送信する
ことを特徴とするシミュレーション装置。 - 請求項3に記載のシミュレーション装置であって、
前記送信信号は、
PWM信号の各相の信号である
ことを特徴とするシミュレーション装置。 - 送信信号の値が変化するタイミングを2以上含む第1期間の前記送信信号から圧縮データを生成する第1信号圧縮処理工程と、
前記圧縮データを一時的に記憶し、同期スケジューラからの同期開始指示に従って前記圧縮データを第1シミュレータから第2シミュレータへ送信する第1送信工程と、
をプロセッサに実行させることを特徴とするシミュレーション方法。
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Cited By (1)
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CN115562174A (zh) * | 2022-12-01 | 2023-01-03 | 大方智造(天津)科技有限公司 | 一种基于g代码的机床随动切削仿真方法 |
-
2020
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CN115562174B (zh) * | 2022-12-01 | 2023-03-24 | 大方智造(天津)科技有限公司 | 一种基于g代码的机床随动切削仿真方法 |
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