JP2021179632A - スピッツ・タグ - Google Patents

スピッツ・タグ Download PDF

Info

Publication number
JP2021179632A
JP2021179632A JP2021128672A JP2021128672A JP2021179632A JP 2021179632 A JP2021179632 A JP 2021179632A JP 2021128672 A JP2021128672 A JP 2021128672A JP 2021128672 A JP2021128672 A JP 2021128672A JP 2021179632 A JP2021179632 A JP 2021179632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tag
spitz
microtube
sample
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021128672A
Other languages
English (en)
Inventor
修 島田
Osamu Shimada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hakuakai ISH
Original Assignee
Hakuakai ISH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hakuakai ISH filed Critical Hakuakai ISH
Publication of JP2021179632A publication Critical patent/JP2021179632A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Abstract

【課題】分注工程において検体の取り違えを防止する。【解決手段】伸縮性を有するシート状の本体部を備え、前記本体部は、少なくとも1つの貫通孔と、前記貫通孔に挿入されたチューブに分注された検体を識別する検体識別部材を付する識別部材領域を有し、前記貫通孔の縁により前記チューブの上端と下端の間の外壁を、前記チューブから脱落しないように保持する。【選択図】図1

Description

本発明は、検体を収容するマイクロチューブなどのチューブに取り付けるスピッツ・タグに関するものである。
遺伝子検査を自動機器を用いて行う場合には、検体の取り違えの発生は極めてまれであるが、用手法で遺伝子検査を行う場合には、マイクロチューブの取り違えが生じる場合がある。ここでマイクロチューブの取り違えが発覚しない場合には、検査過誤となり生命予後を左右する事故に結びつく可能性がある。特許文献1には、遺伝子検査などに用いられるマイクロチューブが開示されている。
特開2008−20028号公報
ここでマイクロチューブは、有底で筒状をしたチューブ本体と、チューブ本体にヒンジ部を介して接続された蓋を有しているが、チューブ本体や蓋が小型であることから、チューブ本体や蓋にバーコード、二次元コード、RFIDタグなどの検体識別部材を付すことが困難であり、検体の分注工程における検体の取り違え防止が十分に図られていなかった。
本発明の目的は、検体の分注工程における検体の取り違えを防止することである。
本発明のスピッツ・タグは、伸縮性を有するシート状の本体部を備え、前記本体部は、少なくとも1つの貫通孔と、前記貫通孔に挿入されたチューブに分注された検体を識別する検体識別部材を付する識別部材領域を有し、前記貫通孔の縁により前記チューブの上端と下端の間の外壁を、前記チューブから脱落しないように保持する。
また本発明のスピッツ・タグは、前記シート状の本体部が矩形形状を有し、前記本体部の長手方向に沿って複数の前記貫通孔が等間隔で形成されている。
また本発明のスピッツ・タグは、前記検体識別部材がバーコード、二次元コード及びRFIDタグの中の少なくとも1つである。
本発明によれば、検体の分注工程における検体の取り違えを防止することができる。
第1の実施の形態に係るスピッツ・タグの平面図である。 第2の実施の形態に係るスピッツ・タグの平面図である。 実施の形態に係る8連マイクロチューブの側面図である。 実施の形態に係る8連マイクロチューブにスピッツ・タグを装着した状態を示す図である。 第1の実施の形態に係るスピッツ・タグに検体識別部材を付した状態を示す図である。 第1の実施の形態に係るスピッツ・タグに検体識別部材を付した状態を示す図である。 第2の実施の形態に係るスピッツ・タグに検体識別部材を付した状態を示す図である。 第2の実施の形態に係るスピッツ・タグに検体識別部材を付した状態を示す図である。 第1の実施の形態に係るスピッツ・タグの変形例を示す平面図である。 実施の形態に係るスピッツ・タグが外壁に一体に形成された8連マイクロチューブの側面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態に係るスピッツ・タグについて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る8連マイクロチューブ用のスピッツ・タグを示す図である。スピッツ・タグ2は、矩形形状を有する樹脂製のシート状の本体部2aを備えている。ここで本体部2aは、伸縮性を有することが望ましい。本体部2aには8連マイクロチューブ10を構成するマイクロチューブ10a(図3参照)を挿入する8個の貫通孔2bが本体部2aの長手方向に沿って等間隔で形成されている。ここで貫通孔2bは円形であり、その直径は、挿入されるマイクロチューブ10aの外壁を保持することができるように、保持する位置のマイクロチューブ10の外形とほぼ同じに設定されている。
また本体部2aの貫通孔2bが形成されていない領域、即ち本体部2aの一方の端部には、検体識別部材であるバーコード、二次元コード、RFIDタグを付する識別部材領域2cを有している。
図2は、本発明の第2の実施の形態に係るシングルマイクロチューブ用のスピッツ・タグを示す図である。スピッツ・タグ4は、矩形形状を有する樹脂製のシート状の本体部4aを備えている。ここで本体部4aは、伸縮性を有することが望ましい。本体部4aにはシングルマイクロチューブを挿入する1個の貫通孔4bが本体部4aの一方側に形成されている。ここで貫通孔4bは円形であり、その直径は、挿入されるマイクロチューブの外壁を保持することができるように、保持する位置のマイクロチューブの外形とほぼ同じに設定されている。
また本体部4aの貫通孔4bが形成されていない領域、即ち本体部4aの他方側には、検体識別部材であるバーコード、二次元コード、RFIDタグを付する識別部材領域4cを有している。
図3は、8連マイクロチューブの側面図である。8連マイクロチューブ10は、有底で筒状をしたチューブ本体と、チューブ本体にヒンジ部を介して接続された蓋を備えるマイクロチューブ10aを8個、マイクロチューブ10aの上部近傍において連結したものである。
図4は、8連マイクロチューブ10を構成するマイクロチューブ10aのそれぞれをスピッツ・タグ2の本体部2aに形成された貫通孔2bに挿入した状態を示す図である。スピッツ・タグ2の本体部2aに形成された貫通孔2bの円形の縁によりマイクロチューブ10aの外壁が保持される。ここで貫通孔2bの直径は、保持する位置のマイクロチューブ10aの外形とほぼ同じに設定されているため、スピッツ・タグ2は、8連マイクロチューブ10から容易に脱落することがないように8連マイクロチューブ10に装着することができる。
なお第2の実施の形態に係るスピッツ・タグ4にシングルマイクロチューブを挿入する場合には、貫通孔4の直径は、保持する位置のシングルマイクロチューブの外形とほぼ同じに設定されているため、スピッツ・タグ4は、シングルマイクロチューブから容易に脱落することがないようにシングルマイクロチューブに装着することができる。
第1の実施の形態のスピッツ・タグ2を装着した8連マイクロチューブ10を検体の分注工程で用いる場合には、患者IDが付された検体(例えば、血液成分、バフィーコートなど)を、スピッツ・タグ2が装着された8連マイクロチューブ10に分注し、図5に示すようにピッツ・タグ2の検体識別領域2cにバーコード20のラベル、二次元コード22のラベルを貼り付ける。ここでバーコード20、二次元コード22は、患者IDの情報を含むものである。なお図6に示すように本体部2aの検体識別領域2cにシールとして形成されたRFIDタグ24を貼り付けてもよい。ここ場合には、RFIDタグライターによりRFIDタグ24に患者IDを書き込む。
またスピッツ・タグ2に貼り付けられたバーコード20、二次元コード22をリーダーで読み込み、PCの表示部に読み取った患者IDを表示させて確認する。なお検体識別領域2cにRFIDタグ24を貼り付けた場合には、RFIDタグリーダーによりRFIDタグ24から患者IDを読み込み、PCの表示部に読み取った患者IDを表示させて確認する。
したがって、8連マイクロチューブ10に検体識別部材であるバーコード20、二次元コード22、RFIDタグを付することができるため、バーコード20、二次元コード22、RFIDタグを用いて検体の分注工程における検体の取り違えを防止することができる。
なお図7は、第2の実施の形態に係るスピッツ・タグ4の検体識別領域4cにバーコード20のラベル、二次元コード22のラベルを貼り付けた状態を示す図であり、図8は、スピッツ・タグ4の検体識別領域4cにシール状に形成されたRFIDタグ24を貼り付けた状態を示す図である。
また上述の実施の形態に係るスピッツ・タグの貫通孔は、円形であるがマイクロチューブの外壁を確実の保持し、マイクロチューブからスピッツ・タグが脱落しないのであれば、その形状は円形以外のもの、例えば多角形であってもよい。また図9に示すように貫通孔の縁に凹凸を形成すれば、より確実にスピッツ・タグをマイクロチューブに装着することができる。
また上述の実施の形態においては、スピッツ・タグを8連マイクロチューブ、シングルマイクロチューブに装着しているが、PCR8連チューブ、クラスタチューブ、PCPチューブなどにスピッツ・タグを装着してもよい。
また上述の実施の形態においては、マイクロチューブの外壁でスピッツ・タグを保持することにより、マイクロチューブにスピッツ・タグを装着しているが、マイクロチューブがリムを有する場合には、スピッツ・タグをリムに固定してスピッツ・タグが容易に脱落しないようにスピッツ・タグを装着してもよい。
また図10は、スピッツ・タグ2が一体に形成された8連マイクロチューブ100の側面図である。この図に示すように8連マイクロチューブ100は、上述の実施の形態に係るスピッツ・タグ2が8連マイクロチューブ100を構成するマイクロチューブ10aの外壁に一体に形成されている。なお上述の実施の形態に係るスピッツ・タグ4がシングルマイクロチューブの外壁に一体に形成されていてもよい。
2,4…スピッツ・タグ、2a,4a…本体部、2b,4b…貫通孔、2c,4c…識別部材領域、10…8連マイクロチューブ、10a…マイクロチューブ、20…バーコード、22…二次元コード、24…RFIDタグ、100…8連マイクロチューブ

Claims (3)

  1. 伸縮性を有するシート状の本体部を備え、
    前記本体部は、少なくとも1つの貫通孔と、前記貫通孔に挿入されたチューブに分注された検体を識別する検体識別部材を付する識別部材領域を有し、
    前記貫通孔の縁により前記チューブの上端と下端の間の外壁を、前記チューブから脱落しないように保持するスピッツ・タグ。
  2. 前記シート状の本体部は矩形形状を有し、前記本体部の長手方向に沿って複数の前記貫通孔が等間隔で形成されている請求項1記載のスピッツ・タグ。
  3. 前記検体識別部材は、バーコード、二次元コード及びRFIDタグの中の少なくとも1つである請求項1または2に記載のスピッツ・タグ。
JP2021128672A 2019-07-08 2021-08-05 スピッツ・タグ Pending JP2021179632A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019126645 2019-07-08
JP2019126645 2019-07-08
JP2019132409A JP2021012175A (ja) 2019-07-08 2019-07-18 スピッツ・タグ及びチューブ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019132409A Division JP2021012175A (ja) 2019-07-08 2019-07-18 スピッツ・タグ及びチューブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021179632A true JP2021179632A (ja) 2021-11-18

Family

ID=74227321

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019132409A Pending JP2021012175A (ja) 2019-07-08 2019-07-18 スピッツ・タグ及びチューブ
JP2021128672A Pending JP2021179632A (ja) 2019-07-08 2021-08-05 スピッツ・タグ

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019132409A Pending JP2021012175A (ja) 2019-07-08 2019-07-18 スピッツ・タグ及びチューブ

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP2021012175A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006117217A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Masataro Yoshitatsu 熱可塑性エラストマー空気入りチューブタイヤ及び製造方法と製造装置。

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006117217A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Masataro Yoshitatsu 熱可塑性エラストマー空気入りチューブタイヤ及び製造方法と製造装置。

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021012175A (ja) 2021-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109891248B (zh) 用于以处理单元来处理微流体盒的方法和处理系统
CN107117383B (zh) 样本容器载体及其对应的实验室样本分配、自动化系统
US10445543B2 (en) Devices and systems for barcoding individual wells and vessels
EP3333576B1 (en) Test tube holder
EP3357842B1 (en) Laboratory automation system
US8630016B2 (en) Label processor and method relating thereto
US8697014B2 (en) Specimen rack
JP2006281018A (ja) 試験管ホルダー
US11207692B2 (en) Reagent cartridge
JP6741562B2 (ja) 実験室装置、実験室装置の操作方法、およびコンピュータプログラム製品
US11882824B2 (en) Cryogenic vial sleeve and related systems and methods
JP2002347728A (ja) 標本採集容器に貼られるラベルを揃える方法及び装置
AU709388B2 (en) Method for marking of a vessel and a handling device for applying of the method
JP2006292696A (ja) 検体ラック、及び検体ラック用アダプタ
JP2008191070A (ja) サンプル容器及びサンプル容器ラック
JP2021179632A (ja) スピッツ・タグ
CN105242056B (zh) 容器收纳托盘和自动分析装置
CN111867502A (zh) 可互换贴标签板
JP7173520B2 (ja) 管理タグ及び管理タグ付き容器
JP6583345B2 (ja) 試料保持具、固定部材及び試料固定方法
JP2004125788A (ja) スライドガラス
JPWO2014136676A1 (ja) 押し栓構造を備えたストッパー付きチューブ
JP2009105275A (ja) ウェーハキャリア
JP2011153990A (ja) 試薬容器セット及び連結部材
JP2007074919A (ja) 細胞培養調整用の安全キャビネット及びその管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210805

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220614

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20221206