JP2021178569A - 水害、津波時の避難補助用救命胴衣付きドライスーツ様スーツ - Google Patents
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Abstract
Description
(1)高価すぎて一般庶民レベルにまで普及、浸透させるには無理がある。結果そのようなものは津波、水害時の救命率を高めるものとはならない。
(3)該スーツは後ろ首部に浮き袋部が付属しているが、この構成では水上でうつ伏せになってしまう可能性がある。ベテランなら自分で仰向けに直すであろうが、素人ではそうはいかない。このようなスーツにおいては自然に、自動的に仰向けに浮くようでなければならない。
又その場合に体が前傾姿勢となり、水位が首の位置又は顔の位置まで来ると水がスーツ内に入り込んでくるし呼吸が出来なくなる。要は該イマ―ションスーツは津波対策には不向きである。
(5)ブーツ、グローブ、フードなどの付属物が多いため地上での活動性は損なわれる。これを着て車を運転する、作業をする、避難するなどのことがしづらい。
つまり人間は冷水中に突然に投げ込まれた場合のショックに耐えられない。さらに津波時には救援体制が整うには時間がかかるものである。冷水中に突然に投げ込まれた被災者は何時間か水中で持ちこたえねばならない。過去の津波被害の分析でも、溺れたこと、瓦礫との衝突など以上に突然に冷水中に投げ出されたショックと低体温症に持ちこたえられずに落命された方々も多い。
つまり呼吸の確保と体温の確保が必要なのである。ただ、体温確保のための通常のダイバー用、サーファー用のドライスーツ、ウエットスーツでは、普段利用している人たちでも着るのが手間取り、ファスナーが変則的な位置についていてかつ開閉が固い、一人で着用ができない、などの問題があり、津波などの緊急時に使えるようなものではない。
南海トラフ大地震が近い時期に発生する可能性が高い。それに伴い東北大震災クラスの大津波が発生するであろう。又地球温暖化に起因する水害が頻発するようになってきている。国民レベルでこれらの来るべき自然災害に備えねばならない。
本出願において津波、水害用の救命胴衣付きの改良ドライスーツを提供しようとするものである。
困難な決断や行動を要求せずに、自宅に居ながらにして津波時の救命率を高める手立てはないのであろうか。その解答が本願スーツの着用である。高台へ逃げるにせよ、通常のジャンパーを着るように本願スーツを一枚羽織ってから行動すればよいのである。
そのために救命胴衣付きのドライスーツ様スーツが満たすべき要件は、手に入れやすい値段であること、構造が簡単で通常の衣服と変わらず、余計な附属部品がついておらず、素人でも短時間に容易に着用できる、水上での呼吸が確保でき、防水性、保温性、活動性を備えるなどである。
この発明においても、津波等に際して該スーツ着用者を救命する効果はあるであろう
が、これらのウエットスーツ又はドライスーツは往々にして着用が困難でベテランでも難儀する代物である。他人の手を借りなければならないことも多い。普通の服とは着方が異なるのである。津波等の緊急時に訓練を受けていない素人が着用するのは、到底無理である。
ウエットスーツは素肌密着型であり、裸になって着るものである。それ自体津波等の緊急時には実用性がない。さらにゴム密着型であるので、窮屈で着用が容易ではない。
首部がタートルネック方式で股から首部上端まで防水ファスナーを締め上げる方法は防水ファスナーが固くない限り、着やすいという長所がある。
欠点は、一つには、シール性、気密性を確保するためにスーツに一体化されたブーツ、グローブ、フードが着やすさ、着用者の作業性、活動性、車両の運転性を阻害するということである。
だがこの救命胴衣着用ドライスーツには、津波時に使用するには致命的な欠点がある。
着方が普通の服とは全く異なるのである。使い慣れた者でも、ドライスーツ着用には難儀するのであり、その上から救命胴衣を着用するのも素人には簡単ではない。緊急時には救命胴衣プラスドライスーツは不可である。
ドライスーツを着用するには、スーツの背面から身体を出し入れしたり、スーツ前部の大きな穴から身体を出し入れし、その後肩部より上をかぶるようにして着用する。スーツの首部開口部の防水性を確保するため、ファスナーを邪魔でない位置にもってくるため、このようになっているのである。
首部が絶えず水上に出るようにすることで、シールの弱点である首部のシールをくぐり抜けスーツの内部へ侵入する首部からの水の流通を無くするとともに、被災者の瓦礫、救助などへの対応をし易くする。
まず本スーツはルーズフィット型のドライスーツ様スーツである。主な理由はウエットスーツのような密着型のスーツであると着づらくなるからであるのと、基本的な防水性を確保するためである。
このタイプのスーツには、着やすさ以外に、スーツ着用後にスーツ内に残存した空気により浮力が得られる。残存した空気層による保温性が増すなどのメリットがある。
しかしそのためにきつく締め付けることは出来ず、内側に凹凸のない滑らかな密着型シール素材ではなくなるので、首部のシール性が犠牲となっている。首部のシール材は苦しく、痛くならないように、窮屈に締め付けることは出来ない。
本スーツにおいては、首部のシール性についてはさほどこだわらない。なぜならシール性を犠牲にしてもスーツの着やすさの方を重視するからである。首部のシール性についてはスーツに一体化された救命胴衣により確保されるからである。救命胴衣の浮力によって、ほとんどの場合首部のタートルネック開口部は水面上に出ることとなるからどのみち水の漏入はほとんど無い。
通常のドライスーツにおいては防水ファスナーは変則的な位置に設置され、首部にファスナーが設置されるということはない。
本スーツにおいてはシールすべき箇所が首部、腕部、防水ファスナー部、脚部とあるが、いずれにおいても高度のシール性は要求しない。多少の水の出入りがあっても。スーツの保温性をさほど阻害しない。潜水のためのスーツではなく、ある程度の時間持ちこたえるためのものである。
次には本スーツには救命胴衣、又は救命胴衣と同一の機能を有する一つの若しくは複数の浮き袋部が一体化されている。救命胴衣等には本来の役目以外にタートルネック等首部からの漏水を防ぐ意義もある。浮力によって、タートルネック等端部は水上にあることとなるからである。
相手が津波等であるため、この救命胴衣等の浮力は大きめの方が良いであろう。救命胴衣等については固形式、既充填式、手動式、自動式、吹き込み式、それらの複合などがある。固形式の場合には機械の不良、漏気、年期などの問題がないため信頼性が大きいし瓦礫にも耐性がある。手動式、自動式、吹き込み式の場合には膨らませる前には邪魔にならず、活動し易く、収納が便利などの利点がある。
腕部は長袖又は中袖又は半袖である。袖端をシール帯とする。
本スーツの設計原理につき述べる。
本スーツはダイビング用ではなく水上浮遊用なので、救命胴衣の浮力が十分ならばハイネック、タートルネック首部も当然水上に出て、故に首部は完全シールするには及ばない。よって防水ファスナーは、通常のドライスーツのように首部も完全にシールする必要からスーツ首部に設置できず、不自然に背後に付けたり、前部斜めに変則的に付けたりする必要はない。
よって普通のつなぎ服であるから、着るのが容易で、特別の練習などの必要はない。防水ファスナーも通常の完全シールのドライスーツのように開け閉めの固いようなものではない。
繰り返しになるが、足裾部、手袖部、首襟部、ファスナー部において、シール手段を取っているが、もとより該シール手段が完全防水であってよいが、本出願においてはもう少し緩い程度のシールをも許容するものである。
もう一つは本発明においては、本スーツにおいては救命胴衣、浮き袋部は上胴体の前後左右上下に十分な浮き袋量がスーツの部分として一体化されているので首部は水上に出るように確保されるので、最も弱いシールの首部からの漏水は波をかぶらない限りない。
(1)該イマ―ションスーツにおいてはスーツ本体を浮き袋として利用しているのであるが首元を縦に走っているファスナーのせいで首元のシール性、気密性に弱点があり、空気漏れを起こす可能性があり浮力が維持できなくなる。
本スーツにおいては浮力は救命胴衣、浮き袋部により確保されている。
(2)該イマ―ションスーツにおいては体が自然に自動的に仰向けに浮く構造とはなっていない。もしうつ伏せに体が浮いた場合には呼吸が確保できない。ベテランなら自分で治せるが、素人には困難である。本救命胴衣付きスーツにおいてそのようなことは起こり得ない。
事前に着用しておれば業務に従事していて東北大震災津波で犠牲となった、救助隊員、役所職員のようなことは防げる。着用してから避難することが出来る。
(4)本スーツは着やすさを最大限に重視している。危急時に着用の仕方が分からない、手間取るようなものはものの役に立たない。
かくして水中で呼吸が確保でき、救命性能があり、水中で保温性のあるかつ緊急時に手早く着やすいのが本願救命胴衣付きドライスーツ様スーツである。又、本スーツにおいては、当たり前であるが、津波の高さは高低無関係である。
かつ救命胴衣等には、スーツ内の残留空気が足側にたまって水中で倒立状態になることを防止する効果もある。
明らかに、水害、津波時に本スーツを着用しない場合に比べてかなりの救命率向上が期待できる。
素材としては、防水性、又は防水性かつ保温性、断熱性を有し、それ自体が水より軽量で浮力を持つものでもよい。呼吸を確保し、水中で低体温症にならずに数時間持ちこたえるためである。
保温性を有する素材はどうしても肉が厚くなり、よって着づらくなり、また高価になりがちである。肉が薄めの防水性素材ならば、着やすく安価である。
実際の素材としては、発泡クロロプレンゴム、ラジアルコーティング、圧縮ネオプレン、バイラミネート、トリラミネート、加硫ゴム、防水透湿生地、ニット地、防水生地、ゴム引き、ワックスドコットン、ポリ塩化ビニル、ギャバジン、ゴアテックスなどがある。
シール素材の表面は平滑で、着用者の皮膚に密着することで水の浸入を防ぐようになっている。素材としては発泡クロロプレンのうち、特に伸縮性の高いタイプのもの、あるいはラテックスが通常用いられる。シリコンシールはラテックスシールよりも更に水密性に優れる。
脚部において、ふくらはぎ部又は太股部を終端裾とする場合には足のくるぶし部と太さが変わらないかより太いので、裾端を窮屈にし過ぎることがなく、足を通すときに履きやすい。つまり着用がより容易である。
腕部において、前腕上部又は二の腕部を終端袖部とする場合には拳部と太さが変わらないので、袖端を窮屈にし過ぎることがなく、袖を通すときに通しやすい。つまり着用がより容易である。
首部には縦に防水ファスナーが走っているので強く締め付けると痛くて耐久力、活動性が損なわれるし、ファスナーを最後まで閉めるのが容易ではなくなり着づらくなる。よってほどほどの締め付けで良いであろうし、あるいは首との間に多少の隙間があってもよい。その理由については後に説明する。
例えば一般人の場合走って、又は車を運転して高台、高所に避難するような場合にグローブはない方が良いし、靴も普段靴の方が良い。その場合フードも邪魔になる。又ファスナーを閉める場合もグローブは邪魔になる。
まして救助隊員、役所職員などのようにギリギリまで職務を遂行しなければならない人々にとってはブーツ、グローブ、フードなどは職務遂行に支障をきたす。彼らも自らの生命は確保するため本スーツを事前に着用しておく。
本スーツを着用するには開かれた防水ファスナー部より体を入れ、いわゆる継なぎ服と同様の仕方で着用する。
本スーツには救命胴衣、又は同様の機能を有する救命胴衣浮き袋部(又は、浮き袋収納部)を有し、固定され、一体化されている。緊急時、パニック時に迷わず簡単に普通の服を着るごとく着用できるためである。もしスーツの上から救命胴衣を着用するとすれば素人には無理であるし、緊急時に二度手間である。また救命胴衣を着用するにはある程度の知識と練習が必要となる。素人が緊急時に着用するには不向きである。
海上に寝ているよりは、直立していた方が周囲を観察しやすく瓦礫との衝突を避けやすく泳ぎやすく、避難場所にたどり着きやすく、救援を呼びやすいであろう。
救命胴衣等の総容量は、その浮力によって、首部が波をかぶる時以外、常時水上に出るために十分な大きさを持っていなければならない。そのため大きめが良い。
又は、予めガスが浮き袋部等に充填してある。救命胴衣、又は浮き袋部を膨らませるための作業を必要としない。ピンホールによるリスクを回避するために、浮き袋部を複数とすると良いであろう。
又は、水没前にガスを吹き込んで充填する。
又は、自動で落水時にガスを浮き袋部等に充填する。ガスボンベが水を感知して自動的に開封する。落水するまでは浮き袋部等は膨らんではいないので、着用者は一層の活動性を確保できることとそのため、活動後に浮きを使用するため、より大容量のガスを充填出来る。
例えば最低限の浮力を固形式、既充填式で確保しておいて、その余の浮力を手動、自動式、吹き込み式で補うと言った場合である。没水前にあまり浮き袋部が膨らんでいると活動の邪魔になるからである。あるいは背面の浮き袋部を固形式、既充填式にしておいて、必要に応じて前面の浮き袋部を手動、自動式、吹き込み式にするといった場合である。その方が体を縦に起こしやすいからである。
又以上の場合に必要最低限の浮力は信頼性のある固形式で確保しておいて、さらなる浮力をそれ以外の一つ又は複数の方法で加量するといった方法でもよい。
自動膨張式サスペンダータイプが使用、併用されるのは、本来の浮力を得んがためと共に、頭部に対するがれき類衝突の衝撃を緩和するためである。津波時に救命胴衣を使用する際に有利なことは、使用しない場合に比べて、がれき類衝突の衝撃を緩和できる点にある。胴体回りを浮き袋部等で衝撃より防護するとともに、自動膨張式サスペンダータイプライフジャケットは首部の回りに浮き輪がある状態になるので、頭部をもがれき類衝突の衝撃から保護しようとするものである。
それはシール手段の強度とスーツの着やすさとは裏腹の関係にあるからである。シール手段の強度を要求すればするほどその部分は窮屈となり、着るのが困難となる。特に緊急時、パニック時に素人にとってはそうである。本発明において不完全シールのものを許容できるのは、以下に述べるように構造上有利な点があるからである。
脚部、腕部、首部のシール手段に関しては、着やすさを確保するために、緩めの締め付けでもよい。
防水ファスナーに関しても防水性の強いものは開け閉めが固くなるので特に素人、年配者、女性、子供のとっては防水性を多少犠牲にしても開け閉めのスムーズなものがよいであろう。
防水性を追求するあまり、スーツの着やすさを犠牲にしてはならない。本スーツにおいては着やすさは第一番目の重要要件である。水害、津波時の緊急時、パニック時に手軽に、手短に着用できないというのは致命的であるからである。
Claims (1)
- 防水性、又は防水性かつ保温性を備えた素材からなるワンピース型及び非密着ルーズフィット型のドライスーツ様のスーツであって、以下の要件を備える。
脚部は
足首までの長さの該スーツであり、該足首部裾端開口部にシール手段を備える。
又は、中間的なふくらはぎ部までの長さの該スーツであり、該ふくらはぎ部裾端開口部にシール手段を備える。
又は、太もも部までの長さの該スーツであり、該太もも部裾端開口部にシール手段を備える。
腕部は
手首までの長さの該スーツであり、該手首部袖端開口部にシール手段を備える。
又は、前腕上部までの長さの該スーツであり、該前腕上部袖端開口部にシール手段を備える。
又は、半袖までの長さの該スーツであり、該半袖部袖端開口部にシール手段を備える。
首部は
ハイネックであり、該ハイネック襟端部開口部にシール手段を備えるか、若しくはシール手段を備えない。
又は、タートルネックであり、該タートルネック襟端部開口部にシール手段を備えるか、若しくはシール手段を備えない。
又は、顔面の下半分までくるタートルネックであり、該タートルネック襟端部開口部にシール手段を備えるか、若しくはシール手段を備えない。
該スーツ前部略中央に、股より首部ハイネック、又はタートルネック最上端まで防水ファスナーを備える。
該スーツに固定され一体化された、救命胴衣、又は救命胴衣と同一の機能を有する一つの若しくは複数の浮き袋部を備える。
但し該救命胴衣、又は救命胴衣と同一の機能を有する一つの若しくは複数の該浮き袋部は少なくともその浮力のみで着用者の呼吸の確保と救命ができるようなものでなければならない。
該救命胴衣、又は救命胴衣と同一の機能を有する一つの若しくは複数の該浮き袋部は
固形の浮力体から成るもの、
若しくは、予めガスが充填してあるもの
若しくは、手動でガスを充填するもの、
若しくは、自動で落水時にガスを充填するもの、
若しくは、息を吹き込んでガスを充填するもの、
若しくは、それらの内のいくつかの複合である。
又は、固形の浮力体をベースにして、
予めガスが充填してあるもの
若しくは、手動でガスを充填するもの、
若しくは、自動で落水時にガスを充填するもの、
若しくは、息を吹き込んでガスを充填するもの、
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