JPH02399Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH02399Y2 JPH02399Y2 JP11410682U JP11410682U JPH02399Y2 JP H02399 Y2 JPH02399 Y2 JP H02399Y2 JP 11410682 U JP11410682 U JP 11410682U JP 11410682 U JP11410682 U JP 11410682U JP H02399 Y2 JPH02399 Y2 JP H02399Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waterproof
- head
- floating ring
- chuck
- clothing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000013535 sea water Substances 0.000 claims description 4
- 230000029058 respiratory gaseous exchange Effects 0.000 claims description 3
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 3
- 241000251730 Chondrichthyes Species 0.000 description 2
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 2
- 210000000707 wrist Anatomy 0.000 description 2
- 208000034656 Contusions Diseases 0.000 description 1
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 1
- 230000009189 diving Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は防水服兼用軽便救命具に関するもので
ある。海上における荒天作業中に作業員が突然荒
波のため海中に転落したり、または船が転覆して
海中に投げ出されて生命を失う場合が往々にして
発生する。本考案はかかる場合に対処できる防水
服兼用軽便救命具に関するもので、防水性で全身
をカバーする作業服で従来のゴム合羽よりも軽く
動きが楽で特に寒冷時に保温の良好な防水服と、
同じく防水材製で常時は空気が抜いてあり非常時
に空気が封入される浮環とからなり、荒天作業中
は常に防水服の上に該浮環を肩から掛けて腰の囲
りに支持して使用するものである。防水服は頭部
と胴体部とが区画して連続形成せられ、頭部には
呼吸のための空気孔が設けられ、該孔から浸入す
る海水を流出させる水抜孔が首の附近に設けられ
る。防水服は縦方向の防水チヤツクにより頭部と
胴体部を同時または別々に閉じるもので、10〜15
秒以内に完全に着用することができるものであ
る。
ある。海上における荒天作業中に作業員が突然荒
波のため海中に転落したり、または船が転覆して
海中に投げ出されて生命を失う場合が往々にして
発生する。本考案はかかる場合に対処できる防水
服兼用軽便救命具に関するもので、防水性で全身
をカバーする作業服で従来のゴム合羽よりも軽く
動きが楽で特に寒冷時に保温の良好な防水服と、
同じく防水材製で常時は空気が抜いてあり非常時
に空気が封入される浮環とからなり、荒天作業中
は常に防水服の上に該浮環を肩から掛けて腰の囲
りに支持して使用するものである。防水服は頭部
と胴体部とが区画して連続形成せられ、頭部には
呼吸のための空気孔が設けられ、該孔から浸入す
る海水を流出させる水抜孔が首の附近に設けられ
る。防水服は縦方向の防水チヤツクにより頭部と
胴体部を同時または別々に閉じるもので、10〜15
秒以内に完全に着用することができるものであ
る。
浮環は支持用バンドの外、身体への取付け用の
ひも、ガスボンベおよび空気吸入用の筒片、パラ
シユートアンカー等最少限必要部品の外、例えば
上部をカバーする透明シートを附設しチヤツクで
閉じるようにすることもある。浮環は漂流中身体
を楽に支持できるように頭部、両肩部および腹部
に相当する部分が張り出した形状となつており、
浮環をふくらませた場合に柔軟性があつて身体の
支持が容易であり、また船から海中に飛び込む際
に丸環形状のもののように身体を打撲することな
く飛込み作業がはるかに容易である。
ひも、ガスボンベおよび空気吸入用の筒片、パラ
シユートアンカー等最少限必要部品の外、例えば
上部をカバーする透明シートを附設しチヤツクで
閉じるようにすることもある。浮環は漂流中身体
を楽に支持できるように頭部、両肩部および腹部
に相当する部分が張り出した形状となつており、
浮環をふくらませた場合に柔軟性があつて身体の
支持が容易であり、また船から海中に飛び込む際
に丸環形状のもののように身体を打撲することな
く飛込み作業がはるかに容易である。
以下図面について本考案実施の1例を説明する
と、1は浮環で中央に身体が入る孔があり前後部
および両側部に張り出したドーナツ型袋状のもの
であり、中央バンド2、両側バンド3、支持ひも
4、ガスボンベ5、パラシユートアンカー格納ポ
ケツト6、空気吹込用筒片7が設けられる。8は
防水服で頭部8aと胴体部8bとからなり、両者
が連続して成形される。9は防水チヤツクで、9
aは頭部の防水チヤツク、9bは胴体部の防水チ
ヤツクである。防水服の頭部8aは前部が透明で
あつて、図示してないが呼吸のための空気孔と、
該空気孔から浸入する海水を流出させる水抜孔と
が適宜設けられる。
と、1は浮環で中央に身体が入る孔があり前後部
および両側部に張り出したドーナツ型袋状のもの
であり、中央バンド2、両側バンド3、支持ひも
4、ガスボンベ5、パラシユートアンカー格納ポ
ケツト6、空気吹込用筒片7が設けられる。8は
防水服で頭部8aと胴体部8bとからなり、両者
が連続して成形される。9は防水チヤツクで、9
aは頭部の防水チヤツク、9bは胴体部の防水チ
ヤツクである。防水服の頭部8aは前部が透明で
あつて、図示してないが呼吸のための空気孔と、
該空気孔から浸入する海水を流出させる水抜孔と
が適宜設けられる。
防水服の胴部8bには図示しない袋状の胴衣を
形成して、これをふくらませて懐中に飛び込んだ
際の浮力の足しにすることがある。また図示して
いないが首部にベルトを設けて海中に飛び込んだ
際に胴体部内の空気が頭部から抜けて浮力が減少
することを防止する。
形成して、これをふくらませて懐中に飛び込んだ
際の浮力の足しにすることがある。また図示して
いないが首部にベルトを設けて海中に飛び込んだ
際に胴体部内の空気が頭部から抜けて浮力が減少
することを防止する。
第4図は荒天作業中の状態を示すもので、防水
服8を着用し防水チヤツク9bにより全身をカバ
ーし、防水チヤツク9aは開いた状態で作業す
る。その際浮環1は腰部の外周または背部にフア
スナー、チヤツク、植毛テープ等により取付け、
中央バンド2を両足の間に入れ、両側バンド3を
肩に掛けた上に支持ひも4で適宜結び支持する。
服8を着用し防水チヤツク9bにより全身をカバ
ーし、防水チヤツク9aは開いた状態で作業す
る。その際浮環1は腰部の外周または背部にフア
スナー、チヤツク、植毛テープ等により取付け、
中央バンド2を両足の間に入れ、両側バンド3を
肩に掛けた上に支持ひも4で適宜結び支持する。
胴体部8bには図示しない防水フアスナーを腰
部に設けた用便が着用したままで出来るように
し、また暑中は開けて通風の便をよくすることが
ある。該防水フアスナーにはカバーを設けてフア
スナーの保護と鱗等汚物の付着を防止する。
部に設けた用便が着用したままで出来るように
し、また暑中は開けて通風の便をよくすることが
ある。該防水フアスナーにはカバーを設けてフア
スナーの保護と鱗等汚物の付着を防止する。
万一海中に投げ出された場合には直ちにガスボ
ンベ5からガスを浮環1内に放出し、または空気
吹込用筒片7により呼気を吹込んで浮環1をふく
らませ、パラシユートアンカー10を流して第
1,2図の状態で頭部防水チヤツク9aを閉じて
漂流して救助を待つ。この状態では上半身は浮環
1に乗り、下半身が浮環1につり下げられ足部の
防水服8における浮力と協力して身体を浮かせる
が、この際に前後部と両側部に張り出しを有する
浮環1の形状は丸環状のものに比して柔軟性があ
つて身体を浮かせ支持したり、ふくらませた状態
で船から飛び込む場合に特に有効であり、また中
央バンド2は下半身をつり下げるのに、両側バン
ド3は上半身を浮環1上に支持するのに、支持ひ
も4は補助的支持用として有効に使用される。
ンベ5からガスを浮環1内に放出し、または空気
吹込用筒片7により呼気を吹込んで浮環1をふく
らませ、パラシユートアンカー10を流して第
1,2図の状態で頭部防水チヤツク9aを閉じて
漂流して救助を待つ。この状態では上半身は浮環
1に乗り、下半身が浮環1につり下げられ足部の
防水服8における浮力と協力して身体を浮かせる
が、この際に前後部と両側部に張り出しを有する
浮環1の形状は丸環状のものに比して柔軟性があ
つて身体を浮かせ支持したり、ふくらませた状態
で船から飛び込む場合に特に有効であり、また中
央バンド2は下半身をつり下げるのに、両側バン
ド3は上半身を浮環1上に支持するのに、支持ひ
も4は補助的支持用として有効に使用される。
11は必要に応じて使用される一部透明な上面
シートであつて、浮環1の上面をカバーできるよ
うに浮環1に一部チヤツクを介して固着して取付
けられる。上面シート11のある場合には頭部防
水服8aは使用しないでもよい。なお、上面シー
ト11に図示しない簡単な支柱(例えば折畳みパ
ラソルのごときもの)を使用すると漂流中安楽な
姿勢をとることができる。
シートであつて、浮環1の上面をカバーできるよ
うに浮環1に一部チヤツクを介して固着して取付
けられる。上面シート11のある場合には頭部防
水服8aは使用しないでもよい。なお、上面シー
ト11に図示しない簡単な支柱(例えば折畳みパ
ラソルのごときもの)を使用すると漂流中安楽な
姿勢をとることができる。
防水服8および浮環1やパラシユートアンカー
10の取付けひもの色を鮫の嫌う色としてその害
を防ぐことも考慮すべきである。
10の取付けひもの色を鮫の嫌う色としてその害
を防ぐことも考慮すべきである。
本考案によると従来のゴム合羽よりも容易に荒
天作業ができる上に万一海中に投げ出された場合
は直ちに前後部と両側部に張り出しを有する特殊
形状の浮環をふくらませてこれに乗り安楽な姿勢
で漂流できるので海難救助用としてきわめて有効
である。
天作業ができる上に万一海中に投げ出された場合
は直ちに前後部と両側部に張り出しを有する特殊
形状の浮環をふくらませてこれに乗り安楽な姿勢
で漂流できるので海難救助用としてきわめて有効
である。
なお、防水服手首の部分は手袋が作業中破損す
る場合が考えられるので、手袋は防水服着用後に
付けるとよい。そのため防水服と手袋は分離させ
て、防水服に浸入する海水は手首の部分で伸縮材
により遮断するものとする。
る場合が考えられるので、手袋は防水服着用後に
付けるとよい。そのため防水服と手袋は分離させ
て、防水服に浸入する海水は手首の部分で伸縮材
により遮断するものとする。
図面は本考案実施の1例を示すもので、第1図
は漂流中の平面図、第2図は漂流中の側面図、第
3図は浮環の空気を抜いた状態の平面図、第4図
は身体着用時の正面図である。図中の符号はそれ
ぞれ下記部材を示す。 1……浮環、2……中央バンド、3……両側バ
ンド、4……支持ひも、5……ガスボンベ、6…
…格納ポケツト、7……空気吹込用筒片、8……
防水服、9……防水チヤツク、10……パラシユ
ートアンカー、11……上面シート。
は漂流中の平面図、第2図は漂流中の側面図、第
3図は浮環の空気を抜いた状態の平面図、第4図
は身体着用時の正面図である。図中の符号はそれ
ぞれ下記部材を示す。 1……浮環、2……中央バンド、3……両側バ
ンド、4……支持ひも、5……ガスボンベ、6…
…格納ポケツト、7……空気吹込用筒片、8……
防水服、9……防水チヤツク、10……パラシユ
ートアンカー、11……上面シート。
Claims (1)
- 頭部と胴体部とからなり防水チヤツクにより全
身と頭部を密閉できるようにした防水服と、これ
の腰の囲りまたは背面に連結できるよう適宜バン
ドとひもを有する浮環とからなり、該防水服の頭
部には呼吸用の空気孔と該空気孔から侵入する海
水を流出させるための首附近における水抜孔とが
設けられ、また該浮環は中央の円形孔の囲りの前
後部および両側部において平面状上面を有し外周
に沿つて拡大した形状の張り出し部を形成したド
ーナツ形袋状であることを特徴とする防水服兼用
軽便救命具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11410682U JPS5918698U (ja) | 1982-07-29 | 1982-07-29 | 防水服兼用軽便救命具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11410682U JPS5918698U (ja) | 1982-07-29 | 1982-07-29 | 防水服兼用軽便救命具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5918698U JPS5918698U (ja) | 1984-02-04 |
JPH02399Y2 true JPH02399Y2 (ja) | 1990-01-08 |
Family
ID=30263893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11410682U Granted JPS5918698U (ja) | 1982-07-29 | 1982-07-29 | 防水服兼用軽便救命具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918698U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015003711A (ja) * | 2013-06-19 | 2015-01-08 | 株式会社 ▲高▼▲橋▼監理 | 携帯式津波救命具2型 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6410982B1 (ja) * | 2018-05-23 | 2018-10-24 | 雅広 佐藤 | 救命具に使用可能な車椅子用乗降補助装置 |
-
1982
- 1982-07-29 JP JP11410682U patent/JPS5918698U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015003711A (ja) * | 2013-06-19 | 2015-01-08 | 株式会社 ▲高▼▲橋▼監理 | 携帯式津波救命具2型 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5918698U (ja) | 1984-02-04 |
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