JP2021177888A - プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザのマッチングに利用できる新たな指標を提供する。【解決手段】情報処理装置を、ユーザごとに入力操作の速度を対応付けて管理する管理手段、ユーザと対応付けられた入力操作の速度から、ユーザごとの指標情報を決定する決定手段、ユーザごとの指標情報に基づき、複数のユーザをマッチングするマッチング処理手段、として機能させるためのプログラムが提供される。【選択図】図8

Description

本開示は、プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置に関する。
ゲームにおいてユーザを他のユーザとマッチングするためのマッチング方法及びマッチングシステムは従来から知られている。このような従来のマッチング方法及びマッチングシステムでは、より良好なユーザマッチングを可能にするマッチング方法及びマッチングシステムが求められていた(例えば特許文献1参照)。
特許第6152186号公報
従来のゲームにおけるマッチング方法及びマッチングシステムでは、ユーザのスキルレベルとユーザが使用するゲーム環境とに基づいて、ユーザマッチングを行っていた。このようなユーザマッチングは、ゲームの他、ソーシャルネットワークサービスなどのコミュニティ系のサービス等、様々なサービスにおいても利用することが考えられる。しかしながら、様々なサービスにおいて適切なユーザマッチングを行うためには、マッチングに利用するユーザの指標が少ないという問題があった。
本開示は、ユーザのマッチングに利用できる新たな指標を提供することを課題とする。
本開示によれば、情報処理装置を、ユーザごとに入力操作の速度を対応付けて管理する管理手段、前記ユーザと対応付けられた前記入力操作の速度から、前記ユーザごとの指標情報を決定する決定手段、前記ユーザごとの指標情報に基づき、複数の前記ユーザをマッチングするマッチング処理手段、として機能させるためのプログラムが提供される。
本開示によれば、ユーザのマッチングに利用できる新たな指標を提供できる。
本実施形態に係る情報処理システムの一例を示す図である。 クライアントのハードウェア構成の一例を示す図である。 サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 クライアントの機能構成の一例を示す図である。 サーバの機能構成の一例を示す図である。 本実施形態で利用する入力操作速度管理テーブルの一例の構成図である。 本実施形態で利用する設定管理テーブルの一例の構成図である。 本実施形態に係る情報処理システムの処理の一例のシーケンス図である。 マッチングの指標項目設定画面の一例のイメージ図である。 マッチング処理の一例のフローチャートである。
以下、本開示を実施するための形態について図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、ユーザから文字の入力操作やコマンドの入力操作を受け付けるサービスの一例として、チャットサービス、ゲームサービスの例を説明するが、これに限定するものではない。例えば本実施形態はソーシャルネットワークサービス、又はグループウェアサービス等にも適用できる。本実施形態は、ユーザから文字の入力操作やコマンドの入力操作を受け付けると共に、ユーザをマッチングする様々なサービスに適用が可能である。
[システム構成]
まず、一実施形態に係る情報処理システム10について、図1を参照して説明する。一実施形態に係る情報処理システム10はクライアント20とサーバ30とがネットワーク40を介して通信可能に接続された構成である。
クライアント20はユーザが操作する情報処理装置の一例である。クライアント20は例えばスマートフォンなどの携帯電話機、携帯ゲーム機、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、家庭用ゲーム装置、業務用ゲーム装置等である。クライアント20はユーザからの入力操作をタッチパネル、コントローラ、マウス、キーボード等の入力装置により受け付け、ユーザに対する表示をディスプレイ等の表示装置により行う。なお、クライアント20の個数は3つに限定されるものではなく、3つ以外であってもよい。
サーバ30は、クライアント20との間でデータを送受信することで、ユーザがクライアント20に入力した文字やコマンドの情報を受け付け、その文字やコマンドの情報に応じた処理を行う機能や、ユーザをマッチングする機能等を、クライアント20に提供する情報処理装置の一例である。なお、サーバ30はクラウドコンピュータにより実現してもよい。図1に示したサーバ30の個数は、1つに限定されるものではなく、2つ以上で分散処理してもよい。また、サーバ30はサービスの利用に必要なプログラムをクライアント20に提供するダウンロード処理、ユーザのログイン処理などに利用してもよい。
図2は、クライアント20のハードウェア構成の一例を示す図である。クライアント20は、CPU(Central Processing Unit)121、記憶装置122、通信装置123、入力装置124及び表示装置125を有する。CPU121は、クライアント20を制御する。記憶装置122は、例えばROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などのメモリ、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などのストレージである。
通信装置123は、通信を制御するネットワーク回路などの通信デバイスである。入力装置124は、タッチパッド、コントローラ、マウス、キーボード、カメラ、マイクなどの入力デバイスである。また、表示装置125はディスプレイ、スピーカなどの出力デバイスである。タッチパネルはタッチパッドとディスプレイとを組み合わせることで実現される。
図3は、サーバ30のハードウェア構成の一例を示す図である。サーバ30は、CPU131、記憶装置132及び通信装置133を有する。CPU131は、サーバ30を制御する。記憶装置132は、例えばROMやRAMなどのメモリ、HDDやSSDなどのストレージである。通信装置133は、通信を制御するネットワークカードなどの通信デバイスである。
図4はクライアント20の機能構成の一例を示す図である。クライアント20は、記憶部21、クライアント制御部22、操作部23、表示部24、及びクライアント側通信部25を有する。記憶部21は、クライアントプログラム51などのプログラムを記憶している。なお、記憶部21は、記憶装置122により実現されてもよいし、ネットワーク40を介して接続された記憶装置により実現されてもよい。
クライアント制御部22はクライアント20の全体の制御を行う。クライアント20の全体の制御には、ユーザが利用するサービスに関する制御が含まれる。クライアント制御部22はCPU121がクライアントプログラム51に記載された処理を実行することにより実現される。クライアント制御部22は、入力操作速度測定部53、マッチング要求部54、サービス要求部55、結果受信部56、及び表示制御部57を有する。
入力操作速度測定部53は入力装置124に対するユーザの文字の入力操作やコマンドの入力操作から、後述するようにユーザの入力操作の速度を測定する。マッチング要求部54はユーザの入力操作に基づいて、サーバ30にユーザのマッチング要求を行う。
サービス要求部55はユーザの入力操作に基づいて、サーバ30に各種サービスの提供を要求する。なお、サーバ30が提供するサービスはユーザから文字の入力操作やコマンドの入力操作を受け付けると共に、ユーザをマッチングする、チャットサービスやゲームサービス等のサービスである。
結果受信部56は、マッチング要求部54、又はサービス要求部55がサーバ30に対して行った各種要求の結果を受信する。表示制御部57は、マッチング要求部54、又はサービス要求部55がユーザからの入力操作を受け付けるための画面の他、結果受信部56が受信した各種要求の結果などを表示する画面などの表示制御を行う。
操作部23は入力装置124に対するユーザの入力操作を受け付ける。表示部24は表示制御部57の制御に従って各種画面を表示装置125に表示する。なお、操作部23はCPU121が入力装置124を制御することで実現される。また、表示部24は、CPU121が表示装置125を制御することで実現される。入力装置124に対するユーザの入力操作とは、CPU121に処理を実行させるため、ユーザが操作部23を操って文字やコマンドを入力する入力操作をいう。表示部24は、クライアント制御部22が生成した画像データに従い、各種画面を表示する。クライアント側通信部25は、サーバ30と通信する。クライアント側通信部25は、CPU121がクライアントプログラム51を実行し、クライアントプログラム51に従って通信装置123を制御することで実現される。
図5は、サーバ30の機能構成の一例を示す図である。図5のサーバ30は、記憶部31、サーバ制御部32、及びサーバ側通信部33を有する。記憶部31は、サーバプログラム61、クライアントプログラム62などのプログラム、それらのプログラムが利用するデータ、後述する入力操作速度管理テーブル63、設定管理テーブル64、マッチング結果管理テーブル65などを記憶している。記憶部31は記憶装置132により実現されてもよいし、ネットワーク40を介して接続された記憶装置により実現されてもよい。
サーバ制御部32は、サーバ30の全体の制御を行う。サーバ制御部32は、CPU131がサーバプログラム61に記載された処理を実行することにより実現される。例えばサーバ制御部32は記憶部31に記憶されているクライアントプログラム62、そのクライアントプログラム62が利用するデータなどをクライアント20へダウンロードさせるダウンロード処理等を行う。サーバ制御部32は、要求受付部66、入力操作速度測定部67、入力操作速度管理部68、指標決定部69、マッチング処理部70、サービス処理部71、設定管理部72、及び表示制御部73を有する。
要求受付部66はクライアント20からの各種要求を受け付ける。入力操作速度測定部67はクライアント20との間で送受信するデータから、後述するようにユーザの入力操作の速度を測定する。なお、本実施形態ではクライアント20が入力操作速度測定部53を有すると共に、サーバ30が入力操作速度測定部67を有する構成を一例として示しているが、必ずしも両方を有する構成でなくてもよい。ユーザの入力操作の速度を測定する機能は情報処理システム10に設けられていればよく、クライアント20及びサーバ30以外に設けてもよい。ユーザの入力操作の速度は情報処理システム10の何処かに設けられた入力操作速度測定部が測定すればよい。
入力操作速度管理部68は、測定されたユーザの入力操作の速度を、そのユーザと対応付けて後述の入力操作速度管理テーブル63で管理する。指標決定部69はユーザと対応付けられて管理されている入力操作の速度から、マッチング処理に利用するユーザごとの指標(指標値)を後述するように決定する。なお、マッチング処理に利用するユーザごとの指標値は、ユーザの入力操作の速度をそのまま使用してもよいし、ユーザの入力操作の速度に応じた区分を表す値を使用してもよい。
マッチング処理部70は、クライアント20からのマッチング要求を受け付けると、指標決定部69が決定したユーザごとの指標値に基づいて、後述するように複数のユーザをマッチングし、マッチングの結果をクライアント20に送信する。
サービス処理部71は、クライアント20からの各種サービスの提供の要求を受け付けると、各種サービスの提供の要求に対する処理を行い、処理の結果をクライアント20に送信する。設定管理部72はマッチング処理部70がマッチングの処理に用いる指標の種類の設定などの各種設定の管理を行う。
サーバ側通信部33はクライアント20と通信する。サーバ側通信部33は、CPU131がサーバプログラム61を実行し、サーバプログラム61に従って通信装置133を制御することで実現される。表示制御部73は、サーバ30を操作する管理者用の画面などの表示制御を行う。
なお、図4に示したクライアント20の機能構成、及び図5に示したサーバ30の機能構成は一例であって、例えば図5に示したサーバ30の機能構成の少なくとも一つが図4に示したクライアント20の機能構成に含まれていてもよい。つまり、図4及び図5に示した機能構成は、クライアント20又はサーバ30の何れか一方が有していればよい。
サーバ30の記憶部31に記憶されている入力操作速度管理テーブル63及び設定管理テーブル64の構成例は、以下の通りである。
図6は本実施形態で利用する入力操作速度管理テーブルの一例の構成図である。図6に示す入力操作速度管理テーブル63は、サービスを利用するユーザのユーザ情報と対応付けて、そのユーザの入力操作速度情報と、その入力操作速度情報に応じた指標値とを、管理している。
ユーザ情報はユーザを特定可能なユーザ名やユーザIDなどの情報である。入力操作速度情報はユーザの入力操作の速度を表す情報である。図6ではユーザの入力操作の速度を表す情報の一例として、文字入力速度、コマンド入力速度、返信速度を示している。文字入力速度は、ユーザが所定時間(例えば1分間)に入力した文字数の平均等である。コマンド入力速度は、ユーザが所定時間(例えば1分間)に入力したコマンド数の平均等である。返信速度は、ユーザが返信の為のメッセージの一文字目を入力してからテキストを送信する操作を行うまでの時間や、他のユーザからメッセージを受信したユーザが返信するまでの時間等である。なお、図6の入力操作速度管理テーブル63は一例である。例えば図6に示した入力操作速度情報の項目「文字入力速度」「コマンド入力速度」及び「返信速度」は一例であって、ユーザの入力速度を表す項目が一つ以上含まれていればよい。
指標値は、ユーザと対応付けて管理されている入力操作の速度から決定され、マッチング処理に利用されるユーザごとの指標である。指標値は例えばユーザの入力操作の速度を高速、中速、低速などのように区分して表した指標である。なお、ユーザの入力操作の速度の高速、中速、低速の区分は一例であって、他の区分であってもよい。入力操作速度情報の複数の項目からユーザの入力操作の速度の区分を決定する場合は、入力操作速度情報の複数の項目の値から一意の値を算出する数式や表を準備し、その一意の値からユーザの入力操作の速度の区分を決定してもよい。例えばユーザの入力操作速度情報と入力操作の速度の区分とを対応付ける表を準備しておくことで、ユーザの入力操作速度情報から、そのユーザの入力操作の速度の区分を決定してもよい。なお、図6に示した入力操作速度情報の項目の全てを必ずしも使用する必要は無く、ユーザが利用するサービスによって使用する入力操作速度情報の項目を変更してもよい。また、図6の指標値のようなユーザの入力操作の速度の区分による表現は一例であって、数式から算出した一意の数値をそのまま使用して表現してもよい。指標値は入力操作の速度に応じたユーザのマッチング処理に利用できる情報であればよい。
図6の入力操作速度管理テーブル63によれば、サービスを利用するユーザごとに、入力操作速度情報と、入力操作速度情報に応じた指標値と、を対応付けて管理できる。
図7は本実施形態で利用する設定管理テーブルの一例の構成図である。図7に示す設定管理テーブル64は、ユーザのマッチング処理に利用可能な指標項目のON/OFF設定を管理している。ON/OFF設定が「ON」の指標項目はユーザのマッチング処理に利用される。また、ON/OFF設定が「OFF」の指標項目はユーザのマッチング処理に利用されない。
図7の設定管理テーブル64によれば、マッチング処理に利用可能な年齢、性別、入力操作の速度などの指標項目ごとに、マッチング処理に利用するか否かを設定できる。図7の設定管理テーブル64の設定は、サーバ30を操作する管理者などが設定するようにしてもよいし、クライアント20を操作するユーザが設定するようにしてもよい。
例えば管理者が設定した設定管理テーブル64は、サービスを利用する全てのユーザのマッチング処理に利用するようにしてもよい。また、サービスを利用するユーザが設定した設定管理テーブル64は、そのユーザ専用の設定管理テーブル64として管理し、そのユーザが要求したマッチング処理に利用するようにしてもよい。
[処理]
以下ではユーザごとに入力操作の速度を管理し、その入力操作の速度に応じたマッチング処理の指標を決定し、その指標を用いて複数のユーザのマッチング処理を行う例について説明する。
図8は本実施形態に係る情報処理システム10の処理の一例のシーケンス図である。ステップS10において、サーバ30は例えば図9に示すようなマッチングの指標項目設定画面1000を表示して、管理者から指標項目設定の操作を受け付ける。図9はマッチングの指標項目設定画面1000の一例のイメージ図である。図9のマッチングの指標項目設定画面1000では、マッチング処理に利用可能な指標項目が、年齢、性別、及び入力操作の速度である例を示している。管理者は、図9のマッチングの指標項目設定画面1000の指標項目の横に設けられたON又はOFFのチェックボックスにチェックを入れることにより、マッチング処理に利用する指標項目を選択できる。図9のマッチングの指標項目設定画面1000に対して管理者が行った指標項目設定の操作の内容は、サーバ30の設定管理部72により図7の設定管理テーブル64に記憶され、管理される。
ステップS12において、クライアント20はサービスを利用するユーザから、文字の入力操作やコマンドの入力操作を受け付ける。ステップS14において、クライアント20の入力操作速度測定部53は入力装置124に対するユーザの文字の入力操作やコマンドの入力操作から、図6の入力操作速度情報に示したようなユーザの入力操作の速度を測定する。
ステップS16において、クライアント20の入力操作速度測定部53は測定した入力操作の速度をサーバ30に送信する。ステップS18において、サーバ30の入力操作速度管理部68は受信した入力操作の速度を、ステップS12で入力操作を行ったユーザと対応付けて図6の入力操作速度管理テーブル63に記憶し、管理する。
ステップS20において、クライアント20はサービスを利用するユーザからマッチング要求の操作を受け付ける。ステップS22において、クライアント20のマッチング要求部54はユーザのマッチング要求の操作に基づいて、サーバ30にユーザのマッチング要求を行う。
ステップS24において、サーバ30の指標決定部69は図7に示す設定管理テーブル64を参照して、マッチング処理に利用する指標項目を選択する。図7の設定管理テーブル64の例では、マッチング処理に利用する指標項目として「入力操作の速度」が選択される。
指標決定部69は図6の入力操作速度管理テーブル63を参照し、それぞれのユーザの入力操作の速度に応じた指標値を、ユーザごとに決定する。なお、それぞれのユーザの入力操作の速度に応じた指標値をユーザごとに決定する処理は、ステップS22のマッチング要求と非同期に行ってもよい。この場合、指標決定部69はマッチング要求と非同期に算出した指標値を、図6の入力操作速度管理テーブル63に保存して管理しておく。そして、ステップS24において指標決定部69は図6の入力操作速度管理テーブル63を参照し、それぞれのユーザと対応付けて管理されている指標値を読み出す。
ステップS26において、サーバ30のマッチング処理部70はステップS24で決定したユーザごとの指標値(ユーザの入力操作の速度に応じた情報)に基づき、入力操作の速度が近似している(入力操作の速度差が小さい)複数のユーザをマッチングする。例えば入力操作の速度が近似しているユーザ同士は、文字入力のスピードやコマンド入力のスピードが近似していることになる。
文字入力のスピードやコマンド入力のスピードが近似しているユーザ同士は、チャットサービスなどのメッセージの送信に掛かる時間が近いユーザと仮定できる。マッチング処理部70は文字入力のスピードやコマンド入力のスピードが近いユーザ同士をマッチングすることで、メッセージの送信に掛かる時間が近いユーザ同士をマッチングし、ユーザのマッチングに起因するストレスを軽減できる。
また、文字入力のスピードやコマンド入力のスピードが近似しているユーザ同士は例えばゲームサービスの場合、ゲームの上手さが近いユーザと仮定できる。マッチング処理部70は文字入力のスピードやコマンド入力のスピードが近いユーザ同士をマッチングすることで、ゲームの上手さが近いユーザ同士をマッチングし、ユーザのマッチングに起因するストレスを軽減できる。
一方で、文字入力のスピードやコマンド入力のスピードが近似していない(大きく異なる)ユーザ同士はチャットサービスなどのメッセージの送信に掛かる時間が大きく異なるユーザと仮定できる。また、文字入力のスピードやコマンド入力のスピードが大きく異なるユーザ同士はゲームの上手さが大きく異なるユーザと仮定できる。そこで、マッチング処理部70は文字入力のスピードやコマンド入力のスピードが近似していないユーザ同士をマッチングしないようにして、マッチングに起因するユーザのストレスを軽減するようにしてもよい。
なお、文字入力のスピードやコマンド入力のスピードが近似するユーザ同士をマッチングした方がユーザのマッチングに起因するストレスが少ないとする仮定等によらず、それぞれのユーザの入力操作の速度に応じた指標値により複数のユーザをマッチングし、そのマッチング結果の評価をユーザにフィードバックさせることで、例えば機械学習により精度向上を図れる。
この場合は、マッチング結果の評価をマッチングされたユーザにフィードバックさせる仕組みが必要となる。例えばサーバ30のマッチング処理部70はユーザによる評価の高かったマッチング結果を得たときの、マッチングされたユーザ間の文字入力のスピードやコマンド入力のスピードの差に基づいて、マッチングするユーザを選択することで、人間の仮定によらず、評価の高いマッチング処理が実現できる。
ステップS26のマッチング処理は例えば図10に示すような手順で行われる。図10はマッチング処理の一例のフローチャートである。ステップS50において、マッチング処理部70はマッチング要求を行ったユーザの指標値と、他のそれぞれのユーザの指標値と、を入力操作速度管理テーブル63から読み出す。
ステップS52において、マッチング処理部70はマッチング要求を行ったユーザの指標値と、他のそれぞれのユーザの指標値と、を比較し、マッチング要求を行ったユーザの指標値と近似する指標値の他のユーザを選出する。例えば図6の入力操作速度管理テーブル63の例では、指標値が高速、中速、低速に区分されており、マッチング要求を行ったユーザの指標値が高速であれば、指標値が「高速」の他のユーザが選出される。
なお、入力操作速度管理テーブル63の指標値が、入力操作の速度を表す数値で表現されている場合は、それぞれのユーザ間ごとに数値差を算出して、数値差が所定値よりも小さい他のユーザを選出してもよい。
ステップS54において、マッチング処理部70は選出した他のユーザから所定数の他のユーザを、マッチング要求を行ったユーザとマッチングする。ステップS56においてマッチング処理部70はマッチング結果をマッチング結果管理テーブル65に保存して管理する。
なお、図10に示したマッチング処理は一例であって、選択されたマッチング処理に利用する指標項目によって異なる。例えば図7の設定管理テーブル64のマッチング指標項目の「年齢」と「入力操作の速度」とがマッチング処理に利用する指標項目として選択された場合には、ステップS52で入力操作の速度差に加えて年齢差を考慮し、ステップS54で入力操作の速度の近さと年齢の近さとを総合的に数値化して、その数値により所定数のユーザを、マッチング要求を行ったユーザとマッチングしてもよい。
図8に戻り、ステップS28においてマッチング処理部70はマッチング結果をクライアント20に送信する。ステップS30において、クライアント20の結果受信部56はマッチング結果を受信する。表示制御部57は結果受信部56が受信したマッチング結果を表示部24に表示する結果表示処理を行う。
なお、本実施形態ではサーバ30がユーザからのマッチング要求をトリガとしてユーザのマッチング処理を実行する例を説明したが、例えば時間経過やイベントの開催などをトリガとしてユーザのマッチング処理を行ってもよい。また、本実施形態ではサーバ30がユーザのマッチングを行う例を説明したが、マッチング候補のユーザの選択をサーバ30が行い、そのマッチング候補のユーザをマッチング結果としてクライアント20に送信してもよい。この場合は、クライアント20においてユーザがマッチング候補のユーザからマッチングするユーザを選択できる。
本実施形態によれば、ユーザのマッチング処理に利用する指標項目として、ユーザの名前や年齢、性別などの個人情報以外に、ユーザの入力操作の速度をユーザのマッチングに利用できる新たな指標情報として提供できる。
開示した一実施形態の情報処理システム10、クライアント20及びサーバ30は例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。上記の実施形態は添付の請求の範囲及びその主旨を逸脱することなく、様々な形態で変形及び改良が可能である。また、上記した複数の実施形態に記載された事項は、矛盾しない範囲で他の構成も取り得ることができ、また、矛盾しない範囲で組み合わせることができる。
10 情報処理システム
20 クライアント
21 記憶部
22 クライアント制御部
23 操作部
24 表示部
25 クライアント側通信部
30 サーバ
31 記憶部
32 サーバ制御部
33 サーバ側通信部
40 ネットワーク
53 入力操作速度測定部
54 マッチング要求部
56 結果受信部
57 表示制御部
61 サーバプログラム
63 入力操作速度管理テーブル
64 設定管理テーブル
66 要求受付部
67 入力操作速度測定部
68 入力操作速度管理部
69 指標決定部
70 マッチング処理部
72 設定管理部
73 表示制御部

Claims (8)

  1. 情報処理装置を、
    ユーザごとに入力操作の速度を対応付けて管理する管理手段、
    前記ユーザと対応付けられた前記入力操作の速度から、前記ユーザごとの指標情報を決定する決定手段、
    前記ユーザごとの指標情報に基づき、複数の前記ユーザをマッチングするマッチング処理手段、
    として機能させるためのプログラム。
  2. 前記情報処理装置を、更に、
    前記ユーザの入力操作の速度を測定する測定手段、
    として機能させること
    を特徴とする請求項1記載のプログラム。
  3. 前記測定手段は、
    前記ユーザが所定時間に入力した文字数またはコマンド数から前記ユーザの前記入力操作の速度を測定すること
    を特徴とする請求項2記載のプログラム。
  4. 前記測定手段は、
    前記ユーザがクライアントに入力した文字またはコマンドに基づくデータ送受信を複数の前記ユーザの間で行う場合に、前記ユーザが一文字目を入力してからデータを送信する操作を行うまでの時間から、前記ユーザの前記入力操作の速度を測定すること
    を特徴とする請求項2記載のプログラム。
  5. 前記測定手段は、
    前記ユーザがクライアントに入力した文字またはコマンドに基づくデータ送受信を複数の前記ユーザの間で行う場合に、他のユーザからデータを受信したユーザが、他のユーザから前記データを受信してから前記データに対する応答を送信するまでの時間から、前記ユーザの入力操作の速度を測定すること
    を特徴とする請求項2記載のプログラム。
  6. 前記マッチング処理手段は、前記ユーザごとの指標情報に基づき、前記入力操作の速度が近似している複数の前記ユーザをマッチングすること
    を特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のプログラム。
  7. 情報処理装置に、
    ユーザごとに入力操作の速度を対応付けて管理する管理ステップと、
    前記ユーザと対応付けられた前記入力操作の速度から、前記ユーザごとの指標情報を決定する決定ステップと、
    前記ユーザごとの指標情報に基づき、複数の前記ユーザをマッチングするマッチング処理ステップと、
    を実行させる情報処理方法。
  8. ユーザごとに入力操作の速度を対応付けて管理する管理手段と、
    前記ユーザと対応付けられた前記入力操作の速度から、前記ユーザごとの指標情報を決定する決定手段と、
    前記ユーザごとの指標情報に基づき、複数の前記ユーザをマッチングするマッチング処理手段と、
    を有する情報処理装置。
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