JP2021177060A - 水硬性固化体埋設型補強用鋼棒及び固定用筒状体 - Google Patents
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Abstract
Description
なお、水硬性固化体埋設型補強用鋼棒としては例えば、特許文献2に記載の物が用いられる他、断面略円形の水硬性固化体埋設型補強用鋼棒の外周面の一部に長手方向が互いに平行な突条を水硬性固化体埋設型補強用鋼棒の軸方向全長に亘って略等間隔に多数、列設した物(例えば、特許文献3参照)等が用いられる。
また、リブ4及び凹径面6は、軸心を挟んで相対する二領域に設けられており、各領域でリブ4同士及び凹径面6同士の軸方向位置が段違いに設定される。即ち、軸心を挟んで一方の領域のリブ4の位置には、他方の領域の凹径面6が配される。また一方の領域の凹径面6の位置には、他方の領域のリブ4が配される。勿論、リブ4及び凹径面6同士の軸方向位置が一致するように設定してもよい。
勿論、リブ4の突出長さは周方向に沿って漸次縮小する形状に限定されるものではなく、中央部から周方向端部に亘る所定領域で略一定な形状であってもよいが、周方向端部において稜線12を上記曲線13a或いは直線13b状に設定して縮径面2に接続させるものとする。
これは、従来の水硬性固化体埋設型補強用鋼棒、即ち、径方向に端面を有するリブが形成された特許文献1〜3等を含む水硬性固化体埋設型補強用鋼棒では、当該端面が水硬性固化体に対して引き抜き方向の剪断抵抗に全く寄与しないが、本実施形態の水硬性固化体埋設型補強用鋼棒1においては、面14a〜14d全面が剪断抵抗に寄与することで剪断抵抗が大きく向上するためである。
従って、本実施形態の水硬性固化体埋設型補強用鋼棒1は、全体又はその一部が水硬性固化体に埋設された水硬性固化体埋設状態における引抜抵抗力を最大化し、引抜き強度を向上することができる。勿論、水硬性固化体埋設型補強用鋼棒1を、水硬性固化体に埋設する場合、水硬性固化体埋設型補強用鋼棒1を水硬性固化体の固化前に埋設し、その後、固化したとき、引抜抵抗力を最大化することができる。
また、このような回転防止部材は、従来の水硬性固化体埋設型補強用鋼棒と固定用筒状部材であって、水硬性固化体埋設型補強用鋼棒と固定用筒状部材とを螺合させたときに、水硬性固化体埋設型補強用鋼棒と固定用筒状部材との間で軸方向に間隙が生じるものに対して適用することが可能である。
また固定用筒状体50の内周面の内、大径面22を除く凹状部58の周囲は干渉面60であってリブ4に干渉するように軸心からの距離が設定される。
即ち、図17に示すように固定用筒状体50に水硬性固化体埋設型補強用鋼棒1を固定した状態で、拡開防止部材64は、スペーサ部66が縮径面2と大径面22との間、突起部68がフランジ56の切欠き部57に嵌る向きにして貫通穴70に水硬性固化体埋設型補強用鋼棒1を挿通させながら固定用筒状体50側に移動させる。突起部68は、図18に示すように、切欠き部57に嵌ることで、ヒンジ部52が弾性変形するときに切欠き部57の幅が狭まるのを規制して、スリット54が拡開しないようするものである。
なお、ヒンジ部が弾性変形するものとして説明したが、これに限定するものではなく、蝶番等の開閉機構によって成るものとし、固定用筒状体50略周方向に開閉させるようにしてもよい。
なお、固定用筒状体は三つ以上の部分に分割されていてもよい。また付勢部材は、例えば、環状に形成したコイルスプリングやリングバネ、ワイヤリング等の固定用筒状体50外周面に巻回するものや、それに相当するように板バネを固定用筒状体50に巻回させてなるものがあり得る。
Claims (24)
- 所定の領域に存して該領域の周方向中央部に向かって軸からの半径が漸次縮小して成る縮径面と、軸方向に列設されて径方向外向きに突出するリブと、軸方向に向って上記リブに交番して凹設される凹径面とを有し、
上記リブは、径方向端部に先端部を有し、該先端部の成す稜線が軸直角方向に且つ両端が上記縮径面に向って延設されることを特徴とする水硬性固化体埋設型補強用鋼棒。 - 前記リブは、互いに異なる法線方向に向く四つの面を有することを特徴とする請求項1記載の水硬性固化体埋設型補強用鋼棒。
- 前記リブは、周方向端部が先鋭形状を成すことを特徴とする請求項1又は2記載の水硬性固化体埋設型補強用鋼棒。
- 前記先端部は、周方向の両端部分であって、前記四つの面を前記軸を中心とする回転方向に向かってそれぞれ延長して成る仮想延長面に囲繞される湾曲した細身の三角錐空間領域より小さく各々設定される、3次曲面状表面を有する略三角錐形状を成すことを特徴とする請求項2又は3に記載の水硬性固化体埋設型補強用鋼棒。
- 前記リブ及び前記凹径面は、軸心に対して対称な二領域に配設され、
当該二領域で、前記リブ同士及び前記凹径面同士は、軸方向位置が異なるように配されることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の水硬性固化体埋設型補強用鋼棒。 - 前記リブは、展開状態が略四角錘形状を成すことを特徴とする請求項3乃至5の何れかに記載の水硬性固化体埋設型補強用鋼棒。
- 水硬性固化体埋設型補強用鋼棒を囲繞し得る内周面を有する固定用筒状体であって、
前記内周面が、軸心からの距離が略等距離の大径面と、
上記大径面よりも周方向内側に突出し、軸方向に列設される係合凸部と、
軸方向に向って上記係合凸部に交番して凹設される凹状部と、を有し、
上記凹状部は、上記水硬性固化体埋設型補強用鋼棒のリブを周方向及び/又は径方向から進入させ得、受容することを特徴とする固定用筒状体。 - 前記凹状部は、周方向に開放端と、閉塞端とを有し、上記開放端側から前記リブを受容し、上記閉塞端によって前記リブの周方向の変位を規制し得ることを特徴とする請求項7記載の固定用筒状体。
- 前記凹状部は、開放端が軸方向に拡開した誘い込み形状を有することを特徴とする請求項8記載の固定用筒状体。
- 前記凹状部は、閉塞端側に軸方向に縮閉した形状を有することを特徴とする請求項8又は9記載の固定用筒状体。
- 前記凹状部は、閉塞端側に前記水硬性固化体埋設型補強用鋼棒との逆向きの相対回転を防止するストッパを設けることを特徴とする請求項8乃至10の何れかに記載の固定用筒状体。
- 前記凹状部は、開放端よりも中途部分が幅広であることを特徴とする請求項8乃至11の何れかに記載の固定用筒状体。
- 前記凹状部は、略涙滴形状を有することを特徴とする請求項12記載の固定用筒状体。
- 外周にヒンジ部を有し、
前記凹状部は、周方向両端が先鋭状で周方向中央部が拡幅した形状を有し、
上記ヒンジ部により外周が撓むことにより、内周空間が周方向及び/又は径方向に拡がることを特徴とする請求項7記載の固定用筒状体。 - 前記凹状部は、略楕円形状又は略菱形状を有することを特徴とする請求項14記載の固定用筒状体。
- 前記固定用筒状体は、周方向が二つ以上の部分に分割されて成る二つ以上の分割体によって構成されることを特徴とする請求項7乃至15の何れかに記載の固定用筒状体。
- 前記分割体は、付勢部材によって内周空間が周方向及び又は径方向に拡大可能に一体化されることを特徴とする請求項16記載の固定用筒状体。
- 前記凹状部は、軸心からの距離が中央部で最長となり、周方向端部に向って漸次縮小することを特徴とする請求項7乃至17の何れかに記載の固定用筒状体。
- 外周面が螺旋状に一方向にねじれた形状を有することを特徴とする請求項7乃至13の何れかに記載の固定用筒状体。
- 外周及び/又は内周に薄肉部を有し、
前記凹状部は、周方向両端が先鋭状で周方向中央部が拡幅した形状を有し、
上記薄肉部の弾性変形によって、内周空間を周方向及び/又は径方向に変形させることを特徴とする請求項7記載の固定用筒状体。 - 前記水硬性固化体埋設型補強用鋼棒を囲繞し得る回転制御機構を内部に装着する装着部を有し、
上記装着部は、径方向及び/又は軸方向に沿った上記回転制御機構の変位を規制し得ることを特徴とする請求項20記載の固定用筒状体。 - 前記回転制御機構は、前記水硬性固化体埋設型補強用鋼棒に係合して水硬性固化体埋設型補強用鋼棒との相対回転を規制する内周面を有することを特徴とする請求項21記載の固定用筒状体。
- 前記回転制御機構は、前記凹状部が前記リブを受容する前の状態で、前記凹状部が前記リブを受容するときの回転方向に沿った、前記水硬性固化体埋設型補強用鋼棒の回転角を規制する角度規制手段と、
前記凹状部が前記リブを受容するときの前記水硬性固化体埋設型補強用鋼棒の回転方向と逆向きに前記水硬性固化体埋設型補強用鋼棒が回転するのを規制する第一の規制手段と、
前記凹状部が前記リブを受容した後、前記水硬性固化体埋設型補強用鋼棒の上記逆向きの回転を規制する第二の規制手段とを有することを特徴とする請求項21又は請求項22記載の固定用筒状体。 - 前記回転制御機構は、周方向の一部が途切れた形状で、径方向及び/又は周方向に弾性変形して周方向の端部同士が離間した拡開状態と、上記端部同士が接触して閉じた縮小状態との間で遷移可能とすることを特徴とする請求項21乃至23の何れかに記載の固定用筒状体。
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