JP2021177013A - 好きな中身を挟みこめるマスク - Google Patents

Abstract

【課題】マスクが不足し、マスクの買い占め、価格の高騰が発生し、マスクが入手困難となった際に、使い捨てタイプでない布製マスクで口唇および鼻孔と布の部分との接触が避けられ、衛生的に、なおかつコストにおいても負担の少ない再使用可能なマスクを提供する。【解決手段】ベースとなるマスクを布製とし、マスクの内側の上部と下部にマチ（シートの交換用紙の受け）を作成し、マチにシート（平らな、布やキッチンペーパー・紙・などの任意の素材）を挟み込み使用。口唇と鼻孔が直接布部分に触れることを防ぐことができ、ベースとなるマスクを比較的衛生的に繰り返し使用することが可能。また、毎日身近にある好きな素材や安価な素材で中身を交換することが可能となり、経済的負担も抑えることを特徴とする。【選択図】図１

Description

本発明は口および鼻孔を含む顔面の一部を覆う、マスクに関する。

従来、マスクが汚れるのを防止するため、内面に使い捨ての素材を使用するものは公知である。例えば特許文献１は使い捨てシートを提供しているが、専用のシートしか使用できないものとなっている。

特開平１０−１６５５２７号公報

２０２０年１月に発生した新型コロナウイルスにより使い捨てタイプのマスクが不足し、マスクの買い占め、価格の高騰が発生。とにかくマスクが入手困難となる事態が発生。医療従事者や基礎疾患を抱える人にも行き渡らない事態となる。使い捨てタイプでない布マスクの場合、口唇および鼻孔と布の部分との接触が避けられず衛生的観念からは、毎日の洗濯もしくは交換が望ましい。また、口臭が気になる人等、毎日の交換を希望する人も多くいる。が、毎日の洗濯は多忙な人々には現実的ではなく乾きを待つなどしていると時間がかかり、布マスクを多量に購入するとなると所得によっては金額的な負担が大きくなることもある。また使い捨てマスク同様買い占めが起こる可能性もありうる。そこで、この発明が解決しようとする課題は、衛生的に、なおかつコストにおいても負担の少ない使いまわせるマスクを提供することにある。

本発明となるマスクは布で作成、その際、マスクの内側の上下にマチ（シートの交換用紙の受け）を作成する。上部マチ（１）と下部マチ（２）とする。そして、マチ（シートの交換用紙の受け）にシート（平らな、布やキッチンペーパー・紙・などの任意の素材）を挟み込み使用。口唇と鼻孔が直接布部分に触れることを防ぎベースとなるマスクを繰り返し使用することによる、衛生的な問題を解決できる。また、シートのみを交換することが可能であり、ベースとなるマスクがあれば、シートを交換することで毎日の洗濯も不要。またシートは身近にある素材や安価な素材をを使用できるので、経済的負担も抑えることができる。

また、マスク本体が布２枚で形成されているのに対し、マスク側部（７）の折り返し部は布を１枚とし、重ねた時の厚さを抑えて装着時の違和感を減少させている。

また、マチは下部マチの天地を上部マチの天地よりも長いものとし、シート（６）が外れにくいものとしている。

また、ノーズフィッターを上部マチ部分に内蔵することで、シートが固定されやすいものとなり、かつ顔面との密着性も高めている。

また、プリーツ（５）は縫製により作成されているため、洗濯後もひだが無くならないものとなっている。

またプリーツによりマスク部の表面積が増し、呼吸しやすいものとなっている。

本発明においては、市場でのマスク不足や価格の高騰時にも自前のマスクを用意することが比較的容易となる。ベースとなるマスクがあれば、シートを、身近にある好きな素材や安価な素材を用意することで、毎日新しいシートを使用でき、衛生的であり、経済的負担も抑えることができるようになる。

本発明に係るマスクの内側から見た図

１ マチ（上部）
２ マチ（下部）
３ ゴム紐
４ ノーズフィッター内蔵部分
５ プリーツ線（折り目）
６ シート
７ 側部

Claims (1)

1. 口および鼻孔を含む顔面の一部を覆うマスクからなり、マスクに作成したマチ上部（１）とマチ下部（２）を使用して、シートを固定することを特徴としたマスク。

Images