JP2021174020A - 画像形成装置、nand型フラッシュメモリの寿命予測方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、nand型フラッシュメモリの寿命予測方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】装置内に余分な空間を設けることなくNAND型フラッシュメモリの寿命情報を取得する画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置100は、NAND型フラッシュメモリと、画像形成装置内部の温度を検出する温度検出部130と、温度とNAND型フラッシュメモリの寿命情報との関係を示す対応テーブルを参照して寿命情報を取得する寿命情報取得部202と、を備える。画像形成装置は、温度センサにより検出した画像形成装置内部の温度に基づき、対応テーブルを参照して、NAND型フラッシュメモリの寿命情報を取得する。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置、NAND型フラッシュメモリの寿命予測方法、及びプログラムに関する。
NAND型フラッシュメモリを搭載した画像形成装置が知られている。このNAND型フラッシュメモリには寿命があり、また寿命は環境温度等によって異なる。そのため、NAND型フラッシュメモリの交換等を適切な時期に行うには、NAND型フラッシュメモリの寿命情報を正確に取得することが望ましい。
NAND型フラッシュメモリの寿命情報の取得方法として、装置に搭載されるNAND型フラッシュメモリの寿命を機械学習で予測する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、機械学習によりNAND型フラッシュメモリの寿命を予測するためには、高機能なプロセッサや、プロセッサの発熱を抑制するための冷却装置等を配置するための余分な空間が装置に求められる場合がある。
本発明は、装置内に余分な空間を設けることなくNAND型フラッシュメモリの寿命情報を取得することを課題とする。
本発明の一態様に係る画像形成装置は、NAND型フラッシュメモリを備える画像形成装置であって、前記画像形成装置内部の温度を検出する温度検出部と、前記温度に基づき、前記温度と前記NAND型フラッシュメモリの寿命情報との関係を示す対応テーブルを参照して、前記寿命情報を取得する寿命情報取得部と、を備える。
本発明によれば、装置内に余分な空間を設けることなくNAND型フラッシュメモリの寿命情報を取得できる。
第1実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成例のブロック図である。 第1実施形態に係る画像形成装置の機能構成例のブロック図である。 温度と寿命情報の対応テーブル例を示す図であり、(a)は1つのNAND型フラッシュメモリを備える場合の図、(b)は2つのNAND型フラッシュメモリを備える場合の図である。 第1実施形態に係る画像形成装置の動作例のフローチャートである。 第2実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成例のブロック図である。 第2実施形態に係る画像形成装置の機能構成例のブロック図である。 温度と寿命情報とデータ保持期間の対応テーブル例を示す図である。 第2実施形態に係る画像形成装置の動作例のフローチャートである。 第3実施形態に係る画像形成装置の機能構成例のブロック図である。 選択受付部が表示するデータ保持期間の選択画面例を示す図である。 温度と寿命情報とデータ保持期間の対応テーブル例を示す図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。また以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための画像形成装置を例示するものであって、本発明を以下に示す実施形態に限定するものではない。
以下では、用紙等の記録媒体に電子写真方式で印刷を行う画像形成装置を一例として、実施形態を説明する。
実施形態に係る画像形成装置は、NAND型フラッシュメモリを備え、温度センサにより検出した画像形成装置内部の温度に基づき、温度とNAND型フラッシュメモリの寿命情報との関係を示す対応テーブルを参照して、NAND型フラッシュメモリの寿命情報を取得する。
簡単な処理でNAND型フラッシュメモリの寿命情報を取得でき、寿命情報取得のための高機能なプロセッサやプロセッサの発熱を抑制するための冷却装置等の構成を要さない。これにより、画像形成装置内に余分な空間設けることなく、NAND型フラッシュメモリの寿命情報を取得(寿命予測)可能にする。
[第1実施形態]
<画像形成装置100のハードウェア構成例>
まず、第1実施形態に係る画像形成装置100のハードウェア構成について、図1を参照して説明する。図1は、画像形成装置100のハードウェア構成の一例を説明するブロック図である。
図1に示すように、画像形成装置100は、CPU(Central Processing Unit)110と、NAND型フラッシュメモリ120と、温度検出部130と、RAM(Random Access Memory)140と、電源プラグ150と、操作パネル160と、表示パネル170とを備える。なお、これらの構成要素の全てが必須ではなく、他の構成要素を備えてもよい。また、これらの構成要素はそれぞれ、バスを介して互いに接続されている。但し、これらの構成要素が有線通信及び無線通信の何れを介して接続されてもよい。
CPU110はプロセッサ等で構成され、画像形成装置100の各部の動作及び全体動作を制御する。NAND型フラッシュメモリ120は不揮発性半導体記憶素子のフラッシュメモリであり、画像形成装置100で動作する各種プログラム及び各種パラメータを記憶する。またNAND型フラッシュメモリ120は、NAND型フラッシュメモリ120の寿命に該当するエンデュランス(書換可能回数)と温度との関係を示す対応テーブル220を格納する。
温度検出部130は、温度センサ131を含む電気回路等により構成され、温度センサ131により検出された温度情報をCPU110に出力する。温度センサ131は、放射温度計等により構成され、画像形成装置100内部の温度を検出する。但し、温度センサ131は、放射温度計に限定されるものではなく、温度を検出できるものであれば何でもよい。
温度センサ131により検出される温度情報は、NAND型フラッシュメモリ120の寿命を予測するために用いられるため、NAND型フラッシュメモリ120の発熱をより正確に検出できると、NAND型フラッシュメモリ120の寿命をより精度よく予測できる。そのため、温度センサ131は、NAND型フラッシュメモリ120の表面又は近傍の温度を検出可能に構成及び/又は配置されるとより好適である。
RAM140は揮発性半導体記憶装置等で構成され、CPU110のワークエリアとして使用される。RAM140は、各種信号処理及び画像処理を施す際にデータを一時的に保存する記憶領域を提供する。電源プラグ150は、画像形成装置100に電力を供給するための接続器(コネクタ)である。
操作パネル160は、画像形成装置100のユーザによる操作入力を受け付ける入力装置である。操作パネル160は、ボタン、ダイヤル、キー、マウス、タッチパネル及び音声入力のためのマイク等の入力装置を含んで構成できる。
表示パネル170は、CPU110の制御に従って種々の画面を表示する。表示パネル170は、液晶パネル、有機EL(Electroluminescence)及び無機EL等のディスプレイを含んで構成できる。表示パネル170は、音声出力のためのスピーカを含んでもよい。表示パネル170は、操作パネル160を兼ねたタッチパネルであってもよい。
プログラムは、NAND型フラッシュメモリ120等に予め保持されている。プログラムは、CPU110によって、NAND型フラッシュメモリ120等からRAM140に読み出されて展開される。CPU110は、RAM140に展開されたプログラム中のコード化された各命令を実行する。なお、プログラムは、NAND型フラッシュメモリ120に限らず、例えば記録ディスク等の記録媒体に格納されていてもよい。また、プログラムは、有線ネットワーク、無線ネットワーク又は放送等を介して伝送され、RAM140に取り込まれてもよい。
なお、上述したCPU110によって実現される機能は、CPU110等のプログラム実行部によって実現されてもよく、回路によって実現されてもよく、プログラム実行部及び回路の組み合わせによって実現されてもよい。例えば、このような機能は、集積回路であるLSI(大規模集積回路:Large Scale Integration)によって実現されてもよい。
このような機能は個別に1チップ化されてもよく、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。LSIとして、LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、LSI内部の回路セルの接続及び/又は設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサ、又は、特定用途向けに複数の機能の回路が1つにまとめられたASIC(Application Specific Integrated Circuit)等が利用されてもよい。
<画像形成装置100の機能構成>
次に、画像形成装置100の機能構成について、図2を参照して説明する。図2は、画像形成装置100の機能構成の一例を説明するブロック図である。
図2に示すように、画像形成装置100は、第1格納部201と、寿命情報取得部202と、書換回数取得部203と、判定部204と、出力部205とを備える。これらのうち、寿命情報取得部202、書換回数取得部203及び判定部204のそれぞれの機能は、CPU110が所定のプログラムを実行すること等により実現され、第1格納部201の機能は、NAND型フラッシュメモリ120等により実現される。また出力部205の機能は、表示パネル170等により実現される。
第1格納部201は、温度とNAND型フラッシュメモリの寿命情報との関係を示す対応テーブル220を格納する。
寿命情報取得部202は、温度検出部130から入力した画像形成装置100内の温度情報に基づき、第1格納部201を参照してNAND型フラッシュメモリ120の寿命情報を取得する。また寿命情報取得部202は、画像形成装置100の動作で参照可能に設定されたNAND型フラッシュメモリ120の寿命情報を、新たに取得した寿命情報に更新することができる。
書換回数取得部203は、NAND型フラッシュメモリ120のSMART(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)情報又はHealth Report情報等を参照して、NAND型フラッシュメモリ120の現在までのデータの書換回数情報を取得する。
ここで、SMART情報とは、NAND型フラッシュメモリ120の健康状態についてNAND型フラッシュメモリ120自身が発行する各種の情報をいう。この情報には、現在までのデータの書換回数や、発生した各種エラーの発生頻度、全てのエラー発生時のなかで最も状態が悪かったときのワースト記録等が含まれる。これらはNAND型フラッシュメモリ120内に記憶され、書換回数取得部203は、そのうちの現在までのデータの書換回数の情報を取得できる。Health Report情報も同様に、NAND型フラッシュメモリ120の健康状態についてNAND型フラッシュメモリ120自身が発行する情報である。
判定部204は、寿命情報取得部202が取得したNAND型フラッシュメモリ120の寿命情報と、書換回数取得部203が取得した現在までのデータの書換回数情報とを比較し、画像形成装置100のユーザに対してNAND型フラッシュメモリ120の保守を促す保守通知の要否を判定する。
出力部205は、判定部204により保守通知が必要であると判定された場合に、表示パネル170に保守情報を表示させることができる。
<対応テーブル220の一例>
次に、第1格納部201に格納される対応テーブル220について、図3を参照して説明する。図3は、対応テーブル220の一例を示す図であり、(a)は画像形成装置100が1つのNAND型フラッシュメモリを備える場合の対応テーブル220を示す図、(b)は画像形成装置100が2つのNAND型フラッシュメモリを備える場合の対応テーブル221を示す図である。
図3(a)において、対応テーブル220における「温度」欄は、画像形成装置100内部の温度を示し、「NAND型フラッシュメモリ120寿命」は、NAND型フラッシュメモリ120の寿命情報を示している。但し、図3(a)に示すNAND型フラッシュメモリ120の寿命情報は一例であり、これに限定されるものではない。この寿命情報は、NAND型フラッシュメモリ120におけるデータの書換可能回数に該当する。
ここで、NAND型フラッシュメモリでは、浮遊ゲートへ電子の注入及び引き抜きを繰り返し行うと、絶縁層の酸化膜を電子が通過するトンネル酸化膜 (Tunnel Oxide)で格子欠陥と呼ばれる電子が通過しやすい箇所が増大していき、トンネル酸化膜が劣化する。そして格子欠陥が層を貫通して電子が通過し、正常に情報の記録が行えないセルが生じる。このようなセルを含む不良ブロックは回復しないため、不良ブロックが生じるまでにデータを書換可能な回数が、NAND型フラッシュメモリ120の寿命になる。
NAND型フラッシュメモリ120の寿命は、アレニウスの法則に従って温度が低いほど長くなる。そのため、図3(a)では、温度が低いほどデータの書換可能回数は多くなっている。
NAND型フラッシュメモリ120の寿命の初期設定値は5000回である。この場合、画像形成装置100内部の温度は55℃が想定されている。温度検出部130で検出した画像形成装置100内部の温度が55℃であれば、寿命には初期設定値の5000回が適用される。そしてNAND型フラッシュメモリ120における実際の書換回数が5000回を超える場合に、画像形成装置100はNAND型フラッシュメモリ120が寿命に到達すると判定し、NAND型フラッシュメモリ120、或いはNAND型フラッシュメモリ120が実装された基板の交換等を促す保守通知を行う。
また、温度検出部130で検出した画像形成装置100内部の温度が例えば10℃であれば、対応テーブル220に従って、寿命には初期設定値の27500回が適用される。そしてNAND型フラッシュメモリ120の実際の書換回数が27500回を超えるまで、画像形成装置100は保守通知を行わない。
このようにして、画像形成装置100内部の実際の温度に応じて、適切な時期に保守通知が行われ、まだ使用可能な状態にあるNAND型フラッシュメモリ120が交換のための作業時間やコストの無駄を防止できるようになっている。
また画像形成装置100が複数のNAND型フラッシュメモリを備える場合には、図3(b)に示すように、温度に対応したNAND型フラッシュメモリ120及び121のそれぞれの寿命情報が、対応テーブル221として第1格納部201に格納される。
寿命情報取得部202は、対応テーブル221を参照して、NAND型フラッシュメモリ120及び121のそれぞれの寿命情報を取得でき、それぞれにおける保守通知の要否を判定できる。
<画像形成装置100の動作例>
次に、画像形成装置100によるNAND型フラッシュメモリ120の寿命情報の取得動作(寿命の予測動作)について、図4を参照して説明する。図4は、画像形成装置100の動作の一例を説明するフローチャートである。
図4に示す寿命情報の取得動作は、任意に設定した時期に開始され、NAND型フラッシュメモリ120の寿命に到達して保守通知が出されるまでの間に継続して行われる。また上記の所定時期は、例えば、NAND型フラッシュメモリ120又はNAND型フラッシュメモリ120が実装された基板が画像形成装置100に装着された後、画像形成装置100が起動された時期等である。
まず、ステップS41において、判定部204は、温度検出カウンタiをi=0に初期化する。この際に、画像形成装置100内部の温度の値として温度初期値T(=55℃)が設定され、寿命情報として寿命初期値S(=5000回)が設定される。
続いて、ステップS42において、書換回数取得部203は、NAND型フラッシュメモリ120のSMART情報又はHealth Report等を参照して、NAND型フラッシュメモリ120の現在までのデータの書換回数情報Mを取得する。
続いて、ステップS43において、判定部204は、書換回数情報Mと寿命初期値Sを比較し、M>Sであるか否かを判定する。
ステップS43で、M>Sでないと判定された場合には(ステップS43、No)、動作はステップS42に戻る。一方、M>Sであると判定された場合には(ステップS43、Yes)、ステップS44において、判定部204は、温度検出カウンタiをi=i+1に設定する。
続いて、ステップS45において、温度検出部130は、画像形成装置100内部の温度Tを検出する。
続いて、ステップS46において、寿命情報取得部202は、装置内部の温度TがT≧Ti−1であるか否かを判定する。
ステップS46でT≧Ti−1であると判定された場合、換言すると、判定部204により保守通知が必要であると判定された場合には(ステップS46、Yes)、ステップS47において、出力部205は、表示パネル170に保守情報を表示させる。その後、動作は終了する。表示パネル170に表示された保守情報を視認したユーザは、NAND型フラッシュメモリ120又はNAND型フラッシュメモリ120が実装された基板を交換することができる。
一方、ステップS46でT≧Ti−1でないと判定された場合、換言すると、判定部204により保守通知が必要でないと判定された場合には(ステップS46、No)、ステップS48において、寿命情報取得部202は、温度Tに基づき、対応テーブル220を参照して寿命情報Sを取得する。
温度Tは温度Ti−1より低いため、寿命情報Si−1より長い寿命情報Sが取得される。例えば、温度Tが40℃であれば、寿命情報Sは12500回になり、寿命初期値Sの5000回に対して寿命が長くなる。
続いて、ステップS49において、書換回数取得部203は、NAND型フラッシュメモリ120のSMART情報又はHealth Report等を参照して、NAND型フラッシュメモリ120の現在までのデータの書換回数情報Mを取得する。
続いて、ステップS50において、判定部204は、書換回数情報Mと寿命情報Sを比較し、M>Sであるか否かを判定する。
ステップS50で、M>Sでないと判定された場合には(ステップS50、No)、動作はステップS49に戻り、ステップS49以降の動作が再度行われる。一方、M>Sであると判定された場合には(ステップS50、Yes)、ステップS44に戻り、判定部204は、温度検出カウンタiをi=i+1に設定する。
続いて、ステップS44以降の処理が再度行われ、判定部204により保守通知が必要であると判定される(ステップS46、Yes)まで、繰り返される。ステップS46の判定結果がYesの場合には、ステップS47において、出力部205は、表示パネル170に保守情報を表示させ。その後、動作は終了する。
このようにして、画像形成装置100は、画像形成装置100内部の温度に応じて適切な寿命情報を取得でき、この寿命情報に基づき、適切な時期に表示パネル170に保守情報を表示させることができる。
<画像形成装置100の作用効果>
次に、画像形成装置100の作用効果について説明する。
NAND型フラッシュメモリには寿命があるため、 画像形成装置に搭載されるフラッシュメモリの寿命情報を予め画像形成装置に記憶させ、寿命に到達した場合に、NAND型フラッシュメモリ又はNAND型フラッシュメモリが実装された基板の交換を促す保守通知を行う構成が知られている。
しかし、NAND型フラッシュメモリの寿命は環境温度によって異なる性質があり、また画像形成装置は様々な温度環境下で使用されるため、使用される温度に応じてNAND型フラッシュメモリの寿命は異なる。
画像形成装置の設計では、画像形成装置の使用環境の上限温度としての例えば55℃を想定した寿命情報が設定されるが、実際には画像形成装置は上限温度より低い温度で使用される。一般にNAND型フラッシュメモリは温度が低いほど寿命が長いため、55℃に応じた寿命情報に基づき、NAND型フラッシュメモリを交換すると、まだ使用可能なNAND型フラッシュメモリを交換することになり、交換のための作業時間やコストの無駄が生じる場合がある。そのため、NAND型フラッシュメモリの寿命情報を適切に取得(寿命を予測)することが好ましい。
またNAND型フラッシュメモリの寿命情報の取得方法として、装置に搭載されるNAND型フラッシュメモリの寿命を機械学習で予測する技術が開示されている。しかし、機械学習でNAND型フラッシュメモリの寿命を予測するためには、高機能なプロセッサや、プロセッサの発熱を抑制するための冷却装置等が必要になり、これらを配置するための余分な空間が装置に求められる場合がある。
本実施形態では、温度検出部130により検出した画像形成装置100内部の温度に基づき、温度とNAND型フラッシュメモリ120の寿命情報との関係を示す対応テーブル220を参照して、NAND型フラッシュメモリ120の寿命情報を取得する。
簡単な処理でNAND型フラッシュメモリ120の寿命情報を取得できるため、寿命情報を取得するための高機能なプロセッサやプロセッサの発熱を抑制するための冷却装置等の構成を要さない。これにより、画像形成装置100内に余分な空間を設けることなく、NAND型フラッシュメモリ120の寿命情報を取得(寿命予測)することができる。
また取得した寿命情報に基づき、NAND型フラッシュメモリ120又はNAND型フラッシュメモリ120が実装された基板を交換させることで、使用可能なNAND型フラッシュメモリ120が早期に交換されてしまう無駄を防止し、NAND型フラッシュメモリ120の交換に係る作業時間やコストの無駄を防止できる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る画像形成装置100aについて説明する。
NAND型フラッシュメモリがデータを保持(記録)可能な期間は有限であり、データ保持期間を経過すると、NAND型フラッシュメモリの劣化によって、NAND型フラッシュメモリに保持させたデータが消失する。
また画像形成装置の電源がオフ状態になった後、長期間、電源のオフ状態が継続してNAND型フラッシュメモリによるデータ保持期間を経過すると、NAND型フラッシュメモリに保持させたデータが消失する場合がある。
本実施形態では、NAND型フラッシュメモリの寿命情報と、画像形成装置内部の温度とに基づいて、NAND型フラッシュメモリによるデータ保持期間情報を取得する。また画像形成装置の電源がオフになった後の経過時間を計測し、経過時間がデータ保持期間を超える場合に、オフ状態の画像形成装置の電源をオン状態に切り替え、その後、NAND型フラッシュメモリに保持されたデータをNAND型フラッシュメモリに再度保持させる。これにより、画像形成装置の電源がオフになった後、データ保持期間を経過する場合に、NAND型フラッシュメモリからデータが消失することを防止する。
<画像形成装置100aのハードウェア構成例>
まず、画像形成装置100aのハードウェア構成について、図5を参照して説明する。図5は、画像形成装置100aのハードウェア構成の一例を説明するブロック図である。
図5に示すように、画像形成装置100aは、CPU110aと、温度検出部130aと、電池180とを備える。またCPU110aは、RTC(Real Time Clock)電源端子111を備え、温度検出部130aはMCU(Micro Control Unit)132と、ROM(Read Only Memory)133とを備える。
RTC電源端子111は、集積回路等により構成され、CPU110aが内蔵するクロックを利用した時間計測機能を備える。RTC電源端子111は、CPU110aがオフ状態であっても電池180から電力を供給されることで時間計測を実行できるように構成されている。
MCU132は、プロセッサにより構成され、NAND型フラッシュメモリ120によるデータ保持期間に係る制御を行う。ROM133は、不揮発性半導体記憶装置等で構成され、画像形成装置100a内部の温度と、NAND型フラッシュメモリ120の寿命情報と、NAND型フラッシュメモリ120のデータ保持期間との関係を示す対応テーブル230を格納する。
なお、本実施形態では、温度検出部130aがMCU132及びROM133を備える構成を一例として示すが、この構成に限定されるものではない。MCU132及びROM133が温度検出部130aの外部に設ける構成にしてもよい。またMCU132の機能をCPU110aが実現したり、ROM133の機能をNAND型フラッシュメモリ120が実現したりするように構成することも可能である。
<画像形成装置100aの機能構成例>
次に、図6は画像形成装置100aの機能構成の一例を説明するブロック図である。図6に示すように、画像形成装置100aは、電源監視部206と、第2格納部207と、保持期間取得部208と、時間計測部209と、切替部210と、再保持制御部211とを備える。
これらのうち、電源監視部206、保持期間取得部208、切替部210及び再保持制御部211のそれぞれの機能は、図5のMCU132等により実現さる。また第2格納部207の機能はROM133等により実現され、時間計測部209の機能はRTC電源端子111等により実現される。
電源監視部206は、画像形成装置100aの電源のオン又はオフの状態を監視する。なお、画像形成装置100aの電源は、CPU110aの電源と連動しているため、電源監視部206は、CPU110aの電源のオン又はオフの状態を監視することで、画像形成装置100aの電源のオン又はオフの状態を監視できる。
第2格納部207は、画像形成装置100a内部の温度と、NAND型フラッシュメモリ120の寿命情報と、NAND型フラッシュメモリ120のデータ保持期間との関係を示す対応テーブル230を格納する。
保持期間取得部208は、寿命情報取得部202により取得されたNAND型フラッシュメモリ120の寿命情報と、温度検出部130により検出された画像形成装置100a内部の温度とに基づき、第2格納部207を参照して、NAND型フラッシュメモリ120によるデータ保持期間情報を取得する。
時間計測部209は、電源監視部206により画像形成装置100aの電源がオフ状態であると判定された後の経過時間tを計測する。
切替部210は、時間計測部209により計測される経過時間tが、保持期間取得部208により取得されたNAND型フラッシュメモリ120によるデータ保持期間を超える場合に、オフ状態の画像形成装置100aの電源をオン状態に切り替える。例えば切替部210は、データ保持期間より所定時間だけ短い閾値時間tthと経過時間tとを比較し、経過時間tが閾値時間tthを超えた場合に、経過時間tがデータ保持期間を超えると判定して画像形成装置100aの電源をオン状態に切り替えることができる。
再保持制御部211は、切替部210により画像形成装置100aの電源がオン状態にされた後に、NAND型フラッシュメモリ120に保持されたデータをNAND型フラッシュメモリ120に再度保持させる。
ここで、NAND型フラッシュメモリ120に保持されたデータは、NAND型フラッシュメモリ120によるデータ保持期間を超えると消失する場合がある。再保持制御部211は、データ保持期間を超える前に、NAND型フラッシュメモリ120に保持されたデータを同じ内容で書き直すことで、つまりNAND型フラッシュメモリ120に再度保持させることで、NAND型フラッシュメモリ120がデータを保持している時間をリセットできる。これによりNAND型フラッシュメモリ120が保持するデータの消失を防止可能に構成されている。
<対応テーブル230の一例>
次に、第2格納部207に格納される対応テーブル230について、図7を参照して説明する。図7は、対応テーブル230の一例を示す図である。
図7において、対応テーブル230における「温度」欄は、画像形成装置100a内部の温度を示し、「寿命」は、NAND型フラッシュメモリ120の寿命情報を示している。但し、図7に示すNAND型フラッシュメモリ120の寿命情報は一例であり、これに限定されるものではない。対応テーブル220と同様に、温度が低いほど寿命が長くなり、書換可能回数が多くなっている。
また対応テーブル230の最下行は、NAND型フラッシュメモリ120によるデータ保持期間を示している。ここで、データ保持期間は、NAND型フラッシュメモリ120の劣化に起因するものであり、データの書換回数が多いほどNAND型フラッシュメモリ120の劣化が促進されるため、データ保持期間は短くなる。従ってデータ保持期間によって寿命情報が異なり、データ保持期間が短くなるほど寿命は長くなり、データの書換可能回数は多くなる。対応テーブル230の例では、データ保持期間が1年の場合は、データ保持期間が5年の場合と比較して寿命が長くなり、書換可能回数が多くなっている。
保持期間取得部208は、寿命情報取得部202により取得されたNAND型フラッシュメモリ120の寿命情報と、画像形成装置100a内部の温度とに基づき、第2格納部207に格納された対応テーブル230を参照して、NAND型フラッシュメモリ120によるデータ保持期間情報を取得できる。例えば、検出した画像形成装置100a内部の温度が25℃で、寿命情報取得部202が取得した寿命情報20000回の場合、保持期間取得部208は、データ保持期間情報として「1年」を取得できる。
<画像形成装置100aの動作例>
次に、NAND型フラッシュメモリ120が保持するデータをNAND型フラッシュメモリ120に再保持させるための画像形成装置100aの動作について、図8を参照して説明する。図8は、画像形成装置100aの動作の一例を説明するフローチャートである。
まず、ステップS81で電源監視部206は、CPU110aの電源のオン又はオフの状態を監視する。
続いて、ステップS82で、電源監視部206はCPU110aの電源の状態がオフであるか否かを判定する。オフでないと判定された場合には(ステップS82、No)、ステップS81に戻り、ステップS81及びS82の動作が再度行われる。一方、オフであると判定された場合には(ステップS82、Yes)、動作はステップS83に移行する。
続いて、ステップS83において、温度検出部130は、画像形成装置100a内部の温度を検出する。
続いて、ステップS84において、寿命情報取得部202は、温度検出部130により検出された温度に基づき、第1格納部201を参照してNAND型フラッシュメモリ120の寿命情報を取得する。
続いて、ステップS85において、保持期間取得部208は、温度検出部130により検出された温度の情報と、寿命情報取得部202により取得された寿命情報とに基づいて、第2格納部207を参照して、NAND型フラッシュメモリ120によるデータ保持期間情報を取得する。
続いて、ステップS86において、時間計測部209は、電源監視部206により画像形成装置100aの電源がオフ状態であると判定された後の経過時間tを計測する。
続いて、ステップS87において、切替部210は、時間計測部209により計測される経過時間tが閾値時間tthを超える(t>tth)か否かを判定する。超えないと判定された場合には(ステップS87、No)、ステップS87の動作が再度行われる。一方、超えると判定された場合には(ステップS87、Yes)、ステップS88において、切替部210はCPU110aの電源をオン状態に切り替える。
続いて、ステップS89において、再保持制御部211は、切替部210により画像形成装置100aの電源がオン状態にされた後に、NAND型フラッシュメモリ120に保持されたデータをNAND型フラッシュメモリ120に再度保持させる。つまり再保持制御部211は、NAND型フラッシュメモリ120に保持されたデータを同じ内容でNAND型フラッシュメモリ120に書き直す。
このようにして、画像形成装置100aは、画像形成装置の電源がオフ状態になった後、電源がオフ状態のままNAND型フラッシュメモリによるデータ保持期間を経過する前に、NAND型フラッシュメモリ120が保持するデータをNAND型フラッシュメモリ120に再保持させることができる。
<画像形成装置100aの作用効果>
以上説明したように、本実施形態では、NAND型フラッシュメモリの寿命情報と、画像形成装置内部の温度とに基づいて、NAND型フラッシュメモリによるデータ保持期間情報を取得する。また画像形成装置の電源がオフ状態になった後の経過時間を計測し、経過時間がデータ保持期間を超える場合にオフ状態の画像形成装置の電源をオン状態に切り替え、その後、NAND型フラッシュメモリに保持されたデータをNAND型フラッシュメモリに再度保持させる。これにより、画像形成装置の電源がオフ状態になった後、データ保持期間を経過する場合に、NAND型フラッシュメモリからデータが消失することを防止することができる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態に係る画像形成装置100bについて説明する。
本実施形態では、NAND型フラッシュメモリによるデータ保持期間を画像形成装置のユーザが選択することで、データ保持期間に応じたNAND型フラッシュメモリの寿命を選択可能にする。
例えば、ユーザが1年間だけデータを保持できればよいと考える場合には、1年のデータ保持期間を選択することで、3年や5年等のデータ保持期間と比較して長いNAND型フラッシュメモリの寿命(データ書換可能回数)を選択できる。これにより、実際の使用条件に応じてより長くNAND型フラッシュメモリを使用可能にし、NAND型フラッシュメモリの不要な交換をさらに抑制する。
画像形成装置100bのハードウェア構成には、図1に示したものを適用できるため、ここでは説明を省略する。
図9は、画像形成装置100bの機能構成の一例を説明するためのブロック図である。図9に示すように、画像形成装置100bは、選択受付部212と、第1格納部201bと、寿命情報取得部202bとを備える。
これらのうち、選択受付部212の機能は図1の操作パネル160等により実現され、第1格納部201bの機能はNAND型フラッシュメモリ120等により実現され、寿命情報取得部202bの機能はCPU110等により実現される。
選択受付部212は、NAND型フラッシュメモリ120によるデータ保持期間の選択操作を受け付ける。第1格納部201bは、画像形成装置100b内部の温度と、NAND型フラッシュメモリ120の寿命情報と、NAND型フラッシュメモリ120によるデータ保持期間情報との関係を示す対応テーブル230を格納する。
寿命情報取得部202bは、温度検出部130により検出された温度と、ユーザにより選択されたデータ保持期間とに基づき、対応テーブル230を参照して寿命情報を取得することができる。
ここで、図10は、選択受付部212が表示するデータ保持期間の選択画面191の一例を示す図である。なお、ここでは、操作パネル160が表示パネル170を兼ねるタッチパネルである場合を例示する。
選択画面191は、操作パネル160に表示される画面であり、データ保持期間選択画面192を含んでいる。例えば、操作パネル160の初期画面内のメニューの1つとして「データ保持期間選択」を表示し、ユーザが「データ保持期間選択」メニューをタッチする等の操作をした場合に、選択画面191が呼び出されて操作パネル160に表示される。
データ保持期間選択画面192は、1年選択ボタン193と、3年選択ボタン194と、5年選択ボタン195とを表示している。ユーザは、1年選択ボタン193、3年選択ボタン194及び5年選択ボタン195の何れかに対してタッチする等の操作をすることで、データ保持期間を選択できるようになっている。
次に、図11は、第1格納部201bに格納される対応テーブル240の一例を示す図である。図7に示した対応テーブル230と比較して、保持期間として3年の列が追加されている点のみ異なり、図11の対応テーブル240の見方等は、図7の対応テーブル230と同様である。但し、図11に示すNAND型フラッシュメモリ120の寿命情報は一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、ユーザが選択受付部212を介して、データ保持期間として「3年」を選択し、温度検出部130が25℃を検出した場合には、寿命情報取得部202bは、NAND型フラッシュメモリ120の寿命情報として12500回を取得する。これによりNAND型フラッシュメモリ120に対して12500回のデータの書換が可能になる。
<画像形成装置100bの作用効果>
以上説明したように、本実施形態では、NAND型フラッシュメモリ120によるデータ保持期間を画像形成装置100bのユーザが選択することで、データ保持期間に応じたNAND型フラッシュメモリ120の寿命を選択可能にする。
これにより、実際の使用条件に応じてより長く、NAND型フラッシュメモリ120を使用可能にし、NAND型フラッシュメモリ120の不要な交換をさらに抑制することができる。
以上、好ましい実施形態等について詳説したが、上述した実施形態等に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施形態等に種々の変形及び置換を加えることができる。
また実施形態は、NAND型フラッシュメモリの寿命予測方法を含む。例えばNAND型フラッシュメモリの寿命予測方法は、画像形成装置によるNAND型フラッシュメモリの寿命予測方法であって、前記画像形成装置の内部の温度を検出する工程と、前記温度に基づき、前記温度と前記NAND型フラッシュメモリの寿命情報との関係を示す対応テーブルを参照して、前記寿命情報を取得する工程と、を行う。このようなNAND型フラッシュメモリの寿命予測方法により、上述した画像形成装置100と同様の効果を得ることができる。
また実施形態は、プログラムを含む。例えばプログラムは、画像形成装置の内部の温度の情報を取得し、前記温度に基づき、前記温度とNAND型フラッシュメモリの寿命情報との関係を示す対応テーブルを参照して、前記寿命情報を取得する処理をコンピュータに実行させる。このようなプログラムにより、上述した画像形成装置100と同様の効果を得ることができる。
また、実施形態において、機能構成を示すブロック図におけるブロックの分割は一例であり、複数のブロックを1つのブロックとして実現する、1つのブロックを複数に分割する、及び/又は、一部の機能を他のブロックに移してもよい。また、類似する機能を有する複数のブロックの機能を単一のハードウェア又はソフトウェアが並列又は時分割に処理してもよい。
また、実施形態では、電子写真方式で印刷を行う画像形成装置を一例として説明したが、実施形態はインクジェット方式等の他の印刷方式を用いる画像形成装置にも適用可能である。
また、実施形態では、画像形成装置100の備えるNAND型フラッシュメモリ120に対応テーブル220,221,又は240が格納され、またROM133に対応テーブル230が格納される例を示したが、これらに限定されるものではない。例えば、対応テーブル220,221,230又は240の少なくとも1つが外部サーバに格納されてもよい。寿命情報取得部202は、ネットワークを介して外部サーバに格納された対応テーブル220,221,230又は240を参照して、温度に基づく寿命情報を取得することもできる。
100 画像形成装置
110 CPU
120 NAND型フラッシュメモリ
130 温度検出部
131 温度センサ
132 MCU
133 ROM
140 RAM
150 電源プラグ
160 操作パネル
170 表示パネル
180 電池
191 選択画面
192 データ保持期間選択画面
193 1年選択ボタン
194 3年選択ボタン
195 5年選択ボタン
201 第1格納部
202 寿命情報取得部
203 書換回数取得部
204 判定部
205 出力部
206 電源監視部
207 第2格納部
208 保持期間取得部
209 時間計測部
210 切替部
211 再保持制御部
212 選択受付部
220,221,230,240 対応テーブル
特開2018−097723号公報

Claims (7)

  1. NAND型フラッシュメモリを備える画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の内部の温度を検出する温度検出部と、
    前記温度に基づき、前記温度と前記NAND型フラッシュメモリの寿命情報との関係を示す対応テーブルを参照して、前記寿命情報を取得する寿命情報取得部と、を備える
    画像形成装置。
  2. 前記対応テーブルを格納する格納部を備える
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記寿命情報に基づき、前記画像形成装置の保守情報を出力する出力部を備える
    請求項1、又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記寿命情報と、前記温度と、に基づいて、前記NAND型フラッシュメモリによるデータ保持期間の情報を取得する保持期間取得部と、
    前記画像形成装置の電源のオン又はオフの状態を監視する電源監視部と、
    前記電源監視部により前記画像形成装置の電源がオフ状態であると判定された後の経過時間を計測する時間計測部と、
    前記経過時間が前記データ保持期間を超える場合に前記画像形成装置の電源をオン状態に切り替える切替部と、
    前記切替部により前記画像形成装置の電源がオン状態に切り替えられた後に、前記NAND型フラッシュメモリに保持されたデータを前記NAND型フラッシュメモリに再度保持させる再保持制御部と、を備える
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記NAND型フラッシュメモリによるデータ保持期間に対するユーザの選択操作を受け付ける選択受付部を備え、
    前記寿命情報取得部は、前記温度と、前記ユーザにより選択された前記データ保持期間とに基づき、前記対応テーブルを参照して前記寿命情報を取得する
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 画像形成装置によるNAND型フラッシュメモリの寿命予測方法であって、
    前記画像形成装置の内部の温度を検出する工程と、
    前記温度に基づき、前記温度と前記NAND型フラッシュメモリの寿命情報との関係を示す対応テーブルを参照して、前記寿命情報を取得する工程と、を行う
    NAND型フラッシュメモリの寿命予測方法。
  7. 画像形成装置の内部の温度の情報を取得し、
    前記温度に基づき、前記温度とNAND型フラッシュメモリの寿命情報との関係を示す対応テーブルを参照して、前記寿命情報を取得する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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