JP2021173324A - 解除装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】構成を簡単にできるトランスミッションのパーキングポジションの解除装置を提供する。【解決手段】アクチュエータ10では、シャフト24とモータ26とが連絡機構32によって連絡されている。ここで、シャフト24への回転操作力により、連絡機構32によるシャフトとモータとの連絡が解除されて、シャフトが回転されることで、トランスミッションのパーキングポジションが解除される。このため、連絡機構によるシャフトとモータとの連絡を解除する装置を不要にでき、アクチュエータの構成を簡単にできる。【選択図】図2
Description
本発明は、回転部が回転されてトランスミッションのパーキングポジションが解除される解除装置に関する。
下記特許文献1に記載の電気アクチュエータでは、歯車組のリングギヤの回転がソレノイドにより係止されて、歯車組が電動モータと回り止めとを連絡する。これにより、電動モータが駆動されることで、歯車組を介して回り止めが回転されて、自動変速機のパーキングポジションが解除される。
ここで、この電気アクチュエータでは、歯車組のリングギヤの回転係止がソレノイドにより解除されて、歯車組による電動モータと回り止めとの連絡が解除される。これにより、バックアップシフタ及び取り付けピン等を介して回り止めが回転操作されて、自動変速機のパーキングポジションが解除される。
本発明は、上記事実を考慮し、構成を簡単にできる解除装置を得ることが目的である。
本発明の第1態様の解除装置は、車両のトランスミッションに設けられ、回転されて前記トランスミッションのパーキングポジションが解除される回転部と、駆動される駆動機構と、前記回転部と前記駆動機構とを連絡し、前記駆動機構が駆動されて前記回転部が回転されると共に、前記回転部が操作される際に前記回転部への操作力により前記回転部と前記駆動機構との連絡が解除されて前記回転部が回転される連絡機構と、を備える。
本発明の第2態様の解除装置は、本発明の第1態様の解除装置において、前記連絡機構が前記回転部と前記駆動機構とを付勢力により連絡すると共に、前記回転部が操作される際に前記回転部への操作力により前記連絡機構による前記回転部と前記駆動機構との連絡が付勢力に抗して解除される。
本発明の第3態様の解除装置は、本発明の第1態様又は第2態様の解除装置において、前記連絡機構に設けられ、前記回転部の回転を制限する制限機構を備える。
本発明の第4態様の解除装置は、本発明の第3態様の解除装置において、前記制限機構に設けられるウォームと、前記制限機構に設けられると共に、前記ウォームと噛合され、前記ウォームが回転を制限して前記回転部の回転が制限されるウォームホイールと、を備える。
本発明の第1態様の解除装置では、車両のトランスミッションに回転部が設けられると共に、連絡機構が回転部と駆動機構とを連絡しており、駆動機構が駆動されることで、回転部が回転されて、トランスミッションのパーキングポジションが解除される。
ここで、回転部が操作される際に、回転部への操作力により、連絡機構による回転部と駆動機構との連絡が解除されて、回転部が回転される。このため、連絡機構による回転部と駆動機構との連絡を解除する装置を不要にでき、構成を簡単にできる。
本発明の第2態様の解除装置では、連絡機構が回転部と駆動機構とを付勢力により連絡すると共に、回転部が操作される際に回転部への操作力により連絡機構による回転部と駆動機構との連絡が付勢力に抗して解除される。このため、簡単な構成で、連絡機構が回転部と駆動機構とを連絡できると共に、連絡機構による回転部と駆動機構との連絡を解除できる。
本発明の第3態様の解除装置では、連絡機構の制限機構が回転部の回転を制限する。このため、回転部の不要な回転を抑制できる。
本発明の第4態様の解除装置では、制限機構のウォームとウォームホイールとが噛合されており、ウォームがウォームホイールの回転を制限して、回転部の回転が制限される。このため、簡単な構成で回転部の回転を制限できる。
図1には、本発明の実施形態に係る解除装置としてのアクチュエータ10が適用されたトランスミッション12(自動変速機)の主要部が左斜め前方から見た斜視図にて示されている。なお、図面では、トランスミッション12の前方を矢印FRで示し、トランスミッション12の左方を矢印LHで示し、トランスミッション12の上方を矢印UPで示している。
図1に示す如く、本実施形態における車両(自動車)のトランスミッション12には、ロック対象としてのロックギヤ14が設けられている。ロックギヤ14は、回転可能にされており、ロックギヤ14の回転中心軸線は、前後方向に平行にされている。ロックギヤ14の回転がロックされた際には、トランスミッション12のシフトポジションがパーキングポジションにされる(車両のパーキングロックが作動される)と共に、ロックギヤ14の回転ロックが解除された際には、トランスミッション12のパーキングポジションが解除される(車両のパーキングロックが解除される)。
ロックギヤ14の左側には、ロック部材としての略三角形板状のロックプレート16が設けられており、ロックプレート16は、上端部を中心として回動可能にされている。ロックプレート16の回動中心軸線は、前後方向に平行にされており、ロックプレート16は、左側に付勢されている。ロックプレート16の右端部(右側かつ下側の端部)には、ロック部16Aが一体形成されており、ロック部16Aは、右側に突出されている。
ロックプレート16の下端部(左側かつ下側の端部)の左側には、切替部材としての略円柱状の切替シャフト18の後端部が配置されており、切替シャフト18は、略前後方向に延伸されると共に、前後方向に所定範囲で移動可能にされている。切替シャフト18の後端部には、略円柱状の切替部18Aが同軸上に設けられており、切替部18Aの前部には、大径部18Bが同軸上に設けられると共に、切替部18Aの後部には、小径部18Cが同軸上に設けられている。大径部18Bの径は、小径部18Cの径に比し大きくされており、切替部18Aの大径部18Bと小径部18Cとの間の部分の径は、小径部18Cから大径部18Bに向かうに従い徐々に大きくされている。切替シャフト18が後側に移動された際には、大径部18Bがロックプレート16の下端部に係合されて、ロックプレート16が右側に回動されることで、ロックプレート16のロック部16Aがロックギヤ14に係合(噛合)されて、ロックギヤ14の回転がロックされる。切替シャフト18が前側に移動された際には、小径部18Cがロックプレート16の下端部に係合されて、ロックプレート16が左側に回動されることで、ロック部16Aのロックギヤ14への係合が解除されて、ロックギヤ14の回転ロックが解除される。
切替シャフト18の前端部には、連結部としての略円柱状の連結軸20が機械的に連結されており、連結軸20は、回転可能にされている。連結軸20の回転中心軸線は、左右方向に平行にされており、連結軸20がロック方向A(図1等参照)に回転された際には、切替シャフト18が後側に移動されると共に、連結軸20が解除方向B(図1等参照)に回転された際には、切替シャフト18が前側に移動される。
連結軸20の左側には、アクチュエータ10(図2参照)が設けられている。
アクチュエータ10には、収容体としての直方体形箱状のケース22が設けられており、ケース22は、右側の右ケース22Aと左側の左ケース22Bとが組み合わされて構成されている。
ケース22内には、回転部としての略円筒状のシャフト24(図3(A)及び図4参照)が設けられており、シャフト24は、回転可能にされている。シャフト24の回転中心軸線は、左右方向に平行にされており、シャフト24の左端及び右端は、それぞれケース22の左側及び右側に露出されている。シャフト24内には、右側から連結軸20が同軸上に嵌入されており、シャフト24は、連結軸20と一体回転可能にされている。
ケース22内には、駆動機構としてのモータ26が固定されており、モータ26の出力軸は、前方に延出されている。モータ26は、車両の制御装置28に電気的に接続されると共に、制御装置28には、車両の緊急解除スイッチ30に電気的に接続されており、車両の乗員(特に運転手)による緊急解除スイッチ30の操作に基づき、制御装置28がモータ26を制御して、モータ26が駆動される。
シャフト24とモータ26との間には、連絡機構32が設けられている。
連絡機構32には、第1ギアとしてのウォーム34が設けられている。ウォーム34は、モータ26の出力軸に同軸上に固定されており、モータ26が駆動されて、ウォーム34が回転される。
ウォーム34の右側には、第2ギアとしてのヘリカルギア36(ウォームホイール)が噛合されており、ヘリカルギア36は、ケース22内に回転可能に支持されると共に、軸方向が上下方向に平行にされている。ウォーム34は、ヘリカルギア36の回転を規制(所謂セルフロック)しており、ウォーム34が回転されることで、ヘリカルギア36が回転される。
ヘリカルギア36の上側には、制限機構を構成する第3ギアとしてのウォームシャフト38(ウォーム、図3(A)参照)が同軸上に設けられており、ウォームシャフト38は、ケース22内に回転可能に支持されると共に、ヘリカルギア36と一体回転される。
ウォームシャフト38の前側には、制限機構を構成する第4ギア(被連絡部材)としての略円筒状の連絡ギア40(ウォームホイール、図3(A)及び図4参照)が噛合されている。連絡ギア40内には、シャフト24が同軸上に挿通かつ嵌合されており、連絡ギア40は、シャフト24に回転可能に支持されると共に、右側への移動が規制されている。ウォームシャフト38は、連絡ギア40の回転を規制(所謂セルフロック)しており、ウォームシャフト38が回転されることで、連絡ギア40が回転される。
連絡ギア40の周壁の径方向内側かつ左側の部分には、円筒状の挿入孔40Aが同軸上に形成されており、挿入孔40Aは、左側に開放されている。挿入孔40Aの右面(底面)には、被連絡部としての連絡凹部40Bが複数(本実施形態では4個)一体形成されており、複数の連絡凹部40Bは、挿入孔40Aの周方向に等間隔に配置されると共に、それぞれ左側に開放されている。連絡凹部40Bの挿入孔40A周方向に沿う断面は、台形状にされており、連絡凹部40Bの挿入孔40A周方向における寸法は、左側へ向かうに従い大きくされている。
連絡ギア40の左側には、連絡部材としての略円筒状のクラッチ42(図3(A)及び図4参照)が設けられている。クラッチ42内には、シャフト24が同軸上に挿通かつ嵌合されており、クラッチ42は、シャフト24に相対回転不能(一体回転可能)にかつ軸方向(左右方向)に移動可能に支持されている。
クラッチ42の右端には、連絡部としての連絡凸部42Aが複数(本実施形態では4個)一体形成されており、複数の連絡凸部42Aは、クラッチ42の周方向に等間隔に配置されると共に、それぞれ右側に突出されている。連絡凸部42Aのクラッチ42周方向に沿う断面は、台形状にされており、連絡凸部42Aのクラッチ42周方向における寸法は、左側へ向かうに従い大きくされている。クラッチ42は、連絡ギア40の挿入孔40Aに同軸上に嵌入されており、連絡凸部42Aは、挿入孔40Aの連絡凹部40Bに嵌入されている。
クラッチ42の左側には、付勢部材としての連絡スプリング44(圧縮コイルスプリング、図3(A)参照)が設けられており、連絡スプリング44内には、シャフト24が同軸上に挿通されている。連絡スプリング44の左側には、係止部材としての略円環板状の係止プレート46が設けられており、係止プレート46は、内部にシャフト24が同軸上に挿通されて、シャフト24に軸方向(左右方向)に移動不能に支持されている。連絡スプリング44は、クラッチ42と係止プレート46との間において、軸方向(左右方向)に圧縮されており、連絡スプリング44は、クラッチ42を右側に付勢している。このため、連絡スプリング44は、連絡ギア40(挿入孔40A)の連絡凹部40Bへのクラッチ42の連絡凸部42Aの嵌入が解除されることを制限しており、連絡スプリング44は、連絡ギア40に対するクラッチ42及びシャフト24の相対回転を制限している。また、連絡スプリング44は、連絡ギア40とクラッチ42及びシャフト24とを一体回転可能に連絡しており、連絡ギア40が回転されて、クラッチ42及びシャフト24が一体回転される。
シャフト24の左側には、操作部としての長尺板状の操作レバー48の基端部が一体回転可能に連結されており、操作レバー48は、ケース22の左側に配置されている。操作レバー48の先端部には、手動部としての手動レバー50がケーブル52を介して機械的に接続されており、手動レバー50は、乗員が手動で操作可能にされている。このため、手動レバー50が操作されることで、ケーブル52を介して操作レバー48が解除方向Bに回動可能にされている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のトランスミッション12のアクチュエータ10では、シャフト24とモータ26とが連絡機構32(ウォーム34、ヘリカルギア36、ウォームシャフト38、連絡ギア40、クラッチ42及び連絡スプリング44)によって連絡されている。
また、アクチュエータ10において、制御装置28の制御により、モータ26が正駆動されることで、ウォーム34、ヘリカルギア36及びウォームシャフト38が回転されて、連絡ギア40、クラッチ42及びシャフト24がロック方向Aに回転される。このため、連結軸20がロック方向Aに回転されて、切替シャフト18が後側に移動されることで、ロックプレート16が右側に回動される。これにより、ロックプレート16のロック部16Aによってロックギヤ14の回転がロックされて、トランスミッション12のシフトポジションがパーキングポジションにされる。
さらに、アクチュエータ10において、制御装置28の制御により、モータ26が逆駆動されることで、ウォーム34、ヘリカルギア36及びウォームシャフト38が回転されて、連絡ギア40、クラッチ42及びシャフト24が解除方向Bに回転される。このため、連結軸20が解除方向Bに回転されて、切替シャフト18が前側に移動されることで、ロックプレート16が左側に回動される。これにより、ロックプレート16のロック部16Aによるロックギヤ14の回転ロックが解除されて、トランスミッション12のパーキングポジションが解除される。
ところで、仮に、トランスミッション12又は車両のバッテリー(図示省略)の故障等により、モータ26が駆動不能にされる際において、トランスミッション12のパーキングポジションを解除する(車両の移動を可能にする)ことが必要になる場合がある。
ここで、このような場合には、手動レバー50が操作されて、ケーブル52を介して操作レバー48が解除方向Bに回動操作にされることで、連絡スプリング44の付勢力に抗して連絡ギア40(挿入孔40A)の連絡凹部40Bへのクラッチ42の連絡凸部42Aの嵌入が解除されて、操作レバー48と一体にシャフト24及びクラッチ42が連絡ギア40に対し解除方向Bに回転操作される。このため、連結軸20が解除方向Bに回転されて、切替シャフト18が前側に移動されることで、ロックプレート16のロック部16Aによるロックギヤ14の回転ロックが解除されて、トランスミッション12のパーキングポジションが解除される。
このように、シャフト24への回転操作力により、連絡機構32によるシャフト24とモータ26との連絡(シャフト24及びクラッチ42と連絡ギア40との連絡)が解除されて、シャフト24が解除方向Bに回転されることで、トランスミッション12のパーキングポジションが解除される。このため、連絡機構32によるシャフト24とモータ26との連絡を解除する装置(上記特許文献1のソレノイド)を不要にでき、アクチュエータ10の構成を簡単にできると共に、アクチュエータ10を小型化及び低コスト化できる。
しかも、連絡機構32がシャフト24とモータ26とを連絡スプリング44の付勢力により連絡する。さらに、手動レバー50、ケーブル52及び操作レバー48を介してシャフト24が回転操作される際に、シャフト24への回転操作力により連絡機構32によるシャフト24とモータ26との連絡が連絡スプリング44の付勢力に抗して解除される。このため、簡単な構成で、連絡機構32がシャフト24とモータ26とを連絡できると共に、連絡機構32によるシャフト24とモータ26との連絡を解除できる。
また、ウォームシャフト38が連絡ギア40の回転を規制している。さらに、連絡スプリング44の付勢力により連絡ギア40(挿入孔40A)の連絡凹部40Bにクラッチ42の連絡凸部42Aが嵌入されて、連絡ギア40に対するクラッチ42及びシャフト24の回転が制限されている。このため、簡単な構成でシャフト24の回転を制限できると共に、シャフト24の不要な回転を抑制できる。
さらに、ロックギヤ14からロックプレート16、切替シャフト18及び連結軸20を介してシャフト24に大荷重が入力された際、及び、手動レバー50からケーブル52及び操作レバー48を介してシャフト24に大荷重が入力された際には、連絡スプリング44の付勢力に抗してシャフト24及びクラッチ42と連絡ギア40との連絡が解除される。このため、ウォーム34、ヘリカルギア36、ウォームシャフト38及び連絡ギア40に大荷重が伝達されることを抑制でき、ウォーム34、ヘリカルギア36、ウォームシャフト38及び連絡ギア40の破壊を抑制できる。
なお、本実施形態では、連絡ギア40に連絡凹部40Bが設けられると共に、クラッチ42に連絡凸部42Aが設けられる。しかしながら、連絡ギア40に連絡凸部42Aが設けられると共に、クラッチ42に連絡凹部40Bが設けられてもよい。
また、本実施形態では、シャフト24に操作レバー48が連結される。しかしながら、シャフト24に操作レバー48が連結されなくてもよい。この場合等には、シャフト24が工具を使用して回転可能にされてもよい。
さらに、本実施形態では、ウォーム34(第1ギア)がヘリカルギア36(第2ギア)の回転を規制すると共に、ウォームシャフト38(第3ギア)が連絡ギア40(第4ギア)の回転を規制する。しかしながら、第1ギアが第2ギアの回転を規制せずに、ウォームシャフト38が連絡ギア40の回転を規制してもよい。しかも、第3ギアが第4ギアの回転を規制せずに、制限機構を構成するウォーム34が制限機構を構成するヘリカルギア36の回転を規制してもよい。
10・・・アクチュエータ(解除装置)、12・・・トランスミッション、24・・・シャフト(回転部)、26・・・モータ(駆動機構)、32・・・連絡機構、38・・・ウォームシャフト(制限機構、ウォーム)、40・・・連絡ギア(制限機構、ウォームホイール)
Claims (4)
- 車両のトランスミッションに設けられ、回転されて前記トランスミッションのパーキングポジションが解除される回転部と、
駆動される駆動機構と、
前記回転部と前記駆動機構とを連絡し、前記駆動機構が駆動されて前記回転部が回転されると共に、前記回転部が操作される際に前記回転部への操作力により前記回転部と前記駆動機構との連絡が解除されて前記回転部が回転される連絡機構と、
を備える解除装置。 - 前記連絡機構が前記回転部と前記駆動機構とを付勢力により連絡すると共に、前記回転部が操作される際に前記回転部への操作力により前記連絡機構による前記回転部と前記駆動機構との連絡が付勢力に抗して解除される請求項1記載の解除装置。
- 前記連絡機構に設けられ、前記回転部の回転を制限する制限機構を備える請求項1又は請求項2記載の解除装置。
- 前記制限機構に設けられるウォームと、
前記制限機構に設けられると共に、前記ウォームと噛合され、前記ウォームが回転を制限して前記回転部の回転が制限されるウォームホイールと、
を備える請求項3記載の解除装置。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221118 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20231205 |
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A02 | Decision of refusal |
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