JP2021169173A - 画像処理装置、画像処理装置の画像処理方法およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の画像処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像データのサイズが大きい場合でも、主記憶装置(主メモリ)の容量不足を防止し、処理速度の低減を抑制することができるようにする。【解決手段】画像処理装置は、第1の場合には、印刷データに含まれる画像データを圧縮せずに外部記憶装置に書き込み、第2の場合には、前記印刷データに含まれる画像データを圧縮し、前記圧縮した画像データを前記外部記憶装置に書き込む書き込み手段と、前記第1の場合には、前記外部記憶装置から前記画像データを読み出し、前記画像データを基に、印刷のための画像を形成し、前記第2の場合には、前記外部記憶装置から前記圧縮した画像データを読み出し、前記圧縮した画像データを展開し、前記展開した画像データを基に、印刷のための画像を形成する画像形成手段とを有する。【選択図】図8

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理装置の画像処理方法およびプログラムに関する。
グラフィックアーツ等の分野で利用される大判プリンタでは、使用する印刷用紙のサイズが特別に大きく、印刷ジョブが投入された場合、高画質モードでの印刷が困難なケースが存在する。特に、印刷ジョブのページ中に極めて大きな画像(高精細画像)が埋め込まれている場合や、非常に多くの図形データ等が含まれる場合等は該ページを処理する途中の段階で、メモリ不足に陥ってしまい、処理が続行できない場合がある。一般に、プリンタドライバやプリンタコントローラは、いずれも定められたハードウェアリソース(例えばプロセスに割り当てられるメモリには制限がある)で処理するように構成されているために、何らかの対策を講じる必要がある。
印刷ジョブ処理時にメモリが不足し、処理を継続できない場合の対策の一例として、特許文献1や特許文献3の方法が知られている。特許文献1には、メモリが不足した時点で、処理プログラムがメモリに記録されている内部データを用いて画像形成(レンダリング)を実施することにより、それまでに蓄えたデータを解放することでデータサイズを削減する方法が開示されている。これらの技術に加え、特許文献2には、画像サイズが大きな画像は可逆モードの画像圧縮処理(ロスレス圧縮)を用いる方法が開示されている。
特開2011−61555号公報 特開2008−78826号公報 特開平6−261202号公報
画像データを圧縮することにより、画像サイズを小さくすることができる。しかし、その場合でも、メモリ容量には限界があり、メモリ容量が不足し、処理を続行できない場合がある。
本発明の目的は、画像データのサイズが大きい場合でも、主記憶装置(主メモリ)の容量不足を防止し、処理速度の低減を抑制することができるようにすることである。
本発明の画像処理装置は、第1の場合には、印刷データに含まれる画像データを圧縮せずに外部記憶装置に書き込み、第2の場合には、前記印刷データに含まれる画像データを圧縮し、前記圧縮した画像データを前記外部記憶装置に書き込む書き込み手段と、前記第1の場合には、前記外部記憶装置から前記画像データを読み出し、前記画像データを基に、印刷のための画像を形成し、前記第2の場合には、前記外部記憶装置から前記圧縮した画像データを読み出し、前記圧縮した画像データを展開し、前記展開した画像データを基に、印刷のための画像を形成する画像形成手段とを有する。
本発明によれば、画像データのサイズが大きい場合でも、主記憶装置(主メモリ)の容量不足を防止し、処理速度の低減を抑制することができる。
画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 印刷システムの機能構成例を示すブロック図である。 印刷データおよび画像データの圧縮展開処理を示す図である。 圧縮によってメモリが削減される一例を示す図である。 中間データ生成部で生成される内部データを示す図である。 PDLデータに含まれる画像が格納される様子を示す図である。 画像形成処理時に参照されるデータの構造を示す図である。 初期処理を示すフローチャートである。 PDLデータの解析処理を示すフローチャートである。 画像形成処理を示すフローチャートである。 画像データの転送の様子を示す図である。 初期化処理を示すフローチャートである。 画像形成処理を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態による画像処理装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。画像処理装置100は、CPU101と、RAM102と、フォントROM103と、プログラムROM104と、データROM105と、バス106と、キーボードコントローラ(KBC)107とを有する。さらに、画像処理装置100は、CRTコントローラ(CRTC)108と、ディスクコントローラ(DKC)109と、プリンタコントローラ(PRTC)110と、ネットワークコントローラ(NC)111とを有する。
CPU101は、プログラムROM104またはハードディスク(HD)114からRAM102にロードされたOSやアプリケーション等のプログラムを実行し、後述するソフトウェアの機能とフローチャートの処理を実現する。RAM102は、主記憶装置であり、CPU101の主メモリおよびワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ107は、キーボード(KB)112や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ108は、CRTディスプレイ113の表示を制御する。CRTディスプレイ113は、液晶ディスプレイでもよい。ディスクコントローラ109は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォントデータ、およびユーザファイル等を記憶するハードディスク114やフレキシブルディスク(FD)等とのアクセスを制御する。ハードディスク114は、外部記憶装置である。プリンタコントローラ110は、接続されたプリンタとの間の信号の送受信を制御する。ネットワークコントローラ111は、ネットワークに接続され、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。なお、以下に示す画像処理装置100の機能は、ソフトウェアにより実現されるものとして説明するが、各機能を専用のハードウェアで画像処理装置100に実装するようにしてもよい。なお、CPU101は、マルチコアのCPUである。画像処理装置100は、複数のCPUを有していてもよい。
図2は、第1の実施形態による印刷システムの機能構成例を示すブロック図である。印刷システムは、コンピュータ200と、画像処理装置100とを有する。コンピュータ200は、印刷データ生成部201を有する。印刷データ生成部201は、印刷対象データ202から印刷データ203を生成する。
画像処理装置100は、入力部211と、解析部212と、ラスタ画像処理部220と、出力部240とを有する。入力部211は、印刷データ生成部201が生成した印刷データ203を入力する。解析部212は、入力部211が入力した印刷データ203を解析し、描画命令を抽出する。ラスタ画像処理部220は、中間データ生成部221と、レンダリング部222とを有する。ハードディスク114の内部データ230を説明する前に、まず、中間データ生成部221がハードディスク114を用いない場合の課題を説明する。
中間データ生成部221は、解析部212により抽出された描画命令から描画情報と画像を抽出し、中間データを生成する。中間データ生成部221は、その中間データを生成する場合、中間データの生成のための内部データを生成する。内部データは、画像処理装置100内のRAM102に格納される。
図3(c)は、印刷データ203の一例である。印刷データ203は、横72000ピクセル×縦51000ピクセルである1ページの中央部に画像データが配置され、その中の実際に印刷される領域がクリップ領域(クリップ範囲)として設定されている。中間データ生成部221は、このような画像データを含む印刷データ203が入力された際には、データサイズ削減のため、図3(a)に示すように、画像データを可逆圧縮(ロスレス)処理で圧縮し、RAM102上に保持する。その後、レンダリング部222は、図3(b)に示すように、圧縮画像を一度フルサイズで展開し、展開した画像の必要な部分のみクリップする。
中間データ生成部221は、画像処理を継続するために中間データを生成する段階で、画像データを抽出した場合は、適宜これら画像に対して可逆圧縮を行うことで、画像をストアするための領域を削減する。しかしながら、中間データ生成部221が画像圧縮を繰り返した場合、印刷データ203内に想定以上の画像データ数が含まれていた場合は、確保可能なメモリ領域を超えてしまい、メモリ領域が不足して場合がある。
図4は、圧縮処理を繰り返した結果、メモリ領域が不足する例を示したグラフである。縦軸はメモリの使用量(GB)を示しており、横軸は処理時間(分)を示している。なお、縦軸の最大値2GBは、メモリ最大容量である。画像圧縮処理が発生し、メモリ使用量が削減されているが、メモリ使用量が最大値2GB付近に到達しており、メモリ不足が発生する。このように、圧縮処理を実施しても、メモリ不足が発生し、処理を継続することが困難なケースが存在する。
上記の課題を解決するため、中間データ生成部221は、中間データ生成のための内部データ230を逐次生成し、内部データ230を参照しながら処理を進める。内部データ230は、エッジ情報231と、合成情報232と、塗り情報233を含む。中間データ生成部221は、内部データ230をハードディスク114に保存される。その後、中間データ生成部221は、保存した内部データ230を用いて、各ページの中間データを生成する。レンダリング部222は、中間データ生成部221により生成された中間データをレンダリングし、ラスタ画像を生成する。出力部240は、レンダリング部222により生成したラスタ画像を基に、出力データ250を生成する。プリンタコントローラ110は、出力データ250をプリンタに出力し、出力データ250を印刷する。
図5は、中間データ生成部221により生成される内部データ230を示す図である。内部データ230は、エッジ情報(境界情報)231と、合成情報232と、塗り情報233を含む。
図6は、PDLデータ(印刷データ)610に含まれる画像がファイルとしてハードディスク114に格納される様子を示した図である。PDLデータ610は、高精細画像を含む印刷ジョブである。中間データ生成部221は、PDLデータ610から4つの画像データ(1)、(2)、(3)および(4)を抽出し、ハードディスク114に記録する。PDLデータ610の並び順(アドレスの昇順に)に、画像データ(1)、(2)、(3)および(4)は、順次、抽出される。画像データ(1)〜(4)は、300MBのファイル毎にまとめて記録される。例えば、画像データ(1)〜(4)は、4つのファイルfile1_raw.dat〜file4_raw.datに保存される。画像データ(1)は、240MBのデータとして記録される。画像データ(2)は、160MBのデータとして記録される。画像データ(3)は、200MBのデータとして記録される。画像データ(4)は、500MBのデータとして記録される。全ての画像データ(1)〜(4)は、非圧縮の画像データまたは圧縮の画像データとして記録される。なお、中間データ生成部221は、PDLデータ610から画像データ(1)〜(4)を抽出し、画像管理テーブル620において、各画像データ(1)〜(4)の格納情報を記録する。レンダリング部222は、画像管理テーブル620を参照することで、ハードディスク114に記録されている画像データを読み出すことができる。
図7は、レンダリング部222の画像形成処理時に参照されるデータの構造を説明するための図である。レンダリング部222は、画像形成時、タイル単位で画像を形成していく。このために、中間データ生成部221は、タイル管理情報710を生成する。図7に示すように、印刷ページにおいて処理対象のバンド内の領域にタイル管理情報710が生成される。画像形成処理は、タイル管理情報710を順次処理する。タイル管理情報710は、各タイルが参照する画像管理テーブル620を参照しており、必要に応じて、画像を読み出すように構成されている。
図8は、中間データ生成部221の初期処理を示すフローチャートである。まず、ステップS801では、中間データ生成部221は、単位画像データ(例えば、100MBの画像)を可逆圧縮処理で圧縮および展開した場合の圧縮処理時間TCをセットする。圧縮処理時間TCは、単位画像データを圧縮する時間と、圧縮した単位画像データをハードディスク114に書き込む時間と、ハードディスク114から圧縮した単位画像データを読み出す時間と、圧縮した単位画像データを展開する時間との合計時間である。なお、圧縮処理時間TCは、単位画像データを圧縮する時間と、圧縮した単位画像データを展開する時間との合計時間でもよい。例えば、中間データ生成部221は、予め計測等で実測した情報に基づいて、圧縮処理時間TCをセットする。
次に、ステップS802では、中間データ生成部221は、ハードディスク114のアクセス時間TPにセットする値として、デフォルト値を使用するか、またはインストールされたパーソナルコンピュータ環境の実測値を使うかを判定する。例えば、中間データ生成部221は、ユーザの設定等に応じて、判定する。中間データ生成部221は、デフォルト値を使用する場合には、ステップS803へ進み、パーソナルコンピュータ環境の実測値を使う場合には、ステップS808へ進む。
ステップS803では、中間データ生成部221は、ハードディスク114のアクセス時間TPにデフォルト値をセットし、ステップS804に進む。ハードディスク114のアクセス時間TPは、単位画像データを圧縮せずにハードディスク114に書き込む時間TP.Wと、ハードディスク114から単位画像データを読み出す時間TP.Rからなり、予め計測等で実測した情報に基づいて値が設定される。
ステップS808では、中間データ生成部221は、実際のパーソナルコンピュータ環境における単位画像データを圧縮せずにハードディスク114に書き込む時間を計測し、その時間をハードディスク114の書き込み時間TP.Wにセットする。その後、処理は、ステップS809に進む。
ステップS809では、中間データ生成部221は、実際のパーソナルコンピュータ環境におけるハードディスク114から単位画像データを読み出す時間を計測し、その時間をハードディスク114の読み出し時間TP.Rにセットし、ステップS804に進む。
ステップS804では、中間データ生成部221は、ウェイト値WGTをセットし、ステップS805に進む。ウェイト値WGTは、例えば1より小さい値である。
次に、ステップS805では、中間データ生成部221は、式(1)により、アクセス時間(TP.W+TP.R)×WGTと、圧縮処理時間TCを比較する。アクセス時間(TP.W+TP.R)×WGTは、書き込み時間TP.Wと読み出し時間TP.Rの合計値に対して、ウェイト値WGTを乗算した結果である。
(TP.W+TP.R)×WGT < TC (1)
中間データ生成部221は、アクセス時間(TP.W+TP.R)×WGTが圧縮処理時間TCより短い場合には、圧縮処理速度が低速であるので、ステップS806に進む。また、中間データ生成部221は、アクセス時間(TP.W+TP.R)×WGTが圧縮処理時間TCより長い場合には、圧縮処理速度が高速であるので、ステップS810に進む。
ステップS806では、中間データ生成部221は、画像データを圧縮せずにハードディスク114に書き込むため、非圧縮モードをセットし、ステップS807に進む。
ステップS810では、中間データ生成部221は、画像データを圧縮してハードディスク114に書き込むため、圧縮モードをセットし、ステップS807に進む。
ステップS807では、中間データ生成部221は、ステップS806またはS810でセットされた非圧縮モードまたは圧縮モードをコンフィグ情報として保存する。
ウェイト値WGTは、1より小さい値であるので、非圧縮モードが優先される。このようなウェイト値WGTを採用するのは、画像を非圧縮で書き込んだ場合には、後述する画像の読み出し処理の際に、画像の必要な部分のみを読み出すことで、処理時間が向上するためである。
図9は、中間データ生成部221のPDLデータの解析処理を示すフローチャートであり、画像データを処理する際の流れを示す。以下、画像処理装置100の画像処理方法を説明する。印刷データ(PDLデータ)が入力部211に投入されると、解析部(インタープリタ)212は、PDLデータの解析処理を行い、PDLデータ内の描画命令を順次抽出する。PDLデータは、ページ記述言語で記述された印刷データである。
ステップS901では、解析部212は、PDLデータからイメージブラシ描画命令を抽出する。
次に、ステップS902では、解析部212は、イメージブラシ描画命令の命令オペランドが正常であるか否かを判定する。解析部212は、命令オペランドが正常である場合には、ステップS904に進み、命令オペランドが正常でない場合には、ステップS903に進む。
ステップS903では、解析部212は、SKIP処理を行い、ステップS1001に戻る。
ステップ904では、中間データ生成部221は、イメージブラシ描画命令により指定されたPDLデータに含まれるオブジェクト(画像データ)を情報キューに投入する。
次に、ステップS905では、中間データ生成部221は、そのPDLデータに含まれる画像データを、ページの描画データの塗り情報(フィル=画像)として登録を行う。
次に、ステップS906では、中間データ生成部221は、その画像データについて色変換(例えばCMYK画像からRGB画像への変換)が必要であるか否かを判定する。中間データ生成部221は、色変換が必要である場合には、ステップS907に進み、色変換が必要でない場合には、ステップS908に進む。
ステップS907では、中間データ生成部221は、その画像データの色変換を行い、ステップS908に進む。
ステップS908では、中間データ生成部221は、図8のステップS807で保存されたコンフィグ情報を参照し、コンフィグ情報の非圧縮モードまたは圧縮モードをセットする。
次に、ステップS909では、中間データ生成部221は、コンフィグ情報が非圧縮モードである場合には、PDLデータに含まれる画像データまたはステップS907で色変換された画像データを、圧縮せずに、ハードディスク114に書き込む。また、中間データ生成部221は、コンフィグ情報が圧縮モードである場合には、PDLデータに含まれる画像データまたはステップS907で色変換された画像データを、圧縮し、その圧縮した画像データをハードディスク114に書き込む。以上のように、中間データ生成部221は、書き込み部として機能する。その際、中間データ生成部221は、図6の画像管理テーブル620へ各画像データの格納情報を記録する。
図10は、レンダリング部222の画像形成処理を示すフローチャートであり、画像データを読み出す処理を示す。
まず、ステップS1001では、レンダリング部222は、フェース情報を生成し、その生成したフェース情報を処理することの宣言(サブミット)を実施する。
次に、ステップS1002では、レンダリング部222は、処理が可能であるか否かを判定する。レンダリング部222は、処理が可能である場合には、ステップS1004に進み、処理が可能でない場合には、ステップS1003に進む。
ステップS1003では、レンダリング部222は、待機し、ステップS1001に戻る。
ステップS1004では、レンダリング部222は、レンダータスクを起動する。次に、ステップS1021では、レンダリング部222は、タイル処理を実施するスレッドを起動する。レンダリング部222は、タイル毎に順次画像を形成するように構成されている。
次に、ステップS1022では、レンダリング部222は、順次、対象となるタイルを走査しながら、対象となるタイルのタイル内の情報を検査する。タイル内の情報は、図7のタイル管理情報710に関連づけられている。
次に、ステップS1023では、レンダリング部222は、対象のタイルが画像を含んでいるか否かを判定する。レンダリング部222は、対象のタイルが画像を含む場合、図7のように、タイル管理情報710から画像管理テーブル620を参照し、画像を読み出し可能である。レンダリング部222は、対象のタイルが画像を含んでいる場合には、ステップS1024に進み、対象のタイルが画像を含んでいない場合には、ステップS1027に進む。
ステップS1024では、レンダリング部222は、ファイルハンドルを設定する。次に、ステップS1025では、レンダリング部222は、シーク処理を実施する。
次に、ステップS1026では、レンダリング部222は、コンフィグ情報が非圧縮モードである場合には、対象のタイルに含まれる画像データのうちのクリップ領域(印刷領域)の画像データをハードディスク114から読み出す。また、レンダリング部222は、コンフィグ情報が圧縮モードである場合には、対象のタイルに含まれる圧縮した画像データをハードディスク114から読み出し、その圧縮した画像データを展開する。そして、レンダリング部222は、その展開した画像データのうちのクリップ領域(印刷領域)の画像データを取得する。
次に、ステップS1027では、レンダリング部222は、タイルデータ処理を行う。レンダリング部222は、ステップS1126で画像データを読み出した場合には、そのクリップ領域の画像データをタイルデータとして処理する。
次に、ステップS1028では、レンダリング部222は、画像形成部として機能し、そのタイルデータを用いて、印刷のための画像を形成(ピクセルを生成)し、処理を終える。
図11(a)〜(c)は、画像データの転送の様子を示す図である。図11(c)のように、印刷データの印刷ページの中央に配置された画像(イメージ)データがクリップされている。図11(a)では、中間データ生成部221は、RAM102に記憶されている画像データを非圧縮モードでハードディスク(HD)114に書き込む。図11(b)では、レンダリング部222は、非圧縮で書き込まれた画像データに対して、クリップ情報に基づいて、クリップ領域(印刷領域)の画像データのみを読み出す。例えば、画像データが500MB程度である場合、レンダリング部222は、全画像データを読み出す場合は、15秒程度を要する。これに対し、クリップ領域が全体領域の30%程度であった場合、クリップ領域の画像データの読み出しは、約5秒で処理が完了する。従来処理系において75秒を要するジョブで換算すると、65秒で処理が完了することになる(約13%の高速化)。
なお、図8のアクセス時間(TP.W+TP.R)×WGTは、単位画像データを圧縮せずにハードディスク114に書き込む時間と、ハードディスク114から単位画像データのうちのクリップ領域の画像データを読み出す時間との合計時間でもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、中間データ生成部221は、非圧縮モードの場合は、対象の画像データを全て書き出す(ここではフルモードと呼ぶ)のではなく、特定のバンド毎に奇数バンドのみをハードディスク114に書き込む(これをハーフモードと呼ぶ)。高精細画像である画像データは、一般にサイズが大きいために、そのサイズの半分をハードディスク114に書き込むだけで、RAM102には大きな余裕が生まれるために、必要以上の画像データをハードディスク114に書き込む必要はない。また、ハードディスク114への書き込みは、例えば500MBの書き込みでも実測で30秒程度の時間を要し、パフォーマンスダウンの要因となってしまう。よって、第2の実施形態では、予め定められた条件に沿って、画像データの全てをハードディスク114に書き込むのではなく、RAM102の領域確保に必要なサイズの画像データのみをハードディスク114に書き込む。例えば、画像データの半分のサイズの画像を書き込む。
図12は、中間データ生成部221の初期処理を示すフローチャートである。まず、ステップS1201では、中間データ生成部221は、単位画像データ(例えば、100MBの画像)を可逆圧縮処理で圧縮および展開した場合の圧縮処理時間TCをセットする。
次に、ステップS1202では、中間データ生成部221は、ハードディスク114のアクセス時間TPにセットする値として、デフォルト値を使用するか、またはインストールされたパーソナルコンピュータ環境の実測値を使うかを判定する。中間データ生成部221は、デフォルト値を使用する場合には、ステップS1205へ進み、パーソナルコンピュータ環境の実測値を使う場合には、ステップS1203へ進む。
ステップS1205では、中間データ生成部221は、ハードディスク114のアクセス時間TPにデフォルト値をセットし、ステップS1206に進む。ハードディスク114のアクセス時間TPは、単位画像データを圧縮せずにハードディスク114に書き込む時間TP.Wと、ハードディスク114から単位画像データを読み出す時間TP.Rからなる。
ステップS1203では、中間データ生成部221は、実際のパーソナルコンピュータ環境における単位画像データを圧縮せずにハードディスク114に書き込む時間を計測し、その時間をハードディスク114の書き込み時間TP.Wにセットする。その後、処理は、ステップS1204に進む。
ステップS1204では、中間データ生成部221は、実際のパーソナルコンピュータ環境におけるハードディスク114から単位画像データを読み出す時間を計測し、その時間をハードディスク114の読み出し時間TP.Rにセットする。その後、処理は、ステップS1206に進む。
ステップS1206では、中間データ生成部221は、クリップされる画像の領域サイズを予測し、クリップされる画像のクリップ率を予測する。クリップ率は、PDLデータに含まれる画像データの全領域に対するPDLデータに含まれる画像データのクリップ領域(印刷領域)の割合である
次に、ステップS1207では、中間データ生成部221は、予測されたクリップ率をクリップ率CLP_RATEにセットする。
次に、ステップS1210では、中間データ生成部221は、式(2)により、アクセス時間TP.W+TP.R×CLP_RATEと、圧縮処理時間TCを比較する。アクセス時間TP.W+TP.R×CLP_RATEは、読み出し時間TP.Rとクリップ率CLP_RATEとの積と、書き込み時間TP.Wとの合計時間である。
(TP.W+TP.R×CLP_RATE) < TC (2)
中間データ生成部221は、アクセス時間TP.W+TP.R×CLP_RATEが圧縮処理時間TCより短い場合には、圧縮処理速度が低速であるので、ステップS1211に進む。また、中間データ生成部221は、アクセス時間TP.W+TP.R×CLP_RATEが圧縮処理時間TCより長い場合には、圧縮処理速度が高速であるので、ステップS1214に進む。
ステップS1211では、中間データ生成部221は、画像データを圧縮せずにハードディスク114に書き込むため、非圧縮モードをセットし、ステップS1212に進む。
ステップS1212では、中間データ生成部221は、画像に関する管理情報として、書き出しモードと、バンド幅情報と、選択バンド情報を生成する。具体的には、中間データ生成部221は、画像書き出しモードがハーフモードであり、バンド幅が512ラインであり、選択バンドが奇数バンドである画像に関する管理情報を生成し、ステップS1213に進む。
ステップS1214では、中間データ生成部221は、画像データを圧縮してハードディスク114に書き込むため、圧縮モードをセットし、ステップS1213に進む。
ステップS1213では、中間データ生成部221は、上記のセットされた非圧縮モードと画像に関する管理情報または圧縮モードをコンフィグ情報として保存する。
続いて、図9を用いて、中間データ生成部221のPDLデータの解析処理を説明する。図9のステップS901〜S907の処理は、第1の実施形態の処理と同じである。次に、ステップS908では、中間データ生成部221は、図12のステップS1213で保存されたコンフィグ情報を参照し、コンフィグ情報の非圧縮または圧縮モードをセットし、非圧縮モードである場合には、画像に関する管理情報をセットする。
次に、ステップS909では、中間データ生成部221は、コンフィグ情報が非圧縮モードである場合には、画像に関する管理情報に従って、PDLデータに含まれる画像データまたは色変換された画像データを、圧縮せずに、ハードディスク114に書き込む。例えば、画像に関する管理情報は、画像書き出しモードがハーフモードであり、バンド幅が512ラインであり、選択バンドが奇数バンドである。その場合、中間データ生成部221は、PDLデータに含まれる画像データまたはステップS907で色変換された画像データに対して、圧縮せずに、512バンド幅毎に奇数バンドのみをハードディスク114に書き込む。すなわち、その場合、中間データ生成部221は、PDLデータに含まれる画像データまたは色変換された画像データのうちの一部の画像データを圧縮せずにハードディスク114に書き込む。そして、中間データ生成部221は、PDL印刷データに含まれる画像データまたは色変換された画像データのうちの他の画像データをRAM102に記憶する。
また、中間データ生成部221は、コンフィグ情報が圧縮モードである場合には、PDLデータに含まれる画像データまたはステップS907で色変換された画像データを、圧縮し、その圧縮した画像データをハードディスク114に書き込む。その際、中間データ生成部221は、図6の画像管理テーブル620へ各画像データの格納情報を記録する。
図13は、第2の実施形態によるレンダリング部222の画像形成処理を示すフローチャートであり、画像データを読み出す処理を示す。
まず、ステップS1301では、レンダリング部222は、フェース情報を生成し、その生成したフェース情報を処理することの宣言(サブミット)を実施する。
次に、ステップS1302では、レンダリング部222は、処理が可能であるか否かを判定する。レンダリング部222は、処理が可能である場合には、ステップS1304に進み、処理が可能でない場合には、ステップS1303に進む。
ステップS1303では、レンダリング部222は、待機し、ステップS1301に戻る。
ステップS1304では、レンダリング部222は、レンダータスクを起動する。次に、ステップS1310では、レンダリング部222は、タイル処理を実施するスレッドを起動する。レンダリング部222は、タイル毎に順次画像を形成するように構成されている。
次に、ステップS1311では、レンダリング部222は、順次、対象となるタイルを走査しながら、対象となるタイルのタイル内の情報を検査する。タイル内の情報は、図7のタイル管理情報710に関連づけられている。
次に、ステップS1312では、レンダリング部222は、対象のタイルが画像を含んでいるか否かを判定する。レンダリング部222は、対象のタイルが画像を含む場合、図7のように、タイル管理情報710から画像管理テーブル620を参照し、画像を読み出し可能である。レンダリング部222は、対象のタイルが画像を含んでいる場合には、ステップS1313に進み、対象のタイルが画像を含んでいない場合には、ステップS1318に進む。
ステップS1313では、レンダリング部222は、画像管理テーブル620を参照し、画像データがハードディスク114に書き込まれていて読み出す必要があるか否かを判定する。レンダリング部222は、画像データを読み出す必要がある場合には、ステップS1314に進み、画像データを読み出す必要がない場合には、画像データがRAM102上に格納されているので、ステップS1317に進む。
ステップS1314では、レンダリング部222は、ファイルハンドルを設定する。次に、ステップS1315では、レンダリング部222は、シーク処理を実施する。
次に、ステップS1316では、レンダリング部222は、コンフィグ情報が非圧縮モードである場合には、対象のタイルに含まれる奇数バンドの画像データをハードディスク114から読み出す。そして、レンダリング部222は、その読み出した奇数バンドの画像データと、RAM102に記憶されている偶数バンドの画像データとを合成する。すなわち、その場合、レンダリング部222は、ハードディスク114から一部の画像データを読み出し、ハードディスク114の一部の画像データとRAM102の他の画像データとを基に、印刷のための画像を形成する。
また、レンダリング部222は、コンフィグ情報が圧縮モードである場合には、対象のタイルに含まれる圧縮した画像データをハードディスク114から読み出し、その圧縮した画像データを展開する。その後、処理は、ステップS1318に進む。
ステップS1317では、レンダリング部222は、画像データが記憶されているRAM102のアドレスをセットし、RAM102に記憶されている画像データを読み出し、ステップS1318に進む。
次に、ステップS1318では、レンダリング部222は、タイルデータ処理を行う。レンダリング部222は、ステップS1316またはS1317で画像データを読み出した場合には、その読み出した画像データまたは合成した画像データをタイルデータとして処理する。
次に、ステップS1319では、レンダリング部222は、そのタイルデータを用いて、印刷のための画像を形成(ピクセルを生成)し、処理を終える。
以上説明したように、中間データ生成部221は、非圧縮モードの場合、対象の画像データを全てハードディスク114へ書き込むのではなく、画像に関する管理情報を使用して、画像データの奇数バンドのみをハードディスク114に書き込む。これにより、中間データ生成部221は、さらに処理時間を短縮することが可能となる。また、中間データ生成部221は、クリップ率CLP_RATEを予測することにより、固定のウェイト値WGTを利用するよりも、より高精度に非圧縮モードまたは圧縮モードを設定することが可能となる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
211 入力部、212 解析部、221 中間データ生成部、222 レンダリング部、240 出力部

Claims (14)

  1. 第1の場合には、印刷データに含まれる画像データを圧縮せずに外部記憶装置に書き込み、第2の場合には、前記印刷データに含まれる画像データを圧縮し、前記圧縮した画像データを前記外部記憶装置に書き込む書き込み手段と、
    前記第1の場合には、前記外部記憶装置から前記画像データを読み出し、前記画像データを基に、印刷のための画像を形成し、前記第2の場合には、前記外部記憶装置から前記圧縮した画像データを読み出し、前記圧縮した画像データを展開し、前記展開した画像データを基に、印刷のための画像を形成する画像形成手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像形成手段は、前記第1の場合には、前記外部記憶装置から前記画像データのうちの印刷領域の画像データを読み出し、前記印刷領域の画像データを基に、印刷のための画像を形成し、前記第2の場合には、前記外部記憶装置から前記圧縮した画像データを読み出し、前記圧縮した画像データを展開し、前記展開した画像データのうちの印刷領域の画像データを基に、印刷のための画像を形成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第1の場合は、第1の画像データを圧縮せずに前記外部記憶装置に書き込む時間と、前記外部記憶装置から前記第1の画像データのうちの印刷領域の画像データを読み出す時間との合計時間が、前記第1の画像データを圧縮する時間と、前記圧縮した第1の画像データを前記外部記憶装置に書き込む時間と、前記外部記憶装置から前記圧縮した第1の画像データを読み出す時間と、前記圧縮した第1の画像データを展開する時間との合計時間より短い場合であり、
    前記第2の場合は、前記第1の画像データを圧縮せずに前記外部記憶装置に書き込む時間と、前記外部記憶装置から前記第1の画像データのうちの印刷領域の画像データを読み出す時間との合計時間が、前記第1の画像データを圧縮する時間と、前記圧縮した第1の画像データを前記外部記憶装置に書き込む時間と、前記外部記憶装置から前記圧縮した第1の画像データを読み出す時間と、前記圧縮した第1の画像データを展開する時間との合計時間より長い場合であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第1の場合は、第1の画像データを圧縮せずに前記外部記憶装置に書き込む時間と、前記外部記憶装置から前記第1の画像データを読み出す時間との合計時間に対して、ウェイト値を乗算した結果が、前記第1の画像データを圧縮する時間と、前記圧縮した第1の画像データを前記外部記憶装置に書き込む時間と、前記外部記憶装置から前記圧縮した第1の画像データを読み出す時間と、前記圧縮した第1の画像データを展開する時間との合計時間より短い場合であり、
    前記第2の場合は、前記第1の画像データを圧縮せずに前記外部記憶装置に書き込む時間と、前記外部記憶装置から前記第1の画像データを読み出す時間との合計時間に対して、ウェイト値を乗算した結果が、前記第1の画像データを圧縮する時間と、前記圧縮した第1の画像データを前記外部記憶装置に書き込む時間と、前記外部記憶装置から前記圧縮した第1の画像データを読み出す時間と、前記圧縮した第1の画像データを展開する時間との合計時間より長い場合であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記ウェイト値は、1より小さい値であることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記第1の場合は、第1の画像データを圧縮せずに前記外部記憶装置に書き込む時間と、前記外部記憶装置から前記第1の画像データを読み出す時間とクリップ率との積との合計時間が、前記第1の画像データを圧縮する時間と、前記圧縮した第1の画像データを前記外部記憶装置に書き込む時間と、前記外部記憶装置から前記圧縮した第1の画像データを読み出す時間と、前記圧縮した第1の画像データを展開する時間との合計時間より短い場合であり、
    前記第2の場合は、前記第1の画像データを圧縮せずに前記外部記憶装置に書き込む時間と、前記外部記憶装置から前記第1の画像データを読み出す時間と前記クリップ率との積との合計時間が、前記第1の画像データを圧縮する時間と、前記圧縮した第1の画像データを前記外部記憶装置に書き込む時間と、前記外部記憶装置から前記圧縮した第1の画像データを読み出す時間と、前記圧縮した第1の画像データを展開する時間との合計時間より長い場合であり、
    前記クリップ率は、前記印刷データに含まれる画像データの全領域に対する前記印刷データに含まれる画像データの印刷領域の割合であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記書き込み手段は、前記クリップ率を予測することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記書き込み手段は、第1の画像データを圧縮せずに前記外部記憶装置に書き込む時間と、前記外部記憶装置から前記第1の画像データを読み出す時間と、前記第1の画像データを圧縮する時間と、前記圧縮した第1の画像データを展開する時間とを基に、前記第1の場合と前記第2の場合のいずれであるのかを判定することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記書き込み手段は、第1の画像データを圧縮せずに前記外部記憶装置に書き込む時間と、前記外部記憶装置から前記第1の画像データを読み出す時間と、前記第1の画像データを圧縮する時間と、前記圧縮した第1の画像データを前記外部記憶装置に書き込む時間と、前記外部記憶装置から前記圧縮した第1の画像データを読み出す時間と、前記圧縮した第1の画像データを展開する時間とを基に、前記第1の場合と前記第2の場合のいずれであるのかを判定することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記書き込み手段は、前記第1の場合には、前記印刷データに含まれる画像データのうちの一部の画像データを圧縮せずに前記外部記憶装置に書き込み、
    前記画像形成手段は、前記第1の場合には、前記外部記憶装置から前記一部の画像データを読み出し、前記一部の画像データを基に、印刷のための画像を形成することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記書き込み手段は、前記第1の場合には、前記印刷データに含まれる画像データのうちの他の画像データを主記憶装置に記憶し、
    前記画像形成手段は、前記第1の場合には、前記外部記憶装置の前記一部の画像データと、前記主記憶装置の前記他の画像データとを基に、印刷のための画像を形成することを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 前記印刷データは、ページ記述言語で記述された印刷データであることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  13. 第1の場合には、印刷データに含まれる画像データを圧縮せずに外部記憶装置に書き込み、第2の場合には、前記印刷データに含まれる画像データを圧縮し、前記圧縮した画像データを前記外部記憶装置に書き込む書き込みステップと、
    前記第1の場合には、前記外部記憶装置から前記画像データを読み出し、前記画像データを基に、印刷のための画像を形成し、前記第2の場合には、前記外部記憶装置から前記圧縮した画像データを読み出し、前記圧縮した画像データを展開し、前記展開した画像データを基に、印刷のための画像を形成する画像形成ステップと
    を有することを特徴とする画像処理装置の画像処理方法。
  14. コンピュータを、請求項1〜12のいずれか1項に記載された画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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