JP2021168614A - 育苗部材洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
Description
植物栽培装置によると、日照や温度、水分、肥料濃度等が適度に制御された環境で作物を作ることができるので、露地栽培に比べて収穫に要する期間が短くて済む。
また植物栽培装置の多くは水耕栽培によって作物を育成するものであり、露地栽培に比べて清潔である。さらに室内で作物を栽培するので害虫が付かず、無農薬で作物を栽培することができる。そのため植物栽培装置は、レタス等の皮を剥いたりせずに食する野菜を栽培するのに好適である。
固定式の植物栽培装置は、棚等に培養液が満たされた栽培トレイを設置し、栽培トレイに苗を保持する苗保持部材に取り付け、人口照明等を苗保持部材に保持された苗に照射して苗を育てる。固定式の植物栽培装置では、幼苗から収穫直後まで、同じ位置に置かれた栽培トレイ上で生育される。
前者のコンベヤ装置等を備えたものでは、装置の始端に幼苗を植えた栽培トレイを導入し、10日から30日程度の日数をかけて栽培トレイを始端から終端に送る。その間、苗保持部材に保持された苗に照射して苗を育てる。
そして終端で栽培トレイを取り出し、成長した植物を収穫するか、あるいは栽培トレイを再度他の植物栽培装置に搬入して苗をより大きく成長させる。
後者の苗保持部材を人力等で押し動かす形式のものについても、装置の始端に幼苗を植えた苗保持部材を導入し、苗保持部材を始端から終端に流す。その間、苗保持部材に保持された苗に照射して苗を育てる。
収穫を終えると、栽培トレイや苗保持部材を回収し、新たに苗を植えつけて栽培を行う。
そのため栽培トレイ等を再使用する場合には、栽培トレイや苗保持部材等の育苗部材を洗浄することが望ましい。
従来技術における育苗部材の洗浄は原始的であり、栽培トレイ等を作業場の床に平置き状に配置し、高圧洗浄装置から高圧水や蒸気を噴霧し、ブラシで擦る等の作業によって実施されていた。
特許文献3、4に開示された洗浄装置では、栽培トレイ等を平置きした状態で移動させつつ洗浄を行う。
特許文献に開示された装置は、栽培トレイ等を平置き状にして移動させるものであり、装置が専有する面積が大きいという不満がある。
本様相の育苗部材洗浄装置は、ストックエリアと洗浄エリアと昇降手段を有する。
ストックエリアには、複数の育苗部材を、縦姿勢であって隣接する育苗部材の表裏面の投影面が重なる状態に保持する縦姿勢維持手段があるので、ストックエリアでは、複数の育苗部材を縦姿勢で隣接させてストックすることができる。そのため、ストックエリアでは、小さい面積内に、複数の育苗部材を収容することができる。
また、ストックエリアでは、送り出し手段によって、育苗部材を、縦姿勢を維持した状態で表裏に面する方向に前進させて送り出すことができるので、ストックエリア及び送り出し先の領域の占有面積が小さくて済む。
洗浄エリアには洗浄手段が配置されており、ストックエリアから送り出された育苗部材を洗浄することができる。
昇降手段は、ストックエリアから送り出された育苗部材を、縦姿勢を維持した状態で上方向又は下方向に移動させて洗浄エリアを通過させることができるので、育苗部材洗浄装置の占有する面積が小さくて済む。具体的には、ストックエリアの上方に洗浄エリアを設けると、ストックエリアと洗浄エリアが平面視して重複する。
ここで、「縦姿勢」とは、略四角形の四辺のいずれかの辺が下方となり、当該辺と反対側の辺が上方となる姿勢であり、起立した姿勢である。
育苗部材洗浄装置1は、図2に示す育苗部材W(栽培パネル)を洗浄する装置であり、図1に示すように、筐体41、ガイドフレーム12a、12b、ストックエリアA1、洗浄エリアA2、昇降装置2(昇降手段)、防護壁部6(防護壁)を有する。
図3、図4に示すように、駆動機構16は、自走体17と、水平ガイドラック18a、18bを備えている。
自走体17は、載置台19と、モータ内蔵ローラ20を有している。載置台19は、押圧部材15を載置する部材であると共に、モータ内蔵ローラ20の周囲を覆う筐体を構成している。モータ内蔵ローラ20のローラは載置台19に固定されている。すなわち、モータ内蔵ローラ20を駆動すると、両端の軸20a、20bが回転する。軸20a、20bには、ピニオンギヤ21a、21bが装着されている。
昇降装置2は、ストックエリアA1の前側に配置されており、育苗部材Wを上方向に移動させることができる。図3に示すように、昇降装置2は、下方側駆動機構部22と上方側駆動機構部23で構成されている。下方側駆動機構部22の上方に、上方側駆動機構部23が配置されている。
図5(a)〜図5(c)に示すように、育苗部材洗浄装置1は、ストックエリアA1に複数の育苗部材W1〜W4をストックしている。図5では、以降の図6〜図10の描写を理解し易くするために、敢えて育苗部材W1〜W4の束と、昇降装置2(鉛直ラック部材24a、24b)とが離間した状態を示している。
すなわち、各センサによって検出された信号に基づいて、制御装置が育苗部材洗浄装置1の各動作を司るようにするのが好ましい。
2 昇降装置(昇降手段)
6 防護壁部(防護壁)
11 押圧装置(縦姿勢維持手段、送り出し装置)
22 下方側駆動機構部(昇降手段)
26a、26b 支持部材
35a、35b 鉛直ラック部材の平坦部(縦姿勢維持手段)
39 駆動ローラ(回転部材)
40 従動ローラ(回転部材)
50 噴射ノズル(洗浄手段)
55 湾曲部
A1 ストックエリア
A2 洗浄エリア
W 育苗部材
Claims (8)
- 植物を水耕栽培する略四角形の育苗部材を洗浄する育苗部材洗浄装置において、
ストックエリアと洗浄エリアと昇降手段を有し、
前記ストックエリアには、複数の育苗部材を、縦姿勢であって隣接する前記育苗部材の表裏面の投影面が重なる状態に保持する縦姿勢維持手段と、前記育苗部材を、縦姿勢を維持した状態で表裏に面する方向に前進させて送り出す送り出し手段があり、
前記洗浄エリアには洗浄手段が配置されており、
前記昇降手段は、ストックエリアから送り出された前記育苗部材を、縦姿勢を維持した状態で上方向又は下方向に移動させて前記洗浄エリアを通過させるものであることを特徴とする育苗部材洗浄装置。 - ストックエリアの前側であって、その上側及び/又は下側に防護壁があり、
前記育苗部材は、前記昇降手段によって前記防護壁の前側を上昇又は下降することを特徴とする請求項1に記載の育苗部材洗浄装置。 - 前記昇降手段は、支持部材を有し、当該支持部材が前記育苗部材と係合し、前記支持部材が上昇又は下降して前記育苗部材を上昇又は下降させることを特徴とする請求項1又は2に記載の育苗部材洗浄装置。
- 前記支持部材は、上方からの外力を支持し、下方から外力が作用した場合には、姿勢変更して下方からの外力を逃がすものであることを特徴とする請求項3に記載の育苗部材洗浄装置。
- 前記昇降手段は、回転部材を有し、当該回転部材が前記育苗部材と係合し、前記育苗部材を上昇又は下降させるものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の育苗部材洗浄装置。
- 前記回転部材は、駆動ローラと従動ローラと付勢手段を有し、前記駆動ローラと前記従動ローラは平行に配置されていて、間に育苗部材を進入させることができ、前記付勢手段は、前記駆動ローラと前記従動ローラの少なくともいずれか一方を、他方側に接近するように付勢することを特徴とする請求項5に記載の育苗部材洗浄装置。
- 請求項3に記載の支持部材と、請求項5に記載の回転部材を有し、いずれか一方で前記育苗部材を移動させて当該育苗部材を他方に引き継がせることを特徴とする育苗部材洗浄装置。
- ガイド部材を有し、当該ガイド部材は、前記育苗部材が上昇又は下降する際に、前記育苗部材を倒れる方向に姿勢変更するものであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の育苗部材洗浄装置。
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