JP2021166699A - 介護ベッド用昇降装置及びその介護ベッド - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量化され、取り外しが便利で、迅速に取り付けが可能で、且つ患者を迅速に移動可能な昇降装置及び昇降装置を利用した新型介護ベッドを提供する。
【解決手段】介護ベッドは、支持フレーム1を含み、支持フレームの対向する両端にそれぞれ昇降装置が取り付けられ、昇降装置は、第1ロッド部2と、第2ロッド部3とを含み、支持フレームが完全に地面上に置かれるように、支持フレームの高さを調整可能である。昇降装置は、全体重量が軽量であり、規模化及びモジュール化の生産を実現することができる。特に、昇降装置は、ユーザの使用の便宜を図り、行動が不便である患者を動かす時には非常に小さな力をかけても良い。また、昇降装置は、完全に平らに置かれることができ、収納するのに便利であり、スペースを節約する。
【選択図】図3

Description

本発明は、軽量化され、取り外しが便利で、迅速に取り付け可能で、且つ患者を迅速に移動可能な昇降装置及びその昇降装置を利用した新型介護ベッドに関する。
既存の介護ベッドは、鉄パイプ溶接を適用して製作されるものが多く、生産中、人工的溶接により完成されるものが多いが、このような作業方式では、効力が低下し、適用される材料のほとんどが鉄パイプであるため、従来の介護ベッドの重量は200KG以上にも達する。特に、一体化溶接して成型された介護ベッドは、体積が大きいため、移動中に非常に手間がかかり、運送過程での費用が非常に高い。同時に、市販の介護ベッドの高さは最低450mmしか下げることができず、体力の弱い医師や看護士は患者を一定の高さの介護ベッドを全く持ち上げることができない。特に移動できない患者の場合、移動中により難しくなる。
本発明は、昇降装置を提供する。上記の目的を達成する技術方案は以下の通りである。
介護ベッド用昇降装置であって、第1ロッド部と、第2ロッド部と、駆動装置とを含み、前記第1ロッド部の第1端及び第2ロッド部の第1端にいずれもコネクタが設置され、前記第2ロッド部の第2端は、第1ロッド部に可動連結され、前記第1ロッド部の第2端に駆動装置が取り付けられ、前記駆動装置の一端は、第1ロッド部に連結され、その駆動端は、第2ロッド部に連結されて、第2ロッド部と第1ロッド部とが相対的に運動するように駆動するために用いられる。
任意選択的に、前記第1ロッド部は、U型構造を呈し、平行に離隔設置された2つの第1サブロッドと、2つの第1サブロッドの底部を連結させる第1横向きロッドとを有し、前記第1横向きロッドは、同時に支持部分を形成可能であり、駆動装置は、第1横向きロッドの中部位置に取り付けられ、
前記第2ロッド部は、U型構造を呈し、平行に離隔設置された2つの第2サブロッドと、2つの第2サブロッドの頂部を連結させる第2横向きロッドとを有し、前記第2横向きロッドの両端は、可動に2つの第1サブロッドの間に取り付けられ、駆動装置の駆動端は、可動に第2横向きロッドに連結される。
任意選択的に、前記駆動装置は直線運動装置であり、前記直線運動装置は、電動プッシュロッド、電動シリンダー、リニアモーターのうちのいずれか一つである。
本発明に係る昇降装置は、構造が簡単であり、使用される部品が少ない。
本発明は、また、軽量化され、標準化生産が可能で、且つ迅速に取り付け及び取り外し可能であり、特に患者を便利に移動可能な介護ベッドに関する。上記の目的を達成する技術方案は以下の通りである。
支持フレームを含む介護ベッドであって、前記支持フレームの両端にそれぞれ昇降装置が取り付けられ、前記昇降装置は、第1ロッド部と、第2ロッド部と、第1直線運動装置とを含み、
前記第1ロッド部の第1端は、第1コネクタを介して可動に支持フレーム上に取り付けられ、第1ロッド部に第1直線運動装置が取り付けられ、
前記第2ロッド部の第1端は、第2コネクタを介して可動に支持フレーム上に取り付けられ、第2ロッド部の第2端は、第3コネクタを介して第1ロッド部に可動連結され、第1直線運動装置の駆動端は、第4コネクタを介して第2ロッド部上に取り付けられ、
第1直線運動装置の駆動端は、第2ロッド部を支持フレームに近づけるか又は支持フレームから遠ざけるように押し、前記第2ロッド部は、第1ロッド部を引っ張って同期運動させる。
任意選択的に、前記第1ロッド部は、U型構造を呈し、平行に離隔設置された2つの第1サブロッドと、2つの第1サブロッドの底部を連結させる第1横向きロッドとを有し、前記第1横向きロッドは支持部分を形成し、2つの第1サブロッドの第1端は、それぞれ第1コネクタを介して可動に支持フレームの底部に取り付けられ、前記2つの第1サブロッドは、第1コネクタに沿って回転可能であると同時に、第1直線運動装置は、第1横向きロッドの中部位置に取り付けられ、
前記第2ロッド部は、U型構造を呈し、平行に離隔設置された2つの第2サブロッドと、2つの第2サブロッドの頂部を連結させる第2横向きロッドとを有し、2つの第2サブロッドの第1端は、それぞれ第2コネクタを介して可動に支持フレームの底部に取り付けられ、前記2つの第2サブロッドは、第2コネクタに沿って回転可能であり、前記第2横向きロッドの両端は、第3コネクタを介して可動に2つの第1サブロッドの間に取り付けられ、第1直線運動装置の駆動端は、第4コネクタを介して第2横向きロッドに連結される。
任意選択的に、前記第2横向きロッド上にスライドレールが設置されており、前記第1直線運動装置の駆動端は、スライドレール内に収容され、前記スライドレールは、駆動端が往復伸縮するレールを形成する。
任意選択的に、前記支持フレーム上にベッドボードが敷設され、前記ベッドボード上に複数の離隔設置された中空孔が設計される。
任意選択的に、前記ベッドボードは少なくとも2つのサブボードを含み、前記サブボードの間にヒンジ又は回転ジョイントが連結されており、前記サブボードは、ヒンジ又は回転ジョイントを介して回動可能であり、
第1サブボードに対応する支持フレームの底部に第2直線運動装置が取り付けられ、前記第2直線運動装置の駆動端は、第1サブボードの底部に連結され、前記第2直線運動装置の駆動端は、第1サブボードと水平面の間に少なくとも0〜90度の夾角が形成されるように、第1サブボードをヒンジ又は回転ジョイントに沿って回動するように押すことが可能である。
任意選択的に、2つの前記第1サブロッドの間に補強リブが設置され、
任意選択的に、前記支持フレームの長さ方向の一端又は両端にベッドヘッドバッフルが設置されており、
任意選択的に、前記支持フレームの幅方向の一端又は両端にベッドサラウンドが設置されている。
任意選択的に、第1横向きロッド上に第5コネクタが設置されており、第1直線運動装置の底部と第1横向きロッドとは第5コネクタを介して連結され、前記第1直線運動装置の底部は、第1ロッド部に付き従って可動可能であり、
任意選択的に、前記第1横向きロッド上に固定板が取り付けられており、前記固定板と第1サブロッドの底部の間に第6コネクタが連結されており、前記第1サブロッドの底部は第6コネクタを介して固定板に可動連結され、
任意選択的に、前記第1横向きロッドの底端にローラーが連結されており、前記ローラーは、折り畳み可能であるか、或いは、停止機能を持つ。
任意選択的に、前記第1コネクタはヒンジピンであり、前記第1ロッド部の第1端の両側にそれぞれヒンジピン孔が設置され、前記支持フレーム上にもヒンジピン孔が設置され、前記ヒンジピンは、第1ロッド部及び支持フレーム上のヒンジピン孔内に挿入され、前記第1ロッド部はヒンジピンを中心に反転する。
本発明は、全体重量が軽量であり、規模化及びモジュール化の生産を実現することができる。特に、本発明は、ユーザの使用の便宜を図り、行動が不便である患者を動かす時には非常に小さな力をかけても良い。また、本装置は、完全に平らに置かれることができ、収納するのに便利であり、スペースを節約する。
本発明の実施例又は先行技術に係る技術方案をより明瞭に説明するために、以下では、実施例又は先行技術の説明に使用されるべき図面を簡単に紹介する。明らかに、以下の記述における図面は単に本発明の一部の実施例であり、当業者にとって、創造的な労働をしないという前提で、これらの図面に基づいて他の図面を更に得ることができる。
昇降装置の概略図である。 昇降装置の別の方向の概略図である。 介護ベッドの立体概略図である。 図3の局部拡大図である。 本発明の別の方向の立体概略図である。 本発明の別の方向の立体概略図である。 本発明の裏面の立体概略図である。 図4の局部拡大図である。 図4の局部拡大図である。 本発明の側面図である。 ベッドボードがない場合の概略図である。 昇降装置の一側が高く、他側が低い場合の概略図である。
以下では、本発明の実施例における図面と併せて、本発明の実施例に係る技術方案を明瞭かつ完全に説明することにする。明らかに、記述される実施例は単に本発明の一部の実施例であり、全部の実施例ではない。本発明の実施例に基づいて、創造的な労働をしないという前提で当業者によって得られる他の実施例は、全て本発明の保護範囲に属する。
本発明の記述において、用語「中心」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」等で示される方位又は位置関係は、図面に示される方位又は位置関係に基づいており、単に本発明の説明及び説明の簡略化を容易にするためのものであり、指されるデバイス又は素子が必ずしも特定の方位を有し、特定の方位で構成及び操作されることを示すか又は暗示するものではないので、本発明に対する制限として理解されるべきではない。
用語「第1」及び「第2」は、説明の目的でのみ使用され、相対的な重要性を示すか又は暗示するか、或いは、指す技術特徴の数を暗黙的に示すものとして理解されるべきではない。従って、「第1」、「第2」で限定される特徴は、1つ以上の該特徴を明示的又は暗黙的に含み得る。本発明の記述において、特に説明しない限り、「複数」は2つ以上を意味する。
本発明の記述において、説明すべきことは、特に明確な規定及び限定がない限り、用語「取り付け」、「互いに連なる」、「連結」は、広い意味で理解されるべきであり、例えば、固定連結であり得、着脱可能な連結又は一体的な連結でもあり得る。直接的に連なるものでもあり得、中間媒体を介して間接的に連なるものでもあり得、2つの素子内部の連通でもあり得る。当業者にとって、具体的状況に応じて本発明における上記の用語の具体的意味を理解できる。本発明の少なくとも一つの実施例は、昇降装置及び昇降装置を利用して形成された介護ベッド構造を提供する。
本発明において、前記介護ベッド用昇降装置は、固定物に固定されて昇降機能を実現し得る。前記固定物は、ベッドの支持フレーム1であり得、ベッドボードでもあり得、ひいては他の昇降される必要のある構造でもあり得る。
介護ベッド用昇降装置は、第1ロッド部2、第2ロッド部3、駆動装置を含み、前記駆動装置は往復直線運動を行う。好ましい方式として、駆動装置は直線運動装置であり、直線運動装置は、プッシュロッドシリンダー、プッシュロッドモータ、電動プッシュロッド又はリニアモーター等の動力部材のうちいずれか一つであり得る。説明の便宜上、昇降装置における直線運動装置は、第1電動プッシュロッド4である。前記第1ロッド部2、第2ロッド部3上にコネクタ又は連結構造が設置されていて、支持フレーム1等の部材との連結を実現する便宜を図る。コネクタ又は連結構造は、具体的に、第1ロッド部2、第2ロッド部3の第1端に設置され得、コネクタ又は連結構造は、第1ロッド部2、第2ロッド部3の上部に設置されても良く、以下の実施例でも同様である。
第2ロッド部3の第2端(第2ロッド部の下部であり得、以下同様)は、第1ロッド部2に可動連結され、第1ロッド部2の第2端に電動プッシュロッドが取り付けられると共に、第1電動プッシュロッド4のプッシュロッド41(前記プッシュロッド41は、駆動端である)は、第2ロッド部3の第2端に可動連結され、前記第1電動プッシュロッド4のプッシュロッド41は、第2ロッド部3を上昇又は下降するように押すことが可能であり、前記第1ロッド部2は、第2ロッド部3に付き従って同期運動し、これにより昇降の目的を達成する。
一つの好ましい方式として、前記第1ロッド部2は、大体U型構造を呈し、平行に離隔設置された2つの第1サブロッド21と、2つの第1サブロッドの底部を連結させる第1横向きロッド22とを有し、前記第1横向きロッド22は、同時に支持部分を形成し得、第1電動プッシュロッド4は、第1横向きロッド22の中部位置に取り付けられ得、第2ロッド部3は、大体U型構造を呈し、平行に離隔設置された2つの第2サブロッド31と、2つの第2サブロッド31の頂部を連結させる第2横向きロッド32とを有し、前記第2横向きロッド32の両端は、可動に2つの第1サブロッド21の間に取り付けられ、第1電動プッシュロッド4のプッシュロッド41は、可動に第2横向きロッド32に連結される。
上記の記述は、単に昇降装置の構造を簡単に紹介したものであり、後でさらに介護ベッドの構造と併せて具体的に説明するので、昇降装置の詳細に対する説明はここで展開しないことにする。
以下、昇降装置を利用して作られた介護ベッドの構造を詳細に記述する。
介護ベッドは、サポートフレーム1を含む。サポートフレーム1は、荷重に耐える鍵となる部位であるだけでなく、他の部品を取り付ける支持でもある。前記支持フレーム1は、マグネシウム合金等の材料で製作され得る。マグネシウム合金材料は、重量が軽量で、強度が高く、介護ベッドの耐荷重要求を満たすという前提で、その全体重量も大幅に低下されて、ユーザの使用の便宜を図る。
前記支持フレーム1の両端にそれぞれ昇降装置が取り付けられ、昇降装置は、支持フレーム1の地面からの高さを制御する。昇降装置は、支持フレーム1の長さ方向の両端に対称的に設置され得、幅方向の両端に設置されるものでもあり得る。本発明では、昇降装置が支持フレーム1の長さ方向の両端に対称的に設置される場合を例として構造の説明を行うことにする。
以下、昇降装置の第1実施例を詳細に説明する。
前記昇降装置は、第1ロッド部2と、第2ロッド部3と、直線運動装置とを含む。第1ロッド部2の第1端(第1ロッド部2の上部でもあり得、以下同様)は、第1コネクタ又は第1連結構造を介して可動に支持フレーム1の底部に取り付けられ、第1ロッド部2の第1端は第1コネクタに沿って回転可能であり、第1ロッド部2の第2端(第1ロッド部2の下部でもあり得、以下同様)は、地面に支持されて、支持フレーム1全体を支持する耐荷重部位を形成すると同時に、地面に支持される着力部位でもある。従って、第1ロッド部2は、支持脚として機能すると同時に、昇降装置の部材の一つでもある。このような設置は、部材の使用を減らすだけでなく、その構造が簡素化され、全体的に簡潔で上品である。前記地面は、例えば、救急車、床等の介護ベッドが置かれ得る全ての平面を含む。
第1ロッド部2の第2端に直線運動装置が取り付けられるが、本実施例は、電動プッシュロッドを例として説明し、第1ロッド部2に連結される直線運動装置を第1電動プッシュロッド4として記述する。
プッシュロッドシリンダー、プッシュロッドモータ又は電動プッシュロッドは、伸縮可能なピストンロッド又はプッシュロッド41を有し、これは昇降を実現する鍵となる部位である。プッシュロッドシリンダー、プッシュロッドモータ又は電動プッシュロッドの体積は、実際の需要に応じて適切な大きさに製作され得、その直線運動の安定性が高い。
前記第2ロッド部3の第1端(第2ロッド部3の上部でもあり得、以下同様)は、第2コネクタを介して可動に支持フレーム1の底部に取り付けられ、第2ロッド部3の第1端は、第2コネクタに沿って回転可能であり、前記第2ロッド部3の第2端(第2ロッド部3的上部でもあり得、以下同様)は、第3コネクタを介して第1ロッド部2に可動連結され、第2ロッド部3の第2端は、第3コネクタに沿って回転可能であり、これにより第1ロッド部2と第2ロッド部3とは交差する構造を形成する。
同時に、第1電動プッシュロッド4のプッシュロッド41は、第4コネクタを介して第2ロッド部3の第2端に連結され、第1電動プッシュロッド4のプッシュロッド41は伸縮可能であるため、プッシュロッド41は、第2ロッド部3が支持フレーム1から遠ざかるか又は支持フレーム1に近付くように、第2ロッド部3を上昇又は下降するように押すことができる。第1ロッド部2と第2ロッド部3の間に共通の第3コネクタが存在するため、第1ロッド部2は、第2ロッド部3に付き従って同期運動することになる。このように、昇降装置の昇降過程を実現する。
一つの好ましい実施例として、第2ロッド部3の第2端の下方位置に突出シャフト(不図示)が設置され、前記第4コネクタは、突出シャフト上に設置される。突出シャフトは、電動プッシュロッドが第2ロッド部3を押す便宜を図るために設置される。このように、電動プッシュロッドの動力が大きくなくても第2ロッド部3を引っ張って運動させることができる。
第3コネクタは、大体第1ロッド部2の中部位置に設置され、即ち、第1ロッド部2と第2ロッド部3との連結点は、大体第1ロッド部2の中部位置にあり、もちろん、中部位置より僅かに高くても良く、中部位置より僅かに低くても良い。このように設置する目的は、電動プッシュロッドが第2ロッド部3を押して活動させる便宜を図るためである。
第1実施例の運動原理は以下の通りである。プッシュロッド41の運動は、第2ロッド部3を押して運動させることができ、第2ロッド部3の運動は、第1ロッド部2を引っ張って運動させることができ、第1ロッド部2と第2ロッド部3の間の夾角の開閉の大きさによって支持フレーム1と地面の間の距離が決まる。第1ロッド部2と第2ロッド部3とが平行になった後、前記支持フレーム1は地面上に平らに敷かれ得、これにより支持フレーム1が完全に地面上に置かれる目的を達成できる。第1ロッド部2が地面に垂直である場合、前記支持フレーム1と地面の距離の高さは最も高い。
在支持フレーム1が地面から一定の高さだけ離れている場合、交叉の第1ロッド部2と第2ロッド部3の断面とは、大体変形された「卜」字形構造又は「人」字形構造を形成する。
一つの好ましい実施例として、前記第1電動プッシュロッド4の底部と第1ロッド部2の第2端の間に第5コネクタが設置されており、第1電動プッシュロッド4の底部は、第5コネクタに沿って可動可能である。
別の好ましい実施例として、第1ロッド部2の下端に固定板5が取り付けられ得、前記固定板5と第1ロッド部2の間に第6コネクタが設置され得、第1ロッド部2の下端は、第6コネクタに沿って運動可能であり、前記固定板5は、地面と直接接触して、第1ロッド部2が運動する時、第1ロッド部2が傾く便宜を図り、固定板5と地面とは常に平行に維持される。
昇降装置の動作中、第1ロッド部2の位置及び第1電動プッシュロッド4のプッシュロッド41の位置は、実時間で変化する。第1ロッド部2及び第1電動プッシュロッド4の運動を妨げないために、例えば第5コネクタ、第6コネクタのようなコネクタを利用して部材の位置を随時調整して、バランスの取れた実行の目的を達成する。
別の好ましい実施例として、前記固定板5の底部に滑り止めストライプが設置されて、固定板5と地面の間の摩擦力を強化する。
一つの好ましい実施例として、前記固定板5の両側にそれぞれ1つの延長ロッド6が取り付けられ得、これにより地面と接触する面積を増加させ、介護ベッドが置かれる平穏さをさらに確保する。
取り付ける時、第1ロッド部2の第1端は、支持フレーム1の長さ方向の中軸線の事前設定位置に取り付けられ、第2ロッド部3の第1端は、支持フレーム1の幅方向の側壁の中間位置に取り付けられる。このように、昇降装置が上昇又は下降する時、支持フレーム1の運動はバランスが取れて安定し、支持フレーム1が歪むことがない。
本発明において、前記コネクタの構造は、ヒンジピン又は回転軸を含み、前記ヒンジピン又は回転軸はピン孔と嵌合される。具体的には、前記第1コネクタはヒンジピン7を含み、前記第1ロッド部2上にヒンジピン孔が設置され、前記支持フレーム1上にもヒンジピン孔が設置され、前記ヒンジピン7は、第1ロッド部2及び支持フレーム1上のヒンジピン孔内に挿入され、前記第1ロッド部2は、ヒンジピン7を中心に反転する。取り付けの便宜を図るために、支持フレーム1の底部にラグ又は取り付けブロックが設置され、ラグ又は取り付けブロック上にヒンジピン孔が設置されても良い。このように、ヒンジピン7は、取り付けブロック及び第1ロッド部のヒンジピン孔を順次貫通し、これにより第1ロッド部2を支持フレーム1の底部に取り付ける。
第2コネクタ、第3コネクタ、第4コネクタ、第5コネクタ、第6コネクタは、いずれもヒンジピン及びヒンジピン孔の設置を適用し得る。但し、ヒンジピン孔の位置は、支持ヒンジピンの部材の上に設置され、後述する実施例で詳細に紹介することにする。
一つの好ましい実施例として、第1ロッド部2及び第2ロッド部3は、押出プロファイルを使用して作られ得るが、押出プロファイルは、強度が高く、標準型プロファイルであり、本装置の規模化の便宜を図る。
以下、昇降装置の第2実施例を詳細に説明する。
前記昇降装置も第1ロッド部2と、第2ロッド部3とを含む。第1実施例と第2実施例との違いは、第1ロッド部2及び第2ロッド部3の形状にある。本実施例において、前記第1ロッド部1は、大体U型構造を呈し、平行に離隔設置された2つの第1サブロッド21と、2つの第1サブロッドの底部を連結させる第1横向きロッド22とを有し、前記第1横向きロッド22は地面と接触する支持部分を形成し、第1横向きロッド22の設置は、第1ロッド部2の強度を強化する役割を有すると同時に、地面と直接接触する面積を増大させ、介護ベッドが置かれる安定性を確保する。
2つの第1サブロッド21の第1端は、第1コネクタ、即ちヒンジピン7を介して可動に支持フレーム1の底部に取り付けられ、前記2つの第1サブロッド21はヒンジピン7に沿って回転可能であると同時に、第1電動プッシュロッド4は第1横向きロッド22の中間位置に取り付けられ、即ち、第1サブロッド2のU型溝内に位置して、第1電動プッシュロッド4の始動バランスを維持する。
前記支持フレーム1の底部にヒンジピン孔が設置され、前記ヒンジピン7は、第1サブロッド21を貫通し、ヒンジピン7の一端又は両端は、支持フレーム1の底部のヒンジピン孔内に収容される。
更なるオプションとして、第1サブロッド21の外側に連結ブロック14が設置され、連結ブロック14上にボルトが設置され、第1サブロッド21はボルト及び連結ブロック14を介して支持フレームの底部に取り付けられ、ヒンジピン7は、第1サブロッド21及び連結ブロック内に挿入され、これにより第1ロッド部2は可動に支持フレーム1の底部に固定される。
第2ロッド部3は、大体U型構造を呈し、平行に離隔設置された2つの第2サブロッド31と、2つの第2サブロッド31の頂部を連結させる第2横向きロッド32とを有し、第2横向きロッド32の両側は、第3コネクタを介して2つの第1サブロッド21の間に取り付けられ、前記第2横向きロッド32は、第3コネクタに沿って可動可能であり、
前記第3コネクタはヒンジピン7であり、ヒンジピン7は、第1サブロッド21及び第2横向きロッド32内に同時に挿入され、
2つの第2サブロッド31の第1端は、第2コネクタを介して可動に支持フレーム1の底部に取り付けられ、前記第2コネクタはヒンジピン7であり、支持フレーム1の底部にヒンジピン孔が設置され、第2サブロッド31上にもヒンジピン孔が設置され、ヒンジピン7は、支持フレーム1の底部及び第2サブロッド31上のヒンジピン孔をそれぞれ貫通し、2つの第2サブロッド31は、ヒンジピン7に沿って回転可能である。
更なるオプションとして、前記第2サブロッド31の一端にも連結ブロック14が設置され、連結ブロック14上にボルトが設置され、第2サブロッド31は、ボルト及び連結ブロック14を介して支持フレーム1の底部に取り付けられ、ヒンジピン7は、第2サブロッド31及び連結ブロック14内に插入され、これにより第2サブロッド31は可動に支持フレーム1の底部に固定される。
第1電動プッシュロッド4のプッシュロッドは、第4コネクタを介して第2横向きロッド32に連結され、第2横向きロッド32は、第1電動プッシュロッド4の運動を伝達する部材の一つを形成する。
前記第4コネクタは、ヒンジピン7でもあり得、第2横向きロッド32の中間位置には、ラグ15が設置され、前記ラグ15上にヒンジピン孔が設置され、前記ヒンジピン7は、ラグ15及びプッシュロッド41をそれぞれ貫通し、これによりプッシュロッド41と第2横向きロッド32とが互いに連結される。
第2ロッド部3全体は、第1ロッド部2のU型溝内に収容され、即ち、第1サブロッド21と第2サブロッド31とは平行であり得る。このように、支持フレーム1全体が地面上に置かれ得、支持フレーム1の地面からの高さが基本的にゼロである目的を達成する。
U型構造の設置は、支持フレーム1の底部に2つの支持脚を設置するのに相当する。従って、昇降運動中であれ使用中であれ、介護ベッドはより安定し、特に昇降中に支持フレーム1のバランスがより良い。
一実施例として、前記第2横向きロッド32の中間にスライドレール33が設置されており、前記プッシュロッド41は、スライドレール33内に収容され、前記スライドレール33は、プッシュロッド41が往復伸縮するレール及びブラケットを形成し、プッシュロッド41の平穏な運動に保証を提供する。
取り付ける時、第1サブロッド21の第1端は、ヒンジピン7を介して支持フレーム1の底部の両側にそれぞれ設置され、2つのサブロッド21は、支持フレーム1の左右の2つの支持脚に相当する。第2サブロッド31は、ヒンジピン7を介して支持フレーム1の底部の両側に取り付けられ、第1横向きロッド22は、ヒンジピン7を介して2つの第1サブロッド21の間に取り付けられる。
前記第3コネクタは、第1ロッド部2と第2ロッド部3とが連結される鍵となる部位であり、第2ロッド部3は、第1電動プッシュロッド4の駆動下で徐々に支持フレーム1と平行になる。この時、第1ロッド部2も第2ロッド部3の引っ張りの下で徐々に支持フレーム1と平行になる。この時、昇降装置は、完全に支持フレーム1と平行であり、支持フレーム1又は昇降装置全体が地面上に置かれ得る。重傷を負ったり、持ち上げるのに不便な患者がいる場合、患者をわずかに吊り上げさえすれば、患者を支持フレーム1に持ち上げることができる。この時、支持フレーム1を動かして患者を転送し得る。
このような設計により、体力の弱い女性介護士でも患者を支持フレーム1上に手軽く置くことができ、医療スタッフに極めて大きな利便性をもたらす。
一つの好ましい実施例として、前記第1サブロッド21の下部(即ち、第1サブロッド21の第2端)に依然として固定板5が設置されると同時に、前記固定板5は、第1横向きロッド22上に固定される。前記第1サブロッド21と固定板5の間には、例えばヒンジピン7又は回転軸のような第6コネクタが取り付けられる。第1ロッド部2が徐々に運動する時、前記第1ロッド部2はヒンジピン7に沿って回転し、固定板5は常に地面との平行を維持する。
一つの好ましい実施例として、前記第1横向きロッド22の両端は、それぞれ外側に延在して延長ロッド6を形成し、第1横向きロッド22の地面と接触する面積をさらに増大させる。
一つの好ましい実施例として、前記第1電動プッシュロッド4の底部と第1サブロッド21の第2端の間に第5コネクタが設置されており、前記第5コネクタはヒンジピン7である。前記第1横向きロッド22上にラグ15が設置され、第1電動プッシュロッド4の底部にカムが設置され、前記ラグ15及びカム上にヒンジピン孔が設置され、前記ヒンジピン7はヒンジピン孔を貫通し、第1電動プッシュロッド4の底部はヒンジピン7に沿って可動可能である。これにより、第1電動プッシュロッド4は、地面に完全に平行であり得、このようにしてこそ昇降装置が地面に平行であるという目的を達成することができる。
一つの好ましい実施例として、前記2つの第1サブロッド21の間に補強リブ24が設置され、補強リブ24は、2つの第1サブロッド21をさらに連結させ、強度を強化すると同時に、第1ロッド部2の安定性も確保する。
第1実施例であれ第2実施例であれ、いずれも前記支持フレーム1上にベッドボード8が設置されるべきである。前記ベッドボード8は、適応的に支持フレーム1上に敷設されて、ユーザが平穏にベッドに横たわって休憩する便宜を図る。前記ベッドボード8は、少なくとも2つのサブボード含み、該2つのサブボードは、それぞれ第1サブボード81及び第2サブボード82である。前記サブボード同士は、ヒンジ9又は回転ジョイント10を介して連結され、このように、2つのサブボード同士は互いに折り畳まれ得る。ベッドボード8全体をいくつかのサブボードに分割する目的の一つ目は運送の便宜を図ることであり、二つ目は標準化生産の目的を達成することである。従来のベッドボードは、体積が比較的大きくて、生産及び運送の両方とも極めて不便である。ベッドボード8をいくつかのサブボードに分割した後、製造に利便性をもたらすのに加えて、規模化の生産を実現でき、特に貯蔵や運送に極めて大きい利便性をもたらす。
また、ベッドボード8同士は、標準部材を適用して連結され、モジュール化の生産が非常に容易に実現され得、生産効率を向上させると同時に、職人が介護ベッドを形になっている状態に取り付けることも非常に簡単である。使用しない時は、ベッドボードを取り外し、折り畳んで収納し得、占められる収納面積が小さく、ユーザに利便性をもたらす。
更なるオプションとして、前記支持フレーム1上に1つ又は複数の支柱が設置され得、支柱の目的として、支持フレーム1の強度を強化するのに加えて、支持ベッドボード8の強度をさらに増強できる。
本発明では、3つのサブボードにより一枚丸ごとのベッドボードを形成する場合を別の実施例として説明する。ベッドボードの分割されるピースの数は、ベッドボードの大きさに応じて、生産及び運送の便宜を図ることを原則とする。3つのサブボードは、それぞれ第1サブボード81、第2サブボード82、第3サブボード83である。第1サブボード81と第2サブボード82と第3サブボード83との間は、ヒンジ9を介して連結され、第2サブボード82は、第1サブボード81と第3サブボード83の間に位置する。
一つの好ましい実施例として、第1サブボード81に対応する支持フレーム1の底部に独立した第2電動プッシュロッド11が取り付けられ、前記第2電動プッシュロッド11のプッシュロッド41は、第1サブボード81の底部に取り付けられ、プッシュロッドは、第1サブボード81をヒンジ9又は回転ジョイント10に沿って回転するように押すことができる。これにより、第1サブボード81は徐々に地面と一定の夾角を形成する。前記プッシュロッドの自由端は、大体第1サブボード81の中部位置に設置される。ユーザが座りたい場合、第2電動プッシュロッド11を制御することで第1サブボード81を適切な角度まで押し得る。
第2電動プッシュロッド11の底部が支持フレーム1上に固定されるか支柱上に固定されるかは、柔軟に選択され得る。
もちろん、前記第2電動プッシュロッド11の両端とその連結箇所にも、例えばヒンジピンのようなコネクタが設置され、第2電動プッシュロッド11はコネクタに沿って可動可能であり、これにより第2電動プッシュロッド11を妨げないという目的を達成する。その連結構造は、第1電動プッシュロッド4の連結を参考にし得る。
別の好ましい実施例として、前記第1サブボード81と第2サブボード82の間は、ヒンジ9の代わりに回転ジョイント10を使用し、第2サブボード82と第3サブボード83とはヒンジ9を使用して連結される。回転ジョイント10は、ヒンジ9に比べ、回転性能がより良く、回転ジョイント10の耐荷重能力がより強い。第1サブボード81が常に昇降されると、回転ジョイント10の使用寿命がより長くなる。
第1サブボード81の角度位置を調整することで、ユーザの背中が快適に第1サブボード81に寄りかかることができ、ユーザが座って休憩、食事、読書をする便宜を図る。
一つの好ましい実施例として、前記ベッドボードは、コンパクトグレードラミネートで作られ得る。
前記第1サブボード81は、押出プロファイルとコンパクトグレードラミネートボードで構成され得るが、このような材料は、快適性が高く、ユーザの背中が第1サブボード81に寄りかかる体験効果が良い。
構造全体の重量を減らすために、前記ベッドボード8上に中空孔12が離隔して掘られる。中空の設計は、介護ベッド全体の重量を低減できるだけでなく、ベッドボードの耐荷重及び平面度に影響を与えない。
好ましい実施例として、前記支持フレーム1の長さ方向の一端又は両端にベッドヘッドバッフル13が設置されており、及び/又は、前記支持フレームの幅方向の一端又は両端にベッドサラウンドが設置されている。前記ベッドヘッドバッフル13は、介護ベッド上の物及びユーザがベッドから落ちるのを防ぐことができる。ベッドボード8は、マグネシウム合金材料で製作されても良く、プラスチック等の材質で製作されても良い。
ベッドヘッドバッフル13と支持フレーム1とは、例えばボルト等の固定部材を介して連結され得る。このように、ベッドヘッドバッフル13を取り外す便宜を図る目的を達成できる。
もちろん、本発明において、前記第1電動プッシュロッド4、第2電動プッシュロッド11は、コントローラを使用して作動される。コントローラは、支持フレーム1又はベッドヘッドバッフル13上のユーザが使用するのに都合の良い任意の位置に設置され得る。また、ユーザがコントローラを手に持って位置を調整できるように、コントローラをリモコンの形状に設置しても良い。コントローラは、第1電動プッシュロッド4及び第2電動プッシュロッド11を同時に制御しても良く、各々の電動プッシュロッドの作動をそれぞれ個別に制御しても良いが、1つ又は複数の電動プッシュロッドを同時に制御する技術及び個別に制御する技術は、従来の制御技術に存在するので、ここではいかに電動プッシュロッド及びコントローラを制御するかについて具体的な説明を省略する。
コントローラが各々の電動プッシュロッドを個別に制御できる場合、両側の第1電動プッシュロッド4によって調整される支持フレーム1の地面からの高さは異なり得、一側が高く、他側が低い状態を実現し、即ち、支持フレーム1と地面の間に勾配が形成されて、一部の患者の特別なニーズの便宜を図る。
一つの好ましい実施例として、前記第1ロッド部2の底端はローラーに連結され、ローラーの設置は、本装置を押す便宜を図る。さらに好ましくは、前記ローラーは、折り畳み可能であり、即ち、ローラーは、使用しない時に収納され得る。ローラーの折り畳み及び収納の技術は、既存の方案を使用し得る。或いは、ローラー上に停止構造が設置されて、介護ベッドを動かす必要がない場合には、ローラーの位置をロックし得る。
本発明は、ユーザの使用の便宜を図り、行動が不便である患者を動かす時には非常に小さな力をかけても良い。また、本装置は、完全に平らに置かれることができ、収納するのに便利であり、スペースを節約する。
上記は、本発明の実施例の比較的好ましい実施例に過ぎず、本発明の実施例を制限するために用いられるものではない。本発明の実施例の精神及び原則内でなされたいかなる修正、同等の置換、改善等は、全て本発明の実施例の保護範囲内に含まれるべきである。
1 支持フレーム
2 第1ロッド部
21 第1サブロッド
22 第1横向きロッド
24 補強リブ
3 第2ロッド部
31 第2サブロッド
32 第2横向きロッド
33 スライドレール
4 第1電動プッシュロッド
41 プッシュロッド
5 固定板
6 延長ロッド
7 ヒンジピン
8 ベッドボード
81 第1サブボード
82 第2サブボード
83 第3サブボード
9 ヒンジ
10 回転ジョイント
11 第2電動プッシュロッド
12 中空孔
13 ベッドヘッドバッフル
14 連結ブロック
15 ラグ

Claims (10)

  1. 介護ベッド用昇降装置であって、
    第1ロッド部と、第2ロッド部と、駆動装置とを含み、前記第1ロッド部の第1端及び第2ロッド部の第1端にいずれもコネクタが設置され、前記第2ロッド部の第2端は、第1ロッド部に可動連結され、前記第1ロッド部の第2端に駆動装置が取り付けられ、前記駆動装置の一端は、第1ロッド部に連結され、その駆動端は、第2ロッド部に連結されて、第2ロッド部と第1ロッド部とが相対的に運動するように駆動するために用いられることを特徴とする介護ベッド用昇降装置。
  2. 前記第1ロッド部は、U型構造を呈し、平行に離隔設置された2つの第1サブロッドと、2つの第1サブロッドの底部を連結させる第1横向きロッドとを有し、前記第1横向きロッドは、同時に支持部分を形成可能であり、駆動装置は、第1横向きロッドの中部位置に取り付けられ、
    前記第2ロッド部は、U型構造を呈し、平行に離隔設置された2つの第2サブロッドと、2つの第2サブロッドの頂部を連結させる第2横向きロッドとを有し、前記第2横向きロッドの両端は、可動に2つの第1サブロッドの間に取り付けられ、駆動装置の駆動端は、可動に第2横向きロッドに連結されることを特徴とする請求項1に記載の介護ベッド用昇降装置。
  3. 前記駆動装置は直線運動装置であり、
    前記直線運動装置は、電動プッシュロッド、電動シリンダー、リニアモーターのうちのいずれか一つであることを特徴とする請求項1に記載の介護ベッド用昇降装置。
  4. 支持フレームを含む介護ベッドであって、
    前記支持フレームの両端にそれぞれ昇降装置が取り付けられ、
    前記昇降装置は、第1ロッド部と、第2ロッド部と、第1直線運動装置とを含み、
    前記第1ロッド部の第1端は、第1コネクタを介して可動に支持フレーム上に取り付けられ、第1ロッド部に第1直線運動装置が取り付けられ、
    前記第2ロッド部の第1端は、第2コネクタを介して可動に支持フレーム上に取り付けられ、第2ロッド部の第2端は、第3コネクタを介して第1ロッド部に可動連結され、第1直線運動装置の駆動端は、第4コネクタを介して第2ロッド部上に取り付けられ、
    第1直線運動装置の駆動端は、第2ロッド部を支持フレームに近づけるか又は支持フレームから遠ざけるように押し、前記第2ロッド部は、第1ロッド部を引っ張って同期運動させることを特徴とする介護ベッド。
  5. 前記第1ロッド部は、U型構造を呈し、平行に離隔設置された2つの第1サブロッドと、2つの第1サブロッドの底部を連結させる第1横向きロッドとを有し、前記第1横向きロッドは支持部分を形成し、2つの第1サブロッドの第1端は、それぞれ第1コネクタを介して可動に支持フレームの底部に取り付けられ、前記2つの第1サブロッドは、第1コネクタに沿って回転可能であると同時に、第1直線運動装置は、第1横向きロッドの中部位置に取り付けられ、
    前記第2ロッド部は、U型構造を呈し、平行に離隔設置された2つの第2サブロッドと、2つの第2サブロッドの頂部を連結させる第2横向きロッドとを有し、2つの第2サブロッドの第1端は、それぞれ第2コネクタを介して可動に支持フレームの底部に取り付けられ、前記2つの第2サブロッドは、第2コネクタに沿って回転可能であり、前記第2横向きロッドの両端は、第3コネクタを介して可動に2つの第1サブロッドの間に取り付けられ、第1直線運動装置の駆動端は、第4コネクタを介して第2横向きロッドに連結されることを特徴とする請求項4に記載の介護ベッド。
  6. 前記第2横向きロッド上にスライドレールが設置されており、前記第1直線運動装置の駆動端は、スライドレール内に収容され、前記スライドレールは、駆動端が往復伸縮するレールを形成することを特徴とする請求項5に記載の介護ベッド。
  7. 前記支持フレーム上にベッドボードが敷設され、前記ベッドボード上に複数の離隔設置された中空孔が設計されることを特徴とする請求項4に記載の介護ベッド。
  8. 前記ベッドボードは少なくとも2つのサブボードを含み、前記サブボードの間にヒンジ又は回転ジョイントが連結されており、前記サブボードは、ヒンジ又は回転ジョイントを介して回動可能であり、
    第1サブボードに対応する支持フレームの底部に第2直線運動装置が取り付けられ、前記第2直線運動装置の駆動端は、第1サブボードの底部に連結され、前記第2直線運動装置の駆動端は、第1サブボードと水平面の間に少なくとも0〜90度の夾角が形成されるように、第1サブボードをヒンジ又は回転ジョイントに沿って回動するように押すことが可能であることを特徴とする請求項7に記載の介護ベッド。
  9. 2つの前記第1サブロッドの間に補強リブが設置され、
    前記支持フレームの長さ方向の一端又は両端にベッドヘッドバッフルが設置されており、
    及び/又は、
    前記支持フレームの幅方向の一端又は両端にベッドサラウンドが設置されていることを特徴とする請求項5に記載の介護ベッド。
  10. 第1横向きロッド上に第5コネクタが設置されており、第1直線運動装置の底部と第1横向きロッドとは第5コネクタを介して連結され、前記第1直線運動装置の底部は、第1ロッド部に付き従って可動可能であり、
    前記第1横向きロッド上に固定板が取り付けられており、前記固定板と第1サブロッドの底部の間に第6コネクタが連結されており、前記第1サブロッドの底部は第6コネクタを介して固定板に可動連結され、及び/又は、
    前記第1横向きロッドの底端にローラーが連結されていることを特徴とする請求項5に記載の介護ベッド。
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