JP2021166144A - コネクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】よりコンパクト化を図ることができるコネクタ装置を提供する。【解決手段】一方のコネクタ2と他方のコネクタ3とが嵌合して互いの端子部同士が接続されるコネクタ装置1である。コネクタ装置1は、一方のコネクタ3は、電線4の端子部を収容する端子収容室22と、端子収容室22の内部に突出して電線4の端子部を係止するランス23と、を有し、電線4の端子部は、芯線を加工して成形された平板状の芯線端子部40であり、他方のコネクタ3は、平板状のタブ32(平板端子部)を有し、タブ32は、一方のコネクタ2に対し電線4と反対側から端子収容室22に挿入可能に設けられ、一方のコネクタ2と他方のコネクタ3との嵌合状態において、芯線端子部40の一方の面がランス23によって保持され、芯線端子部40の他方の面とタブ23の一方の面とが当接する。【選択図】図9

Description

本発明は、コネクタ装置に関するものである。
従来、例えば、自動車等の移動体では、多種多様な電子機器が搭載されており、これらの電子機器間を電気的に接続するための嵌合式のコネクタ装置が知られている(例えば、特許文献1等を参照)。
特開2018−206636号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたような従来のコネクタ装置では、雌端子を有する一方のコネクタと、雄端子を有する他方のコネクタと、の接続は、雄端子が、雌端子の箱状に形成された接続部に挿入され、バネと接触することにより行われる。このような構成であるため、従来のコネクタ装置では、一方のコネクタは、雄端子が挿入される接触部を考慮した高さを有する端子収容室を設ける必要がある。従って、従来のコネクタ装置では、その分、高さ方向に大きくなってしまう。さらに、このような従来のコネクタ装置では、一方のコネクタにアームロックを設け、他方のコネクタには、このアームロックが係合するロック突起が設けられている。このような構成であるため、従来のコネクタ装置では、一方のコネクタと、他方のコネクタとのいずれもが、高さ方向に大きくなってしまう。一方で、自動車分野をはじめとしたコネクタ装置を扱う分野では、限られたスペースの中において、より多くの電子機器を設けなければならないようになってきている。従って、いずれの電子機器もコンパクトにすることが望まれており、電子機器を構成するコネクタ装置についてもよりコンパクトにすることが望まれていた。
本発明の目的は、よりコンパクト化を図ることができるコネクタ装置を提供することにある。
本願発明のコネクタ装置は、一方のコネクタと他方のコネクタとが嵌合して互いの端子部同士が接続されるコネクタ装置であって、前記一方のコネクタは、電線の端子部を収容する端子収容室と、前記端子収容室の内部に突出して前記電線の端子部を係止するランスと、を有し、前記電線の端子部は、芯線を加工して成形された平板状の芯線端子部であり、前記他方のコネクタは、平板状の平板端子部を有し、前記平板端子部は、前記一方のコネクタに対し前記電線と反対側から前記端子収容室に挿入可能に設けられ、前記一方のコネクタと前記他方のコネクタとの嵌合状態において、前記芯線端子部の一方の面が前記ランスによって保持され、前記芯線端子部の他方の面と前記平板端子部の一方の面とが当接することを特徴とする。
このような本願発明のコネクタ装置によれば、一方のコネクタの端子収納室の高さを、従来に比して小さくすることができ、特に高さ方向の大きさにおいて、よりコンパクト化を図ることができる。
本発明の第1実施形態に係るコネクタ装置の分解状態を示す分解斜視図である。 図1の電線の芯線端子部と、一方のコネクタと、を、電線の芯線端子部が挿入される方向から一部破断し拡大して示す拡大斜視図である。 図1の電線の芯線端子部を挿入した一方のコネクタを、他方のコネクタと嵌合される方向から見た状態を示す側面図である。 図3におけるA−A線矢視断面図である。 図3におけるB−B線矢視断面図である。 図1の他方のコネクタを、内部が見える方向から拡大して示す拡大斜視図である。 図1の押圧スペーサを拡大して示す拡大斜視図である。 図1のコネクタ装置の組立状態を示す側面図である。 図8におけるC−C線矢視断面図である。 図9におけるD−D線矢視断面図である。 本発明の第2実施形態に係るコネクタ装置の分解状態を示す分解斜視図である。 図11の電線の芯線端子部と、一方のコネクタと、を、電線の芯線端子部が挿入される方向から一部破断し拡大して示す拡大斜視図である。 図11の電線の芯線端子部を挿入した一方のコネクタを、他方のコネクタと嵌合される方向から見た状態を示す側面図である。 図13におけるE−E線矢視断面図である。 図13におけるF−F線矢視断面図である。 図11のコネクタ装置の組立状態を示す側面図である。 図16におけるG−G線矢視断面図である。 図17におけるH−H線矢視断面図である。
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図10に基づいて説明する。本実施形態のコネクタ装置1は、図1に示すように、一方のコネクタ2と、他方のコネクタ3とが嵌合して接合され、一方のコネクタ2および他方のコネクタ3と、電線4と、押圧スペーサ5と、を備えている。なお、本実施形態では、一方のコネクタ2に挿入される電線4の軸方向を、長さ方向Xとし、長さ方向Xと直交する2方向を、左右方向Y及び上下方向Zとする。また、左右方向Yは、後述する芯線端子部40およびタブ32(平板端子部)の板面に沿った方向であり、上下方向Zは、芯線端子部40およびタブ32(平板端子部)の板面に直交する方向である。
電線4は、図1及び図2に示すように、銅やアルミニウム等の導電体である芯線41と、芯線41の周囲に設けられる絶縁被覆部42と、を有する。電線4の先端部において絶縁被覆部42が除去され、芯線41が露出している。この露出した芯線41は、長さ方向X及び左右方向Yに平たい平板状に成形された芯線端子部40を構成している。芯線端子部40の中間部には、一方のコネクタ2におけるランス23の係合突起23b(後述)と係合するための係合孔40aが設けられている。
一方のコネクタ2は、図1〜図5に示すように、一方のハウジング20を備え、一方のハウジング20は、全体箱型に形成され、その内部中央に仕切部21が設けられている。一方のハウジング20において仕切部21の左右方向Y両側には、長さ方向Xに長い同じ大きさの略直方形状の端子収容室22,22が形成されている。一方のハウジング20の上面(外面)左右両端部には、長さ方向Xに沿って延びる一対のリブ28,28が形成されている。
端子収容室22の中間部の下側には、電線4の芯線端子部40を係止するランス23が設けられている。ランス23は、芯線端子部40の挿入方向に向かって端子収容室22を狭める方向に傾斜し芯線端子部40を案内する下方弧状面部23aを有している。ランス23の上側面の中間部には、芯線端子部40の係合孔40aと係合するための係合突起23bが設けられている。ランス23の下方弧状面部23aと上下方向Zで対向する端子収容室22の中間部の上側には、芯線端子部40を案内する一対の上方ガイド凸部24,24(対向ガイド部)が設けられている。一対の上方ガイド凸部24,24は、芯線端子部40の挿入方向に向かって端子収容室22を狭める方向に傾斜した上方傾斜面24a(対向傾斜面)を有している。
端子収容室22の中間部の左右方向Yにおいては、端子収容室22内に突出し芯線端子部40を案内する左右対称の左右ガイド凸部26,26(側方ガイド部)が設けられている。左右ガイド凸部26,26は、芯線端子部40の挿入方向に向かって端子収容室22を狭める左右方向Yに傾斜した左右傾斜面26a(側方傾斜面)を有している。また、端子収容室22の奥側端部の下方には、押圧スペーサ5の挿入部50(後述)を挿入するためのスリット状の貫通孔27(第1貫通孔)が設けられている。端子収容室22の貫通孔27の左右方向Yの外側縁部には、押圧スペーサ5の挿入部50の係止突起50a(後述)が係止する被係止部25が形成されている(図5、図10参照)。
一対のリブ28,28は、図1〜図4に示すように、一方のコネクタ2のハウジング20の上側面の左右縁部に、芯線端子部40の挿入側の端部から長さ方向Xに長い略直方体形状に形成されている。リブ28,28の内側面には、他方のコネクタ3と嵌合する側が開放し、長さ方向Xに長い直方体状の凹部28aが左右対称に設けられている。リブ28には、凹部28aの周囲に長さ方向Xに長い薄肉の側壁部28bと、芯線端子部40の挿入側の端部側に厚肉の端部壁部28cと、上側に薄肉の天井部28d(上壁部)とが形成されている。凹部28a内において、天井部28dの下側面に、ガタ詰め突起28eが設けられている(図3、図4参照)。
他方のコネクタ3は、自動車に搭載される電子機器の一部であり、図1及び図6に示すように、他方のハウジング30と、一方のコネクタ2のハウジング20を挿入させる嵌合空間31と、平板端子部としてのタブ32と、を有している。他方のハウジング30は、一方のコネクタ2よりも大きい箱型を呈し、その内部に、一方のコネクタ2の嵌合空間31が形成されている。他方のハウジング30の奥側を形成する奥側壁部30aには、一方のコネクタ2の端子収容室22内に挿入される左右方向Yに平たく、長さ方向Xに長い平板状のタブ32,32が嵌合空間31内に突出して設けられている。
他方のハウジング30の天井側を形成する天井板部30bの上側面には、一方のコネクタ2におけるリブ28の凹部28aに挿入される一対のリブ挿入壁33,33が設けられている。他方のハウジング30の横側を形成する側壁部30c,30cは、天井板部30bよりも上方まで延びて形成され、天井板部30bには、側壁部30c,30cの上端部と同じ高さを有した第2リブ35が形成されている。側壁部30c,30cと第2リブ35との間には、一方のコネクタ2との嵌合側が開放し、一方のコネクタ2との嵌合時には、一方のコネクタ2の側壁部28bが挿入されるスリット34が設けられている。他方のハウジング30の底側を形成する底板部30dには、押圧スペーサ5のスペーサ本体50(後述)を挿入するためのスリット状の貫通孔35(第2貫通孔)が設けられている。
押圧スペーサ5は、図1、図7及び図10に示すように、上下方向Zに平たい平板状のスペーサ本体50を有している。スペーサ本体50の下部50bは、他方のコネクタ3の貫通孔35及び一方のコネクタ2の貫通孔27,27に手で持って挿入しやすく、抜き取りしやすいように、一般部よりも左右方向Yに大きく形成されている。スペーサ本体50の側面には、一方のコネクタ10の被係止部25と係止するための係止突起50aが設けられている。スペーサ本体50の上端部50cは、一方のコネクタ2の2つの端子収容室22,22に挿入できるように二股に分かれている。スペーサ本体50の上端部50cの上側面には、弾性押圧部としてのバネ51がそれぞれ設けられている。このバネ51によって、一方のコネクタ2と他方のコネクタ3との嵌合状態において、他方のコネクタ3のタブ32が、電線4の芯線端子部40を介して、一方のコネクタ2の端子収納室22内の上方ガイド凸部24に押圧されるようになっている。
図8〜図10は、一方のコネクタ2と他方のコネクタ3とが嵌合して接続され、さらに、一方のコネクタ2の端子収納室22内に、電線4の芯線端子部40が挿入されたコネクタ装置1の組立状態を示す図である。電線4の芯線端子部40を一方のコネクタ2の端子収容室22に挿入し、一方のコネクタ2を、他方のコネクタ3の嵌合空間31に挿入する。そして、他方のコネクタ3の貫通孔35と一方のコネクタ2の貫通孔27,27に押圧スペーサ5のスペーサ本体50を挿入し、係止突起50aが一方のコネクタ2の被係止部25に係止されると、本実施形態のコネクタ装置1が組み上がる。なお、本実施形態では、構成が分かり易いように、片側の端子収納室22のみに、電線4の芯線端子部40が挿入されたように図示している。
このように一方のコネクタ2と他方のコネクタ3とを嵌合させて、電線4の芯線端子部40と他方のコネクタ3のタブ32とを電機接続する際の動作を詳しく説明する。先ず、一方のコネクタ2の端子収容室22に芯線端子部40を挿入する際には、芯線端子部40がランス23の下方弧状面部23aに案内されて、ランス23の上面と一対の上方ガイド凸部24,24との間に導かれる。また、芯線端子部40の左右方向Yの側端面は、左右ガイド凸部26,26の左右傾斜面26aに案内され、芯線端子部40が端子収容室22の左右方向Yの中央に導かれる。さらに端子収容室22に芯線端子部40を挿入すると、芯線端子部40の係合孔40aがランス23の係合突起23bに係合されるとともに、芯線端子部40がランス23の上面と一対の上方ガイド凸部24,24との間に挟持され、芯線端子部40の側端面が左右ガイド凸部26,26間に挟持される。
次に、一方のコネクタ2と他方のコネクタ3とを嵌合させると、他方のコネクタ3のタブ32が一方のコネクタ2の端子収容室22に挿入され、電線4の芯線端子部40の他方の面(上面)とタブ32の一方の面(下面)とが当接する。これによってタブ32は、芯線端子部40と一対の上方ガイド凸部24,24との間に挟持される。さらに、押圧スペーサ5を貫通孔27,35に挿入し、係止突起50aを被係止部25に係止させ、バネ51を芯線端子部40の一方の面(下面)に当接させることで、バネ51の弾性力によって芯線端子部40の他方の面(上面)がタブ32の一方の面(下面)に押圧されるとともに、タブ32の他方の面(上面)が一対の上方ガイド凸部24,24に押圧される。
以上の本実施形態のコネクタ装置1によれば、端子収容室22内で、電線4の平板状の芯線端子部40と、他方のコネクタ3の平板状のタブ32と、を押付け合うようにして、一方のコネクタ2と、他方のコネクタ3との接続を図っている。このような構成のため、本実施形態のコネクタ装置1では、端子収容室22の高さを低くすることができ、従来技術に比して、特に高さ方向のコンパクト化を図ることができる。また、本実施形態のコネクタ装置1では、コンパクト化を図ることができるので、樹脂等の材料の使用量を減らすことができ、その分、コスト低減も図れる。
本実施形態のコネクタ装置1では、押圧スペーサ5が、一方のコネクタ2の貫通孔27と、他方のコネクタ3の貫通孔35とに挿入され、押圧スペーサ5の係止突起50aが、一方のコネクタ2の被係止部25に係止される。このような構成のため、本実施形態のコネクタ装置1では、従来技術で多く実施されていたロックアームと、このアームロックが係合するロック突起とを有するロック機構を用いずに、高さ方向のコンパクト化を図りながら、一方のコネクタ2と他方のコネクタ3との接続をより確実にすることができる。
本実施形態のコネクタ装置1では、押圧スペーサ5には、バネ51が設けられている。このような構成のため、本実施形態のコネクタ装置1では、端子収容室22内で、バネ51によって芯線端子部40とタブ32との接続信頼性をより高めることができる。特に、本実施形態のコネクタ装置1を、自動車等の移動体の電子機器に採用する際は、走行時の振動に対しても、芯線端子部40とタブ32との電機接続を適正に維持することができ、電子機器の作動における不具合の発生を防止することができる。
本実施形態のコネクタ装置1では、端子収容室22内に、左右ガイド凸部26,26が設けられている。このような構成のため、本実施形態のコネクタ装置1では、左右ガイド凸部26,26によって芯線端子部40を挟持することで、芯線端子部40の左右方向Yの位置決め精度が高まる。特に、本実施形態のコネクタ装置1を、自動車等の移動体の電子機器に採用する際は、走行時の左右の振動に対しても、芯線端子部40のタブ32による摺動摩耗を抑制でき、接続信頼性が向上する。
本実施形態のコネクタ装置1では、端子収容室22内に、上方ガイド凸部24が設けられ、ランス23が下方弧状面部23aを有する。このような構成のため、本実施形態のコネクタ装置1では、上方ガイド凸部24とランス23とによって芯線端子部40を挟持することで、芯線端子部40の上下方向Zの位置決め精度が高まる。特に、本実施形態のコネクタ装置1を、自動車等の移動体の電子機器に採用して際は、走行時の上下の振動に対しても、芯線端子部40のタブ32による摺動摩耗を抑制でき、接続信頼性が向上する。
本実施形態のコネクタ装置1では、一方のコネクタ2の凹部28aを形成する側壁部28bが他方のコネクタ3のスリット34に挿入されるとともに、一方のコネクタ2の凹部28a内で、他方のコネクタ2のリブ挿入壁33が一方のコネクタ2の上側面と凹部28aのガタ詰め突起28eとに挟持される。このような構成のため、本実施形態のコネクタ装置1では、いずれの方向においても一方のコネクタ2と他方のコネクタ3との間のガタつきを抑制することができる。特に、本実施形態のコネクタ装置1を、自動車等の移動体の電子機器に採用して際は、走行時のいずれの振動に対しても、一方のコネクタ2と他方のコネクタ3との間のガタつきを抑制することができ、接続信頼性が向上する。
次に、本発明の第2実施形態を図11〜図18に基づいて説明する。本実施形態のコネクタ装置1も、上記した第1実施形態のコネクタ装置1と同様に、一方のコネクタ2と、他方のコネクタ3とが嵌合して接合され、一方のコネクタ2および他方のコネクタ3と、電線4と、押圧スペーサ5と、を備えている。本実施形態のコネクタ装置1では、電線4の芯線端子部40と、一方のコネクタ2の上方ガイド凸部24と、押圧スペーサ5の一部構成が上記した第1実施形態のコネクタ装置1と相違している。以下、相違点について詳しく説明する。なお、第2実施形態において、前記第1実施形態と略同様の構成については同一符号を付して説明を省略又は簡略する。
本実施形態のコネクタ装置1では、押圧スペーサ5のバネ51に代えて、電線4の芯線端子部40の先端部を折り返して成形された弾性押圧部としての折返バネ部40bが設けられている。また、押圧スペーサ5の上端部50cの上側面52は、平坦に形成され、この上側面52が芯線端子部40の折返バネ部40bに当接するようになっている。すなわち、本実施形態のコネクタ装置1では、押圧スペーサ5を貫通孔27,35に挿入し、係止突起50aを被係止部25に係止させることで、上側面52を芯線端子部40の折返バネ部40bに当接させ、折返バネ部40bの弾性力によって芯線端子部40の他方の面(上面)がタブ32の一方の面(下面)に押圧されるとともに、タブ32の他方の面(上面)が一対の上方ガイド凸部24,24に押圧される。これにより、芯線端子部40とタブ32との接続信頼性が高められている。また、前記第1実施形態と同様の構成を備えた部分については、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
以上、図面を参照して、本発明を実施するための形態を第1実施形態及び第22実施形態に基づいて詳述してきたが、具体的な構成は、これらの実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
1 コネクタ装置
2 一方のコネクタ
23 ランス
22 端子収容室
23a 下方弧状面部
24 上方ガイド凸部(対向ガイド部)
24a 上方傾斜面(対向傾斜面)
25 被係止部
26 左右ガイド凸部(側方ガイド部)
26a 左右傾斜面(側方傾斜面)
27 貫通孔(第1貫通孔)
28 リブ
28a 凹部
28b 側壁部
28d 天井部(上壁部)
28e ガタ詰め突起
3 他方のコネクタ
32 タブ(平板端子部)
33 リブ挿入壁
34 スリット
35 貫通孔(第2貫通孔)
4 電線
41 芯線
40 芯線端子部
40b 折返バネ部(弾性押圧部)
5 押圧スペーサ
50a 係止突起
51 バネ(弾性押圧部)

Claims (7)

  1. 一方のコネクタと他方のコネクタとが嵌合して互いの端子部同士が接続されるコネクタ装置であって、
    前記一方のコネクタは、電線の端子部を収容する端子収容室と、前記端子収容室の内部に突出して前記電線の端子部を係止するランスと、を有し、
    前記電線の端子部は、芯線を加工して成形された平板状の芯線端子部であり、
    前記他方のコネクタは、平板状の平板端子部を有し、前記平板端子部は、前記一方のコネクタに対し前記電線と反対側から前記端子収容室に挿入可能に設けられ、
    前記一方のコネクタと前記他方のコネクタとの嵌合状態において、前記芯線端子部の一方の面が前記ランスによって保持され、前記芯線端子部の他方の面と前記平板端子部の一方の面とが当接することを特徴とするコネクタ装置。
  2. 係止突起を有する押圧スペーサをさらに備え、
    前記一方のコネクタは、前記押圧スペーサを挿通させる第1貫通孔と、前記係止突起が係止可能な被係止部と、を有し、
    前記他方のコネクタは、前記押圧スペーサを挿通させる第2貫通孔を有し、
    前記一方のコネクタと前記他方のコネクタとの嵌合状態において、前記押圧スペーサを、前記第2貫通孔および前記第1貫通孔に挿入するとともに、前記係止突起を前記被係止部に係止させることで、前記嵌合状態が維持されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ装置。
  3. 前記押圧スペーサには、弾性押圧部が設けられており、
    前記一方のコネクタと前記他方のコネクタとの嵌合状態において、前記弾性押圧部が前記芯線端子部の一方の面に当接するとともに、前記弾性押圧部の弾性力によって前記芯線端子部の他方の面が前記平板端子部の一方の面に押圧されることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ装置。
  4. 前記芯線端子部には、先端部を折り返して成形された弾性押圧部が設けられており、
    前記一方のコネクタと前記他方のコネクタとの嵌合状態において、前記押圧スペーサが前記弾性押圧部に当接するとともに、前記弾性押圧部の弾性力によって前記芯線端子部の他方の面が前記平板端子部の一方の面に押圧されることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ装置。
  5. 前記一方のコネクタの前記端子収容室には、前記芯線端子部の板面に沿った両側から当該芯線端子部の側端面を案内する一対の側方ガイド部が設けられ、
    前記一対の側方ガイド部は、それぞれ前記端子収容室内に突出するとともに、前記芯線端子部の挿入方向に向かって前記端子収容室を狭めるように傾斜した側方傾斜面を有し、
    前記端子収容室に挿入されて前記ランスに係止された前記芯線端子部は、その側端面が両側から前記一対の側方ガイド部によって挟持されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
  6. 前記ランスは、前記芯線端子部の挿入方向に向かって前記端子収容室を狭めるように傾斜した弧状面部を有し、
    前記端子収容室における前記ランスと対向する位置には、前記芯線端子部の挿入方向に向かって当該端子収容室を狭めるように傾斜した対向傾斜面を有する対向ガイド部が設けられ、
    前記端子収容室に挿入される前記芯線端子部は、前記弧状面部に案内されるとともに、前記ランスに係止された前記芯線端子部は、その一方および他方の面が前記ランスおよび前記対向ガイド部によって挟持されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
  7. 前記一方のコネクタは、前記他方のコネクタとの嵌合方向に沿って延びるとともに互いに対向する一対のリブを有しており、
    前記一対のリブは、前記一方のコネクタの外面から立ち上がる側壁部と、前記側壁部の先端から折れ曲がって前記外面と対向する上壁部と、を有し、前記上壁部には、前記外面に向かって突出するガタ詰め突起が設けられ、
    前記他方のコネクタは、前記一対のリブを挿通可能な一対のスリットと、前記一対のスリットの各々に隣接する一対のリブ挿入壁と、を有しており、
    前記一方のコネクタと前記他方のコネクタとの嵌合状態において、前記一対のリブの前記側壁部が前記他方のコネクタの前記スリットに挿入されるとともに、前記一方のコネクタの外面と前記ガタ詰め突起との間に前記他方のコネクタの前記リブ挿入壁が挟持されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
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WO2023058689A1 (ja) 2021-10-08 2023-04-13 日東電工株式会社 断熱材及び断熱材の製造方法

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