JP2021166043A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】物品を一時保管するサービスの利用や管理における利便性を向上する。【解決手段】サーバ1は、予約部114を備える。予約部114は、予約管理部121と、電子鍵生成部122とを備える。予約部114は、物品Cを収納し得るロッカー端末3を利用するための予約に関する情報を受け付ける。予約管理部121は、予約部114により受け付けられた予約に関する情報を予約DB403に記憶し管理する。電子鍵生成部122は、予約に基づいて物品Cの収納に利用されるロッカー端末3の出入口の施錠の検知、又は施錠されたロッカー端末3の出入口を解錠するための電子鍵を生成し、生成した電子鍵をユーザ端末2(スマートフォン等)のアプリで管理可能な場所に保存する。【選択図】図5
Description
本発明は、情報処理装置に関する。
従来より、所定の金銭を支払うことにより利用できるロッカー、即ちコインロッカーが、駅の構内等に設置されている。コインロッカーの利便性を向上させるため、コインロッカーの設置場所、使用状況確認、利用予約、携帯通信端末を用いて決済を行うといったことに関する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1を含む従来の技術では、ユーザの要望に十分に応えることができていたとは言えなかった。
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、物品を一時保管するサービスの利用や管理における利便性を向上することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
物品を収納し得る閉空間を所定の時間帯の間に所定の利用料で使用させる予約を受け付ける予約手段と、
前記予約に基づいて、前記時間帯に利用される前記閉空間の出入口を解錠するための電子鍵を生成する電子鍵生成手段と、
を備える。
これにより、物理的な鍵を持ち歩くことなく、電子鍵により予約した閉空間の出入口の扉の施錠を解除し閉空間に物品を出し入れすることができる。
この結果、物品を一時保管するサービスの利用や管理における利便性を向上することができる。
また、前記予約手段は、
予め設定された条件に応じて、予約された前記閉空間の前記利用料を変動させる、を備える。
このように予約時に利用時の条件に応じて閉空間の利用料を変動させることで、ユーザにとって使い勝手の良いタイミングを選んで予約することができるので、閉空間を利用する上での利便性を向上することができる。
物品を収納し得る閉空間を所定の時間帯の間に所定の利用料で使用させる予約を受け付ける予約手段と、
前記予約に基づいて、前記時間帯に利用される前記閉空間の出入口を解錠するための電子鍵を生成する電子鍵生成手段と、
を備える。
これにより、物理的な鍵を持ち歩くことなく、電子鍵により予約した閉空間の出入口の扉の施錠を解除し閉空間に物品を出し入れすることができる。
この結果、物品を一時保管するサービスの利用や管理における利便性を向上することができる。
また、前記予約手段は、
予め設定された条件に応じて、予約された前記閉空間の前記利用料を変動させる、を備える。
このように予約時に利用時の条件に応じて閉空間の利用料を変動させることで、ユーザにとって使い勝手の良いタイミングを選んで予約することができるので、閉空間を利用する上での利便性を向上することができる。
本発明によれば、物品を一時保管するサービスの利用や管理における利便性を向上することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
まず、図1を参照して本発明の情報処理装置を含む情報処理システムにより提供されるサービスの特長を説明する。
図1は本発明の情報処理装置を含む情報処理システムにより提供されるサービスの特長を示す図である。
本サービスは、図1に示す特徴S1乃至S4の4つの特長を有している。
第1の特徴S1は、スマートフォンで完結できる、という点である。
本サービスは、スマートフォン等の情報処理装置にインストールしたアプリケーションプログラム(以下「アプリ」と称す)でロッカーに関する処理をフルコントロールすることが可能である。物理鍵は使用しないため、物理鍵の複製の危険性がなく、鍵の紛失等による交換も不要である。また、ロッカーをアプリでコントロールするため、新機能を随時追加したりアップデートが可能であり、ロッカーを一度設置したら、同じ機能のままずっと使い続けなければならないこともない。
まず、図1を参照して本発明の情報処理装置を含む情報処理システムにより提供されるサービスの特長を説明する。
図1は本発明の情報処理装置を含む情報処理システムにより提供されるサービスの特長を示す図である。
本サービスは、図1に示す特徴S1乃至S4の4つの特長を有している。
第1の特徴S1は、スマートフォンで完結できる、という点である。
本サービスは、スマートフォン等の情報処理装置にインストールしたアプリケーションプログラム(以下「アプリ」と称す)でロッカーに関する処理をフルコントロールすることが可能である。物理鍵は使用しないため、物理鍵の複製の危険性がなく、鍵の紛失等による交換も不要である。また、ロッカーをアプリでコントロールするため、新機能を随時追加したりアップデートが可能であり、ロッカーを一度設置したら、同じ機能のままずっと使い続けなければならないこともない。
第2の特徴S2は、ロッカーを予約可能である、という点である。
サービス提供者がロッカーの使用状況をすべて把握しているため、空き状況に応じて予約が可能である。所定時間、例えば最大48時間程度までの予約サービスを提供する。観光地やイベント会場近く、またスーツケースが入る大型ロッカーを事前に予約したいというニーズに対応することができる。
サービス提供者がロッカーの使用状況をすべて把握しているため、空き状況に応じて予約が可能である。所定時間、例えば最大48時間程度までの予約サービスを提供する。観光地やイベント会場近く、またスーツケースが入る大型ロッカーを事前に予約したいというニーズに対応することができる。
第3の特徴S3は、電子鍵の発行によりロッカーの鍵の受け渡しが可能である、という点である。
本サービスでは、ロッカーの解錠用の鍵として電子鍵を発行する。電子鍵は、例えばURL(Uniform Resource Locator)等の形態の情報であり、利用者本人以外でも利用者から電子鍵を受け渡された人であれば、ロッカーを利用することができる。
これにより、買い物代行、フリーマーケットアプリの個人間受渡、物流の発着点にして発送ロッカー・宅配受け取りロッカー等のサービスにも幅広く適用することが可能である。電子鍵となるURLは、一度だけ使用可能な鍵(ワンユーズキー)のため、一度使用されると、その後、無効とされる。このため、URLをコピーしておき再利用する等の不正行為を防止することができる。
本サービスでは、ロッカーの解錠用の鍵として電子鍵を発行する。電子鍵は、例えばURL(Uniform Resource Locator)等の形態の情報であり、利用者本人以外でも利用者から電子鍵を受け渡された人であれば、ロッカーを利用することができる。
これにより、買い物代行、フリーマーケットアプリの個人間受渡、物流の発着点にして発送ロッカー・宅配受け取りロッカー等のサービスにも幅広く適用することが可能である。電子鍵となるURLは、一度だけ使用可能な鍵(ワンユーズキー)のため、一度使用されると、その後、無効とされる。このため、URLをコピーしておき再利用する等の不正行為を防止することができる。
第4の特長S4は、ダイナミックプライシング、という点である。
ダイナミックプライシングの場合、時間課金制や立地・曜日・時間帯等の混雑状況により価格を変動させるので、収益性を高めることができる。
また、ダイナミックプライシングでは、利用者は現金は元より、クレジットカード決済、携帯キャリア決済、交通系の非接触ICカードによる電子決済等、多彩な決済方式を選択してロッカーの使用料を支払うことが可能である。この他、本サービスは、バーコードやQRコード等の2次元コード方式のキャッシュレス決済等にも対応しており、現金回収のコストを抑えることができる。なお、QRコードは登録商標である。
このようにダイナミックプライシングでは、自由な価格設定と多彩な決済が可能である。
さらに、後述する予約における料金についても、ダイナミックプライシングが適用可能とされている。即ち、予め設定された条件に応じて、予約されたロッカーボックスの利用料を変動させることが可能とされている。
ダイナミックプライシングの場合、時間課金制や立地・曜日・時間帯等の混雑状況により価格を変動させるので、収益性を高めることができる。
また、ダイナミックプライシングでは、利用者は現金は元より、クレジットカード決済、携帯キャリア決済、交通系の非接触ICカードによる電子決済等、多彩な決済方式を選択してロッカーの使用料を支払うことが可能である。この他、本サービスは、バーコードやQRコード等の2次元コード方式のキャッシュレス決済等にも対応しており、現金回収のコストを抑えることができる。なお、QRコードは登録商標である。
このようにダイナミックプライシングでは、自由な価格設定と多彩な決済が可能である。
さらに、後述する予約における料金についても、ダイナミックプライシングが適用可能とされている。即ち、予め設定された条件に応じて、予約されたロッカーボックスの利用料を変動させることが可能とされている。
続いて、図2を参照して本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバを含む、情報処理システムについて説明する。
図2は、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバを含む、情報処理システムの構成を示すブロック図である。
図2は、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバを含む、情報処理システムの構成を示すブロック図である。
図2に示す情報処理システムは、サービス提供者Mが管理するサーバ1と、ユーザU1乃至Un(nは1以上の任意の整数値)の夫々が操作するユーザ端末2−1乃至2−nの夫々と、物品を収納する1以上のロッカーボックス31の施錠と解錠とを行うロッカー装置3−1乃至3−m(mは1以上の任意の整数値)とを含むように構成されている。
サーバ1と、ユーザ端末2−1乃至2−nと、ロッカー装置3−1乃至3−mとは、インターネット(Internet)等のネットワークNを介して相互に接続されている。
なお、以下、ユーザU1乃至Unの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「ユーザU」と呼ぶ。また、ユーザ端末2−1乃至2−nの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「ユーザ端末2」と呼ぶ。また、ロッカー装置3−1乃至3−mの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「ロッカー装置3」と呼ぶ。
サーバ1と、ユーザ端末2−1乃至2−nと、ロッカー装置3−1乃至3−mとは、インターネット(Internet)等のネットワークNを介して相互に接続されている。
なお、以下、ユーザU1乃至Unの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「ユーザU」と呼ぶ。また、ユーザ端末2−1乃至2−nの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「ユーザ端末2」と呼ぶ。また、ロッカー装置3−1乃至3−mの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「ロッカー装置3」と呼ぶ。
サーバ1は、ユーザ端末2及びロッカー装置3の各動作を管理する。サーバ1は、ロッカーボックス31にユーザUの荷物等を一時保管するサービス(以下、「一時保管サービス」と呼ぶ)を提供すべく、各種各様な処理を実行する。以下、一時保管サービスの提供に関してサーバ1により実行される処理を、「一次保管処理」と呼ぶ。
また、サーバ1は、一時保管処理の一部として、ロッカーボックス31の予約に関する処理(以下「予約処理」と呼ぶ)を必要に応じて実行したうえで、電子鍵の発行に関する処理(以下「電子鍵処理」と呼ぶ)を実行する。なお、サーバ1がこれらの処理を実行するために備える機能の具体的内容については、図5を参照して後述する。
また、サーバ1は、一時保管処理の一部として、ロッカーボックス31の予約に関する処理(以下「予約処理」と呼ぶ)を必要に応じて実行したうえで、電子鍵の発行に関する処理(以下「電子鍵処理」と呼ぶ)を実行する。なお、サーバ1がこれらの処理を実行するために備える機能の具体的内容については、図5を参照して後述する。
ユーザ端末2は、例えばスマートフォン、タブレット等で構成され、ユーザUにより操作される。ユーザ端末2には、ロッカーボックス31に対する物品の出し入れをユーザUが行う際に利用する専用のアプリケーションプログラム(以下、「専用アプリ」と呼ぶ)がインストールされている。
なお、以下、断りのない限り、「ユーザUがユーザ端末2を操作する」と表現している場合、それは、ユーザUが、ユーザ端末2にインストールされた専用アプリを起動して各種操作を行うことを意味している。
なお、以下、断りのない限り、「ユーザUがユーザ端末2を操作する」と表現している場合、それは、ユーザUが、ユーザ端末2にインストールされた専用アプリを起動して各種操作を行うことを意味している。
ロッカー装置3は、物品を収納した状態で施錠可能な1以上のロッカーボックス31を有する。ロッカー装置3は、後述する電子鍵の認証結果に基づいて、1以上のロッカーボックス31の夫々の出入口である(扉)の施錠と解錠とを行う。
図3は、図2に示す情報処理システムのうち、サーバ1のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memoy)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
出力部16は、液晶等のディスプレイにより構成され、各種画像を表示する。
入力部17は、各種ハードウェア釦等で構成され、操作者の指示操作に応じて各種情報を入力する。
入力部17は、各種ハードウェア釦等で構成され、操作者の指示操作に応じて各種情報を入力する。
記憶部18は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(ユーザ端末2、ロッカー装置3)との間で行う通信を制御する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(ユーザ端末2、ロッカー装置3)との間で行う通信を制御する。
ドライブ20は、必要に応じて設けられる。ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア30が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア30から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。また、リムーバブルメディア30は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
なお、図示はしないが、図2の情報処理システムのうち、ユーザ端末2及びロッカー装置3も、図2のサーバ1のハードウェア構成と同様の構成とすることができるため、その説明を省略する。
ただし、ユーザ端末2がスマートフォンやタブレットで構成される場合には、出力部16及び入力部17として、タッチパネルを有している。
ただし、ユーザ端末2がスマートフォンやタブレットで構成される場合には、出力部16及び入力部17として、タッチパネルを有している。
このような図2のサーバ1の各種ハードウェアと各種ソフトウェアとの協働により、サーバ1で後述する各種処理の実行が可能になる。その結果、サービス提供者Mは、ユーザUに対し、後述する各種サービスを提供することができる。
図4は、図2の情報処理システムを利用した、新たな一時保管サービス(以下、「本サービス」と呼ぶ)の概要を示すイメージ図である。
図4(A)は、図2のロッカー装置3を利用する際の予約と電子鍵による解錠の仕組みを示すイメージ図である。
図4(A)に示すように、ユーザU1は、ロッカー装置3に物品Cを一時的に保管するために、ロッカーボックス31に物品Cを収納する者である。
図4(A)に示すように、ユーザU1は、ロッカー装置3に物品Cを一時的に保管するために、ロッカーボックス31に物品Cを収納する者である。
ユーザU1は、ロッカー装置3を利用する際にユーザ端末2−1を操作してアプリの画面の、ロッカー装置3のロッカーボックス31の中から、予約可能な空きロッカーボックス31を選択して予約操作を行うことで、ロッカーボックス31の予約に関する情報(予約情報)がサーバ1に登録される。
サーバ1は、ロッカーボックス31の予約情報を登録すると共に、ロッカーボックス31の扉の施錠を解錠するための電子鍵を生成し、生成した電子鍵を図3の記憶部18の所定記憶領域(図5の電子鍵DB405等)に保管すると共に、その電子鍵をユーザ端末2−1に記憶する。
サーバ1は、ロッカーボックス31の予約情報を登録すると共に、ロッカーボックス31の扉の施錠を解錠するための電子鍵を生成し、生成した電子鍵を図3の記憶部18の所定記憶領域(図5の電子鍵DB405等)に保管すると共に、その電子鍵をユーザ端末2−1に記憶する。
予約後、図4(B)に示すように、ユーザU1は、予約したロッカーボックス31を利用する日時に、ロッカー装置3の設置場所に出向き、予約したロッカーボックス31に物品Cを収納、つまり預けることになる。
この際に、予約したロッカー装置3の近傍において、ユーザ端末2−1のアプリを起動操作して、ユーザ端末2−1に表示されたアプリの画面(マイロッカーの画面)から「ロッカーを開ける」のボタンをタップ操作すると、アプリによりユーザ端末2−1とロッカー装置3との間で、Bluetooth(登録商標)による通信(以下「BT通信」と呼ぶ)が実行されて、ユーザ端末2−1に記憶されている電子鍵がロッカー装置3へ送信される。
ロッカー装置3は、受信された電子鍵を、ネットワークNを通じてサーバ1へ送信する。
ロッカー装置3は、受信された電子鍵を、ネットワークNを通じてサーバ1へ送信する。
サーバ1は、受信された電子鍵と予めサーバ1に記憶されているユーザU1の電子鍵とを照合し、互いの電子鍵が一致すると、解錠対象のロッカーボックス31に対する解錠指令をロッカー装置3へ送信する。
ロッカー装置3は、解錠指令を受信すると、解錠対象のロッカーボックス31を解錠する。
ロッカー装置3は、解錠指令を受信すると、解錠対象のロッカーボックス31を解錠する。
これにより、ユーザU1は、ロッカーボックス31の扉を開けてロッカーボックス31に物品Cを収納することができるようになる。
ユーザU1が、ロッカーボックス31に物品Cを収納して、ロッカーボックス31の扉を閉めると、ロッカー装置3では、扉開閉センサ(図示せず)により扉が閉じられたことが検知されて、ロッカーボックス31の扉が施錠されるとともに、サーバ1へ施錠完了を示す情報が送信される。
ユーザU1が、ロッカーボックス31に物品Cを収納して、ロッカーボックス31の扉を閉めると、ロッカー装置3では、扉開閉センサ(図示せず)により扉が閉じられたことが検知されて、ロッカーボックス31の扉が施錠されるとともに、サーバ1へ施錠完了を示す情報が送信される。
サーバ1は、施錠完了を示す情報を受信すると、施錠されたロッカーボックス31を解錠するための電子鍵を生成し、ユーザ端末2−1に送信する。これにより、ユーザ端末2−1に電子鍵が保存される。
ここで、電子鍵には、有効期限が予め設定されていてもよい。具体的に例えば、ユーザU1又は後述する他のユーザU2は、原則として、有効期限の経過前にロッカーボックス31を解除することができ、有効期限が経過してしまった場合には、所定の追加料金の支払いを条件にロッカーボックス31を解錠することができる。
なお、ユーザU1がロッカー装置3に物品Cを一時保管する目的は特に限定されない。例えば、ユーザU1が、物品Cを販売する者である場合には、物品Cを購入した他のユーザUに物品Cを引き渡すことを目的として、ロッカー装置3に物品Cを一時保管してもよい。
ロッカーボックス31に物品Cを収納したユーザU1は、ユーザ端末2−1を操作することにより、ユーザU2に対し、ロッカーボックス31を解錠するための情報(以下、「解錠情報」と呼ぶ)を送信する。
ここで、解錠情報には、例えば、サーバ1に記憶されている電子鍵にアクセスするためのURLや、物品Cが一時保管されているロッカー装置3の位置情報(ロッカーボックス31のロッカー番号を含む)等が含まれる。
ここで、解錠情報には、例えば、サーバ1に記憶されている電子鍵にアクセスするためのURLや、物品Cが一時保管されているロッカー装置3の位置情報(ロッカーボックス31のロッカー番号を含む)等が含まれる。
ロッカー装置3に保管された物品Cを引き取る者は、ユーザU1だけに限定されない。ユーザU1のユーザ端末2−1に保存された電子鍵をアプリの送信機能により他のユーザU2のユーザ端末2−2に送信することで、他のユーザU2が、ロッカー装置3に保管された物品Cを引き取ることができる。
具体的には、ユーザU2は、ユーザ端末2−1からユーザ端末2−2に送信されてきた解錠情報を取得する。ここで、ユーザU2は、解錠情報に含まれている位置情報を用いて、ユーザ端末2−2のアプリの地図画面によりロッカーボックス31の場所まで、ナビゲートしてもらうこともできる。
そして、その結果として、ユーザU2が自身の使用するユーザ端末2−2をロッカー装置3に近づけると、ロッカー装置3は、ユーザ端末2−2の存在を検知し、ユーザU2のユーザ認証と、ユーザ端末2−2に記憶されている電子鍵の認証(照合)とを開始する。
この場合、ユーザ端末2−2とロッカー装置3との間でBT通信が実行される。
この他、NFC(Near Field Communication)(登録商標)、等の近距離無線通信規格の通信を用いてもよいし、ネットワークNを介した他の通信を用いてもよい。
ロッカー装置3による電子鍵の認証は、具体的には、サーバ1からユーザ端末2−2にダウンロードされた電子鍵と、ロッカー装置3に記憶されている電子鍵とを照合することにより行われる。
ロッカー装置3による電子鍵の認証が成功すると、物品Cが収納されているロッカーボックス31が解錠される。これにより、ユーザU2は、ロッカー装置3に保管されている物品Cを引き取ることができる。
この場合、ユーザ端末2−2とロッカー装置3との間でBT通信が実行される。
この他、NFC(Near Field Communication)(登録商標)、等の近距離無線通信規格の通信を用いてもよいし、ネットワークNを介した他の通信を用いてもよい。
ロッカー装置3による電子鍵の認証は、具体的には、サーバ1からユーザ端末2−2にダウンロードされた電子鍵と、ロッカー装置3に記憶されている電子鍵とを照合することにより行われる。
ロッカー装置3による電子鍵の認証が成功すると、物品Cが収納されているロッカーボックス31が解錠される。これにより、ユーザU2は、ロッカー装置3に保管されている物品Cを引き取ることができる。
ここで、サーバ1は、ユーザU2のユーザ認証を行うことができる。具体的に例えば、サーバ1では、事前にユーザ登録を行ったユーザU2に関する各種情報(名前、端末の種類、ID、生体情報等)を取得する。そして、これらの情報に基づいて、ユーザU2のユーザ認証を行う。
このように、サーバ1は、ユーザU2のユーザ認証を行うため、本サービスの提供者は、事後的にログを確認することで、ロッカーボックス31を解錠したものを特定することができる。そのため、本サービスの提供者は、例えば、物品Cの盗難等が生じた場合にも、状況の確認や事後的な対応が容易となる。
なお、このユーザ認証は、必ずしもサーバ1で行われる必要はなく、例えば、ロッカー装置3で行われるものとしてもよい。
このように、サーバ1は、ユーザU2のユーザ認証を行うため、本サービスの提供者は、事後的にログを確認することで、ロッカーボックス31を解錠したものを特定することができる。そのため、本サービスの提供者は、例えば、物品Cの盗難等が生じた場合にも、状況の確認や事後的な対応が容易となる。
なお、このユーザ認証は、必ずしもサーバ1で行われる必要はなく、例えば、ロッカー装置3で行われるものとしてもよい。
他方、サーバ1は、ユーザU2のユーザ認証を行わない構成とすることもできる。この場合、電子鍵を保有する者であれば、基本的に誰でもロッカーボックス31を解錠することができるようになるので、本サービスの効率的な運用を図ることができる。
なお、この場合の盗難等に対する対策については、例えば、図5及び図6を参照して後述する。
なお、この場合の盗難等に対する対策については、例えば、図5及び図6を参照して後述する。
ユーザU2が、ロッカー装置3から物品Cを引き取る目的は特に限定されない。例えば、ユーザU2が、物品Cを販売するユーザU1から物品Cを購入した者である場合には、購入した物品CをユーザU2がロッカー装置3を介して引き取ることを目的としてもよい。
本サービスの提供を受けるユーザUは、ロッカーボックス31に物品Cを収納する者(ユーザU1)と、そのロッカーボックス31から物品Cを引き取る者(ユーザU2)との2種類に分類される。ここで、ユーザU1の所在地と、ユーザU2の所在地とが近距離であれば、ロッカー装置3を介することで、宅配便を介さずにユーザU1からユーザU2に物品Cを容易に引き渡すことができる。
図5を参照して図2の情報処理システムのサーバの機能的構成について説明する。
図5は、図2の情報処理システムのサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
図5は、図2の情報処理システムのサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
図5に示すように、サーバ1のCPU11においては、ロッカー装置への一時保管処理と、ロッカー装置の利用予約処理等が実行される場合には、主制御部101が機能する。また、利用料金算出処理が実行される場合には、施錠検知部102と、鍵検知部103と、第1判定部104と、指示検知部105と、第2判定部107と、計時部108と、算出部109とが機能する。
サーバ1の記憶部18の一領域には、ユーザDB401と、ロッカーDB402と、取引DB404と、電子鍵DB405と、が設けられている。
サーバ1の記憶部18の一領域には、ユーザDB401と、ロッカーDB402と、取引DB404と、電子鍵DB405と、が設けられている。
主制御部101は、ユーザ認証部111と、ユーザ管理部112と、ロッカー管理部113と、予約部114と、取引管理部115とを有する。
ユーザ認証部111は、後述するユーザDB401に記憶されている登録ユーザの各種情報(以下、「登録ユーザ情報」と呼ぶ)と、ユーザ端末2の夫々から送信されてきた認証対象となるユーザの各種情報(以下、「認証ユーザ情報」と呼ぶ)と、に基づいて、ユーザUに対するユーザ認証を行う。
ここで、登録ユーザとは、具体的に、本サービスの利用を希望して、サーバ1に対して所定の情報を送信したユーザを意味する。
ユーザ管理部112は、登録ユーザの管理や削除等に関する処理を実行する。
ロッカー管理部113は、ロッカー装置3の登録、及びロッカー装置3の利用状況の管理を行う。ロッカー装置3の登録が行われると、そのロッカー装置3に関する情報(以下、「ロッカー情報」と呼ぶ)は、ロッカーDB402に記憶される。また、ロッカー装置3の利用状況も、ロッカーDB402に随時記憶される。
ユーザ認証部111は、後述するユーザDB401に記憶されている登録ユーザの各種情報(以下、「登録ユーザ情報」と呼ぶ)と、ユーザ端末2の夫々から送信されてきた認証対象となるユーザの各種情報(以下、「認証ユーザ情報」と呼ぶ)と、に基づいて、ユーザUに対するユーザ認証を行う。
ここで、登録ユーザとは、具体的に、本サービスの利用を希望して、サーバ1に対して所定の情報を送信したユーザを意味する。
ユーザ管理部112は、登録ユーザの管理や削除等に関する処理を実行する。
ロッカー管理部113は、ロッカー装置3の登録、及びロッカー装置3の利用状況の管理を行う。ロッカー装置3の登録が行われると、そのロッカー装置3に関する情報(以下、「ロッカー情報」と呼ぶ)は、ロッカーDB402に記憶される。また、ロッカー装置3の利用状況も、ロッカーDB402に随時記憶される。
予約部114は、物品Cを収納し得るロッカー端末3の1以上のロッカーボックス31を所定の時間帯の間に所定の利用料で使用させる予約を受け付ける。
具体的には、予約部114は、ユーザ端末2からの予約に関する情報を受け付け、受け付けた予約に関する情報を予約情報として予約DB403に記憶し、1以上のユーザUの夫々からのロッカー装置3の利用予約を管理する。
具体的には、予約部114は、ユーザ端末2からの予約に関する情報を受け付け、受け付けた予約に関する情報を予約情報として予約DB403に記憶し、1以上のユーザUの夫々からのロッカー装置3の利用予約を管理する。
予約部114は、予約管理部121と、電子鍵生成部122とを備える。
予約管理部121は、予め設定された条件(例えば閑散期や繁忙期等の季節や深夜や日中等の時間帯の条件)に応じて、予約されたロッカー端末3の1以上のロッカーボックス31の利用料を変化させる。
具体的には冬期や深夜等の閑散期は、平常時の利用料よりも利用料を安くし、春期、日中等の繁忙期は、平常時の利用料よりも利用料を高くする。
予約管理部121は、予め設定された条件(例えば閑散期や繁忙期等の季節や深夜や日中等の時間帯の条件)に応じて、予約されたロッカー端末3の1以上のロッカーボックス31の利用料を変化させる。
具体的には冬期や深夜等の閑散期は、平常時の利用料よりも利用料を安くし、春期、日中等の繁忙期は、平常時の利用料よりも利用料を高くする。
電子鍵生成部122は、予約に基づいて、対象のロッカーボックス31の扉の施錠を解錠するための電子鍵を生成する。
具体的には、ユーザUにより所定のロッカーボックス31が予約されることで、扉の施錠を解錠するための電子鍵を生成し、サーバ1の電子鍵DB405(所定記憶領域)とユーザ端末2の夫々に保存する。
また、ロッカー端末3を予約なしに利用する際にも、電子鍵生成部122は、物品Cを取り出す際の解錠用の電子鍵を生成する。
具体的には、ユーザUにより所定のロッカーボックス31が予約されることで、扉の施錠を解錠するための電子鍵を生成し、サーバ1の電子鍵DB405(所定記憶領域)とユーザ端末2の夫々に保存する。
また、ロッカー端末3を予約なしに利用する際にも、電子鍵生成部122は、物品Cを取り出す際の解錠用の電子鍵を生成する。
取引管理部115は、ロッカー装置3の利用履歴、及び後述する算出部109により算出された利用料金の課金状況を管理する。ロッカー装置3の利用履歴、及び利用料金の課金状況は、取引DB404に記憶される。
取引管理部115は、ユーザUが、予約したロッカー装置3のロッカーボックス31を解錠すると、ユーザUのユーザIDを解錠時刻と共に、取引履歴の一部の利用履歴として取引DB404に記録するとともに、今回解錠に使用された電子鍵を直ちに無効化する処理を行う。
取引管理部115は、ユーザUが、予約したロッカー装置3のロッカーボックス31を解錠すると、ユーザUのユーザIDを解錠時刻と共に、取引履歴の一部の利用履歴として取引DB404に記録するとともに、今回解錠に使用された電子鍵を直ちに無効化する処理を行う。
施錠検知部102は、物品を夫々収納し得る閉空間の出入口の施錠を検知する。即ち、具体的には、施錠検知部102は、物品Cを収納可能なロッカーボックス31が施錠されると、これを検知する。
なお、施錠検知部102が、ロッカーボックス31の施錠を検知する具体的手法は特に限定されない。例えば、振動センサや、赤外線センサ等の各種センサを利用して、検知してもよい。
なお、施錠検知部102が、ロッカーボックス31の施錠を検知する具体的手法は特に限定されない。例えば、振動センサや、赤外線センサ等の各種センサを利用して、検知してもよい。
鍵検知部103は、施錠されたロッカーボックス31の出入口を解錠するための電子鍵が生成されると、これを検知する。
具体的には、鍵検知部103は、施錠されたロッカーボックス31の扉を解錠するための電子鍵が電子鍵生成部122により生成されると、これを検知する。
具体的には、鍵検知部103は、施錠されたロッカーボックス31の扉を解錠するための電子鍵が電子鍵生成部122により生成されると、これを検知する。
第1判定部104は、ユーザU1の行為等によって、第1条件が満たされた否かを判定する。
ここで、第1条件とは、例えば、ユーザU1が「ロッカーボックス31を開閉したこと」である。この場合、具体的には、施錠検知部102によってロッカーボックス31の施錠が検知されると、第1判定部104は、第1条件が満たされたと判定する。
ここで、第1条件とは、例えば、ユーザU1が「ロッカーボックス31を開閉したこと」である。この場合、具体的には、施錠検知部102によってロッカーボックス31の施錠が検知されると、第1判定部104は、第1条件が満たされたと判定する。
指示検知部105は、ロッカーボックス31を利用するユーザによる明示の指示を検知する。
ここで、ユーザU1は、物品Cをロッカーに格納した後、ユーザ端末2−1を操作して、ユーザによる明示の指示を示すボタン(例えば、カウントダウンを開始する入力ボタンであり、以下、「入力ボタン」と呼ぶ)を押下する。
即ち、指示検知部105は、ユーザ端末2−1から送信されてきた「入力ボタンが押下された」という情報(以下、「入力情報」と呼ぶ)を取得することで、閉空間を利用するユーザによる明示の指示を検知する。
ここで、ユーザU1は、物品Cをロッカーに格納した後、ユーザ端末2−1を操作して、ユーザによる明示の指示を示すボタン(例えば、カウントダウンを開始する入力ボタンであり、以下、「入力ボタン」と呼ぶ)を押下する。
即ち、指示検知部105は、ユーザ端末2−1から送信されてきた「入力ボタンが押下された」という情報(以下、「入力情報」と呼ぶ)を取得することで、閉空間を利用するユーザによる明示の指示を検知する。
第2判定部107は、第1条件とは異なる第2条件が満たされたか否かを判定する。
ここで、第2条件とは、例えば、「ユーザU2によって入力ボタンの押下があったこと」である。この場合、具体的には、指示検知部105によって、入力情報が取得された場合に、第2判定部107は、第2条件が満たされたと判定する。
ここで、第2条件とは、例えば、「ユーザU2によって入力ボタンの押下があったこと」である。この場合、具体的には、指示検知部105によって、入力情報が取得された場合に、第2判定部107は、第2条件が満たされたと判定する。
ここで、上述の第1条件及び第2条件について簡単に説明する。上述の通り、第1条件とは、例えば、「ロッカーボックス31を開閉したこと」という物品Cを預けるユーザU1側の動作と関係して設定された条件である。
即ち、ユーザU1による物品Cの預け入れをトリガとして、ロッカー装置3の利用時間の計測が開始されることを意味している。
しかしながら、この第1条件のみを条件として採用した場合、物品Cの受け取りを行うユーザU2は、自身の意図せぬ時間にロッカー装置3が利用され、結果として、ロッカー装置3の利用時間が長期化して、多額の料金を支払わなければならなくなるような事態も想定される。
このような事態を避けるべく採用されるのが、上述の第2条件である。つまり、上述の第1条件に加えて、ユーザU2がロッカー装置3の利用を開始することに対する明示的なアクションを第2条件として、ロッカー装置3の利用時間の計測のトリガとして採用することで、ユーザU2にとって意図せぬ時間帯におけるロッカー装置3の利用を防ぐことができる。
換言すれば、本実施形態では、第1条件及び第2条件のいずれもの条件が満たされることを利用時間計測のトリガとされるため、後述する料金の算出において、「実際にロッカーの解錠が可能となってから料金の算出がなされる」、「電子鍵の送信にミスがあった場合等には、料金の算出が行われない」等の利点が存する。
ただし、サーバ1は、この第2条件を必須の条件として採用せず、任意の条件としてもよい。この場合、ユーザU2が入力ボタンの押下を失念したような場合であっても、滞りなく、サービスの提供や料金の算出を行うことができる。
即ち、ユーザU1による物品Cの預け入れをトリガとして、ロッカー装置3の利用時間の計測が開始されることを意味している。
しかしながら、この第1条件のみを条件として採用した場合、物品Cの受け取りを行うユーザU2は、自身の意図せぬ時間にロッカー装置3が利用され、結果として、ロッカー装置3の利用時間が長期化して、多額の料金を支払わなければならなくなるような事態も想定される。
このような事態を避けるべく採用されるのが、上述の第2条件である。つまり、上述の第1条件に加えて、ユーザU2がロッカー装置3の利用を開始することに対する明示的なアクションを第2条件として、ロッカー装置3の利用時間の計測のトリガとして採用することで、ユーザU2にとって意図せぬ時間帯におけるロッカー装置3の利用を防ぐことができる。
換言すれば、本実施形態では、第1条件及び第2条件のいずれもの条件が満たされることを利用時間計測のトリガとされるため、後述する料金の算出において、「実際にロッカーの解錠が可能となってから料金の算出がなされる」、「電子鍵の送信にミスがあった場合等には、料金の算出が行われない」等の利点が存する。
ただし、サーバ1は、この第2条件を必須の条件として採用せず、任意の条件としてもよい。この場合、ユーザU2が入力ボタンの押下を失念したような場合であっても、滞りなく、サービスの提供や料金の算出を行うことができる。
計時部108は、ロッカー装置3の利用時間の計時を行う。
具体的に例えば、計時部108は、第1条件が満たされ、かつ第2条件が満たされた場合に、ロッカー装置3の利用時間の計時を開始する。
具体的に例えば、計時部108は、第1条件が満たされ、かつ第2条件が満たされた場合に、ロッカー装置3の利用時間の計時を開始する。
算出部109は、計時手段により計時された時間に基づいて、ユーザU2のロッカー装置3の利用料金を算出する。
ここで、算出部109で算出される利用料金は、必ずしも有料でなくてもよく、結果的に無料での利用を許可してもよい。具体的に例えば、算出部109は、ロッカー装置3の利用時間が2時間までは利用料金を0円として算出し、2時間以降の利用料金についてのみ利用時間に応じて料金を加算していくという利用時間の算出方法を採用してもよい。
この場合、ユーザU2は、2時間以内に物品Cを受け取れば、ロッカー装置3を利用できるため、気軽にロッカー装置3を利用することができる。
ただし、ここで採用された料金の算出方法は、あくまで例示であり限定されない。即ち、算出部109は、計時手段により計時された時間を参照しつつ、任意の算出方法により料金を算出してもよい。
ここで、算出部109で算出される利用料金は、必ずしも有料でなくてもよく、結果的に無料での利用を許可してもよい。具体的に例えば、算出部109は、ロッカー装置3の利用時間が2時間までは利用料金を0円として算出し、2時間以降の利用料金についてのみ利用時間に応じて料金を加算していくという利用時間の算出方法を採用してもよい。
この場合、ユーザU2は、2時間以内に物品Cを受け取れば、ロッカー装置3を利用できるため、気軽にロッカー装置3を利用することができる。
ただし、ここで採用された料金の算出方法は、あくまで例示であり限定されない。即ち、算出部109は、計時手段により計時された時間を参照しつつ、任意の算出方法により料金を算出してもよい。
ユーザDB401には、ユーザUに関する各種の情報(以下、「ユーザ情報」と呼ぶ)が記憶され管理されている。具体的には、ユーザUを一意に識別する情報(以下、「ユーザID」と呼ぶ)、ユーザUの氏名、住所、連絡先(電話番号、メールアドレス)、口座情報等が含まれる。また、ユーザU2が使用するユーザ端末2−2を一意に識別する情報等も、ユーザDB401に記憶され管理されている。
ロッカーDB402には、ロッカー情報が記憶されている。具体的には、ロッカー装置3を一意に識別する情報(以下、「ロッカーID」と呼ぶ)、ロッカー装置3の設置場所を示す位置情報、ロッカー装置3の利用状況等の情報がロッカーDB402に記憶されている。
また、ロッカーID毎に、1以上のロッカーボックス31の夫々に関する情報が紐付けられて管理されている。具体的には、ロッカーボックス31を一意に識別する情報(以下、「ボックスID」と呼ぶ)、施錠の状態、施錠指示を出したユーザUのユーザID、解錠するための電子鍵等の情報等が管理されている。
また、ロッカーID毎に、1以上のロッカーボックス31の夫々に関する情報が紐付けられて管理されている。具体的には、ロッカーボックス31を一意に識別する情報(以下、「ボックスID」と呼ぶ)、施錠の状態、施錠指示を出したユーザUのユーザID、解錠するための電子鍵等の情報等が管理されている。
予約DB403には、ロッカー装置3の利用予約に関する情報が予約情報として、ユーザ単位に記憶され管理されている。
予約情報は、具体的には、例えばユーザIDと、ロッカーボックス31のボックスIDと、予約した日と、ロッカーボックス31を実際に利用する日と、時間帯とを含む。
予約情報は、具体的には、例えばユーザIDと、ロッカーボックス31のボックスIDと、予約した日と、ロッカーボックス31を実際に利用する日と、時間帯とを含む。
取引DB404には、ロッカー装置3の利用履歴、及び利用料金の課金状況等が、ロッカーボックス31の単位で記憶され管理されている。
電子鍵DB405には、電子鍵に関する情報が記憶されている。
具体的には、電子鍵は、例えばURL等である。電子鍵DB405には、電子鍵毎に、ロッカーID、ボックスID等の情報等が紐付けられて管理されている。
以上の機能的構成を有するサーバ1が上述の利用料金算出処理を実行することにより、本サービスにおいて、ロッカーボックス31毎の利用料金を適切に算出することができる。
具体的には、電子鍵は、例えばURL等である。電子鍵DB405には、電子鍵毎に、ロッカーID、ボックスID等の情報等が紐付けられて管理されている。
以上の機能的構成を有するサーバ1が上述の利用料金算出処理を実行することにより、本サービスにおいて、ロッカーボックス31毎の利用料金を適切に算出することができる。
続いて、図6を参照して実施形態の情報処理システムのサーバの動作を説明する。
図6は、実施形態の情報処理システムのサーバの動作を示すフローチャートである。
サーバ1では、ステップS11において、予約部114が、ユーザUからのロッカー装置3の予約を受け付ける。
ステップS12において、電子鍵生成部122は、予約部114により受け付けられた予約の対象のロッカー装置3を利用する際の解錠用の電子鍵を生成する。
ステップS13において、電子鍵生成部122は、生成した電子鍵を、予約元のユーザ端末2に保存すると共に、電子鍵DB405に記憶し、管理する。
図6は、実施形態の情報処理システムのサーバの動作を示すフローチャートである。
サーバ1では、ステップS11において、予約部114が、ユーザUからのロッカー装置3の予約を受け付ける。
ステップS12において、電子鍵生成部122は、予約部114により受け付けられた予約の対象のロッカー装置3を利用する際の解錠用の電子鍵を生成する。
ステップS13において、電子鍵生成部122は、生成した電子鍵を、予約元のユーザ端末2に保存すると共に、電子鍵DB405に記憶し、管理する。
予約後、ユーザUが、実際にロッカー装置3を利用するためにロッカー装置3の場所に行くと、ユーザ端末2とロッカー装置3とのBT通信が行われる。
そして、ステップS14において、電子鍵により予約対象のロッカーボックス31が解錠された場合、ステップS15において、取引管理部115は、今回利用された電子鍵を無効化すると共に、利用履歴を取引DB404に記憶する。
そして、ステップS14において、電子鍵により予約対象のロッカーボックス31が解錠された場合、ステップS15において、取引管理部115は、今回利用された電子鍵を無効化すると共に、利用履歴を取引DB404に記憶する。
ユーザUが、解錠されたロッカーボックス31に物品Cが収納した後、ロッカーボックス31の扉を閉めると、自動的に施錠される。
ロッカー装置3では、施錠されたことが検知されると、ステップS16において、電子鍵生成部122は、次に物品Cを取り出す際の解錠用の電子鍵を新たに生成し、予約元のユーザ端末2に保存すると共に、電子鍵DB405に記憶し、管理する。
このように一回のみ使用できる電子鍵を発行することで、ロッカー装置3の不正な利用行為を防止しつつユーザUの利便性の良い一時保管サービスを提供することができる。
ロッカー装置3では、施錠されたことが検知されると、ステップS16において、電子鍵生成部122は、次に物品Cを取り出す際の解錠用の電子鍵を新たに生成し、予約元のユーザ端末2に保存すると共に、電子鍵DB405に記憶し、管理する。
このように一回のみ使用できる電子鍵を発行することで、ロッカー装置3の不正な利用行為を防止しつつユーザUの利便性の良い一時保管サービスを提供することができる。
ここで、図7を参照して本サービスによる収益拡大のイメージを説明する。
図7は、本サービスの予約ニーズによる収益拡大のイメージ図である。
例えばイベントが開催される際には、イベント会場の近隣のロッカーの予約ニーズが高まるものの、長時間の予約機能を提供しているコインロッカーはほぼないのが現状である。
そこで、本サービスは、図7に示すように、利用開始前、例えば最大48時間等からの予約を可能とし、利用開始から通常よりも+100円の(100円高い)利用料金をとることで収益性を高めるものである。
また、本サービスにおいて、予約されたロッカー装置3が実際に利用されなかった場合、その利用予約は、48時間で自動的にキャンセルされ、料金は48時間分を徴収するようにしている。これにより、リスクが少なく、収益の拡大を見込めるものである。
図7は、本サービスの予約ニーズによる収益拡大のイメージ図である。
例えばイベントが開催される際には、イベント会場の近隣のロッカーの予約ニーズが高まるものの、長時間の予約機能を提供しているコインロッカーはほぼないのが現状である。
そこで、本サービスは、図7に示すように、利用開始前、例えば最大48時間等からの予約を可能とし、利用開始から通常よりも+100円の(100円高い)利用料金をとることで収益性を高めるものである。
また、本サービスにおいて、予約されたロッカー装置3が実際に利用されなかった場合、その利用予約は、48時間で自動的にキャンセルされ、料金は48時間分を徴収するようにしている。これにより、リスクが少なく、収益の拡大を見込めるものである。
以下、図8乃至図11を参照して、ユーザ端末をスマートフォンとした場合のアプリ画面の遷移に従ってサーバの動作を説明する。
図8は、アプリのロッカー装置検索用の地図画面の遷移図である。
図9は、アプリのロッカー装置の場所の選定画面の遷移図である。
図10は、アプリのロッカー装置の予約画面の遷移図である。
図11は、アプリの決済画面の遷移図である。
図8は、アプリのロッカー装置検索用の地図画面の遷移図である。
図9は、アプリのロッカー装置の場所の選定画面の遷移図である。
図10は、アプリのロッカー装置の予約画面の遷移図である。
図11は、アプリの決済画面の遷移図である。
ユーザUが、本サービスを利用するためのユーザ登録をした後、ユーザ端末2を操作して、図8(A)に示すように、アプリのロッカーの検索用の地図画面を表示させる。
地図画面には、ユーザ端末2の現在の位置を示すマーク181と、地図の表示エリアに入る範囲で検索されたロッカー装置3の配置場所を示すアイコン182乃至184と、「近くのロッカーを探す」の操作ボタン185が設けられている。
アイコン182乃至184は、夫々が異なる形態(丸、三角、バツ等)で表示される場合、夫々に意味がある。
地図画面には、ユーザ端末2の現在の位置を示すマーク181と、地図の表示エリアに入る範囲で検索されたロッカー装置3の配置場所を示すアイコン182乃至184と、「近くのロッカーを探す」の操作ボタン185が設けられている。
アイコン182乃至184は、夫々が異なる形態(丸、三角、バツ等)で表示される場合、夫々に意味がある。
この例では、アイコン182は丸の形状であり、ロッカー装置3が利用可、稼働中であることを示している。アイコン183は三角の形状であり、ロッカー装置3が予約は可能ではあるが利用時間外のため利用不可であることを示している。アイコン184はバツの形状であり、ロッカー装置3が予約も利用も不可であることを示している。
ユーザUがボタン185をタップ操作(パーソナルコンピュータ等の場合はマウスのクリック操作)することで、図8(B)に示す地図画面が表示される。
図8(B)の地図画面には、地図が拡大表示されて、ユーザ端末2の現在の位置に近いロッカー装置3の配置場所を示すアイコン182、183が絞り込まれて表示されると共に、アイコン182、183の夫々の位置のロッカー装置3の概要情報(インデックス情報)が表示される。
図8(B)の地図画面には、地図が拡大表示されて、ユーザ端末2の現在の位置に近いロッカー装置3の配置場所を示すアイコン182、183が絞り込まれて表示されると共に、アイコン182、183の夫々の位置のロッカー装置3の概要情報(インデックス情報)が表示される。
ここで、ユーザUが各ロッカー装置3の概要情報(インデックス情報)を見た中で、所望のロッカー装置3(例えばアイコン182のロッカー装置3等)の「詳細へ」のボタン186をタップ操作すると、図8(C)に示す地図画面が表示される。
図8(C)の地図画面には、地図と共にアイコン182のロッカー装置3の詳細情報187が表示される。
詳細情報187には、さらに詳細な情報にリンクされたリンクボタン188と、アイコン182のロッカー装置3の住所、ロッカー装置3の画像とが表示される。
図8(C)の地図画面には、地図と共にアイコン182のロッカー装置3の詳細情報187が表示される。
詳細情報187には、さらに詳細な情報にリンクされたリンクボタン188と、アイコン182のロッカー装置3の住所、ロッカー装置3の画像とが表示される。
さらに、ユーザUがロッカー装置3の詳細を知りたい場合、リンクボタン188をタップ操作すると、図9(A)に示す選定画面が表示される。
図9(A)の選定画面には、アイコン182のロッカー装置3の配置場所の住所、ロッカー装置3の画像の他、ロッカー装置3の1以上のロッカーボックス31のサイズ、利用料金、予約料金、「今すぐ利用する」のボタン191と、「事前に予約する」のボタン192とが表示される。
なお、ロッカー装置3の住所の欄には、経路のリンクボタンが設けられており、タップ操作することで、ナビゲーション画面が起動し、ロッカー装置3までに道順や経路が案内表示される。
図9(A)の選定画面には、アイコン182のロッカー装置3の配置場所の住所、ロッカー装置3の画像の他、ロッカー装置3の1以上のロッカーボックス31のサイズ、利用料金、予約料金、「今すぐ利用する」のボタン191と、「事前に予約する」のボタン192とが表示される。
なお、ロッカー装置3の住所の欄には、経路のリンクボタンが設けられており、タップ操作することで、ナビゲーション画面が起動し、ロッカー装置3までに道順や経路が案内表示される。
図8(A)の地図画面において、三角の形状のアイコン183をタップ操作し、画面が遷移してゆくと、図9(B)に示す選定画面が表示される。
また、図8(A)の地図画面において、バツの形状のアイコン184をタップ操作し、画面が遷移してゆくと、図9(C)に示す選定画面が表示される。
また、図8(A)の地図画面において、バツの形状のアイコン184をタップ操作し、画面が遷移してゆくと、図9(C)に示す選定画面が表示される。
図9(A)の選定画面において、アイコン182のロッカー装置3を事前予約する場合、「事前に予約する」のボタン192をタップ操作する。
ユーザUが「事前に予約する」のボタン192をタップ操作すると、図10(A)に示す予約画面が表示される。
ユーザUが「事前に予約する」のボタン192をタップ操作すると、図10(A)に示す予約画面が表示される。
図10(A)の予約画面には、ロッカー装置3の1以上のロッカーボックス31を模したロッカー選択図と、「戻る」のボタン201と、「予約・決済」のボタン202とが表示される。
ロッカー選択図には、複数のロッカーが配置されており、夫々のロッカーにはロッカー番号が表示されている。空きのロッカー番号には、丸のマークが表示されている。既に利用中または予約済のロッカー番号にはバツのマークが表示されている。
ロッカー選択図には、複数のロッカーが配置されており、夫々のロッカーにはロッカー番号が表示されている。空きのロッカー番号には、丸のマークが表示されている。既に利用中または予約済のロッカー番号にはバツのマークが表示されている。
ここで、ユーザUが、ロッカー番号が例えば“304”のロッカー203をタップ操作すると、図10(B)のように、予約画面のロッカー203の枠が強調表示、つまり選択された状態にされる。
続いて、ユーザUが、「予約・決済」のボタン202をタップ操作すると、図10(C)のように、注意を促すダイアログボックス204が表示される。ダイアログボックス204には、「OK」のボタン205が設けられている。
ダイアログボックス204の注意内容を読んだユーザUが、「OK」のボタン205をタップ操作すると、図11(A)に示す決済画面が表示される。
ダイアログボックス204の注意内容を読んだユーザUが、「OK」のボタン205をタップ操作すると、図11(A)に示す決済画面が表示される。
図11(A)の決済画面には、予約対象のロッカー番号、予約時間、予約料金、決済方法等が表示され、ユーザUは、決済画面により予約の内容を確認することができる。
この決済画面には、「決済する」のボタン211と、「戻る」のボタン212と、決済方法を変更するためのリンク213が設けられている。
ここで、ユーザUが決済方法を変更するためのリンク213をタップ操作すると、図11(B)に示す決済方法変更画面が表示される。
この決済画面には、「決済する」のボタン211と、「戻る」のボタン212と、決済方法を変更するためのリンク213が設けられている。
ここで、ユーザUが決済方法を変更するためのリンク213をタップ操作すると、図11(B)に示す決済方法変更画面が表示される。
図11(B)の決済方法変更画面には、決済方法を変更するための複数の選択ボタン群214が設けられており、ユーザUは、選択ボタン群214の中から所望の決済方法の選択ボタンをタップ操作することで、決済方法を変更することができる。
また、ユーザUが、図11(A)の決済画面又は図11(B)の決済方法変更画面の「決済する」のボタン211をタップ操作すると、表示されている予約の内容と決済方法で決済処理が実行されると共に、予約したロッカーを利用する際にロッカーを解錠するための電子鍵が生成されてユーザ端末2と電子鍵DB405の夫々に記憶される。
この結果、図11(C)に示す決済結果確認画面が表示される。
図11(C)の決済結果確認画面には、予約が完了したことを示すメッセージと、「マイロッカーへ」のボタン215が設けられている。
ここで、ユーザUが「マイロッカーへ」のボタン215をタップ操作することで、マイロッカーの画面(図示せず)が表示される。
図11(C)の決済結果確認画面には、予約が完了したことを示すメッセージと、「マイロッカーへ」のボタン215が設けられている。
ここで、ユーザUが「マイロッカーへ」のボタン215をタップ操作することで、マイロッカーの画面(図示せず)が表示される。
マイロッカーの画面は、いわゆるユーザUのマイページであり、マイロッカーの画面には、ユーザUが現在利用中のロッカー装置3や予約中のロッカー装置3の情報と、「鍵を共有する」のボタンと、「ロッカーを開ける」のボタンとが表示される。
「鍵を共有する」のボタンは、ユーザ端末2に記憶されている電子鍵を他へ共有するためのボタンであり、例えば電子鍵をコピーする、電子鍵をメッセージで送る、等の選択ボタンが設けられており、これら選択ボタンの中から所望のボタンをタップ操作することで、電子鍵を他のコピー先へコピーしたり、電子鍵を共有する相手へ送ることができる。
「鍵を共有する」のボタンは、ユーザ端末2に記憶されている電子鍵を他へ共有するためのボタンであり、例えば電子鍵をコピーする、電子鍵をメッセージで送る、等の選択ボタンが設けられており、これら選択ボタンの中から所望のボタンをタップ操作することで、電子鍵を他のコピー先へコピーしたり、電子鍵を共有する相手へ送ることができる。
「ロッカーを開ける」のボタンは、予約したロッカー装置3を実際にユーザUが利用する際にロッカー装置3の近くまで来たときに、タップ操作することで、ロッカー装置3とユーザ端末2との間でBT通信が実行されて、電子鍵の照合処理の結果、電子鍵が一致すると、ロッカーボックス31の扉の施錠が解錠され、ロッカーボックス31を利用することができるようになる。
さらに、本発明が適用される情報処理装置は、上述の第1実施形態に限定されず、次のような構成を有する各種各様の実施形態をとることができる。
上述の実施形態の説明において、ロッカーボックス31の扉の施錠を解錠する電子鍵は、物品Cを預けるユーザU1から物品Cを受け取るユーザU2にコピーして引き渡される。
そのため、物品Cがロッカーボックス31に格納されている状況において、ユーザU1とユーザU2は、いずれも電子鍵を保有し、ロッカーボックス31の解錠可能な状況が確保される。
このように、電子鍵の送り手と受け手のいずれもがロッカーボックス31を解錠することができる状況を確保することにより、例えば、ユーザU2が自身で物品Cの受け取りが困難な場合であっても、家族等に受け取りを依頼することも容易となる。
そのため、物品Cがロッカーボックス31に格納されている状況において、ユーザU1とユーザU2は、いずれも電子鍵を保有し、ロッカーボックス31の解錠可能な状況が確保される。
このように、電子鍵の送り手と受け手のいずれもがロッカーボックス31を解錠することができる状況を確保することにより、例えば、ユーザU2が自身で物品Cの受け取りが困難な場合であっても、家族等に受け取りを依頼することも容易となる。
他方、このように複数のユーザにロッカーボックス31の解錠が可能な状況においては、どのユーザが、ロッカーボックス31の解錠を行ったのかが不明確になるという問題が生じ得る。
具体的に例えば、物品Cが盗難された場合等に、ユーザU1としては「物品Cを確かにロッカーボックス31に格納したのでユーザU2が既に物品Cを受け取っている」と主張し、ユーザU2としては「ユーザU1が物品Cを取り出したのではないか」と主張することが予想される。
なお、これらの事情は、必ずしもユーザU1に限られず限定されない。即ち、これらの事情は、電子鍵を有するユーザ(例えば、ユーザU2から電子鍵を受け取った第三者)であっても同様である。
具体的に例えば、物品Cが盗難された場合等に、ユーザU1としては「物品Cを確かにロッカーボックス31に格納したのでユーザU2が既に物品Cを受け取っている」と主張し、ユーザU2としては「ユーザU1が物品Cを取り出したのではないか」と主張することが予想される。
なお、これらの事情は、必ずしもユーザU1に限られず限定されない。即ち、これらの事情は、電子鍵を有するユーザ(例えば、ユーザU2から電子鍵を受け取った第三者)であっても同様である。
そこで、このような事態を想定し、本実施形態の情報処理システムでは、電子鍵を用いて、一度ロッカーボックス31が解錠された場合に、以降、同一のロッカーボックス31の解錠を制限するワンユース電子鍵無効化機能を採用する。これにより、ワンユース電子鍵無効化機能では、解錠時にユーザIDが履歴として記録されるので、ロッカーボックス31を解錠したユーザを特定することが容易となるので、結果として、ユーザ認証を行わず、電子鍵の認証のみを行う場合であって、かつ同一の電子鍵を有する者が複数存在する場合であっても、物品Cの盗難等のリスクを軽減することができる。
即ち、ユーザU1及びU2は、有効期限が経過する前であればいつでも電子鍵によってロッカーボックス31を解錠することができる。
即ち、ユーザU1及びU2は、有効期限が経過する前であればいつでも電子鍵によってロッカーボックス31を解錠することができる。
しかしながら、電子鍵は、複数の者が同時に保持することができる。このため、ロッカー装置3が解錠のための認証を行う際、ユーザ認証を行わず、電子鍵の認証のみを行う構成となっている場合には、以下のような問題が生じる。
即ち、本来物品Cを引き取るべき者(例えば図2のユーザU1等)がロッカーボックス31を解錠する前に、同一の電子鍵を保持する別の者(例えば図2のユーザU2)がロッカーボックス31を解錠し、そこに収納されている物品Cを無断で引き取ることが可能となる。通常であれば、物品Cを引き取った者は、1回目であろうが2回目であろうがログに記録されない。このため、物品Cを引き取った者を事後的に特定できない。
即ち、本来物品Cを引き取るべき者(例えば図2のユーザU1等)がロッカーボックス31を解錠する前に、同一の電子鍵を保持する別の者(例えば図2のユーザU2)がロッカーボックス31を解錠し、そこに収納されている物品Cを無断で引き取ることが可能となる。通常であれば、物品Cを引き取った者は、1回目であろうが2回目であろうがログに記録されない。このため、物品Cを引き取った者を事後的に特定できない。
そこで、この実施形態の情報処理システムでは、同一の電子鍵を用いてロッカーボックス31を解錠できる回数を1回に限定する。具体的には、例えばPM3:00に、図4(B)のユーザU1が電子鍵を用いてロッカーボックス31を解錠した場合、取引管理部115は、直ちにユーザU1のユーザIDを解錠時刻とともに取引DB404に取引履歴として記録するとともに、使用された電子鍵を無効化する処理を行う。電子鍵が無効化されると、その後、例えばPM3:30に他のユーザU2が同一の電子鍵を用いてロッカーボックス31を解錠しようとしても解錠できない。即ち、本来物品Cを引き取るべき者がロッカーボックス31を解錠した後は、同一の電子鍵を保有する他の者が、なりすましにより解錠できなくなる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。また、上述の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、上述の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
例えば、上述の実施形態では、物品Cを夫々収納し得る閉空間としてロッカーボックス31とされているが、これは例示であり、閉空間はロッカーボックス31に限定されない。例えば、部屋や自動車等、物品を収納した状態で閉じられた空間を形成することができ、かつ、その出入口の扉を施錠できるものであればよい。
また例えば、上述の実施形態では、各駅に設置されたロッカー装置3に物品Cを保管しているが、これは例示にすぎない。ロッカー装置3の設置場所は駅に限定されず、あらゆる場所に設置することができる。例えば、ホテル、空港、繁華街、デパート等の商業施設、展示場等のイベント会場等に設置することができる。
また例えば、上述の実施形態では、解錠情報に含まれるURLからサーバ1にアクセスすることで、電子鍵をダウンロードするが、これは例示に過ぎない。解錠情報には、電子鍵を取得し得るあらゆる情報を含めることができる。
さらに言えば、上述の実施形態では、サーバ1に保管された電子鍵は、実際の鍵の引き渡しとは異なり、いわゆるコピーの概念で説明されている。
即ち、サーバ1に保管された電子鍵は、物品を預けるユーザU1及び物品を引き取るユーザU2がともに使用可能である。
しかしながら、例えば、本サービスの提供者は、ユーザU1が物品をロッカー装置3に格納した段階で、当該電子鍵の利用をユーザU2に制限してもよい。この場合、電子鍵が悪用されるようなリスクを低減することができる。
さらに言えば、上述の実施形態では、サーバ1に保管された電子鍵は、実際の鍵の引き渡しとは異なり、いわゆるコピーの概念で説明されている。
即ち、サーバ1に保管された電子鍵は、物品を預けるユーザU1及び物品を引き取るユーザU2がともに使用可能である。
しかしながら、例えば、本サービスの提供者は、ユーザU1が物品をロッカー装置3に格納した段階で、当該電子鍵の利用をユーザU2に制限してもよい。この場合、電子鍵が悪用されるようなリスクを低減することができる。
また、例えば、上述の実施形態では、第1条件及び第2条件の例はあくまでも例示に過ぎない。
具体的に例えば、サーバ1は、「生成された電子鍵がユーザU2に送信されたこと」を第1条件として採用してもよい。
さらに、「ユーザU1が、ロッカーに物品Cを格納した場合」や、「ユーザU2が物品Cの受け取りが可能となったこと」を第1条件として採用してもよい。
また例えば、サーバ1は、「所定の時刻(例えば、午前10時)」や、ユーザU1による入力ボタンの押下があったこと」を第2条件として採用してもよい。
具体的に例えば、サーバ1は、「生成された電子鍵がユーザU2に送信されたこと」を第1条件として採用してもよい。
さらに、「ユーザU1が、ロッカーに物品Cを格納した場合」や、「ユーザU2が物品Cの受け取りが可能となったこと」を第1条件として採用してもよい。
また例えば、サーバ1は、「所定の時刻(例えば、午前10時)」や、ユーザU1による入力ボタンの押下があったこと」を第2条件として採用してもよい。
また、例えば、上述の実施形態では、ユーザU1による明示の指示について、物品Cをロッカーに格納した後、ユーザ端末2−1を操作して、ユーザによる入力ボタンを押下する、と説明したが、これに限られない。
即ち、ユーザU1による明示の指示は、ユーザU1が物品Cを入れて、ユーザU2へ物品Cの受け取り指示をメール等で、送信する際の送信ボタンの押下としてもよいし、指示検知部105が、明示の指示を認識できればよい。
また、明示の指示は、ユーザ端末2−1以外(例えば、ユーザ端末2−2、ロッカー装置3)による入力ボタンの押下によってもよい。また、ユーザU2からのユーザ端末2−2やロッカー装置3の操作による明示の指示であってもよい。
即ち、ユーザU1による明示の指示は、ユーザU1が物品Cを入れて、ユーザU2へ物品Cの受け取り指示をメール等で、送信する際の送信ボタンの押下としてもよいし、指示検知部105が、明示の指示を認識できればよい。
また、明示の指示は、ユーザ端末2−1以外(例えば、ユーザ端末2−2、ロッカー装置3)による入力ボタンの押下によってもよい。また、ユーザU2からのユーザ端末2−2やロッカー装置3の操作による明示の指示であってもよい。
また例えば、上述の実施形態では、ロッカー装置3の利用料金を、所定の時間以内(第1条件が開始してから第2条件が満たされるまで)は無料であり、以降の料金が有料であることを前提として説明したが、特にこれに限定されない。
即ち、例えば、本サービスの提供者は、1時間毎に利用料金が高額になっていく等、第1条件が開始してから第2条件が満たされるまでの時間に応じて、様々な料金を設定してもよい。
即ち、例えば、本サービスの提供者は、1時間毎に利用料金が高額になっていく等、第1条件が開始してから第2条件が満たされるまでの時間に応じて、様々な料金を設定してもよい。
また、上述の実施形態における利用料金とは、必ずしも金銭のみに限られず、金銭を代用するものであってもよい。例えば、電子マネー、各種ポイント、有料のチケット等であってもよく、既に一般的に利用されているものであってもよい。このため、ユーザUとしてみれば、例えばプリペイド型の電子マネー(例えばSuica(登録商標)、nanaco(登録商標))や、ガソリンスタンド等で貯めた各種ポイントサービスのポイント等の残高を、料金の支払いにあてることもできる。これにより、ユーザUは、目に見える金銭によって支払いを行うよりも、負担を感じることなくロッカー装置3を気軽に利用することができる。また、サービス提供者Mとしてみれば、既に一般的に利用されている電子マネーや各種ポイント等の利用先の1つに、自身の提供するサービスを加えることができるので、利用者数の拡大を図ることができる。
また例えば、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
また、図5に示す機能ブロック図は、例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能がサーバに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロック及びデータベースを用いるのかは特に図5の例に限定されない。また、機能ブロック及びデータベースの存在場所も、図5に特に限定されず、任意でよい。例えば、サーバの機能ブロック及びデータベースをユーザ端末等に移譲させてもよい。逆にユーザ端末の機能ブロック及びデータベースをサーバ等に移譲させてもよい。
また、1つの機能ブロック及びデータベースは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
また、図5に示す機能ブロック図は、例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能がサーバに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロック及びデータベースを用いるのかは特に図5の例に限定されない。また、機能ブロック及びデータベースの存在場所も、図5に特に限定されず、任意でよい。例えば、サーバの機能ブロック及びデータベースをユーザ端末等に移譲させてもよい。逆にユーザ端末の機能ブロック及びデータベースをサーバ等に移譲させてもよい。
また、1つの機能ブロック及びデータベースは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザ等にプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図示せぬリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザ等に提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上を換言すると、本発明が適用される管理装置は、次のような構成を有していれば足り、各種各様な実施の形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置(例えば図5のサーバ1等)は、
物品(例えば物品C等)を収納し得る閉空間(例えばロッカー端末3の1以上のロッカーボックス31等)を所定の時間帯の間に所定の利用料で使用させる予約を受け付ける予約手段(例えば図5の予約部114等)と、
前記予約に基づいて(前記物品(例えば物品C等)の収納に)利用された前記閉空間(例えばロッカー端末3の予約した特定のロッカーボックス31等)(の出入口の扉の施錠の検知、又は当該閉空間(例えばロッカー端末3の予約した特定のロッカーボックス31等))の出入口(の扉)の施錠を解錠するための電子鍵を生成する電子鍵生成手段(例えば電子鍵生成部122等)と、
を備える。
これにより、物理的な鍵を持ち歩くことなく、電子鍵により予約した閉空間(例えばロッカー端末3の1つのロッカーボックス31等)の出入口の扉の施錠を解除し閉空間(例えばロッカー端末3の1以上のロッカーボックス31等)に物品を出し入れすることができる。このため、従来のように鍵を置き忘れたり、落としたりする等で物品が預けられない事態や物品を取り出せない事態に陥ることを防止できる。
この結果、物品を一時保管するサービスにおいて、閉空間(例えばロッカー端末3の1以上のロッカーボックス31等)の利用や管理における利便性を向上することができる。
物品(例えば物品C等)を収納し得る閉空間(例えばロッカー端末3の1以上のロッカーボックス31等)を所定の時間帯の間に所定の利用料で使用させる予約を受け付ける予約手段(例えば図5の予約部114等)と、
前記予約に基づいて(前記物品(例えば物品C等)の収納に)利用された前記閉空間(例えばロッカー端末3の予約した特定のロッカーボックス31等)(の出入口の扉の施錠の検知、又は当該閉空間(例えばロッカー端末3の予約した特定のロッカーボックス31等))の出入口(の扉)の施錠を解錠するための電子鍵を生成する電子鍵生成手段(例えば電子鍵生成部122等)と、
を備える。
これにより、物理的な鍵を持ち歩くことなく、電子鍵により予約した閉空間(例えばロッカー端末3の1つのロッカーボックス31等)の出入口の扉の施錠を解除し閉空間(例えばロッカー端末3の1以上のロッカーボックス31等)に物品を出し入れすることができる。このため、従来のように鍵を置き忘れたり、落としたりする等で物品が預けられない事態や物品を取り出せない事態に陥ることを防止できる。
この結果、物品を一時保管するサービスにおいて、閉空間(例えばロッカー端末3の1以上のロッカーボックス31等)の利用や管理における利便性を向上することができる。
前記予約手段(例えば図5の予約部114等)は、
予め設定された条件(例えば閑散期(冬期や深夜等)や繁忙期(春期、日中等)等の季節や深夜の時間帯)に応じて、予約された前記閉空間(例えばロッカー端末3の1以上のロッカーボックス31等)の前記利用料を変化させる。具体的には閑散期は平常時の利用料よりも利用料を安くし繁忙期は平常時の利用料よりも利用料を高くする。
このように、予約時に閉空間(例えばロッカー端末3の1以上のロッカーボックス31等)を利用する際の条件(タイミング)に応じて利用料を変化させることで、ユーザにとって使い勝手の良いタイミングを選んで予約することができるので、閉空間(例えばロッカー端末3の1以上のロッカーボックス31等)を利用する上での利便性を向上することができる。
予め設定された条件(例えば閑散期(冬期や深夜等)や繁忙期(春期、日中等)等の季節や深夜の時間帯)に応じて、予約された前記閉空間(例えばロッカー端末3の1以上のロッカーボックス31等)の前記利用料を変化させる。具体的には閑散期は平常時の利用料よりも利用料を安くし繁忙期は平常時の利用料よりも利用料を高くする。
このように、予約時に閉空間(例えばロッカー端末3の1以上のロッカーボックス31等)を利用する際の条件(タイミング)に応じて利用料を変化させることで、ユーザにとって使い勝手の良いタイミングを選んで予約することができるので、閉空間(例えばロッカー端末3の1以上のロッカーボックス31等)を利用する上での利便性を向上することができる。
1・・・サーバ、2,2−1,2−2,2−3,2−n・・・ユーザ端末、3,3−1,3−2,3−m・・・ロッカー装置、11・・・CPU、18・・・記憶部、19・・・通信部、20・・・ドライブ、30・・・リムーバブルメディア、31・・・ロッカーボックス、101・・・主制御部、111・・・ユーザ認証部、112・・・ユーザ管理部、113・・・ロッカー管理部、114・・・予約部、115・・・取引管理部、121・・・予約管理部、122・・・電子鍵生成部、401・・・ユーザDB、402・・・ロッカーDB、403・・・予約DB、404・・・取引DB、405・・・電子鍵DB、C・・・物品、M・・・サービス提供者、N・・・ネットワーク、U,T・・・ユーザ
Claims (2)
- 物品を収納し得る閉空間を所定の時間帯の間に所定の利用料で使用させる予約を受け付ける予約手段と、
前記予約に基づいて、前記時間帯に利用される前記閉空間の出入口を解錠するための電子鍵を生成する電子鍵生成手段と、
を備える情報処理装置。 - 前記予約手段は、
予め設定された条件に応じて、予約された前記閉空間の前記利用料を変動させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020067450 | 2020-04-03 | ||
JP2020067450 | 2020-04-03 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021166043A true JP2021166043A (ja) | 2021-10-14 |
Family
ID=78022175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021063996A Pending JP2021166043A (ja) | 2020-04-03 | 2021-04-05 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021166043A (ja) |
-
2021
- 2021-04-05 JP JP2021063996A patent/JP2021166043A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240402 |