JP2021165477A - 柱と梁との接合構造及び柱と梁との接合構造の施工方法 - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、本発明に係る柱と梁との接合構造は、コンクリート充填鋼管造の柱と鉄骨造の梁との接合構造であって、前記柱は、鉛直方向に延びる鋼管と、該鋼管の内部に配置され、鉛直方向に延びる接合鉄骨と、を有し、前記鋼管に連通し、前記鋼管から突出する前記接合鉄骨を囲繞するように設けられたふさぎ部材と、前記梁に接合される接合梁と、前記鋼管の内部及び前記ふさぎ部材の内部に充填されたコンクリート部と、を備えることを特徴とする。
また、従来のように、鋼管の内部に補強鉄筋体等の鉄筋を配置する手間がなく、施工性が良い。
また、柱と梁との接合部(柱端部)には鉄骨コンクリート構造であり、圧縮力に対してはコンクリートが負担し、引張力に対しては接合鉄骨が負担することによって、効率的に曲げ耐力を負担することができる。
また、従来のように、鋼管の内部に補強鉄筋体等の鉄筋を配置する手間がなく、施工性が良い。
また、柱と梁との接合部(柱端部)には鉄骨コンクリート構造であり、圧縮力に対してはコンクリートが負担し、引張力に対しては接合鉄骨が負担することによって、効率的に曲げ耐力を負担することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る柱と梁との接合構造を示す鉛直断面図である。図2(a)は図1のA−A線断面図であり、図2(b)は図1のB−B線断面図である。
図3は、柱と梁との接合構造の施工方法を示す図であり、(a)鋼管設置工程を示す図であり、(b)接合部材設置工程を示す図であり、(c)梁接合工程を示す図である。図4は、柱と梁との接合構造の施工方法を示す図であり、(a)コンクリート充填工程及び鉄骨接合工程を示す図であり、(b)鋼管設置工程を示す図である。
接合鉄骨42を囲繞するように、鋼管41を設置する。
図3(b)に示すように、ふさぎ板2が鋼管41と連通するように、接合部材3を設置する。ふさぎ板2の内部には、下階Aの接合鉄骨42の上側接合鉄骨42Aが挿通される。
図3(c)に示すように、接合部材3の接合梁1Xに、梁1をボルト等で接合する。また、床デッキプレートを敷き込んでおく。
図4(a)に示すように、鋼管41の内部及びふさぎ板2の内部にコンクリートを打設する。上階Bでは、下階Aに設置された接合鉄骨42の上側接合鉄骨42Aの上部が床Fから突出している。この部分は、上階Bに設置される接合鉄骨42−1の下側接合鉄骨42B−1に相当する。
下側接合鉄骨42B−1の上方に上側接合鉄骨42A−1を配置して接合部43で接合する。
次に、本発明の一実施形態の変形例に係る柱と梁との接合構造について、主に図5を用いて説明する。
以下の変形例において、前述した実施形態で用いた部材と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図5に示すように、本変形例では、接合鉄骨42Xは、水平断面がH字状をなす一対のH形鋼46が直交するように(水平断面で略十字状になるように)して構成されている。あるいは、接合鉄骨は、1個のT字断面鋼が配置されて構成されていたり、一対のT字断面鋼を直交するように配置して構成されていたりしてもよい。
1X…接合梁
2…ふさぎ板(ふさぎ部材)
3…接合部材
4…柱
41…鋼管
42…接合鉄骨
42A…上側接合鉄骨
42B…下側接合鉄骨
43…接合部
49…コンクリート部
100…接合構造
F…床
Claims (7)
- コンクリート充填鋼管造の柱と鉄骨造の梁との接合構造であって、
前記柱は、
鉛直方向に延びる鋼管と、
該鋼管の内部に配置され、鉛直方向に延びる接合鉄骨と、を有し、
前記鋼管に連通し、前記鋼管から突出する前記接合鉄骨を囲繞するように設けられたふさぎ部材と、
前記梁に接合される接合梁と、
前記鋼管の内部及び前記ふさぎ部材の内部に充填されたコンクリート部と、を備えることを特徴とする柱と梁との接合構造。 - 平面視で、前記接合鉄骨は、前記接合梁を該接合梁の延在方向に延長した領域内に配置されている請求項1に記載の柱と梁との接合構造。
- 前記接合鉄骨は、
前記鋼管の上方から該鋼管の内部に延びる上側接合鉄骨と、
前記鋼管の下方から該鋼管の内部に延びる下側接合鉄骨と、を有し、
前記上側接合鉄骨の下部と前記下側接合鉄骨の上部とを接合する接合部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の柱と梁との接合構造。 - 前記接合部は、前記鋼管の鉛直方向の中央に配置されている請求項3に記載の柱と梁との接合構造。
- 前記接合鉄骨は、H形鋼であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の柱と梁との接合構造。
- 床面から上方に突出するように延びる接合鉄骨を囲繞するように鋼管を設置する鋼管設置工程と、
筒状に形成されたふさぎ部材及び該ふさぎ部材に設けられ梁に接合される接合梁を有する接合部材を、前記ふさぎ部材が前記鋼管に連通するように設置する接合部材設置工程と、
前記接合梁に前記梁を接合する梁接合工程と、
前記鋼管の内部及び前記ふさぎ部材の内部にコンクリートを打設するコンクリート打設工程と、を備えることを特徴とする柱と梁との接合構造の施工方法。 - 前記接合鉄骨は、前記床面から上方に突出する下側接合鉄骨と、該下側接合鉄骨の上方に配置される上側接合鉄骨と、を有し、
前記鋼管設置工程の前に、前記下側接合鉄骨の上部と前記上側接合鉄骨の下部とを接合部で接合する鉄骨接合工程を備えることを特徴とする請求項6に記載の柱と梁との接合構造の施工方法。
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JP2020068901A JP2021165477A (ja) | 2020-04-07 | 2020-04-07 | 柱と梁との接合構造及び柱と梁との接合構造の施工方法 |
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