JP2021164968A - 束移載装置、束移載方法、及び差込体 - Google Patents

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壮一 櫻井
Soichi Sakurai
貴也 白井
Takaya Shirai
泰佑 鷲尾
Taisuke Washio
燎平 吉田
Ryohei Yoshida
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Abstract

【課題】複数のシート体からなる束の移載の際における、作業者の重筋作業を解消する。【解決手段】ロボットアーム5Aに取り付けられたハンド部6と、ハンド部6を制御する制御部7とを備え、束4を移載する束移載装置である。ハンド部6は、躯体部60と、躯体部60に対し、前進位置と後退位置とに進退可能になっている下側把持部61Aと、前進位置の下側把持部61Aと上下で対向可能な上側把持部61Bと、躯体部60に対し、下側把持部61Aの後退位置よりも前方の前進位置と下側把持部61Aの前進位置よりも後方の後退位置とに進退可能になっている共に、下側把持部61Aの高さ位置よりも下方の下方位置と、下側把持部61Aの高さ位置よりも上方の上昇位置62cとに昇降可能となっている板状の差込体62と、を備えることを要旨とする。【選択図】図1

Description

本発明は、間紙で上下が仕切られたシート体の束を移載するための技術に関する。本発明は、特に、束が未結束で移載される場合に有効である。
なお、シート体は、フィルム体や厚紙などからなる。シート体は、金属板等でも良い。
例えば、サック貼り工程では、パレット上に積載されているブランクス(シート体)の束を、順番に、サック貼り機のコンベア(フィーダー)上に移載する。移載された各束のブランクスは、順番に、サック貼り機によって、立体形状に加工される。ここで、ブランクスの束は、前工程にて、パレット上に、面付けされて、複数箇所に積層されていると共に、上下の束間に間紙が介挿された状態となっている。そして、フォークリフトなどによって、パレット毎、サック貼り工程の上流側に移載される。
現状、サック貼り工程では、パレット上の各ブランクスの束をサック貼り機のコンベア上に移載する作業は、作業員が、上側の束から順番に持ち上げて、コンベアに移載している。
しかし、束の重量が重く、束の移載作業は重筋作業であって、作業員の負担が大きい。
また、サック貼り工程の高速化に伴い、束の移載作業頻度も高くなって、さらなる作業員の負担増加が見込まれる。
このため、束の移載作業の自動化が望まれている。しかしながら、束と間紙との間に隙間がなく、ロボットでハンドリングすることが困難であり、人手作業に頼らざると得ない状況であった。
ここで、特許文献1には、多関節型ロボットのハンド部に設けた薄板状の爪部を、粘着シートとフィルムとの間に入り込ませることが記載されている。しかしながら、この爪部は、柔軟性のある粘着シート上に貼り付けた1枚のフィルムを剥離させることを想定したものであって、複数枚のシート体からなる重量物の束の下面に差し込むことを想定していない。
特許第5914308号公報
本発明は、上記のような点に着目したもので、複数のシート体からなる束を自動で移載可能とすることを目的とする。
課題解決のために、本発明の一態様は、多関節型ロボットのロボットアームに取り付けられたハンド部と、上記ハンド部を制御する制御部とを備え、積層された複数のシート体からなる束と束との間に間紙が介挿されて載置された移載体から、各束を移載する束移載装置であって、上記ハンド部は、躯体部と、上記躯体部に対し、前進位置と後退位置とに進退可能になっている下側把持部と、前進位置の上記下側把持部と上下で対向可能な上側把持部と、上記躯体部に対し、上記下側把持部の後退位置よりも前方の前進位置と上記下側把持部の前進位置よりも後方の後退位置とに進退可能になっている共に、上記下側把持部の高さ位置よりも下方の下方位置と、上記下側把持部の高さ位置よりも上方の上昇位置とに昇降可能となっている板状の差込体と、を備えることを要旨とする。
また、本発明の他の態様は、積層された複数のシート体からなる束と束との間に間紙が介挿されて載置された移載体から、多関節型ロボットのロボットアームに取り付けられたハンド部の把持用チャックで、移載する束を上下から把持して、当該束を移載する束移載方法であって、上記ハンド部は、上下で対向可能な下側把持部と上側把持部とからなる把持用チャックと、少なくとも先端部が上記間紙に押しつけたときに上下方向に撓る薄板からなる板状の差込体とを備え、上記差込体を、上記間紙と当該間紙上に載置されている束の最下位置のシート体との間に差し込んだ後に当該差込体を上昇させて、上記間紙と当該間紙上に載置されている束の最下位置のシート体との間に隙間を形成し、その隙間に上記下側把持部を差し込んだ後に、上記差込体を、上記間紙と当該間紙上に載置されている束の最下位置のシート体との間から外す、ことを要旨とする。
また、本発明の他の態様は、積層された複数のシート体からなる束と束との間に間紙が介挿されて載置された移載体における、束を移載するために、上記間紙と、当該間紙上に載置されている束の最下位置のシート体との間に差し込むための差込体であって、先端側から後端部側に向けて、先端部側の薄板部と、上記薄板部に連続し上記薄板部よりも板厚が厚い支持部とを備え、上記薄板部の厚さは、上記シート体の厚さ以下であり、上記支持部の厚さは、上記シート体の厚さよりも厚いことを要旨とする。
本発明の態様によれば、積み上げられた、複数のシート体からなる束の移載を自動化することが可能となる。その結果、複数のシート体からなる束の移載の際における、作業者の重筋作業を解消することが可能となる。
本発明に基づく実施形態に係る束移載装置を説明する模式図である。 本発明に基づく実施形態に係る差込体の構成を示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本発明に基づく実施形態に係る制御部の処理フローの例を示す図である。 差込み位置検出の処理を説明する図である。 差込み位置検出の処理のためにハンド部を下方まで降下させた状態の図である。 レーザー変位計での距離の検出例を示す図である。 差込体の差込前の状態を説明する図である。 差込体の先端部を間紙に当接した状態を示す図である。 差込体の先端部を間紙と束との間に挿入した状態を示す図である。 差込体を支持部まで差し込んだ状態を示す図である。 差込体を上昇させて、間紙と束との間に隙間を形成した状態を示す図である。 隙間に下側把持部を差し込んだ状態を示す図である。 把持用チャックで束を把持した状態を示す図である。 束の移載中の状態を示す図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、前工程でパレット1上に積載されたブランクス(シート体4a)の束4を、順番に、サック貼り機のコンベア上に移載する場合を例に挙げて説明する。もっとも、本発明は、サック貼り工程での束4の移載以外であっても、パレット1などの台の上に積載された複数のシート体4aからなる束4の移載に適用可能である。
ここで、パレット1上には、図1に示すように、面付けされて複数箇所に束4が積層(積み付け)されていると共に、上下で積み重ねられている束4間には、間紙3が介挿されて上下の束4間が分離されている。ここで、上下の束4間に間紙3が介挿されているのは、各束4が未結束状態であることから、各束4の境目位置が分かるようにするためである。
また、束4が未結束なのは、移載された束4の各ブランクスを順番に搬送してサック貼り処理が確実に実行できるようにするためである。
「構成」
本実施形態の束移載装置は、多関節型ロボット5のロボットアーム5Aに取り付けられたハンド部6と、ハンド部6を制御する制御部7とを備える。また、積層された複数のシート体4aからなる束4と束4との間に間紙3が介挿された状態で、複数の束4がパレット1上に面付け及び積み付けられることで移載体2が構成される。そして、本実施形態の束移載装置は、該パレット1上の移載体2における上側の束4から順番に、各束4を移載する装置である。
なお、多関節型ロボット5を採用することで、ハンド部6自体は、略3次元方向に自在に姿勢変化や移動が可能となっている。
(ハンド部6)
ハンド部6には、ハンド部本体である躯体部60と、把持用チャック61と、板状の差込体62と、レーザー変位計63と、前側押え部69と、下側把持部進退機構64と、差込体進退機構65と、差込体昇降機構66と、上側把持部昇降機構67と、前側押え部昇降機構68と、を備える。
(躯体部60)
躯体部60は、ロボットアーム5Aの先端部に連結され、ロボットアーム5Aによって姿勢変化と移動が可能となっている。
(把持用チャック61)
把持用チャック61は、躯体部60に支持されている。
把持用チャック61は、上下で対向可能な下側把持部61Aと上側把持部61Bとを備える。
<下側把持部61A>
下側把持部61Aは、躯体部60に対し、スライダーなどの不図示の案内部品によって、前進位置と後退位置とに進退可能に支持されている。下側把持部61Aは、その進退方向に沿って延在した板状の部品である。
下側把持部61Aは、下側把持部進退機構64の駆動によって、進退するように構成されている。下側把持部進退機構64は、例えば空圧シリンダ装置や電動モータなどの公知の機構で構成される。
下側把持部61Aは、後退位置61Aaでは、躯体部60内に収容されており、前進位置61Abでは、躯体部60の正面を向く壁面60aから、前方に突出した位置に設定される。
なお、下側把持部61Aの後端部側は、下側把持部進退機構64への取付け部を構成している。
<上側把持部61B>
上側把持部61Bは、躯体部60に対し支持されて、上側把持部昇降機構67によって昇降可能に構成されている。上側把持部昇降機構67は、例えば軸を上下に向けたシリンダ装置から構成され、そのシリンダ装置のピストンの先端部に上側把持部61Bが取り付けられている。
上側把持部61Bは、前進位置61Abの下側把持部61Aの上方位置に配置される。そして、上側把持部61Bは、下降することで束4の上面に所定圧で当接して、下側把持部61Aと共に移載する束4を上下から把持可能となっている。
(差込体62)
差込体62は、図2に示すように、進退方向に延びた舌状の平板材から構成されている。差込体62は、厚さ方向を上下に向けた平板部材である。
差込体62は、少なくとも先端部が、間紙3に押しつけたときに上下方向に撓る可撓性を有する薄板から構成される。差込体62の先端の輪郭は、平面視、円弧状となっている。その差込体62の先端は差込刃を構成する。
本実施形態の差込体62は、進退方向に沿って先端側から、先端部側の薄板部62Aと、薄板部62Aに連続し薄板部62Aよりも板厚が厚い支持部62Bとを有する。後端部側は取付け部である。
薄板部62Aは、間紙3に沿って撓むことが可能で、束4と間紙3との間に挿入でき、且つ、挿入時のワークへのダメージが小さい事が可能な機能を発揮可能な厚さに設定する。また、支持部62Bは、ワークを持ち上げ可能な強度を有し、持ち上げ時のワークへのダメージが小さく、且つ、耐久性が十分な事(例えば持ち上げ回数100万回以上)という機能を発揮可能な厚さとする。
薄板部62Aの厚さは、材質などに影響するが、例えば、シート体4aの厚さ以下であり、支持部62Bの厚さは、材質などに影響するが、例えば、シート体4aの厚さよりも厚いことが好ましい。例えば、薄板部62Aが、間紙3に押しつけたときに上下方向に撓る強度の薄板からなり、支持部62Bは、束4を持ち上げ可能な剛性を有することが好ましく、このような観点から各部の厚さを設定すればよい。
差込体62は、躯体部60に対し、差込体進退機構65によって、下側把持部61Aの後退位置61Aaよりも前方の前進位置と下側把持部61Aの前進位置よりも後方の後退位置とに進退可能になっている。具体的には、差込体62は、前進することで、躯体部60の正面を向く壁面60aから、前方に突出した位置に設定される。また、差込体62は、後退することで、躯体部60内に収容される。
差込体進退機構65は、例えばシリンダ装置で構成される。
また、差込体62は、躯体部60に対し、差込体昇降機構66によって、下側把持部61Aの高さ位置よりも下方の下方位置と、下側把持部61Aの高さ位置よりも上方の上昇位置とに昇降可能となっている。
差込体昇降機構66は、例えばシリンダ装置で構成される。
ここで、差込体62と下側把持部61Aとは、上面視において、重なりが無い位置に配置されている。本実施形態では、上面視において、下側把持部61Aを左右2対とし、その2対の下側把持部61Aの間に差込体62が配置される。
(レーザー変位計63)
レーザー変位計63は、下側把持部61A及び差込体62よりも上方で躯体部60に設けられて、束4と間紙3との境目を検出するセンサである。
レーザー変位計63は、図4のように、移載する束4側に向け且つ斜め下方にレーザー光を投射することで、対向する物体との距離の計測を実行する。レーザー光を投射角は、例えば、水平方向に対し斜め下方20度〜30度に設定する。
(前側押え部69)
前側押え部69は、上面視で前進位置61Abの下側把持部61Aよりも前側位置で躯体部60に支持されて、前側押え部昇降機構68によって、昇降可能となっている。前側押え部昇降機構68は、例えば軸を上下に向けたシリンダ装置からなる。
(制御部7)
制御部7は、コンピュータで構成され、ハンド部6の挙動を制御する処理を実行する。
制御部7は、図3に示すように、第1設定部S10、差込み位置検出部S20、差込体差込処理部S30、束押さえ処理部S40、差込体上昇処理部S50、下側把持部差込処理部S60、差込体後退処理部S70、把持完了処理部S80、束押さえ解除部S90、束移載処理部S100及び束把持解除部S110を備え、この順番に処理を実行して各束4を順番に移載する処理を実行する。
<第1設定部S10>
第1設定部S10は、下側把持部61A及び差込体62を、後退位置61Aa、62aに設定して躯体部60内に収納状態とし、且つハンド部6を、上面視で移載する束4に対向可能な位置に設定する(図4参照)。
<差込み位置検出部S20>
差込み位置検出部S20は、レーザー変位計63からの検出信号に基づき、束4を検出し、さらに、図4→図5のように、ハンド部6を束4に沿って下降させつつ、レーザー変位計63からの検出信号を連続的に取得する。そして、検出結果である距離が短くなる高さ位置に基づき、間紙3と、当該間紙3上に載置されている束4の最下位置のシート体4aとの間の境目の高さ位置を検出する処理を実行する。
ハンド部6の下降に伴う、レーザー変位計63からの検出信号に基づく距離の計測は、図6に示すような計測結果となる。そして、レーザー変位計63の斜め下方に投射するレーザー光が間紙3の上面に照射されている状態では、図6に示すように、ハンド部6の下降に応じて距離が連続的に短くなり、間紙3の端部を過ぎたら、急に束4までの距離に戻る。この距離の検出から、束4と間紙3の間の距離が検出される。
例えば、レーザー変位計63からの検出信号に基づき、複数のシート体からなる束4と間紙3の側面距離を測定し、測定距離のピーク値から下限値までを差分計算する。その差分計算をすることにより、束4と間紙3の境目を検出する。
ここで、レーザー変位計63からの検出信号に基づき、束4を検出した際に、ハンド部6と束4との距離が所定の目標距離となるようにハンド部6の位置調整を実行してもよい。また、レーザー変位計63を左右2対設けて、2対のレーザー変位計63の検出値に基づき、ハンド部6が移載する束4と正対する位置となるように、ハンド部6の姿勢の微調整を実行してもよい。
<差込体差込処理部S30>
ハンド部6を、差込み位置検出部S20の検出結果に基づき、間紙3の高さ位置よりも高い位置にハンド部6を上下に移動させ、差込体62を前進位置62bに移動させて突出させる。この処理は、差込位置設定部の処理を構成する。
次に、差込体差込処理部S30は、側面視で、束4側が下側となるようにハンド部6の姿勢を傾け、ハンド部6を束4に近づける(図7参照)。この状態では、差込体62の先端部に間紙3の上面が接触若しくは近接した状態とする。
次に、差込体差込処理部S30は、ハンド部6を、少しだけ、例えば5mm下降させることで、差込体62の先端部である薄板部62Aが、図8のように、間紙3に倣うように撓んだ状態となる。
次に、差込体差込処理部S30は、図9のように、ハンド部6を前進させて、図9(b)のように、間紙3と束4の間に、差込体62の先端部(薄板部62A)を挿入した状態とする。
次に、差込体差込処理部S30は、図10のように、ハンド部6(差込体62)の姿勢を水平に戻しつつ、ハンド部6を前進させることで、差込体62の支持部62Bを間紙3と束4の隙間に差し込んだ状態とする。なお、ハンド部6の姿勢を水平に変更してから、ハンド部6を前進させてもよい。
このとき、差込体62の支持部62Bまで差し込まれるようにする。
<束押さえ処理部S40>
束押さえ処理部S40は、差込体上昇処理部S50で差込体62を上昇位置62cに移動させる前に、図11に示すように、前側押え部69を下降させて、前側押え部69で束4の前側を上側から押さえた状態とする処理を実行する。これによって、パレット1と前側押え部69とによって、両1,69の間にある束4が拘束される。
<差込体上昇処理部S50>
差込体上昇処理部S50は、図11に示すように、下降位置62b且つ前進位置となって、間紙3と束4の間に差し込まれた差込体62を、図11に示すように、上昇位置62cに移動させる処理を実行する。
<下側把持部差込処理部S60>
下側把持部差込処理部S60は、図12に示すように、差込体上昇処理部S50の処理で差込体62が上昇位置62cに移動したと判定すると、下側把持部61Aを前進位置61Abに前進させる処理を実行する。
これによって、差込体62の上昇で形成した間紙3と束4の間の空間に、下側把持部61Aが差し込まれた状態となる。
<差込体後退処理部S70>
差込体後退処理部S70は、図12に示すように、間紙3と束4の間の空間に、下側把持部61Aが差し込まれたと判定すると、前進位置及び上昇位置62cとなっている差込体62を後退位置62aに移動させる処理を実行する。
これによって、間紙3と束4の間に位置していた差込体62が引き戻され、束4の下面が下側把持部61Aの当接した状態となる。
<把持完了処理部S80>
把持完了処理部S80は、下側把持部61Aの差し込みが完了し、差込体62が躯体部60内に戻されたと判定すると、図13に示すように、上側把持部61Bを降下させて、当該上側把持部61Bで、移載する束4の上側を押さえる処理を実行する。これによって、下側把持部61Aと上側把持部61Bとで束4を上下から把持した状態となる。
ここで、この状態にあっては、下側把持部61Aと上側把持部61Bとで把持される束4の端部部分は、若干、側面視で見て傾いている(図13参照)。このため、把持完了処理部S80は、側面視において、下側把持部61Aの先端部が下側となるように、ハンド部6の姿勢を傾けた状態で、上側把持部61Bを降下させて把持用チャック61で把持させて、より把持が確実に実行させるようにしてもよい。
<束押さえ解除部S90>
束押さえ解除部S90は、上下から下側把持部61Aと上側把持部61Bとで移載する束4が把持されたと判定したら、前側押え部69を上昇させて、束4の前側の押えを解除する処理を実行する。
<束移載処理部S100>
束移載処理部S100は、図14に示すように、把持用チャック61での移載する束4の把持が完了したと判定したら、ロボットアーム5Aを駆動して、ハンド部6をサック貼り機のフィーダーまで移動する処理を実行する。
<束把持解除部S110>
束把持解除部S110は、把持用チャック61による束4の把持を解除する。
束把持解除部S110までの処理で、1つの束4の移載が完了する。その後、第1設定部S10に戻って、次の束4の移載処理を実行する。
次に移載する束4の位置近傍までのハンド部6の移動指令は、オペレータの手動指示で実行されても良いし、予め設定した面付けなどに基づきで自動的に実行しても良い。また、パレット1上の移載体2を撮像部(不図示)で撮像し、撮像画像に画像処理を実行して束4の位置座標を取得して、ハンド部6を移動させてもよい。
(動作その他)
本実施形態では、束移載装置を用いて、積層された複数のシート体4aからなる束4と束4との間に間紙3が介挿されて載置された移載体2から、多関節型ロボット5のロボットアーム5Aに取り付けられたハンド部6の把持用チャック61で、移載する束4を上下から把持して、当該束4を移載する処理を実行する。
具体的には、本実施形態では、差込体62を、間紙3と当該間紙3上に載置されている束4の最下位置のシート体4aとの間に差し込んだ後に当該差込体62を上昇させて、間紙3と当該間紙3上に載置されている束4の最下位置のシート体4aとの間に隙間を形成する。そして、その隙間に下側把持部61Aを差し込んだ後に、差込体62を、間紙3と当該間紙3上に載置されている束4の最下位置のシート体4aとの間から外す。
これによって、所定の剛性と厚みを持った把持用チャック61の下側把持部61Aを、移載する束4と間紙3の間に設定される。
このとき、差込体62は、先端側から後端に向けて、先端部側の薄板部62Aと、薄板部62Aに連続し薄板部62Aよりも板厚が厚い支持部62Bとを備え、薄板部62Aの厚さは、シート体4aの厚さ以下であり、支持部62Bの厚さは、シート体4aの厚さよりも厚い構成となっている。
このため、差し込み部の刃状の先端部を間紙3と束4との間に撓らせて挿入出来、続けて挿入した支持体によって、所定重量の束4であっても、差込体62で上方に持ち上げることが可能となっている。
また、間紙3と束4との間に差し込んだ差込体62を上昇させる前に、上面視で差込体62を差し込んだ位置よりも前側位置において、移載する束4を上から押さえる。これによって、束4が未結束状態でばら積みの状態であっても、差し込んだ差込体62を持ち上げても、複数のシート体4aからなる束4が崩れることが防止される。
(効果)
本実施形態は、次のような効果を奏する。
(1)本実施形態は、多関節型ロボット5のロボットアーム5Aに取り付けられたハンド部6と、上記ハンド部6を制御する制御部7とを備え、積層された複数のシート体4aからなる束4と束4との間に間紙3が介挿されて載置された移載体2から、各束4を移載する束移載装置であって、上記ハンド部6は、躯体部60と、上記躯体部60に対し、前進位置と後退位置とに進退可能になっている下側把持部61Aと、前進位置の上記下側把持部61Aと上下で対向可能な上側把持部61Bと、上記躯体部60に対し、上記下側把持部61Aの後退位置よりも前方の前進位置と上記下側把持部61Aの前進位置よりも後方の後退位置とに進退可能になっている共に、上記下側把持部61Aの高さ位置よりも下方の下方位置と、上記下側把持部61Aの高さ位置よりも上方の上昇位置62cとに昇降可能となっている板状の差込体62と、を備える。
この構成によれば、積み上げられた、複数のシート体4aからなる束4の移載を自動化することが可能となり、その結果、複数のシート体4aからなる束4の移載の際における、作業者の重筋作業を解消することが可能となる。
(2)本実施形態では、上記ハンド部6は、上記下側把持部61A及び上記差込体62よりも上方で上記躯体部60に支持され、束4と間紙3との境目を検出するためのレーザー変位計63を備え、上記レーザー変位計63は、移載される束4に向けて斜め下方にレーザー光を投射可能となっている。
この構成によれば、間紙3と束4との境目の高さ位置を検出することが可能となる。この結果、より確実に差込体62を間紙3と束4の間に差し込み可能となる。
(3)本実施形態では、上記差込体62は、少なくとも先端部が、上記間紙3に押しつけたときに上下方向に撓る薄板からなる。
この構成によれば、束4から側方に突出している間紙3部分の上面に対し、差込体62の先端部が倣うように撓ることで、より確実に差込体62を間紙3と束4との間に挿入可能となる。
(4)本実施形態では、上記差込体62は、当該差込体62の進退方向に沿って先端側から、先端部側の薄板部62Aと、上記薄板部62Aに連続し上記薄板部62Aよりも板厚が厚い支持部62Bとを備え、
上記薄板部62Aの厚さは、上記シート体4aの厚さ以下であり、上記支持部62Bの厚さは、上記シート体4aの厚さよりも厚い。
この構成によれば、差込体62の先端部が撓って、より確実に差込体62を間紙3と束4との間に挿入可能となると共に、差込体62によって、下側から束4の端を持ち上げ可能となる。
(5)本実施形態は、積層された複数のシート体4aからなる束4と束4との間に間紙3が介挿されて載置された移載体2から、多関節型ロボット5のロボットアーム5Aに取り付けられたハンド部6の把持用チャック61で、移載する束4を上下から把持して、当該束4を移載する束4移載方法であって、上記ハンド部6は、上下で対向可能な下側把持部61Aと上側把持部61Bとからなる把持用チャック61と、少なくとも先端部が上記間紙3に押しつけたときに上下方向に撓る薄板からなる板状の差込体62とを備え、上記差込体62を、上記間紙3と当該間紙3上に載置されている束4の最下位置のシート体4aとの間に差し込んだ後に当該差込体62を上昇させて、上記間紙3と当該間紙3上に載置されている束4の最下位置のシート体4aとの間に隙間を形成し、その隙間に上記下側把持部61Aを差し込んだ後に、上記差込体62を、上記間紙3と当該間紙3上に載置されている束4の最下位置のシート体4aとの間から外す構成となっている。
例えば、本実施形態の束移載装置では、上記制御部7は、上記下側把持部61Aを上記後退位置に設定し、上記差込体62を上記下方位置且つ上記前進位置に設定する差込位置設定部と、上記差込位置設定部で設定された上記ハンド部6を前進させて、上記差込体62を、上記間紙3と、当該間紙3上に載置されている束4の最下位置のシート体4aとの間に差し込む差込体差込処理部S30と、上記差込体差込処理部S30の処理で差し込まれた上記差込体62を上昇位置62cに移動させる差込体上昇処理部S50と、上記差込体上昇処理部S50の処理で上記差込体62が上昇位置62cに移動したと判定すると、上記下側把持部61Aを前進位置に前進させる下側把持部差込処理部S60と、上記下側把持部61Aを前進位置に前進したと判定すると、上昇位置62cに位置する上記差込体62を後退位置に移動させる差込体後退処理部S70と、を備える構成とする。
この構成によれば、差込体62を用いて、束4の下側に、把持用チャック61の下側把持部61Aを差し入れることが出来る。
(6)本実施形態では、上記ハンド部6は、上面視で前進位置の上記下側把持部61Aよりも前側位置に、昇降可能に配置された前側押え部69を有する。
この構成によれば、移載する束4が未結束状態であって、複数のシート体4aかなる束4が崩れることなく、把持用チャック61による束4の把持が可能となる。
(7)本実施形態は、上記差し込んだ差込体62を上昇させる前に、上面視で上記差込体62を差し込んだ位置よりも前側位置において、移載する束4を上から押さえる。
例えば、本実施形態の束移載装置として、上記ハンド部6は、上面視で前進位置の上記下側把持部61Aよりも前側位置に、昇降可能に配置された前側押え部69を有し、上記制御部7は、上記差込体上昇処理部S50で上記差込体62を上昇位置62cに移動させる前に、上記前側押え部69を下降させて、上記前側押え部で束4を上側から押さえた状態とする束押さえ処理部S40を備える構成とする。
この構成によれば、移載する束4が未結束状態であって、複数のシート体4aかなる束4が崩れることなく、把持用チャック61による束4の把持が可能となる。
(8)本実施形態は、隙間に差し込んだ上記下側把持部61Aと上記上側把持部61Bとで移載する束4を把持したら、上記移載する束4を上から押さえることを解除する。
例えば、本実施形態の束移載装置は、上記制御部7は、上記下側把持部61Aの処理が完了したと判定すると、上記上側把持部61Bで束4の上側を押さえることで、上記下側把持部61Aと上記上側把持部61Bとで束4を上下から把持した状態とする把持完了処理部S80と、上記把持完了処理部S80の処理で束4の把持が完了したと判定すると、上記前側押え部を上昇させる束押さえ解除部S90と、を備える構成とする。
この構成によれば、未結束状態の束4であって、確実に把持して移載可能となる。
(9)本実施形態の差込体62は、積層された複数のシート体4aからなる束4と束4との間に間紙3が介挿されて載置された移載体2における、束4を移載するために、上記間紙3と、当該間紙3上に載置されている束4の最下位置のシート体4aとの間に差し込むための差込体62であって、先端側から後端部側に向けて、先端部側の薄板部62Aと、上記薄板部62Aに連続し上記薄板部62Aよりも板厚が厚い支持部62Bとを備え、上記薄板部62Aの厚さは、上記シート体4aの厚さ以下であり、上記支持部62Bの厚さは、上記シート体4aの厚さよりも厚い。
例えば、上記差込体62は、上記薄板部62Aが、上記間紙3に押しつけたときに上下方向に撓る薄板からなり、上記支持部62Bは、上記束4を持ち上げ可能な剛性を有する。
この構成の差込体62は、未結束の束4と間紙3の間に差し込み可能であると共に、差込体62で束4の一端側を持ち上げ可能となる。
1 パレット
2 移載体
3 間紙
3 束
4a ブランクス(シート体)
5 多関節型ロボット
5A ロボットアーム
6 ハンド部
7 制御部
60 躯体部
61 把持用チャック
61A 下側把持部
61Aa 後退位置
61Ab 前進位置
61B 上側把持部
62 差込体
62A 薄板部
62B 支持部
62a 後退位置
62b 前進位置、下降位置
62c 上昇位置
63 レーザー変位計
64 下側把持部進退機構
65 差込体進退機構
66 差込体昇降機構
67 上側把持部昇降機構
68 前側押え部昇降機構
69 前側押え部
S10 第1設定部
S20 差込み位置検出部
S30 差込体差込処理部
S40 束押さえ処理部
S50 差込体上昇処理部
S60 下側把持部差込処理部
S70 差込体後退処理部
S80 把持完了処理部
S90 束押さえ解除部
S100 束移載処理部
S110 束把持解除部

Claims (16)

  1. 多関節型ロボットのロボットアームに取り付けられたハンド部と、上記ハンド部を制御する制御部とを備え、積層された複数のシート体からなる束と束との間に間紙が介挿されて載置された移載体から、各束を移載する束移載装置であって、
    上記ハンド部は、
    躯体部と、
    上記躯体部に対し、前進位置と後退位置とに進退可能になっている下側把持部と、
    前進位置の上記下側把持部と上下で対向可能な上側把持部と、
    上記躯体部に対し、上記下側把持部の後退位置よりも前方の前進位置と上記下側把持部の前進位置よりも後方の後退位置とに進退可能になっている共に、上記下側把持部の高さ位置よりも下方の下方位置と、上記下側把持部の高さ位置よりも上方の上昇位置とに昇降可能となっている板状の差込体と、
    を備えることを特徴とする束移載装置。
  2. 上記ハンド部は、上記下側把持部及び上記差込体よりも上方で上記躯体部に支持され、束と間紙との境目を検出するためのレーザー変位計を備え、上記レーザー変位計は、移載される束に向けて斜め下方にレーザー光を投射可能となっていることを特徴とする請求項1に記載した束移載装置。
  3. 上記差込体は、少なくとも先端部が、上記間紙に押しつけたときに上下方向に撓る薄板からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載した束移載装置。
  4. 上記差込体は、当該差込体の進退方向に沿って先端側から、先端部側の薄板部と、上記薄板部に連続し上記薄板部よりも板厚が厚い支持部とを備え、
    上記薄板部の厚さは、上記シート体の厚さ以下であり、上記支持部の厚さは、上記シート体の厚さよりも厚いことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載した束移載装置。
  5. 上記制御部は、
    上記下側把持部を上記後退位置に設定し、上記差込体を上記下方位置且つ上記前進位置に設定する差込位置設定部と、
    上記差込位置設定部で設定された上記ハンド部を前進させて、上記差込体を、上記間紙と、当該間紙上に載置されている束の最下位置のシート体との間に差し込む差込体差込処理部と、
    上記差込体差込処理部の処理で差し込まれた上記差込体を上昇位置に移動させる差込体上昇処理部と、
    上記差込体上昇処理部の処理で上記差込体が上昇位置に移動したと判定すると、上記下側把持部を前進位置に前進させる下側把持部差込処理部と、
    上記下側把持部を前進位置に前進したと判定すると、上昇位置に位置する上記差込体を後退位置に移動させる差込体後退処理部と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載した束移載装置。
  6. 上記ハンド部は、上面視で前進位置の上記下側把持部よりも前側位置に、昇降可能に配置された前側押え部を有することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載した束移載装置。
  7. 上記ハンド部は、上面視で前進位置の上記下側把持部よりも前側位置に、昇降可能に配置された前側押え部を有し、
    上記制御部は、上記差込体上昇処理部で上記差込体を上昇位置に移動させる前に、上記前側押え部を下降させて、上記前側押え部で束を上側から押さえた状態とする束押さえ処理部を備えることを特徴とする請求項5に記載した束移載装置。
  8. 上記制御部は、上記下側把持部の処理が完了したと判定すると、上記上側把持部で束の上側を押さえることで、上記下側把持部と上記上側把持部とで束を上下から把持した状態とする把持完了処理部と、
    上記把持完了処理部の処理で束の把持が完了したと判定すると、上記前側押え部を上昇させる束押さえ解除部と、
    を備えることを特徴とする請求項7に記載した束移載装置。
  9. 上記各束は、未結束状態であることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載した束移載装置。
  10. 積層された複数のシート体からなる束と束との間に間紙が介挿されて載置された移載体から、多関節型ロボットのロボットアームに取り付けられたハンド部の把持用チャックで、移載する束を上下から把持して、当該束を移載する束移載方法であって、
    上記ハンド部は、上下で対向可能な下側把持部と上側把持部とからなる把持用チャックと、少なくとも先端部が上記間紙に押しつけたときに上下方向に撓る薄板からなる板状の差込体とを備え、
    上記差込体を、上記間紙と当該間紙上に載置されている束の最下位置のシート体との間に差し込んだ後に当該差込体を上昇させて、上記間紙と当該間紙上に載置されている束の最下位置のシート体との間に隙間を形成し、
    その隙間に上記下側把持部を差し込んだ後に、上記差込体を、上記間紙と当該間紙上に載置されている束の最下位置のシート体との間から外す、
    ことを特徴とする束移載方法。
  11. 上記差込体は、先端側から後端に向けて、先端部側の薄板部と、上記薄板部に連続し上記薄板部よりも板厚が厚い支持部とを備え、
    上記薄板部の厚さは、上記シート体の厚さ以下であり、上記支持部の厚さは、上記シート体の厚さよりも厚いことを特徴とする請求項10に記載した束移載方法。
  12. 上記差し込んだ差込体を上昇させる前に、上面視で上記差込体を差し込んだ位置よりも前側位置において、移載する束を上から押さえることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載した束移載方法。
  13. 隙間に差し込んだ上記下側把持部と上記上側把持部とで移載する束を把持したら、上記移載する束を上から押さえることを解除することを特徴とする請求項12に記載した束移載方法。
  14. 上記移載する束は未結束であることを特徴とする請求項10〜請求項13のいずれか1項に記載した束移載方法。
  15. 積層された複数のシート体からなる束と束との間に間紙が介挿されて載置された移載体における、束を移載するために、上記間紙と、当該間紙上に載置されている束の最下位置のシート体との間に差し込むための差込体であって、
    先端側から後端部側に向けて、先端部側の薄板部と、上記薄板部に連続し上記薄板部よりも板厚が厚い支持部とを備え、
    上記薄板部の厚さは、上記シート体の厚さ以下であり、上記支持部の厚さは、上記シート体の厚さよりも厚いことを特徴とする差込体。
  16. 上記差込体は、上記薄板部が、上記間紙に押しつけたときに上下方向に撓る薄板からなり、上記支持部は、上記束を持ち上げ可能な剛性を有することを特徴とする請求項15に記載した差込体。
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