JP2021162082A5 - - Google Patents

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請求項1に係る発明は、筒形状のボデー内にステムを通してジスクが流路の中心かつ封止面からそれぞれ偏心した位置に回動自在に軸支され、このジスクがボデー内にシートリテーナで固定された弾性材料よりなるシートリングにより密封状態でシール可能に設けられた二重偏心型バタフライ弁において、シートリングに形成されるテーパ面と、ボデーに形成された段差部の傾斜面とが径方向において互いに交差する傾斜角度で対向しており、組み立て時には、テーパ面に段差部のテーパ面側の角部が食い込むことでシートリングが傾斜面の形状に沿うように弾性変形し、環状のシール部がボデーとシートリングとの対向面に形成される二重偏心型バタフライ弁である。
請求項5に係る発明は、筒形状のボデー内にステムを通してジスクが流路の中心かつ封止面からそれぞれ偏心した位置に回動自在に軸支され、このジスクがボデー内にシートリテーナで固定された弾性材料よりなるシートリングにより密封状態でシール可能に設けられた二重偏心型バタフライ弁の製造方法であって、ジスクを閉状態にすると共にシートリテーナをボデーに形成した環状の装着凹部に収容し、この装着凹部とシートリテーナの外周との間に形成されるクリアランスの範囲内でシートリングをジスクの位置に合わせて調心し、シートリングに形成したテーパ面と、ボデーに形成した段差部の傾斜面とを径方向において互いに交差する傾斜角度で対向させ、組み立て時には、テーパ面に段差部のテーパ面側の角部を食い込ませることで、シートリングを傾斜面の形状に沿うように弾性変形させ、環状のシール部をボデーとシートリングとの対向面に形成しつつ、シートリングの内周側端面のシール面とジスクの外周面の封止面とを環状シール可能とした状態で、シートリテーナとボデーとを固定するようにした二重偏心型バタフライ弁の製造方法である。
請求項1に係る発明によると、二重偏心型であることから、特に、高圧流体に適しており、シートリング側に形成されるテーパ面と、ボデー側に形成される段差部とからなる環状のシール部を形成していることにより、部品の寸法誤差が大きい場合であっても、テーパ面の幅内で位置合わせされつつ段差部の角部が確実に食い込むことでシートリングとボデーとのシール性を確保し、かつシートリングをジスクに対して調心した状態で一体化し、正圧又は逆圧の何れの場合にも、弁閉時のジスクとシートリングとのシール面圧を確保してシール性を発揮でき、ボデーとシートリングとによる円周方向の連続的なシール部を確保することで、これらの間からの漏れを確実に阻止することが可能になる。シートリングのテーパ面と、ボデーの傾斜面とが径方向において互いに交差する傾斜角度で対向していることから、シートリングをボデーに組み合わせるときには、テーパ面に段差部の角部が食い込んでテーパ面と段差部とを円周方向に少なくとも線接触させた状態で確実に当接させ、この状態からシートリングが傾斜面の形状に沿うように弾性変形することで、線接触を維持した状態から徐々に設置面積を増加しつつ面接触させてシートリングとボデーとを一体化することで環状のシール部を形成しているため、このシール部により円周方向のシール力を一定に確保して流体漏れを確実に阻止できる。
特に、シートリングのテーパ面と、ボデーの傾斜面とを径方向において互いに交差する傾斜角度で対向させていることから、シートリングをボデーに収容してこれらを組み合わせるときには、テーパ面に段差部の角部が食い込んでテーパ面と段差部とを円周方向に少なくとも線接触させた状態で確実に当接させ、この状態からシートリングが傾斜面の形状に沿って弾性変形することで、線接触を維持した状態から徐々に設置面積を増加しつつ面接触させてシートリングとボデーとを一体化することで環状のシール部を形成しているため、このシール部によりシール面圧を向上させつつ円周方向のシール力を連続的に確保して流体漏れを確実に阻止できる。



Claims (7)

  1. 筒形状のボデー内にステムを通してジスクが流路の中心かつ封止面からそれぞれ偏心した位置に回動自在に軸支され、このジスクがボデー内にシートリテーナで固定された弾性材料よりなるシートリングにより密封状態でシール可能に設けられた二重偏心型バタフライ弁において、前記シートリングに形成されるテーパ面と、前記ボデーに形成された段差部の傾斜面とが径方向において互いに交差する傾斜角度で対向しており、組み立て時には、前記テーパ面に前記段差部の前記テーパ面側の角部が食い込むことで前記シートリングが前記傾斜面の形状に沿うように弾性変形し、環状のシール部が前記ボデーと前記シートリングとの対向面に形成されることを特徴とする二重偏心型バタフライ弁。
  2. 前記シートリテーナには、前記テーパ面と前記段差部との対向部分付近に突出する突出部が形成され、この突出部の一部又は全部が前記流路方向において前記段差部に重なる位置に設けられた請求項1に記載の二重偏心型バタフライ弁。
  3. 前記シートリングは、シートリング本体と、このシートリング本体の外周側に一体に延設されたガスケット部とから成り、前記シートリング本体と前記ガスケット部との境界部付近において前記シートリングの前記テーパ面と前記ボデーの前記段差部とが対向している請求項1又は2に記載の二重偏心型バタフライ弁。
  4. 前記テーパ面と前記段差部との対向領域において、前記テーパ面に前記段差部が食い込んで潰される領域の体積と、前記段差部が前記テーパ面に食い込まない空間領域の体積とが略同等の大きさである請求項1乃至3の何れか1項に記載の二重偏心型バタフライ弁。
  5. 筒形状のボデー内にステムを通してジスクが流路の中心かつ封止面からそれぞれ偏心した位置に回動自在に軸支され、このジスクがボデー内にシートリテーナで固定された弾性材料よりなるシートリングにより密封状態でシール可能に設けられた二重偏心型バタフライ弁の製造方法であって、前記ジスクを閉状態にすると共に前記シートリテーナを前記ボデーに形成した環状の装着凹部に収容し、この装着凹部と前記シートリテーナの外周との間に形成されるクリアランスの範囲内で前記シートリングを前記ジスクの位置に合わせて調心し、前記シートリングに形成したテーパ面と、前記ボデーに形成した段差部の傾斜面とを径方向において互いに交差する傾斜角度で対向させ、組み立て時には、前記テーパ面に前記段差部の前記テーパ面側の角部を食い込ませることで、前記シートリングを前記傾斜面の形状に沿うように弾性変形させ、環状のシール部を前記ボデーと前記シートリングとの対向面に形成しつつ、前記シートリングの内周側端面のシール面と前記ジスクの外周面の封止面とを環状シール可能とした状態で、前記シートリテーナと前記ボデーとを固定するようにしたことを特徴とする二重偏心型バタフライ弁の製造方法。
  6. 前記シートリングは、シートリング本体と、このシートリング本体の外周側に一体に延設されたガスケット部とから成り、前記シートリング本体と前記ガスケット部との境界部付近において前記シートリングの前記テーパ面と前記ボデーの前記段差部とが対向している請求項5に記載の二重偏心型バタフライ弁の製造方法。
  7. 前記テーパ面の径方向の幅よりも、前記クリアランスの径方向の長さを短くした請求項5又は6に記載の二重偏心型バタフライ弁の製造方法。
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JP6846872B2 (ja) 2016-03-31 2021-03-24 株式会社キッツ バタフライ弁用シートリングの固定構造と偏心型バタフライ弁

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