JP2021161088A - 一酸化窒素産生抑制剤及び一酸化窒素産生抑制用食品組成物 - Google Patents

一酸化窒素産生抑制剤及び一酸化窒素産生抑制用食品組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の目的は、生体に安全な一酸化窒素産生抑制剤を提供することである【解決手段】前記課題は、本発明の有効成分として、セロリシード、スターアニス、キャラウェイ、マジョラム、ロングペッパー、ペッパー、カフェライムリーフ、オールスパイス、アニスシード、オレガノ、クミン、及びセージからなる群から選択されるスパイスの水抽出物を1つ以上含むことを特徴とする一酸化窒素産生抑制剤によって解決することができる。【選択図】なし

Description

本発明は、一酸化窒素産生抑制剤及び一酸化窒素産生抑制用食品組成物に関する。
一酸化窒素(以下、NOと称することがある)は、生体内で多彩な機能を示す生理活性物質である。NOはマクロファージ等で産生され、NOが体内で大量に産生された場合、自己組織の破壊及び炎症の発生、又はリウマチや糖尿病の原因となり、生体にとって有害である。
そのため、NOの産生を抑制するNO産生抑制剤の探索が進められており、サクラ抽出物(特許文献1)、イソフムロン(特許文献2)、及びスフィンゴ糖脂質(特許文献3)等が報告されている。
特開2012−229170号公報 特開2013−177369号公報 特開2016−108314号公報
しかしながら、一酸化窒素は種々の生理機能に関与するため、過度の抑制作用を示すことなく、生体に対して安全であることが求められている。
従って、本発明の目的は、生体に安全な一酸化窒素産生抑制剤を提供することである。
本発明者は、生体に安全な一酸化窒素産生抑制剤について、鋭意研究した結果、驚くべきことに、セロリシード、スターアニス、キャラウェイ、マジョラム、ロングペッパー、ペッパー、カフェライムリーフ、オールスパイス、アニスシード、オレガノ、クミン、又はセージの水抽出物が一酸化窒素産生を抑制する作用を有することを見出した。
本発明は、こうした知見に基づくものである。
従って、本発明は、
[1]有効成分として、セロリシード、スターアニス、キャラウェイ、マジョラム、ロングペッパー、ペッパー、カフェライムリーフ、オールスパイス、アニスシード、オレガノ、クミン、及びセージからなる群から選択されるスパイスの水抽出物を1つ以上含むことを特徴とする一酸化窒素産生抑制剤、
[2]抗炎症用である、[1]に記載の一酸化窒素産生抑制剤、
[3]有効成分として、セロリシード、スターアニス、キャラウェイ、マジョラム、ロングペッパー、ペッパー、カフェライムリーフ、オールスパイス、アニスシード、オレガノ、クミン、及びセージからなる群から選択されるスパイスの水抽出物を1つ以上含むことを特徴とする、一酸化窒素産生抑制用食品組成物、及び
[4]抗炎症用である、[3]に記載の一酸化窒素産生抑制用食品組成物、
に関する。
本発明の一酸化窒素産生抑制剤によれば、生体に有害な一酸化窒素産生を抑制することができる。更に、一酸化窒素産生により生じる炎症を抑制することができる。
セロリシードの水抽出物及び熱水抽出物による、NO産生の抑制及び細胞生存率を示したグラフである。 スターアニスの水抽出物及び熱水抽出物による、NO産生の抑制及び細胞生存率を示したグラフである。 キャラウェイの水抽出物及び熱水抽出物による、NO産生の抑制及び細胞生存率を示したグラフである。 マジョラムの水抽出物及び熱水抽出物による、NO産生の抑制及び細胞生存率を示したグラフである。 ロングペッパーの水抽出物及び熱水抽出物による、NO産生の抑制及び細胞生存率を示したグラフである。 ペッパーの水抽出物及び熱水抽出物による、NO産生の抑制及び細胞生存率を示したグラフである。 カフェライムリーフの水抽出物及び熱水抽出物による、NO産生の抑制及び細胞生存率を示したグラフである。 オールスパイスの水抽出物及び熱水抽出物による、NO産生の抑制及び細胞生存率を示したグラフである。 アニスシードの水抽出物及び熱水抽出物による、NO産生の抑制及び細胞生存率を示したグラフである。 オレガノの水抽出物及び熱水抽出物による、NO産生の抑制及び細胞生存率を示したグラフである。 クミンの水抽出物及び熱水抽出物による、NO産生の抑制及び細胞生存率を示したグラフである。 セージの水抽出物及び熱水抽出物による、NO産生の抑制及び細胞生存率を示したグラフである。
[1]一酸化窒素産生抑制剤
本発明の一酸化窒素産生抑制剤は、有効成分として、セロリシード、スターアニス、キャラウェイ、マジョラム、ロングペッパー、ペッパー、カフェライムリーフ、オールスパイス、アニスシード、オレガノ、クミン、又はセージからなる群から選択されるスパイスの水抽出物を1つ以上含む。
《水抽出物》
本発明の一酸化窒素産生抑制剤の有効成分の抽出に用いるスパイスは、生のまま用いてもよく、又は乾燥させたものを用いてもよい。後述の実施例では、乾燥したスパイスから有効成分を抽出しているが、乾燥物に含まれる有効成分は、生のスパイスにも含まれていると考えられ、水抽出法等により、抽出されると考えられる。また、抽出効率が向上するように、生又は乾燥物を、破砕物又は粉体の状態に加工してから抽出してもよい。
有効成分の抽出には、植物等に由来する成分の水抽出に用いられる通常の抽出方法を用いることができる。具体的には水抽出法、熱水抽出法、又は水蒸気蒸留法が挙げられる。また、抽出液としては、水、生理食塩水、又は緩衝液などを挙げることができる。緩衝液としては、リン酸緩衝液、リン酸ナトリウム緩衝液、炭酸ナトリウム緩衝液、クエン酸緩衝液、クエン酸リン酸緩衝液、酢酸緩衝液、及びトリス緩衝液などが挙げられる。前記抽出液のpHは、特に制限されず、例えば3〜10、好ましくは、5〜8、より好ましくは、6.5〜7.5である。
前記水抽出物の抽出温度は、有効成分が抽出液(水等)に抽出される限りにおいて、特に限定されるものではないが、例えば0℃〜150℃であることが好ましく、0℃〜100℃であることがより好ましく、5℃〜100℃であることが最も好ましい。
抽出効率が向上するように、撹拌又は振盪しながら実施することが好ましい。抽出時間は、例えば根、茎、葉、花、果実、又は種子などの使用部分に応じて適宜決定することができる。また、抽出時間は、例えばスパイスの状態、すなわち、生若しくは乾燥物であるか、又は破砕物若しくは粉体の状態に加工した場合にはその加工状態に応じて適宜決定することができる。さらに、抽出時間は、例えば抽出液の温度、又は撹拌若しくは振盪の有無などの抽出条件に応じて適宜決定することができる。抽出時間は、通常、1分〜72時間であり、1時間〜48時間であることが好ましく、12時間〜36時間であることが最も好ましい。
前記抽出は、単独のスパイスから抽出してもよく、セロリシード、スターアニス、キャラウェイ、マジョラム、ロングペッパー、ペッパー、カフェライムリーフ、オールスパイス、アニスシード、オレガノ、クミン、及びセージの2つ以上のスパイスの組み合わせから抽出してもよい。
(水抽出法)
水抽出法としては、例えば、スパイスの生粉末又は乾燥粉末に2〜100倍量の蒸留水を加え、1〜72時間攪拌する。得られた抽出液を遠心分離し、上清を回収する。上清を吸引濾過し、そのまま抽出液として使用するか、又は凍結乾燥して使用する。水の温度は、例えば0℃以上50℃未満で実施することができる。
(熱水抽出法)
熱水抽出法としては、例えばスパイスの生粉末又は乾燥粉末に2〜100倍量の蒸留水を加え、1〜72時間攪拌する。得られた抽出液を遠心分離し、上清を回収する。上清を吸引濾過し、そのまま抽出液として使用するか、又は凍結乾燥して使用する。水の温度は、例えば50℃以上、100℃以下で実施することができる。
(水蒸気蒸留法)
水蒸気蒸留法とは、カラムに充填した原料に水蒸気を通気し、水蒸気に伴われて留出してくる香気成分を水蒸気とともに凝縮させる方法である。蒸留手段として、加圧水蒸気蒸留、常圧水蒸気蒸留、及び減圧水蒸気蒸留のいずれかを採用することができる。
前記抽出物は、液体又は固体で、本発明の一酸化窒素産生抑制剤に含まれてよい。液体としては、水抽出物又は熱水抽出物をそのまま用いればよい。個体としては、前記抽出液から水分を除去したものでもよい。具体的な固体としては、ペレット又は乾燥物等が例示できる。前記乾燥物は、例えば凍結乾燥物が挙げられる。水分の除去処理は、例えば自然乾燥処理、加熱乾燥処理、及び凍結乾燥処理等が挙げられる。
本発明の一酸化窒素産生抑制剤は、前記スパイスの水抽出物から成るものでもよく、また、スパイスの水抽出物を含むものでもよい。本発明の一酸化窒素産生抑制剤が、スパイスの水抽出物を含むものである場合、他の添加剤を含むことができる。
本発明の一酸化窒素産生抑制剤の投与剤型としては、特には限定がなく、散剤、細粒剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤、懸濁液、エマルジョン剤、シロップ剤、エキス剤、若しくは丸剤等の経口剤、又は非経口剤を挙げることができる。
前記経口剤は、例えばゼラチン、アルギン酸ナトリウム、澱粉、コーンスターチ、白糖、乳糖、ぶどう糖、マンニット、カルボキシメチルセルロース、デキストリン、ポリビニルピロリドン、結晶セルロース、大豆レシチン、ショ糖、脂肪酸エステル、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ポリエチレングリコール、ケイ酸マグネシウム、無水ケイ酸、又は合成ケイ酸アルミニウムなどの賦形剤、結合剤、崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤、流動性促進剤、希釈剤、保存剤、着色剤、香料、矯味剤、安定化剤、保湿剤、防腐剤、又は酸化防止剤等を用いて、常法に従って製造することができる。
非経口剤としては、例えば注射剤を挙げることができる。注射剤の調製においては、有効成分の他に、例えば生理食塩水若しくはリンゲル液等の水溶性溶剤、植物油若しくは脂肪酸エステル等の非水溶性溶剤、ブドウ糖若しくは塩化ナトリウム等の等張化剤、溶解補助剤、安定化剤、防腐剤、懸濁化剤、又は乳化剤などを任意に用いることができる。
本発明の一酸化窒素産生抑制剤は、スパイスの水抽出物を、例えば乾燥物として、90重量%以上、50重量%以上、10重量%以上、又は1重量%以上含むことができる。一酸化窒素産生抑制剤は、単独のスパイスの水抽出物を含んでもよく、セロリシード、スターアニス、キャラウェイ、マジョラム、ロングペッパー、ペッパー、カフェライムリーフ、オールスパイス、アニスシード、オレガノ、クミン、及びセージの2つ以上のスパイスの水抽出物を含んでもよい。また、2つ以上のスパイスの組み合わせから抽出された水抽出物を含んでもよい。
(セロリシード)
セロリ(Apium graveolens var.dulce)は、ヨーロッパ原産の一年生又は二年生のセリ科の草本である。茎は30〜75cm程度であり、6〜9月ころ、白い小花を球状に咲かせる。色は緑、淡緑、黄白などで淡色野菜に分類される。茎及び葉を生食し、肉料理の香味野菜としても使用される。セロリの実を乾燥させたものをセロリシードと呼び、香辛料として使用されている。
本発明の一酸化窒素産生抑制剤の有効成分として用いられるセロリシードの水抽出物の抽出温度は限定されるものではないが、例えば0℃〜50℃程度の比較的低温が好ましい。
(スターアニス)
スターアニスは、トウシキミ(Illicium verum)の果実を乾燥させた香辛料である。
トウシキミは、中国南部やベトナム北東部原産のシキミ属の常緑高木であり、成長すると樹高15mほどになる。黄緑、濃いピンク、又はえんじ色の花をつけ、中国南部や南部インド、インドシナ半島で広く栽培されており、果実の収穫期は、中国では9月〜10月及び3月〜4月の年2回である。スターアニスは、八角(はっかく)、八角茴香(はっかくういきょう)などとも呼ばれ、セリ科のアニスに似た香りを有する。
本発明の一酸化窒素産生抑制剤の有効成分として用いられるスターアニスの水抽出物の抽出温度は限定されるものではなく、例えば0℃〜100℃程度で効率よく抽出され、抽出物に細胞に対する有害物質もほとんど含まれない。
(キャラウェイ)
キャラウェイ(Caraway)は、ヒメウイキョウ(学名:Carum carvi)とも呼ばれる西アジア原産のセリ科の二年草の草本である。草丈は30〜60センチメートルに達し、2年目の終わりに散形花序に花を付け、黄褐色で長さ3ミリメートル程度の三日月型の果実が付ける。この果実が香辛料として使用される。
本発明の一酸化窒素産生抑制剤の有効成分として用いられるキャラウェイの水抽出物の抽出温度は限定されるものではなく、例えば0℃〜100℃程度で効率よく抽出され、抽出物に細胞に対する有害物質もほとんど含まれない。
(マジョラム)
マジョラム(Origanum majorana)は、シソ科の多年草である。30cm程度に育ち、赤みがかった枝に、対になった丸く白い葉がつく。初夏に、先端に白い花を多数つける。葉が香辛料として使用され、精油がとられている。香辛料としては、肉料理のハーブとして知られ、ソーセージやパテ、鶏や豚のローストなどあらゆる肉料理に用いられる。
本発明の一酸化窒素産生抑制剤の有効成分として用いられるマジョラムの水抽出物の抽出温度は限定されるものではないが、例えば0℃〜50℃程度の比較的低温が好ましい。少量でも比較的強い一酸化窒素産生抑制作用を有する。
(ロングペッパー)
ロングペッパーは、ヒハツ(piper longum L.)とも呼ばれるインド南部や東南アジアが原産のコショウ科のツル性木質植物である。インド、インドネシア、マレーシアで栽培されている。果実はコショウに似た風味を持っており、香辛料として利用されている。
本発明の一酸化窒素産生抑制剤の有効成分として用いられるロングペッパーの水抽出物の抽出温度は限定されるものではないが、例えば0℃〜50℃程度の比較的低温が好ましく、効率よく有効成分が抽出され、抽出物に細胞に対する有害物質もほとんど含まれない。
(ペッパー)
ペッパーは、和名胡椒であり、コショウ科コショウ属のつる性植物の果実を原料とする香辛料であり、乾燥の方法等で、ブラックペッパー、ホワイトペッパー等がある。
ブラックペッパーは、胡椒の木から取れた完全に熟す前の緑色の実を果皮ごと長時間かけて乾燥させ黒色に変色させたものである。ホワイトペッパーは、赤色に完熟した実を収穫し、乾燥させた後に水に漬け、柔らかくなった果皮を剥いだものである。コショウ(Piper nigrum)は、インド原産のコショウ科コショウ属のつる性植物である。インド、インドネシア、マレーシア、ベトナム、スリランカ、ブラジル、カンボジアなどで生産されている
本発明の一酸化窒素産生抑制剤の有効成分として用いられるペッパーの水抽出物の抽出温度は限定されるものではないが、例えば50℃〜100℃程度の比較的高温が好ましく、効率よく有効成分が抽出され、抽出物に細胞に対する有害物質もほとんど含まれない。
(カフェライムリーフ)
カフェライムリーフは、カフェライム(kaffir lime)の葉である。日本名のコブミカン(Citrus hystrix)であり、タイ、マレーシア原産の柑橘類である。レモンに似た、柑橘系のさわやかな香りで、タイやインドネシアなど東南アジアの国々の料理(スープ、カレー、鶏肉料理、魚料理など)によく使われる。葉は、葉柄部分の左右に翼(よく)があるが、葉柄部分と葉身部分の大きさの差があまり無いため、葉全体が二段になっているように見える。
本発明の一酸化窒素産生抑制剤の有効成分として用いられるカフェライムリーフの水抽出物の抽出温度は限定されるものではなく、例えば0℃〜100℃程度で効率よく抽出され、抽出物に細胞に対する有害物質もほとんど含まれない。
(オールスパイス)
オールスパイス(Pimenta dioica)は、中南米原産のフトモモ科の植物で、果実または葉が香辛料として用いられる。果実は未熟なうちに収穫し乾燥させて香辛料として用いられる。
本発明の一酸化窒素産生抑制剤の有効成分として用いられるオールスパイスの水抽出物の抽出温度は限定されるものではないが、例えば50℃〜100℃程度の比較的高温が好ましい。
(アニスシード)
アニスシードは、アニスの果実である。アニス(anise,Pimpinella anisum)は、セリ科の一年草である。原産地はアナトリア半島、ギリシア、及びエジプトなどの地中海東部地域である。開花期には花茎が伸びて高さ50cmほどの高さにまで成長する。果実は長さ5mm程度で2つに結合した心皮からなる双懸果であり、強い芳香を有する。
本発明の一酸化窒素産生抑制剤の有効成分として用いられるアニスシードの水抽出物の抽出温度は限定されるものではないが、例えば50℃〜100℃程度の比較的高温が好ましく、効率よく有効成分が抽出され、抽出物に細胞に対する有害物質もほとんど含まれない。
(オレガノ)
オレガノ(oregano,Origanum vulgare)は、ヨーロッパの地中海沿岸地方が原産のシソ科の多年草である。種子から発芽して、30〜60cm程度に成長する。茎は四角く多少地ぎわを這って直立し、枝分かれしていて毛深い。葉が香辛料として使用され、卵形で1.5cm程度の長さで、表面が滑らかなものと毛が生えたものがある。夏から秋(7−10月)にかけて、茎の先端に、穂状になって直径4〜7mmの紫を帯びた淡紅色の花を多数咲かせる。
本発明の一酸化窒素産生抑制剤の有効成分として用いられるオレガノの水抽出物の抽出温度は限定されるものではないが、例えば50℃〜100℃程度の比較的高温で、効率よく有効成分を抽出できる。一方、0℃〜50℃の比較低温での抽出により、抽出物に細胞に対する有害物質がほとんど含まれない。
(クミン)
クミン(Cuminum cyminum)は、地中海沿岸東部原産の一年生又は二年生のセリ科の草本である。草丈は20〜40cmであり、株全体に毛はない。葉柄は長さ1cm程度と短く、針形の鞘がある。葉は細長い針型で、2回羽状に全裂する。花は傘形花で直径2〜3cmである。花弁の色はピンク又は白色である。花弁の形は、長楕円形であり、先端がわずかに欠ける。種子は長楕円形で両端が狭く、長さ6mm、幅1.5mm程度であり、全体が白い剛毛に被われている。花期は4月ごろで、5月ごろに種子ができる。クミンシードは、一般的には種子と認識されているが、植物学上は果実に該当する。このクミンシードが、香辛料としてよく用いられている。
本発明の一酸化窒素産生抑制剤の有効成分として用いられるクミンの水抽出物の抽出温度は限定されるものではないが、例えば0℃〜50℃程度の比較的低温が好ましい。
(セージ)
セージ(Salvia officinalis)は、地中海原産のシソ科アキギリ属の多年草又は常緑低木である。高さは50−70cm程度であり、5−7月ごろに、紫又は白色の唇状花を咲かせる。長楕円形で柄のある葉は対生し、表面に細かい縮れがあるが、葉が香辛料として使用される。
本発明の一酸化窒素産生抑制剤の有効成分として用いられるセージの水抽出物の抽出温度は限定されるものではないが、例えば0℃〜50℃程度の比較的低温が好ましい。
本発明の一酸化窒素産生抑制剤は、抗炎症用として用いることができる。前記炎症としては、がん、自己免疫疾患、神経変性疾患、又は掻痒性皮膚疾患が挙げられる。
本発明の一酸化窒素産生抑制剤の投与量は、炎症の種類、患者の年齢、性別、体重、症状の程度、又は投与方法などに応じて適宜決定することができるが、例えば凍結乾燥物として、1〜3000mg/kg体重/日、好ましくは、5〜2000mg/kg体重/日、より好ましくは10〜1500mg/kg体重/日、さらに好ましくは15〜1000mg/kg体重/日、さらに好ましくは20〜800mg/kg体重/日、最も好ましくは25〜400mg/kg体重/日であることができる。もちろん、上記の投与法は一例であり、他の投与法であってもよい。ヒトへの一酸化窒素産生抑制剤の投与方法、投与量、投与期間、及び投与間隔等は、管理された臨床治験によって決定されることが望ましい。
本発明における有効成分である、スパイスの抽出物は、それ単独で、あるいは、好ましくは薬剤学的又は獣医学的に許容することのできる通常の担体又は希釈剤と共に、対象[動物、好ましくは哺乳動物(特にはヒト)]に有効量で投与することができる。また、ヒト以外の動物には、飼料として飲食物の形で与えることも可能である。ヒト以外の動物としては、イヌ、ネコ、ウサギ、ハムスター、モルモット、及びリス等のペット;牛及び豚等の家畜;マウス、ラット等の実験動物;並びに、動物園等で飼育されている動物等が挙げられる。
[2]一酸化窒素産生抑制用食品組成物
本発明の一酸化窒素産生抑制用食品組成物は、有効成分として、セロリシード、スターアニス、キャラウェイ、マジョラム、ロングペッパー、ペッパー、カフェライムリーフ、オールスパイス、アニスシード、オレガノ、クミン、及びセージからなる群から選択されるスパイスの水抽出物を1つ以上含む。本発明の一酸化窒素産生抑制用食品組成物は、例えば本発明の一酸化窒素産生抑制剤を含むものであってよい。すなわち、本明細書において、食品組成物とは、本発明の一酸化窒素産生抑制剤と食品又は飲料とを含むものを意味する。本発明の食品組成物は、本発明の一酸化窒素産生抑制剤を含み、したがって、一酸化窒素産生抑制用食品組成物として使用できる。
食品としては、具体的には、サラダなどの生鮮調理品;ステーキ、ピザ、ハンバーグなどの加熱調理品;野菜炒めなどの炒め調理品;トマト、ピーマン、セロリ、ニガウリ、ニンジン、ジャガイモ、及びアスパラガスなどの野菜及びこれら野菜を加工した調理品;クッキー、パン、ビスケット、乾パン、ケーキ、煎餅、羊羹、プリン、ゼリー、アイスクリーム類、チューインガム、クラッカー、チップス、チョコレート及び飴等の菓子類;うどん、パスタ、及びそば等の麺類;かまぼこ、ハム、及び魚肉ソーセージ等の魚肉練り製品;チーズ、クリーム、及びバターなどの乳製品;みそ、しょう油、ドレッシング、ケチャップ、マヨネーズ、スープの素、麺つゆ、カレー粉、みりん、ルウ、シーズニングスパイス等の調味料類;豆腐などの大豆食品;こんにゃく;並びにサプリメントなどを挙げることができる。食品は、好ましくは、ルウ(例えばカレー用若しくはシチュー用のもの)、シーズニングスパイス、又はサプリメントである。
飲料としては、例えばコーヒー飲料;ココア飲料;前記の野菜から得られる野菜ジュース;グレープフルーツジュース、オレンジジュース、ブドウジュース、及びレモンジュース等の果汁飲料;緑茶、紅茶、煎茶、及びウーロン茶等の茶飲料;ビール、ワイン(赤ワイン、白ワイン、又はスパークリングワインなど)、清酒、梅酒、発泡酒、ウィスキー、ブランデー、焼酎、ラム、ジン、及びリキュール類等のアルコール飲料;乳飲料;豆乳飲料;流動食;並びにスポーツ飲料などを挙げることができる。飲料は、好ましくは、スパイスティー(例えばハーブティー又はチャイ)である。
食品又は飲料には、動物に対する飼料が含まれる。対象となる動物は、例えばヒトなどの霊長類、ウシ、ブタ、ヒツジ、ヤギ、ウマ、イヌ、ネコ、ウサギ、ラット、又はマウス等が挙げられる。
これらの食品又は飲料には、所望により、酸化防止剤、香料、酸味料、着色料、乳化剤、保存料、調味料、甘味料、香辛料、pH調整剤、安定剤、酸化防止剤、植物油、動物油、糖及び糖アルコール類、ビタミン、有機酸、果汁エキス類、野菜エキス類、穀類、豆類、野菜類、肉類、魚介類等の食品添加物及び食品素材を単独で又は2種以上組み合わせて配合することができる。これらの食品素材及び食品添加物の配合量は、本発明の目的を損なわない範囲内で適宜決定することができる。
これらの食品又は飲料は、例えばレトルト及びオートクレーブなどの加熱加圧滅菌、バッチ式殺菌、プレート殺菌、通電加熱殺菌、マイクロ波加熱殺菌、並びに、インジェクション及びインフュージョンなどのスチーム殺菌などの一般的な殺菌処理を行うことができる。
食品及び飲料には、機能性食品(飲料)及び健康食品(飲料)が含まれる。本明細書において「健康食品(飲料)」とは、健康に何らかの効果を与えるか、あるいは、効果を期待することができる食品又は飲料を意味し、「機能性食品(飲料)」とは、前記「健康食品(飲料)」の中でも、生体調節機能(すなわち、免疫賦活機能)を充分に発現することができるように設計及び加工された食品又は飲料を意味する。機能性食品及び健康食品は、顆粒状、固形状、液状、カプセル状、ゲル状、又は錠剤状であることができる。
本発明の一酸化窒素産生抑制用食品組成物は、NO産生抑制効果等を利用して抗炎症用として使用することができる。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、これらは本発明の範囲を限定するものではない。
《実施例1》
本実施例では、セロリシードの水抽出物及び熱水抽出物の一酸化窒素産生抑制作用を検討した。
セロリの果実の乾燥粉末を20gに10倍量の蒸留水(200g)を添加し、そして混合した。スターラーを用いて、4℃で12時間攪拌した。抽出液を3200rpmで10分間、遠心分離した。上清を回収し、最大孔径20〜25μmのフィルターで吸引濾過した。得られた上清を凍結乾燥し、水抽出物の乾固物を得た。
セロリの果実の乾燥粉末を20gに10倍量の蒸留水(200g)を添加し、そして混合した。スターラーを用いて、95℃で1時間攪拌した。抽出液を3200rpmで10分間、遠心分離した。上清を回収し、最大孔径20〜25μmのフィルターで吸引濾過した。得られた上清を凍結乾燥し、熱水抽出物の乾固物を得た。
得られた水抽出物の乾固物及び熱水抽出物の乾固物のマクロファージに対するNO産生量の抑制効果を検討した。
10%FBS−DMEM培地で継代培養したマクロファージ様細胞株(RAW264.7)を、平板96ウェルプレートに2×10cell/wellの細胞密度で播種し、5%CO2インキュベーター中で、37℃で20時間培養して細胞を定着させた。各サンプルを0.008重量%、0.04重量%、又は0.2重量%の濃度で添加した。また、細菌毒素Lipopolysaccharides(LPS) from E.coli O26:B6を100μg/mLの濃度で添加し、RAW264.7におけるiNOS(誘導型一酸化窒素合成酵素)を刺激した。5%COインキュベーターで、37℃で24時間培養した。
NO産生量は、培養液を回収し、Griess Reagent System(Promega社)で溶液中の一酸化窒素(NO)の分解生成物である亜硝酸(NO2−)を測定することによって分析した。
細胞の生存率を、培養終了後にMTT Cell Viability Assay Kit(Biotium社)を用いて、プレート上の細胞の生死を測定した。
図1に示すように、水抽出物及び熱水抽出物ともに、用量依存的に一酸化窒素の産生を抑制した。
《実施例2》
本実施例では、スターアニスの水抽出物及び熱水抽出物の一酸化窒素産生抑制作用を検討した。
セロリの果実の乾燥粉末に代えて、スターアニスの果実の乾燥粉末を用いたことを除いては、実施例1の操作を繰り返して、水抽出物の乾固物及び熱水抽出物の乾固物を得、そしてNO産生量の抑制効果を検討した。図2に示すように、水抽出物及び熱水抽出物ともに、用量依存的に一酸化窒素の産生を抑制した。
《実施例3》
本実施例では、キャラウェイの水抽出物及び熱水抽出物の一酸化窒素産生抑制作用を検討した。
セロリの果実の乾燥粉末に代えて、キャラウェイの果実の乾燥粉末を用いたことを除いては、実施例1の操作を繰り返して、水抽出物の乾固物及び熱水抽出物の乾固物を得、そしてNO産生量の抑制効果を検討した。図3に示すように、水抽出物及び熱水抽出物ともに、用量依存的に一酸化窒素の産生を抑制した。
《実施例4》
本実施例では、マジョラムの水抽出物及び熱水抽出物の一酸化窒素産生抑制作用を検討した。
セロリの果実の乾燥粉末に代えて、マジョラムの葉の乾燥粉末を用いたことを除いては、実施例1の操作を繰り返して、水抽出物の乾固物及び熱水抽出物の乾固物を得、そしてNO産生量の抑制効果を検討した。図4に示すように、水抽出物及び熱水抽出物ともに、用量依存的に一酸化窒素の産生を抑制した。
《実施例5》
本実施例では、ロングペッパーの水抽出物及び熱水抽出物の一酸化窒素産生抑制作用を検討した。
セロリの果実の乾燥粉末に代えて、ロングペッパーの果実の乾燥粉末を用いたことを除いては、実施例1の操作を繰り返して、水抽出物の乾固物及び熱水抽出物の乾固物を得、そしてNO産生量の抑制効果を検討した。図5に示すように、水抽出物及び熱水抽出物ともに、用量依存的に一酸化窒素の産生を抑制した。
《実施例6》
本実施例では、ブラックペッパーの水抽出物及び熱水抽出物の一酸化窒素産生抑制作用を検討した。
セロリの果実の乾燥粉末に代えて、ブラックペッパーの果実の乾燥粉末を用いたことを除いては、実施例1の操作を繰り返して、水抽出物の乾固物及び熱水抽出物の乾固物を得、そしてNO産生量の抑制効果を検討した。図6に示すように、水抽出物及び熱水抽出物ともに、用量依存的に一酸化窒素の産生を抑制した。
《実施例7》
本実施例では、カフェライムリーフの水抽出物及び熱水抽出物の一酸化窒素産生抑制作用を検討した。
セロリの果実の乾燥粉末に代えて、カフェライムリーフの葉の乾燥粉末を用いたことを除いては、実施例1の操作を繰り返して、水抽出物の乾固物及び熱水抽出物の乾固物を得、そしてNO産生量の抑制効果を検討した。図7に示すように、水抽出物及び熱水抽出物ともに、用量依存的に一酸化窒素の産生を抑制した。
《実施例8》
本実施例では、オールスパイスの水抽出物及び熱水抽出物の一酸化窒素産生抑制作用を検討した。
セロリの果実の乾燥粉末に代えて、オールスパイスの果実の乾燥粉末を用いたことを除いては、実施例1の操作を繰り返して、水抽出物の乾固物及び熱水抽出物の乾固物を得、そしてNO産生量の抑制効果を検討した。図8に示すように、水抽出物及び熱水抽出物ともに、用量依存的に一酸化窒素の産生を抑制した。
《実施例9》
本実施例では、アニスシードの水抽出物及び熱水抽出物の一酸化窒素産生抑制作用を検討した。
セロリの果実の乾燥粉末に代えて、アニスの果実の乾燥粉末を用いたことを除いては、実施例1の操作を繰り返して、水抽出物の乾固物及び熱水抽出物の乾固物を得、そしてNO産生量の抑制効果を検討した。図9に示すように、水抽出物及び熱水抽出物ともに、用量依存的に一酸化窒素の産生を抑制した。
《実施例10》
本実施例では、オレガノの水抽出物及び熱水抽出物の一酸化窒素産生抑制作用を検討した。
セロリの果実の乾燥粉末に代えて、オレガノの葉の乾燥粉末を用いたことを除いては、実施例1の操作を繰り返して、水抽出物の乾固物及び熱水抽出物の乾固物を得、そしてNO産生量の抑制効果を検討した。図10に示すように、水抽出物及び熱水抽出物ともに、用量依存的に一酸化窒素の産生を抑制した。
《実施例11》
本実施例では、クミンの水抽出物及び熱水抽出物の一酸化窒素産生抑制作用を検討した。
セロリの果実の乾燥粉末に代えて、クミンの果実の乾燥粉末を用いたことを除いては、実施例1の操作を繰り返して、水抽出物の乾固物及び熱水抽出物の乾固物を得、そしてNO産生量の抑制効果を検討した。図11に示すように、水抽出物及び熱水抽出物ともに、用量依存的に一酸化窒素の産生を抑制した。
《実施例12》
本実施例では、セージの水抽出物及び熱水抽出物の一酸化窒素産生抑制作用を検討した。
セロリの果実の乾燥粉末に代えて、セージの葉の乾燥粉末を用いたことを除いては、実施例1の操作を繰り返して、水抽出物の乾固物及び熱水抽出物の乾固物を得、そしてNO産生量の抑制効果を検討した。図12に示すように、水抽出物及び熱水抽出物ともに、用量依存的に一酸化窒素の産生を抑制した。
本発明の一酸化窒素産生抑制剤及び一酸化窒素産生抑制用食品組成物は、炎症を抑えることができる。

Claims (4)

  1. 有効成分として、セロリシード、スターアニス、キャラウェイ、マジョラム、ロングペッパー、ペッパー、カフェライムリーフ、オールスパイス、アニスシード、オレガノ、クミン、及びセージからなる群から選択されるスパイスの水抽出物を1つ以上含むことを特徴とする一酸化窒素産生抑制剤。
  2. 抗炎症用である、請求項1に記載の一酸化窒素産生抑制剤。
  3. 有効成分として、セロリシード、スターアニス、キャラウェイ、マジョラム、ロングペッパー、ペッパー、カフェライムリーフ、オールスパイス、アニスシード、オレガノ、クミン、及びセージからなる群から選択されるスパイスの水抽出物を1つ以上含むことを特徴とする、一酸化窒素産生抑制用食品組成物。
  4. 抗炎症用である、請求項3に記載の一酸化窒素産生抑制用食品組成物。
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