JP2021160146A - 製袋機、製袋機の制御方法、および袋の製造方法 - Google Patents

製袋機、製袋機の制御方法、および袋の製造方法 Download PDF

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【課題】 加工ユニットの位置調整精度を高め、また生産の立ち上げ時における製品ロスを少なくする製袋機、製袋機の制御方法、袋の製造方法を提供する。【解決手段】 製袋機は、基準マークが印刷された長尺製袋用フィルムを間欠搬送する搬送装置と、変位可能に配置され長尺製袋用フィルムの停止中に所定の加工を施す複数の加工ユニットと、それを個別に変位させる複数の加工ユニット駆動装置と、切断ユニットと、長尺製袋用フィルムの停止位置を決定する前方マークセンサーと、最後方の加工ユニットより後方の後方マークセンサーと、前段の停止位置から後方マークセンサーが基準マークを検出するまでの搬送量である基準マークセンサーオフセット距離について所定周期搬送した前後の差から算出される装置内伸縮量に基づき複数の加工ユニットの目標位置を個別に算出し目標位置に変位する加工ユニット変位制御手段と、を備えている。【選択図】 図1

Description

本発明は、製袋機、製袋機の制御方法、および袋の製造方法に関するものである。
従来の製袋機では、製袋用プラスチックフィルムの伸縮によるシール位置のずれ、搬送時の滑りなどによる位置ずれを目視で確認し、確認した位置ずれ量に応じてフィルムに加工を施す加工ユニットを手動で変位させることによりシール不良を抑制していた。特に一定の間隔(印刷ピッチ)で絵柄が繰返し印刷されたフィルムの場合にはシール位置のずれは無視できず、またシール不良は重大な欠陥であるため、上記位置ずれの目視確認作業およびその結果に基づく手動変位作業は、作業者にとって負荷の高いものであった。
特許文献1には、プラスチックフィルムの伸びまたは縮みによって印刷絵柄の位置と加工位置(特に横シール位置など)がずれてしまう問題を自動的に解消する製袋機が示されている。
特開2010−105186号公報
特許文献1に記載の製袋機では、プラスチックフィルムの伸縮により印刷ピッチが変動したときに、光学センサーの検出信号に基づき、印刷ピッチの変動量が求められる。印刷ピッチの変動量および検出信号にもとづき、加工ユニットの位置と印刷位置との間にずれが生じない位置に加工ユニットを微少変位させる。この加工ユニットの自動位置調整により手動調整を行なわずに生産効率を上げることが提案されている。しかしながら、加工ユニットの位置調整精度と生産立ち上げ時の製品ロスの問題がある。
すなわち、特許文献1に記載の製袋機では、印刷ピッチの設計値に基づき加工ユニットの初期状態の位置を決定しているが、これには製袋機上でフィルムが加熱されることによる実際の伸縮状態が反映されていない理想値に基づく位置であるため、実際に位置が修正されて良品が生産できる様になるまでのロスが多い。
上記に鑑み本発明の目的は、加工ユニットの初期状態の位置調整精度を高め、また生産の立ち上げ時における製品ロスを少なくする製袋機、製袋機の制御方法、および袋の製造方法を提供することである。
本発明は、一定の印刷ピッチで少なくとも基準マークが印刷された長尺製袋用フィルムを間欠的に搬送する搬送装置と、長尺製袋用フィルムの搬送経路に搬送方向前方および後方に変位可能に配置され長尺製袋用フィルムが停止しているときに長尺製袋用フィルムに所定の加工を施す複数の加工ユニットと、複数の加工ユニットを各目標位置に個別に変位させる複数の加工ユニット駆動装置と、長尺製袋用フィルムの搬送経路の最前方に配置され長尺製袋用フィルムを切断し個片状態とする切断ユニットと、切断ユニットの搬送方向後方に配置され基準マークを検出することにより長尺製袋用フィルムの停止位置を決定する前方マークセンサーと、長尺製袋用フィルムが前段の停止位置から印刷ピッチに相当する距離搬送されるまでの間において基準マークを検出可能な位置、かつ複数の加工ユニットのうち最後方の加工ユニットより搬送方向後方の位置に配置された後方マークセンサーと、加工ユニット変位制御手段と、を備える製袋機において、加工ユニット変位制御手段は、前段の停止位置から後方マークセンサーが基準マークを検出するまでの搬送量を基準マークセンサーオフセット距離として記憶し、所定周期搬送した前後において記憶された基準マークセンサーオフセット距離の差から長尺製袋用フィルムの装置内伸縮量を算出し、装置内伸縮量に基づいて複数の加工ユニットの目標位置を個別に算出し目標位置に変位する様に複数の加工ユニット駆動装置を個別に変位制御する、製袋機およびその制御方法である。
上記製袋機およびその制御方法において、加工ユニット変位制御手段はさらに製造開始前に複数の加工ユニットを各位置にプリセットするプリセット手段を有し、加工ユニット変位制御手段は生産品目および生産品目が進行した際における複数の加工ユニットの各位置を記憶する機能を有し、プリセット手段は過去に同一生産品目を進行した際に記憶した複数の加工ユニットの各位置を各プリセット位置と、各プリセット位置に変位する様に複数の加工ユニット駆動装置を個別に変位制御してもよい。
本発明は、製袋機により製造される袋の製造方法であって、製袋機は、少なくともその1つに一定の印刷ピッチで基準マークが印刷された2以上の長尺製袋用フィルムを重ねて間欠的に搬送する搬送装置と、長尺製袋用フィルムの搬送経路に搬送方向前方および後方に変位可能に配置され長尺製袋用フィルムが停止しているときに長尺製袋用フィルムに横シールのための加熱処理を行う複数の横シールユニットと、複数の横シールユニットを各目標位置に個別に変位させる複数の加工ユニット駆動装置と、長尺製袋用フィルムの搬送経路の最前方に配置され長尺製袋用フィルムを切断する切断ユニットと、切断ユニットの搬送方向後方に配置され基準マークを検出することにより長尺製袋用フィルムの停止位置を決定する前方マークセンサーと、長尺製袋用フィルムが前段の停止位置から印刷ピッチに相当する距離搬送されるまでの間において基準マークを検出可能な位置、かつ複数の横シールユニットのうち最後方の横シールユニットより搬送方向後方の位置に配置された後方マークセンサーと、複数の加工ユニット駆動装置を個別に変位制御する加工ユニット変位制御手段とを備える。
袋の製造方法は、2以上が重ねて搬送される長尺製袋用フィルムに対し複数の横シールユニットにより複数回横シールのための加熱処理を行うことにより横シールを完了させる横シール工程と、横シール工程より後において長尺製袋用フィルムを切断ユニットにより切断し個片状態とする切断工程とを少なくとも有し、加工ユニット変位制御手段は、前段の停止位置から後方マークセンサーが基準マークを検出するまでの搬送量を基準マークセンサーオフセット距離として記憶し、所定周期搬送した前後において記憶された基準マークセンサーオフセット距離の差から長尺製袋用フィルムの装置内伸縮量を算出し、装置内伸縮量に基づいて複数の横シールユニットの目標位置を個別に算出し、目標位置に変位する様に複数の加工ユニット駆動装置を個別に変位制御する、袋の製造方法である。
上記袋の製造方法において、加工ユニット変位制御手段はさらに製造開始前に複数の横シールユニットを各位置にプリセットするプリセット手段を有し、加工ユニット変位制御手段は生産品目および生産品目が進行した際における複数の横シールユニットの各位置を記憶する機能を有し、プリセット手段は過去に同一生産品目を進行した際に記憶した複数の横シールユニットの各位置を各プリセット位置とし各プリセット位置に変位する様に複数の加工ユニット駆動装置を個別に変位制御してもよい。
本発明によれば、加工ユニットの初期状態の位置調整精度を高め、また生産の立ち上げ時における製品ロスを少なくする製袋機、製袋機の制御方法、および袋の製造方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る製袋機の全体的構成の概要を示す斜視図 本発明に係る製袋機において間欠搬送される長尺製袋用フィルムの様子を示す図
〔製袋機〕
以下、本発明に係る製袋機について、各図を参照して説明する。なお、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状、厚さ、隙間、装飾などは理解を容易にするため適宜誇張、単純化などしている。また説明に直接的に関係しない構成などについては適宜省略している。なお、以下の各図において、同一部分には同一の符号を付しており、一部詳細な説明を省略する場合がある。
また、以下の説明では、具体的な数値、形状、材料等を示して説明を行うが、これら
は、適宜変更することができる。
本明細書において、シート、フィルム等の言葉を使用しているが、これらは一般的な使い方として、シートの方がフィルムより厚いものとして使用されており、本明細書でもそれに倣って使用している。しかし、このような使い分けには、技術的な意味は無いので、これらの文言は適宜置き換えても、本発明の本質も特許請求の範囲の解釈も不変である。
(実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る製袋機10の全体的構成の概要を示す斜視図である。
製袋機10は長尺の製袋用フィルム(またはシート)(以下、長尺製袋用フィルム1)を間欠的に搬送する搬送装置11を備えている。搬送装置11は長尺製袋用フィルム1がロール状に巻き取られた原反ロール2を巻戻してその長手方向に搬送するものである。図1において原反ロール2が2か所示されている様に、製袋機10および搬送装置11において、長尺製袋用フィルム1は2枚が重ねられており、それが熱シール(縦シールおよび横シール)による熱シールなどされながら、図1においては右から左方向に間欠搬送される。
本説明においては、製袋機10および搬送装置11における搬送方向に注目し、原反ロール2方(図1における右方)を後方あるいは上流と呼称し、原反ロール2とは反対方(後述する切断ユニット29方、図1における左方)を前方あるいは下流と呼称する。すなわち、長尺製袋用フィルム1は、原反ロール2から切断ユニット29に向かう方向に、後方から前方に、上流から下流に搬送される。
一般に長尺製袋用フィルム1はプラスチックフィルムであり、同一の印刷絵柄(文字等を含む)が一定の間隔で繰返し印刷されている。本説明においては、同一の印刷絵柄が繰返し印刷される該一定の間隔のことを印刷ピッチPと呼称するものとする。印刷絵柄の一部には通常、基準マーク3が含まれ、基準マーク3も当然に上記一定の印刷ピッチPで印刷されている。基準マーク3は、搬送装置11の搬送制御、後述する各加工ユニットの変位制御等に利用される。
搬送装置11の搬送経路に沿って上下一対のニップロール13が多数(一部のみ図示) 配置されている。これらの上下一対のニップロール13は2枚の重ねられた長尺製袋用フィルム1をその間に挟んで搬送する。ニップロール13は駆動モーター15により、例えばタイミングベルト等を介して回転駆動される。搬送装置11はさらに、搬送制御装置12、エンコーダー14および光学センサー16を含む。エンコーダー14は、例えばニップロール13の回転軸(または駆動モーター15の回転軸、その他これに同期して回転する軸)に取付けられ、その回転量を基にニップロール13による長尺製袋用フィルム1の搬送量(搬送距離)を測定するために使用される。エンコーダー14の出力信号は搬送制御装置12に与えられる。光学センサー16は、後述する前方マークセンサー32および後方マークセンサー33を含み、長尺製袋用フィルム1に印刷された基準マーク3を検出するものであり、搬送経路の適所に配置される。光学センサー16はその取付位置を基準マーク3が通過する毎に検出信号(例えば基準マーク3の先端を立ち上がりで表わすパルス)を出力し、搬送制御装置12に与える。
搬送制御装置12は、駆動モーター15(したがってニップロール13)を間欠的に回転駆動するように制御する。すなわち、長尺製袋用フィルム1の搬送は間欠的に繰り返され、搬送と搬送との合間では長尺製袋用フィルム1は停止する。この停止時間において、袋を作製するための長尺製袋用フィルム1への各加工(シール、パンチ、切断等)が行なわれる。搬送装置11により間欠的に繰り返される搬送(間欠搬送)の1回あたりの搬送量(搬送距離)は、印刷ピッチP、すなわち隣接する基準マーク3間の距離(長さ)に相当する。
搬送装置11の搬送経路に沿って、上流側(搬送方向後方。図1における右側)から下流側(搬送方向前方。図1における左側)に向って、縦シールユニット21(図示しない)、縦冷却ユニット(図示しない)、横シールユニット24、横シールユニット25、横シールユニット26、横冷却ユニット(図示しない)、切断ユニット29の順に配置されている。製袋機10内のユニットは上記に限らず、例えばパンチユニットなどの他のユニットがあってもよく、また上記ユニットのうち1以上がなくてもよい。これらのユニットを総称して加工ユニット(加工装置)という。各加工ユニットは搬送方向に沿う方向に(前後方向に)移動可能(位置調整自在に)に支持されている。一部の加工ユニットについては移動可能ではなく固定されていても良い。間欠搬送される長尺製袋用フィルム1の搬送停止中にこれらの加工ユニットによる加工(シール、冷却、切断など)が行なわれる。そのため、長尺製袋用フィルム1の停止位置において、長尺製袋用フィルム1の適切な位置に対し加工できる様、各加工ユニットは後述の方法により最適な位置に変位制御される。
横シールユニット24、25、26はそれぞれモーターを含む加工ユニット駆動装置34、35、36によってその搬送方向に沿う方向(前後方向)に変位制御駆動される。同様に縦シールユニット21はそれに対応する別の加工ユニット駆動装置により搬送前後方向に変位制御駆動可能である。その他のユニットについても同様に変位制御駆動されても良い。本説明においては、発明の本質を簡潔に説明できる様に、横シールユニットが3つ存在する場合について、横シールユニットのみが変位制御駆動されるものとして説明する。
切断ユニット29の搬送方向後方(上流側)に前方マークセンサー32が配置され、横シールユニット24、25、26のうち最も搬送方向後方(上流側)にある横シールユニット24の搬送方向後方(上流側)に後方マークセンサー33が配置されている。光学センサー16に含まれるこれらの前方マークセンサー32、および後方マークセンサー33は、長尺製袋用フィルム1に印刷された基準マーク3を検出するものである(例えば光学センサー16の出力信号と同じように、これらの光学センサーの出力信号の立ち上がりで基準マーク3の検出のタイミングとする)。
長尺製袋用フィルム1は上述のように印刷ピッチPに相当する距離ずつ間欠搬送される。具体的には、前方マークセンサー32による基準マーク3の検出が搬送停止のトリガーとなっており、基準マーク3の間隔は印刷ピッチPと同一であるため、結果的に印刷ピッチPと同一距離により間欠搬送される。
ところで上述の通り、製袋機10の搬送装置11内においては、主に長尺製袋用フィルム1の伸縮に起因して、厳密には印刷ピッチは一定ではない。前方マークセンサー32を搬送停止のトリガーとして用いている理由は、製袋機10において最も加工の位置ずれに対する悪影響が大きいのは切断工程であるため、切断ユニット29の近くに設置されている前方マークセンサー32のトリガーで搬送停止することにより、切断位置の位置ずれを少なくするためである。
後方マークセンサー33も基準マーク3を検出するものである。後方マークセンサー33の検出により、後方マークセンサー33の設置位置のおける搬送開始位置から基準マーク3までの距離(基準マークセンサーオフセット距離)を把握することができる。搬送装置11内における長尺製袋用フィルム1の印刷ピッチPが常に一定であるならば、基準マークセンサーオフセット距離は常に一定である筈であるが、実際には基準マークセンサーオフセット距離は製品の進行(時間)に伴い変動する。本発明においては、基準マークセンサーオフセット距離の変化に基づいて、加工ユニット変位制御手段である加工ユニット変位制御装置31により、横シールユニット24、25、26の搬送方向に沿う前後位置を変位制御するものである。その詳細な方法については後述する。
縦シールユニット21は2枚重ねの長尺製袋用フィルム1の1列以上を1印刷ピッチ分の長さずつ加熱して融着(溶着)することで縦シール部を形成する。縦冷却ユニットは融着された縦シール部を冷却する。横シールユニット24、25、26は、1印刷ピッチPの整数倍(図示においては2倍)だけ離れた間隔で配置され、これら3か所の横シールユニット24、25、26が2枚重ねの長尺製袋用フィルム1の同一箇所を加熱することで横シール部を形成する。横冷却ユニットは横シール部を冷却する。切断ユニット29は横シール部内あるいはその近傍の切断線5に沿って長尺製袋用フィルム1を幅方向(横方向)に切断し、個片状態とする。このようにして2枚重ねの長尺製袋用フィルム1から、3辺がシールされた袋8が個片状態で印刷ピッチごとに作製される。なお切断線5は通常は印刷されていないが、ここでは理想的な切断位置を示すものとして便宜的に図示している。
また該幅方向の切断より搬送方向後方(上流側)において、さらに縦切断ユニットが存在し、長尺製袋用フィルム1をその幅方向に分割するように長手方向(縦方向)切断してもよい。例えば、切断ユニット29の上流側に隣接して縦切断ユニットが存在すれば、幅方向に多面付されている場合であっても、該縦切断ユニットと切断ユニット29により袋8を個片状態とすることができる。
また、製袋機10において搬送装置11に供給される原反ロール2が1つのみの場合であっても、原反ロール2の下流かつ各加工ユニットの内の最上流に縦切断ユニットが存在する形態においては、原反ロール2から供給される1本の長尺製袋用フィルム1を該縦切断ユニットにより幅方向に例えば2本に分割し、その2本となった長尺製袋用フィルム1を重ね合わせることにより、本製袋機10の加工対象となる2枚の重ねられた長尺製袋用フィルム1としてもよい。
上記の通り、本発明に係る製袋機10はその一例として、搬送装置11と、複数の加工ユニット(縦シールユニット21、横シールユニット24、25、26など)と、複数の加工ユニット駆動装置(34、35、36)と、切断ユニット29と、前方マークセンサー32と、後方マークセンサー33と、加工ユニット変位制御手段(加工ユニット変位制御装置31)と、を備えている。
そして搬送装置11は、一定の印刷ピッチPで少なくとも基準マーク3が印刷された長尺製袋用フィルム1を間欠的に搬送するものである。
複数の加工ユニット(縦シールユニット21、横シールユニット24、25、26など)は、長尺製袋用フィルム1の搬送経路に搬送方向前方および後方に変位可能に配置され、長尺製袋用フィルム1が停止しているときに長尺製袋用フィルム1に所定の加工を施すものである。
複数の加工ユニット駆動装置(34、35、36)は、複数の加工ユニットを、各指示された目標位置に個別に変位させるものである。
切断ユニット29は、長尺製袋用フィルム1の搬送経路の最前方に配置され、長尺製袋用フィルム1を切断し個片状態とするものである。
前方マークセンサー32は、切断ユニット29の搬送方向後方に配置され、基準マーク3を検出することにより長尺製袋用フィルム1の停止位置を決定するものである。
後方マークセンサー33は、長尺製袋用フィルム1が前段の停止位置から上記印刷ピッチPに相当する距離搬送されるまでの間において基準マーク3を検出可能な位置、かつ複数の加工ユニット(21、24、25、26など)のうち最後方の加工ユニットより搬送方向後方の位置に配置されたものである。
加工ユニット変位制御手段(加工ユニット変位制御装置31)は、上記前段の停止位置から後方マークセンサー33が基準マーク3を検出するまでの搬送量を基準マークセンサーオフセット距離として記憶し、所定周期搬送した前後において記憶された上記基準マークセンサーオフセット距離の差から、長尺製袋用フィルム1の装置内伸縮量を算出し、該装置内伸縮量に基づいて複数の加工ユニット(21、24、25、26など)の目標位置を個別に算出し、該目標位置に変位する様に複数の加工ユニット駆動装置(34、35、36など)を個別に変位制御するものである。
<製袋機(横シールユニット)の制御方法>
加工ユニット変位制御装置31による各加工ユニット駆動装置(34、35、36)の制御、すなわち横シールユニット(24、25、26)の変位制御は、具体的には以下の様に行われる。
本発明に係る製袋機10は前方マークセンサー32検出信号に基づき間欠動作を行うものである。実際には前方マークセンサー32が基準マーク3を検出してもタイムラグや搬送装置11の慣性等により即座に間欠動作における停止状態することは困難であるが、本説明においては説明を簡略化するために、前方マークセンサー32の検出と同時に間欠動作における停止状態となるものとする。基準マーク3を検出した位置から実際に停止するまでの距離は、生産の進行中においては一定と考えられるため、上記の通り簡略化しても問題ない。また同様に説明を簡略化するために、製袋機10が有する複数の加工ユニットすなわち変位制御の対象として横シールユニット(24、25、26)のみを示して説明している。
また本説明では、前方マークセンサー32および後方マークセンサー33は、長尺製袋用フィルム1に印刷されている基準マーク3を検出しているがこれに限らず、製品に印刷された絵柄模様の一部を基準マーク3の代わりに検出対象としても良い。その場合には前方マークセンサー32および後方マークセンサー33の検出対象は、同一の該絵柄模様の一部とする必要がある。
この様に前方マークセンサー32および後方マークセンサー33の検出対象が絵柄模様の一部である場合には、検出対象である絵柄模様の一部が実質的に本発明における基準マーク3と同様の役目を果たすため、検出対象である絵柄模様の一部が基準マーク3であるものとして、本発明を適用するものとする。
本説明においては、切断ユニット29の位置および後方マークセンサー33の位置は固定とする。前方マークセンサー32の位置については、生産品目により変化する切断位置と基準マーク3との距離に応じて調整するものの、良品生産の進行中においては前方マークセンサー32の位置も固定される。本発明においてはこれに限らず、例えば前方マークセンサー32および後方マークセンサー33の位置を固定とし、切断ユニット29の位置が生産品目に応じて可変であってもよい。いずれにしても生産の進行中においては、前方マークセンサー32および後方マークセンサー33の位置は固定されており、すなわち前方マークセンサー32と後方マークセンサー33との距離は一定である。
生産の開始にあたり、まず前方マークセンサー32の位置および各横シールユニット(24、25、26)の位置をプリセットする。通常は生産品目の設計値により決まる、基準マーク3と切断位置との距離、基準マーク3と横シール位置との距離、および印刷ピッチPに基づき、前方マークセンサー32および各横シールユニット(24、25、26)の位置をプリセットする。
前方マークセンサー32の位置については、切断ユニット29による切断位置が長尺製袋用フィルム1の理想的な切断位置となる様に、長尺製袋用フィルム1の位置を決める。その状態で基準マーク3の前方側の輪郭が前方マークセンサー32の検出位置となる様に前方マークセンサー32出力(検出または不検出)を確認しながら前方マークセンサー32の位置を手動で調整する。
各横シールユニット(24、25、26)の位置については、良品の生産を開始する前に、プリセット位置の状態で製袋機10を稼働させ、各横シールユニット(24、25、26)による長尺製袋用フィルム1上の横シール位置を目視で確認しながら各横シールユニット(24、25、26)の位置を手動で調整する。ここで手動とは、各横シールユニット(24、25、26)の位置を作業者が実際に手で動かすという意味だけでなく、各横シールユニット(24、25、26)駆動する加工ユニット駆動装置を個別に変位制御する加工ユニット変位制御手段に対し、位置座標の数値や、前進後進などの信号を作業者が手動で入力することも含まれる。該手動調整後、良品の生産が開始される。
本発明においては、各横シールユニット(24、25、26)のプリセット位置について、同一の製袋機10において同一生産品目が前回進行した際における良品の生産を開始した時点での各横シールユニット(24、25、26)の各位置とすることが好ましい。
すなわち、加工ユニット変位制御装置31(加工ユニット変位制御手段)はさらに、製造開始前に各横シールユニット(24、25、26)(複数の加工ユニット)を各位置にプリセットするプリセット手段を有し、加工ユニット変位制御装置31(加工ユニット変位制御手段)は、生産品目およびその生産品目が進行した際における各横シールユニット(24、25、26)の各位置を記憶する機能を有している。そしてプリセット手段は、過去に同一生産品目を進行した際に記憶した各横シールユニット(24、25、26)の各位置を各プリセット位置とし、該各プリセット位置に変位する様に各(複数の)加工ユニット駆動装置(34、35、36)を個別に変位制御するものであることが好ましい。
上記各横シールユニット(24、25、26)のプリセット方法によれば、生産品目の設計値に基づきプリセットされる場合と比較して、上記手動調整に係る時間を短くすることができ、また該手動調整に係る製品ロスを少なくすることができる。そして本プリセット方法を用いて製造される袋8についても同様の効果を得ることができる。
その理由として、製袋機10の最上流にセットされる長尺製袋用フィルム1がロール状に巻き取られた原反ロール2において、その外周(巻き外)付近と比較して、その中心(巻き芯)付近は相対的に長尺製袋用フィルム1が伸びる様に微細に変形している場合が多い。そのため、巻き外付近と巻き芯付近とでは長尺製袋用フィルム1の印刷ピッチP(すなわち基準マーク3の間隔)がわずかに異なっている。前回の良品生産開始時の長尺製袋用フィルム1および今回の良品生産開始時の長尺製袋用フィルム1は、通常はいずれも巻き外付近の長尺製袋用フィルム1であるため、印刷ピッチに関し、設計データを適用するよりも実際に即している場合が多いことが理由として考えられる。
上記各横シールユニット(24、25、26)の各位置のプリセット後、上記横シール位置を目視で確認しながらの手動調整を経て、良品の生産が開始される。良品の進行時においては上述の通り、切断ユニット29および後方マークセンサー33の位置は各固定されているため、切断ユニット29と後方マークセンサー33との距離は一定であり、この距離をDSとする。DSは加工ユニット変位制御装置31(加工ユニット変位制御手段)に記憶される。生産品目によらず固定である後方マークセンサー33の位置座標は、加工ユニット変位制御装置31にあらかじめ登録されている。切断ユニット29の位置座標は、生産開始後に微調整することはできるが、基本的には生産品目に拠らず固定であるため、加工ユニット変位制御装置31にあらかじめ登録されている。このように加工ユニット変位制御装置31は、切断ユニット29および後方マークセンサー33の各座標位置を把握しているため、それに基づき上記DSを算出し、記憶することができる。
各横シールユニット(24、25、26)について、説明のため製袋機10の上流に設置されたものから順に第1横シールユニット24、第2横シールユニット25、第3横シールユニット26と区別する。良品の進行開始時における、切断ユニット29と第1横シールユニット24との距離をDH1sと、切断ユニット29と第2横シールユニット25との距離をDH2sと、切断ユニット29と第3横シールユニット26との距離をDH3sとする。加工ユニット変位制御装置31は上記と同様の要領で、上記距離DH1s、DH2s、DH3sを各算出し、各記憶することができる。
前述の通り、長尺製袋用フィルム1においては同一の絵柄が理想的には一定の間隔(印刷ピッチP)で繰返し印刷されている。製袋機10により長尺製袋用フィルム1から製造される袋8においては、印刷絵柄と横シール位置および切断位置とが同期している、すなわち各相互の位置関係が一定であることが当然に要求される。そのため、印刷絵柄のみならず、長尺製袋用フィルム1における横シール位置の間隔及び切断位置の間隔についても上記一定の印刷ピッチPであることが要求される。
製袋機10における搬送装置11の動作は、搬送中の長尺製袋用フィルム1において、前方マークセンサー32が基準マーク3を検出した時点で停止し、一定時間(例えば0.5秒)停止した後再び搬送を開始して、次に前方マークセンサー32が基準マーク3を検出した時点で再度停止するという間欠動作を繰り返す。上記一定時間の停止中には、各加工ユニット(21、24、25、26など)において所定の加工(熱シールや切断など)が行われる。
上述の通り、間欠動作の停止状態においては、前方マークセンサー32の検出位置には、基準マーク3の前方側の輪郭が位置している。
一方、間欠動作の停止状態において、後方マークセンサー33の検出位置には、通常は基準マーク3の前方側の輪郭は位置していない。停止状態において、後方マークセンサー33の検出位置からその上流方向直近の基準マーク3の前方側の輪郭までの距離を基準マークセンサーオフセット距離Xと呼称する。
ここで基準マークセンサーオフセット距離Xは以下の様に把握することができる。図2は、製袋機10において間欠搬送される長尺製袋用フィルム1の様子を示している。図2(a)は、良品の生産開始時における間欠動作の停止状態を示している。上記基準マークセンサーオフセット距離Xは図2(a)に図示された部分の距離となるが、図2(a)の時点では加工ユニット変位制御装置31は基準マークセンサーオフセット距離Xを把握していない。
ここで、良品の生産開始時における基準マークセンサーオフセット距離Xを開始時基準マークセンサーオフセット距離Xsとする。
図2(a)の状態から搬送が開始されて、後方マークセンサー33が基準マーク3の前方側の輪郭を検出した時点の状態を図2(b)に示す。ただし図2(b)に示す長尺製袋用フィルム1の位置においては間欠動作は停止しない。図2(a)に示す停止状態から、図2(b)に示す後方マークセンサー33が基準マーク3を検出するまでの長尺製袋用フィルム1の搬送距離について、加工ユニット変位制御装置31は、ニップロールに13などに長尺製袋用フィルム1の動きと同期する様に設置されたエンコーダー14の信号などから把握することができる。すなわち搬送開始から後方マークセンサー33が基準マーク3を検出するまでのエンコーダー14から出力されるパルス数をカウントし、該パルス数から長尺製袋用フィルム1の搬送距離を求めればよい。図2(a)の状態から図2(b)の状態に至る長尺製袋用フィルム1の搬送距離は、例えば図2(a)に示される長尺製袋用フィルム1の位置と図2(b)に示される長尺製袋用フィルム1の位置との搬送方向における変位距離、すなわち図示における距離Xである。
この様に良品の生産開始時(測定開始時)における基準マークセンサーオフセット距離X、すなわち開始時基準マークセンサーオフセット距離Xsを求めることができ、開始時基準マークセンサーオフセット距離Xsは加工ユニット変位制御装置31(加工ユニット変位制御手段)に記憶される。
図2(c)は、図2(a)に示す測定開始時から、良品の生産がある程度進行した時点における間欠動作の停止状態を示す。生産の進行に伴い、原反ロール2から巻き出される長尺製袋用フィルム1は、良品の生産開始時点に比べ原反ロールの巻き芯に近い位置から巻き出される様になる。そのため図2(c)時点での長尺製袋用フィルム1は、良品の生産開始時点に比べ伸びる様に微細に変形し、上記印刷ピッチPは、良品の生産開始時点に比べわずかに大きくなっている。
図2(c)においてはその様子を誇張して示している。図2(c)において、上記伸びる様な変形により、各横シール位置は理想の位置から大きくずれてしまっている。図2(c)時点における上記基準マークセンサーオフセット距離Xを終了時基準マークセンサーオフセット距離Xeと呼称する。終了時基準マークセンサーオフセット距離Xeは図2(c)に図示される距離である。終了時基準マークセンサーオフセット距離Xeについても、図2(a)および図2(b)で基準マークセンサーオフセット距離X(開始時基準マークセンサーオフセット距離Xs)について説明したのと同様の方法で求めることができ、また同様に加工ユニット変位制御装置31(加工ユニット変位制御手段)に記憶される。また上記方法により終了時基準マークセンサーオフセット距離Xeを求めることができる搬送動作が終了し停止した時点を測定終了時とする。測定終了時は、厳密には図2(c)で表される状態の1周期後となるが、1印刷ピッチPにおける伸縮量はほぼ無視できるため、図2(c)を測定終了時を示す図としても問題ない。
測定開始時すなわち図2(a)および図2(b)における印刷ピッチPをPsとして、測定終了時すなわち図2(c)および図2(d)における印刷ピッチPをPeとして示している。
図2(a)および図2(c)の状態において、後方マークセンサー33に対し上流(後方)側直近に位置する基準マーク3を後方マークセンサー基準マーク3bと呼称する。ここで、図2(a)および図2(c)の各長尺製袋用フィルム1の状態において、切断ユニット29から後方マークセンサー基準マーク3bまでの距離は、図示の通り、図2(a)の状態(測定開始時)においては「DS+Xs」と、図2(c)の状態(測定終了時)においては「DS+Xe」と、各表すことができる。すると、長尺製袋用フィルム1における切断ユニット29から後方マークセンサー基準マーク3bまでの距離は、図2(c)の状態(測定終了時)は、図2(a)の状態(測定開始時)に対し、「Xe−Xs」だけ伸びた状態である、ということができる。
換言すれば、長尺製袋用フィルム1における切断ユニット29から後方マークセンサー基準マーク3bまでの距離について、測定開始時に対する測定終了時の増減、すなわち伸縮量を装置内伸縮量と呼称すると、該装置内伸縮量は「Xe−Xs」で表すことができる。
図2(c)の状態においては上述の通り、各横シール位置は理想の位置からずれているため、長尺製袋用フィルム1の上記伸縮(伸び)に応じて、各横シールユニット(24、25、26)の位置についても変位制御されるべきである。図2(c)の状態から、本発明に係る変位制御により各横シールユニット(24、25、26)の位置を変位させた後の状態を図2(d)に示す。図2(d)の状態においては、図2(c)の状態に対し、第1横シールユニット24はΔDH1、第2横シールユニット25はΔDH2、第3横シールユニット26はΔDH3(各図示参照)だけ変位している。
以下、本発明に係る各横シールユニット(24、25、26)の変位量(ΔDH1、ΔDH2、ΔDH3)を求める方法について説明する。
長尺製袋用フィルム1の伸縮について、伸縮の原因を鑑みると局部的な伸縮は考え難く、長尺製袋用フィルム1が全体として大きなトレンドで伸縮するものと考えられる。そのため長尺製袋用フィルム1は、切断ユニット29から後方マークセンサー基準マーク3bまで均等に伸縮しているものと考えて差し支えない。そのため本発明においては、装置内伸縮量(Xe−Xs)について、図2(a)の状態すなわち測定開始時における、切断ユニット29から後方マークセンサー基準マーク3bまでの距離(DS+Xs)に対する切断ユニット29から各横シールユニット(24、25、26)までの距離(DH1s、DH2s、DH3s)の割合に基づいて比例配分している。
すなわち第1横シールユニット24、第2横シールユニット25、および第3横シールユニット26の各変位量(ΔDH1、ΔDH2、ΔDH3)は以下の式で求めることができる。
ΔDH1=(Xe−Xs)×DH1s/(DS+Xs)
ΔDH2=(Xe−Xs)×DH2s/(DS+Xs)
ΔDH3=(Xe−Xs)×DH3s/(DS+Xs)
ここで、(Xe−Xs)が正の場合にはΔDH1、ΔDH2、ΔDH3も各正の値となるが、正の場合には長尺製袋用フィルム1は測定開始時に比べ伸びていることとなるため、図2(d)に示す通り右側に各距離ΔDH1、ΔDH2、ΔDH3だけ変位される。
反対に、(Xe−Xs)が負の場合にはΔDH1、ΔDH2、ΔDH3も各負の値となるが、負の場合には長尺製袋用フィルム1は測定開始時に比べ縮んでいることとなるため、左側に各距離ΔDH1、ΔDH2、ΔDH3だけ変位される。
上記からすると、図2(d)に示す変位制御の完了時における、切断ユニット29と第1横シールユニット24との距離をDH1eと、切断ユニット29と第2横シールユニット25との距離をDH2eと、切断ユニット29と第3横シールユニット26との距離をDH3eとする。変位制御の目標位置でもあるDH1e、DH2e、およびDH3eは以下の式で表すことができる。
DH1e=DH1s+ΔDH1
DH2e=DH2s+ΔDH2
DH3e=DH3s+ΔDH3
第1横シールユニット24、第2横シールユニット25、および第3横シールユニット26が変位制御されるタイミングとしては、搬送装置11における長尺製袋用フィルム1の間欠搬送のうちの距離Xeを検出する搬送動作時(搬送中)の次の搬送動作時(搬送中)が適当であるが、これに限らない。
搬送装置11における間欠搬送において、搬送動作開始時から次の搬送動作開始時までを1周期とすると、以降の変位制御は以下の様にすればよい。良品の生産開始時(測定開始時)における開始時基準マークセンサーオフセット距離Xsを維持したまま、所定周期ごとに上記と同様の方法で終了時基準マークセンサーオフセット距離Xeを把握、更新する。そして更新した終了時基準マークセンサーオフセット距離Xeを上記式に適用し、変位制御の目標位置であるDH1e、DH2e、DH3eを各算出、更新し、各横シールユニット(24、25、26)を変位させる。このような変位制御を所定周期ごとに繰り返せばよい。
上述の通り図2(c)は、長尺製袋用フィルム1の伸縮(図2(c)においては伸び)を誇張して示したものである。実際には各加工ユニット(21、24、25、26など)における加工位置の各位置ずれが常に各許容範囲に収まる様にある程度頻繁に変位制御を行うべきである。変位制御の頻度、すなわち上記所定周期は、1〜500周期、好ましくは12〜60周期程度であることが好ましい。この程度の変位制御頻度であれば、長尺製袋用フィルム1の実際の伸縮量から鑑みて、各加工ユニット(21、24、25、26など)における加工位置の各位置ずれが各許容範囲から外れることは考え難く、また各駆動部への動作負荷を小さくすることができるため、駆動部の耐久性を向上させることができる。
また、上記説明においては、加工ユニットとして、第1横シールユニット24、第2横シールユニット25、第3横シールユニット26の3つの加工ユニットが変位制御される場合について説明した。しかし変位制御される加工ユニットの数は3つに限らず1以上であれば良い。また変位制御される加工ユニットの種類としても横シールユニットに限らない。例えば、冷却ユニット、穴あけ加工を行うパンチユニットなどが上記と同様の方法で変位制御されるものであっても構わない。
以上説明した本発明に係る製袋機の変位制御方法および該変位制御方法を適用した製袋機10においては、以下の効果を奏する。
本発明の上記変位制御方法に使用している基準マーク3を検出するためのセンサーは、前方マークセンサー32、および後方マークセンサー33の2つのみである。そのため、例えば各加工ユニットの直前に各マーク読み取りセンサーを配置する様な変位制御方法に比べ、マーク読み取りセンサーを配置するスペースを節約することができ、各加工ユニット間の距離を短くすることができる。そのため、製袋機10のライン長を短くすることができ、その設置面積を少ないものとすることができる。これは製袋機に係る固定費の低減および生産立ち上げ時の製品ロス低減につながる。
また変位制御に係る切断ユニット29と後方マークセンサー33との距離DSが大きい(離れている)ため、結果として長尺製袋用フィルム1の伸縮がある程度平均化されて変位制御に反映されることになる。そのため局部的に印刷ピッチPが変動していた様な場合であっても、該局部的な印刷ピッチPの変動の影響を受け難く、各加工ユニットの変位制御に係る位置精度を高めることができる。
さらに本発明の制御方法は、好ましくは12〜60周期ごとに変位制御されるものである。そのため、長尺製袋用フィルム1の実際の伸縮量から鑑みて、各加工ユニット(21、24、25、26など)における加工位置の各位置ずれが各許容範囲から外れることは考え難く、また各駆動部への動作負荷を小さくすることができるため、駆動部の耐久性を向上させることができる。
〔袋の製造方法〕
以上、本発明に係る製袋機10、および製袋機10の制御方法について説明した。次に、本発明に係る製袋機10およびその制御方法を用いて製造される袋の製造方法について説明する。
袋の製造方法は、製袋機10およびその制御方法を用いて製造される袋8の製造方法であって、2以上が重ねて搬送される長尺製袋用フィルム1に対し、複数の横シールユニット(24、25、26)により複数回横シールのための加熱処理を行うことにより横シールを完了させる横シール工程と、該横シール工程より後において、長尺製袋用フィルム1を切断ユニット29により切断し個片状態の袋8とする切断工程とを少なくとも有する。
そして製袋機10は上記の通り、少なくともその1つに一定の印刷ピッチPで基準マーク3が印刷された2以上の長尺製袋用フィルム1を重ねて間欠的に搬送する搬送装置11と、長尺製袋用フィルム1の搬送経路に搬送方向前方および後方に変位可能に配置され、長尺製袋用フィルム1が停止しているときに長尺製袋用フィルム1に横シールのための加熱処理を行う複数の横シールユニット(24、25、26)と、該複数の横シールユニットを、各目標位置に個別に変位させる複数の加工ユニット駆動装置(34、35、36)と、長尺製袋用フィルム1の搬送経路の最前方に配置され、長尺製袋用フィルムを切断する切断ユニット29と、切断ユニット29の搬送方向後方に配置され、基準マーク3を検出することにより長尺製袋用フィルム1の停止位置を決定する前方マークセンサー32と、長尺製袋用フィルム1が前段の停止位置から印刷ピッチPに相当する距離搬送されるまでの間において基準マークを検出可能な位置、かつ複数の横シールユニット(24、25、26)のうち最後方の横シールユニット(第1横シールユニット24)より搬送方向後方の位置に配置された後方マークセンサー33と、複数の加工ユニット駆動装置(34、35、36)を個別に変位制御する加工ユニット変位制御手段(加工ユニット変位制御装置31)と、を備えるものである。
さらに加工ユニット変位制御手段(加工ユニット変位制御装置31)は、前段の停止位置から後方マークセンサー33が基準マーク3を検出するまでの搬送量を基準マークセンサーオフセット距離Xとして記憶し、所定周期搬送した前後において記憶された基準マークセンサーオフセット距離Xの差から、長尺製袋用フィルム1の装置内伸縮量(Xe−Xs)を算出し、装置内伸縮量(Xe−Xs)に基づいて複数の横シールユニット(24、25、26)の目標位置を個別に算出し、該目標位置に変位する様に複数の加工ユニット駆動装置を個別に変位制御する。以上が、本発明に係る袋8の製造方法である。
上記本発明に係る袋8の製造方法によれば、本発明に係る製袋機10、および製袋機10の制御方法において上記説明した各効果をそのまま得つつ、袋8を製造することができる。
以上、本発明に係る製袋機10、製袋機10の制御方法、および袋8の製造方法について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と、実質的に同一の構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなる場合であっても本発明の技術的範囲に包含される。
本発明に係る製袋機10、製袋機10の制御方法、および袋8の製造方法によれば、加工ユニットの位置調整精度を高め、また生産の立ち上げ時における製品ロスを少なくすることができる。そのため、例えば食品、飲料、薬品などの包装袋など製造の際に好適に適用することができる。
1 長尺製袋用フィルム
2 原反ロール
3 基準マーク
3b 後方マークセンサー基準マーク
5 切断線
8 袋
10 製袋機
11 搬送装置
12 搬送制御装置
13 ニップロール
14 エンコーダー
24、25、26 横シールユニット
29 切断ユニット
31 加工ユニット変位制御装置
32 前方マークセンサー
33 後方マークセンサー
34、35、36、39 加工ユニット駆動装置
P 印刷ピッチ
X 基準マークセンサーオフセット距離
Xs 開始時基準マークセンサーオフセット距離
Xe 終了時基準マークセンサーオフセット距離

Claims (6)

  1. 一定の印刷ピッチで少なくとも基準マークが印刷された長尺製袋用フィルムを間欠的に搬送する搬送装置と、
    前記長尺製袋用フィルムの搬送経路に搬送方向前方および後方に変位可能に配置され、前記長尺製袋用フィルムが停止しているときに前記長尺製袋用フィルムに所定の加工を施す複数の加工ユニットと、
    前記複数の加工ユニットを、各目標位置に個別に変位させる複数の加工ユニット駆動装置と、
    前記長尺製袋用フィルムの搬送経路の最前方に配置され、前記長尺製袋用フィルムを切断し個片状態とする切断ユニットと、
    前記切断ユニットの搬送方向後方に配置され、前記基準マークを検出することにより前記長尺製袋用フィルムの停止位置を決定する前方マークセンサーと、
    前記長尺製袋用フィルムが前段の停止位置から前記印刷ピッチに相当する距離搬送されるまでの間において前記基準マークを検出可能な位置、かつ前記複数の加工ユニットのうち最後方の加工ユニットより搬送方向後方の位置に配置された後方マークセンサーと、
    前記前段の停止位置から前記後方マークセンサーが前記基準マークを検出するまでの搬送量を基準マークセンサーオフセット距離として記憶し、所定周期搬送した前後において記憶された前記基準マークセンサーオフセット距離の差から、前記長尺製袋用フィルムの装置内伸縮量を算出し、前記装置内伸縮量に基づいて前記複数の加工ユニットの目標位置を個別に算出し、前記目標位置に変位する様に前記複数の加工ユニット駆動装置を個別に変位制御する加工ユニット変位制御手段と、を備えた製袋機。
  2. 前記加工ユニット変位制御手段はさらに、製造開始前に前記複数の加工ユニットを各位置にプリセットするプリセット手段を有し、
    前記加工ユニット変位制御手段は、生産品目および前記生産品目が進行した際における前記複数の加工ユニットの各位置を記憶する機能を有し、
    前記プリセット手段は、過去に同一生産品目を進行した際に記憶した前記複数の加工ユニットの各位置を各プリセット位置とし、前記各プリセット位置に変位する様に前記複数の加工ユニット駆動装置を個別に変位制御する、請求項1に記載の製袋機。
  3. 一定の印刷ピッチで少なくとも基準マークが印刷された長尺製袋用フィルムを間欠的に搬送する搬送装置と、
    前記長尺製袋用フィルムの搬送経路に搬送方向前方および後方に変位可能に配置され、前記長尺製袋用フィルムが停止しているときに前記長尺製袋用フィルムに所定の加工を施す複数の加工ユニットと、
    前記複数の加工ユニットを、各目標位置に個別に変位させる複数の加工ユニット駆動装置と、
    前記長尺製袋用フィルムの搬送経路の最前方に配置され、前記長尺製袋用フィルムを切断し個片状態とする切断ユニットと、
    前記切断ユニットの搬送方向後方に配置され、前記基準マークを検出することにより前記長尺製袋用フィルムの停止位置を決定する前方マークセンサーと、
    前記長尺製袋用フィルムが前段の停止位置から前記印刷ピッチに相当する距離搬送されるまでの間において前記基準マークを検出可能な位置、かつ前記複数の加工ユニットのうち最後方の加工ユニットより搬送方向後方の位置に配置された後方マークセンサーと、
    加工ユニット変位制御手段と、を備える製袋機において、
    前記加工ユニット変位制御手段は、前記前段の停止位置から前記後方マークセンサーが前記基準マークを検出するまでの搬送量を基準マークセンサーオフセット距離として記憶し、所定周期搬送した前後において記憶された前記基準マークセンサーオフセット距離の差から、前記長尺製袋用フィルムの装置内伸縮量を算出し、前記装置内伸縮量に基づいて前記複数の加工ユニットの目標位置を個別に算出し、前記目標位置に変位する様に前記複数の加工ユニット駆動装置を個別に変位制御する、製袋機の制御方法。
  4. 前記加工ユニット変位制御手段はさらに、製造開始前に前記複数の加工ユニットを各位置にプリセットするプリセット手段を有し、
    前記加工ユニット変位制御手段は、生産品目および前記生産品目が進行した際における前記複数の加工ユニットの各位置を記憶する機能を有し、
    前記プリセット手段は、過去に同一生産品目を進行した際に記憶した前記複数の加工ユニットの各位置を各プリセット位置とし、前記各プリセット位置に変位する様に前記複数の加工ユニット駆動装置を個別に変位制御する、請求項3に記載の製袋機の制御方法。
  5. 製袋機により製造される袋の製造方法であって、
    前記製袋機は
    少なくともその1つに一定の印刷ピッチで基準マークが印刷された2以上の長尺製袋用フィルムを重ねて間欠的に搬送する搬送装置と、
    前記長尺製袋用フィルムの搬送経路に搬送方向前方および後方に変位可能に配置され、前記長尺製袋用フィルムが停止しているときに前記長尺製袋用フィルムに横シールのための加熱処理を行う複数の横シールユニットと、
    前記複数の横シールユニットを、各目標位置に個別に変位させる複数の加工ユニット駆動装置と、
    前記長尺製袋用フィルムの搬送経路の最前方に配置され、前記長尺製袋用フィルムを切断する切断ユニットと、
    前記切断ユニットの搬送方向後方に配置され、前記基準マークを検出することにより前記長尺製袋用フィルムの停止位置を決定する前方マークセンサーと、
    前記長尺製袋用フィルムが前段の停止位置から前記印刷ピッチに相当する距離搬送されるまでの間において前記基準マークを検出可能な位置、かつ前記複数の横シールユニットのうち最後方の横シールユニットより搬送方向後方の位置に配置された後方マークセンサーと、
    前記複数の加工ユニット駆動装置を個別に変位制御する加工ユニット変位制御手段と、を備え、
    前記袋の製造方法は、
    2以上が重ねて搬送される前記長尺製袋用フィルムに対し、前記複数の横シールユニットにより複数回横シールのための加熱処理を行うことにより横シールを完了させる横シール工程と、
    前記横シール工程より後において、前記長尺製袋用フィルムを前記切断ユニットにより切断し個片状態とする切断工程とを少なくとも有し、
    前記加工ユニット変位制御手段は、前記前段の停止位置から前記後方マークセンサーが前記基準マークを検出するまでの搬送量を基準マークセンサーオフセット距離として記憶し、所定周期搬送した前後において記憶された前記基準マークセンサーオフセット距離の差から、前記長尺製袋用フィルムの装置内伸縮量を算出し、前記装置内伸縮量に基づいて前記複数の横シールユニットの目標位置を個別に算出し、前記目標位置に変位する様に前記複数の加工ユニット駆動装置を個別に変位制御する、袋の製造方法。
  6. 前記加工ユニット変位制御手段はさらに、製造開始前に前記複数の横シールユニットを各位置にプリセットするプリセット手段を有し、
    前記加工ユニット変位制御手段は、生産品目および前記生産品目が進行した際における前記複数の横シールユニットの各位置を記憶する機能を有し、
    前記プリセット手段は、過去に同一生産品目を進行した際に記憶した前記複数の横シールユニットの各位置を各プリセット位置とし、前記各プリセット位置に変位する様に前記複数の加工ユニット駆動装置を個別に変位制御する、請求項5に記載の袋の製造方法。
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