JP2021159057A - 作業機 - Google Patents
作業機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021159057A JP2021159057A JP2020067909A JP2020067909A JP2021159057A JP 2021159057 A JP2021159057 A JP 2021159057A JP 2020067909 A JP2020067909 A JP 2020067909A JP 2020067909 A JP2020067909 A JP 2020067909A JP 2021159057 A JP2021159057 A JP 2021159057A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- check valve
- valve
- directional control
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims abstract description 23
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 15
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 177
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 31
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 11
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 10
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 9
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000004044 response Effects 0.000 description 5
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 4
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
Description
障害物も破損や損傷を極力低減できれば、障害物とされている物体及び作業機の補修や修繕に係る時間や労力も低減できる。
特許文献1記載の緩衝機構は、作業機と昇降用油圧シリンダとを具えたア−ムのメインフレ−ムを、トラクタの取付部材に水平方向に回動自在に枢支し、取付部材とメインフレ−ムと連結する緩衝用油圧シリンダの伸縮により、ア−ムが上昇可能に両シリンダとを接続して、作業機が異物に衝突するとア−ムを上昇させて緩衝したのち正規の位置に戻させる、とされる。
モア(作業機)を障害物に強く押圧させると、互いに強く接触しているモア(作業機)をはじめとするアーム及びフレーム類や障害物は互いに損傷することがある問題点を有する。作業部であるモアと障害物との接触を早期に検出し、かつ、この時の強い接触を抑制できれば、作業部を含む機体及び障害物の損傷を軽減できる。
走行機体へ装着する主フレームと、
前記主フレームの近傍に折り畳んだ収納状態と、前記主フレームの側方に伸長させた伸張状態とに変更可能で、一端側を前記主フレームに連結した伸縮手段と、
前記伸縮手段を鉛直軸周りに回動可能にするマストフレームと、
前記伸縮手段を前記マストフレームに設けた水平軸周りに回動駆動させる第1シリンダと、
前記マストフレームを回動駆動させる水平回動シリンダと、
前記水平回動シリンダ内の圧力が設定した圧力に達すると作動する圧力スイッチと、
前記圧力スイッチの作動を検知信号として入力し、前記検知信号を受けたのち動作信号として出力する制御部と、
を備えることを特徴とした作業機、
に係る。
前記第1シリンダは、前記第1シリンダに流出入させる流体を制御する方向制御弁と、を備え、
前記方向制御弁は、前記制御部から出力された動作信号を受信すると、前記方向制御弁を動作させ、前記第1シリンダに流出入させる流体を制御する、
ことを特徴とした作業機、
に係る。
前記第1シリンダと前記方向制御弁との間の回路には、前記第1シリンダと前記方向制御弁との回路を開放した開放状態と第1シリンダから前記方向制御弁側への流体の流出を阻止する阻止状態とに切換可能な第1電磁チェック弁及び第2電磁チェック弁と、を備え、
前記制御部によって出力した動作信号は、前記第1電磁チェック弁及び第2電磁チェック弁を開放状態にさせるように制御するとともに、前記伸縮手段の他端側を上昇させる方向に動かすように前記方向制御弁の動作を制御する、
ことを特徴とした作業機、
に係る。
前記制御部は、該制御部に接続する報知部と、を有し、
前記制御部は、前記圧力スイッチの作動を検知すると、前記報知部によって作業者に音声で報知させる、
ことを特徴とした作業機、
に係る。
前記制御部は、該制御部に接続する表示部と、を有し、
前記制御部は、前記圧力スイッチの作動を検知すると、前記表示部に表示させる、
ことを特徴とした作業機、
に係る。
前記圧力スイッチと水平回動シリンダを連結する回路から分岐して設け、前記圧力スイッチが作動する設定圧力より高い設定圧力のリリーフ弁と、
を備えることを特徴とした作業機、
に係る。
Aは、作業機である。作業機Aは、この発明の第1実施例では、草刈等の作業を行う作業機に係る。作業機Aは、トラクタ等からなる走行機体Bの装着用装着部111、112に取り付け駆動する。
トラクタ等からなる走行機体Bは、第1実施例では、図1、図3、に図示する作業機Aの奥側、図2、図4に図示する作業機Aの上方、図5に図示する作業機Aの右側に位置する。
図1、図3等に図示する22は、入力軸である。入力軸22は、取り付ける走行機体Bから駆動力を作業機Aに取り入れる。
図1、図3等に図示する23は、変速部である。変速部23では、入力軸22により走行機体Bから入力した駆動力を変速する。
図1、図6以下に図示する25は、方向制御弁であるバルブユニットである。バルブユニット25では、油圧の流れを切換制御する。
マストフレーム21は、作業機Aの、主フレーム11の進行方向左右に対する一端部あるいは中央部に設ける。マストフレーム21は、伸縮手段41を、水平方向へ回動可能である。マストフレーム21は、伸縮手段41を鉛直軸周りであるマストフレーム回動軸211周りに回動可能である。この第1実施例において、一端側を支点に回動するマストフレーム21は、マストフレーム21の他端側を進行方向と直交する方向に位置させた時を通常位置及び通常状態、通常位置より後方側にマストフレーム21の他端側を回動させた時は退避位置及び退避状態としている。
水平回動シリンダ212は、一端を主フレーム11に取り付け、他端はマストフレーム21に取り付ける。そのため、水平回動シリンダ212は、ストロークの移動によって水平回動シリンダ212を伸縮して、主フレーム11に対して、マストフレーム21を回動駆動する。
タンク31の前端部は、主フレーム11の前端部とほぼ同じ、あるいは、主フレーム11の前端部よりやや後方に位置する。
伸縮手段41は、第1ブーム411、第1連結体412、第2ブーム413、第2連結体414、第1シリンダ415、第2シリンダ416、第3シリンダ417、第4シリンダ418を有する。
第1連結体412は、第1ブーム411の他端側の先端部に一端部を連結し、上下方向へ回動可能に設ける。
第2ブーム413は、第1連結体412の他端側の先端部に一端部を連結し、マストフレーム21が通常位置において、進行方向に対して前後方向へ回動可能に設ける。
第2連結体414は、第2ブーム413の他端側の先端部に一端部を設け、マストフレーム21が通常位置において、第1連結体412に対して前後方向へ並行に移動可能である。
第1シリンダ415は、伸縮手段41をマストフレーム21に設けた水平軸である第1ブーム回動軸411A周りに回動駆動させる。
第1ブーム411は上下方向に、第1ブーム回動軸411Aを回動中心として回動自在にマストフレーム21に連結される。
第3シリンダ417は、前後回動シリンダであって、油圧シリンダからなり、第1連結体412と第2ブーム413とを連結する。第3シリンダ417は、第2ブーム413の第1ブーム411に対する前後回動用である。第3シリンダ(前後回動シリンダ)417は、ストロークの伸縮により、マストフレーム21が通常位置において、伸縮手段41を前後方向へ回動駆動させる。
第1シリンダ415、第2シリンダ416、第3シリンダ(前後回動シリンダ)417、第4シリンダ418の各シリンダは、それぞれ、ロッド側室内(415b、416b、416b、417b)と、ボトム側室内(415a、416a、416a、417a)とを有する。
419は、ロッドである。ロッド419は、第2ブーム413と共に平行リンクを形成する。ロッド419によって、第2連結体414は第1連結体412に対して進行方向における左右方向に角度を変えることなく、前後方向に並行して移動が可能である。
作業部51は、この第1実施例では、マストフレーム21が通常位置において、進行方向と直交する方向に向けた回転軸512に複数の刃部を配置し、複数の刃部を回転駆動させることで草刈等の作業を行う。ただし、作業目的や作業部51の構造は開示した第1実施例に限定はされない。
作業部51が、格納姿勢をとったとき、図1及び図2に図示するように、第1ブーム411の長手方向及び第2ブーム413の長手方向は、ほぼ水平で進行方向と直交する方向に向けられ、且つ、第2ブーム413の長手方向は第1ブーム411の長手方向に対して前後方向に傾斜している。より詳細には、第2ブーム413は、他端側に向かうにつれて他端を進行方向の後方に位置するように第1ブーム411に対して傾斜させている。
伸縮手段41を伸長させて作業部51を走行機体Bの側方部に展開させた展開姿勢の場合、作業部51が障害物J等に当接していない通常の作業状態と、第1実施例において図4、図5に示すように、第2実施例においては図16に図示するように、作業部51が障害物J等に当接し、作業部51及び伸縮手段41と共にマストフレーム21が後方に回動する退避状態を取ることができる。
展開姿勢での通常状態において、第2ブーム413は第1連結体412に連結した一端側を支点にして、下方に位置する他端側を前後方向に回動できる。第2ブーム413の他端側に位置する作業部51は、展開姿勢での通常状態において、第2ブーム413の前後動に伴って、進行方向に対する左右方向の角度を変えずに、前後に移動可能である。
作業部51の格納状態のとき、図1に図示するように、第1ブーム411、第1連結体412、第2ブーム413、第2連結体414はタンク31の上方に位置させることで、作業部51あるいはタンク31が走行機体Bの側方から突出することを防ぐ。
第1ブーム411及び第2ブーム413の長さを走行機体Bの幅一杯に使用できるので、側方へ展開したときの最大長さを可能な限り大きくできる。
aはバイパス回路、bはダブルパイロットチェック弁、cは第1リリーフ弁(第1パイロットリリーフ弁)、dは第2リリーフ弁(第2パイロットリリーフ弁)、eはスローリターンチェック弁、e1はスローリターンチェック弁eの絞り弁、e2はスローリターンチェック弁eのチェック弁(逆止弁)、fは可変絞り式スローリターンチェック弁、f1は可変絞り式スローリターンチェック弁fの可変絞り弁、f2は可変絞り式スローリターンチェック弁fのチェック弁(逆止弁)、gは逆止弁であるチェック弁である。a1は、接続点である。
第1リリーフ弁cは、方向制御弁25に設ける。
第1リリーフ弁cは、設定圧で自動的に開き、圧力を下げる機能を備える。第1リリーフ弁cは、方向制御弁25内の回路内の流体に異常圧力が発生した時の圧力の逃がしあるいは、安全リリーフバルブである。
スローリターンチェック弁eは、絞り弁e1にチェック弁e2を組込んだもので、一方向の流量を小さく絞って制限し、逆方向の流れを自由に通過させることができる。第1実施例において、ロッド側室内212bからタンク(オイルタンク)31へ向かう側への流体の流れは絞り弁e1によって制限して行い、タンク(オイルタンク)31からロッド側室内212bへ向かう流れは、チェック弁e2によって制限なく行うことができるように構成している。
この発明の第1実施例において、作業機Aを用いた作業時は、可変絞り弁f1は常時閉じている。すなわち、ボトム側室内212aからタンク(オイルタンク)31へ向かう側への流体の流れは、可変絞り弁f1とチェック弁f2によって遮られ、タンク(オイルタンク)31からボトム側室内212aへ向かう流れは、制限なく行うことができるように構成している。
可変絞り弁f1は、作業時以外のメンテナンス時に開状態とすることで、回路内の流体に高い圧力をかけずとも、自由にボトム側室内212a及びロッド側室内212bに流体を流入させて、水平回動シリンダ212を伸縮させることができる。つまり、マストフレーム21を自由に回動させることができる。
水平回動シリンダ212のボトム側室内212aから出て、分岐した油圧回路の一方に、第2リリーフ弁dを設ける。つまり、ボトム側室内212aは、可変絞り式スローリターンチェック弁fと第2リリーフ弁dを介して、タンク31と接続している。
ボトム側室内212aの接続回路を分岐した油圧回路の一方である、水平回動シリンダ212及びタンク31を接続する回路中に、第2リリーフ弁dを備える。第2リリーフ弁dは、ボトム側室内212a及びボトム側室内212aに接続する回路で発生した油圧を、設定圧で自動的に開き、タンク31側に流体を流して圧力を下げる機能を備える。水平回動シリンダ212のボトム側室内212aの接続回路に接続する回路内の流体に異常圧力が発生した時の圧力の逃がしあるいは、安全リリーフバルブである。
水平回動シリンダ212のボトム側室内212aに、油圧等の流体を引き込み、水平回動シリンダ212のロッド側室内212bから流体を押し出すと、ストロークはストロークエンド方向に伸長し、ストロークの移動によってストロークが短縮するとボトム側室内から流体を押し出しロッド側室内212bに流体を引き込む。ストロークの移動によって水平回動シリンダ212を伸縮して、主フレーム11に対して、マストフレーム21を回動駆動する。
方向制御弁25内の、方向制御弁(第4)254、方向制御弁(第3)253、方向制御弁(第2)252、方向制御弁(第1)251は、それぞれ、第1シリンダ415、第2シリンダ416、前後回動シリンダである第3シリンダ417、第4シリンダ418と、操作部uによる操作がない場合において、それぞれの方向制御弁251,252,253,254へ流入した流体をタンク(オイルタンク)31に戻すアンロード回路(無負荷回路)hに接続する。
第1シリンダ415は、第1シリンダ415に流出入させる流体を制御する方向制御弁25に接続する。第1シリンダ415は、方向制御弁25により、第1シリンダ415に流出入させる流体を制御する。
第2シリンダ416は、ロッド側室内416bとボトム側室内416aとを有する。前後回動シリンダ(第3シリンダ)417は、ロッド側室内417bとボトム側室内417aとを有する。第4シリンダ418のロッド側室内418bとボトム側室内418aとを有する。
また、この第1実施例で使用する方向制御弁251,252,253,254のそれぞれは、非操作時の中立状態において、流体圧発生源24から常時移送される流体をアンロード回路hによってタンク31に回送する。
方向制御弁(第2)252は、方向制御弁(第2)252からアンロード回路とは異なるタンク31側に向かう回路と、方向制御弁(第2)252から、第1リリーフ弁cの一端端側に流体の流入を抑制可能であるチェック弁252aを介して、第1リリーフ弁c及びアンロード回路hに接続する回路を有する。
接続点a1は、第3シリンダ417(前後回動シリンダ417)のボトム側室内417aおよびダブルパイロットチェック弁bと、接続した方向制御弁(第3)253の間に設ける。
方向制御弁(第4)254は、方向制御弁(第4)254からアンロード回路hとは異なるタンク31側に向かう回路と、方向制御弁(第4)254から、第1リリーフ弁cの一端端側に流体の流入を抑制可能であるチェック弁254aを介して、第1リリーフ弁c及びアンロード回路hに接続する回路を有する。
前後回動シリンダ417は、ストロークをストロークエンド方向に伸長するとボトム側室内417aに流体を引き込みロッド側室内417bから流体を押し出し、ストロークが短縮するとボトム側室内417aから流体を押し出しロッド側室内417bに流体を引き込む。
前後回動シリンダ(第3シリンダ)417は、ストロークの伸縮により、マストフレーム21が通常状態において、伸縮手段41を構成する第2ブーム413を前後方向へ回動駆動させる。
ダブルパイロットチェック弁bは、逆止弁となっているので、ボトム側室内417a側から圧力がかかっても、方向制御弁(第3)253側に流体は流れない。したがって、第3シリンダ417のストローク長を安定的に維持でき、第2ブーム413の回動位置を安定的に維持できる。
図11に図示するように、方向制御弁(第3)253とダブルパイロットチェック弁b間の油圧回路の流体圧が高まると、ダブルパイロットチェック弁bを開放できる。ダブルパイロットチェック弁bの開放の後、前後回動シリンダ417のボトム側室内417aあるいはロッド側室内417bに流体は流れる。
第2リリーフ弁dは、第1リリーフ弁cとは独立して構成している。第1シリンダ415、第2シリンダ416、前後回動シリンダ417、第4シリンダ418は、第1リリーフ弁cを共通して使用しているが、第2リリーフ弁dは、水平回動シリンダ212と前後回動シリンダ417に係る動作のみに機能する。第2リリーフ弁dは、作業部51を前後させる動作に関してのみ機能する。
また、マストフレーム21が通常状態であっても、第2ブーム413が前後回動シリンダ417によって後方から前進方向に回動する場合、作業部51が障害物Jに衝突しても、第1リリーフ弁cよりも弱い圧力設定の第2リリーフ弁dによって、第2ブーム413、作業部51、障害物Jの損傷を防ぐことができる。
接続点a1で分岐した油圧回路の一方はチェック弁gを介して前後回動シリンダ417のボトム側室内417aに接続する。チェック弁gは水平回動シリンダ212のボトム側室内212aから接続点a1方向への流体の移動を抑圧可能である。
接続点a1で分岐した他方の回路は、方向制御弁253を介してタンク31に接続可能にする。
前後回動シリンダ417にはダブルパイロットチェック弁bを近接して設ける。
バイパス回路aはダブルパイロットチェック弁bより流体圧発生源24側に接続している。
また、水平回動シリンダがマストフレームを垂直軸周りの水平方向に回動させるために必要な推力は、前後回動シリンダが通常状態における伸縮手段41を前後回動させるために必要な推力より小さい。
また、図6〜図12のように構成した回路において、ダブルパイロットチェック弁bの弁が圧力によって開放されて前後回動シリンダと挿通状態になるときの動作圧力は、水平回動シリンダの動作圧力より高くなるように設定されている。このため、水平回動シリンダ212の伸長動作は、前後回動シリンダの動作よりも優先的かつ安定的に行うことができる。
すなわち、水平回動シリンダ212と前後回動シリンダ417とに同時に流体を流しても、水平回動シリンダ212を優先して流体が流れる。
図7に図示する状態は、作業部51に障害物Jが衝突して作業部51が退避状態に移行する場合である。この状態では、作業部51の障害物Jへの衝突によるマストフレーム21の回動により、水平回動シリンダ212のストロークが強制的に短縮する。
すると、水平回動シリンダ212のロッド側室内212bに流体を引き込み、水平回動シリンダ212のボトム側室内から流体を押し出す方向に水平回動シリンダ212のシリンダが移動する。水平回動シリンダ212のロッド側室内212bにタンク31から流体を引き込み、水平回動シリンダ212のボトム側室内の流体をタンク31に押し出す。
作業部51に障害物Jが衝突すると、第2ブーム413、第1ブームを介してマストフレーム21が後方にマストフレーム回動軸211を回動中心として、回動しようとする。
図4、図5に図示する水平回動シリンダ212が、障害物Jと衝突することにより、水平回動シリンダ212のストロークが短縮する方向に外力がかかり、ボトム側室内212aの圧力が高まる。
ボトム側室内212aの圧の高まりにより、第2リリーフ弁dを開放状態にさせる。
水平回動シリンダ212のボトム側室内212aの流体は、圧力の高まりによって弁を開放した第2リリーフ弁dを通って、タンク31内に押し戻される。
すると、マストフレーム21が後方側に回動する。つまり、伸縮手段41は、図4に示す通常状態から、障害物Jに押されて後方に回動した退避状態になる。
作業部51に外力を加えて行う場合としては、作業部51の接地摩擦力によるものと、接地によらず、例えば作業者の手によって戻される場合が想定される。
(2)すると、水平回動シリンダ212が伸長する方向に外力がかかり、ロッド側室内212bの圧力が高まる。
(3)ロッド側室内212bの流体は、スローリターンチェック弁eの絞り弁e1側を通ってタンク31に送られる。絞り弁e1は、作業部51を含む伸縮手段41が急激に通常状態に復帰しないための配慮で、水平回動シリンダ212をゆっくりと伸長させる。
(4)ボトム側室内212aの内圧は低圧になるので、タンク31内の流体が可変絞り式スローリターンチェック弁fのチェック弁f2側を通って、流量の規制なくボトム側室内212aに送られる。
しかし、バイパス回路aの一端側のチェック弁gが開放されても、他端側である無操作時の方向制御弁(第3)253及びダブルパイロットチェック弁bは閉じられているため、バイパス回路a内の流体はボトム側室内212aへ向かうことがない。
伸縮手段41が完全に復帰した通常状態になるまで、作業部51に外力を与えて(1)〜(4)と続ける。
図9では、作業部51を退避状態から通常状態に復元する場合であって、水平回動シリンダ212の動作によって行なう状態をあらわす。水平回動シリンダ212は、前後回動シリンダ417を伸長動作させるように操作部uを操作し、方向制御弁(第3)253の回路を切り替えることによって、伸長方向に駆動が可能である。
流体圧発生源24で発生した流体を、方向制御弁25の方向制御弁(第3)253、接続点a1を経て、バイパス回路aからチェック弁gを経て、水平回動シリンダ212のボトム側室内に引き込む。
ついで、前後回動シリンダ417のロッド側室内212bから流体をスローリターンチェック弁eの絞り弁e1を経て、タンク31に押し出す。すると、水平回動シリンダ212を、ストロークエンド方向にシリンダを伸長させる。
バイパス回路aは、前後回動シリンダ417に対しても、水平回動シリンダ212に対しても開いているが、まず、水平回動シリンダ212に流体は、流れる。
前後回動シリンダ417のピストン径より水平回動シリンダ212のピストン径を大きく設定し、且つ、マストフレーム21の回動に必要な水平回動シリンダ212の推力を小さくしているため、水平回動シリンダ212が優先して伸長動作する。このため、水平回動シリンダ212に優先して流体が流れ、ダブルパイロットチェック弁bに圧力がかからず、前後回動シリンダ417には流体が流れない。
前後回動シリンダ417のボトム側室内417aに、流体圧発生源24で発生した流体を、第1リリーフ弁c側に配置した流体の流入を抑制可能であるチェック弁253a、方向制御弁25の方向制御弁(第3)253を介して、引き込む。
すなわち、図10に図示するように、流体圧発生源24である油圧ポンプで発生した流体圧は、方向制御弁25,方向制御弁253、チェック弁253a、ダブルパイロットチェック弁bを介して前後回動シリンダ417側に伝わる。
その後、前後回動シリンダ417のボトム側室内417aに流体を流入させて、作業部51及び第2ブーム413を前進させる方向に前後回動シリンダ417を伸長させる。
水平回動シリンダ212のシリンダ及び前後回動シリンダ417のシリンダが共にストロークエンドに到達する。
バイパス回路aに流入した流体は、チェック弁g、第2リリーフ弁dを経て、直接タンク31に流入し、流体を回収する。この時、可変絞り式スローリターンチェック弁fのチェック弁f2は、行止となっている。
すると、マストフレーム21を通常位置側に回動させ、マストフレーム21を通常位置に復帰させる。
マストフレーム21が通常位置に復帰し、水平回動シリンダ212が伸長を停止させられる。すると、水平回動シリンダ212への流体の流入が停止し、バイパス回路a内の圧が高まるとともに、ボトム側室内212aに接続する回路内の圧力も高まる。
その後、第2リリーフ弁dが開放され、前後回動シリンダ417及び水平回動シリンダ212に向かう流体は第2リリーフ弁dを介してタンク31に回送される。操作部uによる操作を停止すると、方向制御弁253は中立位置に戻り、前後回動シリンダ417及び水平回動シリンダ212のストローク長は維持される。すなわち、マストフレーム21及び伸縮手段41の第2ブームの位置が第2リリーフ弁dの開放圧力に達するまで固定される。
したがって、不意にマストフレーム21や第2ブーム413が動くことがない。また、水平回動シリンダ212のシリンダ及び前後回動シリンダ417を動作させる回路内に異常圧力が発生した場合あっても、第2リリーフ弁dの設定圧力によって、異常圧力が発生した流体をタンク31に逃がすことができる。
これらにより、水平回動シリンダ212を制御する方向制御弁25は前後回動シリンダ417を制御する方向制御弁25を兼用する形にできるので、必要部材を削減して、回路構成を簡略化できる。すなわち、シリンダの個数に対して、これらシリンダの駆動を制御する方向制御弁の数を少なくできる。
復帰が途中の状態で、走行機体Bを前進させた時でも、再度走行機体Bを後進させることなく、手元の操作部のスイッチを操作すると通常状態に復帰させることができる。したがって、走行機体Bを使用して復帰状態が途中で止まるような失敗をしても、再度、走行機体の進行方向を変えるための走行機体の操作に係る手間を省き、作業機Aに係る操作部uを操作するのみで復帰ができる。
流体圧発生源24で発生した流体を、チェック弁253a及び方向制御弁25の方向制御弁(第3)253を介して、前後回動シリンダ417のロッド側室内417bに、ダブルパイロットチェック弁bを経て、流入させる。すると、前後回動シリンダ417のシリンダは、短縮される。
チェック弁gにより、水平回動シリンダ212からパイパス回路aに向かう流体の流れは停止し、水平回動シリンダ212のストロークは、衝突まで維持される。前後回動シリンダ417の短縮動作時において、バイパス回路aから、水平回動シリンダ212に、流体は流入することはない。
第2実施例は、第1実施例に加えて、図19乃至図22に図示する、第1電磁チェック弁m、第2電磁チェック弁n、制御部t、圧力スイッチk、蓄圧器(アキュムレータ)r、スローリターンチェック弁p、スローリターンチェック弁pの絞り弁p1、スローリターンチェック弁pのチェック弁(逆止弁)p2を設けている。
第2実施例は、蓄圧器rを有し、圧力スイッチkの作動を受けて上昇動作をおこなう。
mは、第1電磁チェック弁である。nは、第2電磁チェック弁である。第1電磁チェック弁m及び第2電磁チェック弁nは、電気信号によって動作する弁からなる。第1電磁チェック弁m及び第2電磁チェック弁nは、第1シリンダ415と方向制御弁25との間の回路に設ける。
第1電磁チェック弁m及び第2電磁チェック弁nは、第1シリンダ415と方向制御弁25との回路を開放した開放状態と、第1シリンダ415から方向制御弁25側への流体の流出を阻止する阻止状態とに切換可能である。
操作レバーuを人為的に操作することによって方向制御弁25が作動すると同時に、第1電磁チェック弁m及び第2電磁チェック弁nは、第1シリンダ415と方向制御弁25との回路を開放した開放状態にする。これにより、方向制御弁25から第1シリンダ415へ流体を圧送することができ、第1ブーム411を回動させて、作業部51を上昇あるいは下降させることができる。
制御部tは、圧力スイッチkの作動を検知信号として圧力スイッチkから入力し、検知信号を受けたのち方向制御弁25へ方向制御弁25を動作させる動作信号として出力する。また制御部tは、操作部uから発信した人為操作された操作レバーu3の作動による操作信号を受信部oで受信したのち、これを操作信号として入力として、方向制御弁25へ方向制御弁25を動作させる信号を出力する。
方向制御弁25は、制御部tから出力された動作信号を受信すると、方向制御弁25、及び第1電磁チェック弁m及び第2電磁チェック弁nを動作させ、第1シリンダ415に流出入させる流体を制御する。制御部tは、操作部uの操作及び圧力スイッチkの作動を受けて発信される信号を受信すると、制御部tを介して、方向制御弁25及び第1電磁チェック弁m及び第2電磁チェック弁nの作動を制御する。
操作部uによる操作によって、第1電磁チェック弁m及び第2電磁チェック弁nの内、少なくとも何れか一方を阻止状態あるいは開放状態にさせることが可能である。
方向制御弁25、第1電磁チェック弁m及び第2電磁チェック弁nは、電気信号によって動作する弁であり、これら弁は、制御部tによって動作が制御されている。
圧力スイッチkを、水平回動シリンダ212のボトム側室内212aの近傍に配置することにより、水平回動シリンダ212が短縮しようとして発生するボトム側室内212a側の圧力を直接的に検知できる。
操作部uは、無線送信によって制御部tを介し、各種弁を操作するように図示しているが、有線であっても良い。
制御部tは、図18に図示するように、制御部tに接続する表示部sを有する。制御部tは、圧力スイッチkの作動を検知すると、表示部sに表示させるための信号及び情報を出力することができる。
この発明の第2実施例では、水平回動シリンダ212が短縮してマストフレーム21が後方側に回動する前に、検知可能なオン状態の圧力スイッチkが作動する。すなわち、第2リリーフ弁dが作動する前に、圧力スイッチkが作動する。第2リリーフ弁dが作動する前に、圧力スイッチkが作動することにより、伸縮手段41の他端側(作業部51)が障害物によって進行方向後方側に押圧されたときに発生する、ボトム側室内212aの圧力上昇を早期に検知できる。
このようにして、流体圧発生源24から送られた流体を第1シリンダ415に送ることで、伸縮手段41が上昇する。すなわち、障害物Jに当接した作業部51あるいは伸縮手段41によって、マストフレーム21が後方に回動しようとする力が発生し、水平回動シリンダ212のボトム側室内212a側の回路における圧力が高まると、伸縮手段41及び作業部51は上昇することができる。
動作信号の入力が途絶えたことを認識した制御部tは、方向制御弁251及び第1電磁チェック弁m及び第2電磁チェック弁nへの出力信号も停止させる。これにより、方向制御弁251は、初期状態である中立位置に復帰し、第1電磁チェック弁m及び第2電磁チェック弁nは初期状態である阻止状態に復帰する。このようにして、障害物Jとの押圧を圧力スイッチkにより早期に検出することで、作業部51が障害物Jを乗り越えることができる。
操作レバーu3によって降下させるように操作すると、操作信号を受けた制御部tは、方向制御弁251を動作させて流体の流れを制御し、第1シリンダ415を伸長させる。つまり、作業部51は下降することができる。作業者は作業部51が元の作業面に接地したことを確認した後、操作レバーu3の操作をやめることによって、方向制御弁251を中立状態に戻して、伸縮手段41の動作を停止させる。
上記したように、操作レバーu3の人為操作によって、作業部51を降下させて作業面に接地させる場合、伸縮手段41の他端側に位置した作業部51は作業面に対して安定して接することができないので、作業精度が低下する。この場合、草刈高さが安定しないことがある。これを防ぐ方法として、作業部51をフローティング状態にすることで、上昇した作業部51を自動で作業部51を作業面に再度接地させる方法がある。
スローリターンチェック弁pは、絞り弁p1にチェック弁p2を組込んだもので、一方向の流量を小さく絞って制限し、逆方向の流れを自由に通過させることができる。この発明の第2実施例において、第1シリンダ415から方向制御弁25へ向かう側への流体の流れは絞り弁p1によって制限して行い、方向制御弁25から第1シリンダ415へ向かう流れは、チェック弁p2によって制限なく行うことができるように構成している。
蓄圧器rは、第1シリンダ415のストロークを5〜10%程度ストロークさせるだけの容量を確保している。この発明の実施形態においては、第1シリンダ415のストロークの内、7%の可動を可能とする容積に設定している。
蓄圧器rは、方式を問わない。蓄圧器rは、この発明の第2実施例においては、気体式ダイアフラム形の蓄圧器を採用している。小型・軽量であるため、機体全体のコンパクト化に寄与する。
フローティングスイッチu2の操作を受けて、操作部uが操作信号を送信し、受信部oがこの信号を受信する。次いで、受信部oが受信した信号を制御部tに送り、制御部tは第1電磁チェック弁m及び第2電磁チェック弁nをそれぞれ開放状態にさせる。この信号を受けて第1のフローティング状態を取った第1電磁チェック弁m及び第2電磁チェック弁nは、方向制御弁25の動作状態によらず、常時開放状態にさせる。
第1のフローティング状態の第1シリンダ415のロッド側室内415b及びボトム側室内415aのそれぞれは、中立状態の方向制御弁251を介してオイルタンク31と連通状態となり、第1シリンダ415は自由に伸縮可能な状態である。つまり、第1ブームは自由に回動することができる状態である。このため、通常状態且つ展開状態で、前進すると共に作業部51を作業面に接地させると、作業部51及び伸縮手段41は、地面の起伏に沿うように上下動することができる。この時、蓄圧器rに接続する回路は低圧状態であり、蓄圧器r内に流体を貯留することはない。
作業機Aは、伸縮手段41が展開状態且つ通常状態で前進方向に進行しながら作業しているものとして説明する。
(1)伸縮手段41あるいは作業部51が障害物Jによって進行方向の後退側に押される。
(2)伸縮手段41を連結するマストフレーム21が、後退方向に回動する方向に力が加えられる。このとき、マストフレーム21は、回動しない。
(3)マストフレーム21が、後退方向に回動する方向に力が加えられると、水平回動シリンダ212のロッドが短縮方向に移動しようとする力が発生する。そのため、水平回動シリンダ212のボトム側室内212aの圧力が高まる。
(5)リリーフ弁dも設定圧力以下の流体圧であって、圧力スイッチkの設定された流体圧力に達すると、圧力スイッチkが作動する。
圧力スイッチkは、図20に図示する状態となる前に作動する。リリーフ弁dが作動すると、図20に図示する状態となる。この実施例で示したように、圧力スイッチkの設定圧力は、リリーフ弁dの設定圧力より低ければよく、圧力スイッチkが作動する圧力は任意の値に設定することができる。
仮に圧力スイッチkの設定圧より回路圧が高まり、且つ、リリーフ弁dの設定圧力まで達した場合の動作はCで後述する。
(7)方向制御弁251が、方向制御弁251を作動させる信号を受領すると、同時に、第1電磁チェック弁m及び第2電磁チェック弁nも信号を受領して第1電磁チェック弁m及び第2電磁チェック弁nを作動させて、方向制御弁251と第1シリンダ415との間で流体が移動可能な状態にさせる。
(9)第1シリンダ415のロッドが短縮する方向に動作する。第1シリンダ415のボトム側室内415aの流体は、ボトム側室内415aから第2電磁チェック弁nを通過して方向制御弁251に移動し、その後、タンク31に戻される。
(11)以上により、作業面から突出した障害物Jを、作業部51が上昇することによって、乗り越えることができる。
(1)伸縮手段41あるいは作業部51へ障害物Jによる後退側の押圧が解除されると、マストフレーム21を後方側に回動させる押圧力も解除されるので、水平回動シリンダ212に接続する回路内の圧力が低下する。
(2)上記回路内の圧力低下により、圧力スイッチkの作動が解除される。制御部tは圧力スイッチkの動作信号の遮断を検出し、方向制御弁251を中立位置に復帰するように作動させる。流体圧発生源24から送られる流体は、第1シリンダ415には送られず、方向制御弁251内のアンロード回路hを経てタンク31に戻る。
(4)第1シリンダ415のロッド側室内415b及び、第1シリンダ415のボトム側室内415aは、方向制御弁251を介して、タンク31と自由に行き来できる状態となっていて、伸縮手段41の自重によって伸縮手段41は、下方に降下する。すなわち、圧力スイッチkの作動が解除された直後から伸縮手段41が下降を開始する。
この発明の実施形態の第2実施例の場合において、第1シリンダ415のロッドは伸長する方向に移動する。
(6)以上により、作業部51は、障害物Jを乗り越えた後は、自動的に作業面である地面上に接する状態に復帰するので、作業者が意図的に操作せずとも対地作業を継続することができる。
このような構成により、第1シリンダ415のロッドが短縮方向に移動するとき、方向制御弁251側の流体はチェック弁p2を介して、流量の規制なく第1シリンダ415のロッド側室内415bに流れ込むことが可能である。
このように構成したので、作業部51が下降する場合は、伸縮手段41の第1ブーム411が絞り弁p1によってゆっくりと回動し、作業部51が上昇する場合は、伸縮手段41の第1ブーム411は、規制なく即座に回動することが可能である。
(1)伸縮手段41あるいは作業部51が障害物Jによって進行方向の後退側に押される。
(2)伸縮手段41を連結するマストフレーム21が、作業部51の後退方向に回動する方向に力が加えられる。このとき、回動はしない。
(3)水平回動シリンダ212のロッドが短縮方向に移動しようとする力が発生するため、ボトム側室内212aの圧力が高まる。
すると、水平回動シリンダ212のロッドは短縮する方向に移動し、その結果、マストフレーム21は後方側に回動する。すなわち、伸縮手段41及び作業部51は障害物Jに押されて、相対的に主フレーム11の後方側に回動する。
(6)水平回動シリンダ212の復帰方法は、図8に図示し、[0064]以下に記載する第1実施例と同様である。
(8)以上の構成により、上昇動作をしても障害物Jとの押圧状態が解消されない場合は、マストフレーム21が後方側に回動することで、障害物J及び作業機Aの損傷を回避することができる。
蓄圧器rは、地面に対して、作業機Aの追随性能をより優位にさせるものであるため、蓄圧器rが無いと、ある場合に比べて地面に対する追随性を大きく向上させることはできない。しかし、蓄圧器rが無いと、回路の簡略化ができるため、より安価に需要者に提供が可能である。
図21や図26に示すように、作業場所によって、第1電磁チェック弁m及び第2電磁チェック弁nを作動状態を切り替えて、蓄圧器rの作用の切り替えが可能である。この構成の場合は、作動状態を設定し、フローティングスイッチu2によって状態をそれぞれに切り替えることで蓄圧器の作用を切り替え、追随性能を変えることが可能となる。この発明の実施例の説明において、複数のフローティング状態には第1のフローティング状態と第2のフローティング状態と、がある。
第1のフローティング状態は、第1電磁チェック弁m、第2チェック弁はともに開放させて、作業部51への付勢なしのフローティング状態にする。蓄圧器rの有無は問わない。
第2のフローティング状態は、第1電磁チェック弁mは阻止、第2チェック弁は開放させて、作業部51を上方に付勢可能なフローティング状態にする。この場合、蓄圧器rは必須構成となる。
流体圧発生源24で発生させた流体圧は、チェック弁251a、方向制御弁251、スローリターンチェック弁pのチェック弁p2、第1電磁チェック弁mを介して、第1シリンダ415のロッド側室内415bに流入する。回路構成上、第1電磁チェック弁mとロッド側室内415bとの間に蓄圧器rを設けていない場合は、蓄圧器rに流体が流入することはないため、作業部51を上方に付勢する作用はない。
第3実施例は、第5実施例の一部をなす。
第4実施例の機械構造は、第2実施例の図13乃至図17に図示する機械構造と共通である。第4実施例は、図19に図示する第2実施例の蓄圧器rを有する油圧回路構成からなり、図24乃至図26に油圧回路の動作順序を図示する内容のように、回路を切り換えて流体を制御する。
第4実施例は、蓄圧器rを有し、第1電磁チェック弁mは阻止して、第2電磁チェック弁nは開放させて、作業部51を上方に付勢可能な第2フローティング状態にする。
制御部tのフローティングスイッチu2の操作によって、第1電磁チェック弁m及び第2電磁チェック弁nを作動させることで、第1シリンダ415は蓄圧器rによって伸縮が可能な作業部51の第2のフローティング作動状態になる。
作業部51が第2のフローティング作動状態を取った場合は、蓄圧器rの補助を受けながら第1シリンダ415のストロークが伸縮自在な状態となり、地面の起伏を受けて伸縮手段41が上下動する。その結果、作業部51が上方に付勢を受けたように上下動するので、進行と共に作業面の凹凸部により容易に追従することが可能である。
操作部uにより第2のフローティング状態の作動状態をとるとき、第1シリンダ415のボトム側室内415aは、第2電磁チェック弁n及び方向制御弁251を介して、タンク31と連通状態となる。その結果、第1シリンダのロッド側室内415bは、高圧且つ閉鎖状態(阻止状態)となった回路中に蓄圧器rが配置されているので、第1シリンダ415のロッドを設定された範囲内で、自由に伸縮ができる。そのため、伸縮手段41の姿勢の固定が解除され、自由に作業部51が上下動することができる。
その結果、作業部51の作業面に対する接地圧が軽減され、より一層作業面に存在する起伏部に追従することができる。すなわち、蓄圧器rが貯蔵可能な要領の範囲で、蓄圧器rと第1シリンダ415のロッド側室内415bの流体が出入りすることで、第1シリンダ415が伸縮可能な状態となる。
第4実施例に係る油圧回路の動作順序について、図24乃至図26にしたがって、説明する。図中低圧状態は太線一点鎖線であらわし、高圧状態は、太線実線であらわす。
作業機Aは、伸縮手段41が通常状態且つ展開状態で前進方向に進行しながら作業しているものとして説明する。
(1)操作部uの操作レバーu3を操作することによって、操作部uから送信された操作信号を受信部oで受けたのち当該信号を入力した制御部tは、方向制御弁251に出力信号を発して方向制御弁251を動作させ、流体圧発生源24で発生させた流体圧を第1シリンダ415側に流出入可能にする。
(2)同時に制御部tは、第1電磁チェック弁m及び第2電磁チェック弁nに動作信号を出力し、第1電磁チェック弁m、第2電磁チェック弁nのそれぞれを開放状態に作動させて、流体圧発生源24で発生させた流体圧を、方向制御弁251を介して、第1シリンダ415側に流出入可能にする。
流体は、流体圧発生源24→チェック弁251a→方向制御弁251→スローリターンチェック弁pのチェック弁p2→第1電磁チェック弁m→蓄圧器r及びロッド側室内415bに圧送される。
さらに、流体は、ボトム側室内415ab→第2電磁チェック弁n→方向制御弁251→オイルタンク31に回収される。
流体は、流体圧発生源24→チェック弁251a→方向制御弁251→第2電磁チェック弁n→ボトム側室内415abに送られる。
さらに、流体は、蓄圧器r及びロッド側室内415b→第1電磁チェック弁m→スローリターンチェック弁pの絞り弁p1→方向制御弁251→オイルタンク31に回収される。
同時に、第1電磁チェック弁m、第2電磁チェック弁nをそれぞれ阻止状態にして、第1シリンダ415の伸縮長を安定的に維持する。
(1)操作部uに設けたフローティングスイッチu2を操作すると、操作部uから送信された操作信号を受信部oで受けたのち当該信号を入力した制御部tは、第2電磁チェック弁nに動作信号を送り、第2のフローティング状態をとる。第2のフローティング状態のとき、制御部tからの信号を受けない第1電磁チェック弁mを阻止状態にさせ、動作信号を受けた第2電磁チェック弁nを開放状態にさせる。手動で伸縮手段41を動作させる操作部uの操作レバーu3の操作がない限り、方向制御弁251は中立のままである。したがって、流体圧発生源24で発生した流体圧は、第1シリンダ415に伝送されずにオイルタンク31に戻される。
作業部51が地面に沿って上昇する場合、蓄圧器r内の圧力で第1シリンダを短縮方向に付勢しているため、第1ブーム411の他端が上昇する方向に容易に回動し、作業部51が地面の起伏に沿って上昇する。
また、第2のフローティング状態のときに、操作レバーu3の操作信号を制御部tに入力させると、上記1−B.の第2のフローティング状態は一時的に取り消され、操作レバーu3を使用した上記1−A.に記載の動作が優先される。操作レバーu3の操作が無くなると、フローティングスイッチu2の動作信号を制御部tで認識したままであるので、再び、上記1−B.の第2のフローティング状態に復帰する。
第5実施例の機械構造は、第2実施例の図13乃至図17に図示する機械構造と共通である。第5実施例は、図27乃至図29に油圧回路図を記載するように、図23に図示する油圧回路図からからなる第3実施例に流体を流す内容からなる。蓄圧器rは有さない。
図27乃至図29図中低圧状態は太線一点鎖線であらわし、高圧状態は、太線実線であらわす。
第5実施例では、蓄圧器rを有し、第1電磁チェック弁m、第2電磁チェック弁nはともに開放させて、作業部51への付勢なしの第1フローティング状態にする。
(1)操作部uの操作レバーu3を操作することによって、受信部oを介して操作信号を受けた制御部tは、方向制御弁251を動作させる信号を出力して方向制御弁251を動作させ、流体圧発生源24で発生させた流体圧を第1シリンダ415側に流出入可能にする。
(2)同時に制御部tは、動作信号を出力して第1電磁チェック弁m、第2電磁チェック弁nのそれぞれを開放状態に作動させて、流体圧発生源24で発生させた流体圧を、方向制御弁251を介して、第1シリンダ415側に流出入可能にする。
流体は、流体圧発生源24→チェック弁251a→方向制御弁251→スローリターンチェック弁pのチェック弁p2→第1電磁チェック弁m→ロッド側室内415bに圧送される。さらに、流体は、ボトム側室内415a→第2電磁チェック弁n→方向制御弁251→オイルタンク31に回収される。
流体は、流体圧発生源24→チェック弁251a→方向制御弁251→第2電磁チェック弁n→ボトム側室内415aに送られる。
さらに、流体は、ロッド側室内415b→第1電磁チェック弁m→スローリターンチェック弁pの絞り弁p1→方向制御弁251→オイルタンク31に回収される。
(1)操作部に設けたフローティングスイッチu2を操作すると、操作部uから送信された信号を受信部oを介して入力した制御部tは第1のフローティング状態をとるものと判断する。第1のフローティング状態のとき、制御部tは、信号を出力して第1電磁チェック弁m及び第2電磁チェック弁nをそれぞれ開放状態にさせる。
手動で伸縮手段を動作させる操作部の操作レバーu3の操作がない限り、方向制御弁251は中立のままとなる。
(3)また、第1シリンダ415に接続される回路は低圧状態となる。流体圧発生源24から送られる流体は、方向制御弁251のアンロード回路hを介してオイルタンク31に戻されるので、第1シリンダ415へ向かうことはない。
蓄圧器rが無いことで、上方への付勢力は省略されるが、その分、蓄圧器rに係る構成部材が簡素化できる。このため、より安価に作業機Aを需要者に提供することができる。
このチェック弁p2により、第1シリンダ415のロッドが短縮方向に移動するとき、方向制御弁251側の流体はチェック弁p2を介して、流量の規制なくロッド側室内415bに流れ込むことが可能である。対して、第1シリンダ415のロッドが伸長方向に移動するとき、ロッド側室内415bの流体はチェック弁p2を通らずに絞り弁p1を介して、方向制御弁251側に移動する。
また、第1のフローティング状態と、第2のフローティング状態はフローティングスイッチu2の操作によって、単なる作動状態の切り替えのみならず、それぞれの状態を切り替えることが可能な構成でもよい。
111 装着用装着部(ロワ)
112 装着用装着部(トップ)
21 マストフレーム
212 水平回動シリンダ(マストフレーム回動用シリンダ)
212a ボトム側室内
212b ロッド側室内
24 流体圧発生源(油圧ポンプ)
25 方向制御弁(バルブユニット)
251 方向制御弁
252 方向制御弁
253 方向制御弁
254 方向制御弁
31 タンク(オイルタンク)
41 伸縮手段
411 第1ブーム
411A 第1ブーム回動軸
412 第1連結体
413 第2ブーム
414 第2連結体
415 第1シリンダ
416 第2シリンダ
417 前後回動シリンダ(第3シリンダ)
418 第4シリンダ
42 リンク機構
51 作業部
511 回動軸
512 回転軸
A 作業機
B 走行機体
J 障害物
a バイパス回路
a1 接続点
b ダブルパイロットチェック弁
c 第1パイロットリリーフ弁(第1リリーフ弁)
d 第2パイロットリリーフ弁(第2リリーフ弁)
e スローリターンチェック弁
f 可変絞り式スローリターンチェック弁
g チェック弁
h アンロード回路
k 圧力スイッチ
m 第1電磁チェック弁
n 第2電磁チェック弁
p スローリターンチェック弁
r 蓄圧器(アキュムレータ)
t 制御部
u 操作部
u1 圧力スイッチ作動スイッチ
u2 フローティングスイッチ
Claims (6)
- 走行機体へ装着する主フレームと、
前記主フレームの近傍に折り畳んだ収納状態と、前記主フレームの側方に伸長させた伸張状態とに変更可能で、一端側を前記主フレームに連結した伸縮手段と、
前記伸縮手段を鉛直軸周りに回動可能にするマストフレームと、
前記伸縮手段を前記マストフレームに設けた水平軸周りに回動駆動させる第1シリンダと、
前記マストフレームを回動駆動させる水平回動シリンダと、
前記水平回動シリンダ内の圧力が設定した圧力に達すると作動する圧力スイッチと、
前記圧力スイッチの作動を検知信号として入力し、前記検知信号を受けたのち動作信号として出力する制御部と、
を備えることを特徴とした作業機。 - 前記第1シリンダは、前記第1シリンダに流出入させる流体を制御する方向制御弁と、を備え、
前記方向制御弁は、前記制御部から出力された動作信号を受信すると、前記方向制御弁を動作させ、前記第1シリンダに流出入させる流体を制御する、
ことを特徴とした請求項1に記載の作業機。 - 前記第1シリンダと前記方向制御弁との間の回路には、前記第1シリンダと前記方向制御弁との回路を開放した開放状態と第1シリンダから前記方向制御弁側への流体の流出を阻止する阻止状態とに切換可能な第1電磁チェック弁及び第2電磁チェック弁と、を備え、
前記制御部によって出力した動作信号は、前記第1電磁チェック弁及び第2電磁チェック弁を開放状態にさせるように制御するとともに、前記伸縮手段の他端側を上昇させる方向に動かすように前記方向制御弁の動作を制御する、
ことを特徴とした請求項2に記載の作業機。 - 前記制御部は、該制御部に接続する報知部と、を有し、
前記制御部は、前記圧力スイッチの作動を検知すると、前記報知部によって作業者に音声で報知させる、
ことを特徴とした請求項1に記載の作業機。 - 前記制御部は、該制御部に接続する表示部と、を有し、
前記制御部は、前記圧力スイッチの作動を検知すると、前記表示部に表示させる、
ことを特徴とした請求項1に記載の作業機。 - 前記圧力スイッチと水平回動シリンダを連結する回路から分岐して設け、前記圧力スイッチが作動する設定圧力より高い設定圧力のリリーフ弁と、
を備えることを特徴とした請求項1乃至5のいずれか1項に記載の作業機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020067909A JP7306699B2 (ja) | 2020-04-03 | 2020-04-03 | 作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020067909A JP7306699B2 (ja) | 2020-04-03 | 2020-04-03 | 作業機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021159057A true JP2021159057A (ja) | 2021-10-11 |
JP7306699B2 JP7306699B2 (ja) | 2023-07-11 |
Family
ID=78003952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020067909A Active JP7306699B2 (ja) | 2020-04-03 | 2020-04-03 | 作業機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7306699B2 (ja) |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5118102A (en) * | 1974-08-05 | 1976-02-13 | Toyo Umpanki Co Ltd | 3 tenshijisochitsukikensetsusharyo |
JPS5566206U (ja) * | 1978-10-31 | 1980-05-07 | ||
JPS5635204U (ja) * | 1979-08-24 | 1981-04-06 | ||
JPS58176617U (ja) * | 1982-05-13 | 1983-11-26 | 株式会社クボタ | シヨベル作業車の草刈用アタツチメント |
JPH04127116U (ja) * | 1991-04-30 | 1992-11-19 | 岡本 俊仁 | 草刈機 |
JPH0651079U (ja) * | 1992-12-24 | 1994-07-12 | 三陽機器株式会社 | メインフレ−ムの緩衝装置 |
JP2006061024A (ja) * | 2004-08-24 | 2006-03-09 | Yanmar Co Ltd | 油圧リフト構造 |
US20110083411A1 (en) * | 2009-10-13 | 2011-04-14 | Ryan Patrick Mackin | Unloading Conveyor Suspension System |
JP2014534394A (ja) * | 2011-10-11 | 2014-12-18 | ボルボ コンストラクション イクイップメント アーベー | 建設機械の電子油圧システムにおけるアクチュエータ変位測定システム |
JP2017534821A (ja) * | 2014-10-10 | 2017-11-24 | エムイーエー インク.Mea Inc. | 内蔵型でエネルギー効率の良い液圧アクチュエータシステム |
JP2018061496A (ja) * | 2016-10-15 | 2018-04-19 | 株式会社ササキコーポレーション | 草刈機 |
JP2019013194A (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-31 | 松山株式会社 | 農作業機 |
-
2020
- 2020-04-03 JP JP2020067909A patent/JP7306699B2/ja active Active
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5118102A (en) * | 1974-08-05 | 1976-02-13 | Toyo Umpanki Co Ltd | 3 tenshijisochitsukikensetsusharyo |
JPS5566206U (ja) * | 1978-10-31 | 1980-05-07 | ||
JPS5635204U (ja) * | 1979-08-24 | 1981-04-06 | ||
JPS58176617U (ja) * | 1982-05-13 | 1983-11-26 | 株式会社クボタ | シヨベル作業車の草刈用アタツチメント |
JPH04127116U (ja) * | 1991-04-30 | 1992-11-19 | 岡本 俊仁 | 草刈機 |
JPH0651079U (ja) * | 1992-12-24 | 1994-07-12 | 三陽機器株式会社 | メインフレ−ムの緩衝装置 |
JP2006061024A (ja) * | 2004-08-24 | 2006-03-09 | Yanmar Co Ltd | 油圧リフト構造 |
US20110083411A1 (en) * | 2009-10-13 | 2011-04-14 | Ryan Patrick Mackin | Unloading Conveyor Suspension System |
JP2014534394A (ja) * | 2011-10-11 | 2014-12-18 | ボルボ コンストラクション イクイップメント アーベー | 建設機械の電子油圧システムにおけるアクチュエータ変位測定システム |
JP2017534821A (ja) * | 2014-10-10 | 2017-11-24 | エムイーエー インク.Mea Inc. | 内蔵型でエネルギー効率の良い液圧アクチュエータシステム |
JP2018061496A (ja) * | 2016-10-15 | 2018-04-19 | 株式会社ササキコーポレーション | 草刈機 |
JP2019013194A (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-31 | 松山株式会社 | 農作業機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7306699B2 (ja) | 2023-07-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9334623B2 (en) | Implement coupling system for a power machine | |
KR102537157B1 (ko) | 쇼벨 | |
EP2514978B1 (en) | A hydraulic circuit and working machine including the same | |
EP3927902B1 (en) | Hydraulic leveling circuit for power machines | |
US4201509A (en) | Backhoe swing cylinder hydraulic circuit | |
JP2021159057A (ja) | 作業機 | |
JP2021159058A (ja) | 作業機 | |
US6349529B1 (en) | Operating device for an agricultural machine | |
JP5601762B2 (ja) | アウトリガ装置 | |
KR20240011136A (ko) | 동력기계의 셀프-레벨링 리프트 암 조립체 | |
CN106890415A (zh) | 消防车 | |
JP7445340B2 (ja) | 作業機 | |
JP7548577B2 (ja) | 作業機 | |
JP2006265883A (ja) | 建設機械における昇降自在な運転室の振動防止装置 | |
JP6502076B2 (ja) | 増速弁およびこれを備える折り曲げ式クレーン | |
JPS58193906A (ja) | 作業機械の油圧回路 | |
JP2023009813A (ja) | 作業機 | |
CN207041772U (zh) | 消防车 | |
JP2018080806A (ja) | 高所作業車用の増圧装置 | |
JP2018044570A (ja) | 高所作業車用の増圧装置 | |
JP2006161317A (ja) | 建設機械の昇降装置 | |
JP2020041672A (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP2005282731A (ja) | 作業機アクチュエータ用昇降装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20210401 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220715 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230131 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230207 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230328 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230620 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230622 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7306699 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |