JP2021159047A - PPARγ活性化剤 - Google Patents

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Hiroshi Hirata
佑紀 綿屋
Yuki Wataya
美和 坂井
Yoshikazu Sakai
亜祐美 ▲高▼岡
Ayumi Takaoka
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YASUMA KK
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YASUMA KK
Pokka Sapporo Food and Beverage Ltd
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Abstract

【課題】新規なPPARγ活性化剤を提供すること。【解決手段】1’−アセトキシチャビコールアセテートを有効成分として含有する、PPARγ活性化剤。1’−アセトキシチャビコールアセテートを有効成分として含有する、PPARγ活性用食品組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、PPARγ活性化剤に関する。
ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR:Peroxisome Proliferatoe−Activated Receptor)は、核内受容体の一種であり、α(PPARα)、β(PPARβ)及びγ(PPARγ)の3種類のサブタイプが知られている。また、PPARγには、選択的スプライシングによる3つのアイソフォーム(PPARγ1、PPARγ2及びPPARγ3)が知られている。
PPARγは、転写因子として機能することにより、標的遺伝子の発現を通じて様々な生理機能に関与する。PPARγは、心臓、骨格筋、肝臓、脂肪組織等で発現していること、多くの標的遺伝子があることが知られており、例えば、インスリン抵抗性の改善、抗肥満、抗動脈硬化、皮膚の再生など様々な生理機能に関与していることが知られている。
PPARγ活性化作用を示すPPARγアゴニストとして、例えば、特許文献1には、クローブ、ベイ、シトロネラ、ケシ、ロベージ、ダバナ、アサ、エレミ及びそれらの抽出物、並びにアシタバカルコンから選ばれる1種以上を有効成分とするPPARγ活性化剤が開示されている。
特開2016−27014号公報
本発明者らは、1’−アセトキシチャビコールアセテートがPPARγ活性化作用を示すことを見出した。本発明はこの新規な知見に基づくものであり、新規なPPARγ活性化剤を提供することを目的とする。
本発明は、1’−アセトキシチャビコールアセテートを有効成分として含有する、PPARγ活性化剤に関する。
本発明に係るPPARγ活性化剤は、1’−アセトキシチャビコールアセテートを有効成分として含有するため、PPARγ活性化作用を示す。
本発明はまた、1’−アセトキシチャビコールアセテートを有効成分として含有する、PPARγ活性化用食品組成物にも関する。
本発明によれば、新規なPPARγ活性化剤を提供することができる。
以下、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
本実施形態に係るPPARγ活性化剤は、1’−アセトキシチャビコールアセテート(以下、「ACA」ともいう。)を有効成分として含有する。
1’−アセトキシチャビコールアセテートは、下記構造式で示される化合物である。
Figure 2021159047
本実施形態に係るPPARγ活性化剤の有効成分とするACAは、(R)体であってもよく、(S)体であってもよく、(R)体と(S)体の混合物(例えば、ラセミ体)であってもよい。
ACAは、例えば、4−ヒドロキシベンズアルデヒドを原料とし、ヒドロキシ基を保護した後、グリニャール試薬等の有機金属試薬を用いて、ビニル基を導入した2級アルコールを合成し、次いで、脱保護及びアシル化を行うことで合成することができる。
また、ACAは、ショウガ科の植物であるガランガル(例えば、Alpinia galanga、Alpinia officinarum、Kaempferia galanga、Boesenbergia rotunda)に含まれる香気成分の一種でもあるため、これら植物から単離又は抽出してもよい。
本実施形態に係るPPARγ活性化剤は、固体(例えば、粉末)、液体(水溶性又は脂溶性の溶液又は懸濁液)、ペースト等のいずれの形状であってもよい。また、本実施形態に係るPPARγ活性化剤は、例えば、錠剤(口腔内崩壊錠、チュアブル錠、フィルムコーティング錠等)、カプセル剤、散剤、顆粒剤、液剤(シロップ剤、ゼリー剤等)、軟膏剤、硬膏剤等のいずれの剤形であってもよい。
本実施形態に係るPPARγ活性化剤は、有効成分であるACAのみからなるものであってもよく、またPPARγ活性化剤の具体的態様に応じて、有効成分の他、食品、医薬部外品又は医薬品に許容されるその他成分を含有するものであってもよい。
その他成分としては、例えば、賦形剤、結合剤、滑沢剤、崩壊剤、乳化剤、界面活性剤、基剤、溶解補助剤、懸濁化剤等、また着色料、香料、甘味料、苦味料、塩味料、酸味料、保存料、防カビ剤、酸化防止剤、乳化剤、pH調整剤、増粘安定剤等が挙げられる。
例えば、賦形剤としては、ラクトース、スクロース、デンプン、デキストリン等が挙げられる。結合剤としては、ポリビニルアルコール、アラビアゴム、トラガント、ゼラチン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリビニルピロリドン等が挙げられる。滑沢剤としては、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、タルク等が挙げられる。崩壊剤としては、結晶セルロース、寒天、ゼラチン、炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム、デキストリン等が挙げられる。乳化剤又は界面活性剤としては、Tween60、Tween80、Span80、モノステアリン酸グリセリン等が挙げられる。基剤としては、セトステアリルアルコール、ラノリン、ポリエチレングリコール、米糠油、魚油(DHA、EPA等)、オリーブ油等が挙げられる。溶解補助剤としては、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、炭酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、Tween80等が挙げられる。懸濁化剤としては、Tween60、Tween80、Span80、モノステアリン酸グリセリン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム等が挙げられる。
また例えば、着色料としては、ベータカロチン、カラメル、紅麹色素等が挙げられる。香料としては、アセト酢酸エチル、アセトフェノン、アニスアルデヒド等が挙げられる。甘味料としては、糖類、糖アルコール類、ステビア、アスパルテーム等が挙げられる。苦味料としては、カフェイン等が挙げられる。塩味料としては、食塩、塩化カリウム等が挙げられる。酸味料としては、酢酸、乳酸、グルコン酸等が挙げられる。保存料としては、メチルパラベン、プロピルパラベン等が挙げられる。防カビ剤としては、イマザリル、オルトフェニルフェノール、チアベンダゾール、フルジオキソニル等が挙げられる。酸化防止剤としては、トコフェロール、茶抽出物等が挙げられる。乳化剤としては、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン有機酸脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ステアロイル乳酸カルシウム、ステアロイル乳酸ナトリウム、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等が挙げられる。pH調整剤としては、クエン酸、リンゴ酸、リン酸等が挙げられる。増粘安定剤としては、ローカストビーンガム、カラギーナン、アルギン酸類、ペクチン、キサンタンガム、結晶セルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、寒天、グルコマンナン、ゼラチン、澱粉、化工澱粉等が挙げられる。
本実施形態に係るPPARγ活性化剤は、これに限られるものではないが、有効成分であるACAがPPARγのリガンド結合部位に結合することで、PPARγの核内への移行を促進することにより、PPARγの機能(PPARγの標的遺伝子の発現)を活性化する作用を発揮すると推察される。PPARγは、多くの標的遺伝子があることが知られており、標的遺伝子の発現を通じて、例えば、インスリン抵抗性の改善、抗肥満、抗動脈硬化、皮膚の再生など様々な生理機能に関与していることが知られている。したがって、本実施形態に係るPPARγ活性化剤は、PPARγの機能を活性化する結果、例えば、インスリン抵抗性の改善、抗肥満、抗動脈硬化、皮膚の再生等を図ることができる。
本実施形態に係るPPARγ活性化剤は、上述の作用効果を示すことから、インスリン抵抗性の改善用、抗肥満用、抗動脈硬化用、又は皮膚の再生用であってもよい。
本実施形態に係るPPARγ活性化剤は、例えば、食品組成物(飲料及び食品)、医薬部外品又は医薬品として調製することができる。すなわち、本発明の一実施形態として、1’−アセトキシチャビコールアセテートを有効成分として含有するPPARγ活性化用食品組成物(飲料及び食品)、医薬部外品又は医薬品が提供される。
飲料の具体的な形態としては、例えば、水、清涼飲料水、果汁飲料、炭酸飲料、乳飲料、アルコール飲料、スポーツドリンク、栄養ドリンク等が挙げられる。食品の具体的な形態としては、パン類、麺類、米類、豆腐、乳製品、醤油、味噌、菓子類等が挙げられる。また、食品組成物には、例えば、健康食品、機能性表示食品、特別用途食品、栄養補助食品、サプリメント及び特定保健用食品等が含まれる。
本実施形態に係るPPARγ活性化剤は、日常的に手軽に摂取できることから、食品組成物(PPARγ活性化用食品組成物)であることが好ましい。本実施形態に係るPPARγ活性化用食品組成物の形態としては、上述したものが挙げられ、日常的に手軽に摂取できるという観点から、飲料(PPARγ活性化用飲料)であることが好ましい。
本実施形態に係るPPARγ活性化用食品組成物には、例えば、「お腹の脂肪(内臓脂肪)をはじめとする体脂肪を減らすことをサポートし、高めのBMIの改善に役立つ」、「体脂肪が気になる方及び肥満気味の方に適する」、「肌の調子を整える」、「肌の水分保持に役立つ」等の表示が付されていてもよい。
本実施形態に係るPPARγ活性化剤における有効成分の含有量は、PPARγ活性化剤の具体的態様に応じて、適宜設定することができる。
例えば、本実施形態に係るPPARγ活性化剤が経口投与(経口摂取)される場合、有効成分が1日あたり1mg以上経口投与(経口摂取)されるように用いられるものであってよい。有効成分が1日あたり1mg以上経口投与(経口摂取)されることによって、充分なPPARγ活性化作用が得られる。例えば、本実施形態に係るPPARγ活性化剤が、1日あたり3回経口投与(経口摂取)されるように用いられるものである場合、PPARγ活性化剤が334μg以上の有効成分を含有することで、1日あたりの経口投与(経口摂取)量が1mg以上となる。
上記の1日あたりの経口投与(経口摂取)量は、例えば、2mg以上、3mg以上、4mg以上、5mg以上、6mg以上、7mg以上、8mg以上、9mg以上、又は10mg以上であってよい。また、PPARγ活性化作用の観点からは、上述の1日あたりの経口投与(経口摂取)量の上限に特に制限はないが、製造原価を下げるという観点から、例えば、3000mg以下、2500mg以下、2000mg以下、1500mg以下、1000mg以下、又は500mg以下であってよい。また、上記の1日あたりの経口投与(経口摂取)量は、体重60kgあたりの量とするのが好ましい。
本実施形態に係るPPARγ活性化剤における有効成分の含有量は、PPARγ活性化剤の具体的態様に応じて、適宜設定されるものであるが、一態様において、本実施形態に係るPPARγ活性化剤における有効成分の含有量は、PPARγ活性化剤全量を基準として、例えば、2mg以上、3mg以上、4mg以上、5mg以上、6mg以上、7mg以上、8mg以上、9mg以上、又は10mg以上であってよい。これにより、上述した1日あたりの経口投与(経口摂取)量を簡便に達成することができる。本実施形態に係るPPARγ活性化剤における有効成分の含有量の上限は、例えば、3000mg以下、2500mg以下、2000mg以下、1500mg以下、1000mg以下、又は500mg以下であってよい。
本実施形態に係るPPARγ活性化剤は、ヒトに摂取されても、非ヒト哺乳動物に摂取されてもよい。
本実施形態に係るPPARγ活性化剤は、経口投与(経口摂取)されてもよく、非経口投与(非経口摂取)されてもよいが、経口投与(経口摂取)されることが好ましい。本実施形態に係るPPARγ活性化剤は、1日あたりの有効成分量が上記範囲内にあれば、1日1回投与(摂取)されてもよく、1日複数回に分けて投与(摂取)されてもよい。
本実施形態に係るPPARγ活性化剤は、その具体的態様(例えば、PPARγ活性化用食品組成物、PPARγ活性化用医薬部外品又はPPARγ活性化用医薬品)に応じて、例えば、有効成分であるACAを配合することで得ることができる。このとき、有効成分であるACAとして、ACAそのものを使用してもよいし、ACAを含有する組成物(例えば、ガランガル抽出物等)を使用してもよい。
以下、実施例に基づいて本発明をより具体的に説明する。ただし、本発明は、以下の実施例により限定されるものではない。
〔試験例1:PPARγ活性化作用の評価〕
1’−アセトキシチャビコールアセテート(ACA)のPPARγ活性化作用は、培養細胞を使用したレポータージーンアッセイにより評価した。
ACA標品をジメチルスルホキシド(DMSO)に溶解した後、5%チャコール処理済みFBS入りDMEM培地にて、1μM、2μM、又は5μMとなるように調製し、ACA試料とした。陽性対照として、ロシグリタゾンをDMSOに溶解した後、5%チャコール処理済みFBS入りDMEM培地にて、1μMとなるように調製し、陽性対照試料とした。また、陰性対照として、同量のDMSOを5%チャコール処理済みFBS入りDMEM培地に溶解し、陰性対照試料とした。
ヒト胎児腎細胞由来HEK293T細胞は、10%ウシ胎児血清(FBS)、1%ペニシリン及びストレプトマイシンを含有したDMEM(高グルコース)培地にて、5%CO雰囲気下、37℃で培養した。
PPARγ発現プラスミドは、以下の手順で作製した。ヒト骨格筋cDNA(Clontech社製)を鋳型として、PPARγ2遺伝子をPCR法により増幅した。In−Fusion HD Cloning Kit(TaKaRa Bio社製)を用いて、増幅したDNA断片を酵母由来の転写因子であるGAL4配列を持つpCMXベクターに組み込み、PPARγ発現プラスミドを得た。ルシフェラーゼ発現プラスミドは、GAL4認識配列であるUAS配列を持つホタルルシフェラーゼ発現ベクターであるpGL4.35プラスミド(Promega社製)、及び内部標準としてウミシイタケルシフェラーゼ発現ベクターであるpGL4.74プラスミド(Promega社製)を使用した。PPARγ2と試験物質との結合により生じたシグナルが核内に伝わることで、ホタルルシフェラーゼの発現が活性化される。
まず、HEK293T細胞を60mmディッシュに7.5×10cells/ディッシュとなるように播種し、COインキュベーターにて一晩培養した。培養後、Opti−MEM培地で洗浄した後にOpti−MEM培地に培地交換し、Lipofectamine(登録商標)3000(サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社製)を使用し、当該製品の標準プロトコ−ルに従って、上記の3種のプラスミドをトランスフェクションした。1ディッシュあたり、PPARγ発現プラスミドを0.5μg、pGL4.35プラスミドを0.5μg、及びpGL4.74プラスミドを0.25μg使用した。
トランスフェクションから3時間後に細胞を回収し、5%チャコール処理済みFBSを加えたDMEM培地で1×10cells/ウェルとなるように96ウェルプレートに播種し、COインキュベーターにて静置した。次いで、培養細胞の上から各試料(ACA試料、陽性対照試料、又は陰性対照試料)を加え、COインキュベーターで24時間インキュベートを行った。
培地を除去後、1×Lysis buffer(Promega社製)を40μL/ウェル加え、4℃で20分以上振とうさせ、細胞を溶解させた。細胞溶解液5μLをLUMITRAC 96well マイクロプレート(Greiner Bio−One社製)にアプライし、ルミノメーター(GloMax(登録商標) Navigator Microplate Luminometer #GM2010,Promega社製)にセットした。ルミノメーターのインジェクターにより、ホタルルシフェラーゼ及びウミシイタケルシフェラーゼそれぞれのルシフェラーゼ基質を50μL/ウェルずつ加え、感光時間1秒にて測定を行った。ホタルルシフェラーゼの発光強度をウミシイタケルシフェラーゼの発光強度で除した値を測定結果とした。
測定結果を表1に示す。なお、表1に示した結果は、陰性対照試料の測定結果を1とした相対値である。
Figure 2021159047
表1に示すとおり、ACAはPPARγ2活性化作用を有している。ACAによるPPARγ2活性化作用は、レポータージーンアッセイ系の構成から、少なくともその一部は、ACAがPPARγ2のリガンド結合部位に結合することでPPARγ2の核内への移行を促進することによるものであると考えられる。PPARγには、3つのアイソフォーム(PPARγ1、PPARγ2及びPPARγ3)が知られているが、これらは選択的スプライシングによりN末端側のアミノ酸配列のみが異なるものであり、エキソン1〜6でコードされるアミノ酸配列は共通しており、リガンド結合部位のアミノ酸配列に違いはない。よって、ACAは、PPARγ2のみならず、PPARγ1及びPPARγ3の活性化作用も有していると考えられる。

Claims (2)

  1. 1’−アセトキシチャビコールアセテートを有効成分として含有する、PPARγ活性化剤。
  2. 1’−アセトキシチャビコールアセテートを有効成分として含有する、PPARγ活性用食品組成物。
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