JP2021157205A - 処理装置、処理方法及びプログラム - Google Patents

処理装置、処理方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2021157205A
JP2021157205A JP2020053719A JP2020053719A JP2021157205A JP 2021157205 A JP2021157205 A JP 2021157205A JP 2020053719 A JP2020053719 A JP 2020053719A JP 2020053719 A JP2020053719 A JP 2020053719A JP 2021157205 A JP2021157205 A JP 2021157205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
customer
product
information
picked
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020053719A
Other languages
English (en)
Inventor
慎二 船井
Shinji Funai
慎二 船井
淳 内村
Atsushi Uchimura
淳 内村
望 藤原
Nozomi Fujiwara
望 藤原
孝宏 松井
Takahiro Matsui
孝宏 松井
啓希 菅ヶ谷
Hiroki Sugaya
啓希 菅ヶ谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2020053719A priority Critical patent/JP2021157205A/ja
Publication of JP2021157205A publication Critical patent/JP2021157205A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】店舗で買い物中の顧客に向けて情報を表示する技術において、顧客が表示されている情報に気づかないという問題を軽減する。【解決手段】本発明は、顧客が商品を手にとったことを認識する認識部11と、顧客が手にとった商品が陳列されていた位置を特定する位置特定部12と、顧客が手にとった商品に関連する情報を含む提供情報を、顧客が手にとった商品が陳列されていた位置に対応する位置に表示させる表示制御部14と、を有する処理装置10を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、処理装置、処理方法及びプログラムに関する。
特許文献1は、店舗で陳列販売されている商品の情報(販売価格、生鮮食品の鮮度等)を携帯端末に表示する技術を開示している。
特許文献2は、商品に付されているICタグから商品ユニーク識別情報の読取を実行することで、棚からどの商品が取り出されたか、また、棚にどの商品が戻されたかを検出する棚端末を開示している。棚端末は、商品ユニーク識別情報が読取可能から読取不可能に変化すると商品が取り出されたと判定し、商品ユニーク識別情報が読取不可能から読取可能に変化すると商品が棚に戻されたと判定する。また、棚端末は、ICタグからの読み取り結果をサーバに送信し、広告情報を当該サーバから受信し、当該広告情報をディスプレイに表示する。
特開2013−254519号公報 特開2008−90745号公報
店舗で買い物中の顧客に向けて有益な情報を提供することで、売上向上等が期待される。しかし、情報を表示する位置が適切でなければ、顧客が表示されている情報に気づかないという問題が発生し得る。特許文献1及び2はいずれも当該課題及びその解決手段を開示していない。
本発明は、店舗で買い物中の顧客に向けて情報を表示する技術において、顧客が表示されている情報に気づかないという問題を軽減することを課題とする。
本発明によれば、
顧客が商品を手にとったことを認識する認識手段と、
前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置を特定する位置特定手段と、
前記顧客が手にとった前記商品に関連する情報を含む提供情報を、前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置に対応する位置に表示させる表示制御手段と、
を有する処理装置が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータが、
顧客が商品を手にとったことを認識し、
前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置を特定し、
前記顧客が手にとった前記商品に関連する情報を含む提供情報を、前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置に対応する位置に表示させる処理方法が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータを、
顧客が商品を手にとったことを認識する認識手段、
前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置を特定する位置特定手段、
前記顧客が手にとった前記商品に関連する情報を含む提供情報を、前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置に対応する位置に表示させる表示制御手段、
として機能させるプログラムが提供される。
本発明によれば、店舗で買い物中の顧客に向けて情報を表示する技術において、顧客が表示されている情報に気づかないという問題が軽減される。
本実施形態の処理装置のハードウエア構成の一例を示す図である。 本実施形態の処理装置の機能ブロック図の一例である。 本実施形態の商品棚に設けられた情報を表示する位置の一例を説明するための図である。 本実施形態の提供情報を表示する位置の一例を説明するための図である。 本実施形態の処理装置の機能を実現する構成例を示す図である。 本実施形態の処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の処理装置の機能ブロック図の一例である。
<第1の実施形態>
まず、本実施形態の処理装置の概要を説明する。本実施形態の処理装置は、顧客が商品棚に陳列された商品を手にとったことを認識すると、その商品が陳列されていた位置を特定し、その商品が陳列されていた位置に対応する位置にその商品に関連する情報を含む提供情報を表示させる。
このように、「顧客が商品を手にとったタイミング」で、「その商品が陳列されていた位置に対応する位置」に提供情報を表示させる本実施形態の処理装置によれば、顧客が表示されている提供情報に気づかないという問題が軽減される。
次に、処理装置の構成を詳細に説明する。まず、処理装置のハードウエア構成の一例を説明する。本実施形態の処理装置が備える機能部は、任意のコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされるプログラム、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット(あらかじめ装置を出荷する段階から格納されているプログラムのほか、CD(Compact Disc)等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムをも格納できる)、ネットワーク接続用インターフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
図1は、本実施形態の処理装置のハードウエア構成を例示するブロック図である。図1に示すように、処理装置は、プロセッサ1A、メモリ2A、入出力インターフェイス3A、周辺回路4A、バス5Aを有する。周辺回路4Aには、様々なモジュールが含まれる。なお、周辺回路4Aは有さなくてもよい。なお、処理装置は物理的及び/又は論理的に一体となった1つの装置で構成されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分かれた複数の装置で構成されてもよい。物理的及び/又は論理的に分かれた複数の装置で構成される場合、複数の装置各々が上記ハードウエア構成を備えることができる。
バス5Aは、プロセッサ1A、メモリ2A、周辺回路4A及び入出力インターフェイス3Aが相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。プロセッサ1Aは、例えばCPU、GPU(Graphics Processing Unit)等の演算処理装置である。メモリ2Aは、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等のメモリである。入出力インターフェイス3Aは、入力装置、外部装置、外部サーバ、外部センサ、カメラ等から情報を取得するためのインターフェイスや、出力装置、外部装置、外部サーバ等に情報を出力するためのインターフェイス等を含む。入力装置は、例えばキーボード、マウス、マイク、タッチパネル、物理ボタン、カメラ等である。出力装置は、例えばディスプレイ、スピーカ、プリンター、メーラ等である。プロセッサ1Aは、各モジュールに指令を出し、それらの演算結果をもとに演算を行うことができる。
次に、処理装置の機能構成を説明する。図2に、処理装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、処理装置10は、認識部11と、位置特定部12と、提供情報取得部13と、表示制御部14と、表示部15とを有する。
認識部11は、顧客が商品棚に陳列された商品を手にとったことを認識する。位置特定部12は、顧客が手にとった商品が陳列されていた位置、具体的には商品を陳列するエリアの中のどこに陳列されていたかを特定する。認識部11及び位置特定部12は、例えば以下の認識・特定処理例1乃至認識・特定処理例3のいずれかで当該認識及び位置特定を実現することができる。なお、認識部11及び位置特定部12は、その他の処理例で当該認識及び位置特定を実現してもよい。
「認識・特定処理例1」
商品の外面にコード(バーコード、二次元コード等)が付与される。そして、商品は、当該コードが下を向くように陳列部分の上に陳列される。すなわち、陳列部分の上に陳列された商品に付与されているコードは、その陳列部分の方を向いている。陳列部分は、商品が陳列される物体であり、例えば棚板等であるがこれに限定されない。陳列部分は電磁波を透過する材料(透明なガラスやプラスチックなど)で構成される。すなわち、陳列部分は電磁波を透過する。
コードリーダは、陳列部分越しに当該陳列部分の上に陳列された商品のコードを読み取る処理を継続する。コードリーダは、例えば、陳列部分越しに当該陳列部分の上に陳列された商品に向けて電磁波を照射し、その反射波を受信し、受信した反射波に基づきコードを解析して情報に変換する処理(コードを読み取る処理)を繰り返す。又は、コードリーダは、例えば、陳列部分越しに当該陳列部分の上に陳列された商品を撮影し、画像の中から商品に付与されたコードを抽出し、抽出したコードを解析して情報に変換する処理(コードを読み取る処理)を繰り返す。
認識部11は、当該コードリーダから読み取り結果を取得する。そして、認識部11は、読み取り結果に基づき、顧客が商品を手にとったことを認識する。例えば、認識部11は、それまでコードを読み取れていた商品のコードが読み取れなくなると、顧客はその商品を手にとったと認識する。
次に、位置特定処理を説明する。例えば、複数の商品が陳列される1つの陳列部分に対応して複数のコードリーダが設置されてもよい。この場合、認識部11は、複数のコードリーダ各々から読み取り結果を取得し、各々に基づき、顧客が商品を手にとったことを認識する。そして、位置特定部12は、それまで読み取れていた商品のコードが読み取れなくなると、そのコードを読み取っていたコードリーダ(第1のコードリーダ)が電磁波を照射する位置を、顧客が手にとった商品が陳列されていた位置として特定する。なお、予め、複数のコードリーダ各々が電磁波を照射する位置(陳列部分上の商品を陳列するエリアの中の照射される位置)を示す情報(陳列するエリアの任意の点を原点とした二次元座標系における座標等)が生成され、処理装置10に記憶されていてもよい。そして、位置特定部12は、当該情報と、第1のコードリーダを識別する情報とに基づき、顧客が手にとった商品が陳列されていた位置を特定してもよい。
その他、コードリーダは、電磁波照射方向を切り替えながら陳列部分上の商品を陳列するエリアの中の複数の位置に順に電磁波を照射し、複数の商品のコードを順に読み取ってもよい。そして、位置特定部12は、それまで読み取れていた商品のコードが読み取れなくなると、そのコードを読み取るための電磁波照射方向(第1の電磁波照射方向)に基づき、顧客が手にとった商品が陳列されていた位置を特定してもよい。なお、予め、コードリーダの電磁波照射方向と、各方向時に電磁波を照射される位置(陳列部分上の商品を陳列するエリアの中の照射される位置)との対応関係を示す情報が生成され、処理装置10に記憶されていてもよい。そして、位置特定部12は、当該情報と第1の電磁波照射方向とに基づき、顧客が手にとった商品が陳列されていた位置を特定してもよい。
その他、コードリーダ(カメラ)は、複数の商品を一度に撮影する位置及び向きで設置されてもよい。そして、コードリーダは、画像の中から複数のコードを抽出し、抽出した複数のコード各々を解析してもよい。この場合、位置特定部12は、それまで読み取れていたが読み取れなくなったコードの画像内の位置を特定した後、予め用意された「画像内の座標と、陳列部分上の商品を陳列するエリアの座標との対応関係を示す情報(陳列部分上の商品を陳列するエリアの第1の点が、画像内のどこに存在するかを示す情報)」に基づき、特定した画像内の位置を、陳列部分上の商品を陳列するエリア上の位置に変換する。
「認識・特定処理例2」
陳列部分の上に陳列された商品を陳列部分の上方から撮影するカメラ(動画像を撮影するカメラ)が設置される。認識部11は、商品の外観の特徴量に基づき、画像内の商品を認識し、認識した商品各々を画像内で追跡する。そして、認識部11は、商品の挙動に基づき、顧客が商品を手にとったことを認識する。例えば、認識部11は、画像内で人の手を認識し、人の手と商品とが接触した状態で商品の位置が変化すると、顧客がその商品を手にとったと認識してもよい。
位置特定部12は、まず、顧客が手にとった商品が手にとられる前に存在した画像内の位置を特定する。例えば、上述のように画像内で認識された商品各々を画像内で追跡する場合、履歴データとして、各商品の画像内の位置の時間変化が記録されてもよい。そして、位置特定部12は、当該情報に基づき、顧客が手にとった商品が手にとられる前に存在した画像内の位置を特定してもよい。その後、位置特定部12は、予め用意された「画像内の座標と、陳列部分上の商品を陳列するエリアの座標との対応関係を示す情報(陳列部分上の商品を陳列するエリアの第1の点が、画像内のどこに存在するかを示す情報)」に基づき、顧客が手にとった商品が手にとられる前に存在した画像内の位置を、陳列部分上の商品を陳列するエリア上の位置に変換する。
「認識・特定処理例3」
陳列部分の上に陳列された商品の重量を計測する重量センサが設置される。複数の商品が陳列される1つの陳列部分に対応して、複数の重量センサが設置される。すなわち、複数の重量センサで、陳列部分の上に陳列された商品の重量を計測する。認識部11は、重量センサの測定値に基づき、顧客が商品を手にとったことを認識する。例えば、認識部11は、複数の重量センサの測定値の合計がそれまでよりも減少する変化が現れると、顧客が商品を手にとったと認識する。
位置特定部12は、複数の重量センサ各々の測定値の変化に基づき、顧客が手にとった商品が陳列されていた位置を特定する。複数の重量センサで陳列部分を支え、陳列部分の上に陳列された商品の重量を測定する場合、顧客が手にとった商品が陳列されていた位置と、複数の重量センサ各々の位置との距離関係に基づき、複数の重量センサ各々の測定値の変化の態様が異なる。例えば、4つの重量センサ各々を陳列部分の4隅に設置した場合、顧客が手にとった商品が陳列されていた位置との距離が相対的に近い重量センサには、相対的に大きな測定値の変化(減少)が現れる。例えばこの関係に基づき、顧客が手にとった商品が陳列されていた位置を特定することができる。
図2に戻り、提供情報取得部13は、顧客が手にとった商品に関連する情報を含む提供情報を取得する。商品に関連する情報は、顧客が手にとった商品が陳列されたタイミング、顧客が手にとった商品の販売が開始されたタイミング、及び、顧客が手にとった商品が加工されたタイミングの中の少なくとも1つを含んでもよい。その他、商品に関連する情報は、その商品の広告、その商品のキャンペーン情報、その商品の利用方法(調理方法、使用の仕方等)、その商品の類似商品の広告、その商品の類似商品のキャンペーン情報、その商品の類似商品の利用方法、各商品の値引きタイミング(値引きシールを張る時間帯)等を含んでもよい。
ここで、提供情報取得部13による取得処理の例を説明する。提供情報取得部13は、以下の取得処理例1乃至取得処理例3のいずれかで、提供情報の取得を実現することができる。なお、提供情報取得部13は、その他の処理例で提供情報の取得を実現してもよい。
「取得処理例1」
上記認識・特定処理例1で説明したように、各商品にコードが付与され、コードリーダでそれを読み取る処理が行われる。そして、当該コードが商品に関連する情報を示す。この場合、コードリーダは、陳列されている商品各々のコードを読み取り、各商品に関連する情報を取得する。そして、処理装置10は、取得された各商品に関連する情報を処理装置10内の記憶装置に記憶する。
提供情報取得部13は、記憶装置に記憶されている商品に関連する情報の中から、顧客が手にとった商品に関連する情報を取得する。例えば、提供情報取得部13は、記憶装置に記憶されている商品に関連する情報の中から、(顧客がその商品を手にとったことにより)コードリーダで取得できなくなった商品に関連する情報を取得してもよい。その他、処理装置10は、取得された各商品に関連する情報を、各商品が陳列されている位置を示す情報に紐づけて記憶装置に記憶しておいてもよい。そして、提供情報取得部13は、顧客が手にとった商品が陳列されていた位置(位置特定部12により特定された位置)に紐づけられている商品に関連する情報を取得してもよい。
「取得処理例2」
予め商品識別情報(商品を互いに識別する情報、商品コード等)に紐づけて、商品に関連する情報(商品毎の情報)を登録した商品情報データベースが作成される。そして、提供情報取得部13は、顧客が手にとった商品の商品識別情報を取得すると、当該商品情報データベースを参照し、取得した商品識別情報に紐づけられている商品に関連する情報を取得する。商品情報データベースは、処理装置10内に存在してもよいし、処理装置10と通信可能に構成された外部装置内に存在してもよい。
商品識別情報を取得する手段は特段制限されない。上記認識・特定処理例1の場合は、コードが商品識別情報を示す例が考えられる。上記認識・特定処理例2の場合は、画像に含まれる商品の外観の特徴量に基づき商品識別情報を特定する例が考えられる。上記認識・特定処理例3の場合、重量センサの測定値の変化量及び各商品の重量に基づき商品識別情報を特定する例が考えられる。
「取得処理例3」
予め個体識別情報に紐づけて、商品に関連する情報(商品個体毎の情報)を登録した商品情報データベースが作成される。個体識別情報は、複数の同一商品(商品コードが同一である複数の商品)を互いに識別する情報である。そして、提供情報取得部13は、顧客が手にとった商品の個体識別情報を取得すると、当該商品情報データベースを参照し、取得した個体識別情報に紐づけられている商品に関連する情報を取得する。商品情報データベースは、処理装置10内に存在してもよいし、処理装置10と通信可能に構成された外部装置内に存在してもよい。個体識別情報を取得する手段は特段制限されない。上記認識・特定処理例1の場合は、コードが個体識別情報を示す例が考えられる。上記認識・特定処理例2の場合は、画像に含まれる商品の外観の特徴量に基づき個体識別情報を特定する例が考えられる。
図2に戻り、表示制御部14は、表示部15を制御し、顧客が手にとった商品が陳列されていた位置に対応する位置に、提供情報取得部13が取得した提供情報を表示させる。表示部15は、ディスプレイ、投影装置等である。
本実施形態の商品棚には、情報を表示する位置が少なくとも1つ設けられる。図3に、商品棚100の一例を示す。図示する例では、陳列部分101、背部分102及びディスプレイ103(表示部15)に情報を表示可能になっている。
陳列部分101は、ディスプレイ(表示部15)になっていてもよいし、当該箇所に画像を投影する位置及び向きで投影装置(表示部15)が設置されてもよい。投影装置は、2次元の情報を投影してもよいし、3次元の情報(立体的に見える情報)を投影してもよい。投影装置は、陳列部分101の表側から投影してもよいし、陳列部分101の裏側から投影してもよい。投影装置は陳列部分101毎に設置されてもよいし、複数の陳列部分101に対して1つの投影装置が設置されてもよい。
同様に、背部分102は、ディスプレイ(表示部15)になっていてもよいし、当該箇所に画像を投影する位置及び向きで投影装置(表示部15)が設置されてもよい。投影装置は、2次元の情報を投影してもよいし、3次元の情報(立体的に見える情報)を投影してもよい。投影装置は、背部分102の表側から投影してもよいし、背部分102の裏側から投影してもよい。投影装置は背部分102毎に設置されてもよいし、複数の背部分102に対して1つの投影装置が設置されてもよい。なお、複数の段すべての背部分102が情報を表示可能になっていてもよい。しかし、下の方の段の背部分102は、上の方の段の陳列部分101等により閲覧しにくくなる可能性がある。そこで、上の方の段の背部分102のみ(例えば、一番上の背部分102のみ)が、情報を表示可能になっていてもよい。
ここで、顧客が手にとった商品が陳列されていた位置と、提供情報を表示させる位置との関係の一例を説明する。
例えば、表示制御部14は、図4に示すように、顧客が手にとった商品が陳列されていた位置に提供情報を表示させてもよい。図4(A)では、6個の商品200が陳列部分101の上に陳列されている。図4(B)では、その6個の商品200の中の1つを顧客が手にとっている。そして、手にとった商品200が陳列されていた位置に、提供情報が表示されている。
その他、図3に示すように商品棚100は複数の段に分かれており、段ごとにディスプレイ103が設置されている場合、表示制御部14は、顧客が手にとった商品が陳列されていた位置を含む段に対応するディスプレイ103に、提供情報を表示させてもよい。
その他、図3に示すように商品棚100は複数の段に分かれており、すべての段の背部分102が情報を表示可能になっている場合、表示制御部14は、顧客が手にとった商品が陳列されていた位置を含む段の背部分102に、提供情報を表示させてもよい。
その他、図3に示すように商品棚100は複数の段に分かれており、複数の段の背部分102の中の一番上の段の背部分102のみが情報を表示可能になっている場合、表示制御部14は、顧客が手にとった商品が陳列されていた位置を含む商品棚100の一番上の段の背部分102に、提供情報を表示させてもよい。
なお、表示制御部14は、認識部11により顧客が商品を手にとったことが認識されたことに応じて、顧客が手にとった商品が陳列されていた位置に対応する位置に提供情報を表示させる。すなわち、表示制御部14は、顧客が商品を手にとったことに応じて、その商品が陳列されていた位置に対応する位置に提供情報を表示させる。
また、商品棚100は、情報を表示する位置を複数有してもよい。そして、表示制御部14は、複数の箇所に互いに異なる情報を表示させてもよい。
なお、上述の通り、認識部11による認識及び位置特定部12による位置特定を実現する手段は複数あり、また、提供情報を表示する手段も複数ある。本実施形態ではあらゆる組み合わせを採用可能である。ここで、念のため、認識部11による認識及び位置特定部12による位置特定を実現する手段として上記認識・特定処理例1、すなわち陳列部分101の裏側から陳列部分101越しにコードを読み取る手段を採用し、かつ、陳列部分101の裏側から投影して陳列部分101に提供情報を表示する構成を採用した場合の実現例を説明する。なお、当該説明は、当該構成が技術的に実現可能であることを説明するためのものであり、実現手段は当該構成に限定されない。
例えば、図5に示すように、回転コントローラ304で向きを制御される鏡303と、投影装置302と、コードリーダ301とが、陳列部分101の裏側(商品200が陳列される面と反対側の面側)に設置される。コントローラ305は、コードリーダ301、投影装置302及び回転コントローラ304を統括的に制御する。
コードリーダ301は、鏡303の反射を利用して、陳列部分101の上に陳列された商品200のコードを読み取る。そして、鏡303の姿勢の制御により反射した電磁波の方向が制御されることで、陳列部分101の上に陳列された複数の商品200のコードを順に読み取る処理が実現される。
同様に、投影装置302は、鏡303の反射を利用して、陳列部分101への情報の投影を行う。そして、鏡303の姿勢の制御により反射した電磁波の方向が制御されることで、陳列部分101の上の所望の位置への情報の投影が実現される。
次に、図6のフローチャートを用いて、処理装置10の処理の流れの一例を説明する。
まず、認識部11が「顧客が商品を手にとったこと」を認識すると(S10のYes)、位置特定部12は、その商品が陳列されていた位置を特定する(S11)。また、提供情報取得部13は、その商品に関連する情報を含む提供情報を取得する(S12)。なお、S11とS12の処理順は、図示する例に限定されない。次いで、表示制御部14は、S12で取得された提供情報を、S11で特定された「その商品が陳列されていた位置」に対応する位置に表示させる(S13)。以降、同様の処理を繰り返す。
以上説明した本実施形態の処理装置10によれば、「顧客が商品を手にとったタイミング」で、「その商品が陳列されていた位置に対応する位置」に提供情報を表示させることができる。このような処理装置10によれば、顧客が表示されている提供情報に気づかないという問題が軽減される。
また、本実施形態の処理装置10によれば、図4に示すように、「顧客が商品を手にとった商品が陳列されていた位置」に提供情報を表示させることができる。このような処理装置10によれば、顧客が表示されている提供情報に気づかないという問題がより軽減される。
また、本実施形態の処理装置10によれば、陳列されている複数の同一商品(商品コードが同一である複数の商品)を互いに識別し、各々に関連した情報(陳列されたタイミング、販売が開始されたタイミング、加工されたタイミング等)を顧客に提供することができる。このように、処理装置10には、顧客にとってより有益な情報を提供することができる。
<第2の実施形態>
本実施形態の処理装置10は、商品を手にとった顧客の識別情報(顧客を互いに識別する情報)を取得し、その顧客向けに生成した提供情報を表示する点で、第1の実施形態と異なる。
図7に、本実施形態の処理装置10の機能ブロック図の一例を示す。顧客識別情報取得部16を有する点で、第1の実施形態の処理装置10の機能ブロック図の一例と異なる。
顧客識別情報取得部16は、顧客の顧客識別情報を取得する。例えば、顧客識別情報取得部16は、生体認証処理により、顧客の顧客識別情報を取得してもよい。生体認証処理では、店内に存在する顧客から生体情報が取得される。そして、取得された生体情報と、予め各顧客の生体情報と顧客識別情報とを紐づけて登録した顧客データベースとに基づく照合処理により、取得された生体情報にマッチングする情報が顧客データベース内で検索される。
生体情報は、顔情報、指紋情報、声紋情報、虹彩情報等が例示されるが、これらに限定されない。生体情報は、店内に設置されたカメラで顧客に意識させることなく取得してもよいし、店内に設置された指紋センサ、マイク、カメラ等の入力装置を顧客が操作することで取得されてもよい。これらの入力装置は、商品棚毎に設置されてもよい。
その他、顧客識別情報取得部16は、近距離無線通信で顧客デバイス(スマートフォン、スマートウォッチ、携帯電話、タブレット端末、IC(integrated circuit)タグ、ICカード等)と通信し、顧客デバイスに記憶された顧客識別情報を取得するリーダから、顧客識別情報を取得してもよい。当該リーダは、商品棚毎に設置されてもよい。この場合、顧客は、自身の顧客デバイスを所定位置(リーダのアンテナ位置)にかざす等の動作を行う。
その他、顧客識別情報取得部16は、顧客デバイス(スマートフォン、スマートウォッチ、携帯電話、タブレット端末等)に表示された顧客識別情報を示すコード(バーコード、2次元コード等)を読み取るコードリーダから、顧客識別情報を取得してもよい。当該コードリーダは、商品棚毎に設置されてもよい。この場合、顧客は、自身の顧客デバイスにコードを表示させ、そのコードをコードリーダにかざして読み取らせる動作を行う。
提供情報取得部13は、顧客識別情報に紐づけて登録されている顧客登録情報に基づき、提供情報を取得する。顧客登録情報は、任意のサーバ内に記憶される。顧客登録情報は、各顧客が自身で登録する情報である。登録手段は、アプリ利用、ホームページ利用等が例示されるが、これらに限定されない。以下、顧客登録情報の一例を説明する。
「顧客登録情報例1」
顧客登録情報は、顧客が表示を希望する情報を示す希望情報を含んでもよい。商品を手にとった時に表示可能な情報は、複数種類の情報を含む。例えば、商品が陳列されたタイミング、商品の販売が開始されたタイミング、商品が加工されたタイミング、商品の広告、商品のキャンペーン情報、商品の利用方法(調理方法、使用の仕方等)、類似商品の広告、類似商品のキャンペーン情報、類似商品の利用方法、各商品の値引きタイミング(値引きシールを張る時間帯)等が例示される。
顧客は、予め、上述のような表示可能な複数種類の情報の中から、商品を手にとったタイミングで表示させることを希望する情報(希望情報)を登録しておく。
この場合、提供情報取得部13は、顧客が手にとった商品に関連する上述のような表示可能な複数種類の情報の中の、顧客登録情報の希望情報が示す「顧客が表示を希望する情報」を提供情報として取得する。そして、表示制御部14は、顧客が表示させたい情報のみを表示させる。
「顧客登録情報例2」
顧客登録情報は、買い物リスト(購入予定の商品のリスト)を含んでもよい。顧客は、予め、買い物に行く前に、買い物リストを作成し、登録しておく。この場合、提供情報取得部13は、買い物リストを提供情報として取得する。そして、表示制御部14は、その買い物リストを提供情報として表示させる。
なお、処理装置10は、画像認識処理等の任意の手段を用いて、各顧客が買い物かごにいれた商品を認識してもよい。そして、表示制御部14は、買い物リストに含まれる商品が「買い物かごにいれた商品」及び「買い物かごにいれていない商品」のいずれであるかを識別可能に表示させてもよい。例えば、表示制御部14は、「買い物かごにいれていない商品」を強調表示したり、「買い物かごにいれていない商品」のみのリストを表示したりしてもよい。
なお、この場合、表示制御部14は、「顧客が商品を手にとったことが認識されたことに応じて、顧客が手にとった商品が陳列されていた位置に対応する位置に提供情報を表示させる」処理に代えて又は加えて、「顧客識別情報が取得されたことに応じて、買い物リストを商品棚の所定の位置(陳列部分101、背部分102、ディスプレイ103等)に表示させる」処理を行ってもよい。その他、表示制御部14は、「顧客が商品を手にとったことが認識され、かつ、人感センサで商品棚への顧客の接近を検知したことに応じて、買い物リストを商品棚の所定の位置(陳列部分101、背部分102、ディスプレイ103等)に表示させる」処理を行ってもよい。
ここで、本実施形態の処理装置10の変形例を説明する。処理装置10は、店員識別情報取得部をさらに有してもよい。店員識別情報取得部は、店員を互いに識別する店員識別情報を取得する。店員識別情報取得部は、顧客識別情報取得部16と同様の処理で店員識別情報を取得することができる。
表示制御部14は、店員識別情報が取得された場合、商品に関連する情報であって、店員に通知すべき情報を商品棚の所定の位置(陳列部分101、背部分102、ディスプレイ103等)に表示させる。店員に通知すべき情報は、例えば、陳列されている商品の中の賞味期限又は消費期限までの残時間が基準時間を切っている商品を特定する情報等である。
例えば、上記認識・特定処理例1で説明したように、各商品にコードが付与され、コードリーダでそれを読み取る処理が行われる場合、当該コードが各商品の賞味期限や消費期限を示してもよい。そして、処理装置10は、当該情報に基づき、陳列されている商品の中の賞味期限又は消費期限までの残時間が基準時間を切っている商品を特定してもよい。
表示制御部14は、例えば陳列部分101上の「賞味期限又は消費期限までの残時間が基準時間を切っている商品」に対応する位置(その商品の陳列位置、その商品の周囲等)に、その商品を強調表示する情報を表示することができる。
この変形例の場合、表示制御部14は、店員識別情報が取得されたことに応じて、叙述のような店員に通知すべき情報を商品棚の所定の位置(陳列部分101、背部分102、ディスプレイ103等)に表示させることができる。
本実施形態の処理装置10のその他の構成は、第1の実施形態と同様である。
以上説明した本実施形態の処理装置10によれば、第1の実施形態と同様の作用効果が実現される。また、処理装置10によれば、商品を手にとった顧客の識別情報を取得し、その顧客向けに生成した提供情報を表示することができる。このような処理装置10によれば、各顧客用にカスタマイズした各々に適した情報を表示させることができる。このため、処理装置10は、顧客にとってより有益な情報を提供することができる。
また、処理装置10は、顧客と店員とを識別し、店員が存在する場合(店員識別情報が取得された場合)には、店員向けの情報を商品棚に表示させることができる。このように、商品棚に情報を表示する技術を、顧客向けでなく、店員向けにも利用できる。
<変形例>
すべての実施形態に適用可能な変形例を説明する。表示制御部14は、商品棚の所定の位置(陳列部分101、背部分102、ディスプレイ103等)に表示させた提供情報を、所定の終了タイミングで消す(表示の終了)ことができる。終了タイミングは、「表示開始から所定時間経過したタイミング」、「商品を手にとった顧客がその場から離れたタイミング」、「商品棚に設置された所定の入力装置(タッチパネル、物理ボタン、マイク等)に対して所定の入力が行われたタイミング」等が例示される。顧客がその場から離れたことは、その場を撮影した画像の解析、人感センサのセンシング結果等を利用した任意の手段で検出できる。
他の変形例を説明する。表示制御部14は、提供情報を顧客デバイス(スマートフォン、スマートウォッチ、携帯電話、タブレット端末等)に表示させてもよい。例えば、表示制御部14は、近距離無線通信で、提供情報を顧客デバイスに送信してもよい。顧客は、顧客デバイスを操作して提供情報を閲覧した後、当該情報を顧客デバイス内に保存したり、削除したりできる。
他の変形例を説明する。上記実施形態では棚板等の陳列部分101の上に商品を陳列する例を説明したが、陳列方法はその他であってもよい。例えば、フックに商品をぶら下げる陳列方法などが例示される。この場合も、陳列箇所に対応付けて情報を表示する位置(値札部分に設置されたディスプレイ等)が少なくとも1つ設けられ、同様の処理が行われる。
なお、本明細書において、「取得」とは、ユーザ入力に基づき、又は、プログラムの指示に基づき、「自装置が他の装置や記憶媒体に格納されているデータを取りに行くこと(能動的な取得)」、たとえば、他の装置にリクエストまたは問い合わせして受信すること、他の装置や記憶媒体にアクセスして読み出すこと等を含んでもよい。また、「取得」とは、ユーザ入力に基づき、又は、プログラムの指示に基づき、「自装置に他の装置から出力されるデータを入力すること(受動的な取得)」、たとえば、配信(または、送信、プッシュ通知等)されるデータを受信すること等を含んでもよい。また、「取得」とは、受信したデータまたは情報の中から選択して取得すること、及び、「データを編集(テキスト化、データの並び替え、一部データの抽出、ファイル形式の変更等)などして新たなデータを生成し、当該新たなデータを取得すること」を含んでもよい。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限定されない。
1. 顧客が商品を手にとったことを認識する認識手段と、
前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置を特定する位置特定手段と、
前記顧客が手にとった前記商品に関連する情報を含む提供情報を、前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置に対応する位置に表示させる表示制御手段と、
を有する処理装置。
2. 前記表示制御手段は、前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置に前記提供情報を表示させる1に記載の処理装置。
3. 前記表示制御手段は、前記顧客が前記商品を手にとったことが認識されたことに応じて、前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置に対応する位置に前記提供情報を表示させる1又は2に記載の処理装置。
4. 前記商品に関連する情報は、前記顧客が手にとった前記商品が陳列されたタイミング、前記顧客が手にとった前記商品の販売が開始されたタイミング、及び、前記顧客が手にとった前記商品が加工されたタイミングの中の少なくとも1つを含む1から3のいずれかに記載の処理装置。
5. 前記顧客の顧客識別情報を取得する顧客識別情報取得手段をさらに有し、
前記表示制御手段は、前記顧客識別情報に紐づけて登録されている顧客登録情報に基づき取得された前記提供情報を表示させる1から4のいずれかに記載の処理装置。
6. 前記顧客登録情報は、顧客が表示を希望する情報を示す希望情報を含み、
前記表示制御手段は、前記顧客が手にとった前記商品に関連する情報の中の、前記希望情報が示す顧客が表示を希望する情報を前記提供情報として表示させる5に記載の処理装置。
7. 前記顧客登録情報は、買い物リストを含み、
前記表示制御手段は、前記買い物リストを前記提供情報として表示させる5又は6に記載の処理装置。
8. 前記商品の外面にはコードが付与されており、
前記商品は前記コードが下を向くように陳列部材の上に陳列されており、
前記認識手段は、前記陳列部材越しに前記コードを読み取るコードリーダの読み取り結果に基づき、前記顧客が前記商品を手にとったことを認識し、
前記位置特定手段は、前記読み取り結果に基づき、前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置を特定する1から7のいずれかに記載の処理装置。
9. コンピュータが、
顧客が商品を手にとったことを認識し、
前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置を特定し、
前記顧客が手にとった前記商品に関連する情報を含む提供情報を、前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置に対応する位置に表示させる処理方法。
10. コンピュータを、
顧客が商品を手にとったことを認識する認識手段、
前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置を特定する位置特定手段、
前記顧客が手にとった前記商品に関連する情報を含む提供情報を、前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置に対応する位置に表示させる表示制御手段、
として機能させるプログラム。
以上、実施形態(及び実施例)を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態(及び実施例)に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1A プロセッサ
2A メモリ
3A 入出力I/F
4A 周辺回路
5A バス
10 処理装置
11 認識部
12 位置特定部
13 提供情報取得部
14 表示制御部
15 表示部
16 顧客識別情報取得部
100 商品棚
101 陳列部分
102 背部分
103 ディスプレイ
200 商品
301 コードリーダ
302 投影装置
303 鏡
304 回転コントローラ
305 コントローラ

Claims (10)

  1. 顧客が商品を手にとったことを認識する認識手段と、
    前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置を特定する位置特定手段と、
    前記顧客が手にとった前記商品に関連する情報を含む提供情報を、前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置に対応する位置に表示させる表示制御手段と、
    を有する処理装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置に前記提供情報を表示させる請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記顧客が前記商品を手にとったことが認識されたことに応じて、前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置に対応する位置に前記提供情報を表示させる請求項1又は2に記載の処理装置。
  4. 前記商品に関連する情報は、前記顧客が手にとった前記商品が陳列されたタイミング、前記顧客が手にとった前記商品の販売が開始されたタイミング、及び、前記顧客が手にとった前記商品が加工されたタイミングの中の少なくとも1つを含む請求項1から3のいずれか1項に記載の処理装置。
  5. 前記顧客の顧客識別情報を取得する顧客識別情報取得手段をさらに有し、
    前記表示制御手段は、前記顧客識別情報に紐づけて登録されている顧客登録情報に基づき取得された前記提供情報を表示させる請求項1から4のいずれか1項に記載の処理装置。
  6. 前記顧客登録情報は、顧客が表示を希望する情報を示す希望情報を含み、
    前記表示制御手段は、前記顧客が手にとった前記商品に関連する情報の中の、前記希望情報が示す顧客が表示を希望する情報を前記提供情報として表示させる請求項5に記載の処理装置。
  7. 前記顧客登録情報は、買い物リストを含み、
    前記表示制御手段は、前記買い物リストを前記提供情報として表示させる請求項5又は6に記載の処理装置。
  8. 前記商品の外面にはコードが付与されており、
    前記商品は前記コードが下を向くように陳列部材の上に陳列されており、
    前記認識手段は、前記陳列部材越しに前記コードを読み取るコードリーダの読み取り結果に基づき、前記顧客が前記商品を手にとったことを認識し、
    前記位置特定手段は、前記読み取り結果に基づき、前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置を特定する請求項1から7のいずれか1項に記載の処理装置。
  9. コンピュータが、
    顧客が商品を手にとったことを認識し、
    前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置を特定し、
    前記顧客が手にとった前記商品に関連する情報を含む提供情報を、前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置に対応する位置に表示させる処理方法。
  10. コンピュータを、
    顧客が商品を手にとったことを認識する認識手段、
    前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置を特定する位置特定手段、
    前記顧客が手にとった前記商品に関連する情報を含む提供情報を、前記顧客が手にとった前記商品が陳列されていた位置に対応する位置に表示させる表示制御手段、
    として機能させるプログラム。
JP2020053719A 2020-03-25 2020-03-25 処理装置、処理方法及びプログラム Pending JP2021157205A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020053719A JP2021157205A (ja) 2020-03-25 2020-03-25 処理装置、処理方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020053719A JP2021157205A (ja) 2020-03-25 2020-03-25 処理装置、処理方法及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021157205A true JP2021157205A (ja) 2021-10-07

Family

ID=77917790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020053719A Pending JP2021157205A (ja) 2020-03-25 2020-03-25 処理装置、処理方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021157205A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10474858B2 (en) Methods of identifying barcoded items by evaluating multiple identification hypotheses, based on data from sensors including inventory sensors and ceiling-mounted cameras
US10192087B2 (en) Methods and arrangements for identifying objects
US10290031B2 (en) Method and system for automated retail checkout using context recognition
JP5984096B2 (ja) 物体を識別する方法及び機構
JP5927147B2 (ja) 商品認識装置及び商品認識プログラム
CN105580040A (zh) 销售促进系统、销售促进方法、非瞬时计算机可读介质和货架系统
JP2017059272A (ja) 商品認識装置及び商品認識プログラム
CA2888153A1 (en) Methods and arrangements for identifying objects
JP6261060B2 (ja) 情報処理装置
US20150310414A1 (en) Information processing device and method of changing a transaction statement
JP6648508B2 (ja) 購買行動分析プログラム、購買行動分析方法、及び購買行動分析装置
JP2010140287A (ja) 購買行動分析装置、方法及びコンピュータプログラム
JP6565639B2 (ja) 情報表示プログラム、情報表示方法、及び情報表示装置
JP7081310B2 (ja) 行動分析装置、行動分析システム、行動分析方法、プログラムおよび記録媒体
JP7248009B2 (ja) 登録システム、登録方法及びプログラム
JP2021157205A (ja) 処理装置、処理方法及びプログラム
JP7070654B2 (ja) 登録装置、登録方法及びプログラム
JP5910411B2 (ja) 情報処理装置、部門別合計表示方法及びプログラム
JP2017102564A (ja) 表示制御プログラム、表示制御方法、及び表示制御装置
JP2008146470A (ja) 情報抽出システム、及び、情報抽出方法
JP7205603B2 (ja) 登録装置、登録方法及びプログラム
KR102311847B1 (ko) 실감형 사용자 인터페이스를 제공하는 스마트 퍽 및 스마트 테이블
JP7215560B2 (ja) 処理装置、処理方法及びプログラム
JP7279724B2 (ja) 処理装置、処理方法及びプログラム
JP7428241B2 (ja) 処理装置、処理方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240123

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240226

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240514