JP2021156796A - 変形及び断線検出装置並びに変形及び断線検出システム - Google Patents

変形及び断線検出装置並びに変形及び断線検出システム Download PDF

Info

Publication number
JP2021156796A
JP2021156796A JP2020059057A JP2020059057A JP2021156796A JP 2021156796 A JP2021156796 A JP 2021156796A JP 2020059057 A JP2020059057 A JP 2020059057A JP 2020059057 A JP2020059057 A JP 2020059057A JP 2021156796 A JP2021156796 A JP 2021156796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deformation
conductor layer
disconnection
voltage
disconnection detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020059057A
Other languages
English (en)
Inventor
俊介 兼松
Shunsuke Kanematsu
俊介 兼松
亨介 勝屋
Kyosuke Katsuya
亨介 勝屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP2020059057A priority Critical patent/JP2021156796A/ja
Publication of JP2021156796A publication Critical patent/JP2021156796A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

【課題】外力を受けた線状圧電センサが生成した電流を入力して、線状圧電センサの変形に応じた変形信号を出力すると共に、線状圧電センサに断線が生じたことを、検出可能な物理量として出力できる変形及び断線検出装置を提供する。【解決手段】変形及び断線検出装置は、外力の大きさに応じて変形すると共に、変形の大きさに応じたセンサ電流又はセンサ電圧を生成する線状圧電センサ10と、線状圧電センサ10から入力した電流を増幅して出力する変形検出回路20と、線状圧電センサ10に断線が生じたことを、電圧、電流、容量又はインピーダンスの変化として出力する断線検出回路30と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、変形及び断線検出装置並びに変形及び断線検出システムに関する。
従来、ものの変形を検出するセンサが提案されている。例えば、特許文献1及び特許文献2は、線状圧電センサを用いて、ものの変形を検出することが提案されている。
線状圧電センサが柔軟性を有する場合、変形を検出するものの形状に対応するように、線状圧電センサをものの表面に配置することができる。
特開2016−126191号公報 特開2009−002663号公報
一方、線状圧電センサは、大きな外力を受けた場合、断線するおそれがある。そして、上述した特許文献1及び特許文献2は、圧電センサの断線を検出することを提案している。
しかし、上述した特許文献1及び特許文献2では、圧電センサの断線をどのような回路を用いて検出するのかについては、具体的な提案はなされていない。
本明細書では、外力を受けた線状圧電センサが生成した電流又は電圧を入力して、線状圧電センサの変形に応じた変形信号を出力する変形検出回路と、線状圧電センサに断線が生じたことを、検出可能な物理量として出力する断線検出回路とを備える変形及び断線検出装置を提案することを課題とする。
本明細書に開示する変形及び断線検出装置によれば、外力の大きさに応じて変形すると共に、変形の大きさに応じた電流を生成する線状圧電センサと、線状圧電センサから入力したセンサ電流又はセンサ電圧を増幅して出力する変形検出回路と、線状圧電センサに断線が生じたことを、電圧、電流、容量又はインピーダンスの変化として出力する断線検出回路と、を備える。
また、本明細書に開示する変形及び断線検出システムによれば、上述した変形及び断線検出装置と、この変形及び断線検出装置と通信可能に接続されており、変形検出回路から入力された信号を記録すると共に解析し、且つ、断線検出回路から入力された信号を記録すると共に解析する解析装置と、を備える。
上述した本明細書に開示する変形及び断線検出装置によれば、外力を受けた線状圧電センサが生成したセンサ電流又はセンサ電圧を入力し増幅して出力すると共に、線状圧電センサに断線が生じたことを、検出可能な物理量として出力できる。
本明細書に開示する変形及び断線検出装置の第1実施形態の構成を示す図である。 線状圧電センサの要部を示す図である。 (A)は、線状圧電センサが導通している時の検出結果を示す図であり、(B)は、線状圧電センサに断線が生じた時の検出結果を示す図である。 本明細書に開示する変形及び断線検出装置の第1実施形態の変型例の構成を示す図である。 本明細書に開示する変形及び断線検出装置の第2実施形態の構成を示す図である。 線状圧電センサに断線が生じた時の検出結果を示す図である。 本明細書に開示する変形及び断線検出装置の第3実施形態の構成を示す図である。 線状圧電センサに断線が生じた時の検出結果を示す図である。 本明細書に開示する変形及び断線検出装置の第4実施形態の構成を示す図である。 本明細書に開示する変形及び断線検出装置を含む断線検出システムの一実施形態の構成を示す図である。
以下、本明細書で開示する変形及び断線検出装置の好ましい第1実施形態を、図を参照して説明する。但し、本発明の技術範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
図1は、本明細書に開示する変形及び断線検出装置の第1実施形態の構成を示す図である。本実施形態の変形及び断線検出装置(以下、単に装置ともいう)1は、線状圧電センサ10と、変形検出回路20と、断線検出回路30と、アナログ・デジタル変換器40と、通信装置41とを備える。
線状圧電センサ10は、外力の大きさに応じて変形すると共に、変形の大きさに応じた電流を生成する。線状圧電センサ10は、所定の方向に伸びた形状を有する。線状圧電センサ10は、例えば、変形を検出する対象物の表面に配置されて、対象物が外力を受けると、対象物と一緒に外力を受けて変形する。この観点から、線状圧電センサ10は、柔軟であることが好ましい。
線状圧電センサ10は、所定の方向に伸びる第1導電体層11と、第1導電体層11上に配置される圧電体層12と、圧電体層12上に配置される第2導電体層13とを有する。圧電体層12及び第2導電体層13も、第1導電体層11と同じ方向に伸びている。具体的には、図1に示すように、線状圧電センサ10は、糸状の第1導電体層11と、第1導電体層11の周囲を覆うように第1導電体層11上に配置される圧電体層12と、圧電体層12の周囲を覆うように圧電体層12上に配置される第2導電体層13とを有する。第1導電体層11は、その長手方向において、第1端部11a及び第2端部11bを有する。第2導電体層13は、その長手方向において、第1端部13a及び第2端部13bを有する。第2導電体層13の第1端部13a及び第2端部13bは変形検出回路20の基準電位に接地されている。第1導電体層11及び第2導電体層13は、線状圧電センサ10が小さな変形も検知する観点から、低い抵抗値を有することが好ましい。変形検出回路20の基準電位は、断線検出回路30の基準電位、及び、装置1の基準電位と同じである。
線状圧電センサ10としては、印加された応力に応じて電流が発生する公知のあらゆるものを使用することができる。例えば、線状圧電センサ10としては、導電性繊維を芯糸(第1導電体層11に対応)としてその周りに圧電性繊維を鞘(圧電体層12に対応)として配置した芯鞘構造を使用することができる。より具体的には、線状圧電センサ10として、導電性繊維の周りに圧電性フィルム若しくは圧電性繊維を単に巻きつけた構造、又は、導電性繊維の周りに複数の圧電性繊維を組紐状に巻きつけた構造を使用することができる。本明細書における線状圧電センサ10として、伸長変形に対してより大きな電流を出力する観点から、導電性繊維の周りに複数の圧電性繊維を組紐状に巻きつけた構造を用いることが好ましい。
図2は、線状圧電センサ10の要部を示す図である。線状圧電センサ10は、導電性繊維Bで形成された芯部111(第1導電体層11に対応)と、芯部111を被覆するように組紐状の圧電性繊維Aで形成された鞘部121(圧電体層12に対応)と、を有する。更に、線状圧電センサ10は、鞘部121の周囲を覆うように鞘部121上に配置される第2導電体層(図示せず)を有する。
線状圧電センサ10では、芯部111である少なくとも一本の導電性繊維Bの外周面を多数の圧電性繊維Aが緻密に取り巻いている。線状圧電センサ10に変形が生じると、多数の圧電性繊維Aそれぞれに変形による応力が生じ、それにより多数の圧電性繊維Aそれぞれに電場が生じ(圧電効果)、その結果、導電性繊維Bを取り巻く多数の圧電性繊維Aの電場を重畳した電圧変化が導電性繊維Bに生じる。すなわち圧電性繊維Aの組紐状の鞘部121を用いることにより、そうでない場合と比較して導電性繊維Bからの電流が増大する。それにより、線状圧電センサ10では、比較的小さな変形で生じる応力によっても、大きな電流を取り出すことが可能となる。なお、芯部111は、導電性繊維Bは複数本により形成されていてもよい。また、同様の理由から、線状圧電センサ10に変形が生じると、第2導電体層13からの電流が、第1導電体層11とは逆の向きに生じる。
導電性繊維Bとしては、導電性を示すものであればよく、公知のあらゆるものが用いられる。導電性繊維Bとしては、例えば、金属繊維、導電性高分子からなる繊維、炭素繊維、繊維状若しくは粒状の導電性フィラーを分散させた高分子からなる繊維、又は繊維状物の表面に導電性を有する層を設けた繊維が挙げられる。繊維状物の表面に導電性を有する層を設ける方法としては、金属コート、導電性高分子コート、導電性繊維の巻付けなどが挙げられる。なかでも金属コートが導電性、耐久性、柔軟性などの観点から好ましい。金属をコートする具体的な方法としては、蒸着、スパッタ、電解メッキ、無電解メッキ等が挙げられるが生産性等の観点からメッキが好ましい。このような金属をメッキされた繊維は金属メッキ繊維ということができる。また、第2導電体層13の材料としては、導電性繊維Bと同様の導電体を用いることができる。
圧電性繊維Aの材料である圧電性高分子としてはポリフッ化ビニリデン又はポリ乳酸のような圧電性を示す高分子を利用できるが、本実施形態では圧電性繊維Aは主成分としてポリ乳酸を含むことが好適である。ポリ乳酸は、例えば溶融紡糸後に延伸によって容易に配向して圧電性を示し、ポリフッ化ビニリデンなどで必要となる電界配向処理が不要な点で生産性に優れている。
変形検出回路20は、線状圧電センサ10から入力した電流を増幅して出力する。変形検出回路20は、増幅器21と、電圧計22と、抵抗R1と、抵抗R2と、抵抗R3と、コンデンサC1とを有する。増幅器21は、反転入力端子21aと、非反転入力端子21bと、出力端子21cとを有する。増幅器21には、駆動電圧Voが供給される。増幅器21として、例えば、オペアンプを用いることができる。
線状圧電センサ10における第1導電体層11の第1端部11aから出力される電流は、抵抗R1を介して、増幅器21の出力端子21cへ流入する。増幅器21の非反転入力端子21bは接地される。増幅器21の出力端子21cと抵抗R2との間には、帰還抵抗である抵抗R1と、帰還容量であるコンデンサC1とが並列に接続される。また、増幅器21の出力端子21cは、抵抗R3を介して電圧計22と接続される。
線状圧電センサ10の第1導電体層11と増幅器21の反転入力端子21aとを接続する配線として、例えば、同軸ケーブルを用いることが、ノイズが変形検出回路20に混入することを抑制する観点から好ましい。線状圧電センサ10の第1導電体層11から出力される電流は小さいので、抵抗R1と抵抗R2とコンデンサC1とを含めて、第1導電体層11の第1端部11aと反転入力端子21aと出力端子21cとを接続する配線の距離はできるだけ短いことが、電流が損失することを低減する観点から好ましい。線状圧電センサ10及び増幅器21と同軸ケーブルを接続するコネクタとして、例えば、同軸コネクタを用いることが、ノイズが変形検出回路20に混入することを抑制する観点から好ましい。
線状圧電センサ10が外力により変形して、第1導電体層11が電流を出力すると、コンデンサC1は電荷を蓄積して増幅器21の反転入力端子21aと出力端子21cとの間に電位差を生じさせる。増幅器21の反転入力端子21aの電位は、非反転入力端子21bの電位と仮想短絡するように制御されるので、反転入力端子21aの電位は、非反転入力端子21bの電位と同じゼロとなり、出力端子21cの電圧は、コンデンサC1の容量に対応した値を示す。このようにして、線状圧電センサ10の変形の大きさに応じて生成された電荷量は、出力端子21cの電圧として表される。また、コンデンサC1及び抵抗R1は、ローパスフィルタを形成して、断線検出回路30などから混入され得る相対的に高い周波数成分のノイズを遮断する。
なお、本実施形態の装置1の変形検出回路20は、線状圧電センサ10の第1導電体層11と第2導電体層13との間に生じた電流(電荷量)を増幅して電圧として出力しているが、この変形検出回路20は、線状圧電センサ10の第1導電体層11と第2導電体層13との間に生じた電圧を増幅して電圧として出力するものであってもよい。
電圧計22は、増幅器21から抵抗R3を介して入力される電気信号の電圧と接地との間の電位差を表すアナログの変形信号Sdを、アナログ・デジタル変換器40へ出力する。なお、増幅器21が、増幅器21から抵抗R3を介して入力される電気信号の電圧と接地との間の電位差を表すアナログの変形信号Sdを出力するようにしていてもよい。この場合、電圧計22は省略される。
断線検出回路30は、線状圧電センサ10の第1導電体層11に断線が生じたことを、電圧の変化として出力する。断線検出回路30は、抵抗R4と、電圧計31と、電圧源32とを有する。電圧源32として、例えば、直流の電圧を供給する電池を用いることができる。電圧源32として、電池を用いることは、変形信号へのノイズの混入を抑制する観点から好ましい。なお、電圧源32は、交流の電圧を供給するものであってもよい。また、同様の観点から、電圧源32として、交流の電圧を供給するものよりも、直流の電圧を供給するものを用いることが好ましい。
抵抗R4と電圧源32とは、第1導電体層11における長手方向の第1端部11aと第2端部11bとの間に直列に配置される。抵抗R4は、第1端子R4a及び第2端子R4bを有する。電圧計31は、抵抗R4の第1端子R4aと第2端子R4bとの間の電位差を測定する。第1導電体層11が導通状態の時には、電圧計31は、電圧源32の供給電圧と、第1導電体層11の抵抗と、抵抗R4の抵抗値とに基づいて決定される電圧を測定する。電圧計31は、測定された電圧を表すアナログの断線信号をアナログ・デジタル変換器40へ出力する。一方、第1導電体層11に断線が生じると、電圧源32の供給電圧は抵抗R4に印加されないので、電圧計31により測定される電圧はゼロとなる。このようにして、電圧計31は、第1導電体層11の長手方向の両端部11a、11b間に断線が生じたことを、電圧の変化を表すアナログの断線信号Scとして、アナログ・デジタル変換器40へ出力する。
断線検出回路30は、第1導電体層11と、抵抗R4と、電圧源32とにより形成される閉回路を有し、変形検出回路20の経路は、この閉回路とは重なっていない。これにより、断線検出回路30で生じたノイズが、変形検出回路20へ伝達することを抑制できる。
なお、抵抗R4は他の電流−電圧変換機構に置換してもよい。この電流−電圧変換機構にフォトカプラを用いることは、変形検出回路20で発生したノイズが断線検出回路30に流入することを抑制する観点から好ましい。
また、抵抗R4の抵抗値をRdとし、第1導電体層11の両端部11a、11b間の抵抗値をRsとすると、Rd、Rsは下記式(1)を満たすことが好ましい。
Rd ≧ 100×Rs (1)
Rd、Rsが上記式(1)を満たすことにより、電圧源32の供給電圧の99%以上を電圧計31により信号として測定できるため、断線検出回路30のS/N比を高めることができる。
また、Rdは下記式(2)を満たすことが好ましい。
Rd ≦ 100MΩ (2)
Rdが上記式(2)を満たすことにより、周囲から断線信号および変形信号に混入するノイズを低減し、且つ、断線の発生時にゼロに変化する断線信号のRC時定数を抑制できるため、断線信号の応答性を高めることができる。
なお、Rd、Rs及びVsは、Vs/(Rd+Rs)<100mAの関係を満たすことが、断線検出回路30の消費電力およびジュール熱による信号の変動を抑制する観点から好ましい。
アナログ・デジタル変換器40は、線状圧電センサ10の変形の大きさを電圧で表すアナログの変形信号Sdをデジタルの変形信号に変換して、通信装置41へ出力する。また、アナログ・デジタル変換器40は、線状圧電センサ10の第1導電体層11の断線状態を電圧で表すアナログの断線信号Scをデジタルの断線信号に変換して、通信装置41へ出力する。
通信装置41は、線状圧電センサ10の変形の大きさを表す変形信号と、線状圧電センサ10の第1導電体層11の断線状態を電圧で表す断線信号とを、通信ネットワークなどへ送信する。
図3(A)は、線状圧電センサ10が導通している時の検出結果を示す図である。波形w1は、変形信号を示し、波形w2は、断線信号を示す。
図3(A)に示すように、外力が線状圧電センサ10に印加されると、線状圧電センサ10は変形して、変形の大きさに応じた波形w1が測定される。線状圧電センサ10の第1導電体層11は導通状態にあるので、時間によらず一定の電圧を示す波形w2が測定されている。なお、実際の波形1の電圧のスケールは、波形2の電圧のスケールよりも小さいので、図3(A)では、波形1の電圧と、波形2の電圧とは、異なるスケールで示されている。
図3(B)は、線状圧電センサ10の第1導電体層11に断線が生じた時の検出結果を示す図である。時刻T1に、波形w1は、線状圧電センサ10は外力を受けて大きな値を示すまた、時刻T1に、線状圧電センサ10の第1導電体層11に断線が生じて、波形w2は電圧がゼロに変化する。図3(B)では、波形1の電圧と、波形2の電圧とは、同じスケールで示されている。
上述した本実施形態の変形及び断線検出装置によれば、外力を受けた線状圧電センサが生成した電流を入力して増幅して出力すると共に、線状圧電センサに断線が生じたことを、検出可能な物理量の一例である電圧として出力できる。これにより、線状圧電センサの配置された部位に対して、外力が加えられたことを検出すると共に、その外力の大きさが、線状圧電センサが断線するほどのものであったことを検出できる。
次に、上述した第1実施形態の変型例を、図4を参照しながら、以下に説明する。本変型例の装置1aでは、断線検出回路30は、電圧源としてのDC−DCコンバータ33と、新たな増幅器34とを有している点が、上述した第1実施形態とは異なっている。なお、装置1aでは、アナログ・デジタル変換器40及び通信装置41の記載を省略している。
装置1aでは、電圧源として、DC−DCコンバータ33を有する。DC−DCコンバータ33は集積回路を用いて形成されるので、断線検出回路30を小型にすることができる。即ち、断線検出回路30を小型にすることにより、装置1aを小型にすることができる。DC−DCコンバータ33には、駆動電圧Voが供給される。
増幅器34は、反転入力端子34aと、非反転入力端子34bと、第1抵抗端子34cと、第2抵抗端子34dと、出力端子34eとを有する。増幅器34には、駆動電圧Voが供給される。増幅器34として、例えば、計装アンプを用いることができる。計装アンプは、オペアンプと比べて、入力電圧の変化に対する出力電圧の変化の線形性に優れている。反転入力端子34aは、抵抗R4の第1端子R4aと共に、線状圧電センサ10の第1導電体層11の第1端部11aに接続される。非反転入力端子34bは、抵抗R4の第2端子R4bとDC−DCコンバータ33との間に接続される。第1抵抗端子34cと第2抵抗端子34dとの間に抵抗R5が接続される。出力端子34eは、電圧計31に接続される。
増幅器34は、反転入力端子34aに入力される電圧と、非反転入力端子34bに入力される電圧との間の電位差に応じた出力電圧を、出力端子34eから電圧計31に出力する。このようにして、断線検出回路30は、第1導電体層11の長手方向の両端部11a、11b間に断線が生じたことを、電圧の変化を表すアナログの断線信号Scとして出力する。
上述した本変型例の変形及び断線検出装置によれば、断線検出回路30は、線状圧電センサ10の第1導電体層11の断線状態を電圧で表すアナログ信号を、増幅器34を用いて増幅するので、小さな断線状態の変化も検出可能である。
次に、上述した変形及び断線検出装置の他の実施形態を、図5〜図9を参照しながら以下に説明する。他の実施形態について特に説明しない点については、上述の第1実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。また、同一の構成要素には同一の符号を付してある。以下に説明する他の実施形態の図では、アナログ・デジタル変換器及び通信装置の記載を省略している。
図5は、本明細書に開示する変形及び断線検出装置の第2実施形態の構成を示す図である。本実施形態の装置2では、断線検出回路30の構成が、上述した第1実施形態とは異なっている。断線検出回路30は、線状圧電センサ10の第2導電体層13の長手方向の両端部13a、13b間に断線が生じたことを、電圧の変化として出力する。
断線検出回路30は、抵抗R6と、電圧計31とを有する。抵抗R6は、第1端子R6a及び第2端子R6bを有する。抵抗R6の第1端子R6aには、駆動電圧Vmが供給される。抵抗R6の第2端子R6bは、第2導電体層13の第2端部13bと、電圧計31とに接続される。また、第2導電体層13は、第2端部13bは接地されておらず、第1端部13aのみが接地される。断線検出回路30は、第2導電体層13の長手方向の両端部13a、13b間に断線が生じたことを検出する。断線検出回路30は、抵抗R6と第2導電体層13とにより形成される経路における電圧を検出するので、第1導電体層11から電流を入力する変形検出回路20とは、経路が重ならない。
電圧計31は、抵抗R6の第2端子R6bの電圧と接地との間の電位差を表すアナログの断線信号Scを、アナログ・デジタル変換器へ出力する。線状圧電センサ10の第2導電体層13が導通している時には、抵抗R6の第2端子R6bの電圧は、抵抗R6における電圧降下による分圧を、駆動電圧Vmから減算した値となる。ここで、駆動電圧Vmを5∨として、抵抗R6の抵抗値を100kΩとすると、第2導電体層13の抵抗は実質的に無視できるので、抵抗R6の第2端子R6bの電圧は、ほぼゼロとなる。一方、第2導電体層13に断線が生じると、抵抗R6の第2端子R6bの電圧は、駆動電圧Vmとほぼ同じ値に変化する。
図6は、線状圧電センサに断線が生じた時の検出結果を示す図である。線状圧電センサ10の第2導電体層13が導通している時には、電圧計31により測定される電圧は、ほぼゼロである。ここで、時刻T2に第2導電体層13の長手方向の両端部13a、13b間に断線が生じると、電圧計31により測定される電圧は、駆動電圧Vmとほぼ同じ値に変化する。
上述した本実施形態の変形及び断線検出装置によれば、変形検出回路が、線状圧電センサの第1導電体層から電流を入力しているのに対して、断線検出回路は、線状圧電センサの第2導電体層の断線を検出しているので、断線検出回路30で生じたノイズが、変形検出回路20へ伝達することを抑制される。また、本実施形態の変形及び断線検出装置によれば、第1実施形態と同様の効果が奏される。
図7は、本明細書に開示する変形及び断線検出装置の第3実施形態の構成を示す図である。本実施形態の装置3は、線状圧電センサ10の第1導電体層11の長手方向の両端部11a、11b間に断線が生じたことを電圧の変化として出力する点は、上述した第1実施形態と同じであるが、断線検出回路30の構成は、上述した第1実施形態とは異なっている。
断線検出回路30は、増幅器35と、抵抗R7と、抵抗R8と、電圧計31とを有する。増幅器35は、反転入力端子35aと、非反転入力端子35bと、出力端子35cとを有する。増幅器35には、駆動電圧Voが供給される。増幅器35として、例えば、オペアンプを用いることができる。線状圧電センサ10の第1導電体層11の第2端部11bから出力される電流は、抵抗R7を介して増幅器21の出力端子35cへ入力される。増幅器35の非反転入力端子35bには、基準電圧Vvが供給される。基準電圧Vvとして、例えば、0.5∨とすることができる。増幅器35の反転入力端子35aの電位は、非反転入力端子35bの電位と仮想短絡するように制御されるので、基準電圧Vvと同じになる。増幅器35の出力端子35cと反転入力端子35aとの間には、帰還抵抗である抵抗R7が接続される。増幅器35の出力端子35cは、電圧計31と接続される。また、増幅器35の反転入力端子35aは、第1導電体層11と、抵抗R8とを介して接地される。
第1導電体層11が導通状態の時には、第1導電体層11の抵抗は実質的に無視できるので、基準電圧Vvと、抵抗R8の抵抗値とに基づいて決定される電流が、帰還抵抗である抵抗R7に流れる。そして、電圧計31は、抵抗R7に生じる電圧を、出力端子35cの出力電圧として測定する。一方、第1導電体層11に断線が生じると、抵抗R7に電流が流れなくなるので、出力端子35cの出力電圧はゼロとなる。このように、増幅器35は、線状圧電センサ10の第1導電体層11の長手方向の両端部11a、11b間に流れる電流を増幅して、線状圧電センサ10に断線が生じたことを、電圧の変化として電圧計31へ出力する。電圧計31は、第1導電体層11の長手方向の両端部11a、11b間に断線が生じたことを、電圧の変化を表すアナログの断線信号Scとして出力する。
図8は、線状圧電センサに断線が生じた時の検出結果を示す図である。線状圧電センサ10の第1導電体層11が導通している時には、電圧計31により測定される電圧は、基準電圧Vvと、抵抗R8の抵抗値と、抵抗R7の抵抗値とに基づいて決定される値となる。ここで、時刻T3に第1導電体層11の長手方向の両端部11a、11b間に断線が生じると、電圧計31により測定される電圧は、ゼロに変化する。
上述した本実施形態の変形及び断線検出装置によれば、線状圧電センサ10の第1導電体層11の断線状態を表す電流が、増幅器35を用いて電圧として増幅されるので、小さな断線状態の変化も検出可能である。また、本実施形態の変形及び断線検出装置によれば、第1実施形態と同様の効果が奏される。
図9は、本明細書に開示する変形及び断線検出装置の第4実施形態の構成を示す図である。本実施形態の装置4では、断線検出回路30の構成が、上述した第1実施形態とは異なっている。断線検出回路30は、線状圧電センサ10に断線が生じたことを、第1導電体層11と第2導電体層13との間のインピーダンスZi又は/及び容量Ciの変化として検出する。
断線検出回路30は、LCRメータ36を有する。LCRメータ36は、第1端子36a及び第2端子36bを有する。第1端子36aは、線状圧電センサ10の第1導電体層11の第2端部11bと接続し、第2端子36bは、第2導電体層13の第2端部13bと接続する。LCRメータは、インピーダンスアナライザであってもよい。
断線検出回路30は、所定の周波数又は所定の周波数範囲において、線状圧電センサ10のインピーダンスを測定し、このインピーダンスに基づいて、線状圧電センサ10の容量を求める。
線状圧電センサ10の第1導電体層11及び第2導電体層13のうちの何れか一方が断線すると、所定の周波数又は所定の周波数範囲において、線状圧電センサ10の容量は低減し、インピーダンスは増大する。LCRメータ36は、線状圧電センサ10の第1導電体層11及び第2導電体層13の断線状態をインピーダンスZi又は/及び容量Ciの変化で表す断線信号Scを出力する。
上述した本実施形態の変形及び断線検出装置によれば、外力を受けた線状圧電センサが生成した電流を入力して、線状圧電センサの変形に応じた変形信号を出力すると共に、線状圧電センサに断線が生じたことを、検出可能な物理量の一例であるインピーダンス又は/及び容量として出力できる。これにより、線状圧電センサの配置された部位に対して、外力が加えられたことを検出すると共に、その外力の大きさが、線状圧電センサが断線するほどのものであったことを検出できる。また、本実施形態の変形及び断線検出装置によれば、第1導電体層11及び第2導電体層13のうちの何れか一方に断線が生じると、その断線を検出できる。
次に、本明細書に開示する変形及び断線検出装置を用いた、変形及び断線検出システムの好ましい一実施形態について、図10を参照しながら、以下に説明する。
図10は、本明細書に開示する変形及び断線検出装置を含む断線検出システムの一実施形態の構成を示す図である。本実施形態の変形及び断線検出装置を含む断線検出システム(以下、単にシステムともいう)7は、移動物体の一例である車両50に搭載される。システム7は、4つの変形及び断線検出装置1(図1参照)と、変形及び断線検出装置1のそれぞれが出力する変形信号及び断線信号を入力して記録すると共に解析する解析装置42とを有する。解析装置42は、例えば、通信機能を有するコンピュータを用いて形成される。4つの装置1と、解析装置42とは、例えば、コントローラエリアネットワーク(CAN)といった車内ネットワーク51を介して接続される。なお、システム7は、車両以外の移動物体に搭載されてもよい。例えば、システム7は、鉄道車両、船舶、航空機等に搭載されてもよい。また、車両50に配置される装置1の数は、4つよりも少なくてもよいし、4つよりも多くてもよい。また、変形及び断線検出装置は、図1に示す第1実施形態以外の装置であってもよい。
図1に示すように装置1の線状圧電センサの第2導電体層などは、装置1の基準電位に接地されているが、この装置1の接地は、装置1が固定されている車両50の部位とは電気的に絶縁されていることが、変形信号などにノイズが混入することを抑制する観点から好ましい。また、車両50自体は、タイヤ(図示せず)を介して地面に接地されていることが好ましい。
4つの装置1は、車両50の前方側の左右と、後方側の左右とに配置される。即ち、車両50の4隅のそれぞれに一つの線状圧電センサが配置されて、車両50が他の物体(図示せず)と衝突することによる変形を検出可能である。
解析装置42は、4つの装置1から受信した変形信号について、変形信号の大きさが所定の閾値を超過したか否かを、装置1ごとに判定する。そして、解析装置42は、変形信号の大きさが閾値を超過した場合、変形信号の大きさが閾値を超過した時刻を、装置1ごとに記録する。そして、解析装置42は、変形信号の大きさが閾値を超過した時刻に基づいて、他の物体が車両50と衝突した領域(車両50の領域)を特定する。変形信号の大きさが閾値を超過した時刻が早い順番に、装置1が配置されている位置は、他の物体が車両50と衝突した領域と近いと考えられる。従って、解析装置42は、他の物体が車両50と衝突した領域は、変形信号の大きさが閾値を超過した時刻が最も早い装置1が配置されている位置に近いと推定する。
また、解析装置42は、4つの装置1から受信した断線信号について、線状圧電センサが断線したか否かを、装置1ごとに判定する。そして、解析装置42は、線状圧電センサが断線した場合、線状圧電センサが断線した時刻を、装置1ごとに記録する。そして、解析装置42は、線状圧電センサが断線した時刻に基づいて、他の物体が車両50と衝突した領域(車両50の領域)を特定する。線状圧電センサが断線した時刻が早い順番に、装置1が配置されている位置は、他の物体が車両50と衝突した領域と近いと考えられる。従って、解析装置42は、他の物体が車両50と衝突した領域は、線状圧電センサが断線した時刻が最も早い装置1が配置されている位置に近いと推定する。解析装置42は、断線信号に基づいて推定された、他の物体が車両50と衝突した領域と、変形信号に基づいて推定された、他の物体が車両50と衝突した領域とが異なる場合、断線信号に基づいて推定された、他の物体が車両50と衝突した領域を、他の物体が車両50と衝突した領域として決定してもよい。
上述した本実施形態の断線検出システムによれば、車両が他の物体と衝突したことを検出できる。また、本実施形態の断線検出システムによれば、他の物体が車両と衝突した領域を特定することができる。
本発明では、上述した実施形態の変形及び断線検出装置は、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。また、一の実施形態が有する構成要件は、他の実施形態にも適宜適用することができる。
例えば、上述した実施形態では、断線検出回路は、第1導電体層の長手方向の両端部間に断線が生じたことを検出していたが、第1導電体層から電流を取り出す位置を端部以外の位置にすることにより、第1導電体層の長手方向の一部の範囲における断線が生じたことを検出するようにしてもよい。同様に、断線検出回路は、第2導電体層の長手方向の両端部間に断線が生じたことを検出してもよいが、第2導電体層の長手方向の一部の範囲における断線が生じたことを検出するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、変形検出回路は、線状圧電センサの第1導電体層から電流を入力していたが、第2導電体層から電流を入力してもよい。第2導電体層から電流を入力する場合、第1導電体層は接地されることが変形信号にノイズが混入することを抑制する観点から好ましい。
また、上述した第1、第3及び第4実施形態において、断線検出回路は、線状圧電センサの第1導電体層の断線を検出しているが、第2導電体層の断線を検出するようにしてもよい。また、上述した第2実施形態において、断線検出回路は、線状圧電センサの第2導電体層の断線を検出しているが、第1導電体層の断線を検出するようにしてもよい。
更に、本明細書において、線状圧電センサは、上述した実施形態に限定されない。線状圧電センサは、所定の方向に伸びる形状を有し、外力の大きさに応じて変形すると共に、変形の大きさに応じた電流を生成するものであればよい。
1〜5 変形及び断線検出装置
7 変形及び断線検出システム
10 線状圧電センサ
11 第1導電体層
11a 第1端部
11b 第2端部
111 芯部
12 圧電体層
121 鞘部
13 第2導電体層
13a 第1端部
13b 第2端部
20 変形検出回路
21 増幅器
21a 反転入力端子
21b 非反転入力端子
21c 出力端子
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R6、R7、R8 抵抗
C1 コンデンサ
22 電圧計
30 断線検出回路
31 電圧計
32 電圧源
33 DC−DCコンバータ
34 増幅器
35 増幅器
36 LCRメータ
40 アナログ・デジタル変換器
41 通信装置
42 解析装置
50 車両
51 車内ネットワーク

Claims (7)

  1. 外力の大きさに応じて変形すると共に、変形の大きさに応じたセンサ電流又はセンサ電圧を生成する線状圧電センサと、
    前記線状圧電センサから入力した前記センサ電流又は前記センサ電圧を増幅して出力する変形検出回路と、
    前記線状圧電センサに断線が生じたことを、電圧、電流、容量又はインピーダンスの変化として出力する断線検出回路と、
    を備える変形及び断線検出装置。
  2. 前記線状圧電センサは、所定の方向に伸びる第1導電体層と、前記第1導電体層上に配置される圧電体層と、前記圧電体層上に配置される第2導電体層とを有し、
    前記変形検出回路は、前記第1導電体層又は前記第2導電体層から前記センサ電流又は前記センサ電圧を入力し、
    前記断線検出回路は、前記第1導電体層の長手方向の両端部間若しくは前記第2導電体層の長手方向の両端部間に断線が生じたことを、電圧若しくは電流の変化として出力するか、又は、
    前記断線検出回路は、前記線状圧電センサに断線が生じたことを、前記第1導電体層と前記第2導電体層との間のインピーダンス又は容量の変化として検出する請求項1に記載の変形及び断線検出装置。
  3. 前記第1導電体層は、少なくとも一本の導電性繊維を有し、前記圧電体層は、複数の圧電性繊維を有し、前記複数の圧電性繊維は、前記少なくとも一本の導電性繊維の周りに組紐状に巻きつけられている請求項2に記載の変形及び断線検出装置。
  4. 前記断線検出回路は、前記第1導電体層の長手方向の両端部間か、又は、前記第2導電体層の長手方向の両端部間に直列に配置される抵抗及び電圧源と、前記抵抗における電位差を測定する電圧計とを有し、
    前記断線検出回路は、前記第1導電体層の長手方向の両端部間、若しくは、前記第2導電体層の長手方向の両端部間に断線が生じたことを、電圧の変化として出力する請求項2又は3に記載の変形及び断線検出装置。
  5. 前記断線検出回路は、前記第1導電体層又は前記第2導電体層と、前記抵抗と、前記電圧源とにより形成される閉回路を有し、
    前記変形検出回路は、前記閉回路とは重なっていない請求項3又は4に記載の変形及び断線検出装置。
  6. 前記断線検出回路は、前記第1導電体層の長手方向の両端部間か、又は、前記第2導電体層の長手方向の両端部間に流れる電流を増幅して、前記線状圧電センサに断線が生じたことを、電圧又は電流の変化として出力する請求項2に記載の変形及び断線検出装置。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載の変形及び断線検出装置と、
    前記変形及び断線検出装置と通信可能に接続されており、前記変形検出回路から入力された信号を記録すると共に解析し、且つ、前記断線検出回路から入力された信号を記録すると共に解析する解析装置と、
    を備える変形及び断線検出システム。
JP2020059057A 2020-03-27 2020-03-27 変形及び断線検出装置並びに変形及び断線検出システム Pending JP2021156796A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020059057A JP2021156796A (ja) 2020-03-27 2020-03-27 変形及び断線検出装置並びに変形及び断線検出システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020059057A JP2021156796A (ja) 2020-03-27 2020-03-27 変形及び断線検出装置並びに変形及び断線検出システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021156796A true JP2021156796A (ja) 2021-10-07

Family

ID=77918073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020059057A Pending JP2021156796A (ja) 2020-03-27 2020-03-27 変形及び断線検出装置並びに変形及び断線検出システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021156796A (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61100668A (ja) * 1984-10-23 1986-05-19 Toshiba Corp 断線検出回路
JP2000214006A (ja) * 1999-01-25 2000-08-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd ケ―ブル状圧力センサ
JP2005120817A (ja) * 2004-08-05 2005-05-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 挟み込み防止装置
JP2006126095A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Nec San-Ei Instruments Ltd センサの異状検出装置及びセンサの異状検出方法並びに加速度測定装置と加速度測定方法
JP2006144418A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 接触検出装置および開閉装置
JP2007046954A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Hitachi Cable Ltd 電線・ケーブルの断線検出方法及びその装置
JP2008039450A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 感圧センサ
JP2018073997A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 帝人株式会社 組紐状圧電素子およびそれを用いたデバイス
JP2019207168A (ja) * 2018-05-29 2019-12-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 センサシステム、解析システム、圧力センサ付座席、解析方法、プログラム、乗物

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61100668A (ja) * 1984-10-23 1986-05-19 Toshiba Corp 断線検出回路
JP2000214006A (ja) * 1999-01-25 2000-08-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd ケ―ブル状圧力センサ
JP2005120817A (ja) * 2004-08-05 2005-05-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 挟み込み防止装置
JP2006126095A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Nec San-Ei Instruments Ltd センサの異状検出装置及びセンサの異状検出方法並びに加速度測定装置と加速度測定方法
JP2006144418A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 接触検出装置および開閉装置
JP2007046954A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Hitachi Cable Ltd 電線・ケーブルの断線検出方法及びその装置
JP2008039450A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 感圧センサ
JP2018073997A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 帝人株式会社 組紐状圧電素子およびそれを用いたデバイス
JP2019207168A (ja) * 2018-05-29 2019-12-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 センサシステム、解析システム、圧力センサ付座席、解析方法、プログラム、乗物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8508217B2 (en) Output circuit of charge mode sensor
US10054648B2 (en) Power source voltage detection apparatus
EP3477316B1 (en) Method of testing cable shield performance
US9660303B2 (en) Battery monitoring system
KR101704861B1 (ko) 슬립링 및 슬립링 전기 시스템
US10449862B2 (en) Battery managing device, battery monitoring circuit, and control system
JP2016006407A (ja) 出力電流及び地絡抵抗の検出装置
CN112514333B (zh) 信号生成装置和信号读取系统
US20160146870A1 (en) Contactor health monitor circuit and method
JP2021156796A (ja) 変形及び断線検出装置並びに変形及び断線検出システム
JP2007051930A (ja) 電荷変化型センサの信号処理装置
US11009415B2 (en) Device having a supply line with a sensor line for torsion measurement and the method thereof
CN111771109A (zh) 静电电容检测装置
WO2018097135A1 (ja) 判定装置、モニタリングシステム、及びモニタ装置
JP2019073268A (ja) システム
CN213337870U (zh) 检查装置
JP5687311B2 (ja) 電圧測定回路
JP7237759B2 (ja) 信号生成装置
CN111771110B (zh) 静电电容检测装置
JP2011185612A (ja) コネクタ接続判別装置
US10809827B2 (en) Pointing stick module and controller
EP3829121B1 (en) Waveform shaping circuit, signal generation device, and signal reading system
JP7169281B2 (ja) 伝送線、コネクタ付き伝送線、及び中継器
JP7267134B2 (ja) 波形整形回路、信号生成装置および信号読取システム
US10670426B2 (en) Line sensor

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230106

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20230609

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20230609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240410

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20240514