JP2007051930A - 電荷変化型センサの信号処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の圧電センサの信号処理装置は、励起片(圧電体)を振動させる駆動信号を発生するための駆動回路が必要であり、構成が複雑である上、励起片(圧電体)を振動させるための駆動電流が必要となり、装置全体の消費電流が増加する課題があった。
【解決手段】第1のコンデンサ3により圧電センサ1に生じる電荷変化の交流成分のみがオペアンプ4に入力され、第1の抵抗体2と第2の抵抗体7との間の電圧の直流成分はオペアンプ4に入力されないので、第1の抵抗体2と第2の抵抗体7との間の電圧に基づき圧電センサ1の電極の断線や短絡といった異常を判定することが可能となり、シンプルで消費電流の少ない構成で圧電センサの断線や短絡といった異常を判定することができる。
【選択図】図1
【解決手段】第1のコンデンサ3により圧電センサ1に生じる電荷変化の交流成分のみがオペアンプ4に入力され、第1の抵抗体2と第2の抵抗体7との間の電圧の直流成分はオペアンプ4に入力されないので、第1の抵抗体2と第2の抵抗体7との間の電圧に基づき圧電センサ1の電極の断線や短絡といった異常を判定することが可能となり、シンプルで消費電流の少ない構成で圧電センサの断線や短絡といった異常を判定することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、電荷変化型センサの信号処理装置に関し、特に、チャージアンプを使用した電荷変化型センサの信号処理装置における電荷変化型センサの異常検出に係る。
圧電センサからの出力信号を導出する方式として、電圧増幅型アンプ(以下、チャージアンプという)を使用すると、圧電センサの静電容量Csと圧電センサに並列接続する抵抗Rとで形成されるカットオフ周波数fc(=1/(2π・Cs・R))のハイパスフィルタにより、低周波数域での信号減衰が起こる。そのため、低周波数域での信号減衰を避けるために、チャージアンプを使用することが知られている。
そして、チャージアンプを使用した圧電センサの信号処理装置における圧電センサの断線検出を行う構成として、例えば、ともに圧電体からなる励起片と検出片とをを備えたヨーレートセンサに駆動回路から駆動信号を印加して前記励起片を振動させ、その振動を前記検出片により検出し、前記検出片からの出力信号をチャージアンプに入力する構成(例えば、特許文献1を参照)がある。この構成により、例えば、ヨーレートセンサからチャージアンプへの信号ラインが断線すると、前記振動に対応した信号がチャージアンプから出力されないことに基づき断線を検出する。
特開2000−146594号公報
ところが、上記した従来の圧電センサの信号処理装置は、励起片(圧電体)を振動させる駆動信号を発生するための駆動回路が必要であり、構成が複雑である上、励起片(圧電体)を振動させるための駆動電流が必要となり、装置全体の消費電流が増加するといった課題があった。
上記従来の課題に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、チャージアンプを使用した電荷変化型センサの信号処理装置において、シンプルで消費電流の少ない電荷変化型センサの異常を検出する信号処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る電荷変化型センサの信号処理装置は、複数の電極を有する電荷変化型センサと、前記電荷変化型センサの一方の電極に第1のコンデンサを介して接続した反転入力端子と前記電荷変化型センサの他方の電極に少なくとも一つを接続した非反転入力端子または基準電位とを有し、前記反転入力端子と出力端子との間に第2のコンデンサを接続したオペアンプと、前記電荷変化型センサの電極間に接続された第1の抵抗体と、所定の電圧源と前記第1の抵抗体との間に接続された第2の抵抗体と、前記第1の抵抗体と前記第2の抵抗体との間の電圧に基づき前記電荷変化型センサの電極の異常を判定する異常判定手段を備えたものである。
そして、前記第1のコンデンサにより電荷変化型センサに生じる電荷変化の交流成分のみが前記オペアンプに入力され、前記第1の抵抗体と前記第2の抵抗体との間の電圧の直流成分は前記オペアンプに入力されないので、前記第1の抵抗体と前記第2の抵抗体との間の電圧に基づき前記電荷変化型センサの前記電極の断線や短絡といった異常を判定することが可能となり、シンプルで消費電流の少ない構成で圧電センサの断線や短絡といった異常を判定することができる。
本発明の電荷変化型センサの信号処理装置は、第1のコンデンサにより電荷変化型センサに生じる電荷変化の交流成分のみがオペアンプに入力され、第1の抵抗体と第2の抵抗体との間の電圧の直流成分は前記オペアンプに入力されないので、前記第1の抵抗体と前記第2の抵抗体との間の電圧に基づき前記電荷変化型センサの異常を判定することが可能となり、シンプルで消費電流の少ない構成で電荷変化型センサの異常を判定することができる。
第1の発明における電荷変化型センサの信号処理装置は、複数の電極を有する電荷変化型センサと、前記電荷変化型センサの一方の電極に第1のコンデンサを介して接続した反転入力端子と前記電荷変化型センサの他方の電極に少なくとも一つを接続した非反転入力端子または基準電位とを有し、前記反転入力端子と出力端子との間に第2のコンデンサを接続したオペアンプと、前記電荷変化型センサの電極間に接続された第1の抵抗体と、所定の電圧源と前記第1の抵抗体との間に接続された第2の抵抗体と、前記第1の抵抗体と前記第2の抵抗体との間の電圧に基づき前記電荷変化型センサの電極の異常を判定する異常判定手段を備えたものである。
そして、前記第1のコンデンサにより前記圧電センサに生じる電荷変化の交流成分のみが前記オペアンプに入力され、前記第1の抵抗体と前記第2の抵抗体との間の電圧の直流成分は前記オペアンプに入力されないので、前記第1の抵抗体と前記第2の抵抗体との間の電圧に基づき前記圧電センサの前記電極の断線や短絡といった異常を判定することが可能となり、シンプルで消費電流の少ない構成で圧電センサの断線や短絡といった異常を判定することができる。
第2の発明は、特に第1の発明において、電荷変化型センサを圧電センサで構成し、前記圧電センサは、第1のコンデンサを介して反転入力端子に接続される中心電極と、前記中心電極の周囲に形成される圧電体と、前記圧電体の周囲に形成され、非反転入力端子または基準電位の少なくとも一つに接続される外側電極とを同軸ケーブル状に成型するとともに、オペアンプとの接続側とは反対側の先端部において前記中心電極と前記外側電極との間に第1の抵抗体を接続したものである。
そして、ケーブル状の圧電センサの先端部における電極間に第1の抵抗体を接続することにより、チャージアンプを使用した構成において、圧電センサの断線や短絡といった異常を判定することができる。
第3の発明は、特に第1の発明において、電荷変化型センサを圧電センサで構成し、前記圧電センサは、第1のコンデンサを介して反転入力端子に接続される中心電極と、前記中心電極の周囲に形成される圧電体と、前記圧電体の周囲に形成され、非反転入力端子または基準電位の少なくとも一つに接続される外側電極とを同軸ケーブル状に成型するとともに、オペアンプとの接続側とは反対側の先端部において前記中心電極と接続されて前記オペアンプへの接続側へ延出される第1のリターン電極と、前記先端部において前記外側電極と接続されて前記オペアンプとの接続側へ延出される第2のリターン電極とを備え、前記オペアンプへの接続側端部において前記第1のリターン電極と前記第2のリターン電極との間に第1の抵抗体を接続したものである。
そして、第1のリターン電極と第2のリターン電極とを設け、オペアンプへの接続側端部において前記第1のリターン電極と前記第2のリターン電極との間に第1の抵抗体を接続することにより、圧電センサの断線や短絡といった異常を判定でき、第2の発明のよう
に圧電センサの先端部の電極間に第1の抵抗体を接続する必要かなく、より、シンプルな構成が可能となる。
に圧電センサの先端部の電極間に第1の抵抗体を接続する必要かなく、より、シンプルな構成が可能となる。
第4の発明は、特に第2または第3の発明において、圧電センサは同軸ケーブルとの接続部を備え、前記同軸ケーブルを介してオペアンプと接続されたもので、例えば、圧電センサを製品に実装する際に、不必要な振動ノイズの影響を受ける領域があっても、その領域に同軸ケーブルを配設して振動ノイズによるノイズ信号が発生しない構成が可能となり、製品に実装する際のレイアウトの自由度が向上する。また、圧電センサのみならず、同軸ケーブルの断線や短絡も検出できるので、信頼性が向上する。
第5の発明は、特に第2または第3の発明において、圧電体に分極領域と非分極領域とを形成したもので、例えば、圧電センサを製品に実装する際に、不必要な振動ノイズの影響を受ける領域があっても、その領域に圧電センサの非分極領域を配設して振動ノイズによるノイズ信号が発生しない構成が可能となり、第4の発明のような同軸ケーブルを用いなくても製品に実装する際のレイアウトの自由度が向上する。
第6の発明は、特に第1〜第5のいずれか1つの発明において、オペアンプと、第1のコンデンサと、第2のコンデンサと、第2の抵抗体と、異常判定手段との少なくとも一つを備えた信号処理基板部と、前記信号処理基板部を電気的にシールドするシールド手段とを備えたもので、シールド手段により電気的なノイズの影響を低減できるので、信頼性が向上する。
第7の発明は、複数の電極を備えた電荷変化型センサの一方の電極に第1のコンデンサを介してオペアンプの反転入力端子を接続し、前記電荷変化型センサの他方の電極を前記オペアンプの非反転入力端子または基準電位の少なくとも一つに接続し、前記オペアンプの反転入力端子と出力端子との間に第2のコンデンサを接続するとともに、前記電荷変化型センサの電極間に第1の抵抗体を接続し、所定の電圧源と前記第1の抵抗体との間に第2の抵抗体を接続し、前記第1の抵抗体と前記第2の抵抗体との間の電圧に基づき前記電極の異常を判定する電荷変化型センサの信号処理方法である。
そして、前記第1のコンデンサにより電荷変化型センサに生じる電荷変化の交流成分のみがオペアンプに入力され、前記第1の抵抗体と前記第2の抵抗体との間の電圧の直流成分は前記オペアンプに入力されないので、前記第1の抵抗体と前記第2の抵抗体との間の電圧に基づき前記電荷変化型センサの前記電極の断線や短絡といった異常を判定することが可能となり、シンプルで消費電流の少ない電荷変化型センサの信号処理方法を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、本実施の形態の説明において、同一構成並びに作用効果を奏するところには同一符号を付して重複した説明を行わないものとする。
(実施の形態1)
本発明の電荷変化型センサの信号処理装置における第1の実施の形態を図1から図5を参照して説明する。
本発明の電荷変化型センサの信号処理装置における第1の実施の形態を図1から図5を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における電荷変化型センサとして圧電センサを使用した信号処理装置のブロック図、図2は、図1のAA線における圧電センサ1の断面図である。電荷変化型センサとしての圧電センサ1は可撓性を有したケーブル状のもので、図2に示すように、中心電極1aと、中心電極1aの周囲に形成された圧電体1bと、圧電体
1bの周囲に形成された外側電極1cと、被覆層1dを同軸ケーブル状に成型したものである。圧電センサ1の先端部1eにおいて、中心電極1aと外側電極1cとの間には第1の抵抗体2が接続されている。
1bの周囲に形成された外側電極1cと、被覆層1dを同軸ケーブル状に成型したものである。圧電センサ1の先端部1eにおいて、中心電極1aと外側電極1cとの間には第1の抵抗体2が接続されている。
中心電極1aは、通常の金属単線導線を用いてもよいが、ここでは絶縁性高分子繊維の周囲に金属コイルを巻いた電極を用いている。絶縁性高分子繊維と金属コイルとしては、電気毛布において商業的に用いられているポリエステル繊維と銀を5wt%含む銅合金がそれぞれ好ましい。
圧電体1bは、ポリエチレン系樹脂と圧電セラミック(ここでは、チタン酸ジルコン酸鉛)粉末とを混錬したもので、中心電極1aとともに連続的に押し出されて可撓性のある圧電体1bを形成する。なお、圧電セラミックとしては、環境面への配慮から非鉛系の材料、例えば、チタン酸ビスマスナトリウム系やニオブ酸アルカリ系の圧電セラミック材料を用いることが好ましい。
そして、中心電極1aの周囲に圧電体1bを押し出し加工した後、中心電極1aと圧電体1bの表面に接触させた擬似電極との間に数kVの直流電圧を印加して圧電体1bの分極を行う。これにより圧電体1bが圧電効果を備える。外側電極1cは、高分子層の上に金属膜の接着された帯状電極を用い、これを圧電体1bの周囲に巻きつけるようにして構成する。
高分子層としてはポリエチレン・テレフタレート(PET)を用い、この上にアルミニウム膜を接着した電極は、120℃で高い熱的安定性を有するとともに商業的にも量産されているので、外側電極1cとして好ましい。なお、外部環境の電気的雑音からシールドするために、外側電極1cは部分的に重なるようにして圧電体1bの周囲に巻きつけることが好ましい。被覆層1dは、信頼性面で塩化ビニールを使用するのがよいが、環境面への配慮から熱可塑性エラストマー等の非塩ビ系材料を用いることが好ましい。
図3は、圧電センサ1の先端部1eの近傍の断面図である。図中、第1の抵抗体2はリード部2a、2bを備え、リード部2aは先端をヘアピン状に折り返して、同様に先端がヘアピン状に折り返された中心電極1aとB点で係合され、ハンダ付けされている。リード部2bの一部、第1の抵抗体2、B点の近傍、及び、圧電体1bの一部は、熱収縮チューブ等の絶縁体1fで覆われている。
また、リード部2bの一部、絶縁体1fの全体、及び、外側電極1cの一部は編組スリーブや金属テープ等の導電体1gにより覆われており、C点においてリード部2bの先端と導電体1gがハンダ付けされ、D点において外側電極1cと導電体1gがハンダ付けされている。
さらに、導電体1gの全体と被覆層1dの一部が熱収縮チューブ1hで覆われている。この場合、熱収縮チューブ1hの内面側には被覆層1dと接着可能なホットメルト等からなる接着層が形成されていて、熱加工により熱収縮チューブ1hと被覆層1dとの隙間が接着剤により密封される。また、熱収縮チューブ1hの他端(C点側)も熱加工により熱収縮チューブ1hの開口部が収縮するとともに接着剤が溶出して開口部を密封する。
図1において、中心電極1aは第1のコンデンサ3を介してオペアンプ4の反転入力端子に接続されている。外側電極1cは、オペアンプ4の非反転入力端子とバイアス電圧源としての基準電位5に接続されている。オペアンプ4の反転入力端子と出力端子との間には、第2のコンデンサ6が接続されている。また、所定の電圧源Vsと第1の抵抗体2との間には、第2の抵抗体7が接続されている。
第2のコンデンサ6には並列に、オペアンプ4の出力ドリフトや飽和を防止するために、第3の抵抗体8が接続されている。さらに、第1の抵抗体2と第2の抵抗体7との間の電圧Vdに基づき、中心電極1aと外側電極1cの断線や短絡といった異常を判定する異常判定手段9が備えられるとともに、オペアンプ4の出力Voに基づき、圧電センサ1に直接的または間接的に物体が接触したり、振動が印加されたことを判定する判定手段10を備えている。
オペアンプ4と第1のコンデンサ3と第2のコンデンサ6と第2の抵抗体7と第3の抵抗体8と異常判定手段9と判定手段10は、同一基板からなる信号処理基板部11に配設されている。信号処理基板部11は、金属ケースからなるシールド手段12に内蔵されて電気的にシールドされており、信号処理基板部11のグランドと金属ケースとは少なくとも一箇所で導通している。シールド手段12は、圧電センサ1の一端部を覆って結合している。
なお、本実施の形態ではオペアンプ4は実用性から単電源タイプのものを使用しているが、必要に応じて両電源タイプのものを使用してもよい。
次に上記構成の作用について説明する。圧電センサ1に直接的または間接的に物体が接触したり、振動が印加されると、圧電センサ1が変形し、変形の加速度に応じた電荷が発生する。発生した電荷の変化は、第1のコンデンサ3を介してオペアンプ4の反転入力端子に入力される。
この際、第1のコンデンサ3により圧電センサ1に生じる電荷変化の交流成分のみがオペアンプ4に入力され、第1の抵抗体2と第2の抵抗体7との間の電圧Vdの直流成分はオペアンプ4に入力されないので、オペアンプ4の出力Voが基準電位Vbに張り付いたり、飽和したりすることがない。そして、オペアンプ4はチャージアンプを形成しているので、発生電荷をQ、第2のコンデンサ8の静電容量をCfとすると、出力VoはQ/Cfとなる。
図4は、図1における圧電センサの信号処理装置の出力Voと判定手段10の判定信号J1を示す特性図である。図中、縦軸は上から順に出力Vo、判定信号J1、横軸は時刻tである。例えば、時刻t1近傍で圧電センサ1の一部を屈曲させると、圧電センサ1からは圧電効果により圧電センサ1の屈曲変形の加速度に応じた信号が出力され、出力Voには図4に示すように基準電位Vbに対して正方向に変化する信号が得られる。
そして、時刻t2近傍で圧電センサ1の屈曲変形を元に戻すと、基準電位Vbに対して負方向に変化する信号が得られる。判定手段10では、出力Voの基準電位Vbからの振幅|Vo−Vb|がDo以上ならば圧電センサ1に所定の強度以上の変形が印加されたとして判定信号J1をHiにする。
次に、圧電センサ1の中心電極1aまたは外側電極1cが断線したり、中心電極1aと外側電極1cとが短絡した場合について、図5を用いて説明する。図5(a)は中心電極1aまたは外側電極1cが断線した場合の第1の抵抗体2と第2の抵抗体7との間の電圧Vdと異常判定手段9の判定信号J2を示す特性図で、図5(b)は中心電極1aと外側電極1cが短絡した場合の電圧Vdと異常判定手段9の判定信号J2を示す特性図である。なお、双方の図中、縦軸は上から順に電圧Vd、判定信号J2、横軸は時刻tである。
図5(a)において、中心電極1aまたは外側電極1cが正常の場合は、Vdは電圧源Vsと基準電位Vbとの間で第1の抵抗体2と第2の抵抗体7により形成される分圧電圧
Vaとなるが、中心電極1aまたは外側電極1cが時刻t3近傍で断線すると、VdはVaからVsに変化する。
Vaとなるが、中心電極1aまたは外側電極1cが時刻t3近傍で断線すると、VdはVaからVsに変化する。
また、図5(b)において、中心電極1aと外側電極1cが時刻t4近傍で短絡すると、電圧VdはVaからVbに変化する。そして、異常判定手段9では、電圧VdのVaからの振幅|Vd−Va|がD1以上ならば圧電センサ1に断線や短絡といった異常が発生したとして判定信号J2をHiにする。
このように電圧Vdに基づき圧電センサ1に断線や短絡といった異常を検出できるので、従来のような、圧電体を振動させる駆動信号を発生するための駆動回路は不要であり、圧電体を振動させるための駆動電流も必要がなくなる。
上記作用により、第1のコンデンサ3により圧電センサ1に生じる電荷変化の交流成分のみがオペアンプ4に入力され、第1の抵抗体2と第2の抵抗体7との間の電圧の直流成分はオペアンプ4に入力されないので、第1の抵抗体2と第2の抵抗体7との間の電圧に基づき圧電センサ1の電極の断線や短絡といった異常を判定することが可能となり、シンプルで消費電流の少ない構成で圧電センサの断線や短絡といった異常を判定することができる。
また、従来、信号処理にチャージアンプを使用したケーブル状の圧電センサに関する断線や短絡といった異常を判定する構成例はほとんど見当たらないが、本実施の形態では、ケーブル状の圧電センサ1の先端部1eの電極間に第1の抵抗体2を接続することにより、チャージアンプを使用した構成において、ケーブル状の圧電センサ1の断線や短絡といった異常を判定することができる。
また、オペアンプ4と、第1のコンデンサ3と、第2のコンデンサ6と、第2の抵抗体7と、異常判定手段9、判定手段10を備えた信号処理基板部11が金属ケースからなるシールド手段12に内蔵されて電気的にシールドされているので、電気的なノイズの影響を低減でき、信頼性が向上する。
なお、本実施の形態では信号処理基板部11にオペアンプ4と、第1のコンデンサ3と、第2のコンデンサ6と、第2の抵抗体7と、異常判定手段9、判定手段10の全ての部品を設けているが、少なくとも一つを設けてもよいものである。
(実施の形態2)
本発明の電荷変化型センサの信号処理装置における第2の実施の形態を、図6を参照して説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態における電荷変化型センサとして使用した圧電センサの信号処理装置のブロック図である。本実施の形態では、図1〜図5に示す第1の実施の形態とは、圧電センサ1の外側電極1cが基準電位としてのグランドに接続され、オペアンプ4の非反転入力端子は所定のバイアス電圧Vbに接続されている点で相違し、それ以外の同じ作用効果を奏する構成には第1の実施の形態と同一符号を付し、異なるところを中心に説明する。
本発明の電荷変化型センサの信号処理装置における第2の実施の形態を、図6を参照して説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態における電荷変化型センサとして使用した圧電センサの信号処理装置のブロック図である。本実施の形態では、図1〜図5に示す第1の実施の形態とは、圧電センサ1の外側電極1cが基準電位としてのグランドに接続され、オペアンプ4の非反転入力端子は所定のバイアス電圧Vbに接続されている点で相違し、それ以外の同じ作用効果を奏する構成には第1の実施の形態と同一符号を付し、異なるところを中心に説明する。
上記構成により、実施の形態1と同様に第1のコンデンサ3により圧電センサ1に生じる電荷変化の交流成分のみがオペアンプ4に入力され、第1の抵抗体2と第2の抵抗体7との間の電圧の直流成分はオペアンプ4に入力されないので、第1の抵抗体2と第2の抵抗体7との間の電圧に基づき圧電センサ1の電極の断線や短絡といった異常を判定することが可能となり、シンプルで消費電流の少ない構成で圧電センサ1の断線や短絡といった異常を判定することができる。
また、外側電極1cが基準電位としてのグランドに接続されているので、圧電センサ1の断線や短絡が発生したときの電圧Vdのダイナミックレンジが実施の形態1より広くとれるので、異常判定手段9での異常判定の信頼性が向上する。
(実施の形態3)
本発明の電荷変化型センサの信号処理装置における第3の実施の形態を、図7(a)、(b)を参照して説明する。図7(a)は、本発明の第3の実施の形態における電荷変化型センサとして使用した圧電センサの信号処理装置のブロック図で、図7(b)は圧電センサの概略断面図である。
本発明の電荷変化型センサの信号処理装置における第3の実施の形態を、図7(a)、(b)を参照して説明する。図7(a)は、本発明の第3の実施の形態における電荷変化型センサとして使用した圧電センサの信号処理装置のブロック図で、図7(b)は圧電センサの概略断面図である。
本実施の形態では、第1の実施の形態1及び第2の実施の形態と相違する点は、圧電センサ1が、オペアンプ4との接続側とは反対側の先端部1eにおいて中心電極1aと接続されてオペアンプ4への接続側へ延出される第1のリターン電極1iと、先端部1eにおいて外側電極1cと接続されてオペアンプ4との接続側へ延出される第2のリターン電極1jとを備え、オペアンプ4への接続側端部(信号処理基板部11上)において第1のリターン電極1iと第2のリターン電極1jとの間に第1の抵抗体2を接続した点にあり、それ以外の同じ作用効果を奏する構成には第1の実施の形態1及び第2の実施の形態と同一符号を付し、異なるところを中心に説明する。
なお、第1のリターン電極1iは外側電極1cに近接して圧電体1bに、また第2のリターン電極1jは外側電極1cの外側または内側(本実施の形態では前記外側)に近接して設けている。そして、第1のリターン電極1iと第2のリターン電極1jは、上記した圧電センサ1の製造時に同時に上記した位置に入れて形成するものである。
上記構成により、第1のリターン電極1iと第2のリターン電極1jにより信号処理基板部11上に第1の抵抗体2を配設することができるので、第1及び第2の実施の形態の圧電センサ1のように先端部1eに第1の抵抗体2を接続して、絶縁、シールドするような複雑な構成をとらずに済む上、先端部1eの外径をより小さくできるので、圧電センサ4の配設の自由度がより向上する。
なお、図7(a)では本実施の形態を、図1に示す信号処理基板1に接続した例で示しているが、図6に示す信号処理基板部11に接続しても本実施の形態と同等の作用効果を期待できるものである。
(実施の形態4)
本発明の電荷変化型センサの信号処理装置における第4の実施の形態を、図8を参照して説明する。図8は本発明の第4の実施の形態における電荷変化型センサとして使用した圧電センサの信号処理装置のブロック図である。本実施の形態では、第1〜第3の実施の形態と相違する点は、圧電センサ1が同軸ケーブル20との接続部21を備え、同軸ケーブル20を介してオペアンプ4と接続された点にあり、それ以外の同じ作用効果を奏する構成には第1〜第3の実施の形態と同一符号を付し、異なるところを中心に説明する。
本発明の電荷変化型センサの信号処理装置における第4の実施の形態を、図8を参照して説明する。図8は本発明の第4の実施の形態における電荷変化型センサとして使用した圧電センサの信号処理装置のブロック図である。本実施の形態では、第1〜第3の実施の形態と相違する点は、圧電センサ1が同軸ケーブル20との接続部21を備え、同軸ケーブル20を介してオペアンプ4と接続された点にあり、それ以外の同じ作用効果を奏する構成には第1〜第3の実施の形態と同一符号を付し、異なるところを中心に説明する。
上記構成により、例えば、圧電センサ1を製品に実装する際に、前記の製品において不必要な振動ノイズの影響を受ける領域があっても、その領域に同軸ケーブル20を配設して振動ノイズによるノイズ信号が発生しない構成にすることが可能になり、製品に実装する際のレイアウトの自由度が向上する。また、圧電センサ1のみならず、同軸ケーブル20や接続部21で断線や短絡が生じてもVdの変化に基づき異常判定手段9で断線や短絡を判定できるので、信頼性が向上する。
なお、図8では本実施の形態を、図1に示す信号処理基板1に接続した例で示している
が、図6及び図7に示すそれぞれの信号処理基板部11に接続しても本実施の形態と同等の作用効果を期待できるものである。
が、図6及び図7に示すそれぞれの信号処理基板部11に接続しても本実施の形態と同等の作用効果を期待できるものである。
(実施の形態5)
本発明の電荷変化型センサの信号処理装置における第5の実施の形態を、図9を参照して説明する。
本発明の電荷変化型センサの信号処理装置における第5の実施の形態を、図9を参照して説明する。
図9は、本発明の第5の実施の形態における電荷変化型センサとして使用した圧電センサの信号処理装置のブロック図である。本実施の形態では、第1〜第4の実施の形態と相違する点は、圧電センサ1の圧電体1bに分極領域31と非分極領域32とを形成した点にあり、それ以外の同じ作用効果を奏する構成には第1〜第4の実施の形態と同一符号を付し、異なるところを中心に説明する。
上記構成において、圧電センサ1の中心電極1aである圧電体1bに分極領域31と非分極領域32の形成方法としては、中心電極1aの周囲に圧電体1bを押し出し加工した後、中心電極1aと圧電体1bの表面に接触させた擬似電極との間に数kVの直流電圧を印加して圧電体1bの分極を行う際に、擬似電極を圧電体1bの表面に接触させない領域をつくることにより実現できる。
この際、分極領域31と非分極領域32との境界部30にマーカーとして磁性塗料を塗布したり、磁気テープを巻いておく。磁気は、アルミニウム膜を有した帯状電極も透過するので、圧電体1bの周囲に第1の実施の形態で述べたアルミニウム膜を有した帯状電極を巻きつけて外側電極1cを形成し、さらに、外側電極1cの上から被覆層1dを形成しても、磁気センサで被覆層1dの上からマーカーの位置を特定することができ、前記の特定した被覆層1dの位置に境界部30のマーカーをつけておけば実用的である。なお、被覆層1d上から所定の振動を、位置をずらしながら印加して、その時のVoの振幅が大きく変化する点を境界部とする特定方法を用いてもよい。
上記構成により、圧電センサ1を製品に実装する際に、前記の製品において不必要な振動ノイズの影響を受ける領域があっても、その領域に圧電センサ1の非分極領域32を配設して振動ノイズによるノイズ信号が発生しない構成にすることが可能となり、第4の実施の形態のような同軸ケーブルを用いなくても、製品に実装する際のレイアウトの自由度が向上する。
なお、図9では本実施の形態を、図1に示す信号処理基板ぶ11に接続した例で示しているが、図6及び図7に示すそれぞれの信号処理基板部11に接続しても本実施の形態と同等の作用効果を期待できるものである。
なお、上記各実施の形態では圧電センサを対象にしているが、本発明を静電容量式や摩擦電気方式等の、電荷変化型のセンサに対して適用してもよい。
以上のように、本発明にかかる電荷変化型センサの信号処理装置は、チャージアンプを使用した電荷変化型センサの信号処理装置において、シンプルで消費電流の少ない構成で電荷変化型センサの異常を検出する信号処理装置を提供できるので、例えば電荷変化型センサとしての圧電センサを応用した様々なデバイスや装置、システムに応用可能である。特に、ケーブル状圧電センサを使用する応用の際に、圧電センサの全長が比較的短い場合は、チャージアンプを使用すると、圧電センサの静電容量Csと圧電センサに並列接続する抵抗Rとで形成されるカットオフ周波数fc(=1/(2π・Cs・R))のハイパスフィルタにより、低周波数域での信号減衰が起こるので、チャージアンプを使用するメリ
ットがある。そして、特に信頼性が要求される応用では、圧電センサの断線や短絡といった異常判定が求められるので、本発明の適用が可能となる。例えば、自動車のパワースライドドアやパワーハッチバックでの挟み込み検知や、防犯用の侵入センサ等への応用や、スイッチとしての応用、ベッドでの心拍や呼吸に同期した微小体動検知等への応用が可能となる。
ットがある。そして、特に信頼性が要求される応用では、圧電センサの断線や短絡といった異常判定が求められるので、本発明の適用が可能となる。例えば、自動車のパワースライドドアやパワーハッチバックでの挟み込み検知や、防犯用の侵入センサ等への応用や、スイッチとしての応用、ベッドでの心拍や呼吸に同期した微小体動検知等への応用が可能となる。
1 圧電センサ(電荷変化型センサ)
1a 中心電極
1b 圧電体
1c 外側電極
1e 先端部
1i 第1のリターン電極
1j 第2のリターン電極
2 第1の抵抗体
3 第1のコンデンサ
4 オペアンプ
6 第2のコンデンサ
7 第2の抵抗体
9 異常判定手段
11 信号処理基板部
20 同軸ケーブル
21 接続部
31 分極領域
32 非分極領域
1a 中心電極
1b 圧電体
1c 外側電極
1e 先端部
1i 第1のリターン電極
1j 第2のリターン電極
2 第1の抵抗体
3 第1のコンデンサ
4 オペアンプ
6 第2のコンデンサ
7 第2の抵抗体
9 異常判定手段
11 信号処理基板部
20 同軸ケーブル
21 接続部
31 分極領域
32 非分極領域
Claims (7)
- 複数の電極を有する電荷変化型センサと、前記電荷変化型センサの一方の電極に第1のコンデンサを介して接続した反転入力端子と前記電荷変化型センサの他方の電極に少なくとも一つを接続した非反転入力端子または基準電位とを有し、前記反転入力端子と出力端子との間に第2のコンデンサを接続したオペアンプと、前記電荷変化型センサの電極間に接続された第1の抵抗体と、所定の電圧源と前記第1の抵抗体との間に接続された第2の抵抗体と、前記第1の抵抗体と前記第2の抵抗体との間の電圧に基づき前記電荷変化型センサの電極の異常を判定する異常判定手段を備えた電荷変化型センサの信号処理装置。
- 電荷変化型センサを圧電センサで構成し、前記圧電センサは第1のコンデンサを介して反転入力端子に接続される中心電極と、前記中心電極の周囲に形成される圧電体と、前記圧電体の周囲に形成され、非反転入力端子または基準電位の少なくとも一つに接続される外側電極とを同軸ケーブル状に成型されるとともに、オペアンプとの接続側とは反対側の先端部において前記中心電極と前記外側電極との間に第1の抵抗体を接続した請求項1記載の電荷変化型センサの信号処理装置。
- 電荷変化型センサを圧電センサで構成し、前記圧電センサは第1のコンデンサを介して反転入力端子に接続される中心電極と、前記中心電極の周囲に形成される圧電体と、前記圧電体の周囲に形成され、非反転入力端子または基準電位の少なくとも一つに接続される外側電極とを同軸ケーブル状に成型するとともに、オペアンプとの接続側とは反対側の先端部において前記中心電極と接続されて前記オペアンプへの接続側へ延出される第1のリターン電極と、前記先端部において前記外側電極と接続されて前記オペアンプとの接続側へ延出される第2のリターン電極とを備え、前記オペアンプへの接続側端部において前記第1のリターン電極と前記第2のリターン電極との間に第1の抵抗体を接続した請求項1記載の電荷変化型センサの信号処理装置。
- 圧電センサは同軸ケーブルとの接続部を備え、前記同軸ケーブルを介してオペアンプと接続された請求項2または3記載の電荷変化型センサの信号処理装置。
- 圧電体に分極領域と非分極領域とを形成した請求項2または3記載の電荷変化型センサの信号処理装置。
- オペアンプと、第1のコンデンサと、第2のコンデンサと、第2の抵抗体と、異常判定手段との少なくとも一つを備えた信号処理基板部と、前記信号処理基板部を電気的にシールドするシールド手段とを備えた請求項1〜5のいずれか1項記載の電荷変化型センサの信号処理装置。
- 複数の電極を備えた電荷変化型センサの一方の電極を第1のコンデンサを介してオペアンプの反転入力端子に接続し、前記電荷変化型センサの他方の電極を前記オペアンプの非反転入力端子または基準電位の少なくとも一つに接続し、前記オペアンプの反転入力端子と出力端子との間に第2のコンデンサを接続するとともに、前記電荷変化型センサの電極間に第1の抵抗体を接続し、所定の電圧源と前記第1の抵抗体との間に第2の抵抗体を接続し、前記第1の抵抗体と前記第2の抵抗体との間の電圧に基づき前記電極の異常を判定する電荷変化型センサの信号処理方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005237150A JP2007051930A (ja) | 2005-08-18 | 2005-08-18 | 電荷変化型センサの信号処理装置 |
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Country Status (1)
Country | Link |
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-
2005
- 2005-08-18 JP JP2005237150A patent/JP2007051930A/ja active Pending
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