JP2021156575A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2021156575A
JP2021156575A JP2021107702A JP2021107702A JP2021156575A JP 2021156575 A JP2021156575 A JP 2021156575A JP 2021107702 A JP2021107702 A JP 2021107702A JP 2021107702 A JP2021107702 A JP 2021107702A JP 2021156575 A JP2021156575 A JP 2021156575A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radio wave
refrigerator
door
wave source
top plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021107702A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7136973B2 (ja
Inventor
賢司 三坂
Kenji Misaka
賢司 三坂
駿 村松
Shun MURAMATSU
駿 村松
純一 高木
Junichi Takagi
純一 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Global Life Solutions Inc
Original Assignee
Hitachi Global Life Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Global Life Solutions Inc filed Critical Hitachi Global Life Solutions Inc
Priority to JP2021107702A priority Critical patent/JP7136973B2/ja
Publication of JP2021156575A publication Critical patent/JP2021156575A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7136973B2 publication Critical patent/JP7136973B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D11/00Self-contained movable devices, e.g. domestic refrigerators
    • F25D11/02Self-contained movable devices, e.g. domestic refrigerators with cooling compartments at different temperatures
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/02Doors; Covers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D29/00Arrangement or mounting of control or safety devices
    • F25D29/005Mounting of control devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B40/00Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

【課題】信号のノイズが抑えられる無線機能を有し、低コストの冷蔵庫を提供する。【解決手段】本発明の冷蔵庫1は、金属製の天板1s2と、天板1s2に近接して配置される無線電波源11cと、無線電波源11cを収容し、無線電波源11cの電波の指向方向にある少なくとも一部が非金属で形成されるケース9と、前端部に配置され少なくとも一部が非金属で構成され、庫内を開閉する扉3と、天板1s2の下側に充填された樹脂断熱材10とを備え、正面視で、扉3の上部の領域であって天板1s2より下方の領域に無線電波源11cの電波の波長の半分以上の寸法を有して非金属材料で形成される箇所を有している。【選択図】図8

Description

本発明は、冷蔵庫に関する。
従来、冷蔵庫は電気箱に収容される制御部によって制御されている(特許文献1)。
昨今、電気機器等がインターネットを通じて繋がることによって実現する新たなサービス、ビジネスモデルのIoT(Internet of Things)の潮流が出現している。
加えて、冷蔵庫の状態を外部から把握したいという要望がある。例えば、予防保全で不具合を早期に把握し、故障が起きる前に利用者に知らせる機能が挙げられる。或いは、庫内に何が入っているかカメラを通して目視したいというニーズがある。
そのため、現在、冷蔵庫は、無線機能がない旧来の冷蔵庫と、無線機能をもつ冷蔵庫との2つのタイプがある。
無線機能をもつ冷蔵庫では、無線機能を制御部とは別ピースで手前側のドアヒンジの上やドアの上に埋め込んでいる。
特許文献2には、主基板を天面付近の後方側に配置し、無線電波モジュールを手前のドアに設け、主基板と無線電波モジュールとの配線の引き回しに係る技術が記載されている。
特開2015−55361号公報(段落0019〜0021、図1(b)、図2等) 特開2015−17781号公報(段落0011〜0026、図1〜図9等)
ところで、特許文献2のように、主基板と無線電波モジュールとを分離して配置した場合には配線が長くなるため、信号にノイズがのり易いという問題がある。また、主基板と無線電波モジュールとを分離しているため、配線の原材料コスト、組立てコストがかかるという不都合がある。
本発明は上記実状に鑑み創案されたものであり、信号のノイズが抑えられる無線機能を有し、低コストの冷蔵庫の提供を目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の冷蔵庫は、金属製の天板と、前記天板に近接して配置される無線電波源と、前記無線電波源を収容し、前記無線電波源の電波の指向方向にある少なくとも一部が非金属で形成されるケースと、前端部に配置され少なくとも一部が非金属で構成され、庫内を開閉する扉と、前記天板の下側に充填された樹脂断熱材とを備え、正面視で、前記扉の上部の領域であって前記天板より下方の領域に前記無線電波源の電波の波長の半分以上の寸法を有して非金属材料で形成される箇所を有している。
本発明によれば、信号のノイズが抑えられる無線機能を有し、低コストの冷蔵庫を提供できる。
本発明に係る実施形態1の冷蔵庫の正面図。 実施形態1の冷蔵庫本体の正面図。 冷蔵庫本体上部における発泡断熱材の充填前の状態を示す正面模式図。 冷蔵庫の後面図。 (a)は冷蔵室右扉を内側から見た図、(b)は冷蔵室右扉の右側面図、図5(c)は図1の冷蔵室右扉のI−I断面図。 冷蔵庫の上面図。 電気箱の上蓋を外した状態を示す斜視図。 図1の冷蔵庫をI−I断面で切断した断面模式図。 図8のII−II断面模式図。 冷蔵庫の天板を外した状態の電気箱の無線モジュールから電波が発信される様子を示す模式的上面図。 無線モジュールから前方に発せられる電波の進行を示す前方右斜め上から見た模式的斜視図。 無線モジュールから前方に発せられる電波の進行を示す右側方から見た模式的側面図。 実施形態2の冷蔵庫において無線モジュールからの電波の進行状況を前方右斜め上から見た斜視模式図。 実施形態2の冷蔵庫において無線モジュールからの電波の進行状況を右側方から見た側面模式図。 実施形態3の冷蔵庫の天板の左右方向中央側に位置するとともに、後板側に向かうにつれて下方向に傾斜した凹状の空間に埋設された電気箱の上蓋を外した状態を示す図。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
<<実施形態1>>
図1は、本発明に係る実施形態1の冷蔵庫1の正面図である。図2は、実施形態1の冷蔵庫本体1Hの正面図である。図2は、冷蔵庫1から図1に示す扉(2、3、4a、4b、5、6)を外した状態を示す。
冷蔵庫1は、手前に開口1h1〜1h5を有する冷蔵庫本体1H(図2参照)と、開口1H1〜1H5を開閉する扉(2、3、4a、4b、5、6)(図1参照)とを具備している。
図2に示す冷蔵庫本体1Hには、上から下に、冷蔵室2r、製氷室4ar、急速冷凍室4br、冷凍室5r、および野菜室6rが画成されている。
冷蔵室2rの手前正面には、図1に示すように、冷蔵室左扉2、冷蔵室右扉3を備えている。同様に、製氷室4ar、急速冷凍室4br、冷凍室5r、および野菜室6rの手前正面には、それぞれ製氷室扉4a、急速冷凍室扉4b、冷凍室扉5、および野菜室扉6を備えている。
冷蔵室左扉2および冷蔵室右扉3は、冷蔵庫本体1Hに観音開きになっている。冷蔵室左扉2は、上ヒンジ7aと下ヒンジ8aにより、手前方向(図1の紙面手前側)に回動可能になっている。同様に、冷蔵室右扉3は、上ヒンジ7bと下ヒンジ8bにより、手前方向に回動可能になっている。
冷蔵室左扉2には、電気機器の一例としての静電容量式タッチパネル2tまたは操作パネル2pが設置されている。利用者は、操作パネル2pを操作して冷蔵庫1の操作を行う。静電容量式タッチパネル2tは静電容量の変化で利用者の操作を検知する。
また、製氷室扉4a、急速冷凍室扉4bおよび冷凍室扉5は、紙面手前方向に引き出し可能になっている。同様に、野菜室扉6も紙面手前方向に引き出し可能になっている。
図1に示すように、冷蔵庫1は、後記の無線モジュール11c(図7参照)を介して、屋内に設置されるルータrと電波のやり取りを行う。こうして、冷蔵庫1は、無線モジュール11cを介して、インターネットiに接続され、インターネットiに接続されたサーバsに接続されている。これにより、冷蔵庫1をIoT化している。
図2に示す野菜室6rは、野菜、果物、ペットボトル飲料等を貯蔵する貯蔵室である。
野菜室6rの背面側には、圧縮機(図示せず)等の冷凍サイクル機器を配置するための機械室(図示せず)が形成されている。そのため、野菜室6rの底壁は前部よりも、後部が高く形成されている。
冷蔵庫1の庫外と庫内は、発泡断熱材10が充填される断熱箱体(冷蔵庫本体1Hと扉(2、3、4a、4b、5、6))により隔てられている。発泡断熱材10は、例えば発泡ポリウレタン等が用いられる。
<冷蔵庫本体1H>
断熱箱体を構成する冷蔵庫本体1Hは、外箱1s、内箱1u、真空断熱材13(13a、13b)(図8、図9参照)等で構成されている。外箱1sは薄い鉄板、例えば、肉厚0.5mm〜0.4mmの鉄板で作られている。なお、外箱1sとは、冷蔵庫本体1Hを覆う鋼板等の金属板をいう。
内箱1uは合成樹脂、例えばABS樹脂を真空成形して作られている。
冷蔵庫本体1Hは、発泡断熱材10より熱伝導率が低い真空断熱材13を複数断熱性能向上のために外箱1sの内面に貼り付けて実装している。真空断熱材13(13a、13b)は積層したグラスウール等を外包材(薄肉のアルミニウムフィルムや金属蒸着層を有する積層フィルム)で包み、その後に外包材内を真空引きして形成されている。本実施例の外包材のような金属フィルムは、電波を遮蔽し得るものの、入射した電波が一部反射するに留まる程度の例えば厚みのものとしている。すなわち、真空断熱材13に達した、本実施例の通信に用いられる周波数の電波は減衰しつつも、真空断熱材13を通過し得る。
すなわち、本実施例の電波は真空断熱材13aが有する程度の薄肉のアルミニウムを必ずしも透過できないものではないが、減衰を考慮すると経路上に存在する回数は少ない方が好ましい。
図3は、冷蔵庫本体1Hの上部における発泡断熱材10の充填前の状態を示す正面模式図である。なお、図3では、内箱1u、真空断熱材13を省略して示す。
冷蔵庫本体1Hの上後部には、発泡断熱材10の充填口1jが左右に一対形成されている。
外箱1sの内部に真空断熱材13を図8、図9のように設置後、冷蔵庫本体1Hを前倒しにした(図1の紙面手前側に冷蔵庫本体1Hを倒して)冷蔵庫本体1Hの後部を上方にした姿勢で、上方に位置する充填口1jから、内箱1uと外箱1sとの間に発泡前の発泡断熱材10の原液が充填される。
図4は、冷蔵庫1の後面図である。
冷蔵庫本体1Hの後部は、発泡断熱材10を充填した後に、外箱1sを形成する後板1s1が冷蔵庫本体1Hの後部にねじ止めされ固定されている。
冷蔵庫1の後上部の外箱1sには、冷蔵庫1を運搬する際に把持される樹脂製の取っ手取付口1tが開口を塞いで凹形状を有して左右に一対形成されている。一対の取っ手取付口1の奥方には、充填口1j(図4中、破線で示す)がそれぞれ位置している(図3参照)。
冷蔵庫1の後上部の外箱1sの中央側には、電源ケーブル1cが取り付けられる開口である電源ケーブル取付口1gが樹脂等の非金属で覆われ設けられている。
<冷蔵室右扉3>
図5(a)は、冷蔵室右扉3を内側から見た図であり、図5(b)は、冷蔵室右扉3の右側面図であり、図5(c)は、図1の冷蔵室右扉3のI−I断面図である。
冷蔵室右扉3の内側には、調味料、小物を入れるポケット3p1や飲み物を入れるポケット3p2が鉛直方向に形成されている。
図5(c)に示すように、冷蔵室右扉3の外面板3aは、例えば意匠性を向上させるべくガラス板で形成されており、冷蔵室右扉3の外面板3aを除く内面板3b含む外郭はABS樹脂等の合成樹脂で形成されている。冷蔵室右扉3の外面板3aをガラス板で形成することで、後記の無線モジュール11cのアンテナからの電波を前方に取り出せる。
冷蔵室右扉3の外面板3aの内面側には、真空断熱材13aが貼り付けられている。
そして、冷蔵室右扉3の外面板3aと内面板3bを含む外郭の内部には、発泡断熱材10aが充填されている。
そのため、冷蔵室右扉3における真空断熱材13aより上部は、後記の無線モジュール11cからの無線電波が円滑に透過できる。
<電気箱9>
図6は、冷蔵庫1の上面図である。
冷蔵庫1の背面上部の天板1s2(外箱1sの一部)に隣接または近接して、メイン基板11a等の制御部が格納される電気箱9が設けられている。
図7は、電気箱9の上蓋9bを外した状態を示す斜視図である。
電気箱9は、樹脂製の電気品収容箱9aと、鋼板製の上蓋9bと有している。
電気品収容箱9aは、上方に開口9oを有する箱形状を有して樹脂で形成されている。電気品収容箱9aは底板9a1と底板9a1の縁部から上方に延びて四方を囲む側板9a2〜9a5を有して形成されている。底板9a1の下方には、冷蔵庫本体1Hを構成する発泡断熱材10が充填されている。そのため、底板9a1に穴は設けられない。
電気品収容箱9aには、メイン基板11aとリアクタ11bと無線モジュール11cとが収納されている。すなわち、無線モジュール11cは、メイン基板11aとリアクタ11bと同じく電気品収容箱9aに収納されている。
これにより、無線モジュール11cとメイン基板11aとの間の配線を短くできる。また、無線モジュール11cからの電波にノイズが載ることを抑えられる。
例えば、後記の図12に示すように、電気品収容箱9aの傾斜面が前方に向かうにつれて上側に傾斜するように構成されており、無線モジュール11cは電気品収容箱9aのうち前側に位置することができる。これにより、より上側から電波を発することができる。また、無線モジュール11cがメイン基板11aよりも上に位置する高さに配置されることで、メイン基板11aに邪魔されず、電波を送信できる。
後記の図12に示すように、無線モジュール11cの取り付けは、天面を形成する天板1s2と平行で、メイン基板11aよりも上に位置する高さに配置されていてもよい。無線モジュール11cの取り付けを、天面を形成する天板1s2と平行とすることで、冷蔵庫1の前方に電波を送信できる。
なお、無線モジュール11cをメイン基板11aと略同じ高さに配置してもよい。これにより、無線モジュール11cの取付けが容易になる。
メイン基板11aは、冷蔵庫1を制御をする。リアクタ11bは、メイン基板11aに実装される交流回路のスイッチオン時の大電流を抑える。リアクタ11bの位置は特に限られないが、後述の実施形態2のような場合では、無線モジュール11c後方とは異なる位置に配すると、冷蔵庫本体1H後方に無線電波を届かせやすくなる。
無線モジュール11cは、インターネットi等の広域ネットワーク、無線LAN等の比較的近距離間の通信の外部との無線通信を担っている(図1参照)。例えば、無線モジュールの無線電波(2.4GHz帯や5GHz帯)を用いることができ、近距離無線通信(Bluetooth(登録商標))や、中継点を介して他のネットワークへ繋ぐ無線通信(Wi-Fi)、機器同士通信(ZigBee)などにしてもよい。
無線モジュール11cのアンテナからの電波の方向は、例えば全方向性や特定の指向性を有する方向に向けることに限定されないが、本実施例においては、指向方向を前方に向けている(図11参照)。そのため、電気品収容箱9aは、無線モジュール11cの電波の指向方向にある側板9a2(図7参照)が非金属の樹脂で形成されている。無線モジュール11cの取り付けは、電気品収容箱9a内に配置された金属部材の鋼板9cを除く範囲内で、無線モジュール11cを下向きに位置させるようにしている。これにより、無線モジュール11cの電波を下方に向けて送信できる。
無線モジュール11cからの電波は電波の波長λの1/2(=λ/2)の隙間があれば進行することができる。
無線モジュール11cの取付け位置は以下のことが配慮されている。
観音開きの冷蔵室左扉2および冷蔵室右扉3のうち一方の扉の冷蔵室左扉2の上ヒンジ7aには信号線7a2(図1参照)が引き回されている。そこで、観音開きの冷蔵室左扉2および冷蔵室右扉3のうち、信号線7a2が引き回されていない他方の冷蔵室右扉3側
近傍に、無線モジュール11cの指向性を配置している。
また、観音開きの冷蔵室左扉2および冷蔵室右扉3のうち一方の扉の冷蔵室左扉2上ヒンジ7aには温度検知手段7a1が設置されている。そこで、観音開きの冷蔵室左扉2および冷蔵室右扉3のうち、温度検知手段7a1(図1参照)が設置されていない他方の冷蔵室右扉3側近傍に、無線モジュール11cの指向性を配置している。
これにより、無線モジュール11cからの電波が信号線7a2や温度検知手段7a1の信号の影響を受けないで済む。
また、図1に示すように、冷蔵室左扉2には、静電容量式タッチパネル2tや操作パネル2pが設置されている。
無線モジュール11cは、静電容量式タッチパネル2tや操作パネル2pが設けられる冷蔵室左扉2とは反対側の他方の冷蔵室右扉3の側に、無線モジュール11cのアンテナの指向性を配置している。これにより、無線モジュール11cのアンテナからの電波が静電容量式タッチパネル2tや操作パネル2pの信号の影響を受けないで済む。
図7、図8に示すように、メイン基板11aのパワー半導体等やリアクタの大電流部の下方には耐火用の鋼板9cが設置されている。
なお、無線モジュール11cは比較的少ない電流量で駆動し得るため、鋼板9cを配置しないこともできる。この点、電波の反射を抑制する観点から、無線モジュール11c下方に鋼板9cを設けないようにすることもできる。
電気箱9の組立ては以下のように行われる。 電気品収容箱9aの内部に、耐火用の鋼板9c、メイン基板11a、リアクタ11b、および無線モジュール11c等が実装された後、電気品収容箱9aの開口9oが上蓋9bで蓋される(図7の矢印α1)そして、ねじn1が上蓋9bの挿通孔t1を挿通して電気品収容箱9aの雌ねじm1に螺合される。また、ねじn2が上蓋9bの挿通孔t2を挿通して天板1s2の雌ねじm2に螺合される。これにより、電気箱9が冷蔵庫1に固定される(図6参照)。
<電気箱9の周辺構造>
図8は、図1の冷蔵庫1をI−I断面で切断した断面模式図である。図9は、図8のII−II断面模式図である。図9は、冷蔵庫1の上部のおおよその断面構造を示す。
冷蔵庫1の上部には、一段の段付き形状の真空断熱材13bが設置されている。真空断熱材13bは前方の上平坦部13b1と、後方の下平坦部13b2と、上平坦部13b1と下平坦部13b2との中間部の傾斜部13b3とを有している。
真空断熱材13bの上平坦部13b1の上面は外箱1sの天板1s2に接着剤を介して(不図示)当接して設置されている。そして、外箱1sと内箱1uとの間には、発泡断熱材10が充填されている。
図8、図9に示すように、真空断熱材13bの下平坦部13b2の上方も上記と同様に接着剤を介して電気箱9が設置されている。
冷蔵室右扉3の上方は、金属製ヒンジ1h(図8参照)に回転自在に支持されている。
金属製ヒンジ1hと冷蔵室右扉3の内部の真空断熱材13a間の寸法s0は、無線モジュール11cのアンテナからの電波の波長λに対して、s0>=λ/2の関係がある。
そのため、無線モジュール11cのアンテナから前方に向けて発せられる電波は、冷蔵室右扉3の内部の真空断熱材13aと金属製ヒンジ1hとの間から、冷蔵室右扉3の発泡断熱材10aとガラス製の外面板3aとを透過して(図8の矢印α2)、庫外前方に進行できる。
図10は、冷蔵庫1の天板1s2を外した状態の電気箱9の無線モジュール11cのアンテナから電波が発信される様子を示す模式的上面図である。
真空断熱材13bの幅寸法s1は、冷蔵庫1の外箱1sを形成する側板1s3、1s4間の寸法s2より小さい。また、真空断熱材13bと側板1s4との間の寸法s3と無線モジュール11cのアンテナからの電波の波長λとの間には、s3>=λ/2の間係がある。
そのため、無線モジュール11cのアンテナから斜め前方に向けて発せられる電波は、真空断熱材13bと側板1s4との間を通過して、前方に進行できる(図8、図10の矢印α32)。そして、上記したように、冷蔵室右扉3の内部の真空断熱材13aと金属製ヒンジ1hとの間から冷蔵庫1の前方に進行する(図8の矢印α2)。
<無線モジュール11cのアンテナからの電波の庫外への伝播>
次に、無線モジュール11cのアンテナからの電波の庫外への伝播について説明する。
無線モジュール11cは、冷蔵庫1の背面上部に配置される電気箱9の内部に収容されている。
図11に、無線モジュール11cのアンテナから前方に発せられる電波の進行を示す前方右斜め上から見た模式的斜視図を示す。図12に、無線モジュール11cのアンテナから前方に発せられる電波の進行を示す右側方から見た模式的側面図を示す。なお、図11、図12では、外箱1s、発泡断熱材10、冷蔵室左扉2、冷蔵室右扉3等を省略して示す。また、図11、図12では、電気箱9における無線モジュール11cのみを示し、電気箱9に係る他の構成要素は省略している。
無線モジュール11cは、冷蔵庫1を前方から見て、右上背部に配置されている。無線モジュール11cのアンテナは、前方に向かって電波を発信する(図11、図12の矢印α31、α32)。
無線モジュール11cのアンテナからの電波は、図12に示すように、進行方向に向けて角度θ=略60度にわたる範囲に指向性を有している。そして、無線モジュール11cの電波の指向方向を、前方かつ天板から次第に離れる方向としている。比較的厚い金属製の天板での反射及び真空断熱材13の透過を介した進行よりも、真空断熱材13の透過を介した進行をさせることで、電波を冷蔵庫1の前方から取り出しやすい。
無線モジュール11cのアンテナからの電波は概ね下記の2つの経路を通って冷蔵庫1の前外方に進行する。
第1の経路として、図11の矢印α31に示すように、無線モジュール11cのアンテナからの電波は、電気箱9の前方および下方に配置される真空断熱材13bを減衰しながら透過して、図8に示すように、冷蔵室右扉3の真空断熱材13aと金属製ヒンジ1hとの間(非金属材料で形成される箇所)から冷蔵庫1の前方に進行する(図8の矢印α2)。
第2の経路として、図10、図12の矢印α32に示すように、無線モジュール11cのアンテナからの電波は、真空断熱材13bと側板1s4との間を通過して前方に進んで側板1s4に反射して、冷蔵室右扉3の内部の真空断熱材13aと金属製ヒンジ1hとの間から冷蔵庫1の前方に進行する(図8の矢印α2)。
上記構成によれば、天板1s2の下方から冷蔵室右扉3の上部の領域に無線モジュール11cの電波の波長の半分以上の寸法をもつ非金属材料で形成される箇所を有する。その
ため、無線モジュール11cの電波は、当該箇所を通過して庫外に進行できる。なお、天板1s2の下方かつ冷蔵室扉の上方の領域に、無線モジュール11cの電波の波長の半分以上の寸法をもつ非金属材料で形成される箇所を設ければ、冷蔵室右扉3に限定せずに、冷蔵室左扉2から電波が進行できるように、無線モジュール11cの配置やアンテナの向き(上側や下側、前後左右に限定しない)、取付角度等を変更してもよい。
無線モジュール11cを電気箱9の内部に収容するので、無線モジュール11cとメイン基板11aとが同じエリア内に配置される。しかし、メイン基板11aの高周波回路(例えば圧縮機駆動用パワー半導体回路やスイッチング電源回路)と低周波回路(制御信号等)とを、配線の長さを比較的短くしてコネクタ接続することができるため、無線モジュール11cとメイン基板11aとの間の制御信号には高周波による自己ノイズの影響を抑制できる。
また、無線モジュール11cを電気箱9の内部に収容するので、無線モジュール11cの設置構造をドア等に新たに設ける必要がない。そのため、配線コスト、組立てコストが安く、冷蔵庫1の低コスト化が可能である。
また、無線モジュール11cを含む電気箱9のパワー半導体等の大電流部が鋼板9cや上蓋9b等の板金でクローズドされるので、不燃化構造であり安全度が高い。
冷蔵庫1に無線モジュール11cを搭載したので、冷蔵庫1をIoT化できる。そのため、冷蔵庫1の構成機器を監視して予防保全したり、庫内の情報を利用者やサービスパーソンに知らせることができる。
なお、説明した実施形態1の構成に代えて、冷蔵室右扉3に無線モジュール11cの電波の波長の半分以上の寸法を有する非金属材料で形成される箇所を設ける構成としてもよい。
<<実施形態2>>
図13は、実施形態2の冷蔵庫21において、無線モジュール21cからの電波の進行状況を前方右斜め上から見た斜視模式図である。図14は、実施形態2の冷蔵庫21において、無線モジュール21cからの電波の進行状況を右側方から見た側面模式図である。なお、図13、図14では、外箱1s、発泡断熱材10を省略して示している。図13、図14では、電気箱9における無線モジュール21cのみを示し、電気箱9に係る他の構成要素は省略している。
実施形態2の冷蔵庫21では、図1に示す冷蔵庫本体1Hを開閉する扉2、3、4a、4b、5、6(すなわち冷蔵室右扉23を含む)の外面板23a(図5(c)参照)をガラスに代えて金属、例えば鋼板で構成することができる。また、無線モジュール21cのアンテナからの電波を後方に進行させる構成としたものである。
その他の構成要素は、実施形態1と同様であるから、同様な構成要素には同一の符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
実施形態2では、図5(c)に示す冷蔵室右扉23の外面板23aを、実施形態1のガラスに代えて鋼板製としている。そのため、冷蔵室右扉23を電波が透過しない。また、本実施例では観音扉(右扉3、左扉2)2つが必須ではなく、1つのみを有するいわゆる片側扉(右扉のみ、左扉のみ、図示せず)の構成であってもよい。
そこで、実施形態2の無線モジュール21cは、電波の指向性が後方になるようにしている。なお、指向性アンテナに代えて、無指向性アンテナを設けてもよい。
これにより、無線モジュール21cのアンテナからの電波を発泡断熱材10の充填口1
j(図3参照)または取っ手取付口1t(図4参照)または電源ケーブル取付口1g(図4参照)を透過させて、冷蔵庫21の外部に取り出している。
ここで、充填口1jまたは取っ手取付口1t(図4参照)または電源ケーブル取付口1gの少なくとも一部はそれぞれ無線モジュール21cのアンテナからの電波の波長λ/2より大きな寸法を有している。
或いは、無線モジュール21cのアンテナからの電波は、側板1s4に反射して充填口1jまたは取っ手取付口1tまたは電源ケーブル取付口1gを透過して進行するように構成されている。
図13、図14は、無線モジュール21cからの電波の指向性が充填口1jを向くように構成した場合を示している。無線モジュール21cからの電波は充填口1jを通過して庫外に進行する(矢印α41)。
または、無線モジュール21cのアンテナからの電波の指向性を取っ手取付口1tや電源ケーブル取付口1gを向くように構成することで、無線モジュール21cからの電波は取っ手取付口1tや電源ケーブル取付口1gを通過して庫外に進行する。
上記構成によれば、冷蔵室右扉23の外面板23a(図5(c)参照)を金属製とした場合も、無線モジュール21cを電気箱9の内部に収容できる。そして、無線モジュール21cのアンテナからの電波を充填口1jや取っ手取付口1t、電源ケーブル取付口1gを通して、冷蔵庫21の外部に取り出せる。
そのため、無線モジュール21cの信号に高周波の自己ノイズが載ることを抑えて、無線モジュール21cを冷蔵庫21に搭載できる。よって、無線機能をもち、ノイズが低い廉価な冷蔵庫21を実現できる。
なお、冷蔵室右扉23及び左扉(不図示)の外面板23aを金属板でなくガラス板としてもよい。
なお、実施形態2の構成に代えて、電波の指向性が充填口1jまたは取っ手取付口1tまたは電源ケーブル取付口1gの近くを向くように構成し、外箱1sに反射して、これらの口(1j、1t、1g)から庫外に電波が進行するように構成してもよい。
なお、電波の指向性が充填口1jまたは取っ手取付口1tまたは電源ケーブル取付口1gの近くを向くとは、電波が外箱1sに反射して、これらの口(1j、1t、1g)から庫外に電波が進行する位置をいう。
以上、まとめると、冷蔵室右扉3または外箱1sの少なくとも何れかに、無線モジュール11c、21cのアンテナからの電波の波長λの半分以上の寸法(>=λ/2)を有する非金属材料で形成される箇所を有することで、当該電波を庫外に取り出せる。
<<実施形態3>>
図15は、実施形態3の冷蔵庫の天板1s2の左右方向中央側に位置するとともに、後板1s1側に向かうにつれて下方向に傾斜した凹状の空間に埋設された電気箱9の上蓋9bを外した状態(電気品収容箱9aの内部)を示す図である。
実施形態3の構成は、以下の点を除き実施形態1又は2と同様にできる。
上述のように、無線モジュール11c及び制御信号回路11a2を結ぶ信号線11a3の配線長を短くすることが好ましい。しかし、比較的強いノイズを発する駆動回路11a1と無線モジュール11cとが近接すると自己ノイズの影響が現れやすくなってしまう。これに鑑みて、電気箱9内のレイアウトを検討したものが本実施形態3である。
電気品収容箱9aには、下面部分に鋼板9cが配置され、その上に、電気箱9の長手方向(左右方向)の端から順に、駆動回路11a1、制御信号回路11a2、無線モジュー
ル11c及びリアクタ11bが配されている。無線モジュール11cとリアクタ11bとは左右方向で概ね同じ位置に配されている。すなわち、前後方向に並んで配されており、無線電波を前方の扉(冷蔵室右扉3等)から取り出そうとするか後方の充填口1j等から取り出そうとするか等に鑑みてどちらを前にするか決定できる。無線モジュール11cとリアクタ11b近接させた位置に配置することで、無線モジュール11cが電気的影響を受けることが抑制される。また、電気箱9内のコンパクトなレイアウトが可能となる。
なお、電気箱9内のうち、メイン基板11a及びリアクタ11b下方を除く領域(破線11c1の領域)には鋼板9cは配されていない。
駆動回路11a1は、冷凍サイクルの一部を構成する圧縮機など、大電力を要する機器に電力を供給できる。制御信号回路11a2は圧縮機や庫内灯の制御信号等を生成する制御マイコンを有する。このため、制御信号回路11a2側よりも駆動回路11a1の方が電磁ノイズが大きく発生する。なお、駆動回路11a1と制御信号回路11a2とは、メイン基板11aに纏められている。また、メイン基板11aとリアクタ11bとは、鋼板9c上に取付けられた基板ケース9d1に固定されている。
基板ケース9d1の材質はABS樹脂等の絶縁性材料で成形されており、鋼板9cはメイン基板11aやリアクタ11bに対して電気的に絶縁された状態にある。
メイン基板11aのうち無線モジュール11cから遠い側に駆動回路11a1が配されている。これにはスイッチング絶縁トランス回路等が搭載されているため、電磁ノイズが比較的大きく発生する。例えば大電流(例えば、交流3〜5A)、高電圧(例えば、直流141〜282V)で高周波スイッチング(例えば、4〜4.1kHzで駆動するものや80〜100kHzで駆動するものがある)が用いられる。
制御信号回路11a2は、駆動回路11a1と無線モジュール11cとの間に配されており、メイン基板11aの信号線11a3によって無線モジュール11cと接続している。詳細には、メイン基板11aのコネクタ等の接続部11a9に接続された信号線11a3が無線モジュール11cのコネクタ等の接続部11c1と接続している。
無線モジュール11cにコネクタ等の接続部11c2を設けることで、メイン基板11a側から引き出された信号線11a3を無線モジュール11cの接続部11c2を介して接続でき、着脱可能とできる。
また、メイン基板11aにコネクタ等の接続部11a9を設けることで、無線モジュール11cの側から引き出された信号線11a3をメイン基板11aの接続部11a9を介して、着脱可能とできる。
無線モジュール11cは、信号線11a3を介して、制御信号回路11a2から圧縮機等の運転履歴情報やエラー履歴等のログ、カメラを搭載した場合はその画像や食品の収納状況、解析して取得した故障の予兆を受け取ることができる。信号線11a3が駆動回路11a1の上方を通過せず、また、制御信号回路11a2から無線モジュール11cに向かうにつれて高周波回路の駆動回路11a1から遠ざかる方向に向かうため、自己ノイズの影響を抑制できる。
メイン基板11a側から引き出された接続線11a8にはアース線11a7が設けられている。アース線11a7を、電気箱9から引き出し、冷蔵庫1の背面側の電源ケーブル取付口1g近傍のアース取り付け部1e(図4参照)に接続している。これにより、信号線11a3が駆動回路11a1のノイズを拾った場合でもその影響を低減できる。
<<その他の実施形態>>
1.前記実施形態1、2では、電気箱9の少なくとも一部を金属で形成する場合を説明したが、電気箱9の全体を樹脂等の非金属で構成してもよい。
或いは、電気箱を金属で形成し、無線モジュール11c、21cのアンテナからの電波の波長λ/2以上の長さを有し、電波が通過するスリットを設ける構成としてもよい。
2.実施形態1の冷蔵室右扉3の外面板3aはガラス板以外の樹脂、ゴム等の絶縁体、木等の非金属であってもよい。このように、冷蔵室右扉3の外面板3aが非金属であれば、ガラス以外の材料を用いてもよい。
3.なお、実施形態1、2では、電気箱9を冷蔵庫1、21の背面側の上部に配置した場合を説明したが、電気箱9の内部の無線モジュール11c、21cと冷蔵庫1、21の外部空間との間に、無線モジュール11c、21cの電波の波長λ/2より大きな寸法をもつ非金属材料の孔があれば、電気箱9の位置は、蔵庫1、21の背面側の上部以外の冷蔵庫1、21の背面側、冷蔵庫1、21の前上部等の他の場所に配置してもよい。
4.前記実施形態1、2の電気箱9の一部に金属を用いる場合を例示して説明したが、電気箱の全てまたは一部を樹脂で構成し、外箱1sの天板1s2に無線モジュール11c、21cからの電波の波長λ/2以上の大きさを少なくとも一部に有する孔を形成してもよい。
5.前記実施形態は、本発明を分かり易く説明するために詳細に記載したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換することが可能である。
6.また、本発明は、特許請求の範囲に記載した範囲内で様々な変形形態、具体的形態が可能であり、説明した実施形態、実施例に限定されない。
1、21 冷蔵庫
1g 電源ケーブル取付口(非金属材料で形成される箇所、孔)
1j 充填口(非金属材料で形成される箇所、孔)
1s 外箱
1s1 後板(第2側板)
1s2 天板
1s4 側板(第1側板)
1t 取っ手取付口(非金属材料で形成される箇所、孔)
2 扉(冷蔵室左扉、観音開き扉のうち一方側)
2p 操作パネル(電気機器)
2t 静電容量式タッチパネル(電気機器)
3 扉(冷蔵室右扉、観音開き扉のうち他方側)
7a1 温度検知手段(電気機器)
7a2 信号線
9 ケース(電気箱)
10 樹脂断熱材(発泡断熱材)
11a メイン基板(回路基板)
11a1 駆動回路
11a2 制御信号回路
11a3 信号線(接続線)
11c、21c 無線モジュール(無線電波源)
13b 真空断熱材

Claims (10)

  1. 金属製の天板と、
    前記天板に近接して配置される無線電波源と、
    前記無線電波源を収容し、前記無線電波源の電波の指向方向にある少なくとも一部が非金属で形成されるケースと、
    前端部に配置され少なくとも一部が非金属で構成され、庫内を開閉する扉と、
    前記天板の下側に充填された樹脂断熱材とを備え、
    正面視で、前記扉の上部の領域であって前記天板より下方の領域に前記無線電波源の電波の波長の半分以上の寸法を有して非金属材料で形成される箇所を有している
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 請求項1に記載の冷蔵庫において、
    前記扉の上部の前記非金属材料で形成される箇所は、ガラス板を含んで形成されている
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  3. 請求項1に記載の冷蔵庫において、
    前記無線電波源の電波の指向方向は、前方かつ前記天板から次第に離れる方向である
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  4. 請求項1に記載の冷蔵庫において、
    前記天板の下方かつ前記ケースの前方に設けられる真空断熱材を備え、
    前記真空断熱材と前記電波の指向方向側の第1側板との間の寸法は、前記無線電波源の電波の波長の半分以上の大きさである
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  5. 金属製の天板と、
    前記天板に近接して配置される無線電波源と、
    前記無線電波源を収容し、前記無線電波源の電波の指向方向にある少なくとも一部が非金属で形成されるケースと、
    前端部に配置され、庫内を開閉する扉と、
    前記天板の下側に充填された樹脂断熱材と、
    外郭を形成し、前記無線電波源の電波の波長の半分以上の大きさの孔が形成され、前記無線電波源の電波の指向方向が当該孔または当該孔の近くに向けられている第2側板とを備えることを特徴とする冷蔵庫。
  6. 請求項5に記載の冷蔵庫において、
    前記孔は、
    前記樹脂断熱材を充填する充填口または取っ手取付口または電源ケーブル取付口である
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  7. 無線電波源と、
    前記無線電波源を収容し、前記無線電波源の電波の指向方向にある少なくとも一部が非金属で形成されるケースと、
    前端部に配置され、庫内を開閉する扉と、
    外郭を形成する外箱とを備え、
    前記扉または前記外箱の少なくとも何れかに、前記無線電波源の電波の波長の半分以上の寸法を有する非金属材料で形成される箇所を有している
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  8. 請求項1又は5に記載の冷蔵庫において、
    前記無線電波源は、前記ケースのうち前側に位置しており、
    前記ケースは、前方に向かうにつれて上側に向かうように傾斜していることを特徴とする冷蔵庫。
  9. 請求項1又は5に記載の冷蔵庫において、
    前記ケースは、圧縮機に電力を供給する駆動回路と、制御信号を生成する制御信号回路と、を有し、
    前記無線電波源及び前記制御信号回路は、信号線で接続しており、
    前記制御信号回路の一方側に前記駆動回路が位置し、他方側に前記無線電波源が位置することを特徴とする冷蔵庫。
  10. 請求項1に記載の冷蔵庫において、
    前記扉として、2つの観音開き扉を有し、
    前記観音開き扉のうち一方側には電気機器又は信号線が設けられ、
    前記無線電波源は、前記観音開き扉のうち他方側に、無線電波の指向方向を設定したことを特徴とする冷蔵庫。
JP2021107702A 2018-01-31 2021-06-29 冷蔵庫 Active JP7136973B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021107702A JP7136973B2 (ja) 2018-01-31 2021-06-29 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018015527A JP6906455B2 (ja) 2018-01-31 2018-01-31 冷蔵庫
JP2021107702A JP7136973B2 (ja) 2018-01-31 2021-06-29 冷蔵庫

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018015527A Division JP6906455B2 (ja) 2018-01-31 2018-01-31 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021156575A true JP2021156575A (ja) 2021-10-07
JP7136973B2 JP7136973B2 (ja) 2022-09-13

Family

ID=67443572

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018015527A Active JP6906455B2 (ja) 2018-01-31 2018-01-31 冷蔵庫
JP2021107702A Active JP7136973B2 (ja) 2018-01-31 2021-06-29 冷蔵庫

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018015527A Active JP6906455B2 (ja) 2018-01-31 2018-01-31 冷蔵庫

Country Status (2)

Country Link
JP (2) JP6906455B2 (ja)
CN (2) CN112984916A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021075493A1 (ja) * 2019-10-18 2021-04-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫管理方法、冷蔵庫管理装置、冷蔵庫管理システム、及び、温度算出方法
JP7424793B2 (ja) * 2019-10-29 2024-01-30 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
JP7377676B2 (ja) * 2019-11-11 2023-11-10 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 冷蔵庫
JP7481162B2 (ja) * 2020-05-18 2024-05-10 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
US11598574B2 (en) 2021-03-19 2023-03-07 Electrolux Home Products, Inc. Appliance door including a wireless module
JP7485640B2 (ja) * 2021-07-30 2024-05-16 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 冷蔵庫

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001041635A (ja) * 1999-07-27 2001-02-16 Matsushita Refrig Co Ltd 冷蔵庫
JP2001280815A (ja) * 2000-03-30 2001-10-10 Lg Electronics Inc 冷蔵庫用映像表示機器の装着構造
JP2005134081A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Hoshizaki Electric Co Ltd 赤外線通信機能を備えた機器
JP2005140345A (ja) * 2003-11-04 2005-06-02 Hitachi Home & Life Solutions Inc 冷蔵庫
US20060144056A1 (en) * 2005-01-04 2006-07-06 Lg Electronics Inc. Display unit for refrigerator
JP2010212806A (ja) * 2009-03-06 2010-09-24 Takenaka Komuten Co Ltd 物品情報読取装置、物品情報読取設備、及び移動体情報読取装置
JP2013155889A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Mitsubishi Electric Corp 機器、冷蔵庫
JP2014031959A (ja) * 2012-08-03 2014-02-20 Panasonic Corp 冷蔵庫及び操作表示装置
JP2014209047A (ja) * 2013-03-29 2014-11-06 パナソニック株式会社 冷蔵庫及び冷蔵庫システムと冷蔵庫用撮像セット
JP2015010780A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 株式会社東芝 冷蔵庫
JP2015045448A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 株式会社東芝 貯蔵庫用カメラ装置及びこれを備えた貯蔵庫
JP2015046760A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 株式会社東芝 撮像システム及び撮像装置
JP2016040491A (ja) * 2014-08-12 2016-03-24 株式会社東芝 冷蔵庫
WO2016162956A1 (ja) * 2015-04-07 2016-10-13 三菱電機株式会社 冷蔵庫
JP2017091958A (ja) * 2015-11-16 2017-05-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1141545C (zh) * 2001-04-30 2004-03-10 广东科龙电器股份有限公司 无线连接的双向开门冰箱
JP3811025B2 (ja) * 2001-07-03 2006-08-16 株式会社日立製作所 ネットワーク・システム
JPWO2004075615A1 (ja) * 2003-02-20 2006-06-01 富士通株式会社 電子機器の冷却構造及び冷却方法
JP4641565B1 (ja) * 2010-08-02 2011-03-02 株式会社本宏製作所 センサ付真空断熱パネル
CN103375961A (zh) * 2012-04-13 2013-10-30 海尔集团公司 一种杀菌保鲜冰箱
CN102635998A (zh) * 2012-04-25 2012-08-15 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 一种用于冰箱的红外感应装置及冰箱
JP6092027B2 (ja) * 2013-07-12 2017-03-08 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
CN106500448A (zh) * 2016-12-31 2017-03-15 上海复展智能科技股份有限公司 一种无线驱动的玻璃导光照明装置

Patent Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001041635A (ja) * 1999-07-27 2001-02-16 Matsushita Refrig Co Ltd 冷蔵庫
JP2001280815A (ja) * 2000-03-30 2001-10-10 Lg Electronics Inc 冷蔵庫用映像表示機器の装着構造
JP2005134081A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Hoshizaki Electric Co Ltd 赤外線通信機能を備えた機器
JP2005140345A (ja) * 2003-11-04 2005-06-02 Hitachi Home & Life Solutions Inc 冷蔵庫
US20060144056A1 (en) * 2005-01-04 2006-07-06 Lg Electronics Inc. Display unit for refrigerator
JP2010212806A (ja) * 2009-03-06 2010-09-24 Takenaka Komuten Co Ltd 物品情報読取装置、物品情報読取設備、及び移動体情報読取装置
JP2013155889A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Mitsubishi Electric Corp 機器、冷蔵庫
JP2014031959A (ja) * 2012-08-03 2014-02-20 Panasonic Corp 冷蔵庫及び操作表示装置
JP2014209047A (ja) * 2013-03-29 2014-11-06 パナソニック株式会社 冷蔵庫及び冷蔵庫システムと冷蔵庫用撮像セット
JP2015010780A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 株式会社東芝 冷蔵庫
JP2015045448A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 株式会社東芝 貯蔵庫用カメラ装置及びこれを備えた貯蔵庫
JP2015046760A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 株式会社東芝 撮像システム及び撮像装置
JP2016040491A (ja) * 2014-08-12 2016-03-24 株式会社東芝 冷蔵庫
WO2016162956A1 (ja) * 2015-04-07 2016-10-13 三菱電機株式会社 冷蔵庫
JP2017091958A (ja) * 2015-11-16 2017-05-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
CN110094930A (zh) 2019-08-06
JP7136973B2 (ja) 2022-09-13
JP6906455B2 (ja) 2021-07-21
CN112984916A (zh) 2021-06-18
JP2019132550A (ja) 2019-08-08
CN110094930B (zh) 2021-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6906455B2 (ja) 冷蔵庫
KR101830372B1 (ko) 냉장고
WO2006137422A1 (ja) 冷蔵庫
JP7194879B2 (ja) 冷蔵庫
WO2013084584A1 (ja) 冷蔵庫
CN109990554B (zh) 解冻装置及具有该解冻装置的冰箱
CN112041624B (zh) 冰箱
JP2007003182A (ja) 冷蔵庫
CN112204328B (zh) 冰箱
JP2016090079A (ja) 冷蔵庫
JP7430085B2 (ja) 冷蔵庫
JP2005140345A (ja) 冷蔵庫
EP3564606B1 (en) Cold storage and freezing device
WO2013084582A1 (ja) 冷蔵庫
JP2021105513A (ja) 冷蔵庫
TWI622748B (zh) 可與通訊裝置通訊之冰箱
JP7485640B2 (ja) 冷蔵庫
WO2020120368A1 (en) Refrigerator
JP3823997B2 (ja) 冷蔵庫
JP7436402B2 (ja) 冷蔵庫
JP2019032161A (ja) 冷蔵庫
JP6912533B2 (ja) 冷蔵庫
CN111473599A (zh) 包括2个基板的电路以及具有该电路的设备
JP5469817B2 (ja) 製氷機
CN115585598A (zh) 冰箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210629

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7136973

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150