JP2014031959A - 冷蔵庫及び操作表示装置 - Google Patents

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貴史 米田
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真也 永幡
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Abstract

【課題】入力ミスが少なく、かつ、表示品質も良く、しかも扉の断熱性低下等を少なくできる冷蔵庫及び操作表示装置の提供。
【解決手段】冷蔵庫本体の扉前面に当該扉の前面から発泡断熱材側に凹部を形成するように設けられた基板収納部11と、前記基板収納部に設置した操作表示部10とを備え、前記操作表示部の基板はLED発光体を装備した表示基板14と静電タッチセンサ21を装備した操作基板13を別基板として前記扉正面から見て奥行き方向にオーバーラップした積層配置とし、前記操作基板を前記化粧板15に近接配置した構成としてある。これにより、入力ミスが少なく、かつ、表示品質も良く、しかも扉の断熱性低下等を少なくして省エネ等が実現できる。
【選択図】図8

Description

本発明は冷蔵庫及び操作表示装置に関するものである。
一般に冷蔵庫の中には、扉正面に操作表示装置を設け、この操作表示装置の操作部を操作して例えば庫内設定温度を高中低のいずれかに切り替えることができるようにしたものが見られる。そしてこのような冷蔵庫の操作部には静電タッチスイッチが用いられていることが多く、操作部表面の汚れを一拭きで掃除できるように配慮してある(例えば、特許文献1参照)。
図16は上記特許文献1の操作表示部を示し、扉正面板となるガラス板101の背面に表示部102とタッチ検出部103を備え、更に前記表示部102の背面にLED発光部104を設け、これらタッチ検出部103とLED発光部104を設けた基板105を基板ケース106で保持して構成してある。
特開2011−58787号公報
上記従来の構成によれば、ガラス板101に設けた操作部107にタッチすることによって、その背面に設けたタッチ検出部103がこれを検出して例えば庫内設定温度を変更するとともに、その変更内容をLED発光体104の発光によって表示部102を介して知ることができる。
しかしながら、前記タッチ検出部103による操作とLED発光部104による表示を併用すると、タッチ検出部103の感度ばらつきによる入力ミス、或いはLED発光部104の指向性の強さによる表示品質の低下、といういずれか一方の問題を引き起こす課題があった。すなわち、前記タッチ検出部103は操作部107となるガラス板101との間に隙間が生じるとタッチ操作がうまく検出できず、入力ミスを引き起こす。一方、LED発光部104は光の指向性が強いため、表示部102となるガラス板101に密接した背面位置から照射すると、表示部102の表記全体を照らすことができず、スポット的な表示となって表示品質の悪いものとなってしまう。
したがって、タッチ検出部103及びLED発光部104を装備した基板を表示部102及び操作部107となるガラス板101に近接配置すると、表示品質が低下し、逆に離して設けると入力ミスが生じやすくなる、のであった。
また、基板も操作部用と表示部用をあわせた面積が必要となって大型化し、そのためこの操作表示部の背面側に充填されている発泡断熱材108の厚みが薄くなる部分の面積が広くなって扉の断熱性が低下してしまう、という課題もあった。この扉の断熱性は消費電力に大きな影響を与え、LED発光部104を用いて消費電力を抑えたのにもかかわらず電力消費量が逆に多くなるというケースが発生する恐れがあった。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、入力ミスが少なく、かつ、表示品質も良く、しかも扉の断熱性低下等を少なくできる冷蔵庫及び操作表示装置を提供するものであ
る。
本発明は上記目的を達成するため、冷蔵庫本体に設けられた貯蔵室と、前記貯蔵室の前面開口を開閉する扉と、前記扉内に充填された発泡断熱材と、前記扉の前面に当該扉の前面から前記発泡断熱材側に凹部を形成するように設けられた基板収納部と、前記基板収納部に設置した操作表示部とを備え、前記操作表示部は化粧板、基板、基板保持部からなり、前記基板はLED発光体を装備した表示基板と静電タッチセンサを装備した操作基板を別基板として前記扉正面から見て奥行き方向にオーバーラップした積層配置とし、かつ、前記操作基板を前記化粧板に近接配置した構成としてある。
これにより、操作基板は操作部となる化粧板に近接しているので、静電タッチセンサの感度は良好なものになって入力ミスを解消若しくは大幅に低減することができるとともに、表示基板は表示部となる化粧板から奥まったところに位置するので、指向性の強いLED発光体であってもある程度の広さ、すなわち、表示部の表記全体を照らすことができ、従来のスポット照射表示に比べるとその表示品質は良好なものとすることができる。また、前記操作基板と表示基板は奥行き方向にオーバーラップしているので、それらの基板が扉に占める面積は小さなものとすることができ、その分扉の発泡断熱材が薄くなる部分の面積を少なくすることができて、扉断熱性を向上させ省エネを促進できる。
本発明は、入力ミスが少なく、かつ、表示品質も良く、しかも扉の断熱性低下等を少なくして省エネが実現できる冷蔵庫及び操作表示装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の外観正面図 同冷蔵庫の扉の操作表示部を分解して示す斜視図 同冷蔵庫の扉の操作表示部の断面図 同冷蔵庫の操作表示部の分解斜視図 同冷蔵庫の操作部の要部を示す拡大分解斜視図 同冷蔵庫の操作表示部の結線状態示す分解斜視図 同冷蔵庫の化粧板裏面、導光板、基板を示す分解斜視図 同冷蔵庫の操作表示部における静電タッチセンサ部分の拡大断面図 同図8のA−A断面図 同冷蔵庫における基板保持部に取り付けた基板の静電タッチセンサ部分を示す拡大正面図 同冷蔵庫の化粧板の操作部部分を示す断面図 同図11のB−B断面図 同冷蔵庫の操作表示におけるLED発光体と導光板との関係を示す説明図 同冷蔵庫の操作表示部における導光板の断面図 同実施の形態2における冷蔵庫の外観斜視図 従来の冷蔵庫における操作表示部の断面図
第1の発明は、冷蔵庫本体に設けられた貯蔵室と、前記貯蔵室の前面開口を開閉する扉と、前記扉内に充填された発泡断熱材と、前記扉の前面に当該扉の前面から前記発泡断熱材側に凹部を形成するように設けられた基板収納部と、前記基板収納部に設置した操作表示部とを備え、前記操作表示部は化粧板、基板、基板保持部からなり、前記基板はLED発光体を装備した表示基板と静電タッチセンサを装備した操作基板を別基板として前記扉正面から見て奥行き方向にオーバーラップした積層配置とし、かつ、前記操作基板を前記
化粧板に近接配置した構成としてある。
これにより、操作基板は操作部となる化粧板に近接しているので、静電タッチセンサの感度は良好なものになって入力ミスを解消若しくは大幅に低減することができるとともに、表示基板は表示部となる化粧板から奥まったところに位置するので、指向性の強いLED発光体であってもある程度の広さ、すなわち、表示部の表記全体を照らすことができ、従来のスポット照射表示に比べるとその表示品質は良好なものとすることができる。また、前記操作基板と表示基板は奥行き方向にオーバーラップしているので、それらの基板が扉に占める面積は小さなものとすることができ、その分扉の発泡断熱材が薄くなる部分の面積を少なくすることができて、扉断熱性を向上させ省エネを促進できる。
第2の発明は、第1の発明において、表示基板と操作基板とを接続するリード線を備え、前記リード線を接続する操作基板のコネクタは前記操作基板の表示基板とオーバーラップしない部分に設けた構成としてある。
これにより、表示基板は操作コネクタのコネクタ高さに関係なく操作基板に積層配置することができ、操作基板と表示基板との間の寸法を必要最小限としてその分扉断熱材の厚みを厚くすることができ、省エネ性を向上することができる。
第3の発明は、第2の発明において、操作基板は一端部側に静電タッチセンサを設けるとともに反対側端部に無線送受信用のアンテナを設け、このアンテナと静電タッチセンサとの間にリード線接続用のコネクタを配置した構成としてある。
これにより、影響を受けやすい静電タッチセンサとアンテナとを適切に離して設置すると同時にこれら両者の間のスペースを利用してコネクタを配置することができ、しかもアンテナはこのコネクタを利用して本体制御部等と接続できるので、操作基板の幅一杯の大きさに形成することができ、アンテナ感度も向上させることができる。
第4の発明は、表記を有する化粧板、化粧板の背面に設けた基板、及び基板保持部からなり、前記基板はLED発光体を装備した表示基板と静電タッチセンサを装備した操作基板を別基板として前記化粧板正面から見て奥行き方向にオーバーラップした積層配置とし、かつ、前記操作基板を前記化粧板に近接配置した操作表示装置であり、第1の発明と同様、入力ミスを大幅に低減できるとともに表示品質も向上でき、しかも基板積層配置によって装置全体をコンパクト化できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の外観斜視図、図2は同冷蔵庫の扉の操作表示部を分解して示す斜視図、図3は同冷蔵庫の扉の操作表示部の断面図、図4は同冷蔵庫の操作表示部の分解斜視図、図5は同冷蔵庫の操作部の要部を示す拡大分解斜視図、図6は同冷蔵庫の操作表示部の結線状態示す分解斜視図、図7同冷蔵庫の化粧板裏面、導光板、基板を示す分解斜視図、図8は同冷蔵庫の操作表示部における静電タッチセンサ部分の拡大断面図、図9は同図8のA−A断面図、図10は同冷蔵庫における基板保持部に取り付けた基板の静電タッチセンサ部分を示す拡大正面図、図11は同冷蔵庫の化粧板の操作部部分を示す断面図、図12は同図11のB−B断面図、図13は同冷蔵庫の操作表示におけるLED発光体と導光板との関係を示す説明図、図14は同冷蔵庫の操作表示部における導光板の断面図である。
図1において、冷蔵庫本体1は、前方に開口する金属製の外箱と硬質樹脂製の内箱との間にウレタン等を充填発泡して形成してある。上記冷蔵庫本体1はその内部に貯蔵室2〜6が設けてある。この貯蔵室2〜6は、上部から、冷蔵室2、冷蔵室2の下に位置する切替室3及び切替室3に並設した製氷室4、切替室3及び製氷室4の下部に位置する冷凍室5、冷凍室5の下部に位置する野菜室6となっている。
また、前記冷蔵室2の前面は、例えば観音開き式の扉7,7により開閉自由に閉塞し、切替室3及び製氷室4と冷凍室5と野菜室6の前面部は引き出し式の扉8によって開閉自由に閉塞してあり、いずれの扉7、8も冷蔵庫本体1と同様硬質ウレタン等を充填発泡させた発泡断熱材9(図3参照)を有した断熱扉となっている。
ここで、上記各扉7、8のうち、観音開き式扉の右側の扉7には操作表示部10が設けてあり、以下その構成を説明する。
図2〜図14において、11は前記扉7の前面に当該扉7の前面から前記発泡断熱材9側に凹部を形成するように設けた基板収納部で、扉7の長辺端部の上下に亘って設けてある。12は上記基板収納部11に設置した基板保持部で、図4、図5、図6、図8等から明らかなように前面側に操作部用の操作基板13が、反対側面には表示部用の表示基板14が取り付けてある。15は前記基板保持部12及び両基板13,14の前面を覆うように前記基板収納部11に取り付けた化粧板で、例えば「パワー」「強」「中」「弱」「チルド」等を表記した表示部16と「∧」「∨」「メニュー/決定」等を表記した操作部17とが形成してある。
ここで、前記操作基板13と表示基板14は扉正面から見て奥行き方向にその長さ方向の一部がオーバーラップするように積層配置してある。そして、前記操作基板13が化粧板15の背面に近接するように設置してある。
また、前記表示基板14には表示用のLED発光体18が前記化粧板15の表示部16の表記と対向するように複数上下方向に設けてある。このLED発光体18は表示基板14が基板保持部12の奥行き分だけ奥まったところに位置しているところから、前記化粧板15の操作部表記との間には所定の寸法が確保されている。
一方、前記操作基板13には静電タッチセンサ21が組み込んである。この静電タッチセンサ21は操作基板13が化粧板15の背面に近接位置しているので、化粧板15の操作部17表記に密接する形になる。
なお、この実施の形態では冷却能力のアップ及びダウン用及びメニュー/決定用の三つの静電タッチセンサ21が組み込んであり、いずれも前記表示部16と同様その表記を別のLED発光体で照らすように構成してある。以下、その構成を説明する。
22は上記各静電タッチセンサ21に重合させて設けた導光板で、前記静電タッチセンサ21の上辺と対向する如く操作基板13に取り付けた操作表記用LED発光体23からの光を受けて光り輝く。すなわち、各静電タッチセンサ21がタッチ操作を検出すると、その静電タッチセンサ21に対応した前記表示部16のLED発光体18とともに操作表記用LED発光体23が通電され、その光によって導光板22が光り輝く。この光り輝く効果を高めるために前記導光板22は、図13、図14に示すように操作表記用LED発光体23と対向する一片には曲率の異なる円弧状凹部22aを、また後述する化粧板側面にはシボ加工22bを施すとともに外周辺部分には傾斜面22cが形成してある。
上記導光板22と対向する化粧板15の操作部17内面部分には、図11、図12に示
すように導光板設置用凹所15aが形成してあり、その導光板設置用凹所15aの外周辺部分には前記導光板22の傾斜面22cと対応させて傾斜させることで導光板22を隙間無く設置するとともに急激な板厚変化による化粧板15のヒケ防止を図っている。
ここで、前記基板保持部12には図5、図8等に示すように弾性力を有する基板押さえ部26が一体形成してあり、前記操作基板13を化粧板15側に附勢して操作基板13上の各静電タッチセンサ21及びこれに重合設置した導光板22を操作部17に押し付けるように構成してある。特にこの実施の形態では、前記基板押さえ部26は各静電タッチセンサ21に対応させてそれぞれ設けることにより、各静電タッチセンサ21を個々に化粧板15の操作部17に押し付けるようにしてある。
また、前記基板保持部12には図5、図8等に示すように操作基板13の上下端部と対応する部分に基板離脱防止ストッパー27が形成してあり、この基板離脱防止ストッパー27に操作基板13の上下両端部をはめ込むことによって基板押さえ部26の弾発力により操作基板13が基板保持部12から離脱するのを防止している。そして、基板離脱防止ストッパー27の厚みは導光板22の厚みより薄い寸法としてあるので、導光板22と基板離脱防止ストッパー27に対応する導光板設置用凹所15aの深さを同一とでき、段差の無い面としてある。
28は前記操作基板13と表示基板14を接続するリード線(図6参照)で、静電タッチセンサ21が感知した操作入力を表示基板14に伝送して当該操作に対応した表記部分のLED発光体18を発光させるものである。また、28aは操作基板13と本体制御部(図示せず)とを接続する制御リード線で、静電タッチセンサ21が感知した操作入力を本体制御部に伝送して当該操作に対応した制御を行わせるものである。
29は前記各リード線28,28aを接続するコネクタで、前記操作基板13の表示基板14とオーバーラップしない部分に設けてある。そして、30は前記操作基板13に設けた無線送受信用のアンテナで、前記静電タッチセンサ21とは反対側の端部に形成してあり、このアンテナ30と静電タッチセンサ21との間に前記コネクタ29を位置させてある。
上記構成において、この冷蔵庫の操作表示部10は、操作基板13が操作部17となる化粧板15に近接しているので、操作部17をタッチ操作したときの静電タッチセンサ21の感度は良好なものになって入力ミスを解消若しくは大幅に低減することができる。
また、表示基板14は表示部16となる化粧板15から奥まったところに位置するので、指向性の強いLED発光体18であってもある程度の広さ、すなわち、表示部16の表記全体を照らすことができ、従来のスポット照射表示に比べるとその表示品質は良好なものとすることができる。
更にこの操作表示部10は、前記操作基板13と表示基板14が奥行き方向にオーバーラップしているので、それらの基板13,14が扉7に占める面積は小さなものとすることができ、その分扉の発泡断熱材9が薄くなる部分の面積を少なくすることができて、扉断熱性を向上させることができる。この発泡断熱材9が薄くなる部分の面積を少なくして断熱効果を高めることは省エネ促進につながり、特にこの実施の形態のように操作表示部10を扉端縁部に設けたものにあっては、当該扉端縁部が扉全体の中でも最も温度上昇しやすい場所であることから、発泡断熱材9が薄くなる部分の面積を少なくできるということは効果的である。
また、操作基板13と表示基板14を接続するリード線接続用のコネクタ29を前記操
作基板13の表示基板14とオーバーラップしない部分に設けてあるから、表示基板14はコネクタ29のコネクタ高さに制約を受けることなく操作基板13に積層配置することができる。よって、操作基板13と表示基板14との間の寸法を必要最小限としてその分扉の発泡断熱材9の厚みを厚くすることができ、省エネ性を向上することができる。
更に操作基板13に設けたアンテナ30は静電タッチセンサ21とは反対側の端部に設けてあるから、これら両者の間のスペースを有効利用して前記コネクタ29を配置することができる。しかも影響を受けやすく誤動作しやすい静電タッチセンサ21はアンテナ30から適切に離して設置することができ、誤動作等を防止できる。例えば上記アンテナ30に携帯端末等を近づけて超近距離無線通信でデータのやり取りを行う際に、アンテナ30に近づけた携帯端末を静電タッチセンサ21が感知して誤動作するようなことがなくなる。そしてアンテナは前記コネクタ29を利用して本体制御部等と接続できるので、操作基板13のアンテナ形成部の一部に接続用リード線箔(図6の破線Xで示す)を形成する必要がなくなる。これによって、アンテナ30は操作基板13の横幅一杯の大きさに形成することができ、アンテナ感度を向上させることができる。
またこの実施の形態の操作表示部10は、更に前記静電タッチセンサ21を基板押さえ部26によって常に化粧板15の操作部17側に押し付けているので、静電タッチセンサ21、導光板22、化粧板15の操作部17の間は隙間無く常に密接することになる。よって静電タッチセンサ21は化粧板15の操作部17をタッチ操作されると、導光板22を介してこれをより感度良く検出し、入力ミスは激減若しくは大幅に低減する。
特にこの実施の形態では上記基板押さえ部26は各静電タッチセンサ21に対応させてそれぞれに設けてあるから、各静電タッチセンサ21を効率よく化粧板15の操作部17側に押し付けることができ、入力ミスの発生をより確実に防止することができる。
また、上記静電タッチセンサ21を設けた操作基板13は基板離脱防止ストッパー27によって基板保持部12に保持されているので、静電タッチセンサ21を設けた操作基板13と基板保持部12とは基板押さえ部26の弾発力に抗してユニット化することができ、操作表示部の組み立て過程において、静電タッチセンサ21を設けた操作基板13と基板保持部12がバラバラになって組み立て性が低下するのを防止でき、生産性を向上することができる。
更にまた、この実施の形態では化粧板15の操作部17と静電タッチセンサ21との間に導光板22を介在させて、使用者が操作部17にタッチすると、操作表記用LED発光体23が発光して導光板22全体が光り輝き、操作部17に表記した表示を視認しやすくする。したがって、前記化粧板15にスモークをかけて通常は操作部17の表記を見えにくくして意匠性を向上させることができるとともに、子供が操作部を視認して引き起こすいたずら等も防止することができる。しかも、このように意匠性を向上させ、いたずら防止を図るべく化粧板15にスモークを施していても、一度操作部17にタッチすればその表記が見えるようになるので操作性も良好なものとすることができる。加えて、その表記は導光板22全体が光り輝くので、指向性の強いLED発光体を化粧板15に近接配置していても表記全体を広範囲に照らすことができ、表示品質を向上させることができる。
特に上記導光板22はその一片に円弧状凹部22aを設けて指向性の強い操作表記用LED発光体23からの光を導光板22全域に分散させ、かつ、外周辺部に設けた傾斜面22cによって操作表記用LED発光体23からの光を導光板22内に屈折させて外部に漏れるのを低減するとともに、シボ加工によって操作部17と対向する面で光を乱反射させることによって、その明るさを明るく均一化することができる。よって、操作表記用LED発光体23を化粧板15に近接配置し導光板22の一片側に設置して当該一片側から照
射するようにしていても十分な明るさで操作部17の表記を見やすくすることができる。
(実施の形態2)
図15は実施の形態2における冷蔵庫の外観を示し、この実施の形態の各扉7,8はその前面をガラス板或いは透明な樹脂パネルのような透明板31で形成し、この扉7の透明板31の背面側に実施の形態1で説明した操作表示部10を設け、この操作表示部10と対向する部分に操作部17と表示部16を設けたものである。
この実施の形態によれば透明板31の背面側に例えばヘアーライン等の着色層を施すことにより、当該着色層の色合いに深みを持たせて高級感を出すことができるとともに、透明板31が化粧板を兼ねるので構成の簡素化を図ることもできる。
なお、本発明は冷蔵庫に適用した操作表示装置を例にして説明したが、この操作表示装置は冷蔵庫に限らず各種の機器に適用できるものであり、その場合、上記実施の形態で説明した操作表示装置は機器本体や本実施の形態と同様扉或いはリモコン等、種々のものに設けることができる。
以上のように本発明は、入力ミスが少なく、かつ、表示品質も良く、しかも扉の断熱性低下等を少なくして省エネが実現できる冷蔵庫及び操作表示装置を提供することができ、一般用はもちろん業務用の冷蔵庫および家電機器や事務機器、電子機器等多くの機器に幅広く適用できる。
1 冷蔵庫本体
2 冷蔵室(貯蔵室)
3 切替室
4 製氷室
5 冷凍室
6 野菜室
7,8 扉
9 発泡断熱材
10 操作表示部
11 基板収納部
12 基板保持部
13 操作基板
14 表示基板
15 化粧板
15a 導光板設置用凹所
16 表示部
17 操作部
18 LED発光体
21 静電タッチセンサ
22 導光板
22a 円弧状凹部
22b シボ加工
22c 傾斜面
23 操作表記用LED発光体
26 基板押さえ部
27 基板離脱防止ストッパー
28 リード線
29 コネクタ
30 アンテナ
31 透明板

Claims (4)

  1. 冷蔵庫本体に設けられた貯蔵室と、前記貯蔵室の前面開口を開閉する扉と、前記扉内に充填された発泡断熱材と、前記扉の前面に当該扉の前面から前記発泡断熱材側に凹部を形成するように設けられた基板収納部と、前記基板収納部に設置した操作表示部とを備え、前記操作表示部は化粧板、基板、基板保持部からなり、前記基板はLED発光体を装備した表示基板と静電タッチセンサを装備した操作基板を別基板として前記扉正面から見て奥行き方向にオーバーラップした積層配置とし、かつ、前記操作基板を前記化粧板に近接配置したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 表示基板と操作基板とを接続するリード線を備え、前記リード線を接続する操作基板のコネクタは前記操作基板の表示基板とオーバーラップしていない部分に設けた請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 操作基板は一端部側に静電タッチセンサを設けるとともに反対側端部に無線送受信用のアンテナを設け、このアンテナと静電タッチセンサとの間にリード線接続用のコネクタを配置したことを特徴とする請求項2記載の冷蔵庫。
  4. 表記を有する化粧板、化粧板の背面に設けた基板、及び基板保持部からなり、前記基板はLED発光体を装備した表示基板と静電タッチセンサを装備した操作基板を別基板として前記化粧板正面から見て奥行き方向にオーバーラップした積層配置とし、かつ、前記操作基板を前記化粧板に近接配置した操作表示装置。
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