JP2021156299A - 排水弁、末端試験弁一体型排水弁、流水検知装置及びスプリンクラー消火設備 - Google Patents

排水弁、末端試験弁一体型排水弁、流水検知装置及びスプリンクラー消火設備 Download PDF

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Abstract

【課題】逆止弁、排水弁及び末端試験弁のそれぞれの流水を目視で確認することが可能な末端試験弁一体型排水弁を提供する。【解決手段】末端試験弁一体型排水弁43は、第1流入口431a、第2流入口431b及び流出口431cが設けられ、第1流入口431aから一方向へ延びる第1流路と、第2流入口431bから第1流路と交差する他方向へ延びる第2流路とが、流出口431cの手前で合流する金属製の弁本体431と、弁本体431の第1流路内で開閉可能に設けられた排水弁(433)と、弁本体431の第2流路内で開閉可能に設けられた末端試験弁(434)と、を備え、弁本体431における第1流路と第2流路とが合流する箇所の壁部に、弁本体431内の流水状態を視認するための透明な覗き窓432が設けられた構成となっている。【選択図】図5

Description

本発明は、排水弁、末端試験弁一体型排水弁、流水検知装置及びスプリンクラー消火設備に関する。
図7(a)は、従来のスプリンクラー消火設備を示す配管系統図である。スプリンクラー消火設備101は、例えば、3階建ての建物の各階に設置されており、主として、自火報受信機102、ポンプユニット103、流水検知装置104、閉鎖型スプリンクラーヘッド105、試験用圧力計106、末端試験弁107、オリフィス108、1次側配管109、2次側配管110、第1排水管111、第2排水管112及び貯水槽113で構成される。図7(a)中の点線は、電気信号の通信経路(有線及び無線を含む)を示す。
図7(a)において、スプリンクラー消火設備101は、自火報(自動火災報知)受信器102によって動作制御される。自火報受信器102は、図中のポンプユニット103及び流水検知装置104に電気的に接続される。その他、自火報受信器102は、図示しない火災報知器(発信機)、火災感知器、地区音響装置、非常放送設備、防排煙設備、警備会社への通報装置などに電気的に接続される。
ポンプユニット103は、建物の最下層に設けられており、ポンプ131及びポンプ制御盤132を備える。ポンプ131の流入口は、給水配管に接続され、ポンプ131の流出口は、1次側配管109に接続される。ポンプ制御盤132は、自火報受信器102に電気的に接続され、自火報受信器102から送信された信号に基づいて、ポンプ131を動作させる。ポンプ131は、給水配管を介して貯水槽113から水を吸い上げ、加圧した水を1次側配管109に供給する。
1次側配管109は、ポンプ131の流出口から建物の各階に分岐して配設される。各階に分岐する1次側配管109のそれぞれの末端には、流水検知装置104が接続される。図7(b)に示すように、流水検知装置104は、逆止弁141、自動警報装置142及び排水弁143で構成される。逆止弁141の流入口は、上述した1次側配管109の末端に接続される。逆止弁141の流出口は、各階の天井に配設された2次側配管110に接続される。自動警報装置142及び排水弁143のそれぞれは、逆止弁141の弁本体に接続され、弁本体内の弁室に連通する。自動警報装置142は、上述した自火報受信機102に電気的に接続される。自動警報装置142は、逆止弁141の流水を機械的に検知し、自火報受信機102に信号を送信する。排水弁143は、第1排水管111に接続され、流水検知装置104の動作の確認、及び逆止弁141をメンテナンスするときの排水に用いられる。
各階の天井に配設された2次側配管110には、複数の閉鎖型スプリンクラーヘッド105が所定の間隔をおいて接続される。閉鎖型スプリンクラーヘッド105の水の放出口は、平常時に閉鎖されており、雰囲気が一定の温度に達すると感熱部が作動して放出口が開放する構成となっている。
ここで、逆止弁141は、2次側の圧力が低下することによって、弁室内の弁が開放される構成となっている。すなわち、平常時において、1次側配管109、逆止弁141及び2次側配管110は、いずれも水で満たされた状態となっている。火災発生時において、閉鎖型スプリンクラーヘッド105の放出口が開放され、逆止弁141の2次側の圧力が低下すると、逆止弁141が1次側からの圧力によって開放される。このとき、自動警報装置142が逆止弁141の流水又は弁の開閉を機械的に検知し、自火報受信機102に信号を送信する。これにより、自火報受信機102がポンプ制御盤132に信号を送信し、ポンプ131を動作させる。以後、貯水槽113の水が、1次側配管109、逆止弁141及び2次側配管110を通って、複数の閉鎖型スプリンクラーヘッド105に供給される。
一方、各階の天井に配設された2次側配管110の末端には、試験用圧力計106、末端試験弁107が接続される。末端試験弁107の流出口は、オリフィス108を介して、第2排水管112に接続される。これらの試験用圧力計106、末端試験弁107及びオリフィス108は、閉鎖型スプリンクラーヘッド105の放出口を開放させずに、水の放出圧力を測定するためのものである。すなわち、オリフィス108は、1つの閉鎖型スプリンクラーヘッド105と同等の放出性能を有する。これにより、末端試験弁107を開放させると、1つの閉鎖型スプリンクラーヘッド105の放出口が開放した場合と同じ状態になる。この状態のときの圧力が規定圧力に達するか、試験用圧力計106によって測定する。
図7(a)に示すスプリンクラー消火設備101において、流水検知装置104の排水弁143は、主として、流水検知装置104の動作を確認するためのものであり、一方、末端試験弁107は、閉鎖型スプリンクラーヘッド105の放出圧力を試験するためのものである。排水弁143と末端試験弁107とが離れた場所に設置されると、流水検知装置104の動作の確認と、閉鎖型スプリンクラーヘッド105の放出圧力の試験とを同じ場所で行うことができない。このため、従来から流水検知装置104の動作の確認と、閉鎖型スプリンクラーヘッド105の放出圧力の試験とを同じ場所で行う試みがなされていた。
例えば、特開平6−134044号公報(特許文献1)の図1及び図2には、末端試験弁6aを自動警報弁(流水検知装置)4の近傍に配置し、自動警報弁4の排水管と末端試験弁6aの排水管とを連結して排水口を共通化したスプリンクラー消火設備が提案されている。さらに、末端試験弁6aの排水管の途中には、透明パイプ6cが連結される。この透明パイプ6cによって試験時の流水を目視で確認する。
また、特開平10−272209号公報(特許文献2)の図1には、流水検知装置3と、流水検知装置3の2次側に設けられた自動試験弁5と、自動試験弁5の2次側に設けられたオリフィス6と、流水検知装置3と自動試験弁5との間に設けられ、自動試験弁5が開放されたときに、予め設定された放水圧力の上限値及び下限値で動作する2つの圧力スイッチ7、8と、を備えたスプリンクラー消火設備が提案されている。
特開平6−134044号公報 特開平10−272209号公報 特開2007−109647号公報
しかし、特開平6−134044号公報のスプリンクラー消火設備は、自動警報弁4の排水管と末端試験弁6aの排水管とを連結して排水口を共通化した構成であるため、2本の排水管と、これらの排水管を連結するための継手とが必要であり、これらに加えて、透明パイプ6cと、透明パイプ6cを末端試験弁6aの排水管に連結するための継手とが必要である。このため、特開平6−134044号公報のスプリンクラー消火設備は、複数の排水管、透明パイプ6c、これらを連結するための複数の継手など、部品点数が増大する問題があり、現場における設置作業の工数も増大する。
また、特開平6−134044号公報のスプリンクラー消火設備を構成する透明パイプ6cは、末端試験弁6aの流水を目視で確認することはできるが、自動警報弁4の流水を目視で確認することはできない。このため、自動警報弁4の排水弁4bが故障して水漏れが生じた場合に、これを作業員が発見する手段がない。
一方、特開平10−272209号公報のスプリンクラー消火設備は、流水検知装置3の排水弁を自動試験弁5として代用するものであり、2つの圧力スイッチ7、8による放水圧力の試験は、2次側配管2の末端の圧力を測定するものではない。このため、2次側配管2の末端の放水圧力が、実際に設定値の範囲内であるかは不明である。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、流水検知装置の動作の確認と、閉鎖型スプリンクラーヘッドの放出圧力の試験とを同じ場所で行うための配管系統を構築する場合に、部品点数を減少させることができ、現場における設置作業の工数を減少させることができ、排水弁及び末端試験弁のそれぞれの流水を目視で確認することが可能な排水弁、末端試験弁一体型排水弁、流水検知装置及びスプリンクラー消火設備を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するために、本発明の排水弁は、流入口及び流出口が設けられ、前記流入口から前記流出口へ延びる流路を形成する金属製の弁本体と、前記弁本体の前記流路内で開閉可能に設けられた弁と、を備え、前記弁本体における前記弁から前記流出口までの間の壁部に、前記弁本体内の流水状態を視認するための透明な覗き窓が設けられたことを特徴とする。
(2)上記目的を達成するために、本発明の末端試験弁一体型排水弁は、排水弁に末端試験弁が一体に設けられた末端試験弁一体型排水弁であって、第1流入口、第2流入口及び流出口が設けられ、前記第1流入口から一方向へ延びる第1流路と、前記第2流入口から前記第1流路と交差する他方向へ延びる第2流路とが、前記流出口の手前で合流する金属製の弁本体と、前記弁本体の第1流路内で開閉可能に設けられた第1弁と、前記弁本体の第2流路内で開閉可能に設けられた第2弁と、を備え、前記弁本体における前記第1流路と前記第2流路とが合流する箇所の壁部に、前記弁本体内の流水状態を視認するための透明な覗き窓が設けられたことを特徴とする。
(3)上記目的を達成するために、本発明の流水検知装置は、1次側から2次側への流水によって弁を開放させる逆止弁と、前記逆止弁内の流水によって作動する自動警報装置とを備えた流水検知装置であって、上記(1)に記載の排水弁をさらに備え、前記排水弁の前記流入口が、前記逆止弁の弁室内に連通することを特徴とする。
(4)上記目的を達成するために、本発明の流水検知装置は、1次側から2次側への流水によって弁を開放させる逆止弁と、前記逆止弁内の流水によって作動する自動警報装置とを備えた流水検知装置であって、上記(2)に記載の末端試験弁一体型排水弁をさらに備え、前記末端試験弁一体型排水弁の前記第1流入口が、前記逆止弁の弁室内に連通することを特徴とする。
(5)上記目的を達成するために、本発明のスプリンクラー消火設備は、上記(4)に記載の流水検知装置を備えたスプリンクラー消火設備であって、前記逆止弁の流入口に接続された1次側配管と、前記逆止弁の流出口に接続された2次側配管と、前記1次側配管に接続されたポンプと、前記2次側配管に接続された複数の閉鎖型スプリンクラーヘッドと、を備え、 前記末端試験弁一体型排水弁の前記第2流入口が、前記2次側配管の末端に接続され、前記自動警報装置が作動したときに出力される信号に基づいて、前記ポンプが起動されることを特徴とする。
本発明の排水弁、末端試験弁一体型排水弁、流水検知装置及びスプリンクラー消火設備によれば、逆止弁の流水の確認と、閉鎖型スプリンクラーヘッドの放出圧力の試験とを同じ場所で行うための配管系統を構築する場合に、部品点数を減少させることができ、現場における設置作業の工数を減少させることができ、逆止弁、排水弁及び末端試験弁のそれぞれの流水を目視で確認することが可能となる。
図1(a)は、本発明の実施形態に係るスプリンクラー消火設備を示す配管系統図であり、図1(b)は、上記スプリンクラー消火設備を構成する流水検知装置を示す拡大図である。 図2(a)は、上記流水検知装置の外観を示す正面図であり、図2(b)は、上記流水検知装置の外観を示す右側面図であり、図2(c)は、図2(b)の上記流水検知装置の内部を示す縦断面図である。 図3(a)は、上記流水検知装置を構成する自動警報装置の内部を示す正面図であり、図3(b)は、図3(a)の上記自動警報装置の内部を示す縦断面図である。 図4(a)は、上記流水検知装置の閉鎖状態を示す縦断面図であり、図4(b)は、上記流水検知装置の開放状態を示す縦断面図である。 図5は、上記流水検知装置を構成する末端試験弁一体型排水弁の外観を示す斜視図である。 図6は、図5の上記末端試験弁一体型排水弁の外観を示す正面図である。 図7(a)は、従来のスプリンクラー消火設備を示す配管系統図である。図7(b)は、上記スプリンクラー消火設備を構成する流水検知装置を示す拡大図である。
以下、本発明の排水弁、末端試験弁一体型排水弁、流水検知装置を含むスプリンクラー消火設備の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
1.スプリンクラー消火設備
図1(a)において、本実施形態のスプリンクラー消火設備1は、例えば、3階建ての建物の各階に設置されており、主として、自火報受信機2、ポンプユニット3、流水検知装置4、閉鎖型スプリンクラーヘッド5、試験用圧力計46、1次側配管6、2次側配管7、排水管8及び貯水槽9で構成される。図1(a)中の点線は、電気信号の通信経路(有線及び無線を含む)を示す。
スプリンクラー消火設備1は、自火報(自動火災報知)受信器2によって動作制御される。自火報受信器2は、図中のポンプユニット3及び流水検知装置4に電気的に接続される。その他、自火報受信器2は、図示しない火災報知器(発信機)、火災感知器、地区音響装置、非常放送設備、防排煙設備、警備会社への通報装置などに電気的に接続される。
ポンプユニット3は、建物の最下層に設けられており、ポンプ31及びポンプ制御盤32を備える。ポンプ31の流入口は、給水配管に接続され、ポンプ31の流出口は、1次側配管6に接続される。ポンプ制御盤32は、自火報受信器2に電気的に接続され、自火報受信器2から送信された信号に基づいて、ポンプ31を動作させる。ポンプ31は、給水配管を介して貯水槽9から水を吸い上げ、加圧した水を1次側配管6に供給する。
1次側配管6は、ポンプ31の流出口から建物の各階に分岐して配設される。各階に分岐する1次側配管6のそれぞれの末端には、流水検知装置4が接続される。図1(b)に示すように、流水検知装置4は、逆止弁41、自動警報装置42及び末端試験弁一体型排水弁43で構成される。逆止弁41の流入口は、上述した1次側配管6の末端に接続される。逆止弁41の流出口は、各階の天井に配設された2次側配管7に接続される。自動警報装置42及び末端試験弁一体型排水弁43のそれぞれは、逆止弁41の弁本体に接続され、弁本体内の弁室に連通する。
自動警報装置42は、上述した自火報受信機2に電気的に接続される。自動警報装置42は、逆止弁41の流水を機械的に検知し、自火報受信機2に信号を送信する。自動警報装置42の構成については、後に詳述する。
末端試験弁一体型排水弁43は、図5及び図6に示すような第1流入口431a、第2流入口431b及び流出口431cが設けられた金属製の弁本体431を備える。弁本体431の素材である金属は、例えば、真鍮、砲金、ステンレスなどである。弁本体431の内部には、第1流入口431aから水平方向へ延びる第1流路と、第2流入口から垂直方向へ延びる第2流路とが形成されており、第1流路と第2流路とは、流出口431cの手前で合流する。弁本体431の水平な第1流路には、図1(b)に示す排水弁(第1弁)433が内蔵される。弁本体431の垂直な第2流路には、図1(b)に示す末端試験弁(第2弁)434及びオリフィス435が内蔵される。排水弁433及び末端試験弁434として、例えば、手動で開閉されるボール弁が用いられる。オリフィス435は、1つの閉鎖型スプリンクラーヘッド5と同等の放出性能を有する。そして、弁本体431の第1流入口431aは、図1(b)に示す逆止弁41の弁室に連通する。また、弁本体431の第2流入口431bは、2次側配管7の末端に接続される。さらに、弁本体431の流出口431cは、排水管8に接続される。
このような構成からなる末端試験弁一体型排水弁43は、流水検知装置4の動作の確認、排水弁433及び末端試験弁434のそれぞれの流水の確認、及び閉鎖型スプリンクラーヘッド5の放出圧力の試験に用いられる。また、閉鎖型スプリンクラーヘッド5の放出圧力の試験には、2次側配管7の末端より手前に接続された試験用圧力計46が用いられる。
図1(a)において、各階の天井に配設された2次側配管7には、複数の閉鎖型スプリンクラーヘッド5が所定の間隔をおいて接続される。閉鎖型スプリンクラーヘッド5の水の放出口は、平常時に閉鎖されており、雰囲気が一定の温度に達すると感熱部が作動して放出口が開放する構成となっている。
2.流水検知装置
図2(a)、(b)において、流水検知装置4は、逆止弁41、自動警報装置42、末端試験弁一体型排水弁43、1次側圧力計44、2次側圧力計45で構成される。
2.1 逆止弁
図2(c)に示すように、逆止弁41の弁箱411内には、弁412及び弁座413が設けられる。弁箱411の素材である金属は、例えば、真鍮、砲金、ステンレスでもよく、主にコスト的に安価であるねずみ鋳鉄やダクタイル鋳鉄等の鉄系材料が使われる。弁412を基準にして、弁箱411の1次側には流入口411aが形成され、2次側には流出口411bが形成される。流入口411aは、図1(b)に示す1次側配管6に接続される。流出口411bは、図1(b)に示す2次側配管7に接続される。図2(a)に示すように、弁箱411の1次側には、1次側配管6内の圧力を測定するための1次側圧力計44が接続される。弁箱411の2次側には、2次側配管7内の圧力を測定するための2次側圧力計45が接続される。
図2(c)に示すように、逆止弁41の弁412は、回転軸412aを中心にして回転可能となっており、1次側及び2次側の圧力に応じて開閉する構成になっている。弁412の開閉動作については、後に詳述する。弁412の回転軸412a側の端部には、弁412から直角に延びるロードプレート412bが取り付けてある。ロードプレート412bは、弁412の開閉に伴って、自動警報装置42のラバーピン421の一端側に当接又は離反し、ラバーピン421を揺動させる。
2.2 自動警報装置
図2(c)に示すように、自動警報装置42は、逆止弁41の弁箱411に接続され、逆止弁41内の流水によって作動し、図1(a)に示す自火報受信機2に信号を送信する。図3(a)、(b)に示すように、自動警報装置42は、上述したラバーピン421、ラバー軸受422、スプリング423、エアダンパー424、マイクロスイッチ425及び結線用ターミナルねじ426で構成される。
ラバーピン421は、その中央がラバー軸受422に保持されており、ラバー軸受422を支点にして一端側と他端側とが揺動可能になっている。上述したように、ラバーピン421の一端側は、逆止弁41の弁箱411内に挿入され、弁412のロードプレート412bに当接又は離反する(図2(c)を参照)。一方、ラバーピン421の他端側は、スプリング423に結合されており、このスプリング423によって、常時、図中の上方に付勢される。
エアダンパー424は、図3(a)、(b)中の両矢印に示す範囲内で昇降可能なシャフト424a及び押し子424bを備える。シャフト424a及び押し子424bは、エアダンパー424の空気圧によって、常時、図中の上方に付勢される。上述したラバーピン421の他端側は、エアダンパー424の空気圧に抗して、押し子424bを押下させることが可能である。エアダンパー424は、ラバーピン421の他端側の動きに伴い、シャフト424a及び押し子424bを緩慢に昇降動作させる。
マイクロスイッチ425は、エアダンパー424の押し子424bが上昇したときに押されてON状態になり、押し子424bが下降したときにOFF状態になる。マイクロスイッチ425がON状態になると、結線用ターミナルねじ426に電気的に接続された図示しない電線に信号が送信される。図1(a)に示す自火報受信機2は、図示しない電線(又は電線に電気的に接続された無線送信機)を介して、マイクロスイッチ425から送信された信号を受信する。
なお、エアダンパー424の押し子424bが緩慢に上昇することにより、ラバーピン421が動作してからマイクロスイッチ425がON状態になるまでの時間が遅延する。この遅延によって、弁412の瞬間的な開閉による誤報の発生が防止される。
2.3 逆止弁及び自動警報装置の動作
上述した逆止弁41及び自動警報装置42の動作について、図4(a)、(b)を参照しつつ説明する。
逆止弁41は、2次側の圧力が低下することによって、弁412が開放される構成となっている。図4(a)に示す平常時において、1次側配管6、逆止弁41及び2次側配管7は、いずれも水で満たされた状態となっている。このとき、弁412を基準にして、弁箱411内の1次側と2次側とは同じ圧力であり、弁412は閉鎖状態になる。弁412の閉鎖状態においては、弁412に設けられたロードプレート412bが略垂直状態になる。略垂直状態のロードプレート412bは、ラバーピン421の一端側を上方に押し上げ、ラバーピン421の他端側を下方に位置させる。ラバーピン421の他端側は、エアダンパー424の押し子424bを下降させ、マイクロスイッチ425をOFF状態に維持する。
一方、図1(a)に示す建物のいずれかの階で火災発生した場合は、雰囲気が一定の温度に達したときに、閉鎖型スプリンクラーヘッド5の放出口が開放され、弁箱411内の2次側の圧力が1次側よりも低下する。すると、図4(b)に示すように、弁412が1次側からの圧力によって開放状態になる。弁412の開放状態においては、弁412に設けられたロードプレート412bが略水平状態になる。これにより、ロードプレート412bの支持を失ったラバーピン421の一端側が自由状態になり、ラバーピン421の他端側がスプリング423の付勢力によって上方に移動する。すると、エアダンパー424の押し子424bが緩慢に上昇し、マイクロスイッチ425をON状態にする。
ON状態になったマイクロスイッチ425は、図1(a)に示す自火報受信機2に信号を送信する。図1(a)において、マイクロスイッチ425からの信号を受信した自火報受信機2は、ポンプ制御盤32に信号を送信し、ポンプ31を動作させる。以後、貯水槽9の水が、1次側配管6、逆止弁41及び2次側配管7を通って、複数の閉鎖型スプリンクラーヘッド5に供給される。
2.4 末端試験弁一体型排水弁
図2(a)に示すように、末端試験弁一体型排水弁43は、逆止弁41の弁箱411に接続され、弁箱411内の2次側に連通する。上述したように、末端試験弁一体型排水弁43は、流水検知装置4の動作の確認、排水弁433及び末端試験弁434のそれぞれの流水の確認、及び閉鎖型スプリンクラーヘッド5の放出圧力の試験に用いられる。
図5及び図6において、既に述べたように、末端試験弁一体型排水弁43の弁本体431は、金属製であり、第1流入口431a、第2流入口431b及び流出口431cが設けられている。第1流入口431aから水平方向へ延びる第1流路と、第2流入口431bから垂直方向へ延びる第2流路とは、流出口431cの手前で合流する。水平な第1流路内には、図1(b)に示す排水弁433が内蔵され、垂直な第2流路内には、図1(b)に示す末端試験弁434及びオリフィス435が内蔵される。そして、弁本体431の外部には、覗き窓432、排水弁開閉レバー433a及び末端試験弁開閉レバー434aが設けられている。
覗き窓432は、弁本体431の水平な第1流路と垂直な第2流路とが合流する箇所の壁部に設けられている。このような覗き窓432は、円筒状受け部432a、円形ガラス432b、環状留め具432c及び図示しない環状のシール部材で構成される。
円筒状受け部432aは、弁本体431に一体的に形成され、第1及び第2流路内に連通する。円筒状受け部432aの開口部の内周面には、図示しない雌ねじが設けられている。
円形ガラス432bは、円筒状受け部432aの開口部の内径とほぼ同じ外径を有する円形の透明な板ガラスである。円形ガラス432bは、開口部から円筒状受け部432aの中に嵌め込まれる。円形ガラス432bと円筒状受け部432aとの間には、図示しない環状のシール部材が介在される。
環状留め具432cは、弁本体431と同じ金属製であり、円筒状受け部432aの開口部の内径とほぼ同じ外径を有する。環状留め具432cの外周面には、図示しない雄ねじが設けられている。環状留め具432cの雄ねじは、円筒状受け部432aの開口部の内周面の雌ねじに螺合する。環状留め具432cの中央には、六角形の窓が形成される。この六角形の窓には、六角棒レンチなどの工具を係合させることが可能である。六角棒レンチなどの工具を用いて環状留め具432cを回転させることにより、環状留め具432cを円筒状受け部432aにねじで着脱させることができる。
排水弁開閉レバー433aは、弁本体431の第1流路内に設けられた排水弁433(図1(b)を参照)を手動で開閉させるためのものである。一方、末端試験弁開閉レバー434aは、弁本体431の第2流路内に設けられた末端試験弁434(図1(b)を参照)を手動で開閉させるためのものである。上述したように、排水弁433及び末端試験弁434には、例えば、ボール弁が用いられる。
排水弁433は、常時、閉鎖状態になっており、流水検知装置4の動作を確認するときに、排水弁開閉レバー433aを操作して開放状態にする。一方、末端試験弁434もまた、常時、閉鎖状態になっており、閉鎖型スプリンクラーヘッド5の放出圧力を試験するときに、末端試験弁開閉レバー434aを操作して開放状態にする。
3.作用効果
上述した本実施形態のスプリンクラー消火設備1によれば、流水検知装置4の動作の確認と、閉鎖型スプリンクラーヘッド5の放出圧力の試験とを同じ場所で行うことが可能である。
すなわち、末端試験弁一体型排水弁43の末端試験弁開閉レバー434aを操作して、末端試験弁434を開放状態にすると、逆止弁41の弁412の2次側の圧力が低下し、弁412が開放状態になる。その後、弁412の開放に基づく信号処理によってポンプ31が作動し、1次側配管6から逆止弁41を通って2次側配管7の末端までが流水状態になる。このときの2次側配管7の末端の圧力は、試験用圧力計46によって測定することができる。また、末端試験弁一体型排水弁43の末端試験弁434を通過した水の流れを、覗き窓432を通じて目視で確認することができる。
一方、流水検知装置4の動作を確認する場合は、排水弁開閉レバー433aを操作して、排水弁433を開放状態にすればよい。これにより、逆止弁41から排水弁433を通過した水の流れを、覗き窓432を通じて目視で確認することができる。
さらに、排水弁開閉レバー433a及び末端試験弁開閉レバー434aを操作して、排水弁433及び末端試験弁434の両方を閉鎖状態し、覗き窓432を通じて目視で水の流れの有無を確認する。この結果、水の流れが有る場合は、排水弁433及び末端試験弁434の少なくとも一方が故障している可能性がある。
そして、本実施形態のスプリンクラー消火設備1では、排水弁433と末端試験弁434とを1つの弁本体431に一体化することによって、逆止弁41の流水の確認と、閉鎖型スプリンクラーヘッド5の放出圧力の試験とを同じ場所で行うための配管系統を実現している。この結果、スプリンクラー消火設備1を構築するための部品点数が減少し、現場における設置作業の工数も減少する。
1 スプリンクラー消火設備
2 自火報受信機
3 ポンプユニット
31 ポンプ
32 ポンプ制御盤
4 流水検知装置
41 逆止弁
411 弁箱
411a 流入口
411b 流出口
412 弁
412a 回転軸
412b ロードプレート
413 弁座
42 自動警報装置
421 ラバーピン
422 ラバー軸受
423 スプリング
424 エアダンパー
424a シャフト
424b 押し子
425 マイクロスイッチ
426 結線用ターミナルねじ
43 末端試験弁一体型排水弁
431 弁本体
431a 第1流入口
431b 第2流入口
431c 排出口
432 覗き窓
432a 円筒状受け部
432b 円形ガラス
432c 環状留め具
433 排水弁(第1弁)
433a 排水弁開閉レバー
434 末端試験弁(第2弁)
434a 末端試験弁開閉レバー
435 オリフィス
44 1次側圧力計
45 2次側圧力計
46 試験用圧力計
5 閉鎖型スプリンクラーヘッド
6 1次側配管
7 2次側配管
8 排水管
9 貯水槽

Claims (5)

  1. 流入口及び流出口が設けられ、前記流入口から前記流出口へ延びる流路を形成する金属製の弁本体と、
    前記弁本体の前記流路内で開閉可能に設けられた弁と、を備え、
    前記弁本体における前記弁から前記流出口までの間の壁部に、前記弁本体内の流水状態を視認するための透明な覗き窓が設けられたことを特徴とする排水弁。
  2. 排水弁に末端試験弁が一体に設けられた末端試験弁一体型排水弁であって、
    第1流入口、第2流入口及び流出口が設けられ、前記第1流入口から一方向へ延びる第1流路と、前記第2流入口から前記第1流路と交差する他方向へ延びる第2流路とが、前記流出口の手前で合流する金属製の弁本体と、
    前記弁本体の第1流路内で開閉可能に設けられた第1弁と、
    前記弁本体の第2流路内で開閉可能に設けられた第2弁と、を備え、
    前記弁本体における前記第1流路と前記第2流路とが合流する箇所の壁部に、前記弁本体内の流水状態を視認するための透明な覗き窓が設けられたことを特徴とする末端試験弁一体型排水弁。
  3. 1次側から2次側への流水によって弁を開放させる逆止弁と、前記逆止弁内の流水によって作動する自動警報装置とを備えた流水検知装置であって、
    請求項1に記載の排水弁をさらに備え、前記排水弁の前記流入口が、前記逆止弁の弁室内に連通することを特徴とする流水検知装置。
  4. 1次側から2次側への流水によって弁を開放させる逆止弁と、前記逆止弁内の流水によって作動する自動警報装置とを備えた流水検知装置であって、
    請求項2に記載の末端試験弁一体型排水弁をさらに備え、前記末端試験弁一体型排水弁の前記第1流入口が、前記逆止弁の弁室内に連通することを特徴とする流水検知装置。
  5. 請求項4に記載の流水検知装置を備えたスプリンクラー消火設備であって、
    前記逆止弁の流入口に接続された1次側配管と、
    前記逆止弁の流出口に接続された2次側配管と、
    前記1次側配管に接続されたポンプと、
    前記2次側配管に接続された複数の閉鎖型スプリンクラーヘッドと、を備え、
    前記末端試験弁一体型排水弁の前記第2流入口が、前記2次側配管の末端に接続され、
    前記自動警報装置が作動したときに出力される信号に基づいて、前記ポンプが起動されることを特徴とするスプリンクラー消火設備。
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