JP2021152721A - 情報収集装置及びその制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】客が見つけづらい、迷いやすいといった商品の属性分析に必要な情報を、システムにコストをかけることなく収集する。【解決手段】情報収集装置は、取得手段と、認識手段と、検出手段と、収集手段とを備える。取得手段は、売場で同一客により登録された商品の識別情報をその商品が登録された時刻とともに取得する。認識手段は、商品の識別情報及び時刻から、同一客による商品の登録順と登録までの所要時間とを認識する。検出手段は、同一客による商品の登録順と登録までの所要時間とを基に、所定の属性を有する商品を検出する。収集手段は、所定の属性を有する商品の属性分析に必要な情報を収集する。【選択図】 図3

Description

本発明の実施形態は、商品の属性分析に必要な情報を収集する情報収集装置及びコンピュータを当該情報収集装置として機能させるための制御プログラムに関する。
スーパーマーケット等の量販店では、売場が商品の分類毎に区分されている。各商品は、その分類に合った売場に陳列されている。一方、客は、購入する商品の分類を想定し、その分類の売場に行って商品を探す。このため、客が想定した分類と店が決めた分類とが異なる場合、客は、商品を見つけるまでに時間を要する。このような商品は、客が見付けづらいという属性を有すると言える。
また、商品は、必ずしも一箇所に陳列されているとは限らない。例えば、野菜に合う調味料は、調味料売場だけでなく野菜売場にも陳列される。ただし、野菜売場のスペースは限られているので、調味料の品数は少ない。このため、野菜売場で調味料を入手した客が、調味料売場へ行ったら別の製造元の調味料があり、そちらの方が良かったので交換するということがあり得る。このような商品は、客が迷いやすいという属性を有すると言える。
このような商品の属性は、客の動線を分析することで得られる。そのためには、例えば店舗内に多くのカメラを配置し、各カメラの画像を解析して客の動線を捕捉する必要がある。あるいは、店舗内に多くのビーコンの発信器又は受信器を配置するとともにショッピングカート又は買物かごにビーコンの受信器又は発信器を取り付け、ビーコンの受信信号を解析して客の動線を捕捉する必要がある。しかしながら、いずれの方法も、カメラ又はビーコンを導入するための初期コスト及びランニングコストがかかる。また、画像あるいは信号を解析するためのシステムも高価なものであり、簡単に導入できるものではない。
特開2014−021795号公報 特開2003−256705号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、客が見つけづらい、迷いやすいといった商品の属性分析に必要な情報を、システムにコストをかけることなく収集できる情報収集装置及びその制御プログラムを提供しようとするものである。
一実施形態において、情報収集装置は、取得手段と、認識手段と、検出手段と、収集手段とを備える。取得手段は、売場で同一客により登録された商品の識別情報をその商品が登録された時刻とともに取得する。認識手段は、商品の識別情報及び時刻から、同一客による商品の登録順と登録までの所要時間とを認識する。検出手段は、同一客による商品の登録順と登録までの所要時間とを基に、所定の属性を有する商品を検出する。収集手段は、所定の属性を有する商品の属性分析に必要な情報を収集する。
一実施形態のシステム構成図。 店舗取引ファイルのデータ構造を示す模式図。 分析サーバの要部回路構成を示すブロック図。 マップデータによって特定される売場配置図の一例を示す模式図。 売場レコードのデータ構造を示す模式図。 第1属性レコードのデータ構造を示す模式図。 第2属性レコードのデータ構造を示す模式図。 第3属性レコードのデータ構造を示す模式図。 分析サーバのプロセッサが実行する情報処理の要部手順を示す流れ図。 図9に示されている第1属性分析処理の具体的な手順を示す流れ図。 図9に示されている第2属性分析処理の具体的な手順を示す流れ図。 図9に示されている第3属性分析処理の具体的な手順を示す流れ図。
以下、情報収集装置の一実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態は、客自身が売場で購買商品をセルフ登録するようにした店舗システム10(図1を参照)が導入されている店舗に、情報収集装置による情報収集機能を適用した場合である。
図1は、本実施形態のシステム構成図である。本実施形態のシステムは、店舗システム10と、分析サーバ20と、通信ネットワーク30とを含む。通信ネットワーク30は、例えばインターネット、イントラネット、WAN(Wide Area Network)あるいはLAN(Local Area Network)である。通信ネットワーク30は、電話通信網又は移動体通信網を含んでもよい。あるいは通信ネットワーク30は、これらの組み合わせであってもよい。情報収集システム1では、通信ネットワーク30を介して分析サーバ20に店舗システム10が接続されている。なお、分析サーバ20に接続される店舗システム10は、1店舗のシステムに限らない。複数店舗の店舗システム10が分析サーバ20に接続されてもよい。この場合、分析サーバ20は、クラウドコンピューティングとして構成されてもよい。
また、本実施形態のシステムは、ユーザ端末40を含む。ユーザ端末40は、客自身が売場で購買商品をセルフ登録するために使用される。ユーザ端末40は、バーコードをスキャニング可能なカメラを搭載した可搬型の通信端末である。ユーザ端末40は、カメラでスキャニングしたバーコードのデータから、そのバーコードが付された商品を購買商品又は返品商品として通知するためのアプリケーションプログラムを実装する。したがって、客が所有するスマートフォン又はタブレット端末等をユーザ端末40として適用できる。
店舗システム10は、仮想POSサーバ11と、店舗サーバ12と、通信サーバ13と、会計機14と、アクセスポイント15と、通信回線16とを含む。通信回線16は、例えばLAN(Local Area Network)である。LANは、有線LANであってもよいし、無線LANであってもよい。店舗システム10は、通信回線16に、仮想POSサーバ11、店舗サーバ12、通信サーバ13、会計機14及びアクセスポイント15をそれぞれ接続している。
アクセスポイント15は、複数のユーザ端末40と無線LANを構築するための機器である。アクセスポイント15は、無線LANで接続されたユーザ端末40と、通信回線16で接続された仮想POSサーバ11、店舗サーバ12、通信サーバ13又は会計機14との間で授受されるデータ中継拠点となる。アクセスポイント15の台数は1台に限定されない。店舗の規模、レイアウト等を考慮して、2台以上のアクセスポイント15が通信回線16に接続されていてもよい。
仮想POSサーバ11は、ユーザ端末40と協働することで、周知のPOS端末が動作しているかのように見せかけるための支援を行う。仮想POSサーバ11は、ユーザ端末40を用いてセルフ登録を行う客毎に取引情報ファイルを形成する。そして仮想POSサーバ11は、ユーザ端末40から購買商品として通知された商品の商品ID、単価、販売点数、販売金額等の商品販売データを現時点の時刻とともに取引情報ファイルに記憶する。以下では、この時刻を登録時刻と称する。また、ユーザ端末40から返品商品として通知された商品の商品ID、単価、返品点数、返品金額等の商品返品データを現時点の時刻とともに取引情報ファイルに記憶する。以下では、この時刻を返品時刻と称する。商品IDは、各商品を識別するために商品毎に設定された一意のコードである。仮想POSサーバ11は、取引情報ファイルに記憶したデータを、その取引情報ファイルに対応したユーザ端末40のユーザである客の会計データとして会計機14へと出力する。なお、取引情報ファイルのデータは、仮想POSサーバ11から会計機14へと直接出力されてもよいし、店舗サーバ12を介して出力されてもよい。
会計機14は、客との商取引を決済するための端末である。会計機14は、取引情報ファイルのデータを基に商取引を決済する。会計機14は、現金決済、クレジットカード決済、電子マネー決済、ポイント決済、コード決済(モバイル決済又はスマートフォン決済等とも称される)等、周知の決済方式により商取引を決済することができる。会計機14としては、従来周知のセルフ式又はセミセルフ方式の会計機を適用することができる。
店舗サーバ12は、店舗に係る全般の業務を支援するために、商品データベース、会員データベース等のデータベースを管理する。商品データベースは、各商品の商品ID、商品名、価格等の商品データの集合体である。会員ファイルは、ポイント会員としてユーザ登録した客の会員ID、累積ポイント等の会員データの集合体である。会員IDは、各会員を識別するために会員毎に設定された一意のコードである。
通信サーバ13は、通信ネットワーク30を介して分析サーバ20とデータ通信を行うことに特化したサーバである。
かかる構成の店舗システム10は、店舗取引ファイル50(図2を参照)を作成し、分析サーバ20へと送信する機能を有している。この機能は、店舗サーバ12が仮想POSサーバ11、通信サーバ13及び会計機14と協働することによって実現される。すなわち店舗サーバ12は、仮想POSサーバ11で作成され、会計機14で決済された商取引の取引情報ファイルを基に店舗取引ファイル50を作成する。そして店舗サーバ12は、通信サーバ13を介して分析サーバ20へと店舗取引ファイル50を送信する。
図2は、店舗取引ファイル50のデータ構造を示す模式図である。図示するように店舗取引ファイル50は、店舗IDのフィールド51と、取引番号のフィールド52と、取引日時のフィールド53と、商品IDのフィールド54と、登録時刻のフィールド55と、返品時刻のフィールド56とを有する。そしてフィールド51には、自店舗に設定された一意の店舗IDが記述される。フィールド52には、会計機14で商取引が決済される毎に発番される取引番号が記述される。フィールド53には、会計機14で商取引が決済された時刻が記述される。フィールド54には、取引情報ファイルに記憶された商品販売データ又は商品返品データの商品IDが記述される。フィールド54には、フィールド53に記述された商品IDの商品販売データに含まれる登録時刻が記述される。フィールド55には、フィールド53に記述された商品IDの商品返品データに含まれる返品時刻が記述される。
すなわち店舗サーバ12は、取引情報ファイルから商品販売データを取得すると、その商品販売データの商品IDと登録時刻とを店舗取引ファイル50のフィールド53及びフィールド54に記述する。また店舗サーバ12は、自店舗の店舗IDと、当該取引情報ファイルに対応した取引番号及び取引日時とを店舗取引ファイル50のフィールド51、フィールド52及びフィールド53に記述する。
同様に、店舗サーバ12は、取引情報ファイルから商品返品データを取得すると、その商品返品データの商品IDと返品時刻とを店舗取引ファイル50のフィールド53及びフィールド54に記述する。また店舗サーバ12は、自店舗の店舗IDと、当該取引情報ファイルに対応した取引番号及び取引日時とを店舗取引ファイル50のフィールド51、フィールド52及びフィールド53に記述する。
ここで、同一行の各フィールド51〜55に記述されたデータは店舗取引レコードと称される。各店舗取引レコードは、取引番号を一括りとして取引日時が早い順番に店舗取引ファイル50に保存される。また、取引番号が同一の店舗取引レコードについては、登録時刻又は返品時刻が早い順番にソートされる。そして、各店舗取引レコードには、保存が早い順番に“1”から歩進する連続番号がレコード番号として付与されている。
店舗サーバ12は、例えば一日分の取引情報ファイルについて上記の処理を行うことにより、店舗取引ファイル50を作成する。作成された店舗取引ファイル50は、通信回線16を介して通信サーバ13へと送られ、通信サーバ13から通信ネットワーク30を介して分析サーバ20へと送信される。
なお、店舗サーバ12が店舗取引ファイル50を作成するタイミングは特に限定されない。店舗サーバ12は、商取引が決済される毎に店舗取引ファイル50を作成してもよいし、例えば1週間分の取引情報ファイルから店舗取引ファイル50を作成してもよい。
次に、分析サーバ20について説明する。
図3は、分析サーバ20の要部回路構成を示すブロック図である。分析サーバ20は、プロセッサ21、メインメモリ22、補助記憶デバイス23、時計24、通信インターフェース25及びシステム伝送路26を備えている。プロセッサ21、メインメモリ22、補助記憶デバイス23、時計24及び通信インターフェース25は、それぞれシステム伝送路26と接続している。システム伝送路26は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。分析サーバ20では、プロセッサ21、メインメモリ22及び補助記憶デバイス23がシステム伝送路26で接続されて、分析サーバ20を制御するための情報処理を行うコンピュータが構成されている。
プロセッサ21は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ21は、オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムに従って、分析サーバ20としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ21は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。
メインメモリ22は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ22は、不揮発性のメモリ領域及び揮発性のメモリ領域を含む。メインメモリ22は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムを記憶する。メインメモリ22は、プロセッサ21が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを揮発性のメモリ領域で記憶する。またメインメモリ22は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ21によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。不揮発性のメモリ領域は、例えばROM(Read Only Memory)である。揮発性のメモリ領域は、例えばRAM(Random Access Memory)である。
補助記憶デバイス23は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス23としては、例えばEEPROM(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)又はSSD(Solid State Drive)等の周知の記憶デバイスを単独で、あるいは複数組み合わせて用いられる。補助記憶デバイス23は、プロセッサ21が各種の処理を行う上で使用するデータや、プロセッサ21での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶デバイス23は、アプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
時計24は、分析サーバ20の時刻情報源として機能する。プロセッサ21は、時計24によって計時される時刻情報を基に、現在の日付及び時刻を計時する。
通信インターフェース25は、通信ネットワーク30を介して接続された店舗システム10の通信サーバ13とデータ通信を行うための回路である。
かかる構成の分析サーバ20は、商品の属性分析に必要な情報を収集する情報収集装置として機能する。そのために分析サーバ20は、補助記憶デバイス23の記憶領域の一部を、店内マップメモリ231、売場データメモリ232、第1属性ファイル233、第2属性ファイル234及び第3属性ファイル235の領域としている。
店内マップメモリ231には、店舗システム10が構築されている店舗の売場配置図を表すマップデータが記憶されている。
図4は、マップデータによって特定される売場配置図の一例を示す模式図である。図示するように店舗100は、出入口101の近傍に会計場102を配置し、その他のエリアを売場領域としている。売場領域は、商品の分類毎に売場110〜130として区分されている。各売場110〜130には、陳列棚又は陳列ケースが設置されており、その陳列棚又は陳列ケースに、その売場の分類に属する商品が陳列されている。
売場データメモリ232には、売場110〜130毎に作成された売場レコード2321(図5を参照)が記憶されている。
図5は、売場レコード2321のデータ構造を示す模式図である。売場レコード2321は、売場ID、売場名、位置情報及び商品IDリストを含む。売場IDは、売場110〜130を識別するために売場110〜130毎に設定された一意のコードである。売場名は、売場110〜130にそれぞれ設定された名称である。位置情報は、売場領域における売場110〜130の位置を示す情報である。例えば売場領域を任意の一箇所を原点とする二次元の直交平面とし、この直交平面における売場110〜130の例えば中心点のX−Y座標を求めて、位置情報とする。商品IDリストは、売場110〜130に陳列されている各商品の商品ID群である。
第1属性ファイル233には、店舗取引ファイル50のデータを解析して得られた第1属性レコード2331(図6を参照)が記憶される。
図6は、第1属性レコード2331のデータ構造を示す模式図である。第1属性レコード2331は、保存日時、第1商品ID、第1売場ID、第2商品ID、第2売場ID及び第1所要時間を含む。保存日時、第1商品ID、第1売場ID、第2商品ID、第2売場ID及び第1所要時間については、後述の動作説明の中で明らかにする。
第2属性ファイル234には、店舗取引ファイル50のデータを解析して得られた第2属性レコード2341(図7を参照)が記憶される。
図7は、第2属性レコード2341のデータ構造を示す模式図である。第2属性レコード2341は、保存日時、第3商品ID、第3売場ID、第4商品ID、第4売場ID及び第2所要時間を含む。保存日時、第3商品ID、第3売場ID、第4商品ID、第4売場ID及び第2所要時間については、後述の動作説明の中で明らかにする。
第3属性ファイル235には、店舗取引ファイル50のデータを解析して得られた第3属性レコード2351(図8を参照)が記憶される。
図8は、第3属性レコード2351のデータ構造を示す模式図である。第3属性レコード2351は、保存日時、第5商品ID、第5売場ID、第6商品ID、第6売場ID及び第3所要時間を含む。保存日時、第5商品ID、第5売場ID、第6商品ID、第6売場ID及び第3所要時間については、後述の動作説明の中で明らかにする。
また分析サーバ20は、情報収集装置として機能するために、メインメモリ22における揮発性メモリ領域に、対象メモリ221、直前メモリ222及び実行済メモリ223の領域を形成している。対象メモリ221及び直前メモリ222は、1つの店舗取引レコードを記憶するための領域を有する。実行済メモリ223は、複数の店舗取引レコードを記憶するための領域を有する。
さらに分析サーバ20は、情報収集装置として機能するために、制御プログラムを記憶している。制御プログラムは、アプリケーションプログラムの一種である。制御プログラムは、メインメモリ22または補助記憶デバイス23にインストールされている。制御プログラムをメインメモリ22又は補助記憶デバイス23にインストールする方法は特に限定されるものではない。リムーバブルな記録媒体に制御プログラムを記録して、あるいはネットワークを介した通信により制御プログラムを配信して、メインメモリ22又は補助記憶デバイス23にインストールすることができる。記録媒体は、CD−ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。
図9乃至図12は、分析サーバ20のプロセッサ21が、制御プログラムに従って実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。以下、これらの流れ図を参照して、情報収集装置としての動作について説明する。なお、以下に説明する動作は一例である。同様な結果が得られるのであれば、その手順等は特に限定されるものではない。
図9に示すようにプロセッサ21は、ACT1として店舗取引ファイル50の受信を待ち受けている。通信インターフェース25を介して店舗取引ファイル50を受信すると、プロセッサ21は、ACT1においてYESと判定し、ACT2へと進む。プロセッサ21は、ACT2として対象メモリ221、直前メモリ222及び実行済メモリ223をクリアする。またプロセッサ21は、ACT3としてレコードカウンタnを“0”にリセットする。レコードカウンタnは、例えばメインメモリ22の揮発性メモリ領域に形成されている。
プロセッサ21は、ACT4としてレコードカウンタnを“1”だけカウントアップする。そしてプロセッサ21は、ACT5として店舗取引ファイル50にレコードカウンタnをレコード番号とする店舗取引レコードが保存されているか否かを確認する。以下では、レコードカウンタnをレコード番号とする店舗取引レコードを店舗取引レコードnと表す。店舗取引ファイル50に店舗取引レコードnが保存されている場合、プロセッサ21は、ACT6としてその店舗取引レコードnを対象メモリ221に上書きする。
プロセッサ21は、ACT7としてレコードカウンタnが“1”であるか否かを確認する。この時点では、レコードカウンタnが“1”、すなわち店舗取引レコードnは、店舗取引ファイル50の先頭に保存されたレコードである。
レコードカウンタnが“1”である場合、プロセッサ21は、ACT7においてYESと判定し、ACT13へと進む。プロセッサ21は、ACT13として対象メモリ221に記憶された店舗取引レコードnを直前メモリ222に上書きする。そしてプロセッサ21は、ACT4へと戻る。すなわちプロセッサ21は、ACT4としてレコードカウンタnをさらに“1”だけカウントアップする。そしてプロセッサ21は、ACT5として店舗取引ファイル50に店舗取引レコードnが保存されているか否かを確認する。店舗取引ファイル50に店舗取引レコードnが保存されている場合、プロセッサ21は、ACT6としてその店舗取引レコードnを対象メモリ221に上書きする。
ここに、プロセッサ21は、ACT4乃至ACT6の処理を実行することにより、取得手段として機能する。すなわちプロセッサ21は、売場で同一客により登録された商品の識別情報をその商品が登録された時刻とともに取得する。
プロセッサ21は、ACT7としてレコードカウンタnが“1”であるか否かを確認する。この時点では、レコードカウンタnは“1”を超えている。すなわち直前メモリ222には、対象メモリ221に記憶された店舗取引レコードnの直前に店舗取引ファイル50に保存されている店舗取引レコード(n−1)が記憶されている。レコードカウンタnは“1”を超えている場合、プロセッサ21は、ACT7においてNOと判定し、ACT8へと進む。
プロセッサ21は、ACT8として店舗取引レコードnが店舗取引レコード(n−1)に対して別取引のレコードなのか否かを確認する。すなわちプロセッサ21は、店舗取引レコードnの店舗ID及び取引番号が、店舗取引レコード(n−1)の店舗ID及び取引番号と一致しているか否かを確認する。そして一致している場合、プロセッサ21は、店舗取引レコードnが店舗取引レコード(n−1)と同一取引のレコードであると認識する。これに対し、一致していない場合には、プロセッサ21は、店舗取引レコードnが店舗取引レコード(n−1)と別取引のレコードであると認識する。
プロセッサ21は、同一取引のレコードであると認識した場合、ACT8においてNOと判定し、ACT9へと進む。プロセッサ21は、ACT9として第1属性分析処理を実行する。またプロセッサ21は、ACT10として第2属性分析処理を実行する。さらにプロセッサ21は、ACT11として第3属性分析処理を実行する。なお、第1属性分析処理、第2属性分析処理及び第3属性分析処理の具体的な手順については後述する。
プロセッサ21は、第1属性分析処理、第2属性分析処理及び第3属性分析処理を実行し終えると、ACT12として直前メモリ222の店舗取引レコード(n−1)を実行済メモリ223に書き込む。その後、プロセッサ21は、ACT13へと進む。すなわちプロセッサ21は、対象メモリ221に記憶された店舗取引レコードnを直前メモリ222に上書きする。そしてプロセッサ21は、ACT4へと戻る。
このようにプロセッサ21は、店舗取引ファイル50の店舗取引レコードをレコード番号の小さい順に取得する。取得した店舗取引レコードは、一時的に対象メモリ221に記憶される。また、その直前に取得した店舗取引レコードは、一時的に直前メモリ222に記憶される。そして、対象メモリ221に記憶された店舗取引レコードが、直前メモリ222に記憶された店舗取引レコードと同一取引のレコードである場合、プロセッサ21は、ACT9乃至ACT11の分析処理を実行する。そして、分析処理を終える毎に、直前メモリ222に記憶されていた店舗取引レコードは、実行済メモリ223に蓄積される。また、対象メモリ221に記憶されていた店舗取引レコードは、直前メモリ222に移される。
一方、対象メモリ221に記憶された店舗取引レコードが、直前メモリ222に記憶された店舗取引レコードと別取引のレコードである場合には、プロセッサ21は、ACT8においてYESと判定し、ACT2へと戻る。すなわちプロセッサ21は、対象メモリ221、直前メモリ222及び実行済メモリ223をクリアする。またプロセッサ21は、レコードカウンタnを“0”にリセットする。そしてプロセッサ21は、ACT4以降の処理を前述したのと同様に実行する。
プロセッサ21は、店舗取引ファイル50に保存された全ての店舗取引レコードについて処理を実行し終えると、ACT5においてNOと判定し、ACT14へと進む。プロセッサ21は、ACT14として店舗取引ファイル50を補助記憶デバイス23で保存する。以上で、プロセッサ21は、店舗取引ファイル50を受信したときの処理を終了する。
図10は、第1属性分析処理の手順を具体的に示す流れ図である。プロセッサ21は、第1属性分析処理に入ると、ACT21として対象メモリ221に記憶されている店舗取引レコードnが登録時刻を有するレコードであるか否かを確認する。店舗取引レコードnが返品時刻を有するレコードである場合、プロセッサ21は、ACT21においてNOと判定する。プロセッサ21は、第1属性分析処理を終了する。
店舗取引レコードnが登録時刻を有するレコードである場合には、プロセッサ21は、ACT21においてYESと判定し、ACT22へと進む。プロセッサ21は、ACT22として直前メモリ222に記憶されている店舗取引レコード(n−1)が登録時刻を有するレコードであるか否かを確認する。店舗取引レコード(n−1)が返品時刻を有するレコードである場合、プロセッサ21は、ACT22においてNOと判定する。プロセッサ21は、第1属性分析処理を終了する。
店舗取引レコード(n−1)が登録時刻を有するレコードである場合には、プロセッサ21は、ACT22においてYESと判定し、ACT23へと進む。プロセッサ21は、ACT23として売場データメモリ232を参照する。そしてプロセッサ21は、店舗取引レコードnの商品IDを含む売場レコード2321の売場IDと、店舗取引レコード(n−1)の商品IDを含む売場レコード2321の売場IDとを取得する。
プロセッサ21は、ACT24として両売場IDが一致するか否かを確認する。店舗取引レコードnの商品IDで識別される商品と、店舗取引レコード(n−1)の商品IDで識別される商品とが同じ売場で販売されている場合、両売場IDは一致する。その場合、プロセッサ21は、ACT24においてYESと判定し、第1属性分析処理を終了する。なお、以下では、店舗取引レコードnの商品IDで識別される商品を対象商品と称する。店舗取引レコード(n−1)の商品IDで識別される商品を直前商品と称する。
対象商品と直前商品とが別の売場で販売されている場合、両売場IDは一致しない。その場合、プロセッサ21は、ACT24においてNOと判定し、ACT25へと進む。プロセッサ21は、ACT25として直前商品が登録されてから対象商品が登録されるまでの登録所要時間Taを算出する。具体的にはプロセッサ21は、直前メモリ222に記憶されている店舗取引レコードの登録時刻から、対象メモリ221に記憶されている店舗取引レコードの登録時刻までの経過時間を登録所要時間Taとして算出する。
プロセッサ21は、ACT26として直前商品の売場から対象商品の売場までの売場間距離Dを算出する。具体的にはプロセッサ21は、店舗取引レコードnの商品IDを含む売場レコード2321の位置情報と、店舗取引レコード(n−1)の商品IDを含む売場レコード2321の位置情報とを取得する。そしてプロセッサ21は、これらの位置情報と店内マップメモリ231に記憶されているマップデータとにより、直前商品の売場から対象商品の売場まで至る通路の距離を売場間距離Dとして算出する。
プロセッサ21は、ACT27として売場間距離Dに対応した閾値時間Txを選択する。分析サーバ20は、様々な売場間距離Dと関連付けて閾値時間Txを設定したデータテーブルを有している。閾値時間Txは、対応する売場間距離Dを客が移動するのに要する十分な時間に、売場に移動した客が購買商品を見つけるのに要する十分な時間を加算した時間である。閾値時間Txは、店舗のレイアウト、通路の幅、客の混雑度、客層等の様々な要素を統計的に処理して決められる。
プロセッサ21は、ACT28として登録所要時間Taが閾値時間Txよりも長いか否かを確認する。登録所要時間Taが閾値時間Tx以下の場合、プロセッサ21は、ACT28においてNOと判定し、第1属性分析処理を終了する。
登録所要時間Taが閾値時間Txよりも長い場合には、プロセッサ21は、ACT28においてYESと判定し、ACT29へと進む。プロセッサ21は、ACT29として第1属性レコード2331を生成する。すなわちプロセッサ21は、時計24で計時されている日時を保存日時とする。プロセッサ21は、直前商品の商品IDを第1商品IDとする。プロセッサ21は、直前商品の売場IDを第1売場IDとする。プロセッサ21は、対象商品の商品IDを第2商品IDとする。プロセッサ21は、対象商品の売場IDを第2売場IDとする。プロセッサ21は、登録所要時間Taを第1所要時間とする。しかしてプロセッサ21は、上述した保存日時、第1商品ID、第1売場ID、第2商品ID、第2売場ID及び第1所要時間Taにより、第1属性レコード2331を生成する。
プロセッサ21は、ACT30として第1属性レコード2331を第1属性ファイル233に保存する。以上で、プロセッサ21は、第1属性分析処理を終了する。
ここに、第1属性分析処理を実行するプロセッサ21は、認識手段、特定手段、検出手段及び収集手段として機能する。すなわちプロセッサ21は、売場で同一客により登録された商品の識別情報と商品が登録された時刻とから、同一客による商品の登録順と、登録までの所要時間、つまりは登録所要時間Taとを認識する(ACT21〜ACT25)。またプロセッサ21は、商品の売場を特定する(ACT23)。そしてプロセッサ21は、登録所要時間Taが売場間距離Dに対応した閾値時間Txを超える商品を検出する(ACT26〜ACT28)。プロセッサ21は、検出された商品の属性分析に必要な情報として第1属性レコード2331を生成し、第1属性ファイル233に保存することで収集する(ACT29〜ACT30)。
このように、分析サーバ20は、客が別の売場から購入対象商品の売場へと移動して購入対象商品をセルフ登録するまでに要した時間が閾値時間Txよりも長くかかった事象を検出する。そして分析サーバ20は、この事象に係わる情報を第1属性レコード2331として第1属性ファイル233に収集する。このような事象は、主に、客が購入対象商品を見つけづらい場合に発生する。すなわち、第1属性ファイル233に収集された情報は、客が見つけづらいという属性を有する商品の属性分析に必要な情報であると言える。
したがって、分析サーバ20は、第1属性ファイル233に収集された情報を分析することで、客が見つけづらいという属性を有する商品を特定することができる。
図11は、第2属性分析処理の手順を具体的に示す流れ図である。プロセッサ21は、第2属性分析処理に入ると、ACT41として対象メモリ221に記憶されている店舗取引レコードnが登録時刻を有するレコードであるか否かを確認する。店舗取引レコードnが返品時刻を有するレコードである場合、プロセッサ21は、ACT41においてNOと判定する。プロセッサ21は、第2属性分析処理を終了する。
店舗取引レコードnが登録時刻を有するレコードである場合には、プロセッサ21は、ACT41においてYESと判定し、ACT42へと進む。プロセッサ21は、ACT42として直前メモリ222に記憶されている店舗取引レコード(n−1)が登録時刻を有するレコードであるか否かを確認する。店舗取引レコード(n−1)が返品時刻を有するレコードである場合、プロセッサ21は、ACT42においてNOと判定する。プロセッサ21は、第2属性分析処理を終了する。
店舗取引レコード(n−1)が登録時刻を有するレコードである場合には、プロセッサ21は、ACT42においてYESと判定し、ACT43へと進む。プロセッサ21は、ACT43として売場データメモリ232を参照する。そしてプロセッサ21は、店舗取引レコードnの商品IDを含む売場レコード2321の売場IDと、店舗取引レコード(n−1)の商品IDを含む売場レコード2321の売場IDとを取得する。
プロセッサ21は、ACT44として両売場IDが一致するか否かを確認する。対象商品と直前商品とが同じ売場で販売されている場合、両売場IDは一致する。その場合、プロセッサ21は、ACT44においてYESと判定し、ACT47へと進む。ACT47以降の処理については後述する。
対象商品と直前商品とが別の売場で販売されている場合には、両売場IDは一致しない。その場合、プロセッサ21は、ACT44においてNOと判定し、ACT45へと進む。プロセッサ21は、ACT45として実行済メモリ223を検索する。そしてプロセッサ21は、ACT46として対象商品と同じ売場で販売されている商品の店舗取引レコードが実行済メモリ223に保存されているか否かを確認する。すなわちプロセッサ21は、売場データメモリ232から、実行済メモリ223に保存されている店舗取引レコードの商品IDを含む売場レコード2321の売場IDを登録時刻が遅い順に検出する。そしてプロセッサ21は、対象商品の売場IDと一致する売場IDが検出されると、対象商品と同じ売場で販売されている商品の店舗取引レコードが実行済メモリ223に保存されていると認識する。保存されていない場合、プロセッサ21は、ACT46においてNOと判定し、第2属性分析処理を終了する。
対象商品と同じ売場で販売されている商品の店舗取引レコードが実行済メモリ223に保存されている場合には、プロセッサ21は、ACT46においてYESと判定し、ACT47へと進む。このように、対象商品と直前商品とが同じ売場で販売されている場合、あるいは対象商品と同じ売場で販売されている商品を既に登録済の場合、プロセッサ21はねACT47へと進む。なお、以下では、対象商品と同じ売場で販売されている登録済の商品を登録済商品と称する。
プロセッサ21は、ACT47として直前商品又は登録済商品が登録されてから対象商品が登録されるまでの登録所要時間Tbを、ACT25の処理と同様にして算出する。そしてプロセッサ21は、ACT48として登録所要時間Tbが閾値時間Tyを超えたか否かを確認する。閾値時間Tyは、客が商品を購入するかどうか迷っていると想定されるのに十分な時間である。閾値時間Tyは、経験則に基づいて決定される。登録所要時間Tbが閾値時間Ty以下の場合、プロセッサ21は、ACT48においてNOと判定し、第2属性分析処理を終了する。
登録所要時間Tbが閾値時間Tyよりも長い場合には、プロセッサ21は、ACT48においてYESと判定し、ACT49へと進む。プロセッサ21は、ACT49として第2属性レコード2341を生成する。すなわちプロセッサ21は、時計24で計時されている日時を保存日時とする。プロセッサ21は、直前商品又は登録済商品の商品IDを第3商品IDとする。プロセッサ21は、直前商品又は登録済商品の売場IDを第3売場IDとする。プロセッサ21は、対象商品の商品IDを第4商品IDとする。プロセッサ21は、対象商品の売場IDを第4売場IDとする。プロセッサ21は、登録所要時間Tbを第2所要時間とする。しかしてプロセッサ21は、上述した保存日時、第3商品ID、第3売場ID、第4商品ID、第4売場ID及び第2所要時間Tbにより、第2属性レコード2341を生成する。
プロセッサ21は、ACT50として第2属性レコード2341を第2属性ファイル234に保存する。以上で、プロセッサ21は、第2属性分析処理を終了する。
ここに、第2属性分析処理を実行するプロセッサ21は、認識手段、特定手段、検出手段及び収集手段として機能する。すなわちプロセッサ21は、売場で同一客により登録された商品の識別情報とその商品が登録された時刻とから、同一客によって同じ売場で販売されている2つ商品の登録までに要した時間、つまりは登録所要時間Tbを認識する(ACT41〜ACT45)。またプロセッサ21は、商品の売場を特定する(ACT43)。そしてプロセッサ21は、登録所要時間Tbが閾値時間Tyを超える商品を検出する(ACT48)。プロセッサ21は、検出された商品の属性分析に必要な情報として第2属性レコード2341を生成し、第2属性ファイル234に保存することで収集する(ACT49〜ACT50)。
このように、分析サーバ20は、客が同じ売場で販売されている2つ商品を、閾値時間Tyよりも長い時間を掛けてセルフ登録した事象を検出する。そして分析サーバ20は、この事象に係わる情報を第2属性レコード2341として第2属性ファイル234に収集する。このような事象は、主に、客が同じ売場で後から購入した商品を購入するかどうか迷った場合に発生する。すなわち、第2属性ファイル234に収集された情報は、客が迷いやすいという属性を有する商品の属性分析に必要な情報であると言える。
したがって、分析サーバ20は、第2属性ファイル234に収集された情報を分析することで、客が迷いやすいという属性を有する商品を特定することができる。
図12は、第3属性分析処理の手順を具体的に示す流れ図である。プロセッサ21は、第3属性分析処理に入ると、ACT61として対象メモリ221に記憶されている店舗取引レコードが削除時刻を有するレコードであるか否かを確認する。店舗取引レコードが登録時刻を有するレコードである場合、プロセッサ21は、ACT61においてNOと判定し、第3属性分析処理を終了する。
店舗取引レコードが削除時刻を有するレコードである場合には、プロセッサ21は、ACT61においてYESと判定し、ACT62へと進む。プロセッサ21は、ACT62として対象商品の登録時刻を取得する。すなわちプロセッサ21は、直前メモリ222又は実行済メモリ223を検索して、対象商品と同じ商品IDを含みかつ登録時刻を有する店舗取引レコードを探す。そしてプロセッサ21は、当該店舗取引レコードの登録時刻を対象商品の登録時刻として取得する。
プロセッサ21は、ACT63としてその登録時刻から対象商品の削除時刻までの経過時間を削除所要時間Tcとして算出する。そしてプロセッサ21は、ACT64として削除所要時間Tcが閾値時間Tzを超えたか否かを確認する。閾値時間Tzは、客が商品を返品するかどうか迷っていると想定されるのに十分な時間である。閾値時間Tzは、経験則に基づいて決定される。削除所要時間Tcが閾値時間Tz以下の場合、プロセッサ21は、ACT64においてNOと判定し、第3属性分析処理を終了する。
削除所要時間Tcが閾値時間Tzを超える場合には、プロセッサ21は、ACT64においてYESと判定し、ACT65へと進む。プロセッサ21は、ACT65として対象商品を購入してから返品するまでの間に別の商品を購入しているか否かを確認する。すなわちプロセッサ21は、対象商品の登録時刻を直前メモリ222の店舗取引レコードから取得したか否かを確認する。対象商品の登録時刻を直前メモリ222の店舗取引レコードから取得した場合、プロセッサ21は、別の商品を購入していないと判定する。その場合、プロセッサ21は、ACT65においてNOと判定し、ACT67へと進む。
これに対し、対象商品の登録時刻を実行済メモリ223の店舗取引レコードから取得した場合には、プロセッサ21は、別の商品を購入していると判定する。その場合、プロセッサ21は、ACT65においてYESと判定し、ACT66へと進む。プロセッサ21は、ACT66としてその別の商品の商品IDと売場IDとを取得する。なお、別の商品が複数存在している場合には、プロセッサ21は、各々の商品IDと売場IDとを取得する。その後、プロセッサ21は、ACT67へと進む。
このように、プロセッサ21は、対象商品を登録してから返品するまでの間に別の商品が登録されていない場合には、ACT66の処理をスキップしてACT67へと進む。一方、プロセッサ21は、対象商品を登録してから返品するまでの間に別の商品が登録されている場合には、ACT66としてその別の商品の商品IDと売場IDとを全て取得してから、ACT67へと進む。
プロセッサ21は、ACT67として第3属性レコード2351を生成する。すなわちプロセッサ21は、時計24で計時されている日時を保存日時とする。プロセッサ21は、対象商品の商品IDを第5商品IDとする。プロセッサ21は、対象商品の売場IDを第5売場IDとする。プロセッサ21は、別の商品の商品IDと売場IDとを取得している場合には、その商品IDを第6商品IDとし、売場IDを第6売場IDとする。別の商品の商品IDと売場IDとを取得していない場合には、プロセッサ21は、第6商品IDと第6売場IDとをいずれもNULL値とする。プロセッサ21は、削除所要時間Tcを第3所要時間とする。しかしてプロセッサ21は、上述した保存日時、第5商品ID、第5売場ID、第6商品ID、第6売場ID及び第3所要時間Tcにより、第3属性レコード2351を生成する。
プロセッサ21は、ACT68として第3属性レコード2351を第3属性ファイル235に保存する。以上で、プロセッサ21は、第3属性分析処理を終了する。
ここに、第3属性分析処理を実行するプロセッサ21は、認識手段、検出手段及び収集手段として機能する。すなわちプロセッサ21は、売場で同一客により登録された商品の識別情報及びその登録時刻と、返品された商品の識別情報及びその返品時刻とから、商品が返品されるまでに要した時間、つまりは返品所要時間Tcを認識する(ACT61〜ACT63)。そしてプロセッサ21は、返品所要時間Tcが閾値時間Tzを超える商品を検出する(ACT64)。またプロセッサ21は、商品が返品されるまでの間に別の商品が購入されたか否かを確認する(ACT65〜ACT66)。しかしてプロセッサ21は、検出された商品の属性分析に必要な情報として第3属性レコード2351を生成し、第3属性ファイル235に保存することで収集する(ACT67〜ACT68)。
このように、分析サーバ20は、客が一旦購入した商品を閾値時間Tzよりも長い時間を掛けて元の売場に返品した事象を検出する。そして分析サーバ20は、この事象に係わる情報を第3属性レコード2351として第3属性ファイル235に収集する。このような事象は、主に、客が一旦登録した商品を購入するかどうか迷って購入に至らなかった場合に発生する。すなわち、第3属性ファイル235に収集された情報は、客が迷ったうえで購入に至らないという属性を有する商品の属性分析に必要な情報であると言える。
また、客が商品を返品するまでの間に別の商品を購入していた場合、分析サーバ20は、その別の商品の情報も含めて第3属性ファイル235に収集する。このような事象は、客が一旦登録した商品よりも好ましい別商品を見つけたために返品した場合に発生する。すなわち、第3属性ファイル235に収集された情報は、客が迷ったうえで購入に至らないという属性を有する商品に加えて、その代用として購入に至ったという属性を有する商品の属性分析に必要な情報であると言える。
したがって、分析サーバ20は、第3属性ファイル235に収集された情報を分析することで、客が迷ったうえで購入に至らないという属性を有する商品、さらにはその代用として購入に至ったという属性を有する商品を特定することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、客自身が売場で購買商品をセルフ登録するようにした店舗システム10をそのまま利用して、客が見つけづらい、迷いやすい等といった商品の属性分析に必要な情報を収集することができる。したがって、客の動線分析に必要なカメラ、ビーコン等のシステムが不要であるので、初期コスト及びランニングコストを低く抑えることができる。また、画像あるいは信号を解析するためのシステムも不要なので、低コストで実現することができる。
以上、情報収集装置の実施形態について説明したが、かかる実施形態はこれに限定されるものではない。
前記実施形態では、ユーザ端末40として客が所有するスマートフォン、タブレット端末等を使用する店舗システム10を例示した。他の実施形態としては、ショッピングカートに取り付けられたカート端末をユーザ端末として使用する店舗システム10であってもよい。あるいは、客の店内行動を追跡し、商品棚から商品を取り出すという行動を認識した場合に購買商品を登録する店舗システム10であってもよい。この場合、ユーザ端末40は不要となる。
第1属性分析処理において、ACT24の処理を省略してもよい。すなわち、プロセッサ21が、同じ売場で販売されている商品について登録所要時間Taが閾値時間Txを超える場合に、第1属性レコード2331を生成して第1属性ファイル233に保存してもよい。この場合、売場間距離は“0”であるので、閾値時間Txは、客が購買商品を見つけるのに要する十分な時間となる。このような実施形態によれば、同じ棚に陳列されている商品であっても見つけにくいという属性を有する商品の属性分析に必要な情報を収集することができる。
プロセッサ21が第1属性分析処理、第2属性分析処理及び第3属性分析処理を実行する順番は特に限定されない。また、第1属性分析処理、第2属性分析処理及び第3属性分析処理をすべて実行しなくてもよい。分析に必要な情報を収集し得る分析処理を実行すればよい。
前記実施形態では、分析サーバ20が情報収集装置としての機能を有する場合を例示した。この点に関しては、例えば店舗サーバ12が情報収集装置としての機能を有してもよい。この場合、店舗サーバ12は、第1属性ファイル233、第2属性ファイル234及び第3属性ファイル235を、通信サーバ13を介して分析サーバ20へと送信することで、前記実施形態と同様な分析が可能となる。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態及びその変形は、発明の範囲に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…店舗システム、11…仮想POSサーバ、12…店舗サーバ、13…通信サーバ、14…会計機、15…アクセスポイント、16…通信回線、20…分析サーバ、21…プロセッサ、22…メインメモリ、23…補助記憶デバイス、24…時計、25…通信インターフェース25…システム伝送路、30…通信ネットワーク、40…ユーザ端末、50…店舗取引ファイル、221…対象メモリ、222…直前メモリ、223…実行済メモリ、231…店内マップメモリ、232…売場データメモリ、233…第1属性ファイル、234…第2属性ファイル、235…第3属性ファイル。

Claims (6)

  1. 売場で同一客により登録された商品の識別情報をその商品が登録された時刻とともに取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した前記商品の識別情報及び前記時刻から、同一客による商品の登録順と登録までの所要時間とを認識する認識手段と、
    前記認識手段により認識した前記同一客による商品の登録順と登録までの所要時間とを基に、所定の属性を有する商品を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出した商品の属性分析に必要な情報を収集する収集手段と、
    を具備する情報収集装置。
  2. 前記検出手段は、直前の商品が登録されてから所定時間を超えて登録された商品を所定の属性を有する商品として検出する、請求項1記載の情報収集装置。
  3. 商品の売場を特定する特定手段、
    をさらに具備し、
    前記検出手段は、前記所定時間を超えて登録された商品が、前記直前の商品とは売場が異なる場合に、所定の属性を有する商品として検出する、請求項2記載の情報収集装置。
  4. 商品の売場を特定する特定手段、
    をさらに具備し、
    前記検出手段は、同じ売場の商品が登録されてから所定時間を超えて登録された商品を所定の属性を有する商品として検出する、請求項1記載の情報収集装置。
  5. 前記取得手段は、さらに売場に戻された商品の識別情報をその商品が戻された時刻とともに取得し、
    前記検出手段は、同一客により登録されてから所定時間を超えて戻された商品を所定の属性を有する商品として検出する、請求項1記載の情報収集装置。
  6. 情報収集装置のコンピュータを、
    売場で同一客により登録された商品の識別情報をその商品が登録された時刻とともに取得する取得手段、
    前記取得手段により取得した前記商品の識別情報及び前記時刻から、同一客による商品の登録順と登録までの所要時間とを認識する認識手段、
    前記認識手段により認識した前記同一客による商品の登録順と登録までの所要時間とを基に、所定の属性を有する商品を検出する検出手段、及び、
    前記検出手段により検出した商品の属性分析に必要な情報を収集する収集手段、
    として機能させるための制御プログラム。
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