JP2021151203A - 食品洗浄装置 - Google Patents

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【課題】食材を水中移送させながら水流を噴射して食材を傷めずに十分な洗浄効果を実現し、併せて装置清掃等のメンテナンスも容易とした食品洗浄装置を提供する。【解決手段】内部に洗浄水を収容し、一端に被洗浄物である食材の投入口を有し、他端に被洗浄物の取出口を備えた水槽1と、水槽1に水流を発生させて水槽の被洗浄物を一定方向に移送する水流発生手段2、3と、水槽1を移送される被洗浄物に対して、水流を噴射して被洗浄物を洗浄する洗浄水噴射手段4と、前記洗浄水噴射手段4の噴射水を受けて水槽の一方側に押し流される被洗浄物を、噴射水流に抗して押し戻す揺動手段5を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は食品洗浄装置に関し、特に、食材を水中移送させながら水流を噴射して食材を傷めずに十分な洗浄効果を実現し、併せて装置清掃等のメンテナンスも容易とした食品洗浄装置に関する。
従来、食品洗浄装置として、内部に洗浄水を収容する洗浄水槽を設け、この洗浄水槽内には流水入口を設けた一端側の食品投入部から流水出口を設けた他端側の食品取出部に向かう搬送洗浄路を形成させると共に、食品取出部に取出しコンベアを取り付け、搬送洗浄路の下方にエアー噴出装置を設け、前記流水入口から流入する洗浄水の勢い、およびエアー噴出装置からのエアーの勢いによって、搬送洗浄路に食品投入部から食品取出部に向けて水流を生じさせるようにしたものが知られている(特許文献1参照)。
この食品洗浄装置では、食品投入部に投入された被洗浄食品は、エアーによる気泡を下方から浴びて洗浄されながら食品投入部から食品取出部に向けて生じた水流によって搬送洗浄路を食品取出部側へと送られ、そして、この食品取出部に搬送された被洗浄食品は取出しコンベアによって洗浄水槽の外部に取り下ろされるものである。
特開2002−330743号公報
しかしながら、前記特許文献1の技術では、流入する洗浄水とエアー噴出装置からのエアーの勢いのみによって洗浄を行うため、十分な洗浄力が得られないという問題があった。
一方、パンチング式の回転ドラムに食材を投入し、ドラムの外から水流を噴射して食材を洗浄する装置があるが、ポンプの水流が強力なため、そしてステンレス等の羽根で強制的に食材を送るために、食材が傷みやすいという問題があった。
また、この装置においてはメンテナンスの洗浄等においては、ドラムを外さなければならず、手間を要するという問題もあった。
本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、食材を水中移送させながら水流を噴射して食材を傷めずに十分な洗浄効果を実現し、併せて装置清掃等のメンテナンスも容易とした食品洗浄装置を提供することにある。
前記目的を達成するための手段として請求項1記載の食品洗浄装置では、内部に洗浄水を収容し、一端に被洗浄物である食材の投入口(10)を有し、他端に被洗浄物の取出口(11)を備えた水槽(1)と、水槽(1)に水流を発生させて水槽の被洗浄物を一定方向に移送する水流発生手段(2)(3)と、水槽(1)を移送される被洗浄物に対して、水流を噴射して被洗浄物を洗浄する洗浄水噴射手段(4)と、前記洗浄水噴射手段(4)の噴射水を受けて水槽の一方側に押し流される被洗浄物を、噴射水流に抗して押し戻す揺動手段(5)を備えている。
請求項2記載の食品洗浄装置では、請求項1記載の食品洗浄装置において、前記揺動手段(5)は網状体(13)を揺動させることにより噴射水流に抗して被洗浄物を押し戻す機能を備えており、洗浄水噴射手段(4)からの噴射水流を受ける網状体(13)の背後に張り付き防止板(16)を配置し、張り付き防止板(16)によって生じる跳ね返りの水流を利用して網状体(13)に張り付く被洗浄物を離反させる機能を備えている。
請求項3記載の食品洗浄装置では、請求項1又は2記載の食品洗浄装置において、オーバーフローによるオーバーフロー異物排出部(21)と、水槽内の水中に浮遊する異物や被洗浄物のくずなどを水と共に吸入する吸入異物排出部(24)を備えている。
請求項4記載の食品洗浄装置では、請求項1、2又は3記載の食品洗浄装置において、 水槽内に仕切り(29)を設け、水流の往路と復路を形成した。
請求項1記載の食品洗浄装置においては、水流発生手段を備えたので、水槽に投入された食材は洗浄水中を移送されながら洗浄される。
洗浄水噴射手段を設けたので、移送される食材に対して強い洗浄効果が得られる。
揺動手段を備えたので、水槽の側面に押し流される被洗浄物を、噴射水流に抗して押し戻して、浮沈反転を繰り返しながら確実に洗浄する。
請求項2記載の食品洗浄装置においては、網状体を揺動させることにより噴射水流に抗して被洗浄物を押し戻す構成としているので、ゴミ等の異物は網状体を通過して排出される。
張り付き防止板を備えたので、被洗浄物が噴射水流を受けて網状体に張り付くおそれがあるが、網状体に張り付く被洗浄物は離反して水槽内の移送は滞留せずに行われる。
請求項3記載の食品洗浄装置においては、オーバーフロー異物排出部と吸入異物排出部を設けたので、水面に浮遊するゴミと水中を漂う異物や被洗浄物のくずはそれぞれの排出部から確実に排出される。
請求項4記載の食品洗浄装置においては、水槽内に仕切りを設けたので、水流の還流路が確保され、洗浄水中の移送がスムーズに行われる。
食品洗浄装置の平面からの説明図である。 食品洗浄装置の側面からの説明図である。 食品洗浄装置の正面からの説明図である。 食品洗浄装置の正面からの説明図である。 金網と取付枠の説明図である。 張り付き防止板の取付状態を示す説明図である。
本発明の食品洗浄装置Aは、洗浄水を収容する水槽1と、水槽1に水流を発生させて水槽に投入された被洗浄物を一定方向に移送する水流発生手段2、3と、水槽1を移送される被洗浄物に対して水流を噴射して被洗浄物を洗浄する洗浄水噴射手段4と、その洗浄水噴射手段の噴射水を受けて水槽の一方側に押し流される被洗浄物を、噴射水流に抗して押し戻す揺動手段5と、洗浄水のオーバーフロー排水を貯留するオーバーフローろ過タンク6と、洗浄水中を浮遊する異物や野菜くずなどを水と共に吸入し排水する水中ろ過タンク7と、装置全体の稼働を制御する制御部8を主要な構成としている。
前記水槽1は上面が開口した直方体状の貯水容器であり、内部に洗浄水を収容し、一端に被洗浄物である食材の投入口10を有し、他端に被洗浄物の取出口11を備えている。
投入口10から投入されたキャベツ等の被洗浄物は、水槽中を上流から下流へ流れて洗浄され、取出口11の排出コンベア12から排出される。
水槽1の上流端には噴射口2が配置されており、この噴射口2から水流が下流へ向かって噴射されて水槽に投入された被洗浄物を移送する水流を発生させる。噴射口2は、仕切り29の上方に配置されている。
また、水槽の底には曝気ノズル3が配置されており、この曝気ノズル3からエアーが下流へ向かって噴射されて水槽に投入された被洗浄物を下流に移送する水流を発生させる。
これら、噴射口2と曝気ノズル3によって水流発生手段が構成されている。
水槽の上流から下流に向かう右側面には水槽を移送される被洗浄物に対して水流を噴射する洗浄水噴射ノズル4(洗浄水噴射手段)が設けられている。
この洗浄水噴射ノズル4は、水槽の側面の上方に水平方向に一列に所定間隔を置いて、複数のノズルを突設したものであり。水槽を移送される被洗浄物(食材)に対して垂直又は多少角度をつけて洗浄水を噴射する。
前記洗浄水噴射ノズル4の水槽の対向側面には揺動手段5が設けられている。
この揺動手段5は、洗浄水噴射ノズル4の噴射水を受けて水槽の一方側に押し流される被洗浄物を、噴射水流に抗して押し戻す機能を備えるものであり、金網13(網状体)と、その金網13を固定する取付枠14と、その取付枠14を前後に揺動する駆動部15を備えている。
金網13は、一例として長さ数十cm、水槽の深長よりやや高い幅を有する横長の長方形状をしており、金網13は水槽1の底部の仕切29の上部から上方に配設され、上辺端は水面から露出している。金網13の網目は、被洗浄物が通過せず、被洗浄物の付着異物や野菜くずなどを通過させる大きさと形状に形成されている。
取付枠14は、金網13の外周を支持して取付けるための固定部であり、金網13の左右両端をスライド着脱するスライド取付部17を有しており、取付枠14の下部は水槽本体に回動自在に軸支され、上部は取付枠を前後に駆動するロッド18が連結されている。
スライド取付部17の代わりとして、ネジ、フック等によって固定することも可能である。また、金網の代わりにパンチング板を使用することも可能である
駆動部15は、モータ19と、モータ19によって回転する円盤の中心からずれた一端にロッドを連結して、円盤の回転と共にロッドが前後動するエキセンカム機構20(偏心円板カム)を備えている。
モータ19の回転によりエキセンカム機構20を介してロッド18が進退する。取付枠14の下部は回動自在に軸支されているので、ロッド18が伸長すると、ロッド18の先端が取付枠14を20°前後内側へ傾斜させる。ロッド18が後退すると取付枠14を垂直位置へ復帰させる。このロッド18の進退の繰り返しによって、取付枠14及び金網13が垂直位置から、傾斜位置への傾動を繰り返す揺動運動を行う。
揺動手段5は、揺動(往復)運動をしているので、被洗浄物は金網13に張り付く、離れるを繰り返し、金網に張り付いたままにならず、異物除去効果を落とすことなく使用することができるが、より確実に被洗浄物の張り付きを防止するために、前記揺動手段5の背後には図3、6に示すように、水槽側面から張り付き防止板16が突設されている。
揺動手段5の背後の水槽は、上方が外側に開いた傾斜側面26とされており、その傾斜側面26の上端を超えてオーバーフロー排水される構成とされている。そして、この傾斜側面26に水平方向に間隔を置いて2か所に取付片16aが突設され、この取付片16aに張り付き防止板16の両端が取付固定されている。
この張り付き防止板16は垂直位置の金網の中央部背後に近接した位置であって、水槽の水平方向に配設され、横長の板材の上辺及び下辺を金網方向へ向かってやや屈曲させた形状とされている。
また、張り付き防止板16の上端はオーバーフロー水位よりやや高く、または同程度の高さに設定されている。
このような構成とされているため、揺動手段5の金網13が後退するときに金網13に張り付いた被洗浄物と、張り付き防止板16が、その間の水を挟み込んでいく状態になり、その跳ね返りの水流で被洗浄物の張り付きをさらに解消することができる。
なお、この張り付き防止板16の形状、位置、大きさ等については洗浄対象物、噴射水流の方向、強弱等によって適宜設定される。また、張り付き防止板16は、水流の進行方向と角度を設けて取り付けてもよい。
揺動手段5の対面には洗浄水噴射ノズル4が配置されており、この洗浄水噴射ノズル4から噴射された水流が揺動手段5に向かって噴射されるが、揺動手段5は噴射ノズル4から噴射される水によって流される被洗浄物を水槽1の中央へ戻す。そのため、被洗浄物は洗浄水噴射ノズル4と揺動手段5の間で浮沈反転を繰り返しながら洗浄される。
水流の噴射を受けて、除去されたゴミ等の異物は金網13を通過してその背後のオーバーフロー部21の樋22に排出され、樋22の傾斜に沿ってろ過袋23に達し、オーバーフローろ過タンク6に貯留される。また、水中を漂うゴミ等の異物は金網を通過して吸入排出口24から吸入され、ろ過袋25を通過して水中ろ過タンク7に貯留される。
水槽の底には曝気装置27が設けられている。
この曝気装置27は、水槽の底に挿通された3列のパイプと、そのパイプの先端と基端を連結する横パイプと、それらのパイプ上面に所定間隔で設けられた曝気ノズル3と、パイプ及び横パイプにエアーを送出するブロアー28を備えている。
それぞれ曝気ノズル3は下流に向かって傾斜すると共に、被洗浄物を揺動手段の金網側に押しやるために揺動装置側へ傾斜して突設されている
ブロアー28から送出されたエアーは曝気ノズル3により水槽の底全体からエアーが噴出(バブリング)され、曝気ノズル3からのエアーの噴射方向に沿って、揺動装置へ向かって水流を発生させ、同時に上流から下流へ水流を発生させる水流発生手段としても機能する。また、バブリングと水流により被洗浄物の洗浄も行われる。
なお、曝気ノズル3の傾斜は配置位置によってそれぞれ角度を設定することが可能である。例えば、投入口近くや揺動手段の出口近くは下流側に傾斜して取り付けられ、揺動手段の近くでは下流側及び揺動手段側に傾斜して取り付けることも可能である。
曝気装置の上面には曝気ノズル3の部分を円形に切り抜いた形状の仕切り29(パンチング板)が設けられている。
この仕切り29は、曝気ノズル3の先端と同じ高さの位置に曝気ノズル3の噴射口のみを露出して配置されている。
この仕切り29によって、水槽1の上側と下側の仕切りが構成され、水槽1の底と仕切りの間に流域が確保される。そのため、水槽1の上側の水流の往路に対して、水槽の下側に水流を還流させる復路が形成される。
この仕切り29は水槽の底全体にわたって配設されて、仕切りには適宜、水の通過孔が設けられる。
前記水槽の側面には、水槽のオーバーフローにより排出された水をろ過して貯留するオーバーフローろ過タンク6と、水槽の水中から吸入した水をろ過して貯留する水中ろ過タンク7が備えられている。
オーバーフローろ過タンク6及び水中ろ過タンク7は、それぞれ細かいメッシュの生地からなるろ過袋23、23a、25を備えており、水槽から流出する水がろ過袋に導入され、ろ過袋によってゴミ等が回収された後に、タンクに水が貯留される。
オーバーフローろ過タンク6は、揺動手段の金網の背後に設けられたオーバーフロー部21(オーバーフロー異物排出部)から排出された水を樋を通過させて貯留する。このオーバーフロー部21では水面を浮遊する異物が金網を通過してろ過袋23に導入され回収される。
また、水槽の下流の端にもオーバーフロー部21a(オーバーフロー異物排出部)が設置されており、下流に流れ着いた浮遊異物は樋を通過してろ過袋23aに導入され回収される。
オーバーフローろ過タンク6に貯留された水は循環ポンプ6aによりパイプを経由して水槽の上流側の噴射口2により噴射される。
水中ろ過タンク7は、揺動手段5の金網13の背後の水中に設けられた2か所の吸入排出口24(吸入異物排出部)から吸入された水を貯留する。水中を浮遊する異物が金網を通過して吸入排出口24から吸入され、ろ過袋25に導入され回収される。尚、吸入排出口24は2か所に限定されず、1か所でもあるいは3か所以上に設置してもよい。
水中ろ過タンク7に貯留された水は循環ポンプ7aによりパイプを経由して洗浄水噴射ノズル4へ循環し、噴射される。
ここで、水中ろ過タンク7の水位は、循環ポンプ7aの水の循環により水槽1の水位よりも低く設定されている。すなわち、オーバーフロー部21による排出水位と水中ろ過タンクの水位には水位差hが形成されているため(図3参照)、水中に連結された吸入排出口24から水中ろ過タンク7へ水が吸入排出される。
水に浮く軽いゴミは上側のオーバーフロー部21よりオーバーフローろ過タンク6へ排出され、水中に浮遊するゴミは下側の吸入排出口24より水中ろ過タンク7へ排出される。
次に、食品洗浄装置の使用方法を説明する。
切断したキャベツ等の被洗浄物を水槽の投入口10に投入する。
投入された被洗浄物は、噴射口2及び曝気ノズル3(水流発生手段)により下流へ移送される。
水槽1の上流から下流に向かう右側面には被洗浄物に対して水流を噴射する洗浄水噴射ノズル4が設けられているので、この噴射ノズルからの強い水流により食材が十分に洗浄される。
洗浄水噴射ノズル4からの噴射水を受けて、被洗浄物は水槽の側面へ押し流されるが、金網13が水槽の内側へ向かって揺動しているので、その揺動する金網13に押し戻されながら浮沈反転を繰り返しながら洗浄される。
装置の運転に伴い、金網13に被洗浄物が張り付くおそれがあるが、張り付き防止板16が設けられているので、跳ね返りの水流を受けて被洗浄物は金網13から離反する。
浮遊するゴミ等の異物は揺動手段の金網を通過して背後のオーバーフロー部21から排出される。下流に達した異物はオーバーフロー部21aから排出される。
また、水中を漂う異物は金網13を通過して吸入排出口24から排出される。
オーバーフローろ過タンク6に貯留された水は循環ポンプ6aによりパイプを経由して水槽の上流側の噴射口2により噴射される。
水中ろ過タンク7に貯留された水は循環ポンプ7aによりパイプを経由して洗浄水噴射ノズル4から噴射される。
ここで、水中ろ過タンク7の水位は循環ポンプにより水槽1の水位より常に低く設定されているので、水槽の吸入排出口24から水が吸入排水される。
水槽1を流れて下流に達した被洗浄物は排出コンベア12によって排出される。
排出コンベア12には、必要に応じてシャワーが設定され、最終的な洗浄作業が行われる。
水槽1の底には仕切り29が設けられているので、水槽の上側の水流の往路に対して、水槽の下側に水流を還流させる復路が形成され、往路と復路のスムーズな流れが形成される。
水槽1の底に堆積した重い異物、砂、小石、金属のくずなどは、仕切り29を取り外すことにより容易に清掃が可能である。
運転中は給水口30より下流側に向けて常時清水が供給され、噴射口や曝気ノズルと共に水流を生じさせている。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明の具体的な構成は本実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲における設定変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例ではキャベツについて説明したが、これに限らず、他の野菜、海産物、食肉等の食材に適用することも可能である。
また、実施例で説明した金網13については、パンチング板等の水の通過孔を備えた部材を使用することも可能である。
A 食品洗浄装置
1 水槽
2 噴射口(水流発生手段)
3 曝気ノズル(水流発生手段)
4 洗浄水噴射ノズル(洗浄水噴射手段)
5 揺動手段
6 オーバーフローろ過タンク
6a 循環ポンプ
7 水中ろ過タンク
7a 循環ポンプ
8 制御部
10 投入口
11 取出口
12 排出コンベア
13 金網(網状体)
14 取付枠
15 駆動部
16 張り付き防止板
17 スライド取付部
18 ロッド
19 モータ
20 エキセンカム機構
21 オーバーフロー部
21a オーバーフロー部
22 樋
23 ろ過袋
23a ろ過袋
24 吸入排出口(吸入異物排出部)
25 ろ過袋
26 傾斜側面
27 曝気装置
28 ブロアー
29 仕切り
30 給水口

Claims (4)

  1. 内部に洗浄水を収容し、一端に被洗浄物である食材の投入口(10)を有し、他端に被洗浄物の取出口(11)を備えた水槽(1)と、
    水槽(1)に水流を発生させて水槽の被洗浄物を一定方向に移送する水流発生手段(2)(3)と、
    水槽(1)を移送される被洗浄物に対して、水流を噴射して被洗浄物を洗浄する洗浄水噴射手段(4)と、
    前記洗浄水噴射手段(4)の噴射水を受けて水槽の一方側に押し流される被洗浄物を、噴射水流に抗して押し戻す揺動手段(5)を備えたことを特徴とする食品洗浄装置。
  2. 前記揺動手段(5)は網状体(13)を揺動させることにより噴射水流に抗して被洗浄物を押し戻す機能を備えており、
    洗浄水噴射手段(4)からの噴射水流を受ける網状体(13)の背後に張り付き防止板(16)を配置し、張り付き防止板(16)によって生じる跳ね返りの水流を利用して網状体(13)に張り付く被洗浄物を離反させる機能を備えたことを特徴とする請求項1記載の食品洗浄装置。
  3. オーバーフローによるオーバーフロー異物排出部(21)と、水槽内の水中に浮遊する異物や被洗浄物のくずなどを水と共に吸入することによる吸入異物排出部(24)を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の食品洗浄装置。
  4. 水槽内に仕切り(29)を設け、水流の往路と復路を形成したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の食品洗浄装置。
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