JP2021150412A - 部品装着システムおよび管理装置 - Google Patents

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寛昭 加藤
Hiroaki Kato
寛昭 加藤
広紀 小林
Hiroki Kobayashi
広紀 小林
悟史 河口
Satoshi Kawaguchi
悟史 河口
美伯 礒端
Yoshio Isohata
美伯 礒端
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【課題】作業者によるテープ部材の切屑の回収作業の負担を軽減することができてテープ部材の切屑を回収することができる部品装着システムおよび管理装置を提供する。【解決手段】部品装着システムは、切屑Rが通過するシュート部17と、シュート部17の内部17bに収容された切屑Rの落下を防止する開閉可能なシャッタ23と、シュート部17の下方を経由するように設けられ、切屑Rを受け取って搬送する搬送車4が移動する移動路20と、を備えている。搬送車4がシュート部17の開口17aの下方に位置し、かつシャッタ23が開いた状態で搬送車4は切屑Rを受け取ることで、テープフィーダから排出されるテープ部材12の切屑Rを回収する。【選択図】図4

Description

本発明は、テープフィーダから排出されるテープ部材の切屑を回収する部品装着システムおよび管理装置に関する。
基板に部品を装着する部品装着装置の部品供給部には、部品を収納するテープ部材を用いて部品を供給するテープフィーダが複数装着される。部品を供給したテープ部材はテープフィーダの後方から排出された後、カッタで切断されて切屑となって回収される(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の部品装着装置では、テープフィーダから排出された使用済みのテープ部材は、ガイド機構によって台車に設けられたテープ排出部に導かれ、テープ排出部のカッタで切断されて切屑となる。当該切屑は、台車に設けられた回収ボックスに収容される。
特開2017−69438号公報
しかしながら、特許文献1を含む従来技術では、回収ボックスに収容された切屑を作業者が回収する必要があった。複数の部品装着装置が設けられている場合、部品装着装置に装着されている台車毎に作業者は回収ボックスに収容された切屑を回収しなければならず、作業者の負担が大きい。
そこで本発明は、作業者によるテープ部材の切屑の回収作業の負担を軽減することができる部品装着システムおよび管理装置を提供することを目的とする。
本発明の部品装着システムは、テープフィーダから供給されたテープ部材に収容された部品を基板に装着する部品装着装置を備え、前記テープフィーダから排出される前記テープ部材の切屑を回収する部品装着システムであって、前記切屑が通過するシュート部と、前記シュート部の内部に収容された前記切屑の落下を防止する開閉可能なシャッタと、前記シュート部の下方を経由するように設けられ、前記切屑を受け取って搬送する搬送車が移動する移動路と、を備え、前記搬送車が前記シュート部の開口の下方に位置し、かつ前記シャッタが開いた状態で前記搬送車は前記切屑を受け取る。
本発明の他の部品装着システムは、複数の部品装着ラインと、複数の搬送車と、複数の部品装着ラインおよび複数の搬送車を管理する管理部を有する管理装置と、を備え、前記複数の部品装着ラインの各々は、テープフィーダから供給されたテープ部材に収容された部品を基板に装着する部品装着装置を含み、前記部品装着装置は、前記切屑が通過するシュート部と、前記シュート部の内部に収容された前記切屑の落下を防止する開閉可能なシャッタと、前記シュート部の下方を経由するように設けられ、前記切屑を受け取って搬送する前記搬送車が移動する移動路と、を含み、前記管理部は、前記複数の部品装着ラインの各々の前記部品装着装置の生産状況に基づいて、前記切屑の回収が必要な前記部品装着装置を特定し、特定された前記部品装着装置へと向かわせる指令を前記複数の搬送車のうちの1台の搬送車に出し、前記搬送車は、前記シュート部の開口の下方に位置し、かつ前記シャッタが開いた状態で前記搬送車は前記切屑を受け取る。
本発明の管理装置は、複数の部品装着ラインおよび複数の搬送車を管理する管理部を備え、前記複数の部品装着ラインの各々は、テープフィーダから供給されたテープ部材に収容された部品を基板に装着する部品装着装置を含み、前記部品装着装置は、前記切屑が通過するシュート部と、前記シュート部の内部に収容された前記切屑の落下を防止する開閉可能なシャッタと、前記シュート部の下方を経由するように設けられ、前記切屑を受け取って搬送する搬送車が移動する移動路と、を含み、前記管理部は、前記複数の部品装着ラインの各々の前記部品装着装置の生産状況に基づいて、前記切屑の回収が必要な前記部品装着装置を特定し、特定された前記部品装着装置へと向かわせる指令を前記複数の搬送車のうちの1台の搬送車に出し、前記搬送車は、前記シュート部の開口の下方に位置し、かつ前記シャッタが開いた状態で前記搬送車は前記切屑を受け取る。
本発明によれば、作業者によるテープ部材の切屑の回収作業の負担を軽減することができる。
本発明の一実施の形態の部品装着システムの構成説明図 本発明の一実施の形態の部品装着システムが備える部品装着ラインの構成説明図 本発明の一実施の形態の部品装着システムが備える部品装着装置の構成説明図 本発明の一実施の形態の部品装着システムが備えるシュート部と搬送車の構成を説明する(a)正面図(b)側面図 (a)(b)本発明の一実施の形態の部品装着システムが備えるシュート部のシャッタの機能説明図 本発明の一実施の形態の部品装着システムの第2実施例が備える移動路と搬送車の構成を説明する(a)平面図(b)部分断面図 本発明の一実施の形態の部品装着システムの第3実施例の構成説明図 本発明の一実施の形態の部品装着システムの第3実施例が備える搬送車の構成を説明する(a)側面図(b)カバーを閉じた状態の前面図(c)カバーを開いた状態の前面図 本発明の一実施の形態の部品装着システムの(a)第4実施例の構成説明図(b)(c)第4実施例が備える移動路と搬送車を説明する平面図 本発明の一実施の形態の部品装着システムの第3実施例の制御系の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態の部品装着システムにおける切屑回収方法のフローを示す図 本発明の一実施の形態の部品装着システムで使用される排出テープデータの一例の説明図 本発明の一実施の形態の部品装着システムで使用される(a)シュート部収容量データの一例の説明図(b)搬送車データの一例の説明図
以下に図面を用いて、本発明の一実施の形態を詳細に説明する。以下で述べる構成、形状等は説明のための例示であって、部品装着システム、部品装着ライン、部品装着装置、台車、搬送車の仕様に応じ、適宜変更が可能である。以下では、全ての図面において対応する要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図2、および後述する一部では、水平面内で互いに直交する2軸方向として、基板搬送方向のX方向(図2における左右方向)、基板搬送方向に直交するY方向(図2における左右方向)が示される。また、図3、および後述する一部では、水平面と直交する高さ方向としてZ方向(図3における上下方向)が示される。
まず図1を参照して、部品装着システム1の構成を説明する。部品装着システム1は、フロアFに配置された2本の部品装着ラインL1〜L2が有線または無線による通信ネットワーク2によって接続され、管理コンピュータ3によって管理される構成となっている。各部品装着ラインL1〜L2は、後述するように部品装着装置を含む複数の部品実装用装置を連結して構成され、基板に部品を実装して実装基板を生産する機能を有している。なお、部品装着システム1が備える部品装着ラインL1は2本である必要はなく、1本でも3本以上でも良い。
図1において、フロアFには、部品装着装置に部品を供給するテープ部材が切断された切屑を回収する複数の搬送車4が配備されている。搬送車4には、無線通信部4aが内蔵されており、管理コンピュータ3が備える無線管理通信部3aを介して、管理コンピュータ3との間で信号、情報を送受信している。搬送車4は切屑収容部4bを備えており、管理コンピュータ3から送信される指令情報に従って、フロアFに設置された移動路を移動して部品装着装置から排出される切屑を切屑収容部4bに回収する。
次に図2を参照して、部品装着ラインL1〜L2の構成を説明する。部品装着ラインL1〜L2は、基板に部品を装着して実装基板を生産する機能を有している。部品装着ラインL1〜L2は、2基の部品装着装置W1〜W2が連結されている。なお、部品装着ラインL1〜L2が備える部品装着装置W1〜W2は2台に限定されることなく、1台でも、3台以上であってもよい。また、部品装着ラインL1〜L2には、基板にクリームはんだを印刷する印刷装置などの部品実装用装置を連結してもよい(例えば、図7参照)。部品装着装置W1〜W2の前側と後側には、それぞれ部品供給部5が設けられている。部品供給部5には、複数のテープフィーダ6を上面に並べて装着した台車7が着脱自在に結合される。
次に図3を参照して、部品装着装置W1〜W2の構成を説明する。部品装着装置W1〜W2は、基板に部品を装着する機能を有している。基台8の上面に設けられた基板搬送機構9は、基板10をX方向に搬送して位置決めして保持する。基板搬送機構9の上方には、図示省略するヘッド移動機構によって水平方向(X方向、Y方向)に移動する装着ヘッド11が設置されている。基板搬送機構9の側方において基台8に結合された台車7の上部には、複数のテープフィーダ6がX方向に並んで取り付けられている。
台車7の前方側であってテープフィーダ6の下方には、部品装着装置W1〜W2に供給される部品Pを収納するテープ部材12が巻回されたリール13を回転可能に支持するリール保持部14が設置されている。テープフィーダ6は、リール13に収納されているテープ部材12をテープ送り方向に搬送して装着ヘッド11による部品取り出し位置に部品Pを供給する。すなわち、テープフィーダ6は、テープ部材12を用いて部品Pを供給する。
図3において、部品装着装置W1〜W2は、基板搬送機構9、装着ヘッド11、ヘッド移動機構、および部品供給部5に設置されたテープフィーダ6を制御する装着制御装置15を備えている。装着制御装置15は、テープフィーダ6に部品Pの供給指令を送信し、装着ヘッド11、ヘッド移動機構を制御して、装着ヘッド11によってテープフィーダ6が部品取り出し位置に供給する部品Pを取り出し、基板搬送機構9に保持させた基板10の装着点に移送搭載する部品装着作業を実行させる。台車7の上方には、作業者が部品装着作業中の装着ヘッド11などの可動機構に触れないようにカバーする開閉自在の本体カバー16が設置されている。
図2、図3において、台車7の後側には、テープフィーダ6から排出された空のテープ部材12を下方に案内するシュート部17が設置されている。シュート部17には、空のテープ部材12を切断するカッタ18が設置されている。カッタ18は装着制御装置15により制御されており、いずれかのテープフィーダ6から排出された空のテープ部材12が所定の長さ(例えば10cm)になると、空のテープ部材12を一斉に切断する(図4(a)も参照)。
部品装着装置W1〜W2の前側と後側には、部品供給部5に結合された台車7のシュート部17の下方を経由するように、一対のレール19からなる移動路20がそれぞれ配置されている。搬送車4は、一対のレール19の上に車輪を載せて走行し、部品装着ラインL1〜L2内を往復移動する。移動路20を移動する搬送車4はシュート部17の下方で停止して、シュート部17から排出される空のテープ部材12が切断された切屑Rを搬送車4が備える切屑収容部4bに回収する。
図2において、部品装着装置W1〜W2の外部には、搬送車4が受け取った切屑Rを回収する回収場所21が設けられている。搬送車4の切屑収容部4bに収容された切屑Rは、回収場所21に配置された回収箱22に移載される。切屑収容部4bに収容された切屑Rを回収箱22に移載する方法は、様々な方法を取り得る。例えば、回収場所21にクレーン(図示省略)を配置して、回収場所21に停止した搬送車4を持ち上げて切屑Rを回収箱22に移載させてもよい。また、回収場所21の移動路20を傾斜させて配置し、搬送車4を傾かせて切屑Rを回収箱22に移載させてもよい。また、回収場所21に真空吸引機(図示省略)を配置して、切屑収容部4bの切屑Rを吸引して回収箱22に移載させてもよい。
このように、部品装着ラインL1〜L2には、テープ部材12を切断した切屑Rが通過するシュート部17の下方を経由するように、切屑Rを受け取って搬送する搬送車4が移動する移動路20が設けられている。移動路20には、搬送車4がその上を走行する一対のレール19が敷設されている。また、部品装着ラインL1〜L2には、搬送車4が受け取った切屑Rを回収する回収場所21が設けられている。なお、回収場所21は各移動路20に1箇所である必要はなく、2箇所以上の回収場所21を一つの移動路20に設置してもよい。また、移動路20は、搬送車4の移動を側方から規制する一対のガイドを設置して構成し、搬送車4が一対のガイドの間を走行するようにしてもよい。
このように、搬送車4は、各シュート部17から排出される切屑Rを受け取り、回収場所21へと切屑Rを搬送する。これにより、作業者は台車7毎にテープ部材12の切屑Rを回収する必要がなく、作業者によるテープ部材12の切屑Rの回収作業の負担を軽減することができる。
次に図4、図5を参照して、シュート部17と搬送車4の詳細について説明する。シュート部17の下方の開口17aには、開口17aを開閉するシャッタ23が設置されている。シャッタ23は、モータを含むシャッタ駆動部24により開閉する。シャッタ駆動部24は、装着制御装置15により制御されている。図5(a)において、シャッタ23が閉じた状態で、切屑Rはシュート部17の内部17bに堆積される。
図5(b)において、装着制御装置15の制御によりシャッタ駆動部24がシャッタ23を開けると(矢印a)、シュート部17の内部17bに収容された切屑Rがシュート部17の開口17aから排出される(矢印b)。このように、シュート部17には、シュート部17の内部17bに収容された切屑Rの落下を防止する開閉可能なシャッタ23とシャッタ23を駆動するシャッタ駆動部24が配置されている。装着制御装置15は、シャッタ駆動部24を制御する制御部である。
図4(a)、図4(b)において、シュート部17の内部17bには、シュート部17の内部17bに収容された切屑Rが所定量以上であることを検出するシュート切屑検出部25が配置されている。シュート切屑検出部25は、発光部と受光部を含む光学センサであり、シュート部17の内部17bに堆積した切屑Rにより発光部から受光部に向けて照射される光が遮光されることで切屑Rの量が検出される。検出結果は、装着制御装置15を介して管理コンピュータ3に送信される。
図4(a)、図4(b)において、搬送車4は、搬送車4を移動させる走行装置4cと走行装置4cを制御する搬送制御装置4dを備えている。また、搬送車4の切屑収容部4bには、切屑収容部4bに収容された切屑Rが所定量以上であることを検出する搬送切屑検出部26が設置されている。搬送切屑検出部26は、発光部と受光部を含む光学センサであり、切屑収容部4bの内部に堆積した切屑Rにより発光部から受光部に向けて照射される光が遮光されたことを検出することで、切屑Rの量が所定量に到達したことを検出する。検出結果は、無線通信部4aを介して管理コンピュータ3に送信される。
基台8の前面には、シュート部17の開口17aの下方に位置する搬送車4を検出する搬送車検出部27が配置されている。この例では、開口17aの下方に位置する搬送車4の前側と後側を検出する2つの搬送車検出部27が配置されている。搬送車検出部27は、発光部と受光部を含む光学センサであり、シュート部17の開口17aの下方に向けて発光部が光を照射し、搬送車4で反射された反射光を受光部が検出することで、搬送車4がシュート部17の開口17aの下方に位置することを検出する。検出結果は、装着制御装置15を介して管理コンピュータ3に送信される。
図4(a)、図4(b)において、搬送車4がシュート部17の開口17aの下方まで移動して搬送車検出部27により検出され、検出結果が管理コンピュータ3に送信されると、管理コンピュータ3から搬送制御装置4dに停車指令が送信される。停車指令を受信した搬送制御装置4dは、走行装置4cを制御して搬送車4を停止させる。その後、管理コンピュータ3から装着制御装置15にシャッタ開放指令が送信される。シャッタ開放指令を受信した装着制御装置15は、シャッタ駆動部24を制御してシャッタ23を開放させる。これにより、シュート部17の内部17bに収容されていた切屑Rが搬送車4の切屑収容部4bに向けて排出される。
次に図6を参照して、部品実装システムの第2実施例の移動路と搬送車について説明する。第2実施例の移動路は、搬送車が内部を移動する筒状の管路30により形成されている。また、第2実施例の搬送車(以下、単に「搬送車31」と称する。)は、走行装置4cを備えておらず、ワイヤなどの線状部材32により牽引されて管路30の内部を移動するところが図2〜4に示す第1実施例の搬送車4とは異なる。図6は、第2実施例の移動路(管路30)と搬送車31の構成を説明するために部品装着装置W1〜W2の記載を省略して概念的に表している。図6(b)は、図6(a)におけるX方向のA−A断面を概念的に示している。
図6(a)、図6(b)において、部品装着ラインL1〜L2における部品装着装置W2の下流側と部品装着装置W1の上流側には、搬送車31の前後にそれぞれ接続された線状部材32を巻き取り、巻き取った線状部材32を巻き戻す巻き取り装置33、34がそれぞれ配置されている。巻き取り装置33、34は、線状部材32を巻回収容するドラム33a、34aと、ドラム33a、34aを回転駆動するモータ33b、34bをそれぞれ備えている。モータ33b、34bは、巻き取り制御装置35により同期制御される。例えば、搬送車31を下流側に移動させる場合は(矢印c)、下流側の巻き取り装置33が線状部材32を巻き取り(矢印d)、上流側の巻き取り装置34が線状部材32を巻き戻す(矢印e)。
図6(a)、図6(b)において、管路30の上面には、シュート部17を通過した切屑Rが管路30の内部へと進入する切屑進入開口36が設けられている。切屑進入開口36の上部には、切屑進入開口36から上方に向けて広がるホッパ37が設置されている。管路30における搬送車31の位置の検出は、第1実施例で示した搬送車検出部27で検出する他、巻き取り装置33、34が巻き取り、巻き戻した線状部材32の長さでも検出することができる。
巻き取り制御装置35が搬送車31をいずれかのシュート部17の下方に停止させた状態で、シュート部17のシャッタ23が開放されると、シュート部17の内部17bに収容されていた切屑Rが搬送車31の切屑収容部31aに排出される。部品装着装置W1〜W2の外部に延出した管路30の上面には、搬送車31が受け取った切屑Rを回収するための回収開口38(回収場所)が形成されている。搬送車31が収集した切屑Rを回収する際は、制御装置35が搬送車31を回収開口38まで移動させる。なお、回収開口38の配置位置は、部品装着装置W1〜W2の外部であれば、部品装着装置W1〜W2の上流側でも下流側でもよい。
前後に部品供給部5を有する部品装着装置W1〜W2を備える部品装着ラインL1〜L2には、管路30(移動路)、巻き取り装置33、34、搬送車31が前後に2組配置される。また、搬送車31に代わり、第1実施例の搬送車4が管路30の内部を走行してもよい。また、管路30に代わり、一対のレール19からなる移動路20に沿って線状部材32に牽引された搬送車31が移動する構成であってもよい。
次に図7、図8を参照して、部品装着システム40の第3実施例の移動路と搬送車について説明する。第3実施例の部品装着システム40には、複数の部品装着ラインL3〜Lmが配置されている。フロアFに設置された第3実施例の移動路の床にはテープTが設けられている。第3実施例の搬送車(以下、単に「搬送車41」と称する。)は、テープTを検出しながら走行し、複数の部品装着ラインL3〜Lmを移動するところが図2〜4に示す第1実施例の搬送車4、図6に示す第2実施例の搬送車31とは異なる。
図7において、部品装着ラインL3〜Lmには、基板搬送方向の上流側(紙面左側)から下流側(紙面右側)に向けて、基板供給装置W3、印刷装置W4、印刷検査装置W5、中間コンベアM1、部品装着装置W6〜W8、中間コンベアM2、装着検査装置W9、リフロー装置W10、基板回収装置W11が直列に連結されている。基板供給装置W3は、収納部に収納する複数の基板10を下流側の装置に供給する。印刷装置W4は、スクリーンマスクを介して基板10にクリームはんだを印刷する。
印刷検査装置W5は、基板10に印刷されたクリームはんだの印刷状態を検査する。中間コンベアM1,M2は、上流側から受け取った基板10を一時保管して下流側に供給する。部品装着装置W6〜W8は、基板10に部品Pを装着する。装着検査装置W9は、基板10に装着された部品Pの装着状態を検査する。リフロー装置W10は、基板10を加熱して基板10の電極部と部品Pの端子とをはんだ接合させる。基板回収装置W11は、リフロー後の基板10を収納部に回収する。
図7において、中間コンベアM1,M2の長さ(基板搬送方向に直交する方向の長さ)は、隣接する印刷検査装置W5、部品装着装置W6、部品装着装置W8、装着検査装置W9より短い。部品装着ラインL3〜Lmでは、中間コンベアM1を配置することで、部品装着装置W6の側面と印刷検査装置W5の側面を離間させて、中間コンベアM1の前側と後側に隙間Ms1を確保している。同様に、中間コンベアM2の前側と後側には、部品装着装置W8の側面と装着検査装置W9の側面を離間させる隙間Ms2が確保されている。
搬送路を構成するテープTは、搬送車41が部品装着装置W6〜W8の部品供給部5に結合された台車7のシュート部17(図7では図示省略)の下方を経由し、部品装着ラインL3〜Lmの間を移動可能なように設置されている。例えば、搬送車41が基板搬送方向に移動するように部品装着ラインL3と部品装着ラインL4の間に設けられた横方向に延びるテープTは、中間コンベアM1の前側または後側と中間コンベアM2の前側または後側の位置で、部品装着ラインL3に向かう方向(基板搬送方向に交わる方向)と部品装着ラインL4に向かう方向にそれぞれ屈曲して分岐している。
そして、部品装着ラインL3または部品装着ラインL4に向かう縦方向に延びるテープTは、基板搬送方向に沿って部品装着装置W6〜W8のシュート部17を経由するように、隙間Ms1と隙間Ms2において屈曲している。このように、部品装着装置W6と部品装着装置W8の隣に部品装着装置W6〜W8より長さが短い中間コンベアM1,M2を配置することで、部品装着装置W6と部品装着装置W8の側面から部品装着装置W6〜W8の下に搬送車41が進入するように移動路(テープT)を配置することができる。
図7において、テープTを検出しながら走行する搬送車41はシュート部17の下方で停止して、シュート部17から排出される切屑Rを搬送車41が備える切屑収容部41a(図8(a)参照)に回収する。テープTにより形成される移動路には、搬送車41が受け取った切屑Rを回収する回収場所42が設けられている。搬送車41の切屑収容部41aに収容された切屑Rは、回収場所42に配置された回収箱43に移載される。なお、回収場所42は、移動路に一箇所である必要はなく、2箇所以上の回収場所42を移動路に設置してもよい。
回収場所42において搬送車41が停止する位置、および、回収場所42の手前で搬送車41が待機する位置には、複数(ここでは3箇所)の給電場所Sが設置されている。給電場所Sに搬送車41が停止すると、接触または非接触で搬送車41に内蔵された電池に電気が供給される。すなわち、搬送車41は、回収場所42において切屑Rが回収される時間、および切屑Rの回収の待機時間に内蔵された電池が充電される。このように、複数の部品装着ラインL3〜Lmが設けられているフロアFには、複数の搬送車41に電気を供給する給電場所Sが設けられている。複数の搬送車41の各々は、給電場所Sで充電した後、フロアFにおいて切屑Rの回収作業を行う。
図8(a)において、搬送車41は、搬送車4と同様に、無線通信部41b、走行装置41c、搬送制御装置41dを備えている。また、搬送車41の切屑収容部41aには、切屑収容部41aに収容された切屑Rが所定量以上であることを検出する搬送切屑検出部44が設置されている。搬送車41の底面には、テープTを検出するテープ検出部45が設置されている。テープ検出部45は、テープTの素材に応じて、カメラや磁気センサなどが使用される。搬送制御装置41dは、テープ検出部45の検出結果に基づいて、搬送車41がテープTに沿って走行するように走行装置41cを制御する。すなわち、搬送車41は、走行装置41cを備えて自走する。
図8(b)において、搬送車41は、切屑収容部41aを覆う開閉可能なカバー46と、カバー46を駆動するカバー駆動部47とを有している。カバー駆動部47は、搬送制御装置41dによって制御されている。図8(c)において、カバー46は、上に突のドーム形状をしており、カバー駆動部47により天頂部から2つに分かれて左右に回転して開閉する(矢印f)。すなわち、カバー46の開閉は回転動作により行われる。搬送車41は、シュート部17の下方に停止するとカバー46を開けてシュート部17から排出される切屑Rを回収する。切屑Rを回収した搬送車41はカバー46を閉じて走行する。これにより、搬送車41が走行中に切屑収容部41aから切屑Rがこぼれ出ることを防止することができる。
次に図9を参照して、部品実装システムの第4実施例の移動路と搬送車について説明する。第4実施例の部品装着ラインLnは、部品装着装置W6と部品装着装置W8の隣に隙間Ms1,Ms2を確保するための中間コンベアM1,M2の配置が不要な点が第3実施例とは異なる。すなわち、部品装着装置W6と印刷検査装置W5、部品装着装置W8と装着検査装置W9が隣接して配置されている。また、第4実施例の搬送車48は、テープTに沿って前後方向に走行する他、車体の向きは変えずにタイヤの向きを変更してテープTに直交する姿勢で横方向に走行可能な走行装置を備えているところが、第3実施例の搬送車41とは異なる。
図9(a)において、第4実施例の部品装着ラインLnは、基板供給装置W3、印刷装置W4、印刷検査装置W5、部品装着装置W6〜W8、装着検査装置W9、リフロー装置W10、基板回収装置W11が直列に連結されている。部品装着ラインLnの前側と後側の床には、基板搬送方向に延びる横テープTaが直線状に配置されている。部品装着装置W6〜W8の前側と後側の部品供給部5からは、横テープTaに向けて基板搬送方向に直交する方向に延びる引込テープTbがそれぞれ配置されている。引込テープTbが横テープTaと交わる位置(円gで囲う位置)には、分岐マーク49が配置されている。
図9(b)において、搬送車48は、横テープTaを検出しながら横テープTaに沿って走行する(矢印h)。図9(c)において、切屑Rの回収を指定された部品供給部5の前に設置された分岐マーク49に到着した搬送車48はタイヤの方向を変更し、引込テープTbに直交する姿勢で引込テープTbに沿って走行する(矢印i)。その後、指定された部品供給部5に装着された台車7のシュート部17の下方で停止する(図9(a)参照)。すなわち、搬送車48は、部品供給部5の前面側から横向きの姿勢でシュート部17の下方まで移動する。これによって、隙間Ms1,Ms2を確保するための中間コンベアM1,M2を省略することができる。
なお上記の搬送車41と搬送車48は、テープTを検出しながら自走する形態であったが、自走する搬送車はこの形態に限定されることはない。例えば、搬送車は、レーザーレンジスキャナーやカメラなどにより自己位置推定と環境地図作成を同時に行い、指定された位置まで自走するSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)誘導方式の搬送車であってもよい。SLAM誘導方式では、フロアFへのテープTの設置は不要である。
次に図10を参照して、第3実施例の部品装着システム40の制御系の構成について説明する。部品装着システム40は、複数の搬送車41を備えている。複数の搬送車41の台数は、例えば、複数の部品装着ラインL3〜Lmの各々の部品装着装置W6〜W8から排出される切屑Rの回収が間に合う最低限の数に設定される。
図10において、管理コンピュータ3および部品装着ラインL3〜Lmの部品装着装置W6〜W8は、通信ネットワーク2を介して相互に接続されている。部品装着装置W6〜W8は、装着制御装置15、基板搬送機構9、テープフィーダ6、装着ヘッド11、カッタ18、シャッタ駆動部24、シュート切屑検出部25、搬送車検出部27を備えている。装着制御装置15は、装着記憶部50、装着制御部51、カット量算出部52、カッタ制御部53、シャッタ制御部54、装着通信部55を備えている。
装着通信部55は、通信ネットワーク2を介して管理コンピュータ3、他の部品装着装置W6〜W8との間でデータの送受信を行う。装着記憶部50は記憶装置であり、装着データ50a、部品データ50b、排出テープデータ50cなどが記憶されている。装着データ50aには、実装基板の生産機種名(基板名)、基板10に装着される部品Pの種類(部品名)、装着位置(XY座標)、装着方向(θ方向)、装着順序、部品Pを供給するテープフィーダ6の位置などの情報が含まれている。部品データ50bには、部品Pの種類(部品名)毎に、部品Pのサイズ、部品Pを供給するテープ部材12の幅、厚さ、種類、部品Pを供給する際にテープフィーダ6がテープ部材12をテープ送りする送り量などの情報が記憶されている。
図10において、管理コンピュータ3は、管理処理装置60を備えている。管理処理装置60は、管理記憶部61、シュート部収容量算出部62、搬送車収容量算出部63、搬送車電池残量算出部64、回収管理部65、管理通信部66、無線管理通信部3aを備えている。管理記憶部61は記憶装置であり、生産データ61a、シュート部収容量データ61b、搬送車データ61cなどが記憶されている。
生産データ61aは、部品装着システム40における実装基板の生産に使用されるデータであり、部品装着装置W6〜W8で使用される装着データ50aなどが含まれる。管理コンピュータ3は、部品装着システム40で生産する実装基板に応じて、各部品装着装置W6〜W8に必要なデータを送信する。管理通信部66は、通信ネットワーク2を介して部品装着装置W6〜W8との間でデータの送受信を行う。無線管理通信部3aは、無線で搬送車41の無線通信部41bとの間でデータの送受信を行う。
図10において、搬送車41は、搬送制御装置41d、無線通信部41b、走行装置41c、搬送切屑検出部44、テープ検出部45、カバー駆動部47を備えている。搬送制御装置41dは、走行制御部70、カバー制御部71、送信処理部72を備えている。送信処理部72は、無線通信部41bを介して管理コンピュータ3との間でデータの送受信を行う。搬送切屑検出部44の検出結果は、送信処理部72によって管理コンピュータ3に送信される。
走行制御部70は、管理コンピュータ3から受け取った指令情報、テープ検出部45の検出結果に基づいて、管理コンピュータ3から指令された位置までテープTに沿って走行するように走行装置41cを制御する。カバー制御部71は、管理コンピュータ3から受け取った指令情報に基づいて、カバー駆動部47を制御してカバー46を開閉させる。
図10において、装着制御部51は、基板搬送機構9、装着ヘッド11、テープフィーダ6を制御して、部品装着作業を実行させる。カッタ制御部53は台車7に取り付けられている複数のテープフィーダ6から排出された空のテープ部材12のいずれかが所定の長さになると、カッタ18を制御してからのテープ部材12を一斉に切断させる。テープフィーダ6から排出される空のテープ部材12の長さは、部品データ50bに含まれるテープ部材12の送り量に、テープフィーダ6がテープ送りした回数(供給した部品数)を乗じて算出される。
図10において、シャッタ制御部54は、管理コンピュータ3から受け取った指令情報、搬送車41から受け取った指令情報、搬送車検出部27の検出結果に基づいて、シャッタ駆動部24を制御してシャッタ23を開閉させる。例えば、シャッタ制御部54(制御部)は、搬送車検出部27が搬送車4を検出した後に、シャッタ23が開くようにシャッタ駆動部24を制御する。または、シャッタ制御部54は、シュート部17の開口17aの下方に位置する搬送車4からシャッタ23を開く指令情報を受けた後に、シャッタ23が開くようにシャッタ駆動部24を制御する。
また、シャッタ制御部54(制御部)は、シャッタ23を開けてからシュート部17の内部17bに収容していた切屑Rを排出するために必要な所定の時間が経過すると、シャッタ23を閉じるようにシャッタ駆動部24を制御する。または、搬送車41の切屑収容部41aに収容された切屑Rが所定量以上であることを搬送切屑検出部44が検出すると、送信処理部72が管理コンピュータ3を介してシャッタ23を閉じる指令情報をシャッタ制御部54に送信する。指令を受けたシャッタ制御部54は、シャッタ23を閉めるようにシャッタ駆動部24を制御する。
ここで、図11のフローに沿って、図7を参照しながら部品装着システム40における切屑回収方法の例について説明する。まず、搬送車41が切屑Rを回収するシュート部17の下方に移動する(ST1:搬送車移動工程)。例えば、搬送車41は、予め決められた周回コースに従って次のシュート部17の下方に移動する。または、回収管理部65からの指令情報に基づいて、指令されたシュート部17の下方に移動する。あるいは、シュート部17の内部17bに収容された切屑Rが所定量以上であることをシュート切屑検出部25が検出すると、そのシュート部17の下方に移動するように回収管理部65が搬送車41に指令情報を送信する。
図11において、搬送車検出部27が搬送車41を検出すると(ST2においてYes)、回収管理部65から停止指令が送信されて搬送車41が停止する(ST3:搬送車停止工程)。この状態で、搬送車41はシュート部17の下方で停止している。なお、搬送車41は、搬送路に配置されたターゲットを検出して自動で停止するようにしてもよい。搬送切屑検出部44が搬送車41の切屑収容部41aに収容された切屑Rが所定量以上であることを検出した場合(ST4においてYes)、搬送車41は切屑Rを回収せずに回収場所42に移動して切屑収容部41aに収容されている切屑Rを回収箱43に移載させる。
搬送切屑検出部44が切屑収容部41aに収容された切屑Rが所定量以上であることを検出していない場合(ST4においてNo)、すなわち切屑収容部41aに空きがある場合は、カバー制御部71はカバー駆動部47を制御してカバー46を開かせる(ST5:カバー開工程)。カバー46が開くと、シャッタ制御部54はシャッタ駆動部24を制御してシャッタ23を開かせる(ST6:シャッタ開工程)。これにより、シュート部17の内部17bに収容されている切屑Rが搬送車41の切屑収容部41aに落下して移動する。
図11において、シャッタ制御部54は、予め設定された所定時間を経過すると(ST8においてYes)、シャッタ駆動部24を制御してシャッタ23を閉じさせる(ST9:シャッタ閉工程)。また、シャッタ制御部54は、予め設定された所定時間を経過する前に(ST8においてNo)、搬送切屑検出部44が切屑収容部41aに収容された切屑Rが所定量以上となったことを検出しても(ST7においてYes)、シャッタ閉工程(ST9)を実行させる。これにより、切屑収容部41aから切屑Rがあふれ出ることが防止できる。
シャッタ23が閉じると、カバー制御部71はカバー駆動部47を制御してカバー46を閉じさせる(ST10:カバー閉工程)。このように、本実施の形態の切屑回収方法は、搬送車4がシュート部17の開口17aの下方に位置し、かつシャッタ23が開いた状態で搬送車4は切屑Rを受け取る。
次に図4、図10を参照して、シュート部17の内部17bに収容された切屑Rの量であるシュート部収容量と、搬送車41が受け取った切屑Rの量である搬送車収容量に基づく、切屑回収方法について説明する。カット量算出部52は、部品装着装置W6〜W8の部品供給部5に結合された台車7のカッタ18が切断した空のテープ部材12の長さを算出する。算出結果は、排出テープデータ50cとして装着記憶部50に記憶される。
ここで図12を参照して、排出テープデータ50cの例について説明する。排出テープデータ50cは、部品装着装置W6〜W8の部品供給部5に結合された台車7毎に作成される。排出テープデータ50cには、台車7に設定されたフィーダ位置80毎に、フィーダ位置80に装着されたテープフィーダ6から供給される部品Pの部品名81、テープ部材の幅82w、テープ部材の厚さ82t、一回のテープ送りで排出されるテープ送り量83、カットテープ長さ84が記憶されている。
カットテープ長さ84には、カッタ18が空のテープ部材12を切断する毎にテープフィーダ6から排出されていた空のテープ部材12の長さが算出されて記録される。具体的には、カット量算出部52は、フィーダ位置80に装着されたテープフィーダ6が切断後にテープ送りした回数(供給した部品数)にテープ送り量83を乗じて、テープフィーダ6から排出された空のテープ部材12の長さを算出する。また、シュート部17に収容されていた切屑Rが排出されると、テープ送り量83はゼロにリセットされる。
図10において、シュート部収容量算出部62は、排出テープデータ50cに基づいて、テープフィーダ6から排出されてカッタ18で切断された空のテープ部材12の量を積算したシュート部収容量を算出する。算出されたシュート部収容量は、シュート部収容量データ61bとして管理記憶部61に記憶される。具体的には、シュート部収容量算出部62は、カッタ18が空のテープ部材12を切断する度に、排出テープデータ50cに含まれるカットテープ長さ84とテープ部材の幅82wとテープ部材の厚さ82tを乗じてテープ部材12の体積を算出し、記憶されているシュート部収容量に加算する。
シュート部収容量は、部品装着装置W6〜W8の部品供給部5に結合された台車7毎に算出される。なお、シュート部収容量算出部62は、カットテープ長さ84にテープ部材12の種類を乗じる簡易的な方法で空のテープ部材12の量を算出するようにしてもよい。また、シュート部収容量算出部62は、カッタ18がテープ部材12を切断した回数に所定の定数(例えば、カットテープ長さ84の平均値または最大値)を乗じる簡易的な方法で空のテープ部材12の量を算出するようにしてもよい。このように、シュート部収容量算出部62は、テープフィーダ6が排出する空のテープ部材12の長さ(カットテープ長さ84)、テープ部材の幅82w、テープ部材の厚さ82tに基づいて、テープフィーダ6から排出される空のテープ部材12の量(体積など)を算出する。
ここで、図13(a)を参照して、シュート部収容量データ61bの例について説明する。図13(a)は、図7に示す部品装着システム40におけるシュート部収容量データ61bの例である。シュート部収容量データ61bは、部品供給部5に結合された台車7を特定する台車位置85毎に、装着ライン86、装着装置87、装着位置88、シュート部収容量89が記憶されている。装着ライン86が「L3」は部品装着ラインL3を、「L4」は部品装着ラインL4を示している。装着装置87が「W6」は部品装着装置W6を、「W7」は部品装着装置W7を、「W8」は部品装着装置W8を示している。装着位置88が「前」は前側の部品供給部5を、「後」は後側の部品供給部5を示している。
図13(a)に示すシュート部収容量89は任意単位であり、シュート部17の内部17bに切屑Rがない状態を示す「0」から収容可能な上限である「100」までの数字が記録されている。なお、シュート部収容量89は、切屑Rの具体的な体積であってもよい。シュート部収容量89は、カッタ18が空のテープ部材12を切断した時に加算(積算)される。また、シュート部収容量89は、シュート部17から搬送車41に切屑Rが排出された時にゼロに更新(リセット)される。
図10において、搬送車収容量算出部63は、搬送車41がシュート部17から受け取る切屑Rのシュート部収容量89を積算して搬送車収容量を算出する。算出された搬送車収容量は、搬送車データ61cとして管理記憶部61に記憶される。搬送車収容量は、フロアFで切屑Rを回収する搬送車41毎に計算される。ここで、図13(b)を参照して、搬送車データ61cの例について説明する。搬送車データ61cには、搬送車41を特定する搬送車番号90毎に、搬送車収容量91と後述する搬送車電池残量92が記憶されている。
図13(b)に示す搬送車収容量91は任意単位であり、切屑収容部41aに切屑Rがない状態を示す「0」から収容可能な上限である「300」までの数字が記録されている。搬送車収容量算出部63は、搬送車41がシュート部17から切屑Rを受け取ると、該当するシュート部収容量89を搬送車収容量91に加算(積算)する。また、搬送車収容量算出部63は、搬送車41が収容している切屑Rが回収場所42で回収されると、搬送車収容量91をゼロに更新(リセット)する。
図10において、搬送車電池残量算出部64は、搬送車41が給電場所Sに停止して給電を受けた時間、給電後にフロアFを走行した距離、作業した時間などに基づいて、内蔵する電池の残量(搬送車電池残量92)を算出する。算出された搬送車電池残量92は、搬送車データ61cに記憶される。ここで、図13(b)を参照して、搬送車データ61cに記憶された搬送車電池残量92について説明する。搬送車電池残量92は任意単位であり、電池に残量がない状態を示す「0」から電池が充電可能な上限である「100」までの数字が記憶されている。
図7に示す部品装着システム40では、搬送車番号90が「A」から「E」の5台の搬送車41が稼働している。以下、搬送車番号90が「A」の搬送車41を、単に「搬送車41A」のように表示する。搬送車41Aは、回収場所42で切屑Rが回収されて、搬送車収容量91が「0」(図13(b))にリセットされている。さらに搬送車41Aは、切屑Rの回収を待機している時間、および切屑Rが回収されている時間に給電場所Sにおいて内蔵の電池に給電された結果、搬送車電池残量92が「100」(図13(b))まで回復している。
搬送車41Bは、台車位置85が「3」(図13(a))である部品装着ラインL3の部品装着装置W7の前側の台車7の位置に停止している。搬送車41Bは、シュート部17から切屑Rを受け取った直後であり、搬送車41Bの搬送車収容量91には台車位置85が「3」に記録されていたシュート部収容量89が加算されている。これに伴い、台車位置85が「3」のシュート部収容量89が「0」にリセットされている。
図7において、搬送車41Eは、現時点での搬送車収容量91は「289」(図13(b))で収容可能な上限(300)まで余裕がない。そこで、回収管理部65は、搬送車41Eに回収場所42に移動する旨の指令を送信する。指令を受信した搬送車41Eの走行制御部70は、走行装置41cを制御して搬送車41Eを回収場所42に移動させる。図7では、搬送車41Eは回収場所42の1つ手前の給電場所Sまで移動しており、ここで内蔵の電池に充電しながら回収場所42が空くのを待機している。このように、回収管理部65(管理部)は、シュート部17が収容しているシュート部収容量89の切屑Rを搬送車41Eが受け取ると搬送車41Eの最大収容量(300)を超える場合は、搬送車41Eを搬送車41Eが受け取った切屑Rを回収する回収場所42に移動させる。
図7において、部品装着ラインL4の部品装着装置W6の前側付近を走行中の搬送車41Cの搬送車収容量91は「92」(図13(b))で収容量には余裕がある。搬送車41Cは、最も近い台車位置85が「7」(図13(a))のシュート部収容量89が「34」の切屑Rも、移動路上で次に近い台車位置85が「9」(図13(a))のシュート部収容量89が「91」の切屑Rも収容可能である。しかし、最も近い台車位置85が「7」の切屑Rを先に回収すると、次に台車位置85が「9」まで移動する間に台車位置85が「9」のシュート部17の切屑Rが最大収容量(100)を超える可能性がある。
そこで、回収管理部65は、搬送車41Cに台車位置85が「9」に移動する旨の指令を送信する。さらに回収管理部65は、台車位置85が「9」の位置に搬送車41Cが停止すると、部品装着ラインL4の部品装着装置W7のシャッタ制御部54に、前側の台車7のシャッタ23を開くように指令を送信する。
このように、回収管理部65(管理部)は、シュート部17が収容しているシュート部収容量89の切屑Rを搬送車41Cが受け取っても搬送車41Cの最大収容量(300)を超えない場合は、搬送車41Cをシュート部17の下方に移動させる。また、回収管理部65は、シュート部収容量89に余裕がないシュート部17がある場合は、そのシュート部17の下方に優先的に搬送車41Cを移動させる。
搬送車41Dは、現時点での搬送車収容量91は「176」(図13(b))で切屑Rを回収可能な上限(300)まで余裕がある。しかし、搬送車41Dは、搬送車電池残量92が「10」(図13(b))と作業可能な時間に余裕がなく、切屑Rの回収を継続する間に搬送車電池残量92が「0」となるおそれがある。そこで、回収管理部65は、搬送車41Dに給電場所Sに移動する旨の指令を送信する。指令を受信した搬送車41Dの走行制御部70は、走行装置41cを制御して搬送車41Dを給電場所Sに移動させる。
このように、回収管理部65(管理部)は、複数の搬送車41の各々の内蔵の電池が空になる前に給電場所Sに移動させ、複数の搬送車41の各々が給電場所Sで充電した後、フロアFにおいて所定時間、切屑Rの回収作業を行うように、複数の搬送車41の各々を制御する。すなわち、回収管理部65は、複数の搬送車41の搬送車収容量91と搬送車電池残量92に基づいて、複数の搬送車41の各々を制御する。
上記のように、管理記憶部61(記憶部)は、シュート部17の内部17bに収容された切屑Rの量であるシュート部収容量89(シュート部収容量データ61b)と、搬送車41が受け取った切屑Rの量である搬送車収容量91(搬送車データ61c)と、を記憶する。そして、回収管理部65(管理部)は、記憶されたシュート部収容量89と搬送車収容量91に基づいて、搬送車41の移動とシャッタ23の開閉を管理する。これによって、部品装着システム40に部品装着装置W6〜W8(生産装置)の配置が柔軟にできて、テープ部材12の切屑Rを自動的に回収することができる。
上記説明したように、本実施の形態の部品装着システム1は、切屑Rが通過するシュート部17と、シュート部17の内部17bに収容された切屑Rの落下を防止する開閉可能なシャッタ23と、シュート部17の下方を経由するように設けられ、切屑Rを受け取って搬送する搬送車4が移動する移動路20と、を備え、搬送車4がシュート部17の開口17aの下方に位置し、かつシャッタ23が開いた状態で搬送車4は切屑Rを受け取ることで、テープフィーダ6から排出されるテープ部材12の切屑Rを回収する。作業者は台車7毎にテープ部材12の切屑Rを回収する必要がないため、作業者によるテープ部材12の切屑Rの回収作業の負担を軽減することができる。
また、管理コンピュータ3が備える管理処理装置60は、複数の部品装着ラインL3〜Lmおよび複数の搬送車41を管理する管理部(回収管理部65)を備え、管理部は、複数の部品装着ラインL3〜Lmの各々の部品装着装置W6〜W8の生産状況に基づいて、切屑Rの回収が必要な部品装着装置W6〜W8を特定し、特定された部品装着装置W6〜W8へと向かわせる指令を複数の搬送車41A〜41Eのうちの1台の搬送車41に出し、搬送車41は、シュート部17の開口17aの下方に位置し、かつシャッタ23が開いた状態で搬送車41は切屑Rを受け取る、管理装置である。
本発明の部品装着システムおよび管理装置は、作業者によるテープ部材の切屑の回収作業の負担を軽減することができるという効果を有し、部品を基板に実装する分野において有用である。
1、40 部品装着システム
4、31、41、41A〜41E、48 搬送車
4b、31a、41a 切屑収容部
4c、41c 走行装置
6 テープフィーダ
10 基板
12 テープ部材
15 装着制御装置(制御部)
17 シュート部
17a 開口
17b 内部
19 レール
20 移動路
21、42 回収場所
23 シャッタ
24 シャッタ駆動部
25 シュート切屑検出部
26、44 搬送切屑検出部
27 搬送車検出部
30 管路(移動路)
32 線状部材
36 切屑進入開口
T テープ(移動路)
Ta 横テープ(移動路)
Tb 引込テープ(移動路)
46 カバー
F フロア
P 部品
R 切屑
S 給電場所
W1〜W2、W6〜W8 部品装着装置

Claims (25)

  1. テープフィーダから供給されたテープ部材に収容された部品を基板に装着する部品装着装置を備え、前記テープフィーダから排出される前記テープ部材の切屑を回収する部品装着システムであって、
    前記切屑が通過するシュート部と、
    前記シュート部の内部に収容された前記切屑の落下を防止する開閉可能なシャッタと、
    前記シュート部の下方を経由するように設けられ、前記切屑を受け取って搬送する搬送車が移動する移動路と、を備え、
    前記搬送車が前記シュート部の開口の下方に位置し、かつ前記シャッタが開いた状態で前記搬送車は前記切屑を受け取る、部品装着システム。
  2. 前記シャッタを駆動するシャッタ駆動部および前記シャッタ駆動部を制御する制御部をさらに備える、請求項1に記載の部品装着システム。
  3. 前記開口の下方に位置する前記搬送車を検出する搬送車検出部を有し、
    前記制御部は、前記搬送車検出部が前記搬送車を検出した後に、前記シャッタが開くように前記シャッタ駆動部を制御する、請求項2に記載の部品装着システム。
  4. 前記制御部は、前記開口の下方に位置する前記搬送車から前記シャッタを開く指令情報を受けた後に、前記シャッタが開くように前記シャッタ駆動部を制御する、請求項2に記載の部品装着システム。
  5. 前記搬送車は、前記切屑が所定量以上であることを検出する搬送切屑検出部を有し、
    前記切屑が所定量以上であることを前記搬送切屑検出部が検出した後に、前記搬送車は前記シャッタを閉じる指令情報を前記制御部に送信し、前記制御部は前記シャッタを閉めるように前記シャッタ駆動部を制御する、請求項2から4のいずれかに記載の部品装着システム。
  6. 前記シュート部の内部に収容される前記切屑が所定量以上であることを検出するシュート切屑検出部をさらに備え、
    前記切屑が所定量以上であることを前記シュート切屑検出部が検出した後に、前記制御部は前記シャッタが開くように前記シャッタ駆動部を制御する、請求項2から5のいずれかに記載の部品装着システム。
  7. 前記移動路には、前記搬送車の移動を側方から規制するガイドが設けられている、請求項1から6のいずれかに記載の部品装着システム。
  8. 前記移動路には、前記搬送車が走行するレールが敷設されている、請求項1から6のいずれかに記載の部品装着システム。
  9. 前記移動路は、前記搬送車が内部を移動する管路であり、
    前記管路には、前記シュート部を通過した切屑が前記管路の内部へと進入する切屑進入開口が設けられている、請求項1から6のいずれかに記載の部品装着システム。
  10. 前記搬送車は、線状部材により牽引されて移動する、請求項7から9のいずれかに記載の部品装着システム。
  11. 前記搬送車は、走行装置を備えて自走する、請求項7から9のいずれかに記載の部品装着システム。
  12. 前記移動路にはテープが設けられており、
    前記搬送車は走行装置を備え、前記テープを検出しながら自走する、請求項1から6のいずれかに記載の部品装着システム。
  13. 前記搬送車はSLAM誘導方式の搬送車である、請求項1から6のいずれかに記載の部品装着システム。
  14. 前記搬送車は、切屑収容部と、前記切屑収容部を覆う開閉可能なカバーとを有する、請求項1から13のいずれかに記載の部品装着システム。
  15. 前記カバーの開閉は回転動作により行われる、請求項14に記載に記載の部品装着システム。
  16. 前記搬送車が受け取った前記切屑を回収する回収場所が設けられた、請求項1から15のいずれかに記載の部品装着システム。
  17. 前記シュート部の内部に収容された前記切屑の量であるシュート部収容量と、前記搬送車が受け取った前記切屑の量である搬送車収容量と、を記憶する記憶部と、
    前記記憶された前記シュート部収容量と前記搬送車収容量に基づいて、前記搬送車の移動と前記シャッタの開閉を管理する管理部と、をさらに備える、請求項1から16のいずれかに記載の部品装着システム。
  18. 前記テープフィーダから排出される前記テープ部材の量を積算して前記シュート部収容量を算出するシュート部収容量算出部と、
    前記搬送車が前記シュート部から受け取る前記切屑の前記シュート部収容量を積算して前記搬送車収容量を算出する搬送車収容量算出部と、をさらに備える、請求項17に記載の部品装着システム。
  19. 前記シュート部収容量算出部は、前記テープフィーダが排出する前記テープ部材の長さ、前記テープ部材の幅、前記テープ部材の厚さ、前記テープ部材の種類の少なくともいずれかに基づいて、前記テープフィーダから排出される前記テープ部材の量を算出する、請求項18に記載の部品装着システム。
  20. 前記管理部は、
    前記シュート部が収容している前記シュート部収容量の前記切屑を前記搬送車が受け取っても前記搬送車の最大収容量を超えない場合は、前記搬送車を前記シュート部の下方に移動させ、
    前記シュート部が収容している前記シュート部収容量の前記切屑を前記搬送車が受け取ると前記搬送車の最大収容量を超える場合は、前記搬送車を前記搬送車が受け取った前記切屑を回収する回収場所に移動させる、請求項16から18のいずれかに記載の部品装着システム。
  21. 前記搬送車をさらに備える、請求項1から20のいずれかに記載の部品装着システム。
  22. 複数の部品装着ラインと、
    複数の搬送車と、
    複数の部品装着ラインおよび複数の搬送車を管理する管理部を有する管理装置と、を備え、
    前記複数の部品装着ラインの各々は、テープフィーダから供給されたテープ部材に収容された部品を基板に装着する部品装着装置を含み、
    前記部品装着装置は、前記切屑が通過するシュート部と、前記シュート部の内部に収容された前記切屑の落下を防止する開閉可能なシャッタと、前記シュート部の下方を経由するように設けられ、前記切屑を受け取って搬送する前記搬送車が移動する移動路と、を含み、
    前記管理部は、前記複数の部品装着ラインの各々の前記部品装着装置の生産状況に基づいて、前記切屑の回収が必要な前記部品装着装置を特定し、特定された前記部品装着装置へと向かわせる指令を前記複数の搬送車のうちの1台の搬送車に出し、
    前記搬送車は、前記シュート部の開口の下方に位置し、かつ前記シャッタが開いた状態で前記搬送車は前記切屑を受け取る、部品装着システム。
  23. 前記複数の搬送車の台数は、前記複数の部品装着ラインの各々の前記部品装着装置から排出される前記切屑の回収が間に合う最低限の数である、請求項22に記載の部品装着システム。
  24. 前記複数の部品装着ラインが設けられているフロアには前記複数の搬送車に電気を供給する給電場所が設けられており、
    前記管理部は、前記複数の搬送車の各々が前記給電場所で充電した後、前記フロアにおいて所定時間、前記切屑の回収作業を行うように、前記複数の搬送車の各々を制御する、請求項22または23に記載の部品装着システム。
  25. 複数の部品装着ラインおよび複数の搬送車を管理する管理部を備え、
    前記複数の部品装着ラインの各々は、テープフィーダから供給されたテープ部材に収容された部品を基板に装着する部品装着装置を含み、
    前記部品装着装置は、前記切屑が通過するシュート部と、前記シュート部の内部に収容された前記切屑の落下を防止する開閉可能なシャッタと、前記シュート部の下方を経由するように設けられ、前記切屑を受け取って搬送する搬送車が移動する移動路と、を含み、
    前記管理部は、前記複数の部品装着ラインの各々の前記部品装着装置の生産状況に基づいて、前記切屑の回収が必要な前記部品装着装置を特定し、特定された前記部品装着装置へと向かわせる指令を前記複数の搬送車のうちの1台の搬送車に出し、
    前記搬送車は、前記シュート部の開口の下方に位置し、かつ前記シャッタが開いた状態で前記搬送車は前記切屑を受け取る、管理装置。
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