JP2021150175A - 高圧放電ランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】封止部が短い高圧放電ランプでも封止部の温度上昇を抑制する高圧放電ランプを提供する。【解決手段】実施形態によれば、高圧放電ランプは、発光管と、リード線と、口金とを有する。発光管は、放電空間の両端に一対の電極が設けられる封止部と、封止部の内部に埋設され一端が電極と接合される金属箔と、金属箔の他端と接合されるアウターリードとを有する。リード線は、発光管の外部で、アウターリードと接合される。口金は、発光管の封止部の一部およびアウターリードを覆い、リード線が貫通して設けられる。高圧放電ランプの全長をA[mm]、一対の電極の間の距離をB[mm]としたとき、A−B≦100[mm]であり、口金の体積X[mm3]は、X≧20.0[mm3]を満たす。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、高圧放電ランプに関する。
紫外線を放出する光源として、例えば、印刷工程における紫外線硬化インクの硬化、乾燥工程における塗料の乾燥、半導体製造工程の露光や、液晶製造工程での封止用接着剤の硬化等に高圧放電ランプが用いられている。紫外線を放出する高圧放電ランプには、水銀を封入した水銀ランプや、水銀の他に、例えば、鉄、スズ、タリウム、マグネシウム、ビスマス等の発光金属とハロゲン物質の混合物であるメタルハライドを封入した、メタルハライドランプが開示されている。
特開2009−259790号公報 特開2008−311119号公報
高圧放電ランプを構成する発光管の両端である封止部からアウターリードの一部が突出して設けられる。封止部は、放電空間内に封入された発光金属や希ガス等の蒸気圧を確保するため、高圧放電ランプの点灯中に400℃以下であることが好ましい。封止部の温度が400℃を超えると、一端が封止部に埋設され他端が封止部から突出したアウターリードにおいて酸化が発生する。アウターリードが酸化することで、アウターリードを構成する金属の体積が膨張し、膨張した金属により封止部を構成するガラスのクラックが発生し、放電空間から発光金属の蒸気や希ガスが漏れるリークが発生したり、封止部が破損したりして不点灯に至ることがある。封止部の温度上昇を抑制するための手段として、封着部の長さを長くして、高温となる放電空間とアウターリードとを離間させる構造があげられる。
しかしながら、近年、被照射物の大型化に伴い、高圧放電ランプの全長は同じでも、発光長を長くするため、封止部の長さを短くする構成を採ることがある。封止部の長さを短くすることで、封止部の温度上昇を抑制することができず、アウターリードの金属酸化による封止部の破損が発生する問題がある。また、被照射物の大型化に伴い、高圧放電ランプに投入される電力も大きくなっており、電力の増大で高圧放電ランプに流れる電流量が増大することでジュール熱が増大し、封止部の温度上昇がより顕著となる。
本発明が解決しようとする課題は、封止部が短い高圧放電ランプでも封止部の温度上昇を抑制することができる高圧放電ランプを提供することである。
本発明の実施形態によれば、高圧放電ランプは、発光管と、リード線と、口金とを有する。発光管は、放電空間の両端に一対の電極が設けられる封止部と、封止部の内部に埋設され一端が電極と接合される金属箔と、金属箔の他端と接合されるアウターリードとを有する。リード線は、発光管の外部で、アウターリードと接合される。口金は、発光管の封止部の一部およびアウターリードを覆い、リード線が貫通して設けられる。高圧放電ランプの全長をA[mm]、一対の電極の間の距離をB[mm]としたとき、A−B≦100[mm]であり、口金の体積X[mm]は、X≧20.0[mm]を満たす。
本発明の実施形態によれば、封止部が短い高圧放電ランプでも封止部の温度上昇を抑制することができる。
図1は、実施形態に係る高圧放電ランプ1を例示する模式図である。 図2は、実施形態に係る高圧放電ランプ1の寸法A、B、Cを示す図である。 図3は、実施形態に係る高圧放電ランプ1において口金60の体積X[mm]および封止部14の端部の温度[℃]の関係を示す図である。 図4は、高圧放電ランプ1のC[mm]を変化させたときの発光金属16の封止部14への侵入有無の評価結果である。
以下で説明する実施形態に係る高圧放電ランプ1は、発光管10と、リード線40と、口金60とを有する。発光管10は、放電空間12の両端に電極20が設けられる封止部14と、封止部14の内部に埋設され一端が電極20と接合される金属箔26と、金属箔26の他端と接合されるアウターリード28とを有する。リード線40は、発光管10の外部で、アウターリード28と接合される。口金60は、発光管10の封止部14の一部およびアウターリード28を覆い、リード線40が貫通して設けられる。高圧放電ランプ1の全長をA[mm]、一対の電極20、20の間の距離をB[mm]としたとき、A−B≦100[mm]であり、口金60の体積X[mm]は、X≧20.0[mm]を満たす。
本実施形態によれば、封止部が短い高圧放電ランプでも封止部の温度上昇を抑制することができる。
また、以下で説明する実施形態に係る高圧放電ランプ1において、電極20の放電空間12側の一端と口金60の放電空間12側の端部との間の距離をC[mm]としたとき、C≧15[mm]を満たす。
本実施形態によれば、封止部が短い高圧放電ランプでも封止部の温度上昇を抑制することができる。
また、以下で説明する実施形態に係る高圧放電ランプ1において、高圧放電ランプ1の電流値I[A]は、8[A]≦I≦25[A]を満たす。
本実施形態によれば、封止部が短い高圧放電ランプでも封止部の温度上昇を抑制することができる。
また、以下で説明する実施形態に係る紫外線照射装置は、高圧放電ランプ1が搭載される。
本実施形態によれば、封止部が短い高圧放電ランプでも封止部の温度上昇を抑制することができる。
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
(実施形態)
実施形態に係る高圧放電ランプ1について、図1を用いて説明する。図1は、高圧放電ランプ1を例示している。
図1に示したように、本実施形態に係る高圧放電ランプ1は、発光管10と、一対の電極、20、20とを有する。高圧放電ランプ1の全長Aは、1100[mm]である。高圧放電ランプ1は、ロングアーク型放電ランプである。
発光管10は、直管状に形成され、内部に放電空間12を有する。また、発光管10の両端には封止部14、14が形成されることで、放電空間12を気密に保つ。発光管10は、紫外線を透過する材料で構成されており、例えば石英ガラスで構成される。発光管10は、外径φが25[mm]である。なお、図1に示すように、発光管1には封止部14、電極20が一対あるが、両方とも構成が同一であることから、以降説明は一方のみ行い、他方について省略する。
放電空間12には、封止部14の外部より電力が印加されることで、放電空間12内に対向して設けられる一対の電極20−20間でアーク放電が生起されて発光する。放電空間12は、例えば内径φが22[mm]、発光長、すなわち、一対の電極20−20間の距離Bが1000[mm]で構成される。
封止部14は、放電空間12の両端に形成される。封止部14は、発光管10と同じ石英ガラスで構成される。封止部14は、電極20を所望の位置に設けた後に、不図示の減圧手段により放電空間12を減圧したあとで不図示のガスバーナーなどの溶融手段により溶融して成形する、いわゆるシュリンクシールにより形成される。なお、封止部14には、発光管10と異なる石英ガラスなどで構成されても良い。また、封止部14は、不図示のガスバーナーなどの溶融手段により溶融して、不図示のピンチャーなどの成形手段によりピンチして封止する、いわゆるピンチシールにより形成されてもよい。
放電空間12には、発光金属16および不図示の希ガスが封入される。発光金属16は、放電空間12内でアーク放電が生起されることにより蒸発して発光に寄与する。発光金属16は、水銀および金属ハロゲン化物の混合物として、一部が放電空間12中に凝集し、残りが蒸気として放電空間12中に存在する。高圧放電ランプ1は、発光金属16として、水銀およびハロゲンを含む、水銀ランプである。なお、高圧放電ランプ1は、発光金属16として、水銀に加えて、例えば鉄、ヨウ化タリウム、ヨウ化水銀、臭化水銀が封入される、メタルハライドランプであってもよい。また、発光金属16は上記に限定されず、上記以外の金属ハロゲン化物を含んでいてもよい。また、発光金属はハロゲン化金属に限定されず、金属単体が封入されていてもよい。
希ガスは、放電空間12内でアーク放電が生起されることにより発光に寄与する。希ガスは、例えばキセノンが封入される。なお、希ガスは、アルゴン、クリプトン、キセノンなどのいずれか一種、または二種以上の混合ガスであればどのような形態をとってもよい。
発光管10には、排気痕18が設けられる。排気痕18は、発光管10において封止部14が封止された後、放電空間12と高圧放電ランプ1との間で連通するように設けられた不図示の排気管で発光金属16や不図示の希ガス等を封入後、焼き切った痕である。排気痕18は、発光管10と同じ石英ガラスで構成される。なお、排気痕18の材料は、発光管10と異なる材料で形成されてもよい。また、排気痕18は設けられなくてもよい。
封止部14には、一端側が放電空間12に突出して設けられ、他端側が封止部14に埋設される電極軸22を有する電極20を有する。また、封止部14の内部には、金属箔26、アウターリード28が埋設されている。
電極軸22は、放電空間12に電力を印加する。電極軸22は、一端側が放電空間12に突出して設けられ、他端側が封止部14に埋設される。電極軸22の放電空間12側に突出した一端側には後述するコイル24が設けられる。電極軸22の放電空間12の反対側である他端側は後述する金属箔26と接合される。電極軸22は、例えば、主な材料としてタングステンを含む。また、電極軸22は、例えば、電子放射性を良くするため、例えば酸化トリウムを含むトリエーテッドタングステンで構成される。電極軸22は、外径が2.0[mm]、全長が20[mm]である。電極軸22は、他端側が平坦となるように加工されている。なお、電極軸22は、高圧放電ランプ1の点灯中に、電極軸22の主な材料として構成されるタングステンの再結晶化による電極軸22の強度低下を抑制するため、微量の金属を含んだ、いわゆるドープタングステンにより構成されてもよい。
コイル24は、電極軸22の一端側に設けられ、放電中の電極軸22から温度を放射することで、電極先端を除く電極軸22の温度上昇を抑制する。コイル24は、一端が電極軸22の一端側、すなわち、放電空間12側に設けられ、他端が電極軸22の他端側に設けられる。コイル24は、例えば、電極軸22の電極先端側に、コイル24を構成する線材1本を二重に巻回することにより設けられる、いわゆる二重巻構造である。コイル24は、例えば、線径が0.7[mm]であり、電極軸22の電極先端22a側に、外径φ3.2[mm]となるように巻き付けている。コイル24は、例えばドープタングステンにより構成される。
金属箔26は、封止部14に埋設されて封止されることにより、発光管10を気密に保つ。金属箔26は、一端が電極軸22の他端と接合され、他端が後述するアウターリード28の一端と接合される。金属箔26は、例えばモリブデンにより構成される。なお、金属箔26が複数枚設けられる場合は、複数の金属箔26の間に、絶縁部材として不図示のセパレータガラスが設けられてもよい。
アウターリード28は、一部が封止部14に埋設され、他端が後述するリード線40と接合され、発光管10の内部と外部とが電気的に接続される。アウターリード28は、例えば、モリブデンにより構成される。アウターリード28は、直径が2[mm]の棒状体である。
保温膜30は、発光管10の電極20が設けられる外表面から封止部14に亘って設けられる。保温膜30は、発光管10の電極20が設けられる近傍や封止部14の温度低下を抑制して発光金属16の封止部14への移動を抑制することで、発光金属16が発光に寄与することを補助する。保温膜30は、例えば、白金で構成される。なお、高圧放電ランプ1は、保温膜30を設けない構成としてもよい。
リード線40は、一端がアウターリード28と接合され、他端に端子50が設けられる。リード線40は、芯線42を被覆44で覆うことで形成される。芯線42は、一端がアウターリード28と、他端が端子60と接続される。芯線42は、スズめっき軟銅線を撚って形成した、撚り線である。
端子50は、リード線40の他端に設けられ、不図示の紫外線照射装置に設けられた端子台を介して、不図示の点灯回路と接続される。端子50は、銅により構成される。
口金60は、封止部14の放電空間12と対向する側に設けられる。口金60は、アウターリード28とリード線40との接続部分が外部に露出しないように、アウターリード28とリード線40とを覆う。口金60の一端は、封止部14の放電空間12と対向する側の一部分を収納できるように、封止部14側が開口する、有底開口状の円筒である。口金60の他端は、リード線40が貫通して設けられる。口金60は、例えば、ステアタイトにより構成される。なお、口金60の封止部14側には、フランジ62を有していてもよい。
このようにして設けられた高圧放電ランプ1は、不図示の紫外線照射装置に取り付けられ、不図示の点灯回路から、高圧放電ランプ1に電力が供給されることで、紫外線が放出される。
ここで、高圧放電ランプ1の寸法について、図2を用いて更に詳しく説明する。
図2に示すように、高圧放電ランプ1の全長をA[mm]、一対の電極20、20間の距離をB[mm]としたとき、A−B≦100、すなわち、一対の電極20、20において、電極20の先端から口金60のリード線40が貫通する側までの距離の合計が100[mm]以下である。このような条件の下で、口金60の体積X[mm]は、X≧20.0を満たす。口金60の体積Xが20.0[mm]未満となると、封止部14の端部の温度が400℃を超え、アウターリード28が酸化してしまい、アウターリード28を構成する金属の体積が膨張し、膨張した金属により封止部14が破損したりして不点灯に至ることから、好ましくない。よって、口金60の体積X[mm]はX≧20.0を満たすのがよい。特に、X≧25.0の範囲とすることで、封止部14の温度が300℃以下となることから、より確実にアウターリード28の酸化を抑制できるため、好適である。なお、図2では、一対の電極20、20で、先端から口金60のリード線40が貫通する側までの距離C、および先端から口金60のリード線40が貫通する側までの距離が同じように描画されているが、図2の左右で距離Cが異なっていてもよい。
また、電極20の放電空間12側の一端と口金60の前記放電空間側の端部との間の距離をC[mm]としたとき、C≧15[mm]を満たす。Cが15未満となると、封止部14に発光金属16が侵入する。発光金属16が封止部14へ侵入することで、放電空間12から発光金属16が減少するため、好ましくない。よって、C≧15を満たすのがよい。特に、20≦C≦30の範囲とすることで、封止部の薬品侵入を抑制し、かつ発光部からの温度を効果的に逃がすことができることから、好適である。
また、高圧放電ランプ1の電流値I[A]は、8≦I≦25を満たす。I<8となると、高圧放電ランプ1の温度が低下し、安定した放電が得られなくなることから、好ましくない。一方、I>25となると、高圧放電ランプ1に流れる電流値Iが上昇し、特に封止部14に流れる電流で生じるジュール熱により封止部14の温度が上昇することから、好ましくない。よって、高圧放電ランプ1の電流値I[A]は、8≦I≦25を満たすことが望ましい。なお、高圧水銀ランプ1の電流値I[A]は、高圧水銀ランプ1を不図示の点灯回路で点灯後10分後に、ディジタルマルチメーターWT310(YOKOGAWA制)で測定した電流値のことである。
また、高圧放電ランプ1を有する紫外線照射装置とすることで、封止部14が短い高圧放電ランプ1でも封止部14の温度上昇を抑制することができる紫外線照射装置を得ることができる。
(評価試験1)
高圧放電ランプ1の試作品を用いて点灯試験を行い、口金60の体積X[mm]を変化させて、封止部14のリード線が設けられる側の端部(以下、単に「封止部14の端部」と称する)の温度を測定した。具体的には、口金60の体積X[mm]が異なる高圧放電ランプ1を制作し、不図示の点灯回路から、高圧放電ランプ1に電力を供給して封止部14の端部の温度を測定した。本実施形態の高圧放電ランプ1(実施例)の電気特性は、定電力制御にてランプに印加される電力を一定としており、ランプ電力が20[kW]であり、ランプ電圧が2000[V]、ランプ電流が10[A]である。口金60の体積X[mm]は、15.0、18.0、20.0、21.0、25.0、28.5、30.0である。封止部14の端部の温度は、封止部14のリード線が設けられる側の端部にK熱電対を取り付けた後に口金60を取り付けて、ランプ点灯後10分後に、データロガーGL−220(グラフテック製)で測定した。封止部14の端部の温度は400℃以下であればよい。
図3に示すように、口金60の体積X[mm]について、X≧20.0とすることで封止部14の端部の温度が400[℃]以下となることが判明した。特に、X≧25.0とすることで、封止部14の端部の温度が300[℃]以下となり、より確実にアウターリード28の酸化を抑制できることが判明した。
(評価試験2)
高圧放電ランプ1の試作品を用いて点灯試験を行い、電極20の放電空間12側の一端と口金の放電空間12側の端部との間の距離C[mm]を変化させて、不図示の点灯回路で1000時間点灯後、発光金属16が封止部14へ侵入したか否か確認した。電極20の放電空間12側の一端と口金の放電空間12側の端部との間の距離C[mm]は、5、10、12、15、18、20、30である。発光金属16の封止部14への侵入の有無は口金60および封止部14を破壊して、顕微鏡で拡大して目視にて確認した。発光金属16は、封止部14への侵入がなければよい。
図4に示すように、C≧15とすることで、発光金属16の封止部14への侵入を抑制することが判明した。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…高圧放電ランプ、
10…発光管、
12…放電空間、
14…封止部、
16…発光金属、
18…排気痕、
20…電極、
22…電極軸、
24…コイル、
26…金属箔、
28…アウターリード、
30…保温膜、
40…リード線、
42…芯線、
44…被覆、
50…端子、
60…口金。

Claims (4)

  1. 放電空間の両端に一対の電極が設けられる封止部と、前記封止部の内部に埋設され一端が前記電極と接合される金属箔と、前記金属箔の他端と接合されるアウターリードとを有する発光管と;
    前記発光管の外部で、前記アウターリードと接合されるリード線と;
    前記発光管の前記封止部の一部および前記アウターリードを覆い、前記リード線が貫通して設けられる口金と;
    を有する高圧放電ランプであって、
    前記高圧放電ランプの全長をA[mm]、前記一対の電極の間の距離をB[mm]としたとき、A−B≦100[mm]であり、前記口金の体積X[mm]は、X≧20.0[mm]を満たす、高圧放電ランプ。
  2. 前記電極の放電空間側の一端と前記口金の前記放電空間側の端部との間の距離をC[mm]としたとき、C≧15[mm]を満たす、請求項1に記載の高圧放電ランプ。
  3. 前記高圧放電ランプの電流値I[A]は、8[A]≦I≦25[A]を満たす、請求項1または2に記載の高圧放電ランプ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の高圧放電ランプを有する紫外線照射装置。
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