JP2021149987A - 磁気ディスク装置及びサーボライト方法 - Google Patents

磁気ディスク装置及びサーボライト方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021149987A
JP2021149987A JP2020048088A JP2020048088A JP2021149987A JP 2021149987 A JP2021149987 A JP 2021149987A JP 2020048088 A JP2020048088 A JP 2020048088A JP 2020048088 A JP2020048088 A JP 2020048088A JP 2021149987 A JP2021149987 A JP 2021149987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spiral
region
head
servo patterns
servo
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020048088A
Other languages
English (en)
Inventor
哲 山下
Satoru Yamashita
哲 山下
隆浩 青木
Takahiro Aoki
隆浩 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Devices and Storage Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Devices and Storage Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Electronic Devices and Storage Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2020048088A priority Critical patent/JP2021149987A/ja
Priority to CN202010721923.1A priority patent/CN113496713B/zh
Priority to US17/016,091 priority patent/US11127427B1/en
Publication of JP2021149987A publication Critical patent/JP2021149987A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59633Servo formatting
    • G11B5/59661Spiral servo format
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59688Servo signal format patterns or signal processing thereof, e.g. dual, tri, quad, burst signal patterns

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Abstract

【課題】 ディスクの記録容量を向上可能な磁気ディスク装置及びサーボライト方法を提供することである。【解決手段】 本実施形態に係るサーボライト方法は、データをライト及びリードするヘッドと、第1領域から前記第1領域と異なる第2領域に第1方向に向かって、前記第1領域と前記第2領域とで異なる速度の前記ヘッドでらせん状にライトされた複数のスパイラルサーボパターンを有するディスクと、を備える磁気ディスク装置に適用されるサーボライト方法であって、前記第1方向と反対の第2方向に前記ヘッドを移動させて前記複数のスパイラルサーボパターンをそれぞれリードし、前記第1領域において前記複数のスパイラルサーボパターンをそれぞれリードする複数の時間間隔を測定し、前記複数の時間間隔に基づいて、前記第1領域に複数のサーボパターンをライトする。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、磁気ディスク装置及びサーボライト方法に関する。
セルフサーボライト(SSW)方式でサーボパターンをディスクにライトする磁気ディスク装置がある。SSW方式の磁気ディスク装置は、シードパターンに基づいて少なくとも1つのらせん状のサーボパターン(スパイラルサーボパターン)を内周から外周へ向かってディスクにライトする。SSW方式の磁気ディスク装置は、少なくとも1つのスパイラルサーボパターンに基づいて、最終的なサーボパターンを放射状にディスクにライトする。
米国特許第8634283号明細書 米国特許第9824708号明細書 米国特許第7349171号明細書 米国特許第7209312号明細書
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、ディスクの記録容量を向上可能な磁気ディスク装置及びサーボライト方法を提供することである。
本実施形態に係るサーボライト方法は、データをライト及びリードするヘッドと、第1領域から前記第1領域と異なる第2領域に第1方向に向かって、前記第1領域と前記第2領域とで異なる速度の前記ヘッドでらせん状にライトされた複数のスパイラルサーボパターンを有するディスクと、を備える磁気ディスク装置に適用されるサーボライト方法であって、前記第1方向と反対の第2方向に前記ヘッドを移動させて前記複数のスパイラルサーボパターンをそれぞれリードし、前記第1領域において前記複数のスパイラルサーボパターンをそれぞれリードする複数の時間間隔を測定し、前記複数の時間間隔に基づいて、前記第1領域に複数のサーボパターンをライトする。
図1は、実施形態に係る磁気ディスク装置の構成を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係るディスク、ヘッド、及びそれら周辺の構成の一例を示す模式図である。 図3は、スパイラルサーボパターンの一例を示す模式図である。 図4は、第1同期信号及び第2同期信号の一例を示す模式図である。 図5は、実施形態に係るスパイラル時間間隔の測定方法の一例を示す模式図である。 図6は、走査サンプルに対するスパイラル時間間隔の変化の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る検出位置/スパイラル速度テーブルの一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る目標位置/スパイラル速度テーブルの一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る目標位置/目標スパイラルタイミングテーブルの一例を示す図である。 図10は、実施形態に係る目標位置/位置変換係数テーブルの一例を示す図である。 図11は、トラック番号に対する目標スパイラルタイミングの変化の一例を示す図である。 図12は、トラック番号に対する位置変換係数の変化の一例を示す図である。 図13は、実施形態に係るサーボライト処理時のヘッドの位置制御系の一例を示すブロック図である。 図14は、実施形態のサーボライト方法の一例を示すフローチャートである。 図15は、実施形態に係るテーブルの生成方法の一例を示すフローチャートである。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図面は、一例であって、発明の範囲を限定するものではない。
(実施形態)
図1は、実施形態に係る磁気ディスク装置1の構成を示すブロック図である。
磁気ディスク装置1は、後述するヘッドディスクアセンブリ(HDA)と、ドライバIC20と、ヘッドアンプ集積回路(以下、ヘッドアンプIC、又はプリアンプ)30と、揮発性メモリ70と、不揮発性メモリ80と、バッファメモリ(バッファ)90と、1チップの集積回路であるシステムコントローラ130とを備える。また、磁気ディスク装置1は、ホストシステム(以下、単に、ホストと称する)100と接続される。
HDAは、磁気ディスク(以下、ディスクと称する)10と、スピンドルモータ(以下、SPMと称する)12と、ヘッド15を搭載しているアーム13と、ボイスコイルモータ(以下、VCMと称する)14とを有する。ディスク10は、スピンドルモータ12に取り付けられ、スピンドルモータ12の駆動により回転する。アーム13及びVCM14は、アクチュエータACを構成している。アクチュエータACは、VCM14の駆動により、アーム13に搭載されているヘッド15をディスク10上の所定の位置まで移動制御する。ディスク10およびヘッド15は、2つ以上の数が設けられてもよい。
ディスク10は、そのデータをライト可能な領域に、ユーザから利用可能なユーザデータ領域10aと、システム管理に必要な情報をライトするシステムエリア10bとが割り当てられている。以下、ディスク10の内周から外周へ向かう方向、又はディスク10の外周から内周へ向かう方向を半径方向と称する。半径方向において、内周から外周へ向かう方向を外方向(外側)と称し、外周から内周へ向かう方向を内方向(内側)と称する。ディスク10の半径方向に直交する方向を円周方向と称する。円周方向は、ディスク10の円周に沿った方向に相当する。また、ディスク10の半径方向の所定の位置を半径位置と称し、ディスク10の円周方向の所定の位置を円周位置と称する場合もある。半径位置及び円周位置をまとめて単に位置と称する場合もある。
ディスク10は、半径方向の所定の範囲毎に複数の領域(以下、ゾーン又はゾーン領域と称する場合もある)に区分される。ゾーンは、複数のトラックを含む。トラックは、複数のセクタを含む。また、ディスク10を半径方向に区分した領域を半径領域と称する場合もある。半径領域は、例えば、ゾーン及びトラック等を含む。なお、“トラック”は、ディスク10の半径方向に区分した複数の領域の内の1つの領域、所定の半径位置におけるヘッド15の経路、ディスク10の円周方向に延長するデータ、所定の半径位置のトラックにライトされた1周分のデータ、トラックにライトされたデータ、トラックにライトされたデータの一部や、その他の種々の意味で用いる。“セクタ”は、トラックを円周方向に区分した複数の領域の内の1つの領域、ディスク10の所定の位置にライトされたデータ、セクタにライトされたデータや、その他の種々の意味で用いる。“トラックの半径方向の幅”を“トラック幅”と称する場合もある。また、“所定のトラックにおけるトラック幅の中心位置を通る経路”を“トラックセンタ”と称する場合もある。
ヘッド15は、スライダを本体として、当該スライダに実装されているライトヘッド15Wとリードヘッド15Rとを備える。ライトヘッド15Wは、ディスク10上にデータをライトする。リードヘッド15Rは、ディスク10上のデータトラックに記録されているデータをリードする。以下、“ライトヘッド15Wでデータ及びトラック等をライトする”ことを単に“データをライトする”又は単に“ライトする”と称し、“リードヘッド15Rでデータ及びトラック等をリードする”ことを“データをリードする”又は単に“リードする”と称する場合もある。
図2は、本実施形態に係るディスク10、ヘッド15、及びそれら周辺の構成の一例を示す模式図である。図2に示すように、円周方向において、ディスク10の回転する方向を回転方向と称する。なお、図2に示した例では、回転方向は、反時計回りで示しているが、逆向き(時計回り)であってもよい。図2において、ディスク10は、内方向に位置する内周領域IRと、外方向に位置する外周領域ORと、内周領域IR及び外周領域ORの間に位置する中周領域MRとに区分されている。図2において、システムエリア10bは、外周領域ORに配置されている。図2では、ユーザデータ領域10aは、システムエリア10bの内方向に配置されている。ユーザデータ領域10aは、内周領域IRから外周領域ORに亘って配置されている。図2には、ディスク10の外側にヘッド15を退避するためのランプ(Ramp)RMPと、ヘッド15が内側への行きすぎを防止するストッパSTPと、を示している。ストッパSTPは、回転軸PV周りに回転するVCM14に接触してVCM14の回転を止めることで内側の部材、例えば、SPM12の軸(スピンドル)等への衝突を防止する。図2には、半径方向においてヘッド15が配置される最も内側の位置(以下、最内周位置と称する場合もある)MIPを示している。ヘッド15は、例えば、VCM14がストッパSTPに接触した際に最内周位置MIPに位置する。図2には、内周領域IRに配置された加速領域AAと、内周領域IRから外周領域ORに亘って配置された等速領域CVAとを示している。図2には、加速領域AAと等速領域CVAとの境界に相当する半径位置(以下、単に境界と称する場合もある)BDを示している。図2において、加速領域AAは、ディスク10の最内周MIから外方向に所定の範囲の領域に相当する。例えば、ディスク10の最内周MIから最外周MOまでの半径方向の長さ(径)が20mm〜40mmの範囲の内のいずれかの長さである場合に、加速領域AAの半径方向の長さ(幅)は、0.1mm〜0.5mmの範囲の内のいずれかの長さである。加速領域AAは、最内周位置MIPを含む。等速領域CVAは、ディスク10の加速領域AAの外方向に配置されている。
ディスク10は、少なくとも1つのらせん状のサーボパターン(以下、スパイラルサーボパターン又はスパイラルサーボ領域と称する場合もある)SSVを含む。図2では、ディスク10は、複数のスパイラルサーボパターンSSVを含む。複数のスパイラルサーボパターンSSVは、それぞれ、ディスク10の内周領域IRから外周領域ORに亘ってらせん状にライトされている。例えば、複数のスパイラルサーボパターンSSVは、それぞれ、最内周位置IPにおいて円周方向に所定の間隔で並んでいる複数の円周位置から外方向に向かってらせん状にライトされている。所定の間隔は、例えば、一定の間隔である。例えば、複数のディスク10において、複数のディスク10の内の1つのディスク10の表面に10本のスパイラルサーボパターンSSVをライトし、このディスクの表面と反対側の裏面に32本のスパイラルサーボパターンSSVをライトし、複数のディスク10の内の他のディスク10の表面に280本のスパイラルサーボパターンSSVをライトし、徐々に本数を増やしながら複数のスパイラルサーボパターンSSVをライトする。なお、図2において、4本のスパイラルサーボパターンSSVがディスク10にライトされているが、3本以下のスパイラルサーボパターンSSVがディスク10にライトされていてもよいし、5本以上のスパイラルサーボパターンSSVがディスク10にライトされていてもよい。
ディスク10は、複数のサーボパターン(又はサーボ領域と称する場合もある)SVを有している。複数のサーボパターンSVは、複数のスパイラルサーボパターンSSVに基づいてディスク10にライトされる最終的なサーボパターン(以下、製品サーボパターン又はファイナルサーボパターンと称する場合もある)に相当する。複数のサーボ領域SVは、ディスク10の半径方向に放射状に延出して円周方向に所定の間隔、例えば、一定の間隔を空けて離散的に配置されている。以下、所定のトラックにおける1つのサーボパターンSVを“サーボセクタ”と称する場合もある。なお、サーボパターンSVをサーボセクタSVと称する場合もある。サーボセクタは、サーボデータを含んでいる。なお、“サーボセクタにライトされたサーボデータ”を“サーボセクタ”と称する場合もある。
アクチュエータACは、回転軸PVの周りにおけるVCM14の回転駆動によりアーム13の先端に搭載されているヘッド15をディスク10上の所定の位置に移動制御する。ヘッド15をランプRMPからディスク10上に移動させることをロードと称し、ヘッド15をディスク10上からランプRMPに移動させることをアンロードと称する場合もある。以下、“ヘッド15をロードする方向”を“ロード方向”と称し、“ロード方向と反対側の方向”を“アンロード方向”と称する場合もある。ロード方向は、例えば、半径方向の内方向に相当し、アンロード方向は、例えば、半径方向の外方向に相当する。アクチュエータACは、回転軸PVの周りにおけるVCM14の回転駆動によりヘッド15をロード方向又はアンロード方向に移動制御する。図2に示した例では、アクチュエータACは、ディスク10の最外周MO(又は、ディスク10の外のランプRMP)からVCM14がストッパSTPに接触する最内周位置MIPまでの範囲でヘッド15を移動させる。
ドライバIC20は、システムコントローラ130(詳細には、後述するMPU60)の制御に従って、SPM12およびVCM14の駆動を制御する。
ヘッドアンプIC(プリアンプ)30は、リードアンプ及びライトドライバを備えている。リードアンプは、ディスク10からリードされたリード信号を増幅して、システムコントローラ130(詳細には、後述するリード/ライト(R/W)チャネル40)に出力する。ライトドライバは、R/Wチャネル40から出力される信号に応じたライト電流をヘッド15に出力する。
揮発性メモリ70は、電力供給が断たれると保存しているデータが失われる半導体メモリである。揮発性メモリ70は、磁気ディスク装置1の各部での処理に必要なデータ等を格納する。揮発性メモリ70は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、又はSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)である。
不揮発性メモリ80は、電力供給が断たれても保存しているデータを記録する半導体メモリである。不揮発性メモリ80は、例えば、NOR型またはNAND型のフラッシュROM(Flash Read Only Memory :FROM)である。
バッファメモリ90は、磁気ディスク装置1とホスト100との間で送受信されるデータ等を一時的に記録する半導体メモリである。なお、バッファメモリ90は、揮発性メモリ70と一体に構成されていてもよい。バッファメモリ90は、例えば、DRAM、SRAM(Static Random Access Memory)、SDRAM、FeRAM(Ferroelectric Random Access memory)、又はMRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)等である。
システムコントローラ(コントローラ)130は、例えば、複数の素子が単一チップに集積されたSystem-on-a-Chip(SoC)と称される大規模集積回路(LSI)を用いて実現される。システムコントローラ130は、リード/ライト(R/W)チャネル40と、ハードディスクコントローラ(HDC)50と、マイクロプロセッサ(MPU)60とを含む。システムコントローラ130は、ドライバIC20、ヘッドアンプIC30、揮発性メモリ70、不揮発性メモリ80、バッファメモリ90、及びホストシステム100に電気的に接続されている。
R/Wチャネル40は、後述するMPU60からの指示に応じて、ディスク10からホスト100に転送されるリードデータ及びホスト100から転送されるライトデータの信号処理を実行する。R/Wチャネル40は、リードデータの信号品質を測定する回路、又は機能を有している。R/Wチャネル40は、例えば、ヘッドアンプIC30、HDC50、及びMPU60等に電気的に接続されている。
HDC50は、後述するMPU60からの指示に応じて、ホスト100とR/Wチャネル40との間のデータ転送を制御する。HDC50は、例えば、R/Wチャネル40、MPU60、揮発性メモリ70、不揮発性メモリ80、及びバッファメモリ90等に電気的に接続されている。
MPU60は、磁気ディスク装置1の各部を制御するメインコントローラである。MPU60は、ドライバIC20を介してVCM14を制御し、ヘッド15の位置決めを行なうサーボ制御を実行する。MPU60は、ディスク10へのデータのライト動作を制御すると共に、ライトデータの保存先を選択する。また、MPU60は、ディスク10からのデータのリード動作を制御すると共に、リードデータの処理を制御する。MPU60は、磁気ディスク装置1の各部に接続されている。MPU60は、例えば、ドライバIC20、R/Wチャネル40、及びHDC50等に電気的に接続されている。
MPU60は、リード/ライト制御部610と、スパイラルサーボライト制御部620と、測定部630と、サーボライト制御部640とを備えている。MPU60は、これら各部、例えば、リード/ライト制御部610、スパイラルサーボライト制御部620、測定部630、及びサーボライト制御部640等の処理をファームウェア上で実行する。なお、MPU60は、これら各部、例えば、リード/ライト制御部610、スパイラルサーボライト制御部620、測定部630、及びサーボライト制御部640等を回路として備えていてもよい。
リード/ライト制御部610は、ホスト100からのコマンド等に従って、データのリード処理及びライト処理を制御する。リード/ライト制御部610は、ドライバIC20を介してVCM14を制御し、ヘッド15をディスク10上の所定の半径位置に配置し、リード処理又はライト処理を実行する。以下、“ライト処理”及び“リード処理”をまとめて“アクセス”又は“アクセス処理”という用語で表現する場合もある。
スパイラルサーボライト制御部620は、ディスク10に複数のスパイラルサーボパターンSSVをライトする。例えば、スパイラルサーボライト制御部620は、製造時のサーボライト工程で専用装置(例えば、ディスク単板毎のサーボライト:STW)によってディスク10の内周及び/又は外周の一部にライトされたシードパターンに基づいて、複数のスパイラルサーボパターンSSVをディスク10にライトする。
スパイラルサーボライト制御部620は、最内周位置MIPにおいて円周方向に所定の間隔を置いて並ぶ各円周位置からアンロード方向に向かって各スパイラルサーボパターンSSVをディスク10にライトする。言い換えると、スパイラルサーボライト制御部620は、所定の回転数、例えば、7200rpm(revolutions per minute)の回転数で回転するディスク10上を最内周位置MIPにおいて円周方向に所定の間隔を置いて並ぶ各円周位置からアンロード方向にヘッド15を移動させながら各スパイラルサーボパターンSSVをディスク10にライトする。
スパイラルサーボライト制御部620は、最内周位置MIPからアンロード方向に向かって加速領域AAと等速領域CVAとで異なる速度で各スパイラルサーボパターンSSVをらせん状にディスク10にライトし得る。スパイラルサーボライト制御部620は、最内周位置MIPからアンロード方向に向かって各スパイラルサーボパターンSSVをディスク10にライトする場合、所定の時間(以下、加速時間と称する場合もある)においてヘッド15の速度が目標とする速度(以下、目標速度と称する場合もある)に到達するまで各スパイラルサーボパターンSSVがディスク10の徐々に加速されながら加速領域AAにライトされ、加速時間後に目標速度のヘッド15で各スパイラルサーボパターンSSVがディスク10の等速領域CVAにライトされる。言い換えると、スパイラルサーボライト制御部620は、最内周位置MIPからアンロード方向に向かって各スパイラルサーボパターンSSVをライトする場合、加速領域AAでは目標速度に到達するまで加速するヘッド15により各スパイラルサーボパターンSSVをライトし、等速領域CVAでは目標速度のヘッド15により各スパイラルサーボパターンSSVをライトする。例えば、スパイラルサーボライト制御部620は、最内周位置MIPからアンロード方向に向かって各スパイラルサーボパターンSSVをライトする場合、加速領域AAでは目標速度に到達するまで加速するヘッド15により各スパイラルサーボパターンSSVをライトし、等速領域CVAではSPM12からのVCM14からの逆起電力等の情報に基づいて目標速度のヘッド15により各スパイラルサーボパターンSSVをライトする。加速領域AAは、最内周位置MIPからアンロード方向に向かって各スパイラルサーボパターンSSVをライトする場合に加速時間にヘッド15が移動する領域、つまり、ヘッド15が目標速度まで徐々に加速している領域に相当する。等速領域CVAは、最内周位置MIPからアンロード方向に向かって各スパイラルサーボパターンSSVをライトする場合に一定の速度(例えば、目標速度)でヘッド15が移動できる領域に相当する。
スパイラルサーボライト制御部620は、最内周位置MIPからアンロード方向に向かって各スパイラルサーボパターンSSVをライトする場合、加速領域AAでは所定の同期(又はシンク)パターン(以下、第1同期パターンと称する場合もある)の各スパイラルサーボパターンSSVをディスク10にライトし、等速領域CVAでは第1同期パターンと異なる同期パターン(以下、第2同期パターンと称する場合もある)の各スパイラルサーボパターンSSVをディスク10にライトする。例えば、第1同期パターンと第2同期パターンとの極性は、反転している。言い換えると、第1同期パターンをリードした場合の同期信号(以下、第1同期信号と称する場合もある)と第2同期パターンをリードした場合の同期信号(以下、第2同期信号と称する場合もある)との極性は、反転している。
スパイラルサーボライト制御部620は、例えば、複数のスパイラルサーボパターンSSVの内の少なくとも1つのスパイラルサーボパターン(以下、基準スパイラルサーボパターンと称する場合もある)SSVを他のスパイラルサーボパターンSSVの同期パターンと異なる同期パターンでライトする。例えば、基準スパイラルサーボパターンSSVの同期パターンと基準スパイラルサーボパターンSSV以外の他のスパイラルサーボパターンSSVの同期パターンとの極性は、反転している。基準スパイラルサーボパターンSSVは、例えば、最終的なサーボパターン(製品サーボパターン又はファイナルサーボパターン)をライトする際に目印として使用される。
図3は、スパイラルサーボパターンSSVの一例を示す模式図である。図3には、複数のスパイラルサーボパターンSSV(SSV1、SSV2、BSSV、SSV3、及びSSV4)を示している。図3において、複数のスパイラルサーボパターンSSV1、SSV2、BSSV、SSV3、及びSSV4の内のスパイラルサーボパターンBSSVは、基準スパイラルサーボパターンに相当する。図3では、複数のスパイラルサーボパターンSSVは、それぞれ、最内周位置MIPにおいて円周方向に間隔SITを置いて並んでいる複数の円周位置CP1、CP2、CP3、CP4、及びCP5から外方向に延出している。図3において、複数のスパイラルサーボパターンSSV1、SSV2、BSSV、SSV3、及びSSV4は、それぞれ、加速領域AAにおいて非線形状に湾曲し、等速領域CVAにおいて線形状に延出している。例えば、図3において、複数のスパイラルサーボパターンSSV1、SSV2、BSSV、SSV3、及びSSV4は、等速領域CVAにおいて円周方向に一定の間隔を置いて並んでいる。図3において、複数のスパイラルサーボパターンSSV1、SSV2、BSSV、SSV3、及びSSV4の破線部分及び実線部分は、同期パターンが異なる。例えば、破線部分は、第1同期パターンに相当し、実線部分は、第2同期パターンに相当する。図3に示した例では、説明の便宜上、ディスク10の最内周位置MIPが円周方向に沿って直線状になるように示しているが、実際には、最内周位置MIPが円周方向に沿って湾曲しているような構成であるため、複数のスパイラルパターンSSV1、SSV2、BSSV、SSV3、及びSSV4は、加速領域AAおいて急峻に湾曲し、且つ等速領域CVAにおいて一定の変化量で湾曲するらせん状に延出している。図3には、5本のスパイラルサーボパターンSSVがディスク10にライトされているように示しているが、4本以下のスパイラルサーボパターンSSVがディスク10にライトされていてもよいし、6本以上のスパイラルサーボパターンSSVがディスク10にライトされていてもよい。
図3に示した例では、スパイラルサーボライト制御部620は、所定の回転速度で回転するディスク10上を最内周位置MIPにおいて円周方向に間隔SITを置いて並ぶ各円周位置CP1、CP2、CP3、CP4、及びCP5からアンロード方向にヘッド15を移動させながら複数のスパイラルサーボパターンSSV1、SSV2、BSSV、SSV3、及びSSV4をディスク10にそれぞれライトする。
スパイラルサーボライト制御部620は、加速領域AAでは目標速度に到達するまで加速するヘッド15により第1同期パターンのスパイラルサーボパターンSSV1をディスク10にライトし、等速領域CVAでは目標速度のヘッド15により第2同期パターンのスパイラルサーボパターンSSV1をディスク10にライトする。
スパイラルサーボライト制御部620は、加速領域AAでは目標速度に到達するまで加速するヘッド15により第1同期パターンのスパイラルサーボパターンSSV2をディスク10にライトし、等速領域CVAでは目標速度のヘッド15により第2同期パターンのスパイラルサーボパターンSSV2をディスク10にライトする。
スパイラルサーボライト制御部620は、加速領域AAでは目標速度に到達するまで加速するヘッド15により第2同期パターンの基準スパイラルサーボパターンBSSVをディスク10にライトし、等速領域CVAでは目標速度のヘッド15により第1同期パターンの基準スパイラルサーボパターンBSSVをディスク10にライトする。
スパイラルサーボライト制御部620は、加速領域AAでは目標速度に到達するまで加速するヘッド15により第1同期パターンのスパイラルサーボパターンSSV3をディスク10にライトし、等速領域CVAでは目標速度のヘッド15により第2同期パターンのスパイラルサーボパターンSSV3をディスク10にライトする。
スパイラルサーボライト制御部620は、加速領域AAでは目標速度に到達するまで加速するヘッド15により第1同期パターンのスパイラルサーボパターンSSV4をディスク10にライトし、等速領域CVAでは目標速度のヘッド15により第2同期パターンのスパイラルサーボパターンSSV4をディスク10にライトする。
図4は、第1同期信号及び第2同期信号の一例を示す模式図である。図4において、横軸は、フレーム(又はフレーム方向と称する場合もある)を示している。図4には、第1同期信号EP1と、第2同期信号EP2とを示している。第1同期信号EP1及び第2同期信号EP2は、例えば、立ち上がった場合には信号レベルがHighであり、立ち下がった場合には信号レベルがLowである。
図4に示した例では、第1同期信号と第2同期信号との極性は、反転している。第1同期信号及び第2同期信号は、同期をとるためにフレーム方向に周囲の信号と比較して長い部分を有している。
測定部630は、ヘッド15を一方向に一定速度で移動させて複数のスパライルサーボパターンSSVを走査(又はリード)して復調し、複数のスパイラルサーボパターンSSVにおいて2つの隣接するスパイラルサーボパターンSSVの間をヘッド15で一方向に一定速度で走査する複数の時間間隔(以下、スパイラル時間間隔又は半径方向スパイラル時間間隔と称する場合もある)を測定する。ここで、“隣接”とは、データ、物体、領域、及び空間等が接して並んでいることはもちろん、所定の間隔を置いて並んでいることも含む。“走査”という用語は、“リードすること”、及び “リードして検出すること”等の意味を含む。以下、“走査する”ことを“リードする”と表現する場合もある。“所定のデータを走査(又はリード)して復調する”ことを単に“走査(又はリード)する”と表現する場合もある。“走査しているヘッド15の速度”を“走査速度”と称する場合もある。また、“複数のスパイラルサーボパターンSSVを走査して測定する処理”を“走査処理”と称する場合もある。
測定部630は、スパイラルサーボパターンSSVをライトした方向(アンロード方向)と反対方向、例えば、ロード方向に一定走査速度でヘッド15を移動させて複数のスパイラルサーボパターンSSVを走査し、同期パターンから等速領域CVAを検出する。測定部630は、等速領域CVAにおいて、ロード方向に一定走査速度でヘッド15を移動させて複数のスパイラルサーボパターンSSVを走査し、複数のスパイラルサーボパターンSSVにおける複数のスパイラル時間間隔を測定する。以下、“等速領域CVAにおけるスパイラル時間間隔”を“等速スパイラル時間間隔”又は“半径方向等速スパイラル時間間隔”と称する場合もある。等速スパイラル時間間隔は、例えば、等速領域CVAの複数のスパイラルサーボパターンSSVの内の2つの隣接するスパイラルサーボパターンの各組み合わせにおいて一定である。測定部630は、ロード方向に一定走査速度でヘッド15を移動させて複数のスパイラルサーボパターンSSVを走査し、同期パターンから加速領域AAを検出する。測定部630は、加速領域AAにおいて、ロード方向に一定走査速度でヘッド15を移動させて複数のスパイラルサーボパターンSSVを走査し、複数のスパイラルサーボパターンSSVにおける複数のスパイラル時間間隔を測定する。以下、“加速領域AAにおけるスパイラル時間間隔”を“加速スパイラル時間間隔”又は“半径方向加速スパイラル時間間隔”と称する場合もある。加速スパイラル時間間隔は、例えば、加速領域AAの複数のスパイラルサーボパターンSSVの内の2つの隣接するスパイラルサーボパターンSSVの各組み合わせにおいて変化し得る。
測定部630は、スパイラル時間間隔に基づいて等速領域CVA及び加速領域AAに製品サーボパターンをライトするためのテーブルを生成する。なお、測定部630は、スパイラル時間間隔に基づいて加速領域AAに製品サーボパターンをライトするためのテーブルのみを生成してもよい。測定部630は、生成したテーブルを所定の記録領域、例えば、ディスク10のシステムエリア10b、揮発性メモリ70、又は不揮発性メモリ80等に記録する。
例えば、測定部630は、ランプRMPから任意のSPM12の回転のクロックに同期したセクタタイミングでヘッド15をディスク10にロードし、ロード方向に一定走査速度、例えば、0.1〜0.15(m/s)でヘッド15を移動させて複数のスパイラルサーボパターンSSVを走査し、同期パターンから等速領域CVAを検出する。測定部630は、等速領域CVAにおいて、ロード方向に一定走査速度、例えば、0.1〜0.15(m/s)でヘッド15を移動させて複数のスパイラルサーボパターンSSVを走査し、複数のスパイラルサーボパターンSSVにおける複数のスパイラル時間間隔(等速スパイラル時間間隔又は半径方向等速スパイラル時間間隔)を測定する。測定部630は、ロード方向に一定走査速度、例えば、0.1〜0.15(m/s)でヘッド15を移動させて複数のスパイラルサーボパターンSSVを走査し、同期パターンから加速領域AAを検出する。測定部630は、加速領域AAにおいて、ロード方向に一定走査速度、例えば、0.1〜0.15(m/s)でヘッド15を移動させて複数のスパイラルサーボパターンSSVを走査し、複数のスパイラルサーボパターンSSVにおける複数のスパイラル時間間隔(加速スパイラル時間間隔又は半径方向加速スパイラル時間間隔)を測定する。
測定部630は、各スパイラルサーボパターンSSVを走査して測定した各スパイラル時間間隔に基づいて、各半径位置における各スパイラルサーボパターンSSVの円周方向への速度(以下、スパイラル速度と称する場合もある)を算出する。以下、“等速領域CVAにおけるスパイラル速度”を“等速スパイラル速度”と称する場合もあるし、“加速領域AAにおけるスパイラル速度”を“加速スパイラル速度”と称する場合もある。例えば、測定部630は、以下の式によりスパイラル速度SVEを算出する。
SVE=dTs×v0/(dTf−dTs) (1)
ここで、SVEは、スパイラル速度であり、dTsは、スパイラル時間間隔(半径方向スパイラル時間間隔)であり、v0は、走査速度であり、dTfは、ヘッド15を所定の半径位置、例えば、ヘッド15を等速領域CVAの所定のトラックにトラッキングした場合のスパイラル時間間隔(以下、等速スパイラル時間間隔又は円周方向等速スパイラル時間間隔と称する場合もある)である。例えば、円周方向等速スパイラル時間間隔dTfは、定数である。
測定部630は、各スパイラルサーボパターンSSVを走査して測定した各スパイラル時間間隔に基づいて、各スパイラルサーボパターンSSVを走査した各半径位置(以下、検出位置と称する場合もある)を算出する。例えば、測定部630は、以下の式より、検出位置yを算出する。
y(n)=y(n−1)+v0×dTs (2)
ここで、nは、走査処理で走査したスパイラルサーボパターン(以下、走査スパイラルサーボパターンと称する場合もある)SSVの識別番号(以下、走査スパイラルサーボパターン番号又は単にスパイラルサーボパターン番号と称する場合もある)であり、y(n)は、走査スパイラルサーボパターン番号nの走査スパイラルサーボパターンSSVの検出位置(又は走査位置)に相当し、y(n−1)は、走査スパイラルサーボパターン番号nの1つ前の走査スパイラルサーボパターン番号n−1の走査スパイラルサーボパターンの検出位置に相当する。例えば、n=0は、等速領域CVAの同期信号(又は同期パターン)から加速領域AAの同期信号(又は同期パターン)に切り替わった直後に走査した走査スパイラルサーボパターンSSVに対応する走査スパイラルサーボパターン番号である。
測定部630は、式(1)で算出したスパイラル速度SVEと式(2)で算出した検出位置yとに基づいて、スパイラル速度SVEと検出位置yとの関係を示すテーブル(以下、検出位置/スパイラル速度テーブルと称する場合もある)を生成する。測定部630は、検出位置/スパイラル速度テーブルに基づいて、線形補間等の補間処理により、ヘッド15を配置する目標とする半径位置(以下、目標位置と称する場合もある)毎、例えば、ヘッド15をトラッキングさせる目標とするトラック番号のトラック(以下、目標トラックと称する場合もある)毎の加速スパイラル速度のテーブル(以下、目標位置/スパイラル速度テーブルと称する場合もある)を生成する。
測定部630は、目標位置/スパイラル速度テーブルに基づいて、目標位置とヘッド15を目標位置に配置した場合、例えば、ヘッド15を目標トラックにトラッキングした場合に目標とするスパイラルサーボパターン(以下、目標スパイラルサーボパターンと称する場合もある)SSVにヘッド15が位置するタイミング(以下、目標スパイラルタイミングと称する場合もある)との関係を示すテーブル(以下、目標位置/目標スパイラルタイミングテーブルと称する場合もある)を生成する。例えば、測定部630は、目標位置/スパイラル速度テーブルと目標スパイラルタイミングdTtsを算出する以下の式とに基づいて、目標スパイラルタイミングテーブルを生成する。
dTts(m)=dTts(m−1)+dx×SV (3)
ここで、mは、目標スパイラルサーボパターンSSVの識別番号(以下、目標スパイラルサーボパターン番号又は単にスパイラルサーボパターン番号と称する場合もある)であり、dTts(m)は、ヘッド15を目標位置、例えば、目標スパイラルサーボパターン番号mの目標スパイラルサーボパターンSSVに配置した場合の目標スパイラルタイミングに相当し、dTts(m−1)は、ヘッド15を目標位置、例えば、目標スパイラルサーボパターン番号mの1つ前の目標スパイラルサーボパターン番号m−1の目標スパイラルサーボパターンSSVに配置した場合の目標スパイラルタイミングに相当し、dxは、目標スパイラルサーボパターン番号nの目標スパイラルサーボパターンと目標スパイラルサーボパターン番号n−1の目標スパイラルサーボパターンSSVとの半径方向の距離である。例えば、m=0は、等速領域CVAの同期信号(又は、同期パターン)から加速領域AAの同期信号(又は、同期パターン)に切り替わった直後の目標スパイラルサーボパターンSSVに対応する目標スパイラルサーボパターン番号である。
測定部630は、目標位置/スパイラル速度テーブルに基づいて、目標位置と位置変換係数との関係を示すテーブル(以下、目標位置/位置変換係数テーブルと称する場合もある)を生成する。例えば、測定部630は、目標位置/スパイラル速度テーブルと位置変換係数(以下、サーボゲインと称する場合もある)SGを算出する以下の式とに基づいて、目標位置/位置変換係数テーブルを生成する。位置変換係数は、各半径位置において複数のスパイラルサーボパターンSSVに対応するタイミングを変換する係数に相当する。例えば、位置変換係数は、加速領域AAの各半径位置、例えば、各トラック番号のトラックにおいて複数のスパイラルサーボに対応するタイミングに係数に相当する。
SG=SV/SVC (4)
ここで、SVCは、等速スパイラル速度である。
図5は、本実施形態に係るスパイラル時間間隔の測定方法の一例を示す模式図である。図5では、図3に対応している。図5には、ヘッド15で走査する経路(以下、走査経路と称する場合もある)SP1及びSP2を示している。図5において、走査経路SP1は、等速領域CVAにおいてスパイラルサーボパターンSSV4及びSSV3をロード方向に走査しているヘッド15の経路に相当する。走査経路SP2は、加速領域AAにおいてスパイラルサーボパターンSSV2及びSSV1をロード方向に走査しているヘッド15の経路に相当する。図5には、走査経路SP1に従ってヘッド15を走査して測定したスパイラル時間間隔(等速スパイラル時間間隔)dTs1と、走査経路SP2に従ってヘッド15を走査して測定したスパイラル時間間隔(加速スパイラル時間間隔)dTs2とを示している。
図5に示した例では、測定部630は、等速領域CVAにおいて、ロード方向に一定速度でヘッド15を移動させて走査経路SP1に従ってスパイラルサーボパターンSSV4及びSSV3を走査し、スパイラルサーボパターンSSV4及びSSV3のスパイラル時間間隔(等速スパイラル時間間隔)dTs1を測定する。
図5に示した例では、測定部630は、加速領域AAにおいて、ロード方向に一定速度でヘッド15を移動させて走査経路SP2に従ってスパイラルサーボパターンSSV2及びSSV1を走査し、スパイラルサーボパターンSSV2及びSSV1のスパイラル時間間隔(加速スパイラル時間間隔)dTs2を測定する。
図6は、走査サンプルに対するスパイラル時間間隔の変化STCの一例を示す図である。図6において、縦軸は、スパイラル時間間隔を示し、横軸は、走査サンプル、例えば、所定の半径位置における2つの隣接するスパイラルサーボパターンSSVの組み合わせを示している。図6の縦軸において、大の矢印の先端側に進むに従ってスパイラル時間間隔は大きくなり、小の矢印の先端側に進むに従ってスパイラル時間間隔は小さくなる。図6の横軸において、境界BDよりもロード方向(内方向)の領域が、加速領域AAに相当し、境界BDよりもアンロード方向(外方向)の領域が、等速領域CVAに相当する。図6には、走査サンプルに対するスパイラル時間間隔の変化(以下、スパイラル時間間隔の変化と称する場合もある)STCを示している。
図6に示した例では、スパイラル時間間隔の変化STCは、等速領域CVAでは、ほぼ一定の大きさであるが、加速領域AAでは、ロード方向に進むに従って小さくなっている。
図7は、本実施形態に係る検出位置/スパイラル速度テーブルTB1の一例を示す図である。図7の検出位置/スパイラル速度テーブルTB1は、スパイラル時間間隔、…、dTs(k−1)、dTs(k)、dTs(k+1)、…、と、スパイラル時間間隔、…、dTs(k−1)、dTs(k)、dTs(k+1)、…、に対応するスパイラル速度、…、SV(k−1)、SVk、SV(k+1)、…、と、スパイラル時間間隔、…、dTs(k−1)、dTs(k)、dTs(k+1)、…、に対応する検出位置、…、y(k−1)、y(k)、y(k+1)、…、とを含む。図7において、スパイラル速度SVE(k−1)は、スパイラル時間間隔dTs(k−1)に対応し、スパイラル速度SVE(k)は、スパイラル時間間隔dTs(k)に対応し、スパイラル速度SVE(k+1)は、スパイラル時間間隔dTs(k+1)に対応している。図7において、検出位置y(k−1)は、スパイラル時間間隔dTs(k−1)に対応し、検出位置y(k)は、スパイラル時間間隔dTs(k)に対応し、検出位置y(k+1)は、スパイラル時間間隔dTs(k+1)に対応している。
測定部630は、式(1)とスパイラル時間間隔dTs(k−1)とに基づいて、スパイラル速度SVE(k−1)を算出する。測定部630は、算出したスパイラル速度SVE(k−1)を検出位置/スパイラル速度テーブルTB1のスパイラル時間間隔dTs(k−1)に対応するスパイラル速度の領域に記録する。測定部630は、式(2)とスパイラル時間間隔dTs(k−1)とに基づいて、検出位置y(k−1)を算出する。測定部630は、算出した検出位置y(k−1)を検出位置/スパイラル速度テーブルTB1のスパイラル時間間隔dTs(k−1)に対応する検出位置の領域に記録する。
測定部630は、式(1)とスパイラル時間間隔dTs(k)とに基づいて、スパイラル速度SVE(k)を算出する。測定部630は、算出したスパイラル速度SVE(k)を検出位置/スパイラル速度テーブルTB1のスパイラル時間間隔dTs(k)に対応するスパイラル速度の領域に記録する。測定部630は、式(2)とスパイラル時間間隔dTs(k)とに基づいて、検出位置y(k)を算出する。測定部630は、算出した検出位置y(k)を検出位置/スパイラル速度テーブルTB1のスパイラル時間間隔dTs(k)に対応する検出位置の領域に記録する。
測定部630は、式(1)とスパイラル時間間隔dTs(k+1)とに基づいて、スパイラル速度SVE(k+1)を算出する。測定部630は、算出したスパイラル速度SVE(k+1)を検出位置/スパイラル速度テーブルTB1のスパイラル時間間隔dTs(k+1)に対応するスパイラル速度の領域に記録する。測定部630は、式(2)とスパイラル時間間隔dTs(k+1)とに基づいて、検出位置y(k+1)を算出する。測定部630は、算出した検出位置y(k+1)を検出位置/スパイラル速度テーブルTB1のスパイラル時間間隔dTs(k+1)に対応する検出位置の領域に記録する。
図8は、本実施形態に係る目標位置/スパイラル速度テーブルTB2の一例を示す図である。図8は、例えば、図7に対応している。図8の目標位置/スパイラル速度テーブルTB2は、目標位置、…、TP(s−1)、TP(s)、TP(s+1)、…、と、目標位置、…、TP(s−1)、TP(s)、TP(s+1)、…、に対応する目標トラックのトラック番号、…、TN(s−1)、TN(s)、TN(s+1)、…、と、目標位置、…、TP(s−1)、TP(s)、TP(s+1)、…、に対応するスパイラル速度、…、SV(s−1)、SV(s)、SV(s+1)、…、とを含む。図8において、トラック番号TN(s−1)は、目標位置TP(s−1)に対応し、トラック番号TN(s)は、目標位置TP(s)に対応し、トラック番号TN(s+1)は、目標位置TP(s+1)に対応している。図8において、スパイラル速度SVE(s−1)は、目標位置TP(s−1)に対応し、スパイラル速度SVE(s)は、目標位置TP(s)に対応し、スパイラル速度SVE(s+1)は、目標位置TP(s+1)に対応している。
図8に示した例では、測定部630は、図7に示した検出位置/スパイラル速度テーブルTB1に基づいて、線形補間等により目標位置TP(s−1)に対応するスパイラル速度SVE(s−1)を算出する。測定部630は、算出したスパイラル速度SVE(s−1)を目標位置/スパイラル速度テーブルTB2の目標位置TP(s−1)に対応するスパイラル速度の領域に記録する。
図8に示した例では、測定部630は、図7に示し検出位置/スパイラル速度テーブルTB1に基づいて、線形補間等により目標位置TP(s)に対応するスパイラル速度SVE(s)を算出する。測定部630は、算出したスパイラル速度SVE(s)を目標位置/スパイラル速度テーブルTB2の目標位置TP(s)に対応するスパイラル速度の領域に記録する。
図8に示した例では、測定部630は、図7に示し検出位置/スパイラル速度テーブルTB1に基づいて、線形補間等により目標位置TP(s+1)に対応するスパイラル速度SVE(s+1)を算出する。測定部630は、算出したスパイラル速度SVE(s+1)を目標位置/スパイラル速度テーブルTB2の目標位置TP(s+1)に対応するスパイラル速度の領域に記録する。
図9は、本実施形態に係る目標位置/目標スパイラルタイミングテーブルTB3の一例を示す図である。図9は、例えば、図7及び図8に対応している。図9の目標位置/目標スパイラルタイミングテーブルTB3は、目標位置、…、TP(s−1)、TP(s)、TP(s+1)、…、と、目標位置、…、TP(s−1)、TP(s)、TP(s+1)、…、に対応する目標トラックのトラック番号、…、TN(s−1)、TN(s)、TN(s+1)、…、と、目標位置、…、TP(s−1)、TP(s)、TP(s+1)、…、に対応する目標スパイラルタイミング、…、dTts(s−1)、dTts(s)、dTts(s+1)、…、とを含む。図9において、目標スパイラルタイミングdTts(s−1)は、目標位置TP(s−1)に対応し、目標スパイラルタイミングdTts(s)は、目標位置TP(s)に対応し、目標スパイラルタイミングdTts(s+1)は、目標位置TP(s+1)に対応している。
図9に示した例では、測定部630は、式(3)と図8に示した目標位置/スパイラル速度テーブルTB2の目標位置TP(s−1)に対応するスパイラル速度SVE(s−1)とに基づいて、目標スパイラルタイミングdTts(s−1)を算出する。測定部630は、算出した目標スパイラルタイミングdTts(s−1)を目標位置/目標スパイラルタイミングテーブルTB3の目標位置TP(s−1)に対応する目標スパイラルタイミングの領域に記録する。
図9に示した例では、測定部630は、式(3)と図8に示した目標位置/スパイラル速度テーブルTB2の目標位置TP(s)に対応するスパイラル速度SVE(s)とに基づいて、目標スパイラルタイミングdTts(s)を算出する。測定部630は、算出した目標スパイラルタイミングdTts(s)を目標位置/目標スパイラルタイミングテーブルTB3の目標位置TP(s)に対応する目標スパイラルタイミングの領域に記録する。
図9に示した例では、測定部630は、式(3)と図8に示した目標位置/スパイラル速度テーブルTB2の目標位置TP(s+1)に対応するスパイラル速度SVE(s+1)とに基づいて、目標スパイラルタイミングdTts(s+1)を算出する。測定部630は、算出した目標スパイラルタイミングdTts(s+1)を目標位置/目標スパイラルタイミングテーブルTB3の目標位置TP(s+1)に対応する目標スパイラルタイミングの領域に記録する。
図10は、本実施形態に係る目標位置/位置変換係数テーブルTB4の一例を示す図である。図10は、例えば、図7及び図8に対応している。図10の目標位置/位置変換係数テーブルTB4は、目標位置、…、TP(s−1)、TP(s)、TP(s+1)、…、と、目標位置に対応する目標トラックのトラック番号、…、TN(s−1)、TN(s)、TN(s+1)、…、と、目標位置、…、TP(s−1)、TP(s)、TP(s+1)、…、に対応する位置変換係数、…、SG(s−1)、SG(s)、SG(s+1)、…、とを含む。図10において、位置変換係数SG(s−1)は、目標位置TP(s−1)に対応し、位置変換係数SG(s)は、目標位置TP(s)に対応し、位置変換係数SG(s+1)は、目標位置TP(s+1)に対応している。
図10に示した例では、測定部630は、式(4)と図8に示した目標位置/スパイラル速度テーブルTB2の目標位置TP(s−1)に対応するスパイラル速度SVE(s−1)とに基づいて、位置変換係数SG(s−1)を算出する。測定部630は、算出した位置変換係数SG(s−1)を目標位置/位置変換係数テーブルTB4の目標位置TP(s−1)に対応する位置変換係数の領域に記録する。
図10に示した例では、測定部630は、式(4)と図8に示した目標位置/スパイラル速度テーブルTB2の目標位置TP(s)に対応するスパイラル速度SVE(s)とに基づいて、位置変換係数SG(s)を算出する。測定部630は、算出した位置変換係数SG(s)を目標位置/位置変換係数テーブルTB4の目標位置TP(s)に対応する位置変換係数の領域に記録する。
図10に示した例では、測定部630は、式(4)と図8に示した目標位置/スパイラル速度テーブルTB2の目標位置TP(s)に対応するスパイラル速度SVE(s)とに基づいて、位置変換係数SG(s)を算出する。測定部630は、算出した位置変換係数SG(s)を目標位置/位置変換係数テーブルTB4の目標位置TP(s)に対応する位置変換係数の領域に記録する。
図11は、トラック番号に対する目標スパイラルタイミングの変化の一例を示す図である。図11において、縦軸は、トラック番号(又は半径位置)を示し、横軸は、目標スパイラルタイミングを示している。図11の縦軸において、トラック番号は、正の矢印の先端側に進むに従って正の方向に大きくなり、負の矢印の先端側に進むに従って負の方向に小さくなる。図11の縦軸において、0よりも負の方向の領域は、加速領域AAに相当し、0よりも正の方向の領域は、等速領域CVAに相当する。また、図11の縦軸において、トラック番号が正の方向に大きくなるに従って外方向に進み、トラック番号が負の方向に小さくなるに従って内方向に進む。図11の横軸において、目標スパイラルタイミングは、矢印の先端に向かって大きくなる。図11には、トラック番号に対する目標スパイラルタイミングの変化(以下、単に、目標スパイラルタイミングの変化と称する場合もある)TSC(a―1)、TSC(a)、及びTSC(a−1)を示している。
例えば、目標位置/目標スパイラルタイミングテーブルTB3に基づいて目標スパイラルタイミングの変化TSC(a―1)、TSC(a)、及びTSC(a−1)が求められる。図11に示した例では、目標スパイラルタイミングの変化TSC(a―1)、TSC(a)、及びTSC(a+1)は、等速領域CVAでは、トラック番号に比例して変化している。目標スパイラルタイミングの変化TSC(a―1)、TSC(a)、及びTSC(a+1)は、等速領域CVAでは、トラック番号が正の方向(外方向)に向かって大きくなるにしたがって比例して大きくなる。目標スパイラルタイミングの変化TSC(a―1)、TSC(a)、及びTSC(a+1)は、等速領域VAでは、トラック番号が負の方向(内方向)に向かって小さくなるにしたがって比例して小さくなる。目標スパイラルタイミングの変化TSC(a−1)、TSC(a)、及びTSC(a+1)は、加速領域AAでは、トラック番号に対して非線形的に変化している。目標スパイラルタイミングの変化TSC(a―1)、TSC(a)、及びTSC(a+1)は、加速領域AAでは、トラック番号が正の方向(外方向)に向かって大きくなるにしたがって指数関数的に大きくなる。目標スパイラルタイミングの変化TSC(a―1)、TSC(a)、及びTSC(a+1)は、加速領域AAでは、トラック番号が負の方向(内方向)に向かって小さくなるにしたがって指数関数的に小さくなる。
図12は、トラック番号に対する位置変換係数の変化PCCの一例を示す図である。図12において、縦軸は、トラック番号(又は半径位置)を示し、横軸は、位置変換係数を示している。図12の縦軸において、トラック番号は、正の矢印の先端側に進むに従って正の方向に大きくなり、負の矢印の先端側に進むに従って負の方向に小さくなる。図12の縦軸において、0よりも負の方向の領域は、加速領域AAに相当し、0よりも正の方向の領域は、等速領域CVAに相当する。また、図12の縦軸において、トラック番号が正の方向に大きくなるに従って外方向に進み、トラック番号が負の方向に小さくなるに従って内方向に進む。図12の横軸において、位置変換係数は、矢印の先端に向かって大きくなる。図12には、トラック番号に対する位置変換係数の変化(以下、単に、位置変換係数の変化と称する場合もある)PCCを示している。
例えば、目標位置/位置変換係数テーブルTB4に基づいて位置変換係数の変化PCCが求められる。図12に示した例では、位置変換係数の変化PCCは、等速領域CVAでは、一定である。位置変換係数の変化PCCは、加速領域AAでは、トラック番号が小さくなるに従って小さくなる。言い換えると、位置変換係数の変化PCCは、加速領域AAでは、トラック番号が大きくなるに従って大きくなる。なお、図12に示した例では、位置変換係数の変化PCCは、加速領域AAにおいて、直線状に変化しているが、非線形状に変化してもよい。
サーボライト制御部640は、スパイラルサーボパターンSSVに基づいて製品サーボパターン(又はファイナルサーボパターン)SVをディスク10にライトする。サーボライト制御部640は、ディスク10の各半径位置にヘッド15を配置して複数のスパイラルサーボパターンSSVを検出した各タイミング(以下、検出スパイラルタイミングと称する場合もある)とディスク10の各半径位置における各目標スパイラルタイミングとに基づいて、各半径位置における複数のスパイラルサーボパターンSSVに対するヘッド15の位置の各位置誤差(以下、単に、位置誤差と称する場合もある)を算出し、算出した各位置誤差に基づいて複数の製品サーボパターンSVをフィードバック制御にてディスク10に放射状にライトする。
例えば、サーボライト制御部640は、加速領域AAに複数の製品サーボパターンSVをライトする場合、目標位置/目標スパイラルタイミングテーブルTB3と目標位置/位置変換係数テーブルTB4とに基づいて、ディスク10の各半径位置における各検出スパイラルタイミングとディスク10の各半径位置における各目標スパイラルタイミングとの各差分値に各位置変換係数を積算して各位置誤差を算出し、算出した各位置誤差に基づいて複数の製品サーボパターンSVをフィードバック制御にてディスク10に放射状にライトする。
例えば、サーボライト制御部640は、加速領域AAに複数の製品サーボパターンSVをライトする場合、目標位置/目標スパイラルタイミングテーブルTB3と目標位置/位置変換係数テーブルTB4とに基づいて、加速領域AAの各半径位置における各検出スパイラルタイミングと加速領域AAの各半径位置における各目標スパイラルタイミングとの各差分値に各位置変換係数を積算して加速領域AAの各半径位置に対応する各位置誤差を算出し、加速領域AAの各半径位置に対応する各位置誤差に基づいて複数の製品サーボパターンSVを加速領域AAに放射状にライトする。
図13は、本実施形態に係るサーボライト処理時のヘッド15の位置制御系SYの一例を示すブロック図である。
サーボライト制御部640は、サーボライト処理時のヘッド15の位置制御系(以下、サーボライト制御系と称する場合もある)SYを有している。サーボライト制御部640は、処理系S1と、処理系S2と、演算器C1とを有している。処理系S1は、目標位置/目標スパイラルタイミングテーブルTB3を含む。処理系S2は、目標位置/位置変換係数テーブルTB4を含む。
処理系S1は、目標トラックのトラック番号及びスパイラルサーボパターン番号(目標スパイラルサーボパターン番号)が入力される。処理系S1は、目標トラックのトラック番号と目標スパイラルサーボパターン番号と目標位置/目標スパイラルタイミングテーブルTB3とに基づいて目標スパイラルタイミングを算出する。処理系S1は、算出した目標スパイラルタイミングを演算器C1に出力する。
演算器C1は、目標トラックにヘッド15を配置して複数のスパイラルサーボパターンSSVを検出した検出スパイラルタイミングと目標スパイラルタイミングとが入力される。演算器C1は、検出スパイラルタイミングと目標スパイラルタイミングとの差分値を処理系S2に出力する。
処理系S2は、目標トラックのトラック番号及び差分値が入力される。処理系S2は、目標トラック番号と差分値と目標位置/位置変換係数テーブルTB4とに基づいて、位置誤差を算出する。例えば、処理系S2は、目標トラック番号と目標位置/位置変換係数テーブルTB4とから位置変換係数を取得し、差分値に位置変換係数を積算して位置誤差を算出する。
サーボライト制御系SYは、ディスク10の各半径位置における複数のスパイラルサーボパターンSSVに対する複数の位置誤差に基づいてヘッド15を制御して半径方向に放射状に延出する複数の製品サーボパターンをライトする。例えば、サーボ制御系SYは、ディスク10の各半径位置における複数のスパイラルサーボパターンSSVに対する複数の位置誤差に基づいてヘッド15を制御して半径方向に放射状に延出する複数の製品サーボパターンを加速領域AAにライトする。
図14は、本実施形態のサーボライト方法の一例を示すフローチャートである。
MPU60は、最内周位置MIPにおいて円周方向に間隔を置いて並んでいる複数の円周位置からアンロード方向にらせん状に複数のスパイラルサーボパターンSSVをライトする(B1401)。例えば、複数のスパイラルサーボパターンSSVは、加速領域AAと等速領域CVAとでは異なる同期パターンを有している。MPU60は、ロード方向に一定速度でヘッド15を移動させながら複数のスパイラルサーボパターンSSVを走査して、複数のスパイラルサーボパターンSSVにおける複数のスパイラル時間間隔を測定する(B1402)。例えば、MPU60は、加速領域AAにおいて、ロード方向に一定速度でヘッド15を移動させながら複数のスパイラルサーボパターンSSVを走査して、複数のスパイラルサーボパターンSSVにおける複数のスパイラル時間間隔を測定する。MPU60は、複数のスパイラル時間間隔に基づいて、製品サーボパターンをライトするためのテーブルを生成する(B1403)。例えば、MPU60は、複数のスパイラル時間間隔に基づいて、加速領域AAに製品サーボパターンをライトするためのテーブルを生成する。MPU60は、テーブルに基づいてディスク10の各半径位置に対応する各位置誤差を算出し、各位置誤差に基づいて各半径位置に対応する各スパイラルサーボパターンSSVにヘッド15を位置決めし(B1404)、ディスク10の半径方向に放射状に延出する複数の製品サーボパターンSVをライトし(B1405)、処理を終了する。例えば、MPU60は、テーブルに基づいて加速領域AAの各半径位置に対応する各位置誤差を算出し、加速領域AAの各半径位置に対応する各位置誤差に基づいて各半径位置に対応する各スパイラルサーボパターンSSVにヘッド15を位置決めし、加速領域AAの半径方向に放射状に延出する複数の製品サーボパターンSVをライトし(B1405)、処理を終了する
図15は、本実施形態に係るテーブルの生成方法の一例を示すフローチャートである。図15は、例えば、図14のB1403の処理を示している。
MPU60は、ロード方向に一定走査速度でヘッド15を移動させながら複数のスパイラルサーボパターンSSVを走査して測定した各スパイラル時間間隔と式(1)とによりスパイラル速度を算出する(B1501)。MPU60は、ロード方向に一定走査速度でヘッド15を移動させながら複数のスパイラルサーボパターンSSVを走査して測定した各スパイラル時間間隔と式(2)とにより検出位置を算出する(B1502)。
MPU60は、検出位置/スパイラル速度テーブルを生成する(B1503)。MPU60は、検出位置/スパイラル速度テーブルに基づいて、線形補間等の補間処理により、目標位置/スパイラル速度テーブルを生成する(B1504)。MPU60は、目標位置/スパイラル速度テーブルと式(3)とに基づいて、目標スパイラルタイミングテーブルを生成する(B1505)。MPU60は、目標位置/スパイラル速度テーブルと式(4)とに基づいて、目標位置/位置変換係数テーブルを生成し(B1506)、B1403の処理に進む。
実施形態によれば、磁気ディスク装置1は、最内周位置MIPにおいて円周方向に所定の間隔を置いて並ぶ複数の円周位置からアンロード方向に向かって複数のスパイラルサーボパターンSSVをライトする。磁気ディスク装置1は、ロード方向に一定速度でヘッド15を移動させながら複数のスパイラルサーボパターンSSVを走査して、複数のスパイラルサーボパターンSSVにおける複数のスパイラル時間間隔を測定する。磁気ディスク装置1は、複数のスパイラル時間間隔に基づいてスパイラル速度を算出し、複数のスパイラル時間間隔に基づいて検出位置を算出する。磁気ディスク装置1は、検出位置/スパイラル速度テーブルを生成する。磁気ディスク装置1は、検出位置/スパイラル速度テーブルに基づいて、目標位置/スパイラル速度テーブルを生成する。磁気ディスク装置1は、目標位置/スパイラル速度テーブルに基づいて、目標位置/目標スパイラルタイミングテーブルを生成する。磁気ディスク装置1は、目標位置/スパイラル速度テーブルに基づいて、目標位置/位置変換係数テーブルを生成する。磁気ディスク装置1は、目標位置/目標スパイラルタイミングテーブルと目標位置/位置変換係数テーブルとに基づいて、ディスク10、例えば、加速領域AAの各半径位置にヘッド15を位置決めした場合の各位置誤差を算出する。磁気ディスク装置1は、ディスク10、例えば、加速領域AAの各半径位置に対応する各位置誤差に基づいて、各半径位置において各スパイラルサーボパターンSSVにヘッド15を位置決めして、ディスク10、例えば、加速領域AAの半径方向に放射状に延出する複数の製品サーボパターンSVを加速領域AAにライトする。そのため、磁気ディスク装置1は、フォーマット効率を向上することができる。従って、磁気ディスク装置1は、ディスク10の記録容量を向上できる。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…磁気ディスク装置、10…磁気ディスク、10a…ユーザデータ領域、10b…システムエリア、12…スピンドルモータ(SPM)、13…アーム、14…ボイスコイルモータ(VCM)、15…ヘッド、15W…ライトヘッド、15R…リードヘッド、20…ドライバIC、30…ヘッドアンプIC、40…リード/ライト(R/W)チャネル、50…ハードディスクコントローラ(HDC)、60…マイクロプロセッサ(MPU)、70…揮発性メモリ、80…不揮発性メモリ、90…バッファメモリ、100…ホストシステム(ホスト)、130…システムコントローラ。

Claims (11)

  1. データをライト及びリードするヘッドと、第1領域から前記第1領域と異なる第2領域に第1方向に向かって、前記第1領域と前記第2領域とで異なる速度の前記ヘッドでらせん状にライトされた複数のスパイラルサーボパターンを有するディスクと、を備える磁気ディスク装置に適用されるサーボライト方法であって、
    前記第1方向と反対の第2方向に前記ヘッドを移動させて前記複数のスパイラルサーボパターンをそれぞれリードし、
    前記第1領域において前記複数のスパイラルサーボパターンをそれぞれリードする複数の時間間隔を測定し、
    前記複数の時間間隔に基づいて、前記第1領域に複数のサーボパターンをライトする、サーボライト方法。
  2. 前記複数の時間間隔に基づいて前記第1領域の前記ディスクの半径方向の各位置における前記複数のスパイラルサーボパターンに対する前記ヘッドの位置の各位置誤差を算出し、
    前記各位置誤差に基づいて前記第1領域に前記複数のサーボパターンをライトする、請求項1に記載のサーボライト方法。
  3. 前記複数の時間間隔に基づいて前記第1領域の前記各位置において前記複数のスパイラルサーボパターンを前記ヘッド15でリードする各タイミングを示す第1テーブルを生成し、
    前記複数の時間間隔に基づいて前記第1領域の前記各位置において前記複数のスパイラルサーボパターンを検出するタイミングを変換する係数を示す第2テーブルを生成し、
    前記第1テーブル及び前記第2テーブルに基づいて前記各位置誤差を算出する、請求項2に記載のサーボライト方法。
  4. 前記複数のスパイラルサーボパターンの前記第1領域の第1同期パターンと前記複数のスパイラルサーボパターンの前記第2領域の第2同期パターンとは、極性が異なる、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のサーボライト方法。
  5. 前記第1同期パターンと前記第2同期パターンとは、極性が反転している、請求項4に記載のサーボライト方法。
  6. 前記ディスクにおいて放射状に前記複数のサーボパターンをライトする、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のサーボライト方法。
  7. 前記複数のスパイラルサーボパターンは、前記第1領域において加速する前記ヘッドでライトされ、前記第2領域において一定速度の前記ヘッドでライトされている、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のサーボライト方法。
  8. データをライト及びリードするヘッドと、
    第1領域から前記第1領域と異なる第2領域に第1方向に向かって、前記第1領域と前記第2領域とで異なる速度の前記ヘッドでらせん状にライトされた複数のスパイラルサーボパターンを有するディスクと、
    前記第1方向と反対の第2方向に前記ヘッドを等速で移動させて前記複数のスパイラルサーボパターンをそれぞれリードし、前記第1領域において前記複数のスパイラルサーボパターンをそれぞれリードする複数の時間間隔を測定し、前記複数の時間間隔に基づいて前記第1領域に複数のサーボパターンをライトする、コントローラと、を備える磁気ディスク装置。
  9. 第1領域において第1同期パターンでライトされ、前記第1領域と異なる第2領域において前記第1同期パターンと異なる第2同期パターンでライトされている複数のスパイラルサーボパターンを有するディスクと、
    前記ディスクにデータをライトし、前記ディスクからデータをリードするヘッドと、
    前記複数のスパイラルサーボパターンに基づいて前記ディスクの半径方向に延出する複数のサーボパターンをライトするコントローラと、を備える、記載の磁気ディスク装置。
  10. 前記第1同期パターンと前記第2同期パターンとは、極性が反転している、請求項9に記載の磁気ディスク装置。
  11. 前記コントローラは、前記第2領域から前記第1領域に向かう第1方向に前記ヘッドを等速で移動させて前記複数のスパイラルサーボパターンをそれぞれ走査し、前記第1領域において前記複数のスパイラルサーボパターンをそれぞれリードする複数の時間間隔を測定し、前記複数の時間間隔に基づいて前記第1領域に前記半径方向に延出する複数のサーボパターンをライトする、請求項9又は10に記載の磁気ディスク装置。
JP2020048088A 2020-03-18 2020-03-18 磁気ディスク装置及びサーボライト方法 Pending JP2021149987A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020048088A JP2021149987A (ja) 2020-03-18 2020-03-18 磁気ディスク装置及びサーボライト方法
CN202010721923.1A CN113496713B (zh) 2020-03-18 2020-07-24 磁盘装置以及伺服写入方法
US17/016,091 US11127427B1 (en) 2020-03-18 2020-09-09 Magnetic disk device and servo write method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020048088A JP2021149987A (ja) 2020-03-18 2020-03-18 磁気ディスク装置及びサーボライト方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021149987A true JP2021149987A (ja) 2021-09-27

Family

ID=77746975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020048088A Pending JP2021149987A (ja) 2020-03-18 2020-03-18 磁気ディスク装置及びサーボライト方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11127427B1 (ja)
JP (1) JP2021149987A (ja)
CN (1) CN113496713B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11942122B1 (en) * 2023-01-17 2024-03-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Determining absolute position on HDD spiral patterns using dual TDMR readers

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL8802435A (nl) * 1988-10-05 1990-05-01 Philips Nv Inrichting voor het aftasten van een registratiedrager, alsmede een regelschakeling voor toepassing in een dergelijke inrichting.
US5191568A (en) * 1989-12-18 1993-03-02 Sony Corporation Disc drive apparatus with tracking control based on multiple reference tracks and with automatic seek time adjustment
GB2295946B (en) * 1994-12-01 1999-09-29 Mitsubishi Electric Corp Digital signal recording device,digital signal playback device,and digital signal decoding device therefor
TW468159B (en) * 1999-07-08 2001-12-11 Koninkl Philips Electronics Nv Apparatus for and method of scanning an information carrier
DE10048920A1 (de) * 2000-10-04 2002-04-11 Bosch Gmbh Robert Verfahren zur Regelung der Nachführung einer Abtastvorrichtung und Laufwerk dafür
JP2002245738A (ja) * 2001-02-15 2002-08-30 Fujitsu Ltd ディスク装置及び外乱補償方法
SG96277A1 (en) * 2001-03-23 2003-05-23 Toshiba Kk Magnetic disk drive apparatus having a self-servo writing system and method for writing servo pattern therein
JP2003007011A (ja) * 2001-06-21 2003-01-10 Hitachi Ltd 磁気ディスク装置
JP2004288342A (ja) * 2003-03-25 2004-10-14 Hitachi Ltd 磁気ディスク装置及びサーボ信号書込み方法
US7230789B1 (en) * 2004-04-08 2007-06-12 Maxtor Corporation Method and apparatus for performing a self-servo write operation in a disk drive using spiral servo information
US6992851B1 (en) * 2004-06-30 2006-01-31 Western Digital Technologies, Inc. Method for nonsequentially writing reference spiral servo patterns to a disk to compensate for disk expansion
US7209312B1 (en) 2004-07-15 2007-04-24 Marvell International Ltd. Self-servo-write using ramp-tracks
US20060171058A1 (en) * 2005-02-02 2006-08-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Method to control spiral start point during ammonite servo track writer process using reference servo track band
US7256956B2 (en) * 2005-03-16 2007-08-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Propagation self servowrite using self-written spiral signals for in-process calibration
US7349171B2 (en) 2006-03-06 2008-03-25 Marvell World Trade Ltd. Method for measuring actuator velocity during self-servo-write
US7414809B2 (en) * 2006-05-19 2008-08-19 Maxtor Corporation Servo writing using radially overlapped servo segments
US7457071B1 (en) * 2006-08-08 2008-11-25 Western Digital Technologies, Inc. Locating an initial servo track in order to servo write a disk drive from spiral tracks
US7423831B2 (en) * 2006-10-17 2008-09-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Utilization of the acceleration zone in ammonite servo writing
JP4823055B2 (ja) * 2006-12-26 2011-11-24 株式会社東芝 ディスク記憶装置およびサーボ書込み方法
JP2008159222A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Toshiba Corp ディスク記憶装置、サーボ書込み方法及びサーボパターン
JP4261605B1 (ja) * 2007-12-26 2009-04-30 株式会社東芝 ディスクドライブ装置および位置決め制御方法
JP4282735B1 (ja) * 2007-12-27 2009-06-24 株式会社東芝 ディスクドライブ装置およびサーボ書込み方法
JP2010250868A (ja) * 2009-04-10 2010-11-04 Sony Optiarc Inc 光スポット位置制御装置、光スポット位置制御方法
US8634283B1 (en) * 2011-08-08 2014-01-21 Western Digital Technologies, Inc. Disk drive performing in-drive spiral track writing
JP2013196745A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Toshiba Corp ディスク記憶装置及びサーボパターン書き込み方法
US9245560B1 (en) * 2015-03-09 2016-01-26 Western Digital Technologies, Inc. Data storage device measuring reader/writer offset by reading spiral track and concentric servo sectors
US9824708B2 (en) 2015-03-31 2017-11-21 Kabushiki Kaisha Toshiba Spiral write launch while servoing on reference guide spirals
JP2019164855A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 株式会社東芝 磁気ディスク装置及びrro補正データのライト方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20210295867A1 (en) 2021-09-23
CN113496713B (zh) 2023-05-26
CN113496713A (zh) 2021-10-12
US11127427B1 (en) 2021-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8681450B1 (en) Writing spirals based on servo tracks of a different sample rate
KR100273652B1 (ko) 자기디스크장치의 서보패턴 기입방법 및 자기디스크장치
CN101504839A (zh) 为第二磁头确定飞行高度的同时磁盘驱动器伺服停止第一磁头
US7573669B2 (en) Method and apparatus for writing pattern on disk
KR20080076697A (ko) 기억 장치, 기억 제어 회로 및 헤드 위치 어긋남 측정 방법
JP2021131920A (ja) 磁気ディスク装置、及びサーボゲート生成方法
JP2011154774A (ja) ハードディスクドライブのサーボパターン記録方法及びそれを用いて製造されるハードディスクドライブ
JP2020042875A (ja) 磁気ディスク装置
JPS58199471A (ja) 磁気ディスク装置の磁気ヘッド速度制御装置
JP2019160377A (ja) 磁気ディスク装置及びヘッド位置の補正方法
US9728214B2 (en) Disk drive and position correction method
JP2021149987A (ja) 磁気ディスク装置及びサーボライト方法
JP2006012353A (ja) ディスク装置及びその製造方法
US11776570B2 (en) Reducing non-coherent repeatable runout in two-dimensional magnetic recording disk drives
JP2022101038A (ja) 磁気ディスク装置、及びサーボデータの復調方法
US11967349B2 (en) Magnetic disk device and SSW method
US9093097B1 (en) Ammonite servo reference pattern writing for heat-assisted magnetic recording
JP2007294050A (ja) パターン書き込み方法及び磁化消去状態の判定方法
CN112086109B (zh) 磁盘装置以及伺服写入的控制方法
JP2008027524A (ja) 磁気ディスク上にパターンを書き込む方法及びその装置
JP2010218680A (ja) ハードディスクドライブのfod電圧制御方法
US11942122B1 (en) Determining absolute position on HDD spiral patterns using dual TDMR readers
JP2011108342A (ja) ディスク・ドライブ及びリード・ライト・オフセットの測定方法
US11735215B2 (en) Magnetic disk device and method of writing spiral patterns
US20230290374A1 (en) Magnetic disk device and servo pattern write method