JP2021149928A - ユーザ端末装置、サーバ、及びそれらを用いた運転者走行情報の提供方法 - Google Patents

Abstract

【課題】車両運転者の運転不注意による走行関連イベントの発生記録を、いつでも、どこでも容易に把握し、検索可能とするユーザ端末装置、サーバ、及びそれらを用いた運転者走行情報の提供方法を提供する。【解決手段】ユーザ端末装置の運転者走行情報の提供方法が開示される。本方法は、車両用走行記録装置１００で生成されたデータを格納する走行情報提供サーバ３００に接続するステップと、走行情報提供サーバから、運転者の走行関連イベントに対応するイベント記録データを含む走行記録データを受信するステップと、受信された走行記録データを用いて、地図上に走行関連イベントの発生位置を表示するステップと、を含む。【選択図】図５

Description

本発明は、車両用走行記録装置で検知された車両運転者の走行関連イベントに基づいて運転者の走行情報を提供するユーザ端末装置、サーバ、及びそれらを用いた運転者走行情報の提供方法に関する。

車両用走行記録装置は、車両の走行、停車、及び駐車中に撮影された映像を記録する装置であって、車両の事故が発生した際に、その原因を明らかにする時に非常に重要に活用されている。そのため、近年、殆どの車両に走行記録装置が取り付けられている。

かかる車両用走行記録装置により撮影された映像は、車両の走行、停車、及び駐車中に撮影された映像と、その映像が撮影された位置情報などの各種走行記録を含んでいる。

よって、車両用走行記録装置で収集された各種走行記録を適宜活用すれば、走行記録を活用した種々の機能またはサービスを運転者に提供することができ、運転者の便宜性を高めることができると予想される。

本発明の目的は、車両運転者の運転不注意による走行関連イベントの発生記録を、いつでも、どこでも容易に把握し、検索可能とするユーザ端末装置、サーバ、及びそれらを用いた運転者走行情報の提供方法を提供することにある。

上述の目的を達成するための本発明の一実施形態に係るユーザ端末装置の運転者走行情報の提供方法において、車両用走行記録装置で生成されたデータを格納する走行情報提供サーバに接続するステップと、前記走行情報提供サーバから、運転者の走行関連イベントに対応するイベント記録データを含む走行記録データを受信するステップと、前記受信された走行記録データを用いて、地図上に走行関連イベントの発生位置を表示するステップと、を含むことができる。

また、前記走行関連イベントは、車線離脱イベント、前方衝突可能性イベント、後側方衝突可能性イベント、急減速イベント、急加速イベント、急停止イベント、急発車イベント、及び過速イベントのうち少なくとも２つ以上を含むことができる。

そして、前記イベント記録データは、前記走行関連イベントが発生した位置に対応する位置情報、前記走行関連イベントが発生した時間に対応する時間情報、及び前記走行関連イベントの種類に対応するイベントタイプ情報を含むことができる。

また、前記表示するステップでは、前記運転者の走行経路と、前記走行経路上に前記走行関連イベントの発生位置を示すイベントアイコンを表示し、前記イベントの種類によって互いに区別されるように表示することができる。

そして、前記受信された走行記録データを用いて、日別または月別に区分された走行記録リストを表示するステップをさらに含み、前記走行記録リストのそれぞれの項目には、項目に対応する走行時間情報及び走行距離情報のうち少なくとも１つが表示されることができる。

また、前記地図と前記走行記録リストは、１つの画面に表示されることができる。

そして、前記走行記録リストのうち１つの項目が選択されると、前記選択された項目に対応する前記運転者の走行経路と、走行経路上のイベント発生位置を前記地図に表示するステップをさらに含むことができる。

また、前記地図に表示された前記イベントアイコンが選択されると、前記選択されたイベントアイコンに対応するイベント発生理由情報を、前記地図上にポップアップウィンドウで表示するステップをさらに含むことができる。

そして、前記地図に表示された前記イベントアイコンが選択されると、前記地図の縮尺を拡大調節し、前記選択されたイベントアイコンを基準に前記地図を表示するステップをさらに含むことができる。

また、前記地図に表示された前記イベントアイコンが選択されると、前記選択されたイベントアイコンに対応するイベントのイメージをポップアップウィンドウで表示するステップをさらに含むことができる。

そして、前記地図に表示された前記イベントアイコンが選択されると、前記選択されたイベントアイコンに対応するイベント詳細情報と、前記選択されたイベントアイコンの前及び／または後に発生したイベントに対応するイベント詳細情報と、を含む走行関連イベントリストを表示するステップをさらに含むことができる。

また、前記イベントの走行記録リストに含まれている複数のイベント詳細情報のそれぞれは、ユーザのスワイプ入力により選択可能であり、前記スワイプ入力により複数のイベント詳細情報のうち１つが選択されると、前記地図は、前記選択されたイベント詳細情報に対応する走行経路上のイベント発生位置を前記地図に表示することができる。

そして、メインユーザインタフェースの一領域に、前記運転者の所定期間中のイベント走行記録を表示するステップをさらに含み、前記一領域は、走行記録の種類毎の回数に応じて図形のサイズを調節して走行記録を表示することができる。

一方、上述の目的を達成するための本発明の一実施形態に係る運転者走行情報を提供するユーザ端末装置は、ディスプレイ部と、車両用走行記録装置で生成されたデータを格納する走行情報提供サーバに接続し、前記走行情報提供サーバから、運転者の走行関連イベントに対応するイベント記録データを含む走行記録データを受信する通信部と、前記受信された走行記録データを用いて、前記地図上に前記走行関連イベントの発生位置を表示するように前記ディスプレイ部を制御する制御部と、を含むことができる。

そして、前記走行関連イベントは、車線離脱イベント、前方衝突可能性イベント、後側方衝突可能性イベント、急減速イベント、急加速イベント、急停止イベント、急発車イベント、及び過速イベントのうち少なくとも２つ以上を含むことができる。

また、前記イベント記録データは、前記走行関連イベントが発生した位置に対応する位置情報、前記走行関連イベントが発生した時間に対応する時間情報、及び前記走行関連イベントの種類に対応するイベントタイプ情報を含むことができる。

また、前記制御部は、前記運転者の走行経路と、前記走行経路上に前記走行関連イベントの発生位置を示すイベントアイコンを表示するように前記ディスプレイ部を制御し、前記イベントアイコンは、前記イベントの種類によって互いに区別されるように表示することができる。

そして、前記制御部は、前記受信された走行記録データを用いて、日別または月別に区分された走行記録リストを表示するように前記ディスプレイ部を制御し、前記走行記録リストのそれぞれの項目には、項目に対応する走行時間情報及び走行距離情報のうち少なくとも１つが表示されることができる。

また、前記地図と前記走行記録リストは、１つの画面に表示されることができる。

そして、前記走行記録リストのうち１つの項目が選択されると、前記制御部は、前記選択された項目に対応する前記運転者の走行経路と、走行経路上のイベント発生位置を前記地図に表示するように前記ディスプレイ部を制御することができる。

そして、前記制御部は、前記地図に表示された前記イベントアイコンが選択されると、前記選択されたイベントアイコンに対応するイベント発生理由情報を、前記地図上にポップアップウィンドウで表示するように前記ディスプレイ部を制御することができる。

また、前記制御部は、前記地図に表示された前記イベントアイコンが選択されると、前記地図の縮尺を拡大調節し、前記選択されたイベントアイコンを基準に前記地図を表示するように前記ディスプレイ部を制御することができる。

そして、前記制御部は、前記地図に表示された前記イベントアイコンが選択されると、前記選択されたイベントアイコンに対応するイベントのイメージをポップアップウィンドウで表示することができる。

また、前記制御部は、前記地図に表示された前記イベントアイコンが選択されると、前記選択されたイベントアイコンに対応するイベント詳細情報と、前記選択されたイベントアイコンの前及び／または後に発生したイベントに対応するイベント詳細情報と、を含む走行関連イベントリストを表示するように前記ディスプレイ部を制御することができる。

そして、前記イベントの走行記録リストに含まれている複数のイベント詳細情報のそれぞれは、ユーザのスワイプ入力により選択可能であり、前記スワイプ入力により複数のイベント詳細情報のうち１つが選択されると、前記制御部は、前記選択されたイベント詳細情報に対応する走行経路上のイベント発生位置を前記地図に表示するように前記ディスプレイ部を制御することができる。

また、前記制御部は、メインユーザインタフェースの一領域に前記運転者の所定期間中のイベント走行記録を表示し、前記一領域は、走行記録の種類毎の回数に応じて図形のサイズを調節して走行記録を表示することができる。

一方、上述の目的を達成するための本発明の一実施形態に係るサーバの運転者走行情報の提供方法は、車両用走行記録装置で生成された運転者走行関連イベントに対応するイベント記録データを受信するステップと、前記受信されたイベント記録データに基づいて複数の運転者に関する走行記録データを生成し、前記生成された走行記録データを格納するステップと、前記サーバに接続したユーザ端末装置から走行記録データが要請されると、前記ユーザ端末装置に合致する走行記録データを検出するステップと、前記検出された走行記録データを前記ユーザ端末装置に伝送するステップと、を含み、前記走行記録データは、前記ユーザ端末装置で前記運転者の走行関連イベント関連情報を表示するのに利用されることができる。

そして、前記走行関連イベントは、車線離脱イベント、前方衝突可能性イベント、後側方衝突可能性イベント、急減速イベント、急加速イベント、急停止イベント、急発車イベント、及び過速イベントのうち少なくとも２つ以上を含むことができる。

また、前記走行記録データは、前記イベント記録データを含み、走行時間データ、走行経路データ、及び走行距離データのうち少なくとも１つをさらに含むことができる。

そして、前記走行記録データを格納するステップにおいて、走行記録データは、走行開始から走行終了までを一回の走行記録と定義し、走行記録に割り当てられた走行開始時間及び／または走行終了時間が互いに異なる複数の走行記録が、互いに異なる走行記録として区分されて格納されることができる。

また、前記ユーザ端末装置は、前記走行記録データを用いて、地図上に、前記運転者の走行経路と、前記走行経路上に前記走行関連イベントの発生位置を示すイベントアイコンを表示することができる。

そして、前記ユーザ端末装置は、前記走行記録データを用いて、前記走行関連イベントに関連する撮影映像及び／または録音された音を出力することができる。

一方、上述の目的を達成するための本発明の一実施形態に係る走行情報提供サーバは、車両用走行記録装置で生成された運転者走行関連イベントに対応するイベント記録データを受信する通信部と、前記受信されたイベント記録データに基づいて複数の運転者に関する走行記録データを生成し、前記生成された走行記録データを格納する格納部と、前記サーバに接続したユーザ端末装置から走行記録データが要請されると、前記ユーザ端末装置に合致する走行記録データを検出し、前記検出された走行記録データを前記ユーザ端末装置に伝送するように前記通信部を制御する制御部と、を含み、前記走行記録データは、前記ユーザ端末装置で前記運転者の走行関連イベント関連情報を表示するのに利用されることができる。

そして、前記走行関連イベントは、車線離脱イベント、前方衝突可能性イベント、後側方衝突可能性イベント、急減速イベント、急加速イベント、急停止イベント、急発車イベント、及び過速イベントのうち少なくとも２つ以上を含むことができる。

また、前記走行記録データは、前記イベント記録データを含み、走行時間データ、走行経路データ、及び走行距離データのうち少なくとも１つをさらに含むことができる。

そして、走行記録データは、走行開始から走行終了までを一回の走行記録と定義し、前記格納部は、走行記録に割り当てられた走行開始時間及び／または走行終了時間が互いに異なる複数の走行記録を、互いに異なる走行記録として区分して格納することができる。

また、前記ユーザ端末装置は、前記走行記録データを用いて、地図上に、前記運転者の走行経路と、前記走行経路上に前記走行関連イベントの発生位置を示すイベントアイコンを表示することができる。

そして、前記ユーザ端末装置は、前記走行記録データを用いて、前記走行関連イベントに関連する撮影映像及び／または録音された音を出力することができる。

一方、上述の目的を達成するための本発明の一実施形態に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体には、上述の運転者走行情報の提供方法を実行するためのプログラムコードが記録されることができる。

また、上述の目的を達成するための本発明の一実施形態に係るコンピュータプログラムは、上述の運転者走行情報の提供方法を実行するためのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されているプログラムコードを含むことができる。

一方、上述の目的を達成するための本発明の一実施形態に係るタッチ感応型ディスプレイを備えたユーザ端末装置の制御方法は、走行情報提供サーバからユーザの走行関連イベントデータを含む走行記録データを受信するステップと、前記受信された走行記録データを用いて、走行記録リスト及び地図を含むユーザインタフェースを生成するステップと、前記生成されたユーザインタフェースを前記ディスプレイに表示するステップと、を含み、前記走行記録リスト及び地図は、前記ユーザの走行関連イベントに反映して生成されることができる。

そして、前記ユーザインタフェースを生成するステップでは、前記走行記録に対応する走行経路、及び前記走行経路上に前記走行関連イベントの発生位置を表示する地図を生成することができる。

また、前記ユーザインタフェースを生成するステップでは、前記地図の縮尺を調節し、前記走行経路、及び前記走行経路上における前記走行関連イベントの発生位置が１つの画面に表示される前記地図を生成することができる。

そして、前記ユーザインタフェースを生成するステップでは、前記ユーザの複数の走行記録のうち、前記走行関連イベントが発生した走行記録のみが表示され、走行記録毎の時間情報に基づいて、最近発生した走行記録が最上端に表示される前記走行記録リストを生成することができる。

そして、前記ユーザインタフェースの走行記録リストにおいて、前記タッチ感応型ディスプレイ上の第１接触を検出するステップと、前記第１接触の検出に応答し、前記走行記録リストのうち１つの項目を選択するステップと、前記選択された項目に対応する走行記録の走行過程で発生した少なくとも１つの走行関連イベントを含む走行関連イベントリストを生成するステップと、前記生成された走行関連イベントリストを前記ディスプレイに表示するステップをさらに含むことができる。

また、前記走行関連イベントリストにおいて、前記タッチ感応型ディスプレイ上の第２接触を検出するステップと、前記第２接触の検出に応答し、前記走行関連イベントリストに含まれている複数の走行関連イベントのうち１つを選択するステップと、前記走行関連イベントリスト上で、前記選択された走行関連イベントを他の走行関連イベントと区別されるように表示するステップと、前記選択された走行関連イベントが発生した位置を前記地図の中心に位置するように表示するステップと、をさらに含むことができる。

また、前記第２接触はスワイプ入力であり、前記スワイプ入力に対応する方向に、走行関連イベントリストに含まれている走行関連イベントを移動させて表示することができる。

そして、前記地図の中心に位置するように表示するステップでは、前記選択された走行関連イベントが発生した位置を基準に前記地図を拡大して表示することができる。

また、前記区別されるように表示するステップでは、前記選択された走行関連イベントを、前記他の走行関連イベントに比べて拡大して表示するか、異なる高さに表示するか、またはユーザの視線方向にさらに突出するように表示することができる。

そして、前記走行関連イベントは、前記走行関連イベントの種類を示すアイコンで、前記地図及び前記走行関連イベントリストに表示されることができる。

また、前記地図上で、前記タッチ感応型ディスプレイ上の第３接触を検出するステップと、前記第３接触の検出に応答し、前記地図上に表示された少なくとも１つの走行関連イベントのうち１つを選択するステップと、前記選択された走行関連イベントに対応するイベント発生理由情報を前記地図上に表示するステップと、をさらに含むことができる。

本発明の一実施形態によると、車両運転者の運転不注意による走行関連イベントの発生記録を、いつでも、どこでも容易に把握し、検索可能とすることで、走行記録を確認及び管理しようとするユーザの便宜性を高めることができる。

また、本発明によると、運転者が、時間別にまたは走行道路別に、自分の運転スタイルを容易に把握できるようにすることで、安全運転のための学習及び改善において役に立つことができる。

一方、本発明から得られる効果は、以上で言及した効果に制限されず、言及されていない他の効果は、下記の記載から、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者に明確に理解される。

本発明の一実施形態に係るコネクティッドサービスシステムを示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る車両用走行記録装置を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ端末装置を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る走行情報提供サーバを示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るコネクティッドサービス提供システムの運転者走行情報の提供過程を示すタイミング図である。 本発明の一実施形態に係るメインユーザインタフェースを示す図である。 本発明の一実施形態に係るメインユーザインタフェースを示す図である。 本発明の一実施形態に係るメインユーザインタフェースを示す図である。 本発明の一実施形態に係る走行情報ユーザインタフェースを示す図である。 本発明の一実施形態に係る走行情報ユーザインタフェースを示す図である。 本発明の一実施形態に係る走行記録リストのスクロール過程を示した走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る走行記録リストのスクロール過程を示した走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る走行記録リストのスクロール過程を示した走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る走行記録リストのスクロール過程を示した走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る走行記録リストを、画面の一部と全部に切り替える過程を示すユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る走行記録リストを、画面の一部と全部に切り替える過程を示すユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る日付変更過程を示す走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る日付変更過程を示す走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る日付変更過程を示す走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る日付変更過程を示す走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る日別走行記録の編集過程を示した走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る日別走行記録の編集過程を示した走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る日別走行記録の編集過程を示した走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る日別走行記録の編集過程を示した走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る走行関連イベントの詳細情報を示す走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る走行関連イベントの詳細情報を示す走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る走行関連イベントの詳細情報を示す走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る走行関連イベントの詳細情報を示す走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る月別走行情報ユーザインタフェースを示す図である。 本発明の一実施形態に係る月別走行情報ユーザインタフェースを示す図である。 本発明の一実施形態に係る月別走行情報ユーザインタフェースを示す図である。 本発明の一実施形態に係る月別日付変更を示した走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る月別日付変更を示した走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る月別日付変更を示した走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る月別日付変更を示した走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る月別日付変更を示した走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る月別走行記録編集を示した走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る月別走行記録編集を示した走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る月別走行記録編集を示した走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の一実施形態に係る月別走行記録編集を示した走行情報ユーザインタフェース図である。 本発明の他の実施形態に係るメインユーザインタフェースを示す図である。 本発明の他の実施形態に係る走行情報ユーザインタフェースにおいて、走行記録リストの「詳細」メニューでユーザのタッチ入力が検知された際に、ユーザ走行関連イベントが表示されるユーザインタフェースを示す図である。 本発明の他の実施形態に係る走行情報ユーザインタフェースでユーザのスワイプ入力が発生した際に、ユーザインタフェース画面の表示例を示す図である。 地図データ及び走行関連イベント詳細情報表示領域に特定のユーザ走行関連イベントのみが表示されることを示す図である。 本発明の他の実施形態に係るユーザ走行関連イベントユーザインタフェースを示す図である。 図２０の参照番号２０５０でユーザのタッチ入力が検出されることによるユーザインタフェースを示す図である。 図２０の参照番号２０５０でユーザのタッチ入力が検出されることによるユーザインタフェースを示す図である。 図２０の参照番号２０５０でユーザのタッチ入力が検出されることによるユーザインタフェースを示す図である。 本発明の他の実施形態に係るユーザ走行関連イベント表示ユーザインタフェースを示す図である。 本発明の他の実施形態に係る走行関連イベントユーザインタフェースを示す図である。 図２６に示された走行関連イベントユーザインタフェースは、ユーザのタッチ入力により、走行関連イベントアイコンとその位置が、各領域に順に表示されることを示す図である。 本発明の他の実施形態に係るユーザインタフェースであって、該当経路上で発生した走行関連イベントを、イベントの種類別に区分して表示することを示す図である。 本発明の他の実施形態に係るユーザ車両の走行要約情報を表示するユーザインタフェースを示す図である。 本発明の他の実施形態に係る、走行関連イベントの友達との共有機能を説明するための図である。 本発明の他の実施形態に係るユーザ電子装置の地図上に、発生した走行関連イベントと関連情報を表示するユーザインタフェースを示す図である。 ユーザ車両の走行中に獲得された走行関連イベントを、他のユーザと共有するためのユーザインタフェースを示す図である。

以下の内容は、単に本発明の原理を例示するものである。よって、当業者であれば、本明細書で明確に説明または図示されていなくても、本発明の原理を実現し、本発明の概念と範囲に含まれた種々の装置を発明することができる。また、本明細書に列挙された全ての条件付き用語及び実施形態は、原則的に、本発明の概念を理解させるという目的でのみ明確に意図され、このように特別に列挙された実施形態及び状態によって制限されるものではないことを理解すべきである。

また、本発明の原理、観点、及び実施形態だけでなく、特定の実施形態を列挙する全ての詳細な説明は、このような事項の構造的及び機能的均等物を含むように意図されると理解すべきである。また、このような均等物は、現在公知となっている均等物だけでなく、将来に開発される均等物、すなわち、構造にかかわらず、同じ機能を果たすように発明される全ての素子を含むと理解すべきである。

したがって、例えば、本明細書のブロック図は、本発明の原理を具体化する例示的な回路の概念的な観点を示すものと理解すべきである。これと類似に、全てのフローチャート、状態変換図、疑似コードなどは、コンピュータにより読み取り可能な媒体に実質的に示すことができ、コンピュータまたはプロセッサが明確に図示されたか否かにかかわらず、コンピュータまたはプロセッサにより行われる様々なプロセスを示すものと理解すべきである。

プロセッサまたはこれと類似の概念として表示された機能ブロックを含む図に図示された種々の素子の機能は、専用ハードウェアだけでなく、適切なソフトウェアと関連してソフトウェアを実行する能力を有するハードウェアの使用により提供できる。プロセッサにより提供される際に、前記機能は単一の専用プロセッサ、単一の共有プロセッサ、または複数の個別的プロセッサにより提供されることができ、これらのうちの一部は共有可能である。

また、プロセッサ、制御、またはこれと類似の概念として提示される用語の明確な使用は、ソフトウェアを実行する能力を有するハードウェアを排他的に引用して解釈してはならず、制限無しに、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）ハードウェア、ソフトウェアを格納するためのＲＯＭ、ＲＡＭ、及び不揮発性メモリを暗示的に含むものと理解すべきである。周知慣用の他のハードウェアも含まれることができる。

本明細書の請求範囲において、詳細な説明に記載された機能を果たすための手段として表現された構成要素は、例えば、上記の機能を果たす回路素子の組み合わせまたはファームウエア／マイクロコードなどを含む全ての形式のソフトウェアを含む機能を果たす全ての方法を含むと意図されたものであり、前記機能を果たすように前記ソフトウェアを実行するための適切な回路と結合される。このような請求範囲により定義される本発明は、多様に列挙された手段により提供される機能が結合され、請求項が要求する方式と結合されるため、前記機能を提供できる如何なる手段も本明細書から把握されるものと均等なものと理解すべきである。

上述の目的、特徴、及び利点は、添付の図面と関連した以下の詳細な説明によってより明らかになり、これにより、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者が本発明の技術的思想を容易に実施することができるはずである。また、本発明を説明するに当たり、本発明と関連した公知技術についての具体的な説明が本発明の要旨を不明瞭にする可能性があると判断される場合に、その詳細な説明を省略する。

以下、添付図面を参照して、本発明の様々な実施形態について詳細に説明する。

図１は、本発明の一実施形態に係るコネクティッドサービスシステムを示すブロック図である。図１を参照すると、コネクティッドサービスシステム１０００は、車両用走行記録装置１００と、車両用通信装置２００と、走行情報提供サーバ３００と、ユーザ端末装置４００と、基地局５００と、を含む。

本発明において、車両は移動体（ｍｏｖｉｎｇ ｂｏｄｙ）の一例示であり、本発明の移動体は車両に限定されるものではない。本発明に係る移動体（ｍｏｖｉｎｇ ｂｏｄｙ）は、車両、人、自転車、船舶、列車などのように、移動が可能な様々な客体を含むことができる。以下では、説明の便宜のために、移動体が車両である場合を例として説明する。

基地局５００は、無線通信のサービスのためにネットワークと各種端末機を連結する無線通信設備であり、本発明に係るコネクティッドサービスシステム１０００を構成する車両用走行記録装置１００、車両用通信装置２００、走行情報提供サーバ３００、及びユーザ端末装置４００の間の通信を可能とする。一例として、車両用通信装置２００は、基地局５００を介して通信ネットワークに無線で接続することができる。通信ネットワークに車両用通信装置２００が接続すると、ネットワークに接続した他のデバイス（例えば、走行情報提供サーバ３００、ユーザ端末装置４００）とデータを交換することができる。

車両用走行記録装置１００は車両に備えられ、車両の走行、停車、駐車など（以下、走行、停車、及び駐車をまとめて走行と総称する）のような車両の走行状況で車両の走行に関連する映像を撮影し、撮影された映像を格納することができる。

また、車両用走行記録装置１００は、ユーザ端末装置４００を介して入力されたユーザの制御によって制御されることができる。例えば、ユーザが、ユーザ端末装置４００にインストールされた実行可能な客体を選択する場合、前記車両用走行記録装置１００は、前記実行可能な客体へのユーザの入力により発生したイベントに対応する動作を行うことができる。ここで、前記実行可能な客体は、前記ユーザ端末装置４００にインストールされ、前記車両用走行記録装置１００を遠隔で制御できる一種のアプリケーションであることができる。

また、本明細書では、車両用走行記録装置１００の動作をトリガ（Ｔｒｉｇｇｅｒ）させる行為をイベントと定義する。例えば、イベントの種類としては、衝撃検知、モーション検知、ユーザのジェスチャー検知、ユーザのタッチ検知、遠隔からの制御命令の受信などが挙げられる。ここで、車両用走行記録装置１００は、車両の前方を撮影する前方撮影装置、後方を撮影する後方撮影装置、左右側を撮影する側面撮影装置、車両運転者の顔を撮影する撮影装置、車両の室内を撮影する室内撮影装置の全部または一部を含むことができる。

本明細書において、車両用赤外線（Ｉｎｆｒａ−Ｒｅｄ）カメラ、車両用ブラックボックス（ｂｌａｃｋ−ｂｏｘ）、車載カメラ（Ｃａｒ ｄａｓｈ ｃａｍ）、またはカービデオレコーダ（Ｃａｒ ｖｉｄｅｏ ｒｅｃｏｒｄｅｒ）は、車両用走行記録装置１００の他の表現であって、何れも同一のものを意味し得る。

車両用通信装置２００は、車両用走行記録装置１００と連結されて車両用走行記録装置１００の通信を可能とする装置であり、車両用走行記録装置１００は、車両用通信装置２００を介して外部サーバと通信を行うことができる。ここで、車両用通信装置２００は、ＬＴＥ（Ｌｏｎｇ Ｔｅｒｍ Ｅｖｏｌｕｔｉｏｎ）のようなセルラー方式の移動通信、ＷｉＦｉ（Ｗｉｒｅｌｅｓｓ Ｆｉｄｅｌｉｔｙ）のようなＷｉｒｅｌｅｓｓ ＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ）方式などのように、様々な無線通信連結方式を用いることができる。

また、本発明の一実施形態によると、サーバとの無線通信を行う車両用通信装置２００は、低電力広域通信（Ｌｏｗ−Ｐｏｗｅｒ Ｗｉｄｅ−Ａｒｅａ：ＬＰＷＡ）技術を利用した通信モジュールで実現されることができる。ここで、低電力広域通信技術の一例として、ＬｏＲａ（Ｌｏｎｇ Ｒａｎｇｅ）、ＮＢ−ＩｏＴ（Ｎａｒｒｏｗ Ｂａｎｄ−Ｉｎｔｅｒｎｅｔ ｏｆ Ｔｈｉｎｇｓ）、Ｃａｔ Ｍ１などの低電力広帯域無線通信モジュールが使用できる。

一方、本発明の実施形態に係る車両用通信装置２００は、ＧＰＳ（Ｇｌｏｂａｌ Ｐｏｓｉｔｉｏｎｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍ）トラッカーのように、位置追跡機能も行うことができる。

また、図１では、車両用通信装置２００が、車両用走行記録装置１００と別に備えられた外装型であることを例として説明したが、これに限定されず、車両用通信装置２００は、車両用走行記録装置１００の内部に設けられた内蔵型通信モジュールで実現されてもよい。

本明細書において、ドングル（ｄｏｎｇｌｅ）は、車両用通信装置２００の異なる表現であって、何れも同一のものを意味し得る。

走行情報提供サーバ３００は、車両用通信装置２００とユーザ端末装置４００との間における各種データを中継し、後述の様々なコネクティッドサービスを可能とする。

一例として、走行情報提供サーバ３００は、車両用走行記録装置１００で生成された各種情報を含むデータを車両用通信装置２００から受信し、受信されたデータをユーザ識別情報にマッチングさせて格納することができる。そして、コネクティッドサービス提供サーバ３００は、ユーザ識別情報に対応するユーザに、車両用走行記録装置１００で生成されたデータを伝送することができる。ここで、ユーザ識別情報に対応するユーザは、データに対する権限を備えたユーザを意味し得る。

この場合、ユーザ端末装置４００は、受信されたデータに基づいて、各種有意な情報を提供する画面を表示することができる。

ユーザ端末装置４００は、走行情報提供サーバ３００を介して車両用走行記録装置１００及び／または車両用通信装置２００と各種データを送受信し、その結果を表示するアプリケーション（以下、「走行情報提供アプリケーション」）がインストールされていることができる。これにより、ユーザは、ユーザ端末装置４００にインストールされている走行情報提供アプリケーションを実行し、アプリケーションの実行により、車両用走行記録装置１００から受信された車両の走行状況に関する各種データに基づいて案内画面を表示することができる。ここで、ユーザ端末装置４００は、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、ノート型パソコン、ＰＤＡ（ｐｅｒｓｏｎａｌ ｄｉｇｉｔａｌ ａｓｓｉｓｔａｎｔ）、ＰＭＰ（ｐｏｒｔａｂｌｅ ｍｕｌｔｉｍｅｄｉａ ｐｌａｙｅｒ）などで実現されてもよく、ユーザの身体に着用可能なスマートグラス、ヘッドマウントディスプレイ（Ｈｅａｄ Ｍｏｕｎｔｅｄ Ｄｉｓｐｌａｙ：ＨＭＤ）などのようなウェアラブルデバイス（ｗｅａｒａｂｌｅ ｄｅｖｉｃｅ）で実現されてもよい。

ここで、ユーザは、車両の持ち主、車両の運転者、車両用走行記録装置１００の持ち主、車両用走行記録装置１００の監督者などのように、車両及び／または車両用走行記録装置１００に対する管理権限を有する人であることができる。

以下では、後続の図を参照して、本発明の一実施形態に係る車両用走行記録装置、走行情報提供サーバ、及びユーザ端末装置についてより具体的に説明する。

図２は、本発明の一実施形態に係る車両用走行記録装置を示すブロック図である。図２を参照すると、車両用走行記録装置１００は、撮影部１１０と、ユーザ入力部１２０と、マイク部１３０と、ディスプレイ部１４０と、オーディオ部１５０と、格納部１６０と、衝撃検知部１７０と、車両運転支援機能部１８０と、イベント記録データ生成部１８５と、通信部１９０と、制御部１９５と、を含むことができる。

撮影部１１０は、車両の走行映像を撮影することができる。ここで、車両の走行映像は、車両の駐車、停車、及び走行のうち少なくとも１つの状況で撮影された映像であり、車両の前方、後方、側面、及び内部のうち少なくとも１つの映像を含むことができる。この際、撮影部１１０は、運転者の顔または瞳孔をモニタリングできる赤外線（Ｉｎｆｒａ Ｒｅｄ）カメラを含んでもよく、制御部１９５は、赤外線カメラにより運転者の顔または瞳孔をモニタリングすることで、運転者の居眠り運転有無などを含む運転者の状態を判断することができる。

かかる撮影部１１０は、レンズ部と撮像素子を含むことができる。レンズ部（ｌｅｎｓ ｕｎｉｔ）は、光学信号を集光する機能を果たすことができ、レンズ部を透過した光学信号は、撮像素子の撮像領域に至って光学像を結像する。ここで、撮像素子としては、光学信号を電気信号に変換するＣＣＤ（Ｃｈａｒｇｅ Ｃｏｕｐｌｅｄ Ｄｅｖｉｃｅ）、ＣＩＳ（Ｃｏｍｐｌｅｍｅｎｔａｒｙ Ｍｅｔａｌ Ｏｘｉｄｅ Ｓｅｍｉｃｏｎｄｕｃｔｏｒ Ｉｍａｇｅ Ｓｅｎｓｏｒ）、または高速イメージセンサなどが使用できる。そして、撮影部１１０は、レンズ部駆動部、絞り、絞り駆動部、撮像素子制御部、及びイメージプロセッサの全部または一部をさらに含むことができる。

ユーザ入力部１２０は、車両用走行記録装置１００を操作する各種ユーザの入力を受信する構成であり、一例として、車両用走行記録装置１００の動作モードを設定するユーザ入力、録画映像をディスプレイ部１４０に表示させるユーザ入力、手動録画を設定するユーザ入力など、各種ユーザ入力を受信することができる。

ここで、車両用走行記録装置１００の動作モードは、常時録画モード、イベント録画モード、手動録画モード、駐車録画モードを含むことができる。

常時録画モードは、車両のエンジンをかけて走行を始めると実行されるモードであり、車両の走行が続く中に常時録画モードを維持することができる。常時録画モードで、車両用走行記録装置１００は、所定の時間単位（一例として、１〜５分）で録画を行うことができる。本発明において、常時録画モードと常時モードは、同一の意味で用いられることができる。

駐車録画モードは、車両のエンジンがオフされるか、車両の走行のためのバッテリーの供給が中断されて駐車状態で作動するモードを意味し得る。駐車録画モードで、車両用走行記録装置１００は、衝撃イベント発生の所定時間前から所定時間後までの一定区間の録画（一例として、イベント発生１０秒前〜１０秒後の録画）を行うことができる。本発明において、駐車録画モードと駐車モードは、同一の意味で用いられることができる。

イベント録画モードは、車両の走行中に各種イベントが発生すると作動するモードを意味し得る。ここで、イベントは、車両運転者の運転不注意による走行関連イベントを含むことができる。

かかる走行関連イベントは、車線離脱イベント、前方衝突可能性イベント、後側方衝突可能性イベント、急減速イベント、急加速イベント、急停止イベント、急発車イベント、及び過速イベントを含むことができる。一例として、衝撃検知部１７０で衝撃イベントが検知されたり、車両運転支援機能部１８０でＡＤＡＳ（Ａｄｖａｎｃｅｄ Ｄｒｉｖｉｎｇ Ａｓｓｉｓｔａｎｃｅ Ｓｙｓｔｅｍ）イベントが検知されるなどの走行関連イベントが検知されると、イベント録画モードが作動することができる。イベント録画モードで、車両用走行記録装置１００は、イベント発生の所定時間前から所定時間後までの時間の録画（一例として、イベント発生１０秒前〜１０秒後の録画）を行うことができる。

手動録画モードは、ユーザが手動で録画を入力することで作動するモードを意味し得る。手動録画モードで、車両用走行記録装置１００は、ユーザの手動録画要請発生の所定時間前から所定時間後までの時間の録画（一例として、イベント発生１０秒前〜１０秒後の録画）を行うことができる。

ここで、ユーザ入力部１２０は、キーパッド（ｋｅｙ ｐａｄ）ドームスイッチ（ｄｏｍｅ ｓｗｉｔｃｈ）、タッチパッド、ジョグホイール、ジョグスイッチなど、ユーザの入力を受信可能な様々な方式で構成されることができる。

マイク部１３０は、車両の外部または内部で発生した音（ｓｏｕｎｄ）を受信することができる。ここで、受信された音は、外部衝撃による音や、車両の内／外部の状況に関連する人の音声であって、撮影部１１０により撮影された映像とともに、当時の状況を認識するのに助けになることができる。

特に、マイク部１３０は、走行関連イベントの発生時点を基準として、所定時間の前から所定時間の後までの車両の外部及び／または内部で発生した音やユーザの発話による音声を録音し、格納部１６０に格納することができる。ここで、走行関連イベントの所定時間中に録音された音はユーザ端末装置４００に提供され、走行関連イベントの発生時点における車両運転者の走行状態を分析するのに利用されることができる。

ディスプレイ部１４０は、車両用走行記録装置１００で処理される各種情報を表示することができる。一例として、ディスプレイ部は、撮影部１１０によりリアルタイムで撮影された映像である「ライブビュー映像」を表示することができ、車両用走行記録装置１００の動作モードを設定するための設定画面を表示することができる。他の例として、ディスプレイ部１４０は、車両運転者の走行関連イベントが発生したことを表示することができる。

オーディオ部１５０は、外部機器から受信されたり、格納部１６０に格納されたオーディオデータを出力することができる。ここで、オーディオ部１５０は、オーディオデータを出力するスピーカで実現されることができる。一例として、オーディオ部１５０は、車両運転者の走行関連イベントが発生したことを示すオーディオデータを出力することができる。

格納部１６０は、車両用走行記録装置１００の動作に必要な各種データ及びプログラムを格納する。特に、格納部１６０は、撮影部１１０により撮影された走行映像と、マイク部１３０を介して入力された音声データを格納することができる。

そして、格納部１６０は、車両用走行記録装置１００の動作モードに応じて、獲得されたデータを互いに異なる格納領域に分類して格納することができる。

かかる格納部１６０は、車両用走行記録装置１００の内部に構成されてもよく、車両用走行記録装置１００に備えられたポートを介して着脱可能に構成されてもよく、車両用走行記録装置１００の外部に存在してもよい。格納部１６０が車両用走行記録装置１００の内部に構成される場合、ハードディスクドライブやフラッシュメモリの形態で存在することができる。格納部１６０が車両用走行記録装置１００に着脱可能に構成される場合、ＳＤカード、Ｍｉｃｒｏ ＳＤカード、ＵＳＢメモリなどの形態で存在することができる。格納部１６０が車両用走行記録装置１００の外部に構成される場合、通信部１９０を介して連結されている他の機器またはデータベースサーバにある格納空間に存在することができる。

衝撃検知部１７０は、車両に加えられる衝撃を検知するか、加速度の変化量が一定レベル以上である場合を検知することができる。ここで、衝撃検知部１７０は、衝撃や加速度を検知するために、加速度センサ、地磁気センサなどを含むことができる。

車両運転支援機能部１８０は、撮影部１１０により撮影された走行映像に基づいて、車両の運転者に運転支援機能が必要であるか否かを判断することができる。

一例として、車両運転支援機能部１８０は、撮影部１１０により撮影された走行映像に基づいて、車両の前方に位置した車両の出発を検知し、運転者に前方車両の出発報知（ＦＶＳＡ：Ｆｏｒｗａｒｄ Ｖｅｈｉｃｌｅ Ｓｔａｒｔ Ａｌａｒｍ）が必要であるか否かを判断することができる。前方車両が出発してから所定時間が経過すると、車両運転支援機能部１８０は、前方車両の出発報知が必要であると判断することができる。

また、車両運転支援機能部１８０は、撮影部１１０により撮影された走行映像に基づいて、信号変更有無を検知し、運転者に信号灯の変更報知（ＴＬＣＡ：Ｔｒａｆｆｉｃ Ｌｉｇｈｔ Ｃｈａｎｇｅ Ａｌａｒｍ）が必要であるか否かを判断することができる。一例として、信号が、停止信号から直進信号に変更された状態で停車状態（０ｋｍ／ｈ）を４秒間維持すると、車両運転支援機能部１８０は、信号灯の変更報知が必要であると判断することができる。

また、車両運転支援機能部１８０は、撮影部１１０により撮影された走行映像に基づいて、車両の車線離脱有無を検知し、運転者に車線離脱警報（ＬＤＷＳ：Ｌａｎｅ Ｄｅｐａｒｔｕｒｅ Ｗａｒｎｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍ）が必要であるか否かを判断することができる。一例として、車両が車線を離脱する場合に、車両運転支援機能部１８０は車線離脱警報が必要であると判断することができる。

また、車両運転支援機能部１８０は、撮影部１１０により撮影された走行映像に基づいて、車両の前方車両との追突危険を検知し、運転者に前方追突警報（ＦＣＷＳ：Ｆｏｒｗａｒｄ Ｃｏｌｌｉｓｉｏｎ Ｗａｒｎｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍ）が必要であるか否かを判断することができる。一例として、初期前方追突危険を検知した際に、車両運転支援機能部１８０は一次前方追突警報が必要であると判断し、初期前方追突検知危険を検知した後に前方車両との間隔がさらに減少した際に、二次前方追突警報が必要であると判断することができる。

ここで、前方追突警報は、走行速度が低い環境に適するように、より低い走行速度で前方追突警報を提供する都市型前方追突警告（ｕＦＣＷＳ：ｕｒｂａｎ ＦＣＷＳ）をさらに含むことができる。

また、車両運転支援機能部１８０は、運転者が車線を変更しようとする状況で、撮影部１１０により撮影された走行映像に基づいて、後側方における死角地点の車両を検知し、運転者に後側方衝突警告（ＢＳＤ：Ｂｌｉｎｄ Ｓｐｏｔ Ｄｅｔｅｃｔｉｏｎ）が必要であるか否かを判断することができる。一例として、運転者が車線を変更しようとする状況で、後側方で車両が検知されると、後側方衝突警告が必要であると判断することができる。この際、車両運転支援機能部１８０は、後側方衝突警告の正確性を高めるために、レーダに基づく後側方車両検知センサ（不図示）、ＯＢＤ（Ｏｎ Ｂｏａｒｄ Ｄｉａｇｎｏｓｔｉｃ）に基づく車両方向指示灯検知センサ（不図示）をさらに備えることができる。

イベント記録データ生成部１８５は、運転者の走行関連イベントが発生すると、走行関連イベントに対応するイベント記録データを生成することができる。ここで、運転者の走行関連イベントは、車線離脱イベント、前方衝突可能性イベント、後側方衝突可能性イベント、急減速イベント、急加速イベント、急停止イベント、急発車イベント、及び過速イベントのうち少なくとも２つ以上を含むことができる。

一例として、上述の車両運転支援機能部１８０で、車線離脱警告、前方衝突警告、及び後側方衝突警告のうち少なくとも１つが必要であると判断され、警告が行われると、イベント記録データ生成部１８５は、行われた警告に対応する車線離脱イベント、前方衝突可能性イベント、及び後側方衝突可能性イベントのうち少なくとも１つを発生させ、対応するイベント記録データを生成することができる。

他の例として、衝撃検知部１７０で、車両に加えられる衝撃及び／または加速度の変化量に基づいて急減速、急加速、急停止、及び急発車のうち少なくとも１つが検知されると、イベント記録データ生成部１８５は、検知された状況に対応する急減速イベント、急加速イベント、急停止イベント、及び急発車イベントのうち少なくとも１つを発生させ、対応するイベント記録データを生成することができる。ここで、急減速、急加速、急停止、及び急発車のうち少なくとも１つは、ＧＰＳデータに基づいて検知されることもできる。

さらに他の例として、地図データとＧＰＳデータに基づいて、車両が走行中の道路の制限速度を超えて走行する過速状況が検知されると、イベント記録データ生成部１８５は、検知された状況に対応する過速イベントを発生させ、対応するイベント記録データを生成することができる。ここで、過速イベントは、車両が過速の取り締まり地点の制限速度を超えて走行する状況も意味し得る。かかる過速イベントにおいて、過速有無の判断は、ＯＢＤに基づいて車両の速度を検知することで行われてもよい。

一方、生成されたイベント記録データは、走行関連イベントが発生した位置に対応する位置情報、走行関連イベントが発生した時間に対応する時間情報、及び走行関連イベントの種類に対応するイベントタイプ情報を含むことができる。

また、イベント記録データは、走行関連イベントの発生を基準として、所定時間の前から所定時間の後までの期間中に撮影された映像及び／または録音された音を含むことができる。

ここで、映像は、映像内の客体の動きを表出するために、１枚のイメージではなく少なくとも２枚のイメージが結合されて生成されたモーション映像であってもよく、１枚のイメージのみから構成された映像であってもよい。

通信部１９０は、車両用走行記録装置１００が他のデバイスと通信可能とするものである。ここで、通信部１９０は、ＬＴＥ（Ｌｏｎｇ Ｔｅｒｍ Ｅｖｏｌｕｔｉｏｎ）のようなセルラー方式の移動通信、ＷｉＦｉ（Ｗｉｒｅｌｅｓｓ Ｆｉｄｅｌｉｔｙ）のようなＷｉｒｅｌｅｓｓ ＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ）方式などのように、様々な無線通信連結方式、低電力広域通信（Ｌｏｗ−Ｐｏｗｅｒ Ｗｉｄｅ−Ａｒｅａ：ＬＰＷＡ）技術を利用した通信モジュールなどの既に公知の様々な通信モジュールで実現されることができる。

したがって、車両用走行記録装置１００は、通信部１９０を介して走行情報提供サーバ３００及び／またはユーザ端末装置４００と通信を行うことができる。

以下では、説明の便宜のために、通信部１９０が車両用通信装置２００として別に備えられたことを例として説明する。

制御部１９５は、車両用走行記録装置１００の全般的な動作を制御する。具体的に、制御部１９５は、撮影部１１０、ユーザ入力部１２０、マイク部１３０、ディスプレイ部１４０、オーディオ部１５０、格納部１６０、衝撃検知部１７０、車両運転支援機能部１８０、イベント記録データ生成部１８５、及び通信部１９０の全部または一部を制御することができる。

特に、制御部１９５は、車両の始動有無、車両バッテリー電圧の測定結果、衝撃検知部１７０の検知結果、車両運転支援機能部１８０の判断結果、及び動作モード設定値のうち少なくとも１つに基づいて、車両用映像撮影装置１００の動作モードを、常時録画モード、イベント録画モード、駐車録画モード、及び手動録画モードのうち１つに設定することができる。そして、制御部１９５は、車両のバッテリー電圧がしきい値以下に下がると、車両用走行記録装置１００の動作を中断するように制御することができる。

また、制御部１９５は、車両運転者の走行関連イベントの発生有無を判断し、走行関連イベントの発生時に、イベント記録データ生成部１８５で生成されたイベント記録データを走行情報提供サーバ３００に伝送するように通信部１９０を制御することができる。

ここで、イベント記録データは、ユーザ端末装置４００で運転者の走行関連イベントの情報を提供するのに利用されることができる。

図３は、本発明の一実施形態に係る走行情報提供サーバを示すブロック図である。図３を参照すると、走行情報提供サーバ３００は、通信部３１０と、格納部３２０と、制御部３３０と、を含むことができる。

通信部３１０は、走行情報提供サーバ３００が他のデバイスと通信するために設けられるものである。具体的に、通信部３１０は、車両用走行記録装置１００、車両用通信装置２００、及びユーザ端末装置４００のうち少なくとも１つとデータを送受信することができる。ここで、通信部３１０は、既に公知された様々な通信モジュールで実現されることができる。

格納部３２０は、走行情報提供サーバ３００の動作のための各種データ及びプログラムを格納することができる。ここで、格納部３２０は、サービス加入情報格納部３２１及び走行記録データ格納部３２２を含むことができる。

具体的に、コネクティッドサービスの提供を所望するユーザが自分の端末装置４００を用いて該当サービスに会員加入すると、サービス加入情報格納部３２１は、会員加入により入力された情報に基づいて生成されたサービス加入情報を格納することができる。ここで、サービス加入情報格納部３２１は、コネクティッドサービスに会員加入した加入者情報、及び該当加入者の装置情報を格納することができる。加入者情報は、加入者識別情報及び加入サービス情報を含むことができる。

加入サービス情報は、該当加入者が加入したサービスを詳細に示す情報であり、サービス申し込み内訳、料金制、サービス有効期間、データレート、サービス種類などを含むことができる。

加入者識別情報は、複数の加入者のそれぞれを識別可能にする情報であり、加入者のＩＤ、加入者のパスワード、加入者の住民登録番号、加入者の名前、加入者のニックネーム、加入者のＰＩＮ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ Ｎｕｍｂｅｒ）などを含むことができる。

そして、加入者装置情報は、該当加入者が購買した車両用走行記録装置１００の識別情報、車両用通信装置２００の識別情報のうち少なくとも１つを含むことができる。ここで、車両用走行記録装置１００の識別情報は、複数の車両用走行記録装置のそれぞれを識別可能にする情報であり、ブラックボックスのモデル名、ブラックボックスの固有シリアル番号などを含むことができる。そして、車両用通信装置２００の識別情報は、複数の車両用通信装置のそれぞれを識別可能にする情報であり、ドングルのモデル名、ドングルの電話番号、ドングルのシリアル番号、ＵＳＩＭ（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ Ｓｕｂｓｃｒｉｂｅｒ Ｉｄｅｎｔｉｔｙ Ｍｏｄｕｌｅ）のシリアル番号などを含むことができる。

また、加入者装置情報は、加入者の端末装置４００の識別情報をさらに含むことができる。ユーザ端末装置４００の識別情報は、ユーザ端末装置４００を識別するためにネットワークにより付与された固有情報であるＩＭＳＩ（Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｍｏｂｉｌｅ Ｓｕｂｓｃｒｉｂｅｒ Ｉｄｅｎｔｉｔｙ）、ＩＣＣＩＤ（Ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ Ｃｉｒｃｕｉｔ Ｃａｒｄ ＩＤ）、ＩＭＥＩ（Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｍｏｂｉｌｅ Ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ Ｉｄｅｎｔｉｔｙ）を含むことができる。

この場合、サービス加入情報格納部３２１は、サービスに会員加入した加入者毎に加入者情報及び加入者装置情報をマッチングして格納することができる。

一方、走行記録データ格納部３２２は、車両用走行記録装置１００で生成されたイベント記録データに基づいて、サービスに加入した加入者に提供するための走行記録データを格納することができる。

ここで、走行記録データ格納部３２２は、サービス加入情報格納部３２１と連携し、走行記録データを加入者毎に分類して格納することができる。

そして、走行記録データ格納部３２２に格納された走行記録データは、上述のイベント記録データ、走行時間データ、走行経路データ、及び走行距離データを含むことができる。

ここで、走行記録データは、走行開始から走行終了までを一回の走行記録と定義し、走行記録に割り当てられた走行開始時間及び／または走行終了時間が互いに異なる複数の走行記録は、互いに異なる走行記録として区分されて走行記録データ格納部３２２に格納されることができる。一例として、走行開始時間が「６月１日ＡＭ１０：００」であり、走行終了時間が「６月１日ＡＭ１０：３０」である走行記録は第１走行記録とし、走行開始時間が「６月１日ＡＭ１１：００」であり、走行終了時間が「６月１日ＡＭ１１：３０」である走行記録は第２走行記録として、互いに区分されて走行記録データ格納部３２２に格納されることができる。

走行開始は、車両用走行記録装置１００の電源がオン（ｏｎ）になる状況または車両のエンジンがオン（ｏｎ）になる状況を意味し、走行終了は、車両用走行記録装置１００の電源がオフ（ｏｆｆ）になる状況または車両のエンジンがオフ（ｏｆｆ）になる状況を意味し得る。

一方、走行時間データは、走行記録における走行開始時間、走行終了時間、走行開始から終了までの時間、走行日付などを含むことができる。走行開始時間と走行終了時間は、車両用走行記録装置１００の電源がオン（ｏｎ）／オフ（ｏｆｆ）になる時間または車両のエンジンがオン（ｏｎ）／オフ（ｏｆｆ）になる時間を意味し得る。

そして、走行経路データは、走行開始から終了までの車両の移動経路を意味し、走行距離データは、走行開始から終了までの車両の移動経路を意味し得る。

一方、上述の走行記録データの走行時間データ、走行経路データ、及び走行距離データの全部が走行情報提供サーバ３００で生成され、イベント記録データに追加されてもよく、または、その一部は車両用走行記録装置１００で生成されてイベント記録データとともに走行情報提供サーバ３００に伝送されることができる。

ここで、格納部３２０は、走行情報提供サーバ３００の内蔵モジュールで実現されてもよく、または別のデータベース（Ｄａｔａ Ｂａｓｅ：ＤＢ）サーバで実現されてもよい。

一方、制御部３３０は、本発明に係る運転者走行情報がユーザ端末装置４００に提供されるように、走行情報提供サーバ３００の全般的な動作を制御することができる。

かかる走行情報提供サーバ３００の動作は、ユーザがサービスに新規加入する「新規加入過程」と、サービスに加入した加入者にサービスを提供する「サービス提供過程」とに区分され得る。

「新規加入過程」において、制御部３３０は、加入者からサービス会員加入が要請されると、サービス加入の手続きを開始して、コネクティッドサービスに会員加入した加入者情報及び該当加入者の装置情報を獲得し、獲得された情報を分類して格納部３２０に格納するように制御することができる。これにより、格納部３２０はサービス加入者情報データベースを構築することができる。

「サービス提供過程」において、制御部３３０は、ブラックボックス登録過程、ユーザ登録過程、運転者走行情報提供過程などを制御することで、ユーザ端末装置４００に運転者走行情報が提供されるようにすることができる。かかるサービス提供の一例として、ユーザ端末装置４００は、後述の図６〜図１５に示されたような運転者の走行情報を提供するユーザインタフェースを表示することができる。

一例として、「ブラックボックス登録過程」を行う場合、制御部３３０は、車両用通信装置２００との通信により、車両用通信装置２００に内蔵されたＵＳＩＭ（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ Ｓｕｂｓｃｒｉｂｅｒ Ｉｄｅｎｔｉｔｙ Ｍｏｄｕｌｅ）チップのような通信装置を識別するための固有情報を受信し、格納部３２０に既格納の情報と比較することで、登録要請した通信装置２００の有効性を確認することができる。

同様に、「ユーザ登録過程」において、ユーザ端末装置４００が走行情報提供サーバ３００に接続すると、制御部３３０は、ユーザ端末装置４００に内蔵されたＵＳＩＭのようなユーザ識別情報を獲得した後、格納部３２０に既格納の情報と、獲得されたユーザ識別情報とを比較することで、ユーザ端末装置４００のサービス加入有無、及び加入したサービスの種類などを確認することができる。ユーザに対する認証に成功すると、制御部３３０は、ユーザに割り当てられた権限に基づいて、様々なＵＸ形態で車両用映像撮影装置１００に関する各種情報を提供することができる。

また、「運転者走行情報の提供過程」において、ユーザ端末装置４００が走行情報提供サーバ３００に接続すると、制御部３３０は、接続したユーザ端末装置４００のユーザに対応する走行記録データを検出した後、検出された走行記録データをユーザ端末装置４００に提供することができる。この際、ユーザ端末装置４００は、後述の運転者走行情報提供ユーザインタフェースを表示することができる。

図４は、本発明の一実施形態に係るユーザ端末装置を示すブロック図である。図４を参照すると、ユーザ端末装置４００は、通信部４１０、格納部４２０、入力部４３０、出力部４４０、制御部４５０の全部または一部を含むことができる。

通信部４１０は、ユーザ端末装置４００が他のデバイスと通信するために設けられるものである。具体的に、ユーザ端末装置４００は、通信部４１０を介して、車両用走行記録装置１００、車両用通信装置２００、及び走行情報提供サーバ３００のうち少なくとも１つとデータを送受信することができる。

例えば、通信部４１０は、車両用走行記録装置１００で生成されたデータを格納する走行情報提供サーバ３００に接続し、走行情報提供サーバ３００から運転者の走行関連イベントに対応するイベント記録データを含む走行記録データを受信することができる。

ここで、通信部４１０は、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ：Ｌｏｃａｌ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ）及びインターネット網を介して無線または有線方式により接続される形態、ＵＳＢ（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ Ｓｅｒｉａｌ Ｂｕｓ）ポートを介して接続される形態、３Ｇ、４Ｇのような移動通信ネットワークを介して接続される形態、ＮＦＣ（Ｎｅａｒ Ｆｉｅｌｄ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ）、ＲＦＩＤ（Ｒａｄｉｏ Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ Ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ）、Ｗｉ−Ｆｉなどのような無線ローカルエリアネットワーク方式により接続される形態などのように、様々な通信方式を用いて実現されることができる。

格納部４２０は、ユーザ端末装置４００の動作に必要な様々なデータ及びアプリケーションを格納する機能をする。特に、格納部４２０は、本発明の一実施形態に係る「走行情報提供アプリケーション」を格納することができる。

ここで、格納部４２０は、ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）、フレッシュメモリ、ＲＯＭ（Ｒｅａｄ Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）、ＥＰＲＯM（Ｅｒａｓａｂｌｅ Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ ＲＯＭ）、ＥＥＰＲＯＭ（Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃａｌｌｙ Ｅｒａｓａｂｌｅ ａｎｄ Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ ＲＯＭ）、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、メモリカード、ＵＳＩＭ（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ Ｓｕｂｓｃｒｉｂｅｒ Ｉｄｅｎｔｉｔｙ Ｍｏｄｕｌｅ）などのような内蔵形態の格納素子はいうまでもなく、ＵＳＢメモリなどのような着脱可能な形態の格納素子で実現されてもよい。

入力部４３０は、ユーザ端末装置４００の外部からの物理的入力を、特定の電気信号に変換する機能を果たす。ここで、入力部４３０は、ユーザ入力部とマイク部の全部または一部を含むことができる。

ユーザ入力部は、タッチ、ジェスチャー、プッシュ動作などのようなユーザの入力を受信することができる。ここで、ユーザ入力部は、様々なボタンの形態、タッチ入力を受信するタッチセンサ、接近するモーションを受信する近接センサなどで実現されることができる。そして、マイク部は、ユーザの音声及び車両の内外部で発生した音を受信することができる。

出力部４４０は、ユーザ端末装置４００のデータを出力する構成であり、出力部４４０はディスプレイ部４４１とオーディオ出力部４４３を含むことができる。

ディスプレイ部４４１は、ユーザ端末装置４００のユーザが視覚的に認識できるデータを出力することができる。特に、ディスプレイ部４４１は、本発明の一実施形態に係る「走行情報提供アプリケーション」の実行によってユーザインタフェース（Ｕｓｅｒ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）を表示することができる。

ここで、ディスプレイ部４４１は、タッチ感応型の表面（例えば、タッチスクリーンディスプレイ）で実現され、ユーザの各種タッチ入力（ジェスチャー）を受信することができる。

そして、ユーザインタフェースは、「ユーザに役に立つ各種情報を集約して表示するメインユーザインタフェース」、「運転者走行情報ユーザインタフェース」などの様々なユーザインタフェースを含むことができる。このような様々なユーザインタフェースについては、後続の図を参照して後述する。

一方、オーディオ出力部４４３は、ユーザ端末装置４００のユーザが聴覚的に認識できるデータを出力することができる。ここで、オーディオ出力部４４３は、ユーザ端末装置４００のユーザに知らせるべきデータを音で表現するスピーカで実現されることができる。

制御部４５０は、ユーザ端末装置４００の全般的な動作を制御する。具体的に、制御部４５０は、通信部４１０、格納部４２０、入力部４３０、出力部４４０の全部または一部を制御することができる。特に、制御部４５０は、通信部４１０を介して、車両用走行記録装置１００、車両用通信装置２００、及び／または走行情報提供サーバ３００から各種データが受信されると、受信されたデータを加工してユーザインタフェースを生成し、生成されたユーザインタフェースを表示するようにディスプレイ部４４１を制御することができる。

制御部４５０は、広告、インターネット、ゲーム、動画像などを提供するアプリケーションを実行することができる。様々な実施形態において、制御部４５０は、１つのプロセッサコア（Ｓｉｎｇｌｅ ｃｏｒｅ）を含んでもよく、複数のプロセッサコアを含んでもよい。例えば、制御部４５０は、例えば、デュアルコア（ｄｕａｌ−ｃｏｒｅ）、クアッドコア（ｑｕａｄ−ｃｏｒｅ）、ヘキサコア（ｈｅｘａ−ｃｏｒｅ）などのマルチコア（ｍｕｌｔｉ−ｃｏｒｅ）を含むことができる。実施形態によって、制御部４５０は、内部または外部に位置したキャッシュメモリ（ｃａｃｈｅ ｍｅｍｏｒｙ）をさらに含むことができる。

制御部４５０は、ユーザ端末装置４００の他の構成要素の命令を受信することができ、受信された命令を解釈することができ、解釈された命令に従って計算を行ったりデータを処理したりすることができる。

制御部４５０は、アプリケーションで生成または発生するデータまたは信号を処理することができる。例えば、制御部４５０は、アプリケーションを実行または制御するために、格納部４２０に命令語、データ、または信号を要請することができる。制御部４５０は、アプリケーションを実行または制御するために、格納部４２０に命令語、データ、または信号を記録（もしくは格納）または更新することができる。

制御部４５０は、通信部４１０、格納部４２０、入力部４３０、出力部４４０から受信されるメッセージ、データ、命令語、または信号を解釈することができ、加工することができる。また、制御部４５０は、受信されたメッセージ、データ、命令語、または信号を基に、新しいメッセージ、データ、命令語、または信号を生成することができる。制御部４５０は、加工または生成されたメッセージ、データ、命令語、または信号を通信部４１０、格納部４２０、入力部４３０、出力部４４０などに提供することができる。

制御部４５０の全部または一部は、ユーザ端末装置４００内の他の構成要素（例えば、通信部４１０、格納部４２０、入力部４３０、出力部４４０）と電気的に（ｅｌｅｃｔｒｉｃａｌｌｙ）または機能的に（ｏｐｅｒａｂｌｙ）結合（ｃｏｕｐｌｅｄ ｗｉｔｈ）または連結（ｃｏｎｎｅｃｔｅｄ ｔｏ）されることができる。

実施形態によって、制御部４５０は、１つまたはそれ以上のプロセッサから構成されることができる。例えば、制御部４５０は、応用プログラムなどのような上位階層のプログラムを制御するＡＰ（ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ ｐｒｏｃｅｓｓｏｒ）、または通信のための制御を行うＣＰ（ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ ｐｒｏｃｅｓｓｏｒ）などを含むことができる。

一方、上述の入力部４３０は、ユーザから指示（ｉｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ）、インタラクション（ｉｎｔｅｒａｃｔｉｏｎ）、またはデータを受信することができる。入力部４３０は、指及びペンのタッチまたはホバリング（ｈｏｖｅｒｉｎｇ）入力を検知（ｓｅｎｓｅ）することができる。入力部４３０は、回転可能な構造体または物理的ボタンにより起こされる入力を検知することができる。入力部４３０は、種々の入力を検知するためのセンサを含むことができる。入力部４３０に受信される入力は様々な類型を有し得る。例えば、入力部４３０に受信される入力は、タッチアンドリリース（ｔｏｕｃｈ ａｎｄ ｒｅｌｅａｓｅ）、ドラッグアンドドロップ（ｄｒａｇ ａｎｄ ｄｒｏｐ）、ロングタッチ（ｌｏｎｇ ｔｏｕｃｈ）、感圧タッチ（ｆｏｒｃｅ ｔｏｕｃｈ）、物理的押下（ｄｅｐｒｅｓｓｉｏｎ）などを含むことができる。

また、入力部４３０に受信される入力は、タップ、（左から右へ、右から左へ、上へ、及び／または下への）１つ以上のスワイプ入力、（右から左へ、左から右へ、上へ、及び／または下への）ロール入力を含むことができる。

このようなユーザの様々な入力は、ユーザインタフェース（ＵＩ）内に表示されている少なくとも１つのグラフィックの選択に利用されることができる。一例として、１つ以上のグラフィックの選択は、ユーザが１つ以上のグラフィックとの接触を中断する際に発生することができる。

他の実現例として、グラフィックとの不意の接触によっては、グラフィックが選択されないことができる。例えば、選択に対応するジェスチャーがタップである場合、アプリケーションアイコン上を通るスワイプジェスチャーによっては、対応するアプリケーションが選択されないことができる。

一方、入力部４３０は、受信された入力、及び受信された入力に関連するデータを制御部４５０に提供することができる。様々な実施形態において、図４には示していないが、入力部４３０は、ユーザの音声命令を受信できるマイクロフォン（ｍｉｃｒｏｐｈｏｎｅまたはトランスデューサ（ｔｒａｎｓｄｕｃｅｒ））を含むことができる。様々な実施形態において、図４には示していないが、入力部４３０は、ユーザのモーションを受信できるイメージセンサ（ｉｍａｇｅ ｓｅｎｓｏｒ）またはカメラ（ｃａｍｅｒａ）を含むことができる。

一方、上述のディスプレイ部４４１は、コンテンツ、データ、または信号を出力することができる。様々な実施形態において、ディスプレイ部４４１は、制御部４５０により加工された映像信号を表示することができる。例えば、ディスプレイ部４４１は、キャプチャ（ｃａｐｔｕｒｅ）またはスチール（ｓｔｉｌｌ）イメージを表示することができる。他の例として、ディスプレイ部４４１は、動画像またはカメラプレビュー（ｐｒｅｖｉｅｗ）イメージを表示することができる。さらに他の例として、ディスプレイ部４４１は、ユーザが端末装置４００と相互作用するようにＧＵＩ（ｇｒａｐｈｉｃａｌ ｕｓｅｒ ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）を表示することができる。

ディスプレイ部４４１は、ＬＣＤ（ｌｉｑｕｉｄ ｃｒｙｓｔａｌ ｄｉｓｐｌａｙ）またはＯＬＥＤ（ｏｒｇａｎｉｃ ｌｉｇｈｔ ｅｍｉｔｔｉｎｇ ｄｉｏｄｅ）で構成（ｃｏｎｆｉｇｕｒｅｄ ｗｉｔｈ）されることができる。

実施形態によって、ディスプレイ部４４１は、タッチ入力などを受信できるセンサと結合されることで、一体型のタッチスクリーン（ｔｏｕｃｈ ｓｃｒｅｅｎ）で構成される（ｃｏｎｆｉｇｕｒｅｄ ｗｉｔｈ）ことができる。

様々な実施形態において、制御部４５０は、ユーザ端末装置４００がユーザに提供できる複数の機能のうち少なくとも１つの機能を入力部４３０が有するように、前記少なくとも１つの機能を入力部４３０にマッピングすることができる。例えば、前記少なくとも１つの機能は、アプリケーション実行機能、車両の最後駐車位置表示機能、駐車位置案内機能、マイ走行記録通知機能、ブラックボックス１００のリアルタイム撮影映像閲覧機能であるライブビュー閲覧機能、ブラックボックス１００の電源オン／オフ制御機能、車両の電源オン／オフ機能、天気に関連する機能、走行時間案内機能、燃費案内機能、車両の駐車／走行モード案内機能、車両走行情報案内機能、イベント発生案内機能、現在の車両位置照会機能、車両駐車位置及び駐車時間案内機能、駐車履歴案内機能、走行履歴案内機能、映像共有機能、イベント履歴機能、遠隔再生機能、映像閲覧機能のうち少なくとも１つを含むことができる。

様々な実施形態において、入力部４３０は、制御部４５０から前記構成情報を受信することができる。入力部４３０は、前記構成情報に基づいて、前記機能を示すためのインディケーションを表示することができる。

例えば、後述の図６から図３１を参照すると、入力部４３０は、制御部４５０から受信される前記構成情報に基づいて、各種インディケーションを視覚的な客体として表示することができる。

様々な実施形態において、制御部４５０は、入力部４３０にマッピングされた前記少なくとも１つの機能が何であるかを示すために、入力部４３０に構成情報（ｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ）を送信することができる。前記構成情報は、前記複数の機能のうちどの機能が入力部４３０を介して提供されるかを示すためのインディケーションを、ディスプレイ部４４１を介して表示するためのデータを含むことができる。前記構成情報は、前記複数の機能のうち制御部４５０により選択された機能を示すためのデータを含むことができる。

図５は、本発明の一実施形態に係るコネクティッドサービス提供システムの運転者走行情報の提供過程を示すタイミング図である。

図５を参照すると、車両用走行記録装置１００は、動作過程でイベント記録データを生成し、生成されたイベント記録データを走行情報提供サーバ３００に伝送することができる（Ｓ４１０１）。

そして、走行情報提供サーバ３００は、ブラックボックス１００から受信されたイベント記録データを含む走行記録データを格納部３２０に格納することができる（Ｓ４１０２）。具体的に、走行情報提供サーバ３００は、受信されたイベント記録データに基づいて、複数の運転者に関する走行記録データを生成し、生成された走行記録データを格納することができる。

一方、ユーザ端末装置４００は、走行記録データ要請を走行情報提供サーバ３００に伝送することができる（Ｓ４１０３）。具体的に、走行情報提供サーバ３００は、走行情報提供サーバ３００に接続したユーザ端末装置から、走行記録データ要請を受信することができる。

この際、走行情報提供サーバ３００は、サービス加入情報格納部３２１から、サービスの提供を要請したユーザ端末装置４００に該当する加入者識別情報を検索し（Ｓ４１０４）、検索結果、検索された加入者識別情報が存在する場合には、走行記録データ格納部３２２から、前記加入者識別情報に該当する走行記録データを検出することができる（Ｓ４１０５）。

そして、走行情報提供サーバ３００は、検出された走行記録データをユーザ端末装置４００に伝送することができる（Ｓ４１０６）。

ユーザ端末装置４００は、走行記録データに基づいてユーザインタフェースを構成し、画面に表示することができる（Ｓ４１０７）。

すなわち、ユーザ端末装置４００に伝送された走行記録データは、ユーザ端末装置で運転者の走行関連イベントの情報を表示するのに利用されることができる。一例として、ユーザ端末装置４００は、走行記録データを用いて、地図上に、運転者の走行経路と、走行経路上に前記走行関連イベントの発生位置を示すイベントアイコンを表示することができる。他の例として、ユーザ端末装置４００は、走行記録データを用いて、走行関連イベントに関連する撮影映像及び／または録音された音を出力することができる。

かかるユーザ端末装置４００のユーザインタフェースの例示については、図６〜２７を参照してより具体的に説明する。

一方、上述の本発明の実施形態によると、走行情報提供サーバ３００は、複数の走行記録装置１００のそれぞれから受信されたイベント記録データから生成された走行記録データを、走行記録装置の識別情報に応じてそれぞれ区分して格納することができる。これにより、サービスに加入したユーザの端末装置から走行記録データ提供の要請が受信されると、サーバ３００は、走行記録データの提供を要請したユーザ端末装置の識別情報に基づいて、該当ユーザに割り当てられた走行記録装置の識別情報を検出し、検出された走行記録装置の識別情報に基づいて、該当走行記録装置に割り当てられた走行記録データを検出してユーザ端末装置４００に提供することができる。

以下では、後続の図を参照して、本発明の一実施形態に係る走行情報提供の実現例についてより具体的に説明する。

図６は、本発明の一実施形態に係るメインユーザインタフェースを示す図である。図６ａを参照すると、メインユーザインタフェースは、走行情報提供サーバ３００に連結されたブラックボックス１００の連結状態情報、車両イメージ、車両に対するイベント通知のアイコンを表示することができる。この際、前記図６ａの画面は、ブラックボックス１００及びユーザ端末装置４００のユーザの登録手続きにより認証が完了した後に表示されることができる。

さらに図６ａを参照すると、一例として、ユーザに提供するアプリケーションのＵＸ画面において、ブラックボックス１００の動作モードは、車両イメージ客体の縁の色で視覚的に区別されるように表示されることができる。一例として、ブラックボックス１００の動作モードが駐車モードである場合と常時モードである場合の、車両イメージ客体の縁の色を互いに異なるように変更して表示することができる。さらに他の例として、ブラックボックス１００の動作モードを表示する代表的なテキストを用いることで、各動作モードをユーザが視覚的に区別するようにしてもよい。例えば、駐車モードである場合には車両イメージ上にアルファベットの「Ｐ」を表示し、常時モードである場合にはアルファベットの「Ｎ」を表示することができる。

他の例として、車両イメージ客体の縁の色で、車両の安全（ｐｏｓｉｔｉｖｅ）／危険（ｎｅｇａｔｉｖｅ）状態を表示することもできる。一例として、車両に衝撃が発生したか、車両の移動が検知されたか、ＡＤＡＳ機能中に危険が検知された場合のように、様々な危険状況では、車両イメージ客体の縁の色が赤色で表示されることができる。但し、車両が駐車中または安全な状況である場合には、車両イメージ客体の縁の色が緑色で表示されることができる。

他の例として、車両の駐車または走行中に衝撃イベントが発生した際に、アプリケーションは、図６ｂのように、車両に対する衝撃イベントの発生を知らせる視覚的な客体として、衝撃通知アイコン６０３を車両イメージ上に表示することができる。この際、走行情報提供サーバ３００から受信された衝撃値の大きさに応じて、前記視覚的な客体を変形して表示することができる。例えば、アイコンのサイズを変更したり、互いに異なるアイコンを表示したり、またはアイコンの色を変更して表示することができる。さらに他の例として、車両の駐車または走行中に衝撃イベントが発生した際に、アプリケーションは、車両イメージに振動を発生させる形態でイベントの発生を表示することができる。例えば、イベントが発生した程度や頻度に応じて、車両イメージの振動の大きさも調節して表示してもよい。この際、車両イメージの振動を表示する方法としては、車両イメージが左右または上下方向に振動して動く方式により表示してもよく、振動アニメーション方式により表示してもよい。

さらに他の例として、車両の駐車時に車両移動が検知された場合には、図６ｃのように、車両の移動イベントを知らせる視覚的な客体（例えば、矢印アイコン６０４）を車両イメージ上に表示することができる。この際、走行情報提供サーバ３００から受信された衝撃値の方向及び／または大きさに応じて、車両の移動方向を対応する矢印で表示することができる。

一方、メインユーザインタフェースの領域６０５は、スマートフォンと連結されたブラックボックス１００の情報（製品名など）、ブラックボックス１００の連結状態情報などを視覚的な客体として表示することができる。

そして、メインユーザインタフェースの領域６０６は車両状態情報を表示する領域であり、現在の車両のモード（駐車モード／走行モード）情報、車両バッテリー状態情報（例えば、車両バッテリーの現在電圧数値、走行可能距離）、補助バッテリーを取り付けた場合には補助バッテリー情報（例えば、バッテリー残量の割合表示）を視覚的な客体として表示することができる。

具体的に、領域６０６−１は、現在の車両のモード、例えば、常時モード、駐車モードを表示することができる。

また、領域６０６−２は、車両バッテリー状態情報（例えば、車両バッテリーの現在電圧数値、走行可能距離）を表示することができる。

また、領域６０６−３は、ブラックボックス及び／または車両の現在状態情報を表示することができる。例えば、領域６０６−３は、車両安全、車両衝撃発生、車両移動検知、ブラックボックス通信連結状態確認必要、ブラックボックス超低電力モード、ブラックボックス通信モジュールアップデートなどの各種情報を視覚的な客体もしくはテキストの形態で表示することができる。

また、領域６０６−４は、走行燃費情報及び対応アイコンを表示することができる。一例として、車両の平均燃費が既設定の数値よりも高い場合、車両の平均燃費及び「ＥＣＯ」アイコンを表示することができる。「ＥＣＯ」アイコンをユーザが選択すると、ユーザ端末装置４００は、燃費統計詳細画面を表示することができる。

また、領域６０６−５は、駐車経過時間情報及び対応アイコンを表示することができる。ここで、駐車経過時間は、車両が駐車された時点から現在時点までの時間差を意味し得る。ユーザが駐車経過時間アイコンを選択すると、ユーザ端末装置４００は、車両の最後の駐車位置を表示するユーザインタフェースを表示することができる。

車両の最後の駐車位置に関する情報がない場合、ユーザ端末装置４００はデフォルトで設定された位置情報を領域６０６に表示することができる。

一方、領域６０７はライブボタンであり、領域６０７が選択されると、ユーザ端末装置４００は、走行情報提供サーバ３００を介してブラックボックス１００にリアルタイム撮影映像を要請し、要請に応じて走行情報提供サーバ３００を介して受信された、ブラックボックス１００によりリアルタイムで撮影された映像を表示するユーザインタフェースを表示することができる。

また、領域６０８は、ブラックボックスオフボタンであり、領域６０８が選択されると、ユーザ端末装置４００は、ブラックボックス１００の電源オフのための制御信号を生成して走行情報提供サーバ３００に伝送することができる。

また、領域６０９は車両のエンジンオン（ＯＮ）／オフ（ＯＦＦ）ボタンであり、領域６０９のＬＥＤのＯＮ／ＯＦＦ有無により、車両のエンジンＯＮ／ＯＦＦ状態を表示することができる。領域６０９が選択されると、ユーザ端末装置４００は、車両のエンジンオン（ＯＮ）／オフ（ＯＦＦ）のための制御信号を生成して走行情報提供サーバ３００に伝送することができる。

また、領域６１０は、天気情報表示領域であり、ユーザ端末装置４００の位置を基準として、住所、天気、及び車両に連関する語句、温度、及び天気のアイコンを表示することができる。ここで、車両に関連する語句は、「今日は洗車日和ですね。」のように、現在の天気を基準として車両に関連する有用な語句を意味し得る。

また、領域６１１は、マイ走行情報表示領域であり、所定期間中（例えば、最近７日間）の走行情報を表示することができる。所定期間中に走行しなかった日がある場合、マイ走行情報表示領域６１１は、該当日に関する情報を除いた残りの走行情報を表示することができる。領域６１１に表示されるマイ走行情報は、車両の走行記録を視覚的に表示するものであるため、走行履歴情報と称することもあり、日付毎に、累積走行距離の多少を区分できる視覚的な客体（例えば、円のサイズ）として表示することができる。

ここで、領域６１１に表示される走行情報は、急減速、急加速、過速、前方追突警報、及び車線離脱警報のような、運転者の走行関連イベントを含むことができる。また、領域６１１に日付毎に表示される走行情報は、該当日付に発生した走行関連イベント回数に相当する視覚的な客体を表示することができる。例えば、発生した走行関連イベント回数が多いほど、円のサイズを大きく表示し、小さいと相対的に小さいサイズの円で表示することができる。

そして、走行情報は、急減速、急加速、過速、前方追突警報、及び車線離脱警報の順に表示されることができ、領域６１１のそれぞれの円は、左側から右側に向かって、急減速／急加速／過速／前方追突警報／車線離脱警報を示すアイコンであることができる。ここで、領域６１１には、走行情報毎に互いに異なる色がマッピングされることができる。

そして、領域６１１における日付の表現方式は、今日（Ｎ）を基準として一方向に、時間の順に提供されることができる。一例として、今日（Ｎ）を中心に右側方向に向かって、昨日（Ｎ−１）、２日前（Ｎ−２）、３日前（Ｎ−３）、４日前（Ｎ−４）、５日前（Ｎ−５）、６日前（Ｎ−６）のデータが提供されることができる。

走行情報が全くない場合、領域６１１に、「走行記録がありません。走行を始めてみてください」のような語句を提供することができる。

一方、特定の日付の走行情報が選択されると、ユーザ端末装置４００は、選択された日付の走行情報を詳細に表示するユーザインタフェースを表示することができる。

一方、領域６１１において、走行記録に応じた円のサイズ提供の基準として、全３つのサイズでイベント回数を表現することができる。一例として、第１回数（例えば、５回）以上は最も大きい円、第２回数（例えば、２回−４回の間）は中間円、第３回数（例えば、１回未満）は最も小さい円で表示することができる。

但し、領域６１１における走行情報の円形の表示は、本発明の一実施形態にすぎず、これに限定されるものではない。例えば、四角形などの他の多角形または風船のような視覚的なバブルなどによって表示してもよい。本発明の他の実施形態によると、円形ではなく棒状を用いる方式により、上記の基準を維持して（例えば、大きい棒／中間棒／小さい棒）走行記録情報を表示することができる。

一方、ユーザが領域６１１をタッチして選択すると、ユーザ端末装置４００は、ユーザの走行情報を詳細に示す走行情報ユーザインタフェースを表示することができる。これについては、後続の図を参照して説明する。

図７は、本発明の一実施形態に係る走行情報ユーザインタフェースを示す図である。ユーザが、図６に示されたメインユーザインタフェースの領域６１１を選択すると、ユーザ端末装置４００は、図７ａに示された走行情報ユーザインタフェースを表示することができる。

ここで、走行情報ユーザインタフェースには、運転者の走行に関する様々な情報が表示されることができ、領域７０１が選択されると、ユーザ端末装置４００は、図６のようなメインユーザインタフェースを再び表示することができる。

ここで、図７ａに示された走行ユーザインタフェースは、走行情報提供サーバ３００から受信された走行記録データに基づいて表示されることができる。

領域７０３には、走行記録を日別及び月別に区分して提供するようにするタブが表示され、ユーザによる日別タブまたは月別タブの選択に応じて、対応する走行記録リスト７０６が表示されることができる。

そして、走行記録リストの複数の走行記録のうち選択された走行記録に対応する走行情報（例えば、走行経路及び走行関連イベントの発生位置）が地図７０４に表示されることができる。この際、ユーザ端末装置４００は、地図の縮尺を調節し、選択された走行記録に対応する走行経路が地図に全て表示されるようにすることができる。

ユーザにより日別タブが選択された場合については、図７〜図１２を参照して説明し、ユーザにより月別タブが選択された場合については、図１３〜図１５を参照して説明する。

領域７０６は、日別走行記録リストを表示する領域であり、走行記録リストは、該当日における複数の走行記録に対応する項目で構成されることができる。そして、走行記録リストのそれぞれの項目には、項目に対応する走行時間情報（走行開始時間、走行終了時間、日付）が表示されることができる。また、図７には示されていないが、走行記録リストの項目には、各項目に対応する走行距離情報が表示されることもできる。

そして、初めて走行情報ユーザインタフェースに進入すると、走行記録リストの最上端に位置した走行記録がデフォルトで選択されることができ、選択された走行記録に対応する走行経路と走行関連イベントの発生位置が地図７０４に表示されることができる。

すなわち、ユーザ端末装置４００は、走行情報提供サーバ３００から受信された走行記録データを用いて、地図７０４上に運転者の走行経路を表示し、走行経路に走行関連イベントの発生位置を表示することができる。

ここで、走行経路上に走行関連イベントを示すイベントアイコンは、急減速、急加速、過速、急停止、急発車、後側方追突警報、前方追突警報、及び車線離脱警報などのようなイベントの種類に応じて、互いに区別される色や模様で表示されることができる。また、地図７０４の一側には、走行距離及び走行時間がともに表示されることができる。

また、地図７０４は、ドラッグ／ズームイン／ズームアウト／回転などの様々なタッチインタラクションを受信することができ、受信されたタッチインタラクションに対応して表示することができる。例えば、ユーザが地図７０４の２つの地点を選択して内側に集めるピンチズームイン（Ｐｉｎｃｈ ｔｏ Ｚｏｏｍ ｉｎ）操作を入力すると、ユーザ端末装置４００は、移動経路が表示された地図を縮小して表示することができる。

また、領域７０５には、日別走行記録リスト７０６に含まれている走行記録の個数が表示されることができる。例えば、該当日付に３１件の走行記録がある場合、領域７０５には、「全３１件の走行記録があります。」のような語句が表示されることができる。また、領域７０５をドラッグして走行記録リスト７０６を拡大または縮小することができ、これについては、図９を参照して後述する。

一方、走行記録リスト７０６に表示された走行記録には、年／月／日などのような日付、走行開始時間、走行終了時間が表示されることができ、走行記録リスト７０６から選択された走行記録には、走行関連イベントのイベントアイコンの種類を識別可能とする情報が表示されることができる。

一例として、「急減速」に対応するイベントアイコン情報、「急加速」に対応するイベントアイコン情報、「過速」に対応するイベントアイコン情報、「前方追突警報」に対応するイベントアイコン情報、「車線離脱警報」に対応するイベントアイコン情報が表示されることができる。

ここで、走行記録リスト７０６から選択された走行記録は、選択されていない走行記録と色、サイズなどで互いに区別されるように表示されることができる。

一方、走行記録リスト７０６において、各走行記録は、時間を基準として分類されて表示されることができる。一例として、該当日における最も最近の走行記録は最上端に表示され、下端に向かって、該当日における過去の走行記録が表示されることができる。ここで、最近の基準は、車両の走行が終了した時点を基準として決定されることができる。

また、領域７０７は「詳しく見る」ボタンであり、領域７０７が選択されると、ユーザ端末装置４００は、該当する走行記録の詳細な情報を表示することができる。これについては図１２を参照して後述する。

また、走行記録リスト７０６は、ユーザの上下ドラッグタッチ入力により上下スクロールが可能であり、これについては図８を参照して後述する。

一方、ログインが行われていない状態で、図６ａに示されたメインユーザインタフェースの領域６１１が選択されると、図７ｂのようなログイン要請ユーザインタフェースが表示されることができる。ユーザがログイン領域７０２を選択すると、ユーザ端末装置４００は、ログインのためのユーザインタフェースを表示することができ、ログインが完了された後には、図７ｂのようなユーザインタフェースは表示されず、図７ａのような走行情報ユーザインタフェースが表示されることができる。

上述のように、本発明に係る走行情報ユーザインタフェースは、地図と走行記録リストが１つの画面に表示されるように構成することができ、地図と走行記録リストのそれぞれを介して、ユーザの走行関連イベント情報を含む走行情報を表示することができる。この際、走行関連イベントは、イベントの種類によって視覚的に区分されて走行経路上に表示されることができる。

このような本発明によると、車両運転者の運転不注意による走行関連イベントの発生記録をいつどこでも容易に把握して検索可能とすることで、走行記録を確認しようとするユーザの便宜性を高めることができる。

図８は、本発明の一実施形態に係る走行記録リストのスクロール過程を示すユーザインタフェース図である。図８ａのように、ユーザが走行記録リストの一領域をタッチして上方にドラッグする場合、ユーザ端末装置４００は、図８ｂのように、走行記録リストが上端にスクロールされるようにすることができる。

また、走行記録リストのスクロール移動が止まると、ユーザ端末装置４００は、図８ｃのように、走行記録リストの最上端に位置する走行記録を自動で選択することができる。この際、走行記録リストから選択された最上端に位置する走行記録には、走行関連イベントのイベントアイコンの種類を識別可能とする情報が追加表示されることができる。そして、選択された走行記録に対応する走行経路と走行関連イベントの発生位置が地図８０３に表示されることができる。

一方、図８ｃに表示された走行記録リストにおいて１つの項目（走行記録）をユーザが選択すると、ユーザ端末装置４００は、図８ｄのように、ユーザが選択した走行記録を走行記録リストの最上端に位置するように表示し、選択された走行記録に対応する走行経路と走行関連イベントの発生位置を地図８０４に表示することができる。

図９は、本発明の一実施形態に係る走行記録リストを、画面の一部と全部に切り替える過程を示すユーザインタフェース図である。図９ａの領域９０３をユーザがタッチするか、上方にドラッグすると、ユーザ端末装置４００は、図９ｂのように、走行記録リスト９０２を地図９０１の上に拡張させて走行記録リストを画面全体に表示することができる。この際、ユーザは、走行記録リストの一領域をタッチして走行記録リストをスクロールすることができる。

一方、図９ｂのように、領域９０４をユーザがタッチするか、下方にドラッグすると、ユーザ端末装置４００は、図９ａのように、走行記録リストのサイズを減らし、地図９０１と走行記録リスト９０２をともに１つの画面に表示することができる。

図１０は、本発明の一実施形態に係る日付変更過程を示す走行情報ユーザインタフェース図である。図１０ａを参照すると、領域１００１をユーザが選択すると、ユーザ端末装置４００は、図１０ｂのように、年／月／日を変更できる領域１００２を表示することができる。また、領域１００２で、ユーザが所望の日付を選択すると、図１０ｃのように、ユーザ端末装置４００は、選択された日付を基準に周辺日付を領域１００３に表示することができる。

ユーザが領域１００３で特定の日付を選択すると、走行記録リスト１００５には、ユーザの選択日付に対応する走行記録リストが表示されることができる。

この際、ユーザ端末装置４００のユーザが他の月を選択し、該当月における日を選択するまでは、地図１００４と走行記録リスト１００５の表示は変更されずに維持されることができる。

また、領域１００３には、ユーザが選択した日付を基準に周辺日付が表示され、該当日付に走行記録があるかに応じて、異なる色で表示されたり、「記録あり」、「記録なし」のような語句が表示されることができる。

また、領域１００３には、走行記録のある日付のボタンのみが活性化され、走行記録のない日付のボタンが非活性化されて表示されることができる。

また、領域１００３で、ユーザの左右ドラッグタッチが入力されると、ユーザ端末装置４００は、該当左右ドラッグタッチに対応するように、領域１００３に日付を変更して表示することができる。

また、領域１００２や領域１００３を用いてユーザが日付を選択したが、該当特定の日付に走行記録がない場合には、ユーザ端末装置４００は、走行記録がある日付を知らせるポップアップを提供することができる。例えば、領域１００２や領域１００３を用いてユーザが特定の日付を選択したが、該当特定の日付に走行情報記録がない場合、ユーザ端末装置４００は、図１０ｄのように、「選択した日付に走行記録がありません。代わりに、近い０月０日の記録を表示しましょうか。」のようにポップアップウィンドウを表示することができる。

図１１は、本発明の一実施形態に係る日別走行記録の編集過程を示した走行情報ユーザインタフェース図である。図１１ａを参照すると、走行記録リストの一項目１１０１をユーザがタッチ入力してから一定時間維持するプレス（ｐｒｅｓｓ）＆ホールド（ｈｏｌｄ）命令を入力すると、ユーザ端末装置４００は、図１１ｂのように、走行記録編集モードへの進入有無を確認するポップアップウィンドウ１１０２を表示することができる。

ポップアップウィンドウ１６０２でユーザが「ＯＫ」を選択すると、ユーザ端末装置４００は、走行記録編集モードに進入し、図１１ｃのような走行記録編集のための走行情報ユーザインタフェースを表示することができる。

図１１ｃの走行情報ユーザインタフェースで、ユーザが「全て」ボタン１１０３を選択すると、全ての走行記録リストのチェックボックスが選択され、全てのリストが選択された状態で「全て」ボタン１１０３をさらに選択すると、全てのリストのチェックボックスの選択が解除されることができる。

また、図１１ｃの走行情報ユーザインタフェースで、ユーザがチェックボックスを選択すると、該当チェックボックス１１０５がチェック表示され、下端に削除ボタン１１０６が活性化されることができる。また、チェックされたチェックボックスがない場合には、削除ボタン１１０６は非活性化されることができる。

また、ユーザが削除ボタン１１０６を選択すると、ユーザ端末装置４００は、図１１ｄのように、削除有無を確認するポップアップウィンドウを表示することができる。また、ユーザが削除有無のパブアップウィンドウでキャンセルボタンを選択すると、ポップアップウィンドウが閉じられ、選択したチェックボックスは維持されることができる。

また、走行記録リストのうち一部が選択された状態で、ユーザが削除有無のパブアップウィンドウでＯＫボタンを選択すると、「削除されました。」のような語句が露出されることができる。

また、全ての走行記録リストが選択された状態で、ユーザが削除有無のパブアップウィンドウでＯＫボタンを選択すると、「マイ走行記録が全て削除されました」のような語句が露出され、メインユーザインタフェースや走行情報ユーザインタフェースが表示されることができる。

一方、日別走行記録が削除されると、メインユーザインタフェースの領域１１０１も、削除された記録を反映して表示することができる。

一方、ユーザが「閉じる」ボタン１１０４を選択すると、ユーザ端末装置４００は、図１１ａのように、以前の走行情報ユーザインタフェースを表示することができる。

図１２は、本発明の一実施形態に係る走行関連イベントの詳細情報を示す走行情報ユーザインタフェース図である。図１２ａのように、ユーザが走行記録リストの「詳しく見る」ボタン（１２０１）を選択すると、ユーザ端末装置４００は、図１２ｂのように、該当する走行記録の詳細な情報を示す詳細走行情報ユーザインタフェースを表示することができる。

具体的に、ユーザ端末装置４００は、図１２ａのように、選択された走行記録に対応する走行経路を１つの画面に表示する地図において、図１２ｂのように、「詳しく見る」ボタン１２０１が選択された走行記録の一地点を拡大して表示する地図に変更して表示することができる。すなわち、ユーザ端末装置４００は、「詳しく見る」ボタン１２０１が選択された走行記録の一地点を検出し、検出された一地点に基づいて、走行経路及び走行関連イベントの発生位置を表示することができる。この際、詳細走行情報ユーザインタフェースは、地図の縮尺を調節し、走行経路の一部のみを地図に表示することができる。

ここで、一地点は、走行記録の「詳しく見る」ボタン１２０１が選択された走行記録の出発地点または終了地点、または危険度が最も高い不注意イベントの地点が、前記一地点として自動選択されることができる。また、領域１２０３には、該当走行記録の走行時間情報が表示されることができる。

また、地図１２０４には、走行記録に対応する運転者の走行経路及び走行関連イベントの発生位置が表示されることができる。ここで、詳細走行情報ユーザインタフェースの地図１２０４には、走行関連イベントの種類に対応するイベントアイコン１２０６が表示されることができる。ここで、地図におけるタッチインタラクションは、図７で上述したとおりである。

また、ユーザが走行関連イベントに対応するアイコンのうち１つを選択すると、選択されたアイコンに対応する走行関連イベントの発生理由情報がポップアップウィンドウ１２０７として表示されることができる。

一例として、走行関連イベントが「急加速」である場合、ポップアップウィンドウ１２０７に、イベント発生理由情報として「３０Ｋｍから７０Ｋｍに急加速」という語句が表示されることができる。この際、先に選択されていたアイコンのポップアップは消去されることができる。また、ユーザがポップアップが表示されたアイコンをさらに選択すると、該当ポップアップがさらに消去されることができる。

一方、一例示によると、ユーザが走行関連イベントに対応するイベントアイコンのうち１つを選択すると、ユーザ端末装置４００は、選択されたアイコンが地図の中心になるように、地図と走行経路を表示することができる。すなわち、ユーザ端末装置４００は、地図の縮尺を拡大調節し、選択されたイベントアイコンを基準に地図を表示することができる。

そして、ユーザが走行関連イベントに対応するアイコンのうち１つを選択すると、選択されたアイコンに対応するイベント詳細情報と、選択されたイベントアイコンの前及び／または後に発生したイベントに対応するイベント詳細情報と、を含む走行関連イベントリスト１２０８を表示することができる。

また、ポップアップ１２０７に表示された周辺情報をユーザが選択すると、ユーザ端末装置４００は、図１２ｄのように、ポップアップを確張し、該当位置のスクールゾーン、事故多発区間のような周辺情報を表示することができる。ここで、周辺情報は、交通安全標識に基づいた情報であって、注意標識、規制標識、指示標識、補助標識、路面標識などの位置情報を含むことができる。

また、領域１２０５には、現在表示される地図の位置情報が表示されることができ、地図に入力されるタッチインタラクションによって、該当位置情報を変更して表示することができる。この際、位置情報は、画面の中央を基準に表示されることができる。

また、走行関連イベントリスト１２０８には、走行記録に含まれている走行関連イベントが順に表示されることができる。ここで、その順序は走行関連イベントの発生時間の順であり、それぞれの走行関連イベントは、領域１２０８で走行関連イベントの種類に対応するアイコンで区分されて表示されることができる。

また、走行関連イベントリスト１２０８には、走行関連イベントが発生した場所、発生時間、発生回数情報、発生順番情報などが表示されることができる。ここで、発生回数情報と発生順番情報は、走行関連イベント別に区分されることができる。一例として、該当走行記録において、急加速が１４回発生し、該当イベントが１回目の急加速である場合、ユーザ端末装置４００は、「全１４回のうち１回目」のように、発生回数情報と発生順番情報を表示することができる。

また、走行関連イベントリスト１２０８において、ユーザのスワイプ入力によって、走行関連イベントもスワイプ入力に対応する方向に移動及び選択されることができる。そして、領域１２０４には、選択された走行関連イベントに対応するように地図及び走行経路が表示されることができる。すなわち、地図１２０４には、選択された走行関連イベントの位置が表示されることができ、走行関連イベントの位置を基準に走行経路が表示されることができる。

また、ユーザは、領域１２０９を選択して走行関連イベントの種類を選択することができる。例えば、図１２ｂのように、「全ての走行関連イベント」を選択することができ、図１２ｃのように、「急加速」のみを選択することもできる。この際、ユーザ端末装置４００は、地図１２０４に走行経路を表示し、走行経路上に走行関連イベントのうち急加速イベントのみを表示することができる。

領域１２０９を選択した走行情報の種類に関する記録がない場合、ユーザ端末装置４００は、「該当記録がありません。」のような語句を表示することができる。

一方、図１２ｂでは、走行関連イベントアイコン１２０６が選択されると、選択されたアイコンに対応する走行関連イベントの具体的な情報をポップアップウィンドウで表示することを例として説明したが、本発明によると、ユーザ端末装置４００は、選択されたイベント走行関連イベントに対応するイベントのイメージをポップアップウィンドウで表示することができる。ここで、イメージは、１枚のイメージではなく少なくとも２枚のイメージが結合されて生成されたモーション映像であってもよく、または１枚のイメージのみから構成された映像であってもよい。

また、本発明によると、ユーザ端末装置４００は、選択されたイベント走行関連イベントに対応する録音の音を出力することができる。ここで、録音の音は、走行関連イベントの発生を基準として、所定時間の前から所定時間の後までの期間中に撮影された映像及び／または録音された音を含むことができる。

図１３は、本発明の一実施形態に係る月別走行情報ユーザインタフェースを示す図である。走行情報ユーザインタフェースにおいて、ユーザが月別を選択すると、ユーザ端末装置４００は、図１３ａのように地図１３０１を表示し、最も最近の月（ｍｏｎｔｈ）の走行記録の個数を、位置の隣接性に応じてグルーピング（ｇｒｏｕｐｉｎｇ）して表示することができる。

また、ユーザ端末装置４００は、地図の縮尺によって、走行記録のグルーピングを異ならせて走行記録の数を地図上に表示することができる。ここで、地図上に表示される走行記録の数は、車両の累積駐車件数（エンジンＯＮ／ＯＦＦ件数）によって決定されることができる。

そして、地図の縮尺によって、地図上に表示される走行記録の数が変わり得る。ここで、地図の基本縮尺は、該当月の走行記録が１つの画面に全て表示される縮尺と決定されることができ、地図におけるタッチインタラクションは、図７と同様に適用されることができる。

また、地図上に表示された走行記録の数のうち１つをユーザが選択すると、ユーザ端末装置４００は、図１３ｂのように、領域１３０２に、ユーザが選択したグループに対応する走行記録リストを表示することができる。また、領域１３０３には、領域１３０２の走行記録リストからデフォルトで選択された（またはユーザが選択した）走行記録に対応する情報が地図に表示されることができる。

また、走行記録リストを示す領域１３０２は、日別走行記録リストで既に説明されたものと同様に実現されることができる。

図１４は、本発明の一実施形態に係る月別日付変更を示した走行情報ユーザインタフェース図である。図１４ａを参照すると、領域１４０１をユーザが選択すると、ユーザ端末装置４００は、図１４ｂのように、年／月を変更できる領域１４０２を表示することができる。また、領域１４０２を用いてユーザが所望の月を選択すると、図１４ｃのように、ユーザ端末装置４００は、該当月の走行記録をグルーピングした走行記録の数を地図１４０４上に表示することができる。

また、領域１４０３には、ユーザが選択した月を基準に周辺月が表示され、該当月に走行記録があるか否かによって、異なる色で表示されたり、「記録あり」、「記録なし」のような語句で表示されることができる。また、領域１４０３には、走行記録のある月のボタンのみが活性化され、走行記録のない月のボタンが非活性化されて表示されることができる。

また、領域１４０３でユーザが左右ドラッグタッチを入力すると、ユーザ端末装置４００は、該当左右ドラッグタッチに対応するように、領域１４０３に月を変更して表示することができる。

また、領域１４０３を用いてユーザが特定の月を選択したが、該当特定の月に走行情報記録がない場合には、ユーザ端末装置４００は、走行情報記録のある他の日付を知らせるポップアップを提供することができる。

例えば、ユーザが選択した特定の月には走行情報記録がないが、最近３ヶ月以内に走行記録がある場合、ユーザ端末装置４００は、図１４ｄのように、「選択した日付に走行記録がありません。代わりに、近い０月の記録を表示しましょうか」のポップアップウィンドウを表示することができる。

さらに他の例として、ユーザが選択した特定の月には走行情報記録がなく、最近３ヶ月以内の月ではない場合、ユーザ端末装置４００は、図１４ｅのように、「マイ走行記録は最近３ヶ月まで提供されます。代わりに、近い０月の記録を表示しましょうか」のポップアップウィンドウを表示することができる。ここで、ユーザがポップアップウィンドウの「はい」ボタンを選択すると、ユーザ端末装置４００は、該当月の走行記録を表示することができる。

図１５は、本発明の一実施形態に係る月別走行記録編集を示した走行情報ユーザインタフェース図である。

図１５の月別走行記録編集に係る走行情報ユーザインタフェースは、図１１において、上述の日別走行記録編集を示した走行情報ユーザインタフェースと同様に動作することができ、これについての詳細な説明は省略する。

図１６は、本発明の他の実施形態に係るメインユーザインタフェースを示す図である。図１６において、図面符号１６０５は、ユーザ端末装置４００の走行情報提供サーバ３００との通信連結状態情報を示し、図面符号１６１０は、メインユーザインタフェースにおいてユーザの走行履歴を示す領域である。

具体的に、ユーザ走行履歴１６１０を参照すると、メインユーザインタフェースは、図面符号１６１５、１６２０のように、ユーザのイベントが発生した日毎に、ユーザの走行関連イベントの発生頻度を、イベントの種類によって視覚的に区分されるアイコンで表示することができる。

走行関連イベントの発生頻度は、チャートアイコンの形態のうち棒グラフ形式で表示されることができる。

そして、マイ走行情報は、最近イベントが発生した日から日付毎に表示され、ユーザ端末装置４００のプロセッサは、タッチ感応型ディスプレイ部に表示されたメインユーザインタフェースにおけるマイ走行情報領域１６１０でユーザのタッチ入力が検知されると、ユーザのタッチ入力によって、ユーザの走行関連イベント情報を左／右方向に移動しながら順に表示することができる。

例えば、マイ走行情報領域１６１０にユーザのジェスチャーが入力されると、プロセッサは、ユーザ走行関連イベント情報１６１５、１６２０をスライドするアニメーションを見せるようにユーザインタフェース画面を制御することもできる。この際、前記ユーザのタッチ入力は、ジェスチャー入力またはタップ入力またはフリック入力などであることができる。

図１７は、本発明の他の実施形態に係る走行記録リストの「詳細」メニューでユーザのタッチ入力が検知された際に表示されるユーザインタフェースを示す図である。

図面符号１７０１は、本発明の他の実施形態に係るタッチ感応型ディスプレイ部に表示されるユーザインタフェース画面であって、ユーザの走行関連イベント情報を地図データとともに表示することができる。

ユーザインタフェース画面１７０１は、ユーザ走行関連イベント種類表示領域１７１０、地図データ領域１７１５、ユーザ走行記録リスト領域１７１７を含むことができる。

ここで、地図データ領域１７１５には、最も最近ユーザ走行関連イベントが発生した走行記録である「０８月２４日午後１：２６〜１：５７走行」に該当する経路１７０５が表示され、経路１７０５上に、ユーザ走行関連イベントが発生した位置毎に、ユーザ走行関連イベントの種類によって区別されるように視覚的な客体を用いて表示されることができる。図面符号１７１０には、経路上に表示され得るユーザ走行関連イベントの種類が表示されることができる。

そして、ユーザ走行記録リスト領域１７１７には、ユーザの複数の走行記録のうち、走行関連イベントが発生した走行記録のみが表示され、走行記録毎の時間情報に基づいて、最近発生した走行記録が最上端に表示されることができる。図面符号１７２５は、ユーザが「０８月２４日午後１：２６〜１：５７走行」で走行した総距離及び走行時間を表示し、図面符号１７２０は、ユーザの「０８月２４日午後１：２６〜１：５７走行」で発生したユーザ走行関連イベントの詳細情報を表示するためのメニューである。

プロセッサは、領域１７１７でユーザタッチが検出されると、前記検出されたタッチに従って、領域１７１７にリスティングされている走行記録リストをスライドさせる。

そして、プロセッサは、領域１７２０でユーザタッチが検出されると、ユーザインタフェース画面を図面符号１７０２のインタフェース画面に切り替えることができる。

ユーザインタフェース画面１７０２は、ユーザがユーザインタフェース画面１７０１の「詳しく見る」１７２０をクリックする場合、それに該当する詳細ユーザ走行関連イベント情報を表示する画面である。

図面符号１７４０は地図データが表示される領域であり、図面符号１７３０は、地図１７４０上に表示された走行関連イベントの詳細情報が表示される領域（ユーザ走行関連イベント詳細情報表示領域）である。

図面符号１７５０は、特定の区間で多数の走行関連イベントが発生した場合、ユーザ走行関連イベント詳細情報表示領域１７３０の中央に表示されたイベント１７６０に該当する視覚化された客体（アイコン）が、他の視覚化された客体に比べて強調して表示されることを示す。

具体的に、地図１７４０上に表示された経路は、ユーザが「０８月２４日午後１：２６〜１：５７」に走行した経路に該当し、参照番号１７５０は、他のアイコンに比べて最も前に位置するように表示することを示す。

図面符号１７３５は、ユーザ走行関連イベント詳細情報表示領域１７３０で右側方向へのユーザのスワイプが発生したことを示す。

本発明の他の実施形態に係るユーザ端末装置４００は、ユーザ走行関連イベント詳細情報表示領域１７３０でユーザのスワイプ入力が検出されると、地図データ領域１７４０に表示された複数のイベントのうち、前記スワイプ入力に該当するイベントが発生した位置が地図データ上の中心に表示されるように制御することができる

一方、領域１７３０で検出されたユーザのタッチ１７３５が、第１方向（右側方向）へ発生したスワイプであることを例としたが、これは、説明の便宜のための一例にすぎず、これに限定されない。換言すれば、領域１７３０で検出されるユーザのタッチ１７３５は、タップ（ｔａｐ）またはフリック（ｆｌｉｃｋ）などであってもよい。

図１８は、本発明の他の実施形態に係る走行情報ユーザインタフェースでユーザのスワイプ入力が発生する場合、ユーザインタフェース画面の表示例を示すための図である。

ユーザインタフェース画面１８０１を参照すると、地図データ領域１８４１の中心１８１０に、ユーザ走行関連イベント詳細情報表示領域１８３１の中央に表示されたユーザイベントである急加速イベント１８２０に該当するイベントが、他の走行関連イベントと異なって表示されることを示す。ここで、異なって表示されることの一例としては、他のイベントに比べて拡大して表示することや、または異なる高さに表示することや、またはユーザの視線方向に突出するように表示することを含むことができる。

図面符号１８２５は、右側方向にユーザのスワイプが入力されたことを表示する。

ユーザインタフェース１８０２は、図面符号１８３１におけるユーザのスワイプ入力１８２５により選択された急減速イベント１８４０が、ユーザ走行関連イベント詳細情報表示領域１８３２の中央に位置することを示す。

また、ユーザインタフェース１８０２は、図面符号１８３１におけるユーザのスワイプ入力１８２５により選択された急減速イベント１８４０の発生位置が、地図データ領域１８４２の走行経路上において中心に拡大されて表示されることを示す。

図面符号１８４５は、右側方向にユーザのスワイプが入力されたことを表示する。図面符号１８４５のように、右側方向にユーザのスワイプが入力されると、ユーザインタフェース画面１８０３が表示されることができる。

ユーザインタフェース画面１８０３は、ユーザ走行関連イベント詳細情報表示領域１８３３の中央に、前記スワイプ入力１８４５により選択されたユーザ走行関連イベントである急減速イベント１８６０を表示することができる。そして、ユーザインタフェース画面１８０３は、前記スワイプ入力１８４５により選択されたユーザ走行関連イベントである急減速イベント１８６０が発生した位置１８５０を地図データ領域２２４３の中央に位置させ、走行経路上に配置して表示することができる。

図１８では、ユーザのスワイプが右側方向に発生した場合のみを説明したが、これは一例にすぎず、上下左右または対角線方向など、何れの方向に発生してもよい。

図１８では、ユーザ走行関連イベントの全種類が地図データ１８４１、１８４２、１８４３及びユーザ走行関連イベント詳細情報表示領域１８３１、１８３２、１８３３に表示されると説明したが、これは一例にすぎず、ユーザ端末装置は、図１９のように、特定のユーザ走行関連イベントのみが地図データ及び走行関連イベント詳細情報表示領域に表示されるように制御することができる。

結果として、図１８を参照すると、本発明の他の実施形態に係るプロセッサは、１８０１から１８０３までユーザのタッチ１８２５、１８４５に応答し、地図データ領域１８４１、１８４２、１８４３に表示されるユーザ走行関連イベントアイコン１８１０、１８３０、１８５０が経路上で地図データ領域１８４１、１８４２、１８４３の中心に位置するようにスライドするアニメーションを表示することができる。

図１９は、本発明の他の実施形態に係る走行情報ユーザインタフェースに、特定のユーザ走行関連イベントのみを表示する例を示す図である。

図１９を参照すると、ユーザインタフェース画面１９０１には急減速イベント１９３０に該当するイベントのみが表示されることを示し、ユーザインタフェース画面１９０２には急加速イベント１９５０に該当するイベントのみが表示されることを示し、ユーザインタフェース画面１９０３には前方追突警報イベント１９７０に該当するイベントのみが表示されることを示す。

上述のように、本発明の他の実施形態では、地図データ１９４１、１９４２、１９４３に表示される複数のユーザ走行関連イベントのうち、走行関連イベント詳細情報表示領域１９３１、１９３２、１９３３で検出されるユーザのスワイプ入力により選択される走行関連イベントを、地図データ１９４１、１９４２、１９４３に他の走行関連イベントと識別されるように表示し、前記選択された走行関連イベントが発生した位置を地図データの中心に位置するように、表示を制御することができる。

以下では、図２０〜図２７を参照して、本発明の他の実施形態に係るユーザインタフェース画面の構成及びその画面を構成する各領域について説明する。

図２０は、本発明の他の実施形態に係るユーザ走行関連イベントユーザインタフェース画面である。

ユーザインタフェースの第１領域２０２０は、ユーザにユーザ走行関連イベント情報を提供すべき時間単位の選択を受ける領域である。第１領域２０２０は、日別及び月別に、ユーザの走行により発生した走行関連イベント情報を表示することができる。

但し、これに限定されるものではなく、第１領域２０２０で時間単位で選択されることを示しているが、一定の地域単位で発生したユーザ走行関連イベント情報を提供することもできる。例えば、第１領域２０２０には、ユーザ走行関連イベントが発生した市（ｃｉｔｙ）、都（ｐｒｏｖｉｎｃｅ）、郡（ｃｏｕｎｔｙ）の名称が表示されてもよい。図２０の第１領域２０２０では、ユーザのタッチによりユーザ走行関連イベントを月別に提供することを示す。

ユーザインタフェースの第２領域２０３０は、前記第１領域２０２０でユーザタッチにより選択された時間単位（月別）に応じて、該当月（８月）に発生したユーザ走行記録の総回数と走行記録の日付をリスト化して表示することを示す。

第２領域２０３０の図面符号２０３１には、走行記録に対応する曜日、日付、時間情報（走行開始時間及び走行終了時間）、該当走行記録に関連する走行距離及び走行時間が表示される。

図面符号２０３２は、「８月１８日３：３６〜５：３９の間の走行」に関する走行記録の詳細情報を表示するためのＵＩ領域であり、ユーザのタッチ入力が該当部位で検出されると、プロセッサは、後述の図２４のようにユーザインタフェース画面を表示することができる。

ユーザインタフェースの第３領域２０４０は、地図データ上に、第２領域２０３０で選択された「８月１８日３：３６〜５：３９の間の走行」に関する走行記録が生成された開始地点から目的地点までのユーザの走行経路、走行経路上で発生した走行関連イベントが、発生位置毎にイベントの種類によって区分され視覚化された客体として表示されることを示す。

図２０において、図面符号２０５０は、第１領域２０２０に表示されるユーザ走行関連イベント情報表示単位を選択するためのボタンである。ユーザのタッチが図面符号２０５０で検出されると、プロセッサは、図２１〜図２３に示されたようにユーザインタフェースの第１領域２０２０を拡張させ、ユーザが走行関連イベント情報を検索できるメニューが表示されるように制御し、第１領域２０２０で選択された検索条件に該当する情報が表示されるように第２領域２０３０と第３領域２０４０も制御する。

本発明の実施形態により、ユーザ端末装置４００で、ユーザ走行関連イベントユーザインタフェースを介してユーザ走行関連イベント情報が表示されるためには、走行情報提供サーバ３００が、ユーザ走行関連イベントが発生する度にユーザ走行イベント関連情報を車両用走行記録装置１００から獲得して格納しなければならない。すなわち、走行情報提供サーバ３００は、車両の走行／駐車中にユーザ走行関連イベントが発生すると、ユーザ走行イベント関連情報を車両用走行記録装置１００から通信網を介して受信して格納する。ユーザ走行イベント関連情報には、ユーザの走行により発生した各イベント発生時間、地域、位置情報、イベント種類、速度情報などが含まれる。

図２１〜図２３は、図２０の参照番号２０５０でユーザのタッチ入力が検出されることにより、第１領域２０２０にユーザイベント時間単位選択メニューが拡張されて表示され、それにより、第２領域２０３０、第３領域２０４０に表示されるユーザ走行関連イベント情報が変わることを示す。

具体的に、第１領域２１２０は、図２０の第１領域２０２０と比べて、走行関連イベントが発生した日付をユーザが直接選択できるメニュー（年、月、日）が追加表示されることを示す。図２１のように、第１領域２１２０でユーザが「２０２０年８月１８日」を選択すると、第２領域２１３０には、第１領域２１２０にて選択された日付に対応する走行記録が、発生した時間順に表示されることができる。

そして、第３領域２１４０には、第２領域２１３０において最も上位に位置するユーザ走行記録に該当する経路情報及び走行関連イベントの発生位置が地図データ上に表示されることができる。

図２２の第１領域２２２０は、ユーザがタッチ入力により、走行関連イベントの発生日付として２０２０年５月１８日を直接選択したことを示す。但し、２０２０年５月１８日にはユーザ走行関連イベントが発生しなかったため、第２領域２２３０と第３領域２２４０は、表示される情報が図２１と同一であることが分かる。

第１領域２２２０の図面符号２２２０ａは、ユーザが左右スワイプ入力により曜日を選択することができる、日付メニュー画面を示す。前記日付メニュー画面２２２０ａを参照すると、２０２０年５月１日から２０２０年５月８日まで発生したユーザ走行関連イベントが存在しないため、該当日付が何れも非活性化されていることが分かる。

図２２の第３領域２２４０は、第１領域２２２０ａに日付メニュー画面２２２０ａが追加表示されることにより、図２１の第３領域２１４０に比べてそのサイズが相対的に縮小されている。

図２３の第１領域２３２０は、ユーザがタッチ入力により、走行関連イベントの発生日付として２０２０年６月２３日を直接選択したことを示す。第１領域２３２０の日付メニュー画面２３２０ａを参照すると、日付メニュー画面２３２０ａ上に表示される日付のうち、走行関連イベントが発生した日付（１９日、２１日、２３日、２４日、２５日）は活性化させ、走行関連イベントが発生しなかった日付（１８日、２０日、２２日）は非活性化させて表示することで、ユーザが、走行関連イベントに関する追加情報を第２領域２３３０と第３領域２３４０から容易に確認できるようにする。

図２３の第２領域２３３０は、第１領域２３２０でユーザのタッチ入力により選択された２０２０年６月２３日付に発生した走行関連イベントのリストを示し、第３領域２３４０は、第２領域２３３０に表示された走行関連イベント情報のうち１つの走行関連イベントに関連する走行経路を地図データ上に表示する。

図２４は、本発明の他の実施形態に係るユーザ走行関連イベントを表示するユーザインタフェース図である。

図２４の図面符号２４００は、図２０の参照番号２０３２でユーザのタッチ入力が検出された際に切り替えられるユーザインタフェース画面を示す。

図面符号２４００の第１領域２４１０は、「８月１８日３：３６〜５：３９の間の走行」に関する走行記録に含まれている走行関連イベントのうち、１回目に発生したイベントの種類（急減速イベント）アイコン２４１０ａと、該当イベントに関する第１情報２４１０ｂを表示する。第１情報２４１０ｂには、急減速イベントが発生した位置、発生時間、走行中に発生したイベントの順序情報が含まれる。

第２領域２４４０は、「８月１８日３：３６〜５：３９の間の走行」に関する走行記録に含まれている走行関連イベントの種類によるアイコンが地図データ上に表示されることを示す。具体的に、第２領域２４４０で、走行関連イベントは、経路上において各イベントが発生した位置に対応する地点に表示される。

図面符号２４４０ａは、第１領域２４１０で中央に表示される急減速イベントアイコン２４１０ａが走行経路上に表示されたことを示す。図面符号２４４０ｂは、急減速イベントアイコン２４１０ａに関する第２情報であって、急減速関連速度情報とイベント種類情報が含まれる。

図２４において、図面符号２４５０は、図面符号２４００の第２領域２４４０でユーザのタッチ入力が検出されることにより、ユーザインタフェースが変更されることを示す。図面符号２４００の第２領域２４４０でユーザのタッチ入力が検出されることにより、図面符号２４５０における第２領域２４７０の地図データの縮尺が拡大され、それにより、走行経路上に存在する走行関連アイコンの配置も、図面符号２４４０に比べて重ならないように配置されて表示されることを示す。しかし、図面符号２４５０の第１領域２４６０は、図面符号２４００の第１領域２４１０と同一であることを示す。

そして、第２領域２４４０、２４７０上で走行関連イベントアイコンが互いに重なって表示される場合には、プロセッサは、第１領域２４１０、２４６０の中心に表示される走行関連イベントアイコンに該当するアイコンを、他のアイコンよりも容易にユーザが識別できるように第２領域２４４０、２４７０に表示することができる。例えば、プロセッサは、第１領域２４１０、２４６０の中心に表示される走行関連イベントアイコンに該当するアイコンを、他のアイコンに比べてユーザの視線方向に突出するように表示したり、アイコンを点滅させて表示したり、アイコンをハイライトさせて表示するように制御することができる。

図２５は、本発明の他の実施形態に係る走行関連イベントを表示するユーザインタフェース図である。図２５は、「８月１８日３：３６〜５：３９の間の走行」に関する走行経路上で発生した全１７回の走行関連イベントのうち、１回目に発生した走行関連イベントから３回目に発生した走行関連イベントまでが順にユーザインタフェース画面に表示されることを説明するための図である。

参照番号２５００、２５３０、２５６０は、図２４に示されたユーザインタフェース２４００、２４５０の第１領域２４１０、２４６０でユーザのタッチ入力が検出される場合、そのタッチ入力により、第２領域２４４０、２４７０に走行関連イベントアイコンが順に表示されることを説明するための図である。

先ず、参照番号２５００の第１領域２５１０では、「８月１８日３：３６〜５：３９の間の走行」で発生した全１７回の走行関連イベントのうち、１回目に発生したイベントアイコン２５１３と第１情報２５１４が中心に位置する。そして、第２領域２５２０の中心には、第１領域２５１０の中心に表示された走行関連イベントアイコン２５１３に該当する走行関連イベントアイコン２５２２が位置し、その周辺には第２情報２５２４が位置する。

この際、第１領域２５１０でユーザのタッチ入力２５１５が検出されると、プロセッサは、図面符号２５３０のように、「８月１８日３：３６〜５：３９の間の走行」で発生した全１７回の走行関連イベントのうち、２回目に発生した走行関連イベントアイコン２５４３と第１情報２５４４が第１領域２５４０の中心に表示されるように制御し、第２領域２５５０の中心には、第１領域２５４０の中心に表示された走行関連イベントアイコン２５４３に該当する走行関連イベントアイコン２５４２が位置し、その周辺には第２情報２５４４が位置するように制御する。

そして、プロセッサは、第１領域２５４０でユーザのタッチ入力２５４５が検出されると、図面符号２５６０のように、「８月１８日３：３６〜５：３９の間の走行」で発生した全１７回の走行関連イベントのうち、３回目に発生した走行関連イベントアイコンとその発生位置が各領域２５７０、２５８０に表示されるように制御する。

図２５では、プロセッサが第１領域２５１０、２５３０で検出したユーザのタッチがスワイプジェスチャーであったが、これに限定されるものではない。

また、図２５では、ユーザのスワイプジェスチャーが左側から右側に発生したことを示しているが、これは一例にすぎず、上、下、左、右、対角線などの様々な方向へのスワイプジェスチャーが入力可能であり、プロセッサは、入力されたスワイプジェスチャーの方向に従って、走行関連アイコンの表示順序を制御することができる。

また、図２５では、走行関連アイコンが順に表示されることを示しているが、プロセッサは、ユーザのタッチ入力（例えば、ダブルタップ）によって、経路上に存在する走行関連イベントアイコンが所定個数ずつ飛び越えて第１領域と第２領域に表示されるように制御してもよい。

上述の例では、第１領域でユーザのタッチ入力が検出される場合、それに対応して第２領域に表示される走行関連イベントアイコンが順に表示されると説明したが、その反対の場合である第２領域でユーザタッチが検出される場合、第１領域に表示される走行関連アイコンが順に表示されることも可能であろう。

図２６に示された走行関連イベントユーザインタフェースは、ユーザのタッチ入力により、走行関連イベントアイコンとその位置が各領域に順に変更され表示されることを示す。

図２６において、図面符号２６１０は、走行記録の経路上で発生した全１７回の走行関連イベントのうち、５回目に発生した走行関連イベントである急減速イベント関連情報を、２６３０は、９回目に発生した走行関連イベントである車線離脱警報イベント関連情報を、２６５０は、１７回目に発生した走行関連イベントである急加速イベント関連情報をユーザのタッチ入力によって順に表示することを示す。

そして、図２６において、参照番号２６１０ａは、ユーザインタフェースを介して表示されるべき走行関連イベントの種類を選択できる領域であって、図２６では、全走行関連イベントが表示されるように選択されたことを示す。

図２７は、本発明の他の実施形態に係るユーザインタフェースであって、該当経路上で発生した走行関連イベントをイベントの種類別に区分して表示することを示す。

図２７を参照すると、プロセッサが、サーバ３００に格納されている走行記録のうち最後に格納された走行記録である「８月１８日３：３６〜５：３９の間の走行」に関する走行記録に含まれている全１７回の走行関連イベントのうち、急減速イベントのみを選択（２７１０ａ）し、ユーザインタフェースに表示される例である。換言すれば、図２０において、「８月１８日３：３６〜５：３９の間の走行」の走行経路上では、全１７回の走行関連イベントが発生し、そのうち急減速イベントは全１１回発生したことが分かる。

具体的に、図２７の図面符号２７１０は、格納された全１１回の急減速イベントのうち１回目の急減速イベント関連情報が表示されたものであり、図面符号２７３０は、４回目の急減速イベント関連情報が表示されたものである。

図面符号２７１０のユーザインタフェース画面から図面符号２７３０のユーザインタフェース画面への切り替えは、ユーザのタッチ入力により行われることができる。

そして、図２７の図面符号２７１０と２７３０での急減速イベント関連情報は、急減速イベントが発生した総回数とその順序、イベント発生位置情報を含む。

図２７では、急減速イベントについてのみ説明したが、急加速イベント、車線離脱イベント、走行関連情報生成イベント、走行関連情報送信イベントなど、走行に関連する他のイベントも選択されて表示されることができる。

図２８は、本発明の他の実施形態に係るユーザインタフェースであって、ユーザ車両の走行要約情報を表示する画面を示す。

具体的に、図面符号２８０５は、走行中に発生した走行関連イベントの種類が表示される領域であり、図面符号２８１０は、電子地図上に走行経路が表示される領域である。図面符号２８１０の領域にユーザのタッチ（ピンチツーズーム、タップ、スワイプなど）が入力されると、前記ユーザタッチによって、電子地図が拡大／縮小または移動されて表示されることができる。

図面符号２８１５は、ユーザの車両が走行した経路要約情報（出発地、目的地、総距離、走行時間）を表示する領域であり、図面符号２８２０は、経路要約情報を他のユーザと共有するための客体である。

ユーザが共有客体２８２０をタッチすると、プロセッサは、経路要約情報と全体経路情報のうち少なくとも１つを共有すべき友達を選択するためのＵＩがユーザに提供されるように制御することができる。そして、プロセッサは、経路要約情報と全体経路情報のうち少なくとも１つを共有するために、無線通信モジュールを介してサーバ３００に伝送し、サーバ３００は、選択したユーザに、共有要請された経路要約情報と全体経路情報のうち少なくとも１つを提供することができる。

図面符号２８３０は、ユーザ車両の走行中に発生した走行関連イベントの種類と回数を表示する領域である。図面符号２８３０ａ、２８３０ｂ、２８３０ｃは、ユーザの車両の走行中に走行関連イベントが発生した回数を示す客体であり、図面符号２８３０ｄ、２８３０ｅ、２８３０ｆは、ユーザの車両の走行中に発生した走行関連イベントのそれぞれを共有するための客体を示す。

すなわち、プロセッサは、ユーザが共有客体２８３０ｄ、２８３０ｅ、２８３０ｆをタッチすると、無線通信モジュールを介してサーバ３００に走行関連イベントの種類とその発生回数情報を伝送し、サーバ３００は、ユーザから獲得した走行関連イベントの種類とその発生回数情報を、ユーザが共有を承諾した友達の電子機器に提供するか、ユーザが走行した経路上で発生した交通関連情報の生成のためのデータとして用いることができる。

図２９は、本発明の他の実施形態に係るユーザインタフェースであり、友達との走行関連イベント共有機能を説明するための図である。

図面符号２９００は、走行経路と走行関連イベント情報を共有すると互いに承諾されているユーザ電子機器のユーザインタフェースを示し、共有された走行関連イベントを各イベントが発生した経路とともに電子地図上に表示する。

図面符号２９０５は、共有されたユーザを表示する客体であり、共有されたユーザが複数名である場合、複数名のユーザの走行経路と走行関連イベントのうち地図上に表示すべきユーザを選択するための選択客体も表示することができる。

図面符号２９３０はユーザ１（Ｕｓｅｒ １）の走行経路であって、２９１０ａは出発地、２９２０ａは到着地を示し、走行経路上には、走行中に発生した走行関連イベントが発生位置に表示されることができる。

図面符号２９４０はユーザ２（Ｕｓｅｒ ２）の走行経路であって、２９１０ｂは出発地、２９２０ｂは到着地を示し、走行経路上には、走行中に発生した走行関連イベントが発生位置に表示されることができる。

図面符号２９５０は、図面符号２９００の画面に地図画面の拡大のためのユーザタッチが入力される場合の、ユーザ端末装置４００のユーザインタフェース画面を示す。

図面符号２９５０は、地図の拡大により、ユーザ端末装置４００の画面上に全体走行経路が表示されない場合、ユーザのタッチ入力（スワイプ）２９６０、２９７０によって電子地図が移動しつつ走行関連イベントも順に表示されることを示す。

また、図２９では、ユーザの走行経路に区間毎の交通渋滞の程度が表示されていないが、本発明の他の実施形態では、サーバ３００がサービスユーザ端末装置４００から獲得した各位置毎の速度情報に基づいて、一定区間毎に交通渋滞の程度を計算することができる。

また、本発明の他の実施形態では、サーバ３００が、区間毎に計算された交通渋滞結果をユーザ端末装置４００に提供することで、ユーザ端末装置４００のプロセッサは、走行経路上に交通渋滞の程度が異なる色で表示されるようにユーザインタフェースを制御することができる。

図３０は、本発明の他の実施形態により、ユーザ電子装置の地図上に、発生した走行関連イベントと関連情報を表示する画面である。図３０を参照すると、本発明の他の実施形態に係るサーバ３００は、ネットワークと連結されたユーザ車両の走行中に発生した走行関連イベントの種類、発生時間、発生位置情報などを獲得して格納し、ユーザが検索した特定位置または地図上で選択した位置の周辺で発生した走行関連イベントの種類とその回数、走行関連イベントの集中発生程度による安全運転などの情報をユーザのユーザ端末装置４００に提供することができる。

具体的に、図３０において、図面符号３０１０は、車路離脱イベントが集中的に発生した位置、発生回数（２３回）、集中発生した時間（午後１：１１〜午後３：２３）もともに視覚的な客体として表示されることを示す。

図面符号３０２０は、車路離脱イベントが４回発生した位置と、車路離脱イベントが発生した時間が視覚的な客体として表示されることを示す。図面符号３０３０は、急減速イベントが７回発生した位置と、急減速イベントが発生した時間が視覚的な客体として表示されることを示す。図面符号３０４０は、急加速イベントが９回発生した位置と、急加速イベントが発生した時間が視覚的な客体として表示されることを示す。

本発明の他の実施形態では、図３０のように、ユーザの関心地域において走行関連イベントが発生した情報を地図上に表示することで、ユーザが該当地域で安全運転をしなければならない状況であることを認識させることができる。

また、図３０に示されたように、サーバ３００は、ユーザの車両の走行中に獲得された走行関連イベントの発生回数が、所定時間中に予め決定された基準を超えると、ユーザ端末装置４００に運転注意情報を提供することで、事故を予め防止するか、安全運転を案内することができる。

また、図３０に示されたように、サーバ３００は、ユーザの車両の走行中に獲得された走行関連イベントの発生回数が、所定時間中に予め決定された基準を超えると、該当位置で発生したイベントに関する情報を獲得するように、ドローン、車両、モビリティなどの移動体が該当位置に移動するように制御することができる。この際、前記サーバ３００により該当イベントが発生した位置に移動した移動体は、該当位置で該当地点における映像、音などの情報を獲得して前記サーバ３００に提供することができ、サーバ３００は、移動体から獲得された映像、音などの情報から、道路補修の必要有無、応急救助発生有無などを把握し、それに関連する機関に出動を指示することもできる。

図３１は、ユーザの車両の走行中に獲得された走行関連イベントを他のユーザと共有するためのユーザ画面を示す。図面符号３１０５は、ユーザの車両の走行中に獲得された走行関連イベントを他のユーザと共有するために、図２８に示された共有機能をする視覚的な客体にユーザタッチが入力された際に表示されるユーザインタフェース画面である。

図面符号３１１０は、ユーザに既に提供されているアプリケーションサービス（例えば、ナビゲーション機能など）が切られることなく提供しつつ、走行関連イベントを共有する対象を選択するためのユーザインタフェースが表出されることを示す。

図面符号３１１５は、ユーザが走行関連イベントを共有する対象を選択または入力するための検索ウィンドウであり、図面符号３１２０は、ユーザが走行関連イベントを共有するためのアプリケーション手段（ｅｍａｉｌ．Ｌｉｎｋ、ｍｅｓｓａｇｅ、ｍｅｓｓｅｎｇｅｒなど）を選択するためのユーザインタフェース画面である。

図面符号３１３０は、ユーザが走行関連イベントを共有すべき対象を表示するユーザインタフェースである。図面符号３１３０は、ユーザが走行関連イベントを提供すべき対象を友達リストから検索するものであり、この際、友達リストは、ユーザのスマートフォンに格納されている連絡先であることができる。しかし、ユーザの事前同意がある場合には、サービスを提供するサーバ３００は、ユーザの走行関連イベントを共有すべき対象として、ユーザが最近走行関連イベントを共有した対象、またはユーザの走行関連イベントの共有を受けようとする対象、またはユーザが走行した経路付近を走行したか、走行する予定であるユーザを表示することもできる。そして、走行関連イベントを共有すべき対象の選択が完了されると、ユーザは、図面符号３１３５のように、走行イベント共有完了に該当する視覚的な客体をユーザタッチする。図面符号３１４０は、ユーザのユーザタッチにより、走行関連イベントを共有すべき対象が友達リストから選択されたことを示す。

図面符号３１６０は、ユーザ端末装置４００に登録されている友達リストから、走行関連イベントを新たに共有すべき対象を追加することを示すためのユーザインタフェース画面である。図面符号３１６０を参照すると、本発明の他の実施形態では、走行関連イベントを共有する対象リストと、共有しない対象リストとを区別して表示することを示す。図面符号３１６５は、ユーザが走行関連イベントを共有した対象を表示し、図面符号３１７０は、まだユーザが走行関連イベントを共有していない対象リストを表示する。ユーザがさらに走行関連イベントを共有しようとする場合に、まだ走行関連イベントが共有されていない対象リスト３１７０から選択することができる。

さらには、上述の図には示されていないが、走行関連イベントには、衝突発生イベント、運転者補助（Ｄｒｉｖｅｒ Ａｓｓｉｓｔａｎｃｅ）発生イベント、事故関連イベント、交通情報収集イベント、交通情報報告イベント、交通情報生成イベント、自律走行イベント、緊急サービス要請イベント、通信イベントなど、走行に関連する全てのイベントが含まれることができる。そして、各イベントの種類別に区分されるように、各イベントの種類毎に、それに該当する視覚的な客体がユーザインタフェースに表示されることができる。

上述のように、本発明の他の実施形態によると、ユーザの選択により選択された走行関連イベントの発生地点も表示されることができる。

また、走行関連イベントは、車両の運転主体が人であるかまたは自律走行システムであるかによって、ユーザ走行関連イベント、車両走行関連イベントと称されることもある。

一方、明細書及び特許請求の範囲において、「第１」、「第２」、「第３」、及び「第４」などの用語が記載されている場合、類似の構成要素同士を区分するために用いられ、必ずしもそうではないが、特定順次または発生順序を記述するために用いられる。そのように用いられる用語は、これに述べられた本発明の実施形態により理解される。同様に、ここで、方法が一連のステップを含むと記述される場合、これに提示されたそのようなステップの順序が、必ずしもそのようなステップが実行され得る順序であるわけではなく、任意に記述されたステップは省略されることがあり、及び／またはこれに記述されていない任意の他のステップが、その方法に付加可能である。例えば、本発明の権利範囲を逸脱することなく、第１構成要素は第２構成要素と命名されることができ、同様に、第２構成要素も第１構成要素と命名されることができる。

また、明細書及び請求範囲において、「左側」、「右側」、「前」、「後」、「上部」、「底部」、「上に」、「下に」などの用語は、説明のために用いられるものであり、必ずしも不変の相対的な位置を記述するためのものではない。そのように用いられる用語は、これに記述された本発明の実施形態が、例えば、これに図示または説明されたものではなく他の方向に動作するように適切な環境下で互換可能であることを理解することができる。これに用いられた用語「連結された」は、電気的または非電気的な方式により直接または間接的に接続されることと定義される。ここで、互いに「隣接する」と記述された対象は、その文章が用いられる文脈に対して適切に、互いに物理的に接触するか、互いに近接するか、互いに同一の一般的な範囲または領域に存在することができる。ここで、「一実地形態において」という文章は、必ずしもそうではないが、同一の実施形態を意味する。

また、明細書及び請求範囲において、「連結される」、「連結する」、「締結される」、「締結する」、「結合される」、「結合する」などと、これらの表現の多様な変形は、他の構成要素と直接的に連結されるか、他の構成要素を挟んで間接的に連結されることを含む意味で用いられる。

これに対し、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結されている」または「直接接続されている」と言及された場合には、その間に他の構成要素が存在しないと理解されるべきである。

また、本明細書で用いられる構成要素に対する接尾辞の「モジュール」及び「部」は、明細書の作成における容易さのみを考慮して付与または混用されるものであり、それ自体が互いに区別される意味または役割を有するわけではない。

また、本明細書で用いられた用語は、実施形態を説明するためのものであり、本発明を制限するためのものではない。本明細書で用いられる単数の表現は、文脈から明らかに異なる意味ではない限り、複数の表現を含む。本出願において、「構成される」または「含む」などの用語は、明細書に記載された様々な構成要素または様々なステップの全てを必ず含むと解釈されてはならず、それらの一部の構成要素または一部のステップは含まないこともあり、または追加の構成要素またはステップをさらに含むこともあると解釈されるべきである。

これまで、その好ましい実施形態を中心に本発明について説明した。本明細書に開示された全ての実施形態及び条件付きの例示は、本発明の技術分野において通常の知識を有する当業者が、本発明の原理と概念を容易に理解するように記述されたものであり、当業者であれば、本発明が、本発明の本質的な特性を逸脱しない範囲で変形された形態で実現可能であることを理解することができる。

よって、開示された実施形態は、限定的な観点ではなく、説明的な観点で考慮されるべきである。本発明の範囲は、前述の説明ではなく、特許請求の範囲に示されており、それと同等な範囲内の相違は、何れも本発明に含まれると解釈されるべきである。

一方、上述の本発明の様々な実施形態に係る運転者走行情報の提供方法は、プログラムで実現されてサーバまたは機器に提供されることができる。これにより、それぞれの装置は、プログラムが格納されたサーバまたは機器に接続し、前記プログラムをダウンロードすることができる。

また、上述の本発明の様々な実施形態に係る方法は、プログラムで実現されて多様な非一時的な読み取り可能な媒体（ｎｏｎ−ｔｒａｎｓｉｔｏｒｙ ｃｏｍｐｕｔｅｒ ｒｅａｄａｂｌｅ ｍｅｄｉｕｍ）に格納されて提供されることができる。非一時的な読み取り可能媒体とは、レジスタ、キャッシュ、メモリなどのように、短い瞬間の間にデータを格納する媒体ではなく、半永久的にデータを格納し、機器により読み取り（ｒｅａｄｉｎｇ）が可能な媒体を意味する。具体的には、上述の多様なアプリケーションまたはプログラムは、ＣＤ、ＤＶＤ、ハードディスク、ブルーレイディスク、ＵＳＢ、メモリカード、ＲＯＭなどのような非一時的な読み取り可能な媒体に格納されて提供されることができる。

また、以上では、本発明の好ましい実施形態について図示して説明したが、本発明は上述の特定の実施形態に限定されず、請求範囲で請求する本発明の要旨を逸脱することなく当該発明が属する技術分野において通常の知識を有する者によって様々な変形実施が可能であることはいうまでもなく、このような変形実施が、本発明の技術的思想や見込みから個別的に理解されてはならない。

１０００ コネクティッドサービスシステム
１００ 車両用走行記録装置
２００ 車両用通信装置
３００ 走行情報提供サーバ
４００ ユーザ端末装置
５００ 基地局

Claims (39)

1. ユーザ端末装置の運転者走行情報の提供方法であって、
   車両用走行記録装置で生成されたデータを格納する走行情報提供サーバに接続するステップと、
   前記走行情報提供サーバから、運転者の走行関連イベントに対応するイベント記録データを含む走行記録データを受信するステップと、
   前記受信された走行記録データを用いて、地図上に走行関連イベントの発生位置を表示するステップと、を含む、運転者走行情報の提供方法。
2. 前記走行関連イベントは、車線離脱イベント、前方衝突可能性イベント、後側方衝突可能性イベント、急減速イベント、急加速イベント、急停止イベント、急発車イベント、及び過速イベントのうち少なくとも２つ以上を含むことを特徴とする、請求項１に記載の運転者走行情報の提供方法。
3. 前記イベント記録データは、前記走行関連イベントが発生した位置に対応する位置情報、前記走行関連イベントが発生した時間に対応する時間情報、及び前記走行関連イベントの種類に対応するイベントタイプ情報を含むことを特徴とする、請求項１または２に記載の運転者走行情報の提供方法。
4. 前記表示するステップでは、前記運転者の走行経路と、前記走行経路上に前記走行関連イベントの発生位置を示すイベントアイコンを表示し、前記アイコンは、イベントの種類によって互いに区別されるように表示することを特徴とする、請求項１から３の何れか一項に記載の運転者走行情報の提供方法。
5. 前記受信された走行記録データを用いて、日別または月別に区分された走行記録リストを表示するステップをさらに含み、
   前記走行記録リストのそれぞれの項目には、項目に対応する走行時間情報及び走行距離情報のうち少なくとも１つが表示されることを特徴とする、請求項１から４の何れか一項に記載の運転者走行情報の提供方法。
6. 前記地図と前記走行記録リストは、１つの画面に表示されることを特徴とする、請求項５に記載の運転者走行情報の提供方法。
7. 前記走行記録リストのうち１つの項目が選択されると、前記選択された項目に対応する前記運転者の走行経路と、走行経路上のイベント発生位置を前記地図に表示するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項６に記載の運転者走行情報の提供方法。
8. 前記地図に表示されたイベントアイコンが選択されると、前記選択されたイベントアイコンに対応するイベント発生理由情報を、前記地図上にポップアップウィンドウで表示するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項４から７の何れか一項に記載の運転者走行情報の提供方法。
9. 前記地図に表示されたイベントアイコンが選択されると、前記地図の縮尺を拡大調節し、前記選択されたイベントアイコンを基準に前記地図を表示するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項４から８の何れか一項に記載の運転者走行情報の提供方法。
10. 前記地図に表示されたイベントアイコンが選択されると、前記選択されたイベントアイコンに対応するイベントのイメージをポップアップウィンドウで表示するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項４から９の何れか一項に記載の運転者走行情報の提供方法。
11. 前記地図に表示されたイベントアイコンが選択されると、前記選択されたイベントアイコンに対応するイベント詳細情報と、前記選択されたイベントアイコンの前及び／または後に発生したイベントに対応するイベント詳細情報と、を含む走行関連イベントリストを表示するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項４から１０の何れか一項に記載の運転者走行情報の提供方法。
12. 前記イベントの走行記録リストに含まれている複数のイベント詳細情報のそれぞれは、ユーザの入力により選択可能であり、
    前記ユーザの入力により複数のイベント詳細情報のうち１つが選択されると、前記地図は、前記選択されたイベント詳細情報に対応する走行経路上のイベント発生位置を前記地図に表示することを特徴とする、請求項１１に記載の運転者走行情報の提供方法。
13. メインユーザインタフェースの一領域に、前記運転者の所定期間中のイベント走行記録を表示するステップをさらに含み、
    前記一領域は、走行記録の種類毎の回数に応じて図形のサイズを調節して走行記録を表示することを特徴とする、請求項１から１２の何れか一項に記載の運転者走行情報の提供方法。
14. 運転者走行情報を提供するユーザ端末装置であって、
    ディスプレイ部と、
    車両用走行記録装置で生成されたデータを格納する走行情報提供サーバに接続し、前記走行情報提供サーバから、運転者の走行関連イベントに対応するイベント記録データを含む走行記録データを受信する通信部と、
    前記受信された走行記録データを用いて、地図上に前記走行関連イベントの発生位置を表示するように前記ディスプレイ部を制御する制御部と、を含む、ユーザ端末装置。
15. 前記走行関連イベントは、車線離脱イベント、前方衝突可能性イベント、後側方衝突可能性イベント、急減速イベント、急加速イベント、急停止イベント、急発車イベント、及び過速イベントのうち少なくとも２つ以上を含むことを特徴とする、請求項１４に記載のユーザ端末装置。
16. 前記イベント記録データは、前記走行関連イベントが発生した位置に対応する位置情報、前記走行関連イベントが発生した時間に対応する時間情報、及び前記走行関連イベントの種類に対応するイベントタイプ情報を含むことを特徴とする、請求項１４または１５に記載のユーザ端末装置。
17. 前記制御部は、前記運転者の走行経路と、前記走行経路上に前記走行関連イベントの発生位置を示すイベントアイコンを表示するように前記ディスプレイ部を制御し、
    前記イベントアイコンは、前記イベントの種類によって互いに区別されるように表示することを特徴とする、請求項１４から１６の何れか一項に記載のユーザ端末装置。
18. 前記制御部は、前記受信された走行記録データを用いて、日別または月別に区分された走行記録リストを表示するように前記ディスプレイ部を制御し、
    前記走行記録リストのそれぞれの項目には、項目に対応する走行時間情報及び走行距離情報のうち少なくとも１つが表示されることを特徴とする、請求項１４から１７の何れか一項に記載のユーザ端末装置。
19. 前記地図と前記走行記録リストは、１つの画面に表示されることを特徴とする、請求項１８に記載のユーザ端末装置。
20. 前記走行記録リストのうち１つの項目が選択されると、前記制御部は、前記選択された項目に対応する前記運転者の走行経路と、走行経路上のイベント発生位置を前記地図に表示するように前記ディスプレイ部を制御することを特徴とする、請求項１９に記載のユーザ端末装置。
21. 前記制御部は、前記地図に表示された前記イベントアイコンが選択されると、前記選択されたイベントアイコンに対応するイベント発生理由情報を、前記地図上にポップアップウィンドウで表示するように前記ディスプレイ部を制御することを特徴とする、請求項１７から２０の何れか一項に記載のユーザ端末装置。
22. 前記制御部は、前記地図に表示された前記イベントアイコンが選択されると、前記地図の縮尺を拡大調節し、前記選択されたイベントアイコンを基準に前記地図を表示するように前記ディスプレイ部を制御することを特徴とする、請求項１７から２１の何れか一項に記載のユーザ端末装置。
23. 前記制御部は、前記地図に表示されたイベントアイコンが選択されると、前記選択されたイベントアイコンに対応するイベントのイメージをポップアップウィンドウで表示するように前記ディスプレイ部を制御することを特徴とする、請求項１７から２２の何れか一項に記載のユーザ端末装置。
24. 前記制御部は、前記地図に表示されたイベントアイコンが選択されると、前記選択されたイベントアイコンに対応するイベント詳細情報と、前記選択されたイベントアイコンの前及び／または後に発生したイベントに対応するイベント詳細情報と、を含む走行関連イベントリストを表示するように前記ディスプレイ部を制御することを特徴とする、請求項１７から２３の何れか一項に記載のユーザ端末装置。
25. 前記イベントの走行記録リストに含まれている複数のイベント詳細情報のそれぞれは、ユーザのスワイプ入力により選択可能であり、
    前記スワイプ入力により複数のイベント詳細情報のうち１つが選択されると、前記制御部は、前記選択されたイベント詳細情報に対応する走行経路上のイベント発生位置を前記地図に表示するように前記ディスプレイ部を制御することを特徴とする、請求項２４に記載のユーザ端末装置。
26. 前記制御部は、メインユーザインタフェースの一領域に前記運転者の所定期間中のイベント走行記録を表示し、
    前記一領域は、走行記録の種類毎の回数に応じて図形のサイズを調節して走行記録を表示することを特徴とする、請求項１４から２５の何れか一項に記載のユーザ端末装置。
27. 請求項１から１３の何れか一項に記載の運転者走行情報の提供方法を実行するためのプログラムコードが記録されているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
28. 請求項１から１３の何れか一項に記載の運転者走行情報の提供方法を実行するためのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されているプログラム。
29. タッチ感応型ディスプレイを備えたユーザ端末装置の制御方法であって、
    走行情報提供サーバからユーザの走行関連イベントデータを含む走行記録データを受信するステップと、
    前記受信された走行記録データを用いて、走行記録リスト及び地図を含むユーザインタフェースを生成するステップと、
    前記生成されたユーザインタフェースを前記ディスプレイに表示するステップと、を含み、
    前記走行記録リスト及び地図は、前記ユーザの走行関連イベントに反映して生成される、制御方法。
30. 前記ユーザインタフェースを生成するステップでは、
    前記走行記録に対応する走行経路、及び前記走行経路上に前記走行関連イベントの発生位置を表示する地図を生成することを特徴とする、請求項２９に記載の制御方法。
31. 前記ユーザインタフェースを生成するステップでは、
    前記地図の縮尺を調節し、前記走行経路、及び前記走行経路上における前記走行関連イベントの発生位置が１つの画面に表示される前記地図を生成することを特徴とする、請求項３０に記載の制御方法。
32. 前記ユーザインタフェースを生成するステップでは、
    前記ユーザの複数の走行記録のうち、前記走行関連イベントが発生した走行記録のみが表示され、走行記録毎の時間情報に基づいて、最近発生した走行記録が最上端に表示される前記走行記録リストを生成することを特徴とする、請求項３０または３１に記載の制御方法。
33. 前記ユーザインタフェースの走行記録リストにおいて、前記タッチ感応型ディスプレイ上の第１接触を検出するステップと、
    前記第１接触の検出に応答し、前記走行記録リストのうち１つの項目を選択するステップと、
    前記選択された項目に対応する走行記録の走行過程で発生した少なくとも１つの走行関連イベントを含む走行関連イベントリストを生成するステップと、
    前記生成された走行関連イベントリストを前記ディスプレイに表示するステップと、をさらに含むことを特徴とする、請求項３２に記載の制御方法。
34. 前記走行関連イベントリストにおいて、前記タッチ感応型ディスプレイ上の第２接触を検出するステップと、
    前記第２接触の検出に応答し、前記走行関連イベントリストに含まれている複数の走行関連イベントのうち１つを選択するステップと、
    前記走行関連イベントリスト上で、前記選択された走行関連イベントを他の走行関連イベントと区別されるように表示するステップと、
    前記選択された走行関連イベントが発生した位置を前記地図の中心に位置するように表示するステップと、をさらに含むことを特徴とする、請求項３３に記載の制御方法。
35. 前記第２接触はスワイプ入力であり、
    前記スワイプ入力に対応する方向に、走行関連イベントリストに含まれている走行関連イベントを移動させて表示することを特徴とする、請求項３４に記載の制御方法。
36. 前記地図の中心に位置するように表示するステップでは、
    前記選択された走行関連イベントが発生した位置を基準に前記地図を拡大して表示することを特徴とする、請求項３４または３５に記載の制御方法。
37. 前記区別されるように表示するステップでは、
    前記選択された走行関連イベントを、前記他の走行関連イベントに比べて拡大して表示するか、異なる高さに表示するか、またはユーザの視線方向にさらに突出するように表示することを特徴とする、請求項３４から３６の何れか一項に記載の制御方法。
38. 前記走行関連イベントは、前記走行関連イベントの種類を示すアイコンで、前記地図及び前記走行関連イベントリストに表示されることを特徴とする、請求項３４から３７の何れか一項に記載の制御方法。
39. 前記地図上で、前記タッチ感応型ディスプレイ上の第３接触を検出するステップと、
    前記第３接触の検出に応答し、前記地図上に表示された少なくとも１つの走行関連イベントのうち１つを選択するステップと、
    前記選択された走行関連イベントに対応するイベント発生理由情報を前記地図上に表示するステップと、をさらに含むことを特徴とする、請求項３４から３８の何れか一項に記載の制御方法。

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