JP2021148765A

JP2021148765A - バッテリのグラフェン極板に対する測定装置

Info

Publication number: JP2021148765A
Application number: JP2020104804A
Authority: JP
Inventors: 宣佳能; Jianeng Xuan
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2020-03-17
Filing date: 2020-06-17
Publication date: 2021-09-27
Also published as: CN111208430B; CN111208430A

Abstract

【課題】本願はバッテリのグラフェン極板に対する測定装置を開示した。【解決手段】本願に記載のバッテリのグラフェン極板に対する測定装置は、測定箱を含み、前記測定箱には測定空間が設けられ、前記測定空間の中で測定を行い、前記測定箱には連通空間が設けられ、前記連通空間は左右へ外部と連通し且つ前記測定空間の上壁によって貫通され、前記連通空間には左右へ外部に延在する伝動ベルトが設けられ、前記伝動ベルトには上下へ前記伝動ベルトを貫通する貫通空間が二つ設けられ、前記貫通空間の上方には前記伝動ベルトによって支持されるグラフェン極板が設けられ、前記測定箱には挟持機構が設けられ、前記挟持機構は測定待ちの前記グラフェン極板と接触でき、前記挟持機構は前記測定空間の上部と下部に位置する昇降空間を含む。【選択図】図１

Description

本願発明は新材料分野を取り上げ、特にバッテリのグラフェン極板に対する測定装置に関わる。

バッテリのグラフェン極板を生産した後に、極板の性能を試すため、テストを行う必要がある。現在、基本的にアームによって極板を挟持してテストに移るが、挟持自体は、極板の表面を傷つけやすいため、極板の質とテスト結果に影響を及ぼす。

中国特許出願公開第１０７５０５６２３号明細書

バッテリのグラフェン極板に対する測定装置を考案し、挟持による表面損傷などの問題を解決し、クオリティを向上させることを目的とす。

本願発明は以下の技術案によって実現される。

本願に記載のバッテリのグラフェン極板に対する測定装置は、測定箱を含み、前記測定箱には測定空間が設けられ、前記測定空間の中で測定を行い、前記測定箱には連通空間が設けられ、前記連通空間は左右へ外部と連通し且つ前記測定空間の上壁によって貫通され、前記連通空間には左右へ外部に延在する伝動ベルトが設けられ、前記伝動ベルトには上下へ前記伝動ベルトを貫通する貫通空間が二つ設けられ、前記貫通空間の上方には前記伝動ベルトによって支持されるグラフェン極板が設けられ、前記測定箱には挟持機構が設けられ、前記挟持機構は測定待ちの前記グラフェン極板と接触でき、前記挟持機構は前記測定空間の上部と下部に位置する昇降空間を含み、前記昇降空間には上下摺動可能な昇降板と移動板が設けられ、前記昇降板と前記移動板とは連結ばねによって連結され、下方の前記昇降空間は昇降ばねによって下壁が前記昇降板と連結され、前記昇降空間において前記測定空間から遠い方の壁には固定棒が固定され、前記固定棒は前記昇降板を貫通して前記移動板と接触しており、前記移動板において前記測定空間に近い方の面には支持棒が二本固定され、前記支持棒は前記測定空間に延在しており、前記測定空間には二枚の挟持板が設けられ、二枚の前記挟持板はそれぞれ上下の支持棒と固定され、前記挟持板において前記伝動ベルトに近い方の壁には、従動溝が前記測定空間と連通になるように形成され、前記昇降板において前記伝動ベルトに近い方の面には昇降棒が固定され、前記昇降棒は前記昇降空間の壁と、前記従動溝の壁を貫通して前記従動溝に延在しており、前記従動溝において前記昇降棒には貼付け板が固定され、前記貼付け板において前記伝動ベルトに近い方の面には導電可能な導電ブロックが固定され、下方の前記昇降板の下端には連結縄が連結され、前記連結縄はまた下方の前記昇降空間の下壁と、上方の前記昇降空間の下壁とを貫通して上方の前記昇降板と連結され、上方の前記昇降空間の後壁には電動レールが設けられ、前記電動レールにより上方の前記昇降板は昇降でき、前記昇降空間の左部には前記移動板を制限できる制限機構が設けられ、前記測定空間の左部には前記グラフェン極板を測定できる測定機構が設けられ、前記連通空間の上部には推動機構が設けられている。

さらに、前記推動機構は、前記連通空間の上部に位置し且つ下方へ前記連通空間と連通する上昇空間を含み、前記上昇空間には昇降可能な上昇板が設けられ、前記上昇板と前記上昇空間の上壁とは二本の上昇ばねによって連結され、前記上昇板には上下へ前記上昇板を貫通する摺動空間が設けられ、前記上昇空間には連結柱が設けられ、前記連結柱は下方へ前記摺動空間と前記上昇空間の下壁を貫通して前記連通空間に延在しており、前記連結柱の上端には位置制限板が固定され、前記上昇板の下方には前記連結柱の下端によって貫通される環状ブロックが設けられ、前記連結柱の下端には摩擦板が固定され、前記摩擦板は下方へ前記伝動ベルトの上面と接触しており、前記測定空間の後部には前方に開口する推動空間が設けられ、前記推動空間には前端が前記測定空間に位置する推動ブロックが設けられ、前記推動ブロックと前記推動空間の後壁とは推動ばねによって連結され、前記推動ブロックには下方に開口する位置制限溝が形成され、前記推動空間の下部には上方に開口する押出空間が設けられ、前記押出空間の下壁には第一電磁石が固定され、前記押出空間には上端が前記位置制限溝に位置する台形ブロックが設けられ、前記押出空間には前記台形ブロックを支持する押出ばねが設けられ、前記台形ブロックの下端には伝動縄が連結され、前記伝動縄はまた前記押出空間の下壁と、前記上昇空間の下壁とを貫通して前記上昇板と連結され、前記環状ブロックの右端には牽引縄が連結され、前記牽引縄はまた前記上昇空間の右壁と前記推動空間の左壁を貫通して前記推動ブロックと連結されている。

さらに、前記制限機構は、前記昇降空間の左部に位置し且つ前記昇降空間と連通する伝動空間を含み、前記伝動空間には推動棒が摺動可能に設けられ、前記推動棒と前記伝動空間の左壁とは二本の伝動ばねによって連結され、前記伝動空間にはストッパが設けられ、前記ストッパは右端が前記昇降空間に位置し且つ前記昇降板と前記移動板の間に位置しており、前記ストッパの左端は前記推動棒の上端によって貫通され、前記推動棒の左面には鎖が連結され、前記鎖はまた前記伝動空間の左壁と、前記昇降空間において前記伝動ベルトから遠い方の壁とを貫通して、前記移動板と連結され、前記昇降空間の右部には左方に開口する従動空間が設けられ、前記従動空間には昇降可能な従動ブロックが設けられ、前記従動空間において前記伝動ベルトに近い方の壁と、前記従動ブロックとは従動ばねによって連結され、前記従動ブロックにおいて前記伝動ベルトに近い方の面には縄が連結され、前記縄はまた前記従動空間の壁と、前記伝動空間の左壁を貫通して前記推動棒と連結され、前記伝動空間において前記測定空間から遠い方の壁には、前記ストッパを吸引できる第二電磁石が固定されている。

さらに、前記測定機構は、前記測定空間の左部に設けられた電源を含み、前記電源の下方には前記電源と通電可能に連結された測定器が設けられ、前記導電ブロックは電線と通電可能に連結され、上方の前記電線は前記従動溝の上壁と、上方の前記昇降空間の上下壁を貫通して前記電源と通電可能に連結され、下方の前記電線は前記従動溝の下壁と、下方の前記昇降空間の上下壁を貫通して前記測定器と通電可能に連結され、前記測定箱の右面には前記測定器の測定結果を表示できるスクリーンが固定されている。

さらに、前記伝動ばねは前記従動ばねにより弾力が強く、前記移動板と前記従動ブロックとの間の摩擦力は、前記従動ばねと前記伝動ばねとの弾力の和より強く、前記昇降ばねは前記連結ばねより弾力が強く、前記摩擦板と前記伝動ベルトとの間の摩擦力は、前記推動ばねの弾力より強く、前記押出ばねの弾力は前記上昇ばねの弾力より強い。

本願発明は以下のプラス効果を有する：本願発明は、機械伝動によって極板の導電性を直接測定でき、アームの挟持を避けられ、極板を傷めることを回避でき、また、挟持を省けたため、テスト効率も上がる。

下記に図１〜３を合わせて本願発明について詳しく説明し、便利に説明するために、本願に記載の各方向を以下のように規定する：図１における観察方向は正面視であり、本願に記載の各方向は、図１における観察方向に基づくものである。

図１は本願発明の構成略図図２は図１におけるＡ―Ａ部の拡大構成略図図３は図１におけるＢ部の拡大構成略図

図１〜３を参照し、本願に記載のバッテリのグラフェン極板に対する測定装置は、測定箱１０を含み、前記測定箱１０には測定空間２３が設けられ、前記測定空間２３の中で測定を行い、前記測定箱１０には連通空間６２が設けられ、前記連通空間６２は左右へ外部と連通し且つ前記測定空間２３の上壁によって貫通され、前記連通空間６２には左右へ外部に延在する伝動ベルト１４が設けられ、前記伝動ベルト１４には上下へ前記伝動ベルト１４を貫通する貫通空間１５が二つ設けられ、前記貫通空間１５の上方には前記伝動ベルト１４によって支持されるグラフェン極板１６が設けられ、前記測定箱１０には挟持機構５９が設けられ、前記挟持機構５９は測定待ちの前記グラフェン極板１６と接触でき、前記挟持機構５９は前記測定空間２３の上部と下部に位置する昇降空間３０を含み、前記昇降空間３０には上下摺動可能な昇降板３４と移動板３５が設けられ、前記昇降板３４と前記移動板３５とは連結ばね１８によって連結され、下方の前記昇降空間３０は昇降ばね３１によって下壁が前記昇降板３４と連結され、前記昇降空間３０において前記測定空間２３から遠い方の壁には固定棒６３が固定され、前記固定棒６３は前記昇降板３４を貫通して前記移動板３５と接触しており、前記移動板３５において前記測定空間２３に近い方の面には支持棒３８が二本固定され、前記支持棒３８は前記測定空間２３に延在しており、前記測定空間２３には二枚の挟持板２１が設けられ、二枚の前記挟持板２１はそれぞれ上下の支持棒３８と固定され、前記挟持板２１において前記伝動ベルト１４に近い方の壁には、従動溝３７が前記測定空間２３と連通になるように形成され、前記昇降板３４において前記伝動ベルト１４に近い方の面には昇降棒３６が固定され、前記昇降棒３６は前記昇降空間３０の壁と、前記従動溝３７の壁を貫通して前記従動溝３７に延在しており、前記従動溝３７において前記昇降棒３６には貼付け板２２が固定され、前記貼付け板２２において前記伝動ベルト１４に近い方の面には導電可能な導電ブロック５０が固定され、下方の前記昇降板３４の下端には連結縄３３が連結され、前記連結縄３３はまた下方の前記昇降空間３０の下壁と、上方の前記昇降空間３０の下壁とを貫通して上方の前記昇降板３４と連結され、上方の前記昇降空間３０の後壁には電動レール４５が設けられ、前記電動レール４５により上方の前記昇降板３４は昇降でき、前記昇降空間３０の左部には前記移動板３５を制限できる制限機構６０が設けられ、前記測定空間２３の左部には前記グラフェン極板１６を測定できる測定機構６１が設けられ、前記連通空間６２の上部には推動機構５８が設けられている。

有利なことに、前記推動機構５８は、前記連通空間６２の上部に位置し且つ下方へ前記連通空間６２と連通する上昇空間５５を含み、前記上昇空間５５には昇降可能な上昇板５３が設けられ、前記上昇板５３と前記上昇空間５５の上壁とは二本の上昇ばね５４によって連結され、前記上昇板５３には上下へ前記上昇板５３を貫通する摺動空間５７が設けられ、前記上昇空間５５には連結柱５２が設けられ、前記連結柱５２は下方へ前記摺動空間５７と前記上昇空間５５の下壁を貫通して前記連通空間６２に延在しており、前記連結柱５２の上端には位置制限板５６が固定され、前記上昇板５３の下方には前記連結柱５２の下端によって貫通される環状ブロック６４が設けられ、前記連結柱５２の下端には摩擦板５１が固定され、前記摩擦板５１は下方へ前記伝動ベルト１４の上面と接触しており、前記測定空間２３の後部には前方に開口する推動空間４１が設けられ、前記推動空間４１には前端が前記測定空間２３に位置する推動ブロック４４が設けられ、前記推動ブロック４４と前記推動空間４１の後壁とは推動ばね４３によって連結され、前記推動ブロック４４には下方に開口する位置制限溝４７が形成され、前記推動空間４１の下部には上方に開口する押出空間４０が設けられ、前記押出空間４０の下壁には第一電磁石４８が固定され、前記押出空間４０には上端が前記位置制限溝４７に位置する台形ブロック４６が設けられ、前記押出空間４０には前記台形ブロック４６を支持する押出ばね３９が設けられ、前記台形ブロック４６の下端には伝動縄４９が連結され、前記伝動縄４９はまた前記押出空間４０の下壁と、前記上昇空間５５の下壁とを貫通して前記上昇板５３と連結され、前記環状ブロック６４の右端には牽引縄４２が連結され、前記牽引縄４２はまた前記上昇空間５５の右壁と前記推動空間４１の左壁を貫通して前記推動ブロック４４と連結されている。

有利なことに、前記制限機構６０は、前記昇降空間３０の左部に位置し且つ前記昇降空間３０と連通する伝動空間２７を含み、前記伝動空間２７には推動棒２９が摺動可能に設けられ、前記推動棒２９と前記伝動空間２７の左壁とは二本の伝動ばね２５によって連結され、前記伝動空間２７にはストッパ２８が設けられ、前記ストッパ２８は右端が前記昇降空間３０に位置し且つ前記昇降板３４と前記移動板３５の間に位置しており、前記ストッパ２８の左端は前記推動棒２９の上端によって貫通され、前記推動棒２９の左面には鎖３２が連結され、前記鎖３２はまた前記伝動空間２７の左壁と、前記昇降空間３０において前記伝動ベルト１４から遠い方の壁とを貫通して、前記移動板３５と連結され、前記昇降空間３０の右部には左方に開口する従動空間１１が設けられ、前記従動空間１１には昇降可能な従動ブロック１２が設けられ、前記従動空間１１において前記伝動ベルト１４に近い方の壁と、前記従動ブロック１２とは従動ばね１３によって連結され、前記従動ブロック１２において前記伝動ベルト１４に近い方の面には縄２６が連結され、前記縄２６はまた前記従動空間１１の壁と、前記伝動空間２７の左壁を貫通して前記推動棒２９と連結され、前記伝動空間２７において前記測定空間２３から遠い方の壁には、前記ストッパ２８を吸引できる第二電磁石６６が固定されている。

有利なことに、前記測定機構６１は、前記測定空間２３の左部に設けられた電源１９を含み、前記電源１９の下方には前記電源１９と通電可能に連結された測定器２０が設けられ、前記導電ブロック５０は電線６５と通電可能に連結され、上方の前記電線６５は前記従動溝３７の上壁と、上方の前記昇降空間３０の上下壁を貫通して前記電源１９と通電可能に連結され、下方の前記電線６５は前記従動溝３７の下壁と、下方の前記昇降空間３０の上下壁を貫通して前記測定器２０と通電可能に連結され、前記測定箱１０の右面には前記測定器２０の測定結果を表示できるスクリーン１７が固定されている。

有利なことに、前記伝動ばね２５は前記従動ばね１３により弾力が強く、前記移動板３５と前記従動ブロック１２との間の摩擦力は、前記従動ばね１３と前記伝動ばね２５との弾力の和より強く、前記昇降ばね３１は前記連結ばね１８より弾力が強く、前記摩擦板５１と前記伝動ベルト１４との間の摩擦力は、前記推動ばね４３の弾力より強く、前記押出ばね３９の弾力は前記上昇ばね５４の弾力より強い。

はじめに、鎖３２は緩まり、従動ばね１３、昇降ばね３１、推動ばね４３は圧縮状態にあり、上昇ばね５４は引き伸ばされている。

伝動ベルト１４は作動し、グラフェン極板１６を測定空間２３に送ったら作動を止め、ここで電動レール４５は作動して上方の昇降板３４を降下させ、続いて上方のストッパ２８と移動板３５とは連動して降下し、支持棒３８と昇降棒３６を降下させ、上方の昇降板３４の降下により、連結縄３３は緩まり、昇降ばね３１を復位させて下方の昇降板３４を上昇させ、続いて下方のストッパ２８と移動板３５は連動して上昇し、昇降棒３６と支持棒３８を上昇させることで、二本の支持棒３８を互いに接近させ、やがて上下の挟持板２１はグラフェン極板１６の上下面と接触し、移動板３５は、昇降板３０において測定鎖２３に近い方の壁と接触するようになり、
移動板３５は移動する中で、従動ブロック１２と接触し、従動ブロック１２を伝動ベルト１４に接近するように移動させることで、従動ばね１３はさらに圧縮され、縄２６はさらに緩まり、移動板３５の移動により鎖３２は段々引き締められるため、移動板３５が、昇降空間３０において測定空間２３に近い方の壁と接触したら、鎖３２は完全に引き締まり、推動棒２９を左方へ移動させて伝動ばね２５を圧縮することで、ストッパ２８を左方へ昇降空間３０から離脱させ、ここでストッパ２８は制限を止め、昇降板３４は引き続き伝動ベルト１４に接近し且つ連結ばね１８を圧縮することで、昇降棒３６を引き続き移動させ、続いて貼付け板２２は連動して移動し、導電ブロック５０にグラフェン極板１６と密着させ、ストッパ２８が伝動空間２７に戻ったら、第二電磁石６６を作動させてストッパ２８を吸引し、ストッパ２８に伝動ベルト１４から離れるように移動させ、
電源１９は作動して給電し、電流は電線６５、導電ブロック５０、測定器２０を介して電線１９に戻り、測定器２０は測定を行ったら結果をスクリーン１７に表示し、測定を終わりとし、
電動レール４５は作動して上方の昇降板３４を上昇させ、連結縄３３の伝動により下方の昇降板３４は連動して降下し、昇降ばね３１を圧縮することで、昇降棒３６にグラフェン極板１６から離脱させ、次に導電ブロック５０もグラフェン極板１６から離脱し、連結ばね１８が復位したら、昇降棒３４の移動により、移動板３５は連動して伝動ベルト１４から離れるように移動し、支持棒３８と挟持板２１にグラフェン極板１６から離脱させて復位させ、移動板３５が伝動ベルト１４から離脱する時に、鎖３２は緩まり、移動板３５はまた従動ブロック１２を連動させて移動させることで、縄２６を引き締め、鎖３２の緩まりにより伝動ばね２５が復位し推動棒２９を右方へ移動させ、縄２６の引き締まりにより推動棒２９は動けなくなり、ストッパ２８を伝動空間２７に留め、移動板３５が固定棒６３と接触したら、移動板３５はこれ以上伝動ベルト１４から離れなくなり、ここで移動板３５は従動ブロック１２と分離し、伝動ばね２５を復位させることで、推動棒２９を右方へ移動させ、従ってストッパ２８は右方へ移動して復位し、
測定に不合格した場合、第一電磁石４８は作動して台形ブロック４６を吸引し、台形ブロック４６は降下して位置制限溝４７から離脱し、伝動縄４９を緩めることで、上昇ばね５４を復位させて上昇板５３を上昇させ、続いて位置制限板５６と連結柱５２とは連動して上昇し、摩擦板５１の下面と伝動ベルト１４とを離脱させることで、推動ばね４３を復位させて推動ブロック４４を前進させ、従ってグラフェン極板１６は前進して伝動ベルト１４の上方から離れ、分離を終わりとし、
次のグラフェン極板１６を測定する時に、第一電磁石４８は作動しなくなり、押出ばね３９を復位させて台形ブロック４６を上昇させることで、伝動縄４９を引き締め、上昇板５３は連動して降下し、上昇ばね５４を引き伸ばすことで、連結柱５２と摩擦板５１を降下させ、摩擦板５１の下端と伝動ベルト１４の下面とを接触させ、このように摩擦板５１は伝動ベルト１４につれ左方へ移動し、環状ブロック６４を左方へ移動させて牽引縄４２を引き締めることで、推動ブロック４４を左方へ移動させ、台形ブロック４６が位置制限溝４７の下方に位置したら、台形ブロック４６は位置制限溝４７に入って推動ブロック４４を制限する。

以上の方式により、当該分野の技術者は本願発明の範囲内で作業状況に応じて様々な改変を加えることができる。

Claims

測定箱を含み、前記測定箱には測定空間が設けられ、前記測定空間の中で測定を行い、前記測定箱には連通空間が設けられ、前記連通空間は左右へ外部と連通し且つ前記測定空間の上壁によって貫通され、前記連通空間には左右へ外部に延在する伝動ベルトが設けられ、前記伝動ベルトには上下へ前記伝動ベルトを貫通する貫通空間が二つ設けられ、前記貫通空間の上方には前記伝動ベルトによって支持されるグラフェン極板が設けられ、前記測定箱には挟持機構が設けられ、前記挟持機構は測定待ちの前記グラフェン極板と接触でき、前記挟持機構は前記測定空間の上部と下部に位置する昇降空間を含み、前記昇降空間には上下摺動可能な昇降板と移動板が設けられ、前記昇降板と前記移動板とは連結ばねによって連結され、下方の前記昇降空間は昇降ばねによって下壁が前記昇降板と連結され、前記昇降空間において前記測定空間から遠い方の壁には固定棒が固定され、前記固定棒は前記昇降板を貫通して前記移動板と接触しており、前記移動板において前記測定空間に近い方の面には支持棒が二本固定され、前記支持棒は前記測定空間に延在しており、前記測定空間には二枚の挟持板が設けられ、二枚の前記挟持板はそれぞれ上下の支持棒と固定され、前記挟持板において前記伝動ベルトに近い方の壁には、従動溝が前記測定空間と連通になるように形成され、前記昇降板において前記伝動ベルトに近い方の面には昇降棒が固定され、前記昇降棒は前記昇降空間の壁と、前記従動溝の壁を貫通して前記従動溝に延在しており、前記従動溝において前記昇降棒には貼付け板が固定され、前記貼付け板において前記伝動ベルトに近い方の面には導電可能な導電ブロックが固定され、下方の前記昇降板の下端には連結縄が連結され、前記連結縄はまた下方の前記昇降空間の下壁と、上方の前記昇降空間の下壁とを貫通して上方の前記昇降板と連結され、上方の前記昇降空間の後壁には電動レールが設けられ、前記電動レールにより上方の前記昇降板は昇降でき、前記昇降空間の左部には前記移動板を制限できる制限機構が設けられ、前記測定空間の左部には前記グラフェン極板を測定できる測定機構が設けられ、前記連通空間の上部には推動機構が設けられていることを特徴とするバッテリのグラフェン極板に対する測定装置。
前記推動機構は、前記連通空間の上部に位置し且つ下方へ前記連通空間と連通する上昇空間を含み、前記上昇空間には昇降可能な上昇板が設けられ、前記上昇板と前記上昇空間の上壁とは二本の上昇ばねによって連結され、前記上昇板には上下へ前記上昇板を貫通する摺動空間が設けられ、前記上昇空間には連結柱が設けられ、前記連結柱は下方へ前記摺動空間と前記上昇空間の下壁を貫通して前記連通空間に延在しており、前記連結柱の上端には位置制限板が固定され、前記上昇板の下方には前記連結柱の下端によって貫通される環状ブロックが設けられ、前記連結柱の下端には摩擦板が固定され、前記摩擦板は下方へ前記伝動ベルトの上面と接触しており、前記測定空間の後部には前方に開口する推動空間が設けられ、前記推動空間には前端が前記測定空間に位置する推動ブロックが設けられ、前記推動ブロックと前記推動空間の後壁とは推動ばねによって連結され、前記推動ブロックには下方に開口する位置制限溝が形成され、前記推動空間の下部には上方に開口する押出空間が設けられ、前記押出空間の下壁には第一電磁石が固定され、前記押出空間には上端が前記位置制限溝に位置する台形ブロックが設けられ、前記押出空間には前記台形ブロックを支持する押出ばねが設けられ、前記台形ブロックの下端には伝動縄が連結され、前記伝動縄はまた前記押出空間の下壁と、前記上昇空間の下壁とを貫通して前記上昇板と連結され、前記環状ブロックの右端には牽引縄が連結され、前記牽引縄はまた前記上昇空間の右壁と前記推動空間の左壁を貫通して前記推動ブロックと連結されていることを特徴とする請求項１に記載のバッテリのグラフェン極板に対する測定装置。
前記制限機構は、前記昇降空間の左部に位置し且つ前記昇降空間と連通する伝動空間を含み、前記伝動空間には推動棒が摺動可能に設けられ、前記推動棒と前記伝動空間の左壁とは二本の伝動ばねによって連結され、前記伝動空間にはストッパが設けられ、前記ストッパは右端が前記昇降空間に位置し且つ前記昇降板と前記移動板の間に位置しており、前記ストッパの左端は前記推動棒の上端によって貫通され、前記推動棒の左面には鎖が連結され、前記鎖はまた前記伝動空間の左壁と、前記昇降空間において前記伝動ベルトから遠い方の壁とを貫通して、前記移動板と連結され、前記昇降空間の右部には左方に開口する従動空間が設けられ、前記従動空間には昇降可能な従動ブロックが設けられ、前記従動空間において前記伝動ベルトに近い方の壁と、前記従動ブロックとは従動ばねによって連結され、前記従動ブロックにおいて前記伝動ベルトに近い方の面には縄が連結され、前記縄はまた前記従動空間の壁と、前記伝動空間の左壁を貫通して前記推動棒と連結され、前記伝動空間において前記測定空間から遠い方の壁には、前記ストッパを吸引できる第二電磁石が固定されていることを特徴とする請求項２に記載のバッテリのグラフェン極板に対する測定装置。
前記測定機構は、前記測定空間の左部に設けられた電源を含み、前記電源の下方には前記電源と通電可能に連結された測定器が設けられ、前記導電ブロックは電線と通電可能に連結され、上方の前記電線は前記従動溝の上壁と、上方の前記昇降空間の上下壁を貫通して前記電源と通電可能に連結され、下方の前記電線は前記従動溝の下壁と、下方の前記昇降空間の上下壁を貫通して前記測定器と通電可能に連結され、前記測定箱の右面には前記測定器の測定結果を表示できるスクリーンが固定されていることを特徴とする請求項１に記載のバッテリのグラフェン極板に対する測定装置。
前記伝動ばねは前記従動ばねにより弾力が強く、前記移動板と前記従動ブロックとの間の摩擦力は、前記従動ばねと前記伝動ばねとの弾力の和より強く、前記昇降ばねは前記連結ばねより弾力が強く、前記摩擦板と前記伝動ベルトとの間の摩擦力は、前記推動ばねの弾力より強く、前記押出ばねの弾力は前記上昇ばねの弾力より強いことを特徴とする請求項３に記載のバッテリのグラフェン極板に対する測定装置。