JP2021148707A - 磁場検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シールドルームを用いることなく微弱な磁場を検出可能な磁場検出装置において、部品点数を削減するとともに、回路構成を簡素化する。【解決手段】磁場検出装置1は、感度軸方向が互いに一致する磁気センサS1,S2と、キャンセルコイルC2と、磁気センサS1の出力信号に応じてキャンセルコイルC2にキャンセル電流を流すことにより、磁気センサS1が配置された第1の位置を含むキャンセル空間の環境磁場を打ち消すフィードバック回路31とを備える。磁気センサS2は、キャンセル空間内であって第1の位置から離れた第2の位置に配置されている。このように、磁気センサS1,S2に対して共通のキャンセルコイルC2を用いていることから、部品点数を削減することができるとともに、回路構成を簡素化することが可能となる。【選択図】図5

Description

本発明は磁場検出装置に関し、特に、シールドルームを用いることなく微弱な磁場を検出可能な磁場検出装置に関する。
シールドルームを用いることなく微弱な磁場を検出可能な磁場検出装置としては、特許文献1に記載された磁場検出装置が知られている。特許文献1の図1に記載された磁場検出装置は、参照用の磁気センサを用いて環境磁場を検出し、これに基づいてキャンセルコイルにキャンセル電流を流すことにより、測定用の磁気センサに加わる環境磁場をキャンセルしている。また、特許文献1の図7に記載された磁場検出装置は、複数の磁気センサからの出力信号を加算することによって環境磁場成分を抽出し、複数の磁気センサにそれぞれ設けられたキャンセルコイルにキャンセル電流を流すことによって、複数の磁気センサに加わる環境磁場をキャンセルしている。
特開2017−133993号公報
しかしながら、特許文献1の図1に記載された磁場検出装置は、測定用の磁気センサと参照用の磁気センサにそれぞれ別個のキャンセルコイルが割り当てられており、特許文献1の図7に記載された磁場検出装置は、複数の磁気センサのそれぞれにキャンセルコイルが割り当てられていることから、部品点数が多いという問題があった。また、特許文献1の図7に記載された磁場検出装置は、複数の磁気センサからの出力信号を加算する必要があることから、回路構成が複雑になるという問題もあった。
したがって、本発明は、シールドルームを用いることなく微弱な磁場を検出可能な磁場検出装置において、部品点数を削減するとともに、回路構成を簡素化することを目的とする。
本発明による磁場検出装置は、感度軸方向が互いに一致する第1及び第2の磁気センサと、キャンセルコイルと、第1の磁気センサの出力信号に応じてキャンセルコイルにキャンセル電流を流すことにより、第1の磁気センサが配置された第1の位置を含むキャンセル空間の環境磁場を打ち消すフィードバック回路とを備え、第2の磁気センサは、キャンセル空間内であって第1の位置から離れた第2の位置に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、第1及び第2の磁気センサに対して共通のキャンセルコイルを用いていることから、部品点数を削減することができるとともに、回路構成を簡素化することが可能となる。
本発明において、第1及び第2の磁気センサは、いずれもキャンセルコイルの軸方向から見てキャンセルコイルの内径領域と重なる位置に配置されていても構わない。これによれば、装置全体のサイズを小型化することが可能となる。この場合、第2の磁気センサの少なくとも一部は、キャンセルコイルの軸方向に対して垂直な方向から見て、キャンセルコイルの内径領域から突出していても構わない。これによれば、キャンセルコイルと測定対象物の干渉が避けられることから、測定対象物と第2の磁気センサの距離を近づけることが可能となる。
本発明による磁場検出装置は、第1の支持体と、第1及び第2の磁気センサとキャンセルコイルが固定され、第1の支持体に対する位置関係が可変である第2の支持体とをさらに備えていても構わない。これによれば、第2の磁気センサを測定対象物に近づけやすくなる。
本発明による磁場検出装置は、キャンセルコイルに並列接続され、抵抗値がキャンセルコイルの等価直列抵抗よりも大きい抵抗をさらに備えていても構わない。これによれば、第1の磁気センサ、フィードバック回路及びキャンセルコイルからなるフィードバックループの発振を防止することが可能となる。
本発明によれば、シールドルームを用いることなく微弱な磁場を検出可能であり、且つ、部品点数が少なく回路構成がシンプルな磁場検出装置を提供することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態による磁場検出装置1を測定面側から見た略斜視図である。 図2は、磁場検出装置1を裏面側から見た略斜視図である。 図3は、磁場検出装置1の略側面図である。 図4は、磁気センサS1,S2の内部構造の一例を示す模式図である。 図5は、磁場検出装置1の回路構成を示すブロック図である。 図6は、センサチップ22の略平面図である。 図7は、図6に示すA−A線に沿った略断面図である。 図8は、磁気センサS1、フィードバック回路31及びキャンセルコイルC2を含むフィードバックループの回路図である。 図9は、磁気センサS2及び検出回路32の回路図である。 図10は、磁気センサS1,S2が設けられる位置を説明するための模式図である。 図11は、本発明の第2の実施形態による磁場検出装置2の外観を示す略斜視図である。 図12は、本発明の第3の実施形態による磁場検出装置3の外観を示す略斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明の第1の実施形態による磁場検出装置1の外観を示す図であり、図1は測定面側から見た略斜視図、図2は裏面側から見た略斜視図、図3は略側面図である。
図1〜図3に示すように、本実施形態による磁場検出装置1は、z方向を軸方向とするキャンセルコイルC2と、z方向から見てキャンセルコイルC2の内径領域と重なる位置に配置された磁気センサS1,S2を備えている。磁気センサS1,S2は、それぞれセンサ支持部材11,12を介して支持体13に固定されている。また、キャンセルコイルC2は、支持体13に固定されたコイルスタンド14に保持されている。支持体13は、ヒンジ部15を介して支持体16に連結されている。これにより、支持体16に対する支持体13の角度が可変とされている。支持体13と支持体16の角度は固定部材17によって固定される。
磁気センサS1は地磁気などの環境磁場成分を検出するためのセンサであり、磁気センサS2は測定対象物から発せられる信号磁場成分を検出するためのセンサである。磁気センサS1,S2は感度軸方向がいずれもz方向であり、その大部分はキャンセルコイルC2の内径領域に位置している。本実施形態においては、x方向から見て磁気センサS1,S2のセンサヘッドがキャンセルコイルC2の内径領域から突出している。これは、磁気センサS2のセンサヘッドを測定対象物により近づけるためである。つまり、磁気センサS2のセンサヘッドがキャンセルコイルC2の内径領域に配置されていると、測定対象物とキャンセルコイルC2が干渉するため、測定対象物と磁気センサS2のセンサヘッドの距離が大きくなるからである。
図4は、磁気センサS1,S2の内部構造の一例を示す模式図である。
図4に示す例では、磁気センサS1,S2が互いに同じ構造を有しており、いずれもセンサ収容体20と、センサ収容体20に収容された基板21と、基板21に搭載されたセンサチップ22及び集磁体23を備えている。集磁体23はz方向に延在する棒状体であり、フェライトなどの高透磁率材料からなる。集磁体23のz方向における一端はセンサヘッドHを構成し、集磁体23のz方向における他端にセンサチップ22が配置される。これにより、センサヘッドHの近傍に位置する測定対象物から発せられるz方向の信号磁場成分が集磁体23によって集磁され、センサチップ22に印加される。
図5は、本実施形態による磁場検出装置1の回路構成を示すブロック図である。
図5に示すように、本実施形態による磁場検出装置1は、磁気センサS1に接続されたフィードバック回路31と、磁気センサS2に接続された検出回路32を備えている。フィードバック回路31は、環境磁場成分を打ち消すためのフィードバック電流F1を生成する回路であり、フィードバック回路31によって生成されたフィードバック電流F1は、キャンセルコイルC2に供給される。これにより、磁気センサS1、フィードバック回路31及びキャンセルコイルC2は、環境磁場成分を打ち消すフィードバックループを構成する。一方、検出回路32は、磁気センサS2からの出力信号に応じて、測定対象物から発せられる信号磁場成分を示す検出信号Voutを生成する。
図6はセンサチップ22の略平面図であり、図7は図6に示すA−A線に沿った略断面図である。
図6及び図7に示すように、センサチップ22の素子形成面には、4つの磁気抵抗効果素子M1〜M4と、キャンセルコイルC1が集積されている。キャンセルコイルC1は絶縁膜24で覆われ、絶縁膜24上に磁気抵抗効果素子M1〜M4が形成されている。磁気抵抗効果素子M1〜M4は、絶縁膜25で覆われる。そして、集磁体23はz方向から見て、磁気抵抗効果素子M1,M2と磁気抵抗効果素子M3,M4の間に配置される。これにより、集磁体23によって集磁されたz方向の磁界は、センサチップ22の素子形成面上で+x方向及び−x方向に分配される。その結果、磁気抵抗効果素子M1,M2と磁気抵抗効果素子M3,M4には、互いに逆方向の磁界成分が印加される。ここで、磁気抵抗効果素子M1〜M4の固定磁化方向はいずれも+x方向又は−x方向に揃えられている。
また、キャンセルコイルC1は、磁気抵抗効果素子M1〜M4と重なるように配置されており、キャンセルコイルC1にキャンセル電流を流すと、磁気抵抗効果素子M1,M2と磁気抵抗効果素子M3,M4には、互いに逆方向のキャンセル磁界が印加される。
図8は、磁気センサS1、フィードバック回路31及びキャンセルコイルC2を含むフィードバックループの回路図である。
図8に示すように、磁気センサS1に含まれる磁気抵抗効果素子M1〜M4はブリッジ接続され、これにより生成される差動信号がフィードバック回路31に含まれる差動アンプ31aに供給される。差動アンプ31aは、差動信号に基づいてフィードバック電流F1を生成する。フィードバック電流F1は、直列接続されたキャンセルコイルC1,C2に流れる。これにより、キャンセルコイルC1,C2は、磁気センサS1の出力信号である差動信号成分がゼロとなるよう、キャンセル磁界を発生させる。
また、本実施形態においては、キャンセルコイルC2に抵抗R1が並列接続されている。抵抗R1の抵抗値は、キャンセルコイルC2の等価直列抵抗(ESR)よりも大きく、好ましくはESRの10倍以上、より好ましくはESRの100倍以上に設定される。これにより、フィードバック電流F1のうち、地磁気などに起因する低周波成分についてはキャンセルコイルC2を流れる一方、発振の原因となる高周波成分については抵抗R1をバイパスする。その結果、フィードバックループの発振を防止しつつ、地磁気などの環境磁場成分を正しくキャンセルすることが可能となる。
図9は、磁気センサS2及び検出回路32の回路図である。
図9に示すように、磁気センサS2に含まれる磁気抵抗効果素子M1〜M4はブリッジ接続され、これにより生成される差動信号が検出回路32に含まれる差動アンプ32aに供給される。差動アンプ32aは、差動信号に基づいてフィードバック電流F2を生成する。フィードバック電流F2は、キャンセルコイルC1に流れる。これにより、キャンセルコイルC1は、磁気センサS2の出力信号である差動信号成分がゼロとなるよう、キャンセル磁界を発生させる。
さらに、検出回路32には、フィードバック電流F2を電流電圧変換する抵抗R2と、抵抗R2の両端間電圧を測定する電圧測定回路33が設けられている。これにより、フィードバック電流F2が流れると、その電流量に比例した検出信号Voutが生成される。
図10は、磁気センサS1,S2が設けられる位置を説明するための模式図である。
図10に示すように、キャンセルコイルC2の軸方向から見て、磁気センサS1は、キャンセルコイルC2の内径領域の中心からオフセットした位置に配置されている。上述の通り、キャンセルコイルC2は、磁気センサS1に印加される環境磁場成分がゼロとなるよう、キャンセル磁界を発生させる。しかしながら、環境磁場成分がゼロとなるのは磁気センサS1が配置された位置だけではなく、キャンセルコイルC2と同心円状に分布するキャンセル空間40においても環境磁場成分がゼロとなる。これは、キャンセル磁界の強度分布が同心円状であるため、環境磁場成分が一様であれば、磁気センサS1と径方向位置が同じ領域においては環境磁場成分が完全に打ち消されるからである。
そして、本実施形態においては、このキャンセル空間40内に磁気センサS2が配置される。これにより、磁気センサS2に印加される環境磁場成分もゼロとなることから、磁気センサS2には測定対象物から発せられる信号磁場成分のみが印加されることになる。このため、シールドルームを用いることなく、微弱な磁場を検出することが可能となる。しかも、2つの磁気センサS1,S2に対して共通のキャンセルコイルC2を割り当てていることから、部品点数を削減することができるとともに、回路構成を簡素化することが可能となる。
磁気センサS2を配置する位置は、キャンセル空間40内であればどこに配置しても構わない。例えば、図10に示す位置41に磁気センサS2を配置しても構わない。しかしながら、測定対象物から発せられる信号磁場成分が磁気センサS1に印加されると、信号磁場成分の一部又は全部がキャンセルされてしまうため、磁気センサS1と磁気センサS2の距離はできるだけ離れていることが好ましい。このため、キャンセル空間40内であって、磁気センサS1からの直線距離が最も遠い位置に磁気センサS2を配置することが好ましい。そして、微弱な磁場を発生する測定対象物を磁気センサS2のセンサヘッドに近接させた状態で測定を行えば、測定対象物から発せられる信号磁場成分をリアルタイムに検出することが可能となる。
また、測定対象物から発せられる信号磁場成分が非常に微弱であれば、測定対象物を磁気センサS2のセンサヘッドに近接させることにより、磁気センサS1は信号磁場成分の影響をほとんど受けなくなる。しかも、測定対象物を磁気センサS2のセンサヘッドに近接させると、磁気センサS1に印加される信号磁場成分の向きと磁気センサS2に印加される信号磁場成分の向きに差が生じる。そして、本実施形態においては、磁気センサS1,S2の感度軸方向が互いに同じであることから、磁気センサS1に含まれる磁気抵抗効果素子M1〜M4には信号磁場成分はほとんど印加されなくなる。
このように、本実施形態による磁場検出装置1を用いれば、簡単な構成によって微弱な磁場を高感度に検出することが可能となる。
図11は、本発明の第2の実施形態による磁場検出装置2の外観を示す略斜視図である。
図11に示す例では、キャンセルコイルC2とコイルスタンド14が2セット設けられる点において、第1の実施形態による磁場検出装置1と相違している。2つのキャンセルコイルC2は直列に接続されている。また、2つのキャンセルコイルC2は同軸に配置されており、これらキャンセルコイルC2の内径領域に磁気センサS1,S2が配置されている。このように、キャンセルすべき環境磁場成分の強さに応じて、複数のキャンセルコイルC2を用いても構わない。
図12は、本発明の第3の実施形態による磁場検出装置3の外観を示す略斜視図である。
図12に示す例では、磁気センサS2の向きがz軸方向に180°反転しているとともに、キャンセルコイルC2の中心からみた磁気センサS2の径方向位置が磁気センサS1と相違している点において、第1の実施形態による磁場検出装置1と相違している。本実施形態による磁場検出装置3が例示するように、感度軸方向が互いに同じである限り、磁気センサS1と磁気センサS2の向きが異なっていても構わないし、磁気センサS2の位置がキャンセル空間40内である限り、磁気センサS1,S2の径方向位置が異なっていても構わない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上述した各実施形態では、磁気センサS1,S2をキャンセルコイルC2の内径領域に配置しているが、磁気センサS2をキャンセル空間40に配置する限り、磁気センサS1,S2をキャンセルコイルC2の外側領域に配置しても構わない。
1〜3 磁場検出装置
11,12 センサ支持部材
13,16 支持体
14 コイルスタンド
15 ヒンジ部
17 固定部材
20 センサ収容体
21 基板
22 センサチップ
23 集磁体
24,25 絶縁膜
31 フィードバック回路
31a 差動アンプ
32 検出回路
32a 差動アンプ
33 電圧測定回路
40 キャンセル空間
41 位置
C1,C2 キャンセルコイル
F1,F2 フィードバック電流
H センサヘッド
R1,R2 抵抗
M1〜M4 磁気抵抗効果素子
S1,S2 磁気センサ

Claims (5)

  1. 感度軸方向が互いに一致する第1及び第2の磁気センサと、
    キャンセルコイルと、
    前記第1の磁気センサの出力信号に応じて前記キャンセルコイルにキャンセル電流を流すことにより、前記第1の磁気センサが配置された第1の位置を含むキャンセル空間の環境磁場を打ち消すフィードバック回路と、を備え、
    前記第2の磁気センサは、前記キャンセル空間内であって前記第1の位置から離れた第2の位置に配置されていることを特徴とする磁場検出装置。
  2. 前記第1及び第2の磁気センサは、いずれも前記キャンセルコイルの軸方向から見て前記キャンセルコイルの内径領域と重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の磁場検出装置。
  3. 前記第2の磁気センサの少なくとも一部は、前記キャンセルコイルの前記軸方向に対して垂直な方向から見て、前記キャンセルコイルの前記内径領域から突出していることを特徴とする請求項2に記載の磁場検出装置。
  4. 第1の支持体と、
    前記第1及び第2の磁気センサと前記キャンセルコイルが固定され、前記第1の支持体に対する位置関係が可変である第2の支持体と、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の磁場検出装置。
  5. 前記キャンセルコイルに並列接続され、抵抗値が前記キャンセルコイルの等価直列抵抗よりも大きい抵抗をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の磁場検出装置。
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