JP2021148284A - 回転数制御油圧ユニット - Google Patents

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将男 岸
達博 寺田
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達博 寺田
央憲 本多
Hisanori Honda
央憲 本多
邦人 兵藤
Kunito Hyodo
邦人 兵藤
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Abstract

【課題】可変容量型油圧ポンプの吐出圧力が零からカットオフ開始圧力までの間において、吐出圧力に影響されることなくモータの回転数を制御し、アクチュエータを所望の速度で作動し得る回転数制御油圧ユニットを提供する。【解決手段】コントローラ10には各油圧シリンダ8A、8B、8Cに対応する複数の入力信号8A1、8B1、8C1を入力可能とする。コントローラ10は入力する入力信号8A1または8B1または8C1に応じて回転数が異なる回転数制御信号Sを出力する。斜板式可変容量型ピストンポンプ1の吐出圧力が零からカットオフ開始圧力までの間において回転数制御信号Sに応じて吐出量を変更可能とする。【選択図】図1

Description

本発明は、可変容量型油圧ポンプを可変速のモータで回転駆動し、モータの回転数制御によって可変容量型油圧ポンプより吐出する作動油の流量及び圧力を制御する回転数制御油圧ユニットに関する。
この種の回転数制御油圧ユニットは、吐出圧力に基づく油圧制御によって吐出量可変要素としての斜板の位置を機械的に制御する圧力調整機構を有する可変容量型油圧ポンプと、この可変容量型油圧ポンプを回転駆動する可変速のモータと、可変容量型油圧ポンプの吐出圧力を検出する圧力センサーと、圧力センサーが検出した圧力に対応して予め設定した回転数にモータを制御するコントローラとを備え、可変容量型油圧ポンプのカットオフ開始圧力からフルカット圧力までの間において、吐出量を吐出圧力に応じて機械的に可変調整して可変容量型油圧ポンプの押しのけ量を減少し、モータの必要トルクを低減して、アクチュエータを作動している。
特開2003−172302号公報
ところが、かかる従来の回転数制御油圧ユニットでは、圧力センサーで検出した圧力に対応して電動機の回転数が変動するため、検出した圧力が高いと電動機の回転数が低下して可変容量型油圧ポンプから吐出する吐出量が減少して、アクチュエータを所望の速度で作動できないという問題点があった。
本発明の課題は、可変容量型油圧ポンプの吐出圧力が零からカットオフ開始圧力までの間において、吐出圧力に影響されることなくモータの回転数を制御し、アクチュエータを所望の速度で作動し得る回転数制御油圧ユニットを提供するものである。
かかる課題を達成すべく、本発明は次の手段をとった。即ち、
吐出圧力に基づく油圧制御によって吐出量可変要素の位置を機械的に制御する圧力調整機構を有する可変容量型油圧ポンプと、この可変容量型油圧ポンプを回転駆動する可変速のモータと、モータの回転数を制御する回転数制御信号をモータに出力するコントローラと、可変容量型油圧ポンプから吐出する作動油で作動する複数のアクチュエータとを備え、コントローラには各アクチュエータに対応する複数の入力信号を入力可能とし、コントローラは入力する入力信号に応じて回転数が異なる回転数制御信号を出力し、可変容量型油圧ポンプの吐出圧力が零からカットオフ開始圧力までの間において回転数制御信号に応じて吐出量を変更可能としたことを特徴とする回転数制御油圧ユニットがそれである。
この場合、前記コントローラは、前記可変容量型油圧ポンプの吐出量が最小となるフルカット圧力で、前記モータの回転数を最低とする最低回転数制御信号を出力してもよい。また、前記可変容量型油圧ポンプと前記複数のアクチュエータとの間には、各アクチュエータに供給する作動油の流れ方向を切換制御する方向制御弁をそれぞれ設け、前記コントローラに入力する前記複数の入力信号は、各方向制御弁を切換制御する切換制御信号に応じたものでもよい。
以上詳述したように、請求項1に記載の発明は、コントローラには各アクチュエータに対応する複数の入力信号を入力可能とし、コントローラは入力する入力信号に応じて回転数が異なる回転数制御信号を出力し、可変容量型油圧ポンプの吐出圧力が零からカットオフ開始圧力までの間において回転数制御信号に応じて吐出量を変更可能とする。このため、コントローラに入力する入力信号は吐出圧力を因子としないから、コントローラからモータに出力する回転数制御信号は吐出圧力の影響を受けることなくでき、可変容量型油圧ポンプの吐出圧力が零からカットオフ開始圧力までの間において、吐出圧力に影響されることなくモータの回転数を制御でき、アクチュエータを所望の速度で作動することができる。
また、請求項2に記載の発明は、コントローラは、可変容量型油圧ポンプの吐出量が最小となるフルカット圧力で、モータの回転数を最低とする最低回転数制御信号を出力する。このため、フルカット圧力で、モータの回転数を最低にできるから、モータの回転数がカットオフ開始圧力とフルカット圧力とで同一である従来装置に比し、モータの消費電力を低減できて省エネ化を図ることができる。
また、請求項3に記載の発明は、可変容量型油圧ポンプと複数のアクチュエータとの間には、各アクチュエータに供給する作動油の流れ方向を切換制御する方向制御弁をそれぞれ設け、コントローラに入力する複数の入力信号は、各方向制御弁を切換制御する切換制御信号に応じたものである。このため、コントローラには切換制御信号に応じた入力信号が入力されるから、切換制御信号で切換制御する方向制御弁に対応するアクチュエータを所望の速度で確実に作動することができる。
本発明の一実施形態を示した回転数制御油圧ユニットの回路図である。 一実施形態の吐出量と吐出圧力とのポンプ特性を示すグラフ図である。 一実施形態の回転数と吐出圧力との関係を示すグラフ図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。
図1において、1は可変容量型油圧ポンプとしての斜板式可変容量型ピストンポンプで、吐出量可変要素としての斜板2を傾転自在に有し、斜板2の傾転角を減少する圧力調整機構3を備え、斜板2の傾転角の減少により押しのけ量が減少して吐出量を減少する。斜板式可変容量型ピストンポンプ1の圧力調整機構3は、斜板式可変容量型ピストンポンプ1の吐出圧力が、図2にP1で示すカットオフ開始圧力に達すると斜板2の傾転角を減少するよう作動して吐出量を最大吐出量Q1から減少し、以後、吐出圧力の上昇に応じて斜板2の傾転角がさらに減少して吐出量をさらに減少し、図2にP2で示すフルカット圧力に達すると斜板2の傾転角を最小にして吐出量を最小吐出量Q4の略零にする。圧力調整機構3には、フルカット圧力P2をばね力に基づき設定するばね4を有し、ばね4のばね力を調整ねじ4Aで調整自在にしてフルカット圧力P2を変更自在に設けている。なお、カットオフ開始圧力P1はフルカット圧力P2より若干低い圧力となる。
5は吸入流路で、斜板式可変容量型ピストンポンプ1とタンクTとの間を接続し、タンクTから斜板式可変容量型ピストンポンプ1に吸入する作動油を流通する。6は吐出流路で、斜板式可変容量型ピストンポンプ1の吐出側に接続し、斜板式可変容量型ピストンポンプ1から吐出する作動油を流通する。吐出流路6には3個の方向制御弁としての電磁切換弁7A、7B、7Cを分岐接続している。各電磁切換弁7A、7B、7Cは、3位置4ポートで、中立位置Xと第1切換位置Yと第2切換位置Zとを有する。8A、8B、8Cは3個のアクチュエータとしての油圧シリンダで、各電磁切換弁7A、7B、7Cとそれぞれ2個の負荷流路A、Bで接続している。各電磁切換弁7A、7B、7Cの中立位置Xでは、吐出流路6と負荷流路A、BとタンクTに接続する排出流路Rとの間を遮断する。第1切換位置Yでは、吐出流路6と負荷流路Aとの間を切換連通して、負荷流路Bと排出流路Rとの間を切換連通する。第2切換位置Zでは、吐出流路6と負荷流路Bとの間を切換連通して、負荷流路Aと排出流路Rとの間を切換連通する。各電磁切換弁7A、7B、7Cは切換制御信号により中立位置Xと第1切換位置Yと第2切換位置Zとに切換制御する。
9は斜板式可変容量型ピストンポンプ1を回転駆動する可変速のモータで、三相誘導電動機から成る。10はインバータから成るコントローラで、三相誘導電動機9の回転数を制御する回転数制御信号Sを三相誘導電動機9に出力する。コントローラ10には各電磁切換弁7A、7B、7Cを切換制御する切換制御信号に対応する複数の入力信号8A1、8B1、8C1を入力可能とする。コントローラ10は入力する入力信号8A1または8B1または8C1に応じて回転数N1またはN2またはN3(図3に図示)が異なる回転数制御信号Sを出力する。コントローラ10は、斜板式可変容量型ピストンポンプ1の吐出量が略零の最小吐出量Q4(図2に図示)となるフルカット圧力P2で、三相誘導電動機9を最低の回転数N4(図3に図示)にする最低回転数制御信号を出力する。なお、最低回転数制御信号は、作動する油圧シリンダ8Aまたは8Bまたは8Cが作動端で停止することに対応して出力する。
次に、かかる構成の作動を説明する。
図1の状態は、斜板式可変容量型ピストンポンプ1は停止し、電磁切換弁7A、7B、7Cは中立位置Xに位置し、各流路6、A、B、R間を遮断し、各油圧シリンダ8A、8B、8Cは左端で停止している。
この状態で、電磁切換弁7Aを第1切換位置Yに切換える切換制御信号を出力すると、この切換制御信号に対応した入力信号8A1をコントローラ10に入力し、コントローラ10は回転数N1(図3に図示)の回転数制御信号Sを三相誘導電動機9に出力する。三相誘導電動機9は回転数N1(図3に図示)で斜板式可変容量型ピストンポンプ1を回転駆動し、斜板式可変容量型ピストンポンプ1は斜板2の傾転角が最大の状態で、作動油を吐出量Q1(図2に図示)で吐出流路6に吐出する。吐出流路6に吐出した作動油は電磁切換弁7Aより負荷流路Aを流れて油圧シリンダ8Aに供給し、油圧シリンダ8Aは図示右方向に吐出量Q1(図2に図示)に基づく速度で作動する。このとき、油圧シリンダ8B、8Cは左端で停止した状態を維持している。
この状態で、斜板式可変容量型ピストンポンプ1の吐出圧力がカットオフ開始圧力P1(図2に図示)に達すると、圧力調整機構3が斜板2の傾転角を減少するよう作動して吐出量を減少し、油圧シリンダ8Aは図示右方向に作動する速度が減少し、図示右端の作動端で停止する。油圧シリンダ8Aの停止で、吐出圧力が上昇してフルカット圧力P2に達すると、斜板式可変容量型ピストンポンプ1は斜板2の傾転角を最小にして吐出量を略零の最小吐出量Q4(図2に図示)にする。
また、油圧シリンダ8Aが図示右端の作動端で停止すると、コントローラ10は最低回転数制御信号を出力し、三相誘導電動機9を最低の回転数N4(図3に図示)に回転制御する。そして、電磁切換弁7Aを中立位置Xに復帰操作し、三相誘導電動機9の回転を停止する。
次に、電磁切換弁7Bを第1切換位置Yに切換える切換制御信号を出力すると、この切換制御信号に対応した入力信号8B1をコントローラ10に入力し、コントローラ10は回転数N1より低速の回転数N2(図3に図示)の回転数制御信号Sを三相誘導電動機9に出力する。三相誘導電動機9は回転数N2(図3に図示)で斜板式可変容量型ピストンポンプ1を回転駆動し、斜板式可変容量型ピストンポンプ1は、作動油を吐出量Q1より少ない吐出量Q2(図2に図示)で吐出流路6に吐出する。吐出流路6に吐出した作動油は電磁切換弁7Bより負荷流路Aを流れて油圧シリンダ8Bに供給し、油圧シリンダ8Bは図示右方向に吐出量Q2(図2に図示)に基づく速度で作動する。このとき、油圧シリンダ8Aは右端で、油圧シリンダ8Cは左端でそれぞれ停止した状態を維持している。
この状態で、斜板式可変容量型ピストンポンプ1の吐出圧力がカットオフ開始圧力P1(図2に図示)に達すると、前述と同様に吐出量を減少し、油圧シリンダ8Bは図示右方向に作動する速度が減少し、図示右端の作動端で停止する。油圧シリンダ8Bの停止で、吐出圧力が上昇してフルカット圧力P2に達すると、斜板式可変容量型ピストンポンプ1は前述と同様に吐出量を略零の最小吐出量Q4(図2に図示)にする。
また、油圧シリンダ8Bが図示右端の作動端で停止すると、コントローラ10は最低回転数制御信号を出力し、三相誘導電動機9を最低の回転数N4(図3に図示)に回転制御する。そして、電磁切換弁7Bを中立位置Xに復帰操作し、三相誘導電動機9の回転を停止する。
次に、電磁切換弁7Cを第1切換位置Yに切換える切換制御信号を出力すると、この切換制御信号に対応した入力信号8C1をコントローラ10に入力し、コントローラ10は回転数N2より低速の回転数N3(図3に図示)の回転数制御信号Sを三相誘導電動機9に出力する。三相誘導電動機9は回転数N3(図3に図示)で斜板式可変容量型ピストンポンプ1を回転駆動し、斜板式可変容量型ピストンポンプ1は、作動油を吐出量Q2より少ない吐出量Q3(図2に図示)で吐出流路6に吐出する。吐出流路6に吐出した作動油は電磁切換弁7Cより負荷流路Aを流れて油圧シリンダ8Cに供給し、油圧シリンダ8Cは図示右方向に吐出量Q3(図2に図示)に基づく速度で作動する。このとき、油圧シリンダ8A、8Bは右端で停止した状態を維持している。
この状態で、斜板式可変容量型ピストンポンプ1の吐出圧力がカットオフ開始圧力P1(図2に図示)に達すると、前述と同様に吐出量を減少し、油圧シリンダ8Cは図示右方向に作動する速度が減少し、図示右端の作動端で停止する。油圧シリンダ8Cの停止で、吐出圧力が上昇してフルカット圧力P2に達すると、斜板式可変容量型ピストンポンプ1は前述と同様に吐出量を略零の最小吐出量Q4(図2に図示)にする。
また、油圧シリンダ8Cが図示右端の作動端で停止すると、コントローラ10は最低回転数制御信号を出力し、三相誘導電動機9を最低の回転数N4(図3に図示)に回転制御する。そして、電磁切換弁7Cを中立位置Xに復帰操作し、三相誘導電動機9の回転を停止する。
各油圧シリンダ8A、8B、8Cが図示右端で停止した状態で、各電磁切換弁7A、7B、7Cを第2切換位置Zに切換える切換制御信号を出力すると、この切換制御信号に対応した入力信号8A1をコントローラ10に入力し、コントローラ10は回転数N1(図3に図示)の回転数制御信号Sを三相誘導電動機9に出力する。三相誘導電動機9は斜板式可変容量型ピストンポンプ1を回転駆動し、斜板式可変容量型ピストンポンプ1は作動油を吐出量Q1(図2に図示)で吐出流路6に吐出する。吐出流路6に吐出した作動油は各電磁切換弁7A、7B、7Cより各負荷流路Bを流れて各油圧シリンダ8A、8B、8Cに供給し、各油圧シリンダ8A、8B、8Cは図示左方向に作動して図示の原位置で停止する。そして、各電磁切換弁7A、7B、7Cを中立位置Xに復帰操作し、三相誘導電動機9の回転を停止する。
かかる作動において、コントローラ10には各油圧シリンダ8A、8B、8Cに対応する複数の入力信号8A1、8B1、8C1を入力可能とし、コントローラ10は入力する入力信号8A1または8B1または8C1に応じて回転数N1またはN2またはN3が異なる回転数制御信号Sを出力し、斜板式可変容量型ピストンポンプ1の吐出圧力が零からカットオフ開始圧力P1までの間において回転数制御信号Sに応じて吐出量をN1またはN2またはN3に変更可能とする。このため、コントローラ10に入力する入力信号8A1、8B1、8C1は吐出圧力を因子としないから、コントローラ10から三相誘導電動機9に出力する回転数制御信号Sは吐出圧力の影響を受けることなくでき、斜板式可変容量型ピストンポンプ1の吐出圧力が零からカットオフ開始圧力P1までの間において、吐出圧力に影響されることなく三相誘導電動機9の回転数を制御でき、油圧シリンダ8A、8B、8Cを所望の速度で作動することができる。
また、コントローラ10は、斜板式可変容量型ピストンポンプ1の吐出量が最小となるフルカット圧力P2で、三相誘導電動機9の回転数を最低のN4とする最低回転数制御信号を出力する。このため、フルカット圧力P2で、三相誘導電動機9の回転数を最低にできるから、モータの回転数がカットオフ開始圧力とフルカット圧力とで同一である従来装置に比し、三相誘導電動機9の消費電力を低減できて省エネ化を図ることができる。
また、斜板式可変容量型ピストンポンプ1と複数の油圧シリンダ8A、8B、8Cとの間には、各油圧シリンダ8A、8B、8Cに供給する作動油の流れ方向を切換制御する電磁切換弁7A、7B、7Cをそれぞれ設け、コントローラ10に入力する複数の入力信号8A1、8B1、8C1は、各電磁切換弁7A、7B、7Cを切換制御する切換制御信号に応じたものである。このため、コントローラ10には切換制御信号に応じた入力信号8A1、8B1、8C1が入力されるから、切換制御信号で切換制御する電磁切換弁7Aまたは7Bまたは7Cに対応する油圧シリンダ8Aまたは8Bまたは8Cを所望の速度で確実に作動することができる。
なお、前述の一実施形態では、モータを三相誘導電動機9としたが、永久磁石同期モータや同期リラクタンスモータやサーボモータとしてもよい。また、可変容量型油圧ポンプを斜板式可変容量型ピストンポンプ1としたが、可変容量型ベーンポンプや斜軸式可変容量型ピストンポンプや可変容量型ラジアルピストンポンプとしてもよい。また、入力信号8A1、8B1、8C1は電磁切換弁7A、7B、7Cを切換制御する切換制御信号に応じたものとしたが、入力信号を、アクチュエータに流入する作動油が負荷流路を流通するのに応じたものや、アクチュエータの作動に応じたものとしてもよい。また、三相誘導電動機9の回転数を最低とする最低回転数制御信号を油圧シリンダ8Aまたは8Bまたは8Cが作動端で停止することに対応して出力したが、斜板2の傾転角が最小になることに対応して出力したり、吐出圧力がフルカット圧力になることに対応して出力してもよいことは勿論である。
1:斜板式可変容量型ピストンポンプ(可変容量型油圧ポンプ)
2:斜板(吐出量可変要素)
3:圧力調整機構
7A、7B、7C:電磁切換弁(方向制御弁)
8A、8B、8C:アクチュエータ(油圧シリンダ)
8A1、8B1、8C1:入力信号
9:三相誘導電動機(モータ)
10:コントローラ
S:回転数制御信号
N1、N2、N3、N4:回転数
P1:カットオフ開始圧力
P2:フルカット圧力
Q1、Q2、Q3、Q4:吐出量

Claims (3)

  1. 吐出圧力に基づく油圧制御によって吐出量可変要素の位置を機械的に制御する圧力調整機構を有する可変容量型油圧ポンプと、この可変容量型油圧ポンプを回転駆動する可変速のモータと、モータの回転数を制御する回転数制御信号をモータに出力するコントローラと、可変容量型油圧ポンプから吐出する作動油で作動する複数のアクチュエータとを備え、コントローラには各アクチュエータに対応する複数の入力信号を入力可能とし、コントローラは入力する入力信号に応じて回転数が異なる回転数制御信号を出力し、可変容量型油圧ポンプの吐出圧力が零からカットオフ開始圧力までの間において回転数制御信号に応じて吐出量を変更可能としたことを特徴とする回転数制御油圧ユニット。
  2. 前記コントローラは、前記可変容量型油圧ポンプの吐出量が最小となるフルカット圧力で、前記モータの回転数を最低とする最低回転数制御信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の回転数制御油圧ユニット。
  3. 前記可変容量型油圧ポンプと前記複数のアクチュエータとの間には、各アクチュエータに供給する作動油の流れ方向を切換制御する方向制御弁をそれぞれ設け、前記コントローラに入力する前記複数の入力信号は、各方向制御弁を切換制御する切換制御信号に応じたものであることを特徴とする請求項1または2のいずれか一つに記載の回転数制御油圧ユニット。
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