JP2021146238A - 操作装置 - Google Patents

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仁 白嶋
Hitoshi Shirashima
仁 白嶋
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Abstract

【課題】操作ユニットに対して、種々の周波数帯域において、振動エネルギーを効果的に与えることができる操作装置を提供する。【解決手段】操作面を有する操作ユニット2と、操作ユニット2を支持する支持部材4と、が設けられている。操作面と交差する方向に延びる振動板部を有して操作ユニット2に設けられた加振体6と、加振体6に対して、振動板部の板厚方向に向く振動力を与える駆動部材3と、駆動部材3から加振体6に与えられる駆動信号を制御する駆動制御部とが設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は操作ユニットに振動力を与える駆動部材を搭載した操作装置に関する。
近年、入力操作を行う操作装置では、操作者が操作したとき、操作者の指先に触感をフィードバックすることと、操作者に音響をフィードバックすることとが要求されている。
以下の特許文献1に記載された入出力装置は、可動支持手段を介して筐体上にタッチパネルが変位可能に支持されており、筐体に固定された固定壁と、タッチパネルの側端面との間にアクチュエータが設けられている。アクチュエータは、積層バイモルフ型圧電アクチュエータであり、アクチュエータを駆動させると、タッチパネルがその面方向に沿って振動させられ、その反作用で筐体も振動させられる。このタッチパネルの運動によってパネル面に接触している操作者の指先に触感が与えられる。また、音響信号をアクチュエータ駆動信号に重畳させたときは、音響信号によるタッチパネルの振動はわずかであり、筐体が振動させられて音響が発せられるものとなっている。
特許第4604902号公報
特許文献1に記載された発明では、アクチュエータが固定壁とタッチパネルの側端面との間の小さな隙間内に挟まれて、アクチュエータの振動がタッチパネルの側端面に与えられる。そのため、アクチュエータで駆動しようとする負荷が大きくなり、タッチパネルに面方向に大きな振幅を作用させるには、大きな電力が必要になる。また、アクチュエータから筐体へも大きな振動エネルギーを与えることが困難である。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、操作ユニットに対して、種々の周波数帯域において、振動エネルギーを効果的に与えることができる操作装置を提供することを目的としている。
本発明は、操作面を有する操作ユニットと、前記操作ユニットを支持する支持部材と、が設けられた操作装置において、
前記操作面と交差する方向に延びる振動板部を有して前記操作ユニットに固定された加振体と、
前記加振体に対して、振動板部の板厚方向に向く振動力を与える駆動部材と、
前記駆動部材から前記加振体に与えられる駆動信号を制御する駆動制御部と、
が設けられていることを特徴とするものである。
本発明の操作装置は、前記駆動制御部において、前記操作面をその面方向に移動させて操作者に応答力を感じさせる周波数の前記駆動信号と、前記振動板部を振動させて音圧を発生させる周波数の前記駆動信号と、が選択されて前記駆動部材に与えられることが好ましい。
本発明の操作装置は、前記加振体に前記振動板部が複数枚設けられており、
前記振動板部は、基端が前記操作ユニットに固定された基端固定振動板部と、前記基端固定振動板部の自由端と端部連結部を介して連結されてその自由端が前記基端固定振動板部の基端側に位置する偶数番振動板部と、に分類され、
前記駆動部材から前記基端固定振動板部に前記振動力が伝達されることが好ましい。
本発明の操作装置は、前記偶数番振動板部の自由端と端部連結部を介して連結されてその自由端が前記基端固定振動板部の自由端側に位置する奇数番振動板部が設けられていることが好ましい。
本発明の操作装置は、前記偶数番振動板部が複数枚設けられていることが好ましく、また、前記奇数番振動板部が複数枚設けられていることが好ましい。
本発明の操作装置は、前記基端固定振動板部と前記偶数番振動板部とを有する第1振動板部群と、
前記基端固定振動板部と前記偶数番振動板部とを有する第2振動板部群とを有し、
前記第1振動板部群の前記基端固定振動板部と、前記第2振動板部群の前記基端固定部振動板部とが、振動板部の板厚方向に間隔を空けて配置され、
前記第1振動板部群の前記偶数番振動板部と、前記第2振動板部群の前記偶数番振動板部とが、前記第1振動板部群の前記基端固定振動板部と、前記第2振動板部群の前記基端固定部振動板部との間に位置し、
前記第1振動板部群の前記基端固定振動板部と、前記第2振動板部群の前記基端固定振動板部は、前記自由端が向く方向と交差する方向に向く両側の側端部どうしが、側部連結部によって連結され、
前記第1振動板部群の前記偶数番振動板部と、前記第2振動板部群の前記偶数番端振動板部は、前記自由端が向く方向と交差する方向に向く両側の側端部どうしが、側部連結部によって連結されているものとして構成できる。
さらに本発明の操作装置は、前記基端固定振動板部と前記偶数番振動板部および前記奇数番振動板部を有する第1振動板部群と、
前記基端固定振動板部と前記偶数番振動板部および前記奇数番振動板部を有する第2振動板部群とを有し、
前記第1振動板部群の前記基端固定振動板部と、前記第2振動板部群の前記基端固定部振動板部とが、振動板部の板厚方向に間隔を空けて配置され、
前記第1振動板部群の前記偶数番振動板部および前記奇数番振動板部と、前記第2振動板部群の前記偶数番振動板部および前記奇数番振動板部とが、前記第1振動板部群の前記基端固定振動板部と、前記第2振動板部群の前記基端固定部振動板部との間に位置し、
前記第1振動板部群の前記基端固定振動板部と、前記第2振動板部群の前記基端固定振動板部は、前記自由端が向く方向と交差する方向に向く両側の側端部どうしが、側部連結部によって連結され、
前記第1振動板部群の前記偶数番振動板部と、前記第2振動板部群の前記偶数番振動板部は、前記自由端が向く方向と交差する方向に向く両側の側端部どうしが、側部連結部によって連結され、
前記第1振動板部群の前記奇数番振動板部と、前記第2振動板部群の前記奇数番端振動板部は、前記自由端が向く方向と交差する方向に向く両側の側端部どうしが、側部連結部によって連結されているものとして構成できる。
本発明の操作装置は、前記端部連結部に間隔を空けて複数の開口部が形成されていることが好ましい。
本発明の操作装置は、操作面と交差する方向に延びる振動板部を有した加振体が、操作ユニットに固定されて設けられ、または操作ユニットの一部と一体に形成されて設けられている。駆動部材から加振体に対して、振動板部に交差する向きの振動が与えられると、振動板部が曲げ方向に振動し、その反力が操作ユニットに作用する。このとき、操作ユニットに大きな振動を作用させることが可能であり、操作ユニットの操作面に接触している操作者の指に大きな触感を与えることができる。また、例えば駆動部材から振動板部に音響信号に基づく振動が与えられると、種々の周波数に対して振動板部が反応して振動できるようになり、この振動板部の振動によって、または振動板部から操作ユニットに伝達される振動によって、比較的大きな音量の音響を発生させることも可能である。
本発明の第1実施形態の操作装置を、操作装置の前方から見た斜視図。 本発明の第1実施形態の操作装置を、操作装置の後方から見た斜視図。 第1実施形態の操作装置を2つに分解して、操作装置の後方から見た分解斜視図。 本発明の第1実施形態の加振体を拡大して見た斜視図 図3に示す第1実施形態の操作装置を、A−A線で切断した断面図。 第1実施形態の制御系を示すブロック図。 第2実施形態の操作装置を2つに分解して、操作装置の後方から見た分解斜視図。 本発明の第2実施形態の加振体を拡大して見た斜視図。 図6に示す第2実施形態の加振体を、図7に示すB−B線で切断した断面図。 第3実施形態の操作装置を2つに分解して、操作装置の後方から見た分解斜視図。 本発明の第3実施形態の加振体を拡大して見た斜視図。 図10に示す第3実施形態の加振体をC−C線で切断した断面図。 第4実施形態の操作装置を2つに分解して、操作装置の後方から見た分解斜視図。 第1実施形態と第4実施形態を比較した周波数(Hz)と音圧(dB)の関係のグラフ 第1実施形態と第4実施形態を比較した周波数範囲(Hz)と振動モード発生個数(個)の関係のグラフ
図1および図2に、本発明の第1実施形態に係る操作装置1の全体構造が示されている。第1実施形態の操作装置1は車載用表示装置として使用される。操作装置1は、Z1−Z2方向が前後方向である。Z1方向が前方で、Z2方向が後方である。車載用表示装置として使用される場合には、Z1方向が車室内に向けられ、Z2方向が車両の進行方向に向けられる。X1−X2方向が左右方向であり、X1方向が左方向でX2方向が右方向である。Y1−Y2方向が上下方向であり、Y1方向が上方向でY2方向が下方向である。
図3に示すように、操作装置1は、操作ユニット2、駆動部材3、支持部材4、弾性支持部5および加振体6を備えている。
図1に示すように、操作ユニット2は、表示装置21および外装ケース22を有している。外装ケース22は軽金属材料もしくは樹脂材料で形成されている。図3に示すように、外装ケース22は、支持体22aと外縁体22bとリブ体22cとを有している。外縁体22bは、支持体22aの外周部から前方(Z1方向)に突出して形成される。図1に示すように、表示装置21は、外縁体22bの内側であって、支持体22aの前方(Z1方向)に向く前面に固定されている。表示装置21は、カラー液晶表示パネルであり、表示装置21の前方(Z1方向)に向く前面が操作面21aとなっている。図3に示すように、リブ体22cは、支持体22aの後方(Z2方向)に向く後面から後方(Z2方向)に突出して形成される。
図5に示すように、操作面21aの後方(Z2方向)に向く後面に、接触センサ21cが設けられている。接触センサ21cは透明基板に複数の透明電極が設けられて構成された静電容量式センサである。接触センサ21cに操作者の指が触れると、電極で検知される静電容量が変化し、このときの静電容量の分布の変化により、指が触れた座標位置が検知される。または、接触センサ21cとして、全面に透明電極が形成された透明基板に、同じく全面に透明電極が形成された透明フィルムが重ねられた抵抗式センサを使用することができる。この抵抗式センサは、操作面21aの前方(Z1方向)に向く前面に設置される。抵抗式センサは、透明フィルムのいずれかの箇所が押されると、透明フィルムに形成された透明電極と、透明基板に形成された透明電極とが短絡し、透明電極の縁部に設けられた電極部から短絡部までの抵抗値の変化が検知されて、指が触れた座標位置が判定される。
図5に示すように、外装ケース22の内部であって、カラー液晶表示パネルの後方(Z2方向)にはバックライトユニット21bが設けられる。バックライトユニット21bはLEDなどの光源と、光源から発せられる照明光をカラー液晶表示パネルに対して前方(Z1方向)に向けて与える導光部材などとで構成されている。
図2および図3に示すように、操作ユニット2の後方(Z2方向)に支持部材4が配置されている。支持部材4の固定面41は、車室内のダッシュボードやインストルメントパネルなどに固定される。すなわち操作ユニット2は、支持部材4を介して車室内に固定されている。
図2および図3に示すように、弾性支持部5は、支持部材4の一部として構成されている。弾性支持部5は、取付面51、変形部52及び根元部53を有している。弾性支持部5の取付面51と外装ケース22のリブ体22cとがねじで固定されている。駆動部材3によって外装ユニット22が左右方向(X1−X2方向)へ駆動されたときに、変形部52が左右方向(X1−X2方向)へ弾性変形可能となるように、長さ、幅および厚み形状が設定されている。変形部52により、操作ユニット2は支持部材4に対して左右方向(X1−X2方向)へ相対移動可能となるように弾性的に支持されている。本発明の第1実施形態では、弾性支持部5は、支持部材4の一部を構成しているが、支持部材4と別部品の板ばねやコイルばねなどであってもよい。
図3と図4および図5に示されるように、外装ケース22の後方(Z2方向)に向く後面に駆動部材3が固定されている。駆動部材3は同じく外装ケース22の後面に設けられた加振体6の左側(X1側)に接近した位置に設けられている。駆動部材3は、直方体形状のケース31を有しており、ケース31が支持体22aに固定されている。ケース31の内部に、コイルと可動側ユニットとが設けられている。コイルはケース31の内部に固定されている金属製のブラケットに支持されている。可動側ユニットは、磁性材料性のヨークと磁石とが接着固定されて所定の質量を有するように構成されている。可動側ユニットは、ケース31内で、板ばねにより左右方向(X1−X2)へ往復移動自在に支持されている。
コイルに通電されると、ヨークとコイルが作る磁場の中で、磁石を備えた所定質量の可動側ユニットが左右方向(X1−X2)へ駆動される。可動側ユニットが駆動されるときの反力が図4に示す振動力Fとなって外装ケース22の支持体22aに伝達されて、外装ケース22および表示装置21に左右方向(X1−X2方向)の応答力が与えられる。可動側ユニットは左右方向に往復振動し、または左右方向の一方向に移動し、この時の加速度に応じて前記応答力が発揮される。また、可動ユニットが駆動されたときの反力(振動力F)が操作ユニット2の一部である外装ケース22の支持体22aを介して、駆動部材3に接近して配置された加振体6にも伝達される。
図3、図4および図5に示すように、加振体6は操作ユニット2に設けられている。第1実施形態では、加振体6は操作ユニット2の一部である外装ケース22の支持体22aと一体に形成されている。または、加振体6が単体で構成され、この加振体6が外装ケース22など操作ユニット2の一部分に、固定ねじなどを用いて固定されていてもよい。加振体6は、第1振動板部群6Aと第2振動板部群6Bと端部連結部62と側部連結部63とを備える。第1振動板部群6Aと第2振動板部群6Bは、各々複数の振動板部61で構成される。第1振動板部群6Aは右側(X2側)に位置し、第2振動板部群6Bは左側(X1側)に位置し、第1振動板部群6Aと第2振動板部群6Bは左右方向(X1−X2方向)に間隔を空けて配置されている。
図4および図5に示すように、第1振動板部群6Aは、基端固定振動板部610と偶数番振動板部611と奇数番振動板部612とを有する。基端固定振動板部610はZ1側に向く基端が操作ユニット2の一部に固定されている。すなわち基端固定振動板部610は、その基端が外装ケース22の支持体22aと一体であり、図5に示されるように、外装ケース22の角孔縁22dから後方(Z2方向)側にほぼ垂直に突出するように形成される。偶数番振動板部611は、第1の偶数番振動板部611aと第2の偶数番振動板部611bとを有する。奇数番振動板部612は、第1の奇数番振動板部612aと第2の奇数番振動板部612bとを有する。図4および図5に示すように、第1振動板部群6Aの振動板は、最も右方向(X2方向)に配置される基端固定振動板部610から左方向(X1方向)に沿って、各々間隔を空けて、第1の偶数番振動板部611a、第1の奇数番振動板部612a、第2の偶数番振動板部611b、第2の奇数番振動板部612bの順に配置される。
図4および図5に示すように、基端固定振動板部610の自由端である後方(Z2方向)側の端面a1と、第1の偶数番振動板部611aの後方(Z2方向)側の端面a2との間を繋ぐように端部連結部62が設けられる。第1の偶数番振動板部611aの前方(Z1方向)側の端面a3と、第1の奇数番振動板部612aの前方(Z1方向)側の端面a4との間を繋ぐように端部連結部62が設けられる。第1の奇数番振動板部612aの後方(Z2方向)側の端面a5と、第2の偶数番振動板部611bの後方(Z2方向)側の端面a6との間を繋ぐように端部連結部62が設けられる。第2の偶数番振動板部611bの前方(Z1方向)側の端面a7と、第2の奇数番振動板部612bの前方(Z1方向)側の端面a8との間を繋ぐように端部連結部62が設けられる。第2の奇数番振動板部612bの後方(Z2方向)側の端面a9は自由端となる。図4に示すように、各々の端部連結部62は、前後方向(Z1−Z2方向)に沿って、複数の開口部620が形成されている。
図5の断面図に示されるように、基端固定振動板部610とそれぞれの偶数番振動板部611およびそれぞれの奇数番振動板部612は、X1−X2方向の板厚寸法が均一であり、それぞれの振動板部61はZ1−Z2方向に延びて互いに平行である。また、基端固定振動板部610とそれぞれの偶数番振動板部611およびそれぞれの奇数番振動板部612が一体であり、基端固定振動板部610の基端である外装ケース22の角孔縁22dから、第2の奇数番振動板部612bの自由端a9までが、ミアンダ形状で自由長の長い1枚の振動板として機能できる。なお、基端固定振動板部610とそれぞれの偶数番振動板部611およびそれぞれの奇数番振動板部612は、部分的に板厚が相違していてもよいし、Z1−Z2方向に対して互いに傾斜した状態で対向し、すなわち平行でなくてもよい。
図4および図5に示すように、第1振動板部群6Aと第2振動板部群6Bとは、振動板部61の板厚方向に間隔を空けて、上下方向(Y1−Y2方向)の軸線について対象に配置され、第1振動板部群6Aと、第2振動板部群6Bは、その構造が同じである。なお、本発明では、第1振動板部群6Aと第2振動板部群6Bのそれぞれにおいて、偶数番振動板部が3枚以上設けられ、これに伴って奇数番振動板部とが3枚以上設けられていてもよい。
図4および図5に示すように、第1振動板部群6Aの基端固定振動板部610と、第2振動板部群6Bのそれに対応する振動板部61は、基端固定振動板部610の自由端である後方(Z2方向)側の端面a1が向く方向と交差する方向に向く両側の側端部どうしが、側部連結部63によって連結される。同様に、第1振動板部群6Aの第1の偶数番振動板部611a、第1の奇数番振動板部612a、第2の偶数番振動番部611bおよび第2の奇数番振動板部612bは、各々それに対応する第2振動板部群6Bの振動板部と、基端固定振動板部61aの自由端である後方(Z2方向)側の端面a1が向く方向と交差する方向に向く両側の側端部どうしで、側部連結部63によって連結される。
この構造では、第1振動板部群6Aと第2振動板部群6Bにおいて、互いにX1−X2方向に対向する振動板部61どうしが側部連結部63で連結され、対を成す振動板部61と側部連結部63とで、後方(Z2方向)から見た平面視で四角い枠形状の振動部が形成される。この枠形状を形成することで、加振体6の振動モードのモード形状を多様にできる。しかも、四角い枠で囲まれた空間は、音響振動に基づいて振動させられたときに音響効果を発揮する。
次に、この操作装置1の制御系について説明する。
図6に示すように、駆動制御部7は、インターフェース71とメモリー72と振動波形生成部73とで構成されている。操作装置1の制御機構及び電子回路を制御する制御部81から、インターフェース71は制御信号を受け取る。制御信号には、波形選択信号と駆動タイミング信号とが含まれている。メモリー72に格納されている波形データには、振動波形の振幅および周期に関するデータなどが含まれている。
振動波形生成部73は、インターフェース71より受け取った波形選択信号により指定された波形に対応した波形データをメモリー72から読み出し、その波形データに従って波形を生成する。波形データは、操作者に応答力を感じさせる周波数の振動波形と、音圧を発生させる周波数の振動波形とを混合した振動波形、もしくは一方だけの個別の振動波形のどちらであってもよい。また、メモリー72に保存されている前記個別の振動波形を、振動波形生成部73で混合させることも可能である。
振動波形生成部73は、振動波形生成部73が生成した波形を有する出力信号を、駆動タイミング信号により指定された期間にわたって、アンプ82に送出する。アンプ82は、振動波形生成部73が出力した出力信号を増幅して、駆動部材3へ駆動信号として供給するものである。
次に、操作装置1の動作を説明する。
車載用表示装置として使用される操作装置1では、操作ユニット2に設けられる表示装置21の操作面21aのいずれかの箇所に操作者の指を触れさせると、接触センサ21cの検知出力によって、操作者の指が操作面21aに触れたかが判別される。
接触センサ21cによって、操作者の指が、操作面21aに触れたことが検知されると、図6に示すように、制御部81から駆動制御部7のインターフェース71に制御信号が出力される。次に、インターフェース71は、制御信号に含まれる波形選択信号と駆動タイミング信号とを振動波形生成部73に出力する。その後、振動波形生成部73は、メモリー72に格納されている複数種の周波数および波形状の波形データの中から、波形選択信号により指定された周波数および波形の波形データが読み出される。その周波数および波形を有する駆動信号が駆動部材3へ供給され、駆動部材3内の可動側ユニットが左右方向に駆動される。図4に示すように、駆動部材3内の可動側ユニットの移動力の反力として外装ケース22に振動力Fが与えられ、さらに外装ケース22から加振体6も振動力Fが伝達される。
駆動信号は、表示装置21の操作面21aをその面方向に移動させて操作者に応答力を感じさせる周波数の駆動信号と、加振体6の振動板部61を振動させて音圧を発生させる周波数の駆動信号とがある。操作者に応答力を感じさせる周波数の駆動信号は、前述のように接触センサ21cによって、操作者の指が、操作面21aに触れたことが検知されたときに、操作者の指先に触感を発生させることを目的としている。そのため、人の指が振動刺激を感じやすい周波数として、振動周波数を50Hz〜250Hz程度にしている。接触センサ21cによって、操作者の指が、操作面21aに触れたことが検知されたか否かにかかわらず、駆動部材3の振動力Fを加振体6に伝達させ、振動板部61を振動させて音圧を発生させることも可能である。このときの駆動信号は、振動周波数が300Hz〜8000Hz程度である。
駆動信号が、表示装置21の操作面21aをその面方向に移動させて操作者に応答力を感じさせる周波数の駆動信号のときには、駆動部材3が、その駆動信号の波形に従って、操作ユニット2の一部である外装ケース22に振動力Fを与える。振動力Fは外装ケース22に伝達され、さらに駆動部材3に接近して設けられた加振体6に作用する。加振体6に設けられた振動板部61が曲げ方向(X1−X2方向)に振動することで、その反力が操作ユニット2に作用し、外装ケース22に与えられる振動力Fを増幅させることが可能である。これにより、表示装置21の操作面21aに触れている操作者の指先に、その駆動信号の波形に応じた大きな触感を発生させることができる。
また、駆動信号が、加振体6の振動板部61を振動させて音圧を発生させる周波数の駆動信号のときには、駆動部材3が、その駆動信号の波形に従って、操作ユニット2に振動力Fを与えることで、操作ユニット2に固定されている加振体6の振動板部61が振動し、振動板部61によって空間内に音圧が与えられる。
図5に示すように、加振体6が振動されると、第1振動板部群6Aにおいて、基端固定振動板部610の基端である外装ケース22の角孔縁22dから、第2の奇数番振動板部612bの自由端a9までが、ミアンダ形状で自由長の長い1枚の振動板として振幅する。第1振動板部群6Aが、自由長の長い1枚の振動板として機能するため、先端である自由端a9の振幅が大きくなり、駆動部材3による駆動振幅が小さくても、第1振動板部群6Aで振動力Fを増幅することができる。これは第2振動板部群6Bにおいても同じである。
図5の断面図に示されるように、第1振動板部群6Aが自由長の長い1枚の振動板として機能するとともに、基端固定振動板部610、第1の偶数番振動板部611a、第1の奇数番振動板部612a、第2の偶数番振動番部611bおよび第2の奇数番振動板部612bが互いに平行で個々に振動するため、また、第2振動板部群6Bも同様であるため、空間内に大きな音圧を与えることができる。
また、第1振動板部群6Aが自由長の長い1枚の振動板としての振動特性を有すると共に、基端固定振動板部610、第1の偶数番振動板部611a、第1の奇数番振動板部612a、第2の偶数番振動番部611bおよび第2の奇数番振動板部612bのそれぞれの振動板部が固有の振動特性を有し、さらには第1の偶数番振動板部611aと第1の奇数番振動板部612aなど互いに連結されている振動板部も固有の振動特性を有する。これは第2振動板部群6Bにおいても同じである。さらには、第1振動板部群6Aの第1の偶数番振動板部611a、第1の奇数番振動板部612a、第2の偶数番振動番部611bおよび第2の奇数番振動板部612bは、各々それに対応する第2振動板部群6Bの振動板部と、基端固定振動板部61aの自由端である後方(Z2方向)側の端面a1が向く方向と交差する方向に向く両側の側端部どうしで、側部連結部63によって連結される。第1振動板部群6Aの振動板部の個々の振動板部と第2振動板部群6Bの個々の振動板部との連結体によっても固有の振動特性を発揮する。
図14と図15では、前記第1実施形態の多様で複数の振動板部を有する加振体6が動作する操作装置1と、図13に示す第4実施形態のように、1枚の振動板部61を有する加振体が動作する操作装置とで、加振体6の振動特性を比較している。
図15は横軸に、駆動部材3で発生する振動力Fの周波数を示し、縦軸に振動モードが発生する頻度を示している。図15の第1実施形態を示すデータでは、周波数80Hzから982Hzの間に固有振動数が5パターン現れ、982Hzから1884Hzの間に固有振動数が11パターン現れている。第4実施形態を示すデータでは、882Hzから1884Hzの間に固有振動数が3パターン現れる。図15のデータによると、第1実施形態と第4実施形態では共に広い周波数帯域で多くの振動モードが発生するため、広い可聴域帯域において、振動板部が振動でき、広い周波数帯域でなめらかな音圧を発生できることがわかる。特に、第1実施形態では337Hzから9946Hzの帯域で固有振動数を128パターン有しているため、可聴域の周波数帯域で音圧をまんべんなく発生させることができ、広い帯域で歪みの無い音圧を発生させることが可能である。
図14では、横軸に駆動部材3で発生する振動力Fの周波数が示され、縦軸に空間に与えられる音圧が示されている。図14のデータによると、第1実施形態と第4実施形態で、共に広い周波数帯で音圧を発生できることがわかる。ただし、第1実施形態では多数の振動板部が振動するため、第4実施形態よりも広い周波数帯域で音圧を高くできる。
本発明の第1実施形態の操作装置1によれば、駆動信号が、表示装置21の操作面21aをその面方向に移動させて操作者に応答力を感じさせる周波数の駆動信号のときには、表示装置21の操作面21aに触れている操作者の指先に、その駆動信号の波形に応じた大きな触感を発生させることができる。また、駆動信号が、加振体6の振動板部61を振動させて音圧を発生させる周波数の駆動信号のときには、低周波から高周波にわたり、大きな音量で歪みの少ない音響を発生させることができる。
次に、図7、図8および図9を参照して、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態では、第1実施形態と同様の構成要素には第1実施形態と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第2実施形態の操作装置1は、図7、図8および図9に示す加振体6の形状が、図3、図4および図5に示される第1実施形態の加振体6の形状と異なる。それ以外は、第1実施形態と同じ構成を有している。
図7および図9に示すように、加振体6は操作ユニット2に設けられている。第2実施形態では、加振体6は操作ユニット2の一部である外装ケース22と一体に形成されている。または、加振体6が単体で構成され、この加振体6が操作ユニット2の一部である外装ケース22などに固定ねじなどを用いて固定されていてもよい。図8に示すように、加振体6は、第1振動板部群6Aと第2振動板部群6Bと端部連結部62とを備える。第1振動板部群6Aと第2振動板部群6Bは、各々2枚の振動板部61で構成される。第2実施形態では、第1実施形態と異なり、加振体6が側部連結部63を有していない。
図8および図9に示すように、第1振動板部群6Aは、基端固定振動振動板部610と偶数番振動板部611とを有する。基端固定振動板部610は、Z1側に向く基端が操作ユニット2に固定されている。すなわち、基端固定振動板部610は、その基端が外装ケース22と一体であり、外装ケース22の角孔縁22dから後方(Z2方向)側に突出するように形成される。図8および図9に示すように、第1振動板部群の振動板は、最も右方向(X2方向)に配置される基端固定振動板部610から間隔を空けて左方向(X1方向)に、偶数番振動番部611が配置される。基端固定振動板部610の自由端である後方(Z2方向)側の端面a21と偶数番振動板部611の後方(Z2方向)側の端面a22を繋ぐように端部連結部62が設けられる。偶数番振動板部611の前方(Z1方向)側の端面a23は自由端となる。各々の端部連結部62は、前後方向(Z1−Z2方向)に沿って、複数の開口部620が形成されている。
図9の断面図に示されるように、基端固定振動板部610と偶数番振動板部611は、X1−X2方向の板厚寸法が均一であり、それぞれの振動板部61はZ1−Z2方向に延びて互いに平行である。また、基端固定振動板部610と偶数番振動板部611とが一体であり、基端固定振動板部の基端である外装ケース22の角孔縁22dから、偶数番振動板部611の自由端a23までが、自由長の長い1枚の振動板として機能できる。なお、基端固定振動板部と偶数番振動板部は、部分的に板厚が相違していてもよいし、Z1−Z2方向に対して、互いに傾斜した状態で対向し、すなわち平行でなくてもよい。
図8および図9に示すように、第1振動板部群6Aと第2振動板部群6Bとは、振動板部61の板厚方向に間隔を空けて、上下方向(Y1−Y2方向)の軸線について対象に配置され、第1振動板部群6Aと第2振動板部群6Bは、その構造が同じである。
第2実施形態では、図9の断面図に示されるように、第1振動板部群6Aが自由長の長い1枚の振動板として機能するとともに、基端固定振動板部610および第1の偶数番振動板部611a、第1の奇数番振動板部612a、第2の偶数番振動番部611b、第2の奇数番振動板部612bが互いに平行で個々に振動するため、また、第2振動板部群6Bも同様であるため、空間内に大きな音圧を与えることができる。
したがって、第1実施形態と同様に、第2実施形態では、駆動信号が、操作面21aをその面方向に移動させて操作者に応答力を感じさせる周波数の駆動信号のときには、表示装置21の操作面21aに触れている操作者の指先に、その駆動信号の波形に応じた大きな触感を発生させることができる。また、駆動信号が、加振体6の振動板部61を振動させて音圧を発生させる周波数の駆動信号のときには、低周波から高周波にわたり、大きな音量で歪みの少ない音響を発生させることができる。
次に、図10、図11および図12を参照して、本発明の第3実施形態を説明する。第3実施形態では、第2実施形態と同様の構成要素には第2実施形態と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第3実施形態の操作装置1は、図10、図11および図12に示す加振体6の形状が、図7、図8および図9に示される第2実施形態の加振体6の形状と異なる。それ以外は、第2実施形態と同じ構成を有している。
図10および図12に示すように、加振体6は操作ユニット2に設けられている。第3実施形態では、加振体6は操作ユニット2の一部である外装ケース22と一体に形成されている。または、加振体6が単体で構成され、この加振体6が操作ユニット2の一部である外装ケース22などに固定ねじなどを用いて固定されていてもよい。図11に示すように、加振体6は、基端固定振動板部610と偶数番振動板部611と端部連結部62とを備える。第3実施形態では、第2実施形態と異なり、加振体6が、1組の振動板部群で構成されている。
図11および図12に示すように、基端固定振動板部610は、Z1側に向く基端が操作ユニット2に固定されている。すなわち、基端固定振動板部610は、その基端が外装ケース22と一体であり、外装ケース22の角孔縁22dから後方(Z2方向)側に突出するように形成される。図11および図12に示すように、最も左方向(X1方向)に配置される基端固定振動板部610から間隔を空けて右方向(X2方向)に、偶数番振動番部611が配置される。基端固定振動板部610の自由端である後方(Z2方向)側の端面a31と偶数番振動板部611の後方(Z2方向)側の端面a32を繋ぐように端部連結部62が設けられる。偶数番振動板部611の前方(Z1方向)側の端面a33は自由端となる。図11に示すように、各々の端部連結部62は、前後方向(Z1−Z2方向)に沿って、複数の開口部620が形成されている。
図12に示されるように、基端固定振動板部610と偶数番振動板部611は、X1−X2方向の板厚寸法が均一であり、それぞれの振動板部61はZ1−Z2方向に延びて互いに平行である。また、図9の断面図では、基端固定振動板部610と偶数番振動板部611とが一体であり、基端固定振動板部の基端である外装ケース22の角孔縁22dから、偶数番振動板部611の自由端a33までが、自由長の長い1枚の振動板として機能できる。なお、基端固定振動板部と偶数番振動板部は、部分的に板厚が相違していてもよいし、Z1−Z2方向に対して、互いに傾斜した状態で対向し、すなわち平行でなくてもよい。
第3実施形態では、振動板部61は容易に変形し、低周波から高周波まで多くの振動モードを発生させることができる。また、駆動部材3による駆動振幅が小さくても、振動板部61の自由端a33は大きく振幅することができる。
したがって、第1実施形態と同様に、第3実施形態では、駆動信号が、操作面21aをその面方向に移動させて操作者に応答力を感じさせる周波数の駆動信号のときには、表示装置21の操作面21aに触れている操作者の指先に、その駆動信号の波形に応じた大きな触感を発生させることができる。また、駆動信号が、加振体6の振動板部61を振動させて音圧を発生させる周波数の駆動信号のときには、低周波から高周波にわたり、大きな音量で歪みの少ない音響を発生させることができる。
次に、図13を参照して、本発明の第4実施形態を説明する。第4実施形態では、第3実施形態と同様の構成要素には第3実施形態と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第4実施形態の操作装置1は、図13に示す加振体6の形状が、図10、図11および図12に示される第2実施形態の加振体6の形状と異なる。それ以外は、第3実施形態と同じ構成を有している。
図13に示すように、加振体6は操作ユニット2に設けられている。第4実施形態では、加振体6は操作ユニット2の一部である外装ケース22と一体に形成されている。または、加振体6が単体で構成され、この加振体6が操作ユニット2の一部である外装ケース22などに固定ねじなどを用いて固定されていてもよい。加振体6は、振動板部61を備える。第4実施形態では、振動板部61が一枚のみであり、端部連結部62を有していない点が第3実施形態と異なる。
振動板部61は、その基端が外装ケース22と一体であり、外装ケース22から後方(Z2方向)側に突出するように形成される。図13に示されるように、加振体6が振動されると、振動板部61は振動板として機能する。
第4実施形態では、振動板部61が振動板として機能するため、低周波から高周波まで、振動板部61が振幅する振動モードを発生させることができる。また、駆動部材3による駆動振幅が小さくても、振動板部61の自由端a43は大きく振幅することができる。
したがって、第1実施形態と同様に、第4実施形態では、駆動信号が、操作面21aをその面方向に移動させて操作者に応答力を感じさせる周波数の駆動信号のときには、表示装置21の操作面21aに触れている操作者の指先に、その駆動信号の波形に応じた大きな触感を発生させることができる。また、駆動信号が、加振体6の振動板部61を振動させて音圧を発生させる周波数の駆動信号のときには、低周波から高周波にわたり、大きな音量の音響を発生させることができる。
1 操作装置
2 操作ユニット
3 駆動部材
4 支持部材
5 弾性支持部
6 加振体
7 駆動制御部
21 表示装置
21a 操作面
21b バックライトユニット
21c 接触センサ
22 外装ケース
22a 支持体
22b 外縁体
22c リブ体
22d 角孔縁
31 ケース
41 固定面
51 取付面
52 変形部
53 根元部
61 振動板部
62 端部連結部
63 側部連結部
6A 第1振動板部群
6B 第2振動板部群
71 インターフェース
72 メモリー
73 振動波形生成部
81 制御部
82 アンプ
610 基端固定振動板部
611 偶数番振動板部
611a 第1の偶数番振動板部
611b 第2の偶数番振動板部
612 奇数番振動板部
612a 第1の奇数番振動板部
612b 第2の奇数番振動板部
620 開口部
a9,a23,a33,a43 自由端
F 振動力

Claims (9)

  1. 操作面を有する操作ユニットと、前記操作ユニットを支持する支持部材と、が設けられた操作装置において、
    前記操作面と交差する方向に延びる振動板部を有して前記操作ユニットに設けられた加振体と、
    前記加振体に対して、振動板部の板厚方向に向く振動力を与える駆動部材と、
    前記駆動部材から前記加振体に与えられる駆動信号を制御する駆動制御部と、
    が設けられていることを特徴とする操作装置。
  2. 前記駆動制御部では、前記操作面をその面方向に移動させて操作者に応答力を感じさせる周波数の前記駆動信号と、前記振動板部を振動させて音圧を発生させる周波数の前記駆動信号と、が選択されて前記駆動部材に与えられる請求項1記載の操作装置。
  3. 前記加振体に前記振動板部が複数枚設けられており、
    前記振動板部は、基端が前記操作ユニットに固定された基端固定振動板部と、前記基端固定振動板部の自由端と端部連結部を介して連結されてその自由端が前記基端固定振動板部の基端側に位置する偶数番振動板部と、に分類され、
    前記駆動部材から前記基端固定振動板部に前記振動力が伝達される請求項1または2記載の操作装置。
  4. 前記偶数番振動板部の自由端と端部連結部を介して連結されてその自由端が前記基端固定振動板部の自由端側に位置する奇数番振動板部が設けられている請求項3記載の操作装置。
  5. 前記偶数番振動板部が複数枚設けられている請求項4記載の操作装置。
  6. 前記奇数番振動板部が複数枚設けられている請求項5記載の操作装置。
  7. 前記基端固定振動板部と前記偶数番振動板部とを有する第1振動板部群と、
    前記基端固定振動板部と前記偶数番振動板部とを有する第2振動板部群とを有し、
    前記第1振動板部群の前記基端固定振動板部と、前記第2振動板部群の前記基端固定部振動板部とが、振動板部の板厚方向に間隔を空けて配置され、
    前記第1振動板部群の前記偶数番振動板部と、前記第2振動板部群の前記偶数番振動板部とが、前記第1振動板部群の前記基端固定振動板部と、前記第2振動板部群の前記基端固定部振動板部との間に位置し、
    前記第1振動板部群の前記基端固定振動板部と、前記第2振動板部群の前記基端固定振動板部は、前記自由端が向く方向と交差する方向に向く両側の側端部どうしが、側部連結部によって連結され、
    前記第1振動板部群の前記偶数番振動板部と、前記第2振動板部群の前記偶数番端振動板部は、前記自由端が向く方向と交差する方向に向く両側の側端部どうしが、側部連結部によって連結されている請求項3記載の操作装置。
  8. 前記基端固定振動板部と前記偶数番振動板部および前記奇数番振動板部を有する第1振動板部群と、
    前記基端固定振動板部と前記偶数番振動板部および前記奇数番振動板部を有する第2振動板部群とを有し、
    前記第1振動板部群の前記基端固定振動板部と、前記第2振動板部群の前記基端固定部振動板部とが、振動板部の板厚方向に間隔を空けて配置され、
    前記第1振動板部群の前記偶数番振動板部および前記奇数番振動板部と、前記第2振動板部群の前記偶数番振動板部および前記奇数番振動板部とが、前記第1振動板部群の前記基端固定振動板部と、前記第2振動板部群の前記基端固定部振動板部との間に位置し、
    前記第1振動板部群の前記基端固定振動板部と、前記第2振動板部群の前記基端固定振動板部は、前記自由端が向く方向と交差する方向に向く両側の側端部どうしが、側部連結部によって連結され、
    前記第1振動板部群の前記偶数番振動板部と、前記第2振動板部群の前記偶数番端振動板部は、前記自由端が向く方向と交差する方向に向く両側の側端部どうしが、側部連結部によって連結され、
    前記第1振動板部群の前記奇数番振動板部と、前記第2振動板部群の前記奇数番端振動板部は、前記自由端が向く方向と交差する方向に向く両側の側端部どうしが、側部連結部によって連結されている請求項4ないし6のいずれかに記載の操作装置。
  9. 前記端部連結部に間隔を空けて複数の開口部が形成されている請求項3ないし8のいずれかに記載の操作装置。
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