JP2021146089A - 巻爪矯正具 - Google Patents

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【課題】日常使用できる簡易的な構成で十分な巻爪矯正効果を発揮できる巻爪矯正具を提供することを目的とする【解決手段】この発明は、巻爪に罹った足親指を挿入装着可能に構成した筒本体と、筒本体の先端部において、一定幅員の周壁上半部を残して周壁下半部中央を左右に切離して分割し、周壁上半部中央は、筒本体と連続すると共に周壁上半部の左右側には周壁開拡操作のための左右把持片を上方に突設し、左右把持片の挟圧により周壁上半部を中心に周壁下半部の切離した巻爪係合用の下端縁部が拡開するように構成したアーチ形状の弾性帯状体と、親指基端部を筒本体内に挿入し矯正爪表面に固化剤を塗布するためにアーチ形状の弾性帯状体と巻爪表面との間に形成される巻爪ケア作業空間と、より構成したことを特徴とする巻爪矯正具を提供する。【選択図】図1

Description

この発明は、親指の巻爪を矯正するための巻爪矯正具に関する。
従来、巻爪矯正具は巻爪を可及的に緩やかな円弧状のフラットに近い形状に矯正するように構成されている。
例えば、特許文献1に記載の巻爪矯正具は、巻爪の表面に磁気シールを貼着して巻爪矯正具に付設したマグネットの吸磁力により巻爪部分を引き上げて巻爪矯正を行う技術であり、また、特許文献2に記載の巻爪矯正具は、他の矯正技術として巻爪矯正片の左右基端縁を巻爪の左右端縁部に係合させて巻爪矯正片を機械的に強制引き上げ付勢して、或いは巻爪矯正片の材質の復元特性により巻爪の矯正方向へ強制付勢して巻爪矯正をする技術であった。
特開2013−230290号公報 特開2014−138690号公報
しかし、かかる特許文献1に記載の巻爪矯正具では磁力による微弱な強制力であり十分な巻爪の矯正作動を果たすことができない。
また、特許文献2に記載の巻爪矯正具では機械的道具を使用して巻爪側端縁部に矯正片を係合して機械的に巻爪の巻部分を強制的にフラットに矯正する技術であり装置構造が複雑となり使用が簡単ではなく煩雑で一般的に普及しにくく日常使用することが困難なものであった。
本発明は、日常使用できる簡易的な構成で十分な巻爪矯正効果を発揮できる巻爪矯正具を提供することを目的とする。
この発明は、巻爪に罹った足親指を挿入装着可能に構成した筒本体と、筒本体の先端部において、一定幅員の周壁上半部を残して周壁下半部中央を左右に切離して分割し、周壁上半部中央は、筒本体と連続すると共に周壁上半部の左右側には周壁開拡操作のための左右把持片を上方に突設し、左右把持片の挟圧により周壁上半部を中心に周壁下半部の切離した巻爪係合用の下端縁部が拡開するように構成したアーチ形状の弾性帯状体と、親指基端部を筒本体内に挿入し矯正爪表面に固化剤を塗布する際にアーチ形状の弾性帯状体と巻爪表面との間に形成される巻爪ケア作業空間と、より構成したことを特徴とする巻爪矯正具である。
この発明によれば、巻爪に罹った足親指を挿入装着可能に構成した筒本体と、筒本体の先端部において、一定幅員の周壁上半部を残して周壁下半部中央を左右に切離して分割し、周壁上半部中央は、筒本体と連続すると共に周壁上半部の左右側には周壁開拡操作のための左右把持片を上方に突設し、左右把持片の挟圧により周壁上半部を中心に周壁下半部の切離した巻爪係合用の下端縁部が拡開するように構成したアーチ形状の弾性帯状体と、親指基端部を筒本体内に挿入し矯正爪表面に固化剤を塗布する際にアーチ形状の弾性帯状体と巻爪表面との間に形成される巻爪ケア作業空間としたので、筒本体を巻爪の足親指に遊嵌して筒本体先端部から延設した弾性帯状体で巻爪の左右両側縁部を引き上げて一定時間の経過と共に巻爪の変形を矯正して治療を行うことができる効果があり、筒本体を親指に嵌め、左右把持片の周壁下半部の切離した下端縁部を巻爪の両側端部に係合する操作のみで時間の経過と共に巻爪の矯正が行えるため操作も簡便で容易に巻爪矯正治療が行える効果がある。
しかも、弾性帯状体と巻爪表面との間に巻爪ケア作業空間を形成したので、筒本体に足親指を挿入した際に弾性帯状体下方の巻爪ケア作業空間において矯正爪表面への固化剤塗布作業が容易に行える効果がある。
本発明の実施形態にかかる巻爪矯正具を巻爪に装着した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態にかかる巻爪矯正具の正面図である。 本発明の実施形態にかかる巻爪矯正具を巻き爪に装着した状態を示す正面図である。 本発明の実施形態にかかる巻爪矯正具を示す側面図である。 図3のA-A断面図である。 本発明の他の実施形態にかかる巻爪矯正具を示す断面図である。
この発明の要旨は、巻爪に罹った足親指を挿入装着可能に構成した筒本体と、筒本体の先端部において、一定幅員の周壁上半部を残して周壁下半部中央を左右に切離して分割し、周壁上半部中央は、筒本体と連続すると共に周壁上半部の左右側には周壁開拡操作のための左右把持片を上方に突設し、左右把持片の挟圧により周壁上半部を中心に周壁下半部の切離した巻爪係合用の下端縁部が拡開するように構成したアーチ形状の弾性帯状体と、親指基端部を筒本体内に挿入し強制爪表面に固化剤を塗布する際にアーチ形状の弾性帯状体と巻爪表面との間に形成される巻爪ケア作業空間と、より構成したことを特徴とする巻爪矯正具に係る。
この発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の巻爪矯正具Bを巻爪に罹った足親指Tに装着した状態を示す斜視図である。
本発明の巻爪矯正具Bは、図1に示すように、基本構成を筒本体10より構成している。
筒本体10は可撓性の材料により筒状に形成しており、筒本体10の下側面の半円弧状面を長手方向に一定幅で切削し、挿入する足親指Tの大きさに対応可能とする。
いずれにしても筒本体10は巻爪を患う足親指Tを囲繞する形態で足親指Tの周囲に装着するように構成されている。
このように巻爪矯正具Bは、巻爪に罹った足親指Tを挿入装着可能に構成している。周壁上半部12の左右側には左右把持片11a、11bを突設し、筒本体10を把持するためのグリップ機能を果たしている。左右把持片11a、11bは板体で右把持片11aと左把持片11bとを上方に向かって突設している。
筒本体10の先端部10bには、図1及び図2に示すように、一定幅員を有する細幅の周壁上半部12を残してその下方の周壁下半部13は中央を左右に切離して分割しており、従って、この細幅の周壁上半部12は弾性帯状体20として機能する。
残った周壁上半部12の中央部を筒本体10と連続させ、周壁下半部13は、図3に示すように、筒本体10から切離し周壁上半部12を中心に拡開自在に構成し、これを弾性帯状体20とし、弾性帯状体20の中央部は筒本体10と一体に連なる。
周壁上半部12の左右側には、周壁開拡のための左右把持片11a、11bを突設している。
すなわち、巻爪矯正治療時には筒本体10を巻爪形態の足親指Tに装着し、左右把持片11a、11bを近接操作して弾性帯状体20を円弧状に湾曲させながら巻爪係合用の左右下端縁部13a、13bを足親指Tの巻爪Wの左右基端縁30a、30bに係合する。
このように半円弧状に折曲した弾性帯状体20はアーチ形状の連結アーチ部として機能し、所定の治療時間の間に手で左右把持片11a、11bを挟圧して弾力性を有する連結アーチ部における巻爪係合用の下端縁部13a、13bで巻爪Wの左右基端縁30a、30bを左右に拡張しつつ引き上げ付勢して巻状態の巻爪Wを可及的平坦状に強制的に矯正する。
また、筒本体10の内側天井面16には、図4または図5に示すように、スペーサ部材として板体14を垂設しており、その下端は親指の基端部表面T1と当接させる。このようにして、板体14の長さ分だけ筒本体10の内側天井面16と足親指Tの基端部表面T1或いは巻爪Wの表面との間に巻爪ケア作業空間21が形成される。
アーチ形状の弾性帯状体20と巻爪Wの表面との間には上記のように巻爪ケア作業空間21を形成しており、平坦化した巻爪表面に平坦化を保形維持すべく、先端、すなわち、足親指Tの爪先部分から手動で保形剤や固形剤を塗布する。その作業は、ブラシなどで固定剤等を塗布することにより行う。
なお、筒本体10のうち、弾性帯状体20を形成する部分の後部、すなわち、足親指Tを囲繞する筒本体基部10aと弾性帯状体20との間の筒状部分10cは下底部を二分割し、二分割した下底部をそれぞれ内方に円弧状に湾曲させて弾力を持たせ次のように機能させる。すなわち、巻爪矯正具Bを足親指Tに装着した際に筒本体基部10aと弾性帯状体20との間で足親指Tの基部上面を圧接して巻爪ケア作業空間21が充分にとれるようにすると共に、巻爪Wの左右基端縁30a、30bに周壁下半部13の左右端縁部13a、13bを確実に係合した状態を維持可能とし、次工程の左右把持片11a、11bによる巻爪平坦化作業を確実に行えるように機能する。
また、弾性帯状体20の連結アーチ部の先端縁は、巻爪Wの左右基端縁30a、30bに係合可能なようにやや内側に向かってフック状に折曲して形成しており、巻爪Wとの係合を痛みが無く矯正作業の最後まで良好に係合が離反しないように構成している。
なお、弾性帯状体20の外周側面から左右把持片11a、11bの外側面にかけては、弾力性を有した金属板30を貼着して弾性帯状体20を内方(閉塞方向)に付勢しており、左右把持片11a、11bの近接操作により、周壁上下半部12、13の境部分を中心に弾性帯状体20の下端縁部を拡開して巻爪Wの平坦化を行うように構成している。
他の実施例を図面に基づき説明する。
巻爪の矯正に際しては、左右把持片11a、11bの下縁部を巻き爪の両側端縁に係合して拡開することにより矯正治療を行うものであるが、この際、左右把持片11a、11bを手で把持して維持しておく煩雑さを解消すべく図1は、左右把持片11a、11bの頂部に拡開保持具としてボルト19を挿通してナット18を介して左右把持片11a、11bの拡開維持をしておくことができる。
また、図6は、弾性帯状体20を含む左右把持片11a、11b等の巻爪拡開機能部分と、筒本体10と、を別体として連結杆17で連結することにより筒本体10の連結位置を上下調整自在とする。筒本体10を降下位置で弾性帯状体20等の巻爪拡開機能部分と連結固定すると上記実施例のスペーサ機能を有する板体14が不要となり、筒本体10を下方位置において連結固定することにより巻爪の親指Tの上面に筒本体10の内頂面を載置固定してスペーサ機能を兼用することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限られず、上述した実施形態の中で開示した各構成を相互に置換したり組合せを変更したりした構成、公知発明並びに上述した実施形態の中で開示した各構成を相互に置換したり組合せを変更したりした構成、等も含まれる。また、本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
T 足親指
W 巻爪
B 巻爪矯正具
10 筒本体
11a右把持片
11b左把持片
12 周壁上半部
13 周壁下半部
13a 右下端縁部
13b 左下端縁部
14 板体
16 内側天井面
17 連結杆
18 ナット
19 ボルト
20 弾性帯状体
21 巻爪ケア作業空間
30 金属板
30a 右基端縁
30b 左基端縁

Claims (1)

  1. 巻爪に罹った足親指を挿入装着可能に構成した筒本体と、
    筒本体の先端部において、一定幅員の周壁上半部を残して周壁下半部中央を左右に切離して分割し、
    周壁上半部中央は、筒本体と連続すると共に周壁上半部の左右側には周壁開拡操作のための左右把持片を上方に突設し、
    左右把持片の挟圧により周壁上半部を中心に周壁下半部の切離した巻爪係合用の下端縁部が拡開するように構成したアーチ形状の弾性帯状体と、
    親指基端部を筒本体内に挿入し矯正爪表面に固化剤を塗布する際にアーチ形状の弾性帯状体と巻爪表面との間に形成される巻爪ケア作業空間と、
    より構成したことを特徴とする巻爪矯正具。
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